AZUMINO DAILY NEWS PAGE



VISITOR NO.=


今日の出来事

初冬の北アルプスと白鳥(蝶ヶ岳〜常念岳〜横通岳〜燕岳〜有明山)(穂高にて)




☆☆☆2006-2007シーズン安曇野の白鳥飛来☆☆☆

「安曇野の白鳥」(豊科・白鳥湖にて)


■02/10;14:00-16:30;安曇野明科中川手の「自然体験交流センターせせらぎ」にて「白鳥観察会」
安曇野市明科地域の住民でつくるせせらぎを愛する会主催。講師は「御宝田白鳥の会」(堀内国夫さん)、「日本野鳥の会」(加々美孝男さん)、センターで白鳥の生態などを学んだ後、御宝田遊水池で白鳥を観察します。(参加無料)
(問)安曇野市自然体験交流センタ TEL 0263-62-6667

■02/03;犀川で白鳥の観察会を兼ねた写真教室が開かれた。安曇野豊科郷土博物館が主催して開いたもので地元からアマチュアカメラマン18人が参加。講師は地元出身の自然写真家中島泰樹さんで「周りの状況も含めよく白鳥を観察して撮ることが大切」とアドバイス。安曇野明科の御宝田遊水池には410羽のコハクチョウが飛来しており、参加者は厳しい冷え込みの中白い息を吐きながら白鳥をカメラに収めていた。風が弱かったためかいつもならエサを求めて、一斉に飛び立つ7:00を過ぎても中々飛び立ちません。それでも数羽が飛び立つと参加者は一斉にシャッターを切りコハクチョウの姿を写真に収めていた。白鳥は日が昇ると3km北にある水を張った穂高の水田に移動するため次々飛び立ちます。飛ぶ姿に盛んにシャッターを切っていた。撮影された写真の一部は、4月に豊科郷土博物館で開かれる白鳥写真展に出品されます。

■02/02;安曇野に飛来しているコハクチョウは763羽。

■01/26;安曇野に飛来しているコハクチョウは727羽。御法田・白鳥湖のコハクチョウたちはそろそろ「北帰行」かなとも思われる編隊を組んで旋回する行動が見られます。安曇野ではこの1週間温かい日が続き、白鳥たちも勘違いしているのだろうか?

■安曇野市穂高北穂高の「安曇野高橋節郎記念美術館」(矢野口義宣館長)で、2月「穂高のあづみ野コンサートホール」(長谷川芳治館長)と東京の歯科医・森克栄さんが「白鳥」をタイトルに冠したイベントを相次いで開く。安曇野の「冬の顔」とも言える白鳥を、森さんは折り紙で表現。あづみ野コンサートホールは写真展を開く。
02/04,02/18;11:00〜12:00;「安曇野高橋節郎記念美術館」にて「白鳥の創作折り紙教室」
長年、折り紙を趣味としている森さん考案の折り方を教える。安曇野と安曇野に飛来する白鳥が好きで、傷ついた「福ちゃん」をはじめとした白鳥たちを心の支えにしている。数年前に大病を患い、リハビリに苦労した経験を持つ。病後のつらい時に「福ちゃん」が頑張って生きている事を知り、「自分もめげてはいられない」と、思ったという。安曇野を訪れることも多く、同美術館友の会の会員にもなっている。折り紙は一般的な四角い紙のほか、三角から折り出す方法も教える。「もともとオリジナル作品なので泳いでいるところ、羽ばたいているところなどを用意してある。手が早い人は時間内に何種類か作ることができる」。 1950年代から創作折り紙を趣味とし国際折り紙研究会に所属。「折り紙は子供の精神的・情緒的発達を促進させ、高齢者の老化防止にも役立つ」と言い、今までも子供や外国人向けの講習を行ってきた。参加費、材料費無料。(予約制)
(問)安曇野高橋節郎記念美術館 TEL 0263-81-3030

■02/10-02/25;9:00-16:00;「安曇野高橋節郎記念美術館」にて「白鳥写真コンテスト」
観光客の少ない冬に活気をと「あづみ野コンサートホール」の企画に美術館が会場を提供する形でタッグを組んだ。コンテストは2006年に続き2回目。2006年は同ホールがチェリスト藤原真理さんが弾くサンサーンスの「白鳥」演奏会に合わせて館内で開き、102点の応募があった。2007年も02/24-02/25;ホール主催で藤原さんの演奏会を開く。「別の所で写真を展示すれば双方の集客に役立つのでは」と考えた長谷川館長が美術館に話を持ちかけ、敷地内にある「南の蔵」での開催が決まった。写真応募は1人2点まで。四つ切りサイズにプリントした未発表作品。フィルム・デジタル可。(01/31;締切)。堀金の写真家中沢義直さんとホールが審査に当たる。入賞者にはコンサートのペア招待券などを贈り、最優秀作品はコンサートの舞台上に飾る。会場には2006年の豪雨災害で被害を受けた犀川ダム湖の復興支援援助を目的とした募金箱を置く。
(問)あづみ野コンサートホール TEL 0263-82-6419

