Mountain information
==Japn Northern Alps Mountain Trail==

日本の屋根と呼ばれる北アルプス。安曇野から信濃大町、仁科三湖、そして白馬・小谷へと北上するにしたがい名峰が間近に迫ってくる。是非、山岳の自然に触れ、山々の声に耳を傾けよう。
■北アのライブ配信中。
槍・穂高連峰(蝶ヶ岳ヒュッテ)、北穂高岳(北穂高小屋)、涸沢(涸沢ヒュッテ)、前穂高岳(涸沢小屋)、常念山脈(槍ヶ岳山荘)、薬師岳(槍ヶ岳山荘)、燕岳(燕山荘)
※北アルプスの「今」を贈ります(北アルプスブロードバンドネットワーク)
※上高地BT LIVE CAM(自然公園財団上高地支部)
※穂高岳山荘 LIVE CAM
■北ア北部の「後立山連峰」をはじめ、雄大な山並みを望む山岳都市「大町市」は、「立山・黒部アルペンルート」の玄関口。
大町市には、北には五龍岳〜南には槍ヶ岳と範囲が広く、約40の名峰が存在します。
白岳・五龍岳・鹿島槍ヶ岳・布引山・爺ヶ岳・岩小屋沢岳・鳴沢岳・赤沢岳・スバリ岳・針ノ木岳・蓮華岳・北葛岳・七倉岳・船窪岳・不動岳・南沢岳・烏帽子岳・三ツ岳・野口五郎岳・真砂岳・南真砂岳・硫黄岳・赤岳・ワリモ岳・鷲羽岳・
三俣蓮華岳・双六岳・樅沢岳・槍ヶ岳・西岳・赤岩岳・大天井岳・牛首山・燕岳・東餓鬼岳・東沢岳・餓鬼岳・唐沢岳などが含まれます。(富山県・岐阜県との県境を含む)
■「鹿島槍ヶ岳」直下の「冷池山荘」テント場は利用自重。
冷池山荘〜鹿島槍ヶ岳で熊が度々目撃されています。8/17;夕食時、冷池テント場のテントに子グマが出没。8/15;鹿島槍ヶ岳頂上で食事中に親子グマが出没。クマよけの鈴を持参、クマ撃退スプレーを携帯、食べ物は放置しない。
■標高3000級の山が連なる北アの登山道で相次ぐクマの目撃情報。
里地だけでなく夏は高い山でも熊が出没します。北ア鹿島槍ヶ岳山頂付近ではクマと登山者との距離は20m。登山者近くを歩くクマの親子。山頂には約20人の登山者。このうち、山頂にいた登山者がクマの親子を見て驚き、食べていた弁当を
残したまま避難したところ、このクマの親子が山頂に残された弁当を食べたという。冷池山荘の柏原一正さんは「2025年は例年以上に熊が出没。心配です。人間がうまいものを持ってるっていうことを学習したら人間により近づいてくるって
いう可能性もある」。クマの親子は山頂付近に2H以上、滞在していたとみられています。8/17;山頂から2km離れた冷池山荘テント場では宿泊者と子グマが鉢合せした。宿泊者にけがはない。テントにいた熊は驚いて逃げていったという。
信州ツキノワグマ研究会は「夏に高山帯、森林限界よりも上の地域に滞在するクマっていうのも確認されてます。今回のように人慣れクマ、人を見ても逃げないようなクマの場合、鈴を付けていても出会う可能性は十分にあります。
もし出会った時には大声を出したり、急いで走り去ったりとかはしないでください」。全国の登山者から絶大な人気を誇る信州の山。9月からは紅葉シーズンに入るため、クマ被害に遭わない対策が求められます。
■長野県は観光客や登山客に熊の目撃情報などを迅速に伝え、注意喚起をしていく。
9月から熊の出没情報アプリ「けものおと」を本格運用。アプリは、熊の目撃情報が寄せられたら市町村職員が速やかに入力し、県HPで目撃情報を公開。地域住民や観光客、登山客にはPC、スマホで情報が得られる。コメント欄には熊の大きさ、
親子など熊の状態を掲載することも検討。県は現在「ツキノワグマ出没マップ」を定期的に更新し、HPで公開しているが、同アプリを使うことでより迅速に、詳細な情報を提供することが可能になる。
2024年度の県内の野生鳥獣による農林業被害額は8.3億円(2023年度比7%増)。松本エリアではカラスなど鳥類による果樹や野菜の被害、ツキノワグマの立木の皮はぎ、イノシシの果樹被害、ニホンジカやカモシカの食害などが多く、
松本地域振興局管内の被害額は約1.4億円。
■8/19;北ア「薬師峠キャンプ場」(太郎平キャンプ場;標高2294m,約100張可)でツキノワグマがテントと食料を持ち去る被害が発生した。
8/20;富山県は同キャンプ場を当面の間閉鎖。8/19;16:45;ツキノワグマ1頭が登山者のテントを次々とあさり、テント内にあった菓子や飲み物、コメなどを持ち去ったという。クマは体長約1mの子熊、まだ現場の周辺にいる可能性がある。
50基のテントが張られていたが、駆け付けた山岳警備隊員がスプレーを噴射するなどしてクマを追い払い、人的被害はなかった。8/19;利用者を近くの太郎平小屋、薬師岳山荘へ避難、キャンプ場の入口には閉鎖看板を設置した。
太郎平小屋前に一時テント場を開放した。キャンプ場から6km離れた折立登山口では足早に下山する登山者もいた。薬師岳の登山道や立山室堂平では8月に入ってクマの目撃が相次いでいます。クマには近寄らず、写真は撮らない、
食べ物やゴミは持ち帰る、鈴などで自分の存在を知らせることなどを呼びかけています。
■8/中;長野県内では山岳遭難が相次いでいます。県警は「自分の技量に見合ったルート選びをする」「余裕ある登山計画を立てる」「夏でも雨や強い風にあたると低体温症になる」「こまめに休憩を取り、意識して水分・ エネルギーを補給する」「下山するまで体力や集中力を切らさない」など注意を呼びかけています。
■8/15;11:00;北ア「鹿島槍ヶ岳」山頂付近で、親子とみられる熊が出没、登山客の弁当が食べられたという。
扇沢、柏原新道、鳴沢岳〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳間では熊の目撃情報が多い。熊との遭遇を避けるために、複数人で行動、クマ鈴、クマよけスプレーを携帯、食物は放置しない、ゴミは持ち帰る。
クマは嗅覚が優れ、数kmまで嗅ぎ分けることができると言われ、1日の行動範囲は餌を求めて数km〜30kmも移動するという。
■8/14;16:00;北ア「立山・室堂」の観光名所「みくりが池」でクマが泳いでいた。
みくりが池は約1万年前にできた火山湖、標高2405m、水深15m。室堂TMから舗装された遊歩道で行ける立山のシンボル的な観光スポット。立山の水鏡が見られるきれいな湖だが、水中の栄養が乏しく魚は生息していない。
8/14;室堂平ではクマの目撃が相次いだ。池の近くを通りかかった人が「みくりが池」の中を泳ぐクマを発見、警察に通報した。ケガ人はいない。富山県警山岳安全課は「池を泳いでいる姿というのは、これまで聞いたことがない。泳いでいる
ところを目撃されるというのは珍しい」。「撮影のために近づいたり刺激しないようにしてください」。8/14;8:50;県警山岳警備隊員が体長1.2mのクマを目撃。富山県警はみくりが池のクマと同じ個体とみて付近のパトロールを行っています。
10:30;みくりが池〜天狗平で熊目撃、15:30;みくりが池〜地獄谷でも熊が目撃された。富山県自然保護課によれば、県内では7月のクマの目撃や痕跡の情報は66件、例年の7月の1.9倍に増加。
県警は登山やキャンプの際にはクマに注意するよう呼びかけています。クマの目撃情報がある場所に近づかない、クマよけの鈴やスプレーなどを持ち歩く、キャンプでは残飯を放置しないなどを呼びかけています。
■夏山本番、連日厳しい暑さの中、長野県内の山岳では遭難が相次いでいます。
山岳遭難の多くは下山時に集中。暑い夏は登山者が気温や高度差により体力を消耗し、疲労とともに注意力が散漫となり、整備された登山道でも浮石やガレ場などでバランスを崩して転倒したりすることがあります。標高が高い山域でも
気温が上がり、疲労や熱中症などにより動けなくなったり、暑さと疲労で集中力が低下し、転倒・滑落のリスクが高くなります。県警は「余裕ある登山計画を立てる」、「自分の技量に見合ったルート選びをする」、「こまめに休憩を取り、
意識して水分・エネルギーを補給する」、「下山するまで体力や集中力を切らさない」など注意を呼びかけています。
■8/13;5:30;松本建設事務所は雨量規制に伴う県道「上高地公園線」(上高地BT-中ノ湯GT;6.3km)の通行止めを解除した。
■8/12;上高地に通じる県道「上高地公園線」は大雨のため通行止めが続いています。
通行止めは8/10;19:00〜雨量規制。8/12;乗鞍上高地には大雨警報が出て、雨が降り続いていることから、8/12;正午現在も通行止めが続いています。松本建設事務所は、規制は大雨警報や注意報が解除されるのが前提で見通しは立っていないという。
足止めされた観光客らを対象に上高地BT発のバスの運行が予定。他に「白骨温泉線」(沢渡-白骨)、「乗鞍エコーライン」(休暇村-畳平)、「乗鞍スカイライン」(平湯峠-畳平)、「アザレアライン」(入山辺-扉峠)などが通行止め。
雨が止み安全が確認され次第通行止め解除。
