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今日の出来事







★〜〜〜サイクリング〜〜〜★

(1)★〜〜〜大北(小谷・白馬・大町・池田町・松川村)のサイクル情報〜〜〜★
■2024.9/28-9/29;白馬村で未舗装路を含むコースを走る「白馬グラベルミーティング2024」が「白馬グリーンスポーツの森」を主会場に開かれた。
グラベルロードバイク愛好者を中心に、MTBも含め2日間で延べ約250人が参加。グラベル(gravel)とは砂利を意味し、「砂利道でも走れるロードバイク」はドロップハンドルで見た目は普通のロードバイクだが、MTBのサスペンションはなく軽量化、 太めのブロックタイヤ装着し、ディスクブレーキを採用。林道や河川敷などの砂利道やオフロードも走れ、MTBよりはツーリングに適する。

■9/28;10:00-19:00,9/29;7:30-15:00;「白馬グリーンスポーツの森」等で「iRC TIRE白馬グラベルミーティング2024」初開催。
白馬グラベルミーティング実行委員会は、白馬でのグラベルイベントを通じて、グリーンシーズンの白馬地域の活性化を目指す。白馬村の景色や食を楽しみながら自転車でグラベル'非舗装路)を走る。2日間で約60km、標高約1000m。 9/28;12:00〜;白馬グラベル1、9/29;09:00〜;白馬グラベル2。2日間は別コース。エイドステーションあり。グラベルバイク・MTBバイク・クロスバイクなどオフロードを走行できる自転車を持参又はレンタル手配。E-bileも参加可。
ライダーによるエアショーや抽選会あり。(応募締切;9/9,定員;150名,参加費;\12000/大人,\9000/小中高生,\20000/ペア(大1+小1)(白馬グリーンスポーツの森;2枚,白馬豚の丸焼き,BBQ,ドリンク,朝食補助など)
(問)白馬グラベルミーティング実行委員会(事務局:白馬八方尾根スキー・スノーボードスクール) TEL 0261-72-2126(9:00-13:00)

■2024.8/21;大北をサイクリングの聖地として活性化しようと「北アルプス振興会」が取り組んでいる。
8/19ー8/21;実業団チームを誘致して試験的に合宿を実施した。大町市・白馬村・小谷村でコースの試走などを行い、今後の可能性を探った。今後はロードレース大会開催や合宿の誘致などを目指す。

■2024.7/7;自転車の山岳ライド「北アルプス山麓グランフォンド2024」が大北で開かれた。
全国から770人がエントリーし、大町市内、小熊山、鹿島槍黒沢高原、中綱湖、青木湖、白馬、白沢峠、鬼無里、戸隠、小川村、美麻、八坂鷹狩山などを巡る160kmや、75kmコースを走った。「エイド」ではボランティアらが地元の食でもてなし。

■2024.5/26;北アルプス山麓で長距離を自転車で楽しむサイクルイベント「緑のアルプスあづみのセンチュリーライド」(AACR)が安曇野-白馬にかけて開かれた。
全国から集った1000人を超えるサイクリストが、新緑と残雪の北アルプスが美しい信州の景観を自転車で満喫。エイドと呼ばれる補給地点では、地域住民らが歓迎。大町中綱湖近くの駐車場に設けた鹿島槍エイドでは、往路で人気のねぎみそおにぎりや 漬物、復路で田舎豆腐などを振る舞い、ボランティアが長距離に疲れたライダーに声を掛けていた。

■2023.10/15;白馬村で「第9回白馬サイクルフェスタ」が開かれた。
県内外から105人がエントリー、白馬五竜IIMORIをスタート。あいにくの空模様で、北アの景観は満喫できなかったが、各エイドステーション(AS)では地域住民らの温かなもてなしを受けるなど、催しを楽しんだ。自転車に乗り、 チェックポイントを自分のペースで巡る。CPは9ヶ所、村内を中心に北は小谷栂池高原、南は大町青木湖に設けた。食事や飲物を提供するASは3ヶ所で、おにぎりやピザなどを振る舞った。

■7/1-7/2;大町「仁科三湖」周辺事業者などでつくる「木崎湖地域創生協議会」は発足後初の「LAKE SIDER in 木崎湖」を木崎湖北岸の特設会場で開く。
地元グルメのブースや湖畔の自転車ツアー、アウトドアサウナなど、湖の景観や自然環境を生かした企画で地域を盛り上げる。
7/1;10:00;-イージーライド(約25km,2H),7/2;9:00;イージーライド,ハードライド(約30km,650mUP,ヒルクライム,3H)(\2000/参加費)
7/1:10:00-17:00,7/2;10:00-16:00;サウナ、クラフトビール、フード、トレイルラン、BIKEパッキング、音楽など。(\1000/入場料,大町市民は入場無料)

■2023.6/24-6/25;「白馬八方黒菱ヒルクライム2023」
開通前の黒菱林道でヒルクライムレース大会。コース;白馬ジャンプ台-八方名木山-八方街中-和田野-黒菱林道-黒菱カフェテリア前(10.4km,標高差765m)
試走;6/23;10:00-15:00。6/24^6/25;ジャンプ台-林道GTまではパレード走行。林道GTから競技開始。
競技;6/24;9:00;ジャンプ台で開会式,9:30;スタート,12:30;下山完了,13:00;スタート,15:00;下山完了・クラス表彰式
競技;6/25;9:00;スタート,11:30;下山完了・クラス表彰式,12:00;スタート,14:00;下山完了,14:30;クラス表彰式・閉会式,15:00終了
2日間で計4本のタイムレース、1本・2本のタイム合計。1本のタイムレース。(男130名,女130名;最大260名)
(問)白馬八方尾根スキースクール&スノーボードスクール TEL 0261-72-2126

■2023.6/11;白馬一帯を自転車で巡る「第8回白馬サイクルフェスタ」が開かれた。
五竜エスカルプラザを発着点に開催。白馬五竜観光協会主催で春季の開催は4年ぶり、県内外から約160人がエントリー。残念ながら朝から雨降りの日となったが思い思いのペースで力走した。 コースは五竜ー八方-岩岳-落倉-大出-峰方-堀之内-スノハープ-青木湖など。

■2023.6/11;小谷村「栂池高原」を自転車で駆け上がる「信州つがいけ高原ヒルクライム2023」が開催された。
雨が降る中、選手たちは自転車のブレーキの効きを確認するなど準備を万全に整えて、ゴール地点「栂の森駅」を目指した。

■池田町では有志が力を合わせて整備したMTBコースがある。
MTB愛好者有志でつくる「池田マウンテンバイククラブ」が整備。身近な里山の自然と一体になれるコースには、愛好者が町外から訪れるようになり、町の魅力の発信にもつながっている。活動のきっかけをつくったのは、 クラブでは「アンバサダー」を名乗る、カナダから移住してきた教師。自然と親しめる池田町愛がほとばしる。

■「池田町」で「レンタサイクル」
池田町観光協会はe-bikeを貸出(\200/1H)、加盟店で買物をするとクーポン券ゲット、受付時に絵はがき贈呈。
南北に長い池田町、街中は平坦ですが、東山は起伏あり。北アルプスの山並みを楽しみながら池田町を巡ってみませんか。
「あづみ野池田クラフトパーク」からの北アの山岳風景は「サンセット」ビューポイント。池田町内からは北アの常念岳・中央には有明山、餓鬼岳、仁科三山などが一望。田んぼに水が張られ、田植え後の北アの水鏡。「北アルプス展望美術館」での 美術鑑賞のあと、公園の芝生やベンチ、東屋でのんびりと景色を見ながらピクニックを楽しむ。クラフトパーク下にはぶどう畑(青木原果樹園)が広がっています。ワイナリー「ドメーヌ・ヒロキ」、地酒の「大雪渓」、道の駅「池田町ハーブセンタ」に 立ち寄り。「ハーブ園」では初夏からはカモミールやラベンダー、「あづみ野ばら園」でバラの花、「相道寺」の花菖蒲園など花を巡る。童謡「てるてる坊主」の作者浅原六朗氏は池田町出身「てるてる坊主の館」を見学。大峰高原手前の 「カミツレの里」のカモミール畑。「夢農場」のカモミール・ラベンダー畑。池田町内にも道祖神が佇んでいます。(滝南、大黒天、滝沢、花見、相道寺、三島など)。池田の街並み、食事処で食べて遊んで楽しもう。体験工房は相道寺焼き、 ハーブの摘み取り、ハーブ工芸(ラベンダースティック、寄せ植え)、アートフラワー、とんぼ玉、押し花などが楽しめます。
(問)池田町観光協会 TEL 0261-62-9197

■池田町「高瀬川」沿いの河原にMTBパーク。
2017年秋から整備した、池田町「アルプス広場」には凹凸のコブが連続した「パンプトラック」と、技術を磨ける「スキルパーク」がある。「スキルパーク」にはシーソー、ラダー、丸太・段差などの人工物が並ぶセクション。 池田マウンテンバイククラブが管理。(通年営業,利用無料,朝〜日没まで利用可)。なお、池田町内には「池田トレイル」があり、観光協会にはトレイルマップあり。

■JR信濃松川駅前にある「セピア安曇野」(安曇節会館)の松川村観光協会では、松川村の情報発信、観光案内・パンフ、地図などあり。
安曇野・松川村をぐるっとサイクリング。レンタサイクル貸出中。電動式1台(\1000/4H,\1500/1day)
(問)松川村観光協会(セピア安曇野内) TEL 0261-62-6930(8:30ー17:00)

■2022.10/29-10/30;「八方尾根スキー場」を自転車でのぼる「第1回八方黒菱ヒルクライム大会」が開かれた。
白馬ジャンプ競技場をスタート、紅葉が色付く黒菱林道を走り黒菱駐車場まで約10km、標高差750m以上を走り切るコース。県内外から約100人がエントリーしタイムを競った。黒菱林道を走る初のヒルクライム大会を開催したいと、 地元有志でつくる実行委員会が、林道を管理する八方振興会や八方尾根観光協会などの協力を得ながら準備を進めてきた。ジャンプ競技場から黒菱林道の入口まではタイムを計測しないパレードランで、林道から計測をスタート。 スキー場を上る傾斜のある林道コースに、参加者は「きつい」と声を漏らしつつもゴールを目指してペダルをこぎ続けた。

■2022.10/16;白馬村で自転車で走る「第7回白馬サイクルフェスタ」が3年ぶりに開催された。
全国各地から参加した約200人が秋の北ア山麓を駆け抜け、地元食材を使った料理など住民のもてなしを楽しんだ。

■池田町では有志が力を合わせて整備したMTBコースがある。
MTB愛好者有志でつくる「池田マウンテンバイククラブ」が整備。身近な里山の自然と一体になれるコースには、愛好者が町外から訪れるようになり、町の魅力の発信にもつながっている。活動のきっかけをつくったのは、 クラブでは「アンバサダー」を名乗る、カナダから移住してきた教師。自然と親しめる池田町愛がほとばしる。

■大糸線活性化協議会は、JR大糸線の全線開通65周年を記念した「サイクルトレイン運行」と「こども車掌体験」の参加者を募集中。
小谷村、白馬村、大町市、糸魚川市、JR西日本などでつくる同協議会が、南小谷ー糸魚川間の利用促進を目的に企画。サイクルトレインは9/10;初回、9/21,10/5,10/22,11/5;南小谷-糸魚川間で65周年記念のヘッドマークを前部に付けた車両で、 糸魚川発着と南小谷発着の往復計2コースを運行。途中乗降はできない。定員は各日各コース15人、往復運賃は\1360/大人,\680/子供。こども車掌体験は10/15。車掌の制服、制帽を着用して、南小谷-糸魚川間を走る車内でアナウンスをしたり、 記念撮影を楽しんだりする。対象は協議会内の4市村に住んでいるか「大糸線応援隊」に登録している小学生。当日は糸魚川発南小谷行2便、南小谷発糸魚川行2便。定員は各便親子3組で計12組。(参加無料,締切;9/26,応募多数時は抽選)
(問)事務局(糸魚川市都市政策課) TEL 025-552-1511

■2022.7/30ー11/30;JR利用時に便利な輪行バッグを無料で貸し出し。
1)糸魚川駅;8:30-19:00;糸魚川ジオステーションジオパル(TEL 025-555-7344)
2)南小谷駅;8:00-18:00;小谷村千国みなとや商店(TEL 0261-82-2030)
3)白馬駅;11:00-16:00;白馬駅内観光案内所(TEL 080-7641-8726)
4)信濃大町駅;8:30-17:15;大町駅観光案内所(TEL 0261-22-0190)
5)直江津駅;9:30-17:30;直江津駅前観光案内所(TEL 025-539-6515)
(問)北アルプス日本海広域観光連携会議(糸魚川市商工観光課内) TEL 025-552-1511

■2022.7/3;白馬村で「八方黒菱ヒルクライム大会」が行われた。
大会実行委が本開催を安心安全に開催することができるのかを検証した。地元白馬の他、関東や愛知から20人の参加者が集まった。スタート地点である白馬ジャンプ競技場を出発し、標高1500mに位置するゴールの黒菱林道終点を目指した。 スタートとゴールの標高差は784m、全長10.9kmコース。男子1位は50m:6s、女子1位は1h:11m:18s。実行委員会は「黒菱林道は難易度の高いルート。県自転車競技連盟強化委員やJSPO公認コーチによる自転車安全教室でライディングスキルアップ、 そして、林道整備による安全対策を行うことで絶景と自転車を楽しむ取り組みにしていきたい」と。

■2022.6/5;「栂池高原」で「栂池サイクルクラシック2022」が開催された。
栂池自然園(標高1829m)を目指して全長17km,標高差1200mのヒルクライムレースで平均勾配7%、最大勾配10%。30年続く伝統的なヒルクライムロードレースで、2022年で第33回。2022年は自然園-栂の森間で崖崩れがあり、フィニッシュを栂の森 (標高1582m)までの14qに短縮して開催。2020,2021年はコロナ渦で中止。3年ぶりの開催。全国の中学生から高齢者まで約220人が出場、初夏の爽やかな風を感じながら高原を駆け抜けた。男女年齢別、ロードバイク、MTB、e-bike。 好天の下、残雪の白馬岳・白馬乗鞍岳を仰ぎ見ながら、早い人は40分-50分でゴール、急勾配を平均時速18-20km/hという。2022年はゴンドラで下山。

■2021.9/10;小谷村・白馬村・大町市・糸魚川市などでつくる大糸線活性化協議会は、JR南小谷-糸魚川駅間で自転車を列車内に持ち込み移動する「サイクルトレイン」を運行した。
南小谷駅からは、小谷村近隣の自転車愛好者ら11人が乗車。日本海沿いのサイクリングを楽しんだ。

■2021.9/11,10/9,11/13;JR大糸線(糸魚川-南小谷駅)で「サイクルトレイン」運行
自転車を折りたたまずに持ち込み乗車。(乗車人数;20名,自転車積載20台)(\680/大人片道,\340/子供)(申込;8/17〜)
1)8:54;糸魚川駅発ー9:56;南小谷駅着〜小谷・白馬エリアをサイクリング〜16:23;南小谷駅発-17:20;糸魚川駅着
2)10:04;南小谷駅発-11:03;糸魚川駅着〜糸魚川・能生エリアをサイクリング〜15:13;糸魚川駅発ー16:16;南小谷駅着
(問)大糸線活性化協議会(事務局:糸魚川市都市政策課) TEL 025-552-1511

■2021.7/22〜;大町で「シェアサイクリング」スタート。
JR信濃大町駅舎内「大町市観光協会窓口」とゆ〜ぷる木崎湖内「信濃木崎アウトドアステーション」のどちらで借りても返してもOK!が始まり、e-bikeの乗り捨ても。乗り捨ての場合、レンタル料(\3000)、デポジット(\3000)

■2021.7/2-11/30;大町市内で「サイクリングde寄り道クーポン」
サイクルステーションのクーポン参加店でお得な特典が受けられる。自転車で来店された方限定で、クーポン参加店入店時に「サイクリングde寄り道クーポン」提示すると1枚のクーポンで5名までお得な特典が受けられるキャンペーン。 木崎湖ゆーぷる、ぽからん美麻などの入浴割引などいろいろ。
大町市内のサイクルステーション一覧

■2021.7/11;大町の「鹿島槍スポーツヴィレッジ」を発着地点に長野や白馬などを自転車で走るロングライド大会「北アルプス山麓グランフォンド」が開催された。
サイクリングを通じて北アルプスの自然と絶景を味わってほしいと2012年から始まったもので2021年で10回目。2020年は新型コロナの影響で中止。2021年は定員を例年の半分程度(1000人→550人)にし、ウェルカムイベントは中止するなど 感染対策をとり2年ぶりの開催。最長コースは大町鷹狩山、白馬嶺方峠、鬼無里、戸隠、小川村を通る160km。スタート・ゴールは鹿島槍スポーツヴィレッジ。スペシャル(160q)、中級者向けのロング(130q)、女性や初心者でも楽しめる ミドル(90q)、ショート(75q)クラスなど、幅広い層に合わせてクラス分けし、梅雨の晴れ間の大北を走った。タイムを競う大会ではなく、北アルプス山麓の自然と景観を、思い思いのペースで楽しみながら走るサイクリングイベント。 実行委員長の西沢勇人さんは「今後は電動自転車を使ったガイドツアーとかを発信していきながら、この地域の魅力を、体力がない人たちでも楽しめる企画をどんどんうっていきたい」と。