■01/22;安曇野に飛来しているコハクチョウは805羽。

■今年も安曇野に約750羽(01/12現在)の白鳥が飛来し、元気に飛翔あるいは遊泳しています。コハクチョウの飛来地として知られる安曇野の「犀川ダム湖」では冬を越すハクチョウたちでにぎわっています。犀川の中州などで約300羽が羽を休め、ボランティアでハクチョウの世話をしている「アルプス白鳥の会」が毎朝エサを与えています。犀川ダム湖は2006年7月の豪雨災害でハクチョウが羽を休めるよどみが無くなり影響が心配されましたが01/11から始まった復旧工事で新たによどみが作られました。白鳥の会では徐々に飛来するハクチョウの数が増えていることから豊科や明科など安曇野全体では01月末には飛来する数が例年並みの約1000羽になると予測しています。2006年生まれた子どものコハクチョウも目立ち、親子で水の中に頭をもぐらせてエサをついばむ姿やエサを探しに飛び回る群れが見られます。現在は復旧工事が進められているため、飛来数はいつもの年の半分ほど。ハクチョウの世話を続けている「アルプス白鳥の会」の会田仁さんは「工事に慣れたのかコハクチョウもようやく落ち着いてきたのでよかった。冬の間、ここでしっかり栄養をとって帰って欲しい」と。犀川ダム湖のコハクチョウは2/中〜2/下から第一陣がシベリアに帰り始めます。

■「安曇野の白鳥」を題材にした写真作品「第23回白鳥写真展」を募集!
安曇野豊科郷土博物館では毎年春に公募による04/03-04/24;「安曇野の白鳥」を題材にした写真展を開催中。2007年は白鳥写真展の出品作品のレベルアップと新規出品者の増加を期待し初心者対象の「白鳥写真教室」を開催する。講師は穂高出身でハクチョウを20年間見つめ続けている中島泰樹氏(日本自然科学写真協会会員・日本野鳥の会会員)。主催は豊科郷土博物館、後援は安曇野市豊科観光協会、安曇野市、安曇野市教育委員会、アルプス白鳥の会。テーマは白鳥及び白鳥に関する写真で安曇野市内で撮影したものに限る。カラー・白黒不問、四つ切以上、1人2点以内。応募者全員に記念品進呈。作品の額裏に応募票を貼付。(氏名,題名を明記。(作品受付;03/04-03/25)
(応募先)〒399-8205安曇野市豊科4289-8安曇野市豊科郷土博物館 TEL 0263-72-5672

■02/03;6:30-12:00;「安曇野豊科郷土博物館」の「白鳥写真教室」
初心者向けの教室で「白鳥写真展」へ出品予定。ハクチョウ飛来地をバスで回り、観察と撮影を行う。講師は中島泰樹さん(日本自然科学写真協会・日本野鳥の会会員)。(\1500/バス代・講座料・入館料・保険代,定員;28名,締切;01/21)
(問)安曇野豊科郷土博物館 TEL 0263-72-5672

■2007.01/12;安曇野に飛来しているコハクチョウは750羽。安曇野の犀川で飛来した約300羽のコハクチョウがにぎわいを見せている。2006年7月の豪雨災害で飛来地のダム湖が崩壊したが、約200m離れた上流の浅瀬で長旅の疲れをいやしている。コハクチョウは2006年10月にダム湖から約100m下流の中州に初飛来。ダム湖の修復工事が飛来時期と重なるため、ハクチョウが逃げてしまうことを危惧した地元の「アルプス白鳥の会」は離れた場所に呼び寄せることを検討。2006年11/上にダム湖から約200m離れた上流によどみを作り、エサをまいてハクチョウを呼び寄せた。01/11〜安曇野白鳥湖で復旧工事が始まったが、その影響は殆どないとみられるが、飛来地の小ささなどからその数は例年の半分。原代表は「ハクチョウを安全な場所に移すことが出来て良かった。安全に過ごしていけるように見守っていきたい」と。

