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今日の出来事


2016年06月02日 (15年06月02日は?)

■今日(06/02)の白馬は晴れ。北アでは-5℃と冷え込み、一面霧氷の華が咲いた。栂池自然園では朝方、雪が舞った。そのあとは良い天気でしたが寒い1日。日中も気温は上がらず、最高気温は長野19.9℃、松本で20.6℃と 04/下並みとなった。06/03朝の気温も平年を下回る見込み。長野地方気象台によれば、県内は06/03朝にかけて、さらに冷たい風が流れ込む見通しで、06/03朝の最低気温は、軽井沢で3℃、松本で6℃、長野で7℃と04/下並みの 冷え込みが予想。気象台は県の全域に霜注意報を出して、標高の高い地域では霜に対する農作物の管理に注意するよう呼びかけています。

■県内の03-05月の平均気温が主要な気象観測5地点のうち、長野と松本が過去最高を更新し、飯田、諏訪、軽井沢も過去2番目の高さだった。(長野地方気象台)
気象台は「記録的な高温の春」だったと。また05月の平均気温は、県内の全30観測地点のうち長野(18.6℃)、大町(15.8℃)など7地点で統計開始から最も高かった。 03-05月の平均気温は長野12.3℃(平年比+2.2℃)、松本12.4℃(同+2.2℃)。長野地方気象台によると、03月以降、太平洋高気圧の西への張り出しが強く、暖かい空気が流れ込む日が多かったことが影響した。05月は特に、高気圧に覆われて晴れる日が多く、 気温が上がったとみている。05月の平均気温が統計開始以来、最も高かったのはほかに穂高17.8℃、白馬15.7℃。

■白馬村の農家民宿を営む女性たちでつくる「村味噌みそ漬物生産組合」の2016年度の味噌作りが、神城の多目的集会施設内の味噌漬物加工所で行われている。
地場産大豆を使い、ゆでてつぶしてみそ玉を形作り、こうじと塩を混ぜていく工程はほとんどが手作業。味噌づくりに欠かせない麹もすべて手作りで、昔ながらの工程で丹精込めて仕込んでいる。

■白馬高に地域住民などが学校の運営に参加する「協議会」が県内の高校では初めて設置された。
「学校運営協議会」は教育委員会が指定した学校に設置され、地域住民や保護者などが学校の運営に参加する制度。白馬高は2016年度から国際観光科を開設したことなどに伴い、地元とのつながりをより深めようと協議会が設置された。 県内の高校に「学校運営協議会」が設けられたのは初めて。協議会の初会合には地元の住民や保護者、白馬村の下川正剛村長など8人が出席、授業の様子や校内にある塾を見学したほか、2016年度の学校運営の方針を承認した。 協議会は年4回会合を開き、学校、家庭、地域社会が一体となった学校づくりを目指すことにしています。協議会の会長を務める松本大学の白戸洋教授は「村長や地域の人にも参加してもらうことで、具体的に課題を検討しながら、 安定して生徒が集めることができる学校づくりを進めたい」と。

■06/01;小谷村の「栂池自然園」が今シーズンの営業を始めた。
開園初日に訪れた人たちは、所々に雪が残る木道を歩きながら、白や黄のかれんな花を付けた高山植物を楽しんでいた。開園は10/末まで。北アの標高約1800m〜2000mに広がる高層湿原。開園期間中は延べ数百種類の高山植物が咲き誇り、 現在はミズバショウやリュウキンカなどが咲く。「高山植物が大好きでリュウキンカの花がかわいらしかった」と。ミズバショウは06/上、リュウキンカは6/末まで楽しめる。07-08月はワタスゲやニッコウキスゲが見頃を迎える。

■棚田のオーナー制度による米作りを取り入れている小谷村で、オーナーとして最初の作業となる田植え体験が行われた。
11年目となる2016年は、神城断層地震の影響で休止中の伊折地区以外の、中谷・池原・平間・川内地区の約63aの棚田で46組のオーナーを県内外から受け入れた。それぞれの地区のコメ作りのエキスパートの指導のもと、オーナーたちが 昔ながらの手植え作業に汗を流した。