■白馬東山では2020年-2022年の3年間かけて森林整備を実施予定。
東山からは白馬連峰のパノラマが広がります。東山には「きこりの道」があり、ルートは4つ。Aコース;嶺方(夢農場)〜堀之内(2km;上1.5H,下0.8H)、Bコース;嶺方〜飯田(わさび農園)(4.2km;上2H,下1.5H)、Cコース;嶺方(XCコース)〜深空 (2km;上2H,下1.5H)、Dコース;飯森〜蕨平(東山山麓)(4.9km;2H)。「きこりの道」はハイカー優先ですがMTBはOK。モータバイクはNG。飯田地区の東山エリア里山森林整備事業で次世代を担う木々を山に残し、間伐等で森に光を与えることで 森林の機能を高めます。トレイル内では木が倒れたり、重機の往来等のため利用不可。7/13-11/27;Bコース下部は通行止め。A/Bコース上部と、C/Dコースは利用可。
(問)飯田地区森林整備協議会 TEL 0261-85-0940

■2021.6/12-9/30;MTBガイドツアー「RIKE HAKUBA MTB TOUR」スタート。
MTBで白馬を楽しもう。ツアー・レンタルあり。
1)「白馬三山絶景ルート」(所要;2.5H,距離19km,標高差270m):(\6000〜)
北アがきれいに撮れる絶景スポットや石仏・史跡を巡る。長谷寺・飯森神社・五輪道路・白馬大橋・岩岳観音原石仏群、大出の吊り橋、姫川など。
2)「塩の道・姫川源流ルート」(所要;2.5H,距離18km,標高差229m);(\6000〜)
姫川のせせらぎを聞きながら社寺や塩の道を巡る、白馬の歴史を感じる。塩の道・飯田神明社・サンサンパーク・三日市場大宮神明社・姫川源流・長谷寺など。
3)「湖と古道を巡るルート」(所要;5H,距離32km,標高差434m);
青木湖、中綱湖を1周し、塩の道には33体の石仏が通る。飯田神明社・姫川源流・青木湖・中綱湖・西国三十三番観音・鬼石・さのさか・貞麟寺・長谷寺など。
4)プライベートプラン(半日:2.5H)(\8000)、プライベートプラン(1日;5H)(\12800)など。
5)MTBレンタルのみ;\1000/1H,\2000/2H,\3000/3H,\4000/4H
(問)白馬五竜IIMORI TEL 0261-75-2636

■大北で自転車を活用した観光「サイクルツーリズム」の新たな取り組みが相次いでいる。
体力に関係なく楽しめるよう電動タイプを導入するなど、愛好者向けというより一般の旅行客をターゲットとした動きが目立つ。自転車の裾野を広げ、3密を避けたこれからの地域観光の柱にと、関係者は期待。 レンタサイクル店等;グリーンシーズンのみの営業あり(要確認)
1)小谷村;
コルチナ;HグリーンプラザH(0261-82-2236)、白馬乗鞍;白馬アルプスH(0261-82-2811)、栂池観光協会(0261-83-2515)、栂池小谷ファットバイクセンタ(090-6929-2586)
2)白馬村;
さのさか観光協会(0261-75-2811)、神城駅案内所(0261-75-3131)、白馬五竜IIMORI(0261-75-2636)、白馬47 MTB-PARK(0261-75-3533)、八方国際Gエバーグリーン(0261-72-5150)、(八方インフォメーションセンタ)(0261-72-3066)、 白馬岩岳サービスショップ360°(0261-72-4669)、白馬駅前おじさんの店(0261-72-2129)、白馬駅前白馬山麓ツアー(0261-72-6900)、白馬駅前Bike Terminal(0261-85-2068)、白馬岩岳MTB-PARK、SPICY栂池店,岩岳店,八方店,エコーランド店、 MTBrider's Lounge「Happy Trail」Hakuba Branch
3)大町市;
.BASE OMACHI(0261-85-2571)、信濃大町駅・大町観光協会(0261-22-0190)、木崎湖モダンボート(0261-22-1332)、星湖亭(0261-22-1878)
4)池田町・松川村;
信濃松川駅・松川村観光協会(0261-62-6930)、池田町ハーブセンタ(050-3821-8282)、安曇野ちひろ美術館(050-3821-8282)
■「栂池高原観光協会」でレンタルサイクル。
電動アシスト自転車2台(8:30-17:00;\1000/4H,\2000/1日+\1000/保証料)
(問)栂池高原観光協会 TEL 0261-83-2515


(2)★〜〜〜大町のサイクル情報〜〜〜★
■2023.4/1-11/30;北アを仰ぎ見る「信濃大町でサイクリング」
信濃大町駅・木崎湖・大町温泉郷にシェアサイクルステーションあり。どこで借りても乗捨ても可。
4/1-11/30;8:30-17:00;@「大町観光協会」(JR信濃大町駅内)。12:00ー17:00(平日),10:00-17:00(土/日/祝);A「ゆープる木崎湖」アウトドアステーション。9:00-17:00(平日),6:00-18:00(土日祝);B「大町温泉郷」BT前カフェひのき
大町観光協会(e-bike;11台,電動アシスト;3台)、ゆープる木崎湖(e-bike;2台,電動アシスト;2台)、大町温泉郷(e-bike;2台)
(料金;\1500/4H,\2500/17:00まで,17時以後\1000/30分)。シェアサイクルは一律3000円。(デポジット:\3000)。レンタサイクル時はヘルメット着用。ヘルメット無料レンタル可。レンタサイクル予約は3日前まで。
主なコース;信濃大町駅から国宝仁科神明宮(24km;2.5H)、大町ダム(龍神湖)(23km,2H)、霊松寺ー唐花見湿原(20km,2.5H)、美麻・中山高原・八坂・鷹狩山(30km,3H)
主なコース;大町温泉郷から爺ヶ岳スキー場-黒沢高原-中綱湖(25km,3H)、仁科三湖(木崎湖西-中綱湖-青木湖-木崎湖東)(22km,2H)、木崎湖稲尾-居谷里湿原-美麻-中山高原(15km,2H)など。
(問)大町観光協会 TEL 0261-22-0190
(問)木崎湖アウトドアステーション TEL 070-2641-0005
(問)カフェひのき TEL 080-2045-4630

■2023.5/21;北ア山麓と安曇野の長距離を自転車で走って楽しむサイクルイベント「緑のアルプスあづみのセンチュリーライド」が大北・安曇野で開かれた。
全国から集った約1400人のサイクリストが新緑のサイクリングを満喫した。

■2023.4/22-4/23(桜),5/20-5/21(緑);北アの山麓を自転車で堪能する「アルプスあづみのセンチュリーライド2023」(AACR)
松本〜大町〜白馬を自転車で走る「アルプスあづみのセンチュリーライド」開催。(ランネット受付,締切;3/20)
コースは160km(梓水苑発着)/120km(国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)発着)
松本梓水苑ー23km-国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)-20km-国営アルプスあづみの公園(大町・松川地区)-23km-鹿島槍スキー場中綱-21.5km-ルポゼ白馬-14km-鹿島槍スキー場中綱-34km-穂高研成ホール-4.5km-国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)
国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)-19km-梓水苑

■2023.4月;安曇野市は設定したサイクリングコースの地図を作った。
Aコース)比較的なだらかで周辺に観光施設が点在する31.3km。Bコース)高低差が約200mで果樹地帯を走る21.6kmがあり、完走した場合の消費カロリーも載っており、観光だけでなく健康の維持・増進を目的としたサイクリングにも役立ちそう。 コースや観光施設を落とし込んだ地図に、区間ごとの距離と消費カロリー、標高差を示す図を添えた。もう片面ではコース沿いの公園や美術館、スポーツ施設などを写真と文字で紹介。市は2020年度に3つのモデルコースを設定し公表。 2021年度にAとBの2コースの案内看板や路面表示を終え、2022年度に2コースの地図を作るとともにCコースの整備を進めた。Cコースのマップは2023年度中に作製予定。市スポーツ推進課は「安曇野市HPからダウンロードできるようにしたい」と。 A2サイズで見やすく、折り畳むとA5サイズで持ち運べる。安曇野市役所や市観光情報センタなどで無料配布。

■2022.4/17;自転車で春の北アルプス山麓を楽しむサイクリングイベント「アルプスあづみのセンチュリーライド」(AACR)の「桜のAACR」が開催された。
コロナ禍で3年ぶりに復活。初心者からベテランまで全国から600人の愛好家が参加。松本・安曇野から大北までの160km,120kmのコースを思い思いのペースで走り、満開の桜や残雪の雄大な北アの山岳景観、地域の人とのふれあいを楽しんだ。 咲き誇る桜の中を走る景色が魅力で、大町ではちょうど桜が見ごろになった。

■2022.4/17;自転車で春の北ア山麓を自転車で駆け抜ける「アルプスあづみのセンチュリーライド」の「桜のAACR」が松本から大北までのコースで開かれた。
コロナ禍で中止が続き、3年ぶりの開催。再開を待ちかねた愛好家ら600人が県内外から集い、桜や残雪の北アといった自然豊かな里山のコースを軽快に走り、心地よい汗を流した。エイドステーションでは、名物グルメの温かいもてなしで 歓迎した。

■2020.9/1;大町八日町の空き店舗を改装した「.BASE OMACHI」がランニングやサイクリングの拠点としてグランドオープンした。
シャワールームやロッカーなどを備えたトレイルランニングステーション、サイクルステーション、イベントスペースなどを整備。シャワー室やロッカールームを整え、特に山道などを走るトレイルランニングの発信に力を入れる。北アルプスを望む「岳都」に、山や自然を 楽しむ新たな基地が加わった。ドットベースは元電器店のビル一階を活用し、2019年プレオープン。スキー板輸入などを手掛ける会社が運営。ヨガ教室や移住相談などさまざまな目的で使われている。大町の立地を生かし、ランニングや サイクリング愛好者が集う場所にと改装し、シャワーなどを設けた。世界大会で優勝したトレイルランナー上田瑠偉選手の出身地でもあることから、トレイルランニングを盛り上げようと、シューズやベストなど用具をそろえる。上田選手が 国内外で獲得した優勝トロフィーや記念ビブスも展示。さらに実際にトレイルランニングを楽しめる仕掛けも用意。大町山岳博物館から鷹狩山山頂(標高1167m)まで2.2km、標高差390m。鷹狩山トレッキングコースの「鷹狩山登山道」(標高769m)を スタートし、途中にも看板を設置、「鷹狩山展望広場」(標高1152m)がゴール。徒歩1.5H、一般ランタイム:30M、上田選手:15M03S。

■スポーツタイプの自転車に電動アシストが付いた「e-bike」
本格的な普及の元年とも言われる2020年、大北などでも観光事業者らの導入が目立った。ツアーを取材したり、実際に乗ってみたりして、可能性を秘めた乗り物と確信した。「全然疲れない」「ただただ気持ち良かった」。9/下、 大町市観光協会が催したe-bikeツアー。市内を巡る25kmコースを走り終えた参加者たちは、出発時と変わらずはつらつとしていた。協会は貸し出しもしている。10/下、鷹狩山(標高1167m)。市街地から6kmの道のりで、標高差にして440m上る。 アシストを最大のターボに、ギアを軽くすると、坂もすいすい進む。さすがに傾斜のきつい所ではそれなりにこいだが、試しにアシストをオフにしたらひとこぎもできず、威力を再確認した。30分ほどで山頂に到着。「ママチャリ」タイプの 電動アシスト付き自転車と比べかなり軽い。それに何といっても爽快。日本サイクリング協会が「電動ママチャリは生活用品ですが、e-bikeはサイクリングのための遊び道具。力の弱い人も強い人と一緒に走れる」と。大町市観光協会は2019年、 e-bike2台と他の電動自転車を含めた貸出数が4-11月で延べ60台。2020年は9月に県の補助で新たに8台買ってe-bikeは計10台に。新型コロナウイルスの影響で貸し出しは7月からだったが、11/末までにe-bikeだけで延べ214台と2019年の3.5倍に。 事務局長は「認知が高まり、利用が増えた。もっと伸びる余地がある」と。自転車観光の振興に取り組む「ライド長野」は「新型コロナで自転車が注目され、e-bikeにも関心が集まった。県内でも一気に導入が進んだ」と。安曇野-青木湖の 往復80kmツアーに高齢夫婦が参加し、完走したとして「明らかに自転車の裾野が広がった。観光の在り方が変わってくる」と。小回りが利き、土地の空気感を味わえる。自転車の良さはそのままに、疲れない。「旅先でe-bike」は、これからの 常識になるのではないか。美しい風景だらけの中信には、特に適している。

■〜2020.11/30;8:30-17:00;信濃大町駅前で「レンタルサイクル」
返却は大町市観光協会、乗り捨て不可。(E-bike1(2台);\1000/4H,\2000/8H,\3000/デポジット、電動アシストサイクル(4台);\1000/4H,\2000/8H,\2000/デポジット)
大町市観光協会のレンタサイクルは2020.12/1で終了。2021.4/中に再開予定。
(問)大町市観光協会 TEL 0261-22-0190

■7/22〜;大町で「シェアサイクリング」スタート。
JR信濃大町駅舎内「大町市観光協会窓口」とゆ〜ぷる木崎湖内「信濃木崎アウトドアステーション」のどちらで借りても返してもOK!が始まり、e-bikeの乗り捨ても。乗り捨ての場合、レンタル料(\3000)、デポジット(\3000)

■大町市観光協会は、自転車とタクシーで市内を周遊するキャンペーンを実施中。〜11/30;大町で「レンタサイクル de GO!GO!」
プレミアム付タクシーチケット「とくとくタクシー」とレンタサイクルを活用し、広く地域の魅力を楽しんでもらう企画。「とくとくタクシーチケット」を購入、レンタサイクルで大町市内観光。木崎湖-中綱湖-青木湖、黒沢高原・小熊山、 山博・鷹狩山、龍神湖などをサイクリング。荷物は各シェアサイクルステーションまで届ける。
1)大町観光協会スタート(受付;〜12:00);「レンタサイクル de GO!GO!プラン」。とくとくタクシーチケット購入、レンタサイクル料(\3000円支払い)(おおまち満喫クーポン・PayPay)+保証料(\3000円)は現金にて支払い(自転車返却時に返金) お荷物は信濃木崎アウトドアステーションへ回送。e-bikeでの大町周遊し、信濃木崎アウトドアステーションでe-bike乗捨て、荷物受取り。タクシーで宿泊施設まで移動。タクシー代金(木崎湖→大町温泉郷;約\2800円)、とくとくタクシーチケットを利用。
2)信濃木崎サイクルステーションスタート(受付;〜13;00);「とくとくタクシーチケット」を「大町温泉郷観光協会」で購入。タクシーで信濃木崎アウトドアステーションへ。タクシー代金(大町温泉郷→木崎湖;約\2800)、とくとくタクシーチケット利用。 信濃木崎アウトドアステーションで「レンタサイクル de GO!GO!プラン」(受付;〜13:00);レンタサイクル料(\3000円支払い)(おおまち満喫クーポン)+保証料(\3000)は現金で支払い(自転車返却時に返金) 荷物は大町市観光協会へ回送。e-bikeでの大町観光のあと、大町市観光協会でe-bike乗捨て、荷物受取り。
(問)大町観光協会(レンタル) TEL 0261-22-0190(8:30-17:00)
(問)アルピコタクシー TEL 0261-23-2323
(問)アルプス第一交通 TEL 0261-22-2121

■7/2-11/30;大町市内で「サイクリングde寄り道クーポン」
サイクルステーションのクーポン参加店でお得な特典が受けられる。自転車で来店された方限定で、クーポン参加店入店時に「サイクリングde寄り道クーポン」提示すると1枚のクーポンで5名までお得な特典が受けられるキャンペーン。 木崎湖ゆーぷる、ぽからん美麻などの入浴割引などいろいろ。
大町市内のサイクルステーション一覧

■2020.9/8;大町市観光協会は、サイクリストが気軽に立ち寄れる「サイクルステーション」設置店を対象に、利用者増加に向けた情報交換会を開いた。
7人が参加し、自転車で設置店を巡り各店の取り組みを学ぶとともに、自転車で大町を走る楽しみ方を実際に体験。サイクリスト誘客に向け、サイクルステーションの活用法を模索した。

■大町市内には40箇所以上の「サイクルステーション」あり。
ステーションにはサイクルラック、トイレ、空気入れ・修理道具が設置されています。2020.8/1-11/8;サイクルステーションのクーポン参加店で「サイクリングde寄り道クーポン」を提示すると5名までお得な特典あり(割引等)。 更にアンケートの抽選で10名に大町市観光協会オリジナル「特製塩の道手ぬぐい」/「おおまぴょんマグネットクリップ」(各5名)をプレゼント。参加店には塩の道ちょうじや、北ヤマト園、ラ・カスタ、ゆ〜ぷる木崎湖、 道の駅ぽかぽかランド美麻、他に飲食店や宿泊施設などあり。
(問)大町観光協会 TEL 0261-22-0190