■2007.01/09;安曇野に飛来しているコハクチョウは637羽。暖冬だと思っていたら安曇野も一面の雪に覆われた。北穂高狐島の田圃の周囲は一面の雪が積もり、田圃に張られた水は殆ど凍っていますが、そこにコハクチョウが200羽くらいやってきています。

■01/04;安曇野に飛来しているコハクチョウは459羽。

■01/03;安曇野明科の「御宝田遊水池」に飛来したコハクチョウの世話をする「御宝田白鳥の会」(堀内国夫会長)は明科自然体験交流センター「せせらぎで」恒例の新年会「白鳥と新年を祝う会」を開き、約200人が池にたたずむ冬の使者を見物しながら新年を祝った。遊水池は7月豪雨の際に流され消失したが、被災直後から地元業者や住民ボランティアが復旧作業を実施。約3万m3の土砂を搬出し10/中に復旧。会によると現時点の飛来数は約400羽で例年の半数ほど。積雪量が少なく多くが北陸にとどまっている。新年会では豪雨災害を受けた御宝田遊水池に今季も白鳥が飛来していることを喜びながら、豚汁やニジマスの塩焼きが無料で振る舞われ、訪れた家族連れが舌鼓を打っていた。会長は「コハクチョウのために環境保全活動を進めていきたい」と話していた。

■12/27;安曇野に飛来しているコハクチョウは459羽。犀川白鳥湖や御宝田遊水池ではあまり見かけませんが、北穂高狐島や犀川近くの田圃にはたくさんのコハクチョウがやってきていました。

「安曇野の白鳥」(北穂高狐島の水田にて)(2006.12/末)

■「第2回安曇野の白鳥たち写真コンテスト」
安曇野穂高の「あづみ野コンサートホール」で写真作品募集。冬の使者の白鳥たちが飛来する安曇野。チェリストの藤原真理チェロ・リサイタル「白鳥」を開催。それに先立ち「安曇野の白鳥たち」をテーマにした写真コンテストを行う。安曇野の白鳥に愛着と関心を抱き写真が好きなどなたでも。(1人2点)。フィルム・デジカメ作品の区別なし。サイズは4つ切りサイズで。出品料は写真展の展示費用(\400)。募集;2007.01/22〜01/31。2007.02/10〜02/25;高橋節郎記念美術館で入賞者展示。

(問)あづみ野コンサートホール TEL 0263-82-6419

■12/25;安曇野に飛来しているコハクチョウは363羽。北穂高狐島の田圃で白鳥を見てきましたが、朝方には犀川方面から数羽〜10数羽の群れでやってきます。日中にはざっと200羽以上がやってきていました。地元の方がパンのミミを与えていますが周囲にはとんびがたくさん飛ぶ廻り、その餌を狙って急降下。ちょっと怖い。

■安曇野豊科の犀川ダム湖「白鳥湖」に、白鳥の餌にならない古いもみ殻や米が大量に持ち込まれ、世話をするアルプス白鳥の会が対応に苦慮していたことから、市内の男性12/16;「畑の肥料にしたい」と半分ほどを引き取った。会は男性の善意に感謝し会員も肥料として一部を引き取ることにした。

■2007.02/03;7:00-12:00;安曇野豊科の「豊科郷土博物館」にて「白鳥写真教室」
白鳥が飛来し23回シーズン。恒例の白鳥写真展に先駆け初心者対象の白鳥写真教室を開催。(\1500,定員;28名)
(問)豊科郷土博物館 TEL 0263-72-5672

■12/15;安曇野に飛来しているコハクチョウは343羽。これまでの白鳥湖から上流200m付近で見られます。日中は北穂高狐島の田圃では250羽以上見られます。明科の御宝田遊水池や池田町の鵜山の田圃では日中は数が少ないです。

■安曇野豊科の犀川ダム湖「白鳥湖」に越冬のため飛来している白鳥の餌として、収穫されてから数年が経過したと思われる古いもみ殻が持ち込まれ、ボランティアで白鳥の世話をしている「アルプス白鳥の会」は対応に苦慮している。今季、白鳥に与える餌の量はすでに足りており今後は餌の持ち込みは受付ない方針。

■12/09;安曇野に飛来しているコハクチョウは310羽。

■12/06;安曇野の豊科犀川ダム湖と明科の御宝田遊水池に飛来しているコハクチョウは計284羽。

■12/04;松本城の内堀で5月にふ化したコブハクチョウの子の1羽が成長し灰色っぽい羽の中に親鳥と同じ白い部分が目立ち始めた。親子で仲良く泳いだり、ほかの水鳥を追い掛けたりする元気な姿が観光客らに人気。

