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今日の出来事

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2025年5月18日 (24年5月18日は?)

■今日(5/18)の白馬は晴れ・曇り。
5/18;最低気温は白馬11.5℃、大町℃、13.0℃、穂高15.9℃、長野16.1℃℃と6/上-6/中並み、松本21.6℃と最も暑い時期を上回る気温。
5/18;最高気温は穂高30.0℃と7/中並みで02025年最高、松本29.8℃、大町28.4℃と7/下並みで2025年最高、白馬25.6℃と7/上並みの気温。

■5/17;大町で「スギヨのビタミンちくわ復活の日」の祝賀イベントが開かれた。
2024.1/1;能登半島地震で一時製造がストップした石川県七尾の水産加工会社「スギヨ」が被災し、製造が停止。「ビタミンちくわ」の販売が再開された、2024.6/1;日本記念日協会に記念日として登録された。長野のマルイチ産商と製造元のスギヨが 連名で登録申請。「ビタミンちくわ」は消費の約7割を長野県が占めるソウルフード。能登半島地震の復興支援に取り組んできた、大町西小の児童はこれまでの活動を報告。スギヨと共同開発した「ビタミンちくわ」が入ったカレーを販売した。 スギヨは「皆さんの食べて支援したいという気持ちに応えられるように大事に作っていきたい。被災当時のことを忘れないでいてくれる気持ちをありがたく受けながら、これからも復興に取り組んでいきたい」。収益の一部は被災地に寄付する予定。

■5/24;10:00-16:00;池田町会染の「大雪渓酒造」は「花紋大雪渓」で6年ぶりの「第5回酒蔵まつり」を開催。
10種類以上の大雪渓の新酒などを専用のお猪口で飲み比べられる「試飲会」(\1000)。「蔵出し即売会」では酒蔵まつり限定酒を販売。樽酒振る舞い。甘酒振る舞い。酒蔵を巡りながら蔵人から酒造りの工程を聞く「酒蔵見学会」。 参加者限定販売の秘蔵酒の購入も。大雪渓の酒粕を袋に詰められる「酒粕詰め放題」(\500)。キッチンカー、物販ブース出店。ハンドメイドアクセサリーなどの販売や、親子で楽しめるWSも予定。
(問)大雪渓酒造 TEL 0261-62-3125

■2025年5月;「国営アルプスあずみの公園」(堀金・穂高地区)の満開のチューリップ(ご紹介)
田園文化ゾーンの段々原っぱ・花壇には117品種32万球が植えられ、早咲きのチューリップは4/下に、遅咲きのチューリップが5/上に見頃を迎えた。訪れた時は早咲きのチューリップが満開。園内ではピンク色の八重桜、白い桜、白いズミ、 ピンク・紅色のツツジ、黄色のヤマブキ、赤紫色のシャクナゲなどが咲いていた。桜は葉桜。残雪の常念岳と里の新緑がまぶしい。9:40;第1Pに着いたらもう満車に近かった。(Clickで写真拡大)
(9:30-17:00,\450/大人,\210/シルバー(65歳以上),小中生,幼児は無料)
(中央口;第1P+第2P;P700、穂高口;第3P+第4P;P350、堀金口;第5P;P40;全て無料)
[第1P];春)チューリップ(32万株)、秋)コスモス(18万本)、[第2P],春)菜の花(500万本)、夏)ヒマワリ(2万本)・ジニア(22万株)・そば(150万本)、秋)キバナコスモス(80万本)、[第3P];夏〜秋)ケイトウ(4万本);が便利。
(問)国営アルプスあづみの公園堀金・穂高管理センタ TEL 0263-71-5511

「春の常念岳」(堀金にて)

「春の常念岳」(国営アルプスあずみの公園にて)

「八重桜と常念岳」(国営アルプスあずみの公園にて)

「常念岳・常念坊」(国営アルプスあずみの公園にて)

「木子と生け花」(国営アルプスあずみの公園・エントランスにて)

「烏川幹線水路」(2025年/2024年)(国営アルプスあずみの公園にて)

「サーモンこいのぼりと段々池」(国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区にて)

「チューリップと八重桜」(国営アルプスあずみの公園にて)

「満開のチューリップ」(国営アルプスあずみの公園にて)

「満開のチューリップ」(国営アルプスあずみの公園にて)

