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日本百名山(深田久弥作)の常念岳には安曇野の小学校長がいつも窓から外を指さして子供たちに「常念を見よ!!」と言っている。大正初期・堀金尋常高等小の佐藤校長が
朝礼の際に必ず口にした言葉だという。「山に顔向けできないようなことはしてはいけない」ということ教えたかったのではないか。いつも山を見て山に見られているというような信州。山と人とのつながりを大切にしています。
雪解けの春、「常念岳」の山肌には「常念坊」の雪形が現れます。袈裟を着た僧侶がとっくりを下げているような形がくっきりと浮かび上がり、安曇野に農作業の始まりを告げています。「常念坊」は豊科や穂高、堀金を中心に市内各地から
望むことができ、桜や八重桜、ハナモモとの共演が楽しめます。常念岳には常念坊と入れ替わるように残雪で作られる雪形「万能鍬」が現れます。
春は名のみの 風の寒さや谷の鶯 歌は思えど時にあらずと 声も立てず時にあらずと 声も立てず。
氷解け去り葦は角ぐむ、さては時ぞと 思うあやにく今日もきのうも 雪の空、今日もきのうも 雪の空。
春と聞かねば知らでありしを、聞けば急かるる 胸の思をいかにせよとの この頃か、いかにせよとの この頃か
爺ヶ岳「種まき爺さん」(4/末)
鹿島槍「獅子」(4/末)
五竜岳「武田の御陵」(5/初)
白馬岳「代掻き馬」(5/初)
大日岳「種まき爺さんと婆さん」、小蓮華山「子馬」(5/初)
白馬乗鞍岳「嫁岩」・「鶏」(5/初)
雨飾山の「ツル」(5/初)
「迎春の常念岳」(安曇野にて)
「冠雪の常念岳」(安曇野にて)
「初冬の常念岳・横通岳」
「初冬の蝶ヶ岳・常念岳・横通岳」
「初冬の常念岳」
「初冬の常念岳・横通岳」
「立春の常念岳」
「朝霧の初冬の有明山」
「迎春の常念岳」(安曇野にて)
「冬の常念岳」(長峰山にて)
「冠雪の常念岳」(安曇野にて)
「初秋の白馬三山」(黒菱林道にて)
「初秋の白馬三山と八方池」(八方池にて)
「水鏡・八方池映るに白馬三山」(八方池にて)
「夜明けの白馬岳」(白馬岳・丸山にて)
「春の白馬三山」(4/下;白馬山麓にて)
「残雪の白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳」(白馬大橋にて)
「雪解け白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳」
「残雪の鹿島槍ヶ岳・遠見尾根・五龍岳、手前は八方尾根」(5/上;白馬大橋にて)
「残雪の白馬鑓ヶ岳」
「残雪の杓子岳」
「残雪の白馬岳」
「残雪の白馬岳の雪形・代掻き馬」
「雪解け白馬岳の雪形・代掻き馬」
「初秋の白馬三山」(黒菱林道にて)
「残雪の白馬岳」(以下、白馬山荘FBより)
「残雪の杓子岳・白馬鑓ヶ岳〜立山・劔岳」
「残雪の杓子岳・白馬鑓ヶ岳」
「残雪の天狗菱と杓子岳」
「春の白馬岳と雪原の栂池自然園」(栂池自然園にて)
「春の松川と白馬三山」(白馬にて)
「春の姫川と五龍岳」(白馬にて)
「初夏の白馬山麓」(白馬にて)
「白馬三山と松川」(白馬大橋にて)
「雪解けの進む白馬岳」(白馬山麓にて)
「雪解けの進む杓子岳」(白馬山麓にて)
「雪解けの進む白馬鑓ヶ岳」(白馬山麓にて)
「春の姫川と白馬鑓ヶ岳・杓子岳」(白馬大出にて)
「初夏の白馬三山」(八方尾根にて)
「初夏の白馬岳」(八方尾根にて)
「初夏の白馬鑓ヶ岳」(八方尾根にて)
「初夏の白馬鑓ヶ岳・白馬岳・小蓮華山」(八方尾根にて)
「初夏の白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳」(八方尾根にて)
「初夏の不帰ノ剣」(八方尾根にて)
「初夏の天狗尾根」(八方尾根にて)
「初夏の唐松岳への稜線」(八方尾根・唐松岳にて)
「秋の栂池高原と冠雪した白馬岳」(栂池ゴンドラにて)
「黄金色に輝く冠雪した白馬三山」(2022.10.26;栂池自然園HP)
「冠雪した白馬三山」(2022.10.26;栂池自然園HP)
「冠雪した杓子岳・白馬鑓ヶ岳」(2022.10.26;白馬山荘HP)
「冬の白馬三山」(八方尾根;12/中)
「冠雪の白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳」(八方尾根にて)
「冠雪した白馬岳」(2022.10.19;栂池自然園HP)
「冠雪した白馬岳」(2022.10.19;栂池自然園HP)
「冠雪した白馬鑓ヶ岳」(2022.10.19;白馬山荘HP)
「冠雪した立山」(2022.10.19;立山・黒部アルペンルートHP)
「冠雪した立山」(2022.10.19;立山室堂山荘HP)
「冠雪した立山・黒部平」(2022.10.19;立山・黒部アルペンルートHP)
「初冠雪の白馬岳」(黒菱にて)
「冠雪した白馬三山」(松川・白馬大橋にて)
「冠雪した白馬三山と八方池」(八方尾根にて)
「樹氷」(白馬47にて)
「雪の松川と白馬三山」(白馬大橋にて)
「雪の姫川と白馬三山」(白馬大出公園にて)
「雪の白馬村」(白馬にて)
「雪の白馬47(R1・R2)と小遠見山」(名木山にて)
「雪の白馬47(R2・R3)」(名木山にて)
「雪の遠見尾根」(名木山にて)
「雪の白馬村」(白馬47・R1にて)
「冠雪の白馬三山」(八方尾根・スカイラインCにて)
「冠雪の白馬三山」(白馬五竜にて)
「冠雪の白馬鑓ヶ岳」(白馬五竜にて)
「冠雪の杓子岳」(白馬五竜にて)
「冠雪の白馬岳」(白馬五竜にて)
「朝焼けの鹿島槍ヶ岳」
「朝焼けの爺ヶ岳」
「冠雪の白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳」(八方尾根にて)
「白馬三山」(白馬・平川にて)
「白馬三山」(白馬・北城にて)
「冠雪の白馬三山」(白馬にて)
「雪解けの進む鹿島槍ヶ岳・五龍岳」(八方尾根にて)
「雪解けの進む五龍岳」(八方尾根にて)
「雪解けの進む鹿島槍ヶ岳」(八方尾根にて)
「雪解けの進む白馬鑓ヶ岳」(八方尾根にて)
「雪解けの進む杓子岳」(八方尾根にて)
「雪解けの進む白馬岳」(八方尾根にて)
「雪解けの進む不帰ノ嶮」(3峰・2峰南峰.北峰・1峰)(八方尾根にて)
「残雪の八方尾根」(白馬山麓にて)
「残雪の白馬岳・代掻き馬」(白馬山麓にて)
「残雪の五龍岳」
「春の五竜岳」(4/末;白馬山麓にて)
「雪解け進む五龍岳」
「残雪の五龍岳」(白馬大橋・白馬山麓にて)
「初夏の五龍岳への稜線」(唐松岳にて)
「初夏の五龍岳」(唐松岳にて)
「雪解けの進む五龍岳」(白馬山麓にて)
「冬の小遠見山・遠見尾根」(白馬五竜にて)
「冬の五龍岳」(白馬五竜にて)
「春近し五竜岳」(白馬五竜にて)
「春の五龍岳」(4/下;白馬47にて)
「冬の五龍岳」(白馬にて)
「冬の五龍岳と鹿島槍ヶ岳」(八方尾根にて)
「冬の五龍岳」(八方尾根にて)
「雪の五龍岳」(白馬五竜にて)
「白馬五竜スキー場」(白馬・飯森にて)
「秋の五龍岳」(八方尾根にて)
「地蔵のケルン」(白馬五竜・地蔵の頭にて)
「地蔵のケルンと八方尾根、奥に白馬三山」(白馬五竜・地蔵の頭にて)
「小遠見山」(白馬五竜・地蔵の頭にて)
「春霞のかかる残雪の爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳・唐松岳」(雨飾高原にて)
「残雪の雨飾山」(雨飾高原にて)
「雪原の雨飾高原つぶれ池」(雨飾高原にて)
「雪原の雨飾山登山口へ」(雨飾高原にて)
「雪原の大海川と茂倉尾根」(雨飾山登山口にて)
「雪原の大海川・湿地」(雨飾山登山口にて)
「残雪の天狗原山・金山方面」(雨飾高原にて)
「雪に埋もれる雨飾キャンプ場」(雨飾山登山口にて)
「残雪の雨飾山」(5/中;小谷・湯峠にて)
「残雪の雨飾山とブナ林の新緑」(5/中;小谷・雨飾高原にて)
「秋の雨飾山・雨飾高原」(10/中ー10/下;小谷村雨飾高原にて)
「秋の雨飾高原」(10/下;小谷村雨飾林道にて)
「福寿草」(姫川源流にて)
「緑深まる姫川源流」(5/中;白馬佐野坂にて)
「田園風景と桜並木」(白馬岩岳にて)
「桜と五龍岳」(白馬岩岳にて)
「桜咲く飯森神社」(白馬飯森にて)
「姫川沿いの桜」(白馬佐野坂にて)
「曹洞宗雲山・貞麟寺の桜」(白馬神城沢渡にて)
「貞麟寺の枝垂れ桜」(エドヒガンザクラ)(白馬神城沢渡にて)
「中秋の名月」(2022.9/10)
「ススキの穂」(小谷村雨飾高原にて)
「初秋のコスモス」(小川村にて)
「初秋の田んぼと白馬三山」(白馬村にて)
「初夏の立山」
「モルゲンロートに北アルプスと雲海」(2024年1月:赤羽可行氏撮影)
「輝く樹氷と雪煙を上げる横岳」(2024年2月:内川芳郎氏撮影)
「冬晴れの北穂高岳」(2024年3月:小林喜富氏撮影)
「雪塊と前穂高岳」(2024年4月:藤野真氏撮影)
「清冽な流れの梓川と穂高連峰」(2024年5月:佐々木信一氏撮影)
「春の五竜岳」(2024年6月:神農和光氏撮影)
「ウルップソウ開花」(2024年7月:上条英直氏撮影)
「夏を迎えた剱岳」(2024年8月:坂本龍志氏撮影)
「秋色に染まる白馬稜線」(2024年9月:齋藤大樹氏撮影)
「涸沢の紅葉」(2024年10月:小林喜富氏撮影)
「爺ヶ岳より新雪の剱岳を望む」(2024年11月:古畑茂男氏撮影)
「噴煙を上げる厳冬の浅間山」(2024年12月:(久保田祐一氏撮影)
「朝日に染まる白馬三山」(2025年1月:佐々木信一氏撮影)
「樹氷と横岳」(2025年2月:内川芳郎氏撮影)
「陽光を浴びて明けゆく前穂高岳」(2025年3月:久保田祐一氏撮影)
「春の残雪模様」(2025年4月:赤羽可行氏撮影)
「残雪模様の後立山連峰」(2025年5月:小林喜富氏撮影)
「レンゲツツジと槍穂高連峰」(2025年6月:(藤野真氏撮影)
★〜〜〜 小谷・白馬エリア〜〜〜★
★News★
■今日(6/4)の白馬は曇り・晴れ。
6/4;最低気温は野辺山8.9℃、大町12.9℃、白馬13.0℃、穂高15.2℃、長野15.3℃、松本15.7℃と6/中並みの気温。
■6/1;白馬村は「ウイング21」の命名権者は「協和海運」(東京)に。
愛称は「協和ウイング白馬」。契約は年240万円、期間は2025.6/1〜5年間。
■5/31;北ア北部、白馬連峰の夏山シーズンの到来を告げる「第59回貞逸祭・白馬連峰開山祭」が開催された。
残雪の白馬の山並みと深まる緑のコントラストが美しい季節。白馬連峰における山小屋創業・観光登山の発展に尽力した松沢貞逸の功績を讃える「貞逸祭」と登山者の安全を祈願する山開きとしての「開山祭」が開かれ、2025年で59回目。
白馬村丸山俊郎村長や山小屋関係者や地元ガイドの白馬山案内人など約100人が参加して山での安全を願った。夏に向けて観光や登山で多くの人が訪れる白馬の夏山シーズンが始まろうとしているが、白馬岳登山の人気ルートである白馬大雪渓へ
向かう「白馬岳線」(二股-猿倉間)は冬期閉鎖解除が延期となり、加えて2024年秋から登山口の「猿倉駐車場」の亀裂による利用禁止になっている。例年は猿倉で開山祭が行われ、同時開催の白馬三山縦走登山ツアーや大雪渓トレッキングは
中止となった。復旧に向けた具体的な計画はまだ確定していない。白馬岳へは栂池高原から白馬大池を経由する登山ルートがある。白馬には八方尾根・八方池トレッキングや小遠見山トレッキング、唐松岳〜五龍岳など山歩きが楽しめる場所が
豊富にある。高山植物が咲き出すこれからは山歩きには最適な季節を迎える。
■白馬村北東部の青鬼の棚田は日本のふるさとの風景を残す場所。
R148から細い曲がりくねった山道を抜けると、郷愁を誘う家屋が並ぶ集落がある。棚田の脇にある用水路からは勢いよく水が流れる。青鬼地区の家屋や神社、用水路、石垣などを含む約60haは文化庁の「重要伝統的建造物群保存地区」指定。
江戸時代後期に建てられた家屋が青鬼地区では現在も住居や資料館として利用されている。5/中からは田んぼに水が張られ、田植えの時期を迎える。今から30年前、紫米をつくり特産品として出荷している。「青鬼」という地名は、昔、鬼無里に
鬼が現れ悪事を働いた。村人は鬼を穴に閉じ込めたが忽然と姿を消した。その後、集落に鬼が現れ、発展のために尽力し、村人から信仰されるようになったという。白馬村役場によると、後継者不足や過疎化で農家をやめるところも多い。
江戸時代から残る用水路や石垣の管理は簡単ではない。青鬼の棚田のような景勝地を守るためには、住民だけでなく、ボランティアや行政の協力も必要。
■JR東日本の「Suica」が2026年春以降にJR大糸線信濃大町と白馬駅で利用可。
2025.3/15;JRダイヤ改正に合わせて、JR信越本線とJR篠ノ井線の田沢、明科、西条、坂北、聖高原、冠着、姨捨、稲荷山、篠ノ井、今井、川中島、安茂里、長野駅と、JR大糸線の北松本、島内、島高松、梓橋、一日市場、中萱、
南豊科、豊科、柏矢町、穂高の計23駅でSuicaが利用できるようになった。JR東日本は、JR大糸線の穂高以北で利用客の多い、信濃大町駅と白馬駅で2026年春以降のサービス開始を予定。JR東日本長野支社管内の県内109駅のうち、
約4割の43駅でSuicaが利用できるようになり、信濃大町と白馬が加わると、Suicaは45駅で利用可能になります。
■夏山シーズン前に「北アルプス北部」で新たに登山者などに寄付を呼びかける協力金制度の実施時期や受付方法が決まった。
北アは全国から多くの登山者が訪れる人気の山脈で、登山道の維持・管理などに多額の費用がかかっています。これらの費用の一部を登山者にも負担してもらおうと、槍ヶ岳などを含む「北アルプス南部」では4年前から寄付を呼びかける
協力金制度を取り入れた。県内では計1800万円が集まり、登山道の補修などに活用された。
5/29;小谷村で「北アルプス北部」の山小屋や自治体、環境省職員などが集まり、三俣蓮華岳から風吹大池まで、2025.7/中から協力金制度を始める。これで北ア全域で制度が始まる。協力金は\500/1口、20ヶ所の山小屋に設置する協力金箱、
オンライン決済で受付。北アルプス北部山小屋組合は「登山者からの協力金を活用し、安全で安心して登ることができる登山道を守っていきたい」と。
北ア北部には三俣山荘、水晶小屋、野口五郎小屋、烏帽子小屋、餓鬼岳小屋、湯俣山荘、春嵐荘、七倉山荘、船窪小屋、針ノ木小屋、大沢小屋、新越山荘、種池山荘、冷池山荘、キレット小屋、五竜山荘、唐松岳頂上山荘、八方池山荘、
天狗山荘、白馬鑓温泉小屋、白馬頂上宿舎、白馬山荘、猿倉荘、白馬大池山荘、栂池山荘、栂池ヒュッテ、風吹山荘、蓮華温泉ロッジなどの山小屋がある。主要な登山口は白沢、七倉、高瀬、扇沢、針ノ木、栢原、五竜、大谷原、八方、
猿倉、栂池、北野、土沢、蓮華温泉など。
■小谷村観光連盟は「塩の道」を歩く観光客に、旅姿の衣装を有料で貸出す。
毎年5月に開催される「小谷塩の道祭り」では「千国コース」の下里瀬から栂池高原までの約9kmを歩く。当時の道のりが足で直接体感できると人気を集めている。溢れるほどの新緑に包まれた自然豊かな街道で、地域住民や多くの参加者が牛馬の隊列で
物資を運んだ往時をしのび、昔の旅人や飛脚、歩荷ぼっか、牛方など思い思いの仮装に扮ふんして歩いている。
「おたり塩の道祭り」では1992年2000人越え、1995年には4000人を超えた。2003年24回3000人、2004年25回4500人、2005年26回3200人、2006年27回3000人、2007年28回3300人、2008年29回3200人、2009年30回4000人、
2010年31回4000人、2011年32回3200人、2012年33回1500人、2013年34回3500人、2014年35回3900人、2015年36回4000人、2017年38回3500人、2018年39回1500人、2019年40回3500人、2020年、2021年はコロナ渦で中止。
2022年43回1500人(再開)、2023年44回2500人、2024年45回は2500人、2025年46回は2600人が参加している。
小谷村観光連盟は「旅の雰囲気づくりに」と県の地域発元気づくり支援金を活用して90着をそろえた。2025年塩の道祭りでも貸出が行われた。衣装は旅着、かさ、つえなどの「本格セット」と、旅着の代わりに白衣をまとう「簡易セット」、
小谷村内の「Hサニーバレー」で貸出。塩の道(全8コース)の詳細地図はHPに掲載。「千国越えコース」は日本語と英語、中国語に対応した無料音声ガイドサービスを用意、村内8ヶ所のデジタルサイネージなどに表示されたQRコードから聞ける。
同観光連盟は「海外の方にも塩の道をPRしたい」と。(\3000/本格セット,\3000/簡易セット,\1000/子供)。レンタルは予約要。
(問)小谷村観光連盟(小谷村役場内) TEL 0261-82-2233
■白馬村「LINE」公式アカウントの友だち追加で、防災情報、観光、イベント、クマ、公民館、施設予約、子育て、ごみなど、受信したい情報を選択できます。
■白馬村の2024年度「ふるさと納税寄付金額」は過去最高の6.2億円。
前年度から約7200万円増加。宿泊補助券やリフト券など観光需要に加え、コメの価格高騰に伴い、村内産米の人気が急増。コメは約1.6億円、前年度から約6000万円の大幅増。2024年9月に新米の返礼品の取り扱いを開始したが、
年内には品切れとなった。
■2024年度、県内にある主要22スキー場を利用した人は491.4万人。(長野経済研究所調べ)
2023年度より10.3%増、4年連続で前年を上回り、この10年間で最多。2024-2025シーズンは雪に恵まれたこと、外国人利用者が増えたことなどが要因。海外利用者は中国、台湾、シンガポールなどアジア圏からの利用者が増え、
オーストラリアや欧米からも多くの人たちが訪れた。同研究所は「例年に比べて早い時期からの降雪で営業開始や全面滑走可能な環境が整い、シーズンを通して多くの人がスキー場に訪れた」
■北ア山麓の安曇野、池田町・松川村、大町、白馬では雪解け水が入った田んぼに北アの山が逆さに映り込む「水鏡」が見られる時期になった。
五月晴れの下、安曇野では残雪を抱える常念岳や横通岳、池田町・松川村では北アと有明山、大町では爺ヶ岳・鹿島槍、白馬では白馬三山など鮮やか。
安曇野ではすでに田植えが行われ、小さな稲が並んでいる。「長峰山」の桜も終わって緑が深まり、残雪の北アが美しく、清々しい。(clickで大画面表示)
■山に囲まれた白馬村には戦国時代にできたと云われいる山城がたくさんありました。
今ではその城跡が僅かに残るだけ。飯森城(一夜山城址)、飯田城、堀ノ内の茨山城、佐野の上城、迎馬城、神城の沢渡城、三日市場の宮原城、北塩島の塩島城など。一夜山の山頂には豪族仁科氏の氏族・飯森氏が本拠とした「飯森城跡」や
馬屋の跡があり、山頂からは神城地方の田園風景や遠くには雨飾山が望めます。その昔は山からのろしを上げて戦いの合図したという。大糸線の信濃森上駅の東側に小高い山があり、ちょっと登れば「塩島城址」となっています。散策の
遊歩道が2つ。林の中には所々に戦国時代の昔をしのばせる遺跡があり、白馬村を流れる姫川を望むことができます。残雪の白馬の山を望みながら、里山の素朴な自然に親しむ史跡を訪ねてみてはどうでしょう。
■春が近づくと、「五龍岳」山頂に(標高2814m)に武田家の紋章である「武田菱」(四つ割り菱)の雪形が現れます。
「武田菱」とは菱形四つを菱形に組み合わせた戦国武将・武田氏の家紋。武田菱が現れることから「御菱岳」、「五竜岳」になったと云われています。
昭和半ばに、春先の雪山「五龍岳」の武田菱付近で山岳遭難があった。
地形に詳しいとの理由で救助隊に加わった白馬のおじちゃんは「あの岩はカチカチに凍っていて怖かったね」。村人5-6人で蓑をつけて、ロープを身に着け、爪かんじきを履いて登っていったという。当時は竹スキーで滑っていたらしい。
春になるとそのことを思い出すと話していた。地蔵の頭付近には慰霊碑が建てられています。ケルンには自然災害から守ってくれると言われる風切地蔵が安置されています。
地蔵の頭からは雨飾山、焼山、火打山、妙高、乙妻山、高妻山、戸隠、飯縄山、志賀高原、横手山、白根山、虫倉山、四阿山、浅間山、八ヶ岳などが見渡せます。白馬の里の田畑は雪がほぼ消え、そろそろ農作業の準備が始まります。
■自転車の側方を通過する時は1.5m以上の安全な間隔を持ってほしいと、NPO法人「北アルプス自転車協議会」が啓発グッズとして車に貼るマグネットとステッカーを製作した。
愛媛県で自転車安全利用研究協議会が愛媛サイクリングの日(2015.11/15)から開始した「思いやり1.5m運動」をきっかけに、北アルプスエリアでも啓発していこうと製作。デザインは白馬高生が制作。イベントなどで配布しドライバーの意識高揚や活動の普及を図る。
道路交通法では、歩行者の側方を通過する場合は安全な間隔を保ち、又は徐行しなければならないと規定、自転車との間隔に関しては規定はなく、罰則もない。
■「日本スキー場開発」が好調。 長野・群馬・岐阜3県で運営する7スキー場のうち、4カ所では2024.11月-2025.1月の来場者数が2015年上場以来最多。豊富な積雪に加え、人工降雪機への投資や白馬エリアを中心とした海外営業の強化が寄与した。 HAKUBA VALLEYではアジア圏のビギナー層を広大な緩斜面を有する栂池高原に呼び込んだ。雪遊びや山岳景観を楽しむ観光を強化し、岩岳山頂の「WHITE PARK」はリニュアル、鹿島槍ではポケモンとのコラボ。 7スキー場の来場者数は計82.2万人(前年同期比13.9%増)と過去最多。白馬のインバウンド来場者は計21.4万人(前年同期比44.9%増)。「NSD キッズプログラム」の会員数は4.4万人(前年比1万人増) 1)「白馬八方尾根スキー場」:19.8万人(前年同期比19.7%増):国内;9.1万人(前年同期比4.1%増)+海外;10.6万人(前年同期比37.5%増) 八方尾根は名木山-兎平に2027-2028シーズンに新ゴンドラを建設予定 2)「白馬岩岳スノーフィールド」:9.1万人(58.6%増):国内;5.8万人(51.4%増)+海外;3.3万人(前年同期比72.9%増) 新ゴンドラを運行し快適性と輸送能力を向上。スキーをしない観光客が多く来場(全体の15%) 3)「つがいけマウンテンリゾート」:17.1万人(5.7%増):国内;10.4万人(前年同期比9.9%減)+海外;6.6万人(前年同期比45.8%増) 「TSUGAPOW DBD」(Powder Double Black Diamond)(非圧雪エリア)の受講者は述べ9893名(2/28)と過去最高。栂の森には高さ6mの雪壁「つがいけスノーウォール」、3/9;つがいけロープウェイ運行開始。 4)その他;「菅平」:12.4万人(14.7%増)、「竜王」:8.1万人(4.3%減)、群馬「川場」:6.2万人(2.3%増)、岐阜「めいほうスキー場」:9.3万人(13.4%増) 5)グループ連携;「鹿島槍スキー場ファミリーパーク」:3.2万人(57.3%増):国内;2.3万人(18%増)+海外;0.9万人(201.2%増);ポケモンスノーアドベンチャー「Pokemon Sleep」開催。
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■白馬村が立ち上げた住民参加による生物多様性回復プロジェクト「はくばいきものラボ」で、活動費に充てる資金を募るGCFを実施。
標高750mの「姫川源流自然探勝園」には姫川源流や親海湿原があり、姫川源流ではミズバショウ、ウスバサイシン、タチツボスミレ、福寿草、カタクリ、ニリンソウ、キクザキイチゲ、アズマイチゲ、フッキソウ、エンレイソウなどが自生し、姫川湧水部では
バイカモ、エビモ、ナガエミクリ、ミズハコベ、ワサビなどの水生植物が観られます。親海湿原ではミズゴケ、ミツガシワ、カキツバタ、サワオグルマ、サギスゲ、トキソウ、サワギキョウ、ミソハギなどが咲き、一帯ではヒメギフチョウやハルゼミ、
トンボが飛び回ります。しかし、近年は小さな白い花のバイカモが減少し、下流ではガラシ(クレソン)など外来水草が生育。親海湿原では陸地化が進んでいます。昔は一面に白いミツガシワや濃紺のカキツバタが群生していたが今ではその面積が激減。
湿原の陸地化が進む周囲ではハルニレやハンノキなどの湿生林などが繁殖しています。源流や湿原を取り巻く一帯にはスギ・ヒノキ・アカマツ・カラマツ、コナラ、ミズナラなどが自生。春にはサクラ、初夏にはズミ、ウワミズサクラ、レンゲツツジ、
エゾアジサイなども見られます。
生物多様性回復プロジェクトではWS開催や講演費、プロジェクトのサイト制作費などに充てる。2025年は姫川源流域の環境改善を図るWS開催、生物多様性の調査、特設サイトの制作などを予定。返礼品は白馬産の米、WSへの参加、宿泊補助券など。
目標金額は200万円、期間;2/12〜5/13、寄付金額;\88000円,支援者;5人(3/12)
※「いきものの集まる源流域を守りたい!地域住民参加型の生物多様性回復プロジェクト」(ふるさとチョイスGCF)
■3/18;白馬村議会で「宿泊税」の税額や使いみちの条例案が可決・成立。
宿泊税の条例案が可決・成立したのは県内市町村で初めて。税額は宿泊料金が\6000円以上2万円未満で1人1泊\150円、2万円以上5万円未満で\350円、5万円以上10万円未満で\850円、10万円以上で\1850円。
導入後3年間は経過措置として、税額を\50円低くした。使いみちは観光客の利便性や満足度の向上、防災などに充てる。白馬村丸山俊郎村長は「宿泊税の導入が住民にとっても来訪者にとっても快適な観光地域づくりの推進に
寄与すると期待している」。3/12;長野県の「宿泊税」は長野県議会で条例案が可決・成立し、白馬村は県に合わせて2026年6月からの導入を目指す。
■3/3;白馬村議会3月定例会に、宿泊税条例案を提出した。
税額は県の徴収分を含めて宿泊料金が\6000円〜2万円未満で\300円/1人1泊、2万円〜5万円未満で\500円、5万円〜10万円未満で\1000円、10万円以上は\2000円。村の収入は年間、2.5億円を見込み、2026年6月の導入を目指す。最初の3年間は
経過措置として税額を\100円低く抑える。宿泊料金が\6000円〜2万円未満の場合、\200円/1人1泊。「宿泊税」の使いみちは、観光客の利便性や満足度の向上、防災などに充てる。使いみちを条例で定めるのは全国でも珍しい。
白馬村丸山俊郎村長は「観光振興と地域住民の豊かな暮らしの両立を目指して、財源を活用していきたい」と。今後、特別委員会で審議後、定例会最終日(3/18)に採決予定。
■2/17;白馬村独自の「宿泊税」の導入を議論する検討委員会が制度案をまとめた。
観光需要が高まる白馬村では観光客や地域住民のために交通インフラや環境整備が必要だが、財源確保が課題だった。
2月県議会に提出した宿泊税の条例案に準じる形で名称は「宿泊税」
白馬村内に宿泊(旅館業法に規定する旅館・ホテル、簡易宿所)、住宅宿泊事業法に規定する住宅宿泊事業に係る施設(民泊)
1泊\6000円以上で\300円(\150円は県税,\150円は村税)。\6000円未満の宿泊料金(素泊まり,税抜き)は免税。
2万円〜5万円未満は\500円(\150円は県税,\350円は村税)、5万円〜10万円未満は\1000円(\150円は県税,\850円は村税)、10万円以上は\2000円(\150円は県税,\1850円は村税)
制度開始から3年は1泊\50円を軽減する。学校の教育活動の利用は免除。年間で2.5億円の税収を見込む(当初3年間は2.1億円)。2026年6月からの導入を目指す。
2/28;15:30-16:30;「白馬村保健福祉ふれあいセンタ」で「宿泊税制度(案)に関する説明会」。Zoomによるオンライン配信も。
3/3;本案を開会する白馬村議会に提出予定。
県内では他に松本、軽井沢、阿智、山ノ内が宿泊税の導入を検討中
■2/5;長野県は魅力的な観光地づくりの新たな財源として、2026年に導入する「宿泊税」の課税額を1泊\300円/1人とする。
・名称は「長野県宿泊税」。長野県観光振興税を変更。
・導入後3年間は\200円。導入時期は2026.6/1予定。
・免税の基準額は「宿泊料の安い施設では利用者の負担感が大きい」との意見を踏まえ、「\6000円未満」(素泊まり・税抜き)に引き上げた。
・幼稚園、小中高〜大学の教育活動・研究活動として宿泊する場合は免税。
・事業者が「宿泊税」に関わるシステムの導入を補助する。(2025年度予算案に5億円計上)
当初年間45億円を見込んでいた税収は、導入後3年間は年間22億円、その後は33億円。
なお、入湯税(\150)と宿泊税は課税の趣旨が異なる。入山料(\500〜)と宿泊税は目的が異なる。
■白馬村は2025年度一般会計当初予算案は総額70.9億円。
前年度当初比で5.7%増、長野冬季五輪の施設整備を終えた1997年度以降では最大となった。
■白馬村は住宅地、商業地ともに高い地価上昇率を示した。(2025.3/18;公示地価;国交省)
スノーリゾート地としてインバウンドからの人気が高く投資が活発化。富裕層の別荘地需要も旺盛で土地の取引価格は大きく上昇。白馬村のみそら野別荘地「北城堰別レ」は前年より29.6%上昇、上昇率は全国2位。商業地は八方尾根スキー場
名木山Gに近い「北城山越」で33.0%と全国4位の上昇率。北城にある「コートヤード・バイ・マリオット白馬」は2025年1月の宿泊客は69%がインバウンド。予約は早期化し冬季(2024.12月-2025.2/末)の予約は半年前に7割が埋まったという。
支配人は「インバウンドのお客様が来てくれることで村や周辺地域が活性化していると強く感じる」。周囲には飲食店が増えた。スキー場のみならず滞在中には長野や松本へ日帰り観光に出かける姿もよく見られるという。村内にはゲストハウス、
民宿、ペンション、貸別荘など小規模宿泊施設が多く、現状では宿泊希望者の増加に客室の供給が追いついていない。スキー場周辺では新たに高級ホテルを開業する動きが活発化。不動産会社は「白馬はもともと地価が高くなかったところに、
インバウンドで注目されて一気に火が付いた。将来予測は難しい」
全国住宅地;上昇率;1)富良野市北の峰町(31.3%),2)白馬村北城堰別レ(29.6%),3)宮古島(23.1%),4)千歳市栄町(22.9%),5)熊本合志市(21.7%),6)野沢温泉村(20.9%)など。
全国商業地;上昇率;1)千歳市幸町(48.8%),2)千歳市千代田町(42.9%),3)千歳市錦町(36.8%),4)白馬村北城山越(33.0%)など。
■2025.3/18;土地の取り引き価格の目安となる2025年「公示地価」
国交省が2025.1月1日時点での県内44市町村の326地点の公示地価は以下の通り。
1)「住宅地」は205地点のうち108の地点で上昇。2024年に比べて住宅地の平均変動率が+0.8%、3年連続上昇。
市町村別の上昇率は白馬村+19.8%、野沢温泉村+19.4%。軽井沢町+10.8%
住宅地では白馬村北城北城堰別レのみそら野別荘地は29.6%の上昇で、変動率では富良野に次いで全国2位。野沢温泉村は20.9%上昇で全国6位。インバウンド効果による地価の上昇がスキー場周辺で顕著に表れています。
住宅地の最高値は軽井沢上御原「旧軽井沢別荘地」で17万円と2023年より2.1万円上昇。
2)「商業地」は109地点のうち45地点で上昇、22地点で横ばい。2024年に比べ、商業地は+0.4%で33年ぶりに上昇した。
商業地の変動率は白馬村北城北城山越(八方尾根名木山東)が33.0%の上昇で全国4位。
商業地の最高値は長野市南長野石堂東沖「長野駅前」で37.2万円と2024年より1.2万円上昇。駅周辺では観光客の増加や飲食店の客足の回復、マンション開発など複合的な要因が上昇につながっている。
3)「工業地」の平均変動率は+2.1%で4年連続上昇。
人口の多い長野市や松本市ではマンション需要が底堅く、利便性の高い地域で地価の上昇が続いています。不動産鑑定士は「インバウンドの影響で地価が上昇している地点が増えている。今後は円安となっている為替や、
高止まりしている建築費の動向などを注視していく必要がある」。
■2025.1/末まで白馬村観光客の入込数は48万人(前年比115%)
・十分な降雪でスキー客は好調に推移、スキーやスノーボードをしない冬観光客も増えている。
・冬期の外国人一時転入者数は約1400人。オーストラリア、イギリス、台湾の順で、本人を含め1500人が増加した。
・Uber Taxiアプリは1日最大3000件を超える配車要望あり。
・ナイトデマンドタクシーの利用者数は8658人(2/25)(2023年度8926人)
・レストラン予約アプリは47店舗が参加、予約件数は2万件(2/3)で8.7万人が利用。
■白馬村の白馬連峰の杓子岳の「杓子沢雪渓」と不帰ノ嶮の「不帰沢雪渓」が「氷河」と確認された。
白馬村や白馬山案内人組合、新潟大、立山カルデラ砂防博物館などでつくる調査団「白馬連山氷河調査団」によると、「杓子沢雪渓」で厚さ最大43mの氷体が1ヶで最大26cm、「不帰沢雪渓」では厚さ最大29mの氷体が最大14cm動いていることが
確認された。学術論文が国際雑誌に提出され受理された。また、新たに北ア・白馬連峰の白馬沢雪渓が氷河である計測データが得られた。この結果、白馬村では2019年に氷河として認定された「唐松沢雪渓」をはじめ、2024年論文を提出済みの
「杓子沢雪渓」と「不帰沢雪渓」、それに「白馬沢雪渓」を加えた白馬村内4つの雪渓全てが氷河である可能性が高くなった。白馬駅前や白馬の里から見える雪渓で「街から見える氷河」として貴重な存在。白馬村では観光や教育などに活用していく。
調査した新潟大奈良間千之教授は「地球温暖化による日本アルプスへの影響は長期の観測データが不足するなどして解明されていない。環境変化を知る指標として今回明らかになった氷河が使えると考えていて、今後も観測を継続したい」と。
県内の「氷河」は、2018年に大町の「カクネ里雪渓」、白馬村では2019年「唐松沢雪渓」が「氷河」と認定。白馬村の唐松沢、杓子沢、不帰沢、白馬沢の4つの「雪渓」が氷河である可能性が高まっています。
※2012年4月以降で発見された氷河は全て北アに存在します。北アには冬に降り積もった雪が谷に寄せ集められた雪渓が数多くあります。雪渓下では長時間かけて「氷体」が形成され、流動性を持つものが「氷河」とされます。
これまでに7ヶ所が氷河と認定。立山「御前沢氷河」、真砂岳「内蔵助氷河」、剱岳「三ノ窓氷河」・「小窓氷河」・「池ノ谷氷河」、鹿島槍ヶ岳「カクネ里氷河」、唐松岳「唐松沢氷河」。
2021年から杓子岳の「杓子沢雪渓」(杓子岳北カール)の岩石氷河において、永久凍土の分布可能性を調査。新潟大理学部の奈良間千之教授(自然地理学)の研究室がドローンや小型ボーリング機を使って掘り進めた。空撮による経年変化・
質量の観測、地中レーダー(高周波の電磁波)による氷厚観測、GNSS測量機による流動観測、雪渓にポールを立て位置の変化を測定、ボーリング機による氷体の掘削などを行った。杓子沢雪渓は杓子岳の北カールにあり、岩石氷河は
標高2500m〜2700m。「杓子沢雪渓」の他に、不帰ノ嶮の「不帰沢雪渓」・白馬岳の「白馬沢雪渓」でも調査が行われた。
★2018年1月;信大と大町山岳博物館信、県環境保全研究所、立山カルデラ砂防博物館は2014年「カクネ里雪渓学術調査団」を結成し調査した。北ア「鹿島槍ヶ岳」(標高2889m)の「カクネ里雪渓」が氷体が氷河である認定された。
国内では立山の3ヶ所に次ぐ発見で県内では初めて。カクネ里雪渓は鹿島槍ヶ岳の標高1895-2016mにあり、長さ約790m、幅280m、厚さは30m以上。2014年9-10月の24日間で12-17cm流動したという。
★2019年10月;奈良間千之教授の調査で北ア「唐松岳」にある「唐松沢雪渓」が国内7番目で氷河と認定された。標高1750m-2280mにあり、氷体は最大約35mの厚さ、全長約1.1km、1ヶ月間で最大約25cmの流動した。
★2012年立山カルデラ砂防博物館研究チームが調査し、立山の御前沢、三ノ窓、小窓の氷河と認定。厚さは30m以上、三ノ窓の氷体は最大厚さ60mで長さ1kmを超える。
御前沢雪渓は立山雄山東で標高2500m-2780mにあり、長さ780m、幅185mで、氷体厚さ27m、長さ700m、1ヶ月で5cm流動。秋の約1ヶ月間で三ノ窓と小窓は30cm流動した。
富士ノ折立の内蔵助雪渓は標高2600-2830mにあり、氷体の厚さ30m、長さ350m、幅120m。剱岳西の池ノ谷雪渓は標高1800〜2300mにあり、氷体の厚さ30m、長さ950m、幅110m。
★白馬岳の「白馬大雪渓」は下部が空洞で氷河ではない。唐松沢雪渓や不帰沢雪渓は白馬山麓、白馬岩岳、栂池高原などから見えます。
■白馬村は2025年度、気候変動・環境対策の取り組みの一環で、白馬村役場東側の「ふれあいセンタ」と、白馬中の屋根を太陽光発電屋根に改修する。
中学校と同センタ、村役場で使用する電力を再生エネルギーでまかない、脱炭素化を進める。災害時の避難所に指定されている2施設に再エネ設備を導入することで、停電時の電力供給の実現を図る。公共施設における脱炭素化と
災害対応力強化の同時実現を図る環境省の補助金事業で実施。事業費は約1.2億円。太陽光パネルの設置ではなく、屋根自体を太陽光発電ができる設備に改修する計画。
■白馬スキー場の斜面では、国の特別天然記念物に指定されている「ニホンカモシカ」が雪上や林の中に良く現れます。
白馬スキー場では白馬五竜や白馬岩岳は出現率が高く、ゴンドラやリフトでよく見かけます。カモシカはウシ科の動物で標高800m-2000mの森林や岩場に生息、針葉樹のモミやツガの実を食べ、スギやヒノキの葉も食べます。冬にはミズナラの小枝、
冬芽、木の皮、ササなどを食べます。以前、穂高・一ノ沢林道の入口付近の穂高山麓(穂高牧)で1頭のカモシカに出会ったことがあります。体長は1m、体高は70cm。色は灰色。真近(2ー3m先)にいたカモシカはこちらをじっと見つめていたが、
おとなしい性格で逃げずに暫く警戒していたが、7-8分経つと林の中に消えていった。有明山山麓の馬羅尾高原・清流の森付近、高瀬渓谷、鹿島川の河原でもカモシカに遭遇した。近寄ると突然動き出すことがあるので静かに見守るのが良さそう。
■白馬村の村花は「カタクリ」
その昔、1950年「神城スキー場」がOPEN(第1,第2,第3リフト)。第1リフト沿いは現在のとおみGのカタクリ群生地だった。第2,第3はスカイ4リフト辺りにあった。その昔、とおみGは「とおみ牧場」でした。その当時から神城・飯森区には
カタクリがたくさん群生していた。飯森・一夜山の山麓でもカタクリが群生。スキー全盛期にスキー場周囲の森が開拓され、白馬の森などが開発された。1973年とおみスキー場にテレキャビンが設置され、1997年とおみスキー場から
白馬五竜スキー場へ改称。徐々にカタクリの群生地は減ってしまった。地元住民はカタクリを保護してきました。今では白馬五竜とおみG南斜面(旧神城スキー場ゲレンデ)で、村でも最大級のカタクリ群生地で「白馬五竜かたくり苑」と
呼ばれています。白馬五竜のカタクリは見ごろを迎えると薄紫色の花じゅうたんのように咲き誇り、「春の女神」と呼ばれるヒメギフチョウに出会えます。
☆★☆松本・安曇野・大町・白馬のカタクリ群生地☆★☆
1)松本:波田上海渡
2)安曇野:堀金・烏川渓谷緑地、須砂渡渓谷、穂高山麓、松尾寺
3)大町:鹿島槍黒沢高原、青木湖西〜佐野坂峠
4)白馬:佐野坂、姫川源流自然探勝園、貞麟寺、沢渡、五竜とおみかたくり苑、白馬の森、飯森、飯森神社、白馬岩岳、落倉高原、栂池高原、小谷山麓など。
※カタクリの他、キクザキイチゲやアズマイチゲ、ニリンソウ、エンレイソウなども見られます。
■2024.11-2025.2月;白馬村観光客数は130万人(14%増)(白馬村観光局)
白馬エリアのDMO「HAKUBAVALLEY TOURISM」によれば、2024.11-2025.2月の観光客数は130万人(14%増)、村内スキー場の利用者数は90万人。うちインバウンドの割合は46%と、2023-2024年シーズンの同時期とほぼ同じ。積雪は
八方尾根スキー場で650cmなど、例年に比べ降雪に恵まれたことで客足が伸びた。ウインタースポーツを第一の目的としないインバウンドも増加傾向にあるという。一部スキー場の特定リフトで、観光目的の乗車を受け入れるなど
ノンスキーヤー向けのサービス提供を強化した。
2024年12月の観光入込客数は26万3600人、前年の約1.2倍。2025年1月は48万200人、2月は47万2100人。
村内スキー場の11〜2月の来場者数は「白馬さのさか」が前年同期比9%増、八方尾根スキー場が3%増、白馬岩岳が47%増、白馬五竜&白馬47が6%減。
ゴンドラを新設した白馬岩岳では大幅な増加率を記録。白馬村内で最も来場者の多い白馬五竜&白馬47は微減、2023-2024シーズンに想定以上の来場者を受け入れ、過密による満足度低下を懸念し、適性人数への調整に成功したという。
八方尾根スキー場は2027年にゴンドラとベースセンターハウス、駐車場を新設定。
白馬五竜と白馬五竜IIMORIは2025年1月に経営統合を発表、将来を見すえた事業展開を進める。
■「八方尾根スキー場」などは近年まれにみる積雪量で、トップシーズン並みの雪質、良いコンディションで滑ることができた。
今シーズンは降雪量が多く、2025.5月GWまでスキー営業が続けられる見通し。八方尾根の来場者数は2023-2024スキーシーズンの35万人を大きく上回り、3月末で39万人を越えた。
2024.11-2025.3スキーシーズン;白馬村5スキー場(白馬さのさか・白馬五竜/白馬47・八方尾根・白馬岩岳)計110.9万人。
内訳(白馬五竜・白馬47;51.7万人、八方尾根;35.2万人、白馬岩岳;14.0万人、白馬さのさか;3.0万人)
2025年は2月時点では計89.8万人(2024年2月時点は計81.0万人)と約8.8万人増加。
内訳(白馬五竜・白馬47;37.7万人、八方尾根;31.9万人、白馬岩岳;16.6万人、白馬さのさか;3.5万人)
2025年は3月時点では計110.9万人(2024年2月時点は計104.1万人)と約6.8万人増加。
内訳(白馬五竜・白馬47;46.7万人、八方尾根;39.0万人、白馬岩岳;20.8万人、白馬さのさか;4.2万人)
白馬岩岳・白馬さのさかは例年小雪で営業期間が短かったが、2024-2025シーズンは積雪が豊富で前年比が148%,138%と高かった。
■2024.11-2025.4スキーシーズン;白馬村5スキー場(白馬さのさか・白馬五竜/白馬47・八方尾根・白馬岩岳)計115.9万人。
★☆★白馬村スキー場観光客数(2024.11-2025.4)★☆★ | ||||||||||||||
SKI Area | 利用者累計(人) | NOV.2024(人) | 前年比(%) | DEC.2024(人) | 前年比(%) | JAN.2025(人) | 前年比(%) | FEB.2025(人) | 前年比(%) | MAR.2025(人) | 前年比(%) | APR.2025(人) | 前年比(%) | 前年累計比(%) |
白馬さのさか | 42309 | 0 | - | 6571 | 285 | 13126 | 173 | 15645 | 109 | 6967 | 105 | 0 | 0 | 138 |
白馬五竜・白馬47 | 502694 | 533 | 346 | 84931 | 95 | 150477 | 98 | 141841 | 94 | 90160 | 102 | 34752 | 114 | 97 |
八方尾根 | 405920 | 289 | 262 | 61633 | 129 | 136267 | 116 | 121226 | 103 | 71028 | 127 | 15477 | 115 | 115 |
白馬岩岳 | 208699 | 0 | ー | 21217 | 191 | 69970 | 151 | 75101 | 147 | 42411 | 131 | 0 | 0 | 148 |
■2025.1/末まで白馬村観光客の入込数は48万人(前年比115%)
・十分な降雪でスキー客は好調に推移、スキーやスノーボードをしない冬観光客も増えている。
・冬期の外国人一時転入者数は約1400人。オーストラリア、イギリス、台湾の順で、本人を含め1500人が増加した。
・Uber Taxiアプリは1日最大3000件を超える配車要望あり。
・ナイトデマンドタクシーの利用者数は8658人(2/25)(2023年度8926人)
・レストラン予約アプリは47店舗が参加、予約件数は2万件(2/3)で8.7万人が利用。
■インバウンドの増加で「第二のニセコ」とも云われる白馬村の観光客入り込み状況はコロナ禍前の2021年の人数を超えた。
白馬村観光統計調査によると、コロナ渦前の2019年観光客数は平地、山岳地を合わせて約240万人、コロナ禍の2021年には約140万人まで減少。2022年以降コロナによる規制の緩和やグリーンシーズンの観光客増加に伴い徐々に観光客が回復、
2023年にはコロナ前とほぼ同等の観光客数まで回復。2024年の観光客数は270万人超えた。
★☆★白馬村観光客数(2024年-2019年)★☆★ (人) | |||||||
区分 | 2024 | 2023 | 2022 | 2021 | 2020 | 2019 | 前年比 |
山岳 | 43,990 | 42,100 | 34,700 | 21,100 | 13,600 | 34,600 | (104.5%) |
平地 | 2,666,600 | 2,342,600 | 1,946,900 | 1,398,100 | 1,693,000 | 2,364,500 | (113.8%) |
計 | 2,710,590 | 2,384,700 | 1,981,600 | 1,419,200 | 1,706,600 | 2,399,100 | (113.7%) |
★☆★白馬村スキー利用者数(2024.11-12月)★☆★ (人) | ||||
年月 | 白馬さのさか | 白馬五竜・白馬47 | 八方尾根 | 白馬岩岳 |
2024.11 | 0 | 533(346%) | 289(262%) | 0 |
2024.12 | 6751(285%) | 84931(95%) | 61633(128%) | 21217(191%) |
■大北への学習旅行誘致に取り組む「食・農林業体験と農家レストラン・民泊等研究会」は地元ならではの体験メニューをまとめた冊子を作成。
旅行会社などへのPRに活用。農村の自然や文化を発信し、広域的な誘客の拡大につなげる。冊子は各市町村から提案された体験メニューごとに、会場や内容、価格、定員などの情報を掲載。大町市八坂の竹を活用した林業体験や
池田町伝統の箱膳による食育、白馬村のみそ作り、小谷村のサルナシの収穫体験などを盛り込む予定。
■白馬村で冬季のインバウンドのタクシー需要が高まっていることを受け、県内外からタクシー運転手の志望者が増えている。
1カ月の手取り額が100万円を超えるドライバーもいることが広まり、求人への応募も相次いでいる。大町「アルプス第一交通」では増える応募者を受けて合同説明会を開催。人材確保で輸送力向上を狙う。同社では約20人の応募があったという。
多くはTV報道で白馬での需要増を知ったとみられ、特に月収に関心が向いているという。
■白馬村は新たな財源を確保するため、施設のネーミングライツパートナーを募集。
白馬村がネーミングライツを導入するのは初。対象は「白馬ウイング21」(1998年竣工)(アリーナ、文化ホールなど)で、利用者数は6.4万人(2023),7.4万人(2022)
契約5年以上、希望額は240万円/年間以上。募集期間は2025.2/3ー2/28。契約締結は2025.4/初頃、愛称名は2025.5/1ー6/30頃から利用開始。
(問)白馬村ウイング21(白馬村教育委員会事務局) TEL 0261-72-8770
■小谷村の「白馬乗鞍温泉スキー場」と「白馬コルチナスキー場」は連携を強化する。
今季から共通のポスターやシーズン券の共通化、両スキー場と白馬村を結ぶシャトルバス運行などを実施。隣接する2スキー場を1山として一体感を持って集客につなげる。12/13;合同安全祈願祭を行った。12/14;両スキー場はOPENした。
■白馬村の強み・弱み
1)強み;パウダースノーと白馬のブランド力。北ア白馬連峰の山岳観光、豊かな自然と美しい景観。高山植物と雷鳥・ニホンカモシカ・ムササビ・テン・リスなど動植物。泉質の異なる源泉・温泉。
北ア登山、八方・五竜トレッキング、塩の道ウォーク、白馬岩岳マウンテンリゾート、スキー、スノーシュー、XCスキー、パラグライダー、ラフティング、キャンプ、サイクリング、MTBパークなどアクティビティ充実。
グリーンシーズンの強化。
2)弱み;村内交通アクセス(通年)、2次交通整備(閑散期)、悪天候時(インドア)の満足度UP。文化・食・ふるさと体験(そば打ち・ガレット・おやき作り等)。スタッフの人材不足と通年雇用。高齢化・後継者不足による民宿廃業。
ユニバーサルデザインの取り組み。
3)脅威;スキーリゾート競合。過剰な観光開発による自然環境への負荷増。景観や自然環境が損なわれる。オーバーツーリズムによるリフト待ちやゲレンデ混雑、飲食場所の不足、物価高騰などによる満足度低下。第2のニセコ化。
4)機会;海外資本の高級宿泊施設建設。高規格道路「松糸道」整備。
5)他;神城断層地震・災害からの復活歴史、砂防施設見学、氷河見学、山城跡・史跡、塩の道石仏群。森林・林業体験、森林セラピー、農作業体験、収穫祭・秋祭り体験、山菜採り、撮影ツアーなどいろいろコンテンツがある。
■山間部などで目視による積雪状況の確認が課題となるなか、県はAIによる画像解析で積雪を遠隔で確認する「自動観測システム」のPoC(実証実験)を行っています。
除雪などの参考にするため、県内66ヶ所に積雪計を設置、このうち44ヶ所は県の委託を受けた観測者が目視で積雪の深さを確認。ただ、山間部では雪をかきわけて近づく必要があるなど確認に時間がかかり、観測者の負担も大きい。
12/18;県はコニカミノルタと協力し、遠隔で積雪の深さを確認する自動観測システム(積雪モニタリングソリューション)の実証実験を行い、カメラで積雪計の画像をAI解析し、積雪の深さを表示する。状況把握はライブ映像、
温度センサー、レーザー式積雪深計による計測結果も収集。システムは上田菅平と白馬北城の2ヶ所に設置、県は2024.12/18-2025.3/31まで行い、白馬は積雪150cm以上、菅平は-20℃以下の過酷な環境下で、観測精度や、大雪でも
安定稼働するか機器の耐候性を確認する。県は「観測者の負担があるため、いずれは無人で計測できるものに切り替えていかなければならないかと考える。今回の検証でこのシステムが実際に使えるか確認したい」。
■2024年10月、観光庁は国際競争力の高い観光地づくりに取り組む団体を「先駆的DMO」として、2024年度は「白馬村観光局」が唯一選定された。
「先駆的DMO」はこれまでに京都市観光協会、和歌山・田辺市熊野ツーリズムビューロー、下呂温泉観光協会が選定され、白馬村観光局は4例目。国に戦略的な支援を受けながら国際的な観光地づくりに取り組んでいく。観光中心の地域づくりを
担うDMOのうち、国際競争力の高い持続可能な活動を目指す団体を戦略的に支援するもの。白馬村観光局によれば、白馬村役場や観光団体、商工会、金融業などの事業者と連携し、魅力的な観光地づくりに取り組んでいることが高く評価されたという。
今後は観光庁の支援を受けながら観光地経営アクションプランを策定、年間を通してにぎわう国内初のマウンテンリゾートを目指す。白馬村観光局は「自然環境や村民の生活を大切にしつつ、最高のサービスを提供してお客様に継続的に
訪れてもらえる観光地づくりに取り組んでいきたい」と。
■2024年6月、一般社団法人「HAKUBAVALLEY TOURISM」が大町市・白馬村・小谷村での「国際競争力の高いスノーリゾート形成計画」(観光庁)に選定。他には野沢温泉、志賀高原、白樺高原、越後湯沢、妙高など17ヶ所が選定。 スノーリゾートへのインバウンド需要の取り込み、スキー場インフラの整備、受入環境整備(多言語対応等)、情報発信、地方への誘客促進など。(上限3億円/1事業)
■白馬駅の前無電柱化工事はほぼ完了。
冬の観光シーズンまでに工事完了予定で、白馬駅前から八方口も電柱がなくなりすっきりした感じ。まだ道路は一部工事中。
■路線・高速バス、スキー場間シャトルバスの拠点である白馬村「八方BT」
冬季は訪日外国人客らがバスを利用、宿泊施設の送迎車両やタクシーなども往来し、ピーク時は混雑していた。混雑解消に向けて、今季は土地所有者や運営者でつくる会議体が一方通行規制の一部変更や導線の確保など対策を実施し、
スムーズな運行を図っている。
■白馬村北城蕨平区の「白馬ハイランドH」は、宿泊施設や地域が連携して災害に備えようと、防災減災の事前対策に関する「連携事業継続力強化計画」を策定、中小企業庁から認可を受けた。
ホテルを幹事社に近くにある白馬フィールドスポーツジム、蕨平区で連携、有事の際には各施設の事業を継続できるようにするとともに、利用者や地域住民の安全確保を目的としている。同ホテルでは2023年12月に村内で発生した
黒豆沢土砂災害(みそら野9の被災者を一時的に受け入れた。「この経験を通じて災害が発生した際にいかに事業を継続していくのかが今まで以上に重要であると強く感じた」と。2014年の神城断層地震から2024年で10年目を迎え、
「災害への備えを見直し、充実した事業継続計画の策定が急務」と策定した。
■白馬村観光局の「HAKUBA ORIGINAL」の商品が100種類を超えた。
2020年に第1号のTシャツを販売、売上げは年々増加。観光局が独自ブランドの立上げを決めたのは2017年。白馬村観光局への補助金が減る中、自主財源を確保しつつ、白馬村の魅力を広く発信することを目指して商品開発の態勢づくりを進めている。
「白馬らしいライフスタイルの提供」をコンセプトに掲げ、日常生活に取り入れてもらえるよう、使い勝手やデザインを意識して商品を生み出してきた。商品は道の駅やスキー場、観光施設などでも販売。特に白馬Tシャツは外国人客に人気で、
2023年度は約3500枚発売(2022年の倍増)。人気のステッカーは2023年度約2万枚発売(2022年の2倍)、観光局は自主財源として登山やトレッキングツアーも行っているが「物販が一番の収益の柱」という。人気ブランドのアパレルメーカや
アウトドアブランドと手を組むことで白馬の知名度を高める狙いがあり、「今後も白馬をPRしていきたい」とする。
※HAKUBA ORIGINALブランド商品
■小谷村と信大、JAF長野支部は産学官連携企画で、小谷の魅力や観光プランを紹介する動画を公開。
塩の道、陶芸、ピザ焼、温泉・足湯、カヌー体験、ぼろおり体験、白馬つがいけWOW!アクティビティ体験、オタリアンジェラート、名産館熊肉カレーなどなど。
学生がテーマをもとに小谷村内で撮影、動画を制作。〜10/3;行ってみたいと感じる動画への投票募り、結果により2025年以降に小谷村観光連盟がツアー化する予定。
※小谷村観光日記
■信大の学生が小谷村で、小谷の魅力を発信する動画や観光プランを作成。
産学官連携企画「信州のいいとこ、見つけました」は2016年から信大人文学部佐藤ゼミとJAF長野支部が共同研究し、学生の目線で県内各地の魅力をPRする動画や観光プランなどを制作。
2024.8/2;松本「信大松本キャンパス」で小谷村をPRする動画の上映会を開いた。
学生が各班に分かれ、コンセプトに沿って小谷村内で撮影、編集した観光案内の動画を村関係者(小谷村,小谷村観光連盟,小谷村CATVなど)に発表。観光プランやドライブコースも作成。
これまでには乗鞍観光や松本市内観光、諏訪湖PR動画も制作。
■小谷村観光連盟は2024年度、グリーンシーズンにおけるインバウンド誘客の促進として、「塩の道」を昔の旅姿で歩ける衣装のレンタルを計画。
「塩の道を旅姿で歩く」という付加価値で歩くだけではなく着ても楽しめる観光につなげる狙い。史跡などを多言語で音声案内できる仕組みも構築する。衣装貸出し・管理は協力店を募る予定。音声解説は「千国越えコース」で実施、
各所に貼付したQRコードを読み取ることで案内が聞ける。
■JAF長野支部と信大人文学部の佐藤広英准教授のゼミが連携して、「小谷村観光プラン」を考案した。
松本の信大キャンパスで、ゼミは村の観光関係者を前に、日本海と松本平を結ぶ「塩の道」や村内産食材を使うジェラート店などを車で巡るプランを提案した。同支部とゼミは2016年から連携して県内市町村のPR動画を制作る。
学生の目線で今後は小谷村の魅力を紹介する動画や観光プランを作り、公開予定。学生は「観光パンフに載らない日本の原風景を伝えたい」と。
■白馬村に残る山城を活用し子どもたちに地元への愛着を育んでもらうとともに里山観光の誘客につなげようと、「白馬お宿倶楽部」がマップを作成した。
神城区の6つの山城について場所や説明書きを記載。マップを活用し、小中学校での歴史授業やツアーの開催、白馬高との連携なども視野に入れる。
■白馬村八方尾根開発は日帰り温泉「八方の湯」の屋根に太陽光パネルを設置した。
再生エネルギー100%の山岳リゾート実現に向け、太陽光パネルによる発電を開始。年間約2万kWhの発電量を見込み、温泉施設の昼間の電力をほぼ賄なう。6/20;地域住民に向けたお披露目会があった。
■白馬村で、ゼロカーボンに向けた具体的な行動や道筋を描くロードマップが完成。
2030年のCO2排出量を2016年比で60%削減すると明記し、50年を目標年としたゼロカーボンビジョンから踏み込んだ内容。ビジョンで掲げた再生エネルギー推進に加え、排出量を抑えた交通手段の確保や、自然生態系・生物多様性の回復などを重点に置く。
■白馬村は2024年度、名古屋大と連携協定を結び、ゼロカーボン実現に向けて独自の脱炭素実証事業に取り組む。
簡易的なプラント設備を設け、装置を使って回収したCO2からメタンガスを生成、エネルギーとして村内で使用する。CO2の燃料化を村内で完結させ、先進的な取り組みとして進める。2022年名大のベンチャー「シンクモフ」から大気中の
CO2を吸着・回収する素材「MOF」(モフ)を、2023年にはMOFを活用した二酸化炭素回収装置の寄贈を受け、連携協定はそこから発展。締結は4/上。
※MOF(Metal Organic Frameworks)は金属有機構造体で、気体や水分を貯蔵・分離できる。構成する金属イオンと有機分子の組合せを変えれば、特定した物質の吸着が可能で、大気中からCO2など特定のガスを採取できる。
※SyncMOF(名古屋)は、MOFを自在に合成する脱炭素の技術開発に取り組んでおり、モフを活用したCO2の回収装置などを製造・販売、業界トップクラスの技術力を誇る。
■白馬村産の酒米「山恵錦」で醸す八方オリジナルの日本酒「白馬八方黒菱」の新酒販売。
日本酒を絞った後に残る「おり」が混じる「おりがらみ」の無濾ろ過生原酒。北城八方区の「THE HAPPO」では外国人をメインとした試飲会があり、訪れた人が出来立ての日本酒を味わった。
■水田でソバなどを栽培する農業者に対し国が交付する「水田活用の直接支払交付金」の対象要件が一昨年から厳格化され、継続が困難になるとして生産者が危機感を募らせている。
5年間に一度も水を張っていない水田が交付対象外となり、小谷村ソバ生産組合は、中村義明村長に村独自の支援策を求める要望書を提出。持続的な振興と推進を訴えた。
■白馬村「白馬ジャンプ競技場」近くの「白馬ノルウェービレッジ」の指定管理者は「白馬村観光局」に決まった。
期間は2024.4月から3年間。現在は「しくみ」(白馬村)から交代する。公募では3者が応募。指定管理者としての適性や管理運営計画の適確性、地域課題の解決など審査項目があり、村観光局は最高点で候補者に選定された。
■東京ヘリポート-白馬エリア間を結ぶチャーター便を運行。
ヘリによる遊覧、乗客輸送(ヘリタクシー)を手がける「スペースアビエーション」は、移動時間の短縮や空からの眺望などを打ち出し、スキー場へ向かう高所得層や訪日客らの需要を見込む。5-6人乗りの機体を使用し、約1時間で都内と
白馬スキー場を結ぶ。
東京ヘリポート-白馬;79.8万円(定員;5人,所要;1h15m)、153.2万円(定員;6人,所要;1h)
同社は2019年5月設立、機体46機(ヘリ43機,航空機3機)所有。沖縄ヘリ観光、ナイト遊覧、初日の出遊覧、山小屋への物資輸送などを手掛ける。
(問)Space Aviation TEL 0120-510-613
■「栂池高原スキー場」(つがいけマウンテンリゾート)に「つがいけ横丁」
栂池高原のゴンドラ山麓駅周辺に「つがいけ横丁」4店舗。足湯などの他、飲食店。「ビレッジつがいけ」内の「LOCARY」(カフェ・フルーツサンドウィッチ等)、「TSUGA BASE」(ハンバーガー・カレー・ドリンク)、
「TEPPAN」(和牛霜降りステーキ・和牛丼・牛タン・海鮮焼きなど)、「鷲屋」(ジャークチキンサンド・唐揚げ等)、「焼き鳥つがのとり」(白馬豚串など)
(問)つがいけ横丁
(問)つがいけマウンテンリゾート TEL 0261-83-2255
■小谷村「R148雨中・月岡バイパス」工事で、迂回路を巡り安全性を懸念する声が寄せられている。
迂回路はR148県姫川砂防事務所近くから姫川沿いを通り、南小谷駅近くでR148に合流する。迂回路に接続する箇所が急カーブで、通行しにくいという声や、路面凍結によるスリップ事故を危惧する声が寄せられ、県大町建設事務所が道幅を
広げるなど対策に乗り出している。工事はJR南小谷駅周辺で、新しい橋と接続するバイパスをつくる道路改良工事などが11月から行われている。道幅が狭いことから大型車がセンターラインをはみ出したり、一般車両も急ブレーキを踏むなど
通行に影響が出ている。同事務所は道路拡張やカーブを緩やかに修正するとしている。
■小谷村は観光促進のため、今冬から「デジタルサイネージ」を設置した。
小谷村内8ヶ所、スキー場や日帰り入浴施設などで、HAKUBA VALLEYの紹介など観光情報を表示、Instagramとの連動も。グリーンシーズンを含め通年設置。
栂池高原スキー場(チケット売場,雪の広場,栂池パーク,レストラン・エデン),白馬乗鞍温泉スキー場(白馬アルプスH),白馬コルチナスキー場(Hグリーンプラザ白馬),ローソン小谷店,道の駅おたり。
■文化財建造物の修理に用いる資材を供給する文化庁「ふるさと文化財の森」に小谷村「雨中ショクの茅かや場」が設定された。
管理する雨中林野組合は小谷村役場で中村義明村長に報告。茅場の維持や今後の活用などについて懇談。10月には小谷村で「第14回全国草原サミット・シンポジウム」があり、茅場で見学会も開く。
■小谷村中土土谷地区の住民が写真集「上手村の想い出」を作成した。
地域の絆や家族の笑顔、集落の歴史を収めた写真をいつまでも残していこうと、各家庭に残る写真を収集、5年かけて編集、一冊の本にまとめた。2024年3月に完成し地域の集まりでお披露目。懐かしい写真の数々に住民は目を細め、
思い出話に花を咲かせていた。上手村地区は小谷村の東山「立山」の中腹にある集落で土谷川と中谷川との間で、山の緩斜面が地すべり地で昔から災害があった。
■有識者グループ「人口戦略会議」は20-30代の若い女性が半減する「消滅可能性自治体」が2020年までの30年間で半数以下になる自治体が、全国で744、長野で26市町村。
有識者でつくる人口戦略会議が全国自治体の「持続可能性」について分析。長野県内では、26市町村が「消滅可能性自治体」、10年前の分析よりも8自治体減った。新たに「消滅可能性」の自治体は5町村、対象外となったのは13町村。
26自治体のうち阿南、平谷、大桑、高山、小川の5町村が新たに「消滅可能性」に。小川村は「空き家バンクに問合せがあり、空き家を改修して開業する子育て世代もいる。消滅というほどの実感はない」と。10年前と比較し、県内では
白馬、小布施、野沢温泉、下諏訪、南牧、南相木、北相木、飯島、根羽、豊丘、大鹿、麻績、朝日の13町村が「消滅可能性」から脱却した。
「若年女性人口」の減少率は王滝村78%、筑北村69%、飯山市61.5%、大町市59.9%、小谷村56.3%など。
小谷村は2014年に行われた「若年女性人口」では減少率が県内最高の77.9%だった。今回は減少率56.3%と前回よりも21.6P改善した。
小谷村中村義明村長は「重く受け止めなければならないが、村民は元気に生活しており、悲観すべきことではない」。減少率の改善について「10年前は非常に悪かったため、危機感を持って対策に取り組んできた。子育て支援策や除雪対策
などにも力を入れ、日本一住みやすい村と発信したことが要因」と分析。今後の取り組みとして「子育て環境がよりよくなるよう、生活の課題を一つ一つ解決して子育て世代の移住者を増やしていきたい」と。
「消滅可能性自治体」;
大町市、小谷村、生坂村、筑北村、小川村、坂城町、飯山市、山ノ内町、木島平村、高山村、信濃町、飯綱町、栄村、小海町、佐久穂町、立科町、長和町、阿南町、阿智村、平谷村、天龍村、上松町、南木曽町、王滝村、大桑村、木曽町。
長野県阿部守一知事は「少子化対策は国全体で、政府が人口自然減をどう抑制するかしっかり取り組むべき」と。
■能登半島地震の被災地に対し、大北のスキー場から支援が広がっている。
白馬47と白馬五竜スキー場は、地震により営業ができなくなった石r川県内のスキー場のシーズン券所持者を無料で受け入れる。大北10スキー場の運営会社でつくるHAKUBA VALLEY索道事業者プロモーションボード(HVPB)は義援金の募金箱を10スキー場に設置した。
■白馬山麓スキー場の斜面では、国の特別天然記念物に指定されているニホンカモシカが雪上や林の中で良く現れます。
カモシカはウシ科の動物で標高800m-2000mの森林や岩場に生息、針葉樹のモミやツガの実を食べ、スギやヒノキの葉も食べます。以前、穂高・一ノ沢林道の入口付近の穂高山麓(穂高牧)で1頭のカモシカに出会ったことがあります。
体長は1m、体高は70cmくらい。色は灰色。真近(3ー4m先)にいたカモシカはこちらをじっと見つめていたが、おとなしい性格で逃げずに暫く警戒していたが、7-8分経つと林の中に消えていった。近寄ると突然動き出すことがあるので
静かに見守るのが良さそう。
※2024-2025 FIS WC NORDIC SKI Jumping & NORDIC Combined
※2023-2024 FIS WC NORDIC SKI Jumping & NORDIC Combined
※2022-2023 W-CUP・WSC NORDIC SKI Jumping & NORDIC Combined
■2025.4/1-2026.3/31;JR大糸線の活性化を図ろうと、糸魚川駅-白馬駅を結ぶ「臨時バス」の運行が2025年度開始された。
JR大糸線糸魚川駅と白馬駅をつなぐ臨時バスは、沿線の自治体とJR西日本などで構成する「活性化協議会」が企画。バスによって沿線のスキー場や観光地などとのアクセスを向上させ、関西や北陸からも誘客を図って大糸線の利用を
促進しようとの狙いから2024年度に続いての運行。糸魚川から白馬間で列車を利用する場合は、南小谷駅で乗り換える必要があるが、臨時バスは一部を除き、観光地、各駅を経由して直通します。
停車BT;糸魚川駅・平岩駅・道の駅おたり(北小谷)・サンテインおたり(中土)・南小谷駅・白馬乗鞍BT・栂池高原BT・白馬岩岳BT・白馬八方BT・白馬駅。通過;千国駅・白馬大池駅・信濃森上駅。
2025年度の臨時バスは週末、連休、GW、夏休みを中心に1日6本(片道3本)運行。糸魚川-白馬間で所要約1.6H、糸魚川-南小谷間で所要約1H。白馬-南小谷間で所要約0.6H。運賃はJRと同じ、JRきっぷで乗車可。
1便;白馬8:10発-南小谷8:48-糸魚川9:47着、3便;白馬13:40発-南小谷14:18-糸魚川15:17着、5便;白馬16:40発-南小谷17:18-糸魚川18:17着
2便;糸魚川11:55発-南小谷12:53-白馬13:30着、4便;糸魚川14:10発-南小谷15:08-白馬15:45着、6便;糸魚川16:00発-南小谷16:58-白馬17:35着
(問)白馬交通 TEL 0261-75-7898
(問)糸魚川バス TEL 025-552-0180
■4/24-11/16;白馬村「白馬岩岳マウンテンリゾート」はグリーンシーズンの営業開始。
新しいゴンドラが稼働してから初めて迎えるシーズン。ゴンドラ7分で岩岳山頂(標高1289m)へ。初日から天候に恵まれ国内外の観光客が大勢来場した。青空に映える北アの絶景を楽しんでいた。新ゴンドラは10人乗り、全方位360度の眺望。
岩岳では冬よりグリーンシーズンの集客が多くなっており、混雑時の輸送力不足が課題だった。新ゴンドラでは輸送力が向上、運営会社は「グリーンシーズン初運行。景色を楽しみながら快適に乗ってもらいたい。新緑や残雪の北アを
楽しんでもらえれば」と。(\2900/大人,\1600/子供,\800/ペット;ゴンドラ往復,5線サウス含む)
8:30-16:50;ゴンドラ「ノア」(山麓-山頂)運行、9:00-16:30;5線サウス(山頂-白馬ヒトトキノモリ)運行
ヤッホー!スウィング、スカイトランポリン、ドッグラン、バギークルーズ、白馬ジャイアントスウィングは営業中。
マウンテンカート、岩岳MTB Park、乗馬、ねずこの森は残雪で営業見合わせ。雪解け次第開始。
THE CITY BAKERY、CHAVATY HAKUBA、DELI、Skyark Deck Cafe、Soup Stock Tokyoなど営業中。
(問)岩岳リゾート TEL 0261-72-2474(8:00-17:00)
■6/7-11/3;小谷村「栂池自然園」開園
6/7;11:00;栂池自然園ビジターセンタ前で「栂池自然園開園祭」
6/21-6/29;みずばしょうウィーク
(入園料;\320/一般,\260/子供)、(栂池ロープウェイ+入園料;\4000/大人,\2200/子供
■白馬のグリーンシーズン2025
(1)白馬五竜;5/7-6/20;グリーンシーズン準備でClosed。
グリーンシーズン営業は、6/21-10/19。白馬五竜高山植物園;6/7-6/8,6/14-6/15;早期開園、通常開園;6/21-6/30,7/1-7/31,9/1-10/19
(6/9/10月;往復;\2600/大人,\2080/中高生,\1300/小人),(片道;\1800/大人,\1530/中高生,\900/小人)
(7/1-8/31;往復;\3000/大人,\2600/中高生,\1500/小人)(7/1-8/31;片道;\1800/大人,\1530/中高生,\900/小人)
(問)白馬五竜(エスカルプラザ) TEL 0261-75-2101
(2)八方尾根;5/7-5/29;グリーンシーズン準備でClosed。
グリーンシーズン営業は、5/30-6/1,6/7-11/3。
八方アルペンライン(ゴンドラ+アルペンC+グラードC)、7/1-10/19;黒菱ライン(黒菱第3P+グラートC)
7/1;黒菱林道開通予定、黒菱P利用可。
尾根道・八方池はまだ雪の中。
八方池散策(往復;\3400/大人,\2200/小児),(片道;\2000/大人,\1200/小児)
黒菱ライン;八方池散策(往復;\2300/大人,\1400/小児),(片道;\1250/大人,\750/小児)
(問)八方インフォメーションセンタ TEL 0261-72-3066(8:00-17:00)
(問)白馬観光開発(アルペンライン) TEL 0261-72-3280(8:00-17:00)
(問)八方尾根開発(黒菱ライン) TEL 0261-85-2870(8:00-17:00)
(3)白馬岩岳;営業中
グリーンシーズン営業は、4/24-11/16。ゴンドラノア(4/24-11/16)+5線サウス(4/24-11/9)運行。
ヤッホー!スウィング、ジャイアントスウィング、バギー、マウンテンカート、乗馬、岩岳MTB Park、ねずこの森、トランポリン・ドッグランなど。
THE CITY BAKERY、CHAVATY HAKUBA、DELI、DELI STAND、Skyark Deck Cafe、Soup Stock Tokyoなど。
(入場料;\2900/大人,\1600/小児,\800/1ペット)
(問)岩岳リゾート TEL 0261-72-2474(8:00-17:00)
(問)白馬村観光局インフォメーション(白馬全般) TEL 0261-85-4210(9:00-17:00)
(4)栂池高原;5/7-6/6;グリーンシーズン準備でClosed。
グリーンシーズン営業は、6/7-11/3;栂池ゴンドラ・栂池ロープウェイ運行。6/7-11/3;栂池自然園開園(10/27-10/31;休園)
栂池自然園は現在、一面の銀世界。水芭蕉は雪の下。(栂池自然園入園料;\320/大人,\260/小児)
栂池自然園散策(往復+自然園入園;\4000/大人,\2200/小児),(片道;\2100/大人,\1150/小児)
(問)栂池ゴンドラリフト TEL 050-1809-2606
(5)白馬コルチナ;〜11/2;ホテル営業中(営業日要確認)
グリーンシーズン営業は、5/24-10/13。
7/19-8/31;コルチナ・アドベンチャー(\3500/大人,\3500/小学生)
7/12ー14,7/18-8/31,9/6-7,9/13-15,9/20-21,9/27-28,10/4-5,10/11-13;キャンプ(ACサイト利用料;\6,000〜,施設利用料;\1000/大人・中学生以上,\500/小学生)
5/24-10/5;イングリッシュガーデン(\500/大人,子供)
(問)Hグリーンプラザ白馬 TEL 0570-097-489(10:00-18:00)
※2025 HAKUBA VALLEY Ski-area snow depth No.23を参照。
■スキーシーズンが終われば、山岳トレッキング。高山植物や山岳風景を楽しむ。
1)[Trekking]「小谷温泉」・「雨飾高原」→「鎌池」
[Mt. Climbing]湯峠→「大渚山」、雨飾キャンプ場→荒菅沢→「雨飾山」
※南小谷駅-小谷温泉-雨飾高原;(村営バス運行;\850)、小谷温泉-雨飾荘まで通行可。鎌池/湯峠/雨飾キャンプ場は積雪で車通行不可。
2)[Trekking]「白馬乗鞍」→(白馬アルプス第11P)→山頂まで。
[Mt. Climbing](〜天狗原;未整備)
※白馬駅-八方BT-新田-白馬岩岳ー落倉-栂池→白馬乗鞍;バス運行(4/1-11/30;\660)
3)[Trekking]栂池高原→(ゴンドラ・ロープウェイ)→「栂池自然園」
[Mt. Climbing]栂池自然園→白馬大池→小蓮華山→「白馬岳」
※白馬駅-八方BT-新田-白馬岩岳ー落倉-栂池;バス運行(4/1-11/30;\570)
※南小谷駅-白馬大池駅-栂池;(村営バス運行;\530)
4)[Trekking]八方尾根→(ゴンドラ・リフト)→八方池山荘→「八方池」
[Mt. Climbing]八方池→下ノ樺→上ノ樺→扇雪渓→丸山→「唐松岳」
※白馬駅-八方BTバス運行(4/1-11/30;\180)
5)[Trekking]白馬岩岳→(ゴンドラ/リフト)→山頂→「ねずこの森」。ペット連れOK。
※白馬駅-八方BT-新田-白馬岩岳;バス運行(4/1-11/30;\210)
6)[Trekking]猿倉→「白馬大雪渓」
[Mt. Climbing]白馬大雪渓→葱平→小雪渓→お花畑→「白馬岳」
※猿倉登山口Pは亀裂で閉鎖中。4/24;県道白馬岳線(二股〜猿倉間5.6km)の冬期通行解除は雪崩による落石の可能性があり延期。解除時期未定。
※白馬駅-八方-猿倉;バス運行未定(\1000)、マイカー不可。
7)[Trekking]白馬五竜→(ゴンドラ・リフト)→アルプス平「白馬五竜高山植物園」→地蔵ノ頭(自然遊歩道)→見返り坂→「小遠見山」
[Mt. Climbing]「遠見尾根」小遠見山-中遠見山-大遠見山-西遠見山→白岳→「五龍岳」
※白馬五竜;JR大糸線神城駅ーエスカルプラザ;ゴンドラ運行日に毎日シャトルバス運行。
■6/15;「栂池高原」で「第36回信州つがいけ高原ヒルクライム2025」開催
年齢別ロードバイク、MTB、E-BIKE。コース;白馬大池駅上の川内神社下-栂池高原-栂池自然園駅(17.1km,標高差1200m)(定員;800名,\5000/中学〜22歳,\8000/一般)
6/14;13:00-前日受付(栂池体育館),13:30-16:30;コース試走
6/15;7:00-;当日受付(栂池体育館),9:00;レーススタート,11:00;下山,13:00;表彰式・完走証
※つがいけ高原ヒルクライム(つがいけサイクル実行委員会)
■5/31;「第59回貞逸祭・白馬連峰開山祭記念登山・トレッキング」(中止)
県道白馬岳線(二股〜猿倉)に伴い、猿倉荘まで通行不可のため、開催中止。
県道白馬岳線(二股〜猿倉)に伴い、猿倉荘まで通行不可のため、開催中止。
※4/24;県道白馬岳線(二股〜猿倉間5.6km)の冬期通行解除は雪崩による落石の可能性があり開通延期。解除時期未定。猿倉登山口Pは亀裂で閉鎖中。
5/31;白馬山案内人と行く大雪渓トレッキングツアー(猿倉-御殿場-大雪渓)は中止。
5/31-6/1;貞逸祭記念白馬三山縦走登山ツアー(猿倉-大雪渓-葱平-白馬岳/白馬山荘泊ー杓子岳-白馬鑓ヶ岳-白馬鑓温泉-猿倉)は中止。
(問)大町建設事務所維持管理課維持係 TEL 0261-23-6533
(問)白馬村観光局インフォメーション TEL 0261-85-4210
■5/24;9:00-13:00;白馬村野平地区で日本酒造りプロジェクト「酒米田植え体験ツアー」開催
「白馬八方黒菱」は、八方尾根観光協会が地元の農家と北アルプスを代表する白馬錦酒造と協力して、2017年からはじまった酒造りプロジェクト。酒米は山恵錦を使用。2025年で9年目。
※当日の天候などで変更の場合あり。(定員;50名,事前予約)
(問)八方尾根観光協会 TEL 0261-85-2870(8:00-17:00)
■5/21;白馬村の中高一貫校「白馬インターナショナルスクール」の生徒が手作業で田植えを体験した。
生徒たちは泥に足をとられながらも、苗を一株ずつ丁寧に植え、昔ながらの農作業にふれる貴重な時間を過ごした。
■5/18;白馬村で名所や絶景ポイントなどを巡る「第10回白馬サイクルフェスタ」が開かれた。
約160人がエントリー、五竜エスカルプラザを発着点に村内各地を自転車で走行。北アの景色や、エイドステーションでのもてなしを満喫した。
■5/16;16:00;水芭蕉が見頃を迎えた長野鬼無里「奥裾花自然園」に通じる林道大川線で土砂崩れがあり、通行止め。
「奥裾花自然園」では雪解けが進み、水芭蕉が見頃でぶなの芽吹きも始まった。5/16;林道は土砂崩れにより道路が幅約30m塞がれた。場所は奥裾花ダム手前300m。ケガ人や孤立している人はいないという。復旧のめどは立っていない。
この影響で、奥裾花自然園は当面「休園」する。林道では2014年,2016年にも雪解けの時期に土砂崩落や落石で通行止めになっていた。地元の鬼無里観光振興会は、安全が担保でき、早い復旧を望むとし、秋の紅葉シーズンに期待。
■2/12〜5/13;白馬村の自然環境を未来に残し続けていくための生物多様性回復プロジェクト「はくばいきものラボ」GCF
「はくばいきものラボ」は「姫川源流」と「親海湿原」など白馬村内の自然環境は気候変動などの影響で植生が変化、湿地が陸地化、豊かな生態系の存続が脅かされています。これを受けて、住民や専門家、民間・行政が協業する
生物多様性回復のプロジェクトをスタート。環境改善WS開催、生物多様性の調査、特設サイト制作費などに利用。姫川源流ではバイカモが減少、親海湿原は陸地化している。返礼品は白馬産米、姫川源流ネイチャーツアー、
白馬村宿泊・食事・レジャー利用ポイント、宿泊補助券など。
目標金額;\200万円,寄付金額;\35000円,支援人数;2人(2/16)
※いきものの集まる源流域を守りたい!地域住民参加型の生物多様性回復プロジェクト(白馬村)
■5/上〜5/中、北アに雪形が現れます。
「白馬岳」の「三国境」下には有名な「代掻き馬」。「小蓮華山」には「種まき爺さん」と「婆さん」。「小蓮華山」の「船越ノ頭」〜「白馬乗鞍岳」の鞍部には「仔馬」。
仔馬の下には「嫁岩」の白扇を持つ連れ女、マントの仲人、島田頭の花嫁の3人。「白馬乗鞍岳」の斜面には「鶏」と「種まき爺さん」。白馬岳直下の「雄馬」は姿が崩れていた。
■5/10-5/11;白馬村「スノーピークグランドステーション白馬」で「HAKUBAワインマルシェ」が開かれた。
残雪の白馬三山を背景に新緑がまぶしい5月、野外テントで北ア山麓のワインと料理、音楽などを楽しんだ。中信のワイナリー、サイダリー、インポーターの8社が出店。開催は4回目。飲食の出店、ジャズバンドの演奏やダンスの
ステージなどが行われた。白馬村観光局は「リピーターの参加者が増え、ワインの生産者、村民の皆さんとの交流の機会にもなってきた。北ア山麓のワインの魅力を多くの人に伝え、白馬を訪れる観光客にも紹介していきたい」。
■5/10;白馬村の「木流川」で「春の散策会」が開かれた。
木流川と親しむ会が主催。新緑が芽吹き始めた自然の中で、家族連れなど約50人が参加。身近な自然環境への関心を高める機会となった。参加者たちはガイドの案内で、自生する植物や春の野草を観察した。
ヨモギやヒメジオン、ノカンゾウ、イタドリなど食用できる草花の若芽を摘んで匂いをかいだり、少しかじって味を確かめた。散策後は親水広場で天ぷらの試食会、野草茶が振る舞われた。
■5/8;白馬村神城沢度の<「貞麟寺」で「さくらかふぇ」を開催した。
村内のお年寄りら約100人が参加。花を残しながらも葉桜に移りゆく境内で歌や楽器の演奏、昔話の朗読などを楽しんだ。
■4/26-5/6;白馬村「大出公園」の桜も見頃を迎え、混雑が予想されます。
4/26-5/6;渋滞緩和のために駐車場と通行経路の制限あり。公園近くの第1P,第2Pは一般車駐車禁止。大出交差点から臨時P(P50),第3P(P17)に駐車。
※大出公園誘導案内図(白馬村)
■5/6;HAKUBA VALLEY 4スキー場(白馬五竜、白馬47、八方尾根、栂池高原スキー場)が営業終了。
■3/6-5/6;「栂池高原スキー場」〜「栂池自然園」(標高1800m)で「栂池ロープウェイ」早春運行
白馬乗鞍岳でのBCスキー、栂池自然園でのスノーシュー散策など。登山届提出必須。
ロープウェイ運行日;3/6-3/31;8:30-15:00;毎日運行、4/4-4/27;8:30-15:30;金/土/日のみ運行、4/28-5/6;8:30-15:30;毎日運行
(往復;\1390/大人,\700/小児、片道;\760/大人,\380/小児)
(問)栂池ゴンドラリフト TEL 050-1809-2606
■4/27-4/29,5/3-5/6;「春山登山相談所」開設
春山シーズンに向けて春山遭難防止対策として北アの登山口7ヶ所に「春山登山相談所」を開設する。
開設場所;七倉、 針ノ木、 柏原新道、五竜、八方尾根、猿倉、栂池登山口。登山計画書は必ず提出。
(問)北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会 TEL 0261-22-0110
■GW期間中(4/26-5/6);八方尾根、白馬岩岳、栂池高原を結ぶ無料シャトルバス運行。
■春の「五龍岳」・「白馬三山」。白馬山麓の春は、田植え前に水が張られた田んぼに白馬三山が映し出されます。
■5/3-5/5;信州と越後を結び、ボッカや牛が塩を運んだ「千国街道」を歩く「第46回塩の道祭り」が開かれる。
5/3;小谷村では千国越えコース(約9km)の道のりで、道中ではボッカ行列や郷土芸能、地元住民の振る舞いなど温かなもてなしがある。8:00-9:30;「下里瀬基幹センタ」で受付、8:30/9:05;出発式を行う。(参加無料,参加賞;塩の道手ぬぐい)
小谷村観光連盟は2025年から「塩の道祭り専用」サイトを開設し情報発信。サイトでは祭りの楽しみ方やマップ、各催し内容などを掲載。
※第46回塩の道祭り(小谷村観光連盟)
■5/3;小谷塩の道祭り、5/4;白馬塩の道祭り、5/5;大町塩の道湖畔ウォーク開催
■5/4;白馬村で「第46回塩の道祭り」開催
残雪の山と春の花が美しい小谷・白馬・大町の塩の道を歩く。
5/3;小谷村で「第46回塩の道祭り」(千国越え;下里瀬〜栂池高原)(参加無料,当日受付)
5/4;白馬村で「第46回塩の道祭り」(南コース;白馬スノーハープ〜白馬グリーンスポーツの森)(参加無料,当日受付)
5/5;大町市で「塩の道湖畔ウォークとフォトコンテスト」(中綱湖〜青木湖)(参加費;\1000/中学生以上,\500/小学生,定員;200名)
白馬村では「白馬スノーハープ」(7:30-8:00;受付,参加記念品)を出発、「白馬グリーンスポーツの森」(12:30-14:00着)までの約10km。北アの雪形、五龍岳「武田菱」、白馬岳「代掻き馬」などを眺めながらニリンソウ・カタクリの咲く姫川源流(9:00)、
枝垂れ桜・桜の「貞麟寺」(10:00)、「飯田神明社」(11:15;振る舞い)、「飯森神社」(12:00;振る舞い)などを歩きます。(以下の写真は以前のもの)
駐車場は白馬グリーンスポーツの森P、白馬スノーハープまで無料シャトルバス運行(7:20-8:20)
(問)スノーピークランドステーション(白馬村観光局) TEL 0261-85-4210(9:00-17:00)
■5/4;白馬村で「第46回白馬塩の道祭り」が開催された。
2025年は「白馬クロスカントリー競技場」(スノーハープ)からスタート。白馬錦の樽酒鏡割り。白馬グリーンスポーツの森のゴールまで約10kmを歩いた。2025年は貞麟寺の枝垂れ桜・桜はすでに葉桜。飯森神社の桜も咲き終わり散り始め。
雨が上がり、晴れ間には北アが顔を出していた。春風の中、歴史の道を歩く塩の道祭りには約1100人が参加。地元村民の振る舞いを味わいながら古道歩きを満喫。旅姿の衣装を着て歩く仮装行列では、先頭を飾るお殿様役はノルディック複合選手で
冬季北京五輪団体銅メダリスト、村民栄誉賞受賞の渡部善斗さんが務めた。お姫様役は2024年に続き白馬村観光大使の女性が務めた。白馬村村長(殿様役ではなかった)、白馬村観光大使、ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世も登場した。
■5/3;小谷村で「第46回塩の道祭り」が開催された。
小谷村で旧千国街道を歩く「塩の道祭り」が開かれた。塩の道の千国越えコースで下里瀬基幹センタ〜栂池高原駐車場(約9km)を歩いた。青空のもと、新緑に染まる古道を約2600人が参加した。塩を運ぶ歩荷や旅芸人の瞽女に扮した村民らが
往時の面影を残す古道をたどった。下里瀬基幹センタでは小谷太鼓の演奏など。わらじの販売も。虫尾では笹だんご。まだ桜が咲いており、 雨飾山や火打山などの山には残雪が望めた。田んぼには「小谷塩の道」の文字も。例年通り、各所に
街道市が立ち、コゴミや小谷漬物など振る舞いがあった。殿様役の中村村長、青年団の飛脚、小谷村ゆるキャラ「たりたり」も登場。途中、「千国諏訪神社」の境内では街道市がたち、味噌汁の振る舞いの他、もち、茶の子、おにぎり、
ジェラート、クラフトビールなど色々販売された。千国の庄では甘酒の振る舞い。
■5/3;JR大糸線活性化に取り組む小谷村大糸線振興会議は、「塩の道祭り」でブースを出展。
大糸線応援隊の募集を実施。小谷村職員や白馬高の生徒がブースに立ち、祭りの参加者に向け協力を呼び掛けた。
■5/4;白馬村「第46回塩の道祭り」で、仮装行列の先頭を飾る「お殿様」役をふるさと納税の返礼品として出品。
例年は白馬村長が務めるが、行列に参加したい人の目玉にできないかと初の試み。寄付金額は30万円、4/15まで「ふるさとチョイス」で受付。仮装行列は昔の旅姿を着た地域住民らが練り歩く。
例年村長が殿様の衣装を着て先頭を飾ってきた。今回は納税者が殿様役となり、一部区間では馬に乗って行進する。第45回塩の道祭りは1200人が参加した。
白馬村役場集合7:00,着付7:00-7:30,仮装行列8:30-13:00,セレモニー;12:35-14:00,解散14:00頃
※第46回白馬塩の道祭りお殿様&乗馬体験・仮装行列体験(ふるさとチョイス)
■日本海から内陸へ塩や海産物を運ぶため、牛やボッカが行き交っていた千国街道「塩の道」。
歴史ある古道を多くの人が楽しめるようにと、小谷村観光連盟は多言語に対応した音声ガイドや詳細なルートマップを作成。スマホで利用でき、歩きながら確認できる。海外からも塩の道を歩く人が増えている中、
今後はグリーンシーズンに向け内容を充実させていく。
※塩の道千国越えコース(音声ガイド)(小谷村観光連盟)
※塩の道(地図)(小谷村観光連盟)
■3/15;ダイヤ改正で特急「あずさ」は南小谷駅から白馬駅止まりに。
5/10;新宿-JR大糸線・南小谷間に臨時列車「なごみ」が運行。ハイグレードなE655系電車「なごみ」で全席グリーン車仕様。往路は5/10;新宿11:08発、南小谷18:10着。復路は5/11;南小谷午後発、新宿20:50着。
ツアーは1泊2日で「安曇野わさび農場&サントリー天然水工場見学」(7.2万円/安曇野泊)、「白馬岩岳マウンテンリゾート」(7.5万円/白馬泊)、「黒部ダム・雪の大谷」(8.1万円/白馬泊)の3ツアー。添乗員同行、食事あり。
■HAKUBA VALLEY スキー場春スキー割引(2025)
1)(終了)「爺ガ岳スキー場」(3/1-3/16;1日券;土/日;\4000/大人,\2000/3才〜小中生,\3000/学生・シニア)(平日;\3000/大人,\1500/3才〜小中生,\2000/学生・シニア)
2)(終了)「鹿島槍スキー場ファミリーパーク」(未定;3/23まで営業予定)
3)(終了)「白馬さのさかスキー場」(未定,3/23まで営業予定)
4)「白馬五竜スキー場」(3/10-5/6;1日券;\7500/大人・シニア,\6500/中高生,\4000/小学生;白馬47共通)
5)「白馬47」(3/10-5/6;1日券;\7500/大人・シニア,\6500/中高生,\4000/小学生;白馬五竜共通)
6)「白馬八方尾根スキー場」(3/10-5/6;1日券;\5500/大人,\2500/小中高生,\4950/シニア)
7)(終了)「白馬岩岳マウンテンリゾート」(3/17-3/30;1日券;\5000/大人・シニア,\2500/小児)
8)「栂池高原スキー場」(3/17-5/6;1日券;\5500/大人,\4900/大人web,\3400/小学生,\3100/小学生web)
9)「白馬乗鞍温泉スキー場」(未定;4/6まで営業予定、3/下〜若栗Gのみ営業)
10)(終了)「白馬コルチナスキー場」(3/17-3/30;\4000/大人,\2500/小人)
■5/3;8:00-15:00;小谷村で「第46回塩の道祭り」開催
1980年第1回開催、1992年に参加者は2000人越え、1995年には4000人。第41回、42回はコロナ渦で中止、第43回から再開。2024年は2500人が参加。
塩の道千国越えコースを歩く。スタート;下里瀬〜ゴール栂池高原駐車場間(約9km)。小谷村下里瀬基幹センタ(受付;8:00-9:30)
車は栂池社会体育館P・H雪倉裏の臨時P・栂池中央P・栂池第2P。無料シャトルバス運行(栂池中央P-栂池第2P-南小谷駅-下里瀬)
コース途中の下里瀬・虫尾・雨中・大別当・千国・栂池高原では振る舞いあり。小谷太鼓・姫川太鼓、民謡・飛脚隊。
参加記念品は塩の道祭り手ぬぐい・祭りステッカー(5種)(参加無料,雨天決行)
※2024.5/4;白馬村では5年ぶりに「第45回塩の道祭り」が開催、落倉自然園-白馬グリーンスポーツの森(9km)を1200人が歩いた。
※2024.5/5;大町で「塩の道湖畔ウォーク」開催、中綱湖1周(3km)コースと中綱湖-青木湖一周(10km)コースで280人が歩いた。2025.5/5開催予定。
(問)小谷村観光連盟(小谷村役場内) TEL 0261-82-2233
■4/29;強風で白馬五竜、白馬47は約2hで終了、八方尾根、白馬岩岳、栂池高原スキー場のゴンドラ・リフトは終日運休。
■4/29;14:00;JR大糸線の飯森駅と白馬駅の間架線に飛来物が引っかかり、信濃大町ー白馬駅間で運転を見合わせた。
JR大糸線は撤去作業が終わり、16:00;運転を再開した。
■4/26;白馬村で「Clean Act.」開催
毎年雪解けとともに、白馬村内スキー場で一斉ゴミ拾い。ゲレンデをきれいに。参加者にはオリジナルTシャツプレゼント。(白馬村観光局主催)
1)八方尾根スキー場;8:40〜受付、9:00;集合。作業は約2H。咲花北尾根Q(定員:150名)
2)白馬五竜スキー場;9:00-9:30受付;9:30;開始。エスカルプラザ(定員:200名)
3)白馬さのさかスキー場;;10:00;集合,さのさかスキー場第1P(定員50名)
4)白馬47スキー場;13:00集合,ゴンドラ(Line-8)(定員;100名)
5)白馬岩岳スキー場;13:00集合,チケットセンタ(定員:50名)
(問)白馬村観光局 TEL 0261-85-4210
■4/下;小谷村中土土谷の「水仙街道」が花盛りを迎えています。
地域住民が整備しているスイセンが黄色く色づき、ピンク色の花を咲かせる桜と残雪の北アが共演。今しか見られない景色。穏やかな日が続き一気に開花が進んだ。4/19:JA大北中土女性部や土谷地区の児童会、地域住民らが毎春恒例のごみ拾い作業を実施、
訪れる人が気持ち良く景色を楽しめるよう街道沿いをきれいにした。
■小谷村の特産品「小谷漬」に、新商品「きざみネバリ昆布」が登場。
野菜が細かく刻まれ、汁気が少なく昆布のネバリとうまみが特長。2025.2/下〜;「道の駅おたり」で販売が始まり、70個以上が売れた。今後はGWに向けて増産し定番化を進める。
■4/21;白馬村では桜が一部開花しました。
白馬「四十九院」のこぶしは蕾が開花し始めたところ。「大出公園」の桜も開花、4/22;3分咲き。
■小谷村では桜の開花が進んできました。小谷村は新潟側から「桜は南下」します。
小谷村は北(日本海)に向かうほど標高が下がり暖かいため、標高の低い所から桜が咲き始めます。この数日の暖かさで一気に開花が進み、小谷村南部でも桜が開花しました。北部の北小谷周辺で桜が見頃。島温泉や道の駅小谷がある下寺では
ほぼ満開、観光客や地域住民らの目を楽しませている。桜の名所、姫川温泉、大網、北小谷、島温泉、道の駅おたり、深原などは満開。南小谷の雨中や小谷村役場などは開花し、4-5分咲き。なお、新潟(上越・糸魚川)の桜はすでに葉桜。
小谷村内ではソメイヨシノ、オオヤマザクラ、オクチョウジザクラ、ヤマザクラなど4/中〜5/上まで見られます。北小谷のオクチョウジサクラは小谷村天然記念物。オオヤマザクラは村花。「小谷温泉」(標高950m)の桜は4/下-5/初。
「栂池自然園」(標高1900m)のタカネザクラは7/上に咲きます。
■残雪の白馬村「落倉自然園」の水芭蕉
白馬村北西部に位置する標高800mの落倉高原一帯は凹状地で湿地や湿性林が多く、座禅草と水芭蕉が群生する名所として知られています。集落の道路沿いに群生地が広がり、気軽に花を見ることができます。近年は地域住民が貴重な里山の
原風景を守ろうと、有志による整備や保護活動が行われています。昔の落倉一帯は千国北城線(岩岳-落倉-栂池-千国)の道路を隔てた東側までザゼンソウの群生地でした。昔に比べ座禅草はだいぶ減りました。約2haの広さの落倉自然園は、
2025年春は残雪が多く融雪も遅い。林の中には残雪が多く倒木もあり、木道の遊歩道は雪に埋もれています。一部、水芭蕉が開花。落倉自然園には学術的に珍しい花苞が2枚開く「オチクラミズバショウ」という品種があり、
園内では毎年5〜10株の花を見つけることができます。湿原には雪解け水が流れ込み、清流に次々とかれんな姿を現しています。
■長野から白馬に向かう五輪道路を走っていると、小川村はサクラが美しい。
小川村は「にほんの里100選」に選定されたサクラの名所。北アをバックに斜面1000本以上のオオヤマザクラが咲く。約25年前から桜を植えたという。4/17;標高が高い立屋地区で桜が開花。「立屋の桜」はエドヒガンザクラで樹齢は350年以上。高さ15m、
江戸時代に植えられたという。地元の鈴木さんの先祖は番所の役人でサクラを植え、守り続けてきたという。エドヒガンザクラから少し離れた場所には樹齢70年以上のベニシダレザクラの「番所の桜」も見られます。
■4/15;白馬村・野沢温泉村・山ノ内町・小谷村連名で要望書を提出した。
円安の影響もあり、予想を上回る訪日客が白馬村に訪れており、受け入れ面は新たな課題が発生。受入体制整備、雪道をはじめとした運転マナーの啓発、道路標識の英語表記、ユニバーサルデザイン化、レンタカー貸出時の雪道運転の対応、
免許証発行の厳格化、山岳エリアやゲレンデ外滑走における事故防止のための周知、飲酒等によるトラブル、路上スキー、落書き等の防止のための入国時における日本のマナー遵守の発信強化、パトロール体制の強化、セキュリティカメラの
充足などを要望。
急激な海外旅行者の増加により、混雑による生活インフラの不足や価格の高騰など地域住民が暮らしづらい状況が発生。訪日客の目標値の達成よりも先に受け入れ態勢の整備強化に徹するよう要望した。住民にとっても来訪者にとっても