■05/29;大町の商店街を拠点に活動するバンド「チームまちへ行こう!」は、池田町の安曇養護学校第26回同窓会総会に出演しステージで演奏した。
卒業生や旧・現職員など約120人が音楽を楽しみ、親睦を深めた。

■松川村の住民有志でつくる「信濃松川駅を愛する会」は、恒例の花の苗の定植作業を大糸線信濃松川駅の線路脇の花壇で行った。
役員ら10人が参加し、色とりどりの苗を植えた。村の花壇苗の生産グループ「Mフラワー」が育てたサルビアやマリーゴールド、ベゴニアなど約900株を、長さ約80mの花壇に等間隔に定植した。小雨でほどよく湿った土をかぶせて押し固めた。 赤やピンク、オレンジ、白などの花が駅を彩った。霜の降る頃まで楽しめるという。

■06//01;安曇野産農産物の大型直売所「安曇野スイス村ハイジの里」(豊科南穂高)の完成式典が開かれた。
JAの直売所では県内最大級で、06/05;オープンする。約500の個人、団体などが登録して出荷・利用する。生産者と消費者の交流や安曇野の魅力発信を狙いに、JAあづみがスイス村敷地内に整備。売り場面積690u、野菜、果実、加工品のほか、 石川から直送する鮮魚も販売。5年後に年間の来客数46万人、売上高8億円を目指す。2017年04月には直売所北側に大規模な市民農園と農業体験農場を増設する予定。

■06/01;安曇野市は市内の公立保育園全18園を2017年度に認定こども園へ移行する方針を決めた。
市内には幼稚園が1園しかないため、親が共働きではない場合など、本来は幼稚園に入るのが適当な子どもも特例で保育園で受け入れている。保育園と幼稚園の機能を併せ持つ認定こども園に移行することで、実態に合った仕組みに改める。 06/04;保護者説明会を各園で順次開く。認定こども園は、都道府県や中核市などが認定、認可。満3歳以上の場合、専業主婦など保護者の働く状況にかかわらず入園できる。職員の資格などで4種類に分類され、安曇野市は保育士の資格だけでも 可能な「保育所型」に移行する。市子ども支援課によると、親が共働きではないなど保育の必要な理由に当たらなかったり、教育を希望したりする「1号認定」の子どもは04/01時点で、全18園に326人。市では、公立保育園の原則的な保育時間は 8:30-16:30。特別利用保育として1号認定の子どもも保育の必要な子どもたちと同じ保育を受けている。市は認定こども園への移行後、1号認定の子どもは15:00までとする予定。希望すれば従来通り16:30まで預けることもできる。保育内容は 大きく変わらず「何時に子どもを帰宅させるか、保護者の選択肢が増える」と。1号認定の細かな保育料は今後決めるが、現状よりも高くしない考え。県内では、池田町や松川村で2016年度、公立全保育園が認定こども園に移行した。 県こども・家庭課は「県内の市レベルで一斉に移行した例は聞いていない」と。

「安曇野・西山山麓」(2016.06)

「安曇野アートヒルズミュージアム」(2016.06)

「ガーデンハウス/安曇野おみやげ処」(2016.06)

■松本の農地が麦茶や押し麦などに使われる大麦が黄熟する麦秋の時季を迎えた。
収穫間近の麦の穂が畑を金色に染めている。松本の農地でもあちこちに大麦畑があり、晴天となった日は北アの山々と青空に鮮やかに映えていた。JA松本ハイランドによると大麦(管内約150ha)の生育は例年より1週間、2015年より4〜5日早く、 近く収穫のピークを迎える。小麦(約490ha)も早いところでは06/20頃に刈り入れが始まる。