「八重桜とチューリップ」(国営アルプスあずみの公園にて)

「ズミ(小梨)の花」(国営アルプスあずみの公園にて)

「シャクナゲ」(園内にて)

「つつじ・ヤマブキ」(園内にて)

「カヌー体験」(水辺の休憩所にて)

■2024年5月;「国営アルプスあづみの公園」(堀金・穂高地区)の「SPRING FESTA 2024〜チューリップ・ナノハナまつり〜」
GW後半に「国営アルプスあづみの公園」(堀金・穂高地区)に咲いていた遅咲きのチューリップを掲載。

「遅咲きのチューリップ」(国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区にて)

■5/18;サッカーJ3松本山雅FCのユース選手が「サンプロアルウィン」の近くの水田で田植えをした。
地元の農家の指導を受けながら、15cm間隔でコシヒカリの苗を植えた。田んぼはチームスポンサーの「JA松本ハイランド」が設置したもので、食育活動の一環として始めて2025年で13回目。 秋には稲刈りを行い、一部は寮の食事で食べるという。

■5/17;塩尻宗賀の「平出遺跡公園」などで「塩尻ワイナリーフェスタ」が開かれた。
塩尻市内のワイナリーのワインを飲み比べて楽しむ催しで約2200人が訪れた。公園にはワイン関連15ブース、飲食27ブースが出店。「ワイナリーめぐり」も復活、公園を発着点に循環バスで巡る企画が一部ワイナリーで再開した。

■「乗鞍スカイライン」で厳寒の冬の間、乗鞍岳畳平(標高2702m)で寝かせた「乗鞍岳越冬酒 白雲」が販売。
2024年秋、高山市の二木酒造の大吟醸生酒を畳平に運び込んだ。乗鞍国際観光が720mlと300mlの計450本を畳平の売店などで販売。同社が運営する山小屋「乗鞍白雲荘」も客に提供するという。
(問)乗鞍国際観光 TEL 0577ー78-1140


2025年5月17日 (24年5月17日は?)

■今日(5/17)の白馬は雨のち曇り。雨は夕方前には止んだ。雪解けが進み、白馬三山の岩肌もだいぶ多くなってきました。
5/17;最低気温は野辺山10.5℃、白馬12.5℃、大町13.0℃、穂高14.5℃、松本14.9℃、長野16.4℃と6/中並みの気温。
5/17;最高気温は松本25.8℃、長野24.3℃、穂高24.3℃、大町21.0℃と5/中-6/上並み、白馬17.5℃と4/下並みの気温。
24H雨量(5/17;5:00-5/17;17:00)は、御嶽山141.5mm,上高地47.0mm,穂高39.5mm,松本34.5mm,白馬30.5mm,小谷30.0mm,大町30.0mm,長野17.5mm。

「白馬三山」(白馬山麓にて)

「白馬岳」(栂池高原にて)

「朝の白馬岳」(栂池高原にて)

「白馬鑓ヶ岳・杓子岳」(栂池高原にて)

「朝の白馬鑓ヶ岳・杓子岳」(栂池高原にて)

「朝の白馬三山」(栂池高原にて)

「五龍岳」(栂池高原にて)

「白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳」(白馬山麓にて)

「五竜岳」(白馬山麓にて)