快適に滞在でき、豊かに暮らし続けられる持続性ある地域を目指す。
■訪日外国人客の増加に伴い、文化の違いによるトラブルやマナー違反などの問題が各地の観光地で発生している中、白馬村と小谷村、野沢温泉村、山ノ内町が15日、国に対し連名で要望活動を行った。
外国人客が現地に到着後の自治体の対応では限界があるとし、マナー・文化の事前周知や受け入れ体制の強化など、住民と来訪者双方が快適に滞在できる環境整備を求めている。
■4/15;告示の「白馬村議会議員選挙」(定員12)は、立候補11人で、白馬村発足以降、初めて定員割れ。
スノーリゾート地として知られる白馬村で、任期満了に伴う白馬村議会議員選挙は、定員12に対して立候補者は現職4人と新人6人、元議員1人の計11人。全員無投票で当選した。1956.9/30;神城村と北城村が合併し白馬村が誕生して以来初めて。
無投票は2013年以来12年ぶり。白馬村選挙管理委員会は「高齢などを理由に多くの現職議員が立候補を見送った結果ではないか。住民に議員の仕事の魅力を発信していきたい」。定員割れに伴う再選挙は2026年予定される村長選挙とあわせて
実施される見通し。地方議員のなり手不足は全国的に進み、県内の自治体でも深刻な課題。
■4/15告示・4/20投開票の「白馬村議選」(定数12)
4/2;白馬村役場で選挙管理委員会が立候補予定者説明会を開いた。定数を5下回る7派が出席した。
■4/15;告示・4/20;投開票の任期満了に伴う「白馬村議会議員選挙」(定数12)
現職議員の中では出馬予定(1)、検討中(4)、出馬しない(7)。14人が立候補した前回から一転、定員割れや無投票選挙の可能性もある。3月定例会終了後、春の訪れとともに動きが活発になるとみられる。
■4/15;告示,4/20;投開票の「白馬村議会議員選挙」(定数12)まで1カ月。
現時点での出馬表明は現職と新人の計2人。定数に達する人数が立候補するかは不透明。定数割れの懸念も。 前回(2021)の村議選では3/末までに10人以上が出馬を表明。移住者や若い世代などの候補者も多くいた。2025年は一転、現職の半数以上が勇退の意思を示しており、新人の動きが少なく、無投票選挙や定数割れになる 可能性がある。
■4/14;スキーノルディック複合の渡部暁斗選手は地元の白馬村役場を表敬訪問。
スキー界で権威ある国際的なメダルの受賞を報告、競技人生の集大成と位置づける2025-2026シーズンに向けて意気込みを語った。冬季五輪で3大会続けてメダルを獲得している渡部選手は、白馬村丸山俊郎村長のもとを訪れ、
スキー界での功績が評価され、最も権威があるとされる「ホルメンコーレン・メダル」を受賞したことを報告した。
※詳細は、2024-2025 FIS WC NORDIC SKI Jumping & NORDIC Combinedを参照。
■4/7;白馬村白馬北小・白馬南小で「入学式」が開かれた。新1年生が真新しいランドセルを背負い、元気に初登校した。
■4/1;白馬村の「旧白馬山麓清掃センタ跡地」に建設された「白馬リサイクルプラザ」の利用が始まった。
3R(リデュース、リユース、リサイクル)に関する普及啓発や展示、情報発信、リユース品の受入れ展示、研修会などの活動の拠点として活用。3/27;北アルプス広域連合は村民らに向けた内覧会を開き施設をお披露目した。
■4/1;白馬村の旧「白馬山麓清掃センタ」跡地に、北アルプス広域連合が建設していた「白馬リサイクルプラザ」が完成。
リデュース、リユース、リサイクルの3Rに関する普及啓発や展示、情報発信、リユース品の受け入れ展示、研修会などの活動の拠点として活用。3/27;内覧会。4/1;オープン。
■2024.4月から白馬村で運行中のAIオンデマンド乗合タクシー「ふれAI号」について、3/24;運行実績を村地域公共交通会議で報告した。
定期券の導入や停留所の増加など利便性向上の取り組みを実施。冬期間は外国人客の需要増加で配車不成立が多発。住民が利用できない場合もあり、観光利用と生活利用を併せた運用の課題が浮き彫りに。
■残雪による農作業への影響が懸念されるとして、白馬村と小谷村が農作物残雪対策本部を設置。
育苗・水稲農家を対象に消雪剤の補助や除雪支援を行っている。例年を上回る大雪で、春から始まる営農がスムーズに行えるよう支援。
■11/14-2025.3/末;利用が伸び悩むJR大糸線の「臨時増便バス」をPRしようと、県北アルプス地域振興局が、白馬村と小谷村の観光スポットを紹介する動画「ご当地キャラ達の旅」をYouTubeショート動画で公開。
白馬村、小谷村、県のご当地キャラクター3体が臨時バスで両村を巡る。臨時バスが運行を終える2025年3/末まで視聴可。出演キャラは白馬村の「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男3世」と小谷村の「たりたりOTARI」、
県の「アルクマ」。この3体のぬいぐるみが小谷村の栂池自然園や牛方宿、白馬村の大出公園などの名所、ドーナツやジェラートといったグルメを紹介。動画は1分間。11/14;公開、同振興局は「多くの方に見てもらい、臨時バスに興味を
持ってほしい」と。
■12/1〜2025.3/31;冬の繁忙期にタクシー不足解消に向け、白馬村は2024年冬、スマホアプリからタクシーが配車できるサービス「Uber Taxi」を導入する。
現行はタクシー事業者ごとに電話で配車対応をしているが、アプリを通じた共同配車を行うことで、事務負担軽減や効率化を図る。64台運行。白馬村内と小谷村・大町市の一部を配車可。県内では軽井沢に続き2例目。
HND(白馬ナイトデマンドタクシー)+Uberタクシー+Table Check(レストラン予約サービス)により冬のオーバーツーリズムの課題解決の取組を進める。
1)12/16-2025.3/16;17:00-23:00;白馬ナイトデマンドタクシー(HND)毎日運行。特定ジャンボタクシー、コミュータ4台運行(\500/1乗車,\5000/期間乗り放題)
2)Table Checkによる飲食店予約サービス。約50店舗で予約可。
3)12/1-2025.3/31;Uberによるタクシー共同配車。
(問)白馬村観光課 TEL 0261-85-0722
■インバウンドの増加とともに課題となる外国人観光客への対応。12/1〜2025.3/31;白馬エリアで「Uber Taxi」を運行。
登山やウインタースポーツのメッカである白馬村ではインバウンド需要が急増。2023年の海外観光客の延べ宿泊者総数は25万2481人、2006年の3万3491人に比べ7.5倍に増加した。課題は現地のタクシー。言語の壁があり、電話予約が難しい。
Uber Japanは白馬村と提携して観光客の交通課題やオーバーツーリズムの解決を目指す。配車は24H対応で白馬のスキー場や観光地、飲食店などの主要エリア。地元の5社のタクシー会社(アルピコタクシー、白馬観光タクシー、アルプス第一交通、
あづみの第一交通、南安タクシー)に所属するドライバーがタクシーで送迎を行う。Uberのタブレットを載せるのは計56台。アプリで行きたい場所を指定し、配車をリクエスト。近くのドライバーとマッチすれば、迎えを待つだけ。行先までの
料金の目安が表示され、アプリ内で決済が完結。白馬村丸山俊郎村長は「世界水準の持続可能なオールシーズンマウンテンリゾート」を目指し、観光客増加に対する課題に取り組んでいる。「冬季の白馬村には、観光客の需要に対して二次交通や
レストランの数が足りていないという課題があった。2022年から白馬MaaSプロジェクトチャレンジ白馬と題して産・官・民が一体となって課題解決に取り組み、成果を上げてきた」。プロジェクトでは、冬季期間に村内の乗降所から乗り合い移動が
できる「白馬ナイトデマンドタクシー」を運行、地元タクシー各社の増車、飲食店予約アプリの導入などを実施。その甲斐あって課題は解決に向かいつつある。タクシーの配車については人材不足とデジタル化が十分ではないという。そこで
導入されたのがUber Taxi。これまでは地元のタクシー会社5社が各配車センタで電話で予約を受付。アルピコタクシーは「別々に配車を行っていると、ユーザーにとって非効率な部分が生まれてしまう。例えば、A社の待ち時間が30分の時、
B社は10分で配車できるという状況がわからない。また、C社の車が出払っている場合は別の会社に電話をかけないといけないといったことも起こる。そんな中、5社共同の配車センタを作り効率化できないかという案がチャレンジ白馬で出た。
Uberのシステムを導入すれば、共同配車センタを作ったことと同じような効果が得られる。Uberのタブレットを5社のタクシーに載せれば、全56台のうち、近くにいるタクシーとマッチングするので、配車の効率を上げられる。言語の壁による
配車ミスや、やり取りのロスを防ぐ効果も期待。アルピコタクシーでは、冬季は5〜6人で1日350〜500件の電話に対応していた。そのうち約8割が英語対応。「これまでは配車まで30分や1時間待ちということもよくあった。配車が効率化すれば
その時間が短縮され、配車スタッフの精神的疲労も緩和され、燃料の削減にもなります。ひいては社員の報酬アップにもつながっていく」
■12/20-2025.3/30;8:00-17:00;「白馬岩岳スノーフィールド」(岩岳リゾート)ではウィンタースポーツをしない観光客が楽しめる「IWATAKE WHITE PARK」をRe-OPEN。
白馬岩岳スノーフィールドはウィンタースポーツをしない観光客が楽しめる「IWATAKE WHITE PARK」をRe-OPENする。
2024-2025スキーシーズンの営業開始に合わせて、最大10人乗り新ゴンドラを運行開始。新ゴンドラは距離;2133m,標高差537m(山麓;標高750mー山頂:標高1289m),輸送量;2460人/1H(30%up),速度;6m/s,所要時間;7分(-1分短縮),
定員;10人,全方位360°のパノラマビュー,強化樹脂ガラス,乗り心地up(支柱;22本→11本),バリアフリー,耐風性(減速運転可)
岩岳山頂では雪像やスノーウォール、かまくらなどの「フォトジェニック・ゾーン」や愛犬と雪原を駆け回る「雪上ドッグラン」、絶景ブランコ「ヤッホー!スウィング」など観光目的の家族やカップル、犬連れのお客向けにコンテンツを
提供。インディアンのテント「ティピー」を2基新設、「雪と火」をコンセプトにリニューアル。最大28名まで収容可能な広々としたティピー内には焚き火台を設置、冷えた体を温めながらくつろげる。ガーデンストーブ3種焚火台と
大型ガーデンストーブ2基を設置、Pizzaづくり体験、焼きマシュマロ等も楽しめる。「白馬ヒトトキノモリ」の「CHAVATY HAKUBA」では信州産のりんごを使ったドリンクとスコーンなど期間限定メニューも提供する。(P1000,無料)
(問)白馬岩岳スノーフィールド TEL 0261-72-2474
■7/1-2025.3/30;JR大糸線糸魚川駅〜白馬駅間が2日間乗降自由になるデジタルチケット「糸魚川・白馬tabiwaパス」発売中
大糸線増便バスにも乗車可。利用は2024.7/2-2025.3/31。(\1000/大人,\500/子供)
※糸魚川・白馬Ttabiwaパス(tabiwa by WESTER)
■1/9-3/30;毎日;9:00-11/30/13:00-15:30;「白馬岩岳スノーシューツアー」
白馬岩岳山頂の「ねずこの森」でスノーシュー散策や雪遊び。ベースセンタ集合。降雪・気象条件で中止あり。(\7400/大人,\6000/小児;ゴンドラ往復,ガイド料,スノーシュー&ストックレンタル,保険)
(問)白馬山麓ツアーズ TEL 0261-72-6050
■3/30;「白馬岩岳スノーフィールド」でゴンドラに乗りながらワインを楽しむ「ワインテイスティングゴンドラ」が開催された。
1日限定で、今シーズン開業したゴンドラを貸切、山頂までの7分間、2種類のワインを無料で試飲。ゴンドラ内にはソムリエが常駐。3/30でスキー場は見納め。ゴンドラから雪景色とワインを楽しんだ。岩岳リゾートは「空間も広く、
より快適に景色を楽しみながら山頂まで行ける。非日常的な空間を味わっていただきたい」。岩岳リゾートは夏にも同様のイベントを開催予定。
■3/30;10:00-15:00;白馬岩岳の新ゴンドラ内で「ワインテイスティングゴンドラ」特別運行
ゴンドラ1基を貸切、山麓〜山頂間の7分間にワイン2種を試飲。ゴンドラ内ではソムリエが常駐、ワインを説明。(4名/1回,無料,リフト券/観光リゾート入場チケット),3/30;9:30〜;ゴンドラ山麓駅受付,先着順。
(問)HAKUBA MOUNTAIN RESORT TEL 0261-72-2474
■3/27;白馬村交通安全協会は、白馬北・南小の新1年生のランドセルカバーを村教育委員会に寄贈。
交通安全の「6つのおやくそく」を書いた冊子と、反射材のストラップも贈り、事故防止につなげつつ、子どもたちの意識高揚を図る。ランドセルカバーはドライバーの目を引く黄色に「こうつうあんぜん」の文字、村PRキャラ
「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世」をデザインした。
■3/27;松本では最高気温が26.1℃と6/中並み。平年より12.9℃高い。穂高では27.3℃と6/下並み。3月としては統計開始以降最も高かった。 松本「アルプス公園」では森の里広場にある梅の花が6-7分咲き、松本城公園でも梅園の花が咲いて観光客でにぎわった。
■3/25-3/26;県内は広い範囲で「黄砂」が観測。
3/25;初夏の陽気となり、20地点で今シーズン最高気温となった。各地で2025年初めて「黄砂」が観測。午後には山並みが霞んでいた。松本では水平方向で見通しが効く距離の視程が最短13.6km。松本「アルプス公園」からは、
北アの山並みや街並みが霞んで見えた。松本市内の洗車場には黄砂などが付着した車を洗おうとする人が訪れていた。気象庁は洗濯物への付着や、視界不良による交通障害に注意を呼び掛けています。花粉症やぜんそくなどの症状が
悪化するおそれもあり、マスクを着用するなどの対策を。
■3/20;春分の日、小谷村の建設業「今井工務店」などは「はたらく乗り物体験会」を北小谷来馬河原で開催した。
子供たちに、建設業界に関心を持ってもらい、担い手の確保などにつなげようと初めて開催。会場にはバックホーやクレーン車、高所作業車などの重機が勢ぞろい。家族連れが訪れ、重機を操縦したり、重機のラジコン操作体験や見学で建設の仕事に触れた。
■3/19;名残の雪が降り続いた小谷村では小谷小と小谷中で「卒業式」が開かれた。
新たな学校生活を目前に控え、卒業証書を受け取った。思い出が詰まった学びやを後にした。2024年度の卒業生は小谷小(11人)、小谷中(19人)
■HAKUBA VALLERYスキー場の「2025火祭り・雪まつり」
(済)1/25;10:00-14:00;「白馬岩岳スキー場」(ホワイトプラザ)で「岩岳感謝祭」。道の駅太鼓、餅つき、振る舞い、大釜豚汁(2000名分)、糸魚川海産物、来期シーズン券、ボード・スキー用品など1000点の大抽選会。
(済)2/1;17:30-19:00;「鹿島槍スキー場」(中綱G)で「鹿島槍火まつり」。17:30〜万燈祭。18:00〜;太鼓演奏,松明滑走,おんべ,花火打上げなど。
(済)2/8-2/11;「白馬47」で「雪像コンテスト」(投票1位;ペア3組,白馬47&白馬五竜スキー場リフト1日券)
(済)2/21;19:30-21:00;「八方尾根スキー場」(名木山G)で「第55回八方尾根火祭り」。松明滑走、おんべ、八方太鼓演奏、デモ滑走、花火打上げなど。(予定)
(済)3/1;19:30-21:00;「栂池高原スキー場」(鐘の鳴る丘G)で「栂池高原雪の祭典」。振舞い,信州小谷太鼓演奏,松明滑走,花火打上げなど。
(済)3/8;17:00-21:00;「白馬五竜スキー場」(エルカルプラザ・とおみG)で「第49回白馬五竜・47スノーフェスティバル」。「ありがとう花火」(10本:メッセージは50文字以内,3号1.1万円,スターマイン11万円),
17:00ー19:30;ナイター無料,19:50;信濃國松川響岳太鼓,松明滑走,大龍滑走,20:30;ありがとう花火,ミュージック花火
■3/15;「白馬ジャンプ競技場」で「ノルディックスキー子どもの日」が開かれた。
子供や保護者ら約300人が参加、XCスキーやスキージャンプに挑戦。そりなどの雪遊びもでき、ウィンターシーズン終盤の雪を思う存分楽しんでいた。小学生以上はXCースキーとスキージャンプの体験と記録会などを実施。スキークラブに
所属する小学生も多く参加した。
■3/15;8:30-13:00;「白馬ジャンプ競技場」で「2025ノルディックスキー子どもの日」
対象は小学生・未就学児、保護者。ミニジャンプやXC体験。雪山体験、ジャンプ台坂登り、圧雪車の乗車体験など。
(問)白馬村教育委員会生涯学習スポーツ課 TEL 0261-85-0726
■3/15;JR東日本ダイヤ改正により、南小谷駅への乗入れが廃止となる「特急あずさ」が、3/14;ラストランを迎えた。
まだ多くの雪が残る小谷村姫川の畔から姫川沿いを走る大糸線。3/14;15:00;南小谷駅発の列車では、中村駅長、鉄道ファン、地元住民ら約200人が駅のホームであずさを見届けた。大糸線振興会議は「特急あずさ小谷に復活を願う」と
銘打ったイベントを開催。小谷にまた乗り入れてもらえるようにと、手旗を配布して見送りを実施した。「特急あずさ43年間の感謝と、南小谷駅での再開を願って」の横断幕、「ありがとう!特急あずさ」「また会う日まで特急あずさ」
「再開をめざして特急あずさ」「帰ってきてね特急あずさ」の手旗が振られた。特急あずさは白馬駅発着となる。
「南小谷駅」-(第3姫川橋)-「千国駅」-(親ノ沢橋)-(第2姫川橋)-「白馬大池駅」-(第1姫川橋:姫川第二ダム)-「信濃森上駅」-(松川橋)「白馬駅」
(南小谷駅-白馬駅;距離;約10.4km、時間;19分/普通,17分/快速,16分/特急、運賃;\240/乗車,\760/指定)
■北陸新幹線と大糸線が接続しない時間を補う「臨時バス」の利用者数が想定を下回っている。
3/13;JR大糸線の利用促進に取り組む期成同盟会は、大町で会合を開き、ルートの一部を観光地を経由するよう変更する。大糸線のうち南小谷-糸魚川までの区間は利用客が減少し、沿線自治体やJR西日本でつくる期成同盟会は、新幹線と大糸線が
接続しない時間を補う臨時バスを運行している。期成同盟会振興部会では、運行開始の2024.6月-2025.2/末までのバスの利用者数が2万311人と、3/末までの目標3万人に届かないという見通し。冬場は観光目的の乗客が9割以上で、振興部会は
4月から臨時バスの白馬駅ー南小谷駅間は沿線の観光地を経由するルートに変更する。また、観光シーズン以外の平日運行を取りやめる。大阪・関西万博や関西や首都圏で大糸線をアピールすることも検討。期成同盟会振興部会は「冬場は
インバウンドの利用者が多くエリアの価値は上がっている。万博にあわせて多くの方に来てもらえるように利用促進に取り組んでいく」。
■〜3/13;土/日;9:30-12:00/13:30-16:00;「落倉浅間山スノーシューツアー」
浅間山までスノーシューで雪の森や里山ウォーキング。場所;落倉バックカントリーフィールド。(定員10名,\5000/大人,\2500/小学生,ガイド,スノーシュー&ストックレンタル,保険,予約3日前)
■3/13;白馬村白馬北・南小で「卒業式」が開かれた。
学生服やブレザーを着た卒業生が卒業証書を受け取り、6年間過ごした学びやを巣立った。
■1/8-3/27;土/日/祝;9:00-11:30/13:00-15:30;「白馬岩岳スノーシュー体験」
白馬岩岳山頂のねずこの森を散策。散策後は絶景テラス&カフェ「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」などでリラックス。(定員10名,\5000/ガイド,ゴンドラ往復,飲み物,スノーシュー&ストックレンタル,保険,予約前日)
(問)白馬村観光局インフォメーション(Snow Peak LAND STATION HAKUBA内) TEL 0261-85-4210(9:00-17:00)
■スノーシューで冬のネイチャウォーク
栂池高原・栂の森〜標高1900mの白銀の栂池自然園をスノーシューで散策。ロープウェイ早春運行開始時は栂池自然園をスノーシューツアー
1/25-1/26;2/15-2/16;「栂池自然園・白馬三山大パノラマスノーシューツアー」(燕山荘スノーシューツアー)。栂の森〜栂池自然園はスノーハイク。
(定員15名;\31000/大人,ガイド料,H雪倉宿泊代(1泊2食),スノーシュー/ストック付、栂池ゴンドラ別料金)
3/20,3/22,3/23;8:00-15:30;「白銀に輝く栂池展望湿原スノーシューツアー」(燕山荘スノーシューツアー)。栂池自然園スノーシューハイク。
(定員15名;\10000,ガイド料,スノーシュー/ストック付、栂池ゴンドラ・ロープウェー別料金,昼食別)
(問)TEL 0263-32-1535(月〜金9:00-17:00)
■「白馬乗鞍温泉スキー場」でスノーシュー・ハイキング、オフピステのスキー・スノボツアー。プロのガイド付ツアー。
(問)小谷山案内人組合 TEL 090-2569-2220
■〜3/23;土/日/祝;「白馬コルチナスキー場」の「かまくら雪遊びパーク」(KAMAKURA SNOW PARK)
かまくら雪遊びパーク(コルチナAC場)にて
DAY;11:00-14:00;かまくらでランチ。雪上車やかんじき体験、雪上アイスづくりなど自然を活かした雪国体験(各コンテンツ有料,予約制)
NIGHT;18:00ー19:20/19:00-20:20;夜の自然体験。ナイトかまくら体験,そり遊び,焚き火,焼きマシュマロなど。(入園料;\2200/中学生以上,\1650/小学生以下,予約制)
(問)おたり自然学校 TEL 070-4284-4364
■12/26-2025.3/23;毎土/日;10:00-14:30;白馬八方尾根スキー場の「北尾根高原」(標高1200m)に白馬三山の絶景を楽しめる「こたつカフェ」がOPEN
この冬北尾根高原にオープンした「こたつカフェ」。撥水仕様のアウトドアこたつ(アルペン)を雪原に設置。こたつで温まりながら絶景を眺めて食事やホットドリンク(ホット;コーヒー,チョコ,ラテ,ワイン,ピール等)。
週替わりでスイーツの振る舞いあり(11:00〜)。北尾根Qはノンスキーヤーでも乗車可。観光リフト(咲花G-北尾根Q)+入場料(\2500/大人,\1500/子供)
■12/21〜2025.3/9;夜間に外出する観光客の交通手段として、「白馬バレー索道事業者プロモーションボード」は白馬村内の6地点を結ぶ「白馬ナイトループバス」を運行開始。
主に訪日外国人客の利用を想定し、飲食店が集中する地域や商業施設を定時定路線で循環し、毎日運行。
首都圏は小型車28.5%,大型車89.1%、降雪地域(那須・赤城・姨捨)では小型車72.9%,大型車90.3%。長野道;姨捨SA(上り);小型車83%,大型車88%,姨捨SA(下り);小型車87%,大型車85%
■〜3/7;毎火/金;12:00-16:00;小谷村「白馬乗鞍温泉スキー場」に隣接する「白馬アルプスH」では、温浴施設の「白馬乗鞍アクアオアシス」(屋外温水プール)でDJを開催中。
スキー・スノーボード後の時間を楽しんでもらう催しで、冬空の下、白銀ノゲレンデを前に水着姿の人たちが音楽に合わせて踊ったり、泳ぎを楽しむ姿はまるで別世界。「アプレスキー」は仏語で「スキーの後」という意味。
スキーリゾート地ではスキーの後に食事やお酒を楽しむ文化が根付いている。インバウンド客の増加を背景にこのカルチャーを取り入れた。(DJ+アクアオアシス入場料;\3000〜)
(DJ以外の日;\4000/中学生以上,\2000/小学生,H宿泊者は無料)(大町,白馬,小谷,糸魚川在住者;\2000/大人,\1000/小人)
■1/8-3/5;土曜;19:30-21:30;「わくわくドキドキ!白馬ナイトスノーシューツアー」
スノーシューを履いて天の川や満月など夜の神秘的な雪原の森を散策。場所;落倉バックカントリーフィールド。(定員10名,\5000,スノーシュー&ストックレンタル,保険,予約3日前)
■1/4-3/2;毎週土/日/祝;「白馬八方尾根スキー場」を運営する八方尾根開発、白馬観光開発は、八方尾根スキー場の朝一のゲレンデを独占できる「HAPPO First Track」をスタート。
人気のリーゼンスラロームCを人数制限、混雑を避けて絶景パウダースノーを一番乗りで楽しむことができる。
7:15;八方ゴンドラ受付、7:30;八方ゴンドラ運行、7:40;リーゼンクQ運行、7:40〜リーゼンスラロームCのみ滑走可、,)※名木山G、ゴンドラへの下山不可。
(定員;60名,一般30名,シーズン券30名)(\7000/一般,\3000/シーズン券ホルダ)
■2/28;15;40;JR大糸線で松本駅発、南小谷駅行のワンマン運行の普通列車が南神城駅を誤って通過した。
乗客約60人にケガはなし。降車予定だった乗客4人は次の神城駅で上り普通列車に乗り換えて戻った。列車が南神城駅でブレーキをかけた際、車輪が滑ってオーバーランしたのが原因という。
■2/24;小谷村3スキー場のリフトを乗りつくす「小谷村のリフト全部乗る大作戦」を開催。
小谷村には栂池高原(15/15)・白馬乗鞍温泉(8/9+1)・白馬コルチナスキー場(6/6)があり、計31本のリフト・ゴンドラリフトが運行。小谷村では中学生以下の子供に3スキー場で使えるシーズン券を無料配布。3スキー場に行ってみようと
小学生以上を対象に実施。2/24;白馬乗鞍温泉・白馬コルチナスキー場のリフトに乗り、滑走を楽しんだ。小谷村青少年育成会の事業として3スキー場で全リフトを制覇しようと企画。いつも滑っているスキー場以外で滑走、あまりスキーしない
子供もいるため。
■今冬シーズン、白馬村では訪日外国人客が急増し、宿泊施設は収容力不足。
白馬村では宿泊施設の経営者の高齢化、後継者の不足、施設の老朽化などの理由で民宿・旅館などが廃業・休業に陥り、小規模な宿泊施設が激減。白馬村新田・切久保では宿泊施設が現在44施設、長野五輪の1998年と比べて39施設が減少した。
一方、大町温泉郷は夏場は「立山・黒部アルペンルート」の宿泊客でにぎわうが、冬場は比較的宿泊予約が取れやすい。白馬エリアで宿泊予約ができない国内客の宿泊地として、「大町温泉郷」の宿に目を付けた。白馬村では、今冬は訪日客の
宿泊予約が例年より早く満室の状況が続出、空き室がない状態。宿泊施設不足の白馬村と、冬の誘客を強化したい大町市の温泉郷のニーズが合致。12/21;白馬村索道事業者協議会と大町市は、白馬村内のスキー場と大町温泉郷とを結ぶシャトルバスの
運行を始めた。大町温泉郷周辺では冬の宿泊客増加に期待を寄せている。2023年県内の外国人延べ宿泊者数は前年の7.1倍の95万1217人泊。国地域別では台湾が最多、オーストラリア、香港が続く。宿泊者の市町村別では松本、軽井沢、長野に続き、
野沢温泉は10万978人泊。山ノ内町は6万8683人泊、白馬村は6万2718人泊。
12/21-2025.2/24;「宿泊シャトルバス」毎日運行。大町で宿泊・白馬でスキー。45人乗りの大型バス1往復。予約なしで乗車可。ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん-大町温泉郷ー八方尾根名木山G-白馬岩岳など(片道36km)
2025.1/6-2/21;「夕食シャトルバス」平日運行。白馬に宿泊・大町で夕食。27人乗りのマイクロバス1往復。予約優先。白馬東急H-大町市内のホテルなどーJR信濃大町駅(片道36km)
バス運賃は無料。運行事業費は約1100万円、観光庁の補助金などを活用。
■ウインターシーズン本番を迎える白馬村。
「第2のニセコ」とも云われる白馬村。白馬や栂池では富裕層を対象にしたホテルやコンドミニアムの計画・建設が進んでいます。コロナ禍が明け、円安を背景に外国人客の宿泊予約が好調。雪質の良さが好まれ、インバウンドが好調。
2023-2024シーズンは128万人と2022-2023シーズンの1.2倍。2023-2024シーズンスキー場来場者は35.3万人のうち約15万人はインバウンド。インバウンド率は43%。今シーズンは外国人客の宿泊予約が好調でホテルなどではすでに満室状態、
国内の旅行客が予約が取りづらい状況にある。ある白馬のホテルでは「冬は100%に近い外国人客」。五竜でペンションを経営するオーナーは「冬は1-3月は9割が外国人客、オーストラリアが多いが、近年は中国・香港・韓国、東南アジア人が
多くなってきたという。外国人客は長期滞在者が多く予約は早め。リピータは前年に予約を入れているという。1週間以上滞在する客もいて、日本人客は土/日にだけになりやすい。日本人客は2食付を好む人も多く、ホテルよりも旅館や
民宿がよいかも。大町温泉郷の温泉旅館に宿泊してもらい、スキー場とを結ぶシャトルバスを運行させる計画がある。海外では朝食のみのプランが多く、夕食は外食が一般的。白馬では食べる場所が足りない問題が起きている。
飲食店不足の課題解消として、白馬-松本間にバスを運行(2025.1/24〜20日間毎日運航予定)し、松本で観光や食事をしてもらったり、バスで糸魚川で海鮮料理を堪能してもらう。
■白馬村では今冬季シーズン(2024.12月〜2025.2/末)の宿泊予約が好調。
白馬村内のホテルによると、宿泊予約申込みは例年より1ヶ月早く、インバウンドを中心に申込みが殺到。冬季の空き室がなくなる宿泊施設が続出しているという。
■「AQUA RESORT」(不動産会社)は、JR白馬駅周辺に4軒のホテルを開発する。
第1弾は駅徒歩1分の区画で2984uの敷地にホテル棟と商業棟(5F建て)を併設。場所はR148と白馬ハイランドへの道の空き地。同社によると既に白馬駅周辺でホテル4軒の用地を取得済み。外資系ホテルブランドを誘致する。
■長野「道の駅中条」が4月で開業30周年を迎え、4/11-4/13;記念イベントが開かれた。
2025年2/16;道の駅前を走る白馬五輪道路の無料化から2ヶ月が経ち、賑わいを見せています。長野と大北を結ぶ県道長野大町線、通称オリンピック道路沿いに「道の駅中条」があります。無料化にされ、駐車場は混雑。
開業30周年記念イベントでは、週末に家族向けのWS、山菜フェアでは地元の旬の山菜(コゴミ、ウド、フキノトウなど)が並んでいます。郷土料理の「おぶっこ」はみそベースの鍋に麺と季節の野菜を入れて食べたことからその名前が付いたという。
地元の農家は「中条も負けないでおぶっことか頑張って、お客さんにおいしいものをお届けできれば」。道の駅中条は「体感的にオリンピック道路を通る車の数も増えた。道の駅の利用者も約1.5倍増。とてもうれしい」
■2/16;長野市と大町・白馬方面を結ぶ「白馬長野有料道路」が無料化された。
2/16;0:00;無料化された白馬長野有料道路は長野と大北を結ぶ2km区間で長野県道路公社が管理・運営。長野冬季五輪前の1995年2月に開通。開通から30年が経過し料金の徴収期間が満了となった。これまでは普通車(\210)、
軽自動車(\150)などの通行料金が必要だった。交通量は述べ3800万台。長野県道路公社によれば、45億円の総事業費に対し、2024年11月までに63.9億円の料金収入があった。近くの「道の駅中条」では無料化に伴う記念イベントが
開かれ、おやきや、もち米と小豆を使用したおしるこの振舞い、農産物特売などがあった。長野市の「五輪大橋有料道路」は2026年12月に無料化。
■2/16;有料道路「白馬長野有料道路」が無料化。
有料道路の無料化は、供用開始から30年間の料金徴収期間が終了するためで、1998年長野オリンピック・パラリンピックの前に整備された道路が対象。3/16;0:00〜;「白馬長野有料道路」(長野〜中条)を通るは無料化され、
一般道路として解放。県道路公社は「白馬長野有料道路」の回数通行券は計画的に購入するよう呼びかけるとともに、未利用分については無料化以降に払戻を行う。2026.12/26;長野の犀川にかかる「五輪大橋有料道路」も
無料化される見通し。無料化後は県道路公社は解散する。
■白馬村-大町市の宿泊施設や飲食施設を繋ぐ無料「シャトルバス」運行。
12.21-2025.2/24;毎日;宿泊シャトルバス運行、2025.1/6-2/21;平日に夕食シャトルバス運行。
■1/25,2/1,2/8,2/15,2/21;「八方尾根」で「5週連続打上げ花火」
最終日は2025.2/21;19:30-21:00;「第55回八方尾根火祭り」開催。
松明滑走、おんべ、八方太鼓演奏、デモ滑走、花火打上げなど。(予定)
■2/16;0:00;県道路公社が管理・運営する「白馬長野有料道路」が無料化。
大北と長野を結ぶ主要道路の無料化で観光客の流入増加や地域住民の利便性向上に期待が寄せられている。
■1/24〜2/12;白馬村に長期滞在している外国人観光客を松本に誘客する冬季限定バス(白馬〜松本;アルピコ交通毎日1往復)が運行開始。
2023年に続く取り組みで、オーバーツーリズムの解消やスキー・スノーボードで来村している外国人客に松本での観光や飲食を楽しんでもらう狙い。2023年に白馬村と松本市、長野市が締結した訪日外国人客の長期滞在型観光振興に関わる
連携協定に基づく取り組み。2024年は1/17-2/14運行、訪日外国人客ら235人が乗車した。松本城などの観光スポットや、山賊焼きなどの名物グルメを楽しんだ。
(\1000/片道,予約制)
松本行;八方BT9:00発-JR白馬駅9:05,白馬五竜9:10→松本BT11:00着,松本市博物館11:05,松本城11:10着
白馬行;松本BT20:30発→白馬五竜22:20,JR白馬駅22:25,八方BT22::30着
(問)アルピコ交通松本営業所 TEL 0263-26-7003
■1/16ー2/10;白馬村は2025年度副村長を2人体制とし、全国から副村長1名を公募する。
少子高齢化が進む中、持続可能な村づくりを進めるため、財源の確保や移住定住政策、交流促進による協働のまちづくりに貢献できる人材を募集。副村長の公募は白馬村では初。村によると年収103万円の見直しで、自治体の減収も懸念され、
交付金や補助金の獲得や企業版ふるさと納税を増やすことが今後の村の財政運営にとって非常に重要。任期は4年、給料は月額59.1万円。期末手当は年間3.45月分。資格は日本国籍、30歳以上の男女、学歴は問わない。民間・官公庁で正社員・
正職員としての実務経験が5年以上、就任後は白馬村内に居住すること。申込みは2/10まで。書類審査(2/13)や面談(2/21)、小論文審査などで、2/下に候補者を決め、村議会3月定例会に提案。白馬村丸山俊郎村長は「公募により対外的にも
注目され、より多くの候補が集まる中から選ぶことができる。費用は一般財源として支出するが、それ以上の財源を獲得できる人を見込んでいる」と。
(問)白馬村役場 TEL 0261ー72-5000
■連日の大雪でJR白馬駅東に佇む「木流しかさ地蔵」はこんもりと雪が積もっている。
行楽客で混雑する白馬駅周辺のにぎわいから切り離れた静寂の中、6地蔵は雪に抱かれ、ひっそりと地域を見守る。地蔵は地元白馬町の住民有志により、2009年に建立。白馬駅東の道路沿いに木流笠地蔵コミュニティー広場に佇み、
地蔵のかさは毎年雪が降る時期にかぶせられている。愛称は「しあわせ地蔵」「がんばる地蔵」「ふれあい地蔵」「なかよし地蔵」「ほほえみ地蔵」「夢かなう地蔵」。
■県北部ではこの冬大雪が続いている。小谷村など豪雪地帯では除雪費が当初予算を上回り、追加の補正予算を組む事態。
スキーなどの観光業にとっては歓迎すべき雪だが、行政側は頭を悩ませている。小谷村では、2024年12月累積降雪量は223cmと過去5年で最多。その後も大雪が続き、除雪作業の回数が大幅に増加。小谷村は除雪関連費を3.2億円と見込んでいたが、
予算不足で追加分として1.1億円を盛った補正予算案を、2/6;小谷村臨時議会に提出する。小谷村は「燃料費が高騰、凍結防止剤も値上がりして」。小谷村だけでなく白馬村や大町市、北信の市町村も同様の状況で補正予算を組むなどの対応をする予定。
■2/4;8:30-16:30;白馬村公民館講座「里山道中」の「東山スノーシュー」
白沢TNから旧道で白沢峠へ登り、峠から東山の峰筋を歩いて東山頂上へ。雄大な北アルプスを一望。嶺方へ下山。白馬村役場集合〜(バス)〜白沢トンネル〜白沢峠(標高1051m)〜横峰〜東山(標高1191m)〜明賀〜(バス)〜村役場。(距離約9km)
スノーシュー・カンジキ・ストックは持参。弁当や飲料水等も持参。天候・積雪状況などでコース変更・中止あり。(定員:20名/抽選,参加費;\1000,締切;1/24)
※「白沢峠」(峰方峠)(標高1100m)は白馬村と鬼無里を結ぶR406の峠。白馬〜鬼無里・戸隠を結ぶ古道「善光寺古道」には青鬼から柄山峠越え、柳沢峠越え、夫婦岩越えの3古道が、戸隠山や善光寺参りで旅人たちの街道でした。白馬のおじちゃんは、
昔、桑畑を営み、しょいこで桑の葉を背負って長野まで行商していたという。当時は桑の葉が高く売れたという。
「白沢洞門」手前には展望スペースがあり、鹿島槍ヶ岳・八峰キレット・五龍岳、白岳、大黒岳・唐松岳・白馬鑓ヶ岳、杓子岳まで一望できます。白馬岳山頂は隠れて見えません。
この山域には白馬村有林トレッキングコース(約5km)あり。東山方面への峰沿いの道あり。
(問)白馬村公民館 TEL 0261-85-0726
■2/4;小谷村小谷小はアルペンスキーの記録会を「栂池高原スキー場」で開催した。
スキー教室などで練習してきたまとめとして実施し、ポールを立てたコースを滑走しタイムを計測。スキー教室は白馬乗鞍温泉スキー場で2回実施、今回は栂池高原の鐘の鳴る丘Gに設けられた特設コースでスキー教室と記録会を併せて行った。
■2/2;白馬クロスカントリー競技場(スノーハープ)で「第48回白馬五竜とおみクロスカントリー大会」が開いた。
小1から一般の278人がエントリー、ゴールを目指して日頃磨いた実力を発揮した。計22部門で実施。小1-3年生は1km、小4-6年生と中学生女子、高校生・一般女子、30歳以上の壮年男子・女子は各3kmで、中学生男子と高校生・
一般男子は6kmを滑った。
■1/31;白馬村白馬南小は校舎西にある裏山スキー場で恒例の検定を実施した。
アルペンスキー学習として全校児童が取り組む伝統行事。これまで練習してきた成果を存分の発揮し、合格に向け果敢に挑戦した。検定は白馬さのさかスキースクールのインストラクターが検定員を務めた。プルークボーゲンや、
パラレルターンでの大回り、リズムの変化など、級ごとに決められている種目を滑走した。
■1/30;小谷村宮本「おたりつぐら」でわら細工職人に教わる「わらじ作り」(WS)を開催した。
村内外から11人が参加、わらのない方や順番を教えてもらいながら作業を行い、わらじを完成させた。早速、雪の上を歩く参加者もいた。
■1/28-1/29;「第103回全日本スキー選手権大会ノルディック種目コンバインド競技」が「白馬クロスカントリー競技場」(スノーハープ)と「白馬ジャンプ競技場」で行われた。
高校生や大学生を中心に男女合わせて約50人がエントリー。
■1/29〜;白馬村「白馬北小」で伝統の「スキージャンプ授業」が始まった。
大小2基の「大ジャンプ台」(1968年築;高さ15m),「小ジャンプ台」(1973年築;高さ10m)のうち「小ジャンプ台」は老朽化で2021年以降は使用不可。伝統のジャンプ台を復活させようと児童が中心となり修復費用を集めている。
修復費用は約1000万円。2024.7月;児童たちが「白馬北小ジャンプ台直し隊」を結成。修復台に充てるため地元のイベントで募金や自作のアクセサリーを販売などで440万円を集めた。
1/29ー2/28;CF開始。目標金額100万円、支援総額11.8万円(1/30),支援者数;18人。リターンはヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男III世のスキージャンプキーホルダー、トートBAG、サイン入りTシャツ、ボトルなど。
白馬北小学校ジャンプ台直し隊CF
・白馬北小ジャンプ台直し隊は「ジャンプ台を直したいのでご協力をお願いします」
・このジャンプ台で巣立った卒業生には北京五輪ノルディック複合の団体銅メダルの渡部暁斗・善斗選手がいる。卒業生にはモーグル上村愛子さん、クロス福島のり子さん、HP宮脇健太郎さん、XC成瀬野生さんら。
・渡部暁斗選手は「校庭にジャンプ台のある学校。卒業生全員がスキージャンパー。皆さんの活動を心より応援しています」
・渡部善斗選手は「スキージャンプが身近で当たり前に感じられていた。今では誇りに思う。白馬村のシンボルとして、白馬で育った証として、このジャンプ台の歴史を途切れさせずに、子供たちに繋いでいってもらえたら嬉しい」
■1/下;豪雪地帯の小谷村の特産品「雪中キャベツ」は収穫期を迎えています。
雪中キャベツの畑は雪に埋もれ、キャベツは雪の下で見えません。北小谷生産組合は重機やスコップで手際よく雪を掘ってキャベツを収穫しています。2025年は雪が多くて作業が大変ですが、雪が多いと上出来という。
雪が多いと作物は自分の身を守ろうとして糖分を蓄え、甘味に変えてくれるそうで、芯ほど甘くなるという。外気は氷点下でも雪中は0℃。糖度は10度-11度。根が付いたままで雪中で保存され、安定した湿度が保たれるため、
みずみずしくシャキシャキした食感が味わえます。2週間以上雪の中で熟成したキャベツは甘くておいしい。普通のキャベツの重さは1玉1.2-1.3kg、雪中キャベツは平均で約2-4kg、大きいものは6kgもあるという。
1/20;約80個ほどが収穫された。販売は2/中まで予定。小谷村北小谷の「道の駅おたり」では「雪中キャベツ」を販売。価格は例年並みの\300-\900円。(10:00-18:00,不定休,P90)
(問)道の駅おたり TEL 0261-71-6000
■白馬村内で発生しているナラ枯れ被害の周知と被害材の活用を図ろうと、被害材でベンチを製作した。
「白馬村役場」村民ホールに設置。1/24;まきストーブの講習会を開催し、村民らにお披露目された。白馬村が進める木質バイオマスの一環。
■1/29;17:00;小谷村でBCスキーをしていた男性3人が小谷村の山中で動けなくなり、1/30;警察が救助した。
小谷村千国の親沢(標高950m)で男性3人が山中で動けなくなったと警察に救助要請。3人ともケガはないという。1/29;小谷村では40cm以上の雪が降った。警察は3人にはビバークを指示し、1/30朝から山岳遭難救助隊などが地上から
遭難者の携帯電話の位置情報などを元に3人がいるとみられるエリアに向かい、10:30頃に救助、低体温症の症状が見られた男性は大町の病院に搬送されたが命に別状はないという。他の2人も疲労はしているもののケガはない模様。
BCでの遭難件数は増加傾向。
■1/28;小谷村「栂池高原」で「雪崩捜索救助訓練」が実施された。
北アルプス広域北部消防署と、白馬村・小谷村消防団でつくる大北北部消防連絡協議会の約50人が参加、不特定多数の人が雪崩に巻き込まれたと想定し、ビーコンやプローブ、ショベルなど救助活動に必要な備品の使い方を学んだ。雪上で捜索を実践し、雪崩救助に要求される知識や現場での部隊統制を訓練した。
■1/28;白馬村白馬北小は校庭にあるスキージャンプ台でジャンプ学習が始まった。
2024年は雪不足でできなかったため、2年ぶりの実施。児童は高さ15mのジャンプ台や、校庭の斜面に作った土手ジャンプ台から飛躍、スキージャンプの面白さを肌で体感。
■1/27;自然の雪山を滑走するフリーライドスキー・スノーボードの国際大会「FWT QUALIFIER4 HAKUBA2025」が八方尾根で開催された。
国内外から男女59人が参加、難易度の高い斜面を果敢に攻め、ハイレベルな戦いを繰り広げた。FWTフリーライドの国際大会で、本大会は上位大会へ進むための日本シリーズ選。予選最高峰ランクの大会として位置付けられる。
■1/26;北ア「白馬乗鞍岳」と小谷村の山中でBC滑走中に遭難が相次ぎ、男性をヘリで救助した。
1/26;14:00;白馬乗鞍岳の天狗原(標高2200m)で、仲間2人とBCスキーをしていた男性が左ひざを負傷し、救助要請があった。県警ヘリが出動して男性を救助、病院に搬送。
1/26;14:30;小谷村の黒川沢(標高1600m)の山中で10人パーティーでBCを滑走していた男性が木に衝突して左足脛骨を折る大ケガ。男性はスノーボードで斜面を下りていたという。同行者の救助要請により、男性は県警ヘリで救助、
松本の病院に搬送された。
■1/25;「白馬岩岳観光協会」が「白馬岩岳」で「岩岳感謝祭」を開いた。
ホワイトプラザの特設会場で、スキーヤー・スノーボーダーの他、ノンスキーヤーなども含めて、2024年を上回る約3000人が来場、豚汁や酒の振る舞い、塩の道太鼓の演奏、大抽選会などを楽しんだ。
■1/25;小谷村中谷「中土観光交流センターやまつばき」で「中谷雪まつり」が開かれた。
まゆ玉・道祖神づくり、秋に刈り取ったカヤを積み上げ、ダルマやしめ飾りなどをお焚き上げして、歳の神を天にお送りし、一年の五穀豊穣や無病息災を願う。
雪の夜空にはどんど焼きの炎が立ち昇る。歳の神で繭玉を炙る。カラオケや地元のバンド演奏、振る舞いなどが行われた。
■1/24;BCスキー・スノーボードで訪日外国人客の冬山遭難事故を防ぐため、県山岳高原観光課などは、白馬村と小谷村スキー場で啓発活動を実施した。
QRコードがついたステッカーを配布し、装備や登山計画書の提出を確認、安全にBCでの滑走を楽しんでもらうよう呼び掛けた。
■1/21;白馬村は、新たな観光の価値を創出する観光イノベーション促進に向け、金沢大学融合学域、同大先端観光科学研究所と連携協定を締結した。
観光科学の研究を基盤とした新たな観光価値の創出や、持続可能な観光振興、人材育成の推進などを目的とした協定で、連携した取り組みにより持続可能な観光地経営の実現を目指す。締結式は同大であり、白馬村丸山俊郎村長らが出席。
丸山村長は「観光客データの活用、人材育成、新たな観光資源創出を進め、地域の発展と住民福祉の向上を目指す」。
■1/16;「白馬商工会」は「白馬東急H」で「新春賀詞交歓会」を開催した。
白馬村内の事業者や団体、行政関係者、商工会関係者ら約70人が出席。今冬は豊富な雪に恵まれ国内外からの観光客でにぎわう中、住民も観光客も過ごしやすい世界水準の持続可能な地域づくりに向け、商工業と地域の発展を願い、
参加者同士の親睦を深めた。
■1/16;小谷村下里瀬の「サンテインおたり」で小谷村商工会は2025年「新春賀詞交歓会」を開いた。
村内を中心に事業者や村関係者、商工会関係者など約60人が出席。地域経済と商工業の発展に向け決意を新たにした。基幹産業の観光業で、小谷村内では宿泊施設の改修やホテルの新規開発、飲食店の開業など活発な動きが出ている。
会長は「2025年は雪に恵まれ、スキー場の入り込みも増えている。宿泊施設はほとんど予約で埋まっていると聞く。観光業は素晴らしいスタートが切れたと思う」と今冬のにぎわいに期待した。
■1/15;18:13;JR大糸線は、大雪の影響で南小谷駅-白馬駅間で運転を取り止めた。
JR東日本長野支社によれば、1/15;18:13;南小谷駅を発車した上りの普通列車が動けなくなった。線路の除雪はしていたが、冷え込みによる架線の凍結などの影響も考えられ、JRが原因を調べています。
乗客と乗員計3人にケガはなし。この列車以降、1/15:運転を取り止め、上下8本が運休した。
■この数年で一番の大雪となっている白馬村と小谷村で、除雪車の出動に関わる燃料代などの稼働費が膨らんでいる。
2024年12月の除雪稼働費は例年の約2倍、今月に入ってからも出動が続き、このままのペースだと1月も例年を上回る見通し。倒木の影響による交通障害なども発生しており、対応に追われる。白馬村は、例年12月の除雪稼働費は4500万〜5000万円で推移、
2024年12月は1億円を超えた。小谷村では、2023年12月の除雪稼働費が約1600万円だったが、2024年12月は6000万円を超えた。
大町以北ではこの冬、雪が多く大町、白馬、小谷では道路除雪費を当初予算で賄いきれず、補正予算を急きょ組むなど対応に追われる。
2024年12月の月間累積降雪量は小谷223cm、白馬214cm、大町123cmといずれも過去5年で最多。
■1/8;JRによれば、大雪の影響で大糸線南小谷駅-糸魚川駅間の上下線で、1/8;始発から16:00頃まで12本運転を取りやめ。
■1/7;白馬村における人とツキノワグマとのすみ分けを図ろうと、長野県はゾーニングマップ作成に向けたWSを白馬村役場で開いた。
クマによる人身被害の防止、農林業被害の軽減と、クマの個体群を安定的に維持していくための緊急対策。地域区分の設定方法などについて地域住民や村などを交え意見交換を行った。
■1/7;春の「七草」
春の七草はセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(大根)の7種の野菜。「七草粥」を食べると無病息災で過ごせると云われます。もともと中国の風習で平安時代に日本に伝来、七草粥は邪気を払い、
万病を除く占いとして食べられてきた。正月料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養を補うという効能があるという。
■1/7;20:37;JR大糸線は線路内で落雪があり、一時運転を見合せ。
JR東日本長野支社によれば、大糸線海ノ口駅-簗場駅間で下りの普通列車が線路に落雪を見つけ停車した。列車は落雪の手前で停車し衝突はせず、乗客乗員26人にケガはなし。この影響で、信濃大町駅-南小谷駅間で運転を見合せたが、
除雪を行い、22:10;運転を再開した。タクシーなどによる代行輸送が行われた。運休は上下計2本、最大1.6Hの遅れがでた。
■1/6〜;白馬村・小谷村で「ふるさと納税」の返礼品として「スキー場リフト券」を即時発行するサービス「さとリフ」が始まった。
現地で納税してすぐにリフト券の発行を受けられるサービスで、白馬村では八方尾根、白馬五竜・白馬47、白馬岩岳、小谷村では栂池高原、白馬乗鞍温泉・白馬コルチナスキー場が対象。
返礼品のリフト券(1名)は八方尾根(\31000/大人,\16000/子供)、白馬五竜・白馬47(\33000/大人,\18000/子供)、白馬岩岳(\29000/大人,\20000/子供)
白馬乗鞍温泉・白馬コルチナ(\20000/大人,\12000/子供)、栂池高原(\25000/大人,\15000/子供)
これまではふるさと納税の返礼品としてリフト券を選択した場合、受け取りまでに1週間かかっていた。「さとリフ」は寄付手続き完了後、すぐにスマホ画面にQRコードが表示され、スキー場のリフト券発券窓口や発券機に提示することで、
その場でリフト券を受け取ることができる。なお、寄付証明書は申込み住所に郵送。
また、リフト券として繰り返しチャージが可能なICカード「ハクバカード」に、スマホのカメラでカードを読み取り、返礼品のリフト券をチャージできる。
(問)白馬村総務課ふるさと納税 TEL 0261-72-5000
(問)小谷村総務課ふるさと応援寄付 TEL 0261-82-2038
■1/6;小谷村の冬の特産品「雪中キャベツ」の販売が直売所、道の駅などで始まった。
1/6;小谷下寺のほ場で目ぞろい会があり、出来具合いや出荷時の注意点などを確認した。025年は雪が豊富で、雪の下でじっくりと熟成したキャベツは甘みを蓄え、みずみずしくシャキシャキとした食感。
■1/6;15:00;小谷村山中でBCスキーをしていた男性3人が遭難。
「BCで動けなくなった」と知人などを通じて警察に救助要請。外国人3人はスキー場のゲレンデから外れたBCで小谷村の親沢(標高1200m)で行動不能になった。1/7;10:00前、県警山岳遭難救助隊と地元遭対協10人で捜索が行われ、3人は無事発見、
ケガはないという。警察はBCを滑る際には事前にコースや地形を確認したり、必要な装備品を携帯したりして万全の準備をするよう呼びかけています。
■1/5;小谷村「栂池高原」に、温泉施設を改装したバー「DJ Bar Steam Hakuba Tsuganomori」がOPEN。
ゲレンデを満喫した後のアフタースキーを楽しめるスポットとして、温泉とクラブカルチャーが融合、浴室でDJが選曲する音楽と酒類を提供。(〜3/中;20:00-26:00)
もともと「元湯栂池温泉栂の森荘」で、脱衣所はクロークに、洗い場はバーカウンターに、大浴槽はDJブースへと生まれ変わった。浴槽にはスモークが溢れ、まるで温泉に浸かっているよう。浴槽の縁に座ってリラックスして音楽を楽しむ。
温泉としての営業はない。
■小谷村中土の「中谷大宮諏訪神社」では宮司による干支にちなんだ縁起の良い言葉や絵が拝殿の戸板に飾られた。
2025年は「巳年福神」と言われる「宇迦の神」(倉稲魂)と「弁財天」がお目見えし、初詣の参拝者を迎えています。
■1/4;14:30;「八方尾根スキー場」で滑走していた外国人同士が衝突、女性1人が大ケガ。
八方尾根スキー場でスキーをしていた女性とスノーボードをしていた男性が衝突。女性は松本の病院に搬送されたが右腕の骨を折る大ケガ。男性にケガはなし。現場は雪が降っていたが見通しは良い初級者と中級者向けコースで、
警察は事故原因を調べています。
■ふかふかの雪の上を、スノーシューを履いて雪の森を散策
冬の信州はスキー・スノーボードだけではない。雪の森の中をスノーシューを履いて歩くと、夏とは異なる景色や美しさが見えます。スノーシュー体験ツアーではフカフカの雪を満喫。ノウサギ・リス・シカなどの小動物の足跡をたどる。
運がよければカモシカの遭遇、熊の爪痕、樹氷や樹木の冬芽の観察も。スノーシューが初めての方でも気軽に楽しめます。
1)スノーシュー;白馬岩岳スノーフィールド TEL 0261-72-2474
2)スノーシュー;落倉バックカントリーフィールド TEL 080-1230-2096
3)スノーシュー;白馬五竜 TEL 0261-75-2101
4)スノーシュー;Snow Peak GO TEL 0261-75-1158
5)スノーシュー;白馬マイスターツアー TEL 0261-85-4219
6)スノーシュー・BCガイド;エヴァーグリーンアウトドアセンタTEL 0261-72-5150
7)スノーラフティング・スノーモービル;白馬ライオンアドベンチャー TEL 0261-72-5061
■里山の林や森に新雪が積もり、アニマルトラッキングはいかがでしょうか?。
スノーシューを履いて白銀の森へ。ウサギ、キツネ、リス、カモシカなど積雪期にしかみれない足跡が楽しめます。河原や高原などで未踏の雪原にファーストトラックを刻んでみてはいかが。ガイド付スノーシューツアーやスノーシューの
レンタルもあり。最近はナイトツアーも行なわれています。
夏場は藪に覆われ立ち入ることのできないところも、深い雪のおかげで歩けるのがスノーシューの魅力。但し、私有地の田畑や立入禁止の場所などあり注意が必要。湿原では植生保護のためにも積雪が少ない時期は歩かないなど、マナーは守りましょう。
★☆★スノーシューでスノーハイキングや雪上トレッキング・アニマルトラッキングスポット★☆★
1)小谷:栂池高原、栂池自然園、小谷温泉、雨飾高原・鎌池・湯峠、大渚山・雨飾山など。
2)白馬:落倉高原、落倉浅間山、白馬岩岳、遠見尾根、小遠見山、天狗岳、八方尾根、姫川源流、親海湿原、佐野坂・青鬼・野平、峯方、白馬東山山麓、きこりの道、スノーハープ、飯森一夜山など。
3)大町:宮の森奥、唐花見湿原、居谷里湿原、権現山、鷹狩山、小熊山、黒沢尾根・黒沢高原、中山高原、国営アルプスあづみの公園(大町・松川地区)など。
4)池田町:大峰高原、白樺の森
5)安曇野;烏川渓谷緑地、中房線、有明山中腹・妙見滝・白河滝(氷瀑)、合戦尾根、三郷黒沢の滝(氷瀑)、長峰山・光城山など。
5)松本:美ヶ原高原、三城、乗鞍高原一の瀬、牛留池、善五郎の滝・三本滝(氷瀑)、上高地など。
6)諏訪・蓼科:霧ヶ峰、車山高原、女神湖、奥蓼科など。
7)八ヶ岳;坪庭、雨池、北横岳、縞枯山、茶臼山、高見石、白駒池など多数。
■12/31;「白馬五竜スキー場」では新年を迎えるカウントダウンイベント「New Year 2025 Count Down」を行った。
とおみGのナイター営業は22:30まで延長。五竜特製の「年越しそば」の振る舞いり、松川村の「信濃国松川響岳太鼓」の勇壮な演奏。クライマックスはカウントダウン花火、雪の降りしきるゲレンデに多くの人が繰り出した。
■12/31;22:30-2025.1/1;0:00;五竜エルカルプラザ・とおみGで「白馬五竜カウントダウン」
18:00-22:30;とおみGナイター営業,22:30;年越しそば振る舞い,23:15;信濃国松川響岳太鼓演奏,24:00;新年のカウントダウン・打上げ花火。無料シャトルバス運行。
■12/31;「八方尾根スキー場」では名木山Gでカウントダウンイベントがあった。
国内外から大勢の観光客らが来場、雪が舞う中、振る舞いの甘酒やホットカルピスで冷えた体を温めた。
■12/31;22:30-2025.1/1;0:10;「八方尾根」名木山G(名木山スキースクール前)で「カウントダウンイベント2024-2025」
12/31;22:45;抽選券配布,23:05;鏡開き・振る舞い(甘酒・ホットカルピス・リンゴ),23:15;ステージ、アームレスリング大会,23:40;大抽選会;ゴーグルやヘルメットやバックパックなど豪華景品。
23:59;カウントダウン合唱,2025.1/1;0:00-0:10;打上げ花火
■12/23〜;小谷村千国乙の築140年の古民家を改装した「NAGANO」が営業再開。
2024-2025冬はすき焼きコース等を提供。(17:00-22:00,2025.1月〜;12:00-14:00土/日/祝,17:00-22:00,水曜定休)
(問)NAGANO TEL 0261-88-0590
■12/23;セイコーエプソンは、同社が開発した古紙を活用する製紙機「ペーパーラボ」で作ったA4サイズの印刷用紙6000枚と、ノート180冊を小谷村に寄贈した。
地球環境と産業の共生を目指す社会貢献活動の一環で、ノートは小谷小中学校の児童・生徒に使用してもらい、環境保護を考えるきっかけにしてもらう狙い。ペーパーラボは同社の独自技術を応用しており、同社で出た古紙を活用して
再生紙を製造する。12/23;小谷村役場で贈呈式があり、同社が中村義明村長にノートを手渡した。「SDGsに貢献する資源循環の取り組み。どう資源を大切に使っていくか考えてほしい」と。
■12/23;大北各小学校で2学期の終業式が行われた。
2学期の思い出を振り返り、新たな年に期待をふくらませて冬休みに入った。12/23;白馬南小、白馬北小、小谷村小谷小も、12/24から冬休み。
■12/22;小谷村中土中谷の若手有志でつくる「中谷ピチピチ団」は、中谷東地区の公園「春待亭」でイルミネーションの点灯式を開いた。
地域を明るく照らそうと、X'masに合わせて約2500球の電飾であずまやを飾った。
■10/28-12/20;八方温泉「みみずくの湯」は配管・内湯の改修工事のため休館。
10/28〜;「郷の湯」は営業開始。「八方の湯」は通年営業。「おびなたの湯」は〜10/31で営業終了。
■2024.12/20;インバウンド需要の高まりで、「白馬岩岳マウンテンリゾート」では、38年ぶりに新ゴンドラが導入された。
12/19;ゴンドラの安全とスキー場の発展を祈願して竣工式が行われ、運営会社は「新しいゴンドラで世界水準の世界水準のオールシーズンマウンテンリゾートを目指す」と。新ゴンドラは10人乗り、7分で山頂に到着できるため、
輸送力は1時間あたり最大2460人1.8倍にUP。関係者の試乗では揺れが少なく乗り心地が向上したという。2023-2024冬シーズンはここ10年で最多の14.7万人が訪れた。インバウンド需要の高まりや夏でも楽しめるアクティビティを
整備したことで来場者が増加し、さらに多くの人を呼び込もうと新ゴンドラを導入した。
12/20〜2025.3/30;運行開始。12/20;13コース中4コースをオープン予定。
1)滑走C;サウスG(820m),イーストG(330m),ビューC/D(1280m),サニーバレーC(3300m)滑走可。下山CはOPEN。Closed;ノースG(700m),Hikage/沢(980m),ホワイトリボンC(1100m),こめつがC・かもしC(1100m)
新たな降雪は0cm。(積雪;山麓30cm,山頂100cm)
2)リフト;ゴンドラノア(2133m)(8:00-15:40),5サウス(752m)(8:15-16:00),4イーストG(315m)(8:15-16:00),ビュー2(752m)(9:00-15:40)稼働。
Closed;3ノース(684m),沢リフト(845m),かも(903m),らいP(397m),中央高速(1652m)
3)料金;(シーズンイン割引;12/20-12/27;\5000/大人,\2500/小児),(通常;\6500/大人,\4000/小児,\6100/シニア),(Webチャージ;\5900/大人,\3600/小児)
4)施設;HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(8:15-15:30),CITY BAKERY(9:00-15:30),IWATAKE WHITE PARK,CHAVATY(8:30-15:30),ホワイトプラザ(8:00-16:00)など。
12/20-2025.3/30;12:00-21:00;白馬姫川温泉(岩岳の湯)(\700/大人,\350/小児)
(問)岩岳の湯 TEL 0261-72-8304
(問)HAKUBA MOUNTAIN RESORT TEL 0261-72-2474(8:00-17:00)
■12/20;白馬村で八方エリア最大規模のレストランがオープン。
宿やホテルで食事を取らない素泊まりが増加、白馬村ではインバウンド客の増加で外食需要が高まっています。白馬村の老舗旅館「丸金旅館」は、旅館の食堂を全面リニューアルしたレストラン「白馬八方 山吹食堂」をオープンした。
小規模で家族経営の旅館等では飲食部門の運営が負担。それを解消するために誕生したのが山吹食堂。運営やレシピ作りは外部に委託。宿泊客の食事場所としてだけでなく誰でも利用できるレストランとしても利用できる。
■12/20;白馬村八方で最大規模のレストラン「白馬八方 山吹食堂」が開業した。
老舗の「白馬丸金旅館」の食堂をリニューアルし、信州みそを活用したメニューを提供。宿泊客や一般客が気軽に利用できる体制を整え、訪日外国人増加に伴う飲食店不足の解消を図る。宿泊客が近隣の飲食店で食事をする「泊食分離」の
ニーズが村内で高まり、夜間に飲食店が満席で利用できない「夕食難民」の対応が課題となる中、その受け皿としての機能を目指す。
■12/20;白馬村防犯協会と大町署は、白馬村内における犯罪やトラブル抑止に向けた防犯街頭啓発活動を実施した。
飲食店や外国人観光客らに英語で書かれたチラシを配布、飲酒に起因したトラブルの未然防止やマナーの遵守を求めた。外国人客には適切な飲酒や飲酒運転の禁止、タクシーを利用する場合も白タクに乗らないことなどを啓発。
飲食店には、飲み過ぎているとみられる利用者に対して酒の提供を控えるなど適切な対応をするよう求めた。
■12/19;白馬村北城「エコーランド」に高級ホテルコンドミニアム「Hラヴィーニュ白馬」開業。
地上5F建て敷地面積約4000u、1F;ロビー、レセプション、コンシュルジュ、レストランなど。2F〜5F;客室。キッチンやバスルームを備えた客室(全38室)。スイート(20室;68ー144u),ツイン(18室;54-69u)
冬期の訪日外国人客やグリーン期のリゾート客需要などを見込む。JR白馬駅より車5分。
(問)Hラヴィーニュ白馬 TEL 0261-85-5166
■12/16;白馬村で発生した「黒豆沢土砂災害」から1年を迎えた。
ところどころに土砂が流入した形跡は残るが、例年通りの雪深い冬の景色が広がっている。宿泊施設の予約は例年通りで、シーズン本番を迎える。黒豆沢土砂災害の恒久復旧対策の砂防工事は順調に進んでいる。
■12/15;「信州小谷太鼓」は、「ばち納め演奏会」1年ありがとう演奏会を小谷村「中土観光交流センターやまつばき」で開催した。
1年の活動を締めくくる太鼓を聴こうと、地域住民ら約100人が会場を訪れた。地域に感謝を込めて力強い太鼓の音色を客席に届けた。
■12/14;小谷村「白馬乗鞍温泉スキー場」は2024-2025シーズンの営業を開始した。
12/13夜からの雪でゲレンデの積雪は70cm。スノーボーダーなどが初滑りを楽しんでいた。滑走は2コースだが順次オープンしていく。同スキー場にある「白馬アルプスH」では2024.10月にオープンしたアースバッグサウナが話題。
雪遊びをした後はサウナ(サ活でととのう)を楽しんでほしいと。12/14;隣の「白馬コルチナスキー場」もオープン、共通リフト1日券で2つのスキー場を利用できる。12/13;合同安全祈願祭を行った。
■12/13;長野県索道事業者協議会と県観光スポーツ部は、2024-2025冬季は前シーズンより約10%多い650万人の来場を目指す。
2010年頃は年間700万人が訪れていたが、その後は減少傾向、コロナ禍では400ー500万人にとどまった。2023-2024冬シーズンは約80ヶ所のスキー場が営業したが雪不足や国内客の伸び悩みで延べ利用者は582万人(前年比2%増)。
同協議会は「温暖化によって降雪機でも雪ができない状況になりつつある。自然雪は集中的な豪雪はあっても満遍なく降らず、3月は営業期間が短くなることもある」。20ー40代の読者を抱えるメディアとタイアップして
コンテンツを製作、スキーをしない層にスキー場や周辺施設を訪れてもらうための取り組みを今シーズンから始める。
■「白馬村第6次総合計画・総合戦略策定」のアンケート調査
まちづくりアンケート。村民アンケート、白馬ファンなどの村外者向けアンケート(〜2024.12/20)
※まちづくりアンケート(白馬村)
(問)白馬村役場 TEL 0261-72-7002
■11/11-12/10;「白馬村観光振興税」(骨子)に対するパブリックコメント募集
PC対象は白馬村内に在住者,事業者,在勤,在学者
<白馬村観光振興税>(骨子)
1)目的;美しい山岳景観と恵まれた自然、村民の生活・文化を守り、「マウンテンリゾート・Hakuba」としての魅力を高め、持続可能な観光振興を図る。
2)使途;観光客の利便性・満足度向上、観光による負の影響の最小化など。
3)対象施設;白馬村内の 旅館業法に規定するホテル、旅館、簡易宿所、民泊施設
4)収入見込額;年間3億8551.1万円(村税2億4398.6万円,県税1億4152.5万円)
5)税率(1人1泊宿泊料金)※条例施行後3年、以降5年ごとに制度見直し
\3000-\1万円;\200(村税\50,県税\150)
\1万円-\2万円;\300(村税\150,県税\150)
\2万-\5万円;\500(村税\350,県税\150)
\5万円-\10万円;\1000(村税\850,県税\150)
\10万円以上;\2000(村税1850,県税\150)
(問)白馬村税務課 TEL 0261-85-0712
<宿泊税導入自治体例>
東京都(2002.10施行);1-1.5万円/\100,\1.5万円〜/\200:税収;41.6億円(2023)
京都市(2018.10);〜2万円/\200,2-5万円/\500,5万円〜\1000:47.5億円
金沢市(2019.4);〜2万円\200/2万円〜\500:7.1億円
倶知安町(2019.11);宿泊料金の2%;5.0億円
福岡県(2020.4);〜2万円/\200,2万円〜/\500:13.9億円
長崎市(2023.4);〜1万円/\100,1-2万円/\200,2万円〜/\500:3.7億円
■大北市町村などJR大糸線沿線自治体と関係団体でつくる大糸線利用促進輸送強化期成同盟会は「2025年大糸線カレンダー」の掲載写真が決まった。
県内外から集まった156点の中から表紙と各月を飾る計13枚が選ばれた。列車のある風景で、大糸線沿線の四季折々の姿を切り取る。カレンダーは12/上、沿線各市町村などで無料配布。
表紙は白馬村で撮影した写真で青空と残雪の北アと列車が水田に映り込む様子。
■12/9;「白馬村ウイング21」で講演会「雪崩から身を守るために」が開かれた。
専門家らを講師に、雪崩のメカニズムやリスク回避、雪崩事故の分析、山岳救助について、地域特性や科学的知見を踏まえて講演した。
■12/9;白馬村の小中学生が学校給食で食べた後、アレルギー症状が出た問題で、大町保健所はカジキのフィッシュチリソースによるヒスタミン中毒と断定した。
12/4;白馬中と白馬北小・南小で給食を食べた児童・生徒と教職員計46人が顔が赤くなったり発疹が出たりした。白馬村は当初29人としていたが県の再調査で人数が増えた。大町保健所で検査したところ、カジキのフィッシュチリソースから
ヒスタミンが検出された。給食を作った「白馬村学校給食センタ」は、12/9-12/10供給停止、白馬村は12/13まで同センタの給食を取りやめ、衛生研修会や調理場の点検などを実施、再発防止策を講じる。「ヒスタミン」による食中毒はマグロや
イワシ、サバなどの魚が原因になることが多く、魚介類は冷蔵庫で保管しできるだけ早く調理するよう呼びかけています。
■12/2-12/6;白馬村神城のR148「道の駅白馬」は店内改装で臨時休業。
そば、野沢菜、雷鳥の里、紫舞、白馬錦大雪渓などの地酒、村男III世グッズなど白馬の特産品、大北(北アルプス山麓ブランド認定品)や長野県内の商品などを販売。
売店(9:00-18:00),レストラン(11:00-18:00),火曜定休、トイレ、EVスタンドあり。P36。道の駅は休憩施設、宿泊目的の利用は禁止。
(問)道の駅白馬 TEL 0261-75-3880
■12/6;白馬村内の日帰り温泉(6ヶ所)の7事業者と白馬村観光局でつくる「白馬村温泉施設連絡協議会」は入湯税の使途に関する要望書を丸山俊郎村長らに提出した。
源泉から湯を引くポンプやボイラー、配水管といった設備の維持管理、温度維持管理費の補助まで入湯税の使い道を広げることを求めている。特別徴収義務者となる事業者への報奨金制度の導入、温泉を活用した観光振興などを要望した。
入湯税は1978年に導入。入湯税は日帰り客は\50/1入湯、宿泊客は\150/1泊。12才以下免除。宿泊したが入湯しなかった場合でも入湯税はかかる。2022年度の入湯税額は4342.3万円。用途は環境衛生施設(し尿施設)整備(48%)、消防施設(消火栓)整備(8%)、
観光施設整備・観光振興(宣伝・PR)(44%)などに利用された。入湯税が温泉施設に使われていないことについて、「温泉を守らなければ村の魅力は続かない」。事業者が徴収事務を無償で行っていることもあり、制度として仕組みづくりが必要とした。
温泉が村の観光にとって重要な位置付けで、「未来の温泉のあり方を考えると、源泉の維持保全は現在の優先事項になる」と。
■12/5;小谷村「おたりつぐら」で、しめ縄とクリスマスリースを作る催しを開いた。
村民ら約30人が参加、名人に教わるしめ縄と、素材から手作りするリースに挑戦した。
■12/4;白馬村で学校給食を食べた小学生15人,中学生11人,職員3人(南小;児童5,職員1、北小;児童10,職員1、中学;生徒11,職員1)の計29人が1H後に発疹や顔が赤くなるなどアレルギーのような症状が出た。
全員が快方に向かっていて原因は給食とみられる。献立は、ツイストロールパン、フウライカジキのフィッシュチリソース、コールスローサラダ、カレー風味スープ、牛乳。給食は村内2小学校と1中学校に約630食が提供された。
29人に「ヒスタミン食中毒」とみられる症状が出ていた。湿疹や微熱の症状も出たが全員快方に向かっているという。白馬村学校給食センタが調理したカジキのフライがヒスタミン食中毒の可能性があるという。ヒスタミン食中毒は、
マグロやカジキに含まれるヒスチジンが冷蔵環境が悪いなどの原因で分解されてヒスタミンになり、それを食べると発症する。12/5-12/6;給食センタは休業、地元の保健所が立ち入り調査を行うなどして原因物質を詳しく調べています。
調査結果を待って給食を再開予定。
■12/4;地域福祉に役立ててほしいと、白馬村を拠点に活動する吹奏楽団「山の音楽家」はチャリティーコンサートの収益金を白馬村・小谷村の社会福祉協議会に寄付した。
コンサートは350人が来場、収益金11.4万円を半分ずつ寄付した。チャリティーコンサートは定期演奏会として毎年開催、2024年で35回目。11/17;白馬ウイング21で開かれ、長寿番組の曲、昭和アイドル、ディズニー音楽など幅広い世代が楽しめる
音楽を演奏した。
■12/3;白馬村は災害発生時における飲料水の確保に向け、飲料水メーカーのAWウォーター(大町)と協定を締結した。
地震や風水害など大規模な災害が発生した時に村の要請に応じて避難所などに供給する飲料水を同社が提供する。同社が同様の協定を結ぶのは大町市に続き2例目。
■小谷村「JR中土駅」の屋根に小谷の四季をイメージしたデザインが描かれた。
2023年から実施している中土駅リニューアル事業の一環で、列車の車窓から屋根を眺めてもらい、アートを楽しんでもらおうと実施。12/3;最後の塗装作業で作品が完成した。
■12/1;オープン最初の週末、白馬山麓スキー場では朝からゴンドラ乗車待ちができています。
■2024.10/5-12/1;小谷村で「第21回おたり新そば祭り」開催
新そばの収穫時期にあわせて、小谷村内各所で自慢の手打ちそば、特別に作られるそばスイーツやそば打ち体験など、新そばの楽しみを提供。
訪れた店舗数に応じて宿泊券や特産品が当たります。スタンプ1店舗;小谷漬け(60名),スタンプ2店舗;小谷村内宿泊券(1万円)(20名),オタリアンジェラート(蕎麦味6個入)(20名)
1)〜10/24;11:00-15:00;「そば処ふるさと」;小谷産のそば粉をブレンドした手打ちそば。(問)TEL 0261-83-2265
2)10/5-11/4;11:00-14:00;「おたり名産館」;小谷産そば粉使用。(火曜定休)(問)TEL 0261-82-2526
3)10/19-11/3;12:00-15:00;栂池グランドロッヂ「旬香旬菜☆雅☆」;小谷産そば粉100%、10割手打そば。そばそばチーズ焼きサービス。(問)TEL 0261-83-2032
4)10/26-11/4;11:00-15:00;池の田グリーンスポーツ管理棟・コルチナそば組合「そばの花」;土倉産のひきたてそば粉を湧水で打ち、ゆでたての9割蕎麦。限定そば茶プレゼント。
5)11/1-12/1;11:00-16:30,土日祝11:30-16:30;そば屋「蛍」;原木なめこがたくさん入ったなめこ汁。週末限定十割そば。蛍限定クジ引き。(問)TEL 0261-85-1810
6)11/2;10:30-14:00;なっからはくのり新そば祭り「G.S ロッヂ」;白馬乗鞍高原産のそば粉。白馬乗鞍なっから会そば打ち名人が打つ。2022-2024年は1日のみ開催。(問)TEL 0261-82-2181
7)11/2-11/4;11:30-14:00;「サンテイン小谷」;そばで小鉢一品サービス。1人\500円以上で温泉入浴100円引。(問)TEL 0261-82-2228
8)11/9-11/10,11/16-11/17;10:30-14:00;うまいもの屋「固徹」;店主が打ったおそば。だし巻き玉子、そばプリン、ごま豆腐セット。(問)TEL 0261-82-3505
*1)10/24-11/4;10:00-18:00;「Cafe十三月」;そば米やそば粉を使ったスイーツを提供。(土/日/祝;10:00〜)(問)TEL 0261-85-1781
*2)10/下-12/1;10:00-17:00;「オタリアンジェラート」;そば屋「蛍」のジェラート店でそばの実風味のジェラートを提供。小谷の山ぶどうやサルナシなど。(問)TEL 0261-85-1810
(問)小谷村観光連盟 TEL 0261-82-2233
■小谷村沓掛の古民家レストラン「NAGANO」は人手不足や経営難で持続可能な運営に向け転換を図る。
9月-11月;「繁忙期に向けた準備期間」として営業休止。気軽に店に来てもらいたいと、8/中;料理は休止し、カフェのみ営業中。カフェメニューはコーヒーや紅茶、玄米茶、レモネード、アルコール、チーズケーキなどを提供。地元の人にも来てもらいたいと、
小谷・白馬村民は特別価格で提供。12月〜;再開を目指す。すき焼きをメインとした料理等を提供予定。
■11/30;白馬五竜、八方尾根、栂池高原スキー場がOPEN。HAKUBAVALLEY 3スキー場がOPEN。OPEN初日から白馬はパウダースノー。
この日を待ちわびていたスキーヤーやスノーボーダーが思い思いに初滑りの豊富な雪の感触を楽しんでいた。
■7/19-11/30;県北アルプス地域振興局は、大北などの観光スポットを周遊するデジタルスタンプラリー「極上の絶景満喫デジタルスタンプラリー」を開催。
夏や秋の行楽シーズンに向け観光振興を図る。アプリ「furari」を利用し、各スポットを巡る。
スタンプ獲得スポットは最大200箇所。スタンプ数や種類に応じて抽選で地域の特産品などをプレゼント。参加賞あり。6つのカテゴリを設定し、1)カストロノミー;北アの食文化、2)体験・絶景、3)交通、4)食べる・泊まる・買い物。
5)文化・芸術(9/13-11/4;北アルプス国際芸術祭)、6)大糸線。
大糸線では大糸線主要駅でスタンプ。電化と非電化区間がある珍しい大糸線。鉄道イベント招待や地域の特産品などの景品を抽選で。
お店によっては独自の割引やプレゼントあり。
(問)北アルプス地域振興局商工観光課 TEL 0261-23-6523
■7/13-11/30;7:00-8:30;白馬乗鞍高原の「白馬アルプスH」で「Breakfast in the sky」
宿泊者限定のサービスとして、山岳観光リフトを活用した日本初の新サービス「Breakfast in the sky」を提供する。
「白馬乗鞍温泉スキー場」の「若栗中央G」の「アルプス第5高速P」に乗って、山ノ神リフト「アルプス第11P」(標高1133m-標高1598m)を乗り継いで山頂へ。山麓(若栗G下)からの標高差730m、全長1200m、片道18分の空中遊覧。リフトからは
妙高山や高妻山など北信の山々を眺望できます。空中散歩で最高の眺望を楽しみながら朝食(BOX)とコーヒーで朝食。乗車前日に白馬アルプスHで予約申込み。今後、ビジターでも利用できる昼食プランやカフェプランも提供予定。
ご来光リフト運行(Sunrise Lift;7/13-7/15;4:00〜,7/16-7/31;4:15〜;\2000/大人,\1500/子供,山頂コーヒー付,前日予約;〜16:00)。日の出時刻によって運行時刻が異なります。
白馬乗鞍温泉スキー場のゲレンデには夏場キャンプ場を開設、白馬アルプスツリーアドベンチャーも。ホテル近くには白馬乗鞍温泉「若栗温泉・乗鞍荘」あり。開湯は1995年、源泉は乗鞍荘の敷地内、湯量が豊富で完全掛け流し。
泉質はナトリウム・炭酸水素塩泉。温度;58.6℃。効能は神経痛・筋肉痛・関節痛・冷え性・皮膚炎、神疲労回復、健康増進など。自然石の岩風呂で内湯のみ。
硫黄の匂いが強く、鉄味を有した茶褐色の湯。ナトリウム泉で肌はスベスベ。白馬乗鞍温泉は「白馬アルプスH」内にも、内湯、露天風呂、サウナあり。
(問)白馬アルプスH TEL 0261-82-2811
(問)若栗温泉乗鞍荘 TEL 0261-82-3073
(問)白馬乗鞍温泉スキー場 TEL 0261-82-2821
■11/30;本格的な冬を前に白馬村「白馬高校」で生徒らが教室の壁に断熱材を貼る作業を行った。
冬の間教室を暖かく保つため、4年前から生徒が中心となって断熱材を壁に貼っています。11/30;生徒や地元の大工などが教室に集まり、村内の会社が無償で提供した厚さ5cmの断熱材を切って窓の壁に貼り付けた。教室では室温が5℃高くなったという。
■11/29〜:15:00;小谷村「県道川尻小谷糸魚川線」(小谷温泉〜雨飾荘)、上部の「林道姫川妙高線」は冬期閉鎖。
2025.4/15;12:00;解除予定。「林道姫川妙高線」(雨飾荘-湯峠)、「林道カンバ平線」(つぶれ池-雨飾高原キャンプ場・雨飾山登山口)は5/下以降に開通予定。
■11/28;「八方尾根スキー場」に新ゴンドラとベースセンターハウス、駐車場を新設すると発表。
スキー場を運営する白馬観光開発と八方尾根開発は総額32億円を共同投資し、新ゴンドは名木山から兎平までを結び、2027年12月開業を目指す。輸送能力を7割増強、オールシーズンの国際的山岳リゾートを目指す。
八方ゴンドラ「Adam」(6人乗り)は1983年から40年以上運行してきた。輸送力不足、強風運行停止、施設老朽化・改修、駐車台数不足などの課題があった。
新ゴンドラは名木山G-兎平G間(延長2200m,標高差650m)に新設。ゴンドラは10人乗りの大型車両。四面強化樹脂ガラスで全方位360度のパノラマビュー。スピードは秒速6m/s(現行4m/s)にアップし、所要時間は7分(現行8分)に短縮。
輸送力は2400人/h(現行1350人/h)と向上。ゴンドラ内部は広く快適性が上がる。乗降はバリアフリー対応。減速運転が可能になり耐風性に優れる。新ゴンドラ完成後に現行アダムは解体される。
これまでベースセンタは施設の老朽化や機能の点在により快適性が劣っていた。新ベースセンターハウスはカフェ・レストラン・売店・インフォメーション・レンタルショップ・チケットセンター・スキースクール受付を1ヶ所に
集約する予定。名木山に駐車場(P230)を新設。
※八方尾根開発
※白馬観光開発
■11/28;小谷村「おたりつぐら」で玄米こうじを使った「みそづくり」が行われた。
ゆでた大豆を手でつぶし、手で混ぜる昔ながらの方法で行った。春に仕込んだみその試食もあり、保存容器や保管場所で変わる味の違いを確かめた。
■11/27;インバウンドに対応するため、白馬村は「ウーバージャパン」と包括連携協定を締結した。
利用者はスマホアプリで村内を走るタクシーを呼ぶことができる。協定では中信のタクシー事業者5社と連携して配車サービスを行う「Uber Taxi」を導入。ウーバーはタクシー会社5社と契約を結び、計56台のタクシーでサービスを提供。
一部車両には白馬限定カーラッピング(Uber+雪マーク)を実施。タクシー会社はアルピコタクシー、白馬観光タクシー、アルプス第一交通、あづみの第一交通、南安タクシー。運行するタクシー会社の規定の運賃、迎車料金が適用される。
Uber Taxiは白馬村のスキー場、観光地、飲食店などがある主要エリアと、小谷村や大町市の一部で利用できる。栂池高原スキー場や青木湖など観光客の人気が高いエリアでも利用できるようにする。但し、大町中心部ではウーバーアプリで
タクシーを呼び、白馬村に移動することはできない。県内では軽井沢(2024.7月)に次いで2例目。
白馬村は利用データを活用してオーバーツーリズムの解消や地域交通の課題解決を目指す。ウーバーが利用状況のデータを白馬村に提供し、白馬村は観光客の利用区間などを分析し、交通政策に役立てる。白馬村の2023年観光客数は約238万人と
コロナ禍前(73万人増)の水準に回復。うち外国人観光客の宿泊数は約25万人、約4割がオーストラリア人。2023-2024冬季シーズンの観光客数は113万人を超え、過去20年で最多。外国人観光客のスキー場利用率が前年シーズンと比べて256%増加した。
村内の交通手段の確保が課題となっていた。
式典では白馬村丸山俊郎村長や同社が協定書に調印。ウーバージャパン、村長、関係者、村男、白馬村観光大使の上村愛子さんらが出席してテープカット。出発式では上村愛子さんが配車サービスを体験した。アプリで乗車場所を指定すると
待ち時間やタクシーの位置が表示される。上村愛子さんは「外国人観光客は自分の行き場所を伝えるにも言葉では難しい部分が、アプリで伝えられる。白馬に来られるお客さまが喜ばれるんじゃないかな」。
ウーバーは、冬季に白馬村でアプリが開かれた回数は通常期の6倍、外国人観光客がタクシーを利用しようとしていたとみられ、潜在的な需要あると見込んでの白馬村に進出した。「オーストラリアでは、Uberアプリ・サービスに90%の人が利用。
今後、日本でも地方タクシーと連携して協力関係を結び、Uberのサービスを日本中に広めたい」。ウーバーはオーバーツーリズムの課題解決に向け、白馬村と連携協定を結んで、白馬村での成功事例に、都心中心の「Uber Taxi」のエリア拡大も
図りたい考え。タクシー会社側にとっても言葉の壁がクリアされ、利用率が上がれば業績アップも期待される。
白馬村長は「細かい需要にも対応でき、住民や観光客にとっても快適なサービスになると期待する」。サービスに参画するアルピコタクシーは「人手不足の中でも限られた台数で効率よく配車ができ、観光客にとっては配車の電話がつながり
にくいというストレスが軽減される」サービスは12/1-2025.3/末までだが、結果を踏まえて2025グリーンシーズンの導入も検討する。白馬村では飲食店の混雑解消のため、約50店舗で利用できるアプリ予約サービスも開始された。
■11/27;白馬村内の宿泊事業者らでつくる村宿泊イノベーションチームは、「持続可能な宿泊施設のあり方を考える」フォーラムを「白馬商工会館」で開いた。
「宿泊施設の白馬モデルを提案する」をテーマにディスカッション。白馬ならではの取り組みによる世界水準の持続可能な観光地づくりに向け、宿泊施設のこれからを考えた。フォーラムでは「白馬モデル」の具現化へ向け議論。
地域愛を語れる人が経営している宿が民宿文化につながっているとした。今後も「白馬モデル」を目指し、勉強会やアクションを起こしていく。
■11/26;「栂池高原スキー場」でスキーシーズン前に、大北地区索道事業者協議会と北アルプス広域北部消防署が「合同救助訓練」を開催した。
ゴンドラがトラブルで停止した時の来場者救助訓練を実施。各スキー場の安全衛生査察会も行い、来場者も従業員も安心安全でシーズンが過ごせるよう運営方法や救助の手順を確認した。
■11/26;持続可能な観光地域づくりに取り組む地域として、国連世界観光機構が認定する「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」に選ばれた自治体などが連携協議会を設立した。
11/26;第1回総会を白川村トヨタ白川郷自然学校で開き、白馬村丸山俊郎村長など認定を受けた7地域(北海道ニセコ町,北海道美瑛町,宮城奥松島,岐阜白川村,京都美山町,奈良明日香村,白馬村)の首長らが出席。ブランド力向上などで各地域が
連携して推進、情報共有、相互啓発を行う。ベスト・ツーリズム・ビレッジは観光を通じた自然・文化遺産の保全などで、持続可能な観光地域づくりに取り組む人口1.5万人以下の地域で、国連世界観光機構が認定する制度、白馬村は2023年認定を受けた。
■自転車を安全に楽しむ環境と文化の醸成を図ろうと、白馬村を中心に活動するNPO法人「北アルプス自転車協議会」が自転車の走行ルール・マナーを周知する講習会の開催や動画制作に取り組んでいる。
11/26;白馬村多目的研修集会施設で初の講習会を開き、道路を走行する上でのルールやヘルメットの正しい着用方法などを小中学生らに指導した。
■11/26;持続可能な観光地域づくりに取り組む地域として、国連世界観光機構が認定する「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」に選ばれた自治体などが連携協議会を設立した。
11/26;第1回総会を白川村トヨタ白川郷自然学校で開き、白馬村丸山俊郎村長など認定を受けた7地域(北海道ニセコ町,北海道美瑛町,宮城奥松島,岐阜白川村,京都美山町,奈良明日香村,白馬村)の首長らが出席。ブランド力向上などで各地域が
連携して推進、情報共有、相互啓発を行う。ベスト・ツーリズム・ビレッジは観光を通じた自然・文化遺産の保全などで、持続可能な観光地域づくりに取り組む人口1.5万人以下の地域で、国連世界観光機構が認定する制度、白馬村は2023年認定を受けた。
■11/25;白馬村の木流川散策路に新しい看板がお目見えした。
近くの白馬北小が中心となり、地元有志でつくる「木流川と親しむ会」と協力して完成。看板を見て木流川の豊かな自然をいつまでも大切にしてほしいと。
■11/25;白馬村「ふれあいセンタ」で「姫川源流域のくらしといきもの」をテーマにした対談イベントが開かれた。
地域住民参加型の生物多様性回復に向けたプロジェクト「はくばいきものラボ」の一環。民俗・日本思想史家の田中欣一さんと、生物多様性の専門家・コモンフォレストジャパンの理事が、姫川源流域の暮らしの変遷や生き物との関わり、
環境改善を考えた。
■11/23;昨夜の雪は白馬山麓でうっすらと積もった程度。北ア・蓮華岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳・白馬三山は真っ白に雪景色。
白馬山麓のスキー場上部が再び冠雪。鹿島槍:中央G・黒沢G、白馬五竜:アルプス平G、白馬47:R4、八方尾根:兎平G・黒菱G、栂池高原:鐘の鳴る丘G・丸山G・ハンノ木C・栂の森G、白馬乗鞍温泉:若栗中央G、
白馬コルチナ:池の田G、碑田山Cがうっすらと雪景色。積雪は1-2cm。松本・安曇野・大町は降雪なし。扇沢・黒部ダム・立山は雪景色。
■11/23;スキーシーズンを前に、白馬村観光局と村索道事業者協議会は、村内スキー場の合同安全祈願祭を白馬ジャンプ競技場で開いた。
さのさか、五竜・白馬47・八方・岩岳のスキー場運営会社やパトロール、スキースクール、村関係者など約50人が出席。シーズンを通じた利用客や従業員の安全無事と、一日も早くオープンが迎えられるよう降雪を祈願した。
2024年は岩岳が38年ぶりにゴンドラを架け替えるなど明るい話題があり、また各スキー場で降雪機の増設やノンスキーヤー向けアクティビティーを充実させるなど利用客増加に向けて取り組みを進める。
各スキー場は12/20;岩岳、他は積雪次第で営業を開始する。
■小谷村「小谷中」の生徒が古くから伝わる雪上歩行の「爪かんじき作り」に取り組んでいる。
地元の「爪カンジキ振興会」の名人たちを講師に、材料となる木の採取から実施し、11/21;中土観光交流センター「やまつばき」で、木の皮をむいたりかんじきの形に曲げる作業を行った。
■11/20;白馬山麓の雪は解け、スキー場上部に僅かに残るだけ。11/20朝;白馬五竜;アルプス平(パノラマC)、八方尾根:兎平G、栂池高原;栂の森G・ハンの木上部C、はくのり;上部(ラビットC・ハイウェイC)、コルチナ(池の田G)などにうっすらと雪が あるだけでしたが、日中にはスキー場上部の雪も殆ど溶けた。
■11/20;「白馬村ウイング21」でスポーツ功労賞、スキースポーツ育成振興奨励金、スキークラブ会長賞の授与式と、スキークラブの団結式が開かれた。
スポーツ特別功労賞はパリ五輪スケートボード男子パーク種目に出場した永原悠路選手が受賞。
■11/20;白馬村は「白馬村多目的研修集会施設」で農業者らと懇談会を開いた。
農地利用の将来像を明確化する「地域計画」策定に向け、村と村農業委員会がまとめた計画案の説明と、10年後の農地の耕作者を示した「目標地図」について意見交換。高齢化や人口減少に伴う耕作放棄地の増加など地域農業が抱える課題の解決や、
農地の集約に向け話し合いを深めた。
■11/20;小谷村の小谷ジュニアスキークラブは今シーズンの結団式を小谷村役場で開いた。
今季は小中学生29人が所属、選手たちは大会での活躍や自身が掲げた目標に向け健闘を誓った。
■11/19;時折雪が舞う。白馬の里がうっすらと雪景色「初雪・初冠雪」。11/19朝、栂池高原では田畑が一面雪に覆われ、白馬三山が雪化粧して一層白さを増していた。
北ア・蓮華岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳・白馬三山は真っ白に雪景色。白馬山麓Gが冠雪。鹿島槍:中央G・黒沢G、白馬五竜:とおみG・アルプス平G、白馬47:ベース・R4、八方尾根:名木山G・リーゼンスラロームC・兎平G・黒菱G、
栂池高原:鐘の鳴る丘G・丸山G・ハンノ木C・栂の森G、白馬乗鞍温泉:若栗中央G、白馬コルチナ:池の田G、碑田山Cがうっすらと雪景色となった。積雪は1-2cm。山麓Gの雪は日中にほぼ解けた。松本・安曇野・大町は降雪なし。
11/19;大町・霊松寺・美麻・扇沢・黒部ダム・立山は雪景色。
■11/18;冬型の気圧配置となり、県北部で雪となった。
11/18;午後、小谷村千国では雨が雪に変わった。
11/18;夜遅くに長野市で初雪が降った。平年・2023年と同じ日で、2022年よりは2週間早い観測。「善光寺」北の大峰山なども雪化粧した。
■11/17;白馬村「白馬岩岳」のゴンドラ「ノア」が最終運行を迎える。
38年間、乗客を運んできたゴンドラの乗り納め。11/16;岩岳リゾートは最終運行イベント「ありがとう ゴンドラノア〜ノスタルジック・アモーレ〜」開催。
ゴンドラ運行;上り18:00,下り18:30最終。山頂は非常に寒いので暖かい服装で。(〜16:00;\2400/大人,\1300/小児),(16:00〜;\500)
15:00-16:30;山頂で全日本靴飛ばし選手権(\1000/\500食事券付,定員:50名)、16:00〜;HAKUBA MOUNTAIN HARBORでイルミネーション&ミュージック。
17:00;スカイアークでマシュマロとふかしいもの振る舞い。18:15;山頂で打上げ花火。
(問)岩岳リゾート TEL 0261-72-2474(8:00-17:00)
■7/1-11/17;13:00-21:00;白馬姫川温泉「岩岳の湯」営業再開
施設改修が完了して営業再開。白馬岩岳ゴンドラ山麓駅近くにある温泉で、夏は岩岳マンテンリゾートでのMTBやカート、EXアドベンチャー、冬はスキーの後に利用されている。塩分を多く含む泉質(炭酸水素塩泉,塩化物泉)で無色透明。
保温効果がよく湯冷めしにくい温泉。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、皮膚病、婦人病、冷え性、切り傷、疲労回復、健康増進など。内湯(男/女)、クロモジサウナ(爽やかな木香でリラクゼーション;98℃、6-7名)、
水風呂(12-17℃,1名)。露天風呂はない。休憩スペースあり。若干硫黄臭がし空気に触れると褐色に。(シャンプー・ボディーソープ等常備)(\700/大人,\350/小児(3-12才)(P50)
(問)岩岳の湯 TEL 0261-72-8304
■11/17;「白馬ウイング21」で白馬・小谷で活動する「山の音楽家」は、「第35回定期演奏会チャリティーコンサート」を開いた。
懐かしいクラシックや昭和の名曲やTVゲームの楽曲など子どもから大人まで楽しめる曲を披露。チケットの売上げは全額、両村の社会福祉協議会に寄付する。
■11/17;「小谷村役場」で信大の学生が制作した小谷村の観光PR動画のWEB投票結果の表彰式が行われた。
小谷村と信大、JAF長野支部が産学官連携で行った地域の魅力を発信する企画で、学生が自らの体験を動画で撮影し、編集。動画のプランは今後の村観光に生かされる。
■11/16;白馬村内の魅力的なスポット100ヶ所にベンチを設置するプロジェクト「百名座」の最初のベンチが完成した。
有志が構想を練り準備を進め、11/16;1-2基目をスノーピークランドステーション白馬に設置した。「ちっとばか腰掛けましょ」をテーマに、豊かで健康的な暮らしを彩るベンチに座り、会話を楽しんだり景色を見ながらホッと一息つける空間を提供する。
■11/14;小谷村の「牧の入茅場」で乾燥させた茅を運び出す作業があった。
白馬村で飼育されている北海道産馬が利用された。楓(雌5歳)を飼育する「楓企画」が大きな茅の束を引っ張り、次々と運び出した。「楓が楽しそうにやってくれた。現在の技術を使えば、馬は仕事がしやすくなり、馬をサポートできれば
活動の幅が広がる。馬を活用した仕事を次の世代につなげていきたい」と。
■11/14;小谷村役場で白馬村、小谷村、糸魚川の議会議員連絡協議会は研修会を開催した。
古民家廃材の再利用などを手掛ける山翠舎が講師を務め、古民家の活用について講演。3市村の議員ら約60人が出席、地域で増え続ける古民家の空き家の課題や活用を考えた。
■11/12;小谷村観光連盟は「村民限定!おたりの砂防ダムツアー」を開催。
土砂崩れや土石流などの災害から住民の生活を守る砂防堰堤ツアーには20人が参加。村内に多数設置される堰堤のうち5基を見学。施設の役割や災害と防災の歴史を学ぶとともに、村の観光資源としての活用にも理解を深めた。
■11/12;白馬三山の頂に積もる雪、麓は紅葉と緑の「三段紅葉」は今しか見ることができない景色。
「白馬岩岳」(標高1289m)からは勇大な景色を望むことができる絶景テラス「マウンテンハーバー」が人気。標高の高いところでは10/中から色づきはじめ、10/8;白馬三山は初冠雪。山頂の雪と紅葉のコラボレーションが見られるのは1-2週間。