■夏山で相次ぐ山岳遭難。記録的な猛暑は山でも影響が出ていて、3連休に入って天候の急変で低体温症とみられる症状で動けなくなる遭難も相次いでいます。7/1-8/6;81件が発生。過去最多を記録した2024年の同時期を2件増。
警察は要因について暑さの影響を指摘。県警山岳遭難救助隊は「山も非常に暑い。直射日光を浴びて大量に汗をかくと熱中症に。北アは長い行動になるので体力が続かなくなってしまう。7月の遭難者67人の原因は「疲労」(17)と
「転倒」(17)が最多。「転倒・滑落」(15)も疲労が伴って多い。大切なのは水分とカロリー補給。「水分足りなくてバテてしまっている登山者の方が結構いた。スポーツドリンクとか経口補水液、塩分の入ったような飲み物を
飲んでいただくと、バテや足をつらなくなる」。登山で必要な水分やkcal量は「体重kg×行動時間×5」。70kgが1Hの行動で350mlの水やカロリーが必要。7kgの人が6H行動で2100、水は2L、カロリーは2000kcalが必要。
■山の日の3連休の北アは大雨。上高地を流れる梓川は負担はエメラルドグリーンの清流だが、大雨で梓川は濁流で増水した。上高地公園線(中の湯GT〜上高地BT間)は雨量規制で通行止め、大正池〜田代橋や梓川左岸の小梨〜明神間も雨の影響で 通行止めとなった。8/13;規制解除。「涸沢」でも川のようになって水が流れていた。大雨で山小屋はキャンセルが相次いだ。槍ヶ岳山荘グループでは「山の日の3連休からお盆休みは1年で最も登山者の多い時期。連日満員の予約だったが、 9割以上がキャンセル」という。
■8/9-8/11;3連休、県内で登山中の遭難は7件、救助12人、うち3人が技量不足、死亡1人を含む5人が低体温症とみられる症状となった。
北アルプスなどで救助されたのは白馬岳、五龍岳、唐松岳、明神岳、涸沢などで男女12人。このうち8/7;白馬岳では低体温症で3人が救助、男性1人が死亡。8/10;五竜岳では女性と男性が低体温症とみられる症状で救助された。当時、強い雨や風となり、県警は天候の急変など
によって低体温症になるおそれがあるとして注意を呼びかけています。
北アではこの時期、早朝10℃を下回ることもあり、日中でも20℃前後。稜線では雨風が強く体感温度は0℃近くに感じることもある。
1)濡れないこと。雨具は防水透湿性のあるレインウェア上下。風速1mにつき体感温度は1℃下がると言われる。
2)防寒具はフリースやダウンジャケット保温性の高いもの。重ね着できるもの。
3)汗をかいたらこまめに拭き取り、濡れた衣服は着替える。
4)首、手首、足首などを保温する。
5)休憩や食事では風の影響を受けにくい場所でとる。
6)カロリーの高い行動食を食べる。
7)脱水を防ぐため、こまめに水分を補給する。
8)雨具と防寒具はできるだけリュックの取り出しやすい場所に収納する。
9)ツエルト、サバイバルシートやホットパックを持参する。
10)無理なペースで歩かずマイペースで歩く。
11)天候が悪化したら無理せず下山する。
■8/9;北ア岐阜側の登山口で夏の登山を楽しむ人たちに県職員などが安全な登山を呼びかける啓発活動を行った。活動は夏山シーズンにあわせて山の危険な箇所や登山に必要な装備などを知ってもらおうと、岐阜県防災課や山岳警備隊員が 参加して行っている。登山客に「登山届は必ず提出しましょう」と書かれたウェットティッシュを手渡しながら、装備品の確認を行っていた。北アの岐阜県側では2024年39人が遭難、うち4人死亡、21人ケガ。岐阜県防災課佐は 「8/10〜雨が降る予報なので、川や沢を渡る際には注意が必要。岩場では転倒のおそれがあるので必ずヘルメットを着用して欲しい」と。
■8/8;小谷村「栂池自然園」入口で、長野県山岳遭難防止対策協会は、登山客に安全な山登りを呼びかける啓発活動を行った。
県遭対協や国際山岳医の医師らが参加して、脱水症予防の啓発活動を行った。猛暑では標高が高い場所でも気温が上がるため、登山中の脱水症状に注意するよう呼びかけています。登山中の脱水症状は疲労や滑落事故につながるため、
登山者に対して、こまめに水分を取るよう呼びかけた。国際山岳医の医師は「登山前にしっかり水分取ることがガイドラインで大事と言われています。脱水による疲労で動けなくなったという遭難が非常に増えています。一度脱水に
なってしまうと回復に時間がかかるので脱水症状にならないように、こまめに水分補給していただきたい」と。登山者には脱水症状が現れた場合に備え、経口補水液や粉末を配られた。2025年夏山シーズンの山岳遭難は県内で81件。
うち北アは62件と最多。近年は、猛暑で脱水症状に起因する遭難、また、技量・装備不足による遭難が多発。8/8-8/10;県は「上高地」などでも啓発活動を続ける。
■8/8;北ア「燕岳」登山口への県道327号「槍ヶ岳矢村線」(中房線)は道路崩落の復旧工事が完了し、通行止め解除。冬期閉鎖を含め、8月ぶりに再開した。
中房線は2025.4/14に路肩が崩落し、登山口までの全長12.2kmは許可車以外は通行不可。復旧工事期間中は山麓の穂高宮城GTから崩落箇所までを1日5〜7便の定期バスかタクシーのみ通行可だった。8/8-11/下;登山者は麓から中房登山口の
駐車場までマイカーで走行可となった。通行止めの期間中は通行止め区間を徒歩で通過した後、山小屋などが運行する無料の送迎車を利用していたが、休日には乗り継ぎで1時間以上の待ち時間が発生したこともあった。「中房温泉」の
百瀬孝仁社長は「売上げが2024年30%ほどしかなかった。通行止めが解除されたのはありがたい」。安曇野市観光協会会長で燕山荘の赤沼健至社長は「非常にほっとしてます。中房線は安曇野市の一つの観光の大動脈。山小屋や旅館だけで
なく多岐にわたって影響を受ける」と。当初、例年の3割まで落ち込んだ山小屋の宿泊者数は、7月までに9割近くまで回復した。
■8/8;北ア「燕岳」の中房登山口に通じる県道「槍ヶ岳矢村線」(中房線)が再開。
中房温泉に通じる県道は4月穂高の山中で路肩から崩れ、車両通行止めになっていた。現在、登山者は崩落現場手前で車を降り、工事区間を徒歩で通過、送迎車で中房温泉まで向かっています。県道の復旧工事が進み、
8/8;15:00;通行止めを解除する。定期バスやタクシー、マイカーも中房温泉まで入れるようになります。
■8/7;大町「高瀬ダム」のブナ立尾根への登山道は大雨の影響で濁沢の丸太橋が流失したが、8/8;復旧した。(東電リニューアブルパワー)
■北ア「上高地」「徳沢」にある公衆トイレが4月水洗に改修された。上高地ー横尾間の徳沢は、上高地から入山し、槍穂高を目指す人が通過する。前穂東壁を見ながら軽めのトレッキングも楽しめる。 松本市が公衆トイレを1.4億円をかけて改修した。
■夏山シーズンを迎え、長野県内の北アや八ヶ岳などで山岳遭難が多発。
県警のまとめでは、1/1〜8/3;205件の山岳遭難、遭難者は232人。過去最多だった2024年を上回るペースで推移。山域別では北アが約6割の127件、八ヶ岳19件、中ア13件など。遭難者の13%にあたる30人が死亡、4割強の99人は無事に救出。
無事に救出者の65%は道迷いや疲労が原因。県警山岳安全対策課は「自分の技術や体力に合った、ゆとりのある登山計画を立ててほしい」と。
■北ア・白馬岳の主要登山口となる白馬猿倉では、7/12-10/13;路線バス「白馬猿倉線」の運行が始まった。
JR白馬駅〜白馬八方BT〜猿倉。バスは事前予約制。予約は発車オ〜ライネット。最繁時増便あり。当日空席があれば乗車可。雨量規制等で通行止め。(所要;八方-猿倉;約22分,片道運賃;\2000/大人,\1000/小人)
猿倉行;5:55/7:20/12:15/13:45白馬駅発-6:00/7/25/12:20/13:50八方BT-6:20/7/24/12:42/14:12猿倉着
白馬行;8:02/13:00/14:30猿倉発ー8/24;13:22/14:52八方BT-8/29/13:27/14:57白馬駅着
※7/18;県道「白馬岳線」(二股〜猿倉間)は復旧工事が終了、タクシー・バスの公共交通機関は猿倉まで通行可。マイカーは二股から先は通行不可。
一般車は猿倉Pに一部亀裂等があり現在利用不可。宿泊客送迎車は猿倉Pに駐車しなければ猿倉まで通行可。
マイカーは八方第5P八方BT100m(P100)*,第2P(八方の湯)(P100)*,第3P(郷の湯)(P200),第6P(名木山)(P400),第8P和田野(P150),第9P咲花(P150)で計P1100(無料),*推奨P
八方駐車場(第3P,第5P等)に駐車し、八方BTからタクシー・バス(事前予約制,片道;\2000/大人,\1000/小人)を利用。
(問)北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会 TEL 0261-22-0110