■長野鬼無里の「奥裾花自然園」(ご紹介)
■2025.5/16;16:00;水芭蕉が見頃を迎えた長野鬼無里「奥裾花自然園」に通じる林道大川線で土砂崩れがあり、通行止め。
「奥裾花自然園」では雪解けが進み、水芭蕉が見頃でぶなの芽吹きも始まった。5/16;林道は土砂崩れにより道路が幅約30m塞がれた。場所は奥裾花ダム手前300m。ケガ人や孤立している人はいないという。復旧のめどは立っていない。 この影響で、奥裾花自然園は当面「休園」する。林道では2014年,2016年にも雪解けの時期に土砂崩落や落石で通行止めになっていた。地元の鬼無里観光振興会は、安全が担保でき、早い復旧を望むとし、秋の紅葉シーズンに期待。
■2025.4/29;開園した「奥裾花自然園」は、裾花川の源流部、日本有数のミズバショウの群生地といわれ、81万本が自生しています。2025年は雪が多く、4/下で1m以上の積雪があった。裾花川の「奥裾花ダム」から先は「奥裾花渓谷」で、 その終点(源流部)に「奥裾花自然園観光センタ」がある。駐車場は除雪済。標高1200m、122.6haの奥裾花自然園内には樹齢300〜400年のブナやトチの原生林で、約7haの湿地があります。奥裾花のブナの原生林には幹の回り4mの木が 何百本もあるという。奥裾花自然園は1995年林野庁の「水源の森100選」に選定。
訪れた日にはまだ残雪が多く、「今池湿原」や「コウミ平湿原」の遊歩道も残雪に覆われていた。今池湿原やコミ平湿原では水の流れのあるところで雪解けが進み、水芭蕉がだいぶ咲いていた。ブナやナラの芽吹きはまだ始まっていませんでした。 園内の遊歩道は残雪が多いため、防水のトレッキングシューズか登山靴がお勧め。水芭蕉の見頃は5/中-5/下頃、5/下まで楽しめそう。
5/13;今池湿原、こうみ平湿原、弁天島では残雪と水芭蕉が見ごろ。ブナの芽吹きから新緑の森へ。(以下の写真はまだ残雪が多かった)
(2025.4/29-11/3;8:30-17:00;夏期休園あり,入園料;\410/大人・中学生以上,小学生以下無料、6/1;以降は\200/大人)
5/1ー5/18;奥裾花自然園観光センタ-自然園入口間にシャトルバス運行(9:30ー13:30,所要;約7-8分.\550/中学生以上)
※長野のおやきといえば鬼無里の「いろは堂」が有名。今が旬のこごみやのびろなど山菜おやきを食べてきた。いつ食べてもここのおやきはおいしい。
「鬼無里ふるさと資料館」前には「鬼無里農林産物直売所」(9:00ー16:00;ちょっくら)と「そば屋」(11:00-14:00;そば処鬼無里)。山菜などの農産物が安値で販売。
(問)そば処鬼無里 TEL 026-256-2428
(問)鬼無里観光振興会 TEL 026-256-3188

(1)鬼無里;
鬼無里の「ふるさと体験館」、鬼無里の特産品直売所「ちょっくら」があり、村内で採れた新鮮な野菜や切り花、つる籠、織物などの特産物が安値で販売。
有名な「いろは堂」でおやきを食べてきた。建物内部は天井が高く張りの太い木で作られていた。店内だけでなくお庭のテラスでもおやきが食べられます。店内には陶磁器などが展示。販売されています。きりぼし大根、野菜、かぼちゃ、 粒あん、あざみ、ほんしめじ、野沢菜、ナス、ねぎみそなど。季節により春のこごみなどの山菜、秋のマイタケなどのきのこもあります。この日は野沢菜と粒あんを食べていたら、ねぎみそのおやきをサービスしくれた。白馬から近い (車45分)のでよくここに食べにきますが、いつもながら美味しかった。小麦粉とそば粉を混ぜた特製の皮は特に美味しい。
(問)いろは堂 TEL 026-256-2033

「桜咲く鬼無里」(鬼無里にて)

「鬼無里農林産物直売所」(鬼無里にて)

「おやき」(鬼無里・いろは堂にて)

(2)鬼女紅葉伝説・内裏屋敷跡;
R406から約10分、白馬方面と裾花川沿いの「奥裾花渓谷」との分岐路「西京」。春の水芭蕉シーズンや秋の紅葉シーズンはここから先の道路は混雑し、上流にある奥裾花自然園観光センタの駐車場が満車になると通行規制されます。 シーズン中は早めの入山が良いでしょう。暫く走ると「内裏屋敷跡」があります。その昔、京から流された「鬼女」のための屋敷が建っていたところで、山側には「鬼女紅葉伝説の供養塔」が建っています。「月夜の陵」詩歌。 内裏屋敷跡から山道を100メートルm登った高台に天武天皇時代、都造営のための検地使者としてこの地に赴いて客死した皇族某のものと伝わる古墳があり、「月夜よの陵」という美しい名が伝えられています。詩人田中冬二は この鬼無里を訪れて伝承を知り、詩を作った。秋には「鬼女もみじ祭り」が内裏屋敷跡にて行われます。(植樹祭,鬼女紅葉法要など)
※鬼無里伝説;その昔、この地には京の都から配流された紅葉(もみじ)という美しく高貴な女性がいました。里長はなにかと京を懐かしむ紅葉の心を察して村内に加茂川、東京、高尾、二条、四条などいずれも平安の都からとった地名をおき、 紅葉をなぐさめました。しかし紅葉は、やがて悪者に担がれて盗賊の首領となり荒倉山に移り住み、旅人を襲って豪勢な暮らしをするようになりました。人々は紅葉を鬼女と呼ぶようになり、そのうわさは京の都まで知れ渡りました。 朝廷は平維茂に鬼女征伐を命じ、苦戦の末、ついに紅葉狩りを果たしたといわれています。それまで水無瀬と称していたこの地は、以後鬼の無い里、すなわち「鬼無里」と呼ばれるようになった(鬼無里観光協会パンフ)