岩岳リゾートは「2024.10月は2023年同月と比べ7000人増加。インバウンドのお客も増えている。紅葉がきれいな場所ということが認知が広がってきた」。白馬岩岳のグリーンシーズンは11/17まで営業。冬シーズンは12/20〜。
■11/9;10:30-16:30;「白馬岩岳マウンテンリゾート」で「Trail Race 2024」
コースは岩岳山麓-ヒトトキノモリ-白馬三山を望む山頂グリーンパークへ。ねずこの森往復-おかるの穴へ下山-諏訪神社-切久保-岩岳ゴール。犬同伴もOK(ねずこの森はNG)
約700名30匹参加予定(締切;11/3,15km;300名,30km;300名,14km;犬同伴100組)(15km;\7000,30km;\9000,犬同伴;\11000)
■11/9;小谷村中小谷宮本の複合拠点施設「おたりつぐら」で「つぐらデー」が開かれた。
晩秋編として杉玉作り体験や刃物研ぎ、食や小物のマルシェなどで、多くの家族連れでにぎわった。
■11/8;初冠雪した白馬三山・唐松岳・五龍岳。まだ真っ白ではないが、初冬の冠雪した白馬連峰が美しい。
■晩秋から一気に初冬へ。朝の冷え込みが厳しくなり、白馬村では冠雪した白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳と山腹の紅葉と山麓の緑の「三段紅葉」が見られた。
白馬岩岳山頂の「白馬マウンテンハーバー」には大パノラマの三段紅葉を楽しもうと多くの行楽客が訪れた。11/8;白馬岩岳によると、今シーズン初めて白馬三山の三段紅葉がくっきりと見られたという。11/17までグリーンシーズン営業。
■11/7;大北スキー場上部で初雪・初冠雪。北ア・穂高連峰・槍ヶ岳・燕岳・蓮華岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳・唐松岳・白馬三山・白馬乗鞍岳・雨飾山で初雪・初冠雪。雲の間から太陽があたり、白く輝いています。
1)雨飾山と雨飾高原で初雪・初冠雪、積雪10-15cm
2)栂池自然園は初雪・初冠雪、積雪5-10cm
3)栂池高原;栂の森G、ハンの木C、丸山Gで初雪・初冠雪でうっすらと雪化粧、積雪1-2cm
4)白馬コルチナ;稗田山C,池の田G上部ががうっすらと雪化粧、積雪1-2cm
5)白馬乗鞍温泉;若栗中央G上部がうっすらと雪化粧、積雪1cm
6)八方尾根;兎平G上部、黒菱G、スカイランC、リーゼングラートCでうっすらと雪化粧、積雪1-2cm
7)白馬五竜;アルプス平Gがうっすらと雪化粧、積雪1-2cm
8)鹿島槍スキー場;鹿島槍中央Gがうっすらと雪化粧、積雪0-1cm。日中には雪は溶けた。
■北アは冬の到来を前に中腹から山ろくが秋色に染まってきています。白馬村は紅葉が楽めるスポットとして、八方尾根、五竜、栂池、岩岳は多くの観光客が訪れています。ウィンタースポーツが盛んな白馬では、年間を通して観光客を呼び込もうと、
各スキー場を活用した様々なアクティビティーを開設してきた。白馬岩岳は「白馬全体がグリーンシーズンもやっている、ということが国内で認知され、SNSで広まり、それを見た海外の方も行きたいと、訪れている」。白馬岩岳は紅葉時期で
朝からゴンドラ待ちが発生。
路線価では、白馬村は上昇率32.1%と全国1位。第二のニセコとも言われる白馬村。「スキーリゾート地に投資をしたい。白馬の地価はまだ安いので」と香港やシンガポールなど海外投資家。土地の価格は、5年間で3.8倍に。白馬のペンションオーナーは
スキーシーズンの宿泊者の8-9割は外国人で、これまではグリーンシーズン中は白馬に外国人は来なかったが、2024年は春〜秋に海外の方が訪れており、変わったと実感。白馬駅前も英語の看板が目立つ。物価も上昇、ステーキハウスやラーメン屋も
値上がりして、地元の村民は高くて行けないね」。白馬村丸山俊郎村長は「経済が潤っていることは一つの成功指標。転売目的の売買規制は必要かな」。
■11/7;「浅間山」も初冠雪。2023年より6日早く平年より7日遅いという。
■11/6;北ア・槍ヶ岳、燕岳、立山、白馬三山、白馬乗鞍岳で初冠雪。標高2200m以上で初冠雪。立山・室堂は一面の雪景色、積雪は3-10cm。燕岳で約5-10cmの積雪。白馬三山は雲に覆われていますが雲の間から初冠雪が見える。 栂池自然園は降雪なし。
■11/6;北ア・「立山」は冬の訪れ。立山室堂(標高2450m)はこの秋、初冠雪した。
例年よりも1ヶ月遅い雪化粧。室堂のH立山によれば、周辺は明け方から雪が降り出し、昼頃まに3cm積もったという。立山の初冠雪は平年は10/12。雷鳥は真っ白な冬毛になっています。
■11/6;冬の足音が近づき、「横手山」(標高2307m)は初冠雪。
志賀高原の横手山は今シーズン初めての積雪で霊ねんよりも2-3週間遅い初雪。横手山山頂は積雪1-2cm。
■11/6;北ア・「燕岳」の燕山荘も雪が積もっています。
今シーズン初めての積雪で2023年より1ヶ月遅い。合戦沢の頭より上部で雪が積もった。燕山荘は「11/6;19:30;霰で朝には小屋周りに約10cm積った。サラサラの雪で軽い。10月体育の日の連休までに1回は降る。ここまで暖かったのは、
ここで20年で初めての経験」という。
■11/6;北ア「西穂高岳」の西穂山荘で初雪、うっすらと積もった。積雪数cm。
■11/6-11/7;長野地方気象台によれば、上空約1500mに0度以下の寒気が流れ込む見込みで、県北部の標高が高いところでは積雪となる所がある見込み。積雪や路面の凍結などによる交通障害に注意するよう呼びかけています。
■11/6;白馬村「パタゴニア白馬」で気候変動について考える講演会と意見交換会が開かれた。
地域住民やスタッフ、村議会議員ら約30人が参加、地方政治から地球環境を守る方法を話し合った。会合では国際環境NGOスタッフらが、地球温暖化の現状や地方自治の仕組みなどについて講演。参加者は自身が体験した気候変動の影響を
「山上の雪渓で雪が少なくなり、登山ルートが限られている」「スキーができる期間が短くなっている」などと報告。それぞれが日常生活の中でできる対策を提案した。
■自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化され、県警本部が「信州グッドチャリダーモデル校」に指定した県内24高校から、白馬高校が着用率が高い優秀校に選ばれた。
11/6;県警交通部は同校に表彰プレートを贈呈した。県警は道路交通法改正の周知とヘルメット着用の促進を図ろうと、2024年度24校をモデル校に指定。着用率調査で東海大付属諏訪高校98.8%で1位、白馬高校が91.3%で2位、2校を
優秀校として表彰した。24校の平均は35.8%。
■11/3;日本海と松本を結んだ古道「塩の道」を走るトレイルランニングレース「小谷塩の道トレイル2024」が小谷村栂池高原を発着点に開かれた。
2023年に続き2回目、約260人がエントリー。街道に残る史跡や、地域住民のもてなしを楽しみながらタイムを競った。
■白馬三山にはまだ雪がない。2023年よりも1ヶ月遅い。2023.10/5;白馬で初雪・初冠雪、2023.11/13:白馬山ろくで初雪を観測、2023.11/19;大町・白馬は雪景色となった。
■白馬岩岳からは山腹の紅葉が見られます岩茸山(標高1289m)山頂付近も色づきが始まっています。白馬三山に雪が積もれば三段紅葉が観られるのですが、2024年はまだ雪がない。
■気象庁は11/11-11/19;関東甲信地方などで気温が平年に比べてかなり高くなる可能性があるとして「高温に関する早期天候情報」を出した。
関東甲信地方の気温は、11/7-11/10;寒気の影響で平年並か低い見込み。11/11-11/19;5日間平均気温が平年差+2.2℃以上高くなる見込み。農作物の管理などに注意が必要。
■白馬・小谷のグリーンシーズン;
(1)6/1-10/20;「白馬五竜」グリーンシーズン営業
・6/1-6/16;土/日;白馬五竜アルプス平の「高山植物園」が早期開園。6/22-10/20;毎日開園。(入園無料)
(ゴンドラ往復;\2200/大人,\1100/小人,7/6ー8/31;\2700/大人,\1350/小人)
(パノラマ券;ゴンドラ往復+展望リフト(アルプス第1P);\2600/大人,\1300/小人,7/6-8/31;\3000/大人,\1500/小人)
・「小遠見山トレッキング」(約90分)、「アルプス平自然遊歩道トレッキング」(約30分)、「遠見尾根〜五龍岳登山」など。
(2)7/12ー9/1;9:00-16:00;毎日,9/14-9/23;土/日/祝;「白馬47」グリーンシーズン営業
(ゴンドラ往復;\2200/大人,\1200/小人,片道;\1600/大人,\800/小人)
・MTB、CAMP、Activityなど。
(3)6/1〜;「八方尾根」グリーンシーズン営業
・6/1-6/2,6/8-11/4;「八方アルペンライン」(ゴンドラ+アルペンQ,グラードQ)運行。(往復;\3300/大人,\2100/小児,片道;\1900/大人,\1150/小児)
・7/1-10/20;「黒菱ライン」(黒菱第3P+グラードQ)運行。(往復;\2000/大人,\1300/小児,片道;\1100/大人,\700/小児)
・黒菱林道+黒菱駐車場は7/1利用可(通行無料)
・八方池トレッキング、唐松岳登山など。
※5/7〜5/31;施設メンテナンスのためゴンドラ・リフト運休。
(4)4/19-11/17;「白馬岩岳」;グリーンシーズン営業
・HAKUBA MOUNTAIN HARBOR,THE CITY BAKERY,CHAVATY HAKUBA,Hakuba DELI,Skyark Deck Cafe,Hakuba DELI STAND,Soup Stock TokyoはOPEN
・ゴンドラ(8:30-16:20,5線サウスリフト(9:30-16:50)運行。(\2400/大人,\1300/子供)
・ヤッホー!スウィング presented by にゃんこ大戦争(\500/1回)、白馬ジャイアントスウィング(\1000/1回)
・岩岳MTB Park(1日券;\4800/大人,\3500/小児;ゴンドラ/5線リフト,全コース利用可)
・クロスカントリーC・デュアルパンプトラック&ファンライド共通券(1日券:\1200/大人,\800/小児,ゴンドラ別)
・ダウンヒルC(\2400/大人,\1500/小児,ゴンドラ・5線サウスリフト1回),レンタルMTB(\1500/1回)
・バギークルーズ(\2000/大人,\1000/子供),マウンテンカート,乗馬体験(\2000),ホーストレッキング(\15000/1H),スカイトランポリンなど。
・ねずこの森ウォーキングガイドツアー(1H,\2000/大人,\1000/子供)
・白馬EXアドベンチャー(山麓)(基本アスレチック;\4600/大人,\3600/小人)
・白馬ヒトトキノモリ・キャンプ(5/18-11/10;Open,5/24-27;Closed),手ぶらプラン(\20000/平日/2人,\30000/休祝日/2人,夕;\3500,朝\1500)
・白馬姫川温泉「岩岳の湯」は施設改修で休場中。
(問)HAKUBA MOUNTAIN RESORT TEL 0261-72-2474(8:00-17:00)
(5)6/1-11/4;「栂池高原」グリーンシーズン営業
・栂池コンドラ+栂池ロープウェイ運行。
・6/3-6/4;「栂池自然園」プレオープン,6/10-10/22;通常開園。(ゴンドラ+ロープウェイ+入園料;往復;\3700/大人,\2100/子供)
・白馬つがいけWOW!(コギダス・トビダス・アミダス・カベダス・フミダスなど)(開園時期未定)
(6)7/28-10/30;「白馬乗鞍」グリーンシーズン営業
・白馬アルプスHは客室リニューアル工事あり(3/26-11/30)、宿泊(4/28-5/11,6/14-8/31,他)
・白馬乗鞍温泉;(10:00-21:00,\1000/大人,\700/小人)
・白馬ツリーアドベンチャー;(5/1-10/30,\3500/大人,\3000/小人)
・白馬乗鞍ACキャンプ場(5/1-10/30);(テント;\1500〜+\1000/1人,ACサイト;\4000〜)
(問)白馬アルプスH TEL 0261-82-2811
(7)4/14-10/31;「白馬コルチナ」グリーンシーズン営業
・Hグリーンプラザ白馬;宿泊(4/14-10/31)
・白馬コルチナ 美人の湯;(13:00-18:00,\1000/大人,\500/小学生)
・コルチナ・アドベンチャーランド;(4/27-8/31;8:30-16:00,\3500/大人,\3500/小学生)
・白馬コルチナ・イングリッシュガーデン;(5/25-10/6,9:0-16:00,火木定休,夏休み毎日営業,\500/1人),6/16;ガーデンツアー。
・白馬コルチナACキャンプ場;(7/13ー15,7/19ー8/31,9/14-15,0/21-22,9/28,10/5,10/12-10/13)
(問)グリーンプラザ白馬 TEL 0570-097-489
■6/1-2,6/8-9,6/15-16,6/22-10/20;「白馬五竜高山植物園」開園
6/1-6/16土/日;「早期開園」;五龍ゴンドラ運行+ALPS360オープン。6/11-10/20;エスカルプラザオープン。6/22-10/20;展望リフト運行
五竜アルプス大平はすでに雪解けして緑に覆われています。園内ではシナノキンバイ、ハクサンイチゲ、チングルマ、シラネアオイ、キヌガサソウ、サンカヨウ、ウルップソウ、コマクサなどが咲き始め。
早期開園中、学芸員ガイドツアー(10:00/13:00;\1000/大人,\500/小学生,ミニ花図鑑付,所要1H)
(6/1-7/5,9/1-10/20;五竜ゴンドラ;往復;\2200/大人,\1100/小学生),(7/6-8/31;五竜ゴンドラ往復;\2700/大人,\1350/小学生)
(6/22-7/5、9/1-10/20;五竜ゴンドラ;往復+展望アルプス第1P;\2600/大人,\1300/小学生),(7/8-8/31;\3000/大人,\1500/小学生)
白馬五竜P1500(無料)
(問)白馬五竜高山植物園 TEL 0261-75-2101
(問)白馬五竜観光協会 TEL 0261-75-3131
■11/4;「白馬岩岳」のMTBパークで、白馬MTBクラブは、白馬出身のMTBレーサー・平林安里選手と3H耐久で走行する「第8回選手権大会」を開いた。
クラブ所属や県外から集まった選手82人が参加。憧れの平林選手とともにコースを力走し、競技を楽しんだ。
■11/4;HAKUBA VALLEYのグリーンシーズン営業は一部を除きClosed
1)「栂池自然園」;グリーンシーズン営業終了
2)「栂池高原」;栂池ロープウェイ・栂池ゴンドラ営業終了。12/1-2025.5/6;栂池高原スキー場OPEN予定
3)「白馬岩岳」;〜11/17;グリーンシーズン営業中。ゴンドラ下部・山麓で紅葉がピーク。岩岳山頂は落葉。12/20-2025.3/24;白馬岩岳スキー場・新ゴンドラはOPEN予定。
4)「八方尾根」;グリーンシーズン営業終了。11/4;八方ゴンドラ・リフト営業終了。12/1-2025.5/6;八方尾根スキー場OPEN予定
5)「白馬五竜」「高山植物園」;10/20;既に営業終了。10/21〜OPENまで五竜エスカルプラザは閉館。11/下-2025.5/6;白馬五竜スキー場OPEN予定
6)「白馬47」;12/1〜2025.5/6;OPEN予定
7)「白馬乗鞍温泉スキー場」;12/14〜2025.3/30;OPEN予定
8)「白馬コルチナスキー場」;12/14〜2025.3/30;OPEN予定
9)「白馬さのさかスキー場」;12/20ー2025.3/23;OPEN予定。〜11/30;2024-2025早割シーズン券(\45000/大人),通常シーズン券(12/1〜;\55000/大人,\18000/子供),1日券(\4800/大人,\1000/子供)
10)「鹿島槍スキー場」;12/14-2025.3/23;OPEN予定。2024-2025早割シーズン券(\38000/大人,\20000/子供),リピート割早割シーズン券(\35000/大人\17000/子供),通常シーズン券(12/14〜;\52000/大人,\25000/子供)
1日券(\5500/大人,\4500/学生,\3000/子供,\6500/親子セット券;大人1+子供1)
11)「爺ヶ岳スキー場」;12/13-2025.3/下;OPEN予定。〜11/30;2024-2025早割シーズン券(\40000/大人,\22000/子供,\33000/学生),通常シーズン券(12/13〜;\40000/大人,\25000/子供,\38000/学生)
1日券(\5200/大人,\3000/子供,\4000/学生・シニア),平日1日券(\4700/大人,\2700/子供,\3500/学生・シニア)
■11/3-11/4;小谷村「栂池村営社会体育館」を発着点に「小谷塩の道トレイル2024」
越後と信州を結ぶ歴史古道「塩の道」で本格的トレイルランニングレース。大自然の古道を巡るコースで、小谷-糸魚川の制限時間24H(80km)と小谷村内の42kmコース。42kmコースは栂池-親沢-千国-小丸山-下里瀬-中道-中土-
深原ー北小谷-(道の駅)-来馬温泉-浦川-池原-下里瀬-栂池。
(定員;500名,50組,一般;80km;\2万円/ソロ,\4万円/ペア,42km;\1.3万円/ソロ,\2.6万円/ペア,締切;10/15)
■6/1-11/4;「八方尾根」の「八方アルペンライン」運行開始。
八方池山荘から尾根道を上れば八方池まで、第3ケルン経由なら雪はなし。木道コースは残雪で通行不可。八方池手前には残雪あり。八方池は湖畔で一部溶け始めていますが、殆どは雪に覆われています。ユキワリソウなど一部の高山植物が開花。
八方アルペンライン(往復;\3300/大人,\2100/小学生)
(問)八方インフォメーションセンタ TEL 0261-72-3066
(問)白馬観光開発 TEL 0261-72-3280
(問)八方尾根観光協会 TEL 0261-85-2870
■6/1-6/2,6/8-11/4;八方アルペンライン(ゴンドラ+アルペンQ+グラートQ運行。
1)八方尾根自然研究路で八方池までトレッキング(約1.5H)。8:00〜;八方アルペンライン運行。八方アルペンライン(往復;\3300/大人,\2100/小学生)
2)黒菱林道は7/1;開通予定。8:15〜;黒菱ライン運行、7/13〜;早朝運行。黒菱ライン(往復;\2000/大人,\1300/小学生)
■6/1-10/27,11/2-11/4;「栂池自然園」開園
ミズバショウ湿原は雪解けして水芭蕉が咲いています。ワタスゲ湿原でも水芭蕉が開花。
水芭蕉のピークは6/8ー6/9頃。楠川から先は残雪あり。栂池ゴンドラの山頂駅-栂池ロープウェイ山麓駅間でサンカヨウが咲いています。
中央P300(\500/1日),チャンピオンP(無料)
(つがいけロープウェイ往復+入園料;\3700/大人,\2100/小学生)
(問)つがいけマウンテンリゾート TEL 0261-83-2255
(問)栂池ゴンドラリフト TEL 050-1809-2606
(問)栂池ビジターセンタ TEL 070-4091-5204
(問)栂池高原観光協会 TEL 0261-83-2515
■6/1ー11/4;小谷村「栂池自然園」開園、6/1ー6/2;栂池自然園・ゴンドラ乗り場で「水ばしょう祭り」開催
6/1-11/4;栂池ロープウェイ運行&栂池自然園開園。※10/28-11/1;休園
標高1900m、約100haの高層湿原。白馬三山や白馬大雪渓を望むことができます。(1周5.5km,ビジターセンター浮島湿原-モウセン池ー展望湿原-ヤセ尾根ー浮島湿原;約3.5H)
6/初-6/中に約4万株のミズバショウが見ごろを迎えます。春-夏-秋にかけて370種類の高山植物の花が咲き誇ります。
駐車場;中央P(P300,\500/1日),第2P+チャンピオンP(P300,無料)
6/1;8:00;出発式、6/1-6/2;栂池山荘前で振る舞い(特産品,山菜汁など)※なくなり次第終了
6/1;ゴンドラdeルーレット(ゴンドラ内にお楽しみ袋)。栂池自然園開園記念品など。
1)栂池ゴンドラ「イブ」(栂池高原駅;標高839m-中間白樺駅-栂の森駅;標高1582m)(8:00-16:10;所要20分,定員;6名,全長;4120m,高低差;625m)
2)栂池ロープウェイ乗場まで(200m)
3)栂池ロープウェイ(栂大門駅;標高1570m-自然園駅;標高1829m)(8:30-16:40;所要5分,定員;30/71名,全長;1200m,高低差;284m)※20分間隔運行,多客時増発
4)栂池自然園入口まで(500m)
料金;(往復入園料込,\3700/大人;\2100/小学生)
(問)栂池ゴンドラリフト TEL 050-1809-2606/0261-83-2255
(問)栂池ビジターセンタ TEL 070-4091-5204
(問)栂池高原観光協会 TEL 0261-83-2515
(問)小谷村観光連盟 TEL 0261-82-2233
■11/1;9:00-19:30,11/2;9:00-19:00,11/3;9:00-15:00;「白馬ウイング21」で「第54回白馬村文化祭」開幕
村内のサークルや同好会、グループ、団体による活動発表や作品展示、フリーマー、出店など、1年間の活動成果を地域住民が発表。
11/1;特別講演会、映画上映、11/2;コンサート。白馬高吹奏楽演奏、民謡と三味線、ハーモニー白馬、白馬オカリーナ風の音、みんなで歌おう、吹奏楽団「山の音楽家」、Hakuba Hawaiian Orchestra、ZAPPAなど、信州白馬塩の道太鼓演奏
11/2;TSUNAMIヴァイオリンいのちのコンサート(\2000)
11/3;白馬太極拳、白馬道場、ダンス、白馬チアリーディングチーム、HIPHOP Dance、日本アルプス白馬八方太鼓保存会、PUMEHANAなど。
(問)白馬村公民館 TEL 0261-85-0726
■小谷村のR148雨中・月岡バイパスの建設工事
11/1〜;JR南小谷駅近くの国道が一部通行不可で迂回路を通行。11月以降、橋の南側で新しい国道を造る道路改良工事などが始まる。橋の北側でもトンネルに接続する工事が始まり、姫川に架かる橋の全容が見えてくる。
■2024.6/1-10/31;JR大糸線白馬-糸魚川間で「臨時増便バス」の利用者は計9410人
2025年3月運行終了までの目標3万人の1/3だった。運行開始の周知が遅れ、インバウンド対応も不十分。スキーシーズンに合わせて12/1;ダイヤ改定、挽回を図るという。
■2024.6/1-10/31;JR大糸線白馬-糸魚川間で「臨時増便バス」の利用者は計9410人
2024.6月-2025.3/末;糸魚川-白馬間のバス運行は北陸新幹線と接続する糸魚川〜白馬間を1日4往復8便運行。沿線自治体、JR西などが約1億2500万円を投じている。10/末で運行終了までの目標3万人の1/3だった。運行開始の周知が遅れ、
インバウンド対応も不十分だったという。バス利用客は関東から36%、新潟から20%。長野から13%、関西から13%。北陸新幹線の敦賀延伸により関西からの来訪を見込んだがまだ結果に結び付いていない。旅行代理店への働きかけなどで
利用増を目指す。冬シーズン中に100万人が訪れる白馬エリアのスキー客への浸透を図り、スキーシーズンに合わせて、12/1〜;ダイヤ改定、八方尾根スキー場近くの「白馬八方BT」にもバスを停車する予定で、挽回を図るという。
■7/26-10/31;松本〜糸魚川のJR大糸線沿線自治体などでつくる利用促進輸送強化期成同盟会は、列車に乗りながら謎を解くイベント「大糸線謎解き〜9つの物語〜」を開始した。
松本駅/糸魚川駅をスタート、無料配布されるキットとスマホで参加、両駅間で出題される9つの謎を解き明かしていく。イベントは松本〜糸魚川駅間で、所要時間は3-4H。
キットの配布は糸魚川市、松本市観光案内所(駅構内)、沿線自治体の観光協会など。
■10/31;13:30-17:00;「白馬村ウイング21」で「温泉シンポジウム」初開催
白馬村内には6つの源泉があり、全国的にも珍しい。日本で唯一の「天然水素温泉」。(入場無料,定員:300名,オンライン;100名)
第一部;13:35-14:35;「白馬の温泉の特色と価値」;温泉の希少さや特性、価値など。(温泉専門家・北出恭子氏)
第二部;14:40-15:40;「温泉×スポーツ 〜疲れた体のリカバリー〜」;温泉にはスポーツ選手のリカバリーの役割。(国際武道大・笠原政志教授)
第三部;15:50-16:40;パネルディスカッション。テーマ「湯の郷・白馬村として、温泉活用を探る」
北出恭子氏、笠原政志氏、八方尾根開発代表・丸山直樹氏、白馬村観光局理事伊藤英喜氏、観光局事務局長・福島洋次郎氏)
温泉タオルor温泉まんじゅうのプレゼント、温泉共通入浴券(10%off)の特別販売。
(問)白馬村観光局インフォメーション(Snow Peak LAND STATION HAKUBA内) TEL 0261-85-4210
■10/30;「食品ロス削減の日」。白馬村と県北アルプス地域振興局は、食品ロス削減を呼び掛ける啓発活動をAコープハピア白馬店で実施した。
村と県の職員、白馬高の生徒らが活動に参加、店舗の利用者に啓発物を配布。食事を残さず食べることや、スーパーなどで販売期限が近い商品を積極的に選ぶ「てまえどり」など、捨てられる食品を減らすよう啓発した。
■10/30;県長寿社会開発センター大北地区賛助会白馬・小谷グループは、白馬村で外来植物セイタカアワダチソウの駆除活動を行なった。
会員らが参加、平川橋土手や南谷地川土手を中心に作業した。
■10/21;「白馬五竜観光協会」は協会員を対象に、神城山中に残る「山城」を巡る視察会を開催した。
信濃史学会会員を講師に3ヶ所の山城を見学。各山城の成り立ちや逸話などを聞き、魅力ある新たな観光資源としての可能性を探った。
■7/13-10/20;ライチョウ住まう北アルプスの絶景を求めて!「白馬八方尾根スタンプラリー」
山のスタンプラリーアプリ「YAMASTA」(山と溪谷社)は白馬観光開発と協力して「白馬八方尾根スタンプラリー」を開催。2024年で3回目の「白馬八方尾根スタンプラリー」は例年約2000人が参加。山岳風景や高山植物を楽しみながら八方池までトレッキング。
「八方ゴンドラ駅」(標高770m)-八方ゴンドラアダム(8分)-CP「兎平」(標高1400m)-アルペンQ(7分)-CP「鎌池湿原」(標高1680m)-グラートQ(5分)-CP「八方池山荘」(標高1830m)
八方池山荘・第1ケルン付近からは正面に白馬三山が望め、八方池山荘から八方尾根自然研究路では五龍岳・鹿島槍ヶ岳と遠見尾根が望めます。研究路と尾根道ではいろいろな高山植物が見られます。
「八方池山荘」-(自然研究路/尾根道)-CP「石神井ケルン」(八方山ケルン)(標高1974m)-CP「第2ケルン」(標高2005m)-CP「八方ケルン」(標高2035m)-CP「八方池」(2060m)
「八方池」は不帰ノ嶮・天狗尾根・白馬三山が映る神秘的な水鏡。
(登山)「第3ケルン」(2080m)-「丸山ケルン」(2430m)-「唐松岳頂上山荘」(標高2620m)-「唐松岳」(2696m)
スタンプラリーでCP達成で記念缶バッジと達成認定証。特製ピンズ(抽選;100個限定)。唐松岳スタンプ(スペシャルCP)で唐松岳登頂記念缶バッジ(先着100個限定)。ヤマスタは「うさぎ平テラス」で飲食・グッズ購入のクーポン配布。
YAMASTAは全国67ヶ所でスタンプラリー実施、累計78万人が利用。
※白馬八方尾根スタンプラリー
■7/13-10/20;「八方尾根スタンプラリー」
山と渓谷社が運営する登山専用のスタンプラリーアプリ「YAMASTA」と連携したデジタルスタンプラリー。CPは兎平〜八方池、スペジャルCPは唐松岳。スタンプラリー達成で記念缶バッジと達成認定証、抽選で特製ピンズ。スペシャルチェックインポイントでは
唐松岳登頂記念缶バッジ。2023年は1800名が参加。
■10/20;17:00-2025.6/下;八方尾根の「黒菱林道」(林道細野線)は冬期閉鎖予定。
■白馬山麓も少し色づきはじめた。八方尾根・兎平、リーゼン、北尾根、岩岳どんぐり村上部などもだいぶ色づいてきました。
■北アでは短い秋がそろそろ終わりに近づき、立山・ダンボ平や栂池自然園では落葉したダケカンバの白い幹が目立つ。
■小谷村「大渚山」(標高1566m)の「湯峠」(標高1276m)付近からは、「雨飾山」(標高1963m)の斜面(標高1500m-1700m)が赤や黄色に染まります。上部はダケカンバの白い幹の森。
■そろそろ北アに初雪・初冠雪の知らせが届く頃ですが、暖冬の影響なのか、紅葉も1週間遅れ、山にはまだ雪がなかった。
2023.10/5;北アの白馬・立山・槍・穂高・乗鞍・涸沢で初雪・初冠雪した。積雪10-20cm。立山室堂や栂池自然園、八方尾根上部でも積雪があった。
2023.10/16;八方池が初冠雪、栂池・八方で冠雪した白馬三山と三段紅葉が観られた。
2023.11/13:白馬で初雪を観測。2023.11/19;大町・白馬は雪景色となった。
2023.11/30;HAKUBA VALLEYの白馬五竜・八方尾根・栂池高原スキー場がOPENした。
2024.9/23;「白馬岳」で初氷を観測。9/23;北ア「乗鞍岳畳平」の「鶴ヶ池」で初霜。平年(9/17)よりも6日遅く、2023年よりは2日早い。
2024.9/23;「槍ヶ岳」で初氷。2023年より1日早い。「南岳」では初氷・初霜。ヒュッテ大槍で初氷・初霜。奥穂高岳で初氷。大天井岳で初霜・初氷が張った。
2024.10/9;奥穂高岳で雪が舞い「初雪」を観測。
2024.10/12;乗鞍岳一帯で初雪・初冠雪。剣ヶ峰(標高3025m)、蚕玉岳、大日岳などで初冠雪、積雪1-2cm。10/12;奥穂高岳でも初冠雪。
■小谷村「雨飾高原」で紅葉が見頃を迎えている。
「鎌池」(標高1190m)では湖畔の木々が色鮮やかに彩っています。小谷村観光連によれば、202年の紅葉は例年より遅れ気味で、10/20頃から冷え込みが強り、色付きが進んだ。
■栂池自然園や五竜・白岳〜遠見尾根ではまだ緑は多いものの、黄色や赤に色づき始めた木々も出てきました。
■八方尾根の「黒菱林道」終点の黒菱Pから上部へは希少植物や野生動物の保護の為に黒菱Gは立入禁止
看板には「関係者以外の立入はご遠慮ください。これより先は作業用道路です。(八方尾根上部へは)黒菱第3Pをご利用ください」
黒菱第3Pリフトの早朝運行は10/5-10/6,10/12-10/14,10/19-10/20;5:00〜。グラートQは連結なし。八方池山荘へは徒歩(0.5H)。黒菱第3P;通常8:15〜。黒菱第3P(往復;\1200/大人,\800/小人)
※八方アルペンラインの早朝営業は10/5-10/6,10/12-10/14,10/19-10/20;7:30〜。ゴンドラ通常8:00〜。グラートQ;早朝7:30〜,通常8:30〜。八方アルペンライン(ゴンドラ+アルペンQ+グラートQ)(往復;\3300/大人,\1900/小人)
黒菱P(標高1500m)ー(第3P:7分)-黒菱平・鎌池湿原(標高1684m)ー(グラートQ;5分/徒歩0.5H)-八方池山荘(標高1838m)-(徒歩1.5H)ー八方池(標高2060m)
(問)八方尾根開発 TEL 0261-72-2715
■7/13-10/20;八方尾根「黒菱第3P」の早朝運行
黒菱雲海デッキ(標高1680m)からモルゲンロート・ご来光、雲海を
早朝4:30〜;7/13-15,7/20-21,7/27-28,8/3-4,8/10-18,8/24-25.8/31
早朝5:00〜;9/1,9/7-8,9/14-16,9/21-23,9/28-29,10/5-6,10/12-14,10/19-20
■7/6-10/20;11:00-17:00;白馬姫川温泉「竜神の湯」
エスカルプラザB1Fの日帰り温泉入浴施設「白馬姫川温泉・竜神の湯」は、2024年グリーンシーズン中に毎日営業。
内湯・サウナ。シャンプー・リンス、ボディーソープ完備、ドライヤー完備。泉質はナトリウム塩化物温泉。源泉は49.9℃。加水・加温・循環ろ過使用。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、うちみ・くじき、慢性消化器病、
痔疾、冷え性、疲労回復、健康増進など。(\700/大人,\400/小人)
(問)白馬五竜 TEL 0261-75-2101
■7/13-10/20;「八方尾根」で「黒菱第3P早朝運行」
「黒菱第3Pリフト」の早朝運行。土/日/祝を中心に期間限定運行。黒菱平(標高1680m)の雲海デッキからモルゲンロート・ご来光・雲海など。
早朝4:30運行;7/20-21,7/27-28,8/3-4,8/10-18,8/24-25,8/31
早朝5:00運行;9/1,9/7-8,9/14-16,9/21-23,9/28-29,10/5-6,10/12-14,10/19-20
■10/14;小谷村観光連盟は姫川をはさんだ「東山古道を巡るツアー」を開催した。
東山の山中に残る古道を活用した観光振興の取り組みの一環で、試行的にツアーを企画。秋晴れが広がる気持ちの良い散策日和となり、かつて生活で利用されてきた山道や、戦国時代後期の山城・黒川城の跡などを巡った。
■2024.10/14;小谷村の姫川をはさんだ東山の観光振興に向け、小谷村観光連盟は「東山古道を巡るツアー」(おたりの古道歩き!東山と黒川城址ハイク)を試行的に開催。
JR南小谷駅北東側にある伊折地区から黒川城址を経て真木集落へ行く途中にある四辻峠をたどるコース(約4H)。生活道路として利用されてきた山から見える北アの景色を堪能する。
9:30;小谷村役場〜月岡〜四辻峠〜黒川城址〜東山古道〜伊折〜南小谷駅前〜15:00;小谷村役場。昼持参。(定員;20名,\7800/ガイド費等)
(問)小谷村観光連盟 TEL 0261-82-2233
■10/7-10/20;8:30ー15:00;紅葉の「八方池」(標高2060m)などで手ぶらで絶景ピクニック
黒菱第3Pで受付、1日5セット限定「山チルピクニック」限定販売(\1500/現金のみ)
八方尾根開発は、秋の行楽シーズンに合わせ、オリジナルブレンドコーヒーと焼き菓子を味わえるピクニックプラン「山チルピクニック」を発売する。コーヒーミル、ドリッパー、マグカップ、レジャーシート、お湯、コーヒー豆、
手作りパウンドケーキをセットにして小型バッグで提供、手ぶらで絶景ピクニックが楽しめる。黒菱第3Pにてピクニックセットを提供。黒菱平レストハウスでパウンドケーキとお湯入手して持参。八方池などお好みの場所で
ピクニックを楽しめる。
■10/12;白馬村八方の「細野諏訪神社」で、「白馬連峰遭難者慰霊祭」。
■10/11;4:00;白馬村で「オーロラ」が観測された。
「太陽フレア」の影響で、長野高専の大西浩次教授が撮影した。空がピンク色になったという。
低緯度オーロラは高度200-500kmで赤、100-200kmで緑色。過去には長野市、小海町、八ヶ岳山麓の原村、富士見町、北杜市などで観測されている。
■10/11;白馬村で県内では初めての空飛ぶクルマのデモ飛行が行われた。
「次世代空モビリティ」の「空飛ぶクルマ」。標高800mの山岳エリアでは国内初、県内初の飛行。世界初の自律型の無人航空機で、電気で動かすため環境に優しいという。将来的には物資の運搬や遊覧飛行での活用が期待されています。
ドローンや「空飛ぶクルマ」を身近に感じてもらおうと、県が企画、企業・団体向けに公開。飛行は、AirXの機体「EHang 216-S」(直径6m,重さ600kg,定員2人)でプロペラが回転し、高さ約30mまで浮上した。約3分間飛行した。
機内にはハンドルはなくタブレットのみ。乗り心地はゆったり。県企画振興部は観光遊覧や駅・空港から観光地までの移動などで空飛ぶクルマを活用する意向を示した。会場ではVRによる飛行体験も行われた。「空飛ぶクルマ」は
日本では2030年までにパイロット式で、それ以降は自動運転型での商業運行を目指しています。アルピコHDは「県内では松本空港やリニアの駅から二次交通として山岳の観光地を結ぶ交通手段として空飛ぶクルマの可能性を感じます」と。
10/12;一般向けのイベントが開かれ、デモ飛行やドローンの操縦体験が行われます。
■10/11-10/12;「白馬スノーハープ」にて「空フェスin白馬」
信州次世代空モビリティ活用推進協議会ドローン、空飛ぶクルマのデモ飛行、次世代モビリティ体験。
10/11;ビジネス・団体向け、10/12.一般向け。阿部守一知事、丸山俊郎白馬村長も参加予定。空飛ぶクルマのデモフライト・見学会、空飛ぶクルマの実機展示・体験搭乗、災害時物資輸送用ドローンのデモフライト・ドローン実機展示・操縦体験、
VR飛行体験、パネル展示など。
10/11;14:00;センタハウスで「信州空モビリティシンポジウム」(参加者;白馬村観光局,ズクトチエ,アルピコHD,経産省次世代空モビリティ政策室,AirX,NEXT Deliveryなど)
■10/5-10/11;白馬村は「秋の村民草刈りWeek」
ツキノワグマなど野生動物の目撃情報が多く寄せられ、北アルプス地域(大北)では「ツキノワグマ出没警報」が発令中。地域や個人が自主的にクマが身を隠せるような伸びた雑草を刈る活動を行う。
■10/10;白馬村「八方文化会館・山とスキーの総合資料館」にて、村内の宿泊事業者らでつくる「白馬村宿泊イノベーションチーム」が白馬の民宿文化を考える勉強会で開いた。
民宿発祥の地である細野(八方)の歴史、昔から営業している宿泊施設の取り組みなどを聞き、その価値を知るとともに、訪れた人と地域をつなぐ宿の役割に理解を深めた。
■10/初;小谷・白馬・大町の紅葉;
1)小谷:「栂池自然園」(1900m-2020m);見頃。
2)白馬:「八方尾根」;下ノ樺(2100m)・八方池(2060m)周辺は見頃。ミネカエデが黄やオレンジ。ダケカンバの白い幹が目立つ。上部ではナナカマドが落葉して赤い実。八方尾根自然研究路は色づき半ばで今週末には見頃。
3)白馬:「白馬五竜」;アルプス平(1515m-1673m)は色づき始め。遠見尾根(2000m-2200m)は見頃。
4)大町:「扇沢」(1433m)・「黒部ダム」(1470m);青葉・色づき始め。
5)立山:「室堂」(2450m)・「大観峰」(2316m)〜「黒部平」(1828m)のタンボ平(2470m-1830m)が見頃。立山ロープウェイの下はダケカンバ、ナナカマド、ミネカエデなどが彩りをみせている。
6)大町:「高瀬渓谷」;高瀬ダム(1270m)・槍見台TN、七倉ダム(1050m)・葛温泉(930-910m)・北葛沢(890m)、大町ダム展望広場(970m)・龍神湖(900m)はまだ青葉。大町東山「霊松寺」(865m)や「青木湖」(825m)周辺は青葉。
■9/28-10/6;「栂池自然園紅葉ウィーク」
小谷村「栂池自然園」は標高1900mの高層湿原で、園内には5.5kmの木道が整備され、秋の紅葉が美しい。
9/28-9/29;「ゴンドラDEルーレット」;栂池ゴンドラ内にお楽しみ袋を用意。小谷村オリジナルグッズや村内宿泊補助券(2万円分)など。(200袋限定)
9/28-9/29,10/1,10/5-10/6;栂池自然園水ばしょう湿原付近にてポロライドカメラで記念撮影。写真プレゼント(計400)
9/28;10:00-12:00;栂池ビジターセンタ内で温かい甘酒の振る舞い。なくなり次第終了。
9/28-9/29,10/5;10:00-12:00;栂池ビジターセンタ前でアルプホルン演奏。(雨天中止)
栂池ゴンドラ・栂池ロープウェイは11/4まで運行予定(10/28-11/1は運休)、栂池ヒュッテは10/20まで、栂池山荘は10/26まで営業予定。
(問)栂池ゴンドラリフト TEL 0261-83-2255
(問)栂池ビジターセンタ TEL 070-4091-5204
(問)栂池山荘 TEL 090-7708-6341
(問)栂池ヒュッテ TEL 0261-83-3136
(問)小谷村観光連盟 TEL 0261-82-2233
■10/6;小谷村観光連盟は恒例の「砂防ダムツアー」を開いた。
過去約10年間のツアーで巡った36施設のうち人気の11施設を巡る「みんなが選んだおたりの砂防ダムツアー」として開催。県内外から約20人が参加。特徴的な形状や佇まいの砂防ダムを堪能し、土砂崩れや土石流などから住民を守る役割などに
関心を深めた。ツアーは2023年実施した小谷村内砂防ダムの人気投票(約200人投票)で初めて企画。ガン沢砂防堰堤や土谷川奉納砂防堰堤、カクレ沢中谷東砂防堰堤など上位11施設をバスで巡った。
■10/4-10/5;小谷村で「第14回全国草原サミット・シンポジウムinおたり」開催
日本の故郷の原風景ともいえる草原は火入れや放牧、採草など農畜産活動を通じて人の手が入ることで維持されてきたが、暮らしの変化に伴い、草原の維持と継承が課題。小谷村には、文化財の屋根に欠かせない葺屋根の材料となる
カリヤスが取れる「牧の入茅場」「雨中ショクの茅場」がある。ともに文化庁の「ふるさと文化財の森」に設定。全国草原サミット・シンポジウムは1995年から隔年で全国各地で開催。小谷村では初開催。サミット・シンポジウム会場は
小谷村白馬乗鞍高原の「白馬アルプスH」
10/4;シンポジウム;基調講演、牧の入茅場での研究報告や草原の生物多様性、草原の管理技術などの発表が行われる。(\1000)
13:10;基調講演「カリヤスを刈る、葺く、雪国に暮らす知恵を探る」、14:15;研究報告「茅を育て、文化を守り伝える草原〜信州小谷村、牧の入茅場から〜」
15:15;分科会、16:45;全体会、18:00;交流会(\6000)
10/5;9:15-11:15;小谷村牧の入茅場・雨中ショクの茅場の見学(茅葺き職人による茅刈り実演)、茅葺屋根(旧千國家住宅)の現地見学。(\500)
12:30-14:30;自治体首長らによる「全国草原サミット」で大会宣言を行う。
シンポジウムや現地見学会などの参加者を募集中(定員;150名,締切;7/24)
実行委員会事務局(小谷村教育委員会)は「草原の維持にはボランティアなど多くの人手が必要。大会を通じて関心を持ってもらえれば」と。
(問)第14回全国草原サミット・シンポジウムinおたり実行委員会 TEL 0261-82-2587
■10/4-10/5;小谷村で「第14回全国草原サミット・シンポジウムinおたり」が行われた。
茅かや場や湿原、放牧地など「草原」の保全活動に取り組む自治体や団体が一堂に会し、現状や課題、情報を共有した。講演会や分科会、現地見学会などを実施。希少な草原を未来に残していくため、関係機関で議論を深め、連携強化を図っていく。
■2024.10/4-10/5;小谷村「白馬アルプスH」などで「第14回全国草原サミット・シンポジウムinおたり大会」開催
2023.11/5;8:30-12:20;実行委員会は草原サミットのプレイベントとして、ユネスコ無形文化遺産の「茅かや刈り」体験を「牧の入茅場」で行う。茅葺ぶき屋根を手掛ける「小谷屋根」を講師に、鎌を使ってカリヤスを刈り取り、束ねて立てる「茅立て」を行う。
8:30小谷村役場集合,バス移動、9:20;講師による茅刈り説明、11:00ー12:00;茅立て。12:20;小谷村役場で解散。(参加費;\500/一般,中学生以下無料,定員;50名)
2024.10/4;全国の草原・茅場に関する基調講演会、研究報告、分科会。
基調講演会;日本茅葺き文化協会代表理事(筑波大・安藤邦廣名誉教授)、ゲスト;小谷村茅葺き師の松澤敬夫さん。
研究報告;信大教育学部井田秀行教授
分科会;4つの分科会。事例発表、論議。草原の生物多様性、茅刈り・茅葺きの現状と課題、草原の保存活用と安全対策、草原資源の地域づくり
20204.10/5;現地見学会、全国草原サミット開催。
見学会;牧の入茅場、茅屋根刈りの実演見学。
全国草原サミット;草原を有する全国の自治体首長によるサミット宣言の採択。
(問)第14回全国草原サミット・シンポジウムinおたり実行委員会 TEL 0261-82-2587
■2024.10/4-10/5;小谷村で、草原の保全などについて考える「第14回全国草原サミット・シンポジウムinおたり大会」開催。
11/5;主催する全国草原の里市町村連絡協議会はサミット開催を周知しようと、「かや刈り体験会」を小谷村のかや場「牧の入茅場」で開いた。県内外24がかやぶき屋根などの材料となるカリヤスを刈り取って束ね、立てて乾燥させる
「かや立て」を体験。同協議会は全国28市町村でつくり、持ち回りでサミットを開催。おたり大会では草原の生物多様性、かや刈り・かやぶきの現状と課題、草原の保存活用と安全対策、草原資源の地域づくりの4テーマについて議論する。
体験会では、茅葺ぶき屋根を手掛ける「小谷屋根」が講師を務め、「脇の下にかやを抱き込み、鎌の刃の背を地面に沿わせて根元から刈り取って」と。参加者は大人の背丈ほどもあるカリヤスを鎌で刈り取って束ね、6の束を三角形のテントのように組合せて立てた。
■10/4-10/5;「第14回全国草原サミット・シンポジウムinおたり大会」の実行委員会は、4/18;2024年度最初の会合を小谷村役場で開いた。
大会当日の流れや事業内容、チラシ・ポスター案、参加者を募る催しの募集スケジュールや応募計画などを確認した。
■10/3;白馬村で「ゴミゼロ活動」
白馬村北城の姫川第二ダム周辺で白馬村役場、通区の村民、ダム管理者の中電、ボランティアら約35人が清掃活動をした。白馬村内で捨てられたゴミが、この姫川を流れ、姫川第2ダムに流れつくという。姫川の河川内でごみ拾いを実施。
日本海へと通じる姫川をきれいに維持していこうと活動に精を出した。2023年に続く活動で、ダムの抜水時期に合わせて実施。ダムは姫川の最上流にあり、以前から農業や生活用品の空き容器や袋、観光客が捨てたと見られる空き缶などが
上流から流れ着いていた。清掃活動は水が抜けた河川内で空缶やペットボトル、肥料袋、空き容器などを拾い、45Lの袋14個分を集めた。
■10/3;白馬村でナラ枯れの現地被害調査があり、白馬村、県、林野庁、山仕事創造舎らが現場を視察した。
コナラやミズナラ、クヌギなどのナラ枯れの原因とされるカシノナガキクイムシは体長5mmで木の内部に棲息・繁殖。媒介するナラ菌で、木は急速に衰え、夏でも葉がつかず枯れた状態になる。対策は伐倒、くん蒸処理、薬剤の樹幹投入などだが、
被害は拡大。白馬村では岩岳、どんぐり村、新田、和田野、八方尾根、みそら野、白馬47などで被害が発生。
■9月/10月3連休;10:00-15:00;「白馬五竜」アルプス平にて、「ボタニカルワークショップ・アジアンフェス」・「苔テラリウムWS」
・ボタニカルWS;葉っぱを使って布にお好きな柄の叩き染め。(\1000)
・苔テラリウムWS;ビンの中に好きな植物を入れ、自分だけの苔テラリウム作り(\1000)
■3/1-9/30;渓流釣解禁。雪解けの冷たい水が流れる白馬・小谷の「姫川」
雪解けの遅い春の白馬・小谷エリアを流れる「姫川」は清流。3/1-9/30;渓流釣解禁。姫川河川敷の雪は消え、週末の早朝には姫川や平川、松川などで釣り人が糸を垂らしています。なお、姫川源流域から約400m区間は禁漁区。
渓流釣りはもう少し川の水が緩んだ頃が良さそう。その昔(70〜80年前まで)、姫川でもサケやマスがたくさん釣れました。糸魚川から姫川を遡ってきていました。川で網をいれれば大きなサケが捕れました。白馬の村民はそれを
食べていたんだ。今では姫川にはダムができて皆無となった。それだけ姫川はきれいな水という証拠。現在、漁協ではヤマメ・ニジマス、イワナの稚魚を放流。(姫川上流漁業協同組合管理)
日釣券(\1000),現場売(\2100),年釣券(\5000),中学生は半額,小学生以下無料。遊魚券は白馬村・小谷村のコンビニなどで販売。
■9/28-9/29;八方尾根兎平で「マウンテンフェス2024」開催
毎年恒例の兎平(標高1400m)で花火打上げ。
9/28;12:00〜;日中には大型LEDでアウトドアシネマ3作品上映、山の編集長×登山系youtuberトークショーなど。
19:20-20:00;夜はファイヤーパフォーマンスショー。「火付盗賊FIREBANDIT」
20:00-20:15;秋の夜空に大迫力の打上げ花火。21:00;ゴンドラ最終。
9/29;9:00ー15:00;NBS長野放送「土曜はこれダネッ!」、youtuberと八方池トレッキングツアー。(定員;50名,\7000)
(問)NBS長野放送 TEL 0263-32-9230(平日9:30-17:00)
(問)白馬観光開発八方営業所 TEL 0261-72-3280(平日8:30ー17:00)
■9/28-9/29;白馬村で未舗装路を含むコースを走る「白馬グラベルミーティング2024」が「白馬グリーンスポーツの森」を主会場に開かれた。
グラベルロードバイク愛好者を中心に、MTBも含め2日間で延べ約250人が参加。グラベル(gravel)とは砂利を意味し、「砂利道でも走れるロードバイク」はドロップハンドルで見た目は普通のロードバイクだが、MTBのサスペンションはなく軽量化、
太めのブロックタイヤ装着し、ディスクブレーキを採用。林道や河川敷などの砂利道やオフロードも走れ、MTBよりはツーリングに適する。
■9/28;10:00-19:00,9/29;7:30-15:00;「白馬グリーンスポーツの森」等で「iRC TIRE白馬グラベルミーティング2024」初開催。
白馬グラベルミーティング実行委員会は、白馬でのグラベルイベントを通じて、グリーンシーズンの白馬地域の活性化を目指す。白馬村の景色や食を楽しみながら自転車でグラベル'非舗装路)を走る。2日間で約60km、標高約1000m。
9/28;12:00〜;白馬グラベル1、9/29;09:00〜;白馬グラベル2。2日間は別コース。エイドステーションあり。グラベルバイク・MTBバイク・クロスバイクなどオフロードを走行できる自転車を持参又はレンタル手配。E-bileも参加可。
ライダーによるエアショーや抽選会あり。(応募締切;9/9,定員;150名,参加費;\12000/大人,\9000/小中高生,\20000/ペア(大1+小1)(白馬グリーンスポーツの森;2枚,白馬豚の丸焼き,BBQ,ドリンク,朝食補助など)
(問)白馬グラベルミーティング実行委員会(事務局:白馬八方尾根スキー・スノーボードスクール) TEL 0261-72-2126(9:00-13:00)
■9/28;10:00-19:00,9/29;7:30-15:00;「白馬グリーンスポーツの森」等で「iRC TIRE白馬グラベルミーティング2024」初開催。
白馬グラベルミーティング実行委員会は、白馬でのグラベルイベントを通じて、グリーンシーズンの白馬地域の活性化を目指す。白馬村の景色や食を楽しみながら自転車でグラベル'非舗装路)を走る。2日間で約60km、標高約1000m。
9/28;12:00〜;白馬グラベル1、9/29;09:00〜;白馬グラベル2。2日間は別コース。エイドステーションあり。グラベルバイク・MTBバイク・クロスバイクなどオフロードを走行できる自転車を持参又はレンタル手配。E-bileも参加可。
ライダーによるエアショーや抽選会あり。(応募締切;9/9,定員;150名,参加費;\12000/大人,\9000/小中高生,\20000/ペア(大1+小1)(白馬グリーンスポーツの森;2枚,白馬豚の丸焼き,BBQ,ドリンク,朝食補助など)
(問)白馬グラベルミーティング実行委員会(事務局:白馬八方尾根スキー・スノーボードスクール) TEL 0261-72-2126(9:00-13:00)
■9/28;白馬村「青鬼地区」で「あおに石積みWS」が開催された。
2000年「国の重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、「日本の棚田百選」にも認定された「白馬村青鬼地区」は物見山、八方山、岩戸山に囲まれた標高760mの山腹に位置し、棚田が広がっています。西には北ア鹿島槍ヶ岳、五龍岳、
八方尾根・唐松岳、不帰の嶮、天狗尾根が望めます。棚田への用水路「青鬼堰」(約3km)は江戸時代後期に作られたという。傾斜地に石垣で形成された比較的小さな棚田があります。棚田は面積約4.7haで約100枚の棚田。紫米を栽培。
法面は石積みで計4kmに及ぶ。景観を形成する上で重要な「石垣」を、伝統的な石積みで復元する住民参加型WSが開かれた。青鬼の石積みについて説明を受け、約50人の参加者が実際に石積み体験した。田んぼは私有地、畦道を含め立入禁止。
■9/下;白馬村で赤やオレンジ色の観賞用ナスが栽培され、収穫のピークを迎えています。
白馬村北城の畑(約3ha)には農家が3年前から栽培、「道の駅白馬」に出荷。
■9/24;「秋の全国交通安全運動」期間中、大町署と糸魚川署は、小谷村のR148で合同交通指導所を開設した。
長野・新潟県境に近い道の駅「小谷」で実施、ドライバーに啓発物を配布しながら安全運転を呼び掛けた。
大町署によると、大北管内のR147,R148では2024.1/1-9/23に発生した人身事故は29件(前年同期比11件増)、負傷者は41人(同21人増)。死亡事故は発生していないが、大きな事故は発生。
糸魚川署管内ではR148洞門内の事故が多発しているという。
■〜9/23;道の駅「白馬」では白馬産の新米や農産物を販売する「インストア収穫祭」を開催中。
観光客らに季節の農産物を提供し、白馬の秋の味覚を発信した。9/21;お酒の試飲販売や村のキャラクター、ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世の登場などの催しで、連休に訪れた観光客に白馬を発信した。
■9/23;白馬村八方の「霜降宮細野諏訪神社」で「秋の例大祭」が開かれた。
「湯かけ岩神輿行列」が行われた。岩を乗せた岩神輿は女性が担ぐ華やかな神輿で、先導する太鼓や笛と一緒に練り歩き、神社へ向かった。湯の恵みに感謝し地域の繁栄や無病息災を願う。この祭りは沿道の観客が神輿の担ぎ手に八方温泉を
かける温泉地ならではのお祭り。細野諏訪神社は白馬村文化財で、境内にある大杉は1177年頃植樹されたといわれ、樹囲10m、高さ41m、樹齢推定1000年という巨木で、境内には大杉が約30本林立する。
■味覚の秋・食欲の秋。紅葉の季節
小谷村では9/下-10/下は紅葉の季節で、栂池自然園、白馬乗鞍岳、風吹山、雨飾山、雨飾高原・鎌池などは美しい紅葉が観られます。秋山登山・観光のあとには温泉ときのこ、新そばが楽しめます。
9/下〜10/上は小谷特産のきのこ「マイタケ」の季節、10/上-11/下は「新そば」の季節を迎えます。小谷村「おたり名産館」、「サンテインおたり」、「道の駅小谷」、「風吹荘」、古民家蕎麦屋「そば蛍」、小谷温泉奥の湯「雨飾荘」などで提供されます。
■9/23;白馬村北城の「白馬B&Gプール」で閉館イベントを開いた。
9/16;今シーズン終了した屋根付プールで、村内の小学生30人が参加し、ラフティングボート、SUP、カヤックなど水のレジャーを体験し、元気な歓声が響いた。
■9/23;朝はぐっと冷え込み、各地でこの秋一番の冷え込み。栂池高原は最低気温10℃、栂池自然園では紅葉の色づきが3-4分。
2024.9/23;穂高連峰の「槍ヶ岳」の「槍ヶ岳山荘」で初氷。2023年より1日早い。「南岳」では最低気温3℃で初氷、初霜。「ヒュッテ大槍」では朝3.5℃で初氷・初霜が降りた。奥穂高岳「穂高岳山荘」でも気温2-3℃で初氷。
大天井岳「大天荘」では朝3.8℃で初霜・初氷が張った。9/23;「白馬岳」で初氷を観測した。最低気温は-0.2℃。9/23;標高3003mの立山・雄山山頂の雄山神社峰本社の神職よれば、これまで朝6:00;気温10度℃と暖かい日が続いていたが、
9/23;朝は一気に気温が下がり、初氷がはったという。
■9/22;「白馬スノーハープ」で「2024白馬サマーノルディックフェスティバル・クロスカントリー大会」(ローラースキー)
9:30;ローラースキー;中高一般(3/4.5/6/10km),11:30;ラン(小学生1.5km)
■9/末;「栂池自然園」は間もなく紅葉の見ごろを迎えます。
小蓮華岳〜白馬乗鞍岳の山肌を染める紅葉が美しい。ナナカマド・ドウダン・オオカメノキの赤い色、白い幹のダケカンバの黄色、ブナ・トチノキ・ミズナラの黄色、ミネカエデの橙・黄色、常緑樹のオオシラビソ・ササの緑など色が鮮やかに
なります。ワタスゲ湿原や浮島湿原からの白馬乗鞍岳・小蓮華山の斜面の紅葉は見事。真っ赤なサラサドウダンのヤセ尾根の途中からは紅葉した自然園全体が見渡せ、尾根下には紅葉が見事な雁股池が望める。
自然園一周で約5.5kmで約3.5H-4H。往復;ミズバショウ湿原まで約30分、ワタスゲ湿原まで約1H、浮島湿原まで約2.5H。紅葉ピーク時はロープウェイ乗車待ちが発生、園内の散策路は混雑するので余裕を見た行動を。
1)「栂池高原駅」(標高839m)ーゴンドラ・イブ;4.1km(20分)-「栂の森駅」(1582m)-徒歩;250m(7分)-「ロープウェイ・栂大門駅」ーロープウェイ;1.2km(5分)ー「自然園駅」(標高1829m)
2)「自然園駅」-徒歩500m(10分)-「栂池ヒュッテ・栂池山荘・栂池ビジターセンタ」(標高1860m)
3)「センタ」ー徒歩530m(30分)-晩秋のダケカンバが美しい「みずばしょう湿原」(標高1860m)・風穴-徒歩650m(20分)-「ワタスゲ湿原」(標高1870m)・楠川-徒歩780m(25分)-「浮島湿原」(標高1920m)
4)「浮島湿原」ー徒歩560m(30分)-ナナカマドがきれいな「モウセン池」-徒歩200m(5分)ー白馬大雪渓が望める「展望湿原」(標高2200m)ー徒歩380m(15分)-「展望台」。浮島湿原から展望湿原へはモウセン池経由orヤセ尾根経由あり。
5)「展望台」ーサラサドウダンが燃える「ヤセ尾根」-徒歩40分(1060m)ー「浮島湿原」
6)「浮島湿原」-徒歩1960m(75分)ー「センタ」(戻り)
※栂池自然園ルートガイド
(問)栂池ゴンドラリフト TEL 0261-83-2255
(問)栂池高原観光協会 TEL 0261-83-2515
■小谷村では稲刈が進んで長〜いハゼ掛けが作られていた。オーナー制度による棚田の米作りを取り入れている小谷村では連休等を利用して稲刈りが行われています。高齢化などで農業離れが進む村の農村景観を守り、都市住民との交流で 地域活性化を図る取り組み。昔ながらの手作業で収穫に汗を流し、刈った稲は昔ながらのはぜかけで天日干しに。稲穂はずっしりと実がつまり「ことしも豊作。おいしい米になりそう」と。
■2024年新米の価格について、JA全農長野県本部は農協から農家に前払いされる「概算金」の基準を\3000円→\4000円程度引き上げる。
新米の価格値上がりにつながりそう。概算金は1等米60kgで「コシヒカリ」は\16290円(2023年より\3840円高)、「あきたこまち」は\15870円(同\3840高)、「風さやか」は\15750円(同\4020円高)
引き上げ理由は肥料などの生産コストが上がっているためとした。米の概算金基準が引き上げられことは農家から喜びの声も。安曇野のコメ農家では軽油など燃料代が\50/1L値上げ、肥料代は4年前の2倍と生産コストが大きく上がっているという。
松本のある農産物直売所では農家の持ち込みで「地元産新米コシヒカリ」(\2500/5kg)、\480-\500/1kgで販売されていた。スーパーでは新米が\3000-\3500/5kg(2023年1.5倍)
■8/2-8/18,8/24,9/14-9/15,9/21-9/22;八方尾根うさぎ平で満点の星空観察
八方尾根でナイトゴンドラ運行。兎平(標高1400m)で「天空の天体ショー」
■7/12-8/31,9/14-9/15,9/21-9/22;「白馬47」で「家族deサバイバルキャンプ体験2024」
テント設営から火おこし、夕食作り、ナイトプログラム、魚のつかみ取り、BBQなど家族で1泊2日の冒険キャンプ。
(\12500/大人中学生以上,\10000/3才-小学生,事前予約)
(問)白馬47 TEL 0261-75-3533
■9/20;白馬村と味の素は健康増進やスポーツ・観光振興を目的とした連携協定を締結した。
イベントでの製品提供や健康教室開催、アスリート育成、観光振興などで協力する。スノーピークランドステーション白馬で調印式があり、丸山俊郎村長と同社が出席。白馬村出身でノルディック複合の渡部暁斗など、多数のアスリートが
「アミノバイタル」を使用。渡部暁斗選手が参加し、しろうま保育園の園児らがXCに関して質問していた。県内の市町村では白馬村が初の締結という。
■9/18;21:00;JR大糸線の小谷村千国変電所に落雷があり、設備が故障した。
変電所設備が落雷で故障した影響で南小谷駅-白馬駅間で運転見合わせていた「特急あずさ」は、9/23;運転再開予定。この影響で特急あずさは南小谷駅ー白馬駅間で区間運休した。
■2024.9/17;「地価調査」公表。
県内の商業地の「平均変動率」は32年ぶりに下落せず。地価調査は土地取引の目安とするため、毎年7/1時点で都道府県が行った調査を国がまとめたもので、県内では401地点が対象。2023年の価格に対してどの程度変動したかを表す
「平均変動率」は、住宅地が2023年と比べ-0.2%と28年連続で下落したが下落幅は縮小、商業地では0.0%で32年ぶりに下落せず。商業地の最高価格は12年連続でJR長野駅前で、2023年より1万円高い36.5万円/1u、上昇率が高いのは
白馬村北城エコーランドの+30.2%、全国4番目に高い上昇率。白馬村白馬駅西の商業地も5.1%上昇で県内5位。住宅地の最高価格は旧軽井沢別荘地で、2023年より1.9万円高い16.0万円/1u、上昇率が高いのは野沢温泉村豊郷湯沢の+15.7%。
不動産鑑定士は「白馬村や野沢温泉村などはインバウンド客の回復や、夏場の営業にも力を入れ、スキー客数が伸びたことが大幅な地価上昇につながった。今後もリゾート地の人気が続くかどうかが県内の地価上昇のポイント」と。
白馬村で高い地価上昇率が継続する中、土地需要が近隣の小谷村や大町市の一部にも波及。大北の住宅地では、白馬村3地点、松川村1地点で2023年に続き上昇。小谷村1地点が横ばいから上昇に転じた。大町市1地点、池田町1地点では
横ばいが継続。ほかは下落。商業地では、白馬村の2地点で2023年に続き上昇、松川村の1地点が下落から横ばいに転じた。ほかは下落した。
■スキーリゾートがある白馬村で地価が急上昇。
白馬村北城エコーランドでは30.2%と全国4番目に高い上昇率。背景には冬場だけでなく夏場の利用客を増やそうというスキーリゾートの戦略の変化がある。スキー人口の減少とともに利用客は減少。盛り返そうとグリーンシーズン(夏場)の
営業に力を入れ、絶景を望むことができる巨大なブランコや、ゲレンデにMTBコースを新設したりしてアクティビティーを充実させてきた。ここ数年は夏場の客数が冬場の客数を逆転、2023年は来場者数が36.9万人と2000年以降で最高に。
2024年は老朽化したゴンドラを30年ぶりに新設するなど投資の好循環が続いています。岩岳リゾートは「オールシーズンで楽しむことができる白馬エリアという形になれば」と。地元の不動産会社は「四季折々の自然やグリーンシーズンの
アクティビティを楽しめるということで、白馬村の人気がさらに高まっている。インバウンドや国内外の需要の高まりがあって村内の地価は今後も上がり、周辺地域への広がりも十分あり得る」と。
■9/中;白馬村北城の「ほおずきファーム白馬」で食用ホオズキの収穫が行われています。
7/下;松本蟻ヶ崎「放光寺」では「ほおずき市」が開かれ、お盆には先祖の霊を慰めるほおずきが盆棚に飾られます。ほおずきはナス科の作物で日当たりの良い草地や林の縁、水はけがよくやや乾燥した土壌に自生します。40-50年前には
白馬の森開発の頃、道沿いにはたくさんのカタクリやほおずきが自生していた。鮮やかなオレンジ色の実をつける「ほおずき」は食用と鑑賞用があり、白馬村の畑では10年以上前から食用ホオズキが栽培されています。晩夏〜秋には1日の
寒暖の差が大きく、糖度(13〜14度)が高く、甘くて美味しいほおずきが育ちます。口に含むとフルーツのような甘酸っぱい味が豊かに広がります。地元や首都圏の飲食店にも出荷し、北アルプス山麓ブランド認定品となった「食用ほおずき」は、
白馬村の新たな秋の味覚として注目度が上がってきています。標高約700mの白馬村内の畑(50a)には1000株以上のほおずきが栽培。背丈以上に育ったほおずきの枝に付いたオレンジ色のガクを、一つずつ見極めて収穫、食べ頃になるまで
追熟して出荷し、10/下-11/上まで収穫は続きます。「白馬のおみやげ品になるような特産を作りたい」と栽培を始めて10年以上、村内の宿泊施設で味わった観光客が気に入って買い求めたりしています。ネットでも購入可。白馬村で
ほおずきの安定した収穫量を保つには、ほおずき農家を増やすことが重要で、ほおずきの無農薬栽培を続ける神城三日市場の「白馬サンサン会」は、ほおずきの苗の提供や栽培方法の伝授など広める活動もしています。
9/1-11/30;白馬のコートヤード・バイ・マリオット白馬では、「ほおずきファーム白馬」のほおずきを使ったパフェを発売中。
■9/14;「スノーピークランドステーション白馬」のマルシェで白馬村「白馬北小がジャンプ台」の資金集め
白馬駅に近い、白馬北小ジャンプ台の維持管理費用に充てようと、白馬北小が資金集めに取り組んでいる。9/14;ブースを出店、フリーマーや募金活動を実施。伝統のジャンプ台でスキー学習ができるようにと活動に精を出した。
マルシェでは手作りのビーズアクセサリーなどを販売、フリーマ、募金活動で支援を呼び掛けた。北小の保護者や観光客らが協力、卒業生のノルディック複合の渡部暁斗・善斗選手も会場に訪れ、後輩たちの頑張りを応援した。
体育館脇には5〜15mの大小2つのスキージャンプ台があり、老朽化でジャンプ台の修繕が必要という。冬の体育授業ではスキー学習があり、児童はスキーの練習を行っている。1874年古城小設立、1964年白馬北小に改称、
1973年・1977年ジャンプ台建設、2010年ジャンプ台改修。
■9/14;八方尾根観光協会は、白馬産酒米で日本酒を造るプロジェクトで、酒米の稲刈り体験を開催した。
野平のほ場で栽培している酒米「山恵錦」を手で収穫する体験で約40人が参加。おいしい日本酒になるように汗を流した。
■9/14;「白馬村役場多目的研修施設」でにて、白馬村と北アルプス広域北部消防署、白馬小谷防火管理者協議会が「地震総合防災訓練」を実施した。
2024年は2014年神城断層地震から10年。隣近所の助け合いによりひとりの犠牲者も出さなかった「白馬の奇跡」を教訓に、地域の連携や協力を風化させないよう訓練を通じて防災力の強化を図った。
■9/14;「白馬五竜エスカルプラザ」でアジアの食や文化が体験する「アジアンフェス」を開いた。
台湾やベトナム、ネパール、中国などの料理が並び、地元住民や観光客らが本場の味に舌鼓を打った。太極拳や書道の体験コーナーもあり、白馬でアジア気分を味わっていた。
■大北の小学校で「秋の運動会」が始まった。
9/14;小谷村小谷小では運動会が開かれ、熱戦が繰り広げられた。
■9/11;白馬村の中高一貫校「HIS」の生徒15人が北城新田のほ場で「あきたこまち」の稲刈りを行った。
5月に生徒が手で田植えをした稲を自分たちの手で収穫した。新米を食べるのを楽しみに鎌を振って稲を刈っていった。コメ作りは昔ながらの農法を通じてコメがどのように生産されているかを学ぼうと取り組んでいる。
■9/10;小谷村で大規模地震に備え、被災地の状況を上空からドローンで撮影する実証実験が行われた。
大規模な災害時に交通網が遮断され、被災地への立入りができなくなった場合に備えて、県などが小谷村中谷川流域(小谷村中土)で実施した。実験は、地震による土砂崩れなどで県道が通行止めになった想定で行われ、ドローン事業を行う企業がカメラを搭載したドローンを
飛ばしながら5kmの通行止めにした区間周辺を、上空100mの高さから撮影。地震による土砂災害等で立ち入りが困難になった場所を、迅速かつ安全に被害状況を把握するための被害調査。中土観光交流センタを発着点に、堰堤のひび割れや道路への落石などを想定して、
中谷川沿いの山や道路、河川、施設を撮影した。ドローンが決められた区間を正確に飛行したか、撮影した映像が地上モニタに正確に表示されたかなどを確認。道路の寸断、家屋の倒壊、土砂崩れ、要救助者がいないかなど被害状況をドローンで把握することを想定。
今回の実証実験を踏まえて災害時のドローン活用について検討を進める。ドローン事業者(SB,Aerro sense)は「災害発生時は早期に被害状況を確認できるかどうかが課題。2025年度の早い段階にはきちんとしたサービスを提供できるようにしたい」と。
県は「神城断層地震時はヘリで現場調査したり、人が歩いて現場確認を行っていたが今後はドローンを使うことによって安全と時間が大幅に改善されると思う」と。
■9/8;白馬村「保健福祉ふれあいセンタ」にて「考えよう!自然環境について講演会&散策会」が開かれた。
江戸後期に農業用水として造られ、現在も利用される木流川。環境整備や観察会などに取り組んでいる発足24年芽の「木流川と親しむ会」が企画。終了後には木流川を散策して自然観察を行った。約40人が参加。
■9/8;小谷村で「第2回大北駅伝大会」が開催された。
大北5市町村から6チームが参加、8区間でたすきをつないだ。72回の歴史を重ねた大北縦断駅伝の伝統を引き継ぎ、2023年から新たな形で始まった駅伝大会。これまでは大北の小谷〜池田コースだったが、2023年からは各地区内に限定され、
第1回は池田町で開催。2024年は小谷村下里瀬をスタート・ゴールとし、下里瀬集落内と県道の8区間35.8kmの新コースでトンネル、洞門、姫川沿いなどを走った。集落内では住民らが沿道で声援を送っていた。地元の小谷村チームが優勝。
2位は大町市A、3位は白馬村。
■9/7;10:00-21:00,9/8;9:00-13:00;「白馬47」で「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN」
ヒルクライム(R1をバイクで)、最新モデルのオンロード・オフロード展示会・試乗会、白馬村内のライダーパレード、キッズバイクレースなど。SPFはくばの豚の丸焼き。(入場無料)。BBQパーティー(97/1;18:00,有料,事前申込要)
■7/12-8/31,9/14-9/15,9/21-9/22;「白馬47」で「家族deサバイバルキャンプ体験」
テント設営、火おこし、夕食作り、ナイトプログラム、魚のつかみ取り、BBQなど家族で行う1泊2日の冒険キャンプ。
(\12500/大人中学生以上,\10000/3才-小学生,事前予約)
■9/6;白馬村は観光庁の「日本版持続可能な観光ガイドライン」で、2024年度創設された国際認証版ロゴマークの使用認定を取得した。
国内初でガイドラインに取り組むとともに、国際的な認証を受けていることから使用が認められた。国際基準にのっとった観光地経営を行うことで、対外的なアピールや、地域のブランディング力・国際競争力の向上などが期待される。
ガイドラインは、地方自治体やDMOが持続可能な観光地づくりを行うための指標で、オーバーツーリズムへの対応、文化遺産、環境保護、災害時の観光客への対応など、地域が取り組むべき指標を定めたもので、国際基準に準拠している。
ガイドラインに取り組んでいる地域に対して観光庁がロゴマークの使用を認めている。国際認証版はGreen Destinations,or Best Tourism Villages認定された場合のみ。
白馬村丸山村長は「今後は環境政策やオーバーツーリズム対策に村が取り組んでいることをアピールし、観光地として白馬村を選んでもらえるようにしたい。村内の事業者にも、ガイドラインに沿った事業展開をお願いしたい」
2024年9月;37地域・団体。(小樽,ニセコ,弟子屈,松島,那須,熱海,白馬,八ヶ岳,京都,四国,阿蘇,奄美大島など)
■9/5;JR大糸線に乗って糸魚川まで行くツアー「のんびり鉄道日帰り旅」が開催された。
小谷村南小谷駅〜糸魚川駅まで列車で旅を楽しむツアー、松本を中心に定員33人が参加。車窓から見る景色を楽しんだり、糸魚川で海の幸や買い物を堪能した。市民タイムス主催。
(問)白馬47 TEL 0261-75-3533
■9/5;小谷村伊折地区の「ゆきわり草」で野草とハーブを使った料理WSが開かれた。
野草のWSや栄養に関する講話などを行う白馬村在住の女性を講師に、生えている野草を採取してカレーやおかずを作った。薬草の働きや毒草の見分け方、植生の場所で変わる味の違いなどを伝え、健康に良い野草の可能性に理解を深めた。
■9/4;小谷村「白馬アルプスH」で農業振興や活性化、課題解決などに取り組む「農村生活マイスターのつどい」が開かれた。
研修会ではマイスターが日頃の活動や農作業など村の生活などを話した。ゼンマイ、ウド、コゴミなど山菜の塩漬け、村の郷土食「こしょう漬け」のつくり方なども紹介。
■9月;白馬村・南股入川の砂防工事現場で高圧ガスボンベ3本が川に流出。
松本砂防事務所によれば、姫川水系・南股入川上流の砂防工事現場で、金属を切断する際に使う酸素ボンベ2本とアセチレンボンベ1本が流出した。大雨による川の増水で流されたと見られています。アセチレンは可燃性で、
空気や酸素と混ざると爆発する恐れがある。松本砂防事務所はガスボンベを捜しているが発見には至っていない。
■8/31-9/1;小谷村深原「宇宮諏訪神社」にて「例祭」
太い竹から細い竹軸を垂らし、白い和紙で作った丸い花をたくさん付けた「花とうろう」。長さは約5m。村民たちが花とうろうを持ち、灯籠に明かりを灯し、笛や太鼓の演奏に合わせ、日の暮れた里山の道を神社まで練り歩く。
6本の花とうろうが奉納され、舞台では獅子舞や太鼓演奏などが披露。
■「2024-2025白馬八方尾根シーズン券」オンライン発売
2024.9/1;受付開始、早割;10/31まで発売。(オープン〜2025.5/6)
1)新規;大人A(40歳以上)\77000,通常;\94000、大人B(18歳-39歳)\40000,通常;\48000、子供(6歳-17歳)\25000,通常;\30000
2)リピーター;大人人A(40歳以上)\73500,大人B(18歳-39歳)\38000,子供(6歳-17歳)\23500
※営業開始日・終了日、営業時間は降雪や積雪・ゲレンデ状況などで変更あり。
■安曇野・大北の「秋祭り」
新型コロナ渦で中止や規模縮小・例祭のみだった秋祭りも、2023年/2024年から通常規模になってきました。日程・内容は要確認。秋祭りの太鼓やお囃子の練習、その音色を聞くともう秋なんだなーって感じます。
9月;小谷・白馬・大町・安曇野の各地区では「秋祭り」が行われます。田んぼの稲穂が黄金色となり、稲刈りを待つばかりとなる頃には、お米の収穫に感謝し、五穀豊穣や家内安全などを祈願します。伝統文化の継承、近年は子供たちが
神輿を担いだりしてます。昔は水田の雑草を食べる「田ゴイ」は多くの農家で飼育され、この秋祭りで食卓に上っていました。以下は主な秋祭り。安曇野では御船祭りが開催されます。
開催日 | 場所 | 社殿 | 秋祭り・特徴 |
8/24-8/25 | 小谷村中土宮ノ場 | 「中谷大宮諏訪神社」例祭 | 宵祭りでは浦安の舞・灯篭行列。本祭りでは神輿・狂拍子と奴踊り。神輿も。 |
8/24-8/25 | 三郷明盛 | 「熊野神社」例大祭 | 巨大なお船が中萱区を曳航「お船祭り」。市無形民俗文化財。三方ケ原の戦いの人形飾り。祭囃子・神楽殿で舞の奉納。 |
8/31-9/1 | 小谷村北小谷深原 | 「深原字宮諏訪神社」 (深原花とうろう祭り) | 20:00;宵祭りでは花灯籠行列。本祭りでは奉納。花のついた長さ5mの角灯籠を持ち神社に向って練り歩きます。神社までは灯籠の灯りが揺れて幻想的。神社では6本の花灯籠が奉納、 舞台では獅子の舞や狂拍子を披露。 |
9月第1Wの週末 | 小谷村千国乙 | 「川内神社」例祭 | 宵祭りは栂池高原。本祭りは川内神社で執り行われ、「浦安の舞」が奉納。 |
9/7-9/8 | 小谷村千国 | 「千国諏訪神社」例祭 | 宵祭りでは屋台、奉納演芸。本祭りではささらすり、浦安の舞・獅子舞・奉納相撲。 |
9/7-9/8 | 大町市大町 | 「竈神社」例大祭 | 9/7;宵祭り;17:20;田楽燈籠行進、19:00;大町西公園で奉納花火・20:00;スターマイン打上げ(1500発)。9/8;例大祭;10:30;のぼり行進、11:30;浦安の舞,14:00;奉納こども相撲。 |
9/7-9/8 | 大町市常盤 | 「一本木神社」秋の例大祭 | 9/7;18:00;前夜祭;神事後神楽・獅子舞奉納、9/8;12:30;本祭り;子供神輿・神楽・獅子舞・浦安の舞奉納。 |
9/中 | 大町市美麻 | 「富士浅間神社」 (大塩秋祭り) | 五穀豊穣・家内安全を祝い祭典で曳き舞台や神輿。 |
9/14-9/15 | 池田町会染 | 「宇佐八幡宮諏訪社」 | 9/14;宵祭り、9/15;本祭り。大正から継承されているお舟「有明連」が曳航、子供たちがお囃子。出店・余興。 |
9/15-9/16 | 大町市社宮本 | 「国宝仁科神明宮」例大祭 (太々神楽の奉納) | 9/15;19:00;宵祭、9/16;13:00;剣の舞・岩戸神楽・水継・五行の舞・幣の舞・竜神神楽・道祖神の七座。仁科時代からの古式ゆかしい神楽で、県無形民俗文化財指定。奉納後には破魔矢を参拝者に配布。 |
9/17 | 安曇野市三郷温 | 「住吉神社」 (抜穂祭) | 4/27-4/28;楡・住吉の御船祭、5/13;早乙女姿で田植えするお田植え祭、9/17;稲を刈る抜穂祭 |
9/下 | 白馬村岩岳 | 「霧降宮切久保諏訪神社」例大祭 | 尾花踊り奉納、神事「七道面行列」。幟を先頭に楽隊、神輿、浦安の舞、尾花踊りの踊り子らが塩島から神社まで練り歩く。 境内では江戸時代から伝わる7つの神面をつけた七道が、本堂から薙鎌でお祓いしながら参道を練り歩く。 |
9/下 | 大町市美麻 | 「二重水上神社」 (二重の祭) | 曳き舞台や神輿巡業。 |
9/22 | 安曇野市豊科南穂高 | 「重柳八幡宮」 (お船祭り) | 宵祭り;舞台曳き回し、本祭り;歴史ものの飾物を乗せたお船が曳き廻しされる。 |
9/22-9/23 | 白馬村八方 | 「細野諏訪神社」例大祭 | 八方温泉で蛇紋岩を神の象徴とする神輿と担ぎ手に八方温泉の湯をかけながら練り歩く「岩神輿行列」。湯の恵みに感謝し地域の繁栄や無病息災を願う。神社では浦安の舞や八方太鼓の奉納。 |
9/22-9/23 | 大町常盤清水 | 「三嶋社神明社合殿」秋の例大祭 | 子供神楽復活、船曳き、獅子舞、浦安の舞の奉納。 |
9/22-9/23 | 松本梓川倭 | 「大妻神社」秋の例大祭 | 9/22;宵祭り。9/23;2台の舞台引き回し、舞台の避け合い。神事・浦安の舞など。 |
9/23-9/24 | 池田町池田 | 「八幡神社」例大祭 | 江戸初期からの伝統的祭りで山車が町内を曳航。9/23;18:00-22:00;各町内の舞台8台が社前に勢揃い。9/24;7:30-15:00;舟曳、神前で浦安の舞奉納。境内では奉納相撲。 |
9/26-9/27 | 安曇野市穂高 | 「穂高神社」 (お船祭り) | 安曇野を代表する秋祭り。船形の山車に歴史の一場面を再現した穂高人形を飾付、氏子らが町内を引き回して神社に奉納。古くからの祭事で県選択無形文化財指定。子孫繁栄や五穀豊穣を願う祭り。 大人船2艘(穂高区,穂高町区・等々力町区)、子供船3台(穂高区,等々力町区,穂高町区)。8/26;20:00;宵祭り,9/27;15:00;本祭り。お船祭り本番は祭りばやしに合わせて、12:00〜;町内を引回して神社の境内へ。15:00;祭典。3隻の子供船が神楽殿を3周、その後、大人船2隻が境内に入る。 見物はお船集結、神楽の舞、お船境内入、本殿前では勇壮な山車(お船)がぶつかりあう。笛や太鼓、鐘などのお囃子がなり続く。9/上(週末);子供祭りでは地元の小学生が子供船を曳行。 |
■白馬村最新情報のメルマガは8月で終了。今後はLINEで提供。
■8/31;白馬駅〜六十刈信号間で「第2回白馬駅前ストリートフェス」
同期間を歩行者天国。音楽アーティスト・アクションパーク・キッチンカー・出店などが出店。8/31;雨で中止。
■8/31;11:00-17:00;「第2回白馬駅前ストリートフェス」開催
白馬駅から六十刈信号間を歩行者天国にして開催。音楽ライブ、パーク、スタンプラリー、フードトラック・キッチンカー、出店など。
2023.9/2;白馬駅周辺の無電柱化工事を広く知ってもらおうと白馬駅前振興会が県道「白馬岳線」(約350m区間)を歩行者天国して同ストリートフェスを初開催した。
■7/13-8/31;「白馬岩岳」にて「#映えワン!グランプリ2024」
Instagramで白馬岩岳の映えスポットでペットの写真を投稿。受賞者には「宿泊券」「ペットTシャツ」などをプレゼントするフォトコンテスト。
■8/29;白馬村内で拡大している「ナラ枯れ」被害について、白馬村対策会議が開かれた。
人や人家などに影響がある倒木の恐れのある危険木や、景観対策としての伐倒を行ったとこれまでの対応を報告。すべて処理するのは限界があり、費用も掛かるとし、今後は危険木や、地域として保全していきたい木に絞って対応する。
「景観対策で伐採したが止めることはできなかった。全てを対策するのは不可能」とした。
■白馬村ではナラ枯れが発生。
2009年頃に和田野や岩岳どんぐり区で、2020年頃からどんぐり、岩岳、新田区でも、2024年は八方やみそら野区でも発生し被害は拡大。森林の管理は所有者が基本だが、村民や観光客が多い地域で所有者や地域からの要望があったところは白馬村が予算をかけて処理している。
白馬村ではナラ枯れした木の伐倒やくん蒸、樹幹注入予防を行っている。どんぐり区(136),岩岳遊歩道(925),新田区(824),他(200);計約2000本。ナラ枯れは「カシノナガキクイムシ」が樹木(ミズナラ,コナラ,カシワ,クヌギ等)にナラ菌を
蔓延させ、通水が阻害されて木が枯れてしまう。夏場でも木の葉が茶色・赤茶色に枯れ、美しい里山の景観が壊れてしまう。
■白馬村岩岳でナラ枯れ被害が拡大。
白馬村は対策として、伐倒くん蒸処理(被害木を伐採・集積し、薬剤を散布する殺虫処理)など被害拡大防止対策を進めているが、道のない山林での作業で追い付いていない状況という。2023.9/20;国や県の専門家とともに現地調査や対策会議を開く。
■白馬村岩岳やどんぐり区などで発生しているナラ枯れ被害の伐倒木を有効活用しようと、白馬村は木材を加工してマウスパッドを製作した。
木育の一環として小中学生にも利用してもらいたいと、2/15;白馬村内小中学校3校にマウスパッドを提供。マウスパッドは薬剤は使わず、人工乾燥で内部まで殺虫済み。ナラ枯れは「カシノナガキクイムシ」がコナラやミズナラなどの広葉樹に
ナラ菌を植え付け、水や栄養分が木に行き渡らなって木が枯れてしまう。夏〜秋にかけて山の斜面で茶色になった部分は、葉が枯れ、葉は落ちずにナラ枯れした木が目立つ。白馬村では2020年からナラ枯れの被害が増え、和田野、どんぐり村、岩岳、
新田地区などで確認。白馬村によれば「500本以上はナラ枯れの被害」と推測。白馬村では2023.12月〜;ふるさと納税も活用できるナラ枯れ対策のCFで資金を募り、約1ヶ月で目標額300万円を達成、寄付額は550万円。CFを使ってナラ枯れ被害に
遭った木を伐採、くん蒸し、原因となる虫を駆除。枯れていない木には薬剤を注入し被害の拡大を防ぐ。昔は、ナラの木は20-30年ごとに伐採され、薪などで利用されてきたが、近年は木の伐採がなくなり、ナラの高樹齢化・大径化が進んで被害を
受けやすい環境になったことも要因という。CF期間;2023.12/8ー2024.3/7;目標金額;300万円,寄付金額;\554.4万円,支援数;54人(2/16)
※白馬村の美しい景観や観光客の安全を「ナラ枯れ」被害から守るために
■8/下;大町・白馬ではそば畑でそばの白い花が咲いてきました。白馬の畦道沿いではコスモスやキバナコスモスが咲いています。
■8/中-8/下;「八方尾根」ではタテヤマウツボグサ、ハクサンシャジン、シモツケソウ、カライトソウ、クガイソウ、ミヤマアキノキリンソウ、タカネマツムシソウ、ハッポウタカネセンブリ、ハッポウアザミ、ハッポウワレモコウ、ミヤマトリカブト、 トウヤクリンドウ、ウメバチソウ、イワショウブ、ミヤマホツツジ、ウサギギク、コオニユリ、ヤマホタルブクロ、イブキボウフウ、ハッポウウスユキソウなどが咲いています。
■8/25;白馬村「白馬ウイング21」で夏の風物詩「第34回夏の終りコンサート」が開かれた。
18団体で約350人が登壇。夏に別れを告げるコンサートで歌声を響かせた。
■8/25;「第34回夏の終りコンサート」
プログラム最終日は「大地讃頌」を大合唱、夏コン修了後はエントランスにてロビーコンサート。
■8/24-8/25;松川村西原の農園「夢ふぁーむTOYA」で<「サマーフェスティバル」開幕。
アマチュア25組が集結し、野外ステージで演奏を繰り広げた音楽フェス。(入場無料)
■8/24;「白馬五竜」で「山頂ヨガ」
白馬五竜でアルプス平でヨガ。8/24;5:45-7:40;白馬五竜山頂展望デッキで「朝食と山頂」。信州サーモンと白馬産の野菜などを使ったグルテンフリー料理。
(\8200/朝食,ゴンドラ往復券,レッスン込)
■8/3,8/24;白馬インストラクターによる食事つきヨガ
8/3;5:45-7:10;五竜エスカルプラザで「朝食と山麓ヨガ」
信州サーモンと白馬産の野菜など使った蕎麦粉ガレットとヨガ。(\6000朝食,レッスン込)
8/24;5:45-7:40;白馬五竜山頂展望デッキで「朝食と山頂」
信州サーモンと白馬産の野菜などを使ったグルテンフリー料理。(\8200/朝食,ゴンドラ往復券,レッスン込)
■8/23;「NAGANO国際音楽祭in白馬」
NAGANO国際音楽祭では日本24名,韓国6名の若手演奏家が白馬に集結。
■8/23;白馬村白馬中は八方尾根・丸山ケルン(標高2430m)までの学校登山を実施した。
生徒60人が登山した。自然景観た植生、地質に触れて魅力を体感、仲間と協力して登る達成感を味わっていた。八方池まで登る頃には雲が上がってきて白馬三山は隠れてしまったが、時折山肌をのぞかせていた。
■大北では水稲の病害虫の発生を防ぐため、7/26-8/20;無人ヘリによる農薬散布を行う。
散布;5:00-12:00頃。雨天・強風等で散布日が変更となる場合あり。要JA窓口に確認。「農薬散布中」の掲示がある場合は、車の窓を閉めるなど注意を払うこと。
8/8,8/19;小谷村、8/7,8/30;白馬村、8/3,8/12;大町美麻、8/9;大町八坂
8/8-8/10,8/16-8/17;大町・平、8/5;大町社、8/1-8/3;大町常盤
7/26,8/5-8/6;池田町、7/29-7/31;松川村
(問)大北農業協同組合 TEL 0261-22-1840
■大北をサイクリングの聖地として活性化しようと「北アルプス振興会」が取り組んでいる。
8/19ー8/21;実業団チームを誘致して試験的に合宿を実施した。大町市・白馬村・小谷村でコースの試走などを行い、今後の可能性を探った。今後はロードレース大会開催や合宿の誘致などを目指す。
■8/20;白馬村神城沢渡に古民家を改装した貸しギャラリー「キリア ジャポニカ」がOPENした。
写真展では山岳写真家・増村多賀司さん(池田町)が白馬と小谷の山々を中心とした写真56枚を展示。「星と、水めぐる山V」をテーマに、水が循環する山や自然、恵みを受ける生き物を写している。
■8/18;八方尾根開発はバイクライダー向け「バイクでハイク」を開催した。
ツーリングとトレッキングを掛け合わせたイベントで全国からライダー約30人が参加。「黒菱林道」をバイクで走りながら景観を楽しみ、八方池までの山歩きを満喫した。
■8/18;ライダー集まれ!「黒菱スカイライン×バイクでハイク」
ライダー向けツーリング&トレッキング。オフロードライダーをゲストに迎えて「黒菱スカイライン」と「八方池」トレッキング。
■8/17;白馬の有志でつくる「平川を愛する会」は「平川」で「魚つかみ取り」・「水遊び」を開催した。
村の子どもたち約30人と保護者が参加、水生生物の観察、魚釣り、魚のつかみ取りを体験した。川の中で思い切り水に濡れながら楽しそうな声を上げ、自然に親しんだ。
つかみ取りはイワナなどを放流、子どもたちは必死になって追いかけていた。
■お盆休み期間中は白馬村・小谷村はおおむね天候に恵まれ、大勢の観光客でにぎわった。南海トラフ地震臨時情報の発表や台風接近などの影響はほぼなかった。白馬岩岳では2.3万人が来場。
■夏本番。「山の日」(8/11)の祝日を含む3連休は多くの企業の盆休みが始まり、大北・安曇野・松本各地の観光地はにぎわいをみせている。
■8/10-8/15;大北では成人式に替わる「二十歳を祝う式典」が開かれた。
お盆休みに合わせ、大町市と池田町、白馬村、小谷村の4市町村で二十歳の節目を祝う式典が開かれた。人生の門出を迎え、旧友や恩師と久しぶりの再会を喜び、凛とした表情で式典に臨んで大人としての自覚と決意を新たにした。
2024本年度は603人が大人の仲間入り。対象者数は、8/15;大町市;大町文化会館;291人(2023年度-31人)、8/15;池田町;池田町交流センターかえで;82人(-12人)、8/10;松川村;すずの音ホール;124人(-5人)、8/15;白馬村;白馬村ウイング;2180人(-10人)、
8/12;小谷村;小谷村役場;26人(+1人)
県内では76市町村で二十歳の集い(成人式)が行われ、約6割の44市町村はお盆開催(8/10-8/15)、ピークは8/15;35市町村。正月開催(1/1-1/7)は約4割の32市町村、GW開催(5/3-5/4)は3市町村。2024.1/7;松本市2236人、1/7;安曇野市1002人。
■8/15;白馬村では「白馬村ウイング21」で毎夏恒例の「二十歳の集い」が行われた。
新成人たちは大人への決意を新たにした。毎年8/15、「白馬村二十歳の集い」白馬中の卒業生を中心に57人が出席。新成人代表は「自分自身の言動や判断に責任を持ち、自らの力で乗り越え、社会に貢献できるよう努力していきます」と。
■8/中;里はまだまだ猛暑が続きますが、お盆を過ぎると少しずつ季節が進んできます。北アは早くも秋の気配で、夏を飾ったチングルマは綿毛となり、盛夏のカライトソウ、オニシモツケソウ、タカネマツムシソウ、 タカネナデシコ、ミヤマシシウドから、晩夏を代表するイワショウブ、ウメバチソウ、アキノキリンソウ、ヤマハハコ、トウヤクリンドウなど秋の花が咲き始めました。例年よりも1W〜10日早い。
■8/14;白馬村「八方文化会館」前の特設会場で「第49回白馬八方温泉夏祭り」を開催した。
お盆休み中で観光客や浴衣姿の地元住民らが大勢が来場、出店や縁日、盆踊りなど夏祭りを満喫した。フィナーレは打上げ花火で、白馬の夏の夜空を盛大に彩った。
■8/14;18:00-20:30;八方文化会館前にて「第49回八方温泉夏祭り」
18:00;開場、アトラクション・夜店。輪投げ、綿あめ、ヨーヨー釣り、生ビール・焼きもろこしなど。
18:50;開演、白馬八方太鼓の演奏
19:20;ゲーム・イベント
19:50;盆踊り
20:20;打上げ花火・フィナーレ
(問)八方尾根観光協会 TEL 0261-85-2870
■8/13;「白馬グリーンスポーツの森」で「第38回白馬の夏祭り」が行われた。
山の音楽家、サブニュマ、塩の道太鼓の演奏などの他、永原悠路選手や上村愛子観光大使らによるトークショー、白馬村丸山村長の白馬村SDGsへの取組などの話もあった。地元民や観光客など約3000人が来場し、約500発の花火が夜空に打上げられた。
パリ五輪・スケートボード代表の永原悠路選手が白馬の夏祭りに登場し、会場を盛り上げた。特設ステージで行われたトークショーには、白馬村から初めて夏のオリンピックに出場したスケートボード・男子パークの永原悠路選手が登場し、
パリ五輪の様子などを報告した。「パリ五輪は特別な舞台で、素晴らしい経験ができた。結果は望んでいたものではなかったが、次のロス五輪もまた頑張ろうという気持ちになっている」。皆さんの声援はパリに届いていた」と。パリでは15位だった
永原選手は、この経験を4年後のロサンゼルス五輪に生かしたいと。
■8/13;「白馬グリーンスポーツの森」にて「第38回白馬の夏祭り」
15:00〜;出店、18:30;演奏;山の音楽家・サブニュマ・塩の道太鼓など。
19:45〜;永原悠路選手、国本梨紗さん、上村愛子さん、丸山村長によるトークショー。
20:15-21:00;打上げ花火(約500発)(荒天時8/16)
(問)白馬村振興公社 TEL 0261-75-3788
(問)白馬グリーンスポーツの森 TEL 0261-72-4755
■8/10-8/12;「白馬五竜」で「ナイトゴンドラ」運行
夏の星空観察。五竜アルプス平(標高1515m)で夜を楽しもう。
■8/10,8/15;大北で成人式に替わる「二十歳を祝う式典」が開かれる。
2024本年度は603人が大人の仲間入り。対象者数は、大町市291人(2023年度-31人)、池田町82人(-12人)、松川村124人(-5人)、白馬村80人(-10人)、小谷村26人(+1人)
■夏本番。「山の日」(8/11)の祝日を含む3連休は多くの企業の盆休みが始まり、大北・安曇野・松本各地の観光地はにぎわいをみせています。8/13;八方尾根は小雨がぱらつき、八方池周辺はガス。山は雲に覆われていた。
■8/10;17:20;飯森立体交差でクマ目撃、17:40;飯森公民館付近でクマ目撃。付近の方は注意。
■8月;白馬村和田野にある「白馬ミニトレインパーク」に、電車の運転気分が味わえるシミュレーターが登場。
京王電鉄井の頭線で走っていた3000系電車の運転席を導入、JR大糸線信濃大町駅-南小谷駅間の運転席から見る映像と連動させ、アクセルとブレーキで発車・停車が体験できる。
■8/9;白馬村「八方尾根」で県山岳遭難防止対策協会などが登山者に経口補水液を手渡しながら、安全登山を呼びかけた。
登山者の中には半袖・短パン姿の軽装の外国人グループも。唐松岳山頂へ行くということで、遭対協のメンバーはかっぱなどの雨具は持ってるかなどを口頭で確認していた。県警によれば、7月、県内の山で遭難した人は2023年より17人多い71人。
死者は11人、2023年6人のほぼ倍。年齢別では60代以上が50人と7割を占めています。疲労で動けなくなったり、集中力を欠いて転倒・滑落したりするケースが多く、熱中症の症状を訴え救助された人もいます。この時期は脱水症や熱中症を防ぐため、
あらかじめ水分をとることが大事という。3連休やお盆休みで登山者が増えることが予想され、県は体力や技量に見合った登山や健康管理を呼びかけています。「高齢者の遭難が増え、昔登ったからではなくて今の自分の体力と見極めていただいて、
登れる山かどうか考えて登ってほしい」と。8/10;八ヶ岳で、8/11;上高地でも啓発活動が行われます。
■8/8-8/10;19:00;「白馬村ウイング21」(文化ホール)にて、「第22回白馬国際音楽祭」
1995年開催開始して29年目。ショパン・モーツァルト、シューマン、シューベルト、ブラームス、ドビュッシーの楽曲、クラシックコンサート。夏のひと時を、心温まる演奏で。
(3日間;\5000/一般,\3000/大人1日券,\2000/18才以下1日券)
(問)白馬国際音楽祭白馬事務局(リンデンバウム) TEL 0261-72-4691
■8/10;小谷村「白馬乗鞍高原」の「白馬アルプスH」に「白馬乗鞍アクアオアシス」がOPENする。
これまでは屋内プール(8月限定)を営業していたが、2024.8月;山麓ゲレンデ側に屋外プールや露天ジェットバス、ボールプール(子供)など6種類のプールを設置し、通年で楽しむことができる温浴施設「白馬乗鞍アクアオアシス」が誕生する。
新緑の春から夏、秋の紅葉、冬の雪景色と四季折々の美しい景色の中でプールを楽しむことができる。露天ジェットバスは水着着用で入浴可。ソファ席やデッキチェアも設置。
秋にはアースバッグサウナを提供予定。土を詰めた袋を積み上げた「アースバッグ工法」でつくられたサウナで、木のサウナよりも蓄熱性が高く、熱が長時間持続して身体の芯から温まるという。
ホテル屋内もリニューアルし、スチームサウナはミストサウナ、池田町のジャーマンカモミールのエキスを使用。
「白馬乗鞍アクアオアシス」は露天ジェットバス、屋外温水プール、屋内温水プール、ボールプール、サウナ(秋頃OPEN予定)と、ホテル内のクアハウス・大浴場。
(9:00-21:00,最終入場19:00,宿泊者無料,ビジター;\4000/大人・中学生以上,\2000/子供・小学生)
白馬アルプスH大浴場のみ利用(白馬乗鞍温泉で茶褐色の湯、ナトリウム炭酸水素塩泉。内湯・半露天風呂・サウナ)(\1000/大人・中学生以上,\800/子供・小学生)
クアハウスはジャグジー、寝湯、うたせ湯、ボディシャワー、スチームサウナなど。(休業中?)
