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■「北海道ガーデン街道」巡り(No.9)
(1)北海道・「富良野」
■上富良野の市街地に近い小高い丘の上にラベンダーが咲く観光公園「日の出ラベンダー園」があります。
頂上の展望台からは360度の眺望を楽しめ、十勝岳連峰が望めます。展望台前には「かみふらの 日の出ラベンダー園」の標識が建っています。それに並んで「発祥の地」と書かれた碑も。上富良野町は「富良野平原開拓発祥の地」、
富良野一帯の発祥の地。日の出ラベンダー園は約4.2haあり、丘一面が青紫一色のラベンダーで覆われていました。ラベンダー園内ではちょうど「ラベンダー結婚式」が行われていました。ラベンダー以外にもマリーゴールド、ブルーサルビア、
サルビアなどがきれいに咲いていました。丘の麓には駐車場があり、日の出ラベンダー園の駐車場から頂上展望台の区間をシャトルバス運行。(シャトルバス;9:00-16:00,15分間隔)


(問)Hエーデルヴェルメ TEL 0167-22-1161



「部屋」

「レストラン」

「お風呂」

「夕食」



「朝食」




2)部屋;
・部屋は広めでシックな感じ。広さは33u。床はフローリング。部屋は綺麗に清掃されていますが、設備はかなり古い。
・トイレとお風呂が別々なのがよい。ユニットバスでなく、浴室は洗い場が広い。
・アメニティーはバスタオル、ハンドタオル、フェイスタオル、ハンドソープ・歯ブラシ・カミソリ・ヘアキャップ・パジャマ、シャンプー・リンス・ボディソープ。
・TV、冷蔵庫、空気清浄機など。
・Wi-Fi完備。窓からは「富良野聖観音」と「十勝岳連峰」が望め、麓の小高い丘には「上富良野日の出ラベンダー園」が見えます。ホテルの裏は田園地帯が広がっています。
・ホテル横にはホテル専用菜園があり、朝サラダで提供。朝の菜園にキタキツネがいました。

3)十勝岳;
大雪山の南西に連なる「十勝岳」(標高2077m)は北海道の中央に位置し、大雪山国立公園内の美瑛・富良野にまたがる十勝岳連峰の活火山です。十勝岳連峰の主峰「十勝岳」は日本百名山。
左から忠別岳(標高1963m)・トムラウシ山(標高2141m)〜オプタテシケ山(標高2013m)、ベベツ山(標高1860m)、美瑛富士(標高1888m)、美瑛岳(標高2052m)、大正火口・62-2火口・主峰・十勝岳(標高2077m)、安政火口・上ホロカメットク山(標高1920m)、
上富良野岳(標高1893m)、三峰山(標高1866m)、富良野岳(標高1912m)、旭岳(標高1335m)、前富良野岳(標高1625m)〜下ホロカメットク山(標高1668m)、トウヤウスベ山(標高1400m)、大麓山(標高1460m)と続く。
十勝岳は何度も噴火を繰り返してきた活火山で、今でも白い噴煙を上げています。この150年の間に、安政4年(1857年)、明治20〜21年(1887〜88年)、大正15〜昭和3年(1926〜28年)、昭和37年(1962年)、昭和63〜平成元年(1988〜89年)の5回の噴火がありました。

「十勝岳・安政火口・上ホロカメットク山・上富良野岳・三峰山・富良野岳」

「十勝岳登山コース」(富良野ホップスHにて):Clickで大きく表示

4)食事;
2Fの食事処は大きな窓があり、明るく開放的。料理の品数は少ないが、美味しかった。接客サービスは配膳などちょっと見直しが必要かな。
夕食は洋食コース料理。サラダ・コーンスープ、パン、シチュー、肉料理、ふらのメロン、飲物など。
朝は和洋食バイキング。パン・ご飯、サラダ、生ハム・ベーコン、卵、焼き魚、煮つけ、漬物、みそ汁、デザート、ヨーグルト、ジュース、コーヒーなど。