■12/01;白鳥湖に観察小屋がオープンし、堤防の入口に恒例の白鳥飛来数も看板が着けられました。安曇野への白鳥飛来数は267羽、犀川で75羽。

■11/28;安曇野の豊科犀川ダム湖と明科の御宝田遊水池に今季、越冬のため飛来している白鳥が合わせて267羽。前年同期比で126羽増。豊科と明科の飛来地はともに7月の豪雨で河川敷が大きく削られて大きなよどみが失われたり、土砂で池が埋まったりしたことからシーズン前には白鳥が飛来するかどうか心配されたが順調に里帰りしている。

■11/22;池田町鵜山では農家の協力で刈り取りが終わった田んぼに水を張り、白鳥にえさを与えています。日中にはカモ100羽とコハクチョウが30羽が飛来しています。

■冬の使者ハクチョウが安曇野の田んぼに飛来しています。北穂高の堀内茂男さんの田んぼには10年前にコハクチョウが飛来し、それ以降堀内さんは冬も田んぼに水を張ってえさを与えています。今では200羽近いコハクチョウが昼間をここで過ごすようになり、今朝もねぐらにしている犀川御宝田遊水地を飛び立って次々と田んぼに降り立ち堀内さんが与える米や麦などのえさをついばんでいる。コハクチョウは警戒心は強いものの人には慣れていて訪れた観光客らがそばに寄ってきます。コハクチョウの田んぼへの飛来は春まで続きます。

■11/17;安曇野市穂高北穂高の水田で、11/16保護されたコハクチョウの幼鳥が豊科田沢の動物病院で死んだ。解剖の結果、心臓の周りを覆っている膜が、極度のストレスなどから厚くなって炎症を起こす心膜炎となり、心臓の機能が衰えたためとみられている。

■11/16;安曇野穂高北穂高の水田で、衰弱して横たわっていたコハクチョウの幼鳥が発見された。ボランティアで白鳥の世話をしているアルプス白鳥の会が保護し、豊科田沢の動物病院に収容。獣医師・望月明義さんによると、体温が低く、自力で水も飲めない状態。エックス線撮影では体内に鉛は確認されず、鉛中毒の可能性はないという。体温が極度に低下していることから暖かな部屋で休ませ、カテーテルで胃に栄養液1日3回チューブで与えて送って治療し、様子を見ることになった。

■11/15;安曇野に飛来している白鳥は220羽。

■11/12;13:00-16:00;安曇野「三郷公民館」にて「ハクチョウと人間の共存を目指して」
2006年7月の豪雨で犀川水系のハクチョウやカモの飛来地のダム湖や遊水地は大きな被害を受けた。その結果、湛水面が消失し、ハクチョウが飛来しても滞在が難しい状況になっています。これまでのハクチョウの世話の仕方がよかったかどうか、餌のやり方や周辺環境との関連性からも問い直す時期に来ていることもまた事実。宮城蕪栗沼とその周辺の水田の住民は、飛来地をラムサール条約(水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)に登録し、地域住民と行政が協働してガンカモ類の保護と地域おこしの活動をしています。ハクチョウと人間の共存はどうあるべきなのか。世話や管理は?今後の保護管理や観光利用、地域おこし、農業、環境教育のあり方などについて考えます。
1)宮城伊豆沼などの再生運動をされている呉地さんの講演「ハクチョウや水鳥を取り巻く諸問題について」
2)パネルデスカッション;中村浩志(信大教授・日本鳥学会会長)、三沢賢二(安曇野市産業観光部長)、会田仁(アルプス白鳥の会)、立岩義博(農業・冬季湛水田実践者)、呉地正行(日本雁を保護する会)、コーデイネーター;植松晃岳(野生生物資料情報室)
(参加費;\500/資料代)。アルプス白鳥の会/野生生物資料情報室主催。
(問)三郷公民館 TEL 0263-77−2109

■11/06;安曇野の白鳥湖で約50〜60羽、明科の御宝田遊水池で約70〜80羽、鵜山の田圃20羽、狐島の田圃200〜250羽と約300羽を越えるコハクチョウが飛来しています。