■白馬駅〜猿倉間はタクシーで20-25分。
Uberアプリ利用で配車可。料金は約\5000円前後。3-4人で乗れば安価。(バス;料金\2000/1人,時間;約30分)
(問)白馬観光タクシー TEL 0261-72-2327
(問)アルピコタクシー TEL 0261-72-2236
(問)アルプス第一交通 TEL 0261-72-2221
■7/18-10/26;JR信濃大町駅〜七倉登山口間に「裏銀座登山バス」運行。
夏山シーズン中の7/18-9/28;毎日、10/4-10/26;土/日/祝運行。新緑・紅葉の高瀬渓谷の大町ダム・七倉ダム・高瀬ダム、葛温泉入浴、裏銀座縦走登山、湯俣温泉入浴、七倉岳登山など。
駐車場;信濃大町駅前P(P100,何日停めても\1500)、七倉登山口P(P80,無料)、七倉ダム下広場P(高瀬館の少し先)(P200,無料)。お盆・紅葉などの最繁期は満車となる場合は葛温泉「温宿かじか」西側に登山用臨時P開設。温宿かじか〜七倉Pはタクシー、裏銀座登山バス
七倉ダム下広場P〜七倉登山口まで徒歩約15分、タクシー約3分(有料)、裏銀座登山バス約5分(無料)。2025.6/10-6/13,6/27-7/11;七倉ダム下広場P使用不可
JR信濃大町駅-七倉登山口間のバス所要;約35分。停車BT;JR信濃大町駅-大町温泉郷-仙人閣-温宿かじか-高瀬館-七倉ダム下-七倉登山口
バス運賃;(片道;1500/大人,中学生以上,\1000/小学生);交通系ICカード,QRコード決済(PayPayなど)使用可
バス時刻;信濃大町駅;5:15/7:15/12:40/14:30発-七倉登山口着;5:50/7:50/13:15/15:05着
バス時刻;七倉登山口;6:15/9:35/13:25/15:15発-信濃大町駅;6:50/10:10/14:00/15:50着
(問)裏銀座登山バス(大町市観光文化課)TEL 0261-22-0420(代)(平日8:30-17:15)
■4/16-11/下;七倉登山口〜高瀬ダム間は「新高瀬川発電所管理用道路」(東京電力リニューアブルパワー管理)で一般車両は通行不可。自転車も通行不可。この区間は徒歩(1.5H)または特定タクシー(15-20分)利用。連続降雨量70mm/時間雨量15mmで通行禁止。
2025.4/16開通;4/17-8/31;5:00-19:00,9/1-9/30;5:30-18:30,10/1〜11/下;6:00-17:00運行(タクシー料金;約\2600円/1台,4人相乗り)
(問)アルプス第一交通 TEL 0261-22-2121
(問)アルピコタクシー TEL 0261-23-2323
■7/11-11/3;土/日/祝;6:00-14:00;「立山・黒部アルペンルート」の玄関口・JR信濃大町駅前に「まちなか山岳スタンド」OPEN。
夏山シーズンに合わせ、登山者らに役立つ情報を発信しようと、大町市と大町観光協会、JR東日本長野支社が連携して初めて企画。大町市地域おこし協力隊員が主体となって運営する。
7/11,7/12;8:00-14:00;Pre-OPEN、7/19;OPEN。大町市内の山小屋と連携し、登山道の情報や山頂付近の様子、山の天気などをインフォメーションボードを設置して伝える。
空き店舗を活用し、市内飲食店の商品、登山時の行動食や携行品なども販売。イートインスペースあり。
(問)大町市地域振興部観光文化課 TEL 0261-22-0420
(問)大町観光協会 TEL 0261-22-0190
■7/19-10/12;土/日中心;5:00-8:00;「扇沢駅」(1F)に「サンライズインフォメーション」開設。
駐車場、登山口、天気などの情報を提供。扇沢駅には早朝からキッチンカー出店。コーヒー、ベーグル等
営業日;7/19*-7/20*,7/26,8/2,8/9*-8/10*,8/15-8/16,8/23,8/30,9/6,9/13*-9/14*,9/20,9/27,10/4,10/11*ー10/12*,最繁期(*);4:30ー8:00
■7/23;ライチョウを「野生復帰」させる取り組みについて学ぼうと、白馬高校生が高山植物を採取し、大町山岳博物館で飼育中のヒナに届けた。
中ア「駒ヶ岳」では「ライチョウ復活作戦」を環境省が進めている。乗鞍岳の個体を移したり、動物園で繁殖した個体を放したりして、2025年春にはライチョウが推定190羽に増えた。白馬高国際観光科生徒は授業の一環で、
餌となる高山植物を「白馬五竜高山植物園」などから譲り受け、この取り組みを知ってもらおうと初めて実施。生徒たちは同園で餌用として育てているタデ科「ムカゴトラノオ」を刈り取り、大町山岳博物館の学芸員に採取した
植物を手渡した。ムカゴトラノオは葉や実が柔らかくひなの好物という。同館では現在、3羽のヒナを飼育中。雛のうちから高山植物を与えることで無理のない野生復帰を目指している。高山植物の毒に対応する腸内細菌を
獲得するため、ヒナには野生のライチョウのフンからつくった粉末を与えているという。ライチョウの盲腸は30cmで、毒素を消化できるという。
■7/7;北ア「立山連峰」で白いライチョウが発見された。
立山「雷鳥荘」の支配人が雷鳥沢で撮影。2024年白い毛のヒナを見かけ、成長した個体を探し求めていたという。ライチョウは羽の色が年に3回変わる。冬は白い冬毛、夏は雄黒褐色、雌は茶褐色、秋には雄雌とも暗褐色の秋毛。
環境省信越自然環境事務所は「白化個体の可能性が高い。白いライチョウは外敵に狙われやすいため、成鳥まで育つのが難しく、立山ではこれまでヒナの2例しか確認されていない」と、極めて珍しい事例という。
■登山道の維持整備のために、登山者に任意の協力金を求める取り組みについて、諏訪・佐久・山梨の八ヶ岳連峰でも「議論を始めるべき」との声が山岳関係者から出ている。
北アは南部(槍・穂高・常念・乗鞍)・北部(後立山)、岐阜(笠・穂高)・富山(立山・薬師)で導入済、南ア(伊那谷)では開始・中ア(伊那・木曽)でも導入検討中。日本アルプスではほぼ協力金制度が導入され、残るは八ヶ岳。
※北ア南部では2021年度「北アルプストレイルプログラム」実証実験スタートし、2903件の寄付金552万円。2022年度は2590件で405万円、2023年度は4728件で540万円、2024年度は4024件で270万円。
■夏山シーズンが本格化。安曇野にある登山者用駐車場は例年よりも混雑。
北ア「燕岳」や「常念岳」への林道が路肩崩落で一般車両が通行止めでバスへの乗換え場所や他の登山口駐車場は週末を中心に満車。蝶ヶ岳の三股登山口(計P200)には3つの駐車場があるが、金/土の朝はほぼ満車。林道烏川線は北アの主要林道で
通行規制がなく、好天続きもあって登山者が集中する。多い日には林道の路肩に30台以上が止まり、駐禁の道路コーンをどけるマナー違反も見られる。市観光課は「ロープを張る場所を追加するなどハード的な対応が必要」と。
燕岳(県道槍ヶ岳矢村線;中房線)と常念岳(林道一ノ沢線)は崩落現場で復旧工事中、交通手段はバスかタクシーのみ。このためバス停近くにあるJR穂高駅前(P160)、有明山神社前(P60)などの駐車場は例年より混雑。燕岳の定期バス「中房線」は
例年より2割ほど利用者が多い。先日実証運行が始まった「三股線バス」の利用も好調。満員で予約できなかった登山者はタクシーを使うため、通院・買物など街中の利用に回せる台数が不足、待ち時間が長くなるなど市民生活にも影響。
乗換え用駐車場の混雑時は、市や観光協会が別の場所に臨時駐車場を設ける。しかし県外の登山者は土地勘がないため、不安を感じて利用を避ける傾向がある。観光関係者からは「複数の路線バスに乗換え可能な広い駐車場を山麓線沿いなどに
確保すべき」との声も。安曇野市太田寛市長は「街中で車を止めてバスで行くことを定着させたい」と。そのためにはバス利用の促進、乗換え駐車場の確保、タクシー不足対策、路駐の解消を並行して進める必要がある。
■7/27;御嶽山で「慰霊登山」が行われた。
御嶽山は11年前の2014年9/27;噴火が発生、死亡58人、行方不明5人という「火山災害」に見舞われた。遺族などでつくる会は、毎年7月の最終日曜日に噴火犠牲者を悼む慰霊登山を行っています。参加者は4-5Hかけて剣ヶ峰山頂に着くと、
噴火が起きた11:52に黙とうし追悼の花を供え、犠牲者の冥福を祈った。
■7/22;JR白馬駅に「熊の啓発看板」を設置した。
本格的なグリーンシーズンを迎え、多くの観光客や登山者が大北を訪れている中、目撃情報が相次いでいるツキノワグマへの注意喚起として、県北アルプス地域振興局が看板を設置した。
高さ2m×横1.5mの大型看板で実物大(約1.5m)のツキノワグマと、「この地域の森には熊が生息、しっかり準備し大自然楽しんでください」を日本語・英語の啓発文を記載。