屋外にはキャンプ場とAC場、アスレチック、ツリーアドベンチャー、パターゴルフ、ドッグラン、アルプス第5高速、山ノ神リフト(アルプス第11P)など。
(問)白馬アルプスH TEL 0261-82-2811
■7/4〜8/7→〜8/31;白馬岳への「白馬大雪渓」は多数のクレパスが発生し崩落の危険性があるため、ルートが確保されるまで通行止め。
白馬岳へは白馬鑓温泉ルート(猿倉-小日向山-白馬鑓温泉-白馬鑓ヶ岳-杓子岳-白馬岳)、または栂池ルート(栂池-栂池自然園-天狗原-白馬乗鞍岳-白馬大池-小蓮華山-三国境-白馬岳)を通行。
白馬鑓温泉小屋は7/13営業開始予定。猿倉荘、天狗山荘、栂池ヒュッテ、栂池山荘、白馬大池山荘、白馬山荘、白馬岳頂上宿舎は営業中。
■8/7;パリ五輪のスケートボード男子パークに白馬村出身の永原悠路選手が出場した。
スケートボードパークの予選は制限時間45秒の3回のランで技の難度や構成などで競う種目で、100点満点で最も高い得点で順位が決まる。予選から90点台が続出するハイレベルな戦い。永原選手は1回目に81.38Pをマーク。2回目2.36P、3回目2.28Pでは
トリックから大技で勝負に出た転倒で得点を伸ばせず15位、上位8人による決勝進出はならず予選敗退。8/7夜;白馬村ではパブリックビューイングが行われ、約600人が永原選手に声援を送った。永原選手は「特別な舞台で滑ることができてうれしかった。
点数は思ったより出なかったが自分の滑りができたので満足している。やっとこの舞台にこれて、この空気感を感じられて、これからだなという気持ちが強い。まだまだ自分の旅は終わってない。この結果を次につなげたい。もっともっと世界に向けて
羽ばたいていきたい。これからも応援よろしくお願いします」と。
2019年3月日本オープンで、スノーボード冬季五輪2大会連続銀メダリストの平野歩夢が3位、その時の2位は永原選手。2021年6月に大腿骨開放骨折の重傷を負う。2022年日本オープン初代王者、2022,2023年日本選手権連覇、2023年アジア大会銀メダル、
世界選手権7位など。2022年のX GAMES千葉大会で日本人過去最高の4位、同競技では日本の第一人者。永原選手は2024年6月にブダペストで行われた五輪予選シリーズ最終戦で獲得1枠の男子パークで初出場を決めた。
■8/6;「北アルプス広域北部消防署」にて「第33回少年少女消防フェスティバル」が開かれた。
白馬・小谷の小学生が参加、消火や救助、救命など消防の仕事体験を通じて防火・防災への意識を深めた。ホースを使った放水や煙が充満した部屋の体験、ハーネスを装着しロープをつたい救助に向かう体験、心肺蘇生を中心とした救命、地震体験車、
119番通報体験など、消防隊員や救助隊員、救命救急士の仕事を実際に体験した。
■8/6;「Hakuba Jazz Experience Harmony in Iwatake」
白馬岩岳でヴァイオリン・川瀬麻日香さん、ピアノ・平野友理さんによるクラシック演奏会。癒しの音色を楽しむ。2020年コロナ禍でHakuba Jazzが白馬村に誕生。白馬の観光スポット(岩岳・八方・五竜)で演奏体験。
■8/6;16:00;白馬「和田野の森教会」にて「音風コンサート」
日本フィルハーモニー交響楽団のソロ・コンサートマスターを務めたバイオリニスト木野雅之さんのコンサート・20年前から白馬で演奏活動。白馬の自然の中で奏でる至高の音色を楽しむ。(\2000/前売,\2200/当日大人)
■8/4;9:30-15:00;「白馬ジャンプ競技場」にて「2024Water Sports! Festival(WSF) in Hakuba」(ウォータースポーツフェスティバル)
夏の白馬を楽しむ。白馬ジャンプ競技場施設見学(15名)、白馬ジャンプ競技場でプール、スライダー、水鉄砲サバゲ―、ミニスキージャンプ、スラックライン、トタンポリン、テントサウナ、キッズエリア、キッチンカー、マルシェ。(入場無料)
(問)白馬村教育委員会・白馬村公民館 TEL 0261-85-0726
■8/4;白馬村「白馬ジャンプ競技場」で「ウォータースポーツフェスティバル」が開かれた。
約1200人が来場。五輪施設で競技場の裏側体験ツアーの他、プール遊びやウォータースライダー、しぶきにまみれて体を動かして涼を楽しんでいた。
■8/4;「白馬ジャンプ競技場」で「Water Sports! Festival in Hakuba」
夏の白馬を楽しむ。白馬ジャンプ競技場施設見学(15名)、白馬ジャンプ競技場でプール、スライダー、水鉄砲サバゲ―、ミニスキージャンプ、スラックライン、トタンポリン、テントサウナ、キッズエリア、キッチンカー、マルシェ。(入場無料)
(問)白馬村教育委員会・白馬村公民館 TEL 0261-85-0726
■8/3;「白馬ジャンプ競技場」前で舞踏集団「大駱駝艦」の白馬村野外公演「祈りの夏」が上演された。
全身を金色に染め上げた演者らが情熱的な舞踏に、観衆は深く見入っていた。2024年は9ヶ国から27人が合宿生として参加し、公演を前に村内で舞踏合宿が行われた。
■8/3;「白馬ジャンプ場」前駐車場にて「大駱駝艦」白馬野外公演「祈りの夏」
出演;麿赤兒+大駱駝艦&合宿生(\1000)
■8/3;「白馬五竜」で「山麓ヨガ」
白馬エスカル前のとおみGで、五竜在住のヨガインストラクターが朝食付のヨガ。8/3;5:45-7:10;五竜エスカルプラザで「朝食と山麓ヨガ」
信州サーモンと白馬産の野菜など使った蕎麦粉ガレットとヨガ。(\6000朝食,レッスン込)
■8/2;14:30;「白馬村ウイング21」で若手演奏家が一流音楽家の指導のもと演奏技術を磨く「NAGANO国際音楽祭in白馬」開催。
講師を務める講師を務めるバイオリニストの澤和樹さん(東京芸大学長等歴任)と、妻でピアニストの蓼沼恵美子さん(昭和音楽大学客員教授)が白馬村役場を訪れ、丸山俊郎村長と懇談。これまで「白馬美術館」でクラシックコンサートを開催。
バイオリンとピアノの上級者向けセミナーや、地域との交流を図るアウトリーチミニコンサートなど。
8/1;15:30,8/2;10:30;「白馬村ウイング21」でマスタークラス受講生によるコンサートとフェスティバルコンサートを行う(無料)
(問)Nagano国際音楽会 in 白馬実行委員会 TEL 0261-85-4760
■7/27-8/2;若手演奏家が一流音楽家の指導のもと演奏技術を磨く「NAGANO国際音楽祭in白馬」が白馬村で開催。
講師を務める講師を務めるバイオリニストの澤和樹さん(東京芸大学長等歴任)と、妻でピアニストの蓼沼恵美子さん(昭和音楽大学客員教授)が白馬村役場を訪れ、丸山俊郎村長と懇談。これまで「白馬美術館」でクラシックコンサートを開催。
バイオリンとピアノの上級者向けセミナーや、地域との交流を図るアウトリーチミニコンサート、最終日(8/2)は「白馬村ウイング21」で受講生によるコンサートとフェスティバルコンサートを行う予定。
■7/28;「白馬岩岳」で「音岳の杜」
岩岳山頂のブナ林でアーティスト3組が演奏・歌唱。
■7/27-7/28;白馬村でEVオーナーらが集まる「ジャパンEVラリー白馬2024」が開かれた。
白馬五竜をメイン会場に試乗会、パレード、参加者同士の情報交換などを実施。環境に優しいEV車の普及と発展に向け、課題や現状を共有した。
■7/27-7/28;「白馬五竜」で「ジャパンEVラリー白馬」
白馬村内に90ヶ所の宿泊施設・飲食店などに200Vコンセントや充電器設置。白馬村は2020年に「ゼロカーボンシティ」宣言したEVリゾート地。EV車の普及を目指す祭典。夏の白馬にEV集結。
ミッションラリー、最新EV・PHEV試乗会、パレード(7/28)、集合写真撮影、EVミーティング、懇親会(7/27)など。(参加;\6600/車1台,締切;7/13)
※日本EVクラブ 事務局
■7/27-7/28;「白馬五竜」などで「ジャパンEVラリー白馬2024」
EV普及を目指す祭典。EV車で白馬に。ミッションラリー、最新EV・PHEV試乗会、懇親会、パレード、集合写真撮影など。
白馬村内には90ヶ所の宿泊施設・飲食店などに200Vコンセントや充電器設置。白馬村は2020年に「ゼロカーボンシティ」宣言したEVリゾート地。EV車の普及を目指す祭典。夏の白馬にEV集結。
ミッションラリー、最新EV・PHEV試乗会、パレード(7/28)、集合写真撮影、EVミーティング、懇親会(7/27)など。(参加;\6600/車1台,締切;7/13)
※日本EVクラブ 事務局
■7/27;白馬村は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「青鬼」地区で土蔵の土壁を塗るWSを開催した。
白馬村所有の修理中の土蔵には親子連れなど約30人が参加。わらを混ぜた土をこてや手で塗り、泥だらけになりながらも楽しく伝統文化に触れた。小谷村の左官職人に手ほどきを受け、土壁塗りに挑戦。WS用に木や竹を組んだ壁を用意し、
コテを使って塗ったり、コテが重いという子どもは手を使った。WS用の壁は最後に参加者全員で手形を付けた。
■7/27;景観改善や犯罪の抑止につなげようと、白馬村防犯協会は村内で落書き消し活動を実施した。
初開催で約90人が参加、電柱やシャッターなど約60ヶ所の落書き消し、貼られているステッカーやシールをはがした。夏休みが始まり、本格的な行楽シーズンを迎える中、訪れる人が気持ち良く村内で過ごせるよう美化に努めた。
白馬村によると村内の落書きは増加しており、放置しておくと治安悪化や犯罪増加につながる懸念もあるという。
■7/25;白馬村「白馬高」は制作したベンチ6台を「JR白馬駅」に寄贈した。
文化祭の企画で制作したベンチは廃材や廃スノーボードを再利用。生徒は「全校生徒で協力して作った。いろんな人に使ってほしいし、取り組みを知ってもらいたい」と。
■7/20-7/23;2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪で追加種目となる山岳スキー競技「SKIMO」(スキーモ)の強化指定選手が白馬合宿を行った。
2024-2025シーズンは五輪出場枠獲得を目指す重要なシーズン。合宿ではローラースキーや基礎的な動きを確認するなどし、冬に向け技術とモチベーションを高めた。スキーモは「スキーマウンテニアリング」(Ski Mountaineering;SKIMO)といい、
山岳エリアに設定された上り下りを含む雪山コースをスキーで周回するタイムレース。シール歩行、板を担いで登坂、アルペン滑走で雪山を駆け抜ける競技で、スキーの総合技術と体力が勝敗を決める。ミラノ五輪では標高差80mの
ゲレンデ斜面をスキーで登り、スキーを外して歩いての登り、スキー滑降を合わせて1周3〜5分のコースを設定した「スプリント」。及び、スプリントのコースを拡大したコースを男女各1名が2周ずつする「混合リレー」が行われる。
日本代表は混合リレーで1枠の大陸枠を獲得し出場を目指している。Skimoはヨーロツパの山岳軍のトレーニングとしてレースが行われ、イタリアが発祥の地といわれ、スイスやフランス、イタリアでは盛んなスポーツで人気もある。
Skimo競技用具は山スキーに比べ、スキー板、ブーツ、ビンディングを軽量化した用具で価格は高い(板;11-15万,ブーツ;7-30万,ビンディング;7-15万円)。近縁、山スキー用品も軽量化され、安価なものが出ている。
■7/23;白馬村有志でつくる「アルプスの会」は「しろうま保育園」の園児を招き、「JR白馬駅」と駅東の「木流笠地蔵公園」に七夕飾りの笹を立てた。
「願いがかないますように」と思いを込め、園児24人が願い事を書いた短冊や装飾を笹に結び付けた。
■7/22;本格的な夏山シーズンを迎え、北ア・八ヶ岳では山岳遭難が相次いでいます。滑落や転倒、疲労による行動不能などが多い。
■7/21;「八方尾根」(うさぎ平テラス)にて「ジャズライブ」
白馬jazz experienceがプロデュースする八方尾根でのジャズライブ。
■7/20-7/21;白馬村・小谷村で「OMM LITE/BIKE HAKUBA, OTARI 2024」
OMM LITE/BIKEは、チーム(2-5名)がルートを選択、時間内に数多くのチェックポイントを回りながらゴールする。ロゲイニングレース。イベントセンタは白馬岩岳スキー場。
OMM LITE(ラン);4H/5H、OMM BIKE(自転車);4H/5H。(定員;800名,\16500/2日間/人)
■7/21;長野五輪白馬クロスカントリー競技場「スノーハープ」で「第27回白馬スノーハープクロスカントリー大会」
例年参加人数は2000人を超える白馬の夏の風物詩。7/20;13:00;受付、7/20;チーム駅伝(一般4km×4人)、7/21;個人競技(1,1.5,4,8,12km)。※当日申込みなし観戦のみ。
(問)白馬スノーハープクロスカントリー大会事務局 TEL 0261-72-8770(平日8:30-17:00)
■7/20;小谷村「白馬乗鞍温泉スキー場」の「白馬アルプスH」がリフレッシュオープン。
雄大な北ア山麓にマウンテンリゾート体験が存分に楽しめる施設として、新たに「HAKUBA NORIKURA RESORT」として掲げ運営する。ゲレンデ側に新鮮な空気に包まれながら朝食が味わえるウッドデッキとテーブルを設置。ピクニックバスケットの
貸出サービスも開始。地元の新鮮な食材を使用した朝食メニューで、テイクアウトBOX可。7/13-11/30;空飛ぶレストラン「Breakfast in the sky」もスタート。7/20〜;緑豊かな斜面(ゲレンデ)ではジャージー牛や羊と触れ合うことができる
「白馬乗鞍ゲレンデ牧場」をオープンし、羊へのエサやり体験なども行う。(8:00-9:00,15:00-16:00,\200/体験料)
「Breakfast in the sky」(リフト代;\2000/大人,\1000/小学生)、朝食BOX(\2200)
〜11/30;客室は一部リニュアル工事中。
※Instagram
(問)白馬アルプスホテル TEL 0261-82-2811
■7/22;本格的な夏山シーズンを迎え、北ア・八ヶ岳では山岳遭難が相次いでいます。
滑落や転倒、疲労による行動不能などが多い。
※2024年北ア山岳情報153を参照。
■8/3〜;白馬五竜で白馬農場とコラボしたブルーベリーソフト発売
「白馬農場」のブルーベリーを使用したソフトクリーム発売。(\580)
■7/20-7/21;白馬村「白馬スノーハープ」で、「第27回白馬スノーハープクロスカントリー大会」が開催された。
■7/20-7/21;白馬村・小谷村で「OMM LITE/BIKE」開催
チーム(2-5名)がルートを選択、時間内に数多くのチェックポイントを回りながらゴールする。ロゲイニングレース。
イベントセンタは白馬岩岳スキー場。OMM LITE(ラン);4H/5H、OMM BIKE(自転車);4H/5H。(定員;800名,\16500/2日間/人)
■7/19;小谷村と中部電力ミライズは、小谷村で発電した電気を、村のふるさと納税返礼品「小谷村産CO2フリーでんき」として提供する。
中部電力の姫川第二水力発電所・姫川第三水力発電所の電気(最大計2.66万Kw出力)を、中部電力ミライズの「ふるさと納税×Greenでんき」を通じて、小谷村へ寄附したお客に届けるもの。小谷村への寄附額1万円につき、
1ヶ月間150kw分(\2500円)を電気料金の支払いに充当できる。使い切れなかった電気は6ヶ月後まで翌月に繰り越し。小谷村は2050年までにCO2排出量実質ゼロを目指し、環境にやさしい電気を返礼品にすることで、環境問題に対する
意識高揚や、村が取り組む姿勢の周知を図る。県内では初の事例。小谷村中村義明村長は「電気を使用することで村やカーボンニュートラルへの関心を高めるきっかけになれば」と。ふるさと納税サイトから小谷村に寄付、
中部電力ミライズの「ふるさと納税×Greenでんき」に申込みをする。対象エリアは中電(愛知・岐阜・三重・静岡・長野)
■7/18;長野を含む関東甲信地方が梅雨明け。平年より1日、2023年より4日早い梅雨明け。白馬の山並みも残雪が減ってきました。梅雨入りが6/21と平年より14日遅れたことで、結果的にその分梅雨が短くなった。梅雨期間の降雨量は、
木曽;512.5mm(1.69倍)、伊那;461mm(2.01倍)、諏訪;345mm(1.72倍)、大町;302mm(平年比1.39倍)、松本;223.5mm(1.58倍)、長野;188.5mm(1.34倍)と、平年よりも多く、1.5倍のところが多かった。梅雨期間(27日)の白馬村の降雨量は464mm
(降雨日数20日間;夕立ち含む)、小谷村;354mm(20日間),大町市;302mm(20日間)。安曇野市穂高;181.5mm(19日間)。
1ヶ月予報は平均気温が平年より高く、最も暑い夏だった2023年に匹敵するか上回る可能性あり。9月-10月まで暑さが続きそう。
■7/13ー7/15;10:00/13:00;「白馬五竜高山植物園」で「学芸員とまわる植物園散策ツアー」
現在コマクサが見頃。青いケシの花も開花。7月は花粉を運ぶ昆虫と高山植物との密接な関係を中心に学芸員スタッフが説明しながら園内を歩く。
(所要約1H,定員;各回10名,\1000/大人,\500/小学生以下,ミニ花図鑑付)
(問)白馬五竜高山植物園 TEL 0261-75-2101(8:00-17:00)
■7/中;「白馬五竜」アルプス平、「八方尾根」鎌池湿原、「栂池自然園」ではニッコウキスゲが見頃を迎えています。
■7/14;JR大糸線南小谷駅で専用団体臨時列車(新宿発)を歓迎するイベントが開かれた。
小谷村関係者ら約100人が参加、小谷中吹奏楽部演奏や飲食店による食の振る舞いなどで乗客をもてなし、小谷の魅力を発信した。列車はかつて「シュプール白馬号」として大糸線で定期運行していた国鉄型185系。特別運行に多くの鉄道ファンが駆け付けた。
■7/14;8:00-11:00;長野の道の駅「中条」の裏山で子どもたちが「カブトムシを捕まえる」夏恒例のイベントが開かれた。
自然に親しむきっかけになればと住民などで作る実行委が毎年この時期に開催。「中条でカブトムシをとろう」と、中条地区林業研究G、杉菜会、道の駅中条、中条地区住民自治協議会が実行委員会を作り、2024年で29回目。
親子連れに人気のイベントで先着300組が参加。クヌギやナラの木に放たれたカブトムシに触る子どもたちの声が、里山の雑木林に響いていた。
旧中条村の時代から続く。2010年長野市に編入合併。(\1000/参加料,虫かご,オス1/メス1匹,餌ゼリー,おがくず)
(問)中条でカブトムシをとろう実行委員会事務局(長野市中条支所内) TEL 026ー268-3001
(問)道の駅中条 TEL 026-267-2188
■7/10;白馬村の八方尾根自然環境保全協議会は、高山植物の名称や解説を記載した「ネイチャーラベル」を八方尾根トレッキングコースに設置した。
八方池山荘〜八方池間のコースで約60種類150枚以上のラベルを取り付けた。訪れた人に自然を楽しんでもらうとともに、植生保護に関心を高めてほしいと、同協議会、白馬村、索道事業者、地元区、地元観光協会、
パトロール、地元ボランティアなどから約40人が参加。小雨の中、トレッキングコースを歩きながら高山植物の近くにネイチャーラベルを設置した。自然環境保全のため、20年以上続く取り組み。
■7/10;パリ五輪スケートボード男子パーク種目に出場する白馬村出身の永原悠路選手が白馬村の室内パークで「公開練習」を行った。
東京五輪は出場することができず、ケガを乗り越えて立つ夢の大舞台に立つ。「表彰台、金メダルを狙いたい」と。「競技時間の45秒間に、持ち味であるスピードと高さ、きれいな滑りをしたい。いままで自分の挑戦に関わってくれた方に
恩返しできるような滑りをしたい。全力で頑張る」と。7/10;「白馬村ウイング21」で白馬村主催の壮行会があり、白馬村から初めて夏の五輪に臨む永原選手を激励した。2022年第1回日本オープンで優勝、XGamesでは日本人過去最高の4位。
一躍世界トップ選手の仲間入り。2022年日本選手権・男子パーク史上最年少で優勝。2023年パリ五輪予選の世界選手権で7位。世界ランキング17位で、2024年パリ五輪・男子スケートボード・パークに日本代表として出場する。
パリ五輪の男子スケートボード・パークは8/7から予選。
■7月〜;白馬村AIオンデマンド乗合交通「白馬デマンドタクシー」の車両を2台から3台に増便する。
混雑時間帯のスムーズな運行に向け、平日の昼前後や夕方など住民利用が多い時間帯に加え、グリーンシーズンの観光需要も増えると見込み、混雑解消を図る。
■7/7;10:00-14:00;「七夕」の日、白馬五竜で「白馬オーガニックマーケット」を初開催。
とおみGで地元の無農薬野菜など販売。雨天時はエスカルプラザ内。花・ハーブ苗・苗木、宿根草、ハーブティ、甘酒、コーヒー、人参ジュース、ビール、酵母パン、マフィン、カステラ、野菜、米、たまねぎ、にんにくなどの農産物、焼き菓子、玄米麺、はちみつ、果物ジャム、プリン、
おむすび、ランチ、ハーブ製品、雑貨などいろいろ。
■7/7;「雨飾山」(標高1963m)の山開き
小谷村大網側からの山開き。6:30;大網諏訪神社集合、大網神社にて安全祈願。7:00;出発。雨飾山大網側登山口へ。大網登山口より記念登山、頂上では集合写真を撮影。下山に解散。参加者には姫川温泉の入浴半額券を配布予定。
■7/6;白馬村の「大糸」は「第65回創立記念植樹」を行った。「白馬村ウイング21」の駐車場周囲にオオヤマザクラの苗8本を植えた。
■小谷村は2024年度、情報格差の解消に向けて、スマホを持たない高齢者らに端末を貸し出す。
小谷村は「LINE」で災害・防災情報などを発信、HP上でも気象や緊急当番医などの情報を更新。スマホを数台購入して、スマホを持たない高齢者に貸し出す。貸出期間は数ヶ月を想定。操作に慣れてもらい、最終的には購入につなげたい考え。
小谷村は「今は子どもたちが学校でタブレット端末を使う時代。お年寄りもスマホをお試しで使い、便利さに気づいてもらいたい」と。2024年度一般会計当初予算案に端末購入代100万円を計上。予算総額は44.7億円(2023年度当初比9.5%増)
■6/30;「風吹岳」(標高1888m)の山開き
北ア最大の湖「風吹大池」はシラビソとダケカンバに囲まれ、手つかずの自然が残っています。池塘が点在する湿原で、春〜初夏はミズバショウ、サンカヨウ、エンレソウ、キヌガサソウ、ヒオウギアヤメ、ニッコウキスゲ、コバイケソウ、
チングルマ、ワタスゲなどの高山植物が観られます。登山道ではゴゼンタチバナ、コイワカガミ、マイヅルソウ、ツバメオモト、ミツバオウレン、シラネアオイ、アカモノ、ウラジロヨウラク、ムラサキヤシオなどが見られます。
6/30〜;北野登山口と土沢登山口への林道が開通予定。風吹山荘は6/15〜10/中営業。
林道北野線(一部未舗装;2km);北野登山口(P8)、北野登山口-風吹大池(登り;2.5H,下り;2H)
林道土沢線(未舗装;8km);土沢登山口(P8)、土沢登山口-風吹大池(登り;2.5H,下り;2H)
栂池登山口(栂池-栂池自然園-天狗原-風吹大池)(行き;3.5H,帰り;4H)
■小谷村伊折の「ゆきわり草」で発酵調味料で料理を作るWSが開かれた。
村内の「楢木こうじ店」が講師を務め、料理の基本調味料「さしすせそ」を使った「夏ごはん」を作り、伝統的な調味料のおいしさと奥深さを体感した。
■小谷村小谷中学校の生徒が山の果実「さるなし」の栽培に取り組んでいる。
生産者の高齢化などで担い手不足に直面している特産品の栽培に取り組み、商品化も視野に活用を考えていこうと実施。6/25;石坂の畑でつるを切る作業をした他、さるなしを使った加工品について学習した。
■JR大糸線の列車を見たら、にこやかに手を振ろう。
大糸線南小谷-糸魚川間の活性化を目指す小谷村「大糸線振興会議」は、6/19;2024年度事業を決め、こうした呼びかけを村民に行うと決めた。事業名は「大糸線をみたら今だけ友だちもっと手を振ろう」。村民に大糸線への愛着を、
乗客に村への親しみをそれぞれ持ってもらうことで、利用促進につなげたいとしている。振興会議は「お金をかけずに大糸線をどう盛り上げていくか。他の沿線自治体に広げたい」と。振興会議は2024年度、大糸線の沿線を巡る
スタンプラリーや、村内の中土駅舎の屋根に絵を描く事業なども計画。
■6/22;「白馬大池山荘」(標高2380m)がOPEN。
栂池自然園から天狗原は雪解け。白馬乗鞍岳の斜面には多くの残雪あり。白馬大池は雪解けが進んでいますが、池周辺にはまだ残雪あり。テント場は雪解けして、ハクサンコザクラ、チングルマ、ワタスゲが咲いています。
雷鳥坂への登山道にはまだ残雪あり。白馬岳への登山道ではハクサンシャクナゲ、ミヤマキンバイ、ハクサンイチゲ、コマクサなどが咲いています。白馬大池山荘は山小屋泊・テント泊は完全予約制。
■6/21;関東甲信地方が梅雨入り。長野地方気象台によると、6/23〜1週間は前線の影響で雨や曇りの日が多くなる見通し。6/23-6/24;南部・西地域を中心に警報級の大雨となる可能性があり、気象台は土砂災害や河川の増水、 低い土地の浸水に注意を呼び掛けています。
■6/21;気象庁は関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表。
梅雨入りは2023年より13日、平年より14日遅く、1951年闘鶏開始以来、過去3番目に遅い梅雨入り。1年で最も日が長い夏至の日と重なり、記録的に遅い梅雨入り。梅雨入りが遅い年は、2007.6/22,1967.6/22,1960,6/19で平年6/9。
梅雨明けが遅い年は1982.8/4,2007.8/1,1999.7/23で平年7/19。
■6/21;白馬五竜アルプス平の「アルプス360」にて、「とおみ尾根夏山安全祈願祭」を開いた。
「白馬五竜高山植物園」を運営する「五竜」や村関係者、索道事業者、観光団体、山関係者ら約45人が参列、登山者と来園者の安全を祈願した。同園は6/1〜;早期開園で週末限定で営業した。6/22〜;グランドオープンで毎日営業。
■「栂池自然園」では水芭蕉がまだたくさん咲いています。白い水芭蕉に混じり、黄色いリュウキンカも咲いています。サンカヨウ、シラネアオイ、キヌガサソウ、コミヤマカタバミ、ミツバオウレンなどが咲き、タカネザクラが開花。 園内はダケカンバの新緑や緑に覆われていますが、奥にはまだ残雪あり。
■6/17-6/21;長野県はドローンを活用した砂防施設の安全かつ効率的、効果的な点検作業技術の確立に向け、小谷村の砂防ダムで実証実験を実施中。
小谷村千国西親沢の西親沢第7号千国砂防ダム・千国砂防ダムにて、ドローンによる施設の点検技術を評価するための実験で、従来の目視点検と同等以上の精度でひび割れなどの変状箇所が検出できるかなどデータを収集し、今後の活用を検討する。
■6/17;小谷村宮本の「おたりつぐら」の畑でサツマイモの苗植えが行われた。
小谷村こども家庭センタと、「おさんぽ会」が企画。親子らが参加して苗を植えた。
■〜6/16;「白馬五竜高山植物園」は「早期開園」
6/22;通常開園を前に山の花々を観賞できます。シラネアオイ、サンカヨウ、キヌガサソウ、ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、チングルマ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマクワガタ、イワカガミ、ウルップソウ、クロユリ、アツモリソウなど。
アルプス平自然遊歩道ではタテヤマリンドウやツマトリソウなど。青いケシの花、コマクサが咲き始め。これからはヒオウギアヤメやニッコウキスゲなども。
これからの季節は地蔵ノ頭(1676m)〜見返りの平(約1740m)〜一ノ背髪(約1892m)〜二ノ背髪(約1950m)〜小遠見山(標高2007m)までのトレッキング(登り;約90分,下り;60分)。頂上からは鹿島槍ヶ岳・カクネ里氷河も。
五竜ゴンドラ(7/6-8/31;\2700/大人,\1350/小学生)、パノラマパック(五竜ゴンドラ往復+アルプス第1展望リフト)(7/8-8/31;\3000/大人,\1500/小学生)
五竜ゴンドラ(〜6/16;土/日,6/22-7/5,9/1-10/20;\2200/大人,\1100/小学生)、パノラマパック(6/22-7/5,9/1-10/20;\2600/大人,\1300/小学生)
(問)白馬五竜高山植物園 TEL 0261-75-2101
■早期週末(6/1-6/2,6/8-6/9,6/15-6/16),通常(6/22-10/20);「白馬五竜高山植物園」開園
標高1515mの五竜アルプス平に広がる高山植物園。6月ー10月にかけて300種以上200万株の高山植物が見られます。
早期開園中は学芸員ガイドツアー、高山植物苗の無料配布、山野草販売などあり。
(問)白馬五竜 TEL 0261-75-2101
■6/中;小谷村「栂池自然園」(標高1900m)は中部山岳国立公園内にある高層湿原。
水芭蕉は見頃、リュウキンカも咲いています。白馬乗鞍岳の斜面は芽吹きから新緑の季節を迎えています。ダケカンバなどの新緑がきれい。園内ではサンカヨウ、シラネアオイ、コミヤマカタバミ、イワカガミ、ヒメイチゲ、ミツバオウレン、
オオカメノキ、ムラサキヤシオなどが咲き、徐々に高山植物が増えてきました。途中からは木道に残雪が残り雪上歩き。展望湿原からは白馬岳大雪渓が望め、展望湿原はまだ残雪に覆われています。
■6/中;ブナの新緑と荒菅沢の雪渓が美しい「雨飾山」
初夏の「雨飾山」(標高1963m)では登山者の姿が増えてきました。小谷温泉周辺では深い緑に変わっています。登山口周辺の湿地では水芭蕉が咲き、新緑のブナ林が続く。中間地点の荒菅沢からのキツイ登り坂ではイワカガミ、シラネアオイ、
カタクリなどの高山植物が咲いていた。山頂へと続く笹平ではハクサンイチゲがたくさん咲いています。稜線では雪も溶けています。標高1963mの雨飾山は春から初夏の高山植物が見られる日帰り登山が楽しめる山。他にもサンカヨウ、
エンレイソウ、ヤシオツツジ、タムシバ、キジムシロ、オオバキスミレ、ヒメイチゲ、ミツバオウレンなどの花も見かけることができます。雨飾山の高山植物はこれから見頃を迎えます。百名山として有名となり、休日の登山道は
混み合うのでのんびり花を楽しむなら平日がよさそう。林道姫川妙高線の小谷温泉上〜鎌池、湯峠、雨飾高原キャンプ場(雨飾登山口)へは5/25開通済。
■6/中;「白馬大雪渓」の登山口(白馬尻)付近ではサンカヨウやキヌガサソウ、シラネアオイなどが見頃。大雪渓では殆ど雪上歩き。落石要注意。小雪渓は雪の斜面をトラバース。
「白馬岳」ではウルップソウ、ツクモグサなどが咲き、ミヤマキンバイが開花。
■6/16;小谷村「栂池高原」を自転車で駆け上がる「信州つがいけ高原ヒルクライム2024」が開かれた。
川内から栂池自然園まで全長約17.1km、標高1200mのヒルクライムレースに約300人がエントリー。豊かな自然を感じながら走り抜けた。
■6/8-6/16;「道の駅白馬」で村キャラクター「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世」のグッズが並ぶ「ムラオフェア」開催。
2024.1月、発売1ヶ月で完売した「ぽけぷにむらお」が再販。もちもちでふわふわの手のひらサイズのムラオ。新商品も登場。
■6/9;小谷村栂池高原の「社会体育館」駐車場で「小谷村消防団」の「第58回ポンプ操法競技会、第53回ラッパ吹奏会、第48回放水競技会」が開かれた。
村内5分団が出場、日ごろの訓練の成果を存分に発揮した。
■小谷村の自然環境を生かし、地域づくりに貢献していこうと、村民有志らが「小谷里山研究所」を立ち上げた。
6/8;小谷小南の「塩の道公園」で親子など約30人が参加して、川の中にすむ昆虫を観察した。観察会ではホタルの幼虫が食べるカワニナや、トンボの幼虫ヤゴなどが見つかり、ゲンジボタルとヘイケボタルの違いなどを説明。
子どもたちは熱心に聞いていた。
■6/上;小谷村「栂池自然園」でサンカヨウの花が咲き始めた。
散策路沿いでは透き通ったサンカヨウの花が咲いています。サンカヨウは冷涼な山地や亜高山帯に自生する植物で、初夏から梅雨の時期に小さな白い花を数輪ずつ咲かせます。雨に濡れると花が透明に変わり、神秘的だと人気があります。
栂池自然園はサンカヨウの自生地としても知られています。花自体は白い色素があるわけでなはく、細胞壁などの重なりが光の反射で白く見えるという。雨の日だから透明というわけではなく、相応に雨水が染み込まないと透明にはならないという。
■6/上;緑に覆われた白馬村「親海湿原」(標高745m)では、春先は白いミツガシワで覆われていたが、現在は黄色いサワオグルマが咲き始め。
親海湿原は日本海と太平洋を隔てる中央分水嶺の北側、佐野坂丘陵下で姫川源流自然探勝園や親海湿原は西山の鳴沢川の水と湿原南東の尾根(ドウカク山)付近の湧水で保たれています。梅雨時(6月)には濃紺のカキツバタが見られる群生地ですが、
まだ数輪が開花した程度。昔は湿原一面がカキツバタで覆われたが、近年は花数が少ない。黄色いサワオグルマと紺のカキツバタが混在。奥のほうではレンゲツツジが咲き始め。これからはサギスゲやトキソウなど、7月にはコオニユリ・
サワギキョウ・コバギボウシなども咲きます。木道で1周20分。
■6/3;6:31;能登半島で地震があり、輪島と珠洲で震度5強の強い揺れを観測。震源の深さ14km、M6.0。県内では長野と小谷で震度3の揺れ、大町、白馬、松川村、松本、上田、岡谷、諏訪など県内の広い範囲で震度2を観測。安曇野は震度1。
■6/1-6/2;白馬五竜地の「上原グランド」で、クラフトビール「クラフトビアマルシェin白馬」が開催された。
8回目を迎え県内ブルワリー(ビール醸造所)を中心に10社が白馬に集結、各社5種類の商品で、40種類以上のビールを飲み比べることができた。キッチンカーも出てビールとグルメで盛り上がった。
■6/2;白馬村「松川ヘリポート」で「白馬村消防ポンプ操法大会」が開かれた。
村内3分団約30人の団員が小型ポンプ操法やポンプ車操法競技に出場した。南部分団が優勝し、6/23;池田町で開かれる大北地区消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会への出場する。
■6月〜;小谷村はお年寄りを対象にしたスマホの無料貸出しを始めた。
端末が高額で操作が複雑なことから使用を敬遠する高齢者が多いため、一定期間貸出して「スマホ慣れ」してもらう狙い。村内でデジタルデバイドが広がることを懸念し、高齢者が幅広い情報の入手などのために環境を整備する。
スマホには電話やインターネット、LINEなどのアプリも事前にインストール。対象は65歳以上の村民、貸出し期間は最長6ヶ月、延長可。小谷村は4台購入。小谷村内でCATVを運営するフェニックスコミュニケーションズが業務を委託。
小谷村は「SNSや動画視聴など基本的な利用方法を知り、苦手意識をなくしてほしい」と。
■6/1;小谷村栂池高原の上部にある「栂池自然園」で開園祭が行われ、今シーズンの営業がスタートした。
白馬岳を望む栂池自然園は標高1900mの高層湿原。自然園を彩るミズバショウは例年よりも1週間から10日早く開花。2024年は残雪が少なく、顔を出しているのは約5000株のミズバショウ。例年より2ー3週間早く見頃を迎えています。
6/1;地元の観光関係者などが出席し、開園祭が開かれ、アルプホルンの演奏、神事を行って今シーズンの賑わいと安全を祈った。園内は湿原を囲うように木の遊歩道が整備され、観光客は時折り足を止めて残雪の北アと水芭蕉の競演を
撮影するなど散策を楽しんでいた。ミズバショウは6/末まで楽しめそう。
■6/1;小谷村中土の中谷地区の棚田で「棚田オーナー」による田植えが行われた。
山里の緑や地域住民との会話を楽しみながら手植えを体験し、爽やかな汗を流した。オーナー制度は地元住民でつくる「中谷郷が元気になる会」が荒廃した棚田を開墾し、保全や都市住民との交流を目的に始めて20年近く。
2024年は約20人が参加。長年参加しているオーナーが多く植える手付きは慣れたもの。参加者が一列に並び、遊び感覚で植えるスピードを競う場面もあった。作業後、住民手作りの料理を味わいながら交流。秋は稲刈りを体験する。
同会は「高齢化で取り組みの継続が心配だが、移住者も管理に力を貸してくれている。オーナーも棚田の維持に協力してくれありがたい」と。オーナー制度は、小谷村内計4地区で取り組んでいる。
■5/30;小谷村「栂池高原」で森林が果たす役割に理解を深め環境づくりへの関心を高める「大北地区森林祭」が開かれた。
県や大北5市町村の行政・林業関係者、小谷小の児童など約160人が参加。式典、植樹、林業のデモンストレーションが行われ、木の伐採や馬による木の運搬、製材を見学。植樹は小谷村木のブナと、樹液からシロップができるイタヤカエデを植えた。
■5/28-5/30;白馬村や大町市など北アルプス地域の5市町村の観光関係者が台湾を訪問、「教育旅行」(修学旅行)の誘致に取り組む。
県北アルプス地域振興局、旅行会社、観光協会、スキー場などでつくる「台湾交流促進派遣団」が、台湾の小中高の学校関係者と商談し、北アルプス、黒部ダム、白馬・小谷でのスキー場などの観光資源をPRする。また、TDLや世界遺産・
白川郷の合掌造り集落などと併せた北アルプス地域を巡る旅行日程を提案。5/16;宮沢敏文県議は「小中高生のうちに北アルプス地域を訪れ、現地の学校と交流してもらうことで、大人になった時に観光客として再訪してもらう狙いもある」と。
県北アルプス地域振興局によると、2023年6月にも同様の商談会を台湾で開き、約6校が教育旅行で北アルプス地域を訪れたという。
■5/25-5/26;「白馬岩岳マウンテンリゾート」で「HAKUBAヤッホー!フェスティバル2024」が開催された。
豪華アーティストが出演。好天に恵まれ、2日間で約3000人が来場、白馬三山など北アを見渡せる山頂で音楽ライブを楽しんでいた。
■5/下;北ア「白馬大雪渓」で岩盤崩落が起きています。
白馬岳の稜線では、雪はほとんど融けてツクモグサやミヤマキンバイが咲き始め、ウルップソウの芽がでてきました。
白馬大雪渓の3号雪渓から長さ900mに渡って岩盤崩落による多量の岩石が雪渓上に流れ出た。大雪渓ではこれまでも岩盤や土砂の崩落、落石に伴う事故が発生しています。注意を呼び掛けています。小雪渓はステップが切ってあり、
雪渓上にはベンガラがまかれています。北ア南部・北部ともに融雪が進んで残雪が例年よりも少なくなってきます。2023年は融雪が早く進み、一部の山小屋では夏に水源が枯れ水不足となった。2024年も雪は少な目で水不足が懸念されています。
白馬エリアの山小屋開設予定時期;八方池山荘は通年営業、6/1栂池山荘、6/22;栂池ヒュッテ、6/22;白馬大池山荘、6/22;白馬岳頂上宿舎、6/22;五竜山荘、6/29;猿倉荘、6/29;天狗山荘、6/29;キレット小屋、6/下;白馬岳蓮華温泉ロッジ、
7/13;白馬鑓温泉小屋、7/13;白馬尻テント場・山小屋は営業休止。(各山小屋に確認要、殆どの山小屋は事前予約制)
■5/25;白馬村猿倉登山口で北ア白馬連峰の開山祭「第58回貞逸祭」が開かれた。
雲はあるものの天気に恵まれ、県内外から登山客約250人が参加。アルプホルンの音色が響きわたり、安全祈願祭の神事が行われた。開山式には白馬村丸山村長をはじめ、山関係者、上村愛子さんや白馬村キャラクター「ヴィクトワール・
シュヴァルブラン・村男III世」も参加してテープカット。白馬CLSのコーラスの歌声に送られ、猿倉荘をスタート。雲の間からのぞく白馬岳山頂を仰ぎ見ながら新緑の猿倉荘(標高1250m)-(2.6km)-白馬尻(標高1560m)の白馬大雪渓まで
トレッキング。1906年に白馬山荘が開設されてから118年。猿倉荘〜(2km;平坦な林道)〜御殿場(標高1410m)〜(650m;急な坂)〜白馬尻・大雪渓周辺ではショウジョウバカマ、オオカメノキ、ニリンソウ、シラネアオイ、キヌガサソウ、
サンカヨウなど初夏の花が咲いています。雪は例年よりも少なめ。下山後にはウド・ノビル、ギョウジャニンニクなどの山菜の天ぷら、豚汁の振る舞いもあった。
6/1;栂池自然園で開山式・栂池ロープウェイ運行、6/1;八方尾根でアルペンライン運行、6/2;針ノ木雪渓で慎太郎祭、八ヶ岳で開山祭などが行われます。
■5/25;白馬村八方尾根観光協会は日本酒造りプロジェクト「酒米田植えツアー」を野平地区で開催した。
県内外からのツアー参加者や酒蔵関係者、白馬高の生徒ら約50人が集まり、田植えを行った。
■5/22;2022年9月開校した白馬村岩岳の「白馬インターナショナルスクール」(HIS)の生徒が田植えを体験。
昔ながらの農法を通じて米の生産を学ぼうと実施された。農家の協力を得て、生徒たち19人は手足や顔を泥だらけにしながら熱心に作業し、笑顔で田植えを体験した。
■5/22;白馬村白馬中の生徒が恒例の道路清掃活動に取り組んだ。
2024年で50年目、生徒は道路沿いを中心にごみ拾いを実施。自分たちが住んでいる地域を少しでもきれいにしようと清掃活動に汗を流した。空缶やペットボトル、菓子の袋などポイ捨てされたゴミを拾い集めた。
■文化庁の「ふるさと文化財の森」に新たに設定された小谷村「雨中ショクの茅場」はカリヤスは国宝・や重要文化財の建造物を修理する際に使用される。
5/11;雨中ショクの茅場では野焼きが行われた。山の上部から火をつけ、吹き下ろす山風で裾野へ徐々に火が拡大。約30人の参加者が長い柄に金属の爪が付いたレーキなどを使い、枯れ草のない防火帯を作りながら、火の広がる範囲をコントロール。
約1.6Hで約13.5haを焼いた。茅場を所有・管理する雨中林野組合は「ここはススキと、国宝などの屋根の材料になるカリヤスがにとれる」。茅場は秋になると、キラキラと光り輝き黄金色一色に染まる。雪が積もる前に、ススキとカリヤスを鎌で
収穫している。野焼きに参加した「小谷屋根」の茅葺師は「移築ブームで茅葺屋根を葺いてほしいという仕事はたくさんある。むしろ茅場が減り、材料となる茅の不足で困っている」と。
■5/中;大町・白馬・小谷ではニリンソウの季節。
ニリンソウの他、アズマイチゲ、キクザキイチゲ・エンレイソウ・フッキソウ・サンカヨウ・アマドコロなどの山野草が咲いています。初夏のサンカヨウやアマドコロが咲いているとは・・・。
白馬山麓では雪解けした斜面にハルリンドウが咲いていました。ここの群生地はまだ知られていません。ハルリンドウは白馬山麓スキー場(八方尾根・白馬さのさか)の日当たりのよい、少し湿ったゲレンデで良く見られます。
栂池自然園や白馬大池などでは高山種のタテヤマリンドウが見られます。立山・室堂では白いタテヤマリンドウが見られ、北アでは初夏にはトウヤクリンドウ、夏にはミヤマリンドウ、秋にはオヤマリンドウが見られます。
■5/10;白馬村飯森にある曹洞宗示現山「長谷寺」の歴史を記す寺史を読む学習会が「白馬村ふれあいセンタ」で始まった。
民俗・日本思想史家の田中欣一さんが講師を務め、全3回で寺史を読み合わせる。初回は約50人が参加、寺の成り立ちや地域との関わりに理解を深めた。
■5/9;白馬村神城堀之内で田んぼの中に馬。
白馬では70年前までは農耕馬が見られた。松本と日本海を結ぶ塩の道では、たばこ・桑・大豆などの農産物や塩・魚・昆布などの海産物を積んでいた。白馬のおじちゃんによると、小谷などキツイ坂では牛を使って荷を運び、白馬〜松本の
平坦な場所では馬を使って荷を運んでいた。馬は農耕以外に、落倉や神城では山から木を伐採したあと、木材の運搬で利用されていました。昭和初期には馬を飼う家が白馬でも結構あったという。五竜や栂池スキー場のゲレンデは牧草地帯で
夏場は牧場として利用されてきた。白馬飯森の長谷寺境内の石垣はちょうど牛や馬に荷を乗せ換えるにはちょうどよい高さだったという。
白馬で馬を使った代掻きを体験する催しが開かれた。「サンサンパーク白馬」向かいの田んぼで代掻き体験。馬で田畑を耕す「馬耕」を広めたいと、村内で馬を飼育する「楓企画」が企画。馬と人が力を合わせて行う昔ながらの農法を体感した。
馬が引くチューブに子供たちが乗って楽しそうな声を響かせていた。(体験料;\1000/子供,白馬・小谷・大町の未就学児無料)。園楓企画の雨宮さんらがボランティア団体「白馬森輪組合」を結成、MTBの普及や活性化を支援している。
5/4;白馬塩の道祭りでも参加。白い馬に丸山村長。引馬乗馬体験、雪上乗馬体験、チュービング、ジョリング、馬耕練習会などを行っている。
※楓企画
■5/上には北アに雪形が現れます。
「白馬岳」の「三国境」下には有名な「代掻き馬」。「小蓮華山」には「種まき爺さん」と「婆さん」。「小蓮華山」の「船越ノ頭」〜「白馬乗鞍岳」の鞍部には「仔馬」。
仔馬の下には「嫁岩」の白扇を持つ連れ女、マントの仲人、島田頭の花嫁の3人。「白馬乗鞍岳」の斜面には「鶏」と「種まき爺さん」。白馬岳直下の「雄馬」は姿が崩れていた。
■5/8;北ア・立山、槍ヶ岳、燕岳ではうっすらと雪が積もった。5/9;八ヶ岳でも積雪2-3cm。GW明けに雪が積もるのは珍しいという。
■5/上;賑わったGWが過ぎ、爽やかな新緑の季節を迎えた安曇野・大町・白馬。
山肌に雪形が現れ、安曇野や白馬の田んぼでは田植えが始まり、小さな稲が並んでいます。この時季に見られる北アの水鏡。北アでは雪解けが進んで、早くも雪形が崩れてきました。遅い春の訪れから新緑の初夏を迎えようとしています。
森の木々の緑がぐん〜と深まってきました。須砂渡渓谷や長峰山ではヤマザクラ、ヤマブキ、ヤマフジや桐がきれいに咲いています。松本城公園の藤棚の藤の花がきれいに咲いています。大町農具川沿いでは芝桜がきれい。これからの季節は
あやめやアザレヤが見られます。明科ではこれからの季節は甘い香りの白いアカシアが咲き、アヤメ、花菖蒲、ジャーマンアイリス、ポピーなどが見られます。池田町ハーブセンタの向かいのハーブステーション、夢農場、カミツレの里では
白いカモミールの花、大峰高原や乗鞍高原では新緑の白樺の林にヤマツツジ、レンゲツツジが見られます。穂高山麓や松川村馬羅尾高原ではシャクナゲが咲いています。白馬村親海湿原ではミツガシワが咲き出し、これからサワオグルマ、
カキツバタの季節へ。栂池自然園では雪解けとともに、湿原では一面に水芭蕉が咲きます。松本梓川ではジャーマンアイリス、シャクヤクが咲いてきます。美ヶ原中腹や須砂渡渓谷、大町鹿島川沿いのカラマツ林の若葉が美しい。高原や林道で
ツーリングのバイクや自転車を見かけると初夏を感じます。5月は気候が安定して晴れた日が多い。2024年春はサイクルツーリズムがブームなのか、諏訪湖湖畔・蓼科高原・霧ヶ峰高原・美ヶ原高原・乗鞍高原・安曇野の里・長峰山〜光城山・
仁科三湖湖畔・大町ダム〜高瀬渓谷・鹿島槍黒沢高原・大町公園・鷹狩山・白馬山麓では、例年よりもサイクリストが増えたように感じます。
■2024.4/27-5/6;GW期間中、白馬村観光局は「GREEN HAKUBA」を開催。
1)4/27;20:00-20:10;GREEN HAKUBAオープニング花火;グリーンスポーツの森でグリーンシーズンの開幕を告げる花火打上げ。
2)4/30-5/2;リゾートテレワークDays;白馬ノルウェービレッジ(コワーキングスペース)、白馬岩岳マウンテンリゾート(Free Wi-Fi,電源等)
3)5/4;8:40-12:00;白馬で「第45回塩の道祭り」;「千国街道」(塩の道・落倉コース;9km)
7:30-8:40;落倉自然園(参加記念品)-切久保諏訪社-観音原-新田-平川神社-白馬村役場-11:40;白馬グリーンスポーツの森。
白馬グリーンスポーツの森駐車場利用。7:30-8:30;落倉まで無料シャトルバス運行。観音原・白馬村役場にて振る舞いあり。
4)5/5;「こどもの日」。白馬公式キャラ「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世」が村内に出没。(熱気球会場,岩岳EXアドベンチャー,JR白馬駅,白馬グリーンスポーツの森,スノーピーク白馬など)
5)5/6-5/7;10:00-16:00;「GREEN HAKUBAワインマルシェ」;スノーピーク白馬でワインと白馬の食を楽しむ。白馬村の地場産のフード出店あり。
ワイナリーはドメーヌヒロキ(池田町),Son of the Smith(大町),Northern Alps Vineyards(大町),Le Milieu(明科)など。(グラス;\300+デポジット\1000)
6)5/7;「GREEN HAKUBA Clean Act.」;白馬村内スキー場でゲレンデをクリーンナップ(約2H)。オリジナルTシャツプレゼント
10:00;白馬さのさか(50名),9:30;白馬五竜エスカル(200名),9:00;八方尾根咲花北尾根Q(150名),13:00;白馬47ベース(100名),13:00;白馬岩岳山麓(50名,ゴンドラ無料,山頂観光不可)
※5/4-5/5;みどりの日・こどもの日、白馬ライオンアドベンチャーはGREEN HAKUBAで熱気球,姫川ラフティング,カヌー,エコボート,MTBのアクティビティー割引(\1000〜)
(問)白馬村観光局インフォメーション(Snow Peak LAND STATION HAKUBA内) TEL 0261-85-4210(9:00-17:00)
■4/4-5/6;白馬八方尾根の「八方アルペンライン往復券」(ゴンドラ+アルペンQ+グラートQ)コンビニ発売
八方アルペンライン往復券では場内でのスキー滑走不可。1日券要。登山・BCスキー利用者は登山届提出要。(\4100/大人,\2100/子供)
■3/2-5/6;「栂池ロープウェイ早春運行」
3/2-3/31;毎日運行8:30-15:00、4/5-4/21;金/土/日運行8:30-15:30、4/26ー5/6;毎日運行8:30-15:30
「栂池ロープウェイ」で栂の森・栂大門駅(1544m)〜自然園駅(1829m)の標高差284.5mを約5分で上る(全長1200m)。標高1900mの栂池自然園や白馬乗鞍岳でBCスキーやスノーシューなど。
栂池高原スキー場のリフト券は使用不可。風雪など気象状況で運行休止あり。乗車には登山届提出要。
(大人;\1390/往復,\760/片道、小児;\700/往復,\380/片道)
(問)栂池ゴンドラリフト TEL 050-1809-2606
■5/6;白馬・姫川源流の「親海湿原」では白いミツガシワの花がたくさん咲いていました。
姫川源流では一面にニリンソウの群生が見られ、スミレ、エンレイソウ、フッキソウなどが咲いていました。新緑にハナモモがきれい。福寿草は種が付き、カタクリは終了。
■5/6;GW最終日は松本・安曇野・大北で田植えや代かきに精を出す姿が見られた。
曇り空で風が少し強い中、おいしいお米が収穫できるようにと願いを込めて作業に汗を流していた。
■緑深まる「白馬五竜」
白馬五竜山麓のとおみGは雪が溶け、緑に覆われていました。GW中は今シーズン最後の滑りを楽しむスキーヤの他、登山者も結構多かった。
「地蔵の頭」から「小遠見山」(標高2007m)をトレッキングする人や遠見尾根・五龍岳を目指す登山者の姿も見かけた。真っ黒に日焼けした登山者が下山していた。遠見尾根はトレースがつき、日中は気温が高く雪が腐ってきたという。
主稜線までは最後の雪渓登りがきつい。五竜山荘は一部雪を被っていたがほぼ小屋は見えていた。2024年はGW営業なしで、6/22-10/14営業予定。五龍岳山頂は殆ど雪はなかったという。
とおみGではカタクリは終盤で例年よりも花株は少なかった。カタクリの花は約1週間。陽が当ると花弁はそり返り、陽が陰るとしぼみます。この日はサンサンと陽を受け、花弁は大きく開いていた。ゲレンデではスイセンが咲き、 何とまだクリスマスローズが咲いていた。スキーシーズンも終わりを迎え、エスカルプラザは閑散としていた。
■5/6;白馬村では「GREEN HAKUBA」最終日、村内で「Clean ACT」が行われた。
地域への感謝を込め、地元住民や観光客らが清掃活動を行った。スキー場を中心に村内5ヶ所で行われた。白馬さのさかでは姫川源流の親見湿原でゴミ拾いが行われた。
■5/5-5/6;白馬村「スノーピークランドステーション白馬」で「ワインマルシェ」が開かれた。
中信からワイナリー7店舗、飲食店10店舗が出店。青空の下で北アの景色や音楽を楽しみながら、地元のワインを飲み比べた。
■5/初;小谷村雨飾高原の「小谷温泉・露天風呂」で入浴。
すでに一帯は雪はなくなり、ぶなの新緑がきれいでした。相変わらずお湯は熱かった。雨飾山・大渚山の登山者や鎌池トレッカーが多かった。
■5/3;小谷村、5/4;白馬村で千国街道を歩く「第45回塩の道祭り」開催。
白馬村は2023年までウオーキングイベントを独自開催、塩の道祭りとしては5年ぶり。古道を歩き歴史に触れるとともに、景色や地元の温かな振る舞いを楽しむ。
5/5;大町では観光協会が中綱湖・青木湖で塩の道ウオーキングを開く。
■5/3;小谷村で千国街道・塩の道を歩く、「第45回塩の道祭り」が開かれた。
参加者は約2500人。歴史をしのび山里の春を満喫。小谷村中村義明村長は「小谷の塩の道はほとんどが昔ながらの道。その古道を大切に守り、訪れる人をもてなす小谷の人の思いが、多くの人を迎えている。本当にうれしい」と。
下里瀬から千国諏訪神社、牛方宿などを通って栂池高原までの千国越えコース(約9km)。昔の旅姿に仮装した歩荷隊と飛脚隊の行列、小谷太鼓や姫川太鼓の演奏、郷土芸能の披露などで盛り上げた。
■5/3;小谷村で春の恒例「第45回塩の道祭り」
毎年5/3;小谷村、5/4;白馬村、5/5;大町市で「塩の道祭り」(塩の道ウォキング)が開催されます。かつて日本海から信州に塩や海産物を運んだ道「塩の道」。石仏や史跡が残る小谷村「千国越えコース」(下里瀬〜栂池高原;約9km)
(小谷村下里瀬)下里瀬基幹センタ(標高476m)-下里瀬薬師堂-(虫尾)-虫尾阿弥陀堂(標高550m)-(和平)-(雨中)-小谷村郷土館(標高505m)・おたり名産館-小谷村役場(標高510m)-二十三夜塔-三夜坂ー水車小屋-(坪山)-小土山石仏群(標高620m)ー
(小土山)-大別当石仏群-(大別当)-飼場-小谷中(標高574m)-三十三番観音-源長寺-千国諏訪神社(標高597m)-小谷小(標高594m)-(千国)ー千国番所(標高620m)-千国の庄史料館-親坂石仏群(標高648m)-親坂-牛つなぎ石-錦岩-弘法の清水-
牛方宿(標高776m)-(沓掛)-親原-前山百体観音(標高800m)ー松沢口-栂池高原P(標高818m)を歩く。下里瀬、虫尾、雨中、大別当、千国諏訪神社、千国、栂池高原など各集落ではお茶・漬物・お餅・団子など振る舞いや街道市。
スタート・ゴールでは小谷太鼓演奏、途中千国番所では姫川太鼓演奏、街道沿いでは民謡保存会の演奏、昔ながらの笠を被り、旅姿や飛脚、町娘などの衣装で参加。下里瀬基幹センタ受付。栂池高原P〜下里瀬間に無料シャトルバス運行。
塩の道祭り記念手ぬぐい・祭りステッカーなど参加記念品。(塩の道)
毎年約3500人が参加する塩の道祭り、過去最多は2004年と2009年は約4000人が参加。コロナ渦で2020年(第41回),2021年(第42回)は中止、2022年(第43回)は1500人、2023年(第44回)は2500人でした。
■5/4;白馬村で「第45回塩の道祭り」(落倉コース;9km)
7:30-8:40;落倉自然園(参加記念品)-切久保諏訪社-観音原-新田-平川神社-白馬村役場-11:40;白馬グリーンスポーツの森。
白馬グリーンスポーツの森駐車場利用。7:30-8:30;落倉まで無料シャトルバス運行。観音原・白馬村役場にて振る舞いあり。
(問)白馬村観光局インフォメーション(Snow Peak LAND STATION HAKUBA内)
■4/27;白馬岳の白馬山荘、唐松岳の唐松岳頂上山荘、栂池自然園の栂池山荘が営業開始。雨飾高原の小谷温泉・雨飾荘は4/20〜open。
■4/下;「五竜かたくり苑」ではカタクリの花が見ごろ
2024年春のカタクリの花は少なめ。キクザキイチゲが見頃で、ニリンソウが咲き始め。
■白馬山麓では福寿草からカタクリへ。
雪解けした湿ったところではショウジョウバカマが咲き、日当たりのよい雑木林ではキクザキイチゲ、アズマイチゲ、ニリンソウなどが咲いてきました。
■白馬村の村花は「カタクリ」
その昔、1950年「神城スキー場」がOPEN(第1,第2,第3リフト)。第1リフト沿いは現在のとおみGのカタクリ群生地。第2,第3はスカイ4リフト辺りにあった。その昔、とおみGは「とおみ牧場」でした。その当時から神城・飯森区には
カタクリがたくさん群生していました。飯森・一夜山の山麓でもカタクリが群生していた。スキー全盛期にスキー場周囲が開拓され、白馬の森などが開発された。1973年とおみスキー場にテレキャビンが設置され、1997年とおみスキー場から
白馬五竜スキー場へ改称。徐々にカタクリの群生地は減ってしまいました。地元住民はカタクリを保護してきました。今では白馬五竜とおみG南斜面(旧神城スキー場ゲレンデ)で、村でも最大級のカタクリ群生があり、「白馬五竜かたくり苑」と
呼ばれています。白馬五竜でもカタクリがすでに開花。見ごろには薄紫色の花じゅうたんのように咲き誇り、「春の女神」と呼ばれるヒメギフチョウに出会えるでしょう。
☆★☆松本・安曇野・大町・白馬のカタクリ群生地☆★☆
1)松本:波田上海渡
2)安曇野:堀金・烏川渓谷緑地、須砂渡渓谷、穂高山麓、松尾寺
3)大町:鹿島槍黒沢高原、青木湖西〜佐野坂峠
4)白馬:佐野坂、姫川源流自然探勝園、貞麟寺、沢渡、五竜とおみかたくり苑、白馬の森、飯森、飯森神社、白馬岩岳、落倉高原、栂池高原、小谷山麓など。
カタクリの他、キクザキイチゲやアズマイチゲ、ニリンソウ、エンレイソウなどが見られます。(写真は以前のものを含む)
■4/26;白馬村は「白馬村ふれあいセンタ」で図書館と子育て支援施設の整備方針に関する「住民説明会」を開いた。
当初計画では両施設の機能を併せ持つ複合施設を建設する予定だったが、財政状況から老朽化している子育て支援施設を先行して整備すると説明。これまでの経緯や各案の財政シミュレーションの結果を説明。先行して整備する子育て支援施設は
現在の子育て支援ルーム西側に建てる計画。参加者からは図書館を先送りすることを疑問視する意見もあった。子育て世代の参加者からは好意的に受け止める声が聞こえた。白馬村丸山俊郎村長は「図書館はなるべく早く実現する」と。
■4/26;13:30/18:30;「白馬村複合施設」の「住民説明会」
子育て支援施設を先行して整備する方針の白馬村図書館等複合施設について、整備方針に関する住民説明会を「ふれあいセンタ」で開く。白馬村は財政状況から老朽化が進む子育て支援施設を優先し、図書館は先送り。将来的に両建物を隣接させ複合施設と同等の機能を有する施設にする計画。
■「白馬村図書館」は事業者や団体、個人が館内に置く雑誌の年間購入費を負担する「雑誌スポンサー制度」を導入した。
対象雑誌は100誌以上で、雑誌の最新号のカバーにスポンサー名と広告が入る。村によると県内の町村では初めての実施で、図書館運営に関わる財源確保や、制度を通じた地元企業のPRを図る。村外からの応募も可、現在スポンサーを募集中。
■白馬村は図書館や子育て支援、交流などの目的を併せ持つ複合施設について、老朽化が進む子育て支援施設を先行して整備する方針。
図書館は財政状況から先送りとし、将来的に両建物を隣接させ複合施設と同等の機能を有する施設にする計画。丸山俊郎村長は「住民の理想的な形になるよう努力する」と。4月以降早い段階で住民向けに説明会を開く予定。
■4/25;小谷村宮本の「おたりつぐら」で「小谷流」の「みそづくり講習会」が開かれた。
村内で栽培された無農薬大豆とコメ、こうじを用い、塩以外はすべて地元産を使用。おいしいみそになるようにと丹精込めた。大豆のうまみが感じられるよう、大豆15kgと米こうじ10kgで仕込んだ。
■4/24;8:40;小川村「おやき村」で火事。
「小川の庄おやき村」で火事があり、火は1時間後に消し止められたが、ダクトや建物など一部が焼けた。情緒あふれる囲炉裏で名物のおやきが焼き上げられます。この火が燃え移ったとみられています。「おやき村」によれば、
営業前にまきに火をくべる最中だったという。「おやき村」では囲炉裏を使った営業は、GWの4/27再開を目指している。
■4/23;白馬村北城の「野平の一本桜」が見頃を迎えた。
4/23;野平から見える北アの山々は雲に隠れていたが、多くの観光客やカメラマンが訪れ、里山にたたずむ満開の花を眺めていた。残雪の北アを背景に咲き誇る一本桜。1968年頃、「村をサクラでいっぱいにしよう」と地元の住民が植えた
オオヤマザクラが満開。菜の花も地元住民が育ている。カーブミラーに映る景色はSNSで人気に。野平の一本桜見頃は今週末まで。
■4/22;白馬村北城の道路沿いで大量のカニの殻や空缶などが捨てられているのが見つかった。
捨てられていたのは、50杯ほどのカニの殻、割りばし、紙皿など。ごみ袋4袋分とビールの空缶約40本。白馬村は「一部の方のこのような行為で、白馬村に訪れる方、お住まいの方など多くの方が悲しい気持ちになり、非常に残念に思う。
不法投棄をしない、させないよう啓発を強化していきたい」と。「管理されていない土地」や「人目につきにくい土地」などは不法投棄されやすいため、私有地の管理についても対策を図ってほしいと。
■4/20;白馬山麓の桜も見頃になりました。カタクリ、キクザキイチゲなどが咲いています。
■4/19;白馬村「大出公園」の姫川沿いの桜が見頃を迎え、4/23;桜は満開、枝垂れ桜は少し葉桜に。
GW(4/27-5/6)は大出公園の駐車場(P1,P2)は利用不可。姫川沿いの第3P(P17)、臨時P(P50)に迂回。
(問)白馬村建設課
■4/18;白馬は黄砂なのか山は霞んでいます。白馬村「大出公園」の桜もだいぶ開花して週末には見頃になりそう。白馬の里は雪が解け、白馬三山や五龍岳では黒い岩肌が現れてきました。4/中;雪解けした日当たりの良い斜面では早くも 可憐なカタクリが数輪咲き始めた。カタクリはユリ科の多年草で「春の妖精」とも呼ばれています。カタクリの見頃は4/下-5/上。白馬村「大出公園」の早咲きのサクラが咲き始めた。
■桜の名所・白馬村「大出公園」
残雪の白馬三山をバックに桜が咲き、姫川の清流に架かる大出の吊橋と茅葺屋根の民家が美しい。4/10;大出公園の桜はまだ蕾。大出公園は第1P(P5),第2P(P17)利用。なお、桜の時期は混雑が予想され、開花状況に合わせて大出公園駐車場は
駐車禁止などの制約あり。
※白馬村観光局花ライブ(大出公園,野平,伝行山徹然桜,落倉自然園)
■桜の開花予想。
桜前線は4/上;松本・安曇野、4/中-4/下;大町、4/下-5/初;白馬と北上しますが、小谷では日本海に近く海抜が低いため、4/上-4/中と桜の開花が早い。南北に長い小谷村では地域によって桜の開花時期が異なります。小谷村の桜前線は
北から南下します。小谷村内に咲く桜は約10種類でオオヤマザクラ、ソメイヨシノ、カシミザクラ、オクチョウジザクラ、ヤマザクラ、ミネザクラ、タカネザクラなどで、4/上-7/中まで長い期間、桜のお花見が楽しめます。
小谷村の村花は一際濃いピンクのオオヤマザクラ。北小谷深原では日本海側の雪の多い地域に自生する桜「オクチョウジザクラ」が自生し、村天然記念物。
桜は小谷小・小谷中、小谷村役場、栂池高原、塩の道「千国コース」、眺望の郷、北小谷島、北小谷深原、栂池自然園、雨飾高原など。
■4/13;白馬村「五竜エスカルプラザ」で日本酒を楽しむ「白馬酒まつり」が開かれた。
観光客や地元住民に地元の酒を楽しんでもらいたいと企画、日本酒の試飲販売を実施した。スキー場で味わう地酒に舌鼓を打っていた。15種類以上の日本酒が並んだ。酒蔵で大町の薄井商店と市野屋、安曇野のEH酒造が出店。事業者として
村内の白馬農場と日本酒処安曇野、糸魚川の「わいわいマーケット」が店を出し、中信や新潟の日本酒を提供した。
■4/13;白馬村神城佐野の「姫川源流自然探勝園」では福寿草が見頃。
暖かい日が続き、開花が一気に進み、黄色い花の群生が一面を彩っている。「落倉自然園」でも雪が溶け、ミズバショウやザゼンソウが咲き始め、白馬に遅い春の訪れを告げている。
■4/13;2023年12月に土石流が起きた白馬村黒豆沢で、災害後初めての石流が再び起きた。
4/13;14:04,14:18;白馬村黒豆沢に設置された監視カメラで流れる土石流が撮影された。規模は小さく、下流に設置されたアンカーネットで堰き止められ、被害はなし。県姫川砂防事務所は「作業を中止して全員が無事に避難できた。
沢に設置したネットは土石流を防ぐ効果があった」と。4/13;上流で雪が解けたと見られています。4/14;県は現場でドローンも使って土石流の規模などを調査し、その結果をみて工事の再開を検討する。
■3/16;土砂災害から3ヶ月、長野県による応急工事が行われています。
2023.12/16;白馬村北城のみそら野地区で、沢から多量の土砂と水が流れ出る土砂災害が起起きた。県姫川砂防事務所が現状を知ってもらおうと作業現場を公開。砂防事務所によれば、3/上;沢から土砂が流れ込むのを防ぐ金属製の網を斜面に設置した。
現在は土砂を取り除いたり、住宅地に土砂が流れ込まないようにするためのコンクリートブロックを設置したりする工事を進めています。将来的には土砂をためるダムを建設して住民の安全を確保する予定で、完成までには数年かかる見通し。
県姫川砂防事務所は「住民が少しでも早く元の生活に戻れるよう工事を急ぎたい」と。
■白馬村は土砂災害を受けて、被災した人たちを支援しようと白馬村役場などで義援金を受付中。
2023.12/16;白馬村北城のみそら野地区で、多量の土砂と水が山の斜面から流れ出る土砂災害が発生、16棟の建物が被害を受けた。白馬村は被災した人たちを支援しようと、白馬村役場や白馬村保健福祉ふれあいセンタに設置された募金箱と
村役場窓口で義援金を受付ています。平日8:30-17:15)。この他、振込みでの受付も行っている。義援金の受付は6/末まで。白馬村は「被災者支援に役立てたいので、多くの人に協力してもらいたい」と。
※2023.12白馬土砂災害&2024.1能登半島地震を参照。
■4/上;小谷村土谷地区の「水仙街道」のスイセンが見頃。
今週末から最盛期となる見込み。見頃を前に街道をきれいにしようと、4/6;地域住民は道沿いのごみ拾いを実施した。
■4/7;八方尾根スキー場で恒例の「八方尾根スプリングフェスティバル」が開かれた。
白馬村出身で、冬季五輪で活躍した元FSモーグルの上村愛子さん、ノルディック複合メダリストの渡部暁斗さん・善斗さん兄弟によるトークショーなどがあり、訪れたスキーヤーやスノーボーダーらで盛り上がった。
■4/7;「八方尾根スキー場」(うさぎ平OAKLEY TERRACE)にて「HAPPO SPRING FESTIVAL」
ノルディック複合の渡部暁斗選手と渡部善斗選手、元FSモーグル上村愛子さんを豪華ゲストに迎えたトークショー。ミュージックライブも。
毎年恒例の豪華景品が当たる抽選会(抽選券配布10:30)や、ドリンクの振る舞い、焼き芋販売など。スキーをしなくてもゴンドラで可(往復券要)
(問)八方尾根観光協会、白馬観光開発、八方尾根開発
■4/5;青空が広がり、白馬高では入学式が行われた。
普通科(14人)、国際観光科(41人)の計55人が入学、自然豊かな白馬山麓で学ぶ期待と誇りを胸に式に臨んだ。
■4/2;暖かな春の陽気の中、白馬村「しろうま保育園」と「小谷村保育園」で「入園式」が開かれた。
しろうま保育園は27人、小谷村保育園は14人。入園児は胸を膨らませ、笑顔を輝かせていた。
■3/30-3/31,4/1-4/2;「白馬五竜」アルプス平Gで「WORLD MOGUL CAMP」開催
FSモーグルのトップアスリートたちが白馬五竜に集結。五輪メダリストによるコブレッスン、デモ滑走(3/30;10:30,3/31;9:00/13:40)、トークショーなどを行う。村男も参加。北京銅の堀島行真選手、北京金のウォルター・ウォルバーグ選手(SWE)、平
昌金・北京銀・ソチ銀のミカエル・キングスベリー選手(CAN)、北京金のジャカラ・アンソニー選手(AUS)ら参加予定。3/30-3/31;トークショー・一般スキーヤー向けレッスン、4/1-4/2;プロ・選手向けレッスン。
※3/31;10:00-14:00;「白馬五竜」アルプス平Gで「白馬 春の雪まつり」開催
子供の遊び場では雪遊び広場/縁日、かまくら作り、宝探し大会、そり・チュービング・スノーストライダー遊び・Jrフリーライディングパーク、わんぱくスキーレッスン体験など、屋台も。
■4/1〜;白馬村は生活利用と観光利用を合わせたAIオンデマンド乗合交通「白馬デマンドタクシー」を運行する。
土/日/祝含め毎日運行。開始から2ヶ月間はお試し期間で運賃無料、運行や乗車状況を把握し課題を抽出する。運行前に、3/27;ドライバーや乗降ボランティアなどへ向けた説明会を白馬村役場で開いた。
■2024.4月;白馬村は村民向けデマンドタクシー「ふれ愛号」と観光AIデマンドタクシーを統合した新たな交通システムを導入する。
運行形態や予約方法、運賃などを日中と夜間で区別、住民や観光客が対象。生活・観光の利用で快適な移動手段が確保できる公共交通網の整備を図る。
■3/30;長野で「黄砂」が観測された。長野地方気象台によれば、県内では黄砂が観測された。観測は2023.4/13以来。長野市内は黄色くもやがかかり、遠くの景色がかすんで見える状態で、見渡せる距離は12km、所によっては5km未満。 視界不良による交通障害が出たり、洗濯物に黄砂が付着したりする恐れがあるとして注意を呼び掛けています。
■3/14;JR大糸線の活性化を話し合う会合「JR大糸線利用促進期成同盟会」の「振興部会」が開かれた。
会合にはJR大糸線沿線の自治体や観光協会、JR西日本から約20人が参加。2024年度は従来のサイクルトレインの実施の他、北陸新幹線の延伸に伴って関西からの観光客の増加が期待されることから、京阪神や北陸でのPRや大糸線を活用した
旅行プラン開発などに取り組む。ダイヤ改正や増便などによって糸魚川駅での新幹線と大糸線の乗り換えの利便性向上を目指す。大糸線は活性化に取り組みたい沿線の自治体と、路線のあり方について検討を進めたいJR西との間で認識に
違いが出ていますが、路線のあり方については活性化策に取り組んだあとに議論するという。JR西日本金沢支社は「地域の皆さんと利用促進などに取り組む。会社としても背水の陣の覚悟で全力を尽くしていく」と。
■小谷村「栂池高原」に雪壁が登場した。
栂池高原の栂の森(標高1500m)に「スノーウォール」が登場し、雪壁の高さは約2.5m。この冬は暖冬傾向で寒気の流れ込みが続かず、2月は平年を大きく下回る積雪だった。しかし、3月には寒気が南下し、標高の高い栂池高原では雪が降り積もった。
累積降雪量;2023.12月;73cm(平年比;-98cm),2024.1月;198cm(-90cm),2024.2月;133cm(-88cm),2024.3月;188cm(+45cm)。平年は12月;171cm,2024.1月;288cm,2月;221cm,3月;143cm。
3月に降雪量はこの冬初めて平年を上回った。栂池高原栂の森の積雪は、2024.4/1;243cm、2023.4/1;140cm。2023年同日比で100cm多い。雪の恩恵で来場者は2022-2023シーズンの27万人を超えた。
スノーシーズンはGWの5/6まで営業予定。
■3/9;「白馬五竜スキー場」で「第48回白馬五竜スノーフェスティバル」(白馬五竜観光協会主催)が開かれた。
夜のゲレンデを彩る松明滑走など多彩なイベントが行われ、外国人観光客や家族連れなど多くの来場者でにぎわった。
■3/9;19:50-21:00;「第48回白馬五竜・47スノーフェスティバル2024」
11:00;あんこうの解体ショー(新潟海洋高生徒による)、11:30;あんこう鍋振る舞い。17:00-19:30;ナイター無料。19:55;白馬五竜スノーフェスティバル・信濃国松川響岳太鼓演奏、20:25;LED滑走、松明滑走、大龍練り。20:45;ミュージック花火。
3/9;14:30;白馬47で「リフト券代返しちゃいます!」キャンペーン。(現金\75001名,その他豪華景品,先着100名)
(問)白馬五竜 TEL 0261-75-2101
(問)白馬47 TEL 0261-75-3533
(問)白馬五竜観光協会 TEL 0261-75-3131
■「白馬岩岳スキー場」で「第51回全国学生岩岳スキー大会」開幕。
3/3-3/8;基礎スキーの部、全国の大学から男子91クラブ、女子68クラブが出場。滑走技術を競い合っている。
■12/8ー2024.3/7;白馬村の美しい景観保全のため、ナラ枯れ被害から守るCFを開始した。
白馬でも2020年頃からナラ枯れが増加傾向、2023年はどんぐり村や白馬岩岳、和田野で増加。ナラ枯れはミズナラ、コナラ、カシワなどの広葉樹が枯れて茶色になる樹木の伝染病。白馬村の美しい景観保全と、枯木倒木による観光客へ
被害が発生しないように防除対策(伐倒、くん蒸処理、樹幹注入薬剤購入等)に取り組む。「ふるさとチョイス」でCF。期間12/8〜2024.3/7、目標金額は300万円。
(問)白馬村 TEL 0261-85-0766
■3/2;「栂池高原スキー場」で「第53回栂池高原雪の祭典」が開かれた。
コロナ禍を経て4年ぶりの通常開催。松明滑走や打上げ花火がゲレンデで行われ、多くの人が訪れた。
■3/2;18:30;「栂池高原スキー場」(鐘の鳴る丘G)で「第53回栂池雪の祭典」
振る舞い酒、小谷太鼓演奏、ナイトバルーン、キッチンカーによる出店、松明滑走。打上げ花火。
■3/2;小谷村「栂池高原」で「地方創生カレッジ事業」の「地方創生カレッジ学生が主役の地方創生プロジェクトin白馬バレー」の発表会が開かれた。
都内の大学に通う学生が小谷村と白馬村を訪れ、地域の魅力や課題をフィールドワークから学び、政策提言を通じて地方創生を「ジブンゴト」として推進することを目的に行われた。法大の学生7人が参加。雇用・産業グループ、インバウンドチームの2班に分かれ、フィールドワークとして行政機関や農業法人、道の駅などを訪れ発表会に臨んだ。
■2/29-3/2;パラスポーツ大会「ジャパンパラ」のアルペンスキー競技が八方尾根スキー場で開幕した。
国内のトップ選手が白馬に集結、3/2まで回転種目を実施。男女別に各障がいのカテゴリーで行われている。パラスポーツの認知度向上や、障がい者の社会参加の促進、アルペンスキー競技の普及拡大などを目的に毎年開催、白馬での開催は5年ぶり。
■光熱費や燃料費の高騰でスキー場ではリフト料金の値上げが相次ぐ。リフト稼働の電気代や圧雪車の燃料費も高騰。
2023-2024ニセコ全山共通リフト券1日券は\9500(+\1000)の値上げ。2023-2024ルスツリゾート1日券は\11500(+\2700)の値上げ。
2023-2024白馬五竜&白馬47リフト券1日券は\7500(+\1500)
他は未発表。各スキー場では値上げは必須?。ここ数年で各スキー場では稼働リフトの休止、平日リフトの削減・運休、利用頻度が低い施設の一部閉鎖、人件費削減でチケットセンタ廃止・ネット販売化などの施策が取られているが、さらに進むのか?