■10/14;白鳥湖にコハクチョウの第一陣が飛来したが、11/05;安曇野全体に飛来した約300羽のうちの3割ほど。約4km下流にある明科の御宝田遊水池では復旧工事が10/20にほぼ完了し、「御宝田白鳥の会」によると、11/05現在で2005年同時期の3倍近い約200羽が滞在している。日中は約2km離れた穂高北穂高の堀内茂男さんの水田に出掛け、餌をついばむ姿が目立ち150羽〜200羽近くやってきています。例年だと11月に入って飛来するが、2006年秋は10/20にやって来ました。「こんなに早かったことは初めて」と。犀川の白鳥湖の復旧工事を11/中に始める。白鳥湖のアルプス白鳥の会代表、原とみ子さんは「これからハクチョウがどのように動くか分からないけれど、今できることからしていきたい」。11/04;観察小屋を設け、飛来数を見物客に案内し始めた。2006年の安曇野の白鳥見学は、早朝なら白鳥湖で50〜100羽、御宝田遊水池で200羽、日中なら穂高狐島の田圃で150羽以上飛来しているコハクチョウを観られます。これから池田町鵜山の田圃でも観られるかも。

■白鳥飛来地として知られる安曇野豊科田沢の「白鳥湖」(犀川ダム湖)で、白鳥の世話をする「アルプス白鳥の会」は、11/04;観察小屋や餌小屋の設置準備を始めた。7月の豪雨で白鳥が羽を休めるよどみと観光客用の駐車スペースが失われたが、11月から予定される復旧工事を前に本格的な飛来に備えた。会は300mほど上流の堤防を新たな見学場所にしようと準備を始めた。原とみ子会長は「一日も早く工事に取りかかり、飛来できる環境を少しでも戻してほしい」と願っている。7月豪雨で流れが変わった安曇野の犀川白鳥湖では見物客をどこで受け入れるかをめぐり、市と白鳥の世話をしている「アルプス白鳥の会」で対応が分かれている。河川敷に入れないことでは一致するものの、市は約5km下流の飛来地「御宝田遊水池」へ案内したい考え。

■ハクチョウの飛来地として知られる安曇野・犀川の「白鳥湖」で、10/中に飛来したハクチョウが居着かず、3〜5km離れた遊水池や水田で越冬している。毎年、餌やりなどの世話を続けてきた地元のボランティア団体「アルプス白鳥の会」では「飛来地存続の危機」として、11/12;13:00〜;ハクチョウと人間の共存などをテーマにしたシンポジウムを三郷公民館で開き、解決策を探る。
白鳥湖は、7月の豪雨で川の流れが大きく変化し、ハクチョウのねぐらとして必要なよどみがほとんどできなかった。そんな状態で、10/14;今シーズン最初の1羽が飛来。数日間で10数羽が確認され、会では「今年も何とか居着いてもらえるのでは」と期待をかけた。しかしその後、ハクチョウはほとんど姿を見せなくなってしまい、会の原とみ子代表は「やっぱり居心地が悪かったみたい」と肩を落とす。ハクチョウは現在、約200羽が白鳥湖から約3km下流の明科の「御宝田遊水池」をねぐらにし、昼間は遊水池から約2km離れた北穂高の水田を餌場にしている。この水田はハクチョウを誘い込むため、数年前から地元農家の協力で稲刈りが終わった後でも試験的に水がはられている。ハクチョウは農家が与える餌のほか、水田の生物や水草を食べている。シンポジウムでは、こうした水田の2次利用で水鳥保護に成果を上げている自然保護団体「日本雁を保護する会」(宮城若柳町)の呉地正行会長らを招く。「白鳥湖の復元には時間がかかる。冬場、水をはった田んぼを増やせば、飛来地を保てる可能性がある」と期待。また、会と共催でシンポジウムを開くNPO法人「野生生物資料情報室」(安曇野穂高)によると、ハクチョウなどが越冬した水田では、鳥のフンで土が肥えて質の良いコメが収穫でき、白鳥米として売り出している町がある。植松晃岳代表は「自然を保護しながら賢く利用するやり方もあることを、市民、農業関係者、行政などにも知ってもらえれば」と話す。

■11/04;早朝、「諏訪湖」に冬の訪れを告げるコハクチョウ12羽(成鳥6羽,幼鳥6羽)が岡谷の横河川河口に初飛来。諏訪湖への飛来は2006年で33シーズン目。今後、寒気の深まりとともに飛来数が増えそう。諏訪湖への初飛来は例年、10/末〜11/初で2006年は2005年より3日遅いが例年並み。2005-2006シーズンは北部や新潟で大雪で過去最高の440羽を数えた。