■大町市観光協会は、観光客などに貸し出すレンタサイクルで、スポーツバイクの走行性能を備えた電動アシスト自転車「e-bike」の人気上昇や需要増加を受け、新たに8台のe-bikeを導入し、男性・女性用各5台の計10台を用意。
観光客だけではなく地域住民にも市内を自転車で巡る楽しさを味わってほしいと、利用を呼び掛けている。協会は「自転車に乗ることで車では感じられない大町を楽しめる。e-bikeで快適に走ってみてほしい」と。 e-bikeレンタサイクルは2020.11/30で終了。2021.4〜再開。

■大町市観光協会は、電動自転車で市内を走る「信濃おおまち観光サイクリングツアー」を開催。
子供からお年寄りまで誰もが気軽に体を動かしながら、自然景観や歴史文化など大町の魅力を体験できるイベント。このほど行われたツアーには県内外から6人が参加し、事業に協力する鹿島槍スポーツヴィレッジの西澤勇人さんの案内で 南側ルートを走行。沿道に広がる田園や東山から望む雄大な北アなど風景を楽しみながら市内を疾走、仁科神明宮を参拝した。

■「.BASE OMACHI」はトレラン・サイクルステーションとして始動。
世界で活躍する大町出身の山岳ランナー・上田瑠偉さんが活躍した大会のトロフィーなども展示。大町から鷹狩山に向かう道沿いにトレイルランニングやサイクリングを日常の中で楽しめるように案内板を設置。

「TABIRIN」に「Shinano-Omachi Cycling Journey -自転車で巡る信濃大町-」が掲載。
コース・地図。お勧めスポット・ビュースポット・グルメ・ショッピング・温泉・宿・道の駅・サイクル情報なども掲載。
1)「扇沢駅C」:大町-扇沢駅(15.5km,標高差691m)
2)「高瀬渓谷C」:大町-大町ダム-竜神湖-高瀬渓谷C-七倉ダム-高瀬館(15.3km,標高差336m)
3)「小熊山林道C」:木崎湖-小熊山林道-鹿島槍スキー場(15.1km,標高差544m)
4)「中綱林道C」:木崎湖-中綱湖-中綱林道C-鹿島槍スキー場(11.3km,標高差364m)
5)「裏鷹狩C」:大町-大町麻績インター千曲線-相川TN-八坂-鷹狩山(9.4km,標高差444m)
6)「鷹狩山C」:大町-山岳博物館-鷹狩山(5.6km,標高差441m)
7)「パワースポット巡り」:国宝仁科神明宮,霊松寺,若一王子神社,仁科三湖,静の桜など。(66.1km,標高差:517m)
8)「恋する神社巡り」:佐々屋幾神社,山下神社,下諏訪神社,白山神社,仏崎観音寺など。(57km,標高差209m)
9)「仁科三湖巡り」:大町-木崎湖1週-青木湖1週(38.2km,標高差134m)
10)「国宝仁科神明宮と塩の道山麓C」:大町-観光道路-仁科神明宮-西山山麓田園(24.5km,標高差109m)
(問)自転車で巡る信濃大町(TABIRIN)



(3)★〜〜〜安曇野のサイクル情報〜〜〜★
■自転車観光のモデルケースとして安曇野では田園風景を巡る自転車ツアーが行われています。農村の観光資源を活用し、自然や文化を体感できるエコツーリズムで、ツアー中には地元の農産物や手作り料理を楽しむこともでき、観光客が安曇野の魅力を 味わうことができる。安曇野では駐輪場・休憩所、サイクルステーションの設置、自転車専用道路、サイクリングマップの作成、電動アシスト自転車の導入など、観光客が安心して自転車を利用できる環境が整備されている。自転車観光は地域の自然・文化を 守りながら、その価値を最大限に引き出す手段。観光客が地域に滞在し地元の住民と交流することで、地域経済と環境保全の両立ができる。なお、利用者へのルールの啓発、環境保全活動の強化が求められます。

■2024年度の安曇野シェアサイクルの利用実績(安曇野市観光協会)
2024年4-11月の貸出件数は3965件(前年比23.3%増)。「サイクルロゲイニング」のWebアプリを使用したことの効果もあり、利用増となった。事業は7年目、貸出・返却ポートは19ヶ所、電動アシスト付自転車は59台(E-bike4台を含む)。 ポートの場所は再編した。ポート別の貸出回数は1位;JR穂高駅前(968件)、2位;大王わさび農場(595件)、3位;JR豊科駅前(266件)
都市部のシェアサイクルは利用時間が平均30分未満だが、安曇野では1時間を超え、長時間の広域周遊に結びついている。2021年からは観光施設、飲食店、公園などにポイントを巡り、地点の総得点を競う「安曇野サイクルロゲイニング」 (2024.6/1-12/8)を実施。2024年6月〜;ロゲイニング用Webアプリの運用も始めた。(電動;\100/15m,\1500/12H,E-bike;\300/30m,+\150/15m,\2000/12H)
休憩や観光案内に協力する飲食・小売店など「サイクリングオアシス」は約60ヶ所。観光協会は「市民や事業所の協力もあり、シェアサイクル事業の知名度が 上がったことが利用増へつながった」と分析。
安曇野サイクリング

■2024.5/25-5/26;「アルプスあづみのセンチュリーライド2024」(緑のAACR)が行われた。
160km(梓水苑ー白馬),120km(国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)-白馬)間で1000人以上がエントリー。安曇野の田園風景や北アの景観を楽しみながら走行するロングライド。
S;梓水苑〜(2km;りんご畑)〜S;国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)〜(20km;山麓線)〜国営アルプスあづみの公園(大町・松川地区)〜(大町温泉郷,木崎湖西・中綱湖:23km)〜鹿島槍スキー場中綱〜(22km;青木湖東・佐野坂・八方・松川)〜白馬。 白馬〜(14km;青木湖)〜中綱湖〜(34km;木崎湖東・大町・池田町・碌山)〜安曇野研成ホール〜(19km)〜G;梓水苑、or安曇野研成ホール〜(5km)〜G;国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)
■2024.5/19;10:00-15:00;堀金烏川の「安曇野市MTB専用コース」で、電動アシスト機能付自転車(eMTB)の試乗会が行われた。
eMTBの楽しさを知ってもらおうと、YAМAHAの協力で、コース指定管理者のMSJが企画。県内外から44人が参加、坂道などを走って乗り心地を体感した。今後もイベントを通してeーbikeの普及に取り組む考え。MSJ代表は元MTB五輪代表の小林可奈子さん。

4/20-11/末;水・金/土/日/祝;9:00-16:00;MTBコースOPEN。ベーシック;1.2km;初級コース,クロスカントリー;3.3km;中級コース,フリーライド;1.7KM,DHコース。有料レッスンあり。(受付;啼鳥山荘,利用料;\200/1人,レンタルMTB;\300/1H)。
(問)安曇野市MTBコース TEL 0263-73-2211

■安曇野市観光協会は、ポイントが割り振られた地点を自転車で巡る「安曇野サイクルロゲイニング」に利用するスマホのアプリを開発した。
アプリを通じて利用者がどのような経路で観光や飲食などの施設に立ち寄ったかを集計し、観光戦略の立案に生かす。アプリ上の地図で現在地を確認でき、ポイントを割り振られた地点を調べられる。地点に到着して地図上のマークを押し、 写真を撮る仕組みで、巡った地点の合計ポイントを集計。撮影した写真などはアプリを通じて帰宅後に見ることができ、利用者にとっては思い出を形に残せる利点がある。6/上;利用開始を目指す。4/22;実走会を開いて不具合がないか調べた。 アプリを使いながら自転車で安曇野を巡った。Webアプリは東海大文理融合学部人間情報工学科村上祐治教授の協力を得て開発。スマホのバッテリーの消費も調べた。安曇野サイクルロゲイニングは4年目、過去3年間は紙の地図を使って、 獲得ポイントは手作業で集計していた。市観光協会は「お金の落ちる仕組みをつくるのが1番の狙い。市や市商工会と一緒に観光を軸とした消費拡大を目指したい」と。

■2024.4/21;残雪の北アをバックに、春の安曇野を自転車で楽しむサイクリング「桜のアルプスあづみのセンチュリーライド」が行われた。
ルートは、松本ー白馬間を往復する160km、安曇野-白馬間を往復する120km。全国から約1100人が参加。松本梓川倭「梓水苑」ではサイクリストが手を振りながら笑顔で出発。イベントは2009年に始まり19回目。2017年からは桜を楽しむ4/21、 新緑の季節となる5/26開催。160kmコースは梓水苑-国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)-国営アルプスあづみの公園(大町・松川地区)-木崎湖・中綱湖・青木湖-白馬-仁科三湖-穂高研成ホール-国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)-梓水苑。 実行委の鈴木雷太委員長は「花が一番良い時期。残雪などの自然を通して、県の素晴らしさを感じてもらえたら」と。

■2023.12;観光誘客を目的に電動アシスト付自転車を貸出している安曇野市観光協会のシェアサイクル事業が11/末で2023年度の実施期間を終えた。
安曇野市内と松川村にある18ヶ所のポートに自転車計50台を配置してスタート。6年目の2023年度は4-11月に延べ利用台数は3215台(前年度+1%)と微増。利用金額計は1回当たりの平均利用時間が伸びたことから前年より15.1%増。 台数・金額とも過去最高を更新。延べ利用台数を月別でみると、7月・9月・10月が前年度の同月を大きく上回った。天候に恵まれたことに加え、秋の残暑で自転車に乗りやすい環境だったことも要因とみられる。一方、天候が悪かった6月と、 残暑から一転して冷え込んだ11月は前年度の同月を大きく下回った。8月には9台を増加。1回の平均利用時間は1h15m〜1.5h、前年度より15分長くなった。穂高神社の式年遷宮や諏訪の御柱祭など大型観光イベントが多かった2022年度を 上回ったことについて、市観光協会は新型コロナ感染症法上の分類引き下げによって「心置きなく旅行できる環境になったのでは」と分析。全国的にシェアサイクルを導入する自治体が増え、身近になっていることも一因とする。 地元利用も進んでいるとみる。同協会者は、宿泊施設や観光施設、サイクリングオアシスに登録している店舗などの協力に感謝しつつ、「自転車でお店などを回れば景色も見られる。利用者にもっと楽しんでもらえる企画を考えていきたい」と。

■2022年12月;安曇野市観光協会のシェアサイクル事業が好調。
電動アシスト付自転車をレンタル(\100/15M)。4-11月に延べ利用台数は3184台、前年1.7倍増。利用金額計も前年1.4倍、台数・金額ともに過去最高を更新した。安曇野と松川村にある17ヶ所のポートに自転車計50台を配置、貸出と返却を行ってきた。 1回当たりの平均利用時間は約1H。延べ利用台数を月別でみると、夏休み期間中の8月は567台で最多、GWの5月は545台、最終の11月は411台。天候に恵まれた11月は前年同月の2.9倍。市観光協会は4-7月と10-12月に市が経済対策で宿泊割引クーポンを 発行したことに加え、2022年春は穂高神社の式年遷宮があり、多くの観光客が市内を訪れたことを挙げている。「シェアサイクルを使った宿泊プランを作るなど、さまざまな事業者がPRに協力してくれた。地域経済にもいい影響があったのでは」と。 6年目の2023年度も4-11月シェアサイクル事業を実施予定。市観光協会は「2次交通として風を切って走れる自転車がお薦め。観光客、市民を問わず、サイクリングを楽しみ、まだ知らない景色を探してほしい」と。 ■2022.10/22-10/23;安曇野と松本に設けられたチェックポイントを回って得点を競う「サイクルロゲイニング」が始まった。
安曇野市観光協会や松本観光コンベンション協会などが実行委員会をつくって開いた初めての催しで、初日は87人が参加、秋の安曇野を自転車で疾走した。豊科南穂高の市防災広場が発着点。70ヶ所に計7000点が割り振られ、参加者は 制限時間(5H)以内に効率よく回るルートを考えながらスタートした。ロードバイクやMTB、折り畳み、電動アシスト付自転車などはさまざまで、参加者は高得点を狙ったり、景色を楽しみながらゆっくり走ったりと思い思いに楽しんでいた。 自転車を使ったサイクルツーリズムの推進が目的で、参加者は配られたクーポン券を使って食事や買い物もした。10/23;松本城公園が発着点で69人が参加予定。

■2022.10/22-10/23;松本、安曇野などで地図を手掛かりに観光地や飲食店を自転車で回るイベント「松本・安曇野サイクルロゲイニング」。
自転車を使ったまちづくりに取り組む両市による初めての共同開催。自転車の利用と広域観光の促進につなげる考え。ロゲイニングは、配布された地図をもとに指定されたチェックポイントを制限時間内にできるだけ多く回り、ポイントを 通過すると得られる得点の合計を競う野外スポーツ。今回は両市の観光協会を含めた実行委が主催。制限時間は各5H。チェックポイントは観光名所など80ヶ所、安曇野のANCアリーナを中心に両市にまたがる半径12km圏内。
10/22;「安曇野市防災広場」(豊科南穂高);9:30受付,11:00;スタート,16:00;フィニッシュ制限,16:30;表彰式
10/23;「松本城公園」(松本丸の内);7:30受付,9:00スタート,14:00;フィニッシュ制限,14:30;表彰式
松本・安曇野市は数年前から有料シェアサイクル事業を展開するなど自転車を使ったまちづくりに力を入れている。借りた自転車をどちらの市でも返却できる相互乗り入れも導入。松本市は市民生活、安曇野市は観光客の移動手段としての 活用が主だが、自転車を中心に両市の連携を深めようとイベントを開催。松本市観光プロモーション課は「普段車で通っている道も自転車で通れば違う景色が見えるはず。両市民の間でも交流を深めてほしい」と。参加日数に応じ、 両市の飲食店や観光施設など80店舗で利用が可能なクーポンを配布。上位入賞者には地元特産品などを贈る。インターネットから申し込む。(定員;200人/各日,参加費;\3000/18才以上,\1500/17才以下,\1000クポーン付,締切;9/30) (2日間;\6000/18才以上,\3000クーポン券付,\3000/17才以下,\2000/クーポン券付,締切;9/30)
「松本・安曇野サイクルロゲイニング」(HP)(申込)

■安曇野市観光協会のシェアサイクル事業が好調。
利用台数は4月が前年同月と比べて1.5倍、5月が1.8倍、6月が2.3倍に増加。事業は2022年度で5年目、新型コロナ禍の中でも利用実績を年々伸ばしており、安曇野での移動手段として定着しつつある。観光協会は安曇野や松川村の観光施設など 17ヶ所にポートを設け、計50台の自転車を配置。レンタルは\100/15分。2022年は駅以外のポートから利用する人が増え、定期的にレンタルする人も多くなっていることから、観光客に加えて地元住民の利用も増えているとみられる。 利用実績額は4〜6月は前年同月を上回り、3ヶ月間の合計は目標としていた50万円を超えた。GW中の利用が多く、穂高神社の式年遷宮が営まれたことも一因にあると分析。観光協会と同じレンタルのシステムを導入しているポートが首都圏などで 増え、全国的にシェアサイクルの知名度が向上していることも利用につながっているという。7月は悪天候の日が多く、第7波の感染拡大が始まったことから、利用金額は前年同月とほぼ同じとなるものの、延べ利用台数は上回る見通し。 観光協会は「今後は第7波の影響があるかもしれないが、密を避けて風を感じられる自転車で屋外を走る良さを味わってほしい」と。

■サイクリングには最適な季節を迎えようとしています。コロナ渦の影響もあり、レンタサイクルは大流行。この春も安曇野や大町・仁科三湖・白馬でもよくサイクリストを見かけるようになりました。
安曇野では昔からレンタサイクル(しなの庵や安曇野ひつじ屋)があり、MAPを片手にサイクリングして観光する姿があります。安曇野市観光協会のシェアサイクルも好調。E-bikeも増えています。シェアサイクルステーションは穂高駅、明科駅、 国営アルプスあづみの公園、しゃくなげの湯、松川村などにあり。安曇野サイクル観光するなら道祖神巡り、湧水群とわさび田散策、水車小屋と三角島、穂高川沿いわさび田と桜並木、黒沢川の桜並木、明科龍門渕公園・あやめ公園の桜、 山麓の枝垂れ桜、早春譜歌碑、拾ヶ堰じてんしゃ広場の芝桜・桜、紫陽花の小道、ヤマアジサイ、かじかの里、水田と北アの田園風景、北アと水鏡、屋敷林と古民家、松尾寺福寿草・カタクリ、須砂渡・烏川渓谷緑地カタクリ、桜と菜の花畑、 チューリップ畑、満願寺ツツジ園、堀金ツツジ園、三郷りんごの花畑、松尾寺山公園フジ棚、満願寺藤棚・牡丹、明科あやめとハナショウブ、豊科バラ園、松尾寺やまぶき、光城山・長峰山つつじ、有明山とモモ畑、豊科高家ハス池、青原寺の紫陽花とハス、 三郷室山池スイレンと紫陽花、黄金色の麦畑、夏のひまわり畑、白いそば畑、秋のコスコス畑・稲穂、新緑・紅葉の烏川渓谷・吊り橋、国営アルプスあづみの公園、三郷文化公園ユリノキ並木、堀金中央公園、室山アグリパーク、犀川コハクチョウ、 篠ノ井線旧線遊歩道、明科犀川河川敷、光城山の桜トンネル、長峰山、松川村ちひろ公園と大花壇、穂高神社、東光寺、満願寺、宗徳寺、青原寺、松尾寺、有明山神社、松川神社、鐘の鳴る丘、光久寺薬師堂、熊野神社、大庄屋山口家、曽根原家住宅、 金龍寺百体観音と鐘楼門、美術館巡り、クラフト工房巡りなど四季折々のビューポイントが多数。