8/1;「立山・黒部アルペンルート」の扇沢駅にも設置予定。
登山のアルクマくん(熊に出会わないように熊鈴、ラジオなどを携帯。出会ったら刺激せずその場を離れる)などといった注意書きのある、熊啓発のポケットティッシュ・チラシを配布。
7/22;白馬駅,道の駅白馬,7/27;信州山の日。国営アルプスあづみの公園(大町・松川地区)、7/28;大町市湖端地区お楽しみ会・青木湖漁協、8/1;扇沢駅,8/8;猿倉・安全登山啓発活動
■7/21-7/22;大町署と北アルプス広域消防本部は、白馬岳で合同パトロールを行った。
夏山シーズンが最盛期を迎え、登山者へ安全指導を行い遭難防止を図るとともに、迅速な救助活動につなげようと初めて実施。安全に山歩きを楽しんでもらえるよう、危険や装備の不備などに目を光らせた。山岳遭難救助隊2人、
消防本部山間地救助班2人の計4人で実施。消防の救助班は救助要請の増加などを背景に202年8月に設置。山間地での救助活動に特化した資器材や装備を備える。これまでに合同訓練は実施してきたが、合同パトロールは初めての取り組み。
7/21;白馬村猿倉登山口から入り、頂上宿舎に1泊。3連休最終日で、天気に恵まれたこともあり多くの登山者が猿倉から入山。白馬大雪渓ではアイゼンを装着していない登山者もいて注意を呼び掛けた。
■北ア「上高地」の観光シーズンが本格化する中、環境省や松本市がマイカー利用者がバスに乗り換える「沢渡」の混雑緩和策を進めている。
2024年153万人が上高地を訪れ、沢渡Pで満車、同省や松本市は2025年から駐車場などにカメラを設置、訪れる人がホームページで混雑状況を確認できるようにした。
上高地に通じる県道「上高地公園線」は、R158から上高地BTまでマイカー乗入れ禁止。観光客や登山者は沢渡Pに車を止めてバスやタクシーに乗り換える。沢渡には市営P(P1194)、民間P(P608)の駐車場がある。2024年10月の3連休、沢渡Pは
満車、最大4Hの入庫待ち、周辺では路駐も発生。こうした事態を受け、環境省は2025年から沢渡の他、白骨温泉、乗鞍高原、平湯温泉など観光地の駐車場16ヶ所にカメラ計20台を配備し、混雑状況をリアルタイムで発信することにした。
この3連休前から中部山岳国立公園北アルプス南部のHPで公開。松本市も2025年から、訪れる人が沢渡P付近の状況をリアルタイムで確認できるよう、R158と、沢渡Pに向かう車列の様子を捉えるカメラを2台設置。この3連休前から松本市HPで
10分ごとに静止画を配信。他に、8/中を目標に沢渡BTに近い第3Pの空き台数を市HPで表示、第2P近くに計45台分の臨時駐車場を整備する計画。158号を上高地方面へ向かう車に、長野道松本ICなど3ヶ所で、10月の3連休前から電光掲示で
市営駐車場の空き状況を伝える予定。
※中部山岳国立公園北アルプス南部地域サイト
※上高地さわんど渋滞情報(ライブカメラ)(松本市)
■7月から、白馬岳や五龍岳、鹿島槍ヶ岳などの名峰を有する北ア北部の長野県側で、登山者から任意の「協力金制度」(\500/1口)が始まった。
北ア南部や岐阜県、富山県側ではすでに導入、北ア山域全体に拡大した。北ア南部に合わせ同額の協力金を設定。大町市や小谷村、白馬村、糸魚川市の4自治体と山小屋組合、環境省中部山岳国立公園管理事務所などで作る
「北アルプス北部山域連絡会」では2025年度、2000人からの徴収を想定、100万円の収入を見込む。北ア北部の22山小屋に収受箱を設置、8月HPを開設、クレジットカードでの支払いや銀行口座への振り込みもできる。
集まった協力金は、登山道の維持管理などに充て、同連絡会の部会で具体的に検討する。同組合長は「周囲の地域と足並みがそろうことになる。修復が必要な箇所などを話し合って、使い道を決めていきたい」と。
登山者を対象とした協力金制度は、長野県側の南アで導入されか、中アでも導入に向けた検討が始まった。
■活火山「浅間山」(標高2568m)の火山性地震は2024年4/中以降増加した状態が続いています。噴火警戒レベルが「2」(火口周辺規制)
山体西側での膨張を示すと考えられる傾斜変動は、2024年5月以降停滞していますが、火山ガスの放出量は2023年3月以前に比べて多い状態が続いています。気象庁は、山頂の火口から約2km範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に
警戒するとともに、地元自治体などの指示に従い、危険な地域に立ち入らないよう呼びかけています。火山性地震は以下の通り。
2025.8/20;60回,8/19;60回,8/18;46回,8/18;34回(15:00),8/17;45回,8/16;54回,8/15;56回,8/14;87回,8/13;65回,8/12;42回,8/11;55回,
2025.8/10;59回,8/9;32回,8/8;50回,8/7;62回,8/6;55回,8/5;32回,8/4;35回,8/3;43回,8/2;38回,8/1;55回,7/31;47回,7/30;42回,7/29;51回,7/28;72回,7/27;61回,7/26;43回,7/25;45回
2025.7/25以前は2025年北ア山岳情報159を参照。
■2025.8-7月;主な山岳遭難
■8/23;12:30;八ヶ岳「赤岳」で男性が体調不良になりヘリで救助された。同行者から「一緒に来た登山者が転倒して頭にけがをした」と通報。8/23;男性は23日、3人パーティで赤岳に入山、赤岳の山小屋近くで体調不良になり、転倒した。
長野県警ヘリが出動、15:00;男性を救助、松本の病院に搬送した。後頭部からの出血で軽傷。
■8/23;12:30;北ア「唐松岳」で女性が左足をけがして動けなくなり、近くの山小屋に収容された。女性は、朝、2人パーティで唐松岳に入山、標高2700mの山頂付近で転倒、左足首にケガをした。他の登山者が山小屋に常駐していた 隊員に「負傷者がいる」と知らせ、14:00;女性は救助に向かった隊員により、山小屋に収容され、8/23夕方,8/24の朝に救助予定。
■8/23;8:30;北ア「槍ヶ岳」北鎌尾根(標高2700m)で女性が約100m滑落し大ケガ。同行者から救助要請、10:35;長野県警ヘリで女性を救助、松本の病院に搬送した。女性は骨盤骨折などの重傷。8/22;女性は2人パーティーで2泊3日の 予定で上高地から入山、8/23;槍ヶ岳頂上へ向けて登山中に滑落したという。槍ヶ岳山頂に向かって伸びる北鎌尾根は熟達者向けの「バリエーションルート」。狭く急峻な岩場が続き、今年も再三、滑落事故が起きています。
■8/22;16:45;北ア「槍ヶ岳」の山荘で男性が体調不良となり、県警ヘリで救助された。同行者が「意識がなくなった」と通報。男性は県警ヘリで救助、松本の病院に搬送された。8/22;男性は2人パーティーで新穂高温泉から 入山した。
■8/22;15:00;北ア「岳沢」で男性が下山中に転倒、県警ヘリで救助された。男性は自ら「足をひねって動けない」と通報、17:00;県警ヘリで救助され、松本の病院に搬送。8/20;男性は2人パーティーで中ノ湯から入山、 槍ヶ岳から北穂高岳を経由し、8/22;上高地に下山していたという。
■8/22;17:00;八ヶ岳「硫黄岳」の山小屋で男性が体調不良となり救助された。同行者から「一緒に登山に来た人が体調が悪くなった」と救助要請。同署警察署山岳遭難救助隊員が出動、男性を背負って下山、 21:20;茅野の病院に搬送した。男性はめまいや吐き気の症状を訴えていたという。8/22;男性は2人パーティで入山した。
■8/22;八ヶ岳「硫黄岳」で山小屋に泊まっていた子供が発熱で動けなくなり救助された。両親とともに硫黄岳(標高2300m)の山小屋に宿泊していたが発熱と頭痛で動けなくなり、8/22;7:00;救助要請。山岳遭難防止対策協会救助隊が出動、 男の子を背負って、9:00;桜平登山口まで下ろした。8/21;桜平登山口から3人で入山。
■8/21;8:00;北ア「白馬岳」三国境付近で、白馬岳から白馬大池に向かう下山中に女性が足を滑らせて転倒した。本人から救助要請、県消防防災ヘリが女性を救助し、大町の病院に搬送した。右下腿の骨を折る大ケガ。 8/19;女性は3人パーティーで栂池から入山した。
■8/21;9:30;北ア「奥穂高岳」で男性が下山中に滑落、ケガをした。奥穂高岳のザイテングラート付近で男性が下山中に滑落した。男性は県消防防災ヘリで救助され、松本の病院に搬送した。頭にケガ。 8/19;男性は1人で上高地から入山、8/21;涸沢に向けて下山していた。
■8/20;北ア「岳沢」で男性が下山中に道に迷い行動不能となり、8/21;救助された。8/20;男性は奥穂高岳を経由して下山中に道に迷い、行動不能になった。20:30;本人から「道に迷った。登山道から外れている」と救助要請、 警察は一晩ビバークするよう指示た。8/21;朝、松本警察署山岳遭難救助隊と長野県山岳遭難防止常駐隊が出動し、7:00;男性と同行下山して救助した。