■7月の豪雨で安曇野市豊科田沢の「白鳥湖」(犀川ダム湖)に白鳥が飛来する場所が消失し復旧されない状況下。
11/12;13:00〜;「三郷公民館」で「ハクチョウと人間の共存を目指して」と題したシンポジウムが開かれる。冬の田に水を張り渡り鳥の飛来地とする「冬水田んぼ」の実践者や鳥類研究家などを招き、観光、農業、地域おこしの観点から白鳥と人との関係を問い直す。

■コハクチョウの飛来地として知られる安曇野の犀川にオオハクチョウの成鳥1羽が飛来!
長野県内にオオハクチョウが姿を見せるのは珍しく安曇野への飛来は3シーズンぶり。「アルプス白鳥の会」の会田仁さんによると、10/末、安曇野穂高北穂高の水田にオオハクチョウ1羽が飛来しているのが確認された。豊科の犀川ダム湖にはH15年とH16年にそれぞれ2羽ずつ飛来。これまでは北帰行する3月に確認。会田さんは「オオハクチョウは安曇野にも時々飛来するが、シーズン初期の10月に訪れるのは初めて」という。オオハクチョウはコハクチョウより一回り大きく、くちばしの黄色い部分の模様が異なるのが特徴。今シーズンは7月の豪雨で白鳥が最も多く滞在する犀川ダム湖の岸辺が崩壊し、その影響が心配されていたが今のところは順調。昼間は穂高の水田に飛来して餌を食べ、夜間は犀川ダム湖と御宝田遊水池で過ごしている。

■11/02;安曇野に飛来している白鳥は86羽。北穂高狐島では日中にコハクチョウ60羽以上もやってくるようになりました。

■10/28;安曇野明科の遊水池「御宝田」では約30羽の白鳥が飛来しています。北穂高の狐島ではコハクチョウ約40羽。安曇野への白鳥の飛来数は42羽。

■10/24;安曇野明科の遊水池「御宝田」で、ハクチョウの飛来が始まった。7月の豪雨で池の大半が土砂で埋まる被害を受けたが、数日前に除去工事が終わり、10/2日現在、「御宝田白鳥の会」の調べで22羽が確認。日中は稲刈りの終わった水田に落ち穂拾いなどに出かけ、夕方、戻ってくるという。飛来のピークは12月で例年200〜300羽がシベリアなどからやってくる。同会の堀内国夫会長は「えさのくず米を貯蔵した小屋が流されたまま。提供して下さる方がいれば」と協力を呼びかけている。一方、2005年2400羽が飛来した豊科の犀川ダム湖は御宝田以上に土砂被害がひどく、復旧は来春までかかる見込み。「アルプス白鳥の会」の原とみ子代表によれば、1〜2羽が夕方に姿を見せる程度という。

■10/22;安曇野北穂高の狐島の田圃にもコハクチョウがやってきました。稲が刈られ水の張られた田圃にはここ数年、白鳥がやってくるようになりました。白鳥は12〜13羽。地元の人がパン屑を与えていました。フクちゃんも元気ですね。毎年、豊科の白鳥湖、明科の御宝田遊水池、そして穂高の狐島に白鳥が飛来しますが、ここは真近で白鳥が観られます。日中に大空を舞いながら群れで降りてきては餌をついばみ、夕方になると犀川方面に飛んでいきます。

■安曇野の犀川の「白鳥湖」に白鳥が留まらないとのニュースが流れた。豪雨災害で餌小屋や駐車場が流されただけでなく、川の流れが大きく変わり、白鳥が羽を休めるためのよどみがなくなってしまったのが原因らしい。犀川の白鳥湖には現在立入りできません。10/21;明科の御宝田遊水池ではまだ工事が続いていましたが、20羽程度の白鳥がいたのを観ました。この冬の白鳥見学は御宝田遊水池の方が良さそうです。

■冬の到来を告げるコハクチョウが安曇野の犀川に飛来。しかし犀川のダム湖は、2006年7月の豪雨災害で崩壊しているため、コハクチョウは約100m上流の中州で長旅の疲れをいやしている。安曇野市は11月からダム湖の災害復旧工事に着手する予定で地元の愛好家は「工事の影響でハクチョウが来なくなるのでは」と不安を募らせている。10/14に初飛来以来、一時、コハクチョウがいなくなった日もあったが、10/20には11羽が飛来。しかし豪雨災害でダム湖の形状は一変。川の流れは強くなり、河川敷に設けた駐車場や観察小屋も流失。豊科総合支所によると、取水口復旧工事の一環としてダム湖周辺の修復作業を行う予定。工事が飛来時期と重なったことについては「冬季の渇水期を利用するため」ど。保護活動をしている「アルプス白鳥の会」は、騒音などダム湖工事の影響を防ぐため、コハクチョウを上流に呼び寄せることを検討しているという。原とみ子代表は「犀川がハクチョウの羽を休める場所になるように出来る限りのことをしたい」と。