■松本市が制定した空き家の適正管理を所有者に促す条例が07/01の施行から間もなく2年。
2016年06/01までに206件の相談が寄せられ、市が助言や指導をした53件中26件が解決につながった。行政代執行はなかったが、所有者が亡くなってしまった空き家は相続者が複数いて対応に手間取る事例が増えている。空き家問題は家を所有する 全ての人が考えなければならないとして、市は今後、生前から相続を考えておくことや隣近所とのコミュニケーションを密にすることなどを呼び掛けていく。

■松本では最大級となる太陽光発電所が完成し、発電を開始した。
松本岡田に完成したメガソーラーは燃料販売などを手がけるサンリンが建設し、関係者が集まり現地で竣工式が行われた。
3haの敷地には7260枚のパネルが設置され、年間発電量は一般家庭お約570世帯分に相当し、全量を中部電力に売電します。経済産業省によれば、再生可能エネルギーで発電した電気を電力会社が一定価格で買い取る制度が始まった2012年以降、 県内で国から認定を受けた太陽光発電施設は5.5万件近くに上ります。サンリングループでも県内に14の太陽光発電所を持ちますが、今回の施設は松本で最大級という。

■松本中心部にあるショッピングセンタで震度5強の地震を想定した防災訓練が行われ、従業員たちが避難や消火の手順を確認した。
開店前に行われた訓練には約150人の従業員が参加した。訓練は松本で震度5強の揺れを観測する地震が起きたという想定で始まり、9:00;地震の発生を示す轟音が店内放送で流れると、従業員たちは「手で頭を守ってください」と 買い物客役の人たちに指示した。揺れが収まると従業員たちは店内の広い場所に客を集めたあと「落ち着いて避難してください」と呼びかけながら店の外へと誘導していた。また1Fのフロアでは地震で火災が発生したという想定で 従業員たちが初期消火の手順を確認していた。この他、近くの公園には煙を充満させた長さ5mの通路型のテントが設けられ、参加した人たちは口をハンカチや手でおさえ姿勢を低くしながら煙の中を避難する方法を学んでいた。 松本パルコは「災害時は客を始めスタッフの安全確保が大切。万一の際には館内にいる人全員が落ち着いて避難することを第一に心がけて対応したい」と。

■高山の北アでミズバショウが見ごろを迎え、山桜とともに訪れた観光客を楽しませています。
岐阜県側の北アの登山口「新穂高ロープウェイ」の終点で、標高2100mにある西穂高口駅近くには高山植物や山野草を楽しめる散策コースが整備されています。まだ雪が残る中、コース途中の湿地帯では自生している約100株のミズバショウが 先週から咲き始めました。近くでは標高の高い山に自生する「高嶺桜」もピンクの花を咲かせていて訪れた観光客は白いミズバショウと桜の取り合わせをじっくり眺めたり、撮影したりしていた。「毎年来ていますが涼しくて寒いくらい。 ことしもきれいに咲いています」と。「新穂高ビジターセンタ」によりますとミズバショウは06月いっぱい、桜は今週いっぱい楽しめるという。


2016年06月01日 (15年06月01日は?)

■今日(06/01)の白馬は晴れ・曇り。今日から06月。開園日の今日は「栂池自然園」は青空が広がった。06/01;つがいけパノラマウェイ運行開始。開園式では安全祈願が行われました。 ミズバショウは既に見頃を迎えています。自然園入口すぐの湿原には一面に水芭蕉が咲いていますが、霜と冷たい風の影響で茶色く傷んでいます。散策路は7-8割は木道が出ていますが、まだ雪が残っているところもあり。 栂池自然園は2015年より雪解けが早く、「ミズバショウ」が見頃を迎え、「リュウキンカ」「ショウジョウバカマ」「シラネアオイ」などが咲いています。展望湿原からは白馬三山と大雪渓が望めます。湿原はまだ残雪あり。

「残雪の鹿島槍ヶ岳」(2016年6月稜線:小林喜富氏)

