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■「北海道ガーデン街道」巡り(No.2)
■(2)北海道・十勝平野の帯広にある「真鍋庭園」
帯広の稲田町にある「真鍋庭園」は花ではなく、もともとは林業で庭木を生産していた見本園。1966年の公開から50年。1896年の造成から120年の2016年に付けられた「50」・「120」と長い歴史があります。25000坪の庭園には色とりどりの
落葉樹が植えられています。もみの木、トウヒ、コメツガ、ミズナラ、ナラ、カシワ、アカマツ、ヒバ、マツ、イチイ、カエデ、モミジ、シラカバ、サクラ、ニセアカシア、ユキヤナギ、シャクナゲ、ナナカマド、つつじ、ハマナス、バラ、
アジサイなど、1800〜2000種類の樹木が植えられた庭園は1966年に一般開放。日本初のコニファーガーデンで、日本庭園・西洋風庭園・風景式庭園があり、回遊式の庭園です。庭園と云うよりは「美しい森」。
NHK朝ドラの「なつぞら」のロケセットの馬小屋や山田天陽の家もあります。
1)日本庭園;
真っ赤な傘と池と和風建築物「真正閣」。池の水は湧き出る地下水で澄んでおり、飛び石が置いてあり、池には錦鯉が泳いでいます。翠松庵(茶室)など和風の建物もあり。
2)ヨーロッパガーデン;
樹齢1000年を越すエゾマツやトドマツなどの巨木の他、北欧やカナダから輸入された針葉樹が生い茂っています。赤い屋根の家がシンボルで、1977年建造のチロルハウス風の建物。バラの生い茂るガゼボで休憩して庭園を
眺められます。
芝生の広場にある高さ20mの西洋シロヤナギトリスティスの大木、ここから先は「エゾリス」(800m,30分ショートコース),「キタキツネ」(1200m,45分コース),「ノウサギ」(1500m,60分コース)に分かれ、今回は60分コースを歩く。
3)風景式庭園;
展望デッキ、滝、池、小川、教会、はまなすの丘、ストローブマツの森などいろいろある広い庭園。庭園には地形に高低差をつけて滝や小川や池があり、手入れされた庭園です。風景式庭園は当時の原始林を思わせる森林を
背景に寒冷地に耐えうる樹木や外国産特殊な樹木が植えられ、林の中の池には湖面に木々が映り込んで幻想的。途中の休憩所で庭園を眺めながら休むのもよい。奥の丘には赤と白色のハマナスが盛りでした。林の中には
アマエビなどの木彫。他にも不思議な木のオブジェ?。
4)ドワーフガーデン・リバースボーダーガーデン;
ドワーフガーデンには成長の遅い大きくならない植物が植えられ、リバースボーダーガーデンは独創的な庭園で屋外の教会のようなイメージ。50mの道沿いには楓が飢えられ、葉の色が異なり、庭園の中では最も開放的で
明るい場所。
5)モンスターガーデン;
2016年に設置されたモンスターガーデンで、トウヒなどの木を使ったモンスター形の樹木がお面白い。ツリーデッキからの展望もよい。
園内ではツツジ、バラ、ハマナス、エゾアジサイ、シャクナゲなどが咲いていました。入口付近にはテラス席やガーデンセンタのショップではガーデニング用品・装飾品、植木・苗木などを販売。
この庭園は紅葉の秋にも訪れてみたくなる場所です。これだけ広い庭園ですが訪れる人は少なかった。
北アルプスをよく登山しているので亜高山帯に育つ針葉樹林のシラビソやオオシラビソ、トウヒ、コメツガ、カラマツ、ハイマツなど御馴染みの木もあるが、西洋の木は見たことないものが多かった。
昔、Chicago郊外にあるFirs farmには行ったことがある。農園にはX'masツリーが植えられ、販売していましたね。
真鍋庭園は帯広駅から15分、とかち帯広空港から20分、帯広広尾道の帯広川西I.Cより5分。(8:30-17:30,\1000/入園料,P30)
※庭園の写真を100枚upします。(Clickで大きく表示)
(問)真鍋庭園 TEL 0155-48-2120
「庭園map・花看板」(真鍋庭園にて)
「なつぞらの天陽の家・馬小屋」(真鍋庭園にて)
「日本庭園(池・真正閣)」(真鍋庭園にて)
「ヨーロッパガーデン」(真鍋庭園にて)
「ヤナギの巨木」(真鍋庭園にて)
「ハマナスやバラ」(真鍋庭園にて)
「展望デッキ」(真鍋庭園にて)
「ツリーデッキ」(真鍋庭園にて)
「風景式庭園」(真鍋庭園にて)
「リバースボーダーガーデン」(真鍋庭園にて)
「モンスターガーデン」(真鍋庭園にて)
「テラス・ショップ」(真鍋庭園にて)