■2006.10/18;安曇野明科中川手の「御宝田遊水池」にもコハクチョウがやってきました。2006年もまた冬の使者コハクチョウが飛来。地元の白鳥の会によると、9:50頃、第一陣の3羽が着水、12:00までに計9羽となった。犀川流域の遊水池一帯は7月の豪雨にさらわれ、観察小屋も流失。池は記録的な豪雨により土砂で埋まった。現在、安曇野市が水辺の復旧工事を急ピッチで進めている。コハクチョウは工事現場の重機の音を気にかける様子もなく羽を休めていた。「御宝田遊水池」の修復工事は掘削工事がほぼ終わってきました。

■安曇野豊科の犀川「白鳥湖」にコハクチョウの飛来が始まった。しかし、川や周辺の環境は7月の豪雨で一変し、駐車場や観察小屋などが流失し本流が川底を洗っている。本格的な復旧工事はまだ着手されず、観光客対策もないままだ。飛来から22年目の昨冬は、過去最高の2398羽が来た県内最大の越冬飛来地。冬の安曇野観光の中心は不安な冬を迎える。地元の「アルプス白鳥の会」によると、犀川白鳥湖には9羽が相次いで飛来した。翼を休めているところは中部電力のえん堤の上流約100m、右岸側の中州。犀川白鳥湖は、中部電力のえん堤がせき止めた大きなよどみだが、今季、大きく様変わりしている。国交省千曲川河川事務所松本出張所によると、7月の豪雨で、右岸だった本流が左岸側を流れるようになった。このため左岸にあった河川敷駐車場(100台分)や車いすの見学スペース、観察小屋を設け給餌していた場所がすべて流失し本流の底。安曇野市産業観光課は、取水口が旧駐車場近くにある農業用水の重光堰の災害復旧工事の一環として川の流れや河川敷を元に戻す方針。11月に着手し、田植え前の2007年春の年度末の完成を目指す。工事の完成は北帰行の真っ盛りの時期。白鳥の会は、当面、上流約300mの左岸で餌を与える予定。その近くで昨季、水を張り白鳥を誘導した会員の水田は今季は使えず上流の水田を交渉中。白鳥の会の会田仁さんは「水流の変化などで夜、白鳥たちが安心して休める十分な場所がない。越冬が安曇野分散型になれば事故の多発が心配」と話す。一方、近年は約10万人が訪れる観光客や地元住民対策は不明確なまま。安曇野市はHPで「河川内へは徒歩及び車両での進入ができません」と周知したが、このままだと市道の交通渋滞が懸念され、地元住民の生活道路が奪われる。工事用の車も頻繁に走る中、駐車場をどうするか、標識も案内板もまだない。仮に大型観光バスと同じ「アクアピア安曇野」の敷地を一般車の駐車場と想定すると今季は約800m歩くことになる。10/15;松本から訪れた白鳥ファンは「想像を超える河原の崩壊。早急に観光客の安全対策をとってほしい」と。一方、もう1カ所の白鳥飛来地、明科の御宝田遊水池も豪雨被害で土砂で埋まり、11月中の復旧を目指し工事中。

■白鳥の越冬地である安曇野で、白鳥の本格的な飛来に向けた対応が慌ただしくなっている。7月の記録的豪雨で、飛来地の豊科田沢の「白鳥湖」(犀川ダム湖)と、明科中川手の「御宝田遊水池」が消失したためで御宝田は復旧工事が急ピッチで進むが、白鳥湖は来春まで復旧の見通しが立っていない。白鳥の飛来数減少による観光面への影響も予想され、市内の田に水を張り飛来地を確保する呼び掛けも検討中。

■2006.10/15;8羽が合流し計9羽。ダム湖には毎年白鳥が飛来し、2005年は過去最高の約2400羽が確認。7月の豪雨の影響で犀川の流れが変わり、定位置の水のたまりがなくなるなど飛来が心配されたが、会田さんは「とりあえず来てくれて一安心」と。30羽ほどが上空を飛ぶ姿を見たという会員も。餌場である水のたまりが失われ気をもむ人をよそに白鳥たちは長旅の疲れを癒やしていた。