■06/01;松本駅前でも今朝は半袖シャツの夏服を着た高校生が学校へと向かっていました。夏服に身を包んだ女子高生は「通気性がいいので冬服と違って気分爽快」と。今日は04/下並みの涼しさ。松本でも薄手のカーディガンを羽織って 登校する女子生徒が多く、ある生徒は「朝は肌寒いかなと思って着てきました」と。県内は06/02朝はさらに気温が下がり、長野、松本では最低気温が10℃を下回る見込み。

■小谷村が「ふるさと納税」の「お礼」に登山雑誌を用意。
長野県の北部に位置する小谷村。そこはアウトドア天国とも呼べるほど外遊びをするには絶好のエリア。ウインタースポーツを楽しむ人なら、スキー場でその名を知っている人も多いかもしれない。しかし、小谷村の魅力はスキーだけではない。 実は温泉、蕎麦や地場産の野菜や果物、そして登山やキャンプ場に里山の残る風景など、様々な観光資源あふれる土地。小谷村は、かねてからイベントなどで小谷村と協力してきたエイ出版社との新しい試みとして、エイ出版社が発行する「PEAKS」 「ランドネ」の定期購読を小谷村ふるさと納税のお礼品とすることにした。なぜ「ふるさと納税のお礼」に登山雑誌を? そこには山に携わる人たちの、ある思いがあった。始まりは小谷村の観光担当者の思いから。山での楽しみや胸をうつ美しさ、 ギア選びに山ごはん、山ファッションなど、毎号あらゆる角度からの登山の面白さを詰め込んだ「PEAK」と「ランドネ」。その2誌を読み、山への理解と関心を深め、その行き先の選択肢のひとつとして小谷村があってくれれば、と願う道村氏から 今回の提案があったことで、2誌との協力が実現した。山への理解と、土地への還元を、ふるさと納税で叶える。ふるさと納税は、その「お礼品」の豪華さで注目を浴びることも多い。もちろん、そこから土地への興味をもつことは、ふるさと納税が 生む効果のひとつであり、応援することで土地の産物を享受することができるのは、土地と寄附をする人との理想の形である。と同時に、生まれ故郷やお世話になった土地、これから応援したい地域に自主的にエールのつもりで寄附をすること、 それが「ふるさと納税」の意義のひとつでもある。小谷村と2誌の取り組みが提案するのは、山というフィールドへのサポートから始まる、地域(小谷村)への支援、という新しい地域応援の形。山を愛する人が山への愛情と理解を深め、納税先としての 小谷村への興味を持つ。地面でつながっている山という広い広い遊び場への造詣を深める。それはまさしく、山を愛する気持ちをフィールドに還元するための、一人ひとりが自主的にできる新しいアクションのひとつだ。山をめぐる輪が広がり、 未来に循環していくことを願ってやまない。

■県は、県民の参加と連携により県鳥ライチョウを保護するため、「大町山岳博物館」と連携して、2015年度からボランティアとしてライチョウ保護の普及啓発等に活動していただく「ライチョウサポーター」を養成しています。
2016年度もライチョウサポーターを募集します。ライチョウサポーターの活動内容はライチョウモニタリングへの参加、ライチョウ保護に関する普及啓発活動、山岳博物館での解説ボランティア、ライチョウ関連イベントボランティア、 ライチョウ生息地のパトロール、他。応募条件は高校生以上で養成講習会に出席した方。氏名・TEL・FAX番号・Eメールアドレス・養成講習会の参加希望講義(午前/午後)を明記。(募集;05/30-06/10)
06/12;10:30-15:00;「大町山岳博物館」(講堂)で「ライチョウサポーターズ養成講習会」
10:30-12:30;講義「ニホンライチョウの現状と保護の取り組みについて」(宮野典夫・大町山岳博物館指導員)、新規登録者認定式は必ず受講。13:30-15:00;講義「ニホンザルの生態について」(陸斉・長野県環境保全研究所自然環境部長)。 北アではライチョウ生息地にニホンザルが侵入し、雛の生存に対して脅威となっています。本講義ではニホンザルの生態を学びます。(参加;無料,定員:70名)
(問)長野県環境部自然保護課自然保護係 TEL 026-235-7178