■2/23;白馬村で野外体験
白馬村で野外体験を手掛ける「アソビバハクバ」が「冬の冒険遊び場」を行う。白馬村塩島のキャンプ場「トワノワ」にて開催。子どもたちが想像力で工夫して遊ぶプレーパークとして森の探検や遊び場づくり、野外調理などを体験。
地域の子どもたちが野外で遊ぶ文化を根付かせる機運を高めていく。
■2/28;JR大糸線南小谷-糸魚川駅間の利用促進に取り組む小谷村大糸線振興会議は、小谷村役場で会合を開き、2024年度の事業計画を決めた。
好調だった事業の継続に加え、滞在中の外国人観光客をターゲットとしたツアーなどを計画。3/16;北陸新幹線金沢〜敦賀駅間が延伸開業するため、大糸線を利用した誘客に期待する声も上がった。
■2/21-/22;第78回白馬八方尾根リーゼンスラローム大会でリーゼンスラロームCは2日目中止。
伝統の草レースに全国から中学生から80歳以上までエントリー。自己記録更新や完走など各自の目標に向かってゴールを目指した。2024年は1/21夜にスキーヤーズパーティーがあり、大会参加者同士で親睦を深めた。2/22;大会2日目はリフトの
トラブルで中止。
■2/20;白馬村は、県弁護士会と災害発生時における被災者支援のための相談業務に関する協定を締結した。
大規模な災害が村内で発生した際に弁護士会が被災者向けに無償で相談会を実施するもので、被災者の生活の早期安定を図る。
■1/20,1/27,2/3,2/10;20:00〜;「八方尾根スキー場」(名木山G)にて、5週連続花火打上げ。
花火は10分間。名木山第2Pの打上げ花火の真下で鑑賞、打上げたげ花火のガラを回収しながらゲレンデを下るボランティア募集(定員;15名)。2/16;19:30〜;「八方尾根火祭り」
(問)八方尾根観光協会 TEL 0261-85-2870
■2/15-2/17;白馬で「第36回全国高校選抜スキー大会」(ノルディック種目)が開幕。
「白馬スノーハープ」と「白馬ジャンプ競技場」でXCスキー・ジャンプ・ノルディックコンバインド種目の各男女を実施。白馬では初開催。白馬の高校生や白馬・小谷村出身者など地元選手も出場。
■2/中;「栂池高原」の栂の森に巨大な雪壁「つがいけスノーウォール」新登場
つがいけロープウェイの「栂大門駅」付近の栂の森(標高1500m)の雪山を切り拓いて出現した雪壁は高さ約3m。(散策無料)スキー場1日券、又はゴンドラ往復乗車料金が必要。
(問)TUGAIKE MOUNTAIN RESORT(栂池ゴンドラ) TEL 050-1809-2606
■2/16;「八方尾根スキー場」名木山Gで「第54白馬八方尾根火祭り」が開催された。
松明滑走やおんべ、丸太引きなど恒例の催しに加え、2024年は「スカイランタン」を実施。打上げ花火でフィナーレを迎え、大いに盛り上がった。
■2/10-2/12;小谷村「白馬乗鞍温泉スキー場」で「白馬乗鞍 冬の糸魚川シーフード祭り」開催中。
小谷村から約30km、車40分の糸魚川の魅力を知ってほしいと企画。スキー場のゲレンデで海の幸が味わえる。糸魚川のブラック焼きそばやアンコウ汁、イカ焼き、ホタテバターなど人気グルメが集まった。石川県で水揚げされたもので
寒ブリやアンコウの解体ショーが行われ、刺し身が振る舞われた。約100人分の甘エビ汁が振る舞われた。
■2/10;小谷村北小谷大網地区で冬恒例の「大網雪と火の祭り」が4年ぶりに開催された。
祭典が始まって以来50年を迎え、県内外から訪れた観光客が地区住民とともに、鬼役の若者たちがたいまつを手に舞い踊る勇壮な祭りを楽しみながら、節目を祝った。みのをまとった、ふんどし姿の鬼役が、雄たけびを上げなが地区内を練り歩き、
巫女と子どもとともに入場。結界に囲まれた「もがり」の上で、巫女や鬼の舞、姫川太鼓の演奏が繰り広げられ、訪れた観光客が幻想的な光景を写真に収めていた。
■2/9;小谷村の伊折農業生産組合は、伊折地区で生産したハーブを使用した催しとして、子どもと一緒に作れるアウトドア料理のオンライン講座と試食会を農山村体験交流施設「ゆきわり草」で開催した。 親子らが参加し、パンやソーセージ、ソース作りに挑戦。ハーブが香るおいしいメニューを作った。
■2024.2/7;JR白馬駅の駅舎2Fに、宿泊施設「The hakuba station room」がOPENした。
駅近くのゲストハウス「白馬シェア」が運営。かつてはJR東日本が直営ホテルを営業していた。18年ぶりに駅舎の宿泊施設が復活。白馬三山を望む景観やアクセスの良さが売りで、この冬は外国人観光客を中心に利用が続く。
■2/6;小谷村とJA大北は、小谷村の特産品「小谷漬け」を村民に知ってもらおうと、試食会を宮本「おたりつぐら」で開催。
沓掛のレストランが協力、小谷漬けを混ぜ込んだ炊き込みご飯を提供した。おいしいご飯を味わいつつ地元の特産品に関心を高めた。
■小谷村の特産品「雪中キャベツ」の収穫が本格化。
野菜とは思えないほどの甘みのある野菜。根を張ったまま2週間以上雪に埋もれさせる小谷村のブランド野菜。1m以上積もった雪を重機で掘ってから人の手で収穫されます。
「道の駅おたり」には生産者が持ち込んだ直売品が並んでいます。道の駅おたりは「値段は生産者が決めており、ネット販売に比べると安いと思う」と。
雪中キャベツの収穫は2月までで、道の駅ではメニューで提供。
■小谷村で雪を生かして育てられたキャベツ「雪中キャベツ」の収穫が最盛期を迎えています。
雪中キャベツは120日かけて成長させ、雪が積もった後も根を付けたまま2週間以上、雪の中で熟成。糖度はフルーツトマト並みの8度以上と甘く、葉が軟らかい。道の駅「おたり」で雪中キャベツ販売。シーズン中に約2000個を発売。
2024年は能登半島地震の影響もあり、北陸からの客足が途絶え、平日来場者は例年の半分以下に。雪中キャベツの収穫は2/末まで、大北の直売所、長野・松本のスーパーなどで販売。
■2/2-2/4;白馬村「白馬岩岳スキー場」で「第4回全日本マスターズスキー技術選手権大会」が開かれた。
40歳以上を対象にSAJ主催のスキー技術選手権大会。長野県スキー連盟と白馬村スキークラブが主管、白馬岩岳観光協会などが後援した。
■2/3;16:00前、小谷村の「栂池高原スキー場」でスキーヤー同士が衝突した。
衝突は全長700mの中級コースの丸山Gで、男性と女性のスキーヤが衝突。男性はドクターヘリで長野の病院に搬送、首の骨を損傷する重体という。女性にはケガはなし。
警察は事故原因を調べています。
■2/2;白馬村「白馬南小」の裏山スキー場で、地域住民に体験してもらう「裏山スキー場体験会」を行った。
白馬南小は1973年佐野学校として設立、1886年佐野・四城・神城・堀之内が統合し神城学校に。1947年神城小と改称、1956年神城村・北城村が合併、白馬村立神城小に、1964年白馬南小学校と改称。
創立150周年を迎えた白馬南小(旧神城小)は、100年以上前の1913年に白馬で最初にスキーをしたと言う「白馬村最古のスキー場」がある。杉林に囲まれたゲレンデは、普段は児童しか使用できないスキー場を滑ってみたいと、
スキーとスノーボードで約30人が参加した。Tバーの乗車や圧雪された雪面を滑走して楽しんだ。
■1/31-2/2;白馬クロスカントリー競技場「スノーハープ」にて「第102回全日本スキー選手権大会クロスカントリー競技」開催
全日本チャンピオンを決定する大会で、トップレベルの選手らが数多く出場する。種目は男女別スプリント、10kmマス、10km/15kmパシュート、15kmインターバル、30km/50kmマス、リレーなど。
■1/31;小谷村は段ボール製造販売のレンゴー長野工場、Jパックと災害発生時の段ボールベッドの供給に関する協定を結んだ。
発災時に優先的に提供、避難所生活環境の向上や被災者の健康被害防止に役立てる。
■1/30;白馬村八方尾根で「フリーライド」の国際大会が開催された。
八方尾根の北斜面の雪山をスキー・スノーボードで滑走する競技大会で国内外から60人の選手が参加。地形を生かしたテクニックや滑走を披露した。
■1/20;八方尾根スキー場で5週連続の打上げ花火が始まった。「白馬八方尾根火祭り」(2/16)まで毎土曜20:00〜;花火が上がり、観光客やスキーヤでにぎわう八方の夜空を花火で彩っている。
■10/1-2024.1/31;「大糸線デジタルdeスタンプラリー」
大糸線沿線8エリア(糸魚川・小谷・白馬・大町・池田・松川・安曇野・松本)を〜大糸線に乗ってめぐる〜大糸線デジタルdeスタンプラリー。(参加無料)
QRコードをスマホでかざし、駅や観光スポットを巡る。抽選で各市町村の特産品をプレゼント。特急賞(5エリア以上達成;\10000円相当,8名),各停賞(2エリア以上,\3000円相当,30名)
大糸線利用促進輸送強化期成同盟会主催。
(問)大町市総務部情報交通課 TEL 0261-85-0070
■1/27-1/28;白馬村神城の「スノーハープ」で「第60回白馬少年スキー大会クロスカントリー」が開かれた。
県内21小学校、17中学校から延べ303人がエントリーし、学年別の各競技が行われ、節目の大会を全力疾走で競った。大会60年間には五輪選手や名選手を輩出してきた。
■1/27;「白馬岩岳スノーフィールド」(白馬岩岳スキー場)では恒例の「岩岳感謝祭」開催
来シーズン券、スキー・ボード用品、宿泊券などが当たる大抽選会、餅つき、大釜豚汁(2000人分)、地酒などの振る舞い。塩の道太鼓の演奏、糸魚川の海産物販売。山頂のシティベーカリーでは焼きマシュマロの振る舞い(300名)、
子供の雪中宝さがし、感謝祭特設のパークアイテムなど。
(問)岩岳リゾート TEL0261-72-2474
(問)白馬岩岳観光協会 TEL 0261-72-2780
■1/27;小谷村の中土観光交流センター「やまつばき」で、4年ぶりとなる「中谷雪祭り」が開かれた。
地域住民や観光客ら約150人が参加。地区最大規模のどんど焼きを囲み、地域の元気を確かめ絆を深めた。会場には2023年から準備を進めてきた「歳の神」が鎮座。正月飾りやだるま、子どもたちの書き初めなども飾り付けられた。
祭りのクライマックスに合わせ、松明を手にした住民が点火し、夜の集落を明るく照らした。
■1/22-1/24;小谷村小谷中と交流が続く台湾彰化県の竹塘国民中学と二水国民中学の生徒30人が小谷村を訪れている。
滞在中は小谷中と交流、1/23;栂池高原スキー場でスキーに挑戦。台湾からの来村は4年ぶり、ゲレンデでは親睦を深めつつ、小谷と台湾の絆を紡いでいる。
■白馬村「白馬南小」の裏山スキー場で白馬南小と白馬北小が「スキー交歓会」を実施した。
スキーを通じた交流は初の試み。南小西側にある裏山スキー場でスキーを楽しんだ。北小の子どもたちは初めて裏山スキー場を訪れ、Tバーリフトも体験。両校の児童は親睦を深めていた。
■1/24;小谷村、「北アルプスドローン協会」、「KDDIスマートドローン」「NEXT DELIVERY」はドローンを使った村内における物資輸送の事業計画を発表。
「交通弱者の買い物手段の創出」「交通寸断時の配送手段の創出」を柱に、高齢化が進み、急峻な山間に位置するなど地域が抱える課題解決に役立てる。実証実験を重ね実用化につなげる。
■1/23;小谷村で地域課題解決に向けたドローン実証実験
小谷村は高齢化が進み、高齢化率は38%。山間地域で買物・交通弱者の増加が課題。小谷村にて、小谷村、北アルプスドローン協会(小谷村千国乙)、KDDIスマートドローン、NEXT DELIVERYはドローンの実証実験を行った。
奉納温泉で災害により道路が寸断した想定で、小谷村診療所〜奉納温泉間(4.2km)で緊急物資の配送を行なった。緊急物資セット(1.5kg)(非常食,防災用品)をドローンに載せて、約9分で配送した。
ドローンは物流専用ドローン「AirTruck」(エアロネクスト,ACS開発)、機体制御はモバイル通信で遠隔操作・自律飛行する「スマートドローンツールズ」(KDDI)の運航管理システムを活用。今後、地域課題解決し物流での実用化を目指す。
■1/18;白馬村神城飯森の「丸大旅館」が破産手続き開始。
「白馬五竜スキー場」の「十郎の湯」近くに建つ、1981年創業した「丸大旅館」は民宿とホテルを運営し、学生の合宿など冬はスキー、夏場は登山などで利用されてきた。
設備投資の負担が収益を圧迫、コロナ禍で売上げが落ち込み、資金繰りを圧迫。コロナ5類移行後も利用客の回復は鈍く、先行きの見通しが立たないことから事業の継続を断念したという。負債は3.6億円。
飯森「長谷寺」・「十郎の湯」・「飯森駅」周辺の「飯森民宿街」には、白馬荘,O北天神,ホワイトリバー,H丸大,丸大旅館,飯森館,くぼた館,O北斗荘,ゆたか屋,ゆきぐに,O山万,やましろ,一夜山荘,上手館,入山田館,北中屋,西原,幅下館,
あづみ荘,O武田館,大六旅館,堂苑,まつくら館,西仲屋旅館,山八旅館,遠見館などがあったが、現在は廃業や休業中が増えた。高齢化と後継者不足などが主な理由。昔はスキーシーズン中、飯森地区からいいもりGやとおみGへのシャトルバスが
朝夕多数運行し増便されることも多かった。徐々に運行本数や運行日が減り不便になった。
■1/17-1/18;往年の名スキーヤーらでつくる「八方尾根スキー同好会」は、シニア世代を対象とした「スキーホリデー八方2024」を八方尾根スキー場で開催。
同好会のメンバーとともに滑る恒例のイベント、約30人が参加。1/17;青空が広がる絶好のスキー日和、参加者は北アを眺めつつ、白銀のゲレンデにシュプールを描き、滑りを満喫した。
■1/17;白馬村白馬南小で大北地区農業振興推進協議会主催の「おむすびの日」イベントが開かれた。
大北産米の消費拡大を目指す「北アルプス山麓おむすびプロジェクト」のイベントで、白馬村南小の小学生がオリジナルのおむすび作りに挑戦した。児童が考えた「食べたいおむすび15種類」から人気投票で選ばれた3種類を試作。
児童が自ら握ったオリジナルのおむすびを試食、「紫米とサツマイモ」「信州サーモンのしょうゆ焼き」「白馬みそ」を調理。白馬村産の米、地元のサツマイモ、味噌、信州サーモンなどを混ぜ込んだオリジナルのおむすび。
近年、米の需要は減少傾向で、主催者は「大北の他の小学校でも同様の取り組みを進め、米の消費拡大につなげたい」と。児童は炊き立てのごはんに具材を入れ、丸や三角のおむすびを握り、できたてを頬張り、地元食材のおいしさを
再確認していた。おむすびの日は1995.1/17;阪神淡路大震災震災で被災者を支えた炊き出しの大切さを後世に伝えようと制定された。同プロジェクトは「北アルプス山麓ブランドの日」を主催する大町市、池田町、松川村、白馬村、小谷村と
農業商工団体などでつくる委員会が立ち上げた。地域産の米や具材を使ったおむすびの商品化を目指す。
■2024.1/11;白馬村が導入を検討している「新たな観光財源」について、白馬村観光地経営会議は、財源の使途に関する方針案をまとめた。
使途は観光客満足度の最大化(宿泊客のためになることに使う;ストレスなく楽しめる観光地づくり、二次交通、観光DX化)、負の影響最小化(ゴミ削減、環境保全、安全な登山整備)など。
2023年度は観光財源の使途決定スキーム検討、使途の基本方針策定。2024年度は白馬みらい観光税の導入準備(観光税基金条例・白馬みらい観光税条例の検討・策定)、2025年は度観光税条例制定、2026年度〜;白馬みらい観光税導入(受益者負担)
※以下は観光地経営会議とは関係なし。私的な見解
1)強み;パウダースノーと白馬のブランド力。北ア白馬連峰の山岳観光、豊かな自然と美しい景観。高山植物と雷鳥・ニホンカモシカ・ムササビ・イタチ・テン・リスなど動植物。泉質の異なる温泉。
登山、トレッキング、スキー、スノーシュー、XCスキー、パラグライダー、ラフティング、キャンプ、サイクリング、MTBパークなどアクティビティ充実。グリーンシーズンの強化。
2)弱み;村内交通アクセス(通年)、2次交通整備(閑散期)、悪天候時(インドア)の満足度UP。文化・食・ふるさと体験(そば打ち・ガレット・おやき作り等)。スタッフの人材不足と通年雇用。高齢化・後継者不足による民宿廃業。
ユニバーサルデザインの取り組み。
3)脅威;スキーリゾート競合。過剰な観光開発による自然環境への負荷増。景観や自然環境が損なわれる。オーバーツーリズムによるリフト待ちやゲレンデ混雑、飲食場所の不足などによる満足度低下。第2のニセコ化。
4)機会;海外資本の高級宿泊施設建設。高規格道路「松糸道」整備。
5)他;神城断層地震・災害からの復活歴史、砂防施設見学、氷河見学、山城跡・史跡、塩の道石仏群。森林・林業体験、森林セラピー、農作業体験、収穫祭・秋祭り体験、山菜採り、撮影ツアーなどいろいろコンテンツがある。
■小谷村は全村民を対象に自転車用ヘルメットの購入費補助を実施。
2023.4月;道路交通法改正で、着用が努力義務となった「自転車のヘルメット」について、小谷村は購入経費の5割で上限\3000円を補助する。対象は2023.4/1-2025.3/31。SGマークなどの安全基準を満たすヘルメットが条件。1人1回のみ。
小谷村ではヘルメット着用率は約2割、補助金を活用して普及を図る。 小谷村は「この機会にヘルメットを購入してもらい、安全に自転車を利用してほしい」と。
■1/6;午後から、JR西日本は、JR大糸線南小谷-糸魚川間で運転再開。
南小谷→糸魚川;14:43南小谷駅発糸魚川行、糸魚川→南小谷;15:13;糸魚川駅発南小谷行。
■1/6;能登半島地震で被害を受けたJR大糸線は、5日ぶりに全線で運転を再開した。
大糸線は、1/1;能登半島地震で線路の設備に被害が出たため、南小谷駅ー糸魚川駅間で運転を取りやめていた。設備の復旧と安全が確認されたことから、1/6;午後に運転再開、南小谷駅では14:43に2両編成の普通列車が糸魚川に向かって発車した。
■1/4;小谷村冬の特産品「雪中キャベツ」の生産者らでつくる「信州おたり雪中キャベツ生産組合」は、目揃い会を北小谷下寺のほ場で開いた。
約20人が参加、出荷前の生育状況や出荷する際の注意点などを確認。1/9〜;JA大北のスーパーや直売所などで販売開始。生産者によっては週末3連休に合わせて販売開始。
■小谷村中土の「中谷大宮諏訪神社」は干支にちなんだ縁起の良い言葉を拝殿の戸板に書き、初詣に来る多くの参拝者を迎えている。
無病息災を願い、同神社には「舞」「龍」などの文字が掲げられている。
■1/2;「国土地理院」の調べでは、1/1:16:10;能登半島地震により、輪島で西南に1.2mの移動・1.1m隆起、広い範囲で地殻変動が観測。
白馬;北西へ7.3cm移動・1.4cm隆起、大町;北西へ4.9cm移動・1.1cm隆起、安曇野;北西へ3.6cm移動・-0.8cm沈降、長野市;北西へ4.8cm移動・0.5cm隆起、松本では北西へ2.9cm移動・-0.6cm沈降。
※観測点の傾斜や局所的な地盤の変動を受けている可能性あり、今後数値は変更がありえる。
■白馬スキー場でカウントダウンイベント
冬の夜空に鮮やかな花火。幻想的でキラキラと輝く花火は美しい。新年をスキー場で迎えましょう。
なお、天候状況により、花火等の中止あり。
■2024.1/1;白馬村の人口は9159人。4年ぶりに9000人を超えた。
白馬村人口は、2024.1月;9159人(男4653,女4506),4809世帯。2020.1月;9484人以来の9000人越え。冬季にスキー場や宿泊施設、飲食店などで働く外国人転入者の増加している。白馬村によると2023.12月の外国人転入者は674人、
外国人居住者は計1239人(全人口の13.5%)。海外からの観光客だけではなく外国人居住者もコロナ禍前に戻りつつある。
■県北アルプス地域振興局は「登山者マナーカード」を作成した。
第5弾となる2023年度は、北アの山岳写真に山岳環境を保全する上での注意事項を掲載し、登山者のマナー意識向上を図る。縦63mm,横88mmの両面カラーのトレーディングカード。3.5万枚作成、11/中から山小屋や登山案内所、大町市・白馬村・小谷村の
観光案内所などで配布。
■2023年の長野県内は記録的な暑さ。
長野地方気象台によると、年平均気温は県内全30地点中29地点で統計開始以来、過去最高を更新。年間を通じて気温が高く、3-9月まで気温が高い日が続いた。2023年1〜12月の平均気温は長野市13.6℃(30年間年平均気温より+1.3℃)。
松本市13.7℃(+1.5℃)などと平年より各地で0.5〜1.8℃上回った。最高気温30℃度以上の真夏日は、上田86日、松本85日など25地点で観測史上最多。35℃以上の猛暑日は南信26日、上田25日、長野市24日など6地点で過去最多。
気象台はこの冬の気温も、3月まで気温が高く降雪量は少ないと見ている。
■6/5-12/1;白馬東山の「白馬きこりの道」のBコースは利用不可。
1)きこりの道;
白馬東山にある4つのトレイル「白馬きこりの道」。以前は山林作業道として切り開かれ、1978年白馬村が里山遊歩道として整備され、ハイキングコースとして使われてきた。地元できこりの道を復活する声が上がり、2010年頃から再整備を開始。
東山からは五龍岳・白馬三山・唐松岳・白馬三山・小蓮華山、白馬乗鞍岳など白馬の山並みが見えるパノラマコース。白馬さのさかスキー場、白馬五竜スキー場、八方尾根スキー場、白馬岩岳スキー場が見渡せる。東山頂上「嶺方山」
(標高1059m,南峰1034m)は旧白馬みねかたスキー場のXCコースや旧「白馬夢農場・ふーみんの里」で「風の館」だったところ。昔は春には黄色い菜の花畑、夏には紫色のラベンダー園、秋には白いそば畑が広がっていた。
現在、きこりの道では夏場にはハイキングツアー、冬場にはスノシューツアーなどが開かれ、トレイルランも行われている。白馬グリーンスポーツの森を発着点にC,B,Dコースで約9.5km、高度差574mが行われていた。
2)森林整備;
現在、2022年-2025年にかけて白馬村東山森林整備事業では間伐や作業道を作設する森林整備が行われている。「きこりの道」のトレイルでは伐採で木が倒れたり、重機の往来があるため、一部コースでは利用を控えること。
3)トレイル;
2023.6/5-12/1;Bコース(峰方-飯田(飯森);4.2km)と、Dコース(飯森ー蕨平;4.9km)は通行止め。
2023年はAコース(嶺方-堀之内:2km)とCコース(嶺方〜深空;2.0km)が利用可。トレイルは登山者優先。MTBは利用可。モーターバイクは利用不可。
MTBコース例;サンサンパーク白馬〜堀之内〜旧みねかたスキー場(2014年廃業)(セントラルG-ロマンスG-頂上パノラマG)〜旧XCコース(1周5km)〜夢農場〜旧白馬ハイランドスキー場(2009廃業)(パノラマG)頂上〜白馬ハイランドHまたは
白馬グリーンスポーツの森へのコース。森の中のトレイルでは落ち葉やドロで滑る箇所があり、倒木や木の根には注意。
※白馬きこりの道
(問)白馬村観光課 TEL 0261-85-0722
■白馬、小谷、糸魚川を広域的なエリアと捉えた観光振興や地域活性化につなげようと、糸魚川JCは3市村の魅力を描いた「白馬リゾートエリアマップ」を作成。
「ぱっと見てひとつのエリアと感じてほしい」とし、一帯の関係人口創出を図る。3市村の観光団体にパネルを寄贈した。
※Hakuba リゾートエリアマップ(糸魚川JC)
■11/20-11/30;白馬村役場村民ホール、小谷村役場企画展示ホールにて「震災アーカイブ展」
2014.11/22;神城断層地震の記録をデジタルデータ化してネットで公開しながら保存活用していく「震災アーカイブ事業」に、白馬村・小谷村・信大の共同研究として2017年度から取り組んでいます。白馬村では震災を乗り越え、
後世に伝えていくために「震災アーカイブを活用した自立的な学びと語り継ぎの仕組みづくり事業」として県の地域発元気づくり支援金を活用。神城断層地震を語り継ぐアーカイブサポーターズによる白馬村の災害年表(発災時から復興、
現在までの地域の姿の写真パネル展示)、山麓巡りガイドによる取組み、復興ツーリズム、小学生による防災学習成果などを紹介。
(問)白馬村生涯学習スポーツ課 TEL 0261-85-0726
(問)小谷村総務課 TEL 0261-82-2001
(問)信州大学教育学部防災教育研究センタ TEL 026-238-4087
■11/28;JR西日本はJR大糸線・南小谷-糸魚川間の2020-2022年度平均の収支を公表。
収支率は2.6%、2019-2021;2.3%からやや改善。運輸収入は約2000万円、営業費用は約6.1億円。営業損益は約5.9億円の赤字。
2017-2019;ー5.9億円(3.7%)、2018-2020;-6.1億円(2.9%)、2019-2021;-6.3億円(2.3%)、2020-2022;-5.9億円(2.6%)
\100円を稼ぐのにいくらかかるかを示す「営業係数」は\3835円。1日あたりの乗客は2022年度は108人、1987年度の987人の11%と厳しい経営が続いています。
■10/6-11/12;「白馬岩岳マウンテンリゾート」で国内最大級となる地上からの高さ10mの大型ブランコ「白馬ジャイアントスウィング」を開業した。
2020年に山頂エリアに設置した3.6mのブランコが人気で、グリーン期の集客力をさらに高めるために新設。眼下に白馬村の田園風景が見渡せ、乗っていると風景に飛び込むような爽快感を味わえる。「ヤッホー!スウィング」は北アの雄大な眺望を楽しめ、
マウンテンリゾートの呼び物。1日300人乗れるが、繁忙期には整理券が売り切れ、増設を求める声が寄せられていたという。
ジャイアントスウィングは、岩岳山頂(1289m)からリフトで下った標高1100mの「白馬ヒトトキノモリ」に設置。自力でこぐヤッホー!スウィングと異なり、ブランコの背もたれにワイヤーを掛け、電動で後方に巻き上げてからワイヤーを外して
飛び出す仕組み。椅子の直下から前方に最大6mの振り幅がある。利用時には「アルプスの少女ハイジ」の主題歌が流れる。利用時間は約1分間。安全のため腰にベルトを装着し、持ち手を離さず、自分の足を振って加速しないよう求めている。
ジャイアントスウィングは1日70人。身長110cm以上、体重100kg未満の人が対象。(\1000/1回)
■10/6-11/12;9:30-16:00;「白馬岩岳」の白馬ヒトトキノモリに、超大型ブランコ「白馬ジャイアントスウィング」がOPENする。
地上10mの高さで最大約6mの振り幅が楽しめる。眼下には白馬村の田園風景が広がり、北アの白馬三山や唐松沢氷河も見渡せる。「北アルプスの少女ハイジ」とアピール。岩岳リゾートは「世界水準のオールシーズンマウンテンリゾート」
への進化を合言葉に、2017年;岩岳MTBパーク造設、2018年;絶景テラス&カフェ「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」の開業を皮切りに、「Iwatake Green Park」や「ヤッホー!スウィング presented by にゃんこ大戦争」、展望エリア
「白馬ヒトトキノモリ」などをグリーンシーズンの魅力強化に努めてきた。絶景ブランコの「ヤッホー!スウィング」は最大5時間待ちを記録。新たに登場する「白馬ジャイアントスウィング」は標高1100mの絶景と開放感、スリルを味わえる。
「ヤッホー!スウィング」の約3倍、10mの高さを誇る国内初の巻き上げ式ブランコで、さらなる浮遊感が味わえる。安全対策でハーネスを着用、サンダルなどは不可。身長110cm以上、体重100kg未満。11/12までの限定設置(\1000/1人1回)。
チケットは山頂ガイドセンタで販売。ゴンドラ山麓駅のノア売店では「アルプスの少女ハイジ」公式グッズを販売予定。キャラクターが描かれたタンブラーやキーリング、タオルなど20種類以上の商品を販売。TVアニメ「アルプスの少女ハイジ」
公式Xでも広告され、「リアルハイジのブランコ!!」として期待。
10/6;「白馬マウンテンハーバー」と「THE CITY BAKERY白馬マウンテンハーバー」の5周年。「THE CITY BAKERY」ではキャニスターとエコバッグのオリジナルデザインを発売。さらに「白馬マウンテンハーバー」では、来場した先着500名に
「THE CITY BAKERY」のミニサイズのホットチョコとマシュマロをプレゼント。
(問)白馬岩岳マウンテンリゾート TEL 0261-72-2474
■2023.11/3;白馬村育ちでFSスキー女子モーグルで冬季五輪に5回出場した「上村愛子さん」が「白馬村観光大使」に任命された。
11/3;「第53回白馬村文化祭」開催中の「白馬村ウイング21」にて、「白馬村観光大使就任式」が開かれ、「これまで以上に白馬の景色やすてきなところを発信していきたい」と上村さん。白馬村の歴史・文化、自然、特産等の魅力的な観光資源を
国内外に発信。白馬村のPR活動を行っていく。上村さんは兵庫出身。小1年から白馬村で暮らしモーグルを始めた。白馬高在学中の1998年に長野冬季五輪に初出場、5大会連続で入賞。トークショーで上村さんは「ヨーロッパやアメリカなどに
海外遠征で行ったが、白馬村を知っていて、いつかは滑りに行きたいと言われる。北アルプスとの距離がすごく近い白馬村は、国内外の人が感動する景色がある」と。就任式で丸山俊郎村長は、上村さんが2022年11月に地球温暖化の影響も
念頭に雪をテーマにした絵本を出版したことに触れ、「環境問題の大切さを知ってもらえるような、環境大使としての役割も果たしてほしい」と。
■白馬村「八方尾根スキー場」を開拓し、1947年から現在まで続く「リーゼンスラローム大会」の創設や、オーストリアスキーとの交流など日本の近代スキー発展の礎を築いた福岡孝行氏の功績を後世に残していこうと、孝行氏の長男で 日本スポーツ文化研究所代表の福岡孝純さんが、著書「福岡孝行伝」を刊行した。
■「白馬五竜スキー場」は春〜秋にかけて、スキー場の一部(アルプス平)を「白馬五竜高山植物園」として営業。
2022-2023年ウィンターシーズンは約25万人。2023グリーンシーズンは植物園来場者が3万人を超えた。学芸員スタッフとの園内散策ツアー、星空を楽しむ夜間イベントなどソフト面の工夫で集客に成功した。6/下-10/末のグリーンシーズンの来場者は
約3.6万人(2022年比で3%増,2020年比で33%増)。来場者アンケート調査(約200人)では初来場者が52%と最多。2回目、5回目以上は約2割。植物分類学者の牧野富太郎博士をモデルにしたNHK朝ドラにあわせて展示会や、夏にオリジナルビールを発売したりと
新規客をひき付ける取り組みを進めた。リピーター増につなげようと学芸員と植物園を廻るツアーも全30回開催した。
■白馬村「岩岳リゾート」は2023年夏シーズンの来場者が22万人超で過去最高
白馬岩岳はスキー以外のアクティビティを新設し通年リゾート化を進めており、取り組みを始める前の2016年と比べると夏季来場者が約9倍に増加。夏季の来場者は冬季の2倍にまで増えている。
4/28-11/12;「白馬岩岳マウンテンリゾート」の来場者数は22.2万人と2022年比で1割増。2023年夏にはペット向けコンテンツを拡大しドッグランを新設。10月に高さ約10mのブランコを新設するなどアクティビティを増やし続けている。
■白馬村で2022年冬と2023年夏に実証実験として運行した「観光AIデマンドタクシー」について、10/30;村地域公共交通会議は今冬の運行計画を決めた。
これまでは実証運行として利用無料だったが、今冬からは\500/1回。12/18-2024.2/末;17:00-23:00;運行。主に公共交通機関で来村した外国人観光客や地域住民の利用を見込む。AIデマンドタクシーは2022年は夜間、2023年は昼間に運行。
今冬は夜間に8人乗り3台、12人乗り1台で運行。乗降場所は宿泊施設や商業施設、スキー場、飲食店など29ヶ所。アプリによる予約で、支払いはアプリ内でのクレジット決済・現金。マイナンバーと連携し、村民は期間中\3000で乗り放題。
■10/30;小谷村中小谷で明治に発生した大規模な山崩れを教訓に地域づくりを考える「稗田山崩れ等伝承委員会」は、提言書を中村義明村長に提出した。
災害の歴史を継承し地域の防災力強化につなげようと、災害文化の情報発信や観測・監視体制の整備、観光への活用などを盛り込んだ。提言書では具体的な施策として、崩落現場を見学する場所やアクセス道路の整備、DX技術を取り入れた
案内看板設置、防災施設をめぐるツアー開催、海外からの修学旅行の受入れなどを提案。情報発信の拠点施設として、道の駅小谷の活用を要望した。
■10/19;「国連世界観光機関」(UNWTO)は「2023 Best Tourism Village」を発表。2023年は29ヶ国の54地域が選定され、日本は白馬村、白川郷、奥松島、美瑛町の4地域が選定された。
2022年は「京都美山町」と「ニセコ町」が選定。BTVはSDGsに沿って、観光を通じ文化遺産の促進・保全、持続可能な開発に取り組んでいる観光地を認定するプロジェクト。白馬村は3000m級の山々が広がる山岳景観や田園風景などに加え、
「民宿文化」などをアピールし評価されたという。10/19;表彰式には白馬村の丸山俊郎村長が出席し認定証を受賞した。丸山村長は「白馬の何が世界水準で価値があるものかを理解いただいて、きちんと守って次世代に繋いでいくということを
取り組んでいきたいので、そのためのシンボルとしてこれを活用できると考えている」と。
■10/中;「八方尾根」の紅葉(ご紹介)
「八方尾根」の「八方池」から見下ろす「不帰沢」の岩壁や「八方沢」周辺の紅葉は美しい。黒い岩肌と白い雪渓(氷河)を背景に赤や黄色に色づく。
この日は曇り空で白馬三山は雲の中。陽光が差せばもっと色鮮やかになったかも。
紅葉の最盛期、黒菱平「鎌池」〜「八方池山荘」では黄色のミネカエデ、赤色のナナカマド、緑のハイマツが見事なコントラストが楽しめます。
■10/上;秋の「白馬大池」;
「小蓮華山」(標高2766m)から続く尾根と「白馬乗鞍岳」(標高2456m)との境界部の窪地に大きな池「白馬大池」(標高2379m)があります。白馬乗鞍岳の山頂は平坦な溶岩台地で、大きな岩がゴロゴロしており、安山岩の溶岩が見られます。
その少し下がったところに白馬大池が広がっています。白馬大池は火山の溶岩により堰き止められてできた淡水湖で、水深は約6-13m。白馬大池は流入する川はなく、雪解け水や雨水が池に溜まっています。盛夏でも満々と水を湛え、
涸れることはありません。昔は雨乞いの神を祀る霊地として崇められてきたというが、今でも神秘的な池。湖畔には「白馬大池山荘」が建っており、裏手(雷鳥坂側)には開放的なテント場があります。冬は山小屋の屋根まで雪に覆われ、
白馬大池は一面の雪原のよう。春には氷上に雪が積もっていた雪が徐々に解けていく。初夏にはまだ一部残雪が登り、池周辺ではチングルマやハクサンコザクラの群生が見事です。湖畔沿いにはナナカマドが自生し、紅葉の秋には湖畔が
赤く染まります。
白馬大池の背後には南から「小蓮華山」(標高2766m)〜「鉢ヶ岳」(標高2563m)〜一際大きな山容の「雪倉岳」(標高2611m)〜小さなピ−クの「赤男山」(標高2195m)〜最初に太陽に染まる山「朝日岳」(標高2418m)〜栂海新道の「栂長山」(標高2267m)〜
五輪尾根の「五輪山」(標高2253m)が聳えています。この稜線は登山者も少なく高山植物の種類が多くお花畑が観られ、静かな稜線歩きが楽しめます。
■小谷村平間集落のフジバカマの畑に長距離を旅する渡りチョウ「アサギマダラ」が飛来。
「浅葱色」の羽をひらひらと羽ばたかせて里山の集落を優雅に舞い、訪れる人の目を楽しませています。
■10/11;白馬村八方区や地元観光協会でつくる「八方尾根自然環境保全協議会」は、八方尾根の「八方池」(標2060m)の底にたまった土砂を取り除く浚渫作業を実施した。
住民や村職員ら80人が参加。池の中でスコップで約500袋分の堆積した土砂を取り除いた。八方池は雨風で土砂が池に流入、特に池の南側から流入している土砂で池の面積が減少している。地元の自然景観を後世に残し、八方池の景観を取り戻そうと
作業が行われた。池にはサンショウウオ生息し、活動期を終えるタイミングで実施された。協議会の活動に関わる環境省中部山岳国立公園管理事務所の指導下で取り組んだ。
■9/24;「白馬村ウイング21」にて「白馬連山氷河調査報告会 山と雪氷 南極・ヒマラヤ・白馬を語る」が開催された。
会場では氷河調査の機材、南極で使われた道具、山の写真や各種資料が展示。新潟大理学部奈良間教授らが氷河調査結果を報告。杓子岳の杓子沢と唐松岳の不帰沢は氷の塊が動いていると確認でき、「氷河と言える」と。
地中レーダー調査では氷の厚さは杓子沢43m、不帰沢29mもあるという。会場では氷河調査の機材、南極で使われた道具、山の写真や各種資料が展示。新潟大理学部奈良間教授らが氷河調査結果を報告。杓子岳の杓子沢と唐松岳の不帰沢は
氷の塊が動いていると確認でき、「氷河と言える」と。地中レーダー調査では氷の厚さは杓子沢43m、不帰沢29mもあるという。杓子岳北カールの岩石氷河が富士山・立山・大雪山に次ぐ山岳永久凍土であることの可能性も示した。
11月までに論文を国際学術誌に投稿し、審査を経て受理されれば学術的に氷河と確認される。氷河となれば鹿島槍ヶ岳のカクネ里、唐松岳の唐松沢に続き、国内で8,9ヶ所目となる。白馬連山氷河調査団は2020年度から調査。氷の塊が斜面を
移動していると確認できれば氷河と判断される。
白馬村民として初めて南極地域観測隊の越冬隊員として南極での調査活動に携わった泉秀和さん、2017年に世界最高峰のエベレストに登頂された羽山菜穂子さん、氷河調査のガイドを務める白馬山案内人組合長の松澤幸靖さんらが
体験談や活動などをトークした。
11月までに論文を国際学術誌に投稿し、審査を経て受理されれば学術的に氷河と確認される。氷河となれば鹿島槍ヶ岳のカクネ里、唐松岳の唐松沢に続き、
国内で8,9ヶ所目となる。白馬連山氷河調査団は2020年度から調査。氷の塊が斜面を移動していると確認できれば氷河と判断される。
白馬村民として初めて南極地域観測隊の越冬隊員として南極での調査活動に携わった泉秀和さん、2017年に世界最高峰のエベレストに登頂された羽山菜穂子さん、氷河調査のガイドを務める白馬山案内人組合長の松澤幸靖さんらが
体験談や活動などをトークした。
■9/24;13:30-16:00;「白馬村ウイング21」にて「白馬連山氷河調査報告会」「山と雪氷ー南極・ヒマラヤ・白馬を語る」
第一部;白馬連山の氷河調査報告:2020年から不帰沢・杓子沢・白馬沢の氷河調査状況を報告。
第二部;南極地域観測隊活動報告、エベレストへの挑戦、トークセッション「白馬連山の魅力を語る」
世界の山岳や雪氷と白馬の魅力について話す。
新潟大理学部・奈良間千之教授、南極地域観測隊越冬隊員・泉秀和氏、エベレスト登頂日本山岳ガイド・羽山菜穂子氏、白馬山案内人・松澤幸靖組合長、他。
(参加無料,事前申込不要)
(問)白馬村教育委員会事務局 TEL 0261-85-0726
■白馬連峰の雪渓3ヶ所の杓子沢・不帰沢は氷河の可能性が高いとされ、白馬村や新潟大、白馬山案内人組合などでつくる白馬連山氷河調査団団長の奈良間千之・新潟大教授が、杓子沢と不帰沢の氷河調査に関する論文をまとめ、 10月に国際学術雑誌に投稿を予定。論文が受理された場合、村内では唐松岳・唐松沢に続く氷河と確認される。
■9/12;長野でドローン輸送の空の世界の新しい技術を生かそうと、産学官連携の「信州次世代空モビリティ活用推進協議会」が設立された。
技術開発の道筋を描き、実用化につなげる狙い。協議会は県、信大、諏訪東京理科大、県内18市町村、企業など計95団体が参加。「空の移動革命」や「空の産業革命」を掲げ、佐藤敏郎・信大工学部教授が会長に就いた。山間部の集落で
快適に買物ができるように、注文した商品をドローンで届けるサービスなどについて、オブザーバーの経産省が紹介した。また、現状や課題について協議会顧問の鈴木真二・東大名誉教授の基調講演した。佐藤教授は「長野県でモデルが
できればどこでも通用する。30年先を見据えていきたい」と。将来的には「空飛ぶクルマ」などを使った構想も描く。長野県阿部守一知事は空を使った移動や輸送について「山小屋への物資の輸送などでヘリを活用しており、観光面、
暮らしの両面で重要。まずは問題意識を共有したい」と。近年はドローンによる山小屋への輸送実験などが行われている。白馬岳では「猿倉荘」(標高1250m)から「白馬岳頂上宿舎」(標高2730m)、「白馬山荘」(標高2832m)にドロ−ンで
生鮮食品・飲料・医療物資など7kgを配送。高低差約1600m・飛行距離往復10kmの実証実験や、白馬47では山麓からR1上部にドローンでビザ配送サービスがなど行われた。
■ナナカマドが赤い実をつけ始め、ゴゼンタチバナやケシマラン、オオカメノキ、クロマメノキなどが実を付けています。
初秋を迎え、一部では草紅葉が始まり、園内の草木はいろいろな実を付けています。白い花が咲く高山植物には赤い実をつける草木も多い。秋山の登山道でも良く見かけます。実は似ているので葉っぱの形で見分けよう。
1)雨の日に透き通る白い花のサンカヨウはブルーベリーに似た青い実
2)淡いピンク色のコケモモは赤い実
3)白い花のイワショウブには赤い実
4)小さな白い花のタケシマランには赤い実
5)白い花のオオヒョウタンボクにはきれいな赤の実
6)白と桃色のアカモノは鮮やかな赤い実
7)白い花のマイズルソウには赤い実
7)白い花のゴゼンタチバナは赤い実
8)ピンク色の花のイワツツジは赤い実
9)白い花のクロマメノキにはブルーベリーに似た青黒い実
10)アジサイに似た白い装飾花をつけるオオカメノキには赤い実
11)小さな花をたくさんつけるナナカマドには赤い実
■山麓でも見られる高山蝶「アサギマダラ」
白馬村の天然記念物に指定されているヒメギフチョウやギフチョウを中心に、アサギマダラ、ベニシジミ、ジャコウアゲハ、コヒョウモンなど10数種。北アを登山しているとお花畑で夏場によく「アサギマダラ」を見かけます。アサギマダラは、
夏場には標高1800m付近に生息する高山蝶ですが秋になると里に下ります。9/上-9/下;「中綱湖」周辺では秋のチョウとして知られている「アサギマダラ」が花の蜜を求めてふわふわと華麗に舞います。アサギマダラが好むキク科のフジバカマが
植えられている畑では長旅に備え盛んに蜜を吸います。フジバカマの他、ヒヨドリバナ、アザミなどのキク科の花を好みます。フジバカマが咲き始めるとアサギマダラも早い秋を追いかけるように訪れ、やがて南へ渡っていきます。このフジバカマは
川原や河川敷に自生する植物ですが、今では絶滅危惧植物に指定されている秋の七草。フジバカマの花には毒成分が含まれており、アサギマダラは毒を体にため込むことで鳥たちから身を守っています。フジバカマの花の蜜を吸うるオスを
よく見かけますが、花に含まれる毒素を摂取することでオスはフェロモンの分泌をするのに必要とされるようです。アサギマダラの生態調査のために毎夏、各地でマーキング調査が行われたりしています。美ヶ原林道(UTU),穂高牧(MAK),穂高中房(AKN),
大町常磐(AOM),大町大谷原(OMC),大町簗場(NPA),白馬北城(ハクバ),白馬五竜高山植物園(GRY)などでは蝶を捕獲し、羽に日付・場所・名前などを書いてまた離して移動調査しています。小さな高山蝶が何千kmを飛ぶというから凄い。大町や白馬での
アサギマダラの調査ではマーキングした蝶が四国や沖縄・宮古島で発見されたこともあります。
■8/19-8/21;利用低迷のJR大糸線を応援する「大糸線応援隊」の隊員らが集う「ファンミーティング」が小谷村で開かれた。
沿線自治体などでつくる大糸線活性化協議会主催。大糸線活性化に向けファンが一堂に会し、小谷村役場でファンの交流会。大糸線の利用促進や活性化策などが話し合った。小谷村中村村長、糸魚川米田市長、白馬村丸山村長、
長野県北アルプス地域振興局早川局長らが参加。えちごトキめき鉄道の鳥塚社長の講演、8/20;中土駅の外壁を塗装する作業、列車の見学会などが行われた。大糸線の美化活動として頚城大野駅〜中土駅までの無人駅で駅舎清掃活動など。
南小谷駅では長野県キャラクター「アルクマ」の撮影会があった。アルクマくんはJRの制服姿で登場した。
大糸線信濃森上では除雪車「ENR-1000」の見学会。列車のウイングやロータリー可動のが実演。信濃森上-白馬大池間の姫川には青いゲートの「姫川第二ダム」と朱色の「通橋」(青鬼への橋)、薄いグリーンの「姫川第一橋梁」がある。
「姫川第一橋梁」は1912年制作アメリカンブリッジ社製の長さ62mの橋で大糸南線時代の信濃森上〜中土まで1935年に延伸開業した際に架設された青い橋。現存は1954年架設の橋。ピントラスのシュウェドラートラス橋。JR東でも珍しい橋という。
※「JR大糸線活性化」を参照。
■JR大糸線の南小谷-糸魚川の利用促進を図るため、官民で活性化策を検討している小谷村「大糸線振興会議」は、この区間にある全9駅をデザインしたアクリル製スタンド(高さ4.5cm,幅5.5cm)を製作した。
糸魚川と南小谷の2駅に置くガチャガチャで販売。スタンドの絵には大糸線の車両、駅舎、観光地、特産品などが描かれている。全駅を集めると、日本海から北アルプスへ背景の景色がつながる仕掛けとなっている。8/下〜発売(\300/1個)
■8/19-8/21;小谷村でJR大糸線を応援する人たちが集まる「大糸線ファンミーティングinおたり」が開かれる。
ファンの交流会や列車の見学会、中土駅の外壁を塗装作業。小谷村「おたりつぐら」では大糸線絵画展・写真展。大糸線の美化活動として頚城大野駅〜中土駅までの無人駅で駅舎清掃活動。大糸線の活性化に向けファンが一堂に会する。
(締切事前申込要;8/13まで延長)
8/19;13:30;小谷村役場で受付、14:00;小谷村役場で開会式(大糸線活性化協議会長ら挨拶)、8/19;14:30;小谷村役場で講演会「大糸線を上手に使って地域活性化」(えちごトキめき鉄道)
8/20;8:30〜;中土駅リニューアル作業(40名)、8/20;9:00;南小谷駅集合。アルクマ撮影会、大糸線で信濃森上駅へ移動。大糸線ENR-1000見学会ツアー(20名,\2000)
8/20;「道の駅おたり」でおたりde産直フリーマーケット。小谷村の山の幸と糸魚川市の海の幸販売。
8/20;13:00;小谷村役場でファンミーティング(100名)、8/20;17:00;小谷村下里瀬温泉サンテインおたりで夕食交流会(50名,有料)
8/21;11:00;糸魚川駅の車庫見学・キハ120見学(20名)、8/21;12:00;糸魚川ヒスイ王国館で閉会式
(問)小谷村観光連盟(小谷村役場内) TEL 0261-82-2233
■大糸線活性化協議会にて、JR大糸線の利用促進とPR強化、知名度向上を図る施策が計画され、大糸線の鉄道ファンやどなたでも「大糸線応援隊」に登録ができます。
一緒に大糸線を盛り上げましょう。応援隊募集中。入会費・年会費無料。隊員証発行、限定グッズ贈呈、大糸線メルマガ配信。(7/21現在;3000人登録)
応援隊は情報発信、応援隊員の獲得拡大、大糸線を楽しむイベント参加、大糸線活用化ツアー企画、沿線駅の環境整備活動、隊員ミーティング・座談会で輪の拡大、大糸線利用促進に向けた事業計画や提案・実践などを行う。
8/19-8/21;「大糸線ファンミーティングinおたり」(応援隊向けイベント)
講演会、写真展、中土駅改修、冬期投排雪保守用車「ENR-1000」見学会、夕食パーティー、糸魚川駅車庫見学など。
■8/19;「小谷村多目的ホール」で大北産の優れた農畜産物・加工品を広める「北アルプス山麓ブランドの日」が開かれた。
2023年度から米の地産地消を促進するために取り組む「北アルプス山麓おむすびプロジェクト」のキックオフが宣言。新たなプロジェクトは、大町市、池田町、松川村、白馬村、小谷村と農業、商工団体などでつくる委員会が立ち上げた。
2023年度中に、地域産の米や具材を使ったおむすびの商品化を目指す。2024-2025年度には、地域産米を県内全域や全国への発信を強化する。大北は稲作が盛んだが米需要の減少から、農家の経営は厳しさを増している。「おむすび」という
プロジェクト名には、各市町村や関係団体が結びつきを強め、消費拡大を目指そうという気持ちが込められている。また、地域の水田を守ることで美しい景観の保全にも結びついてほしい、という願いもあるという。プロジェクトを進める
県北アルプス農業農村支援センタは「地元の人が食べておいしいと感じなければ外に発信できない。日常的に地域の米を食べる人が増えれば」と。山麓ブランドの日のイベントでは、小谷村中村義明村長が「全国各地で農業生産物のブランド化が
進んでいる中で、北アルプス山麓ブランドが発信できていることに感謝したい」と。県北アルプス農業農村支援センタは「農地の適正利用に向けて地域農業ビジョン・地域計画の策定」と題して講演した。
■8/19;「小谷村多目的ホール」で大北産の優れた農畜産物・加工品を広める「北アルプス山麓ブランドの日」が開かれた。
「食の王国北アルプス山麓物語づくり」の一環で、2023年度から米の地産地消を促進するために取り組む「北アルプス山麓おむすびプロジェクト」のキックオフが宣言された。新たなプロジェクトは、大町市、池田町、松川村、白馬村、
小谷村と農業、商工団体などでつくる委員会が立ち上げた。2025年度までの3年計画で将来にわたり地域内でコメを消費する仕組みをつくる。2023年度中には地域産の米や具材を使ったおむすびの商品化を目指す。2024-2025年度には、
地域産米を県内全域や全国への発信を強化する。大北は稲作が盛んだが米需要の減少から、農家の経営は厳しさを増している。「おむすび」というプロジェクト名には、各市町村や関係団体が結びつきを強め、消費拡大を目指そうという
気持ちが込められている。また、地域の水田を守ることで美しい景観の保全にも結びついてほしい、という願いもあるという。プロジェクトを進める県北アルプス農業農村支援センタは「地元の人が食べておいしいと感じなければ外に
発信できない。日常的に地域の米を食べる人が増えれば」と。山麓ブランドの日のイベントでは、小谷村中村義明村長が「全国各地で農業生産物のブランド化が進んでいる中で、北アルプス山麓ブランドが発信できていることに感謝したい」と。
県北アルプス農業農村支援センタは「農地の適正利用に向けて地域農業ビジョン・地域計画の策定」と題して講演した。
■8/9〜;新たに作成した小谷村「砂防ダムカード」を配布。
新しい砂防ダムカードは「常蔵沢砂防堰堤」,「栂池沢第3号砂防堰堤」,「宮沢大草連砂防堰堤」,「ガン沢砂防堰堤」の4種。配布は常蔵沢(道の駅おたり),栂池沢(栂池観光協会),宮沢(おたりつぐら),ガン沢(小谷村観光連盟)。
立の間砂防堰堤(道の駅白馬)を含め5種類でシークレットカードがもらえる。(県姫川砂防事務所にて)
※小谷村観光連盟の「砂防ダムツアー」参加者には4種カードを配布。
(問)小谷村観光連盟 TEL 0261-82-2233
■7/29〜;小谷村「白馬乗鞍温泉スキー場」は新設した山岳観光リフト(第11P)の夏季運行開始。
アルプス第5高速P横(標高1145m)より乗車し、アルプス第11Pで標高1598mの山頂まで乗車。全長1.2km。標高1145m-1598m。若栗Gからの標高差は730m。支柱20基、搬器106基。輸送力(/H)と速度は夏季は約400人(同1.3m)、冬季700人(秒速2.3m)。
白馬岳などへ向かう登山客らの需要を想定し、通年営業予定。乗車中や山頂からの眺望を楽しんでもらう。山頂からは北ア白馬乗鞍岳・天狗原に行く「山ノ神登山道」につながる山道を設けた。グリーンシーズンは登山客、冬季はBCスキー・
スノーボード客の利用を見込み、グリーンシーズンの営業を本格的に開始する。山岳観光リフトとして毎日、当面1日2往復運行。天候・気象状況により運休あり。
チケットは白馬アルプスHで販売。第5P-第11P往復(8:00-10:00/10:30-12:30);(\2000/往復,\1500/片道)
(問)白馬乗鞍温泉スキー場 TEL 0261-82-2821
(問)白馬アルプスH TEL 0261-82-2811
■「八方尾根」の兎平(標高1400m)にある「白馬マウンテンビーチ」。
7/中;新型コロナが5類に移行され、初めて迎える夏の行楽シーズン。兎平テラスからは北アを背に白馬村を望むことができます。コンセプトは山の上のビーチ。海を訪れたような感覚を味わってほしいと、2018年から6-11月のグリーンシーズンに営業。
白で統一されたデッキや壁、パラソルやハンモックがビーチの雰囲気を演出し、観光客や登山客がくつろいでいる。白馬三山を目前にジャグジーやサウナに入ることもできる。白馬観光開発は「登山だけでなく、もっと別の雰囲気を
感じてもらいたい」と。7/16;2023年グリーンシーズン最多の2000人以上が訪れた。
■7/18;KDDIは、山小屋での「Starlink」を用いた「山小屋Wi-Fi」を開始する。
「山小屋Wi-Fi」は光ファイバーの設置が難しい山小屋にStarlinkを設け、インターネットサービスを提供する。山小屋の利用者は、SNSでの写真撮影・投稿、共有が気軽に行なえるようになり、キャッシュレス決済の促進、空き状況の確認、
予約システムの簡略化など利便性が向上、天気を即座に確認できることによる安全性の向上にもつながるという。白馬「八方池山荘」では50-100Mbpsでの通信ができ、スマホで問題なく利用できる速度を実現したという。
8/2;11ヶ所で本格提供開始、今後100ヶ所以上の展開を目指す。(auユーザー;利用無料,他ユーザーは\300/最大2H,\600/最大24H)
八方池山荘、白馬岳頂上宿舎、天狗山荘、冷泉小屋、塩見小屋、仙丈小屋、北沢峠こもれび山荘、西駒山荘、蓼科山荘、真砂沢ロッジ、剱澤小屋。
■7/1;小谷村に古民家レストラン「NAGANO」がOPEN。
レストランに生まれ変わった古民家は築140年以上。小谷村が取得し、住民と協議の上、1.2億円をかけて、飲食店に改修した。栂池高原スキー場近くで訪れる外国人観光客などを見込んだ村おこし敵なもの。メニューを監修したのはミシュラン
一つ星の有名店「SIO」を営むオーナーシェフ。小谷村沓掛地区にある古民家を改修した「レストランNAGANO」がOPENする。座席数は18席。天井の梁は建てられた当時の姿を残し、食前後にお茶などを飲める囲炉裏もある。
ランチタイムには焼魚の鮭に小鉢や汁物がついた鮭定食を提供。「鮭定食」(\3000)は小谷産のお米「ゆめしなの」、「銀鮭」、「小谷漬け」。地元の食材にこだわった季節の小鉢という。信州サーモンならわかるけど。
ディナーは山野草の前菜の盛合せ「八寸」。村内産のそば粉を使ったガレット。おやきには鹿肉のボロネーゼと野沢菜漬けが入っています。ジャガイモの煮っころがしのピューレをはさんだ「ラビオリ」(パスタ料理)。「小谷野豚」の
生ハムやリンゴが添えられています。小谷漬けを乗せた炊き込みご飯など地域食材がふんだんに使われています。全10皿コース(\2万円)。別料金でワインやノンアルコールドリンクをペアリング。ディナーは富裕層や外国人観光客、
記念日の利用などを見込む。NAGANOサービスマネージャーは「山菜や野菜、おいしいものがたくさんあるので、地元の皆さんが当たり前のように食べているものを紹介してもらって、僕たちのレストランというフィルターをかけて
お客さまに提供したい」。スタッフ7人は村内のペンションで共同生活を始め、店のそばの畑で野菜を育てたり、村内の農家を巡ったりして食材を調達。今後は農業やワイン造りなどに取り組むという。小谷村中村義明村長は
「現地スタッフも全員移住して大変ありがたい。地元に溶け込んで一生懸命やってくれているので期待している」と。当面は予約制。
■6/1;白馬村におけるゼロカーボンの実現に向け、村内の事業者や住民ら有志は、2030年までの具体的な行動計画や目標数値、施策をまとめた提言書を丸山俊郎村長に提出した。
気候変動や温暖化が進む中、住民と行政が一緒になって地域課題の解決に取り組み、温室効果ガスの削減を目指す。提言書では、スキー場と宿泊事業者を中心に「再生可能エネルギー」「断熱」「交通」を重点的に取り組み、行政や住民が
後押しするとした。
■5/3;小谷村で「第44回おたり塩の道祭り」
2023年は久しぶりに例年通りの開催でおもてなしあり。例年3000-4000人が訪れる小谷村春の一大イベント「塩の道祭り」。出発式は8:30/9:05;下里瀬基幹センタにて。
下里瀬〜栂池高原中央駐車場間の「塩の道千国越えコース」(9km)を歩く。小谷の塩の道には石仏や史跡が多く、往時の面影が色濃く残る昔のままの古道で、道中では郷土芸能、姫川太鼓、民謡保存会、飛脚隊などによるおもてなし、
振る舞い、街道市が行われます。おもてなしはマイカップ持参。9:00-9:30;小谷村下里瀬基幹センタで受付。栂池高原専用駐車場から下里瀬にシャトルバス運行。(参加無料,予約不要)
1)下里瀬基幹センタ;ボッカ隊/代官による出発式、小谷民謡保存会・小谷太鼓演奏、南小谷郵便局切手販売、塩の道goods販売。
2)三夜坂;小谷民謡保存会による民謡披露。3)塩の道水車;小谷太鼓による太鼓披露。
4)千国諏訪神社;小谷民謡保存会民謡、北小谷香華会踊り、歩荷隊・飛脚隊、小谷小合唱、小谷中吹奏楽演奏、街道市。
5)千国の庄史料館;姫川太鼓演奏、小谷杜氏の酒をみる会に粕わかし、通行手形改め「塩の道祭り通行手形」(当日は入館無料)。6)牛方宿;塩の道の歴史や文化に関するガイド(当日は入館無料)。
7)百体観音;塩の道の歴史や文化に関するガイド
8)栂池中央駐車場;小谷民謡保存会民謡、小谷太鼓演奏、完歩賞。
「下里瀬」「雨中」「大別当・土倉」「千国」「栂池」でお茶等の振舞い。途中街道市でみそ汁や甘酒、粕わかしの振舞いなどあり。
参加記念品;下里瀬で塩の道祭りオリジナル手ぬぐい」と「塩の道祭り通行手形」。「下里瀬」「雨中」「大別当・土倉」「千国」「栂池」で記念のステッカー配布。
(問)小谷村観光連盟 TEL 0261-82-2233
■5/3;小谷村、5/4;白馬村、5/5;大町市で毎年GWに開催されてきた「塩の道まつり」
2022年から各地区が個別にウォーキングする祭りに変わりました。2020年第41回、2021年第42回は新型コロナ渦で中止、2022年は個別に開催。
1)5/3;小谷村;
第44回小谷塩の道祭りは5月3日開催。塩の道千国越えコース。下里瀬基幹センタ(受付8:00-9:30)-栂池中央駐車場:約9km。(参加費無料)
下里瀬・雨中・大別当・千国・栂池で記念ステッカー配布。ゴールの栂池中央駐車場で参加記念品「塩の道オリジナル手ぬぐい」。
駐車場は栂池村営社会体育館駐車場・栂池第二駐車場。
(問)小谷村観光連盟 TEL 0261-82-2233
2)5/4;白馬村;
5/4;「白馬マイスターと歩く春の白馬・塩の道と里山絶景ウォーキング」
白馬では白馬マイスターが「千国街道・塩の道」と春の白馬の絶景スポットを案内する。約10qのコースでは春の花や残雪の残る北アルプスの絶景を眺めながら歴史を感じられる長谷寺、飯森神社、姫川沿い、大出公園などを巡ります。
参加者には記念品・宿泊割引券プレゼント。振る舞いや仮装行列はなし。(7:30-8:30;白馬グリーンスポーツの森集合・受付。所要約3H,定員;500名/先着順,\500/参加費,締切;4/27)。事前予約制・当日申込不可
(問)白馬村観光局インフォメーション(9:00-17:00) TEL 0261-85-4210
3)5/5;大町市;
塩の道湖畔ウォーク&フォトコンテスト。(詳細未定)
(問)大町観光協会 TEL 0261-22-0190
■4/25;白馬でリゾート施設を展開する「ズクトチエ」(白馬村)は、白馬の山々の風景を楽しみながら入れるサウナ「白馬絶景サウナ」を4月から順次開業する。
大自然を一望しながら「ととのう」ことができる点をアピール。4/25;「白馬ハイランドH」の屋上に第1弾となる施設を開業。最大5人まで入れるサウナ室はヒノキ材で仕上げ、北アルプスの絶景を楽しめるよう窓を大きく
幅2mの大型窓を2枚設置した。かつて古民家で使われていた大型の信楽焼の湯釜を利用した水風呂。サウナポンチョやバスタオルの貸出し、サウナ後のハイランドHの姫川温泉入浴もできます。モルゲンロートの白馬、
マジックアワーの白馬などパノラマ絶景が楽しめる。
(貸切制;2万円〜/2H,定員;5)(8:00-10:00,10:30-12:30,13:00-15:00,15:30-17:30,18:00-20:00(季節により時間変更あり)
2023年秋には「青木湖」湖畔にカフェ「ao LAKESIDE CAFE」と併設する形で、2番目の施設アースバッグサウナ「Hakuba Zekkei Sauna ao」を開業予定。
サウナで温まった後に、夏でも水温が低い青木湖に直接飛び込んで体を冷やせるようにするという。
※白馬絶景サウナ
(問)白馬ハイランドH TEL 0261-72-3450
■4/25;白馬蕨平の「白馬ハイランドH」屋上に「白馬絶景サウナ・ルーフトップ」(Hakuba Zekkei Sauna rooftop)がOPENした。
白馬の山岳景観を眺めるだけではなく全身で楽しむがサウナがオープン。心と体が「ととのう」としてブームのサウナ。その名は「白馬絶景サウナ」
ヒノキ材のサウナ室は絶景がみえる大型窓を設置。(サウナ;90℃) 信楽焼の湯釜の水風呂(10℃)。サウナ運営はズクトチエ(白馬)。白馬ハイランドH・天神の湯とは別。
8:00/10:30/12:30/13:00/15:30/18:00;早朝のモルゲンロート、夕焼けのマジックアワー、白馬パノラマ絶景とサウナ。(通年営業,サウナ;2H/貸切制,最大5人,サウナポンチョ/バスタオル貸出,2万円〜)
※白馬姫川温泉「天神の湯」は電気やガスなど燃料高騰で日帰り入浴料金を改定。(11;00-19:00;\700→\800/大人,\400/小人)
(問)白馬絶景サウナ TEL 070-4171-8589
(問)白馬ハイランドH TEL 0261-72-3450
■3/21;「白馬47スキー場」でドローンを活用した物流ビジネスモデル確立に向け、焼きたてのピザを利用客へ届ける実証実験が行われた。
通常は飲食できないエリアに特設コーナーを設け、約3km離れたスキー場下部で焼いたピザを配達。ドローン物流における収益の確保が課題となる中、白馬の観光資源を生かした収益性向上の可能性を探った。
山小屋へのドローン輸送などに取り組むマウントリブラ(白馬)、物流コンサルティング(NX総合研究所)、白馬47スキー場などが実施。スキー場下部のピザハウス「LUIS」から標高差約630mのline-cの終着点(標高1450m)まで焼きたてのピザを運んだ。
通常料金より\200高く設定、多くの利用者から注文があった。
■八方尾根や五竜アルプス平、栂池高原、木崎湖、長峰山では良くカラフルなパラグライダーが飛んでいるのを見かけます。
「木崎湖フライトパーク」。大町「木崎湖」は仁科三湖の一つでフォッサ・マグナの地溝上にできた堰止め湖。標高764m、周囲6.5km、最さ30mと大きな湖。木崎湖西の「小熊山」(標高1302m)からパラグライダーを体験できます。
海の口の木崎湖畔湖にある着陸場(標高約780m)で受付。ライセンスがないため、タンデムを希望。タンデムフライトはライセンスを持つパイロットが操縦するため、パラグライダー経験がない初心者でもOK。木崎湖西の小熊山
トレッキングコースの頂上にある離陸場(1280m)まで車で25分。ここからは木崎湖が一望できます。ハーネスやヘルメット、浮き袋、手袋などを装着。パイロットの指導で離陸の練習を行う。飛び立つ方向に真っすぐ向いて風を待ち、
パイロットが吹き流しを確認して一緒に駆けだすテイクオフ。間もなく足が地面を離れて体が浮き上がる。北に中綱湖・青木湖が望め、西には真近に鹿島槍・爺ヶ岳が望め、五龍岳・唐松岳・白馬岳などが見えます。南には青木湖と
大町市街地、東には山並み。眼下には青い木崎湖の湖面に太陽の光がきらきらと反射。大きく旋回しながら時速30kmで進み、徐々に高度を下げて湖畔の着陸場にランディング。約15分間のフライト。フライトパーク代表で森春雄さんは
「風が当たる音など自然を肌で感じて楽しめる」とパラグライダーの魅力を語る。秋の紅葉や新雪の北アルプスが美しい季節がよい。「空を飛びたいという思いは、きっと人類のDNAに組み込まれているんですよ」と。
(営業;5〜11月;金〜日/祝日,8:00-12:00,\1.2万円〜,要予約) ※気象状況等で飛行できない場合あり。
(問)木崎湖フライトパーク
(問)スカイブルー八方尾根パラグライダースクール TEL 0261-72-7013
(問)白馬パラトピア五竜パラグライダースクール TEL 0261-75-3210
(問)小谷パラグライダースクール(はくのり) TEL 0261-82-3044
■「岩岳リゾート」が運営する「白馬岩岳マウンテンリゾート」は、2022年グリーンシーズン(4/28ー11/13)の来場者数は過去最高の約20万人。
2021年来場者数(約13.4万人)から7万人増、2期連続で過去最高を更新した。「世界水準のオールシーズンマウンテンリゾート」に向けて動き出す前の2016年来場者数(約2.5万人)と比較して8倍。白馬岩岳マウンテンリゾートは、
スキー・スノーボード人口の減少や気候変動による不安定な降雪、新型コロナウィルスなどの困難に直面しながらも「世界水準のオールシーズンマウンテンリゾート」の姿を描き、2017年より毎年様々な取り組みを企画・実行した。
2017年岩岳MTBパーク造設、2018年絶景テラス&カフェの白馬マウンテンハーバー開業、2019年岩岳グリーンパーク開業、2020年ヤッホー!スウィング presented byにゃんこ大戦争新設、2022年新展望エリアの白馬ヒトトキノモリ、
ティーラテとスコーンの専門店チャバティ白馬開業、マウンテンカート導入、MTB新コース増設、山頂で乗馬体験など次々に積極的な取り組みを展開。マウンテンカートは8000人が体験。MTBの利用者数は約12300人(2021年比129%,
2016年比10倍)。ペットの来場数は7800匹(2021年比150%)。その結果、2021年グリーンシーズンの来場者数はウィンターシーズンの来場者数を超える約13.4万人に、「冬よりも夏に多くのお客様が来場するスキー場」へと進化した。
2022年グリーンシーズンは約20万人に伸長、6年前と比較して8倍増。2022.5月;HAKUBA ヤッホー!FESTIVAL2022での来場者数は8000人、音楽フェスでは約1800人が集結した。
(問)岩岳リゾート
■白馬村は村営「八方池山荘」のリニューアルで景観を前面に打ち出す。
背景には、白馬岩岳マウンテンリゾート内に2018年オープンした展望施設「ハクバマウンテンハーバー」(標高1289m)の成功例がある。ニューヨーク発のカフェが出店する同施設は軽装の若者や子ども連れ、外国人ら幅広い層を
引き付け、県内有数の観光スポットに成長。村は山荘が観光の目的地となることを目指し、冬季に依存しない山岳リゾート化を加速させる。
八方尾根スキー場上部にある村営「八方池山荘」(標高1830m)の建て替えに合わせ、白馬三山の景観が楽しめる展望デッキやカフェ・レストランの併設を計画。
スキー客が低迷する一方、春から秋のグリーンシーズンに雄大な山岳景観を楽しみたいとする観光客のニーズに対応し、通年での誘客を強化。総事業費10億円程度を想定し、2029年の営業開始を見込む。現在の八方池山荘は、麓からゴンドラと
リフトを乗り継いだ場所にある。八方池の散策や唐松岳登山の拠点となっており、客室7部屋や売店、トイレを備える。1964年の開設で老朽化が課題。白馬村は2022年度、地元山岳観光関係者らでつくる検討会議を設置し、建て替えに向けた
議論に着手。展望デッキの整備などを盛り込んだ基本計画案を固める。新たな山荘は、現施設から北西に数10m離れた場所に新設。国立公園内のため環境省と調整し、一帯の約7000uの敷地を確保。建物は現在と同じ鉄骨2F建て地下1F、
延べ約1000uの予定。周辺には広場や遊歩道を整え、障害者や高齢者も利用できるようバリアフリーに対応。整備は資金調達から建設、運営まで民間に委ねる「PFI」を想定。カフェ・レストランでは地元食材を使ったメニューを提供。
展望デッキでは「白馬三山が目の前にそびえ、他にない迫力がある白馬一番の眺望スポットを目指す」。丸山俊郎村長は「世界水準のマウンテンリゾートを意識し、登山客だけでなく、あらゆる客層にとって魅力的な施設にしたい」と。
■7/30ー11/30;JR利用時に便利な輪行バッグを無料で貸し出し。
1)糸魚川駅;8:30-19:00;糸魚川ジオステーションジオパル(TEL 025-555-7344)
2)南小谷駅;8:00-18:00;小谷村千国みなとや商店(TEL 0261-82-2030)
3)白馬駅;11:00-16:00;白馬駅内観光案内所(TEL 080-7641-8726)
4)信濃大町駅;8:30-17:15;大町駅観光案内所(TEL 0261-22-0190)
5)直江津駅;9:30-17:30;直江津駅前観光案内所(TEL 025-539-6515)
(問)北アルプス日本海広域観光連携会議(糸魚川市商工観光課内) TEL 025-552-1511
■八方尾根にある「北尾根高原」(標高1200m)にグランピング施設「スノーピーク フィールドスイート白馬・北尾根高原」が2022.6月OPENし、4年目のシーズンを迎えた。
新型コロナ禍の中、海外旅行の代替として追い風に乗って着実に成長。海外旅行が解禁された今シーズンは顧客を引き留められるかの正念場となる。冬の定番レジャーとしてスキーヤーが押しかけたスキー場だが、2020-2021シーズンの
県内のスキー場利用者数はピーク時の約1/6に縮小。各スキー場が活路を見いだしているのがグリーンシーズン。北尾根高原でリフトを運営する八方尾根開発は2019年にアウトドア用品ブランド「スノーピーク」と提携してグランピング事業を
始めた。ターゲットは富裕層で1泊7.7万円〜。約1.5万uの空間を宿泊客最大8組17人。スノーピーク製テントに滞在し、高級ホテル並みの食事やサービスを提供。テント内にはエアコン、蚊帳を装備し、敷地内に露天風呂、1室ごとに
水洗トイレもあり、山の上とは思えない清潔感。八方尾根開発は「良いサービスを提供して褒められる体験をしてこなかった」ため、上質なサービスの提供に徹することはまさに挑戦そのもの。それでも、コロナ禍のニーズにマッチして
3年目に黒字化を達成することができた。シーズン(6月-10月)には約1000人が利用、客単価10万円として1億円のビジネス。今後、スキー場の大型リニューアルを仕掛けていく。2022年のテーマは宇宙。毎年利用するリピーターのために
新鮮さの維持は必要で天体観測を加えた。各テントには双眼鏡を用意し流星群や惑星直列などの天体ショーを楽しんでもらう。国内に2台しかないという仏バオニス社製天体望遠鏡「ベスペラ」も1台設置。銀河や星雲を天体写真のような
色付きの映像としてスマホに映し出す新タイプの機種で、天体観測を一変する体験が味わえるという。海外富裕層向けの販売も始め、コロナ後の新たな局面に入った。
■小谷村平間集落に、荒廃した棚田を利用した「棚田キャンプ場」が誕生した。
過疎化が進む地域を盛り上げたいと、平間出身者が手作業で整備。北アや姫川谷を望む里山の景観と、静かに流れる時間が楽しめる。姫川右岸の傾斜地にある平間では昔から棚田による水稲耕作が行われてきたが、休耕田が増え荒れた
土地となっていた。平らな地形で景観が良い棚田をキャンプ場にできないかと着目。県の元気づくり支援金を活用し、整備に取り掛かった。約10区画を整備し、3カ所にウッドデッキを設置。ドラム缶風呂やトイレも整備。電灯がなく
車両の進入ができないなど不便もあるが、それを楽しむのもキャンプの醍醐味で、利用者からも「静かでプライベートな空間を楽しめた」「景色が良い」と。
■4/下-11/上;8:30-17:00;水芭蕉の群生地で知られる鬼無里「奥裾花自然園」開園
裾花川の源流域に広がる鬼無里の「奥裾花自然園」。奥裾花自然園のミズバショウは全国に知られ、GW期間にはたくさんの観光客が訪れています。樹齢300〜400年のブナやトチの原生林に囲まれた7haの湿原に、約81万本のミズバショウが
自生する群生地です。雪解けとともに可憐な白い姿で北信濃に遅い春を告げます。GW〜6/中の水芭蕉開花時期には例年4万人、年間で5万人が訪れています。例年5/中頃が見ごろで、ブナの新緑との調和がよい。秋には紅葉のブナ林を
楽しめます。遊歩道が整備され、2〜3Hのトレッキングが楽しめます。観光センタ〜弁天島〜吉池〜こうみ平湿原(約2H)
「奥裾花自然園」は、2022.4/29開園予定。4/29-5/15;長野駅-奥裾花自然園にバス運行(片道;\2000/大人,\1000/小学生,往復;\3500/大人,\1750/小学生)。自然園駐車場ー自然園入口までシャトルバス運行(\200/大人,\100/小学生,約5分)。
徒歩の場合は25-30分。自然園入口までの林道ではよくサルが現れます。奥裾花ダム(奥裾花大橋)-奥裾花渓谷間の「奥裾花渓谷道路」(林道大川線)は、4/28まで冬期通行止め。
4/下;奥裾花自然園は約1mの積雪あり、散策路(木道)も一部は雪の中。雪解けした湿地では水芭蕉が開花し始めています。白馬-奥裾花ダム間は車約40分(25km)。
(8:30-17:00;冬期休園,駐車場;P300,入園料;4/29-5/31;\410/大人,6/1ー10/31;\200/大人)
(問)鬼無里観光振興会 TEL 026-256-3188
■5/8;白馬村観光局は、ゲレンデのゴミ拾いを通じて環境問題を考えるキッカケづくりをする「GREEN HAKUBA Clean Act.」を村内4スキー場で開催。白馬村は、スキーやスノーボードが楽しめるウィンターシーズンのみならずオールシーズンで
北アの大自然を満喫できるマウンテンリゾート。2019年12月に「気候非常事態宣言」を、2020年2月に「ゼロカーボンシティ」を掲げ、白馬村に関係するすべての人と共に「サステナブルなマウンテンリゾート」を目指しています。
イベントは「GREEN HAKUBA2022」の一つで、白馬にスキー・スノーボード・観光で来村されるお客とゴンドラ・リフトを運営する索道会社、アウトドア・キャンプ用品の販売店、アクティビティ施設、レストラン・宿泊施設などの
地域住民が一体となって白馬の雄大な自然を守り未来に繋げていくための初のプロジェクト。白馬村全スキー場の一斉クリーンナップは初めて。スノーシーズン最終日(5/8)、スキー・スノーボードで楽しんだ白馬五竜、白馬47、八方尾根、
白馬岩岳の4会場でゴミ拾いなどのマウンテンクリーンを行なう。クリーンは各会場で1-2H。どなたも気軽に参加できます。参加者には、各ゲレンデ先着順でGREEN HAKUBAオリジナルTシャツをプレゼント。
※GREEN HAKUBA 2022では春スキー・スノーボード、打上花火、塩の道ウォーキング、ワインマルシェ、スタンプラリー、リゾートテレワーク、ダイバーシティAct、マウンテンクリーン、熱気球・ラフティングなどのアウトドアアクティビティの
割引などさまざまなイベントとコンテンツで、白馬のGWを楽しめます。
(問)白馬村観光局インフォメーション(Snow Peak LAND STATION HAKUBA内)(9:00-17:00) TEL 0261-85-4210
■2022.5/3-5/5;毎年、小谷村・白馬村・大町市で合同開催する「塩の道祭り」は中止。個別に開催。
規模を縮小して2022年度は小谷・白馬・大町で塩の道関連のウォーキングイベントを開催。なお、振る舞いや仮装行列、催しなどはなし。観光協会で聞いたら、「塩の道祭りは中止ではなく、トレッキングイベント」として個別に開催しますと。
(問)白馬村観光局インフォメーション TEL 0261-85-4210
■2017年の「塩の道まつり」(第38回)では、大町・白馬・小谷の観光連絡会が北アの山並みや名所・旧跡、草花、たりたり、村男、おおまぴょんのキャラなどをプリントした「手拭い」が参加証で貰えました。
大町の画家・荒井泰三がデザインしたもの、懐かしいです。
■日本で新たな「氷河」。白馬村は「街から見える氷河」としてアピールを進める。
杓子沢雪渓はJR白馬駅など山麓から眺められるため、氷河が発見されれば「街から見える氷河」になる。氷河とみられる雪渓を擁する白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳。白馬村で氷河調査の動きが始まったのは2017年頃。2012年以降続いた
立山連峰の氷河確認を受け、「白馬にも氷河があるのではないか」と白馬村と新潟大は共同で氷河研究をするプロジェクトを立ち上げた。立山で長年氷河調査を続ける立山カルデラ砂防博物館とも協力しながら2019年、唐松岳近くにある
唐松沢雪渓が日本7番目の氷河と論証された。白馬村にはさらに氷河である可能性が高いとみられる雪渓(不帰沢・杓子沢・白馬沢雪渓)があり、その一つが杓子沢雪渓。白馬村教育委員会と新潟大・山岳環境研究室(奈良間千之教授)らは
北アの杓子沢など3ヶ所を調査し、日本で8番目となる氷河発見を目指す。9/中、残雪が解けて氷河の形が最もよくわかる季節に調査が行われた。杓子沢雪渓には登り約4時間。杓子沢雪渓が氷河であると明らかにするため、氷の流動を
証明する調査が行われている。ドリルで雪渓を貫通し、数m下にある氷に直接GPSのついたポールを差し込む。氷に刺さったGPSは数cm単位で位置を割り出せるので、1カ月や1年後に位置情報が変化していれば氷の流動が証明できる。
雪渓を貫通するため、少し掘るごとに約1mのアイスドリルを接ぎ足し、さらに深く掘っていく。杓子沢は雪に紛れた岩が多く、岩に当たるとその都度やり直しになる。また、杓子沢は落石が多く、その度に作業が中断する。「去年より
落石多いよ」と隊員、作業中は常に見張りを置いて大岩を警戒する。氷河調査には莫大な費用がかかる。今回の研究費用の一部はCFで調達した。「返礼品」には氷河調査に同行できるツアーを用意。上空から氷河の大きさを空撮する飛行機の
チャーター費や、GPSや雪渓を掘るドリルなどの機材費、安全を担保するための山岳ガイドに支払う費用もかかる。長期にわたる調査を村の予算ではまかないきれず、費用捻出のために考え出したのがCF。企画したのは村教委生涯学習スポーツ課。
杓子沢の雪渓を「街から見える氷河」として売り出せれば、観光や山岳ツーリズム、環境教育にもきっと役立てられると。「北アルプスの意義や魅力を地域内外の人に伝えたい。氷河はその主役になる」。CFの返礼品には氷河調査同行ツアー、
氷河上空周遊ヘリツアーなども用意。メディアを通じて注目され、77日間で目標の200万円を達成した。隊員や村側の熱い思いは、出資者に確実に伝わった。この日は険しい悪路に驚きながらも山岳ガイドの案内もあり、CF出資者を含んだ
登山隊が杓子沢雪渓に到着した。霧が晴れた氷河の眺望に「なんて景色。言葉も出ません」と参加者。夢中で記念撮影をしたり、調査隊に機器の仕組みを尋ねたりしていた。この日は深さ最大9mの穴を掘り、5本のGPSのセットが完了。
「日本の氷河は発見されてまだ短いが、最も気温が高くかつ一番雪が降ることなど、その特性についても明らかになってきました。研究のやりがいがある分野と思います」と、山歩きを楽しみながら今後も研究活動を続けるという。
10月、GPS付ポールは5本とも倒れることなく稼働していたという。8ヶ所目の新氷河となる可能性に関し、近く論文をまとめ、学会発表を目指す。
■観光資源や環境教育などへの活用を目的に、白馬村が新潟大、白馬山案内人組合などと実施している北ア不帰沢・杓子沢・白馬沢雪渓の氷河調査は、2022年で最終年度の3年目を迎える。
これまでの調査により3つの雪渓は氷河である可能性が高いとし、2019年に認定された唐松岳の唐松沢氷河に続く貴重な村の資源として期待が高まっている。
■白馬連山の氷河調査
白馬村は2020年度からの3年間、新潟大、白馬山案内人組合、白馬・山とスキーの総合資料館等と共に北アルプスの氷河調査を実施。9/18;2021年度に実施したCFで寄附をいただいた方、関係者が杓子沢雪渓の流動調査に同行した。台風が近づく中、
天候が心配されたが杓子沢雪渓では雲が切れ、杓子岳と周囲の氷河地形を間近に見てその迫力が感じられた。白馬沢・不帰沢を含めて現地調査は10月まで行い、その後収集したデータを分析して論文が執筆され、春には調査結果が明らかになる予定。
■「街から見える氷河!? 北アルプスの雪渓を調査して白馬の大自然を解き明かしたい!」
調査費用を出資してくれれば「氷河」に連れて行きます。白馬村教育委員会は、新潟大の奈良間千之教授(自然地理学)らと続けている北ア白馬連峰の氷河調査を巡り、費用調達を目指すCFを始めた。白馬村では、2019年に唐松沢雪渓が氷河で
あることが確認された。北アには氷河である可能性が高い雪渓が複数あり、調査を実施中。鹿島槍・カクネ里、唐松岳・唐松沢を始め、キレット・不帰沢、杓子岳・杓子沢、白馬岳・白馬沢などの雪渓も氷河の可能性がある。複数の氷河が
確認されれば、貴重な観光資源となり、環境教育等にも活用できる。氷河である可能性が高い杓子沢・白馬沢・不帰沢の雪渓についても現在調査中。寄付金は新潟大や白馬山案内人組合の協力を得て実施する氷河調査に使用。調査は地中レーダー
探査による氷厚測定、GNSSによる流動測定、空撮による質量収支観測。CF返礼品に加えて氷河調査報告書(2022年度末)を配布。目標金額;200万円,寄付金;11万円(12/15)
返礼品には杓子沢雪渓氷河調査ボランティア同行(8名,日帰り)、北アルプス氷河ヘリツアー(4名,30分間)、北アルプス氷河貸切ヘリツアー(2組4名,30分間)、白馬岩岳(ゴンドラ往復大人ペアチケット、半日ペアチケット、1日満喫チケット)、
白馬村電子感謝券(1500P/9000P/3万P)など。
(問)ふるさとチョイス・ガバメントクラウドファンディング
■「姫川水系姫川圏域河川整備計画」(案)
白馬佐野坂の源流域から白馬・小谷村内を流れ、日本海に注がれる「姫川」は延長約60km(県内は32km)、流域面積722km。
白馬・小谷村の年間降水量は約2000mm、冬季積雪は約100〜150cm。降雨による災害や降雪期の雪崩、融雪期の雪泥流・地すべりなどが度々発生し、古来より、急流・姫川は氾濫を繰り返してきた。洪水などの災害防止のために、
河川整備が行われている。護岸の侵食や河床低下などで堆積土砂除去、河床掘削、護岸工事、立木伐採、流木撤去、草刈り、河川監視パトロールなどを国・県・市町村、利水関係者、河川愛護団体、ボランティアらが河川環境保全に
取り組んでいる。姫川における今後30年間の河川整備を示した姫川水系姫川圏域河川整備計画(案)を策定し、地域住民の意見を反映させるために公聴会を開催。
大町建設事務所、県建設部河川課、白馬村建設課、小谷村建設水道課。
(問)大町建設事務所整備・建築課 TEL 0261-23-6534
■2022.6/19;白馬村野平に絶景人工芝サッカー多目的球技グラウンドがOPEN。
スポーツ振興と地域活性化を目指す一般社団法人P.A.S.Sは野平に「アカリエ・ハクバ・ミライ・フィールド」をOPENする。サッカー好きとして知られるスキマスイッチの常田真太郎さんが発起人となる取り組み。かつては合宿や大会が行われていた
白馬を再びサッカーの地とする。
■グリーンシーズンにもっと賑わいをと白馬村野平に「人工芝のサッカー場」が完成した。
残雪の白馬連峰を望む森林と田畑に囲まれた絶景の地(標高800m)に「アカリエ・ハクバ・ミライ・フィールド」が完成した。幼い頃からスキーなどで白馬を訪れていた「スキマスイッチ」の常田真太郎さんらが設立した一般社団法人
「P.A.A.S」が手掛けた。白馬村に冬のスキーだけでなくグリーンシーズンも多くの人に足を運んでもらおうという狙い。発起人の常田さんは「この景色を見て育ったので、白馬村のために出来ることをしたいと探していました。
その恩は返せた感じ」と。白馬村には父親が学生時代にロッジでアルバイトをしていた縁で子どものころから家族で通っていたという。6/19;こけら落としの記念イベントでは白馬村・下川村長もPK戦に参加、親子サッカー大会と、
元日本代表の選手などが参加したチームとのエキシビションマッチも行われた。J3松本山雅FCの元選手らを助っ人に加えた大北チームは地元のサッカー経験者、北京冬季五輪でメダルを獲得したノルディック複合の渡部暁斗選手と
善斗選手も参加した。フィールドは国際基準に合った縦横130m×90mの広さ。利用は半日貸切り(\1.8万円〜)。今後、サッカーの合宿、大会誘致、イベントで利用したいという。
■2022.2月、自然豊かな白馬八方にサウナも楽しめるグランピング施設「From P」がOPEN。
施設ではドームテント(直径7m)で内装もおしゃれ。シングルベッド×2-4、テーブル・ソファー、冷暖房、Wi-Fiなど完備。5棟のドームテント、うち3棟はフィンランドの木材を用いたプライベートサウナ。テントからは白馬の山々を
見ることができます。別棟には風呂・トイレ・洗面所・ドライヤー・アメニティも。1泊2食。地元の野菜を使った朝夕食も提供。(2-4名/棟)
(問)PHぴー坊 TEL 0261-72-3780
■1/7〜;白馬和田野の「白馬樅の木H」は、雪景色の中で雪上「グランピング」ができる宿泊プランを提供。
スキーやスノーボードをしない人でもドーム型テントで雪景色を楽しめる冬の宿泊商品。防寒性の高い直径6mドーム型テントを3棟設置。テント内はホテル並みの豪華な内装で、夕食にはチーズフォンデュなどが楽しめる。ホテルの客室や
温泉なども利用可、テント内での就寝に不安を感じる場合は客室に泊まることもできる。(\2.4万円〜/1泊2食付,1日3組限定)
(問)リゾートホテル白馬樅の木H TEL 0261-72-5001
■「ブルーキャピタルマネジメント」は再生可能エネルギー事業の他、ウェルネス、開発・投資事業行ない、グループ企業がリゾート施設運営やスポーツ振興・健康などを手がけている。「Blue Resort白馬さのさか」(白馬さのさかスキー場)、
「Blue Resortレイクビュー白馬」、「Blue Resort NORIKURA」(Mt.乗鞍)、「乗鞍高原湯けむり館」、「Blue Resortヤナバ」(準備中)などを手掛ける。
「Blue Resort白馬さのさか」は、2021-2022シーズンの「白馬さのさかスキー場」は営業休止。これまで営業に向けて準備を進めてきたが、昨今の社会情勢の中、新型コロナの感染状況などを考慮し、
白馬さのさかスキー場及びレイクビュー白馬の営業を休止すると発表。営業休止の理由は「新型コロナの感染状況などから運営内容の見直しが困難と考えた」とした。2020-2021シーズンは一旦営業中止を発表したが、コロナ渦の中、
地元観光関係者や宿泊施設などの要請・支援もあって、2020.12/19ー2021.3/28に営業を行なった。2021年はシーズン前に休業を決めた。スキー場関係者は「2022-2023シーズンは通常通り営業ができるよう、施設の整備を進めていきたい」と。
さのさかスキー場は標高が低く、例年、暖冬傾向もって雪不足により、スキー場営業期間が短かい。
利点は、1)R148沿いに駐車場(P1100)があり、アクセスが良い。2)青木湖を望みながら気持ちよく滑走。3)モーグルコース常設。4)混雑しない。5)強風の日でも影響を受けない。
欠点は、1)総面積40haの小規模なスキー場で標高差(740m-1200m;460m)もなくコース(最長2.1km/最大斜度32度)が短い。2)雪不足ぎみ。3)リフト数(5;1T,2Q、3Q,5P,6P)も少ない。
ゲレンデ・コースは、ニューパラダイスG(500m,最大斜度36度)、カービングG(700m)、パラダイスG(600m)、パラダイスDH(800m)、レイクダウンG(1.5km)、モーグルC(250m)、ファミリーG(600m)
■9/30;白馬村にコンテナホテル「raw_」(ロウ)がOPEN。
海上コンテナを再利用した宿泊施設で1日3組限定。一棟ごとに独立したプライベート空間で大中小の3つの部屋を備え、スキーや登山などのアウトドアで白馬村を訪れる人をターゲットに宿泊営業をスタート。スキー場やJR白馬駅などにも
アクセスしやすいR148白馬五竜交差点近くに位置、隣接するコンテナ建築のラーメン屋「高橋家」と連結してひとつの大きなコンテナ複合施設が誕生。海上コンテナの耐久年数は約15年、年数を経ると国際輸送用から国内市場用に回される。
その後、コンテナとして使用できなくなったモノを倉庫やコンテナハウスとして再利用するケースが増えており、「コンテナホテル」という宿泊施設は近年注目度が高まっている。繰り返しの衝撃にも耐えられるようつくられたコンテナは、
耐水・耐火性に優れたとても頑丈な「箱」で、建材としても安心して利用できるという。部屋は3タイプ。滞在スタイルに合わせて選択可。冬には豪雪地帯となる白馬村でも快適に過ごせるよう、各部屋とも耐久性の高いコンテナに一流の
防音・断熱加工を施している。
ROOM1;賑やかに過ごせるカリフォルニアスタイルルームで明るくさわやかな雰囲気、開放感あふれる部屋。大人4,子ども2の最大6人が宿泊可、ベッドルームはキングとダブルの2部屋、電子レンジや冷蔵庫のあるキッチンも完備。室内に
シャワールーム、2階のルーフトップテラスにはバスタブを備える。
ROOM2;NYスタイルルームはかっこいいを表現したミドルサイズの部屋。2人での利用に特化した部屋で、ダブルサイズのベッドとキッチン、2階のルーフトップテラスにはバスタブを備える。
ROOM3;コンパクトで機能的な北欧スタイルルームで機能性とリーズナブルさを求めた、1-2人向けの部屋。最高品質のダイブサイズベットを導入し、テレワークにも適したつくり。
(問)コンテナホテル「raw_」
■2022.4/15〜;小谷村中土のジェラート店「オタリアンジェラート」では地元の季節の食材をジェラートに取り入れています。
小谷村中土のそば屋「蛍」(店主・宇田川光平さん)が2021.8/11;オープンしたお店。10種類以上並ぶジェラートには小谷や県内産のそば、酒粕、山菜(よもぎ・ふきのとう)、サルナシ、山ぶどうや桜などの花などを使っています。
ふきのとう焦しキャラメル、山桜の塩ジェラートなど。山並みを眺めながら酒粕味・そば味のジェラートを味わう。店主の宇田川さんは、子供の頃に小谷村に山村留学した縁で、2007年にそばの店をスタート。「小谷は作物がおいしい。
ありとあらゆるものがおいしい。ジェラートを小谷の作物や産物で作ったらおいしいだろうと、14-15年間考えていた」という。「地域を盛り上げたいという思いと、山村留学の時からお世話になっているのもあり、少しでも恩返しが
できればと。2014年の神城地震で人口が減ってしまったので、少しでも人が村に入って来てくれたらうれしい」と。これからラズベリーやウトブキ味が登場。夏からはスイカ、とうもろこし、焼ナス、ナシ、クリ、マスカット、柚子、
落花生、花豆、芋、干し柿、紫米などいろいろな季節の食材が並ぶ。「オタリアンジェラート」はそば屋蛍からすぐ近く川尻小谷糸魚川線沿い(車1分,P40)。イートイン(22席)(10:00-17:00,火/水定休,冬季休業)
蕎麦屋「蛍」は4/23〜OPEN中。
(問)蕎麦屋蛍 TEL 0261-85-1810
■2021.8/11;小谷村中土に開店した「オタリアンジェラート」
そば屋「蛍」の宇田川さんが営むお店で蕎麦・酒粕・フルーツ・野菜のジェラートが味わえます。焙煎した蕎麦の実を使用した蕎麦ジェラート。清酒「雨飾山」「小谷錦」を製造する北安醸造の「北安大国」の酒粕を使用した酒粕ジェラート。
サルナシ・山ぶどう・栗・よもぎ・とうもろこし・焼き茄子など小谷村や県産の季節のフルーツや野菜を使ったジェラート。(ジェラート;\340/シングル,\390/ダブル)
(「オタリアンジェラート」は、そば屋蛍からすぐ近く川尻小谷糸魚川線沿い(車1分,P40)。イートイン(22席)(10:00-17:00,火/水定休,冬季休業)
(問)蕎麦屋蛍 TEL 0261-85-1810
■小谷村観光連盟はグリーンシーズンのアクティビティを、SNSでショートムービーを配信。
村内でできる体験の短い動画に魅力を凝縮し発信。動画は栂池自然園や栂池WOW、栂池・石坂・コルチナなどのCAMP、シャワークライミングやE-BIKE、PGなどのアクティビティをテーマに1分程度の短さでまとめ直感的に体験の面白さが伝わる内容とした。
※小谷村YouTubeグリーンシーズン
■12/6;良好な景観の保全・形成を図る「小谷村景観づくり計画」策定に向け、村議会定例会に景観条例制定案を提出する。
可決されれば景観計画を策定できる「景観行政団体」への移行手続きを開始。計画は2023.2月から一部、6月から全面施行を予定。素案は4回の景観計画検討委員会で、住民説明会やパブリックコメントで募った意見を反映してまとめた。
「塩の道」を基軸とした小谷村らしい景観をより良い形で後世へ伝えていくとし、「彩り豊かな四季と塩の道がつなぐふるさと小谷の景観づくり」を基本理念とする。
■9年前に村唯一の書店が閉店した白馬村白馬町で、本屋の復活プロジェクトが進行中。
白馬駅前にあった村唯一の書店「福島書店」は40年前に開店し、2014年に閉店した。「福島書店」は元村長の福島信行さんが営んでいたお店。ネットショッピングの普及などもあり客が減り9年前に閉店した。本屋は大町にしかない。今回、
本を売るオーナーを募り、交流の場として再生させるプロジェクトが進んでいます。改装して新たな書店「Re:Public」を5月にOPEN予定。本棚の1区画を\2000円/月で「オーナー」に貸出、お薦めの本を並べて販売してもらうというユニークな
形態にする。カフェを併設し新刊本ではなく古本を扱う書店に。本棚に30cm2の区画を用意しオーナーを募る。本が売れるたびに収入をオーナーに還元する仕組み。2階には宿泊施設も設ける予定。「本屋というよりはコミュニティースペースと
いった意味合いもあってあたたかい場所に、本と触れ合ったり、本の中の世界に触れるような場所をつくれたら」と。店の改装はCFで資金を募り、2022年夏からボランティアと一緒にDIYで店舗のリノベーションを進めています。施設名は
「リターン」(回復)と「パブリック」(公共)を組み合わせた「Re:Public」。Re:Publicの福島洋次郎さん(村観光局事務局長)は「このエリアで交流して深い関係性を築ける場所になれば、この場所をつくってよかったと思える瞬間になるのかな」。
場所はR148沿い長野銀行白馬支店前。(CF目標300万円、支援額240万円、支援者数180人)
※白馬村本屋さん復活プロジェクト「本のある風景」を取り戻したい!