■8/20;北ア「涸沢」で下山していた男性が道に迷って動けなくなり救助された。8/20午後、男性は涸沢(標高2400m)を下山していたが日没で動けなくなった。19:30;「道に迷ってどこにいるか分からない」と自ら110番通報、 県山岳遭難防止常駐隊員が出動。携帯電話の位置情報をもとに、男性は登山道から大きくは外れていない場所で発見されたという。21:00;近くの山小屋に収容された。ケガはない。男性は、8/18;単独で上高地から入山、 8/20;奥穂高岳から下山中でした。
■8/20;11:00;北ア「布引山」で男性が滑落、ヘリで救助された。同行者が救助要請。8/19;男性は2人パーティで扇沢から入山、8/20;鹿島槍ヶ岳に向かって縦走中、布引山(標高2683m)を登山中に滑落してケガをした。 長野県消防防災ヘリが出動、13:00;男性を救助、松本の病院に搬送した。右膝の骨折で重傷。
■8/18;北ア「槍ヶ岳」に続く飛騨沢で男性が滑落。登山中にバランスを崩して沢に落ちて頭部裂傷のけがを負った。男性は3人パーティーで入山。
■8/18;北ア「西穂高岳」(標高2909m)山頂から北東約500mでは男性が転倒し負傷した。県警ヘリで救助、命に別条はない。バランスを崩して転倒した際に右足首にけがを負った。男性は5人パーティーで入山。
■8/18;3:30;北ア「烏帽子岳」で胸の痛みを訴えて動けなくなった男性がヘリで救助された。8/18;未明;男性は、烏帽子岳のブナ立尾根(標高1700m)を登山中にの痛みを訴え、動けなくなった。3:30;同行者の男性が救助要請、北アルプス 広域消防本部の消防署員や大町警察署山岳遭難救助隊員が出動、7:00;県消防防災ヘリで救助、松本の病院に搬送した。男性は心疾患と見られ、病院で手当てを受けています。8/18;0:00;男性は大町の七倉登山口から入山、2泊3日で西岳へ 縦走する計画だったという。
■8/16-8/17;北アで山岳遭難が11件発生(重傷4,死亡2,無事3,体調不良1,不明1)
1)8/16;天狗ノ頭;滑落,男性,重傷、2)8/16;唐松岳;道迷い,男性,無事、3)8/16;小蓮華山;体調不良,女性,無事、4)8/16;獅子岳;転倒,男性,重傷、
5)8/16;槍ヶ岳;道迷い,男性,無事、6)8/16;北鎌尾根;道迷い,男性,無事、7)8/16;滝谷;滑落,男性,捜索中、8)8/16;剱岳;滑落,男性,死亡、
9)8/17;常念岳;転倒,女性,重傷、10)8/17;唐松岳;滑落,女性,重傷、11)8/17;鹿島槍ヶ岳;滑落,女性,死亡
■8/17;北ア「鹿島槍ヶ岳」で登山をしていて滑落した女性が救助されたが死亡。8/16;8:30;女性は鹿島槍ヶ岳の八峰キレット(標高2500m)で滑落し、同行していた人が救助を求めていた。8/16;県警ヘリが出動したが天候の悪化で捜索を中断。 8/17朝から再開、10:00;女性を登山道脇の急斜面で救助したが死亡が確認された。女性は100m-150m滑落したとみられ、警察が原因を調べています。
■8/15-8/16;富山県の北アで山岳事故が相次いだ。剱岳と鳶山では男性2人が死亡、獅子岳と龍王岳でも男性が骨折の重傷を負った。2024年富山県内で発生した127件の山岳遭難事故のうち65件が7-8月の夏山シーズンに集中。県警は登山届を 提出し、無理のない計画を立てるなどして事故の防止を呼び掛けている。
■8/16;12:45;北ア「獅子岳」(標高2620m)で男性が転倒し、ヘリで救助された。単独で登山道を歩いていたところバランスを崩したとみられる。県消防防災ヘリ「とやま」が出動、富山病院に搬送。男性は左足首の骨を折る重傷。
■8/16;8:45;北ア「鹿島槍ヶ岳」の「八峰キレット」で登山中の女性が滑落、連絡が取れない。同行者が女性が滑落したと山小屋から救助を求めた。県警ヘリが出動したが悪天候で捜索を中断。女性とは連絡が取れないという。 8/15;女性は3人パーティーで入山。8/17;警察がヘリで救助に向かう予定。
■8/16;15:30;北ア「小蓮華山」を登山していた女性が体調不良で行動不能になり救助された。本人から「めまいと頭痛がする」と救助要請。長野県山岳遭難防止常駐隊が出動、19:00;女性を救助、付近の山小屋に収容した。 8/16;女性は2人パーティで栂池から入山した。
■8/16;北ア「唐松岳」への登山中、「天狗ノ頭」で男性が滑落しヘリで救助された。天狗ノ頭の登山道(標高2700m)で足を滑らせてバランスを崩して滑落した。7:00;同行者から救助要請、12:30;長野県消防防災ヘリで男性を救助、 松本の病院に搬送した。左手の骨折の重傷。8/15;男性は2人パーティで猿倉から入山した。
■8/16;北ア「唐松岳」で男性が登山中に道に迷い、行動不能となり救助された。12:00;通りがかりの登山者から「男性がぬかるみにはまって動けない」と救助要請、長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動、11:30;男性を救助した。 男性にケガはない模様。8/16;男性は単独で八方から入山した。
■8/16;11:00;北ア「槍ヶ岳」の「北鎌尾根」(標高2700m)で男性が行動不能となりヘリで救助された。北鎌沢を登山中、道に迷い、北鎌尾根の急峻な場所に入り込み、行動不能になった。7:00;男性の関係者から「動けなくなり、 登れないし、下れない」と救助要請、長野県警ヘリが出動、11:00;男性を救助した。男性にケガはない模様。8/14;男性は単独で上高地から入山した。
■8/16;13:00;北ア「北穂高岳」の「滝谷」でクライミングをしていた男性が滑落して行方不明。
北穂高岳にある山小屋から「クライミング中に同行者が滑落した」と通報。男女計4人のグループで北穂高岳の滝谷のクラック尾根でクライミングをしていたが、約50m崖の下に滑落したとみられる。現場は視界不良で、
8/18;午前、県警ヘリに収容され、死亡が確認された。
■8/16;8:00;北ア「剱岳」の北方稜線で男性が倒れているのが見つかった。剱岳の北方稜線(標高2350m)で男性がルートから外れた場所で倒れているのを山岳警備隊員が見つけた。その後、搬送先の病院で死亡が確認。 近くの山小屋から「宿泊予定の登山者が到着しない」と8/14;夕方、通報があり、8/15〜;山岳警備隊が捜索していた。警察は滑落したものとみて死因などを調べています。
■お盆休みの北アでは山岳遭難が相次いでいます。
8/14-8/15;大町警察署管内では山岳遭難が5件発生(白馬岳・唐松岳・赤沢岳・鳴沢岳)、熱中症対策やゆとりのある行動などを呼び掛けています。
■8/15;7:30;北ア「白馬岳」で下山中の女性が体調不良で、近くの山小屋に収容された。同行者から「貧血で動けない」と山小屋に救助要請、長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動、8:30;隊員が担いで女性を救助、付近の山小屋に収容した。 8/14;女性は7人パーティで栂池から入山した。
■8/15;11:00;北ア「赤沢岳」で女性が転倒、ヘリで救助された。8/15;女性は赤沢岳(標高2600m)で転倒。本人から救助要請で、13:00;長野県警ヘリが女性を救助、大町の病院に搬送した。女性は右足首の骨を折る大ケガ。女性は2人パーティで 2泊3日の予定で、8/14;扇沢から入山、8/15;赤沢岳山頂を縦走していた。
■8/15;7:30;北ア「鳴沢岳」で登山をしていた男性が転倒、ヘリで救助された。男性は単独で鉢ノ木岳に向けて登山中、転倒しケガをした。7:30;通りがかかりの登山者から「男性が左足首に痛みを訴えて動けない」と北アルプス広域消防本部に 救助要請。北アルプス北部地区山岳遭難防止協会救助隊員が出動、11:00;富山県消防防災ヘリが男性を救助、大町の病院に搬送した。左足首の骨折の重傷。
■8/15;8:30;北ア「龍王岳」南壁(標高2720m)で男性がロッククライミング中、バランスを崩して岩場から落下、同行者が通報し、富山県警山岳警備隊員が男性を救助して室堂警備派出所まで同行した。 胸部骨折の重傷を負った。
■8/15;16:25;北ア有峰「鳶山」(標高2470m)で男性が心肺停止状態で見つかり死亡が確認された。12:30;登山道から120m下の斜面で人が倒れていると登山者から近くの山荘を通じて通報があり、県警山岳警備隊員が発見したが、悪天候のため救助活動を断念。 8/16;天候が回復し、「つるぎ」で収容した。1人で登山中に登山道から滑落したとみて調べている。