■2022.4/20-11/30;堀金烏川の須佐渡渓谷に、MTBコースがオープンした。
安曇野市が整備し、市内在住でアトランタ五輪日本代表の小林可奈子さんがコースを監修。初心者から上級者まで楽しめる名所が誕生した。コースは3種類。初級者(1.1km)はなだらかでありながらも細い尾根道やつづら折りの下りなどに 挑戦できる。クロスカントリー(3.2km)は上り坂や下り坂、沢を渡るなど多彩で、北アの眺望も楽しめる。標高差269mのダウンヒル(1.6km)は上級者がさらに技術を磨くことができる。小林さんが主宰する「MTBクラブ安曇野」のメンバーを 中心としたボランティアが2年かけて、木を切ったり草を刈ったりして整備してきた。小林さんは「安曇野らしさに気付くきっかけになるコース。MTBは子どもから高齢者までできるスポーツなので、幅広い利用者の声を聞いて使い方を 考えていきたい」と。事業費は1200万円。コースの完成について、安曇野市太田寛市長は「スポーツや観光、教育など幅広い分野で活用し、安曇野をアウトドアスポーツの聖地にしたい」と、今後は全国レベルの大会を誘致する考えも示した。 開場は水/金/土/日/祝。個人利用は\200/1日、バイクのレンタルは\300/1H。コース近くの「啼鳥山荘」で受付。

■4/23;堀金烏川にMTBコースが完成。
現地ではオープニング式典とイベントが開かれた。コースを監修したアトランタ五輪MTB本代表・小林可奈子さんによるアテンドツアーなどがあり、県内外から多くの愛好者が集まった。安曇野市内初のMTBコースで、ダウンヒル、 クロスカントリー、初級者の3コース。太田寛市長は「このコースがアウトドアスポーツの拠点となり、観光、市民の健康増進、子供たちの教育など多くの点で生かしていくことを考えている」と。ダウンヒルは1.6km(標高差269m)、 クロスカントリーは3.2km(同152m)、初級は1.1km(同32m)の規模。整備にはMTBクラブ安曇野のメンバーがボランティアで携わった。小林さんは「アウトドアの聖地化というのは環境を整えるだけでなく、豊かな自然を100年後、 1000年後まで残すこと」と広く愛されるコースとなるよう願った。初日は親子連れやグループでの利用が目立った。安曇野市は全国規模の大会の誘致を目指すとしている。開場は水/金/土/日/祝日。11/末まで営業、冬場は閉場。 (\200/1日)

■電動アシスト付自転車をレンタルできる安曇野市観光協会のシェアサイクル事業が11/末で2021年度の期間を終えた。
4年目となった2021年は2020年と同じ4-11月の8ヶ月間実施。新型コロナウイルスの感染拡大第5波やお盆の大雨があったものの、延べ利用台数は1881台、利用額は約100万円で、ともに前年度の5割増と好調。市内と松川村にある16ヶ所のポートに 自転車計50台を用意し、レンタルと返却を行ってきた。15分ごとに\100円(12時間で最大\1500円)の利用料で貸し出した。延べ利用台数と利用額を月別で見ると、9月と11月に前年同月を下回ったものの、他の6ヶ月間は上回った。特に4-7月が好調で 実施期間後半はコロナ禍や大雨、冷え込みなどでやや苦戦した。市観光協会によると、5月に三郷から松本郊外の乗鞍高原まで往復する利用者がいた。11月には豊科で借り、数日かけて東京まで走る利用者が現れた。シェアサイクルが県外に出たのは 初めてで利用方法も多様化。協会は、シェアサイクルの知名度向上に加え、3密を避けられる二次交通として利用する人が増えたと分析。自転車でチェックポイントを回るロゲイニングを始め、サイクリストが休憩などできるサイクリングオアシスを 募るなどの取り組みも好成績につながったとみている。

■安曇野市と市観光協会、安曇野で暮らすように泊まる実行委員会などでつくる「安曇野サイクリングブランド化推進室」は2021年度、トイレを借りたり、道案内を受けたりできる施設・サイクリングオアシスを落とし込んだマップを作成した。
このマップを使って美術館やお土産店、飲食店など15ヶ所を自転車で回った人がいるなど観光客から好評を得ており、2022年春の「穂高神社」の「式年遷宮」に向けてさらに活用を図る考え。飲食や宿泊といった観光関連施設だけでなく、 ホームセンタや民間事業所なども取り組みに協力し、58施設を掲載。マップを持って自転車でサイクリングオアシスを訪れると、施設の使用がなくてもトイレが借りられる、道案内などの相談を受けてもらえる、テークアウトがある、特典がある などのサービスを受けられる。安曇野の田園風景がデザインされたA3のタペストリーがサイクリングオアシスの目印で、タペストリーには、その施設で受けられるサービスを示す缶バッジが付けられている。マップはA2判のフルカラーで、 折り畳んでA4で持ち運べる。各施設の名称や受けられるサービスなどが載っている。市観光協会で取り組みに協力する施設の受け付けを続けており、初版がなくなれば最新情報に更新した第2版を作成する。マップは穂高の市観光情報センタ などで入手できる。同協会は「周遊観光の推進を目的に、他業種間連携を視野に入れて作った。より良いものにバージョンアップしていきたい」と。

■安曇野を中心に電動アシスト付き自転車のレンタルと返却ができる「安曇野シェアサイクル」の利用が好調。
4-8月の利用台数が前年同期と比べて2倍に増加。全月で前年を上回り、3倍以上に伸びている月も。サイクリング人気の高まりに加え、地元地域を旅するマイクロツーリズムの推進で県内の利用者が増えたことが好調な実績につながったとみる。 シェアサイクルは市内と松川村にある計16ヶ所のポートで借りられ、15分単位で利用可。8月までの5ヶ月間の延べ利用台数は1129台、前年の実施期間8ヶ月(4-11月)の1206台に届きそうな勢い。市観光協会によると、8月はお盆期間中の 長雨などで苦戦したものの、利用実績額は5月とともに目標としていた月15万円を超えた。自転車でチェックポイントを回るロゲイニングを4月に始めたことや、事業が4年目を迎えて知名度が高まったことが背景にあると分析。宿泊施設が シェアサイクルの利用を組み込んだ宿泊プランを造成するなど、観光・飲食施設のPRへの協力も一因に挙げる。観光協会は、サイクリングの途中に今まで以上に飲食店や商店などに立ち寄ってもらえるかどうかが今後の取り組みの鍵と考え、 フォロワー数2万人を超えるInstgramでの発信も強化。「もっと店舗を回ってもらえるように情報発信を企画していきたい」と。

■安曇野のサンタサイクル;
穂高駅前しなの庵 0263-82-3730、ひつじ屋(0263-82-3888)、安曇野シェアサイクル:HELLO CYCLINGポート(穂高駅前,明科駅前,豊科駅前,しなの庵,ひつじ屋,渡辺わさび店,国営アルプスあづみの公園,安曇野しゃくなげの湯, 安曇野アートヒルズミュージアム,安曇野ほりがねの里,ほりでーゆ〜四季の郷,豊科南部公園,HAMAフラワーパーク安曇野,かじかの里公園,大王わさび農場,安曇野スイス村,安曇野穂高ビューH,ダイヤモンドあずみ野温泉H, 旅館山のたこ平,安曇野市役所)

■2021.4/1-12/12;安曇野市観光協会は4月から、地図を頼りに自転車でチェックポイントを巡り得点を集めるゲーム「安曇野サイクルロゲイニング」を始めた。
新型コロナウイルスの影響で人が密集する状況が避けられる中、一斉のスタートなどが必要ないイベントで安曇野を広く周遊してもらおうと企画。A2サイズを八つ折りにした専用マップに、チェックポイントの飲食店や観光施設、 フォトスポットなど計68カ所が掲載。各チェックポイントには得点が定められ、参加者はマップの指示通りに写真を撮影して得点をゲットする。観光情報センタで集計し、期間中や季節ごとの高得点者には賞品が贈られる。飲食店は 外観の写真で20点、料理の写真でさらに30点と一律で、観光施設やフォトスポットは市街地から離れた場所ほど得点が高い。マップは観光客の目安となるようにエリア分けされており、複数のエリアをまたいでチェックポイントを 回るとボーナスが加点される。観光協会は2020年度、自転車で観光施設などを巡り写真に収めるフォトラリーを行ったが、施設を指定しなかったためか、参加者の周遊範囲が穂高駅前に集中。「ゲーム性を高め、安曇野を広く回って もらえるように進化させた。安全に楽しんでもらえれば」と。参加無料。マップは観光情報センタなどで配布。
(問)安曇野市観光情報センタ TEL 0263-82-9363

■2021.4/1-12/12;春の安曇野を満喫。春の安曇野で地域の活性化も目的にしたフォトスポットをサイクリング。「安曇野サイクルロゲイニング」
安曇野市商工観光部は「安曇野は歩くには広いが、車だとあっという間に通り過ぎてしまう。自転車でゆっくり回っていただいていいところを楽しんで頂きたい」と、サイクリングによる観光の活性化に取り組む安曇野市。3年前から 「シェアサイクル」を導入し、16カ所に自由にレンタルと返却ができるステーションを設置。サイクルロゲイニングマップを作成し、安曇野をあちらこちら回ってもらうゲーム性の高いマップ。地図を頼りにチェックポイントをめぐる スポーツ・ロゲイニングの自転車版、「サイクルロゲイニング」を始めた。マップには68の「フォトスポット」が設定され、自転車で巡り写真を撮ると点数が得られます。フォトスポットは穂高神社、田園風景、水を張った田に残雪の 北アが映る水鏡、八面大王足湯、拾ヶ堰広場と芝桜、あづみ野やまびこ自転車道、堀金の道の駅の菜の花畑は黄色のじゅうたん。長峰山展望台など。終わったら観光情報センタで写真チェック。場所に応じてポイントが異なり、得点に 応じて景品がもらえます。「コロナ禍で皆さん外に出られなくなっていますので、3密にならない自転車でゆっくり周りを見ながら楽しんでいただけるマップを作りましたので、マップを片手に安曇野をあちらこちら巡っていただきたい」と。
安曇野サイクルロゲイニングマップ1安曇野サイクルロゲイニングマップ2
(問)安曇野市観光情報センタ(JR大糸線穂高駅前) TEL 0263-82-9363

■2021.11/13-11/14;穂高「碌山研成ホール」にて、「Japan Alps Cyclingプロジェクト」のサイクリングガイド育成講習会。
サイクルツーリズムの振興に資するため、「日本サイクリングガイド協会」(JCGA)の協力のもとサイクリングガイド講習会を開催。
11/13;10:00-12:00;講演「自転車を活用した地域振興とサイクリングガイドの役割」(JCGA代表理事渋井亮太郎さん)(定員:60名,無料)
11/13;13:30-16:00,11/14;9:00-15:00;「サイクリングガイド体験と実践」(定員10名,\3000)
JACP代表、JCGA公認サイクリングガイドマスターの鈴木雷太さんがガイドとなり、走行管理・コミュニケーション・メカ対応等をレクチャー。サイクリングツアー。 講演・体験で学んだガイドスキルで、参加者がガイド役になり実践する。
(申込)Japan Alps Cyclingプロジェクト事務局へメール、(締切;11/10) (問)長野県観光部観光誘客課 TEL 026-235-7254

■安曇野市は、自転車を活用して市民の健康増進や観光振興を図るため、既存の市道や自転車道を通る3つのサイクリングコースを設定した。
堀金烏川の道の駅「ほりがねの里」を発着点に、観光スポットを巡ったり、山並みやリンゴ畑を眺めたりしながら走れる。今後は路面表示や看板の整備などを順次進め、より安全で走りやすい環境を整える。 Aコース;30km,約4-5H。あづみ野やまびこ自転車道を基本ルートとし、穂高の市街地から豊科の犀川沿いを走る高低差の少ないコース。碌山美術館や安曇野橋節郎記念美術館、大王わさび農場、安曇野スイス村、じてんしゃひろばなど。
Bコース;21km,約3H。三郷を中心とするルートで、じてんしゃひろばから貞享義民記念館を走るルートと、室山アグリパークから小倉の果樹園の中を走るルートを組み合わせたコース。(初中級者向け)
Cコース;32km,約4H-5H。あづみ野やまびこ自転車道から有明山神社を目指し、穂高山麓線の観光スポットを巡り、国営アルプスあづみの公園から堀金へ抜けるコース。(上中級者向け)
「何度でも走りたいと思えるようなコース」をコンセプトに、安曇野在住でMTBの元オリンピック代表・小林可奈子さんの協力を得て決めた。市はコースの地図をHPに掲載。地図には有料で電動アシスト付自転車が借りられる ステーションの場所も示し、市観光協会が実証実験を進めるシェアサイクルの活用を促している。自転車を使ったまちづくりを公約の一つに掲げる宮澤宗弘市長は「自転車に親しんでもらえるように滞在型観光やスポーツの振興を進めて いきたい」と、サイクリングコースの活用に意欲を見せている。
(問)安曇野市政策経営課企画担当 TEL 0263-71-2401

■2021.1月;安曇野市や市観光協会、宿泊業者などでつくる市サイクリングブランド推進室は、サイクリングの愛好家や自転車で散策する観光客が、気軽に休憩できる飲食店や美術館などを「サイクリングオアシス」として登録する活動を始めた。
今春にもマップを作り、利用を呼び掛ける。オアシスではトイレを貸す他、自転車を置くラックを用意するなどし、自転車を安心して利用できる環境を整える。「自転車に乗る人に優しい街づくりを進め、安曇野のサイクリングをブランド化したい」。 2020年12/下、推進室メンバーが、穂高有明のパン店「サン・トノーレ」を訪れ、経営者にオアシスの考え方を説明。店にほど近い観光施設「安曇野アートヒルズミュージアム」が2020年12/末に閉館し、周辺の観光への影響を懸念。「活性化に つながればうれしい」と協力した。協会によると、新型コロナウイルスの影響で2020年の市内の観光客は大幅に減ったものの、協会が運営するシェアサイクルの利用台数は2020年9-11月に、前年同期比の約1.5倍。3密を避けられるとして人気が 高まったとみており、協会は「店を訪れ、地域にお金が落ちる仕組みにしたい」と。マップには登録施設や見どころを掲載。マップを持参した人に、割引やドリンクサービスなどの特典も検討。20店舗以上に参加を呼び掛けており、今後もさらに 増やしていく考え。「安曇野で暮らすように泊まる実行委員会」のメンバーは、サイクリングと合わせて「安曇野のきれいな水や食べ物などもPRし、若い世代や女性も呼び込みたい」と。

■2020.11/18;「自転車を活用したまちづくり」を進める安曇野市は、市内初のMTBコースを、堀金烏川の「ほりでーゆ〜四季の郷」や「啼鳥山荘」などの周辺に広がる山林に整備する方針を示した。
全国的な大会を誘致できるよう、斜面を下る「ダウンヒル」、上りと下りを複合した「クロスカントリー」の2コースを自然の地形を生かして設定する。2021年秋の完成を目指してコース整備を進める。ダウンヒルは標高差約200mで長さ約2km、 クロスカントリーは標高差約150mで長さ約5kmになる見通し。重機を使った大規模な工事は行わず、MTBの通行に支障となる枝を切ったり、路面を踏み固めたりしてコースを造る。屋外レジャーの充実や里山の有効利用などの観点からMTBコースの 整備を決めた。ほりでーゆ〜四季の郷への集客効果も期待。整備場所は下堀扇町内山生産森林組合が所有する民有林で、市が同組合から借地する。コースの詳細は、市内在住でMTB元オリンピック代表・小林可奈子さんと協力して2020年度内に 決める。2021年の雪解け後にコース整備に着手する計画。

■安曇野市観光協会は、安曇野市内を中心に電動アシスト付自転車のレンタルと返却ができる「安曇野シェアサイクル」の3ヶ年の実証実験を終えた。
最終年となった2020年は4/1-11/30に実施、感染拡大などによる観光客減少で苦戦したものの、利用料収入は前年同期を上回った。自然を満喫しながら3密を回避できる交通手段としてもPRしており、2021年度も事業継続する方向で検討。 安曇野市内と池田町、松川村の16ヶ所に設けたポートで、電動アシスト付自転車を15分ごとに\100円の利用料で貸し出した。利用料収入は緊急事態宣言が発令された4月と、長梅雨による悪天候が続いた7月を除いて前年同月を上回った。 4〜10月の7ヶ月間の総額は前年同期より3割近く増え、11月も前年同月比5割増となる見通し。市観光協会は、これまで電動アシスト付自転車を企業からリースしてきたが、契約によって2021年度からは市観光協会の所有となり、リース料が 不要となる。一方、実証実験で活用してきた県の地域発元気づくり支援金は同一事業の場合は最長3年間しか使えないため、事業費の確保が課題になっている。「損益がゼロになる分岐点まではまだ数年かかる見通し」とした上で、 「市内への経済効果や二酸化炭素削減に加え、コロナ対策としても有効。2021年度もやる価値は十分あると思う」と。