■05/28;大町市常盤公民館は、毎年恒例の春の登山「鍬くわノ峰へのぼろう」を開催した。
市内外から11人が参加。大町山の会の松原繁さんの道案内で、シャクナゲの群生で知られる鍬ノ峰へ登った。

■05/28;大町市の市職員労働組合と自治研部自治研究推進委員会は、毎年恒例の清掃活動を実施した。
市職員と家族など約80人が参加、大町温泉郷と周辺幹線道路で空き缶などのごみ拾いに取り組んだ。

■大町市相生町の「かえで保育園」(園児46人)で、キジバトのつがいがひな2羽を子育てしている。
園児たちが巣を間近に成長を見守っている。05/04;園では職員が羽音に気付き、キジバトが屋外のロッカーの上で巣作りをしている姿を発見。05/09;卵を見つけ、05/23;ふ化したのを確認した。

■池田町陸郷の「夢農場」ではラベンダーが咲き始めました。
06/11-07/18;ラベンダー花まつりが開催。

■残雪の「常念岳」には「常念坊」の雪形が表れていました。安曇野の西山にある真言宗のお寺「栗尾山・満願寺」は、境内が極楽浄土をイメージして造られています。境内下にはツツジ園が広がっています。約5000株のツツジや藤が色鮮やかに咲きます。

「残雪の常念岳」(5/上;穂高山麓にて)

「栗尾山・満願寺」

「ツツジ」(栗尾山・満願寺)

「藤棚のフジの花」(栗尾山・満願寺)

「シラネアオイ」

「リュウキンカ」

「オダマキ」

「シャクナゲ・スイセン」

「ヤマブキ」(2016.05)

「ヤエザクラ?」

■明科中川手にある市保養センタ「長峰荘」の売り物の一つになっている北アの眺望が地域住民の協力で改善された。
施設西側の民家の庭木が高く育って眺めを遮っているのを残念に思った地域の人たちが伐採を提案し、民家の所有者が快諾した。作業も地元の業者や施設の指定管理者が力を合わせて行った。

■〜06/05;安曇野などの写真愛好家たちによるグループ展「表現者達8」が市穂高交流学習センタ「みらい」で開かれている。
7人のカメラマンがそれぞれのテーマで写した力作約60点を一堂に展示。

■07月松本で開催される「信州・まつもと大歌舞伎」の演目「四谷怪談」のポスターが05/31;市中心市街地の中町通りなどの商店に張られた。
公演に向け、街の雰囲気が徐々に盛り上がってきた。

■美ヶ原高原にある美ヶ原牧場の放牧頭数が最近の8年間で3/4に減少したことが分かった。
畜産農家の厳しい経営が背景にある。こうした窮地を打開するため、同牧場畜産農協は06/03;市内で開く総会で定款を変更し、2016年度中に組合の管轄範囲を県内全域に広げて放牧牛を全県から受け入れる方針。美ヶ原牧場は、 標高約2000mの八ヶ岳中信高原国定公園内にあり、面積は約400ha。毎年04/下-11/初まで、松本や安曇野など中信の畜産農家から乳牛と肉牛の放牧を受け入れている。しかし、畜産農家の減少などで受け入れ頭数が減少し、 厳しい牧場経営が続く。宮下隆文組合長は「農協法で管外からの放牧受け入れは5%に抑えられている。当初は松本市と東筑摩郡が管内だったが、塩尻市を加え、4年前には大町や木曽も加えた」と苦境に対応した経緯を説明する。 それでも状況は改善しないため、農協の管轄範囲を県内全域に拡大する方針を決めた。総会で組合の定款を変更し、全県から放牧牛を受け入れる態勢をつくりたい考え。組合事務局がまとめた放牧受け入れ頭数の実績によると、 2008年度は344頭だったが、2012年度には249頭に減少。2014年度に315頭に盛り返したが、管外からの受け入れが増えたためで、2015年度は再び255頭に落ち込んだ。2016年度は04/下から受け入れを始め、05/末までに約100頭を 受け入れた。年度内の受け入れは08/上まで続けるという。