■8/14;16:30;北ア「白馬岳」の山小屋で男性が「胸と背中に痛みがあり動けない」と同行者から救助要請。男性は意識はあるものの、会話ができない状態という。男性は3人パーティーで猿倉から白馬岳に入山、山小屋で体調不良を訴えた。 8/15;7:30;早朝から県警ヘリで救助され、松本の病院に搬送。男性は会話が可能な状態という。
■8/14;15:40;北ア「蝶ヶ岳」で男性が体調不良により行動不能に、救助された。男性は常念岳から蝶ヶ岳に向け縦走中、蝶槍(標高2480m)で体調不良により行動不能となった。本人から宿泊予定の山小屋に「頭が痛くて、手足がしびれて動けない」と 連絡があり、従業員から安曇野警察署に通報。北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動、男性に同行して、18:30;山小屋に収容、救助した。症状などから男性は軽度の熱中症とみられるという。8/14;男性は2人パーティで 三股登山口から入山した。
■8/14;12:00;北ア「唐松岳」の八方尾根で女性が足を滑らせて滑落した。目撃した登山者から消防に通報。13:30;女性は救助され、病院へ搬送されたが、頭などに軽いケガがをしているという。
■8/13;16:30;北ア「白馬岳」で男性が登山中に疲労のため行動不能となり、ヘリで救助された。 8/13;男性は単独で猿倉登山口から白馬岳に入山、大雪渓を登山中、疲労のため行動不能となった。本人から「足がつって、左足が上がりづらい」と救助要請。18:00;長野県山岳遭難防止常駐隊が出動、長野県警ヘリで男性を救助した。 疲労しているがケガはない模様。
■8/13;14:30;北ア「立山」の「雄山」で一ノ越方面で下山中だった女性が足を滑らせて転倒した。女性は知人と2人で近くの山小屋まで移動したが、自力で歩けなくなったため、山小屋を通じて救助を要請。富山県警山岳警備隊員が女性を 室堂まで背負って搬送、女性は救急車で運ばれた。女性は左足首を骨折、重傷とみられています。
■8/11;11:30;北ア「白馬岳」大雪渓で下山中の男性が転倒、ひざにケガをして救助された。岩と岩の間に足を挟み、両膝をケガし「男性がひざを負傷して疲労もあり動けなくなった」と一緒に登っていた人から救助要請、大町警察署 山岳遭難救助隊と長野県山岳遭難防止常駐隊が出動、男性を背負って同行下山、15:40;救助した。両ひざの打撲で軽傷。当時、現場では雨が降り、体が冷えたことが疲労につながり、自力での下山が難しくなったという。8/9;男性は 2人パーティーで栂池から白馬岳に登り、下山中だった。
■8/10;北ア「五龍岳」で男女2人が遭難、長野県山岳遭難防止常駐隊員に救助された。8/8;2人は4人パーティで柏原新道から入山、8/10;13:00;五竜岳山頂付近(標高2800m)で行動不能となり、同行者がパトロール中の長野県山岳遭難防止常駐隊員に 救助要請。14:30;近くの山小屋に収容され、低体温症の症状がみられるものの、命に別状はないという。現場では当時、風速10m以上の風が吹き、強い雨が降っていたという。
■8/9;北ア「唐松岳」で登山をしていた男性が登山道で木の根に足を挟まれて転倒、ケガをして救助された。8/9;男性は日帰りの予定で八方尾根から単独で入山、唐松岳からの下山中に、扇の雪渓(標高2350m)の登山道で転倒しケガをした。 16:00;本人から長野県山岳遭難防止常駐隊員に救助要請、隊員が出動、20:00;男性を救助した。左足首をケガしたが軽傷。
■8/9;6:00;北ア「唐松岳」山頂付近(標高2600m)で登山をしていた男性が転倒し大ケガ、ヘリで救助された。本人から長野県山岳遭難防止常駐隊員に救助要請、8:00;県警ヘリで救助、松本の病院に搬送。男性は右ひじ脱臼骨折で重傷。 8/8;男性は3人パーティで八方尾根から入山、8/9;下山予定でした。
■8/9;6:40;北ア「涸沢」から上高地に下山していた男性がケガをして行動不能となり、救助された。本人から「右足が痛くて自力下山できない」と救助要請、長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動し、男性を救助、11:40;同行下山した。 男性は右足をケガしたが軽傷。8/8;男性は単独で上高地から入山した。
■8/9;14:30;北ア「明神岳」で登山をしていた男女3人が技量不足のため行動不能となり、ヘリで救助された。8/9;3人は上高地から入山、明神岳を経由して岳沢に向かっていたところ、奥明神沢付近(標高2700m)で技量不足のため行動不能となった。 14:30;救助要請があり、長野県警ヘリが出動、17:00;3人を救助した。3人ともケガはない。3人は登山道のないバリエーションルートで、ルート選定を間違えて、崖に出てしまい、動けなくなったという。
■8/7;北ア「白馬岳」で登山をしていた男女3人が低体温症とみられる症状で動けなくなった。8/7;18:00;8人パーティで蓮華温泉から入山、このうち3人は途中の山小屋で宿泊、残りの5人で白馬岳に向け登山中に標高2900mで男女3人が 低体温症とみられる症状で動けなくなった。8/7;当時は白馬岳で強い雨が降り、強風と霧で視界不良の状態だったという。3人は救助隊によって山小屋に収容され、男性1人は意識不明、他の男女2人は会話ができる状態。8/8;天候不良で ヘリは飛べず、8/9;6:00;長野県警山岳遭難救助隊員などが出動しヘリで救助。男性1名は死亡が確認。低体温症の症状を訴えていた男性と女性は大町の病院に搬送され無事。北アの登山道の一部ではまだ雪が残り、天候の急変などによって 低体温症になるおそれがあります。警察は、ゆとりをもった行程で登山をするほか、天候の急変に備えて防寒具や雨具を必ず持って行くこと、悪天候のときには近くの山小屋に避難するなど注意を呼びかけています。
■8/8;八ヶ岳の「赤岳」の山小屋で女性が体調不良となり、救助要請。8/6;女性は4人パーティで1泊2日で赤岳に入山、8/7;下山予定でしたが、標高約2700mの山小屋に滞在中、体調不良になり、山小屋に1日延泊したが、回復せず、
8/8;5:30;同行者から自力下山と救助要請があった。女性は吐き気の症状を訴えています。警察や消防、遭対協の救助隊員が7人体制で出動し、現在、救助活動中です。
■8/4;14:30;北ア「白馬乗鞍岳」天狗原(標高2300m)で男性が転倒、県消防防災ヘリで救助された。14:40;本人から北アルプス広域消防本部に救助要請、16:30;県消防防災ヘリに救助、大町の病院に搬送。頭部をケガしている模様。
8/4;男性は2人パーティーで入山した。
■8/4;12:30;北ア「槍ヶ岳」北鎌尾根(標高3100m)で女性が滑落、ケガがをして女性は長野県消防防災ヘリに救助された。北鎌尾根から槍ヶ岳頂上へ向かっている途中で滑落したという。12:30;同行者から松本広域消防局に救助要請、 14:00;県消防防災ヘリが女性を救助、松本の病院に搬送した。左足首の骨折などで重傷。女性は2人パーティーで、2泊3日の予定で上高地から入山した。
■8/2-8/3;この週末、長野県内の山岳では北アで遭難が相次いだ。遭難は8件、転倒、落石で4件が重軽傷、技量不足、体調不良、疲労で行動不能は4件。
8/2;北穂高岳、8/2;中遠見山、8/2;四阿山、8/2八方尾根、8/3;涸沢、8/3;蓮華岳、8/3;槍ヶ岳、8/3;烏帽子岳。
■8/3;12:20;北ア「槍ヶ岳」北鎌尾根(標高2450m)で登山者男女3人が遭難、ヘリで救助された。1人は落石を受け負傷、2人は技量不足により行動不能になった。りました。 遭難した1人から「3人パーティで槍ヶ岳に向かっていたところ、北鎌のコル手前付近で同行者が落石を受け、頭から出血している」と通報。また、男性2人も技量不足のため行動不能になったことから、救助要請があり、長野県警ヘリが出動、 14:00;3人を救助した。女性は大町の病院に搬送、頭部にケガ。男性2人にケガはなし。8/2;3人は2泊3日の予定で上高地から入山した。
■8/3;17:00;北ア「烏帽子岳」で男性が疲労のため行動不能となり救助された。同行者から大町警察署に同行者が疲労で動けなくなったと救助要請。8/3;男性は烏帽子岳のブナ立尾根を下山中に疲労のため行動不能になった。大町警察署 山岳遭難救助隊員と長野県警本部山岳遭難救助隊員が出動、21:20;男性を救助した。8/2;男性は2人パーティで扇沢登山口から入山した。
■8/3;8:30;北ア「蓮華岳」で縦走中の男性が体調不良で動けなくなり、長野県警のヘリで救助された。8/3;男性は6人パーティーで山小屋を出発、蓮華岳山頂を経て「蓮華の大下り」を降りはじめたが、8:30;標高2400mで呼吸困難などで 行動不能となり、同行者が救助要請。10:40;長野県警のヘリが男性を救助、大町の病院に搬送した。パーティーは3泊4日の予定で8/1;扇沢から入山、針ノ木岳などを経て、8/4;七倉に下山する予定でした。「蓮華の大下り」は蓮華岳山頂から 北葛岳に南下するルートで、標高差約500mの急坂。