「内裏屋敷. 鬼女紅葉の屋敷跡にて」(鬼無里にて)

(3)裾花川の奥裾花ダム;
裾花川沿いの「奥裾花渓谷」。春は「奥裾花自然園」の「水芭蕉」、秋は「錦秋」の「奥裾花渓谷」として有名。「21世紀に残したい自然百選」、「水源の森百選」、「長野県名勝地」に選定。R406から約20kmの山道を走ります。 (鬼無里村役場〜観光センター車40分)。奥裾花ダムは1978年に完成した重力式ダムでエメラルドグリーンのダム湖。見学用駐車場あり。裾花川には「奥裾花大橋」あり。

「春の奥裾花ダム」

「初夏の奥裾花ダム」

(4)奥裾花渓谷;
奥裾花ダムから裾花川沿いの約5km間は高さ100mの絶壁が連続し、波跡化石、千畳岩、蜂巣状風化岩などの地形をみることができます。「奥裾花渓谷」は新緑、紅葉が美しい。初夏は5/下、秋は10/中が見頃。10月にはブナ、ナラ、 カエデ、ナナカマドなどが一斉に赤や黄色に色づきます。奥裾花ダムから裾花川沿いの約5km間は高さ100mの絶壁が連続し、波跡化石、千畳岩、蜂巣状風化岩などの地形をみることができます。最初に見かけた猿の水飲み場。 岩肌を流れる水が作った造形物で丸い穴が空いていた。ポットホールは岩盤のくぼみに礫が入り、流れ落ちる水の渦で岩を削って深い穴ができたもので、山から流れる水はきれいな水。奥裾花渓谷は川が堆積岩の地層を切って 流れているため、各所に奇岩・怪石があり、原生林との風景が良い。奇岩千畳岩、サンドパイプ(巣穴の化石)、浸食地形のケスタ地形、ポットホール、断層などが見られます。奥裾花は第3紀頃の堆積岩でできています。 約2000万年〜1500万年前には海底だったところと云われ、貝類の化石の発掘も多い。ここに積もった礫や砂・泥が堆積岩となった。この一帯に分布する礫岩の礫は大部分が北アルプス地域のもので、 当時北アルプスが造山運動で隆起し、山が形成された時に奥裾花まで砂利が運ばれ、堆積されたもの。その後、奥裾花が隆起して陸地が形成されたという。

「奥裾花ダム・奥裾花渓谷」(奥裾花渓谷にて)

「奥裾花渓谷のポットホール」

(5)奥裾花自然園・観光センタ;
奥裾花渓谷から観光センタまでの道路はカーブも多く道幅が狭い区間もあります。標高約1200m〜1300mに広がる湿原とぶな林の「奥裾花自然園」。 観光センタ前で駐車。トイレ・売店などあり。シーズンオフ期間(6/中〜9/中)は全てトイレ以外は全て閉鎖。現在はバスの運行もない。ここから奥裾花自然園内をトレッキングする場合は事前に水の確保をしておきましょう。 観光センタ上の車道にはゲートがあり、一般車は通行止め。水芭蕉の見頃に合わせてバス運行あり。

「奥裾花自然園・観光センタ」

(6)奥裾花自然園入口;
奥裾花自然園・観光センタから自然園までトレッキング。静かな山歩き。出会ったのは猿の群れ。車道に数匹の猿がじっといたのにはちょっとビビりました。途中、小さな池「元池」では魚が泳いでいた。 観光センタ〜(約30分/徒歩)〜奥裾花自然園入口〜(約15分/徒歩)〜今池湿原:片道2〜3km。途中には見晴らしの良い場所からは戸隠連峰を望めた。