■06/01;北アの稜線は雪解けしてきました。ただ、昨晩から上空に寒気が入り、今朝は氷点下の気温。氷が張ったところもあった。上高地ではコナシの花が咲き、シャクナゲが咲いています。岳沢湿原ではレンゲツツジが 例年より半月早く咲き始めています。ニリンソウはピークを過ぎていますが、ベニバナイチヤクソウ、エゾムラサキ、マイヅルソウ、ノビネチドリ、ツマトリソウ、ミツバツチグリ、シロバナノヘビイチゴなど背丈の小さい花が咲いています。

■07月から提出が義務付けられる登山計画書について、日本山岳ガイド協会が運営するサイトの登山届が利用できるようになりました。
阿部知事と日本山岳ガイド協会の磯野剛太理事長が協定書に署名した。県は条例に基づいて07月から県内168ヶ所の登山道について計画書の提出を義務付けます。協会はインターネット上で登山計画書を作成・提出できる「コンパス」と 呼ばれるシステムを運営していて、協定で「コンパス」に登録された計画書を県が閲覧・利用できるようになります。「コンパス」は予定時刻を過ぎても下山報告がない場合には、本人のほか家族など緊急連絡先にメールが届く機能もあります。 条例では登山計画書を出さない人への罰則規定はありませんが、阿部知事は「安全な登山に向けて届出の必要性をアピールしていく」と。日本山岳ガイド協会はこれまであわせて10の道府県や長野県警を含む警察と同様の協定を結んでいます。 協会は今後、北アの5ヶ所に山岳Wi-Fiを設置し、登山者に気象情報などを提供するサービスも始める予定という。

■06/01;夏山シーズンの到来を告げる北ア・剱岳の山開きが登山口のある上市町で行われ、関係者が登山の安全を祈りました。
剱岳の山開きは、登山口の1つである上市町馬場島で行われ、地元の観光協会や警察の関係者、それに剱岳周辺で亡くなった登山者の遺族など合計で約100人が出席した。式典では、神職が山開きを祝う祝詞を読み上げたあと、亡くなった 登山者を弔う社に出席者が玉串をささげて夏山の安全を祈りました。このあと上市町観光協会の坂井穂悦会長が「剱岳は、町を象徴する観光資源である一方、毎年、遭難事故で亡くなる登山者がいることを忘れてはなりません。事故防止の 活動を進めていきたい」と。そして出席者の代表8人が登山口の前でテープカットを行い、山開きを祝いました。富山県警察本部の山岳警備隊によれば、剱岳やその周辺は暖冬の影響で例年より積雪が少ない一方、「雪渓」と呼ばれる残雪の 上を歩く登山ルートが割れたり崩れたりしやすくなっているということで、登山者には十分注意してほしいと。

■標高2800m級の高峰が連なる八ヶ岳連峰が早くも夏の装いに変わり始めた。
各山小屋によると例年より早く残雪が消え、多くのルートで夏道が通れるようになった。暖冬の影響や春先に雨が多かったためとみられる。八ヶ岳連峰の主峰・赤岳や横岳の稜線上では05/末、日が差す日中は半袖姿で歩く登山者も見られた。 赤岳と横岳の中腹にある赤岳鉱泉の従業員は「雪解けは例年より非常に早く、登山道の残雪はもうほとんどない」と。硫黄岳南側の稜線上にある硫黄岳山荘でも「雪解けが早いため、シャクナゲなど高山植物の開花も全体的に早めのようだ」と。 06/05;茅野市観光協会などは夏山シーズン開幕を告げる開山祭を赤岳と北八ヶ岳の北横岳で開く。


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