■1956.9/30;神城村と北城村が合併して白馬村が誕生。2006.9/30;「白馬村合併50周年記念式典」が行われた。当時は稲作中心の農村だったが、1958年暮れに八方尾根にケーブルがかかり、北アルプスの自然を生かした観光開発が始まった。 スキー観光客は年間280万人(1991年ピーク)、白馬村観光客数は1992年にピークの約387万人が訪れる観光村に変身、1998年長野五輪ではスキーの主会場ともなった。その後はスキー客減少で観光客が減少。2005年270万人、2018年220万人、 2019年240万人、2020年170万人、2021年140万人、2022年190万人。式典では登山ブームの頃の記録映像で、当時の信濃四ツ谷駅前で猿倉への登山バスを待つ長い人の列などの映像が流れていた。昔、八方口は四ツ屋で「四ツ谷」と呼ばれていた。 1954.6/1;白馬町に改名、駅名を「白馬駅」に改称するように当時の国鉄に陳情。1968.10/1;白馬駅に改称された。
■2023.7/1;大町税務署管内の最高路線価は、前年と同じく白馬村北城の村道和田野線で、対前年変動率で+16.7%上昇、関東信越管内63署で最も高く、全国でも3番目に高い上昇率。白馬村の和田野線は2.8万円/1u。不動産鑑定士によると、 数年前から北海道ニセコ等に比べまだ地価の低い白馬に目を付けた外国人投資家が入り、高値の取引もある状況で、地価の上昇が続いている。大町署管内の中でも「特殊な地域」という。
■2022年の路線価の上昇率が20.0%と全国トップの白馬村
村道和田野線沿いは林の中にホテル・別荘・ペンション・コテージなどが立ち並ぶ。コロナ禍に伴うテレワークの普及などで別荘需要が高まり、地元観光業者は、築10年前後の別荘の中古物件が売り出されると、すぐに買い手がみつかる盛況ぶりという。
インバウンドによる不動産需要が活発化し、スキー場のゲレンデにアクセスのよい場所に人気が集中し、在日外国人の富裕層や国内の富裕層、企業などが購入している。在宅勤務の広がりで都市部から移住する人が増えた郊外のリゾート地は価格上昇が
目立っています。同じ別荘地の軽井沢や北海道ニセコより地価が安く、北アルプスの景観の良さもあって選ばれているのではと話す。さらに新型コロナの収束で、再び外国人の需要が増える可能性もあるといいます。白馬村は「コロナで宿泊事業者から
悲鳴が聞こえた時期もあったが、2022年GWは国内観光客でにぎわった。今後、インバウンドが復活し、別荘需要もさらに高まってほしい」と。
■2023.7/1;地価調査結果で、白馬村内では全5ヶ所で2022年より上昇。北城エコーランドの商業地では、インバウンドの回復などでホテル建設需要が高まったことなどの影響で、上昇率は27.3%と県内で最高、全国でも7番目。白馬村はインバウンド需要が 回復傾向になったことから外国人向けのホテル建設や高級貸別荘などの需要が高まり、上昇が続いている。村内平均変動率は15.0%、4年連続の上昇。エコーランド(北城新田)は2022年(13.3%)に比べて2倍以上の上昇率で、基準地価格は4万100円/1u。 村内住宅地でも3地点全てで上昇、平均変動率2.0%で5年連続上昇。大北の住宅地は、松川村で2.3%上昇、2022年の0.8%に続き2年連続の上昇。大町市は-1.2%、池田町は-1.5%、小谷村は-0.9%。商業地では、大町市は-2.4%、松川村で-0.5%。
■2023.7/1;土地取引の目安となる「地価調査」結果が公表され、県内は住宅地・商業地ともに下落率は縮小、上昇する地点が増えた。
土地全体の需要は回復傾向。地価調査は、7/1時点で全市町村401ヶ所の土地価格調査。2022年と比べた平均変動率は、住宅地で-0.5%と27年連続、商業地で-0.4%と31年連続の下落、下落幅は住宅地0.2P、商業地0.6P縮小。
商業地で上昇率が最も高かったのは白馬村北城新田。白馬村ジャンプ競技場に近いエコーランドは+27.3%と2022年より14P上昇した。全国で7番目の高さ。白馬村の地価上昇はインバウンド需要の回復で宿泊施設などの建設が相次いでいる。
このうち海外に本社がある企業は白馬村に土地を購入、2022年12月、レストラン付の宿泊施設をオープンした。宿泊施設によれば、新型コロナの5類への移行に伴って、オーストラリアやアジアなど海外からの観光客が増えている。1泊80万円の
高額な宿泊プランにも引き合いがあるという。「プライベートジェットを使って来る外国人も大勢いる。今冬の白馬も盛り上がるのではないか」と。白馬村にある不動産「みそら野管理事務所」は、今後もインバウンド需要を取り込もうと、
宿泊施設や貸別荘などを購入する動きは続くとみる。「毎日のように物件の問合せがあるが、提供する物件がない状況。物件を求める地域は白馬にとどまらず、大町などにも広がっていくのでは」と。住宅地では、2022年まで価格が
6年連続1位だった長野市栗田西番場を、旧軽井沢の別荘地「軽井沢上御原」が上回って最高14.1万円/1u。住宅地と商業地で落幅が縮小した理由について、鑑定評価員は、新型コロナの収束に伴い、経済・企業活動が活発になっていることや、
観光地を中心に海外からの需要が高まっていることをあげる。インバウンドが回復傾向となったことから、外国人向けのホテル建設や高級貸別荘などへの需要が高まり、地価の上昇が続いている。市町村別では、軽井沢町が住宅地、商業地ともに
全地点で上昇、首都圏の富裕層を中心とする別荘地需要のほか、子育て世代や高齢者層の移住も目立っている。
■白馬村を流れる平川。
過去(1995年7/11)には小谷村で豪雨災害が発生し、姫川が氾濫して多くの災害発生した。土石流で家屋が倒壊、温泉が埋没、道路や橋、線路が崩壊した。白馬大雪渓では土石流が発生。
白馬村では姫川支流の平川・松川上流は砂岩や蛇紋岩で、土砂が川に流出、複合扇状地を形成している。昔から度々河川の氾濫で水害が発生した。
1953.7/7;豪雨で松川橋上流が破堤し、大出区が浸水。1957.8/29;大雨により松川が氾濫。北城小のピアノが鍵盤まで浸水。
1959.7/10;松川・姫川が氾濫。1959.9/26;台風で松川決壊。家屋114戸流出。1965.7/12;梅雨豪雨で松川氾濫し大出区が浸水。
2003.6/28;白馬大雪渓で雪泥流発生。白馬尻小屋に土砂流入。2005.8/11;白馬大雪渓杓子岳で斜面岩盤崩落。2006.7/22:白馬大雪渓上部の白馬岳側で土石流発生。
砂防ダムは高さ約7m以上、それ以下は砂防堰提という。小谷村や白馬村には400を超える砂防堰堤が存在する。松川は唐松岳や五龍岳を水源とし、白岳沢、大黒沢、八方沢、崩沢などが合流し、平川に流れ込む。白馬47の奥の平川にある
「源太郎砂防堰堤」は高さ8m、堤頂長231mで4段の堰堤。1991年平川流路工第一期計画完了を記念して、白馬村前横沢裕村長は「白馬村の歴史をみたとき、絶えず発展の前に砂防事業が行われてきたことを忘れてはいけない」とし、
「はじめに砂防ありき」の碑が建立された。
2023.7/21;砂防事業促進を目的に、平川・松川砂防工事促進期成同盟会総会、そして南股の砂防堰堤視察が行われた。
■2022.7/10;新人同士の争いとなった任期満了に伴う「白馬村長選挙」は、歴代村長で最年少の丸山俊郎さんが初当選を果たした。
新人で旅館業の丸山俊郎氏が新人で元村議の篠崎久美子氏を329票差で破り初当選。丸山さんは6月に立候補表明。
当選・丸山俊郎;2751票、篠崎久美子;2422票
投票率;76.02%,投票総数;5249票(有効投票;5173票,無効投票;76票),前回選を8.45P上回った。白馬村では2期務めた下川正剛村長が今期限りで引退を表明、選挙戦となった。
丸山さんは白馬村出身(47才)、白馬中卒、大町高卒、日大商学部卒。1997年白馬観光開発、1999年オリエンタルランド、2004年オーストラリアワーキングホリデーなどを経験、2009年信州白馬八方温泉「しろうま荘」(家業)就任。
2012年10月しろうま荘がワールドラグジュアリーホテルアワードで日本初となるグローバルウィナーを受賞、Luxury Ski Resort世界一の称号を手にした。2021年4月東京2020オリンピック聖火リレーで白馬村第一走者を務めた。
新型コロナ禍から観光業を早期に回復させると主張し、丸山氏は「新型コロナによる観光客の減少で村の基幹産業である観光業が大きな打撃を受けた。みずからトップセールスを行い観光客を呼び戻したい。このほか、IT技術を導入する
などして農業振興を図りたい」と。丸山さんはコロナ後を見据えた観光業の立て直しや、教育環境の充実による移住促進などを訴え、若い世代を中心に支持を広げた。「必ずこの大変な時期を乗り越え、次の世代に引き継ぐことができる
明るい白馬をつくる」と決意を語った。白馬ならではのコンテンツに磨きを掛け、四季を通じた付加価値を創造し、地域経済の活性化に取り組むとしている。
1)観光;村営山小屋改修、道の駅充実。大糸線存続とリゾート列車やサイクルトレイン運行。テレワーク環境整備と長期滞在者誘致。観光局・振興公社・HAKUBAVALLEY tourismなど観光団体連携強化、村長のトップセールス。
空家・空き店舗活用。IT産業誘致。
2)環境対策;「気候非常事態宣言」「ゼロカーボンシティ宣言」に則った地球温暖化対策。小水力発電によるエネルギー自給率向上、電気自動車導入、省エネ住宅補助、省エネリフォーム補助。
3)農業振興;農業振興、遊休荒廃地化対策、スマート農業導入、農業人材確保。
4)交通対策;松糸道路など交通インフラ充実、使いやすい公共交通インフラ整備。スクールバス・コミュニティバスなど公共交通網体制整備。
5)災害対策;神城断層地震で防災対策
6)教育等;新図書館は公園併設型複合施設化、白馬高存続。一貫した地域教育・英語教育の充実。スポーツ・文化・芸術交流の活発化。リフト券無料化継続。
誰もが安心して暮らせる白馬へ!子育て世代や高齢者、障がい者に手厚い福祉施策、白馬村らしいコミュニティを創造するなど。
なお、篠崎さんは前回選に続いて立候補し、観光業や農業振興による経済活性化などを訴えたが及ばなかった。
★★★観光(HAKUBAVALLEY TOURISM)★★★
※大町・白馬・小谷の「HAKUBAVALLEY」スキー情報は、白馬スキーカレンダー・白馬スキー場降雪情報1に移動しました。
1)「白馬八方温泉」;(八方の湯、みみずくの湯、おびなたの湯、郷の湯) アルカリ性単純温泉。蛇紋岩地層から湧くpH11の強アルカリ温泉。肌表面の汚れや古い角質を落としてくれる湯で、日本唯一の天然水素温泉。熱いお湯。 効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、痔病、高血圧、疲労回復、美容など。 ・八方交差点近く足湯「和の湯」の奥にある「八方の湯」は内風呂と露天風呂。(10:00-20:30,\850/大人,\500/小人) ・スノーピークランドステーション白馬近くの「みみずくの湯」は内湯と露天風呂。(2024.10/28-12/20;休館,〜10/27;10:00-21:00,\700/大人,\400/小人) ・松川の二股(北股入・南股入)にある「おびなたの湯」は露天風呂のみ。(〜10/31,\700/大人・中学生以上,\400小学生,\200/幼児(3歳〜未就学児)。(11/1-7/中;冬期は貸切営業) ・八方温泉街の六角形の外観の「郷の湯」は内湯のみ。(2024.10/28-3/31,通年12/1-3/31,14:00-20:00;\700/大人・中学生以上,\400/小学生,\200/幼児(3歳〜未就学児) (問)八方の湯 TEL 0261-72-5705 (問)みみずくの湯 TE L0261-72-6542 (問)おびなたの湯 TEL 0261-72-3745 (問)郷の湯 TEL 0261-72-6541 |
2)「白馬姫川温泉」;(白馬ハイランド:天神の湯、五竜エスカル:竜神の湯、白馬岩岳) ナトリウム塩化物泉。姫川から自然湧出する温泉。pH7.4で弱アルカリ性よりの中性。温泉成分の塩分で保温性が高く、肌の表面がしっとりとする。 ・効能は神経痛、筋肉痛、婦人病、冷え性、痔症、関節痛、やけど、切り傷、消化器病、皮膚病、疲労回復、健康増進。 ・高台にある見晴らしのよい「天神の湯」はわらび平の湯(宿泊者専用;内湯・寝湯・露天風呂、貸切風呂)と日帰り入浴(内湯・露天風呂・サウナ)。サウナ中止。混雑時は整理券発行、受付中止あり。 天神の湯(11:00-18:00,\800/大人・中学生以上,\400;3歳〜小学生) ・白馬五竜エスカルのB1にある「竜神の湯」は内湯・サウナ。(〜10/20;13:00-17:00,冬期;13:00-21:00;\700/大人,\400/子供) ・白馬岩岳ゴンドラ近くにある「岩岳の湯」は内風呂・クロモジサウナ。(〜11/17,13:00-21:00,\700/大人,\350/小児(3〜12歳未満)) (問)天神の湯 TEL 0261-72-3450 (問)竜神の湯 TEL 0261-75-2101 (問)岩岳の湯 TEL 0261-72-8304 |
3)「白馬塩の道温泉」;(倉下の湯) 二酸化炭素ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉。炭酸泉で鉄分などのミネラルが豊富で茶褐色の温泉。炭酸ガスで血行促進、疲労回復などの効果あり。 ・松川にかかる白馬大橋のたもと河川敷にある「倉下の湯」は半露天風呂のみ。内湯はない。源泉かけ流し。夕方は登山者・スキーヤ・キャンパーが多い。午前中〜昼間は空いている。 ・効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、うちみ・くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復、健康増進など。 (10:00-20:00;\600/大人・中学生上,\300/3歳以上小学生以下) (問)白馬塩の道温泉倉下の湯 TEL 0261-72-7989 |
4)「白馬龍神温泉」;(なごみの湯宿:白馬龍神温泉) ナトリウム塩化物・硫酸塩泉。硫酸塩温泉で肌の保湿、肌のハリ・うるおい効果。 ・道の駅「白馬」近くにある「白馬龍神温泉」は内湯・露天風呂・つぼ湯・サウナあり。岩盤浴(宿泊者専用)。 ・効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、打ち身、捻挫・くじき、消化器病、冷え性、高血圧、高コレステロール血症、疲労回復、健康増進など。 宿泊(15:00-22:00内湯・露天,7:00-9;00内湯のみ)と日帰り入浴(平日15:00-20:00,\2000/大人,\1000/子供) (問)白馬龍神温泉なごみの湯宿 TEL 0261-85-2803 |
5)「白馬みずばしょう温泉」;(Hシェラリゾート白馬:古民家の湯) ナトリウム炭酸水素塩泉。成分90%以上が重曹成分でツルツル肌の美肌の湯。ホテル宿泊棟から離れた場所にある温泉棟で、江戸古民家風の「古民家の湯」 ・白馬岩岳から落倉高原の途中にあるHシェラリゾート白馬内の「白馬みずばしょう温泉」は内湯、檜の露天風呂/岩露天風呂。落ち着いた雰囲気の温泉で良く利用。貸切風呂は和室風呂,テルマエロマエ,五右衛門風呂。冬は雪見風呂。 ・効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、うちみ・くじき、慢性消化器病、痔病、冷え性、疲労回復 健康推進など。 (宿泊;6:00-11:00,13:00-26:00)、日帰り入浴(13:00-17:00,\1500/大人,\1000/子供,繁忙期;\2000/大人,\1500/子供) (問)Hシェラリゾート白馬古民家の湯 TEL 0261-72-3250 |
6)「白馬かたくり温泉」;(十郎の湯) 単純温泉。無色透明の弱アルカリ性単純泉。肌にやさしく美肌効果。温泉設備の不具合で沸かし湯で営業中。 ・飯森民宿街にある「十郎の湯」は内湯と半露天風呂・サウナ。露天は緑褐色で少し濁り、無味無臭で肌はすべすべ。夕方はスキーヤが多い。昔は飯森に民宿が多数あり、白馬47の客も入浴していたのでイモ洗い。昔は冬期24H営業・仮眠できた。 ・効能は効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、うちみ、慢性消化器病、冷え性、疲労回復、健康増進など。 (10:00-21:30,\700/大人,\500/子供,第2火曜休み,祝祭日は翌日) (問)十郎の湯 TEL 0261-71-8160 |
■2023.7-10月のグリーンシーズン利用者数;八方尾根(6.4万人),白馬岩岳(13.2万人),栂池高原(5.2万人),鹿島槍(0.2万人)
■白馬村、小谷村、大町市にある10スキー場のインバウンド誘客などを推進する「ハクババレーツーリズム」は今冬の外国人観光客の回復予測を上方修正し、コロナ禍前の2019-2020シーズンと同じ37.5万人と予測。
当初の予測から約2万人増加。日本人客を含む総来場者数は150万人を見込んでいる。外国人客の増加が見込まれることから、ハクババレー事務局では冬季に運行しているスキー場シャトルバスを当初計画していた7台から今冬は8台に増便。
運行ルートも見直し、これまでは1時間に1本程度だった運行が最短で15分に1本ほどに増本する。
■白馬村・小谷村・大町市と索道事業者、観光団体でつくる一般社団法人「HAKUBAVALLEY TOURISM」が掲げるSDGsビジョン達成に向け、2023.6/9;「五竜エスカルプラザ」でゼロカーボン勉強会が開かれた。
3市村のスキー場関係者約50人が参加。気候変動が積雪量や滑走可能日数に影響を及ぼしている中、スキー場における再生可能エネルギー導入など、できることを考えた。
■白馬村は観光庁の「持続可能な観光推進モデル事業」に採択され、7/24;白馬村丸山俊郎村長は、次期観光地経営計画策定、観光財源導入の議論、環境に対する宿泊事業者の取り組みを観光庁のモデル事業として実施する。 「観光地白馬を将来にわたりつないでいけるようにしたい」とし、公約に掲げる「持続可能な観光地経営」実現に向け期待を込めた。同事業は地方自治体や観光地域づくり法人(DMO)を観光庁が支援し、持続可能な観光地域づくりに 向けた体制構築を目的とする。「日本版持続可能な観光ガイドライン」に基づく実証事業などを実施する。
■小谷村でデジタルサイネージを導入予定。
1)小谷村内のパブリックエリアを含め、複数個所にデジタルサイネージ等を導入し、観光客の周遊を促し、滞在時間の向上を見込む。
2)提供コンテンツ;イベント情報、天気予報、道路交通情報、県内外ニュース、SNSと連携した旬な観光情報、災害情報など。
3)設置予定場所;「道の駅おたり」(固定式)、他は移動式で、小谷村3スキー場の「栂池高原スキー場」(雪の広場,栂池自然園ビジターセンタ/栂池エデン/栂池パーク/ヴィレッジツガイケ)、「白馬コルチナスキー場」(Hグリーンプラザ白馬)、
「白馬乗鞍温泉スキー場」(白馬アルプスH)、「南小谷駅」、「ローソン小谷店」、「オタリアンジェラート」、「雨飾山キャンプ場」などを予定。夏季/冬季でデジタルサイネージの配置場所は変更。
4)「デジタルサイネージによる観光情報発信業務」(公募型プロポーザル方式による事業者選定)。企画提案書提出(8/18);デジタルサイネージ設置,システム構築,運用・保守・管理,見積書等。履行期間(契約締結〜12/31)、費用上限(1880万円)
(問)小谷村観光地域振興課 TEL 0261-82-2585
■白馬・小谷・大町3市村の広域型地域連携DMO「HAKUBAVALLEY TOURISM」は総会を終え、活動実績や来期活動方針を記したアニュアルレポートを公表。県の補助を得られる重点指定最終年を迎え、コロナ対応を優先しつつ今後に向けて
自走可能な体制整備を行う。
HAKUBA VALLEY 冬(スキー場の外国人スキーヤ来客数);37.5万人(2019-2020)→4.9万人(2021-2022)
夏の観光客数;246万人(2019-2020)→164万人(2021-2022)
活動はSNS(FB/インスタ)投稿と閲覧分析、統一ルールSafety Tipsの部分修正、スキー場サイン統一化協議、SDGsアクションリスト・ハンドブック作成・動画制作、八方MTBトレイルの整備、いいもりゲレンデ内MTBコース検討、HV八景選定、
八景フォトコンなど。今期はグリーン期PR動画制作、統一サインの設置、事業者向け勉強会、いいもりMTBコース整備、HV内サイクルパーク構想検討、八景案内板の設置、フォトコン・周遊旅行商品開発、食材・料理の研究など。
小谷・白馬・大町サイクルトレイル検討。2年目から八方地区にMTBコース整備;咲花G-細野神社(約1.5km)。3年目にいいもりGにMTBコースを新設予定。
(問)ハクババレーツーリズム TEL 0261-71-1898
■白馬村観光局が手掛ける村公式「HAKUBA ORIGINAL」のグッズ販売が3年目。
新商品を続々と展開。2023年は商品のラインナップを幅広くした他、村キャラクター「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世」のぬいぐるみ(\5800)をリニューアルした。ボトル・マグカップ、キャップ、Tシャツなどいろいろ。
■3/27;外国人観光客の長期滞在に向けて白馬村、長野市、松本市の3自治体が観光に関する連携協定を結んだ。
国際的なスノーリゾート白馬、趣のある門前町長野、城下町松本。白馬村に訪れる外国人観光客に長野や松本にも足を伸ばしてもらい、長期滞在型の観光を進める狙い。
3/27;白馬村で締結式が開かれ、白馬村丸山俊郎村長、長野市荻原健司市長、松本市臥雲義尚市長が協定書に署名した。目的は外国人観光客の長期滞在に向けた連携。各エリアの魅力的なコンテンツをめぐる旅行商品の開発を支援し、
共同でイベントを開くなどして、外国人観光客のニーズを捉えた長期滞在型観光を推進したいとしています。3つの地域の自然や食文化、文化芸術に触れるツアーの開発などを行う。
白馬村丸山村長は「文化や芸術のある長野市、松本市とともにアフターコロナに向けて、長野県の魅力を最大限に活用し、地域のコンテンツを磨き上げていきたい。世界中からお客様をお迎えし、ひいては日本のインバウンド観光を
けん引したい」
長野市荻原市長は「松本には県内唯一の空港がある。インバウンドにおける交通面などの地域課題にも取り組んでいきたい。経済活性化につながる取り組みにしたい」
松本市臥雲市長は「インバウンドでは白馬村の人気が突出しているが、白馬村を訪れる外国人が松本にも来てくれるよう取り組みたい。東京や京都に負けないリゾートエリアになる」
■北ア山麓の自治体は通年で安定した観光客の入り込みを目指しています。
実現に向けて、課題となっているのは財源の確保。白馬村・大町市・小谷村などで作る「ハクババレーツーリズム」は、外国人観光客の滞在環境を整備したり、プロモーションを強化することで、年間を通じて安定した観光客の確保を目指しています。
ハクババレツーリズム・高梨光代表は「おおむね計画通りに事業は進捗したと思うが残念ながら見事にコロナとタイミングが重なってしまったので少し未完成な部分がある」と。SNSでのプロモーションなどの活動実績を県に報告した。
手ごたえをつかんだ一方で「まだ未完成」としたのがSDGsを地域に定着させるための啓発活動や、訪問のきっかけになる食文化の発信など。阿部知事は「年末から来年に向けては全国的にも長野県としてもウィズコロナの体制に転換していかなければ
いけない。他の地域に遅れることなく観光産業の再生、日本中・世界中から再び多くの観光客を迎えられるように取り組まなければけない」。白馬エリアは近年、夏の誘客にも力を入れています。さらなる発展に向けて、観光税の導入検討なども
課題としてあげた。阿部知事は「観光振興の税金は私の公約にも入れているので県としても考えていかなければいけない」。外国人観光客の回復に向けては、阿部知事が先週、国に水際対策の緩和などを求めています。
■白馬村の美しい自然を不変的なデジタル記録として残そうと、白馬村観光局がプロジェクトに乗り出している。
複製・改ざん不可能なデジタル証明書「NFT」(Non-Fungible Token)を用いて、村内で撮影された写真に時刻や位置などの情報をひも付け、特設サイトで公開する。観光局が推進する循環型経済を目指す「グリーンワーク白馬」の一環として、
デジタル技術を用いた今後の活用を検討する実証実験と位置付ける。観光局は「白馬で最も価値のあるものの一つが自然景観。NFTで残すことで価値を保存したい」と。将来的にはNFTで残したデジタルデータを流通させ、利益を環境に資する
取り組みに活用する構想もある。
■白馬のDMO「HAKUBAVALLEY TOURISM」は、白馬エリアの観光客数の予測を発表。
観光客の回復が標準的な速さで進むと仮定する「ベースシナリオ」の場合、2022年の観光客数(2022.6月〜2023.5月)は、306.4万人(前年比14%増)との見通し。新型コロナ前の2019年実績値と比べ、81%の水準まで回復。夏季は日本人客が
増加するほか、インバウンド客が徐々に入り始めるとみる。冬季はインバウンド客が増える一方、2021-2022冬に急増した日本人客は反動減になると予測。観光客の回復スピードが速いと仮定する「アップシナリオ」では、334.3万人(前年比24%増)を
見込む。2019年実績比で89%。2025年には、ベースシナリオの場合で98%まで、アップシナリオの場合で104%まで回復すると予測。
■白馬村・小谷村・大町市と観光団体、索道事業者でつくる広域連携DMO「HAKUBAVALLEY TOURISM」は、今後の外国人・日本人来場客数の最新の回復予測を公表。
国内外合わせての推計では、コロナ前2019年と比べ、2022年-2023年にかけての来場客は夏81%、冬82%まで回復すると分析。コロナ前水準へ戻る時期は夏は2025年以降、冬は2025〜2026シーズン以降と予測した。
■「NAGANO SNOWLOVE.NET」は、2000年より22年間、県内のスキー情報を発信をしてきたが、2022.6/30でHPとInstagram、Mail Magazineサイトは閉鎖・終了。
SNOWLOVE.NET公式TwitterとFacebookは当面の間運営。今後の県スキー場情報は、長野県公式観光サイト「Go NAGANO」で発信予定。
(問)事務局長野県観光機構 NAGANO SNOWLOVE.NET実行委員会
■2021.5/19;白馬・小谷・大町3市村エリアの広域型地域連携DMO、一般社団法人「ハクババレーツーリズム」は、2021年度総会を「白馬村役場」で開き、2020年度事業報告や2021年度事業計画・予算を承認。国内外観光客の回復を2025年頃までと 予測し、クリーン認証制度や専門家による講習会、10スキー場統一ルール徹底などのコロナ対策強化と、収束を見据えながらの専門誌、SNS等での国内外への誘客宣伝に取り組んでいく。
■「HAKUBAVALLEY TOURISM」は、観光客の滞在環境整備やプロモーション強化により国内外の入込を増加し、安定した顧客の確保を目指し、白馬村、大町市、小谷村、大北地区索道事業者協議会、大町市観光協会、白馬村観光局、
小谷村観光連盟が一体となって設立した組織で、県は「HAKUBAVALLEY TOURISM」を重点的に支援する「広域型DMO」に指定した。「世界から選ばれる山岳観光地域の構築」をコンセプトに、世界に誇る雄大な北アの自然環境、
日本らしさを感じる地域文化を背景に、観光客を魅了する満足度の高い滞在環境を提供し、SDGsの観点を採り入れ、観光を軸に地域経済が豊かに循環し、そこに住む人々が誇らしく生活できる地域を目指す。スノーリゾート、
サイクルツーリズム、山岳エコツーリズムを推進する。
・サステイナブルツーリズムのブランド化;地域の森林資源を活用、バイオマスエネルギーの地域内循環に取り組む。
・スキー場のフリーゲート化、エピックパスの導入 。良質なパウダースノーが楽しめるスノーエリア。リフト共通化と、世界へのアピール。
・エリア内周遊バスの効率化、利便性向上。スキー場間シャトルバスの充実、複数事業者の運行体制を整理して利用者の利便性向上。
・MTBコース整備。ゲレンデを活用したMTBコース増設。イベント・大会開催誘致、周遊モデルコース設定、コース情報集約・発信。
・山岳エコツーリズム。ネイチャーガイド拡充。増加するBCに対する安全対策「白馬ルール」を「ハクババレールール」に拡大。
・まちづくり。日本文化が感じられるまちなみ整備(古民家利活用)。リノベーションや活用で滞在する楽しみを感じられるまちづくりを推進。景観形成(電柱地下埋設)、ピクト整備、多言語対応。
・世界からの顧客受入環境整備。ワンストップ予約システム構築(宿泊,アクティビティ)。エリア内で情報と予約を一元システム構築。電子マネー決済促進、Wi-Fi整備、ユニバーサル環境整備。
・エリアを案内するアプリ。滞在期間中の情報収集ツール「HAKUBAVALLEYアプリ」を更に充実。
・顧客データ収集システムの充実によるマネジメントの強化 。スキー顧客データに加え、夏季の顧客データも収集するシステムを開発し、DMOが地域全体をマネジメントする体制を強化。
<取り組み>;
1)サステイナブルツーリズムブランド化;地域の森林資源を活用し、バイオマスエネルギーの地域内循環に取り組む。世界級リゾートに欠かせないサステイナブルブランドとして発信。
2)ICチップによるエリア内スキー場のフリーゲート化、エピックパスの導入;良質のパウダースノーが楽しめる日本最大級のスノーエリアのリフトの共通化と、世界のトップアライアンス「エピックパス」の導入により、世界へアピール。
3)エリア内周遊バスの効率化、利便性向上;スキー場間を結ぶシャトルバスを充実するとともに、複数の事業者の運行体制を整理して、利用者の利便性を向上。
4)MTBコースの整備;ゲレンデを活用したMTBコースを増設し、エリア内のコースバリエーションを充実、通年型リゾートの重要コンテンツとしてブランド化。
5)BCルールの統一化;増加するバックカントリーに対する安全対策として策定された「白馬ルール」をエリア全体の統一ルール「ハクババレールール」に拡大。
6)日本文化が感じられるまちなみ整備(古民家の利活用);「旅籠丸八」など、地域の魅力である古民家の価値を認識し、将来に受け継ぐためのリノベーションや活用により、滞在する楽しみを感じられるまちづくりを推進。
7)ワンストップ予約システムの構築(宿泊、アクティビティなど;アクティビティ、宿泊等のエリア内情報と予約を一元的なシステムで対応。
8)エリア内を案内するアプリ;滞在期間中の情報収集ツールとして、HAKUBAVALLEYアプリを更に充実。
9)顧客データ収集システムの充実によるマネジメントの強化:スキー顧客データに加え、夏季の顧客データも収集するシステムを開発し、DMOが地域全体をマネジメントする体制を強化。
<中期計画(5年)>;
1)オールインワン型スノーリゾートの実現;エリアHP整備、エリア周遊バスの体制整備・拡充
2)世界的な山岳自転車の環境整備,イベント・大会誘致・周遊モデルコース設定・MTBコース整備・コース情報集約・発信
3)山岳エコツーリズムの振興;山岳エコツーリズム情報の集約案内、ネイチャーガイドの拡充、高品質ガイド商品の開発、バックカントリーのエリア統一ルール策定、山岳観光地(植物園等)の受入施設の整備促進、山岳観光の拠点整備
4)滞在するだけで楽しい「まち」づくり;飲食店のカテゴリ別情報案内、宿泊施設のカテゴリ別情報案内、統一案内標識整備、日本文化が感じられる街並み整備、多言語対応のインフォメーション機能整備、電柱地下埋設化含めた景観形成の推進
5)世界からの顧客受入環境整備;クレジット/電子マネーの決済促進、Wi-Fi整備、ワンストップによる予約システム整備、ユニバーサル環境整備、エリアを案内するモバイルアプリの開発、老朽化した索道施設の再整備
6)エリア全体のコントロール推進;エリア内各観光団体の調整・コントロール体制の構築、顧客データの集約・共有・管理、観光コンテンツの開発促進、顧客データ収集システムの運用、システムの改修、バージョンアップ、安全・安心な観光地づくりの促進。
■「HAKUBA VALLEY八景」
風水八景、塩の道八景、山水八景の各8箇所、計24箇所フォトスポットが制定された。(#HAKUBAVALLEY八景)
HAKUBAVALLEY八景 Instagramフォトコンテスト。採用入賞された方には大町市・白馬村・小谷村3市村ゆかりの賞品プレゼント。(最優秀賞1,審査員賞3,特別賞3)
1)風水八景;
小谷)眺望の里落雁、雨飾夕照、白馬)岩岳晴嵐、蕨平暮雪、唐松秋月、大町)木崎帰帆、中綱夜雨、大町;霊松晩鐘
2)塩の道八景;
大町)観光道路、仁科神明宮、ちょうじや、白馬)佐野坂、新田、小谷)牛方宿、雨中、中土
3)山水八景;
小谷)栂池自然園、鎌池、稗田山、白馬)八方池、五竜高山植物園、大出公園、大町)大町公園、高瀬渓谷
(問)HAKUBAVALLEY TEL 0261-71-1898
■北アの紅葉スポット 1)小谷;「雨飾山」;「荒菅沢」(1448m)、「鎌池」(1160m)・「雨飾高原・小谷温泉」(1000m-1200m) 2)小谷;「栂池自然園」(1900m)、「白馬乗鞍岳」(2469m)〜「天狗原」(2200m)、「白馬大池」(2300m)、「栂池高原」「栂の森」(1580m)〜ハンノ木上部(1540m) 3)小谷;「風吹山」;「風吹大池」(1778m)(神の田圃・血の池・風吹天狗原)(1821m)、「蓮華温泉」(1475m)、「蓮華白池」(1090m)、「鉱山道」(2300m)、「五輪高原」(1780m)。 4)糸魚川「蓮華温泉」;「蓮華温泉」(1475m)、「白池」(1090m)、「五輪尾根」(1753m-1983m)、「鉱山道」(1920m) 5)黒部;「黒部峡谷」;「欅平」(600m)・「猿飛峡」(530m) 6)白馬;「八方尾根」;「下ノ樺・上ノ樺・扇雪渓」(2100m-2200m)〜「八方池」(2060m)、「鎌池」(1680m)〜「八方池山荘」(1850m)、「黒菱」(1500m)、「北尾根高原」(1200m) 7)白馬;「五竜・遠見尾根」;「地蔵ケルン」(1676m)〜「見返り坂」(1740m)、「小遠見山」(2007m)〜「西遠見山」(2268m)斜面。 8)大町;「鹿島槍ヶ岳」;「赤岩尾根・高千穂」(2050m)、「爺ヶ岳」の柏原新道「水平道」(2160m)〜稜線下(2465m)、「爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳」の稜線 9)立山;「立山・劔岳」;「室堂平」(2450m)・「雷鳥坂」(2200m-2760m)・「仙人池」(2100m)・「弥陀ヶ原」(1930m) 10)立山;「立山・黒部アルペンルート」;「美女平」(977m)・「大観峰」(2316m)〜「黒部平」(1828m)の「タンボ平」。立山ロープウェイや大観峰・黒部平の屋上テラスから紅葉を楽しむ。 11)大町;「高瀬渓谷」;「高瀬ダム」(1270m)・「七倉ダム」(1060m)・「大町ダム」(890m)、「龍神湖」(888m)・「葛温泉」(950m)・「北葛沢」(1082m)・「尾入沢大橋」(888m) 12)穂高;「燕岳・合戦尾根」;「合戦小屋」(2350m)・「合戦沢ノ頭」(2488m)〜稜線下(2712m)、「東沢」(2253m)〜「中房温泉」(1462m)・「中房渓谷」(1380m) 13)松本;「乗鞍岳」;「乗鞍エコーライン」(大雪渓)(2620m)〜位ヶ原(2350m)〜冷泉小屋(2100m)。「乗鞍高原」(三本滝(1800m)・鈴蘭橋(1564m)・一ノ瀬園地(1500m)) 14)松本;「上高地」、ナナカマドの赤が美しい「穂高」;涸沢(2300m)、「槍」;ババ平(1998m)〜大曲り(2093m)〜槍沢・天狗原・氷河公園(2500m)・岳沢(2060m) 15)高山;「鏡平」;「イタドリヶ原」(1910m)・「シシウドヶ原」(2090m)、「鏡平池」(2300m)・「弓折岳」下(2592m) 16)高山;「奥飛騨・新穂高」;「鍋平高原」(1305m)・「新穂高ロープウェイ」(しらかば平)(1308m)〜(西穂高口)(2156m);「頂の森(千石園地)」(2156m) 17)高山;「西穂高岳」;「新穂高ロープウェイ」(西穂高口)(2156m)〜「西穂山荘」(2385m)〜「丸山」(2453m)
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■標高の高い山の上から麓へと徐々に紅葉の色づきが移ってきます。山から眺める紅葉と、山麓から眺める三段紅葉など。
☆★☆「小谷・白馬・大町エリアの紅葉スポット」☆★☆ (1)小谷; 1)白馬乗鞍岳(※);ナナカマドの赤が乗鞍大斜面を覆います。(9/下-10/中) 2)白馬大池(※);大池湖畔のナナカマドと草紅葉。2023.9/下;小蓮華山の山肌が赤く草紅葉中。(9/下-10/上) 3)栂池自然園;9/下の草紅葉で始まり、10/上のナナカマドの赤・ダケカンバの黄、ミネカエデのオレンジなど園内の紅葉は最高。(9/下-10/中) 4)栂池高原;自然園下-栂の森の紅葉、ハンの木G上部と馬の背〜白樺Gの紅葉。(10/中-11/上) 5)雨飾山(※);荒菅沢周囲は鮮やかな紅葉、山は赤やオレンジ色、黄色に染まる。紅葉の名山「雨飾山」。(10/上-10/下) 6)雨飾高原;静寂の鎌池湖畔の紅葉と雨飾高原と雨飾山の紅葉。大渚山の湯峠付近からの雨飾山の斜面の紅葉。雨飾高原は黄色やオレンジが多い。(10/上-11/上) 7)風吹大池(※);湖畔の紅葉。(10/上-10/下) 8)五輪尾根(※);朝日岳〜五輪尾根〜蓮華温泉にかけての紅葉。白池の紅葉もよい。(9/下-10/中) 9)鉱山道;蓮華温泉から朝日岳〜雪倉岳〜鉢ヶ岳の斜面の紅葉。(10/上-10/中)
(1)白馬;
(3)大町; |
■「白馬五竜」のアルプス平では紅葉が見頃。
白馬五竜アルプス平(標高1500m)の自然遊歩道から地蔵ノ頭(標高1673m)〜見返り坂(標高1740m)〜一ノ背髪(標高1892m)〜二ノ背髪(標高1950m)〜小遠見山(標高2007m)にかけて、赤や黄色、オレンジに染まっています。
■3連休中、「八方尾根自然研究路」と「八方池」(標高2060m)周辺、それに唐松岳〜不帰ノ嶮の山肌(2200m-1800m)では紅葉が見頃を迎えた。
ダケカンバの黄色がきれい。「八方池」から見下ろす「不帰沢」の岩壁の紅葉は美しい。黒い岩肌と白い雪渓(氷河)を背景に赤や黄色に色づく。紅葉の最盛期、黒菱平「鎌池」〜「八方池山荘」では黄色のミネカエデ、赤色のナナカマド、緑
のハイマツが見事なコントラストが楽しめます。紅葉前線はだいぶ下り、「鎌池湿原」(標高1680m)で見頃、黒菱第3P沿い(1600m-1500m)もほぼ見頃。
■小谷村「初秋の雨飾高原・鎌池」。紅葉の名所として知られる小谷村「雨飾高原」にある神秘の池「鎌池」(標高1190m)は、紅葉の季節は行楽客や写真愛好家らでにぎわいます。
鎌池は小谷温泉から湯峠への林道途中に位置する標高1190mの山中にある池で、草刈り鎌の形をしていることから名付けられた。池の周りには2kmの遊歩道あり、ブナの原生林に囲まれ、四季折々の美しい色彩が楽しめます。
毎年何度か訪れる雨飾高原の鎌池ですが、ブナの根開けの鎌池(4/下)、ぶなの新緑と鎌池(5/中)、紅葉の鎌池(10/中-10/下)が美しい。
■小谷村雨飾高原にある「鎌池」の初秋から晩秋への季節の移り変わり。
9/下;「初秋」;湖畔の木々は緑が多く、一部赤くなった葉が出始め。まだ紅葉前で全体的に緑が多く一部の葉が色づき始めたところ。湖畔のブナ林の中を散策するのは気持ちがいい。
10/上;「初秋」;赤や黄色が色づいた葉がてきました。
10/中ー10/下;「秋」;早朝の鎌池では靄がかかっていました。全体敵に赤・オレンジ・黄色に色づいています。
11/初;「晩秋ー初冬」;ぶなの木は枯れて、シーンと静寂に包まれています。湖畔の散策路は枯れ葉で滑りやすく、ガサガサと音がすると熊か?とビビッてしまう。
11/上;落葉、冬枯れした木が増えます。小谷温泉・雨飾荘下ではまだ紅葉が観られます。
■小谷村「雨飾山」(標高1963m)の中腹にブナの原生林が囲まれた「雨飾高原」(1000m-1200m)にひっそりと佇む「鎌池」(標高1160m)
ブナ林やカエデが色付き、青空とともに水面には色とりどりの紅葉が映り込む「水鏡・鎌池」は紅葉の名所。訪れた行楽客や写真愛好家は錦秋に包まれる景色を堪能できます。
鎌池は「小谷温泉」から「湯峠」(標高1285m)への林道途中に位置する標高1160mの山中にある池で、草刈り鎌の形をしていることから名付けられた。鎌池は四季折々の美しい色彩が楽しめます。湖畔には遊歩道(約2km)が整備され、
30〜40分で気軽に一周できます。池の南側は早朝に朝日が射し込んで、紅葉が立体的に浮かび上がります。毎年何度か訪れる鎌池。
3/下;雪原となった「鎌池」の上を滑れます。ぶな林亭やトイレも雪に覆われています。林道は冬期閉鎖中。
4/下;ブナの根開けと雪解けの鎌池;ブナの根元には大きな穴ができ、南側の湖畔から徐々に雪解けが始まります。林道は雪に覆われています。
5/中;ぶなの新緑と鎌池;ぶなの芽吹きと青い鎌池。林道には一部残雪あり。雨飾山登山口(標高1160m)下の雪原を流れる「大海川」(標高1130m)とぶなの新緑が美しい。
6/中;ぶなの新緑に包まれた鎌池。湖面は周囲の木々で緑色。林道・駐車場は除雪済。
9/下-10/上;秋の澄んだ青空と、明るいブナ林と湖畔の一部の葉が赤く色づき始めます。朝霧が発生すると、神秘的な風景が見られます。
10/中-10/下;赤・黄色・オレンジの紅葉に覆われた鎌池が美しい。雨飾高原の「つぶれ池」(標高1127m)・雨飾登山口分岐〜「雨飾荘」(標高984m)の付近でも紅葉がきれい。「湯峠」〜「大渚山」から見上げる「雨飾山」の紅葉が美しい。
10/下;大海川上部の「金山」(標高2245m)〜「天狗原山」(標高2197m)の山の斜面は一面黄やオレンジに色づきます。
10/下-11/上;「小谷温泉」(標高850m)・「尾丸の滝」(960m)・「小谷温泉ループ橋」(標高800m)付近は紅葉が観られます。
11/上;冬枯れした木の合い間から「雨飾山」や「大渚山」(標高1566m)が湖面に映り込みます。湖畔の遊歩道は紅葉した落ち葉で滑りやすい場所あり。
11/中-翌4/下;林道姫川妙高線(雨飾荘-湯峠)は冬期閉鎖。雨飾荘は2024.4/20-2024.11/24まで。11/25;冬期閉鎖予定。例年10/末-11/上;降雪あり、降雪次第で林道の冬期閉鎖が早まることがあります。
雨飾荘〜鎌池間では交通規制(路駐禁止)。紅葉ピーク時の週末には鎌池P(標高1170m)が満車となり、林道(標高1190m)分岐から鎌池Pへ下る坂道入口では規制あり。坂道は狭くカーブしているので走行注意。
道路規制の看板が立っています。鎌池ぶな林亭・トイレあり。(P30,無料)
■秋山では日暮れが早くなり、朝晩は10℃以下になってきました。北アでは初氷・初霜の便りが届き、これからは登山道が凍結する可能性もあります。
標高1000m高くなると気温は6℃下がり、風速1mで体感温度は1℃下がります。低体温症を防ぐためにも、雨風や汗による衣服の濡れを防ぐ防水・透湿性対策(防水透湿性のレインウェア、保温性・速乾性のアンダウェアの着用)。
秋は寒暖差が激しい季節です。防寒対策(ダウン・フリース、グローブ、帽子、フード、ネックウォーマ、エマージェンシーシートなどを携行)。テント泊では夏用シュラフはもう寒い。地面は冷たいのでスリーピングマットも携帯。
適度な高カロリーなお行動食の携帯と水分の摂取。疲労対策として体力に合った無理のない登山計画・コース選択も低体温症の防止に。山では早出早着が基本。日の出(5:30頃)の頃、吹く風は冷たく手がかじかみます。
山の斜面が日増しに黄や赤に染まり始め、これから北アは紅葉シーズンを迎えます。
■標高2450m-2600mの「雷鳥坂」から「船越ノ頭」(2612m)へ続く登山道は秋色に。
小蓮華山の北斜面から雪倉岳下の鉱山道付近は紅葉がきれいなところ。標高2300mの火山堰止湖「白馬大池」が秋色に染まる。冷たく透き通った白馬大池ではサンショウウオが生息しているのが見られます。雷鳥坂のハイマツ帯では雷鳥の親子
(子はすでに親とほぼ同じ大きさになった)やイワヒバリ、岩場では好奇心旺盛なオコジョも観られます。
■北ア(飛騨山脈)北部に位置する「杓子岳」(2812m)は氷河の可能性が示唆されています。
北アには冬に降り積もった雪が谷に寄せ集められた雪渓が数多くある。雪渓下では長時間かけて「氷体」が形成され、流動性を持つものが「氷河」とされる。新潟大学山岳環境研究室では、北ア「杓子岳」でも、永久凍土の調査が
開始された。9/上;新潟大理学部の奈良間千之教授(自然地理学)の研究室がドローンや小型ボーリング機を使って掘り進めている。空撮による経年変化・質量の観測、地中レーダー(高周波の電磁波)による氷厚観測、GNSS測量機による
流動観測。雪渓にポールを立て位置の変化を測定。ボーリング機による氷体の掘削など。杓子岳北カールの岩石氷河において、永久凍土の分布可能性を調査しています。杓子岳北カールの岩石氷河は標高2500m〜2700m。
「杓子沢雪渓」の他、「不帰沢雪渓」・「白馬沢雪渓」でも調査を実施中。
奈良間千之教授の調査で北ア「唐松岳」にある「唐松沢雪渓」が国内7番目で氷河と認定された。氷体は全長約1.1km、最大約35mの厚さ、1ヶ月間で最大約25cmの流動した。
2012年以降で発見された氷河は全て北アに存在する。立山「御前沢氷河」、真砂岳「内蔵助氷河」、剱岳「三ノ窓氷河」・「小窓氷河」・「池ノ谷氷河」、鹿島槍ヶ岳「カクネ里氷河」、唐松岳「唐松沢氷河」。
白馬岳「白馬大雪渓」は下部が空洞で氷河ではないという。唐松沢雪渓は白馬山麓、白馬岩岳、栂池高原などから見える。
■2021.11/12;大町市、白馬村、小谷村でつくる「白馬バレー」の観光を盛り上げようと、3市村などでつくる一般社団法人「HAKUBA VALLEY TOURISM」は、地域を代表する景勝地として「ハクババレー八景」を決めた。
周遊観光のルートとしてPRし、観光客が少ない夏場の活性化を狙う。45の候補地で9月からHPで投票を募って選定。中国の山水画の伝統的な画題「瀟湘八景」になぞらえた方式で選んだ「風水八景」のほか、松本と日本海を結ぶ旧街道・
千国街道沿いの「塩の道八景」、北アルプス周辺の山と水をテーマにした「山水八景」の計24地点を選んだ。このうち風水八景では大町の中綱湖や木崎湖、白馬村の岩岳から望む北アルプス、小谷村で夕日に照らされる雨飾山などが
含まれた。2021.11/15〜;Instagramで写真コンテストを開催。八景に選ばれた地点の写真に指定のハッシュタグを付けて投稿。2022年1月に審査して入賞者には3市村の特産品を贈る。
■白馬村・小谷村・大町市や観光団体、索道でつくる広域連携DMO「ハクババレーツーリズム」は2021年度、3市村の優れた景観を選定する「HAKUBA VALLEY 八景」に取り組む。
3種類24カ所の優れた景観を選び、3市村を結んだ観光ルートとして今後の誘客に役立てる。候補地に投票するパブリックコメントをWEBで募る。3市村を結ぶ観光ルートをつくり、滞在型の観光を進める狙い。八景の由来で中国の伝統的な
山水画の画題になぞらえた「瀟湘八景」や「塩の道八景」、北アルプスなどの山や豊かな水をテーマにした「山水八景」の3つの計24地点を選ぶ。観光スポットとして行きやすいことなどを条件に、内部で絞った45の候補をHPに載せた。
3つ選んで投票できるほか、メールでその他の候補地の提案もできる。〜10/11;ハクババレー八景アンケート調査。これらの意見を参考に景観デザインが専門の篠原修・東京大名誉教授を委員長に八景を決める。
選んだ八景を基に10-12月にオンライン写真コンテストを開き、2022年5月には写真展も催す。
■白馬村と小谷村のスキー場の2022-2023シーズンの来場者数は、新型コロナ流行前の2019-2020シーズンを上回った。
今季は国内の行動制限がないことに加え、水際対策の緩和により訪日外国人客が復調。スキー場によっては観光目的の来場者や、ナイターゲレンデの利用者増加なども追い風となった。
■スキー場運営の「日本スキー場開発」(本社白馬村)は2022-2023年冬季シーズンに、国内8施設で小学生以下の来場者が過去6シーズンで最高の約10万600人。
新型コロナの感染拡大によって外国人客が急減したため、国内の家族層の取り込みに注力してきた。同社が運営・提携する長野、群馬、岐阜のスキー場8ヶ所で集計。インバウンドを除いた4歳-小学生の来場者数は2022年12月-2023年3月の
シーズンで約10万600人。コロナ前の2018-2019年の8.9万人を上回った。コロナ下でインバウンドが減少し、国内でも若者らのスキー旅行の中止が相次いだ。同社は不振を挽回しようと、2021-2022年シーズンから子供とその家族に
来てもらうための取り組みを強化した。子供は成長が早いため、スキー場に行くたびに道具をレンタルすることが多い。今季から「シーズンレンタル」としてシーズンを通して貸し出せるようにした。毎回レンタル場所に向かう手間を省き、
道具を他のスキー場で使うこともできる。NSDキッズプログラムを開催したり、子供たちがシーズン中の練習成果を発表できる大会も企画した。
※日本スキー場開発は鹿島槍、八方尾根、白馬岩岳、栂池高原、北志賀竜王、菅平、明宝、川場スキー場などを運営。
■「白馬岩岳マウンテンリゾート」のGW来場者数
2023.4/28-11/12;8:00-17:00;「白馬岩岳マウンテンリゾート」グリーンシーズン営業中。
GW(4/28-5/7)の来場者数は過去最高の約19,500人。2022年同時期比で110%、2年連続で過去最高来場者数となった。2022年GW(4/29-5/8)は約17800人。
白馬岩岳マウンテンリゾートは、オールシーズンマウンテンリゾートに向けて、2017年「岩岳MTBパーク」造設、2018年「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」開業、「Iwatake Green Park」、「ヤッホー!スウィング presented by にゃんこ大戦争」、
展望テラス「白馬ヒトトキノモリ」などを開設。
(入場料;\2400/大人,\1300/小人,\700/ペット1;ゴンドラ・リフト往復)、P1000(無料)
(問)白馬岩岳マウンテンリゾート TEL 0261-72-2474
■HAKUBA VALLEYの観光を便利で快適に、白馬村公式スマートフォンアプリが登場。スキー場情報、観光ガイド、お得なクーポン、シャトルバスの接近情報、アクティビティ予約など観光シーンで利用できます。
アプリの機能は観光ガイド、スポット検索(レストラン/レンタル/リラクゼーション/アクティビティ/デイツアー/その他)、レストラン/観光スポットクーポン、シャトルバス接近情報、アクティビティ予約、地図、ゲレンデマップ、
ゲレンデ天気、積雪情報、ライブカメラ、イベント情報。「HAKUBA VALLEY」(白馬村観光局公式アプリ)は、App Store/Google Playからダウンロード。
(問)白馬村観光局 TEL 0261-72-7100
「白馬乗鞍温泉スキー場」
■小谷村「白馬乗鞍高原」にある「白馬乗鞍温泉スキー場」を運営する「白馬アルプスH」は、2022年、標高1598m地点まで到達する新リフト「アルプス第11P」を新設する。
1973年営業開始以来、老朽化の架け替えなどを除き初めてとなる大幅拡大。スキー人口が減少する中、業界では異例のリフト新設。冬の長距離滑走可能コースやバックカントリー、グリーンシーズンの誘客スポットとなる。
白馬アルプスHは2021.6月期売上は約2.5億円。新型コロナ渦前の過去10年間は売上約6-7億円。2024年売上目標は約9.5億円を目指す。ここ10年はHAKUBA VALLEYは「日本スキー場開発」(白馬村)が牽引。八方尾根や白馬岩岳などで大型投資を
行い、コロナ渦でも観光客が増えている。白馬乗鞍温泉スキー場もこの事例を学んだ形。2023年5月には展望テラスやキャンプ場、カフェなどの構想を描き、夜間もリフトを動かし、星空観測や映画上映などを計画する。「コロナを契機に
山岳観光が見直されている。スキー場だけではもたない。心のゆとりが得られる山岳観光地にしたい」と。
5/20;リフト起工式を行い、リフト工事と滑走コースの整備を進める。2022-2023シーズンには稼働予定。アルプス第5高速P横より乗車し、ラビットC上部の標高1598m地点まで乗車するリフトを新設。標高1598mからベース(アルプス第1P乗場)
までの標高差898mの「ハクバロングランコース」を新設する。
「白馬乗鞍温泉スキー場」は雄大な北アルプスを背景に大自然が広がるスキー場で、夏場はゲレンデ内にはACキャンプ場を設置、2022年5月にグランドオープンした「白馬アルプスツリーアドベンチャー」で楽しめる。麓には「若栗温泉乗鞍荘」
があり、茶褐色の湯で岩風呂(内湯)の温泉で、泉質はナトリウム・炭酸水素塩泉、効能は神経痛・筋肉痛・関節痛・冷え性・皮膚炎・アトピー他など。
(問)若栗温泉「乗鞍荘」TEL 0261-82-3073
(問)白馬乗鞍温泉スキー場 TEL 0261-82-8281
(問)白馬乗鞍高原キャンプ場・オートキャンプ場 TEL 0261-82-2811
(問)白馬アルプスツリーアドベンチャー TEL 0261-82-2811
(問)白馬アルプスH TEL 0261-82-2811
■「白馬岩岳マウンテンリゾ−ト」
「岩蕈山」(標高1289m)は「白馬岩岳スノーフィールド」(スキー場)を通年楽しめる「白馬岩岳マウンテンリゾート」としてグリーンシーズンの集客に力を入れる。
岩岳リゾートは1985年に設立。岩蕈山のスキー場にある一部のリフト運行を担ってきた。スキー場やグリーンシーズンの運営は親会社の白馬観光開発が担ってきたが、2020年に体制変更。岩岳リゾートが通年運営を担うようになった。
白馬岩岳マウンテンリゾートは、SNSやTV番組などで評判が広まり、県内外から客が訪れる。県内は3-4割、関東4、中京1、関西1割。スニーカーで街と同じ感覚で気軽に来られるようにし、岩岳にしかない空間をつくり出している。
ゴンドラで約8分、高低差約750mを一気に上がると白馬連峰が姿を現れ、山頂はひんやりとした空気が流れる。麓とは2-3℃違う。ウッドデッキでは、利用客たちが雄大な景色を眺めながらくつろいでいる。人気は北アに向かってこぐ
大きなブランコ「ヤッホー!スウィング presented by にゃんこ大戦争」。「アルプスの少女ハイジ」でオープニングの曲中に登場するブランコに似ており、SNSでは「ハイジになれる」と話題。実際にBGMが2分ほどのハイジの曲で
大人たちが童心に返ってこいでいる。ヨーデルが聞こえたらスタート。目前に広がる北アに向かってダイブしたくなるような開放感がある。旅行情報誌「じゃらん」の爽快×絶景ブランコでは「白馬岩岳マウンテンリゾートの
ヤッホー!スウィングpresented by にゃんこ大戦争」が国内第2位。2019年にブランコを設置したが、もともとはリフト降り場。リフトを撤去してから見晴らし台として使っていたが、2018年、白馬観光開発が山頂テラス
「ハクバマウンテンハーバー」を整備。景色を見る専用の場所ができたので降り場をブランコ用にしたという。「ハクバマウンテンハーバー」はカフェを備え、飲食しながら北アの絶景を楽しめる。テラスには、宙に浮いているかの
ように突き出した部分があり、ポーズを取って撮影する利用客が途切れない。アクティビティーはヤッホー!スウィングの他、マウンテンカート、岩岳MTB Park、e-MTB、バギークルーズ、スカイトランポリン、ねずこの森ガイドツアー、
安曇野乗馬クラブの乗馬体験などあり。11/13までグリーンシーズン営業。
(ゴンドラ+白馬ヒトトキノモリを結ぶリフト往復;\2400/大人,\1300/子供,\700/ペット)「ヤッホー!スウィング」(\500)。アクティビティーは別途料金。
スキーシーズンは12/16-2023.3/26を予定。
(問)白馬岩岳マウンテンリゾート TEL 0261-72-2474
■絶景を楽しみながら涼しさを感じられるスポット。
1)今夏、新しいスポットが誕生。日本初の「空飛ぶレストラン」
白馬エリアは豊かな自然の中、グリーンシーズンも楽しめるとあって観光客が年々増えています。白馬乗鞍温泉スキー場に面した「白馬アルプスH」からリフトに乗って北アの絶景を楽しみながら朝ご飯が味わえます。メニューは信州サーモンを
挟んだクロワッサンサンドなど地元の食材が使われています。約18分間、涼しい空気に包まれて楽しむ朝食と空中散歩を楽しめます。終着地点は標高約1600mで朝の気温は15℃前後。静かな夏山で深呼吸をしてゆったりリフレッシュできます。
2)北ア「唐松岳」から延びた八方尾根にある「八方池」
白馬屈指の絶景ポイント。黒菱平から上部は中部山岳国立公園に指定、「八方池」(標高2060m)は八方池山荘前(標高1830m)のリフトを降りて1.5Hの尾根の脇にある。八方池へは岩がごろごろした尾根道と、木道が整備された自然研究路あり、
夏場は大勢の観光客や登山者で賑わっています。八方池は雪に押し出された土砂が堆積した場所に、雪解け水や雨水がたまってできた天然池。「天空の水鏡」とも「神秘の池」とも呼ばれる。白馬三山の白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳が水面に映る。
池の畔には「飯森神社奥社」の小さなほこらが建つ。
3)「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)では渓流を歩いて楽しめる「安曇野シャワーピクニック」
インストラクターが同行、事前に安全講習が行われ、ひんやりとした川の中を歩いて、ひんやりスポットの滝へ。滝の自然のシャワーが涼しくて気持ち良い。
4)「立山・黒部アルペンルート」の「黒部ダム」
黒部ダムの観光放水が間近に迫るレインボーテラスでは朝から多くの観光客が訪れ、豪快に流れ出る放水とカラフルに色づいた虹を楽しんでいます。
■「雲海」と「彩雲」
山麓は暑く、山頂は涼しい。標高100m上がると気温は0.6℃下がると云われ、標高1000m差で6-7℃低くなります。白馬村は標高700m、白馬岳は標高2932mなので計算上気温差は13℃。山麓の気温が30℃なら山頂の気温は17℃。
白馬岳の最低気温は、2024.8/15;12.9℃、8/14;10.7℃、8/13;10.7℃、8/12;10.7℃、8/11;10.7℃、8/10;10.7℃、8/09;10.7℃、8/8;10.7℃、8/7;11.5℃、8/6;12.0℃、8/5;12.0℃、8/4;12.0℃、8/3;12.0℃、8/2;12.0℃、8/1;9.9℃と
平均10-12℃。お盆過ぎ(8/中-8/末)の予想最低気温は9-6℃、最高気温は19-16℃。体感温度には気温や湿度、風雨、日照で変わりますが、風速1m増すと体感温度は1℃下がります。夏場でも早朝に風があると10℃以下に感じられます。
夏の北アでは朝よく雲海が観られます。日中と翌朝の気温差が10℃以上で、放射冷却により地面が冷え、冷たい空気は下に溜まり、その上空には晴れて暖かく乾いた空気に覆われると、その気温の境界に霧ができ、雲が生まれて「雲海」となります。
また、朝日が昇るころには虹色に色づく雲「彩雲」がみられます。雲の中の水滴や氷が、太陽の光をプリズムのように分散させることで生まれます。
■白馬連峰の主要な山岳の標高
1)山岳;
白馬岳2932m,白馬鑓ヶ岳2903m,鹿島槍ヶ岳(南2889m,北2842m),五龍岳2814m,杓子岳2812m,小蓮華山2766m,旭岳2867m,白馬丸山2768m,小蓮華山2766m,裏旭岳2726m,唐松岳2696m,布引山2683m,爺ヶ岳(南2670m,中2669m,北2631m),雪倉岳2611m,
清水岳2590m,鉢ヶ岳2563m,白岳2541m,白馬乗鞍岳2469m,朝日岳2418m,大黒岳2393m,西遠見山2268m,大遠見山2106m,中遠見山2037m,小遠見山2007m,雨飾山1963m,鵯峰1923m,小日向山1907m,風吹岳1888m,大渚山1566m,稗田山1440m,栂池浅間山931m
2)山小屋;
白馬山荘2832m,白馬岳頂上宿舎2730m,天狗山荘2730m,唐松岳頂上山荘2620m,五竜山荘2490m,八峰キレット小屋2470m,種池山荘2450m,冷池山荘2410m,雪倉岳避難小屋2390m,白馬大池山荘2380m,朝日小屋2150m,白馬鑓温泉小屋2100m,
栂池山荘1900m,八方池山荘1830m,風吹山荘1778m,白馬岳蓮華温泉ロッジ1475m,白馬猿倉荘1250m
3)山の池;
天狗池2730m,白馬大池2379m,長池2317m,雪倉ノ池2237m,八方池2060m,風吹大池1778m,雨飾鎌池1190m,蓮華白池1090m
4)ポイント;
天狗ノ頭2812m,白馬岳馬ノ背2810m,三国境2751m,天狗尾根・白馬鑓分岐2722m,天狗の大下り2703m,白馬岳お花畑2650m,船越ノ頭2512m,鉢ヶ岳鉱山道分岐;2490m,冷乗越2444m,不帰の嶮2411m(T/U北2580m,南2614m/V峰),大出原2333m,
白馬大雪渓葱平2290m,栂池天狗原2204m,水平道分岐2158m,天狗ノ庭2093m,不帰避難小屋1945m,白馬尻1557m,御殿場1400m,白馬猿倉1250m,西俣出合1370m,大谷原1132m,祖母谷温泉790m
5)ゴンドラ・リフト;
(栂池)栂池自然園1900m,栂池自然園駅1829mー(ロープウェイ)-栂の森駅1582m-(イブ)-栂池高原駅839m
(八方)丸山ケルン2430m,第3ケルン2080m,第2ケルン2005m,石神井/八方山ケルン1974m,第1ケルン1820m,八方山頂駅1830m-(グラードQ)-黒菱平1620m,黒菱平駅-(アルペンQ)-兎平駅,兎平駅1400m-(アダム)-八方駅870m
(八方)黒菱鎌池1680m-(黒菱第3P)-黒菱P;1500m-(黒菱林道)-和田野892m
(五竜)地蔵の頭1673m,アルプス展望リフト(アルプス第1P;1620m-1488m),五竜アルプス平駅1515m-(テレキャビン)-五竜とおみ駅699m
(岩岳)岩茸山1289m,山頂駅1280m-(ノア)-山麓駅750m,
■2024.白馬連峰のテント場;
1)白馬岳頂上宿舎;2024.6/22-10/6;テント1張\1000,\2000/人,水・トイレ使用,100張,白馬村振興公社 TEL 0261-75-3788
2)白馬鑓温泉;2024.7/13-9/25;テント;\2000/張,\2000/人,30張,白馬館 TEL 0261-72-2002
3)白馬尻;2024.7/13-9/28;テント;\1000/張,\2000/人,15張,白馬館 TEL 0261-72-2002
4)白馬大池;2024.6/22-10/14;テント;\2000/張,\2000/人,50張,白馬館 TEL 0261-72-2002
5)天狗山荘;2024.6/29-10/1;テント;\1000/張,\2000/人,水・トイレ使用,30張,白馬村振興公社 TEL 0261-75-3788
6)唐松岳;2024.6/22-10/14;テント;\2000/張,\2000/人,20張,唐松岳頂上山荘 TEL 090-5204-7876
7)五竜岳;2024.6/22-10/14;テント;\2000/張,\2000/人,20張,白馬館 TEL 0261-72-2002
■白馬岳コースタイム;(単位;h)※気象条件、山の状況、体調などで所要時間は変わるため、あくまでも目安タイム。
1)白馬猿倉〜(0.2)〜白馬鑓温泉分岐〜(2.0)〜小日向のコル〜(2.0)〜白馬鑓温泉〜(3.0)〜白馬鑓ヶ岳〜(1.0)〜杓子岳〜(1.5)〜「白馬岳」。※8/7まで通行止め。
2)白馬八方〜(0.3/ゴンドラ・リフト)〜八方池山荘〜(1.5)〜八方池〜(2.0)〜唐松岳〜(2.2)〜キレット〜(3.0)〜天狗山荘〜(1.0)〜白馬鑓ヶ岳〜(1.0)〜杓子岳〜(1.5)〜「白馬岳
3)栂池高原〜(0.4)〜栂池自然園〜(1.0)〜天狗原〜(1.0)〜白馬乗鞍岳〜(0.5)〜白馬大池〜(1.5)〜小蓮華山〜(0.5)〜三国境〜(1.0)〜「白馬岳」
4)平岩〜(1.0/車・バス)〜蓮華温泉〜(1.5)〜天狗の庭〜(1.2)〜白馬大池〜(1.5)〜小蓮華山〜(0.5)〜三国境〜(1.0)〜「白馬岳」
5)平岩〜(1.0/車・バス)〜蓮華温泉〜(1.0)〜瀬戸川〜(1.3)〜白高地沢〜(2.0)〜花園三角点〜(2.0)〜栂池新道〜(1.0)〜朝日岳〜(0.5)〜朝日小屋(泊)
朝日小屋〜(1.0)〜朝日岳〜(1.1)〜水平道分岐〜(2.3)〜雪倉岳〜(2.2)〜三国境〜(1.5)〜「白馬岳」
6)平岩〜(1.0/車・バス)〜蓮華温泉〜(1.2)〜瀬戸川〜(1.4)〜鉱山事務所跡〜(2.5)〜三国境〜(1.0)〜「白馬岳」
7)宇奈月〜(1.2/トロッコ電車)〜欅平〜(1.0)〜祖母谷温泉〜(5.0)〜不帰岳避難小屋〜(3.0)〜清水岳〜(2.2)〜旭岳〜(0.5)〜「白馬岳」
■雲海に浮かぶ「立山・劔岳」は美しい。
立山・剱岳は白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳、唐松岳・五竜岳、鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳、スバリ岳・針ノ木岳、燕岳からも良く見ます。
五竜岳山頂からは
<北>唐松岳と白馬三山が真近に見えます。
<北東>鋸岳・雨飾山・焼山・天狗原山・火打山・黒沢岳・妙高山・地蔵山・乙妻山・高妻山・戸隠・飯綱山など。
<東>横手山〜四阿山、浅間山、八ヶ岳・富士山、南ア。
<南>五龍岳から続くG5・G4・八峰キレット・鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳〜岩小屋沢鳴沢の稜線。
<南>その奥に蓮華岳・針ノ木岳・ズバリ岳・鳴沢岳・赤沢岳の稜線。
<南東>そのさらに奥に唐沢岳・餓鬼岳・常念岳・燕岳、大天井岳・牛首・赤岩岳、西岳。一番奥に穂高連峰の前穂・奥穂・ロバの耳・シャンダルム・南岳・中岳と槍ヶ岳、乗鞍岳。
<南西>黒部五郎岳・南真砂岳・野口五郎岳・鷲羽岳、水晶岳・赤牛岳・薬師岳などの裏銀座の峰々
<西>立山の浄土山・立山雄山・大汝山・富士ノ折立・真砂岳・別山・剱御前〜前剱・剱岳〜小ノ窓王・小窓ノ頭・池平山〜大窓〜ハゲ・赤ハゲ・白萩山・赤谷山〜猫又山・釜谷山・毛勝山が見渡せます。
■「八方尾根トレッキング」(ご紹介)
「白馬和田野」-「黒菱」-「八方池」ルート:(車0.5H+徒歩1.5H)
(1)和田野-黒菱;
白馬村「和田野の森」(標高820m)から「黒菱林道」(6.2km)を登り、約30分で「黒菱駐車場」(P200/無料)のある「黒菱レストハウス」(標高1500m)に到着。林道はカーブも多く道幅が狭い。対向車に注意。最近は自転車も走行しているので要注意。
北尾根G〜スカイラインCからの白馬三山の山岳風景がよい。
2)黒菱ー八方池山荘;
黒菱からトレッキング開始。トイレあり。黒菱Gの坂を急登して、1998年長野五輪女子滑降スタートハウス(標高1680m)まで登る。「黒菱ライン」の黒菱第3Pに乗れば容易に行ける。2024.7/1-10/20;「黒菱ライン」(黒菱第3P+グラードQ)運行
(往復;\2000/大人,\1300/小児,片道;\1100/大人,\700/小児)
7/13-10/20;「八方尾根」では「黒菱第3P」が早朝運行(約7分,標高差180m)。土/日/祝を中心に期間限定運行。黒菱平(標高1680m)の雲海デッキからモルゲンロート・ご来光・雲海などが楽しめる。
早朝4:30運行;2024.7/20-21,7/27-28,8/3-4,8/10-18,8/24-25,8/31、早朝5:00運行;9/1,9/7-8,9/14-16,9/21-23,9/28-29,10/5-6,10/12-14,10/19-20
(2)黒菱-八方池山荘;
八方尾根・黒菱G内には乳牛が放牧されているので静かに通りすぎる。黒菱Gの坂は傾斜がきつい。
「黒菱平」(鎌池湿原)からは白馬三山の眺めがよい。早朝の黒菱テラスからは雲海やご来光が観られる。黒菱平から「八方尾根自然研究路」をジグザグに登り、「八方池山荘」(標高1830m)に向かう。初夏にはニッコウキスゲやコバイケソウが群生し、
盛夏にはアカバナシモツケソウ、タテヤマウツボグサ、オオハギボウシ、ヤマホタルブクロ、ハクサンシャジン、ハクサンタイゲキ、ミヤマコゴメグサ、カライトソウ、クガイソウ、ワタスゲなどが観られます。晩夏〜初秋にはヤナギラン、タムラソウ、
タカネマツムシソウ、ミヤマアキノキリンソウ、キンコウカ、カンチコウゾリナ、ミヤマトウキ、シシドウ、ヤマハハコ、アザミ、ミヤマトリカブトなど。初秋には草紅葉、秋にはナナカマドの紅葉なども。
黒菱平からは「八方アルペンライン」のグラートQで容易に登れる。8月週末は7:00〜運行(約5分;標高差160m)
八方池山荘手前の八方第1ケルン(標高1820m)付近はなだらかな丘で白馬三山の展望が良い。この付近(標高1830m)に八方池山荘(敷地面積1724u、延床面積694u、鉄骨造2F/B1F、展望テラス)が新築され。2026年度には工事開始、2029年度に
新八方池山荘の開業を目指している。
(3)八方池山荘-八方池;
トレッキングルートは「八方池山荘」〜「石神井ケルン」(標高1974m)〜「第2ケルン」(標高2005m)〜「八方ケルン」(標高2035m)〜「第3ケルン」(標高2080m)〜「八方池」(標高2060m)(距離1.4km,往復2.9km,時間;約1.5-2H/片道)
八方池山荘脇に公衆トイレあり。八方尾根には水場がないので水は事前に確保すること。八方池まで2ルートあり。「八方池」(標高2060m)までは尾根沿いのルートを登る。一方、八方尾根自然研究路は木道が整備されており、高山植物を
観賞する観光客や登山者が多いために渋滞することが良くある。尾根道は岩だらけの急傾斜の登山道だが時間が早い(右ルート;1H,左ルート;1.5H)
八方尾根からは遠見尾根を従える五龍岳とその奥に鹿島槍ヶ岳が望める。第2ケルンが見えてくると八方池はもうすぐ。八方尾根ではアカバナシモツケソウが見頃。ヤナギランやオオバギボウシ、タカネマツムシソウ、ハクサンシャジン、
ハッポウタカネセンブリ、キンコウカ、オヤマソバ、クモマミミナグサなどが咲き、クガイソウ、タムラソウ、オニアザミ、ワレモコウ、ウメバチソウ、オヤマリンドウ、ミヤマアキノキリンソウなど、これからは盛夏〜初秋の花が見頃に。
(4)八方池-唐松岳;
下ノ樺(標高2160m)・上ノ樺(2200m)から見下ろす「八方池」は八方尾根に浮かぶ大きな池。
■2023.6/2;小谷村観光連盟は、群馬片品村観光協会と、観光振興に関する連携協定を締結した。
国立公園内の高層湿原や高山植物、スキー、登山など両村で共通する観光資源を生かし、年間を通じて相互の観光宣伝に協力するとともに、連携による誘客強化を図る。片品村観光協会で締結式があり、同協会長の梅澤志洋村長と、小谷村観光連盟代表理事の
中村義明村長が協定書に署名した。片品村には尾瀬国立公園内の尾瀬ヶ原、小谷村には中部山岳国立公園内の栂池自然園があり、いずれもミズバショウや紅葉の名所として知られ、シーズンには大勢の観光客が訪れる。また村内に複数のスキー場を有し、
互いにPR活動をすることで新たな客層の誘客が期待されるとした。
■小谷村「栂池自然園」の誘客強化に向け、小谷村観光連盟は2023年度、群馬片品村の観光協会と連携協定を結び、共同によるPR事業を展開する。中部山岳国立公園内の栂池自然園と、尾瀬国立公園内の尾瀬ヶ原は水芭蕉の名所で、 両村で共通する登山やスキーなどの観光資源を生かし、アフターコロナを見据えた相互連携による誘客を図る。
■「春の白馬村青鬼集落」
1)場所;白馬村北東部の岩戸山麓に位置する標高760mの山村で、東には物見山と八方山、北には岩戸山があります。麓の姫川第2ダム沿いの桜は満開でした。
2)特徴;姫川右岸、北アを望む山間地(標高約760m)にひっそりと佇んでいる農村集落「あおに」は、山間に住む人々の静かな暮らしが息づいています。江戸末期から明治時代に建てられた伝統的な家屋14棟が現存し、集落は2000年に
文化庁の重要伝統的建造物群保存地区指定。大型の茅葺屋根(トタン屋根)の家屋集落で、昔から四季折々訪ねていますが集落下に駐車場ができたりして、観光地化されたような感じ。集落の棚田からは正面に北ア・鹿島槍・五竜・
八方尾根・キレット・白馬三山の展望が広がっています。訪れた時は集落の桜は見頃を迎えていたが、こぶしは咲き始めでした。
3)棚田と青鬼堰;
青鬼集落の上部(東側)には棚田があり、「棚田百選」に選定。石垣によって形成された棚田が広がっています。集落上部には用水路「青鬼堰」があり、棚田の給水には万延・文久年間に岩盤を削って開削された「青鬼上堰」と、
その後に設けられた「青鬼下堰」が現在でも用水路として利用されています。白馬村では棚田で田植えが行われる5月を中心に観光客が訪れます。
4)お善鬼の館;
観光客が休憩して地元住民と交流を深める拠点として2003年から交流施設を建設し、2005年9月に完成。木造2階建て約173u。1908年に建てられた民家を大町在住の所有者から白馬村が借り受けて改修しました。居間のいろりや馬屋なども再現。
事業費は国・県補助を含め2900万円。地元の「青鬼神社」に祀られている「お善鬼様」にちなんで「お善鬼の館」と名付けられた。言い伝えでは、岩戸山をはさんだ鬼無里村に、鬼のような大男がやってきて悪事を働いた。村人は岩戸山の穴に
閉じ込めた。その後、青鬼村(青鬼集落)にも鬼のような大男が現れたが、村人を助けて喜ばれた。閉じ込めた穴が青鬼村まで通じていて、通り抜ける際に改心したという。この鬼のような大男をお善鬼様として崇めるようになったという。
観光客が立ち寄り、地元のお年寄りたちといろりを囲んで話ができるようにする場として活用され、地元農家が所有する足踏み式脱穀機など昔の農機具も展示。その脇には「ガッタリ」がありモミをつきます。
5)棚田と紫米;
白馬岳の雪形も姿を現し、地区内の棚田や畑では春の農作業が始まっていました。地元の農家に「美しい風景の広がるいいところですね」と声をかけたら、「冬は雪が深いし住むには大変なところだよ」って言っていました。
棚田では水稲の他、1991年から減反の転作作物として古代米の「紫米」を栽培。白馬村と青鬼地区が棚田保全の一環として、2001年から村内外のボランティアを募り、「せんげ普請」と田植えの「青鬼五月まつり」を行ってます。
五月まつりには早乙女姿の女性らも出て、小学生からお年寄りまで約30人が参加し、約10aの棚田に古代米の「紫米」の苗を植えています。
青鬼では白馬村と地元住民が「棚田水路普請」が行われています。青鬼集落保存会、地区住民、村有志によるボランティアなど50人が参加して棚田の水路普請と下草刈り作業を実施。豪雪で農業用水路は春先の雪解け水で枯れ木や泥が溜まり
落石も多く、スコップで残雪をかき分けて水路の泥を上げています。日本の農山村の原風景が残されているが、過疎化が進み、農家では棚田の保存が困難になったため、白馬村と青鬼区では毎年ボランティアを募り水路普請など棚田保全のための
作業を行っています。5/下;紫米の田植え「青鬼五月まつり」が開かれます。区長は「春の作業は大仕事、ボランティアの皆さんの協力なしにはとてもやっていけない。本当に感謝している。先祖から受け継いだ棚田を保全していけるよう
頑張っていきたい」と。棚田では特産品として紫米を栽培、収穫した紫米は道の駅「白馬」で販売中。
6)堰とトタン屋根;
白馬村特産の紫米の栽培を手がけている青鬼地区。江戸時代に先人が農業振興のために開いた歴史ある堰を保全する作業に汗を流していました。集落はかつて開拓がしにくい土地柄だったが、先人のたゆまぬ努力でかんがい用水確保のために
堰を完成させ、棚田のある耕作地へと変わった。日本の棚田百選にも指定され、今では美しい農村の田園風景を求めて多くの観光客が訪れます。近年は村特産の紫米の栽培に集落あげて取り組んでいます。過疎高齢化から農地の荒廃が進み、
住民独自では昔ながらの農村集落の原風景を保全することが厳しくなったことから、毎年ボランティアの協力を得て、棚田の維持管理が行われています。青鬼のおばちゃんは「今では青鬼集落はすべてトタン屋根が張られていますが、
40-50年前までは茅葺屋根でした。トタン屋根の張り方で年代が解ります。一番古いのは縦の溝があるトタン屋根、その次が横に張るトタン屋根、最近のものは波トタン屋根だよ。茅葺屋根は農村って感じがして風情があって良かったんだけど、
若い人が少なくなって屋根の吹き替えができなくなってしまったんだよ」。おばちゃんのお子さんが中学生の頃、青鬼集落では茅葺屋根からトタン屋根に変わっていったそうです。かんがい用水確保のためにせぎの掃除が終わり、間もなく
堰に水が引かれ、田んぼに水が張られると田植えが行われます。おばちゃんによると「近年は観光客が増えて田んぼの畔や畑の中まで踏み込んで写真撮影する人がいます。困ったものだ」と言ってました。「冬は雪が多くて大変ですね」と
声をかけたら、「道路は村が除雪してくれるから大丈夫だ」と。「ここはお水と空気だけはうめえ〜から」と言いながら田起こしをしていました。この日は山には春霞がかかっていましたが、鹿島槍ヶ岳・五竜岳・唐松岳・八方尾根・
キレット・白馬三山まで望めました。桜やこぶしが咲き、菜の花が咲いていました。
6)善光寺古道;
白馬野平から登山口があり、「柄山峠」(標高1220m)まで柄山峠道があります。峠を越えて落合沢から鬼無里に通じる古道です。善光寺や戸隠神社への参詣で利用された巡礼道で、海産物の商人や炭焼き、農作業など生活のために多くの
人の往来があった道。白馬落倉の「風切地蔵」、鬼無里の「柄山峠」にも風切地蔵が祀ってあります。風切地蔵は小蓮華山〜落倉〜柄山峠の風切地蔵を結ぶラインは一直線にあり、冬至の太陽が昇る方向を指し示しているという。ライン上には
戸隠神社奥社、天照大神の岩戸隠れの伝説で知られる天手力雄神が祀られています。1963年に白馬村から鬼無里村に至るR406が完成していますが、それまではこの道を通っていたという。白馬のおじちゃんもその昔、桑籠を背負って行商で
歩いたが白馬側は険しい道だったと話していた。昔、白馬村から鬼無里村に入るため、八方山方面への山道を毎日桑を背負って歩いたそうです。当時は白馬でも養蚕が盛んで桑畑が広がっていました。鬼無里村では美麻村(大町)のように、
昔は麻作りが盛んな地でしたが麻の衰退で桑の栽培を始めた。当時は桑が高く売れたそうです。青鬼-野平-柄山峠-落合-西京-鬼無里に抜ける山越えの山道は、善光寺街道の古道で「柄山峠越え」ルート。十三曲りのつづら折りの道を登り
鬼無里へと抜ける、この青鬼からの街道は重要な山道でした。
■小谷の紅葉スポット;
1)10/上-10/中;日本百名山の「雨飾山」は山頂からの展望が素晴らしく日本海や北アが望める。ブナ林や岩場など変化に富んだ山行も魅了。紅葉時期には大勢の登山者が訪れる。「荒菅沢」の紅葉がきれい。大海川原にはヤナギの巨木があり、自然散策が楽しめる。
2)10/中-10/下;ブナの原生林に囲まれ、ひっそりと佇む神秘の池「鎌池」は一周2kmの遊歩道があり、紅葉時期には多くの人が訪れる。錦秋という言葉が似合う鎌池の紅葉は人気スポット。豊かな色彩の紅葉と山肌と水面に映り込む光景は息をのむ美しさ。
3)9/下-10/下;約1900mの「栂池自然園」は草紅葉が始まり、その後ナナカマドの赤やナナカマドの黄色で園内が彩られる。紅葉の季節は大勢の行楽客が自然美をおさめようと足を運ぶ。雄大な白馬三山を背景に広がる自然の色彩美。
4)9/下-10/中;「白馬乗鞍岳」の大斜面〜栂池「天狗原」はナナカマドの赤くで一面が染まる。「白馬大池」の草紅葉と湖畔のナナカマドもきれい。
5)10/上-10/下;オオシラビソやダケカンバに囲まれた神秘的な湖「風吹大池」は自然の宝庫で紅葉スポット。湖畔のナナカマドやダケカンバがきれい、風吹岳も見事な色合いを見せる。
■白馬村は朝晩肌寒く、秋の空気を感じます。9/下〜八方尾根・八方池や五竜・小遠見山などでは紅葉が見ごろになります。白馬の紅葉の見ごろは9/下-11/上。標高の高い山の上から麓へと徐々に紅葉の色づきが移ってきます。山の上で眺める紅葉や
麓から眺める三段紅葉など。「白馬エリアの紅葉スポット」
1)八方尾根;白馬三山を映す神秘的な池「八方池」周辺ではダケカンバの黄色やナナカマドの赤といった色とりどりの秋の景色を見ることができます。(9/下-10/下)
2)白馬五竜;小遠見山までのトレッキングやアルプス平自然遊歩道など時期によって紅葉が楽しめます。(9/下-10/中)
3)白馬大雪渓;雪渓沿いの山肌を覆う紅葉。(9/下-10/中)
4)白馬岩岳;北アの山肌に広がる紅葉の景色を気軽に楽しめる岩岳山頂の絶景テラスから楽しむ。(10/中-11/上)
5)大出公園;白馬三山と姫川の清流に架かる吊橋と茅吹屋根の民家といった大出公園の景色は四季折々で違った美しい表情を見せてくれます。(10/中-10/下)
6)白馬大橋;松川と白馬三山の景色。北アの初雪と、中腹の山肌の紅葉、山麓の針葉樹の緑、三段紅葉の景色を眺められます。(10/中-10/下)
7)青木湖;青木湖に西湖畔の紅葉。青い湖と色づいた湖畔の木々。(10/下-11/上)
8)栂池自然園;9/下の草紅葉で始まり、10/上のナナカマドの赤・ダケカンバの黄、ミネカエデのオレンジなど園内の紅葉は最高。(9/下-10/中)
9)栂池高原;自然園下-栂の森の紅葉、ハンの木Gと馬の背-白樺Gの紅葉。(10/中-11/上)
10)白馬大池;大池湖畔のナナカマドと草紅葉。(9/下-10/上)
11)白馬乗鞍岳;一面の斜面を覆うナナカマドの赤。(9/下-10/中)
12)五輪尾根;朝日岳〜五輪尾根〜蓮華温泉にかけての紅葉。(9/下-10/中)
13)雨飾高原;静寂の鎌池湖畔の紅葉と雨飾高原・雨飾山の紅葉。(10/上-11/上)
14)風吹大池;湖畔の紅葉。(10/上-10/下)
■「栂池自然園」は紅葉の見ごろを迎えた。園内全体は6-7割が色づき。
小蓮華山〜白馬乗鞍岳の山肌を染める紅葉が美しい。ナナカマド・ドウダン・オオカメノキの赤い色、白い幹のダケカンバの黄色、ブナ・トチノキ・ミズナラの黄色、ミネカエデの橙・黄色、常緑樹のオオシラビソ・ササの緑など色が鮮やか。
ワタスゲ湿原や浮島湿原からの白馬乗鞍岳・小蓮華山の斜面の紅葉は見事。真っ赤なサラサドウダンのヤセ尾根の途中からは紅葉した自然園全体が見渡せ、尾根下には紅葉が見事な雁股池が望める。
1)「栂池高原駅」(標高839m)ーゴンドラ・イブ;4.1km(20分)-「栂の森駅」(1582m)-徒歩;250m(7分)-「ロープウェイ・栂大門駅」ーロープウェイ;1.2km(5分)ー「自然園駅」(標高1829m)
2)「自然園駅」-徒歩500m(10分)-「栂池ヒュッテ・栂池山荘・栂池ビジターセンタ」(標高1860m)
3)「センタ」ー徒歩530m(30分)-晩秋のダケカンバが美しい「みずばしょう湿原」(標高1860m)・風穴-徒歩650m(20分)-「ワタスゲ湿原」(標高1870m)・楠川-徒歩780m(25分)-「浮島湿原」(標高1920m)
4)「浮島湿原」ー徒歩560m(30分)-ナナカマドがきれいな「モウセン池」-徒歩200m(5分)ー白馬大雪渓が望める「展望湿原」(標高2200m)ー徒歩380m(15分)-「展望台」。浮島湿原から展望湿原へはモウセン池経由orヤセ尾根経由あり。
5)「展望台」ーサラサドウダンが燃える「ヤセ尾根」-徒歩40分(1060m)ー「浮島湿原」
6)「浮島湿原」-徒歩1960m(75分)ー「センタ」(戻り) ※栂池自然園ルートガイド
自然園一周で約5.5kmで約3.5H-4H。往復;ミズバショウ湿原まで約30分、ワタスゲ湿原まで約1H、浮島湿原まで約2.5H。紅葉ピーク時はロープウェイ乗車待ち、園内の散策路は混雑するので、余裕を見た行動を。
栂池自然園は10/23まで開園。10/8-10/10;7:00〜16:40、10/1-10/23;8:00〜16:40運行。
栂池自然園入園料(\320/大人,\260/子供)。つがいけロープウェイ(栂池ゴンドラ・ロープウェイ往復+入園料;\3700/大人,\2100/小人)
(問)栂池ゴンドラリフト TEL 0261-83-2255
(問)栂池高原観光協会 TEL 0261-83-2515
■小谷村は秋の「雨飾山」登山に関し、紅葉シーズンの9/23-10/30;土/日に入山者数を抑える交通規制を行う。
紅葉シーズンに登山者の路上駐車によって、近くの観光地「鎌池」を訪れる人らの通行に支障が出たため。村によると、雨飾山は日帰り登山が人気で、特に紅葉の頃の入り込みが多い。新型コロナの影響で登山者が増えており、
紅葉ピーク時は登山口のある雨飾高原キャンプ場から林道まで路上駐車が続いた。林道両側の駐車で擦れ違いができず、村職員が交通整理に追われた。今回の交通規制は「雨飾荘」から「鎌池」までの林道妙高小谷線で路上駐車を禁止。
さらにキャンプ場の駐車場(40-50台)と第2駐車場(50台)の利用状況を確認した上で、雨飾荘前で情報提供し、車両流入を抑制する。雨飾山登山口の第1Pと第2Pが満車となった時点で、雨飾荘前にて交通規制。
小谷村は「入り込みの集中日は登山をゆっくり楽しんでもらえる環境ではない。規制に理解をいただきたい」と。
(問)小谷村観光地域振興課 TEL 0261-82-2585
■白馬で今話題の「村ガチャ」
2022年7月にスタートした村ガチャ。現在、白馬村内に6ヶ所設置。回すと出てくるのは料理無料券、ハンバーガー引換券、乗馬体験、ジャンプ台見学ツアーなど・・・56の特典チケット。(\500円/1回) ※500円以上の価値。
「回してつながる旅」がコンセプトの村ガチャ。チケットは「村民カード」と呼ばれ、村民(約40人)と触れ合うこともできるという。仕掛け人はウィンタースポーツ用品店を営む男性で、他県からの移住者。「白馬村は観光業の村なので、
地元の人と関わる旅行はすごく記憶に残る」と。地元民と触れ合える場を増やしたいと考えていたという。村ガチャを通して村民と触れ合うことでリピーターとなり、1年を通して白馬村に来てもらいたいと。村内を回遊。
冬の1ヶ月間で月間300回転以上まわり、特典チケット数は月間150枚以上使用された。毎月1日は「村ガチャの日」と定め、村民カードをアップデート、村民カードは現在42村民。目指すは9000人の村民カードという。村ガチャの
特典チケットのアイディア募集中。村ガチャはHAKUBA COFFEE STAND、農カフェ・白馬農場、大衆酒場ニューフジヤなどに設置。
■8/25;猛暑の影響で北ア「白馬岳」に通じる「白馬大雪渓」では雪解けが進み、8/27;15:00;大雪渓登山ルートを閉鎖・通行止めにする。
雪渓上部ではクレバスができ、割れ目が大きくなっています。雪の割れ目で水の流れる音がしたら近づかないこと。雪渓ではロープや赤いベンガラを目印に歩くこと。
2022年冬は雪が少なく、2023年夏の猛暑と雨で急速に雪解けが進み、危険が伴うため、安全な登山ルートを確保することができなくなったため、大雪渓登山ルートを閉鎖・通行止めにする。登山道の状況によっては、通行止めが早まる可能性も
あるという。白馬大雪渓は2016年、2020年にも融雪の影響で通行止めにしたが、時期は9月。8/中での閉鎖は初めてという。なお、大雪渓を見に行くことも不可。白馬岳登山の迂回ルートは、白馬鑓温泉ルート(猿倉-鑓温泉-白馬鑓ヶ岳-杓子岳-白馬岳)と
栂池ルート(栂池高原-栂池自然園-白馬大池-小蓮華山-白馬岳)は通行可。大雪渓経由よりかなり距離が長くなるため、慎重に計画を立てること。
■白馬村「和田野の森」の奥、標高892m地点から北尾根〜黒菱平へと登る山岳道路「黒菱林道」(黒菱ライン)。
標高1500mのカフェテリア黒菱まで全長6.2km。車で約30分。後半からは白馬三山が目前に迫り、迫力は満点。標高1420mは一番のビュースポット。路面は舗装されていますが、途中には段差、急峻、急カーブもあり、センターラインのない狭幅の
林道です。平均勾配は8-9%、最大勾配は13%。夏場はヒルクライムする自転車を見かけるので要注意。大型車通行不可。林道は11/初〜6/末間は冬期閉鎖。テンなどの小動物も見かけます。夏から秋には八方尾根・八方池へのトレッキングや唐松岳への
登山者も多く利用します。黒菱平からはご来光・きれいな朝焼けが望めます。黒菱第3Pリフト乗場あり。黒菱Gの草原には牛が放牧されています。(黒菱駐車場:P200,無料)
黒菱第3Pで約7分、黒菱平鎌池湿原へ。早朝から登り始めると、雲海・ご来光が楽しめ、赤く染まる白馬三山のモルゲンロートが楽しめます。
カフェテリア黒菱(標高1500m)付近から見える山は、雲海の上に、白馬村と鬼無里境に連なる「東山」(1849m)〜「黒鼻山」(1800m)〜「八方山」(1669m)〜「物見山」(1433m)〜「柄山」(1338m)〜「柳沢峠」(1231m)の稜線と、
戸隠・西岳(2053m)〜一夜山(1562m)、砂鉢山(1432m)〜虫倉山(1373m)の鬼無里〜中条の山並み、そして手前には高戸山(1069m)、峰方山(1059m)などの里山が見えます。
黒菱鎌池(1680m)〜八方池山荘(1860m)からは、大渚山ー雨飾山-焼山-天狗原山-火打山-黒沢岳-妙高山-地蔵山-乙妻山-高妻山-黒姫山-戸隠連峰など北信の山並みが見渡せます。
■「白馬塩の道温泉」の「倉下の湯」
白馬村松川左岸に1993年温泉を掘り当て、1994年7月に日帰り温泉施設として「倉下の湯」が開湯。北アの地殻変動で隆起した際、フォッサマグナに封じ込められた海水が、2500万年の時を経て地下1050mの地層から汲み上げています。
半露天風呂で内湯なし。かけ湯あり。塩分・鉄分を含む湯は茶褐色の湯。源泉の温度は48℃。毎分1500Lの豊富な湯量。加水・加温なしのかけ流し。泉質はナトリウム・塩化物・炭酸水素塩温泉。効能は神経痛、筋肉痛、五十肩、打ち身、
慢性消化器病、冷え性、病後回復、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病など。登山やスキーの後は半露天風呂から八方尾根を眺めながら、のんびりとかけ流しの温泉で疲れを癒す。塩分が多く含まれているので体を芯から温まります。
冬場はスキーで混雑しますが、夏場は比較的空いています。(10:00-20:30,\600/大人,\300/小人)
(問)倉下の湯 TEL 0261-72-7989
※2020.7/23〜;広い駐車場の奥に「倉下の湯CAR STAY PARK」OPEN。
奥行13m×幅6m。電源付8サイト。キャンピングカーや車中泊に便利。24Hトイレ、水道、BBQ可。チェックイン当日14:00〜/アウト〜11:00。事前予約要。当日予約は空き状況による。冬季は積雪次第でOPEN。(電源付;\3500/泊)
2021.7/22〜;倉下の湯の敷地内、森の中に「白馬倉下の湯キャンプ場」OPEN。
手ぶらでキャンプ。(5サイト,グランピング,\18000〜,チェックイン14:00〜/アウト〜10:00,事前予約要)