5)その他;
ホテルにあった「美瑛・富良野観光案内」。ローカル情報が掲載。

(5)「富良野温泉・万華の湯」
■富良野の天然温泉「万華の湯」で日帰り入浴
和風と洋風の風呂があり、男女入替え制、15種のお風呂が楽しめるSPA。露天風呂、壺風呂、高温・低温、サウナ・水風呂。打たせ湯、寝湯、ジャグジーバスなどあり。
泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉、pH7.5、微濁、微弱金臭気。泉温は41.8℃。無料休憩所あり。この日は入浴者ゼロで、こんな広いお風呂がまさに貸切状態でした。お風呂がたくさんあり、清潔で設備が整っており、
アメニティも充実。内湯は38-39℃、外温37-38℃の露天風呂でのんんびりと湯に浸かれ、リフレッシュできました。シャンプー・リンス、ボディソープ、ドライヤー、ハンドソープ、洗顔フォームヘアートニック・リキッドなど常備。
(10:00-22:00;\980/大人;タオル付,\500/子供)
アクセス;R237沿い。富良野駅から11km,車約20分。富良野ホップスHから5km,車7分。
(問)スパ&ホテルリゾートふらのラテール TEL 0167-39-3100

(6)「びえい白金ビルケ」
■美瑛の道の駅「びえい白金ビルケ」
白金温泉や青い池への入口にある「白金ビルケの森インフォメーションセンタ」は、屋根の尖った塔の建物で観光案内所として1992年建設された。隣接して、2018年5月に道の駅「びえい白金ビルケ」がOPEN。十勝岳温泉美瑛線沿い(道道966)にある道の駅。
ビルケとは美瑛の木であるシラカバのドイツ語名。売店では青い池のお土産や写真、カレンダー、ポストカード、グッズの他、ハンバーガーショップ、THE NORTH FACEが入る。2km(車2分)ほどで青い池あり。
(9:00-18:00)(P100,無料)
アクセス;美瑛駅から15km,車約20分。富良野駅から33km,車約40分。
(問)道の駅びえい白金ビルケ TEL 0166-94-3355


(7)「美瑛・青い池と白ひげ滝」
■美瑛の「青い池」と「白ひげ滝」
1)「青い池」は十勝岳山麓の白金温泉から2.5km。美瑛の東南部の美瑛川の標高500m地点にある水面が青く見える不思議な池です。十勝岳の防災工事で堰堤にたまった水が不思議なほど青い色をたたえ、立ち枯れのカラマツとあいまって幻想的な風景になった。
白金温泉にある「白ひげ滝」下を流れる「美瑛川」、その上流にあるアルミ成分などを含む硫黄沢川の成分が異なる河川が混ざり合うことで、光を反射して青く見えるのが理由とされる。
季節や天候によってもいろいろな青い色が楽しめます。春はグリーンブルー、初夏はライトブルーが多い。雨が降ると薄い緑色に変わります。2022.7月は雨で緑色になりました。美瑛川は天気の回復と共に数日で緑色から青色は戻という。
青い池には大型駐車場、ソフトクリームなど販売する小さな売店とトイレ。(9:00-17:00,4/下-10/末)
アクセス;美瑛駅から17km,車約20分。富良野駅から35km,車約42分。(P270,\500)

2)「白ひげ滝」はびえい白金温泉(標高600m)にある渓谷の断崖から岩の間から染み出た地下水が勢いよく渓流に流れ落ちます。白い髭のように見えることからこの名がついたという。落差30m、滝幅40m。白金橋上から見下ろす、
美瑛川がしぶきを上げている間近に見られます。滝の上の地層は20万年前に(十勝岳平ヶ岳火山)が噴火して流れ出た溶岩という。美瑛川の水は少し青く見えます。白ひげの滝の上流には尻無沢川や硫黄沢川といった十勝岳から流れ出る
川が美瑛川に合流。火山から流れ出る水にはケイ酸アルミニウムが含まれ、青い光を跳ね返すために川の水は青く見えるという。
アクセス;美瑛駅から20km,車約30分。富良野駅から37km,車約55分。(P10,無料)
(問)美瑛町商工観光交流課 TEL 0166-92-4321