「奥裾花自然園観光センタ〜平成の森」(奥裾花自然園にて)

(7)奥裾花自然園の水芭蕉;
「今池」は周囲1kmの範囲に水芭蕉が群生、本州でも最大級の水芭蕉群生地。奥裾花自然園に生い茂るブナの原生林は、春の芽吹き、初夏の淡緑色の花、夏の深緑、秋の紅葉、晩秋の落ち葉と四季折々の美しさがきれい。 樹齢300年〜400年のブナやトチの原生林に囲まれた一帯には風雪に耐え大地に根をおろしたぶなの木は「鬼無里の村木」にふさわしい風格があります。ブナの大木の四方に伸びる根がすごい。初夏に、約3時間ほど湿原周辺を歩いたが、 森林浴気分でなかなか良かった。紅葉時にもまた訪れたいところ。

「残雪の奥裾花自然園・水芭蕉」(4/末;奥裾花自然園にて)

「雪解けの湿地に咲く水芭蕉」(4/末;残雪の奥裾花自然園にて)

「雪に埋もれる標識」(奥裾花自然園にて

「ブナの根開け」(奥裾花自然園にて)

「雪解けの沢水」(奥裾花自然園にて)

(8)初夏の奥裾花自然園;
雪解けした初夏の「奥裾花自然園」は明るいぶなの森が広がり、コケに覆われて美しい。池は殆ど草に覆われています。

「初夏の戸隠連峰・西岳」(奥裾花自然園にて)

「奥裾花自然園」

「新緑のぶな林」(奥裾花自然園にて)

「ぶな林の巨木」(奥裾花自然園にて)

■5/16;大町「農具川」の河川敷では「あやめ」が開花。5/上;芝桜が見事に咲きました。
5/上;大町合同庁舎から300m東へにある下花見橋の「農具川」では芝桜が見頃になった。大町を流れる「農具川」は青木湖を源にして、中綱湖・木崎湖から高瀬川に流れています。今でも農具川の水は澄んで魚も多く豊かな流れを保っています。 渓流釣りの人も多く訪れます。ただ集中豪雨で農具川の氾濫で住宅浸水被害の恐れがあったため、県は2009年から河川改修工事を進め、2012年度で護岸工事が終了した。白塩工区は多自然川づくり。もともと農業用水に利用されている河川ですが、 護岸にはコンクリートブロックを使用せずに石積みとしています。川も蛇行し自然と生物の生活環境保全に配慮。地元住民でつくる「白塩町河川公園愛護会」が2011手入れを始めた。赤や白、薄紫色が交じり合う花の絨毯が、北アを映す田園の景色に 彩りを添えています。白塩町と山田町境にある下花見橋から上花見橋間の約200m間で、緩やかに蛇行する農具川左岸の土手と河川敷に約3000株が咲きそろった。透きとおった流れの対岸にはスイセンを植えた。農具川は両岸の土手が土や砂利の道で 人気の散策コース。ただ、放っておけば農具川沿いでもニセアカシアやヤナギが生い茂って荒れるため、地域住民ら46人が2011年に愛護会をつくったのが始まり。 山砂やチップを混ぜた土作りから植栽、毎月の草取りを続け、「圃場整備が入るまで 農具川は大きく蛇行する川だった。夕暮れ時になると農耕を終えた牛馬を川で洗ったりしていた」。会長さんはかつての川辺の風景を振り返っていた。大町ならではののどかさを次代に伝えたいと、市民有志らが2001年頃から土手にアヤメを植える 取り組みも続いています。「私たちも無理せずできる範囲で長く続けたい。きれいと言ってもらえるとうれしい」と愛護会のおばちゃん。各家がボランティアで農器具等を出して植栽、水やりや草取りは月5回はやっているとのこと。大町の 「きらり輝く協働のまちづくり事業」で多少支援を受けていますが、「意外にお金がかかっているんだよ。でも訪れた皆さんにきれいと言われて頑張っています」と。「花がきれいに咲き誇ると皆さんで慰労会をやるのが楽しみ」と。 農具川の芝桜は残雪の北ア・蓮華岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・白馬三山を望む景観とマッチしています。北アと芝桜の景観は美しかった。シバザクラはサクラに似た花が特徴。愛護会が住民憩いの場として公園を整備し、約6000株までを定植した。 農具川両岸にアヤメやツツジの植樹、ホタルの復活、草刈りなどによる川の美化にも取り組んでいます。約1.5kmに植わってアヤメ8500株や、色鮮やかな8色のアザレヤ(西洋ツツジ)とともに川辺を彩っている。5/下からは見ごろを迎えます。
その後、2019年、2020年と続けて農具川が増水したため、河川敷の株は根腐れて減ってしまった。2019年秋の台風19号で河川敷が濁流に漬かり、大部分の芝桜が枯れてしまった。会長は「ぼちぼちと植えてまた増やしていきたい」と。2021年には 新たな苗660株の植え付けた。愛護会は「会員が高齢になり、無理せずできる範囲で長く続けていきたい。きれいだと言ってもらえると一番うれしい」と。 訪れた人は「色とりどりの花がきれいで歩いていると空気を吸った時にうっすらと甘い香りが混じっていい」「山と川がすごくきれいで地元がまた好きになった」。 農具川沿いの土手や花見橋沿いの道路は駐車禁止。花見の頃は臨時駐車場あり(P30)