■8/3;北ア「涸沢」で下山中の男性が転倒して動けなくなり、警察に救助された。7/30;男性は単独で上高地から入山、8/3;涸沢から下山していたが、6:00;転倒して自力での歩行が出来なくなった。 通りかかった登山者が通報、常駐の長野県警山岳遭難救助隊員と山岳遭難防止常駐隊員が男性を背負って下山、9:30;救急隊に引き継いだ。男性は松本の病院に搬送されたが、右脚を骨折。
■8/2;北ア「八方尾根」で男性が転倒、ケガをして救助された。男性は「唐松岳」を登山中、八方尾根(標高2200m)で転倒してケガ。10:30;同行者から「男性が足を踏み外して骨折の疑いがある」と救助要請、長野県山岳遭難防止常駐隊員と 大町警察署山岳遭難救助隊員が出動、男性を救助、池田町内の病院に搬送した。右足首骨折などの重傷。8/2;男性は5人パーティで唐松岳に入山。
■8/2;北ア「中遠見山」(標高2000m)で男性が体調不良で行動不能になり、ヘリで救助された。 8/2;男性は2人パーティで中遠見山を下山中に体調不良になり行動不能になった。通りがかった登山者で女性の看護師が心肺停止の状態で倒れていた男性に心臓マッサージをして心拍が再開したが、意識が混濁状態で、11:30;救助要請。 長野県警ヘリが出動、13:00;男性を救助、会話ができる状態だったという。松本の病院に搬送され、命に別条はないという。
■8/2;9:30;北ア「北穂高岳」で女性が転倒して県警ヘリに救助された。7/31;女性は2人パーティーで上高地から入山、8/2;北穂高岳から涸沢に下山してたが、9:30;標高2750mの南稜取付の岩場でバランスを崩して転倒、負傷した。 同行者が山小屋を介して救助を要請、11:20:長野県警ヘリが救助して松本の病院に搬送。女性は右肩などを負傷。
■8/1;北アなどで山岳遭難が相次ぎ、24-68歳の男女6人が救助された。滑落・転倒で3人が重軽傷。
■8/1;14:00;北ア「北穂高岳」で登山技術が足りずに動けなくなり救助された。大キレット「飛騨泣き」(標高2900m)で女性と男性が動けなくなった。女性から山小屋に連絡があり、スタッフが救助要請、県山岳遭難防止常駐隊員が2人を救助した。 7/31;2人は上高地から入山、8/1;槍ヶ岳を経由して北穂高岳に向かっていた。2人にケガはないという。
■8/1;13:00;北ア「爺ヶ岳」の柏原新道(標高2300m)で女性が滑落、ケガをして救助された。爺ヶ岳から下山中に雪渓上でバランスを崩して滑落、行動不能になった。同行者が山小屋に通報、付近をパトロールしていた長野県遭難防止常駐隊員が 出動、13:00;「女性は登山道から落ち、自力で戻れない」と、13:40;女性を登山道に引き上げ救助した。女性は数10m滑落、左ひじ擦過傷で軽傷。7/31;女性は2人パーティで入山した。
■8/1;11:00;北ア「針ノ木岳」で女性が転倒して大ケガ、ヘリで救助された。針ノ木岳から下山中、標高2400mで転倒しケガをした。同行者から山小屋に「女性が転倒して負傷した」と連絡があり、11:00;山小屋から救助要請。 長野県警ヘリが出動、15:30;女性を救助、松本の病院に搬送した。左足首の骨折で重傷。7/31;女性は2人パーティで扇沢から入山。
■8/1;9:00;北ア「槍ヶ岳」で男性が疲労で行動不能となり、長野県消防防災ヘリで救助された。槍ヶ岳北鎌尾根(標高2800m)にいた男性から「疲労のため動けなくなった」と救助要請。11:00;長野県消防防災ヘリで救助。男性は、 疲労しているものの、ケガはないという。男性は4人パーティで、7/30;上高地から入山、3泊4日の計画で登山をしていた。
■8/1;北ア「水晶岳」で男性が体調不良で行動不能になり救助された。水晶岳の東沢乗越(標高2800m)で体調不良により動けなくなった。同行者が山小屋に「男性が頭痛や吐き気の症状を訴え、動けない」と通報、16:00;スタッフから救助要請。 付近をパトロールしていた長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動、18:30;男性を救助、付近の山小屋に収容した。7/31;男性は4人パーティで七倉登山口から入山。
■8/1;八ヶ岳「縞枯山」(標高2200m)で男性が転倒、ケガをして救助された。8/1;男性は縞枯山山頂から北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅に向けて下山中、木道で足を滑らせて転倒、ケガをした。13:30;同行者から救助要請があり、救助隊が出動して、 男性を救助、15:30;救急隊が茅野の病院に搬送した。左大腿骨骨折で重傷。男性は24人パーティで入山。
■7/31;7:00;北ア「燕岳」メガネ岩付近(標高2700m)で男性が登山道を外れ、行動不能になった。北アルプス南部山岳遭難防止対策協会の救助隊員が出動、登山道まで復帰させ、救助した。ケガはないという。男性から「登山道から外れ、 登れなくなった」と山小屋を介して救助要請。男性は約20mの崖下まで行ったが、技術不足で戻れなくなったという。近くにいた北アルプス南部山岳遭難防止対策協会の救助隊員が出動、7:00;男性と接触し登山道まで復帰させ、救助した。 7/30;男性は単独で中房温泉から入山、7/31;燕岳山頂から下山する途中だったという。警察は、登山者は自分の技術に見合った行動をしてほしいと。
■7/30;14:00;北ア「餓鬼岳」で単独で登山をしていた男性が大ケガで救助された。7/30;餓鬼岳から下山中に登山道(標高1350m)でつまずいて岩と岩の間に足が挟まり、ケガをした。7/30;14:00;他の登山者から救助要請があり、警察や消防らが出動、 20:00;男性を救助、病院に搬送した。右下腿骨折で重傷。
■7/30;15:00;北ア「白馬岳」大雪渓(標高2000m)で女性が疲労で動けなくなった。本人から足がけいれんして動けないと救助要請があり、大町警察署山岳遭難救助隊と県山岳遭難防止常駐隊員が出動し同行下山、19:30;女性を救助した。 7/29;女性は1人で猿倉から1泊2日の予定で白馬岳に入山、下山中に疲れのため動けなくなったという。
■7/30;15:00;北ア「槍ヶ岳」東鎌尾根(標高約2860メートル)で男性が滑落、左足首にケガをした。松本警察署に「男性が岩につまずき、3m滑落した」と一緒に登っていた人が助けを求め、北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員に よって近くの山小屋へ運ばれた。男性は右足を負傷し、自力歩行が難しい状況。7/31;10:30;岐阜県警ヘリで救助、高山の病院に搬送された。7/29;男性は3人パーティで中房温泉から入山した。
■7/30;16:00;北ア「五竜岳」山頂付近(標高2600m)で男性がバランスを崩して転倒、尻にケガをした。本人からの救助要請で警察が地上とヘリで、男性に一晩ビバークを指示し、7/31;朝から長野県山岳遭難防止常駐隊員と富山県警ヘリが 救助予定。7/29;男性は1人で八方尾根から入山、7/30;五竜岳山頂付近を登山中だったという。
■7/29;19:30;北ア「横尾」で男性が下山中に動けなくなり、救助された。横尾付近で男性が動けなくなり、家族から救助要請。7/25;男性は1人で上高地から入山、7/29;槍ヶ岳から下山中。日没と疲労のため動けなくなったという。 男性は救助隊によって近くの山小屋に搬送。男性は疲れているものの、ケガはないという。
■7/29;13:00;北ア「奥穂高岳」に登っていた男性が急斜面で身動きがとれなくなり、県消防防災ヘリで救助された。「急斜面で身動きがとれなくなった」と救助要請。17:00;県消防防災ヘリが男性を救助したがケガはないという。 男性は登山道ではないルートを登り、急斜面で進むことも戻ることもできなくなってしまったという。
■7/29;7:30;北ア「唐松岳」で登山道から情勢が滑落、ヘリで救助された。7/29;女性は唐松岳(標高2500m)の牛首で登山道から滑落して動けなくなった。女性から「滑落した」との連絡を受けた県山岳遭難防止常駐隊員が、7:30;大町署に通報、 10:00;県消防防災ヘリが女性を救助、大町の病院に搬送した。女性は両足首にケガ、骨折はなく軽傷と見られます。7/28;女性は5人パーティで唐松岳に入山、7/29;五龍岳に向け縦走していた。