■安曇野を中心に電動アシスト付自転車のレンタルと返却ができる「安曇野シェアサイクル」の2020.4-6月の利用台数が、新型コロナウイルスの影響で観光客が減るなか前年同期の実績を下回った。
一方、2時間以上利用した割合は増えている。市観光協会は「3密」を避けて自然を体感できるサイクリングの魅力が見直されてきているのではないかと分析。シェアサイクルは安曇野、松川村、池田町の計16ヶ所のポートで、15分単位で利用可。 4-6月の利用台数は247台、前年同期の312台から2割減。一方、2時間以上の割合は前年同期の18.9%から35.2%へ16.3P上昇。その結果、台数の減少にもかかわらず収益は増えたという。観光協会によると、4/下に公表した3つのサイクリング コース(1周21km-32km),所要:3-5H)を走ったり、大通りに面していない隠れ家的なカフェを回ったりといった使われ方が目立つ。インターネットのInstagramにシェアサイクルの写真を投稿するなど、PRを強化したことも長時間利用につながる 一因になったとみている。観光協会は、サイクリングの途中に今まで以上に飲食店や商店などに立ち寄ってもらえるかが今後の課題と考えている。「単に観光施設を巡る移動手段の一つから、サイクリング自体を楽しもうという考え方へと 意識が変わり、長距離を乗るケースが増えた」と。「地域にお金が落ちるような案内を強化しつつ、穂高駅周辺にあるレンタサイクルも含めてもっと観光に使用してもらえるようにしていきたい」と。

■サイクルツーリズム。自転車通行の安全を確保するためには自転車道の整備が必要。
「あづみ野やまびこ自転車」(40.6km)のようなサイクリングロード(自転車道)、長野上松吉田線のような自転車専用通行帯(専用レーン)、自転車と自動車が互い安全に走行できるよう道路の路面に青い色の 「矢羽根型路面表示」などがあります。穂高山麓線の松川村西原「ちひろ美術館」付近には矢羽根型路面表示を約2km表示されました。さらに「白馬小径」の行先案内板があると便利。 白馬小径は白馬村内を「さのさかC」,「五竜C」,「岩岳C」,「八方C」,「白馬駅C」に分け、各コースとも1週約10km。
MTBトレイルなら白馬岩岳MTBパーク、白馬47MTB、白馬みねかた、白馬きこりの道、国営アルプスあずみ公園(大町・松川地区)MTBパークなどがあります。 冬、雪上でも楽しめる「ファットバイク」を活用した冬季サイクルツーリズム。ファットバイクツアーは「小谷ファットバイクセンタ」まで。

■安曇野市は、4月に発表した3つのサイクリングコースのうち、比較的平たんで走りやすいAコース(1周30km)の路面表示や看板設置を進めている。
年度内に工事が完了する見通しで、地図を見ないで走れる環境を整える。Aコースの沿線には碌山美術館や安曇野橋節郎記念美術館、大王わさび農場などの観光スポットが点在しており、観光振興にも役立ちそう。堀金烏川の道の駅 「ほりがねの里」を発着点に穂高と豊科を巡るAコースは、一部に国道や県道を通る区間があるものの、市道とあづみ野やまびこ自転車道がほぼ半分ずつとなっている。市は、市道に矢羽根形の路面表示を施し、道路管理者が市ではない 国道や県道、自転車道については、分岐点の市道側にコースの案内看板を設置する。路面表示と看板は、ともに観光系の公共サインで用いている「うすえび茶色」とする。路面表示は車道を基本としつつ、自転車が通れる歩道がある 区間は歩道に施す。直線区間は20mごとに1カ所で、交差点の周辺や車の交通量が多い区間は距離を縮めて表示するなど工夫する。市政策経営課は「整備が終わったら生涯学習や健康増進、観光など、各課で知恵を出し合ってあらゆる 分野で活用したい」と。3コースのうち、ともに高低差のあるBコース(1周21km)とCコース(1周32km)は2021年度以降に準備が整い次第、路面表示と案内看板の整備を始める。

■2020.7/23;安曇野市観光協会は、自転車で観光施設や飲食店を回り、気に入った風景や注文した食事、購入したお土産などを写真に収める新企画「安曇野サイクリング巡りフォトラリー」を始めた。
安曇野の魅力を全身で感じることができるサイクリングをして好きなように市内やその周辺を巡ってもらい、感染予防で「3密」を回避しながら観光を楽しんでもらおうと考案。12/上まで、穂高の観光情報センタで受付。観光情報センタで 参加費(\1000)を支払うと、JR穂高駅前のしなの庵やひつじ屋のレンタサイクル、観光協会のシェアサイクルを1日借りることができる。その日の17:30までにセンタに戻ると、被写体によってポイントが加算され、3P以上で参加賞がもらえる。 6P以上になると、抽選で宿泊券や特産品などが当たる。新型コロナの影響で売上げが落ち込む施設を支援するため、もらえるポイントは風景より食事や土産などの方が多い。観光協会は「安曇野つなぐプロジェクト」で、感染防止策の徹底と 心温まるおもてなしを宣言した店舗の利用を呼び掛けている。「自転車でいっぱい走って景色を楽しみ、たくさん食べて安曇野を満喫してほしい」と。
(問)観光情報センタ TEL 0263-82-9363

■2020.7/23-12/6;「安曇野サイクリング巡りフォトラリー」
大糸線穂高駅前の「安曇野市観光情報センタ」で受付。安曇野市観光情報センタで参加料を支払い、自転車1日乗り放題レンタル引換券・マップをもらう。サイクリング出発〜食物や景色を写真に収めてポイントを重ねる。観光情報センタで 写真を見せる。さらにアンケートを記入して参加賞をゲット。参加料(\1000/大人,子供同額)

■2020.6/30;改正道路交通法施行。「あおり運転」に関する違反に対して細かく規定が追加され、車だけでなく自転車も違反すると処罰の対象。
信号無視、通行禁止、歩行者専用道での徐行、路側帯の歩行者妨害、遮断機が下りた踏切への立入り、交差点での左方優先車妨害・直進車妨害、環状交差点での徐行、一時停止、歩道での歩行者妨害、酒酔い、スマホ使用の安全運転違反、 妨害違反(あおり運転):急ブレーキ、車間距離、進路変更、追い越し、減光、警音器使用制限など。3年に2回の摘発で安全講習(3H,\6000)が義務化、受講拒否は5万円以下の罰金。



(4)★〜〜〜乗鞍岳・乗鞍高原のサイクル情報〜〜〜★
■2022.8/28;国内最高所を走る自転車レース「乗鞍ヒルクライム2022」が松本安曇・乗鞍高原の乗鞍エコーラインで開かれた。
3750人が出場。新型コロナの影響で3年ぶりの開催。出場者らは北アの雄大な自然を背景に、標高差1260mを駆け上がった。鈴蘭の乗鞍観光センタを起点に、6:25〜;性別や年齢ごとに分けられた12クラスの出場者が次々にスタート。 約7km地点の三本滝GT、15km地点の位ヶ原山荘などを駆け上がり、ゴールの乗鞍岳山頂畳平まで20.5kmを走り抜けた。乗鞍高原では雨が降り、朝の気温は16℃。ゴールは雨は上がり、曇り空で気温は10℃。今回のエントリー数は3748人。 前回の4500人より少なかった。チャンピオンクラスの優勝者は55m18sでゴール、歴代7位の好タイムという。

■松本市安曇ののりくら観光協会は、中部山岳国立公園内の「乗鞍高原」にある観光スポットを巡る未舗装のトレイルを2年かけて整備し、6/11;利用を始めた。
乗鞍岳に集中しがちな観光客に高原内の周遊を促す狙いで、ハイキングとMTBのトレイルを「のりくら高原トレイルズ」と名付けてPRする。環境省の補助金を活用して整備。ハイキング用は、既存の遊歩道を生かし森や草原、滝などを巡る 6.5-11kmの3コースを設定。随所に案内板を立て、場所によっては木材チップを敷いた。MTBは8エリアに分散して総延長15.4kmコースを整備。国立公園にMTBトレイルが設けられるのは全国初。6/11;乗鞍観光センタ前の出発点に新設した ランドマーク施設でオープニング式典を行い、行政関係者やロゲイニングイベントの参加者とともにテープカットをした。協会は「乗鞍高原を訪れる全ての方にトレイルを歩いて心地良さをぜひ体験してほしい」、臥雲義尚市長は 「アウトドア活動やゼロカーボンの先駆けとして愛されるように地元の方々と取り組みたい」と。

■6/11-6/12;「Norikura Kogen Trails」オープニングイベント開催
乗鞍高原内にハイキングトレイルを整備した「Joyful Walks Norikura」、国立公園で初となるMTB専用コース「Norikura Community Mountainbike Trails」がOPEN。
「Norikura Kogen Trails」のオープンを記念し、ハイキング、ランニング、MTB、ロゲイニング、ガイドツアー、ネイチャーハイクなどが楽しめるイベント開催。ゲームで豪華賞品get。
6/11;8:00;ロゲイニング受付・説明、9:00;Norikura Kogen Trailsオープン(臥雲松本市長,中部山岳国立公園事務所長らテープカット)
6/11;9:30ー13:00;ロゲイニング(\3000,定員;100名)、13:30-15:30;初心者向けMTB講習(\2500,定員;10名)、19:30;表彰式&焚き火ナイト
6/12;8:00;ロゲイニング受付・説明、9:00-13:00;ロゲイニング(\3000,定員;100名)、9:30-12:00;ネイチャーハイク(\3000,定員;10名),9:30-12:00;ガイドと走るMTBトレイルライド(\3000,定員;10名)
(1)MTBコース;
1)バンブーシュート(3.7km,標高差1797m-1501m)、2)ディープフォレストクリーク(距離3.8km,標高差1686m-1471m)、3)レンチラン(初級者向け距離1.8km/1.2km,標高差1565m-1536m)、 4)ツアーコース(距離1.6km,標高差1561m-1452m)、5)キングオブロックス(距離1.7km,標高差1471m-1389m)、6)ホースバックロード(距離1.4km,標高差1431m-1371m) 7)ラウンザベース(距離1.1km,標高差1439m-1426m)、8)バイクパーク(距離1km,標高差1385m-1326m)。
(2)トレイル;
1)のりくらトレイル(距離6.5km,標高差1454m-1600m)、2)一の瀬草原トレイル(あざみ池・女小屋の森・オソメ池・どじょう池・まいめの池;距離8km,標高差1454m-1518m)、3)三本滝トレイル(三本滝・善五郎の滝;距離11.1km,標高差1454m-1850m)
(3)トレイル整備協力金;
「JOYFUL WALKS」(\500/日,\3000/年)、「COMMUNITY MOUNTAIN BIKE TRAILS」(\2000/日,\10000/年)
(4)営業日;通年,火/水定休日,7/16-10/31;無休,9:00-16:00
(問)のりくら高原観光協会 TEL 0263-93-2147(9:00-16:00)

■2021.8/29;「乗鞍ヒルクライム2021」
乗鞍エコーラインを走る「乗鞍ヒルクライム2021」。標高1500mの乗鞍観光センタをスタートし、ゴール地点は標高2702m、自転車レースとしては国内最高所を走る大会。全長20.5km 標高差1260m。エントリーは終了。8/28;13:00-17:00;受付。 8/29;4:00〜;駐車場オープン,6:00-12:30;交通規制、6:30;開会式、7:00ー11:30;競技、13:30-15:00;閉会式(表彰式,抽選会等)。※天候・コース状況によりスケジュール変更あり。新型コロナウイルス感染症の状況等で大会延期または中止する場合あり。
(問)乗鞍ヒルクライム大会実行委員会事務局 TEL 0263-47-7666

■2021.4/16-8/31;乗鞍岳の「乗鞍エコーライン」中腹に位置する山小屋「冷泉小屋」の再生プロジェクト。
聖地・乗鞍にサイクリストウェルカムな施設として2021.8/末プレオープンを目指し、CFを実施中。乗鞍ヒルクライムが開催され、サイクリストの聖地として人気の高い乗鞍岳。この日本屈指のヒルクライムコースの中腹に建つ山小屋 「冷泉小屋」を再生するプロジェクト。CFは4/16から1ヶ月間。サイクリストに特化した内容でサポーターに対するリターンはオリジナルプロダクト型(サイクルジャージ等)と、実際に乗鞍で楽しめる体験型(プライベートレッスン, 応援goods等)。支援総額;355万円、目標金額は300万円、ネクストゴールは450万円。支援者数;258人。締切あと3日。
「聖地・乗鞍にサイクリスト憩いの小屋を誕生させよう!」
(問)冷泉小屋再生プロジェクト

■2020.10/23;「乗鞍スカイラン」が7月豪雨の被災で、2021年秋まで通行止めの見込みであることから、2021年の第18回大会の中止を決めた。
主催する岐阜新聞社、岐阜放送などでつくる「乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム実行委員会」が高山市丹生川支所で開かれ、乗鞍岳を駆け上がる自転車レースである同大会を毎年7月に開催してきたが、新型コロナウイルスの影響で 開催を見合わせた2020年の大会に続き、2年連続の中止。同スカイラインの復旧工事は、今後の降雪状況を見て中断し、2021年5月頃に再開予定で、開通時期は来夏にならないと判断できない見通し。秋に開通したとしても行楽シーズンに 通行止めを行っての開催は難しいと判断。この日は「2022年は復興記念と位置付け、幅広い人たちに参加を呼び掛けて開催してほしい」と。

■2020.8/30;松本安曇の「乗鞍高原」で自転車レース「乗鞍ヒルクライム2020」は感染拡大防止で中止となったが・・・。
乗鞍高原の朝は青空が広がり、徐々に白い夏雲が湧き上がっていた。観光センタ前駐車場には多くのヒルクライマーが集まった。乗鞍エコーラインの三本滝レストハウス前駐車場では乗鞍ヒルクライム大会実行委員会が感謝の気持ちを込めて ヒルクライマーらにオリジナルの缶バッジをプレゼントした。バッジは過去の大会の写真を背景に「空に一番近いバイシクルロード」などのメッセージを添えた。実行委は地元ののりくら観光協会や松本市などで組織し、「来年お待ちして おります」と声を掛け、下山してきた人に缶バッジ計500個を渡していた。山頂の畳平は霧。三本滝でも一時雨が降った。この日、乗鞍エコーラインを登った自転車は500台弱。レースには例年約4000人が参加している。「とても景色が良く、 走りやすい良いコース。来年は参加したい」とサイクリスト。



(5)★〜〜〜松本のサイクル情報〜〜〜★
■松本市「シェアサイクル事業」の利用実績が伸びている。
松本市と民間の共同事業で、6年目の2024年度は事業開始(2019年度)と比較して利用者数3.5倍、利用回数3.8倍。市民や観光客の足として定着してきた。ステーション数と自転車台数も増え、初年度は14ヶ所100台が2024年度末は37ヶ所160台に。 利用目的は「観光・レジャー」(61%)、「買物などの日常利用」(39%)、「通勤」(30%)など、観光客と市民の両方に利用されている。市自転車推進課は「休日・平日ともコンスタントに利用がある」。5月からは新たにスポーツ仕様のe-bikeを 松本駅北自転車駐車場に5台配備、返却も同じ場所。ツーリングを楽しめる環境を整える。利用は11/30まで、料金は最初の\300/30分、以降\150/15分、上限\2000/12H)。走行距離は95-140km、従来のシェアサイクルの2倍走れる。 松本市臥雲義尚市長は「既にe-BIKEを導入している安曇野市との連携も検討したい」と広域周遊に意欲を示めした。

■2025.4/17ー11/30;6:30-20:30;松本駅お城口広場に自転車観光の拠点となる「サイクルステーション」利用可。
本格的なサイクルシーズンを迎え、2024年度に続き松本市が設置した。メンテナンス用具や更衣室を備え、自転車で旅をするサイクルツーリズムの活性化を図る。幅6m×奥行き3mのテントの側面をパネルで覆い、室内には空気入れや 工具が一体となったリペアステーションや、サイクルラック、アウトドアチェアなどを備える。更衣室もある。室内には防犯カメラを設置、利用時間以外は施錠する。市自転車推進課によると、2024年は10/29-12/13;103人が利用した。 2025.4/20;「桜のアルプスあづみのセンチュリーライド」開催。市は「サイクルステーションを拠点に自転車の街・松本を楽しんでほしい」と。

■松本市は、観光や旅行をする人が自転車を気軽に利用できるように設備を充実させた宿泊施設15ヶ所を「サイクリストに優しい宿」として認定した。
自転車の客室持ち込み可、空気入れ・修理用工具などを用意したりした宿泊施設が対象で、市は自転車を活用した観光の活性化につながると期待。認定は自転車の客室持ち込みか屋根がある場所での保管、3種類のバルブに対応した空気入れの貸出、 施設利用前後の荷物の一時預かりなどを要件に、2024年9月に募集を始めた。認定施設は市街地(4)、乗鞍高原(7)、市南部1、美ヶ原温泉1、四賀1、奈川1施設。自転車のレース大会「乗鞍ヒルクライム」の開催や、電動アシスト付自転車の 貸出など自転車活用が盛んな乗鞍高原エリアでは、工具の貸出や自転車用品の販売、整備スペースをすでに用意している施設があり、サービスが充実。 認定施設には認定ロゴマークを提供、松本市HPで施設を公開。認定施設の応募は随時受付。市自転車推進課は「市街地を中心にさらに認定施設が増えることで、自転車の観光活用につながれば」と。