■8年前、白馬村と小谷村を中心に大きな被害が出た「神城断層地震」。9/8;「神城断層地震」記録を伝える、足跡巡るツアーが開かれた。
2014.11/22;22:08;M6.7の地震。小谷村、小川村、長野市で最大震度6弱を観測、白馬村では震度5強を観測した地震を、映像や体験談など多くの記録を広く伝えようと地元住民と大学が動き出した。9/8;地元住民がガイドをしながら地震の形跡を
巡るフィールドワークが初めて開かれた。8年前の地震で現れた「塩島断層」、ゆがんだ石橋などを見て回った。2つの村を中心に2000軒以上の住宅被害が出た。2村では27人がケガ、189戸が全半壊した。(全壊81,半壊175,一部破損2146軒。46人重軽傷)。
信大と白馬村、小谷村は映像や体験談などをWeb上にまとめた「震災アーカイブ」を作成。これを災害の伝承や観光にも生かそうと始めたのが今回のフィールドワーク「復興ツーリズム」。信大の養成講座を受けた住民4人(アーカイブサポーターズ)が
ガイドを務め、訪れた長野の住民自治協議会・安全防災部会の19人を案内。白馬村に残る地震の爪痕には看板が建てられ、看板にあるQRコードを読み取ると被災当時の写真を見ることができます。アーカイブを生かして被災当時と今の現地を
重ね合わせることができ、こうした活用方法は全国的にも珍しく地域の防災力向上に役立ちます。参加者は「避難行動について今まで机上の練習だけだったんですけど外に出ることによって震度6、7はこれくらいになるんだと、これから高齢化社会に
なるから俗にいう近助を大事にして我が地域に反映していこう」と。「やっぱり避難ですね。誰がいてだれがいないのかその確認を確実にやらないともし下敷きになっている人がいてもわからない町内で一人一人いるのいないのか確認はちゃんと
やらないとだめだ」と感じた。信大教育学部の研究員は「防災というのは基本的に地域で行っていくものなので、地域の方が運営して頂いて、地域で活用してもらうと。それが一番の防災にもつながっていきますので、全体的な防災力の底上げになると
思います」。
※2014年神城断層地震震災アーカイブ
■新型コロナの影響で、2020年度(2020.4/1-2021.3/31)の「修学旅行」などで県内を訪れた県外の学校が、前年度に比べて8割以上減少した。
県のまとめでは、2020年度、修学旅行や合宿などで県内を訪れた県外の小中高は計807校(2019年4633校)(-82.6%)・12.2万人(2019年81.6万人)(ー84.9%)、学校数・人数ともに前年度から8割以上減少した。感染状況の落ち着きを受けて、
関係者は年明けから本格化する修学旅行やスキー合宿シーズンで、子どもたちの姿が戻ることを期待している。
(1)宿泊地域;小学校は佐久・上田・長野(72.7%)、中学校は北ア・上田(53.0%)、高校は上田・北信・長野(68.25%)
(2)宿泊地;1)菅平、2)志賀・北志賀、3)白馬・八方尾根の順。
(3)宿泊者;1)菅平(構成比;19.5%);宿泊者数;2.3万人(前年比;-18.7万人)、2)志賀・北志賀(13.1%);1.6万人(-16.7万人)、3)白馬・八方(9.9%);1.2万人(-0.3万人)、4)野尻湖・黒姫(8.5%);1.0万人(-0.3万人)、
5)栂池・白馬乗鞍・白馬コルチナ;0.9万人(+513人)
(4)宿泊地;1)白馬・八方;62校,12139人,-3022人、2)栂池・乗鞍・コルチナ;47校,9899人,+513人、3)松本f;51校,3617人,-13478人、4)大町温泉・仁科三湖;8校,680人,-7413人、5)上高地・乗鞍;6校,269人,-3952人
(5)宿泊目的;1)修学旅行(構成比;44%)(来訪者;5.4万人)(前年比;-11.6万人)、体験(38%)(4.6万人)(-29.0万人)、合宿(15%)(1.8万人)(-1.2万人)など。
(6)所在地;1)小学校;東京(56%)・埼玉(12%)・静岡(7%)、2)中学校;大阪(21%)・京都(12%)・静岡(12%)、3)高校;福岡(13%)・東京(10%)・大阪(9%)・京都(9%)・静岡(6%)
■2022.11/22;県北部で最大震度6弱を観測した「神城断層地震」から8年。
白馬村、小谷村、大町市などに甚大な被害を及ぼした神城断層地震から、11/22;8年を迎えた。震災の経験や記憶を住民自ら引き継いでいこうと、2021年始まった白馬村公民館と信大が実施する「震災アーカイブサポーターズ養成講座」は2年目。
ガイドとしての活動も本格化。「8年も経つと忘れてしまう」「震災を知らない子どももいる」との声も聞こえてくる中、災害を風化させないため、記録を活用した取り組みが進む。
11/22;大きな被害があった白馬村では小学生が当時を学ぶ防災授業が行われた。白馬村を含む11市町村では住宅など2400棟の被害、46人がけがをした。11/22;白馬南小は三日市場の地震伝承館を訪れた。地震により傾いた建物を修復して
可能な限り被災当時のまま保存している。児童たちは傾いた建物を見て地震の恐ろしさを感じていた。また、地震によって90cm隆起した断層を見学。現場では信大教育学部の廣内大助教授から300年前など、過去に地震が何度も起きていることが
地層からわかると説明を受けた。助教授は「長野県は地震発生の可能性が高い地域なので、日頃からしっかり備えてもらいたい」と。子供たちはどのようにして地面が盛り上がったのかなどを学び、断層をスケッチしていた。神城断層地震の
被害を学び、防災への意識を高めていた。
■県北部を襲った「神城断層地震」からまもなく8年。小谷村小谷小で保育園児から中学生までの子供たちが大規模地震を想定した合同避難訓練を行った。
2014.11/22;神城断層地震では小谷村や長野市などで最大震度6弱を観測。県内では46人が重軽傷を負い、住宅など250棟が全半壊した。小谷村では、保育園から中学校までの子どもたちが参加する合同の避難訓練を2021年から開始。
一次避難をした後、二次避難場所に指定されている小学校の体育館へ集まり、安否確認を行った。小谷小校長は「災害に備えるということ、自分の命は自分で守るそのために備える」と。また、被害が大きく避難後の活動が子どもだけでは
困難となった場合を想定し、保護者へ一斉メールを流し子どもたちを安全に引き渡す訓練も行われた。「学校のミッションは確実に保護者へ安全に引き渡す、訓練は事前に通知できるが課題とすればどうやって親御さんと連絡が
取れるか」。学校では子どもを安全かつ確実に自宅に帰すため、今後もPTAや教育委員会と協議を重ねて、有事に備えることにしています。
■11/22;神城断層地震から8年。
白馬村神城の白馬南小は、震災について調べ学習するフィールドワークに取り組んだ。自分たちが住む地域で甚大な被害が発生した大地震。村内に残る爪痕や断層などを見学し、被害の状況や復興の様子を肌で感じながら身近で起きた災害に
考えを深めた。塩島断層や大出区の盛り上がった丘、南神城で行われているトレンチ調査現場などを見学。「震災アーカイブ」を村などと共同で作成している信大の廣内大助教授らが講師を務めた。
■白馬村や小谷村などで被害が発生した「神城断層地震」から11/22で8年。
震災の記録を後世に伝えるとともに、記録を活用した新たな取り組みを広めようと、11/16ー12/2;白馬村役場・小谷村役場で「災害アーカイブ展」が始まった。震災当時と現在の様子や、アーカイブを活用した事例などを紹介。神城断層地震の
経験や記憶を後世に引き継いでいこうと、両村では震災の記録をデジタルデータ化してインターネットで公開しながら保存・活用していく「震災アーカイブ事業」に信大との共同研究で取り組んでいる。展示は同研究室の廣内大助教授と研究員
が準備を進めた。廣内教授は「災害を忘れないよう伝えるとともに、どのような取り組みができるか。自分事として身近に感じてほしい」と。
■ユネスコが「伝統建築工匠の技」の一つとして無形文化遺産に登録した「かやぶき」
近年はインバウンドで注目を浴び、小谷村や白馬村では、かやぶきの古民家を富裕層向けの高級宿やレストランに改修する動きが目立つようになった。一方、この半世紀余りに専門技能を持つ職人は大幅に減少。職能団体は危機感を強め、
後進の育成や文化振興に力を注いでいる。小谷村中土のかやぶき職人・松沢敬夫さんは65年。「茅葺き職人連合」の代表として「自然に畏敬の念を忘れず、持ちつ持たれつ暮らす山村の文化を守りたい」と。山間部に集落が点在する小谷村。
かやぶき住宅が主流だった50年代は現在の3倍以上の約8500人が暮らし、「結」や「普請」と呼ぶ相互扶助の付き合いが根付いていた。毎冬の豪雪の他、土砂災害も頻発する地域。「向こう三軒両隣」で助け合って過ごしてきた。
かやぶきの材料はススキやカリヤス。家や集落単位で草原を管理し、かや場にした。良質なかやを得るため野焼きをし、秋に刈り取る。乾燥させ、長さを整えて使う。験を担いで共同作業の日取りを決めた。集落で屋根のふき替えがあると、
泊まり込んで作業する。同じ釜の飯を食べ、生活は持ちつ持たれつ。信頼関係や思いやりの心も自然と養われたという。かやは牛馬の餌にもなり、屋根の役目を終えた後は肥料としても利用した。かや場は治水の役割も担い、生き物の多様性も
守る。農村の循環型の暮らしの一部だった。しかし、高度経済成長期の60年代、トタン屋根が普及。かやぶきの仕事は目に見えて少なくなり、職人は減っていった。そうして腕利きが少なくなった近年。松沢さんが営む小谷屋根には、
全国から寺社や古民家の補修などの依頼が抱えきれないほど舞い込んでいる。2013年の伊勢神宮の「式年遷宮」では内宮や外宮の補修に携わった。現在、小谷屋根は職人7人。「地域ぐるみで文化を残していかないといけない」と、行政との
連携や技術の継承に努める。「現代の名工」にも選ばれている松沢さんは今秋、経験もとに「草の命を葺く」にまとめた。「衣食住まで整えて迎え入れるつもりだよ」。かやぶき職人を志す若者が業界の門をたたくことを心から願っている。
■白馬村、小谷村、大町市にあるHAKUBAVALLEY10スキー場の2022-2023年シーズンの総来場者数は136.8万人。
■2022年度(2022.11月-2023.3/末)県内23のスキー場利用者は434.8万人(長野経済研究所調べ)
県内スキー場利用者のピークは1992年度1448万人。その後は年々利用者数が減少。2010年度に471万人と初めて500万人を割り込んだ。
コロナ禍に入る前に始まったシーズンの2019年度441.4万人。コロナ禍で2020年度271.1万人、2021年度355.4万人から回復。地域別では、大北、長野、北信などの県北部で回復基調が顕著で、前年度比で3割前後の増加。
大北全体利用者で112.8万人で前年度比30.2%増。白馬五竜・白馬47は40.1万人で37.2%増、八方尾根は30.3万人で35.3%増、栂池は26.2万人で38.8%増、白馬岩岳は12.2万人で22.8%増、鹿島槍は4万人で36%減。Mt.乗鞍は4.4万人で16.4%減。
野沢温泉スキー場は35.2万人、34.9%増。志賀高原は81.3万人で22.7%増、北志賀は41.5万人で21.3%増。1、2月の最盛期に学校旅行などの団体客が戻りつつあるという。軽井沢プリンスHスキー場がある佐久、菅平高原スノーリゾートがある
上小のほか、松本、諏訪、下伊那の地域は雪不足の影響もあり、特に3月は前年度よりも利用者が少ない場所が目立った。人手不足からサービスを縮小したことが利用者減につながったとみられるスキー場もあったという。
■小川村には標高760mに一本桜の「番所の桜」(樹齢70年の濃いピンクの桜ベニシダレザクラ)や「立屋の桜」(樹齢350年のエドヒガンザクラ)があります。
一帯は桜山でたくさんの桜が咲き、残雪の北ア(仁科三山・白馬三山)とのコラボが楽しめます。例年4/上-4/中が見ごろ。開花予報では4/11開花、4/17満開。
場所はオリンピック道路(県道31号線)の小川村「小川神社」付近から約3km,車約10分。道の駅「おがわ」から約6km,車15分。「白馬駅」から20km,車30分。「信濃大町駅」から24m,車35分。(P30)。桜山の駐車場、立屋展望広場、
林りん館付近からもきれい。
(問)小川村観光協会 TEL 026-269-2323
■4/11;小川村立屋で桜が見頃を迎えた。
小川村立屋一帯を彩る桜の木々。降り注ぐように咲くベニシダレザクラは「番所の桜」。ひときわ大きいのが「立屋の桜」で小川村天然記念物指定の大木で樹齢350年以上。力強い幹と腕を大きく広げたような枝ぶりがその歴史の長さを
物語っています。小川村によると、立屋地区の桜は例年より2週間ほど早く咲き始め、今がまさに花盛り。晴れた日には北アとの共演が圧巻、絶景を望むことができます。春の日差しを浴びてより一層鮮やかに里山が桜色に染まります。
見頃はあと数日という。
■標高1000mの大洞高原にある「小川天文台」
星の降る里小川村でスターウォッチング。「星と緑のロマン館」は、「飯縄山」(1203m)山麓に緑の芝生が広がり、コテージ、BBQハウス、キャンプ場、グラウンド、テニスコート、マレットゴルフ場、滑り台、池等の遊具あり。
「小川天文台」は直径7m・高さ9.3mの開閉式ドームに60cm反射望遠鏡で星空を観察できます。20等級星以上の星を観測。星と緑のロマン館宿泊者の観望会あり。日中には太陽の黒点観測も行っています。
プラネタリウム館では星空鑑賞。(要予約,9-5月;19:00-21:00,毎月/火,年末年始旧台日,\500/大人,\300/小人)
(問)小川村天文台 TEL 026-269-3960
(問)星と緑のロマン館 TEL 026-269-3789
★★★HAKUBAVALLEYの主な観光資源★★★
1)温泉;
大町;大町温泉郷、葛温泉、七倉温泉、湯俣温泉、木崎湖温泉、美麻温泉、金熊温泉、里の湯、籠川渓雲温泉
白馬;白馬姫川温泉、白馬かたくり温泉、白馬龍神温泉、白馬八方温泉、白馬塩の道温泉、白馬みずばしょう温泉、白馬鑓温泉
小谷;栂池温泉、若栗温泉、奥白馬温泉、下里瀬温泉、奉納温泉、来馬温泉、小谷温泉、小谷温泉奥の湯、雨飾高原露天風呂、深山の湯、湯原温泉、姫川温泉
2)博物館・美術館など;
大町;大町エネルギー博物館、四季演劇資料館、大町山岳博物館、国宝仁科神明宮、塩の道ちょうじや、流鏑馬会館、大町市民俗資料館、文化財センタ、美麻麻の館資料館、重要文化財旧中村家住宅、美麻高原蔵、劇団四季記念館、
アルプス温泉博物館、酒の博物館・ギャラリーてん、わちがいギャラリー、麻倉、木匠安曇野木彫館、西丸震哉記念館、大町ダム情報館、アルプス搗精工場
白馬;青鬼歴史的建造物群、白馬ジャンプ競技場、白馬クロスカントリー競技場、白馬オリンピック記念館
白馬三枝美術館、ラフォーレ白馬美術館、白馬宮島工芸館、ギャラリー夢民、菊池哲男山岳フォトアートギャラリー、ギャラリー・オーナメント工房
白馬歴史民俗資料館、白馬・山とスキーの総合資料館
小谷;牛方宿、千国の庄史料館、小谷郷土館、おたり名産館、栂池ビジターセンタ
3)スキー場;
爺ヶ岳、鹿島槍、白馬さのさか、白馬五竜、白馬47、八方尾根、白馬岩岳、栂池高原、白馬乗鞍温泉、白馬コルチナスキー場
4)自然・散策;
大町;「立山・黒部アルペンルート」、「仁科三湖」(木崎湖、中綱湖、青木湖)、高瀬渓谷、大町ダム・竜神湖、高瀬渓谷緑地公園、七倉ダム、高瀬ダム、中山高原、居谷里湿原、唐花見湿原、宮の森自然園、
白塩町農具川河川公園、大町公園、鷹狩山、黒沢高原、ラ・カスタ、国営アルプスあづみの公園(大町松川地区)
白馬;鹿島槍ヶ岳カクネ里氷河、唐松沢氷河、姫川源流、親海湿原、白馬五竜高山植物園、飯森一夜山、木流川、白馬岩岳せせらぎの里、八方尾根、鎌池湿原、八方池、北尾根高原、落倉高原、大出の吊橋公園、野平・青鬼地区、
小谷;栂池高原、栂池自然園、眺望の郷、雨飾高原、鎌池
5)登山・トレッキング;
大町;小熊山、鷹狩山、権現山、大姥山、餓鬼岳、東沢岳、唐沢岳、針ノ木岳、針ノ木雪渓、スバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳、岩小屋沢岳、烏帽子岳、真砂岳、南沢岳、北葛岳、七倉岳、蓮華岳、爺ヶ岳、布引岳、鹿島槍ヶ岳
白馬;五竜地蔵の頭、小遠見山、大遠見山、西遠見山、白岳、五龍岳、八峰キレット、八方尾根、唐松岳、不帰キレット、天狗尾根、小日向山、白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳、白馬大雪渓、岩茸山、落倉浅間山
小谷;天狗原、白馬乗鞍岳、白馬大池、小蓮華山、風吹大池、金山、天狗原山、中西山、大渚山、雨飾山
(問)〒399-9301白馬村北城6329-1 HAKUBAVALLEY TOURISM TEL 0261-71-1898
■サウナブームの中、白馬八方尾根スキー場の山麓にある「五龍館」のサウナが話題。
国内でもいち早く取り入れた屋外にあるログハウスのフィンランド式サウナ、この冬に男性用サウナのストーブをリニューアルした。大浴場、露天風呂から北欧フィンランドサウナへ。
サウナ×水風呂で血流がよくなり、疲労回復や安眠、美肌効果が期待される。この時期は雪に抱かれた外気浴を楽しむこともでき、自然の中で「ととのう」体験ができる。
日帰り入浴(15:00-20:00,\2000/大人,\1000/小人,予約不要,バスタオル・フェイスタオル付)
(問)五龍館 TEL 0261-72-3939
■5/中;大北北部で田植えの季節を迎えた。
水が張られた田んぼに残雪の北アが映り込む「水鏡」が見られた。白馬では白馬三山などがくっきりと水鏡に映り、雲一つない青空と織りなす美しい景色を見せていた。
白馬では田起こしや代かきが行われ、田植えが始まった。大町では田植えの済んだ水田に北ア・蓮華岳・爺・鹿島槍が映し出されています。
■4/中-5/上;春の雪解けとともに、白馬の里山には色とりどりの花々が咲き始めます。
1)姫川源流自然探勝園;福寿草、水芭蕉、キクザキイチゲ、アズマイチゲ、カタクリ、ニリンソウといった春の花が次々と咲いてゆきます。
2)貞麟寺;境内には樹齢は300年以上しだれ桜やオオヤマザクラやエドヒガンザクラなどの桜が咲きます。カタクリ、ハルリンドウなども見られますす。
3)白馬五竜;とおみG隣のカタクリ苑では可憐なカタクリの花が斜面一面に咲き誇ります。
4)四十九院;田んぼの脇には大きなコブシが2本並んで立っていて五龍岳・白馬三山とコブシの共演が楽しめます。
5)大出公園;姫川にかかる大出の吊り橋と白馬三山の景色が美しい大出公園は、桜と残雪の山との絶景が広がります。
6)新田伝行山;「徹然桜」は伝行山にある枝垂れ桜。新田旅館街の桜並木もきれい。
7)野平;野平にある一本桜。北アルプスを背景に咲き誇ります。
8)落倉自然園;白馬北部に位置する小さな自然園。雪解けの湿地にミズバショウやザゼンソウが咲きます。
■松本城下から糸魚川まで120kmを結ぶ千国街道。
何千年も前から交易に使われ、運ばれた代表的な物資から「塩の道」とも呼ばれる。小谷村では山の中をたどり、かつての面影を色濃く残すルートも多い。塩の道は村中心部の北で糸魚川に向かって2つに分かれる。縄文時代から続くという
「千国古道」。諏訪大社の御柱祭の前年に小谷と新潟の境で催される「薙鎌打ち神事」の薙鎌が運ばれた道でもある。神事は2021年予定。30年にわたり塩の道のガイドを務める田中省三さんが案内。最初に向かったのは村内の石原白山社。
幹回り12m、高さ42mの県内で3番目に大きい杉がそびえる。うろは15人以上が入れる広さ。近くには、薙鎌を運ぶ道中で鎌を収めたひつを置いたという「御頭岩」が鎮座。巨木と巨石に圧倒。小谷の諏訪信仰の中心とされ、神事の際に
奉納された薙鎌もある中谷大宮諏訪神社に立ち寄った後、塩の道を北に向かって歩き始めた。緑に囲まれた快適な道。「小谷の塩の道は7-8割が土。昔ながらの風情を味わえます」と。田中さんによると、縄文時代から諏訪の黒曜石や
糸魚川のヒスイが運ばれ、古代から中世には兵士も通った。木々の間からのぞいた小ぶりな山は、戦国時代、上杉方についた武将が立てこもった「平倉城」跡。水が尽きたことを武田勢に見破られ、攻め落とされたと伝わる。通商では、
糸魚川からは塩のほか塩魚や陶器など、信州からは麻やたばこ、大豆。馬車道が開かれた明治中期まで、牛の隊列や荷を背負った「歩荷」が盛んに行き交った。中でも重要なのはやはり塩で「北から来る人に道を譲れ、という言葉が
あります」と。雪に閉ざされる冬季は歩荷が頼み。50kgの荷物を背に、豪雪の中を進んだという。起伏に富んで感じられ、いくつか急な所もあった。「他のコースは胸を突くような坂も出てきます」。歩荷の苦労には想像も及ばなかった。
道沿いには石仏や明治の堰跡、かつての集落が次々と現れ、飽きることがない。雪の重みで根元が曲がった杉木立は目に楽しく、草むらを飛び回るアサギマダラにも心弾んだ。人と自然の営みが無数に折り重なり、一本の道になっていると
感じた。所々に、まだ新しい石の道標が立っていた。田中さんたちが2020年まで3年がかりで120基を設置した。「人工物があると歩く人が安心するでしょ」と。田中さんの願いは、もっと多くの人に塩の道をたどってもらうこと。特に、
中高年層へのPRを主眼に据える。「歩かなくなると道は廃れる。小さなことからやっていかないと」。村の歴史そのもののような道を未来につなぐ。
■千国街道「塩の道」の難所には庚申塔、馬頭観音、地蔵、道祖神などの石仏群がひっそりと佇む。
毎年5/3〜5/5;小谷・白馬・大町で開催される「塩の道まつり」。日本海から塩や海産物を運んだ重要な道。自然と歴史を感じながら千国街道を歩く。2020年41回、2021年42回はコロナ渦で中止。
2022年は無事に開催されることを願いつつ、歴史や自然を満喫できる塩の道をトレッキングしてみてはいかがでしょうか。2022年は合同開催の塩の道まつりは中止。地区ごとに規模を縮小し、ウォーキングイベントを開催。街道市の振る舞いや
仮装行列、地域の催しはなし。
大町「青木湖」から白馬佐野坂に至る塩の道には森の中に「西国三十三番観音石仏」が安置。青木湖西の山地を越える佐野坂は急傾斜地で千国街道でも難所の一つだった。積雪や吹雪のため遭難もあったという。旅人の安全を祈り、
道標の役割をかねて石仏群が建造された。佐野坂・飯田・飯森・塩島・切久保・新田には、数十基から百数十基が集まる石仏群があります。佐野坂十二社、二僧塚、沢渡南原庚申塚、沢渡北原庚申塚石仏群、貞麟寺道祖神、犬川端庚申塚石仏群、
飯田犬川端庚申塚石仏群、飯田北村道祖神、長谷寺百体観音二十三夜塔、空峠庚申塔石仏群、牛方供養塔、飯森神社石仏群庚申塔・馬頭観音、空峠庚申塚石仏群、薬師堂石仏群、塩島石仏群・善光寺式阿弥陀三尊仏、観音原百体観音・
馬頭観音、切久保庚申塔などがある。
馬頭観音は道中で死亡した牛馬の霊を慰め旅人の安全を願って建立。馬の頭を頂いた観音様を見て、馬とともに生活する人々が馬の無病息災を祈り、馬と歩む道中の安全を祈ったり、死んでしまった馬の冥福を祈ったりするために
馬頭観音が作られたといわれます。白馬には牛方の供養塔もある。昔、飯森では塩の道祭りで牛を引いていました。
小谷村栂池高原松沢口〜下里瀬までの塩の道千国越えでは、松沢薬師堂百体観音、前山百体観音、親坂石仏群、建長寺西国三十三観音大別当石仏群、小土山石仏群・鍾馗様、三夜坂二十三夜塔、坪山庚申塔・二十三夜塔、虫尾阿弥陀堂石仏群
などがある。
■MTBが楽しめるところは、乗鞍高原MTBコース、堀金烏川の安曇野市MTBコース、国営アルプスあづみの公園(大町・松川)MTBパーク。白馬五竜IIMORIーMTBコース(整備中)、白馬47MTBコース、白馬きこりの道みねかたトレイル(MTBトレイル)、 八方尾根MTBコース(検討中)、白馬岩岳MTBパークなど。
■7/23-10/31;白馬五竜いいもりGに「IIMORIマウンテンバイクパーク」OPEN。
初心者・初級コース。ミルキーフォー(521m)稼働。ソフトクリームCに700mと1200mの2コースが整備。
〜10/31;MTBツアー「RIKE HAKUBA MTB TOUR」も開催中。白馬三山のビューポイントなどを地元ガイドが対応。3コースあり。(MTBツアー;\6000/半日,\12800/1日)
7/23-10/31;「IIMORI MTBパーク」。(入場;\3000/大人,\2000/小学生,MTBレンタル(\2000/2H〜)
〜10/29;「IIMORI AC場」(6,9,10月;\3000、7-8月+6,9,10月土/日;\5000)、フリーサイト(\2000)
(問)白馬五竜IIMORI TEL 0261-75-2636
■2022.7/23;9:00-15:00;白馬飯森の「白馬五竜IIMORI」に「IIMORI MOUNTAIN BIKE PARK」がOPEN。
ゲレンデを活用して初心者・初級者から楽しめるMTBパークを開業。いいもりGのソフトクリームC。創業以来初の夏季リフトを運行。坂を下る爽快感を誰でも安心して楽しめる。
(入場料;\3000/大人,\2000/小学生以下;リフト乗車) MTBレンタル(\2000/2H;ヘルメット,グローブ,プロテクター込)
(問)エイブル白馬五竜IIMORI TEL 0261-75-2636
■「白馬五竜高山植物園」
白馬五竜アルプス平一帯では約300種200万株の高山植物が咲く。ハクサンイチゲやチングルマが見ごろで、ウルップソウやコマクサも咲き始めた。シラネアオイ、サンカヨウ、キヌガサソウ、エンレイソウ、ミヤマクワガタ、コイワカガミ、
マイヅルソウ、ゴゼンタチバナ、シナノキンバイ、クロユリ、ミヤマオダマキ、ミヤマアズマギク、コメバツガザクラ、イワベンケイ、ウスユキソウ、タテヤマリンドウ、ミネズオウ、キジムシロなど。
花は季節で変わりますが、植物園の学芸員とスキー場スタッフにより、雪の残し方、位置が工夫され、人気の花の見頃が長く続くように演出。
(問)白馬五竜高山植物園 TEL 0261-75-2101
■「白馬岩岳マウンテンリゾート」
4/28;「白馬岩岳マウンテンリゾート」がグリーンシーズンの営業を開始した。2021年プレオープンした、山と里の眺望を一度に見渡せる新展望エリア「白馬ヒトトキノモリ」がグランドオープン。
関係者がオープニングセレモニーを行い、新たな魅力を発信した。
白馬ヒトトキノモリ(4/28〜;GRAND OPEN),CHAVATY HAKUBA,スカイアーク,HAKUBA MOUNTAIN HARBO,THE CITY BAKERY,
岩岳MTB PARK,ヤッホー!スウィング,乗馬アトラクション,マウンテンカート,ヒトトキダウンヒル体験,バギークルーズ.
(入場料;\2400/大人,\1300/小児,\700/ペット;ゴンドラ・5線サウスリフト往復乗車含)
EXアドベンチャー(4/28-11/上;基本C;\4600/大人,\3600/小人)
白馬姫川温泉岩岳の湯(4/28-6/24;13:00-18:00)
■農水省が優れた棚田を認定する「つなぐ棚田遺産〜ふるさとの誇りを未来へ〜」に、白馬村「青鬼の棚田」と小谷村「小谷村棚田群」が選定された。
平1999年の「棚田百選」から20年以上を経て、再び守り育てていく棚田の取り組みを評価。人と自然がつくり出す棚田を未来につなごうと認定した中に選ばれた。
■2021.7/10;小谷村土谷を流れる農業用水路「土谷堰」に関心を深めてもらおうと、土谷堰を歩く催しが開かれた。
地元住民約20人が参加し、堰が流れる山中を散策。約160年前の安政6年(1859年)に造られ、現代まで恩恵が続く土谷堰の歴史や先人の知恵、苦労に思いを馳せた。水田で堰を利用する土谷堰水利組合、地元住民らが講師となり、
歴史や道中から見える景色などを紹介した。土谷堰は土谷川上流より取水した全長8qの堰。提灯の灯りを対岸から見ることにより高低を判断し手作業にて完成させたという。先人の知恵。土谷川と中谷川谷筋を結ぶ千国道を見下ろす
場所にある「大峯峠」。千国街道の薙鎌神事の道をたどる「塩の道・古道大峯峠越えコース」となっている。水は大峯峠を今でも滾々と流れている。堰記念碑や二十三夜塔、庚申塔などの石造物が並んでいる。堰は土谷地区全域に
流れる用水路で集落の住民が保全・管理し、今でも使用されている。日本の原風景が残る小谷村土谷・中谷では、棚田や茅葺屋根の民家が望める。大峯峠越えは姫川宮内橋〜御頭岩〜石原「白山社」大杉〜水仙街道(奉納温泉への道)〜
太田〜中通〜土谷諏訪神社の腰掛杉〜中尾根〜大峯峠〜(立山北峰が見える)〜中土。土谷・中谷間は林道大峯線が通っており、ほぼ舗装はされているが幅1.5mの狭い道でつづら折りのルート。
■2021.7/15;小谷村土谷の土谷ふれあい隊は、村民向けに地域の水路を歩いて歴史や生活を考える「土谷堰歩き」〜この水にたくす想いを〜を開いた。
土谷堰は1859年に造られた大北でも最古の堰で、162年の歴史を持つ。土谷堰水利組合のメンバーがガイドを務め、地域の住民が先祖代々峰沿いに整備をしてきた水路に沿って歩き、歴史や言い伝えなどを説明した。村内から8人が参加。
全長8kmのうち、1932年に建立された「水神様」から「土谷諏訪神社」、「太田の堰払口」までの約7kmを歩いた。
■小谷村中小谷の「立山」
R148下里瀬TN手前の下里瀬交差点から姫川にかかる水仙街道の橋の奥には、こんもりした山「立山」(標高939m)が見えます。東には北峰、奥に三角錐の「平倉山」(標高823m)が望めます。
小谷村「小谷温泉」(標高850m)は450年前、武田信玄と上杉謙信によって戦われた平倉立山合戦の折に、武田の家臣・岡田甚一郎により発見・開湯、武田信玄の隠し湯として伝えられ、古くから湯治場として利用されています。
R148小谷温泉口から小谷温泉方面に県道114川尻小谷糸魚川線を通り、「山住TN」の次のTN「白岩隧道」を抜けて約30m先を右折すると、「立山」山頂まで行ける3kmの林道があります。山頂手前までは舗装路、その先はダート。
立山山頂にはNHK小谷FM(84.7MHz)中継放送所があり、樹木に覆われた中の開けた場所に送受信アンテナが建っています。アナログ民放TV局送信所もありますが現在は未使用。林道途中には「駒の足跡」。「立山」の北にある
「平倉山」の山城から姫が名馬に乗って逃げ立山(館山)まできて、姫川の深淵に身を投じて果てたという哀話があります。武田軍勢に攻め落とされた山城「平倉山城」(小谷城)。城主は飯森十郎盛春。平倉山城は上杉軍にとっ
て川中島への補給基地で重要な山城であった。白馬村神城飯森の「一夜山城」に居城した盛春は、武田軍の武将・山県昌景の攻撃にあって「平倉城」に籠城。城は兵糧や水に恵まれなかったため落城し、春盛は討ち死にした。
上杉の援軍は地蔵峠を越えて深原まで来たが、燃え上がった火の手を見て平倉城の陥落を知り、引き返した。平倉城を攻略した武田軍は越後国境に迫った。平倉城跡の近くには武田軍が残党狩りを行った際、皆切ってしまった
という「切った屋敷」跡が残り、落城の悲哀を物語っています。立山の案内板には「平倉城主の姫が弘治3年(1557年)7月武田軍勢によって落城の悲運に遭った時、城主と共に死ぬことをいさめられた姫は、父の駒に乗り一鞭あて、
平倉山より中谷川を飛び越えて、此処に着地したと伝えられ、この岩に残る馬の足跡はその時のものと言われている」。立山山頂からの見晴らしはよくないが、林道途中に「平倉山」が見渡せる場所あり。
2007年NHK大河ドラマ「風林火山」の戦国武将・武田信玄と軍師・山本勘助らに扮した武田軍勢が「第28回おたり塩の道祭り」に登場しました。
■北ア・山麓の山に囲まれた小谷村は自然豊かで美しい土地ですが、北アの急峻な地形と脆弱な地質で、地震や豪雪、豪雨による地滑り、雪崩、洪水・水害、土石流災害などが多い。
1911.8/8;稗田山大崩壊をはじめ、大久保山、清水山、小土山、太平山、風春山などでの地滑りや崩落、姫川本流と支流の浦川、横川、中谷川、土谷川、土沢川などでの氾濫、1995.7/11-7/12;姫川で豪雨災害が発生。氾濫により
姫川沿いの道路や線路の法面が崩壊、姫川温泉で土砂災害、R148国界橋が流失した。1996.12/6;北小谷蒲原沢で土石流災害発生し、復旧工事中に犠牲者が出た。県姫川砂防事務所は、北ア山麓の小谷村や白馬村内で砂防堰堤(砂防ダム)を
つくっています。栂池沢では2014年から着手した砂防堰堤工事は2021年7月にコンクリート打設が終了。この他、小谷村梨平の滝の沢、小谷村北湯原沢、来馬の砂防堰堤などを建設中。
白馬村では、1953.7/7;松川氾濫。1957.7/7;木流川氾濫、1957.8/29;松川氾濫、1959.9/26;松川氾濫、1965.7/12;松川氾濫、1995.7/11;豪雨災害、大雪渓で土石流、2003.6/28;大雪渓白馬尻で土石流、2005.8/11;杓子岳崩落、
2006.7/22;大雪渓で土石流、2014.11/22;神城断層地震で地滑り・家屋倒壊などがあり、姫川や松川の氾濫では白馬町や大出地区で何度か浸水していた。昔からの度重なる災害で、松川や平川などでは砂防堰堤が複数建設されています。
既存砂防施設は50年経過したものもあり、老朽化が課題で、計画的な改築や修繕と維持管理、除石、土砂・流木除去、河床掘削等で長寿命化を図る必要があります。
■2021.10/6;明治時代末に23人が犠牲になった小谷村中小谷の「日本三大崩れ」の一つである「稗田山崩れ」から110周年に合わせ、被害や砂防について学ぶ「伝承行事」が開かれた。
小谷村と国交省松本砂防事務所が主催。小谷村「サンテインおたり」で、村民ら約40人が、堆積物が約1.5億m3にも上った大崩落を振り返り、犠牲者を悼むとともに、観光活用などで広く語り継ぐ方策を考えた。稗田山崩れは1911年8/8に小谷村の
姫川左支川・浦川の上流部の稗田山で大規模な山体崩壊が発生。大崩落に伴う浦川沿いの土石流で民家がのみ込まれ、土砂が姫川をせき止めてできた天然ダムが決壊。さらに下流の集落にも壊滅的な被害が出た。死者・行方不明者は23人、
26戸が流失、47戸が浸水被害。一帯では現在15基の砂防ダムが整備された。「地域が主役の砂防」をテーマに、この日講演した前国交省砂防部長は「災害現場に実際に行くことで、恐ろしさと備えの重要性が分かる」と指摘しつつ、砂防や周囲の
景観を生かして観光誘客に成果を上げている全国の先進事例を紹介。「平時から地域の方の努力とアイデアで砂防施設を有効に活用していただきたい」と。講演に先立ち、10/6;稗田山西側斜面の崩落現場を見渡す北小谷の松ヶ峯無線中継所の
展望台に害の歴史を伝える案内板が完成し、除幕式があった。案内板は横2m×縦1mのアルミ製、設置された高台からは土石流が流れ下った浦川などを見下ろすことができる。案内板では発生状況や被害エリア、その後の砂防事業などを地図や
写真で説明。事業費は約200万円。案内板の除幕式には関係者や地元の人たち約30人が出席。中村義明村長は「いつ発生してもおかしくない豪雨では情報発信が不可欠で、大災害を教訓に、災害を語り継いでいくことも重要」と話した。
■9/19;白馬八方の八方文化会館「白馬・山とスキーの総合資料館」は新型コロナ感染症対策による臨時休館を終了し、約1年ぶりに一般公開を再開した。
■小谷村のそばや「蛍」。
小谷村真木集落にあるそばや「蛍」は、小谷温泉・雨飾高原への道路(川尻小谷糸魚川線)の真木から、細い坂道を100mほど登る。ランプが灯る古民家のお蕎麦屋さんで素朴でゆったりした雰囲気があり、囲炉裏端もあります。真木集落で
小学生のころ山村留学をしていた主人(宇田川光平さん)が築120年の古民家を改修して始めた。2007年の開店以来、13年間、若い2人で切り盛りしています。小谷産のそば粉は石臼で自家製粉。細めのそばで薪を使ったかまどで茹でる。
蕎麦を茹でるのは薪で焚く、自作の石釜戸というこだわり。釜場はガラスで仕切られているので作業を見られます。「蛍の緑」は更級でそばの殻を取り除いて挽いたそば粉。「深里」は挽きぐるみのそば殻を一緒に挽いたそば粉の2種類。
「蛍の緑」は新そばの季節は鮮やかな緑色。ざるそばはコシがあります。そば殻なしなのですっきりとしたのどごし。深里も注文して食べ比べてみましたが、確かに深里は歯ごたえがあります。そばつゆはしょぱくもなく少し軽めの味で
鰹節はきいています。薬味はわさび、大根おろし、ねぎ。蕎麦徳利と蕎麦猪口はセンスもよい。そば湯は薄め。季節の天ぷらは近くで採れたカボチャ、サツマイモ、ニンジン、大葉、ミョウガ、ナス、マメ、オクラなど10種類の野菜で
ボリュームあり。ぱりっと揚げています。春はこごみ、うとぶき、うど、こしあぶら、ふきのとう、よもぎ、しいたけなどの山菜。秋はキノコが中心。お蕎麦も天ぷらも美味しい。通常でもそばのボリュウームあり。そば茶あり。
(火/水定休日,但し祝祭日・お盆・紅葉は無休。駐車スペースは狭い(P7-P10)。(平日11:30-17:00,土日祝11:00-17:00,4/下-11/中;冬季休業)
(問)そばや蛍 TEL 0261-85-1810
■小谷村千国乙の「おたり生ハム工房」で国産生ハムを生産販売。
2019年に工房設立。製作方法はイタリアパルマのプロシュートを日本に取り入れ生産。秋から冬にかけて仕込み。熟成は標高2000mの北アルプス熟成。気温湿度が低いため、自然環境のなかで水分が抜けて旨味が凝縮する。
豚は地場産おたり野豚を使用。おたり野豚は脂分が甘くコクのある味で、熟成乾燥することで最高級の生ハムを生産。ミネラルの多い瀬戸内鳴門海水塩でじっくりと1年かけて熟成させた生ハム。7/30;道の駅おたりで販売開始。
原木熟成スパッラ肩生ハム(スライス:\648/30g,\972/50g)、生ハムニンニクオリーブ、原木プロシュート生ハム(骨付きの大きな生ハム)(\4-5万円/1本)発売。
(問)小谷村千国乙4193-1 おたり生ハム工房
■小谷村「道の駅小谷」で今秋から「おたり生ハム工房」が仕込んだ生ハムの販売が始まっている。
特設コーナーには「原木」と呼ばれる、骨付きの大きな生ハムがお目見えし、小谷の新たな食の魅力を発信。
■2021.9/17;小谷村や国立科学博物館などは、希少鉱物「千葉石」が村内で発見されたと発表。
南房総に次いで世界で2例目。小谷村は採取された千葉石や千葉石を産出した火山岩の岩山「沖岩体」を村天然記念物に指定した。千葉石は2011年に論文発表された透明な鉱物。ケイ素と酸素がかご状の結晶をつくり、その中にメタンなどの
天然ガス分子を一個ずつ含む。小谷村では2005年に浜松のアマチュア鉱物研究家・高山信之さんが横4.5cm、縦3cmの千葉石を採取し、糸魚川のフォッサマグナミュージアムに持ち込んだ。形だけを保って変質した白い「仮晶」で、当時は
別の鉱物と思われていた。千葉石が発表されたことから国立科学博物館などが村内で調査。1〜10mmの千葉石や仮晶を多数見つけた。村や同館によると、石ができたのは533万年-258万年前。当時、一帯は海底で、生物の死骸を多く含む堆積岩と
マグマが反応。死骸が熱で分解されて二酸化炭素やメタンなどの天然ガスが生じ千葉石が生成した。この結晶構造は「燃える氷」として知られるメタンハイドレートと同一構造。10/9,10/10;小谷村で国立科学博物館の門馬研究主幹の
発見報告講演会。2022年度「小谷村郷土館」や「糸魚川フォッサマグナミュージアム」などでこれまでに採取された千葉石やメラノフロジャイトの仮晶を展示予定。
※小谷村中土清水山の沖岩体は火山岩の岩山で、約1000万年前の中期中新世に海底扇状地として堆積した前沢層に対して、鮮新世(533万年前〜258万年前)に貫入した安山岩質マグマ。岩体の一部はマグマが海水で急冷された際に生じる破砕組織が
発達し、周囲の堆積岩が破砕された安山岩の間に取り込まれていることから、マグマの貫入が海底で生じたことを示しています。また、岩体中には炭酸塩鉱物とシリカ鉱物からなる網目状の脈も多数発達しており、その中にシリカクラスレート
鉱物の千葉石が産出しています。
■「善鬼伝説」が白馬村青鬼集落には古くから住民に伝わっている。
白馬村北東端の「岩戸山」山腹に位置する景観豊かな農村集落。周辺からは縄文土器が出土しており、2000年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定。神前に奉納する火をおこす「火もみの神事」など古来の伝統を数多く受け継ぐ同集落を、
民俗・日本思想史家の田中欣一さんは「民俗の宝庫」と評する。集落で善鬼の存在がささやかれるようになった経緯については、石沢清さん著の「北アルプス白馬ものがたり」に記載がある。同書によると、昔々、白馬の東の山一つ越えた村から
こちらの村へ、鬼のような大男がやって来た。悪事を働いたため、村人たちは男を岩戸山の底無しの洞窟へ閉じ込めた。その数カ月後、戸隠の村で人助けの力仕事を進んでやる鬼のような大男が現れた、と旅人が伝えた。村の古老たちは、
閉じ込めた大男が戸隠の下を通った時に魂が入れ替わって善鬼になったとして、たたりがないよう、生まれ変わった大男を「善鬼大明神」として祭ることにした。そのことがあってから、白馬の東の村では村の名を「鬼無里」、村を「青鬼」と
呼ぶようになり、今に至る。「青鬼」と呼ばれるようになったのかは、住民らで構成する「青鬼保存会」の降籏隆司会長はその理由を「大男の正体は流れ着いたロシア人で、青い目玉をしていたからではないか」と推測。集落では、善鬼信仰に
まつわる「椀貸し」の伝説も残ると田中さんが教えてくれた。概要は、冠婚葬祭で自宅に客を招く際、足りない分の膳、椀を貸してもらうよう岩屋にいる善鬼に依頼する。すると、翌朝には頼んだ分の膳、椀が並んでおり、冠婚葬祭が終わると
借りたそれらを岩屋の前に返したというもの。ただ、借りた一部を返さなかった者が現れて以降は、二度と膳、椀を貸してくれることはなかったという。現在、集落は超高齢化が進み、深刻な過疎に陥っている。会長によると、多い時には24戸
あった家屋も現在は15戸。冬場は積雪で大半が市街地に身を寄せるため、集落で暮らすのはごく少数。存続の危機にある青鬼の現状に、会長は「ここを守りたい気持ちはあるけれど、若い人がついてこない。自然現象なので仕方ない」と。
■白馬村はギフチョウとヒメギフチョウが混生している日本でも希少な地域。
ギフチョウとヒメギフチョウは白馬村文化財保護条例で天然記念物指定。捕獲は禁止。ギフチョウ・ヒメギフチョウを保護していくために、村内をパトロールする保護監視員を募集中。白馬村在住者。
任期はR3.4-R6.3月。
(問)白馬村教育委員会事務局生涯学習スポーツ課 TEL 0261-85-0726
■白馬村では2009年和田野区・どんぐり区でナラ枯れの被害が確認された。
県内では2004年に信濃町・飯山でナラ枯れが初めて確認。白馬村では防除対策を実施しナラ枯れの拡大防止をしたが、2020年夏にも岩岳とどんぐり地区でナラ枯れ被害が発見された。夏でも葉が枯れるため、景観の悪化により、重要な
自然環境、観光資源が失われかねない。白馬村では、2021年度にはナラ枯れ防除対策として被害木の伐倒燻蒸や薬剤注入を実施。ナラ枯れはカシノナガキクイムシが原因でミズナラ、コナラ、カシワ、クヌギなどの葉が茶・赤茶色なって
枯れてしまう。今後も村では、ナラ枯れ被害の調査、被害木の伐倒燻蒸、被害拡大防止のために森林整備・間伐などを実施予定。
(問)白馬村農政課 TEL 0261-85-0766
■2020年に白馬村岩岳どんぐり地区で「ナラ枯れ」が見られた。
ナラ枯れはミズナラやコナラ、カシワ、クヌギなどが枯れる現象で、葉が赤褐色や茶色に変色します。ナラ枯れの原因はカシノナガキクイムシが樹の幹に大量に穴を開け、ナラ菌により通水が阻害され、枯れると言われます。
白馬村では2021年からナラ枯れ防除対策として、村林では薬剤による樹幹注入、伐採・くん蒸・間伐などが行われています。個人所有の山林では個人対処が基本。倒木の危険性があり、景観も良くありません。ナラ枯れは7-8年周期で
現れ、4-5年で終息。
■県北部で最大震度6弱を記録した神代断層地震から11/22で7年。
被害が大きかった白馬村では、教訓を学ぼうと報告会が開かれた。2014.11/22;県北部で最大震度6弱を記録。白馬村では建物に多くの被害が出ましたが、住民の助け合いで死者は1人も出ず、「白馬の奇跡」と呼ばれています。
あれから7年。被害を風化させず、教訓を学ぼうと報告会が開かれ、信大教育学部の廣大助教授は、写真や動画などのデジタルデータを集積して閲覧できるようにした「震災アーカイブ」の重要性などを伝えた。廣内大助教授は
「村民が力を合わせて乗り切ったことを後世に伝えていきたい、その方法の一つがアーカイブ。ぜひそういうものを定着させて、災害をきちんと受け継いでいきたい」と。
11/22;白馬村で地域の伝承活動を紹介する報告会が開かれた。白馬中3年の生徒や公民館講座の受講生らが、ウェブ上で当時の写真やインタビュー動画を閲覧できる「震災アーカイブ」を使った防災教育や観光の試みを紹介。白馬村と
小谷村の村長ら約40人が出席し、震災の記憶の継承を誓った。県のまとめによると、白馬と小谷村などで計81棟が全壊し、175棟が半壊。死者は出なかったものの、8人が重いけが、38人が軽いけがを負った。報告会は両村とともに
アーカイブの活用を進めている信大教育学部などが企画。アーカイブの資料に当たり、村内を巡って当時の状況を調べた白馬中の生徒は「めりめりと音がして家の下敷きになるかと思った」といった被災者の体験を紹介。死者が出ず
「白馬の奇跡」とも言われた震災について「自分の命は自分で守るという思いと、日頃の地域の助け合いがあったからこそだった」と。白馬村の下川正剛村長は「7年が過ぎるとあれだけの経験も忘れかけてきている。またいつ起きるか
分からない。当時を思い、次の世代に引き継いでいく」と。
■白馬村飯森は「一夜山」(標高約851m)の麓にあり、集落には曹洞宗の古刹・示現山「長谷寺」があります。
長谷寺は室町時代の1391年に安曇の名族仁科氏支族であった、飯森十郎日向守盛春の内室光姫が開基と伝えられ、樹齢600年を越える杉並木に囲まれた静かなお寺です。飯森家が境内の裏山に城砦(一夜山城)を築き、麓に家臣や農民の
集落を建設したと云われます。江戸時代には松本藩が長谷寺のある飯森に千国街道を開削。飯森城の城下、飯森宿として整備され、お寺には多くの参拝者が訪れた。飯森宿には長谷寺の他、飯森神社や十王堂などがあり、数多く石仏が
存在します。長谷寺の本堂(1682年)、庫裏(1799年)、山門(1820年)は白馬村指定文化財指定。他に宝庫、示現閣、鐘楼などあり。境内参道の老杉群は樹齢600年、樹囲は5m、樹高は35m以上の大木で、白馬村天然記念物。長谷寺の境内に
ある枝垂れ桜は有名。その昔、参道には桜の木がたくさん植えられていました。春になると、桜の木にヒヨドリやメジロが花の蜜を求めてやってきますが、ヒヨドリは桜の蕾や花弁を食べるため、咲く花の数が減ってしまった。
糞害もあるため、木を切ってしまったという。今は桜の木は雪に覆われています。
(問)長谷寺 TEL 0261-75-2028
「春の長谷寺の枝垂れ桜」(飯森にて)(4/下)
■KDDIとWi2は、衛星ブロードバンド「Starlink」を用いた「山小屋Wi-Fi」の提供を2023年夏以降に開始する。
利用料金は\780円/24H。auユーザーは無料。Starlinkをバックホール回線として活用するWi-Fiサービスで、KDDIとWi2がヤマップと協力して提供。山小屋を含む登山道は、地形や積雪などの理由で通信環境の整備が困難とされるエリアが多数存在し、
緊急時の連絡が難しいなどの課題がある。衛星回線を用いることで光ファイバーが不要なため、通信環境の整備が難しかった山小屋でも通信の利用を実現できる。山小屋オーナーもキャッシュレス決済の導入、宿泊予約、防災情報、災害情報収集などに
活用できる。5/29;先行して白馬村八方尾根の「八方池山荘」で開始した。
利用方法はWi-Fi設定でSSID「Entry」に接続、山小屋Wi-Fi初画面で、auユーザーの場合は「auユーザの方」(無料)を選択後、設定情報をインストールしてSSID「0001au」に接続する。
au以外のユーザーは「その他の方」(有料)を選択。クレジットカードで決済した後に同じく設定情報をインストールし、SSID「yamagoya_Wi2」に接続する。
提供時期は2023年夏以降。エリアは今後、順次拡大される予定。
白馬村丸山俊郎村長兼白馬村振興公社代表理事は、本サービスに「白馬村は登山をはじめとしたアウトドアスポーツに力を入れており、年間を通して多くの登山者やアウトドア愛好家が訪れる。中でも登山は白馬を支える重要な観光資源の一つとなっており、
白馬三山はじめ唐松岳など多くの山々があります。初心者から経験豊富な登山者までが訪れ、それを支えているのが山小屋の存在。山小屋の通信環境を整える本サービスは、登山者やそこで働く人にとっても非常に価値のあるものであり、山小屋のさらなる
安全面や快適性を高めることにつながる」と。
ヤマップは「Starlinkを活用した「山小屋Wi-Fi」の導入を通して、山小屋の通信環境が劇的に向上します。これは、山小屋オーナーや登山者の利便性が向上するだけでなく、遭難救助時のスムーズな情報連携、遭難場所の位置の特定、山岳環境の
正確な天気の把握と共有など、安全面への応用が期待できます。登山の楽しみを広げ、安全面にも寄与する仕組みがつくれますよう、「山小屋Wi-Fi」の普及に、ヤマップとしても貢献してまいります」
Starlinkとは、数千機の低軌道周回衛星を用いた、「米スペースX社」による衛星ブロードバンドインターネットで、これをバックホール回線として活用する。
YAMAPはスマホのGPSで現在地と登山ルートがわかるアプリで、山行の軌跡や写真を活動記録、山の情報収集、登山好きとの交流などができる。2023年5月で累計370万ダウンロード。
KDDI,Wi2(ワイヤ・アンド・ワイヤレス),ヤマップ,白馬村振興公社の4社は今後も山小屋の通信環境を整える活動を通じて、登山・アウトドア分野におけるデジタル化を推進していく。
※衛星ブロードバンドStarlinkを活用した「山小屋Wi-Fi」提供開始(KDDI)
■小川村「小川アルプスライン」は北アの展望台! 小川アルプスライン(県道36号)には標高約800mの北アの展望台。「アルプス展望広場」、「アルプス展望デッキ」、「立屋展望広場」、「成就展望所」などのビュースポットあり。小川アルプスラインは約12kmの観光ラインで、 展望広場は「信州サンセットポイント百選」や「信州の自然百選」にも選定。ここからは燕岳(2763m)、餓鬼岳(2647m)、唐沢岳(2632m)、野口五郎岳(2924m)、三ツ岳(2845m)、北葛岳(2551m)、蓮華岳(2799m)、針ノ木岳(2821m)、 スバリ岳(2752m)、爺ヶ岳(2670m)、布引山(2683m)、鹿島槍ヶ岳(2889m)、八峰キレット(2518m)、五龍岳(2814m)、白岳(2541m)、大黒岳(2393m)、唐松岳(2695m)、不帰キレット(2411m)、天狗ノ頭(2812m)、白馬鑓ヶ岳(2903m)、 杓子岳(2812m)、白馬岳(2932m)、小蓮華山(2766m)、白馬乗鞍岳(2469m)まで北アの峰々を一望できます。直線距離で45kmが一度に見えるところは少ない。秋から冬にかけては空気が澄んで遠くまでくっきりと見えます。 モルゲンロートの北ア、雪化粧の北ア、夕焼けの北ア、星空と北アのシルエットなどが撮影できます。昼間は午前中、午後は逆光。
★車で行ける「北アルプス展望台」★(〇はお勧め)
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★白馬・小谷・大町の紅葉スポット★
9/下-10/中;小谷なら、「蓮華温泉」「蓮華白池」「五輪尾根」「鉱山道」「天狗の庭」「風吹大池」「雨飾高原」「雨飾山・荒菅沢」「鎌池」「白馬大池」「天狗原」「栂池自然園」。
9/下-10/下;「八方尾根」;白馬三山を映す「八方池」周辺はダケカンバの黄色やナナカマドの赤といった色とりどりの秋の景色を見ることができます。「黒菱林道」「北尾根高原」
9/下-10/下;「白馬五竜」;アルプス平「地蔵の頭」〜「小遠見山」(標高2007m)までのトレッキング、遠見尾根の紅葉が楽しめます。
10/中-11/上;「白馬岩岳」;山頂の絶景テラスから北アの山々と山の紅葉を楽しめます。
10/中-10/下;「大出公園」;白馬三山と清流・姫川、吊橋と茅吹屋根の民家が絵になります。
10/中-10/下;「白馬大橋」;松川と白馬三山。北アの冠雪と中腹の紅葉、麓の緑と三段紅葉を眺めるビュースポット。
10/16,23;「白馬岩岳」で「IWATAKE OCTOBER FESTIVAL」。紅葉の北アとアコースティックライブ。
10中-10/下;鬼無里「奥裾花渓谷」「奥裾花自然園」(10/1-11/7;開園予定,\200)
10/上-11/上;大町なら、紅葉の名勝「霊松寺」。「青木湖」、「高瀬渓谷」の龍神湖・北葛沢・尾入沢大橋・葛温泉・七倉・高瀬ダム。サクラ、カエデ、ブナなどの紅葉。
10/上;「立山・黒部アルペンルート」の「大観峰」(2300m)〜「黒部平」はナナカマドの赤やダケカンバの黄など鮮やかで見ごろ。
★★★HAKUBA AREA CAMPING★★★
■新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3密を避けながら自然を満喫できるアウトドア熱が高まっています。観光業界が冷え込む中、施設側が道具を用意し豪華なキャンプ気分を味わえる「グランピング」や密集を避けて自然の中で
楽しめるレジャーとしてキャンプが流行っています。以下、大北・安曇野・松本エリアの主なキャンプ場とグランピング施設等。(要予約)
1)小谷;白馬乗鞍(白馬アルプスH)AC場、白馬コルチナAC場、小谷石坂森林探険村キャンプ場、雨飾高原キャンプ場、眺望の郷キャンプ場、蓮華温泉キャンプ場(糸魚川)、パウダーロッジコルチナキャンプ場、Mukava Otari Private Camp
2)白馬;白馬IIMORI AC場、白馬アルプスAC場、白馬森林AC場、白馬森のわさび農園AC場、白馬キングパパイアAC場、白馬47マウンテンスポーツパークAC場、白馬五竜キャンプガーデン、白馬グリーンスポーツの森キャンプ場、
白馬岩岳マウンテンフィールドキャンプ場、snow peak LAND STATION HAKUBA、Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN(北尾根)。ホテル等のグランピングあり。TENAR白馬東急ホテル、白馬樅の木ホテル、ラフォーレグランピングフィールド白馬。
FARM&CAMPRe:HAKUBA。
3)大町青木湖;ライジングフィールド白馬、青木湖キャンプ場、大向キャンプ場、北村キャンプ場、青木荘キャンプ場、青木荘テント村、桐野キャンプ場。
4)大町木崎湖;木崎湖キャンプ場、木崎湖POWWOWキャンプ場、木崎湖ねまるちゃテラス
5)大町;爺ガ岳キャンプ場、鹿島槍スポーツヴィレッジキャンプ場、中山高原キャンプ場、鷹狩山森林まなび公園キャンプ場、高瀬渓谷心笑キャンプ場、千年の森自然学校、七倉山荘キャンプ場、国営アルプスあづみの公園(大町・松川地区)デイキャンプ場。
TENAR大町温泉郷織花フィールド。大峰高原白樺の森キャンプ場(池田町)。
6)安曇野;須砂渡憩いの森オートキャンプ場、須砂渡キャンプ場、安曇野くぬぎの森ガーデン、穂高かじかの里公園キャンプ場、長峰山天平の森AC場、TENAR安曇野穂高ビューHフィールド。安曇野穂高ビューH。松川村馬羅尾キャンプ場(松川村)
7)松本;三城いこいの広場オートキャンプ場、桜清水オートキャンプ場、漁樵カオスAC場、美鈴湖もりの国AC場、芥子坊主農村公園キャンプ場、巣栗キャンプ場(武石観光センタ)、まつもと里山キャンプ場、
波田リバーパークキャンプ場、松香寮・梓水園ACサイト、アルプス公園キャンプ場(未OPEN)
8)乗鞍高原;乗鞍BASE(いがやレクリエーションランド)AC場、ならの木AC場(休業中)、南乗鞍キャンプ場(5/28〜)、乗鞍一ノ瀬キャンプ場(閉鎖)
9)上高地;小梨平キャンプ場、徳沢キャンプ場、横尾野営場
■小谷村「栂池高原スキー場」にゲレンデを活用した期間限定のキャンプ場「栂池高原ゲレンデキャンプ場」OPEN。
北アを望む開放的な空間で、利用者は好きな場所にテントを張り、景観と自然を満喫できる。通常はゲレンデとして使用されている場所で、遮るものがなく圧倒的な景観を楽しめる。区画は設定していないため、チェックイン後に
好きな場所に設営できるフリーサイト。ゴンドラ中間駅「雪の広場」近くで、鐘の鳴る丘G上部、丸山G下部のレストランエデン西側エリア。「白馬つがいけWOW!」のアクティビティがすぐそばにあり、家族連れも楽しめる。(1日30組限定)
栂池観光開発とパシュートと運営。(入場料;\1000/1組,\1500/大人,\500/子供1台無料)
■FIKAは移動式サウナ「UNPLAN Village Hakuba 3」(Mobile SAUNA)を提供。(2021.7/27〜)
栂池高原に宿泊ホステル「UNPLAN Village Hakuba1」と「UNPLAN Village Hakuba2」がある。7/31〜;小谷村栂池高原周辺でサウナを楽しめるサービスを提供する。モバイルサウナは車両約350kg、内部にサウナ機能を完備したけん引式の
移動型コンパクトカー。最大4人まで収容。広さ3.2uの車内には木製ベンチと遠赤外線サウナストーブを設置。室温75℃、湿度40%の中で、フィンランド式ロウリュサウナを楽しめる。(\1.2万円/100分,事前予約制)
サウナ人気を取り込もうと、各企業はサウナに関連した商品やサービスの提供を進めている。日本航空とジャルパックは、4月から全国のサウナ施設と提携した「JALサ旅ダイナミックパッケージ」を発売。航空券とサウナ付宿泊施設、
日帰りサウナ入浴券を自由に組み合わせるパッケージを提案するほか、サウナ施設のスタンプを記録できる「サ旅御朱印帳」を限定グッズとして提供。日本サウナ・温冷浴総合研究所によると、日本のサウナ愛好家の数は約2584万人。
空前のサウナブームといわれているものの、緊急事態宣言の発出などが影響し減少。一方利用頻度は月4回以上サウナを利用する「ヘビーサウナー」は339万人、2020年の335万人をわずかに上回った。根強い愛好者がいることが分かる。
コロナ禍でストレスを感じる人が増える中、サウナ人気は続きそう。
(問)UNPLAN Village Hakuba TEL 0261-85-4845
■愛犬などペット連れの旅行「ペットツーリズム」が人気で、白馬エリアの観光施設ではペットを受入れる動きが広まっている。
白馬・小谷でグリーンシーズン営業中の全ゴンドラはペット乗車が可能になった。白馬のペットと泊まれる宿も増えてきました。
1)白馬五竜;ペットはゴンドラ乗車可。8/21-10/20;限定でアルプス平下部のみの入場可。高山植物園内や地蔵ケルンの散歩は不可。展望リフト(アルプス第1P)は乗車不可。「Alps360」はテラスのみ利用可。(ペット往復乗車券;\200/1頭,ペット券;\300)
2)白馬47;山頂までペット乗車可。山頂(標高1200m)にも天空のドッグランを整備。かもしかの散歩道などで散歩も楽しめる。屋内施設は不可。テラス席はOK。キャンプ場ペット同伴可。(ペット往復乗車券;\1200/1頭)
3)八方尾根;白馬馬観光開発は2024.7/21〜;八方ゴンドラでペット同伴の乗車を解禁、兎平での散歩可。イエティやマウンテンビーチは不可。リード、ハーネスは必ず着用。(ペット往復乗車券;\700/1頭)
4)白馬岩岳;山頂までペット乗車可。わんちゃん専用テラス「白馬ワン!テンハーバー」、森のドッグラン「ねずこの森」入口に無料ドッグラン開設(2023.7月〜)。「ねずこの森」の遊歩道でも同伴可。白馬ヒトトキノモリのリフト(ゲージ入)乗車可。
岩岳はとにかくペット連れが多く、しつけも良い。(ゴンドラ+リフトペット往復乗車券;\700/1頭)
5)栂池高原;ゴンドラ中間駅までペット乗車可。キャンプ場利用者でドッグラン整備。ゴンドラ山頂の栂の森はペット不可。(ペット往復乗車券;\500/1頭)
6)他;
・白馬乗鞍;白馬アルプスHは2023.9月から全210室のうち9室をペット同伴可。敷地内にはドッグラン整備。白馬乗鞍AC場ではペット同伴可(無料)
・白馬コルチナ;Hグリーンプラザ白馬にドッグハウスパウパウあり。池の田GのコルチナAC場ではペット同伴可
■小谷村「雨飾高原」の「鎌池」の紅葉が最盛期を迎えている。
池を囲むブナ林やカエデが色付き、青空とともに水面に映り込み、水鏡をつくる。カメラマンや見物客が訪れており、錦秋に包まれる景色を堪能。
■秋は「雨飾山」(標高1963m)
妙高戸隠連山国立公園内にある「雨飾山」は、長野・新潟県境にある百名山のひとつで双耳峰の美しい山。火打山(標高2462m)、妙高山(標高2454m)などの頸城山塊という山域を形成する。小谷温泉奥にある「雨飾高原キャンプ場」(標高1150m)が登山口。
雨飾山山頂までは往復約7.6km、約6.5H(登り3.5H,下り3H)、標高差1050m。広葉樹林やブナの原生林の中をひたすら登る。10/中には雨飾山中腹は紅葉が鮮やかさを増す。登山口から約1.2Hで中間部の「荒菅沢」(標高1440m)へ。突如視界が開け、
目前には雨飾山の主稜線、布団菱と呼ばれる大岩と荒々しい山容が見える。周囲は鮮やかな紅葉、山は赤やオレンジ色、黄色に染まる。紅葉の名山「雨飾山」と云われる所以。荒菅沢は吹きおろしのひんやりとした秋風が吹く。ここから先は梯子や
岩場が連続する。毎年、紅葉のピーク時には登山者の渋滞が発生する。道幅が狭く急登ですれ違う場所も殆どない。ペースが崩れ疲れる。森林限界を迎えると、ササに覆われた平原「笹平」(標高1890m)に着く。駒ヶ岳・鬼ヶ面・鉾ヶ岳など海谷山塊も。
近くには焼山・金山・天狗原山、乙妻山・高妻山・戸隠山などの山々。主稜線の紅葉はすでに終わり、冬枯れした木で冬の足音を感じる。登山開始から約3.5Hで雨飾山山頂に。北アの槍ヶ岳、鹿島槍・五竜・唐松・白馬三山、雪倉・朝日岳、
栂海新道などの峰々が一望。日本海も望める。10/中-10/下には初雪の峰々が観られるかも。
■小谷村「初秋の雨飾高原・鎌池」
紅葉の名所として知られる小谷村「雨飾高原」にある神秘の池「鎌池」(標高1190m)は、紅葉の季節は行楽客や写真愛好家らでにぎわいます。
鎌池は小谷温泉から湯峠への林道途中に位置する標高1190mの山中にある池で、草刈り鎌の形をしていることから名付けられた。池の周りには2kmの遊歩道あり、ブナの原生林に囲まれ、四季折々の美しい色彩が楽しめます。
毎年何度か訪れる雨飾高原の鎌池ですが、ブナの根開けの鎌池(4/下)、ぶなの新緑と鎌池(5/中)、紅葉の鎌池(10/中-10/下)が美しい。
2022年9/23〜10/30;土/日/祝は雨飾荘〜雨飾山登山口分岐〜鎌池間で交通規制あり(路駐禁止)。紅葉ピーク時の週末は鎌池駐車場が満車となり、周辺で路駐が発生し、車両通行の妨げとなっています。道路規制の看板が立っています。
雨飾山登山口・雨飾高原キャンプ場の第1Pと第2Pが満車となった時点で通行規制。鎌池湖畔のブナ林の中を散策するのは気持ちがいい。
■小谷村百名山「雨飾山」(標高1963m)は新潟と長野との県境にある。
例年10/中は多くの登山者が訪れる紅葉の雨飾山。10/初〜10/下にかけて中間部の荒菅沢周辺は錦秋。ブナやナナカマドなどの紅葉が美しい。ブナ林に囲まれた雨飾高原の「鎌池」も人気の紅葉スポット。鮮やかな紅葉がブルーの湖面に映り込みます。
雨飾山の紅葉を手軽に楽しむなら「湯峠」(標高1285m)〜「大渚山」(標高1566m)までトレッキング。約3.2km(往復2H)。雨飾荘から湯峠は約5km。湯峠まで車走行可。雨飾山を一望でき、西には北アの白馬三山、五龍岳・鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳の山並み、
東には金山・天狗原山、妙高山・黒姫山・高妻山・堂津岳など。日本海も眺められます。春の大渚山ではBCスキーが楽しめます。
■4/下-11/初;小谷村「眺望の郷キャンプ場」
1)場所;
小谷村中小谷池の平の「眺望の郷」(標高1000m)にキャンプ場「眺望の郷キャンプ場」が2020年夏からOPENした。
北アの爺ヶ岳・鹿島槍・五竜・白馬三山、白馬乗鞍、稗田山、風吹山などが一望できます。山の中腹には正面にコルチナスキー場、南に白馬乗鞍、栂池高原スキー場が望めます。白馬の山並みのモルゲンロートや夕焼けが美しく、
夜は満天の星空となります。自然豊かな穴場の静かなキャンプ場。
2)アクセス;
R148小谷村中小谷丙の道路標識(糸魚川41km,姫川温泉16km)の信号右折、眺望の郷入口(旧小谷保育園)ー姫川の宮本橋-大糸線踏切ー宮本諏訪神社-林道大久保線5km-眺望の郷駐車場(P20)
林道「大久保線」は舗装道路でつづら折りの道が続く。道幅は狭く1.5m。途中、道路わきには水仙が植えられています。キャンプ場内への車乗入れ不可。荷物出し入れ時は乗入れ可。駐車場から数分歩く。眺望の郷周辺には桜・
大山桜など150本あり、春には桜と残雪の白馬が共演。冬季は車道通行不可。
3)キャンプ場サイト;
キャビン・グランピング(\5万〜)、常設テント3(\2万〜)、ウッドデッキ3(\4000〜)、フリー20(\2000)、施設使用料(\1100/中学生以上,\600/小学生)
管理棟(9:00-18:00);受付、薪販売・キャンプ用品レンタル(有料)。炊事棟;ゴミは分別、水洗トイレ・洗面所。水は水道水ではなく湧き水。検温、アルコール消毒液常備。チェックイン;14:00-18:00,チェックアウト;11:00。事前要予約。
(問)眺望の郷キャンプ場 TEL 090-7403-7147
■小谷村の「Hグリーンプラザ白馬」はホテル前でキャンプ場をOPEN。
今シーズンは北アを望める場所に「フォレストエリア」を新設。予約制で11/上まで営業する。
■小谷村白馬乗鞍の「白馬アルプスH」は、ホテル近くにアスレチック施設「白馬アルプスツリーアドベンチャー」をOPENする。
近くの林の中に、ジップライン・スパイダーネットなど19アイテムを整備。4/29〜;オープンし、幼児向けの施設も準備して今夏にグランドオープンする。
■小谷村白馬乗鞍の「白馬アルプスH」でキャンプ場開設。フリー(テント持ち込み:\1500〜)、AC(\4000〜)、手ぶらキャンプ(\4500〜)。詳細は要確認。
(問)白馬アルプスH TEL 0261-82-2811
■小谷村千国に「コルチナオートキャンプ場」OPEN。
Hグリーンプラザ白馬は、運営するコルチナオートキャンプ場内に「フォレストエリア」を新設。北アを望む「アルプスビューデッキサイト」(4)と森林に囲まれた「オートキャンプサイト」(10)の2つのエリアで計14サイト。キャンプ場は2020年夏に
オープン。白馬コルチナスキー場のゲレンデをグリーンシーズンにキャンプ場として活用。コロナ禍での2020年の営業が好評だったことから、新エリアを増設。自然に近い場所や眺望の良い場所を新エリアとして整備。ホテル営業日には大浴場や
ランドリーなどの施設も利用でき、BBQセット(\5000)の貸出しや食材(\3000)の提供も行う。Hグリーンプラザ白馬は「満天の星空を眺めて過ごせる高原のキャンプ場。ホテル施設も利用でき、キャンプ初心者やファミリーにも安心。ここにしかない
特別な時間を過ごしてほしい」と。設備は炊事・流し・水道、売店・自販機・トイレ・ランドリーはホテル利用。イングリッシュガーデン入園無料、コルチナアドベンチャーランド利用割引(\500割引/大人・小人)。8/末まで無休。9月〜11月は
週末限定営業。「池の田エリア」は7/22:オープン予定。〜11/6まで営業。キャンプ場サイト「なっぷ」で予約受付。(フリーサイト\6000,アルプスビューデッキサイト;\1.2万円〜、利用料;\1000/大人,\500/小学生)
(問)Hグリーンプラザ白馬 TEL 0261-82-2236
■白馬岩岳に「Alpen Outdoors」のキャンプ場「白馬岩岳マウンテンフィールド」OPEN。
山頂の「Iwatake Green Park」にはアルペンアウトドアーズで販売するキャンプギアなどを展示、キャンプ体験可。中腹のキャンプ場「白馬岩岳マウンテンフィールド」では、初心者向け手ぶらプランでギアを一新。アルペンアウトドアーズの
オリジナルのテントやスタッフが選んだ国内外ブランドのテーブル、チェア、コット、焚火台、BBQグリルなどをレンタルできる。ドッグラン付サイトも新設、区画数は計6サイト(フリーサイト5,ドッグラン付サイト1)。
宿泊者限定で山頂ベーカリー「THE CITY BAKERY」の朝食メニューを提供。中腹から山頂へは送迎付で、一般営業時間前の時間帯に山頂の景色を楽しむことができる。
平日フリー\5000円、ドッグラン付\ト8000円、土日祝リー\7000円、ドッグラン付\11000円。チェックイン12:00〜15:00、チェックアウト10:00。GW、お盆時期、シルバーウィークはサイトのみの利用不可(手ぶらプランのみ営業);平日;2万円/2名、
土日祝;3万円/2名、GW、お盆時期、シルバーウィーク;4万円/2名。(〜2021.11/14)
(問)岩岳リゾート TEL 0261-72-2474
■「白馬五竜いいもりスキー場」に「IIMORIオートキャンプ場」OPEN。
森の中のフォレストサイト(5区画)(\5000〜)、ゲレンデサイト(3区画)(\5000〜)、キャンピングカーサイト(4区画)(\3000〜)、フリーサイト(20張;車は駐車場へ)(\2000〜)
(問)エイブル白馬五竜IIMORI TEL 0261-75-2636
■白馬村神城の「白馬森のわさび農園オートキャンプ場」に2021シーズンから薪焚き式のサウナ施設を新設。
薪ストーブで熱したサウナで汗をかき、昔ながらの木の酒だるを利用した水風呂でクールダウン。白馬の絶景を楽しみながらの伝統的な入浴体験が話題を呼んでいる。薪焚きサウナはフィンランドで愛用される薪ストーブの構造を応用したサウナ。
室内に設置された薪ストーブで温度を上げ、上部に積まれたサウナストーンと呼ばれる焼き石に、アロマオイルの入った水をかける「ロウリュ」により、蒸気の香りも楽しめる。
■白馬村神城の「白馬森のわさび農園AC場」に酒造用の大だるを再利用した水風呂が置かれている。たるは高さ2.5m、直径1.8m。樽を利用した小屋。キャンプ場を営む田中末春さんが、酒造会社で働く知人から譲り受けて加工した。キャンプ場
利用者向けでサウナと合わせて利用できる。2021.7月フィンランド式サウナ小屋(80℃前後)が完成。(完全予約制,水着着用) 酒造もワサビ栽培も清く澄んだ水が欠かせない。暑さが増す中、近くで栽培するワサビの葉を水風呂に浮かべて涼を演出、
「すかっとして気持ちいいよ」と。場内にはACサイト/林間サイト/AC電源付サイト/犬と泊まれるドッグラン付サイト/グランピングサイトあり。
ACサイト(\3200〜)・施設利用料(\500/大人,\300/子供)、グランピングサイト(\32000〜)・施設利用料(\1000/大人,\600/子供)
(問)白馬森のわさび農園 TEL 0261-75-3355
■2023年;小谷村「栂池高原」でクラフトビール醸造所を運営する「reth」は、生産規模の拡大と缶のクラフトビール製造に向け、新工場を建設する。
2022年開業以降、ビールが品薄状態になる時期があったため、今後を見越した安定供給を図る。新設に向けCFを実施し支援を募っている。同社は2022年9月、栂池高原スキー場鐘の鳴る丘G前にパブ併設の醸造所を開業、「HAKUBA CRAFT」で
クラフトビール販売を始めた。需要拡大により冬季に品薄状態が続いていた。現在の生産量は月に約2400L、新工場では10倍の規模にする計画。工場見学や試飲ができるスペースも検討する。2023年冬の稼働を目指す。
■小谷村「栂池高原スキー場」の鐘の鳴る丘Gに白馬・小谷を再び活性化させようと、地域出身者3人がクラフトビール造りのための会社を設立した。
9/10;パブ併設の醸造所「HAKUBA BEER GARAGE」がオープン。
パブ兼醸造所はスキー用具のレンタルショップをパブに改装、座席数は40席。スキーシーズンには雪景色を眺めながら、そこで造られた3種のクラフト生ビールを楽しめる。3種には白馬・小谷エリアの湧き水を使う。アルコール度数を
抑えてすっきりとした飲み口の「アワユキ」は、白みがかった色合いが雪景色に映える。ホップをふんだんに使った「アバランチ」は香りと苦みを強調。「トロピカルスノー」は果実の香りで、ビールが苦手な人にも飲んでもらえるようにした。
年間約2万Lの醸造を目指す。価格は330ml入で\600〜\800。9/中以降に小売店にも卸販売を始める。醸造所を運営する「reth」(リス)は2021年9月、白馬・小谷出身の3人で立ち上げた。同社は「観光客が減る地元に貢献したかった。
クラフトビールを求めて旅するビアツーリズムが広がっている。スキー以外のものでも人を引きつけたい」。
■2/15;「つなぐ棚田遺産〜ふるさとの誇りを未来へ〜」(ポスト棚田百選)
農水省は、棚田の景観維持などで優れた取り組みを行う「棚田遺産」に長野など44道府県の271地区を選定し、長野は15の棚田が認定。
「日本の棚田百選」(1999年)に続く、「つなぐ棚田遺産〜ふるさとの誇りを未来へ〜」(ポスト棚田百選)が2022年2/14選定。県内は長野(4),飯山(1),野沢温泉(1),千曲(1),上田(1),飯田(1),伊那(2),中川村(1),麻績(1),白馬(1)「青鬼の棚田」、
小谷(1)「棚田群」。白馬村青鬼地区は重要伝統的建造物群保存地区に指定、集落の東側に広がるのが石垣により形成された美しい「青鬼の棚田」。
青鬼の棚田からは五龍・白馬三山の北アが一望でき、棚田の中腹から水を張った田に映る山は絶景。棚田に水を引く青鬼堰は、総延長3kmの用水路で、江戸時代後期に4年もの歳月をかけ岩盤をノミで刻んで開削され、棚田の保全には欠かせない
貴重な水源として今でも利用。青鬼地区では白馬村の特産品の「紫舞」(紫米)が栽培されています。
■「北アルプス地域自転車活用推進計画」(案)
大北5市町村(大町市・池田町・松川村・白馬村・小谷村)は、2022年度-2026年度までを計画期間とする北アルプス地域自転車活用推進計画を策定。
2021.11/中-12/下;パブリックコメントに対する結果を公表。公表終了した自治体あり。
★★★HAKUBA AREA HOT SPRINGS★★★
■12/9-2024.1/31;大糸線活性化協議会は2023年も「湯めぐり手形すたんぷらりい」を実施。
JR大糸線(南小谷駅〜糸魚川駅間)「鉄道×温泉」。ゆっくり、トコトコ楽しんで…温泉と列車の旅。南小谷駅〜糸魚川駅間の車両と温泉施設に設置されているスタンプを集めて応募、抽選でオリジナル温泉グッズプレゼント。
パンフの応募はがきに、列車スタンプ1個・温泉スタンプ2個を押印、抽選300名にオリジナル温泉グッズ進呈。
(1)糸魚川市;
1)フォッサマグナ糸魚川温泉(糸魚川);「ひすいの湯」(無休,10:00-16:00,\900/大人,\500/子供、16:00-22:00,\700/大人,\450/子供) TEL 025-553-2222
2)糸魚川温泉(糸魚川);「H國富アネックス」(15:00-21:00,不定休,\1000/大人,\500/子供) TEL 025-550-1000
3)姫川温泉(糸魚川);「H國富翠泉閣」(7:00-10:00/15:00-22:00,不定休,\1000/大人,\500/子供) TEL 025-557-2000
(2)小谷村;
4)姫川温泉(小谷);「H白馬荘」(13:00-18:00,無休,\500/大人,\300/子供) TEL 025-557-2231
5)姫川温泉(小谷);「朝日荘」(7:00-17:00,無休,\700/大人,\300/子供) TEL 025-557-2301
6)姫川温泉(小谷);「瘡の湯」(10:00-18:00,毎水/木曜休,\600/大人,\300/子供) TEL 025-557-2120
7)道の駅おたり(小谷)「深山の湯」(12:00-18:00,毎水曜休,\700/大人,\350/子供);TEL 0261-71-6000
8)下里瀬温泉(小谷);「サンテインおたり」(12:00-20:00,毎木曜休,\700/大人,\300/子供) TEL 0261-82-2228
(3)白馬村;
9)八方温泉(白馬);「みみずくの湯」(10:00-21:00(12/16〜),12:00-20:00;(〜12/15),無休,\700/大人,\400/子供,12/1〜;\700/大人,\400/子供) TEL 0261-72-3745
10)白馬姫川温泉(白馬);「天神の湯」(11/25-12/15;休み,11:00-19:00,無休,\800/大人,\400/子供) TEL 0261-72-3450
11)白馬かたくり温泉(白馬);「十郎の湯」(10:00-22:00,毎火曜休,\700/大人,\500/子供) TEL 0261-71-8160
(4)大町;
12)大町木崎湖温泉(大町);「ゆ〜ぷる木崎湖」(10:00-20:00,毎木曜休,\700/大人,\500/子供) TEL 0261-23-7100
13)大町温泉郷(大町);「黒部観光H」(5:00-10:00/12:00-23:00,不定休,\900/大人,\700/子供) TEL 0261-22-1520
14)大町温泉郷(大町);湯けむり屋敷「薬師の湯」(10:00-21:00,無休,\750/大人,\300/子供) TEL 0261-23-2834
(問)大糸線活性化協議会 TEL 025-552-1511(平日8:30-17:15)
■小谷村には山の秘湯(温泉)あり、泉質が異なる温泉がたくさん。温泉宿や日帰り入浴施設など。温泉成分は以下の表を参照。(Clickで大きく表示)
奥白馬温泉 | 「Hグリーンプラザ白馬」内にある「白馬コルチナ 美人の湯」。地下1221mから湧き出る天然泉。岩風呂や檜湯など全11種類の入浴。 |
白馬乗鞍温泉 | 白馬乗鞍温泉スキー場周辺にある温泉。茶褐色が特徴の天然温泉。スキーや散策。「白馬アルプスH」・「若栗温泉 乗鞍荘」 |
深山の湯 | 道の駅「小谷」にある天然温泉の入浴施設「深山の湯」。露天風呂もあり、食事と入浴で旅の疲れを癒す。 |
来馬温泉 | 北小谷駅の西、姫川沿いから山に入った来馬地区の温泉。100%かけ流しの温泉で「風吹荘」で入浴できます。 |
奉納温泉 | 飲泉ができ、万病に効く保養泉、子宝の湯。温泉から見える北アの眺望も素晴らしい。(休業中) |
下里瀬温泉 | 南小谷駅と中土駅の中ほどR148線沿いにある「サンテ・イン・おたり」の温泉。うたせ湯、寝湯など5種類のお風呂とサウナあり。 |
小谷温泉 | 雨飾山の麓にある450年以上の歴史ある温泉。武田信玄の隠し湯として利用。雨飾山麓。「大湯元 山田旅館」 |
小谷温泉奥の湯 | 小谷温泉から更に奥にある「雨飾荘」。夏期は秘湯ムードたっぷりの露天風呂。2024年庭園もできた。雨飾山登山や鎌池散策など。(日帰り入浴不可,冬期休業) |
雨飾高原・露天風呂 | ブナ林に囲まれた秘湯ムードの露天風呂。雨飾山・大渚山登山、鎌池散策の後に利用。(冬期休場) |
姫川温泉 | 新潟県境、姫川沿いにある小谷最北の温泉。入浴施設は4施設、源泉かけ流しで露天風呂も。「白馬荘」・「朝日荘」 ・「瘡の湯」・「H國富・翠泉閣」 |
湯原温泉 | 塩の道沿いの姫川渓谷に囲まれた河川敷の温泉。素朴な雰囲気で完全掛け流しの湯。 |
■「白馬温泉」。泉質の異なった6つの源泉がある「湯の郷・白馬」。白馬八方温泉、白馬塩の道温泉、白馬かたくり温泉、白馬姫川温泉、白馬みずばしょう温泉
(1)白馬八方温泉;無色透明の肌に優しいアルカリ性単純温泉。疲労回復・神経痛・筋肉痛・関節痛に効果があり、お肌がツルツルの「美人の湯」といわれています。
1)八方の湯;内風呂・露天風呂:9:00-22:00,水曜:12:00-22:00,無休,\800/大人,\400/小人 TEL 0261-72-5705
2)郷の湯;内風呂:(休止中)12:00-21:00,\600/大人,\300/小人 TEL 0261-72-6541
3)みみずくの湯;内風呂・露天風呂:10:00-21:30,無休,\600/大人,300/小人 TEL 0261-72-6542
4)おびなたの湯;野天岩風呂:9:00-18:00,年末年始定休,\650/大人,\300/小人 TEL 0261-72-37454
5)北尾根の湯;11:00〜15:30 \600/大人,300/小人,露天風呂 TEL 090-1652-5835
(2)白馬塩の道温泉;2500万年間もフォッサマグナに封じ込められ、空気にふれて褐色になる太古の湯。ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩温泉で疲労回復、神経痛、筋肉痛といった効能のほか、塩分による保温効果も抜群で冷え性にもおすすめ。
1)倉下の湯;露天風呂:10:00-22:00,無休,\600/大人,300/小人 TEL 0261-72-7989
(3)白馬姫川温泉;天神の湯では白馬連峰の眺めをたのしみながら、のんびり露天風呂でリラックス。ナトリウム泉・塩化物温泉は、疲労回復・慢性皮膚炎などに効能があり、さらさらとした泉質。
1)天神の湯(白馬ハイランドH);内湯・露天風呂・サウナ:11:00-20:00,不定休,\600/大人,300/小人) TEL 0261-72-3450
2)竜神の湯(五竜エスカルプラザ);内風呂:10:00-17:00,\650/大人,\350/子供、不定休,TEL 0261-75-2101
3)岩岳の湯;内風呂・サウナ:12:00-21:00,09月平日定休,TEL 0261-72-8304
(4)白馬かたくり温泉;白馬かたくり温泉は単純温泉(弱アルカリ性低帳性温泉)でまろやかなミネラル成分を含み、食塩泉系の「温まる湯」と重曹泉系の「美人の湯」。
1)十郎の湯;内湯・露天風呂・サウナ:10:00-22:00,第2火定休,\600/大人,500/小人 TEL 0261-71-8160
(5)白馬みずばしょう温泉;白馬村に誕生した新しい温泉施設。古民家のぬくもりを感じられる施設。
1)古民家の湯(シェラリゾート白馬),内風呂・露天風呂:10:30-16:00,不定休,(\1000/大人,\500/小人,繁忙期;\1500/大人,\1000/小人),TEL 0261-72-3250
※温泉共通入浴券;白馬で温泉めぐりをするなら「温泉共通入浴券」がお得。(\2000/1冊,\2500分入浴料)
(問)白馬村観光局 TEL 0261-75-7100
■白馬村で毎年恒例の「温泉入浴料助成」
は2024.4月-2025.3月間に12回分の利用券交付。村民に入浴1回につき\400円を助成する。申請書提出要。白馬のおばちゃんはいつもこれを利用して農作業後に温泉入浴、肌はすべすべという。
■小谷村下里瀬の「サンテインおたり」
来館時は手指の消毒とマスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保などご協力を。
日帰り入浴可能な敷地内に湧き出す天然温泉「下里瀬温泉」は肌触りが柔らか。ナトリウム炭酸水素塩・塩化物温泉。源泉31.8℃。加温。疲労回復、神経痛、筋肉痛などの効用、美肌効果あり。泡沫湯、圧注湯、寝湯、檜の水風呂の4つの浴槽と
サウナで心身の疲れを癒す。R148姫川沿い。(11:00-20;00;\600/大人,\300/小学生)(P30)
(問)サンテインおたり TEL 0261-82-2228
■雨飾山の麓、雨飾高原にある小谷温泉「奥の湯・雨飾荘」
1)「小谷温泉」;
R148から中谷川を約12km登った標高約850mにある「小谷温泉」。開湯は1556年頃に元湯が発見され、450年以上の歴史ある温泉。開湯は武田の家臣、岡田甚一郎による発見と言われ、武田信玄の隠し湯として伝えられています。古くから
湯治場として利用されてきた。昔は「あつ湯・熱泉荘」、「新湯・太田旅館」、「元湯・山田旅館」という3軒の木造旅館があり、3つの源泉がありました。現在は山田旅館が引継ぎ営業中。
2)「村営雨飾荘」;
さらに上部にあるのが「村営雨飾荘」。標高900mの山間に佇む静かな一軒宿。1971年営業した小谷村営施設で、施設の老朽化で2009年5月に約300m上に新築・移転した。昔の雨飾荘は内湯と約15人は入れるコンクリートの露天風呂が
あり、解放感があった。湯は無色透明、泉質はナトリウム炭酸水素塩泉。ph6.9。毎分400L。源泉の温度は52.1℃。湯温は内湯42℃、露天41℃。食堂では春には山菜そば、秋には新そば祭りが行われていた。近くに雨飾高原BTあり、
昔はキャンプ場で、登山者で賑わいを見せていた。
3)「奥の湯・雨飾荘」;(2023.4/22-11/22;OPEN)
現在の雨飾荘は山の秘湯として毎分240Lの湯が湧き出る、源泉かけ流しの温泉。加温・循環濾過消毒はない。湯温調節で加水あり。男女別内湯と外湯(露天風呂)あり。脱衣所ー洗場ー内湯ー露天風呂と一直線に並ぶ施設。
露天はすだれで囲まれていた。湯は無色透明、泉質はナトリウム炭酸水素塩泉。ph7.2。源泉の温度は53.8℃。湯温は41℃。熱めの湯で体はいつまでもポカポカと温まります。
効能は切り傷・慢性皮膚病・神経痛・腰痛・関節症・打撲・打ち身、五十肩・捻挫・慢性消化器病・冷え性・疲労回復・健康増進など。浴室のアメニティはシャンプー、コンディショナー、ボディソープなど。脱衣所にヘアキャップ、
綿棒、歯ブラシ、ドライヤーなどあり。
※新型コロナ感染拡大防止で日帰り入浴は中止。宿泊者;14:00-9:00入浴可。
施設は部屋13(8;和室,4;和洋,1;洋室)、売店、茶房、ロビー。in14:00-out9:30。(P13+5)
4)「雨飾高原露天風呂」;(2023.4/22;OPEN)
歩いて3分にブナ林の中に「雨飾高原露天風呂」あり。泉質は同じナトリウム炭酸水素塩泉。湯温は10:00〜21:00(日帰り入浴のみ)、11/中-4/下まで冬季閉鎖)。料金は無料だが寸志(清掃協力費)。運営は雨飾荘。
(問)小谷温泉奥の湯・雨飾荘 TEL 0261-85-1607
■小谷温泉「奥の湯・雨飾荘」
内湯・露天風呂あり。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉。かけ流し。内湯は加水あり。効能は切り傷・やけど・慢性皮膚病・神経痛・慢性消化器病・痔疾など。シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、化粧水、ヘアキャップ、綿棒、
歯ブラシ、ドライヤーなどあり。当面コロナ対策で外来入浴不可。雨飾荘;日帰り入浴;12:00-17:00頃,\700/大人,\400/小人)
ぶなの新緑に包まれた森の中の「雨飾高原露天風呂」入浴可。
(問)雨飾荘 TEL 0261-85-1607
■「雨飾高原」の露天風呂
「雨飾荘」手前100mほどに位置する露天風呂で、4/24-11/中までオープン中。周囲はブナ林に囲まれ、開放感たっぷりの源泉かけ流しの温泉。春は新緑と残雪、夏はブナ林の木漏れ日、秋は錦秋と四季折々の自然がの楽しめます。
4-5人でいっぱいとなる小さめの温泉で男女別露天岩風呂、内湯はなし。脱衣所は簡素でシャワーやシャンプー・石鹸はなし。泉質はナトリウム・炭酸水素塩泉、効能は神経痛、筋肉痛、慢性消化器病など。源泉温度は51度、pH7.0。無色透明な湯。
湯口は46℃、温泉は43℃と熱め。ホースの水で温度調整。午後は観光客の他、登山者の利用が多い。ブナの新緑は小谷温泉付近。雨飾高原のブナの新緑は5/中〜。(10:00-21:00,料金寸志,無休)
(問)雨飾荘 TEL 0261-85-1607
■小谷温泉「大湯元・山田旅館」
江戸時代建築の本館を始め木造建築6棟が文化庁の登録有形文化財。温泉は2つの源泉、加水・加温なしの掛け流しで昔から湯治場。茶褐色の湯。「元湯湯殿」(\500)は炭酸水素塩泉。泉温44℃。
シャワーの洗い場はない。炭酸の掛け湯あり。最初は体が慣れず暑くて入れない。元湯の内湯は湯治場の雰囲気があります。浴用は切り傷、火傷、慢性皮膚病、飲用は糖尿病、通風、肝臓病、慢性消化器病など。効能は神経痛、筋肉痛、
五十肩、運動麻痺、打ち身、冷え性、疲労回復、健康増進など。「外湯展望風呂」(\700)は眺望の良い露天風呂に檜造りの内湯。シャワーあり。日帰り入浴はどちらか選択。
(問)山田旅館 TEL 0261-85-1221
■北小谷の「道の駅小谷」にある北小谷温泉「深山の湯」
道の駅に併設した日帰り温泉施設。R148姫川沿いの小谷大橋近く。2020.04月;古材や自然素材を取り入れた牧歌的空間をコンセプトに売店と浴室を大幅に改修した。売店は地元や近隣地域の古民家古材を内装に用い、村で活躍する左官職人や
茅葺かやぶき屋根職人が手がけた匠たくみの技が随所に設けられるなど小谷らしさを前面に出した。深山の湯は加温や加水なしの源泉掛け流しの天然温泉。お湯は茶褐色。北小谷温泉・風吹荘の混合湯。源泉46℃。泉質は
ナトリウム炭酸水素塩泉。硫黄の匂い。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病、冷え症、疲労回復、健康増進など。露天風呂・内湯(熱湯・ぬる湯)・水風呂・サウナあり。深山の湯;11:00-18:00
(通常10:00-21:00),水曜定休(祝日営業.08月/10月無休)、売店;10;00-18:00、レストラン鬼の厨;11:00-18:00。食事(\500以上)すれば入浴料半額(\660→\330)。(入浴料;\660/大人,\330/子供) (P86)
(問)深山の湯 TEL 0261-71-6000
■白馬姫川温泉「岩岳の湯」
岩岳ゴンドラ山麓駅近くの日帰り温泉施設。夏はMTBやEXアドベンチャー、岩岳散策のあとに。泉質は中性ナトリウム塩化物温泉。内湯のみ。サウナあり。源泉循環式/貯湯式。源泉温度;48℃。ほぼ無色透明。保温効果が高く心身を癒し、
疲労やストレスへの効果あり。効能は筋肉痛、冷え性、関節痛、疲労回復、健康増進など。シャンプ・ボディソ−プ・ドライヤ常備。(13:00-18:00,期間中無休,\600/大人,\300/小児)
(問)岩岳の湯 TEL 0261-72-8304
■「白馬ハイランドH」の日帰り天然温泉「白馬姫川温泉」(天神の湯)
白馬三山の展望の良い露天風呂は最高。お肌に優しい中性のナトリウム塩化物温泉(pH7.4)で湯は無色透明。源泉温度は49.4℃。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、健康増進など。加温、循環使用。新型コロナウイルスの感染予防対策として、
「天神の湯」では利用人数が男25名以上,女性20名以上で入場制限あり。サウナは当面の間使用不可。脱衣所ロッカーも間隔をあけての利用。
(11:00-20:00,\600/大人,\300/小学生)。毎月26日は入浴料割引(\300/大人,\200/子供)
(問)白馬ハイランドH天神の湯 TEL 0261-72-3450
■小谷村「Hグリーンプラザ白馬」の「奥白馬温泉」
1221mから湧き出る「奥白馬温泉」は美肌効果のある重曹泉でナトリウム炭酸水素塩温泉。泉温は56.5℃、浴室は42℃。PH7.2。白馬コルチナ美人の湯は、ほんのり硫黄が香る黄白濁の湯で、ジャグジー、大風呂、寝湯の3種類の湯船あり。
展望岩風呂、ミストサウナ、ドライサウナ、かぶり湯、檜湯、薬湯、打たせ湯、水風呂など計11種の湯めぐり。展望風呂から自然を眺めながらゆっくりと入浴。効能は神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・慢性消化器病・冷え性・病後回復期・