■5/18;9:30-13:00;豊科南穂高「安曇野ベース」前で「第37安曇野の里あかしや祭り」開催。
安曇野は日本有数のアカシアの群生地。春〜初夏に大きな木に白い花が鈴なりになって咲きます。この時期、犀川河川敷では甘い香りが漂い、ミツバチも密を吸って飛び廻っています。安曇野の里の緑が深まり、アカシアの白い花が咲いています。 ニセアカシアは北米原産でマメ科でハリエンジュ。ニセアカシアの花は白い花。河川敷や山麓などの荒地で砂防用として植えられた。ケヤキやヤナギなどより早く成長し、繁殖力が強く分布地が拡大する。寿命は20-30年と短く根の張りが浅いため、 強風や大雨で倒れやすい。倒伏して流木化すると洪水の原因にもなります。梓川沿いはニセアカシアが多く、大雨で古い木が流されると下流の梓川や犀川で繁殖する。在来種の生態系や河川環境に影響を与えるため、近年は各地で伐採されています。
あかしや祭りではアカシアの花の天ぷらを無料サービス。甘い花の香りが楽しめます。手打ちそばの特価即売会。売切れ次第終了。直売所では地元産の新鮮な野菜や山ウド、ワラビなどの山菜を販売。「田淵行男記念館」駐車場の池では 「ニジマスのつかみどり」(小学生;\100/1匹)
(問)あかしや祭り実行委員会(ビレッジ安曇野内) TEL 0263-72-8568

「ニセアカシア」(犀川にて)

■安曇野一帯や犀川、奈良井川、女鳥羽川、田川、梓川、鹿島川の河原では、初夏になると「ニセアカシア」が盛んに咲き誇り、花の甘い香りが風に漂って香ってきます。
ニセアカシアは北米原産のマメ科の落葉高木で明治の初めに渡来したとされます。ニセアカシアは白い鈴なりの美しい花をたくさん咲かせることから観賞用に植栽されたり、良質の蜜源となることから養蜂業にも大きく貢献しています。また、 ニセアカシアの花を天ぷらにして食べます。最近では安曇野の農産物直売所でもニセアカシアの花を販売しているのを見かけます。もともと成長が早く砂防用に植えられた木ですが、野生化したケースが多い。近年はその旺盛な繁殖力によって 急速に分布を拡大し、在来種に大きな影響を与えるようになってきました。そのために駆除や管理が必要とされています。これまで植林されてきたニセアカシアは倒れやすいということから定期的に伐採や間伐されたり、在来種のナラやクリに 植え替えらえています。ニセアカシアは約30年経つと活力が落ちて腐朽し根が弱くなります。豪雨になると河川敷で育った樹木が濁流に流され、河原に横になったり、橋の欄干に盛り上がったするニセアカシアの木も見られます。砂防用に 植えられた木が2次災害を起こすもとになるとは。一方、ニセアカシアの蜜は量が豊富で糖度が高いことからハチミツに利用されています。国内2位の生産量を誇る信州でもニセアカシアは養蜂家にとっては重要な蜜源で、伐採には反対する姿勢を 見せています。