松本市サイクリストに優しい宿認定施設一覧

■松本市は「自転車のまち」を目指している。JR松本駅前に自転車の組立てなどに使える「サイクルステーション」を、サイクリングコースには道路標示を設けた。シェアサイクルの利用場所も増やした。観光振興と市民の利用増を促すのが 狙い。10/29;松本駅お城口の広場にサイクルステーションが設けられた。テント型でサイクルラックが設けられ、自転車を組立てる作業スペースがある。工具や空気入れが置かれ、更衣室も。広さは18uとゆったりと利用できる。 利用は6:30-20:30;無料。2024.12/13まで、2025年4月〜秋まで開設。

■2024.11月;松本市は自転車で市内を巡る約30kmのサイクリングルートに道案内や注意喚起のための路面標示を整備している。
ルート途中にはトイレなど休憩スポットも。愛好者らが利用しやすい環境を整え、松本平や北アルプスの眺望が楽しめる特色をアピールする。弘法山古墳や美ヶ原温泉などの道路には「絶景ルート」を案内する路面標示を整備した。

■2024.9月;松本市は客室に自転車を持ち込めるなどサイクリストが利用しやすい宿泊施設を認定する制度を始めた。
自転車イベントが多い松本には県外からも多くの愛好者が訪れており、快適に楽しめる環境づくりを進めてさらなる誘客につなげる狙い。要件を満たした市内の施設を「サイクリストに優しい宿」に認定し、市HPなどで情報を発信する。 認定は、1)自転車を客室または屋根がある場所で保管できる。2)チェックイン前後に手荷物の一時預かりができる。3)空気入れを貸出しできる、4)サイクリングルートなどの観光情報を提供している。4条件を満たす宿泊施設が対象。 推奨ではランドリーサービス、周辺のコインランドリー紹介、六角レンチなど自転車用工具貸出、自転車等の宅配受取り・発送サービス、自転車整備・洗車スペースの設置、洗車用物品貸出、自転車関連商品(パンク修理、クリーナー、 補給食等)の販売などをあげる。認定施設には認定証を交付し、ロゴマークを提供する。松本市によると、「ツール・ド・美ヶ原自転車レース大会」、乗鞍高原で行う「乗鞍ヒルクライム」、松本ー白馬間の北アルプス山麓を走る 「アルプスあづみのセンチュリーライド」の3つのイベントの参加者にアンケート(計388人)を行ったところ、9割が県外の参加者で、その大半は会場周辺に宿泊。宿泊施設に対し、屋内の駐輪スペースや荷物の預かりサービスを求める声が 多く寄せられた。美ヶ原温泉の「旬彩月の静香」では「ツール・ド・美ヶ原」に出場する宿泊客らが自室に自転車を持ち込めるよう対応。チェックアウト後の手荷物の預かりに応じ、大会終了後の大浴場利用も勧めるなど、もてなしに力を 入れている。市自転車推進課は「松本が自転車のまちになる第一歩。サイクリストを歓迎する環境を整えたい」と。

■2024.8/1;松本市は自転車を利用して市内観光をする「サイクルツーリズム」の普及に力を入れる。
松本駅前に自転車の組み立てや着替えなどができる「サイクルステーション」を設置、市内の観光サイクリングコース上にルート案内表示を設けて観光地を回りやすくする。10月の本格運用を目指す。松本市観光コンベンション協会が2021年に 設定した「絶景めぐりコース」「ロケ地めぐりコース」「街めぐりコース」の3つのサイクリングコースがあるが、現在は自転車を止めて紙やインターネットの地図で確認する形になっている。今回、観光客が自転車に乗ったままでコースを 確認できるように、市が案内表示を整備する。全長約30km、弘法山古墳や美ヶ原温泉、浅間温泉、アルプス公園、松本城などを回る「絶景めぐりコース」で、105ヶ所に案内表示を設ける。7ヶ所に「サイクルステーション」を設置、一部で 空気入れの貸出しも。宿泊施設を対象に「サイクリストに優しい宿認定事業」も始める。屋内や屋根付の自転車保管場所があり、空気入れの貸出しなどができる施設を認定し、専用のロゴマークを提供する。市自転車推進課は「自転車を活用し、 インバウンドを含めた多くの観光客に松本の魅力的な場所を巡ってもらうようにしていく」と。

■松本市はいつでも自転車を借りられる「シェアサイクル」に取り組んでいます。
松本市は車の渋滞や環境への負荷を減らすため、専用アプリに登録すれば24H、いつでも自転車を有料で借りられる「シェアサイクル」の事業を5年前から始め、松本市内には約160台の自転車が配備。ヘルメットの着用は努力義務だが、 警察やシェアサイクルを運営会社と連携協定を結び、利用者の安全を確保するため、貸出す自転車に順次、ヘルメットを備え付ける取り組みを進める。「シェアサイクルを利用する人はヘルメットを持っていない人が多い。今回の取り組みを 通じて、自転車に乗る人にヘルメットをかぶってもらい、交通安全の意識を高めてほしい」と。

■2023.10/3;松本地域観光戦略会議は松本市岡田の田溝池でE-bikeの体験試走会を開いた。
自転車を活用した観光地づくりに向けての活動で、起伏のある約7kmのコースを走り、E-bikeへの理解を深めた。県松本地域振興局や安曇野市の観光担当などの職員、宿泊事業者らが試走会に集まった。田溝池に隣接するドアーズ2ndを出発、 塩倉池周辺などを巡った。安曇野市観光課は「一般的な自転車とE-bikeとの進み方の違いを確かめたい」と。県松本地域振興局商工観光課は「各地域で自転車を生かした観光振興が進んでいけば」と。

■2023.8/1;松本平では塩尻市と山形村、朝日村と各市村の観光協会は、電動アシスト付自転車の24H貸出しサービス「シェアサイクル事業」を始める。
2023年度は11/末までを運用、6ヶ所のサイクルポートを設け、計20台の自転車を配備。広域観光で連携し、旅行者や住民の利用の普及促進を図る狙い。松本エリアで活用されている「ハローサイクリング」のシステムを利用。スマホの アプリで支払い方法などを指定し、会員登録すると利用できる。ポートは塩尻市のJR塩尻駅前の観光センタ、市民交流センタ・えんぱーく、広丘駅西口と、山形村アイシティ21、観光協会事務所、朝日村役場に置く。運用状況に応じ今後、 最大8ヶ所まで増設する可能性もある。利用料は\130/30分,以降\100/15分が加算。着用が努力義務のヘルメットは貸出しを検討する。3市村でつくる「ぐるっと巡ろう!塩尻・山形・朝日サイクルツーリズム推進協議会」が実施。事業費は 約500万円で、県地域発元気づくり支援金事業を活用。県が進める自転車を活用したサイクルツーリズムに呼応した。塩尻市観光課は「歩くと20分かかるところを10分で行き、残りの10分で他に立ち寄るなど有効に使ってほしい」と。 マップ作成や周遊ルート構築にも取り組む。

■2023.6/25;松本「浅間温泉」から「美ヶ原高原」まで標高差1270mを自転車で駆け上がる「ツール・ド・美ヶ原高原自転車レース大会2023」が開かれた。
2023年で24回目、県内外から集まった12歳-77歳までの1035人が参加し、体力の限界に挑戦した。全長22.5km(前回21.6kmより約1km長い)のコースに挑み、過酷なコースで懸命にペダルをこぎ、高原で爽やかな汗を流した。2023年は 5月の大雨でコースの一部が崩落したため、ルートが変更。コースは松本市野球場駐車場前(セキスイハイム松本スタジアム)〜浅間温泉街〜美鈴湖〜武石峠〜美ヶ原・天狗の露路。平均勾配5.9%。難所の急な上り坂「激坂」は最大斜度が 20度前後あるが、林道美ヶ原線の 路肩崩落で使用できなかった。ただ、代替路となった市道もスタート直後から急坂と急カーブが連続、選手は全身の力を使って自転車を前に進めていた。地元住民らが沿道に詰めかけ、「頑張れ」と声援を送る。選手は「ありがとう。 行ってきます!」と声をかけ合っていた。大会は、松本市や松本商工会議所などでつくる実行委員会が主催。松本ヒルクライムは1986年〜「マウンテンサイクリングin乗鞍」。2000年〜「ツール・ド・美ヶ原高原自転車レース大会」の2つの ヒルクライムレースで、それぞれ2023年38回目、24回目。

■2023.4月〜;松本市が民間と共同で行っている「シェアサイクル事業」で、利用範囲を拡大したり自転車の台数を増やしたりとサービスを拡大した。
2019年にスタートしたシェアサイクルは利用者が肩上がりで増加。市街地の渋滞対策にもつながるとして、市民にさらなる利用を呼び掛けている。市街地などに設置されたステーションに置かれた電動アシスト付自転車を、登録した人が 利用できるシステムで、市民だけでなく観光客も利用できる。今回の拡大は信大の学生や観光客に配慮しようと、信大周辺や浅間温泉にステーションを4ヶ所増設。自転車は30台増やし全160台。市自転車推進課によると、年度別の利用は 初年度の2019年度1万8678回、2020年度が2万3092回、2021年度が4万110回、2022年度が5万5089回。利用者が増えた要因として、ステーションが増えたことが挙げられる。初年度のステーションは14ヶ所、自転車100台。設置箇所を少しずつ 増やし、今回の増設と増台で37ヶ所160台になった。浅間温泉ではホテル宿泊客だけでなく、観光客や近隣の方など多くの人に気軽に利用してもらいたいと。
「HELLO CYCLING」アプリをダウンロードして予約。決済はクレジットカード/キャリア決済等。キーは暗唱番号orSuica/PASMO利用して開錠。返却時は手動で閉錠。
安曇野市でも観光協会のシェアサイクル事業が好調。2022.4-11月;利用台数3184台(前年比1.7倍増)。17ヶ所、計50台。1回当たりの平均利用時間は約1H。12-3月は利用不可。
松本市利用料金;(基本;\130/30分、追加;\100/+15分。乗り放題;\2000/30分、MAX;\1800/12H)、安曇野市利用料金;(基本;\100/15分、MAX;\1500/12H)
シェアサイクルで松本から安曇野へ。松本で自転車を借り、安曇野で返却、その逆もOK。サイクルステーション;松本市(37)、安曇野市(17)、松川村(1)。松本と安曇野では利用料金や車両が異なる。松本はシティサイクル。 安曇野はスポーツとミニベロ。
安曇野シェアサイクルステーション;豊科駅、穂高駅、安曇追分駅、明科駅、HAMAフラワーパーク安曇野、豊科南部総合公園、安曇野スイス村、道の駅「アルプス安曇野 ほりがねの里」、安曇野の里、かじかの里公園、大王わさび農場、 穂高山麓線沿いapple&roses、安曇野しゃくなげの湯、国営アルプスあづみの公園、休暇村H安曇野、あずみ野温泉H、穂高ビューH、松川村安曇野ちひろ美術館。
松本シェアサイクルステーション;松本駅(お城口、アルプス口、公園)、北松本駅、上高地線信濃荒井駅、 松本城、松本城大手門駐車場、松本城西、旧開智学校、花時計公園、あがたの森公園、松本市美術館、まつもと市民芸術館、キッセイ文化ホール、ホットプラザ浅間、 松本BT、Hブエナビスタ、松本市役所本庁舎、県松本合同庁舎、相澤病院、信大病院、信毎メディアガーデン、イオンモール松本、喫茶山雅、栞日、菊の湯など。
松本市シェアサイクル
安曇野市観光協会シェアサイクル

■松本市中町商店街振興組合は商店街独自のレンタサイクルの貸出しを始めた。
組合事務所で気軽に借りられる使いやすさが特徴で、組合は「市民や観光客に使ってもらい中心市街地の活性化につながれば」と。エコや脱炭素で町並みをブランド化するため、組合が取り組む「中町エコストリート」事業の一環。 県の地域発元気づくり支援金を活用し、自転車はタイヤが20インチ以下の小径車「ミニベロ」を3台用意。年末年始以外9:00-16:00,5-9月は9:00-17:00。(\300/1回)。利用が相次ぐ場合は、2023年度以降に台数を増やすことも検討。
(問)中町商店街振興組合 TEL 0263-36-1421

■松本中心市街地で、自転車の走路を示す赤茶色の路面表示「矢羽根マーク」の舗装が進んでいる。
自転車路線のネットワーク化を推進する市が導入し、自転車レーンと違い拡幅を必要とせず低予算で整備できる利点がある。一方、市には市民から「何の表示か分からない」との問合せが数件寄せられていて、定着まではしばらく時間がかかりそう。 市は2026年度までに延長40km分の市道に設置する方針で、2022年度は松本駅や松本城、信大、松本深志高、イオンモール松本の各周辺など8km分を表示する。8/上;作業を始め、薄川の堤防道路や、女鳥羽川の千歳橋からこまくさ道路までの市道など 3km弱の舗装を終えた。市がこれまで整備してきた自転車レーンは拡幅工事が必要なため、場所によっては整備が途切れた路線網になっていた。一方で、市自転車推進課には「矢羽根の上を自転車で走っていいのか」との質問が寄せられている。 市はHPやラジオ、TVの広報番組で周知を図っており、市自転車推進課の西山隆之課長は「見慣れない表示なので定着するまで時間がかかるかもしれないが、根気よく周知に取り組んでいきたい」と。自転車レーンが設置されている場合、自転車は レーン内を通行しなければならない交通規制があるが、矢羽根表示はあくまで安全に走行する目印であることも周知していく。

■2022.9/17,10/1,10/15;10:00-11:50,13:00-14:50,15:00-16:50;「高ボッチ高原」で「eバイク体験会」を開く。
高ボッチの新たな観光体験企画の開発に向けた検討材料にする狙いで、初心者を対象に参加者を募っている。 各回4〜5人を先着受付。9月は自転車競技のトライアル元世界王者の有薗啓剛さん、10月はMTB・DH元アジア王者の井手川直樹さんをゲストに招く。(参加費;\2000)
(問)塩尻市観光協会 TEL 0263-54-2001

■2022.6/26;松本「浅間温泉」から「美ヶ原高原」へ標高差1270mを一気に駆け上がる「ツール・ド・美ヶ原高原自転車レース大会」が開かれた。
新型コロナ感染拡大の影響で2年連続中止となり、3年ぶりの開催。北海道から沖縄県までの1098人がエントリー、高原の美しい景色の中で体力の限界に挑む爽快感を味わった。全長21.6kmコースは、最大勾配25%の激坂区間。なだらかな上り坂や 下り坂もあり、変化に富んでいるのが人気。964人が出走、959人が完走した。開閉会式を行わないなど感染拡大防止策を取って開催。実行委員長は「全国の方が激坂を待っていてくれた。多くの皆さんの支えのおかげで無事開催できた」と感謝。

■松本市街地で民間が行っている有料貸出し自転車「シェアサイクル事業」の2021年度の利用が延べ4万回を超えて過去最多。
前年度比73%増と大幅に増え、市民の日常の足として定着しつつあることがうかがえる。市は運営事業者の協力を得ながら、シェアサイクルの駐輪場の増設を図り、利便性向上に努める。シェアサイクル事業は市が民間企業と協働で2019年4月スタート。 初年度は1日平均50回、2年目(2020年度)は感染拡大の影響で63回。2021年度は6-10月に利用が急増し109回。2022年4月は1064人が延べ3945回利用。前年同月比45%増、特に土曜日の利用が多い。市自転車推進課は「松本を訪れた観光客の利用が 増えたのでは」と。利用者の増加は専用の駐輪場が増えたことが大きい。初年度は市街地の14ヶ所で電動アシスト付自転車100台でスタートしたが、現在は32ヶ所、130台まで増えた。市役所から松本駅までシェアサイクルを使った市民は 「歩くには少し遠いので、気軽に乗れる自転車として便利」と。シェアサイクルの利用料金は最初\130円/30分、その後は\100/15分、月額\1000円で1回30分間を何回でも乗れる定額制もある。市は公式HPで専用駐輪場の場所を表示するなどして PRに努めている。

■2022.4/23;「信州スカイパーク」に東管理棟が完成、オープニングセレモニーが行われた。
やまびこドームの東側に位置し、100人を収容できるホールや、キッチン付会議室、自転車を貸し出すサイクルセンタを備える。利用者の交流拠点や公園の管理拠点として活用していく。東管理棟は鉄筋コンクリート造り2F建て延べ614u。 1Fは公園管理事務室、サイクルセンタ、2Fは会議室、多目的室、授乳室、ホールを設置。工事費は約3.3億円。親水広場に面する南側には軒下を設け、手洗いもできるようにした。広場で遊ぶ人たちの休息場所になる。北側にも園芸活動などに 使える軒下を設けた。ホールは南側に大きく窓を配置。サイクルセンタは10kmの周回コース「信州スカイロード10」に近く、センタで自転車を借りてコースを巡ることもできる。会議室、ホール、自転車のレンタルは有料。 県建設部は「来場者の安全確保、スカイパークのにぎわい創出の拠点としたい」と。