■2006.10/14;安曇野の「犀川」に冬の使者コハクチョウが1羽飛来した!
10/14;朝6:00前、白鳥湖をつくる中部電力の堰堤の上流約100mの右岸で、浅瀬に1羽が羽を休めているのを「アルプス白鳥の会」の会田仁さんが見つけた。白鳥の飛来は2005年シーズンより2日遅い。白鳥は首を伸ばしてまわりの様子をうかがったりシベリアからの長旅の疲れを癒すようにときおり首をうずめて休んでいた。2005年シーズンは最多の2400羽の白鳥が飛来したが、2006年は7月の豪雨で白鳥湖一帯では川の様子が大きく変わり、よどみが少なくなった上、近くの飛来地、明科中川手の御宝田遊水池には土砂が流入。白鳥湖では豪雨の影響で、一般の人がコハクチョウを見学場所や餌場の白鳥湖左岸の駐車場は流出したまま。安曇野市は河川改修工事は11月から始まり2007年3月までに湖と周辺を元に戻す計画。また、御宝田遊水池は10月中に復旧工事を終える。白鳥の会ではどのくらいの白鳥が定着してくれるか心配しています。今後、従来の駐車場上流約300m左岸で餌を与える予定。会田さんは「白鳥には夜休むための十分なよどみが必要。飛来に影響がなければよいのだが」と、飛来数が減らないか心配している。
(問)白鳥だより(安曇野市HP)


07/下豪雨で犀川の流れ変わる(2006.08.28;信毎より)

■2006.07/16〜豪雨で安曇野に白鳥が飛来する「犀川」も濁流となった。
雨が降り続き、被害は増えた。豪雨時は犀川本流の地形も全く変わり見る影もなかった。犀川も警戒水位を越え、明科の流域周辺の住民も一時非難したほどだった。下流の明科グランドやマレット場、遊水地公園など全てが水没した。犀川の増水で豊科「犀川ダム湖」(白鳥湖)が決壊した。数年前に決壊して作り直したら違う箇所で今度は決壊。犀川沿いにあったマレットゴルフ場はもともと河川敷内にあるので水没する可能性はあったが、7/下の豪雨によって、安曇野の犀川白鳥湖周辺では川の流れが変わり、例年10月以降の「白鳥の飛来に影響するのではないか?」と心配する声が出ている。
豪雨から1ヶ月が過ぎ、8/下の現在の犀川の水は澄んで周囲の緑が映り、いつもの色に戻ってきました。国交省千曲川河川事務所松本出張所によれば、豪雨によって犀川の流れが変わってしまった。犀川ダム湖の中部電力の堰堤を迂回するかのように、川は白鳥湖駐車場側の左岸を流れるように2つに分かれた。河川敷きに作られていた車イス用の駐車スペースは濁流で流出。河川敷への駐車場への道も流出。現在、立入り禁止になっている。
安曇野市は11月に始める災害復旧工事に合わせて、20007年春までに流れを元に戻す計画。安曇野市は駐車場下流にあった取水口(重光堰)の復旧工事の一環で、河川敷や河川の流れを元に戻す予定だが復旧費用は約1.5億円。9/下に国の査定を行い費用を予算化し着工する予定で、2007年春の田植え時期までに完成予定という。これに対して早く白鳥湖を元の姿に戻すように要望している地元の「アルプス白鳥の会」は「湖のよどみがなくなってしまっている。白鳥が滞在するかどうか分からない」と工事の前倒しを求めている。「アルプス白鳥の会」の会田仁さん(穂高有明)は、「白鳥湖の飛来数の減少が心配。2006-2007冬シーズンに影響がでるかも」と話す。
しかし豪雨は自然災害。本来の川の流れに逆らって途中にダムを造ったり、川の途中に堰堤を作ったり、河川沿いには堤防を作るなどしている犀川の上流には、北アを源流とする梓川が流れ込んでいる。梓川には梓湖などダムもあるが、豪雨になればダムを守るために流水するため、川は一時的に増水する。そこに周囲に山からの水が加わり濁流となる。確かに越冬のために飛来してくる白鳥のためにはもとの犀川ダム湖に戻す必要はあるのだろうけど、川は本来生き物である。水の流れを変えずにそのままの姿で白鳥が戻ってくる方が良いのかも知れない。
※犀川白鳥湖への白鳥の初飛来は1984年。2005-2006冬シーズンはこれまで最高となる約2400羽の白鳥がピーク時に飛来している。


☆☆☆2005-2006シーズン安曇野の白鳥飛来☆☆☆

☆2005-2006安曇野の白鳥飛来数☆


最新ニュース

トピックスページ


ホームページ