■「高瀬川」河川敷には絶滅危惧種に指定されているような希少な在来植物が複数種類残っている。そうした植物を食草とするクロツバメシジミやミヤマシジミといったチョウなども生息。ただ、ニセアカシアや シナダレスズメガヤなど外来種の進出が著しく、現状を放置すれば数年で絶える恐れがある。

■池田町陸郷の「夢農場」周辺でもニセアカシアの花が見ごろを迎えています。
山肌に広がる白い花と辺りをただよう甘い香りが住民を目と鼻で楽しませています。見ごろは6/上まで。前水野社長はアカシアの木は国が山間部の地すべり対策で定植したものだったという。

■安曇野の東山「光城山」
昔は安曇野への重要な交通路の拠点で、山頂付近では市が開かれたという。戦国時代には武将・海野家六郎幸元が光城山山頂に「仁場城」を築いたと言われ、展望が良いため烽火場もあって会田、刈谷原、塔ノ原の城と烽火を使って連絡を 取りあっていたという。現在、山頂には「古峯神社」が祭られ、別名「雨ごいの宮」とも呼ばれます。水利を雨に頼っていた昔、犀川で身を潔斎しては「雷神様」に雨が降るよう、雨ごいの儀式が明治初期まで行われていた。はだかの山で あった「光城山」は大正の頃に、桜とアカシアなどが植林されました。

■松本「アルプス公園」の「旧まきば山荘」跡地の整備では、森林や草地などが混在する園内では昆虫や野鳥の種類が豊富で、チョウは国蝶のオオムラサキをはじめ約100種類が生息。自然保護に配慮しチョウが集まる樹木の伐採は避け、 外来種のニセアカシアを多く伐採。この場所は眺望に優れているが急傾斜地で一部は土砂災害警戒区域に隣接。松枯れによる保水能力の低下と相まって大雨時は地盤が緩みやすいのではないかと懸念。樹木伐採で生物多様性に悪影響と懸念されていた。 今では松本市街地や北アを望む開けた展望エリアになった。

■松本南東部にある「弘法山古墳」は3世紀後半に築造され、東日本では最古級とされる前方後方墳。弘法山古墳は松本東部・中山丘陵の北側突端に位置。松本盆地や北アを一望する尾根筋にあり全長66m。今では桜の名所だが、以前は一帯には ニセアカシアの木々が生い茂っていた。

■5/15;アルプス農業農村支援センタ、JA大北、大北園芸振興協議会は、新規就農者を対象にした「第3回北アルプスりんごセミナー」を大町のリンゴ園「国光園」で開いた。
近年、リンゴ生産者が増加傾向にあり、高品質なリンゴを栽培する技術を広めようと実施。開花時期を迎えているリンゴの摘花や摘果管理について、実践を交えながら学んだ。

■5/13;大町市八坂小中学校で伝統の「ガードレール磨き」が行われた。
大町建設事務所や北陽建設、市職員、地域住民ら多数が参加。児童生徒が安全に通学できることを願い、通学路沿いのガードレールの清掃作業に汗を流した。

■JR信濃松川駅前の「安曇節会館」(セピア安曇野)内に松川村の無形文化財の「正調安曇節」100周年に合わせたグッズを展示。
松川村観光協会は関連グッズの特設コーナーを設けた。館内には安曇節に関わる写真や年表なども展示。節目を盛り上げる。

■安曇野の西山でも山藤が咲き、トチノキや桐の花が咲いてきました。
白馬・小谷でも見られる「栃の木」。木の高さは20〜30mにもなる落葉高木で、花は密集し大きな円錐花を枝先につけています。白い栃の木(トチノキ)の花。この木からもハチミツが取れます。実は栃餅になります。「桐の花」は薄紫色した 筒状の大きな花が下向きに咲きます。洒落たシャンデリアのような花。円錐形の花穂が大きく吊り下がる花で、咲き出すと周囲には甘い香りが漂います。烏川沿いの渓谷や一の沢沿いでもたくさん見られます。

「トチノキ」(烏川渓谷にて)

「桐の花」(烏川渓谷にて)