■2022.3/22;アルピコ交通は「上高地線」で自転車の持ち込みができるサービス「サイクルトレイン」を始める。
WEBで乗車券を購入する仕組みを導入し、手続きを簡略化して8年ぶりに復活。上高地線の利用方法の幅が広がり、利用者増につながることが期待される。平日特定日の上下各2本をサイクルトレインの対象列車に設定。2022年は11/末まで、 夏休みなど混雑期を除き、平日はほぼ毎日運行。対象駅は、下り列車が北新・松本大学前、新村、波田、新島々の4駅、上り列車が新島々、波田、森口、新村、北新・松本大学前の5駅。ダイヤは下りが北新・松本大学前発(11:41,13:40、 上りが新島々発(10:53,12:48)。上高地線では2014年まで同様のサービスがあった。当時は手続きが煩雑だったこともあり利用が低迷。スマホで簡単に予約・決済できる環境が整ったことなどから再開する。鉄道事業部は「便利になるので、 これまで乗っていなかった方に利用してもらえたら」と。定員は1列車4台まで。料金は通常の利用と同額だが、事前にWEBで専用乗車券の購入が必要。
(問)新島々駅 TEL 0263-87-3166

■2022.2/25;松本市は、通勤通学者などの自転車が日常的に通る道路の路面表示に、間隔を置いた矢羽根マークを導入する。
自転車レーンと違い拡幅を必要としない手法を取り入れることで、自転車路線のネットワーク化を早める。5年間で延長40kmの市道に設置する計画で、まずは中心市街地の学校、駅周辺などを優先して行う。車道の外側部分に、赤茶色の 矢羽根マークを10mおきに表示。2022年度は松本駅や松本城、信大、松本深志高、イオンモール松本周辺など、合わせて8kmに表示する計画で、2022年度一般会計当初予算案に2400万円を計上。市がこれまで整備してきた自転車レーンは 自転車と自動車の通行帯を分離できるが拡幅が必要なため、場所によっては整備が途切れて路線網になっていなかった。一方、矢羽根型表示の場合は自転車も車道内を通ることをドライバーに注意喚起する「混在通行」。市自転車推進課は 「スピード感を持って費用も抑えながら整備できる。若者の自転車事故が多い所を優先しながらネットワーク化を進めたい」と。市は「自転車活用先進都市の実現」を目指し、安全で快適に利用できる環境整備の施策を相次いで打ち出す。 商業地域にある店舗が既存の自転車置き場に簡易ラックや柵を設ける際の物品調達、工事費の一部を補助する制度を2022年度に創設するほか、松本駅東西口の自転車駐車場の一時利用の無料時間を30分から1時間半まで延長する実証実験を 3〜6月に行う。

■2021.11/28;9:00〜;「松本観光コンベンション協会」は、自転車や徒歩で松本のチェックポイントを巡り、自然や史跡などを満喫するイベント「松本サイクリング&ウオーキングday 2021」を初めて開催する。
距離別やみどころ別にコースを定めた地図を使い、松本の魅力を肌で感じて楽しんでもらう。サイクリングはテーマ別に「街」(約10km)「ロケ地」(約22km)「絶景」(約30km)の3コース。雄大な景色を望む城山公園展望台や弘法山古墳、 映画やドラマに登場した薄川やあがたの森公園などを自転車で巡る。有料で電動アシスト付きシェアサイクルやガイド(ロケ地コースのみ;定員10人)を利用することも可能。ウオーキングは6コースで、「アルプス展望」と「松本歴史探訪」に 分け、それぞれに短距離、長距離、温泉地の各3コース(5-16km)。コースにより定員10人でガイドが付く。好きなコースを選び、チェックポイントで写真を撮影してゴールすると、リンゴ、缶バッジ、パルコde美術館入場券の記念品がもらえる。 協会は「晩秋の美しい自然や街なみを満喫し、松本の魅力を再発見してもらえたら」と。 発着地「信毎メディアガーデン」で受付。(\800/事前申込み,\1000/当日)
(問)事務局 TEL 0263-34-3295

■松本広域エリアを自転車で巡って撮影した写真をInstgramで募る「信州アルプスフォトチャリー」が開催中。
主催は信州サイクリングプロジェクト。松本広域エリア(松本、塩尻、安曇野、麻績、生坂、山形、朝日、筑北)を周遊するサイクリングコースやその周辺を巡って撮影した写真が対象。応募方法は、Instagramの@alps_photochallyをフォローし、 ハッシュタグで撮影地と「#信州アルプスフォトチャリー」、メンション(@alps_photochally)を付けて投稿。作品は何点でも応募できるが、組み写真やコラージュ、加工文字入りのものは対象外となる。開催は2020年に続けて2回目、2021年は 3期に分けて実施。現在は第2期でテーマは「秋」。応募作品は審査や抽選を行い、グランプリ「ベストチャリー賞」には飛騨牛を贈呈するほか、各賞受賞者に漆器ペアグラスや藍染めのペンケースなど地元の特産品や施設利用券を贈る。 9/15;第1期「夏」の入賞作品を発表。「ベストチャリー賞」は、夏空と足元の残雪のコントラストが映える、乗鞍エコーラインで撮影された写真が選ばれた。事務局は「抜けるような青空や、風鈴やソフトクリームなど夏の風物詩がたくさん 寄せられた」と。2020年は約800作品、2021年は第1期だけで342作品。「自転車を楽しんでいることが伝われば、街乗りのママチャリでもいいので、多くの人に気軽に参加してほしい」と。第2期の締切は10/15。第3期は「街」をテーマに11/1-11/30。

■2021.8月;松本中心市街地で展開されている民間のシェアサイクルの利用が2021年度に入って伸びている。
7月の利用回数は前年同月比2.7倍の4011回で、月別では初めて4000回を超えた。認知度向上に加え、市が3月にレンタサイクル「すいすいタウン」を廃止して貸し自転車事業を一本化した効果が背景にあるとみられる。シェアサイクルの 利用は夏から秋に増える傾向がある。2020年度は11月の2755回が最多だったが、2021年度は4月に2722回と利用水準が上がった。7月は1日当たりの利用回数が129回、利用者数は前年同月比2.3倍の1084人。2020年度5824回利用された すいすいタウンからの乗り換えが一定程度あるとみられる。利用者アンケートによると、4割は市民、6割は観光客などの市外在住者で、20〜40代が8割を占める。市自転車推進課は「新型コロナウイルス禍で観光客は増えない中で利用は 伸びている。市民に浸透してきたのではないか」と。普段使いの定額サービス利用者は100人近い。スマホなどで決済し複数の拠点でいつでも乗り捨てできるシェアサイクルは、市が公共用地への拠点設置に協力するなど官民協働で2019年 3月に始まった。現在26ヶ所の拠点に130台を配置し、松本駅前やイオンモール松本前での貸し出しが多い。OMF開催に合わせ8/21からは期間限定で総合体育館前にも設置。市は、なぎさライフサイトやサンプロアルウィンなどへの設置も 視野に増設を検討したいと。

■2021.6/上;JR松本駅改札前の「旧びゅうプラザ」には大糸線・篠ノ井線などの市町村のサイクリング特集。松本・穂高・信濃大町・白馬・南小谷のサイクリングMAP、パンプなどが置かれています。安曇野は開催中の安曇野サイクルロゲイニングの マップがあります。

■2021.6/1〜;松本市は、市内周遊バス「タウンスニーカー」と自転車の有料シェアサイクルが一日乗り放題になるセット券の販売を始めた。
1日券は別々に購入すると計\1500円だが、セット券では\1200円。観光施設などで独自の割引も。松本駅前のアルピコプラザ1F松本TMで購入できる。バスと自転車を組合せ、周遊の利便性を高める狙いで、バスの待ち時間に自転車で より遠くの観光地まで足を延ばしてもらうことなどを想定。国宝松本城などの観光施設で入場料割引も受けられる。新型コロナの影響でバスや観光施設の利用が低迷する一方、2019年度に約1.8万件だったシェアサイクルの利用件数は、 2020年度には約2.3万件に増加。市は地元住民の利用も増えているとみており、「観光客だけでなく、地元の人も自分に合った使い方をしてみてほしい」と。

■標高差1270mの松本浅間温泉ー美ヶ原高原間を駆ける山岳自転車ロードレース「ツール・ド・美ケ原高原自転車レース大会2021」は、コロナ渦で中止。
開催予定日(6/26)、多くの出場予定者らがツーリングを楽しみに訪れた。新型コロナウイルスの影響で2020年に続いてレースは中止となり、「来年こそは」と願い激坂の先に広がる絶景と初夏のさわやかな風を求めて自転車をこぎ出した。 出発点の浅間温泉の野球場駐車場では、大会実行委員会が駐車場を開放し、協賛企業・味の素のアミノバイタル(150個)を選手たちに提供した。下山後は地元の温泉まんじゅうと「信州松本の水」(150人分)も配った。6/27;同数を配る。 実行委員長は「中止は残念だが大会は来年も続けていく。訪れた人たちには美しい高原の情景を楽しんでほしい」と。

■2021.4;松本を自転車で楽しむコースなどを紹介する「松本サイクリングマップ」が配布。
JR松本駅を発着点にした3つのサイクリングコースを掲載。スポットの写真や走行時間の目安も合わせて紹介。松本観光コンベンション協会のスポーツコミッション課は「いろいろな人の意見を聞きながら、風景やロケ地を楽しめるコースを 設定した」と。「乗鞍ヒルクライム」や「アルプスあづみのセンチュリーライド」など、市内で開催されている自転車イベントや、シェアサイクル、Eバイクレンタルの情報も載せる。市次世代交通政策検討委員会の自転車活用部会部会長の 鈴木雷太さんは「松本市は自転車を楽しむ環境がいっぱいある。自転車で走ることで四季の空気や匂いを感じたり、地元の食事を楽しんだりすることができる」と。協会でサイクリングマップを作るのは初めて。3月から配布を始めた。 「誘客が難しい状況だが、自転車は密になりにくいので、まずは地元の皆さんに利用してもらえれば。自転車ならではの新たな魅力を見つけてほしい」と。マップはA2判で、日本語版と英語版で1万部発行。市観光情報センタや観光案内所、 宿泊施設などで無料配布。
1)「絶景めぐり」(約30km)は、弘法山古墳や芥子坊主展望台、アルプス公園、城山公園など多彩なビュースポットを巡る。
2)「ロケ地めぐり」(約22km)は、映画「orenge」やドラマ「白線流し」などの撮影場所を巡る。
3)「街めぐり」(約9km)は、松本民芸館やあがたの森、市美術館など市街地がメイン。
(問)松本観光コンベンション協会事務局 TEL 0263-34-3295

■2021.6/1;松本旭の「和泉町伍蔵」に自転車販売の「CLAMP松本蔵店」がオープンした。
R143沿いにある5つの蔵群をリノベーションした施設「和泉町伍蔵」。建物群は江戸時代には穀物、明治時代にはお茶を扱う商家だったという穂高。 1Fはダイナー「OLDIES b GOODIES」と面して「High-Five COFFEE STAND」、母屋の土間にあたる場所には「花屋彦兵衛」、奥の蔵には穂高家次女のエステ店「ICOU〜衣香〜」。 「CLAMP松本店」はアウトドアと古道具の店として 2020年12月に登山やランニング向けのキャップ・ウェア・バックパックなどのアイテムを販売する「松本店」をオープン。今回、自転車(ロード・クロス・グラベル・MTB)、子ども用ストライダーの他、ヘルメット、ライト、パーツ、 バッグ、キャリアなどを取り扱う「CLAMP松本蔵店」がOPEN。店長は「バイクパッキング用のバッグやキャリアを充実させた。これだけ特化して扱う店は県内にはほかにないと思う」と。自転車の修理やカスタマイズにも対応。 代表は「母屋は白で明るい雰囲気だったので、蔵は黒でキリッとした印象にしようと思った」と。「自転車の修理をしている間にコーヒーを飲んだり、アウトドア用品を見たりと、相乗効果が生まれれば」と。今後は「伍蔵」と してのイベントも企画したい。「他のテナントとも協力しながら、この場所ならではの展開をしていきたい」。(11:00-2:00,木曜定休)

■2021.2/末;松本市は中心市街地で展開するレンタサイクル「すいすいタウン」の運用を終了。
貸し自転車事業を民間シェアサイクルに一本化する。利便性がレンタサイクルよりも高く、観光利用だけでなく普段使いもあるシェアサイクルの運営を安定的に継続させる。レンタサイクルはMウイングなど8ヶ所で無料で貸出している。 利用時間は貸出し施設の窓口の開設時間に限られ、元の場所に返却する必要がある。2003年度から事業を行い、主に観光客が利用。シェアサイクルは有料で、市が費用を一部負担し2年前に開始した。24ヶ所にある無人の貸出し場所は、 ICTを活用して24H365利用でき、どのポートにも返却できる。観光や通勤、買物の利用がある。レンタサイクルは感染拡大の影響で利用が減少している一方、シェアサイクルは認知度向上に伴い増加傾向にある。2020年4〜12月の利用回数は レンタサイクルの4657回に対し、シェアサイクルは1万7696回。市公共交通・渋滞対策課は、それでも利用はまだ十分でないとし「ポートを増やすなどして利便性を高め、事業が存続できるようにしたい」と。

■2020.12/2;MTBで東京五輪代表内定の「山本幸平」選手が「松本市役所」で臥雲義尚市長を訪問した。
東京五輪では8位入賞の目標を掲げ、「プロとしての集大成。トップコンディションで挑みたい」と。山本選手は北海道出身。小4で競技を始め、高3の世界選手権大会出場を機にプロを目指した。2008年に松本に移住。五輪は2008年の 北京大会から4大会連続。2012年海外に拠点を移し、2017年松本に戻る。標高の高い山が多く高地トレーニングもできる松本は練習にベストな環境。きっかけは松本在住のMTB鈴木雷太さんで、アドバイスを受けながら活動できたという。 2020.11/8;全日本マウンテンバイク選手権では6大会連続12度目の優勝を果たした。12/6;全日本MTB選手権が千葉公園で行われた今季最終レースでも優勝。五輪種目のクロスカントリーはロングコースを90分ほど走る。例年、オフは海外で 練習を積むが、コロナ禍で予定を変更。年末年始から沖縄合宿で慣らし、その後は練習拠点の松本で雪上トレーニングなどで鍛える。コロナの状況で流動的だが、2021年3月から米国へ向かい、5月からW杯でドイツ、チェコ、オーストリアを 転戦する計画。その後に帰国して高地での山ごもりで東京五輪へ感覚を研ぎ澄ますという。2021年、4度目となる五輪舞台は自らの集大成。「五輪まで残り7カ月。やることは限られているが、シンプルに成長していくしかない。自分に とって最高のキレキレの走りを見せたい」と決意を新たにした。「長野県は北アなどの標高の高い山がそびえ立ち綺麗な山に囲まれている。こういう風景は本場ヨーロッパのアルプスに似ていてすごく魅力的」。「松本から大町、安曇野、 白馬までフラットな道が続くので、おやきやスイーツなどの美味しい食べ物を食べながら美味しい空気を吸って、綺麗な景色を見ながら、最後には温泉で締めるという贅沢な楽しみ方ができます」と魅力を語る。

■2020.11/30;「松本情報工科専門学校」のスポーツバイシクル学科2年生9人が、堀金烏川でMTBコースを整備する方法を学んだ。
この場所でコース整備を監修する1996年アトランタ五輪MTB日本代表の小林可奈子さんから指導を受けた。現場は安曇野市が2021年度事業で、「ほりでーゆ〜四季の郷」周辺の里山に設ける専用コースの一部。学生は小林さんから地形を 生かして整備する方法などを聞き、シャベルやくわで斜面の一部を削って踏み固めた。コースは安曇野市が2020年度中にルートを決め、2021年秋の完成を目指す。小林さんは「自転車愛好家だけでなく、幅広い世代に楽しんでもらえる コースを造り、多くの人に安曇野の里山の魅力に触れてもらえるようにしたい」と。

■2020.10/1;松本で\1000/月で1回30分まで何回でもシェアサイクル「30分乗り放題プラン」がスタート。
松本市は、自動車を優先した社会からの転換、環境負荷の少ない集約型都市構造の実現を目指しています。新たな移動手段の一つとして、2019.3/27;OpenStreet社と協働で、シェアサイクル事業を開始した。決められた専用駐輪場で 24時間いつでも自転車を借りたり、返すことができます。通勤や買物、お出かけなどでシェアサイクルを利用。最寄りのステーションで自転車を借りて、勤務先や駅周辺のステーションで返却できます。松本市内では、松本駅お城口広場・ 松本BT前、商業施設の周辺や病院などに設置。「30分乗り放題」プランは、月額\1000円で1回の利用につき30分まで無料。1回の利用が30分を超過した場合、15分\70円。12時間最大\1000円。9/20〜;申込受付開始。
ハローサイクリング(HELLO CYCLING)
(問)松本市建設部公共交通・渋滞対策課 TEL 0263-34-3033

