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(1)道の駅「知床・らうす」;
■知床半島の中間部、羅臼町のR335沿いにある道の駅「知床・らうす」は、知床横断道路の羅臼側の入口。目前には国後島が望め、背後には日本百名山の「羅臼岳」(標高1661m)があります。道の駅には3棟の店舗があります。
1Fには知床羅臼観光案内所で観光ポイント、宿泊・飲食店の案内、最新の交通情報、情報掲示板でホエール・バードウォッチングの出航状況、羅臼の四季のアクティビティ情報を掲載。1Fの道の駅売店では羅臼漁業協同組合直営店
「海鮮工房」、らうす深層館には「丸大阿部商店」、「舟木商店」があり、新鮮な魚介類が安値で販売。スケソウ、かじか、コマイ、かれいなどの鮮魚、ほっけ、ニシン、ウニなど海産加工品も多数販売。
2Fには食堂があり、ウニ丼、イクラ丼、ホッケ焼き、キンキ焼き定食、昆布ラーメンなど知床・羅臼のグルメを味わえます。
羅臼からは根室海峡をはさんで約26km先に国後島がはっきりと見ることができます。意外に近い。この日、上部は雲に隠れていたが、羅臼山(標高882m)や小羅臼山(標高797m)が望めました。
(9:00-17:00,4-10月,P25)
(問)道の駅知床・らうす TEL 0153-87-5151
(問)知床羅臼観光案内所 TEL 0153-87-3330

(2)羅臼・順の番屋;
■2022.4/28;知床横断道路が開通、羅臼にある「順の番屋」も開店した。
道の駅「知床・らうす」から標津方面に200mの浜辺に番屋が複製されている。「北の国から」の最終章「2002遺言」は羅臼が舞台。羅臼漁港、水産加工所、飲み屋、天狗岩、羅臼川・橋、コンビニ、羅臼岳・知床峠、瀬石温泉、
ムユンベ番屋(純の番屋)などでロケが行われた。実際の「純の番屋」は道道87号線の終点、相泊地区から浜辺を20分歩い場所にある。羅臼町観光協会は羅臼市街地に、番屋とほとんど同じ作りの複製した番屋を建設し、店内では
イクラ丼やウニ丼、しらず定食、ホッケ定食などを販売。(4/28-10/末,9:00-16:00,P15)
(問)https://kitanokunikara-junnobanya.com/">舟木商店 TEL 0153-87-5667

(3)羅臼温泉「熊の湯」;
「羅臼岳」(標高1661m)は北海道・知床半島にある火山群の最高峰。知床国立公園内にあり、2005年7月に知床半島が世界遺産に登録。この日は羅臼岳上部は雲に覆われ、全容を見ることはできませんでした。
「知床峠」(標高738m)では一面にハイマツが茂っています。この時期はまだところどころに残雪があり、残雪と新緑のコントラストがきれい。北アではハイマツは2400m付近から上部の稜線に生えていますが、
知床では標高700-800mでハイマツ帯が見られます。知床では標高400-500mからブナやナラが多く自生し、標高800-1000m付近ではダケカンバが生い茂り、新緑がきれいでした。
知床で有名な無料の露天風呂「熊の湯」。「ウトロ」から知床横断道路で「知床峠」を越えて、羅臼漁港へ向かう途中の、羅臼岳山麓の原生林に囲まれた温泉で、羅臼川のほとりにある岩露天風呂。
周囲には硫黄臭が漂います。泉質は白濁の硫黄含む塩化物泉。湯温は45℃〜50℃と激熱で源泉は77℃。源泉かけ流し。簡易な男女別の脱衣所あり。渓流を見下ろしながら入浴が楽しめます。
効能は神経痛、打ち身、運動麻痺、疲労回復など。ホースで加水できます。知床峠は気温13℃と肌寒かった。川のせせらぎを聞きながらのんびりと湯には疲れませんね。体が冷えていたのか激熱に感じた。
でも、これぞ野趣あふれる天然の露天風呂でした。


(4)羅臼瀬石温泉;
知床半島の羅臼側、知床岬への知床公園羅臼線の先に、磯に湧く温泉「瀬石温泉」があります。看板の後ろには国後島が見えます。
羅臼の町から約22km。周辺には漁師の番屋があるだけ。入浴は7/初-9/下。泉質はナトリウム塩化物泉。ph7.1(中性)。64℃の温泉が湧出。セセキとはアイヌ語で熱い湯の湧き出す所を表すという。昆布漁を営む地元の人が自主的に管理する岩礁の湯船。
岩場には2ヶ所の湯船があります。1つは露天風呂で、もう一つは湯の汲み上げ用。湯舟をよくみると白い粒がぶくぶくとお湯が沸いています。入浴は無料。タオル巻き、水着可。効能は神経痛・腰痛・慢性リウマチ・慢性皮膚病など。
干潮時には湯が熱すぎ、満潮時には海に没するという露天風呂です。瀬石温泉は「北の国のロケ地」として知れ渡った。今回、富良野で麓郷巡り、羅臼では瀬石の露天風呂、純の番屋、羅臼港などを巡りました。近くには熊石や、落差30mの「瀬石の滝」が
あります。
(問)羅臼町役場 TEL 0153-87-2126