■7/28;北ア「槍ヶ岳」で男性が体調不良で行動不能になり、ヘリで救助された。7/26;男性は5人パーティで上高地から入山、7/28;槍ヶ岳から下山中、槍沢登山道天狗原分岐付近(標高2400m)で体調不良のため行動不能に。同行者から 「男性が腹痛を訴え、行動ができない」と通報があり、県警ヘリが出動、11:00;男性を救助、松本の病院に搬送した。男性は激しい腹痛を訴えているという。
■7/28;15:20;北ア「横尾谷」で男性が体調不良により行動不能になり、警察に救助された。7/28;奥穂高岳から下山中、横尾谷(標高1650m)で体調不良により動けなくなった。15:20;同行者から救助要請があり、長野県警山岳遭難救助隊員が出動、 17:00;男性を救助、松本の病院に搬送した。7/26;男性は6人パーティで上高地から入山。
■7/27;夕方;北ア「唐松岳」で単独で登山をしていた男性が体調不良で行動不能になりました。7/28;男性は長野県山岳遭難常駐隊と同行下山し救助された。ケガはないという。7/27;男性は1泊2日の予定で単独で八方山口から入山、 7/27;夕方、唐松岳の山小屋(標高2600m)で体調不良、行動不能になった。「具合が悪い」と頭の痛みなどを訴え、この日は山小屋に宿泊。一夜明け、自力下山は困難だったため、県山岳遭難常駐隊と同行下山し、7/28;11:00;救助された。 男性は高山病とみられるという。
■7/27;11:30;北ア「白馬鑓ヶ岳」で男性が体調不良で行動不能になり、ヘリで救助された。7/24;男性は2人パーティで栂池高原から入山、7/27;白馬鑓ヶ岳の小日向のコル付近(標高1800m)で体調不良により行動不能になった。11:30;本人から 「熱中症により動けなくなった」と通報、長野県警ヘリが出動し14:30;男性を救助した。「吐き気がする」などと訴えていたという。
■7/26-7/27;富山でも側山岳事故が相次いだ。
7/26;8:30;北ア「黒部源流」付近登山道(標高2450m)で男性が渓流沿いの岩に足を滑らせ転倒。左足首の骨を折る重傷を負い、防災ヘリ「とやま」で富山の病院に搬送された。男性は雲ノ平キャンプ場まで歩いて安静にしていたが、
自力歩行が困難となり、7/27;朝に雲ノ平山荘を通じて救助要請。
7/27;4:10;北ア「大日岳」の登山道(標高2310m)で女性が5人パーティーで下山中にバランスを崩して転倒、左手首の骨を折る重傷を負った。富山県警ヘリで富山の病院に搬送。前日に宿泊した山小屋の従業員を通じて通報した。
7/27;7:00;北ア「立山」の「雷鳥坂」(標高2690m)で男性が単独での下山中にバランスを崩して転倒、左足首の骨を折る重傷を負った。富山県警ヘリで富山の病院に搬送。前日に宿泊した山小屋の従業員を通じて通報した。
■7/27;10:30;北ア「霞沢岳」で男性が下山中に転倒、ケガをして県警ヘリで救助された。7/26;男性は3人パーティで上高地から入山、7/27;霞沢岳から下山中、K1(標高2400m)で転倒、ケガをした。 10:30;同行者から「男性が足をひねって動けなくなった」と通報、長野県警ヘリが出動、12:30;男性を救助、松本の病院に搬送した。男性は右ひざをケガがしている模様。
■7/24;以降、北ア「南岳」で行方不明となっていた男性が、7/27;長野県警ヘリで救助されたが死亡。7/23;男性は単独で上高地から入山、7/24;南岳の山小屋に宿泊。以降、下山予定の7/25を過ぎても帰宅せず行方不明だった。 7/27;11:00;男性を発見し救助したが死亡が確認されたという。男性は登山道から外れた場所で倒れた状態で見つかり、滑落したとみて当時の状況を調べています。
■7/26;7:40;北ア「槍ヶ岳」の北鎌尾根で疲労で行動不能となった男性が救助を要請。11:00;長野県警ヘリが救助したが、疲れているもののケガはないという。
■7/26;8:00;北ア「奥穂高岳」で男性が滑落し死亡した。奥穂高岳のザイテングラート付近(標高2800m)で男性が約100m滑落したと同行者から通報。9:30;男性は県警ヘリに救助されたが搬送先の病院で死亡が確認された。男性は12人パーティーで、 7/25;上高地から入山、涸沢にテント泊。7/26;奥穂高岳に登頂し下山中に滑落したという。
■7/25;15:30;北ア「北穂高岳」で女性が登山中に滑落、ケガをした。槍ヶ岳から北穂高岳に向かって登山中、標高3000m付近で滑落した。同行者から救助要請があり、16:30;県警ヘリで救助、松本の病院に搬送した。女性は頭にケガを しているという。7/24;女性は11人パーティで新穂高温泉から入山。
■7/25;14:30;北ア「北穂高岳」で男性が涸沢に下山中に滑落、大ケガをした。男性は救助要請し、16:00;県警ヘリが救助、松本の病院に搬送した。男性は顔面を骨折するなど重傷。7/24;男性は1人で上高地から入山したという。
■7/24;北ア「燕岳」合戦ノ頭付近(標高2400m)で、学校登山をしていた女子高校生が下山中に転倒、ヘリで救助された。7/23;高校生は学校登山で引率の教員などを含め97人で入山、8:30;教員から「生徒がけがをした」と110番通報。 10:00;長野県警ヘリで救助され、松本の病院に搬送された。同行していた医師によれば、高校生は骨折はなく右の膝を脱臼しているという。学校登山は1泊2日の日程で燕岳に登るもので、中房登山口に向け下山中だった。
■7/24;8:20;北ア「西穂高岳」で男性が滑落して死亡。「人が滑落するのを見た」と登山者から長野県の消防に通報があった。連絡を受けた岐阜県警ヘリで捜索し、10:35;西穂高岳山頂から北東に約300mで標高2800m付近で男性を発見。 男性の死因は不明、全身に骨折の疑いがある。警察は男性の身元確認と、事故当時の状況を調べています。
■7/24;立山町の落差日本一の「称名滝」で登山をしていた男性が滝つぼに沈んでいるのが見つかり、死亡が確認された。7/23;「称名滝に登りに行った家族が戻ってこない」と家族が通報。7/24;加入していた山岳遭難の捜索サービスを行う 民間ヘリが称名滝の滝つぼで浮いているものをみつけた。県警ヘリと山岳警備隊が捜索し、7/24;10:30;称名滝の滝つぼに沈んでいる男性を見つけた。現場は、称名滝の中間地点の標高1170m、警察は、装備などから称名滝の岩場や急斜面の ルートを1人で登っている途中で滑落したとみて調べています。男性は、7/21から1泊2日で登山届を出していたという。
■7/23;北ア「白馬岳」で男性が下山中に右手に落石を受けケガをして、ヘリで救助された。男性は山小屋に自力で移動、従業員を通じて110番通報。長野県警ヘリが出動して、9:15;男性を救助、松本の病院に搬送した。 7/23;男性は3人パーティで白馬岳に入山。
■7/23;5:20;北ア「奥穂高岳」で男性が涸沢に下山中、ザイテングラート(標高2870m)で滑落、ケガをして長野県警ヘリで救助された。 7/21;男性は単独で上高地から入山し、7/23;5:30;奥穂高岳で通りがかった登山者から「滑落したと思われる男性がいる」と通報があり、長野県山岳遭難防止常駐隊員と岐阜県警察山岳警備隊員が出動、7:00;長野県警ヘリで救助、 松本の病院に搬送した。男性は頭部から出血、自力で歩行できない状態だったという。男性は頸椎損傷の大ケガ。
■7/19-7/21;3連休、長野県内の山岳遭難は14件。1人死亡、7人重軽傷、体調不良2人、疲労で行動不能4人。
県内では、夏本番の厳しい暑さとなっていて、標高の高い山域でも、気温が上がり、疲労や熱中症などにより動けなくなり、暑さと疲労で集中力が低下して、転倒や滑落のリスクも非常に高くなります。
長野県警は「技術に見合った山選びをして、体力にゆとりを持った計画を立てる」「こまめに休憩を取り、意識して水分・エネルギーを補給する」「山するまで体力や集中力を切らさない」など注意を呼びかけています。
■7/19-7/20;7月3連休中の山岳遭難
7/19;北ア「燕岳」;女性;合戦尾根下山中に転倒、負傷
7/19;北ア「燕岳」;女性;合戦尾根を下山中、疲労で行動不能
7/19;諏訪「守屋山」;女性,山頂から下山中、疲労で行動不能
7/19;北ア「槍ヶ岳」;男性;滑落・死亡
7/20;北ア「野口五郎岳」;男性;疲労で行動不能
7/20;北ア「槍ヶ岳」;女性;槍ヶ岳北鎌尾根登山中、落石で負傷
7/20;北ア「大黒岳」;男性;五竜岳から大黒岳縦走中、転倒・負傷
7/20;北ア「大天井岳」;女性;常念岳から大天井岳縦走中、転倒・負傷
7/20;中ア「空木岳」;女性;山頂から下山中、転倒・負傷
7/20;北ア「白馬岳」;男性;白馬大雪渓を登山中、疲労で行動不能
7/20;南ア「大横川」;男性;沢登り中、滑落・負傷
7/20;志賀高原「岩菅山」;男性;渓流釣りで岩菅山、疲労で行動不能
7/21;北ア「鹿島槍ヶ岳」;女性;山小屋で宿泊中、梯子から転落・負傷
7/21;北ア「北穂高岳」;男性;槍ヶ岳から北穂高岳縦走中、疲労で行動不能