■5月の「国宝・松本城」
松本城は大天守・乾小天守・渡櫓・辰巳附櫓・月見櫓の5棟が国宝。松本城公園の一角では藤棚の藤の花が見られます。GWには小笠原ボタンが見頃を迎え、今は園内を彩る藤の他、ツツジや薔薇なども咲いています。
1)赤い橋「埋橋」存続;
埋橋(うづみばし)の先にある埋門は、2011.6/30;長野県中部地震(震度5強)で埋門の石垣が影響を受け、崩落の危険性があるため現在も通行不可。朱色の埋橋と漆黒天守のセットは美しい構図が、埋橋は1955年に観光用として建設されたもので 老朽化が進んでいる。江戸時代にはその奥に足駄塀があり、当初の復元計画では「橋は撤去すべき」だったが、市民などから橋を残すべきとの要望もあり、文化庁と協議、橋の補強等を行い残す方向という。赤い埋橋は橋上部のみ補修工事を行い、 2025.5/末に完了予定。完成後も渡ることはできません。
2)お堀復元;
松本城のお堀は内堀・外堀・総堀の三重で、お堀の面積は現在の約4倍。南側・西側の外堀は昭和初期までに埋め立てられた。松本城の整備基本計画案では外堀復元、お堀の浚渫、石垣修理などを行う。2027年度に南外堀を先行して復元工事に着手、 2031年度中に完成を目指す。西外堀の復元は第2期計画以降になる見通し。
3)耐震工事;
松本城は耐震診断で震度6強の地震で小天守が倒壊する可能性あり、現在入場禁止。石垣調査では石が外側に最大19cm膨らむなど落石の恐れがある。松本城の耐震工事は大天守(1〜5階)に鉄骨フレームを入れる方針で、石垣補強は石垣の裾の 地下にくいを打ち込むことを検討中で熊本城の復旧工事を参考に、専門家が工法などの議論を続けている。松本城の耐震工事時期は未定。
4)傾いた城天守;
農民一揆「貞享騒動」で義民多田加助が処刑される際、松本城を睨みつけ、天守が傾いたといわれる伝説がある。実際は松本城が修理(昭和大修理)された際に、天守は南西に1度の傾斜があった。西側の柱(16本の地下支持杭)が腐食・老朽化が 原因のようで、重みを支えきれず傾いてしまったと考えられている。

5)松本城公園では「旧松本市立博物館」の解体工事中。合せて南・西外堀の復元工事などで大名町通りと松本城公園をつなぐ「土橋」の通路が狭く、工事用ホワイトパネルが設置。6〜7/末に建物本体を解体予定で、2025.10/末の解体工事跡は 松本城公園が広くなり、砂利敷きの広場となる予定。

「初夏の国宝・松本城」(松本城公園にて)

「赤い橋(埋橋)と国宝・松本城」(松本城公園にて)

「ヤナギと国宝・松本城」(松本城公園にて)

「常念岳と国宝・松本城」(松本城公園にて)

「藤の花咲く国宝・松本城」(松本城公園にて)

「国宝・松本城」(松本城公園にて)

「水鏡の国宝・松本城」(松本城公園にて)

アルピコHD(2025年3月期連結決算)
インバウンドの観光需要増により運輸・観光事業が好調。売上高;1038.3億円(前期比4.2%増)、経常利益;30.6億円(44.1%増)、純利益;22.9億円(153.5%増)、いずれも過去最高。
1)デリシアなどの流通;767.3億円(2.5%増)(単価の上昇)
2)バス・鉄道の運輸;133億円(9.1%増)(上高地・白馬など観光地のバス利用好調、鉄道利用も回復)
3)観光;120.6億円(8.0%増)(宿泊の回復)
4)不動産;13.9億円(6.4%増)
2026年3月期の連結業績予想では、売上高;1055億円(前期比1.6%増)、経常利益;26億円(15.0%減)、純利益;15億円(34%減)と見込む。

■6/1;FDAの松本空港就航15周年記念日に「FDA4号機見学ツアー」を開催。
6/1;10:00-10:40,13:00-13:40,14:00-14:40;定員20人/1回;見学ツアー。FDA4号機は2010年就航、松本の自然をイメージした緑色の機体。2023年には松本市観光大使に任命、2024年3月退役、2024年7月空港ジェット化開港30周年を記念して、 機首など機体の一部が長野県に寄贈された。現在は空港航空貨物倉庫内で保管。ツアーでは屋内で航空教室、屋外では4号機の機体見学。(参加無料,〜5/25受付,定員60名/抽選)
(問)信州まつもと空港利用促進協議会事務局 TEL 026-235-7019(平日)


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