■松本広域エリアを自転車で巡って撮影した写真をInstagramで募る「信州アルプスフォトチャリ―」が開催。
主催は信州サイクリングプロジェクト。松本広域エリア(松本、塩尻、安曇野、麻績、生坂、山形、朝日、筑北)を周遊するサイクリングコースやその周辺を巡って撮影した写真が対象。「美しい」「楽しい」「おいしい」「珍しい」と 感じたものを撮って、Instagramの公式アカウント(@alps_photochally)をフォローし、ハッシュタグで撮影地と「#信州アルプスフォトチャリ―」、「#撮影地(自治体名)」、メンション(@alps_photochally)を付けて投稿。応募は何点でも可。 組み写真やコラージュ、加工文字入りは対象外。応募作品は審査や抽選を行い、グランプリにはクロスバイク、準グランプリには飛騨牛を贈呈。ほかに、漆器や藍染め、グラスなど地元の特産品や宿泊券を贈る。事務局は「自転車を絡めて、 思わず走りたくなるような写真を投稿してほしい」と。プロジェクトでは、ラーラ松本を出発点とした松本広域エリアを周遊するサイクリングコースを策定。ロンドンオリンピックMTB日本代表チームのコーチを務めた「BIKE RANCH」オーナー・ 鈴木雷太さんが監修。北ルートは安曇野〜筑北、麻績、生坂を巡る(約82km)、前半は比較的なだらかだが、後半はアップダウンがある。南ルートは松本市街地を抜けて、山麓線から塩尻、山形、朝日、安曇野を巡る、起伏に富んだコース(約68km)。 今後は、投稿された写真をルートに追加するなどしてより魅力を発信していく。「これからまさに自転車で走ると気持ちのいい季節。車では気が付かない、自転車だからこその風景があることを多くの人に知ってもらえれば」と。(締切;11/30)
(問)信州サイクリングプロジェクト事務局信州アルプスフォトチャリ― TEL 0263-32-9230

■2021.7/1;東京五輪のMTB日本代表として出場する松本在住の山本幸平さんが松本商工会議所を表敬訪問した。
MTBに適した土地柄の松本で、競技がさらに盛んになるような走りを見せたいと意欲を語った。山本さんは、MTB日本代表の鈴木雷太監督と共に訪れ、井上保会頭と面談した。大会で実際に使う自転車も持参。東京五輪の開幕まで1ヶ月を切る中、 大会に向けた準備は最終段階に入っているとした。気持ちが徐々に高まってきているといい、「気持ちが最高の状態で本番を迎えられるようにしっかり調整したい」と。会頭は「松本から東京五輪に出場する選手がいるのはうれしいの一言。 期待しているし、地元から応援を盛り上げていきたい」と。

■東京五輪でMTBに出場する松本の山本幸平選手が県庁を訪れ、「8位入賞をめざしたい」と決意を語りました。
山本選手は、鈴木雷太日本代表監督と阿部知事などを表敬訪問した。全日本選手権で6連覇、3回オリンピックに出場するなど日本のMTBの第一人者として活躍する山本選手。前回リオ五輪のあと結婚して松本で暮らす。山本幸平選手は 「8位入賞を目指す、ゴールまでは今までのいろいろな感情があふれてくると思うがそういう思いをパワーに変えて少しでも前でゴールしたい」と。山本選手は本番に向けて富士見などで高地トレーニングを続けています。



(6)★〜〜〜Japan Alps Cyclingのサイクル情報〜〜〜★
■2023.4/14;自転車で県内を一周するコースなどアウトドアに焦点を当てた観光キャンペーンを発表した。
2023年度の観光キャンペーンのキャッチフレーズ「Go Nature Go Nagano」。コースは「ジャパンアルプスサイクリングロード」と名付けられ、県内を一周するルートで総延長878km。スタートからゴールまでの高度差の総計は1.5万m。 北ア山麓の白馬、大町、安曇野、松本、乗鞍岳、諏訪湖、名所旧跡などを自転車で回ることができます。Mシドニー五輪MTB日本代表で松本に住む鈴木雷太さんが出席しコースの魅力を語りった。鈴木さんは「主に夏と秋に走ったんですけれどもいろんな文化があり、北と南で 走っていくと食文化も含めて文化が違うというのも感じたり、走れば走るほど楽しい」と感じた。県は今後、ルート上の標識の整備などを順次行い、海外からの誘客にもつなげたいとしています。
ルートは長野駅→飯山駅、飯山駅→松本空港、安曇野岩原→松本駅→塩尻みどり湖、松本空港→天竜峡駅、南木曽→清内路峠→阿智村、天竜峡駅→上諏訪駅、諏訪駅→上田駅、上田駅→長野駅など。
1)距離166km;高度計3090m;
飯山駅→(鬼無里→白馬大出公園→岩岳→松川・白馬大橋→八方→青木湖→中綱湖→木崎湖→大町・蓮華大橋→穂高・山麓線→国営アルプスあづみの公園→堀金岩原→三郷黒沢→梓川→波田→松本・信州スカイパーク)→松本空港。
2)距離44km;高度計530m;
安曇野岩原→(堀金→拾ヶ堰→豊科南部公園→安曇野やまびこライン→ラーラ松本→梓川沿い→梓川SA→梓川沿い→松本IC→松本駅→あがたの森→神田→中山)→塩尻。

Japan Alps Cycling Project

■2021.11/13-11/14;穂高「碌山研成ホール」にて、「Japan Alps Cyclingプロジェクト」のサイクリングガイド育成講習会。
サイクルツーリズムの振興に資するため、「日本サイクリングガイド協会」(JCGA)の協力のもとサイクリングガイド講習会を開催。
11/13;10:00-12:00;講演「自転車を活用した地域振興とサイクリングガイドの役割」(JCGA代表理事渋井亮太郎さん)(定員:60名,無料)
11/13;13:30-16:00,11/14;9:00-15:00;「サイクリングガイド体験と実践」(定員10名,\3000)
JACP代表、JCGA公認サイクリングガイドマスターの鈴木雷太さんがガイドとなり、走行管理・コミュニケーション・メカ対応等をレクチャー。サイクリングツアー。 講演・体験で学んだガイドスキルで、参加者がガイド役になり実践する。
(申込)Japan Alps Cyclingプロジェクト事務局へメール、(締切;11/10) (問)長野県観光部観光誘客課 TEL 026-235-7254

■自転車を活用した観光地域づくりに向けてブランド構築を図る官民の組織「Japan Alps Cyclingプロジェクト」代表の鈴木雷太さんと、副代表の小口良平さん、阿部守一知事の3人が12/12;長野の県自治会館で懇談した。
元マウンテンバイク五輪代表の鈴木雷太さんは自転車観光のハブとなる施設などの環境整備の必要性を強調。諏訪湖八ヶ岳自転車活用推進協議会代表で、自転車で世界五大陸を走破した経験がある小口良平さんは諏訪での取り組みを説明し、 サイクルツーリズムの将来性を語った。阿部知事は、同プロジェクトで設定した県内を巡るルートが国のナショナルサイクルルート制度で認定されるために必要なことを質問。鈴木さんは、自転車を組み立てるスペースやシャワールームなどが ある自転車観光に便利なハブとなる駅や空港が求められると答えた。阿部知事は「空港は県管理だからすぐやった方がいい」と前向きな姿勢を示した。安全面から小口さんがトンネル内の照明を明るくする必要性も訴えると、鈴木さんから R361権兵衛トンネルでは脇の管理道を自転車道に活用できるとの提案もあった。小口さんは、電動アシスト付きスポーツ自転車「eバイク」の登場により、山岳地系が多い県内での自転車利用のハードルが下がっていることも指摘。諏訪での 活用事例を紹介し、「地元住民も老若男女がビーナスラインというお宝の道で健康と観光を楽しめる」と。小口さんは、サイクルツーリズムの活性化には自転車を軸にさまざまな事業者が関わって「お金が落ちる」ことが重要とした。 懇談後には、県と同プロジェクト主催の「サイクルツーリズムフォーラム」が開かれた。

■2019.12/12;長野県「Japan Alps Cycling」プロジェクトが自転車を使った観光「サイクルツーリズム」を推進するためのフォーラムが長野で開かれた。
フォーラムには、長野県や観光関係者、自転車愛好家など約160人が集まりました。長野県阿部守一知事は「長野県をサイクリングを通じて、多くの皆さんに楽しんでもらえる地域にしていきたい」と。県は、2019年06月に官民一体で 「ジャパンアルプスサイクリングプロジェクト」を立ち上げ、自転車を使った観光周遊「サイクルツーリズム」の推進を進めています。フォーラムでは、先行事例として、愛媛・しまなみ街道のサイクリングロードの取り組みなどが 紹介された。プロジェクトは、県内を1周する「サイクリングルート」のたたき台を示し、2020年度中を目標にまとめたいとしています。北ア・中ア・南ア、八ヶ岳の山麓などを巡る全長約820km。道中に共通ロゴを入れた案内標識を設置し、 国内外からの集客を目指す。北は野沢温泉村から、南は天龍村までのコース。標高差の累積は約1.2万m。これをたたき台に意見を募り、2019年度中にもルートを固めたい考え。目的地までの距離や方角を示す案内標識は、モデルルートと 位置づける大町市と白馬村区間で先行して年度内に計30枚を設置する計画。ルートが確定次第、県内各地に広げる。副代表は「世界的にも自慢できるルート」と。代表は「長野には素晴らしい素材がたくさんある。住民の見慣れた景色も サイクルツーリズムが広がれば観光資源として有効活用できる」とした。

■2019.12/12;自転車を使った観光周遊「サイクルツーリズム」の普及を目指す官民組織「ジャパンアルプスサイクリングプロジェクト」(Japan Alps Cycling)は、県内各地のサイクリングコースやイベント情報を発信する公式サイトを 開設する。
個々の観光協会や自転車愛好家グループが個別に発信していた情報をまとめ、閲覧しやすくして集客力を高める。サイクルツーリズムは集客が特定の施設などに偏りにくく、地域の観光業全体への波及効果が期待できる。サイトでは 信州の景観や高原の気候が楽しめる各地のコース、レンタサイクルの拠点や、レース、試乗会といったイベント情報を発信。地元の宿泊施設や名物も紹介する。訪日外国人の集客に向け、2019年度中に英語版サイトも開設。掲載する 情報は、プロジェクトに加盟する観光協会など計43団体から集約し随時更新する。県観光誘客課は「サイクルツーリズムに関する情報が全てそろうサイトにしていきたい」と。
■2020.10/31;自転車を活用した観光振興に取り組む「ジャパン アルプス サイクリング プロジェクト」の企画で、県内の約800kmを一筆書きで巡るサイクリングルートのモニターツアーが4日間の日程で始まった。
松本を発着点に木曽や伊那を回り、ルートの南側半分に当たる約400kmを走る。一般参加者ら10人が、紅葉や旬の味覚を楽しみに松本城公園を出発した。松本城公園で出発式が開かれた。プロジェクト代表でシドニー五輪MTB日本代表の 鈴木雷太さん(松本)は、9月に行われた北側ルートのモニターツアーに触れ、「北と南では植物の植生も異なり、違った風景を楽しめる。コースは起伏に富み、スポーツ用自転車の愛好者には走りがいがあると思う」と。 参加者の一人は「前回も参加し、400kmを走れたのが自信になった。今回は伊那谷の紅葉が楽しみ」と。臥雲義尚市長も来賓として出席し、参加者と一緒に自転車で千歳橋まで試走に加わった。プロジェクトは自転車の活用団体や 観光事業者、市町村など65団体でつくる。今後、モニターツアー参加者の意見を反映し、コースのブラッシュアップを図る。コースはプロジェクトのサイトで公開。
JACP(Japan Alps Cycling Project)コース紹介北ルート

■2020.8/28;サイクリングで県内の観光を盛り上げようとするプロジェクトの一環として、電動アシストバイクの試乗会が開かれた。
Japan Alps Cycling Projectは自転車による観光を推進する県内の団体で、実際に走りながら県内を1周するルートを検討しています。誰でも気軽にサイクリングを楽しんでもらおうと、E-bike試乗会を開いた。会員ら20人が参加し、 試乗用に設定した4kmコースを走りました。コースにはe-bikeの快適さを体験してもらおうと長く急な上り坂もありましたが、参加者は軽々と登っていきました。鈴木雷太代表は「e-bikeは年配の方とか女性の方でも楽しめる乗り物と思うので、 気軽に乗れる環境を早く整えて、コロナ明けのインバウンド需要を含めて観光に役立てていきたい」と。プロジェクトは今後、県内のすべての地域と連携しながら、サイクリング文化を根付かせていきたいとしています。


■2021.7/26;東京五輪のMTBクロスカントリーが伊豆MTBコースで開かれ、松本在住の山本幸平選手はトップの選手と7m21s差の1h32m35sで完走して29位。
松本では毎年「ツール・ド・美ヶ原高原自転車レース大会」(2021年中止)や「松本ヒルクライム」といった自転車競技が行われています。松本市とも深い繋がりがある自転車競技。山本選手は4大会連続の五輪出場で日本MTB界の第一人者。 日本サイクルスポーツセンタに作られたMTBコースは全長4.1km、急勾配や岩場などを含む高低差150mのオフロードコースで、ここを7周する過酷なレース。今回のコースはこれまでのオリンピックと比較して極めて厳しいコースと言われ、 38人がエントリーした。コース中には8つのセクションが設けられ、Amagi Pass、Joren fall、Odoriko Trail、Wasabi、Izu Peninsula、Chopsticks、Sakura Drop、Karesansuiといった観光名所や日本らしい名称が付いている。大会屈指の 難コースで、パンクや落車・転倒して途中で棄権する選手も出た。会場には5000人を越える観客が入り、選手がゴールすると大きな拍手が巻き起こった。優勝はUKのTom Pidcockで1h25m14s。現役最後と決めていた集大成のレースを終えた 山本選手は「すがすがしい気持ち」。「自国開催のオリンピックだったので、暑く湿度が高くて、そういう面で有利に働いたと思います。成績はよくはなかったですが、これが今の僕の力」と。五輪の結果は北京46位、ロンドン27位、 リオ21位、東京29位だった。山本選手は「スタートをしてから1時間半くらい走ったわけですがあっという間でした。こんなに多くの日本人に囲まれて走ったのは初めて。競技者としての最後を迎えたわけですが、これまでにこんなに 幸せな瞬間はありませんでした」と。五輪開催後、伊豆MTBコースは改修され、一般開放予定。

■2023.7/15-10/31;「ジャパンエコトラック」の八ヶ岳・諏訪湖で「デジタルスタンプラリー」
「ジャパンエコトラック」の八ヶ岳・諏訪湖エリアで、初の企画「デジタルスタンプラリー」を行う。諏訪エリアの自然や歴史を感じながらサイクリング、トレッキングなどの14ルート。ジャパンエコトラック推進協議会のエコトラック認定を 受けた八ヶ岳・諏訪湖エリアのPRと利用促進を狙って企画された。エコトラックの公式アプリをダウンロードしルートを選択。設定されたポイントでスタンプ取得。長野県振興局課は「高難度からお手軽まで多彩なコースがあり、体力に合 わせて選んでいただけたら。人力移動手段で自然や歴史を感じながら巡ってもらい、このエリアの魅力を感じてください」と。サイクリング(9)、トレッキング(3)、パドリング(2)のルートからルートを完走、アンケートに答えると抽選で 宿泊券や宿泊補助券、観光地利用券、特産品などご当地商品が当たる。1ルートにつき1回抽選に応募可。
「八ヶ岳・諏訪湖サイクリング」(諏訪湖;40.4km,4H)、「諏訪神仏習合サイクリング」(諏訪大社;34.9km,3.5H)、「スワイチサイクリング」(諏訪湖間欠泉;16.7km,1.5H)
「ビーナスライン周遊サイクリング」(蓼科湖・白樺湖・霧ヶ峰;66.2km,6.5H)、「白樺湖〜車山〜霧ヶ峰サイクリング」(白樺湖・車山・霧ヶ峰;27.4km,2.5H)
「八ヶ岳山麓周遊サイクリング」(八ヶ岳自然文化園,富士見高原;50.2km,4.5H)、「縄文遺跡巡りサイクリング」(金沢温泉;34.7km,3H)
「高ボッチ高原ヒルクラム」(高ボッチ高原,鉢伏山;9.7km,6.5H)、「塩嶺王城サイクリング」(塩嶺王城,22.1km,2.5H)
「車山・八島湿原トレッキング」(車山湿原・八島ヶ原湿原;10.6km,4.5H)、「入笠山トレッキング」(富士見,入笠湿原,入笠山;3.8km,2H)
「八ヶ岳全山縦走」(36.8km,28H)(蓼科山,双子山,北横岳,縞枯山,茶臼山,麦草峠,中山峠,東天狗岳,根石岳,夏沢峠,硫黄岳,横岳,赤岳,権現岳,編笠山,観音平)
「諏訪湖パドリング」、「白樺湖パドリング」など。
(問)諏訪地方観光連盟 TEL 0266-58-1123(9:00-17:15,平日)

※以下のCYCLING MAPはCLICKすると大きく表示。

「北アルプスサイクリングマップ・モデルコースマップ」(Japan Alps Cycling)

「AZUMINO CYCLING & WALKING GUIDE」(Azumino Tourism Association)

「北アルプスサイクリングマップ」(南小谷-白馬-佐野坂)(Japan Alps Cycling)

「北アルプスサイクリングマップ(青木湖-大町-常盤)(Japan Alps Cycling)

「北アルプスサイクリングマップ(松川村-池田町-安曇野豊科)(Japan Alps Cycling)

「北アルプス山麓サイクリングマップ・白馬サイクルマップ」


「安曇野市サイクリングコース」(2020.4.22)


「白馬山麓&黒部ダム」

「小谷村」(パンフ)


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