疲労回復・健康増進など。日帰り温泉(通常;13:00〜,\1000/大人,\500/小学生)
→当面は外来入浴休止。館内サウナは当面の間休止。
(問)Hグリーンプラザ白馬 TEL 03-6629-7015
■「蓮華温泉ロッジ」
「蓮華温泉ロッジ」は標高1475mの白馬岳・朝日岳への登山口にある山小屋で、雲上の秘湯の蓮華温泉「仙気の湯」は標高1550mにある露天風呂。新緑・紅葉がきれい。7/01林道蓮華線が開通。ヒワ平ゲートは10/中までOPEN。
蓮華温泉駐車場(P70)は土/日/祝は混雑。蓮華温泉までの道路「蓮華車道」(県道505白馬線+白池林道+市道蓮華線)は道幅が狭くカーブが多い。しかも急勾配。白池から先は霧がかかることが多い。対向車とのすれ違いに要注意。
距離は平岩-11km-白池-10km-蓮華温泉。時間:約1H。温泉は仙気の湯、黄金湯、薬師湯、三国一の湯の露天風呂あり。(蓮華温泉日帰り入浴;10:00-17;00,\800/内湯+野天,\500/子供)
糸魚川駅(アルプス口)から「蓮華温泉」まで「糸魚川白馬岳登山バス」(蓮華線)が期間限定で運行。2020年は朝日小屋営業中止。テント泊も不可。糸魚川駅/平岩駅/大所/木地屋/白池/わさび沢/ヒワ平/風吹大池停車。
(バス運賃;\1790/糸魚川駅-蓮華温泉,\310/荷物料、\1210/平岩駅-蓮華温泉,\1070/白池-蓮華温泉,\620/風吹大池-蓮華温泉)
(問)糸魚川バス TEL 025-552-0180
(問)蓮華温泉ロッジ TEL 090-2524-7237
■白馬の日帰り温泉;
1)「Hシェラリゾート白馬」の白馬みずばしょう温泉「古民家の湯」は営業中。07-08月;日帰り入浴不可。
2)「なごみの湯宿」「白馬龍神温泉」は営業中
3)「五竜エスカルプラザ」の「白馬姫川温泉」「竜神の湯」(7/18-8/30)
4)白馬塩の道温泉「倉下の湯」(7/17〜再開)
5)白馬八方温泉の「八方の湯」・「みみずくの湯」は営業中。「おびなたの湯」(12:00-18:00営業)。「郷の湯」は休止中。
6)白馬姫川温泉「天神の湯」「岩岳の湯」は営業中
7)白馬かたくり温泉「十郎の湯」は営業中
■「白馬塩の道温泉」の「倉下の湯」
白馬の松川左岸に1993年温泉を掘り当て、1994年7月に日帰り温泉施設として開湯。感染拡大防止で2020.7/17〜再開。北アの地殻変動で隆起した際、フォッサマグナに封じ込められた海水が、2500万年の時を経て地下1050mの地層から
汲み上げています。半露天風呂で内湯なし。かけ湯あり。塩分・鉄分を含む湯は茶褐色の湯。源泉の温度は48℃。毎分1500リットルの豊富な湯量。加水・加温なしのかけ流し。泉質はナトリウム・塩化物・炭酸水素塩温泉。効能は
神経痛、筋肉痛、五十肩、打ち身、慢性消化器病、冷え性、病後回復、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病など。登山やスポーツの後は、半露天風呂から八方尾根を眺めながら、のんびりとかけ流しの温泉で疲れを癒す。塩分が多く
含まれているので体を芯から温まります。(10:00-20:30,\600/大人,\300/小人)
なお、2020.7/23〜;広い駐車場の奥に「倉下の湯CAR STAY PARK」がOPEN。
奥行13m×幅6m。電源付6,電源無4サイト。キャンピングカーや車中泊に便利。24Hトイレ、水道、BBQ可。チェックイン当日14:00〜/アウト11:30。
事前予約要。当日予約は空き状況による。冬季は積雪次第でOPEN。(電源付;\3000/泊,電源無;\1500+\1500/泊)
(問)倉下の湯 TEL 0261-72-7989
■2020.12/3;小谷村北小谷の温泉施設「湯原温泉・猫鼻の湯」が火災で焼失した。
R148の「湯原TN」付近ではほのかに硫黄の香りが漂う。国道から旧道を下った先、急峻な姫川渓谷に囲まれた河川敷に「猫鼻の湯」があります。もとは小谷村猫鼻地区で営業していたが、1996年の蒲原沢土石流災害で流された。
湯原地区の河川敷をボーリングしたところ地下17mで温泉が湧出、2011年6月からプレハブ造りの建物で営業を開始した。掛け流しのお湯とともに手作り感がある小屋の素朴な雰囲気。半露天風呂から望める姫川渓谷が良い。
泉質はナトリウム・マグネシウム・カルシウムー炭酸水素塩泉・塩化物温泉(中性低張性高温泉)。pH7.0,泉温は54.7℃。湯はグリーン色。加水、掛け流し。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、慢性皮膚病など。
日帰り入浴。(10:00-18:00,不定休,\500/大人,\200/小人)
2020.12/3;更衣室と男湯・女湯は30分程度で全焼、現地には湯槽だけが残った。建物は失ったが運良く浴槽は焼け残った。経営する清水英雄さんは「泉質がよく尊い温泉。雪が治まれば脱衣所を建てて、春には営業を再開したい」と。
(問)湯原温泉・猫鼻の湯 TEL 090-7010-7286(清水さん)
■小谷村「奉納山」(標高1510m)の中腹、土谷川の流れる土谷渓谷の中土奉納地区(標高700m)にある、山奥の高台に一軒宿「奉納温泉」。
昔から肌に優しい湯「子宝の湯」として知られてきた素朴な温泉です。明治時代に奉納にある湯という屋号の家が炭焼き小屋を建てて入浴したのが始まりらしい。1974年9月引き湯し、1980年に山小屋風の宿泊棟を増築。1995年7月水害で
一時休業。2014年11月県北部地震で施設・浴場が倒壊。2017年4/29に建て替えて再開した。昔は旅館(民宿)ような入口だったが現在は民家風の入口に。屋外にボイラー・貯湯用タンクあり。温泉は自然湧出。浴場は男女別内湯1つ。
浴槽はタイルばりの3〜4人規模と小さめ。湯は無色透明で無臭。とろみのあるヌルヌル感あり。源泉温度(33.2℃)は低いため加温・循環。浴槽温度は約39℃度とぬるめ。湯口の温度は約40℃。pH6.8のナトリウム-塩化物・炭酸水素温泉。
湧出量は32.1リットル/分。効能はリュウマチ性疾患、婦人病、胃腸病、更年期障害、神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消火器病、アトピーなど。飲用は塩素成分でしょっぱい。消化器病、糖尿病、肝臓病などに効く。洗い場は5ヶ所。
昔は奉納温泉の名物として「純粋蜂蜜」を瓶詰で沢山販売していました。場所はR148小谷村下里瀬から姫川を渡り、県道330号(水仙街道)で約5-6km、約15-20分。茅葺き屋根をトタン屋根で覆った集落を通り、温泉はその上に建つ。
日帰り入浴(9:00-20:00,\700/大人,\400/小人)、不定休・冬季(11/下-4/下)休業。以下は昔の写真です。
(問)奉納温泉 TEL 0261-82-2434
★★★スノーピークランドステーション白馬★★★
■久しぶりに白馬にある「Snow Peak LAND STATION HAKUBA」を訪れた。
隈研吾氏設計の大屋根が特長の建物で2020.7/23にOPEN。木材を基調にした自然を感じる内装と、外には芝生が広がり、目前には白馬ジャンプ台と八方尾根の山岳風景が楽しめます。残雪の五龍岳〜八方尾根〜不帰ノ嶮〜天狗尾根〜白馬三山〜
小蓮華山までの山並みを眺めならが、外のテラス席でスタバのコーヒを飲む人たちが休憩していた。スタバ室内ではPCを使ってワーケーションする人も見かけた。docomo,au,SB,Wi2,STARBUCKSなどの無料Wi-Fi完備。また、白馬山麓の観光情報が
入手できる「白馬村観光局インフォメーション」も併設され、レストラン雪峰もあります。店内にはキャンプ用品やアパレル、限定アイテムなどを販売。週末の混雑とは違い、平日は空いていてのんびりできます。(P60,無料)
(問)スターバックスコーヒー白馬店(7:00-19:00,年中無休) TEL 0261-85-4462
(問)白馬村観光局インフォメーション(9:00-17:00,年中無休) TEL 0261-85-4210
(問)Snow Peakランドステーション白馬店(11:00-19:00),水曜定休 TEL 0261-75-1158
■2023;白馬の「スノーピーク フィールドスイート 白馬・北尾根高原」ではサービスを拡充する。
施設は2019年7月、宿泊・飲食が楽しめるグランピングとして開業。八方尾根の北尾根高原(標高約1200m)に宿泊用テントとモバイル型の宿泊施設「住箱」を設けている。運営はスキー場運営の八方尾根開発。今回、宿泊前後の旅行計画の
アドバイスを行い、上質なサービス拡充で集客力を高める。5/8〜;新サービス「旅前コンシェルジュ」をスタート。旅行前などに地元に詳しいコンシェルジュに、周辺の飲食店や観光地などの行き先を相談できる。6月からはチェックアウトを
14:00まで対応できる日を設け、24H滞在可。宿泊2日目に施設の専属シェフが手掛ける昼食を楽しめるようにするなど飲食サービスも充実する。
(問)FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN TEL 090-2524-4555(9:00-17:00;土日祝を除く)
■2023;スノーピークとスバルがコラボして、会員向けに1泊2日のキャンプ体験「手ぶらCAMP」をスタート。
「マイスバル」アプリ(スバルオーナー限定のアプリ)で申込み。国内8ヶ所ノーピークでキャンプ用具をレンタル。期間は5/4-2024.3/31。利用予定日の1週間前までに予約要。
「手ぶらCAMP」はテントやシュラフ、焚火台、食器セットなどキャンプに必要な道具一式でレンタルできるプラン、1組5名まで利用可。設営や道具はスタッフが講習、初心者でも安心してキャンプを楽しめる。
対象は新潟三条、白馬(LAND STATION HAKUBA)、愛知豊田、大阪箕面、高知越知、高知土佐清水、大分日田、帯広のスノーピーク。(料金;\51700円,12-3月はウィンタープランで\57200円)
※手ぶらCAMP by Snow Peak(SUBARU)
※スノーピーク
■白馬にはアウトドアショップが点在。10店舗以上。
「patagonia白馬店」(白馬にて)
白馬駅近くの「patagonia白馬店」に立ち寄ってきました。大きな山小屋のような建物で、スキー・スノーボード、登山、トレッキングなどアウトドア商品を展示・販売。
他にも近くにアウトドアショップがあります。
(問)パタゴニア白馬 TEL 0261-72-7570(12:00-19:00,第3水曜定休)
(問)ザ・ノース・フェイスGRAVITY白馬 TEL 0261-85-2855(12:00-20;00)
(問)モンベルルーム白馬八方店 TEL 0261-85-2205(9:00-18:00,不定休)
(問)フルマークス白馬店 TEL 0261-72-7344(12:00-20:00,水曜定休)
(問)好日山荘白馬店 TEL 0261-85-2560(11:00-20:00,水曜定休)
■白馬村八方口の「スノーピークランドステーション白馬」がグランドオープンした。
感染拡大の影響による限定営業から、すべてのサービスを開放。Snow Peak Store、レストラン雪峰、Starbucks、白馬村観光局。芝生のイベントエリアを新たに展開し、地元生産者と観光客がつながる「週末マルシェ」などの企画を
提供。週末マルシェはイベントエリアに、農産物・加工食品・クラフト・アート・ワークショップなど信州で生み出された品々がそろう。週末・祝日はランドステーション白馬駐車場の混雑が予想される。満車時は「A coopハピア」等を利用。
11:00-19:00;Restaurant 雪峰(TEL 0261-75-1159)
08:00-21:00;Starbucks coffeeスノーピークランドステーション白馬店(TEL 0261-85-4462)
09:00-17:00;白馬村観光局インフォメーション(TEL 0261-85-4210)
11:00-19:00;スノーピークランドステーション白馬店(TEL 0261-75-1158)
■「スノーピークランドステーション白馬」では、電動アシスト自転車のレンタルサービス「Snow Peak GO」を開始する。
店舗はキャンプ場やレストランを併設した体験型商業施設として、5/23;開業した。感染拡大を受け、当初は県在住の人のみに来場客を限定していたが、6/下から緩和。現在は県外からも利用できる。白馬三山を眺めながら、
白馬の田舎道をゆっくりポタリング。屋外でコーヒーやサンドイッチが楽しめる軽食セット(スノーピークカフェセット)+自転車レンタル。八方ポタリング/岩岳ポタリング(\7000〜;半日コース;レンタル込み)
グリーンシーズン中は農産物や加工食品などが購入できる「週末マルシェ」も開始。
(問)スノーピークランドステーション白馬店 TEL 0261-75-1158
■「スノーピークランドステーション白馬」も本格的な営業をスタート。
大きな屋根と木組みが特徴の「SnowPeak LAND STATION HAKUBA」(スノーピークランドステーション白馬)。グランドオープンのセレモニーには、世界的に活躍する建築家で建物を設計した隈研吾さんも出席し、オープンを祝いました。
隈研吾さんは、2021東京オリンピックで開閉会式などが行われる新国立競技場を手がけたことで知られています。「人間にとって懐かしい木の枝の感じを再現した。いろいろな種類の白馬の自然の豊かさが味わえるという意味で最高の
ロケーションを探していただいた」と。JR白馬駅の近くにある施設は、ショップやレストラン、キャンプができるエリアなどが整備されています。05月にオープンしたが、新型コロナの影響で利用者を県民に限り、サービスも縮小して
営業していた。アウトドア用品のショップには白馬限定の商品が並ぶほか、レストランでは、白馬の景色を眺めながら、信州産の食材を使った料理が楽しめます。スノーピークの山井太会長は「東京の方は残念ですけど、東京以外の方は
たくさんお越しいただいて、白馬の魅力を感じてただければうれしい」と。広い敷地には、「レストランや店舗」「野遊び」「イベント」の3つのエリアがあり、白馬村の新たな拠点となる複合観光施設として期待されています。連休中、
芝生広場では地元の農産物や加工品を販売するマルシェが開かれるほか、キャンプエリアは、この4連休は予約で一杯。観光客は「すごく空気が澄んでいてきれい。つくりもこだわっていてお洒落れ」と。
■白馬村に新しい観光スポット「スノーピークランドステーション白馬」がオープンした。
初日から多くの人が訪れた。11:00;開業前から200人が列を作り、入場前にはスタッフが検温や身分証を確認。感染対策で入館は最大50人に制限し、2-3時間待ちとなった。スノーピークの愛好家や観光客が買物を楽しみ、雄大な白馬三山を眺めながら、
店舗内のカフェやレストランで思い思いの時間を過ごしていた。
※「スノーピーク」は白馬村に体験型複合施設「Snow Peak LAND STATION HAKUBA」(スノーピークランドステーション白馬)をスモールオープンする。
レストラン「雪峰」(11:00-19:00)、スノーピークランドステーション白馬店のストア(11:00-19:00)、スターバックスコーヒー・スノーピークランドステーション白馬店(11:00-19:00;テイクアウトのみ)、白馬村観光局インフォメーション(11:00-17:00)
(問)Snow Peak LAND STATION HAKUBA(宿泊予約) TEL 0261-75-1158
(問)雪峰(予約) TEL 0261-75-1159
■2022.9/10;白馬村・小谷村出身者が小谷村「栂池高原スキー場」近くにパブ併設のクラフトビール醸造所「白馬ビールガレージ」を開業する。
9/3-9/4;試飲会が開かれ、初めて仕込んだ3種類のクラフトビールをお披露目した。運営会社は2021年9月起業、2022年6月に醸造免許を取得。2021.8/14-9/12;CFでは344万円の支援があった。店舗兼醸造所は計約270uで年間約2万Lの醸造を目指す。
商品は雪解け水ですっきりとした味わいに仕上げた「ヴァイツェン」と、香りが特徴的な2種類の「IPA」を披露。「山菜で香りを付けたりホップを育てたり、地元産の原料を生かした事業を展開したい」と。
価格は\600-\800/330ml
※reth HAKUBA CRAFT twitter・reth HAKUBA CRAFT IG
■9/17〜;小谷村「栂池高原」のクラフトビールブルワリー「白馬ビールガレージ」を運営するrethは、ボトルビールの販売を開始した。
「HAKUBA CRAFT」の名称で小売店やWedサイトで販売。観光客や地元住民など「多くの人に飲んでもらいたい」と。
■北ア山麓の「白馬バレー」出身の青年3人が地元の雪解け水を使ったクラフトビール「HAKUBA CRAFT」の製造・販売会社をつくり、醸造を始めた。
小谷村「栂池高原スキー場」の鐘の鳴る丘G前に、パブを備えた醸造所「HAKUBA BEER GARAGE」を開設。9/10;パブ営業を開始、9/17;白馬、小谷村のコンビニやオンラインでも販売。1990年以降スキー離れが進み、さらに近年は新型コロナも
あって地元が衰退してきたのを懸念。古里の活性化に貢献したいと、2021年9月に会社「reth」(白馬村北城)を設立、CFで資金を募り、店舗を改装した醸造所で2022年7/下からビール造りをしている。ビールは、ドイツの伝統的なヴァイツェンの
「Awayuki」(アルコール3.5%)(\600)、クラフトビールの代名詞ともいえるIPAの「Avalanche」(5.5%)(\700)、ヘイジーIPAの「Tropical Snow」(7%)(\800)の3種類。白馬の雪解け水が地中に染み、大地でろ過され湧き出た水を使用し、
330mlの瓶詰で最大月産5000本を製造。いずれホップを地元で生産する計画もある。ラベルは白馬の景色や旅のイメージを前面に出し、外国人客にも分かる英字表記。代表は「クラフトビールを通じ白馬・HAKUBAの名を国内外に広め、観光での
来訪だけでなく、移住や雇用にもつながれば。もう一度、活気ある白馬バレーを取り戻したい」と。
■長野市のエターナルストーリーは「道の駅中条」を核にした地域再生モデルの構築に取り組んでいる。
エターナルストーリーは老朽化で集客力が低下した施設を、長野に魅せられた移住者や若者の視点でテコ入れすると同時に、高齢化による活力低下など地域課題の解決も目指す。「観光施設再生を通じて長野を元気にする」をミッションに
長野市内で6つの観光施設を運営する。その一つが「道の駅中条」。「ナガノフォレストビレッジ」などと共に長野市から指定管理者として5年契約で運営を受託。道の駅中条は2021年に運営を開始。
「道の駅中条」は長野と白馬を結ぶオリンピック道路沿いにあるドライブイン。スキーや登山で良く利用している休憩所。道の駅では郷土色豊かな特産品等を販売、中条名物の「おぶっこ」、「笹おやき」、「ぴり辛にらせんべい」、
「西山大豆」。中条地区の農家が新鮮な朝採り野菜や果物を持ち寄って販売する。西山地域の道の駅(中条・小川・信州新町)では130の加盟農家が持ち寄る農産物が並んでいます。春は山菜・タケノコ、野菜はナス・キュウリ・トマト・ネギなど、
果実はりんご・モモ・スイカ・巨峰・柿など、秋はきのこ・そば。冬は大豆や新米。中条といえばお菜採りが有名で特産の野沢菜の漬物等も販売。道の駅中条は1995年開業から25年以上が経ち、施設が老朽化、2021年4月にリニューアル。
マルシェ風直売所になった。山間地の中条では高齢化率が62.1%と高く、野菜などを持ち込む登録農家が高齢化し、離農する農家や運転免許返納で農産物を運べない農家も出てきた。「道の駅の収益を高めるには地域を丸ごと活性化する必要が
あった」という。16人のスタッフの3割を占める移住者を中心に、地元では魅力が見過ごされがちな商品の強化を行った。注目したのはジビエ。隣接するジビエ加工センタから入手できる新鮮な鹿肉を用いたハンバーガーなどをメニュー化。
さらに「山駆けるジビエ」ブランドを立ち上げ鹿ジャーキー、鹿サラミ、鹿ソーセージ、鹿スモークの4品を開発。食堂では「鹿肉バーガー」(テイクアウト)や「鹿肉ローストディア」、「森の鹿肉カレー」なども食べられる。道の駅中条と
いえばジビエと言われるまでに育てたいと。約130軒ある登録農家との関係構築も進めている。スタッフと農家が車座になり茶飲み話をする「お茶っこ会」を開き、距離が縮まり、口の重い農家から困りごとや運営への不満を聞くことができるという。
移住者が地域に溶け込めるよう飲み会を開いたり、域外から人を呼べるイベントを地元と共催するなど定住人口や関係人口を増やす活動も行っている。2022年の道の駅の売上げは物販が前年比44%増、飲食が70%増と伸びた。中条地区の地域再生が
成功したら、県内約50ヶ所の道の駅や老朽化した観光施設などに応用してみたいという。道の駅中条まで白馬から25km,車30分。長野I.Cから22km,車40分。(9:00-16:00,無休,P50)
(問)道の駅中条 TEL 026-267-2188
■北ア(飛騨山脈)北部に位置する「杓子岳」(2812m)は氷河の可能性が示唆されています。
北アには冬に降り積もった雪が谷に寄せ集められた雪渓が数多くある。雪渓下では長時間かけて「氷体」が形成され、流動性を持つものが「氷河」とされる。新潟大学山岳環境研究室では、北ア「杓子岳」でも、永久凍土の調査が
開始された。9/上;新潟大理学部の奈良間千之教授(自然地理学)の研究室がドローンや小型ボーリング機を使って掘り進めている。空撮による経年変化・質量の観測、地中レーダー(高周波の電磁波)による氷厚観測、GNSS測量機による
流動観測。雪渓にポールを立て位置の変化を測定。ボーリング機による氷体の掘削など。杓子岳北カールの岩石氷河において、永久凍土の分布可能性を調査しています。杓子沢雪渓は杓子岳の北カールにあり、岩石氷河は標高2500m〜2700m。
「杓子沢雪渓」の他、「不帰沢雪渓」・「白馬沢雪渓」でも調査を実施中。
2018年1月;信大と大町山岳博物館信、県環境保全研究所、立山カルデラ砂防博物館は2014年「カクネ里雪渓学術調査団」を結成し調査開始。北ア「鹿島槍ヶ岳」(標高2889m)の「カクネ里雪渓」が氷体が氷河である認定された。
国内では立山の3ヶ所に次ぐ発見で県内では初めて。カクネ里雪渓は鹿島槍ヶ岳の標高1895-2016mにあり、長さ約790m、幅280m、厚さは30m以上。2014年9-10月の24日間で12-17cm流動したという。
2019年10月;奈良間千之教授の調査で北ア「唐松岳」にある「唐松沢雪渓」が国内7番目で氷河と認定された。標高1750m-2280mにあり、氷体は最大約35mの厚さ、全長約1.1km、1ヶ月間で最大約25cmの流動した。
2012年立山カルデラ砂防博物館研究チームが調査し、立山の御前沢、三ノ窓、小窓の氷河と認定。厚さは30m以上、三ノ窓の氷体は最大厚さ60mで長さ1kmを超える。
御前沢雪渓は立山雄山東で標高2500m-2780mにあり、長さ780m、幅185mで、氷体厚さ27m、長さ700m、1ヶ月で5cm流動。秋の約1ヶ月間で三ノ窓と小窓は30cm流動した。
富士ノ折立の内蔵助雪渓は標高2600-2830mにあり、氷体の厚さ30m、長さ350m、幅120m。剱岳西の池ノ谷雪渓は標高1800〜2300mにあり、氷体の厚さ30m、長さ950m、幅110m。
なお、白馬岳「白馬大雪渓」は下部が空洞で氷河ではないという。唐松沢雪渓は白馬山麓、白馬岩岳、栂池高原などから見える。
■以前にあった「小谷・白馬・大町市塩の道祭り」と善光寺「八幡屋礒五郎」の唐辛子のコラボ
菜の花畑・鹿島槍ヶ岳・五龍岳(5/上:大町・中山高原にて)
「芝桜」(5/上:農具川白塩町河川公園にて)
「桃の花」(5/上:松川村にて)
「静の桜公園」(大町美麻大塩にて)(05/上)
「夏の爺ヶ岳」(大町公園にて)
「晩夏の爺ヶ岳」(爺ヶ岳にて)
「紅葉の爺ヶ岳・種池山荘」(爺ヶ岳にて)
「晩秋の爺ヶ岳」(爺ヶ岳にて)
「晩秋の鹿島槍ヶ岳」(爺ヶ岳にて)
「晩秋の鹿島槍ヶ岳」(冷乗越/赤岩尾根分岐にて)
「晩秋の布引山・鹿島槍ヶ岳」(冷乗越/赤岩尾根分岐にて)
「朝日を浴びた秋の鹿島槍ヶ岳」(冷池キャンプ場にて)
「早春の鹿島槍ヶ岳」(大町公園にて)
「早春の鹿島槍ヶ岳(南峰・北峰)」(大町公園にて)
「春の鹿島槍ヶ岳」(鹿島槍・黒沢高原にて)
「秋の鹿島槍ヶ岳」(鹿島槍・黒沢高原にて)
「初雪の爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳」(大町公園にて)
「初雪の鹿島槍ヶ岳」(大町公園にて)
「初冬の爺ヶ岳(南峰・中央峰・北峰)」(大町公園にて)
「初冬の鹿島槍ヶ岳」(大町公園にて)
「冬の朝の爺ヶ岳」(大町公園にて)
「冬の朝の鹿島槍ヶ岳」(大町公園にて)
「冠雪した冬の爺ヶ岳」(大町公園にて)
「冠雪した冬の鹿島槍ヶ岳」(大町公園にて)
「冬の朝の爺ヶ岳」(鹿島槍スキー場にて)
「冬の朝の鹿島槍ヶ岳」(鹿島槍スキー場にて)
「残雪の爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳」(大町公園にて)
「大町公園の桜」(大町公園にて)
「大町観光道路の桜並木」(大町観光道路にて)
「桜と残雪の鹿島槍ヶ岳」(PM)
「桜と残雪の爺ガ岳・鹿島槍ヶ岳」
「桜と残雪の爺ガ岳・鹿島槍ヶ岳」
「桜と残雪の爺ヶ岳」
「桜と残雪の鹿島槍ヶ岳・五竜岳」
「桜と残雪の鹿島槍ヶ岳」(PM)
「桜と残雪の爺ガ岳・鹿島槍ヶ岳」
「桜と残雪の鹿島槍ヶ岳・五竜岳」
「大町観光道路の桜」(大町観光道路にて)
「残雪の黒部湖」
「残雪の黒部川」(黒部ダム下)
「残雪の立山」(黒部湖より)
「朝日を浴びた残雪の立山・タンボ平」(黒部平より)
「朝日差す残雪の立山」(4/下;黒部平-大観峰にて)
「残雪の立山:別山・真砂岳」(4/下;立山・室堂にて)
「残雪の立山:劔御前・劔御前小舎・別山」(4/下;立山・室堂にて)
「残雪の立山:剱岳・劔御前・劔御前小舎」(4/下;立山・室堂にて)
「残雪の剱岳」(4/下;立山・室堂にて)
「早春の青木湖」(青木湖にて)
「ご来光の青木湖」(青木湖西湖畔にて)
「蕾ほころぶ桜と青木湖」(青木湖東湖畔にて)
「一本桜と青木湖」(青木湖東湖畔にて)
「大山桜・桜と青木湖」(青木湖東湖畔にて)
「春の青木湖」(5/上;大町・青木湖にて)
「朝の青木湖」
「夕暮れの青木湖」
「初秋の青木湖」(青木湖にて)
「新緑」(池田町陸郷・桜仙峡にて)
「残雪の天狗尾根・天狗の大下り」(立山・黒部にて)
「残雪の唐松岳・大黒岳」(立山にて)
「残雪の五竜岳」(立山にて)
「残雪の五竜岳・G5・G4・北尾根の頭」(立山にて)
「残雪の鹿島槍ヶ岳(南峰)」(立山にて)
「残雪の牛首山・鹿島槍ヶ岳・布引山」(立山にて)
「残雪の鹿島槍ヶ岳・爺ガ岳・岩小屋沢岳」(立山・黒部にて)
「残雪の唐松岳・五竜岳・鹿島槍ヶ岳」(立山・黒部にて)
「残雪の爺ヶ岳(南峰・中峰・北峰)」(立山にて)
「残雪の爺ヶ岳(南峰・中峰・北峰)」(立山にて)
「残雪の爺ヶ岳(南峰・中峰)」(立山にて)
「残雪の針ノ木岳」(立山にて)
「残雪のズバリ岳・針ノ木岳」(立山にて)
「残雪の爺ガ岳・岩小屋沢岳・鳴沢岳・赤沢岳」(立山にて)
「残雪の鳴沢岳・赤沢岳・ズバリ岳・針ノ木岳」(立山にて)
「残雪のズバリ岳・針ノ木岳」(立山にて)
「残雪の不動岳・南沢岳・奥に常念岳」(立山にて)
「残雪の南沢岳・烏帽子岳・三ツ岳・野口五郎岳」(立山にて)
「残雪の野口五郎岳・真砂岳」(立山にて)
「野口五郎岳カール・真砂岳・東沢・水晶岳」(立山にて)
「残雪の水晶岳・赤牛岳」(立山にて)
「残雪の赤牛岳」(立山にて)
「小熊山〜鬼塚山の麓に広がる田園の稲穂」(大町にて)
白い花の咲くそば畑(大町平にて)
白い花の咲くそば畑(大町八坂切久保にて)
白い花の咲くそば畑(大町美麻新行にて)
「有明山山麓に広がるそば畑」(松川村神戸にて)
赤い花の咲くそばの畑(穂高にて)
フジバカマ(初秋の中綱にて)
フジバカマ(初秋の旧ヤナバスキー場にて)
「大峰高原の七色大カエデ」(10/末-11/上)
「秋の青木湖」(青木集落)(10/中;大町・青木湖にて)
「秋の青木湖」(秋葉崎周辺)(10/中;大町・青木湖にて)
「秋の青木湖」(佐野坂スキー場)(10/中;大町・青木湖にて)
「秋の青木湖」(白馬岳・佐野坂丘陵)(10/中;大町・青木湖にて)
「秋の鹿島槍ヶ岳」(10/上;大町・黒沢高原にて)
「美麻からの冠雪した爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳」(11/中;大町美麻にて)
「冠雪の餓鬼岳・餓鬼のコブ・唐沢岳」(大町公園にて)
「冠雪の餓鬼岳」(大町公園にて)
「冠雪の七倉岳」(大町公園にて)
「冠雪の北葛岳」(大町公園にて)
「冠雪の蓮華岳」(大町公園にて)
「冠雪の赤沢岳」(大町公園にて)
「冠雪の鳴沢岳」(大町公園にて)
「冠雪の岩小屋沢岳」(大町公園にて)
「初冬の有明山」(池田クラフトパーク安曇野にて)
「初冬の餓鬼岳・蓮華岳」(池田クラフトパーク安曇野にて)
「冬の青木湖」(青木湖湖畔にて)
「雪の青木湖」(鹿島槍・黒沢高原にて)
「雪の鹿島槍ヶ岳」(鹿島槍・黒沢高原にて)
「雪の爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳」(大町公園にて)
「雪の仁科山地」(大町・中綱湖にて)
「冬の大峰高原・白樺の森」(池田町にて)
「冠雪の爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳」(池田町にて)
「冠雪の爺ヶ岳」
「冠雪の鹿島槍ヶ岳」
「冠雪の五龍岳」
「冠雪の蓮華岳」
「雪の有明山」(松川村にて)
「雪の爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳と安曇野ちひろ公園」(松川村にて)
「冠雪の爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳」(大町にて)
「冠雪の爺ヶ岳」(大町にて)
「冠雪の鹿島槍ヶ岳」(大町にて)
「冠雪の鹿島槍ヶ岳・五龍岳」(大町・八坂にて)
「冠雪の七倉岳・北葛岳・蓮華岳」(大町にて)
「雪の岩小屋沢岳と手前の鬼塚山・小熊山」(大町にて)
「雪見の露天風呂」(大町温泉郷・薬師の湯にて)
「早春の鹿島槍ヶ岳」
「早春の爺ヶ岳」
「春の餓鬼岳・唐沢岳・船窪岳・七倉岳」
「春の七倉岳・北葛岳・蓮華岳・赤沢岳・鳴沢岳・岩小屋沢岳」
「春の赤沢岳・鳴沢岳・岩小屋沢岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳」
「春の爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳」(大町公園にて)
「春の爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳」
「春の爺ヶ岳」
「春の鹿島槍ヶ岳」
「春の五龍岳」
「春の仁科三山(爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳)」
「春の白馬三山(白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳」(大町公園にて)
「春の大町公園」(大町桜まつり:開花直前)
「春の山博」
「秋の鹿島槍ヶ岳」(八方尾根にて)
「冬の木崎湖」(東湖畔より)
「The Lake KIZAKI in the winter」(at Mt.kogumayama)
「冬の青木湖」(青木湖にて)
「冬の青木湖」(鹿島槍スキー場にて)
「桜咲く中綱湖」(大町・中綱湖にて)
「春の青木湖」(大町・青木湖西湖畔にて)
「雪の爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳」(大町山麓にて)
「冬の青木湖」(青木湖湖畔にて)
★〜〜〜大町・黒部・立山・松川・池田エリア〜〜★
★News★
■6/1;14:00-16:00;大町「高瀬ダム」から篭川に土砂を運ぶ輸送用トンネル工事の現場見学会開催。
大町の3ダム(高瀬・七倉・大町ダム)で洪水調整機能を向上させる国交省の「大町ダム等再編事業」。「トンネルボーリングマシン」による掘削が本格化するのを前に、周辺地域の住民に事業や工事の内容を理解してもらおうと、
パネル展示やトンネル内部の見学が行われる。見学会は篭川右岸の工事現場で、国交省千曲川河川事務所と工事JVが開催。掘削する様子を紹介する画像、工事のタイムラプス映像の展示、市のマスコット「おおまぴょん」と掘削機を
デザインしたマグカップの配布など。大町アルペンライン・らいちょうPに駐車。工事現場まで送迎あり。
※「高瀬川」上流の「高瀬ダム」では、左支川の濁沢・不動沢(ブナ立尾根の登山口周辺)からの流入土砂が多く、洪水調節容量を確保するために土砂対策が必要。高瀬ダムの堆砂対策として、2029年度までに「高瀬ダム」上流の不動沢〜 「大町ダム」下流の篭川土砂仮置き場までの間に、「土砂輸送用トンネル」(11km)を掘削し、ベルトコンベア(11km)と土砂分級設備により、土砂を運搬、仮置き施設の整備を行う。
■6/1;白馬北小学校で運動会が行われた。この小学校では、校庭にあるジャンプ台が老朽化で使えない状態が続き、子どもたちが修理のための募金活動などを行なってきた。「ジャンプ台を直したい!」という子どもたちの強い思いが 多くの人に届き、2025年度中にジャンプ台が完成することになった。全国的にも珍しい校庭にあるジャンプ台。今から57年前に、保護者によって作られた。しかし、骨組みが歪み錆びて老朽化。大小2つ並ぶジャンプ台のうち「小ジャンプ台」は 3年前から使用禁止に。2024年7月に子供たちが「ジャンプ台直し隊」を結成、募金活動やCFを続けてきた。多くの支援の輪が広がった。かつて校庭ジャンプ台を使っていたスキーノルディック複合の渡部暁斗選手・善斗選手などの卒業生たちも この活動を応援。スキージャンプの小林陵侑選手も白馬村での合宿中に活動を知り、小学校に足を運んでいた。小ジャンプ台は2025年度中の完成を目指し、冬のジャンプ学習では「低学年の児童にジャンプを飛ばせてあげたい」と。
■6/1;大町市の小学校再編に伴い、2026年3月に閉校する大町北小で最後の運動会が行われた。
卒業生や地域の人も参加して絆を深めた。1977年に開校した大町北小は2025年で49年目。これまでに約5000人の児童が巣立った。開校した当時は全校児童が935人が、現在は237人。大町西小学校との学校再編で、2026年3月に閉校する。
2025年の運動会では、卒業生や保護者、地域住民も加わって500人で行った。校庭に集まって一斉に風船を飛ばした。大町北小校長は「感謝と希望をつなぐ1年ということが、子どもにも周りの方々にも理解されて、いい運動会になった」
地域と共に歩む閉校の年。大町北小では今後も地域と一緒に盛り上げる行事を計画しているという。
■大町美麻大塩の民家の農地で、60年-120年に1度だけ咲くと言われるササの花が咲いた。
開花時期は5/下-7/初。花は稲の花に似ており、風鈴の短冊のようなおしべがぶら下がっています。「一生に一度見られるか分からない花を見ることができた。貴重な体験」と。
※白馬大池〜小蓮華山、立山など標高の高いところ(標高800m-2400m)に生えるササはチシマザサ、葉の縁に白い隈取りがあるのはクマザサ(隈笹)で、岳沢、横尾〜涸沢、横尾〜槍沢手前、合戦尾根、東沢登山道、一ノ沢登山道、三股登山道など
広葉樹が茂る標高1000m以上でよく見かけます。冬の間に白い部分ができるのがクマザサで葉が大きい。熊が出やすいところという意味ではない。上高地一帯ではシナノザサが茂る。
■大町「居谷里湿原」(紹介)
大町「居谷里湿原」は「木崎湖」の東山(標高830m)に位置し、幅130m・長さ1.5kmの範囲にわたって広がる湿原。周囲には遊歩道が整備され、季節の花を見ながら40分-1Hで散策することができます。1971年に県天然記念物指定。
居谷里湿原ではザゼンソウやリュウキンカ、ミズバショウなどの花が咲きます。小川のせせらぎと清楚に咲く花は心にやすらぎを与えてくれます。純白の美しい花を咲かせるミズバショウはサトイモ科で、湿地や小川の水辺で多く見られ、
年平均気温10℃以下の地域に限られます。湿原約2万uの一画に咲き誇るミズバショウの群生とリュウキンカなどを、小鳥のさえずりを聞きながら散策が楽しめます。5月には新緑に染まる湿原に白いミツガシワが楽しめます。これから
初夏にかけてサワギキヨウ・サワオグルマ・サギスゲなどが咲き、梅雨時にはカキツバタ、ショウブ、アヤメの濃い紫色に染まります。湿原周辺にはアカマツやカラマツ、スギ、ヒノキが植えられ、コナラやミズナラも見られます。
湿地ではハンノキ、サワラなどが繁殖。カエデの仲間の「ハナノキ」が自生する北限と云われます。居谷里湿原ではハンノキなどの樹木の繁殖が著しく、年々湿地が減り、草原のような緑地化が進んでいます。居谷里湿原には
入り込む川はなく、雪解け水や湧水で湿原が保たれています。居谷里の湧水(居谷里水源)は1924年に給水し始め、約100年間大町の水道水して市内1/3の家庭が利用しています。湿原の神社では毎年7月に大町市水道水源祭が斎行され、
水源祭では豊かな水の恵みに感謝し、水道水の安定供給と安全を願って執り行われています。昔は夏になると、居谷里湿原ではゲンジボタルやヘイケボタルが生息し乱舞していました。湿原の一部は田んぼ、泥炭採掘などに
利用されてきたためか、湿地の土が黒い。
■大町市の公式キャラクター「おおまぴょん」にテーマソングのMVを制作し、市HPで公開。
テーマ曲を市民に広く知ってもらおうと、おおまぴょんの過去映像(中山高原菜の花畑、大町公園の桜、木崎湖、国営アルプスあづみの公園、信濃大町駅、祭りなど)を編集し、おおまぴょんの魅力を発信。
「ぴょんぴょんぴょんぴょ、ぴょぴょぴょん、おおまぴょん」と覚えやすい歌詞。
(問)おおまぴょんのテーマソング(YouTube;大町市まちづくり産業課)
■4/18;県北部を震源とする地震で大町市などで震度5弱の揺れを観測、その後も震度1以上の地震が相次いでいる。
大町では住宅14棟で屋根瓦が落下、市道ののり面の石積みが崩れ落ちたり、国の重要文化財指定の木製の仏像が倒れ破損したりする被害が出た。信大防災教育研究センタは「糸魚川-静岡構造線断層帯があり、これに関連した断層が動いた
可能性がある。今後の余震には十分注意してほしい」と。
■4/18;20:19;長野県北部で震度5弱,M5.0,深さ10kmの地震発生。
大町市、小川村、筑北村で震度5弱、長野市、松本市、安曇野市などで震度4を観測した。気象庁によると、震源は糸魚川-静岡構造線断層帯の東5kmの場所で、北西-南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型とみられる。
「揺れの強かった地域では地震発生から1週間程度、最大震度5弱の地震に注意する必要がある。さらに強い揺れをもたらす地震が発生する可能性もある」と。
4/19;7:00までに地震4;2回、震度3;3回発生。信大廣内大助教授は「糸魚川静岡構造線に関係する断層が一部動いたのかと考えられる」。
典型的な内陸地震で、糸静線を構成する松本盆地東縁断層(大町-松本)の延長上か、小谷・中山断層(小谷-安曇野)が動いた可能性があるという。
4/19;余震とみられる地震が多発。大町八坂の道路の一部で落石を確認。人的被害や建物の被害等の大きな影響は確認されていない。
JR東日本;県内の新幹線と在来線は始発から通常運行。
JARTIC;県内の高速道路で地震による通行止めはなし。
■2025.4/21;県北部地震(大町市等)の状況
4/18;震度5弱の地震の後、4/21;23:00までに震度4が2回、震度3が3回で震度1以上が計56回発生。
2025.4/21;[2回]4/21;22:41;M2.5;震度1(大町・松川村)、13:11;M1.9;震度1(松川村)
■2025.4/20;県北部地震(大町市等)の状況
4/18;震度5弱の地震の後、4/20;19:00までに震度4が2回、震度3が3回で計54回発生。
2025.4/20;[1回]18:57;M2.5;震度1(大町・小川村)
2025.4/20;[1回]17:42;M2.0;震度1(松川村)
2025.4/20;[1回]14:50;M2.6;震度1(大町・松川村等)
2025.4/20;[2回]13:42;M1.7;震度1(松川村)、13:39;M2.8;震度2(大町・松川村)
■2025.4/19ー4/18;県北部地震(大町市等)の状況
4/18;震度5弱の地震の後、4/19;21:00までに震度4が2回、震度3が3回で計49回発生。
2025.4/19;[1回]20:12;M2.3;震度1(大町・小川村)
2025.4/19;[1回]13:04;M2.3;震度1(大町・小川村)
2025.4/19;[1回]12:24;M2.9;震度2(大町)・震度1(松川村等)
2025.4/19;[1回]09:37;M2.2;震度1(大町)
2025.4/19;[1回]08:13;M1.9;震度1(大町)
2025,4/19;[2回]06:47;M2.4;震度1(大町・小川村)、06:19;M2.4;震度1(大町・小川村)
2025.4/19;[3回]05:12;M1.8;震度1(大町)、05:08;M1.8;震度1(大町)、05:04;M1.9;震度1(大町・小川村)
2025.4/19;[1回]04:41;M2.4;震度1(大町・小川村)
2025.4/19;[1回]03:44;M1.8;震度1(大町)
2025.4/19;[6回]02:41;M3.1;震度3(松川村)、02:37;M2.1;震度1、02:30;M2.2;震度1、02:27;M2.9;震度2、02:24;M2.8;震度2、02:21;M3.3;震度2
2025.4/19;[9回]01:56;M2.2;震度1、01:53;M3.7;震度3(大町市,松川村,小川村等)、01:52;M2.4;震度1、01:50;M2.7;震度2、01:30;M2.8;震度1、01:18;M2.1;震度1、01:12;M1.8;震度1、01:07;M3.0;震度2、01:02;M4.1;震度4(大町市,松川村,小川村)
2025.4/19;[4回]00:22;M1.9;震度1、00:13;M2.2;震度1、00:12;M2.2;震度1、00:08;M3.4;震度3(大町市,松川村等)
2025.4/18;[6回]23:43;M2.1;震度1、23:39;M4.4;震度4、23:29;M2.5;震度2、23:23;M2.0;震度1、23:21;M2.1;震度1、23:02;M1.9;震度1
2025.4/18;[3回]22:29;M2.8;震度1、22:22;M1.6;震度1、22:19;M2.5;震度1、
2025.4/18;[4回]21:41;M2.7;震度1、21:17;M2.3;震度1、21:09;M2.6;震度2、21:07;M2.4;震度1、
2025.4/18;[4回]20:54;M2.7;震度1、20:42;M3.2;震度2、20:40;M2.3;震度1、20:22;M2.8;震度2、
2025.4/18;[1回]20:19;県北部;M5.0;震度5弱(本震?)(大町市,小川村,筑北村)
2025.4/18;[2回]18:49;M2.2;震度1、18:26;M2.9;震度2
■4/18;20:19;長野県北部で震度5弱,M5.0,深さ10kmの地震発生。
震度5;大町市八坂・美麻,小川村高府,筑北村(震源は鷹狩山の東、大町市八坂切久保・八坂運動場付近)
震度4;大町市役所,長野市中条・鬼無里・信州新町,松本市丸の内,安曇野市穂高・豊科・明科,池田町,松川村,生坂村,青木村,麻績村
震度3;安曇野市堀金・三郷、松本市沢村・梓川・波田・安曇、乗鞍・上高地、塩尻,諏訪,木曽,長野市,上田など。
震度2;白馬村北城,小谷村中小谷など。
・警察、消防によれば、今のところ、地震による建物倒壊やケガ人など救助要請は入っていないという。地元自治体が情報収集中。
・中部電力パワーグリッドによると、小川村や長野市信州新町などの約100戸で停電。
・JR篠ノ井線(塩尻-長野駅);運転見合せ、JR中央東線(塩尻-小淵沢駅);運転見合せ→運転再開。
・上信越道(長野ICー坂城IC)、長野道(更埴JCT-安曇野IC);50km/h速度規制→解除
・北陸新幹線;20:33;運転再開・遅延あり。
松本空港;運航終了後で影響なし。滑走路点検中。
※1918年11/11;「大町地震」は大町(東経137.9°,北緯36.5°)を震源とした内陸地震(02:59;M6.1、16:04;M6.5)
■大町社の民家では地震で屋根瓦が落下した。また、壁には亀裂が入るなどの被害があったという。大町市によれば、今回の地震で市内では屋根瓦が落ちる被害が10数件確認された。 4/19;引き続き、余震が発生する可能性があり、大町市文化会館、社公民館、八坂支所、美麻支所を開放した。
■4/18;地震で大町市八坂の「覚音寺」では国の重要文化財の木造持国天立像仏像が倒れて破損した。
鎌倉時代初頭の1194年に造立で高さは168cm。台座の根元から像が倒れて頭部が割れるなどの破損した。「覚音寺」の住職は「地震の揺れで飛び起きた。観音堂が心配になり見に行くと持国天立像が倒れて頭部が外れていた。被害が出たことは残念ですが、けが人がいなかったことは幸い。
これまで地域の方と守りつづけてきたので、再興に向けて頑張らないといけない」
■4/18;県北部震源で震度5弱の揺れを観測した大町市は、住宅に大きな被害が出た世帯に1万円の見舞い金を支給する方針。
大町市では住宅など15棟で屋根瓦が落下、国の重要文化財に指定されている木製の「持国天立像」が倒れ頭部が破損した。調査の結果、見舞い金は10世帯に支給される見込みで、空家や倉庫などの被害は対象にはなりません。また、
牛越市長は「持国天立像」については、「地域で守られてきた重要文化財なので復旧を願っている」と、修復費用の一部を市としても負担する考え。牛越市長は「被災者に深くお見舞い申し上げる。今後も地震に注意して、
冷静に行動してほしい」と。
■4/18:22:00;震度5弱の揺れを観測した大町市では牛越徹市長と市幹部らが対策会議を開いた。
大町市八坂で市道脇ののり面の石が崩れたとの報告。市長は「現時点で目立った被害はないが、4/19朝までに再度情報を集約したい」。市民に対し今後の地震に注意するよう呼びかけた。
大町市役所は「大きな横揺れが数十秒続いたが棚からものが落ちるといったことはなかった」という。
■JR信濃大町駅の観光案内所で大町市のマスコットキャラクター「おおまぴょん」のグッズ販売を始めた。
「いーずら大町特産館」が2025年1月に閉店し、玄関口となる駅前で観光客へのもてなしを充実。ぬいぐるみ、アクスタ、ピンバッジなど16種類。大町観光協会は「お土産品としておおまぴょんを連れ帰ってもらえれば」と。
■中部山岳国立公園内の富山県内の登山道は約300km、資材の高騰や人材不足などで登山道の維持管理が難しい状態。
2024年8月から登山道を守っていこうと登山者に協力金を求める実証実験を始め、これまでに寄せられた寄付金は764万円。「北アルプス富山県側登山道等維持連絡協議会」は、この協力金を元に2025年度、6つの団体
(薬師トレイルクラブ,三俣山荘,雲ノ平トレイルクラブ,立山ガイド協会,朝日岳山岳遭難対策協議会,宇奈月遭難対策協議会)に各50万から100万円の計450万円を支援金として提供し、登山道の維持・管理と人材育成を
行うことを決めた。同協議会は2025年度も協力金制度を継続、立山室堂山荘や太郎平小屋などの他、協力金箱を増設、登山者への認知度を高める広報をしながら持続的な登山道の維持・管理を目指していく。
立山、黒部・朝日、薬師・奥黒部の山域が対象で、協力金は\500/1口、支払いは任意。
■北アルプス地域振興局は、農業用水に着目した冊子「北アルプス水人利図」を制作。
米づくりが盛んな地域で古来から水資源を利用して水田を広げてきた大北。農業や農村の未来を考えるきっかけに、地域の農業水利施設の特色や歴史、人々の工夫をまとめ、魅力を伝える。今後は学習旅行や小学校の社会科校外学習などの
資料としても活用。北アの雪解け水を温める「ぬるめ」を使った学習プログラムなどを実践する「NPO法人ぐるったネットワーク」が編集とデザインを担当。冊子を元にしたガイドツアーも検討中。
■大町市役所で、北アの雪解け水がもたらす恵みを紹介する動画集をモニター放映。
水に焦点を当てた「みずのわプロジェクト」の一環で、市や市内の団体が個々に作った動画をつないだ。今後、移住相談会などの催しで活用、要望があれば貸出も。動画集は37分(音声付)、27分(音声なし)。大町市内の川や水路を流れる
水の清らかさや豊富さ、扇状地に広がる田園風景、北アルプスの眺望が色鮮やかに映し出されている。
■大町市は「公共スポーツ施設」の利用料金を見直す。
管理費や光熱費などが高騰する中で、施設の適切な貸出や維持管理に向け、市スポーツ推進計画に基づいて検討を進める。市民を中心とした利用料免除の廃止も含め、適正な料金体系を探る。新たな料金規約は2026年度からの施行を予定。
市内公共スポーツ施設利用は現在、学校体育館やグラウンド、市総合体育館や屋外運動場など58施設、整備維持に年間約6000万円、施設利用料・照明料など収入は約900万円、施設の維持管理が課題。現行の規約では市民や市内に通勤・
通学する人は照明料の支払いのみで、利用料は免除、適正な利用者負担のあり方が議論されていた。
■大町上仲町商店街振興組合と下仲町商店街振興組合は老朽化した両商店街のアーケードの撤去を予定。
アーケードは再構築せず、街なみ景観については「大町市中心市街地街なみ環境整備事業計画」に基づき、市の協力を得ながら官民連携で整備を進める。
■大町の住民有志でつくる「信濃大町 野良猫情報局」が、北アの景観をVR)で体験する製作
市内や周辺の登山道から望む約1500ヶ所の風景を掲載。360度の大パノラマで大町の魅力を発信。登山道VRは裏銀座や遠見尾根、唐松岳、鷹狩山など14の登山ルートで、行程やビュースポットなどを紹介。スマホやPCの画面でパノラマ写真を表示すれば、
好きな方向を向いて風景を観賞できる。代表は「大町を愛する人間が作ったサイト。地域の魅力を実際に見てもらい、ファンを増やしていければ」と。
■県北アルプス地域振興局は登山の際のマナーを呼び掛ける2024年度版「登山者マナーカード」を制作。
毎年制作しているトレーディングカードサイズのカードで、今年も新たな写真と内容に更新。管内の美麗な山の景色とともに、日本語と英語で登山を楽しむ上での注意事項を記載し、マナー向上を呼び掛ける。自然公園でのマナーとして、
ごみ持ち帰り、野生動物にエサやり禁止、動植物採取禁止等の表記とピクトグラムを掲載。裏には大町・白馬・小谷の山岳写真8種。山小屋、登山案内所、観光案内所(大町,白馬,小谷)、管内登山用品店などで配布。
■白銀の山に抱かれた真っ青な「青木湖」
冬の大町ではスキー、ワカサギ釣り、冬キャンプなどが楽しめる。青木湖のほとりに絶景を楽しみながら心も体も温まる新たな癒しスポットが注目を集めている。2024年10月に完成した「Hakuba Zekkei Sauna ao」は、青木湖湖畔に建ち、
前面ガラス張りのサウナで、美しい青木湖と白馬三山の景色を見ながら心身ともにリラックスできる。サウナは12人利用可、蒸気で体感温度を上げる「ロウリュ」も。水風呂あり。夏は青木湖へダイブ、冬は雪にダイブも。
「ao lakesidecafe」は天井が高い店内は開放感があり、地元の食材を使った信州サーモンやソーセージ、ステーキ、パンケーキ、ホットドッグ、各種ドリンクなどを提供。
(サウナ;10:15〜17:30,2H制,\3500人,予約優先,水曜定休,カフェ;8:00ー21:00)。アクセス;信濃大町から13km/車20分,白馬駅から10km/車15分)
(問)ao lakesidecafe TEL 0261-85-4010
■「大町エネルギー博物館」は雪の上に刺した木製ポールが雪解けで倒れる日を予想する「大町エネ博春待ポール2025」が始まった。
2024年度は12月にまとまった降雪があり、早くから融雪溝の積雪が1mを超え、12/17;ポールを設置。過去12回の開催で最も早い時期の設置。ポールが倒れる日を予測的中した人に同館の年間パスポートをプレゼントする。
過去の接地で最も早かった2022年は降雪が早く、設置は12/27、3/24には倒れた。
■大町上原の親水公園「わっぱらんど」を管理する「わっぱらんどの会」は2024年をもって解散。
1999年設立から25年、環境整備やイベントなどに取り組んできたが、会員の高齢化や減少により継続が困難となり、節目を契機に活動に一区切りをつける。今後はNPO法人「ぐるったネットワーク大町」が事業を継承する。
わっぱらんどは北アの雪解け水を市所有の農業用温水路「ぬるめ」をまちづくりに活用し、自然に親しみながら大町の文化を継承しようとスタート。住民と行政、企業が手を携え「大町グランドワークわっぱらんどの会」を設立、
市民が主体となって水路周辺であずまやの建設や夏祭りの開催など活動を展開してきた。
■9/2;関電不動産開発が所有する「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」は、新棟を開業する。
新棟は地上3F建て延べ床面積2165u、客室(ツイン/スイート;30室;39u/46u)には葛温泉から引湯した天然温泉かけ流しのビューバスを設けた。夏は「立山・黒部アルペンルート」の観光客、冬は大町・白馬のスキー客が訪れ、
新館オープンでファミリーやインバウンドの誘致を狙う。隣にはレストランを新設。料金は和洋室に素泊まり(\3.6万円〜/1室/2名)
(問)ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん TEL 0261-22-1530(9:00-17:30)
■大町八坂の標高945mの山合いに囲まれた低層湿原「唐花見湿原」
信濃大町駅から車約10分。相川TNを超えて細い坂道を走る。県道55号大町麻績I.C千曲線の相川TN周辺の約1.5km区間は道幅が狭く急勾配で急カーブが連続していたが、2019.8月に道路改良され、道幅が広くなり見晴らしもよくなった。ここから
先の林道は枯れ葉や小枝が多く運転には注意が必要。「唐花見湿原」は 標高945mの山間にある湿原でカラマツ、アカマツ、コナラなどの林に囲まれています。雪解け水や雨水が窪地に集められて湿原を形成。湿原に積もった泥炭は厚さ2.6mという。
唐花見湿地にはミヤマウメモドキが一帯に群生。湿原には木道が整備され約30分で一周。この日は訪れる人もおらず、静寂に包まれた湿原でした。入口には「熊出没」の注意書きが立っています。熊鈴を携帯し周囲を注視しながら散策。赤い実を
つけたミヤマウメモドキの木がたくさん見られた。実がつくのは雌のみで、雄も花が咲きますが実はなりません。晩秋にはさらに赤く光沢が出て、10/下-11/初になれば葉が落ちて、湿原は一面真っ赤になります。初冬には白い雪と赤い実との共演が
美しい。
■「大町サイクリングマップ」公開
仁科三湖や仁科神明宮、高瀬渓谷のサイクリング3コースを制作。VR動画で分かり易い。
※大町サイクリングマップ
(問)大町観光協会 TEL 0261-22-0190
■大町の豊かな水資源をアピール。
水を通した街づくりに取り組む「大町水物語の会」。大町の水を味わってもらい、地域の活性化につなげるねらい。居谷里水系を水源にする中央通りの東側を「女清水」、北アルプス白沢水系を水源にする西側を「男清水」と名づけ、民話を創作。
観光客や市民など誰でも利用できるよう通りに水場を整備した。「女清水はやわらかく、男清水は力強い味。飲んでもらい、大町のおいしい水を全国の人に知ってほしい」と。
「女清水」は信濃大町駅、大町物産館いーずら、塩入家具センタ、大黒町など。男清水はわちがい、朝倉、三王稲荷、大町温泉郷など。
「大町温泉郷」の森林劇場西の森林浴コース沿いに、大町の名水、矢沢水源の水「男清水」の水くみ場・飲み場あり。入口には案内看板、男清水には説明板。説明板には大町の水にちなんだ「男清水」・「女清水」の物語が書かれています。
大町温泉郷再生協議会が、水の町プロポーション事業として県の温泉地・スキー場再生事業補助金と大町市の補助を受け、塩入家具店前など市街地各所に設けられている居谷里水源の水飲み場「女清水」と結び、温泉郷を訪れた観光客に
市街地に出かけてもらうことで市街地との交流を図っている。
■大町八坂の「大姥山」
週末を中心に県内外から登山者が訪れてにぎわいます。グリーンシーズンを前に登山道の整備や地域の魅力を発信する取り組みが進められている。
■大町温泉郷の「アルプス温泉博物館・湯けむり屋敷」「薬師の湯」は、62.8℃の源泉を引湯した単純温泉(弱アルカリ性低張性中性高温泉)。効能は神経痛・筋肉痛・関節痛・打ち身などの疲労回復、健康増進など。
日帰り温泉入浴(10:00〜21:00,\750/大人,\300/小人(小学生)
(問)薬師の湯 TEL 0261-23-2834
■大町「木崎湖」の湖畔にあるコンビニ「Yショップニシ」は、仁科三湖にちなんでクラフトビールの3作目となる「青木湖」をイメージしたビールが完成した。
クラフトビールは、コロナ渦で離れていても木崎湖を感じてほしいと製造を始め、2021年は木崎湖「リゾート」、2022年は中綱湖「人々の暮らし」をコンセプトにした。2023年は「青木湖」の静けさと神秘的な印象から「尊さ」をコンセプトに
したという。アルコール度数は8%。ハーブのホーリーバジルを加え、樽で2次発酵。「冬に暖かい部屋でゆっくり飲みたいビール。芯の強さとドライな味わい」という。350ml缶で1000本(\810)
■大町市相生町の「北安醸造」は、日本酒の酒蔵として2023年で創業100周年。
大町北部の「大黒町」には大黒天様が建つ。1923年(T12年)創業。主要銘柄は「北安大国」で信州を代表する甘口の地酒。今秋も地元産の新米を使い、101年目の寒仕込みが始まった。
(問)北安醸造 TEL 0261-22-0214
■信濃大町の3つのサイクリングコースを紹介(大町観光協会)
高瀬渓谷・仁科三湖・仁科神明宮の3つのサイクリングコースを紹介。サイクリングMAPとVR動画を掲載
※大町サイクリングコース
■大町仁科町の本通り沿いにある松本信金大町支店が、大町駅前信号交差点付近の旧アップルランド大町店跡地に移転新築する。
施設の老朽化や利便性向上などを目的とし、2026年度中の新店舗開店を目指す。同跡地は白馬村のさくら不動産が賃貸マンションなどの開発を進めており、その一部で新築予定。
■大町の「旧アップルランド大町駅前店」跡地で「さくら不動産」(白馬村)がマンションを主体に金融機関の新店舗や飲食店など複合エリアを計画中。
供用は2026年頃予定。「大町の活力創出につながる開発にしたい」と。
1915年当初の信濃大町駅は高瀬川沿いの仏崎駅。1916年信濃鉄道・信濃大町駅開業。1,926年松本-信濃大町駅間電化。1929年国鉄・大糸南線(大町-簗場)。1937年信濃鉄道国有化。1957年大糸線全線開通。1987年国鉄民営化でJR東日本に。
昭和電工や東洋紡績の工場で大町は発展。1971年に東京から特急あずさ、1982年名古屋から特急しなのが乗り入れされ、登山ブームへ。当時、23:50発の新宿発-信濃大町行の夜行急行「アルプス」には毎週のように乗っていた。
1956年黒部ダム着工、7年の歳月をかけ1963年6月に完成、2023年竣工60周年を迎えた。1960年に黒部ダム建設の資材輸送拠点として北大町駅もできた。1960年には黒部ダム建設などで大町市の人口は41184人とピーク、2024年4月は25515人まで減少。
1964年信濃大町駅舎に白い2F建ての食堂が増設され、電車待ちで良く利用していた。2010年7/22;駅舎が山小屋風に生まれ変わり、「立山・黒部アルペンルート」の玄関口「岳都大町」にふさわしい風貌になった。2024年は関電TN電気バス
開通60周年記念で扇沢-黒部ダム間でラッピングバス運行中。現在は信濃大町駅待合室に駅そば「榑木川信濃大町駅店」が営業中(7:30-18:10)
駅舎内には大町市観光協会の「観光案内所」(8:30-17:15)があり、大町や立山・黒部などの観光地の観光・宿泊案内を行っている。大町温泉郷をはじめ、高瀬渓谷、黒部ダム、立山・黒部アルペンルート、仁科三湖、国営アルプスあづみの公園、
ラ・カスタ、鷹狩山、霊松寺、仁科神明宮などのパンフやちらし、アクティビティ(サイクリングMAP・SUP・カヌー・ボート・釣り・キャンプ場)の紹介パンフ、イベント情報などを取り扱う。観光施設・温泉などの割引券あり。
便利なので立ち寄るのがよい。
信濃大町駅周辺では、1977年松電ストア大町店(のちのアップルランド)、1981年カネマンジャスコ大町SC、1993年アップルランド大町駅前店などが大町中心部にできた。その後、1998年ジャスコSC閉店、1999年ジャスコは旭町へ移転、1998年ザ・ビッグ
信濃大町店開店。2011年松電ストアは撤退、2016年アップルランド大町駅前店閉店。当時アップルランドでは食料品や衣料品を取り扱っていたので急な物入りでよく利用していた。2007年中央通り商店街では大規模火災で店舗等が消失、中心市街地の
衰退に拍車をかけた。2016年東洋紡大町工場跡地にフレスポ大町(SC)が開店し、デリシア大町店・マツキヨ・ダイソー・ホームセンタ・ドコモ・八十二銀行ATMなどが開店。駅前には2020年にルートインができ、アジア圏の観光客も増えている。
■大町で食や農林水産業に関し、持続可能な生産や消費の取り組みを動画で募集する国の「サステナアワード2023」で大町の有志でつくる「北アルプスオーガニックプロジェクト」は消費者庁長官賞を受賞した。
マルシェを通じた住民同士の交流や生ごみをたい肥化する市の取り組みなどを紹介、地域ぐるみの活動が評価された。動画は「持続可能な循環型まちづくりへの挑戦」(3m28s)。地元農産物を取り扱う省資源の「ハカリウリマルシェ」や、
有機農業の勉強会の開催などグループの活動を紹介した。
■大町常盤の「下一集落営農組合」はこのほど、下一地区を流れる堰の8ヶ所に「せぎ名」を記したプレートを取り付けた。
高瀬川と和田川との間には中部用水路・和田川用水路があり、下一地区を流れる一本木や須沼板取、大門、大堀、西川せぎなどは高瀬川や和田川から取水してきた。堰は河川から用水路に水を取り入れるため、河川に設けた石積や
土手のことで、上一、下一、須沼一帯の集落を形成し、新田開発に要した貴重な水路といえる。近年はほ場整備により流路が変わった場所もあるが、「せぎから地域の歴史を知るきっかけになれば」と名札を取り付けた。
■大町市土地改良区は、篭川から取水する平寄沢の大町新堰で、小水力発電事業に乗り出す。
農家の高齢化や後継者不足などを背景に、組合員からの賦課金収入が減少する中、売電益を農業インフラの維持・管理に役立てる。2031年度の稼働を目指す。発電施設は年間発電量が約240世帯分に当たる1020MW。年間3500万円の売電益が見込まれ、
経費を除いた収益を水路などの設備改修に役立てる。
■大町常盤の高瀬川右岸土地改良区の事務所建替工事が完了。
旧事務所はS38年に県中信土地改良事務所大町支所として新築された建物。築60年以上たち老朽化。2023年から建設工事が行われた。新事務所は平屋建てで床面積は232u。事務室、会議室などを備える。
■「高瀬川」の「高瀬ダム」・「七倉ダム」・「大町ダム」で調整できる水量を増やす国交省の「大町ダム等再編事業」
下流の大町市・池田町・松川村でつくる高瀬広域水道企業団は水道水源として確保している大町ダムの使用権を国に有償で譲渡する。
■大町の「木舟城研究会」は、「木舟城」の見晴らし確保のための整備作業を行った。
木の伐採でコースからの景観が向上した。
■県埋蔵文化財センタは、大町市文化財センタなど県内15の博物館や資料館などと協力し、各地域で出土した勾玉の写真や紹介文を載せた「まが玉カード」を配布。
大町では海ノ口から出土した一津遺跡の勾玉、石製装飾品を紹介。一津遺跡は木崎湖北東部の湖岸近くに残る、縄文時代早期から晩期、平安時代から中世の遺跡。カードでは縄文時代の玉作りについて詳しく解説。「実物を見ながら縄文文化に
■「北アルプス森林組合」は通常総代会を「サン・アルプス大町」で開いた。
2023年度決算では1180万円の黒字。2024年度事業計画では、大北の森林の多くを占める広葉樹を中心とした天然林活用による木質バイオマスエネルギーの増産や付加価値の高い広葉樹製品の販売拡大など、「再生可能な自然エネルギーの
地産地消による地域資源循環型のまちづくり」を掲げた。
■大町市教育委員会は、学校再編で2026年度に開校する「大町北部小」と「大町南部小」の校章デザインを募集。
応募資格は大町市民や市内出身者など大町にゆかりのある個人・グループ。市教委は「新たな学校が多くの人に親しまれ、小学校にふさわしいデザインを応募していただければ」と。(締切;7/1)
■「北アルプス広域消防本部」の2024年1年間の救急出動件数は3927件で過去最多。
観光需要の高まりで、大北への来訪者の増加などを要因に挙げる。
■8/13;19:00-20:30;池田町「高瀬川大橋」河川敷G(アルプス広場)で「第29回高瀬川納涼大花火大会」開催。
池田町と松川村が1997年から合同開催。手筒花火、尺玉、スターマインなどの打上げ花火(例年;約2000発)(※詳細は未定)
(問)池田町観光協会 TEL 0261-62-9197
■「花とハーブの里」を掲げる池田町。
県道大町明科線を挟んで道の駅「ハーブセンタ」の向かいに、ガラス温室の「ナチュラルマルシェ ソヨソヨ」。春〜秋にハーブや花の苗約500種類を取り扱い、温室内には約50種類を栽培、甘い香りが漂う。ソヨソヨではハーブティ、
入浴剤、アロマグッズ、ドライフラワーなど加工品も発売。池田町は花とハーブの里として、会染の「ハーブセンタ」ではカモミールやラベンダー園(1500株)があり、陸郷にはラベンダー園(7万株)の「夢農場」、広津にはカミツレ研究所の
「カミツレの里」があり、ジャーマンカモミールの農園(13万本)とカミツレエキス製造工場、八寿恵荘などがあります。ハーブセンタ、カミツレの里、夢農場では、5/中-7/初には摘み取り体験が楽しめます。
■池田町広津の「カミツレの里」でジャーマンカモミールが見頃を迎え、周囲には甘い香りを放っている。
新緑の美しい里山では、6/6-6/7;10:00-16:00;「第37回いけだまちひろつカミツレ花まつり」を開催。(入場無料)
満開のカモミール畑が続く「カミツレの里」(約4万坪)の散策、カモミールの刈り取り体験(花束付,無料)、カミツレエキス製造工場見学、カモミールハーブティの試飲、スキンケア商品・華密恋製品直売会など。
6/13-6/14;カモミール収穫体験(工場見学、池田観光、華密恋の湯入浴、カミツレの宿八寿恵荘泊)(\19800/1泊2日;食事付)、宿泊なしの体験参加(\3500)
※安曇野ICから25km車40分。JR大糸線信濃松川駅から8km車15分、JR篠ノ井線明科駅から17km車30分。(P80,無料)
(問)カミツレの宿八寿恵荘 TEL 0261-62-9119
(問)カミツレ研究所(SouGo) TEL 0261-62-9222
■池田町は町制110周年・合併70周年
1915年4月;池田町村は養蚕製糸業が発達し人口が急増、池田町発足。1955年4月;会染村と合併、1957年3月;明科町、陸郷村、広津村の一部が編入合併。中之郷・鵜山・中鵜は池田町に。北は大町、南は安曇野、西は松川村に境し、東西6.2km、南北12.8kmで総面積40.16km2。
人口は9081人。降雨量は少なく冬は積雪量が少ない。高瀬川の扇状地で水はけがよい。「花とハーブの里」池田町は田園風景と信濃富士・有明富士と呼ばれる「有明山」を正面に望め、北アを一望できる景観が美しい。南は大滝山・蝶、常念・横通・東大天井・大天井・
燕・餓鬼・蓮華・爺・鹿島槍、北には五竜・白馬三山・小蓮華岳まで北アが眺望できる。春は東山・中山山地の陸郷・桜仙峡の山桜が咲き誇り、初夏にはカモミールやラベンダー、秋には大峰高原のカエデの紅葉が楽しめる。農具川や高瀬川から水を引き稲作が盛ん。
このほど、町制110周年・合併70周年記念のキャッチフレーズとロゴマークを作った。キャッチフレーズは「絆深まる70年、未来へつなぐ110年」。ロゴマークは町内5地区を重ねて扇状に配置。歴史ある5地区がこれからも強く結び付き、未来に向けて魅力を創造したいとの
願いを込めた。4/1〜;池田町役場ではキャッチフレーズを記した懸垂幕を掲げる。「池田町制施行110周年・合併70周年記念」を冠する補助金上限は50万円(通常30万円)。記念のまちづくり事業で地域振興や活性化などで池田町をPR。(4/1-6/30;応募受付)
■8/2;「松川村イベントストリート」で、夏の風物詩「第43回松川ふるさと祭り」を開催。
熱中症対策として時間は16:00-21:00、イベント広場で実施する。メインの「踊りの輪」は正調安曇節100周年を記念し、2024年より時間を延長(19:00-20:00)。ステージでは松川中吹奏楽部や信濃国松川響岳太鼓子供会などを予定
20:10;お楽しみ抽選会。飲食等の模擬店やキッチンカーを予定。
(問)松川ふるさと祭り実行委員会事務局(松川村役場経済課内) TEL 0261-62-3109
■5/23;松川村役場で水害の危険性が高まる梅雨前に、避難確保計画の説明会が開かれた。
学校や医療施設、社会福祉施設の職員らが出席、1000年に1度の大雨を想定した災害対策を学んだ。
■松川村は、公用車(1台)にご当地ナンバー「安曇野ナンバー」を「9400」に変更した。
松川村の目標人口9400人に合わせた。2010年には10093人と初めて1万人を突破。2025.5/1;9653人(男;4681人,女性4972人)、2060年には6300人まで減少すると予測される。
■松川村の山麓にはのどかな田園風景が残っています。
今ではあまり見かけなくなったサイロ。残雪の爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳・五龍岳には雲がかかっていた。
■JR信濃松川駅前の「安曇節会館」(セピア安曇野)内に松川村の無形文化財の「正調安曇節」100周年に合わせたグッズを展示。
松川村観光協会は関連グッズの特設コーナーを設けた。館内には安曇節に関わる写真や年表なども展示。節目を盛り上げる。
■松川村に咲く桜
松川村の桜の名所「松川神社」では、権現様の桜の下でお花見。約200本の桜で、樹齢80年を超える桜もあります。松川神社の公園、馬羅尾天狗岩温泉「すずむし荘」の桜並木、有明山社の山道などは薄いピンク色に染まります。
松川村の桜の名所として知られる「有明山社」の桜は200本を越えるソメイヨシノやしだれ桜、彼岸桜があり、中には樹齢100年を超えるものもあります。桜の季節の夜にはぼんぼりと投光機で恒例の夜桜ライトアップが行われます。
桜は有明山社の氏子総代でつくる観桜会が管理。2025.4/28まで17:00-22:00;有明山社参道の桜ライトアップ。桜並木は開花し、週末にはピークを迎えそう。
■松川村「松川神社」の公園は桜もお花見に良いところ。「権現様の桜」と呼ばれる桜はソメイヨシノで、松川神社氏子総代OBでつくる観桜会によって守られています。
夜間のライトアップもあり、ぼんぼりの明かりで幻想的な桜の姿を楽しめます。例年、花見客がシートを広げて楽しんでいます。
■松川村「有明山社」は2023-2024年度に、御神体とされる「有明山」(標高2268m)の中岳山頂で老朽化していた奥社を再建した。
新たに金属製の社殿を設置。「修験の山」と称される厳しい山頂に、山の恵みの神を祭る社をよみがえらせた。6/9;宮司らが山頂まで登り、15年ぶりに山頂での奥宮祭の神事を催行。松川村側から登る「馬羅尾ルート」は荒れて登山できないため、
穂高有明から入る「中房ルート」で登頂した。同行した氏子や登山者らが参拝し、山の神を祭った。
■松川村は2024年度から、松川村公式アプリ「まつナビ」の運用を開始。
毎日のお知らせ配信で防災無線の情報を取得でき、暮らしや防災などの情報に素早く簡単にアクセスできる。便利な暮らしに役立ててほしいと、村民にダウンロードを呼び掛ける。アプリはデンソーコミュニティネットワーク社の
「ライフビジョン」をダウンロード。郵便番号(3998501)を入力、地域を選択してログイン。ごみ、医療福祉、教育・子育て、税・公共料金、補助金、移住など暮らしの情報、ハザードマップや耐震など防災情報を提供。毎日10:00;防災無線の
内容を配信、聞き逃した広報内容が確認できる。カレンダー機能もあり、村の行事予定も把握。
■11/16;「松川村すずの音ホール」で「松川村正調安曇節100周年記念舞台公演」
松川村発祥で村無形文化財の「正調安曇節」の節目を祝おうと、村や保存会などの実行委が舞台公演「安曇節ものがたり2025〜榛葉太生の一生〜」を行う。演目は「すずの音ホール」開館記念として2009年に上演された演劇の再演。
正調安曇節の創始者・榛葉太生の生涯を追いながら、「安曇節」に込められた思いを、明治から令和へとつなぐ。3/29;顔合わせでは役決め、台本の読み合わせなどが行われた。村内から公募で集まった60名が出演する。
■松川村で地域活性化の活動に取り組んできた「村おこしこぶし会」が、過去に会が制作した「創作民話集」を見つけた。
挿絵の版画で協力した子どもたちが親世代になり、希望者に無償配布。同会が取り組んできた村への思いを、物語を通じ世代を超えて伝わっていくことを願う。
■松川村で空き家となっている古民家を再生し、シェアキッチンやレンタルスペースなどとして活用する取り組みが進められている。
プロジェクトに取り組む「Ori絲」は、CFに挑戦。松川村役場や多目的交流センタの近くの木造平屋を活用。日替わりレストラン、レンタルスペース、お惣菜販売、こどもカフェの4つの活動を主軸に、子どもからお年寄りまでが集える場として、
秋のオープンを目指す。CF目標額は1200万円。期限;7/14。返礼品は村の特産品など。2024.1/27-1/28;工事第1弾「壁床解体WS」が開かれた。SNSの呼び掛けで集まった地域住民らが参加し作業に取り組んだ。
■松川村西原の「安曇野ちひろ公園」のトットちゃん広場にある「電車の図書室」を貸し出す。
長野電鉄から譲り受けた古い車両2両を利用し「電車の教室」。車窓からは広場の芝生が見え、ゆっくり本を読んだり、勉強したり、音楽鑑賞など思い思いに過ごしてほしいと企画。電車の図書室は前方に本棚、後方に長椅子があり、
木製の机と椅子も置いた。Wi-Fi・暖房を備える。1-2月の月/火/木曜に1日1組限定。(11:00-15:00,無料,飲食禁止)。土/日;「トットちゃんDAY」と題しトットちゃんにちなむ催しを開催中。(水曜休館)
(問)安曇野ちひろ公園体験交流館 TEL 0261-85-8822
■2/18;大町市一般会計当初予算案は195.1億円。前年度当初比5.3%増と過去最大。
新たに市公式ポータルアプリ導入(1900万円)、保育所未利用の子育て家庭に電子クーポンを贈る事業(340万円)も計上した。老朽化が進む「大町山岳博物館」(山博)本館の空調設備を改修する事業費(1.5億円)を盛った。
山博は国内初の山岳をテーマとする博物館で1951年開館。現本館は1982年に完成した3代目で鉄筋造地上3F・地下1F建て延べ2200u。北アなど山岳関係の資料を収集保管、調査研究も行い、常設展・企画展を開催。
付属園ではライチョウやニホンカモシカ、高山植物などを飼育・栽培、年間2.3-2.4万人が来館する。施設改修は2023年度に外壁と屋根の塗装を実施。2024年1月に床暖房用の重油ボイラーを焼く火災があり、2025年度は
冷暖房をエアコン化する。工期中、臨時休館も想定。同館は「来館者がより快適に観覧でき、所蔵資料の展示・保存の環境も一層良好にしたい」と。12/25;開会の3月定例市議会に提出する。
■2024年1年間の大町市の出生数が87人、初めて100人を割った。
2023年から15人減少、10年前に比べて約半数。人口減少と比例し子育て支援や移住定住などの対策が急務。大町市では子育て支援や相談体制の充実、移住定住促進などを展開してきたがこれまで以上の支援対策が求められる。
大町市内出生数は2000年まで300人を維持してきたが、その後右肩下がりで2009年には初めて200人を割った。大町市は「危機感を持って、安心して子どもを生み育てられる施策を続けていきたい」と。
■2024.6/5;大町市は全国自治体の人口分析で実績がある「持続可能な地域社会総合研究所」がまとめた分析結果。
45年後には大町市の人口が1万人を割る可能性を指摘。地区別定住戦略の策定や地域経済循環の強化に向けた起業促進、次世代の参画による持続可能な未来構想づくりを提言している。
市町村 | 2023年 | 2033年(10年後) | 2053年(30年後) | 2068年(45年後) | 2068年人口(単位;人) |
小谷村 | 2725 | -472 | -1299 | -1781 | 944 |
白馬村 | 8782 | -1103 | -3591 | -5181 | 3601 |
大町市 | 26085 | -4164 | -12344 | -17221 | 8864 |
池田町 | 9381 | -1477 | -4460 | -6372 | 3009 |
松川村 | 9605 | -626 | -2463 | -3983 | 5622 |
安曇野市 | 96605 | -5147 | -21103 | -35792 | 60813 |
松本市 | 236447 | -10918 | -43001 | -73082 | 163365 |
長野市 | 368785 | -28752 | -102368 | -161079 | 207706 |
■池田町・松川村によると、2025.1/1現在の人口・世帯数は計1万8763人・8212世帯
60人減った一方、世帯数は101世帯の増加。人口は池田町が125人(1.3%)減少、松川村は65人(0.6%)増え明暗が分かれた。世帯数は池田町が30世帯増、松川村が71世帯増で共に増加。松川村は、宝島社『田舎暮らしの本』(2月号)で
「住みたい田舎ベストランキング」の人口5000人以上1万人未満の総合部門1位を獲得。ベッドタウン機能と安曇野らしい田園風景の両立や手厚い移住定住促進補助金など、自然と利便性のバランスの良さを評価された。
■2025.4月;県内のクマの目撃情報は46件
その半数以上(24件)が住宅地や農地などの里地。北信と長野地域には「ツキノワグマ出没注意報」を出しています。クマが活発に活動する早朝や夜間などは山に入ったり、山沿いに近づいたりしないこと、外出する際にはクマ鈴やラジオなど
音の出るものを携帯すること、クマに遭遇した際には決して近づかずゆっくりと後ずさりしてその場から離れるよう呼びかけています。
■県内の2024年度のツキノワグマの目撃件数は1428件、人身被害は12件13人。
人身被害を減らそうと、3/19;県は「出没警報」の発出基準を現在の「里地での人身被害が1カ月に複数あった場合」から「1件でも発生した場合」に見直す。また、警報を発出し、エサの不足で大量出没の可能性が高い場合は、新たに
「特別警報」を発出、学習放獣を取りやめます。2024年秋はエサが豊富で出産する個体が多かったとみられ、6月以降、子連れのクマの出没が増える可能性が高いという。
■クマによる人への被害が相次いでいることから、県はクマの出没が深刻な場合に緊急に捕獲できる「特別警報」を新たに設ける。
県は専門家などによる検討会を設置し新たな対策を協議してきた。検討会による対策案は、クマの出没が深刻となった場合、これまでの「注意報」や「警報」よりも強い対策を実施する「特別警報」を新たに設ける。「警報」の基準を満たし、
クマの餌となる木の実などの凶作が予想された場合に発令。「特別警報」中はイノシシなどのわなにかかったクマについても市町村の権限で緊急捕獲できるほか、捕獲頭数の上限を引上げるという。「注意報」や「警報」の基準は、最新の
出没件数なども加えることで、より実情に即して発表できるようになるという。県は、新たな対策案を2024年度中に決定する。
■2024年度、県内で目撃されたツキノワグマは1422件、人身被害は12件、13人。
専門家などでつくる検討会で、県は警報の基準を「里での人身被害が1カ月に複数あった場合」から「1件でも発生した場合」により厳しくする案を示した。エサのドングリなどが「凶作」と予想された時に新たに「特別警報」を出すほか、
2025年度、クマの出没情報を集めるアプリを導入し、市町村と情報を共有する。猟友会員の確保に向け、待遇改善が必要などの意見もあった。
■大町のクマ出没情報(2025.5月-1月)
西山山麓の常盤西山(4)、社(3)、大町温泉郷(2)、美麻(2)、鹿島(1)、野口(1)、扇沢(1)、日向山()、八坂()、高瀬入()、上原()、大町()、源汲()、ヤナバ()、高根()、二ツ屋()、七倉()、三日町()、海ノ口()、常盤()、木崎湖()などで出没・目撃が多い。
例年、登山口の大谷原や栢原新道などでも熊目撃あるので要注意。
Date | Time | Area | Notes | Date | Time | Area | Notes | Date | Time | Area | Notes |
6/2 | 15:00 | 美麻小岩嶽 | 桑の木沢橋(熊1) | 6/2 | 11:10 | 常盤西山 | 旧壇行橋(熊1) | 6/2 | 8:30 | 温泉郷 | りんどうが丘別荘地(熊1) |
5/29 | 7:30 | 大町常盤 | 観音橋(熊1) | 5/28 | 8:05 | 白沢橋 | 扇沢大町線(熊1) | 5/26 | 19:30 | 大町社 | 正科北(熊1) |
5/26 | 19:00 | 社宮本 | 仁科神明宮近く(熊1) | 5/24 | 9:55 | 野口 | 大出橋(熊1) | 5/22 | 15:35 | 美麻 | 小岩嶽洞門(熊1) |
5/3 | 18:40 | 鹿島 | 鹿島神社(熊1) | 4/16 | 常盤 | 西山公民館 | 熊1 | 4/8 | 7:20 | 八坂 | 一の瀬 |
2/19 | 17:25 | 温泉郷 | りんどうヶ丘北西(熊1) | 2/3 | 18:20 | 大町社 | 旧交番(熊1) | 1/27 | 11:30 | 常盤西山 | 西山城址(熊1) |
★イベント★
■4/26-11/9;4-9月;10:00-17:00;10-11月;10:00-16:00);大町常盤の「ラ・カスタ ナチュラルヒーリングガーデン」開園
「ラ・カスタ」(La CASTA Natural Healing Garden)はガーデンとファクトリー、北アルプス本店。ラ・カスタガーデンは冬季休園、入口の「ラ・カスタ北アルプス本店」は通年営業(10:00-17:00,水曜定休)
ラ・カスタガーデンは「植物の生命力と癒し」を五感で感じるガーデンで、四季折々の山野草などの植物が彩ります。春のチューリップ〜初夏のバラ・ハーブ・ラベンダーがお勧め。
ファクトリー2Fのアロマバーではラ・カスタの製品を体感できる「調香体験」(\1760)BR>
(入園予約制,入園料;\1100/大人,\550/小人)
(問)ラ・カスタ ナチュラルヒーリングガーデン TEL 0261-23-3911
■4/26-11/9;大町常盤の「アルペンローゼ」は、「ラ・カスタ ナチュラルヒーリングガーデン」をオープンした。
ラ・カスタのブランドコンセプト「植物の生命力と癒やし」を、大町市内で自社栽培する花々と多彩な樹木で表現。広さは約1.1万u。4-5月はチューリップ主体。
見学は事前予約制(10:00-17:00,水曜定休,祝日は営業翌日休,入園料;\1100/大人,\550/小中生)
5/30,5/31;10:00-11:15;バラと宿根草,6/19,6/22;10:00-11:15;ハーブとアロマプランツ。ラ・カスタ ガーデンでガーデナーの話を聞きながらガーデンを巡る。(定員;10名/回,事前予約制,所要;約75分,\2100/大人,\1050/小中生)
■信濃大町穴場旅ガイドツアー2025
地元でも知られていない穴場をガイドとツアー。2025年度は8ツアー15日を開催予定。
4月2回開催;県内初の氷河「カクネ里」を望む。小遠見山から氷河「カクネ里」を望む。
4/19,11/15;「大姥山」登る。急登、岩場、鎖場のバリエーション豊かな大姥山は金太郎伝説の残る里山。(中級者向け)
6/29;「カメラスキルアップ講座」。大町の和紙作り「信州松ア和紙」にて職人の工房、伝統技術を題材にカメラ技術を磨く。
8/2,10/4;禰宜さんが案内する大町「若一王子神社」探究。文化財の特別公開、三重塔内部拝観、参拝作法など。
7/12,9/6;10/18;「劇団四季・浅利慶太記念館」見学。劇団四季の歩み、舞台美術品保管倉庫を特別見学、館長のお話。
8/28,9/8;「高瀬渓谷」「噴湯丘」へ行こう。高瀬渓谷の湯俣にある天然記念物「噴湯丘」を地元ガイドと日帰りトレッキング。8/28;晴嵐荘編9/8;湯俣山荘編。
8/25,10/27;いいとこ大町「サイクリングツアー」。北ア山麓の大町の絶景を楽しむサイクリングツアー。8/25;ハードと10/27;エンジョイ2コース。
11/1;巨大山城を探る「木舟城」遺構ツアー。専門家と巡るツアーで歴史的背景、遺構を学ぶ。
(問)大町観光協会 TEL 0261-22-0190
■11/29;松川村「すずの音ホール」で松川村発祥で無形文化財「正調安曇節」100周年記念式典開催
記念式典では功労者表彰、白馬出身の民謡歌手の記念コンサート、歌詞コンテストの表彰、DVD上映などを行う予定。
■11月;松川村の正調安曇節100周年記念事業。
11/16;松川村「すずの音ホール」で正調安曇節創始者の一生を描いた演劇「安曇節ものがたり2025〜榛葉太生の一生〜」公演。安曇節に込められた思いを、村民が力を合わせて創り上げる舞台で表現する。安曇節ものがたりは2009年に
松川村すずの音ホール完成記念で上演された演劇の再演で、正調安曇節を創始した太生の一生を描いた作品。
■10/19;「第42回大町アルプスマラソン」
第42回大会は市運動公園陸上競技場を発着点で5種目。募集定員はフル1200人、ハーフ1200人、10km500人、3km400人、3kmペア200人。定員は計3500人、前回からハーフは200人,10kmは100人拡大、コロナ禍前の水準に戻した。
Instagramで情報発信に取り組む。(参加費;\8000/フル,\6000/ハーフ)
■「大町温泉郷観光協会」は温泉郷60周年に合わせてロゴマークを作った。
北アを背に、大町市獣のニホンカモシカが温泉に漬かってのんびりとくつろぐ様子をデザイン。イベントで活用、お祝いムードを演出する。大町温泉郷観光協会はHPを一新して情報発信を強化。6/5までこいのぼりを各施設で展示・公開。
6/6-8/7;七夕など年間を通じて季節に応じたディスプレイを展示公開予定。
■5/26-7/27;大町大黒町の蔵造りの「木匠 安曇野」にて日展入選工芸作家5人の合同展「おおまち日展工芸作家展」開催。
2024年11月に国立新美術館で展示された入選作品を中心に過去の作品を展示。木彫家高橋貞夫さんの作品。木彫)海川盛利さん、陶芸)相澤正樹さん、木彫)千国由美さん、陶芸)相澤まゆみさんの日展作家5人。(10:00-16:00;入場無料)
(問)木匠安曇野木彫館 TEL 0261-22-0926
■2024.9/13〜2025.6/1;大町中心市街地の店舗で、スイーツやオリジナルグッズと交換できる「信濃大町街歩きチケット」
市民や観光客が通年で街歩きを楽しみながら、地域の人や文化にふれあう機会として企画された。新たな観光メニューの一つとして人気を集める。チケットは引換券2枚付(\500/1セット)。参加15店舗でチケットが利用できる(1店舗1枚)。
引換品はスイーツやドリンク、おみくじ、ポストカードなど店舗によりいろいろ。大町山岳博物館入館割引。塩の道ちょうじや入館割引(北アルプス国際芸術祭開催中以外)
※信濃大町街歩きチケットガイド
(問)大町観光協会(JR信濃大町駅構内) TEL 0261-22-0190(8:30-17:15)
■6/14;13:30〜;「サン・アルプス大町」で、春の訪れを告げる「第24回北アルプス雪形まつり」
ステージでは大町流鏑馬太鼓、おはなしを読む会「風車」、子供の入選作品表彰式など。
6/1-6/13;「大町文化会館」で春をテーマとした詩、私の見つけた雪形の作品展、子供の入選作品展示。
(問)北アルプス雪形まつり実行委員会(大町市教育委員会) TEL 0261-22-0420
■6/1;大町の夏山開き「第68回針ノ木岳慎太郎祭」開催
北ア「針ノ木岳」(標高2821m)開山祭。日本近代登山の先駆者として百瀬慎太郎をの業績を讃え、北アの山開きを兼ねた針ノ木岳慎太郎祭。
・上級者向けの「記念登山」(針ノ木大雪渓をガイドと登る記念登山)(\3000/ガイド代,記念バッチ,保険料含);アイゼン8本・ピッケル・メット要。祭典・神事に参加しない。
7:10-7:30;扇沢駅受付,7:30;扇沢集合,8:00;針ノ木雪渓,針ノ木峠(昼)→15:00頃;下山
・初心者向けの「花街道トレッキング」(針ノ木大雪渓を目指す花街道トレッキング)(\2000/ガイド代,記念バッチ,保険料含)
7:30-7:55;扇沢駅受付,8:30;針ノ木自然遊歩道トレッキングコース入口で祭典・神事参加。9:15;祭典・神事終了後出発。赤石沢出合(旧祭典広場)、自由行動(昼)→13:00下山予定
(各コース定員;50人,完全予約制,先着順,締切;5/23,定員になり次第締切,小雨決行)。これまでは日本三大雪渓の一つ「針ノ木雪渓」下で祭典・神事を行ったが針ノ木自然遊歩道入口に変更。
登山靴、雨具(レインウェア)、防寒具、手袋、替え靴下、水筒、サングラス、帽子、昼食・行動食、携帯トイレなど持参。
実行委は「北アの山開きイベントの一つ。上級者から初心者まで誰でも参加できるコースを用意したのでたくさんの方に参加いただければ」と。
※天候・残雪の状況により計画の一部変更や中止になる場合あり。
(問)針ノ木岳慎太郎祭実行委員会事務局(大町観光協会内) TEL 0261-22-0190
■3/1ー6/1;松川村西原「安曇野ちひろ美術館」で春の展覧会「戦後80年ちひろと世界の絵本画家たち」絵本でつなぐへいわが始まった。
いわさきちひろや世界の絵本画家たちがつないできた平和への思いを、作品を通して見つめ直す。
■松川村西原「安曇野ちひろ美術館」は新たに見つかったいわさきちひろの原画32点から15点を初公開。
絵雑誌「こどものせかい」(1958年-1962年)に掲載された原画で、2024年8月ちひろとゆかりの深い「志光社」の倉庫で発見された。にじみやぼかしによる淡い色彩が画風として知られているが、今回見つかった原画は輪郭や背景がはっきり
しているのが特徴。全ページに絵を掲載、多色刷りの幼児向け雑誌。四季折々の風物や子どもたちの姿など懐かしい情景が細部に描かれている。ちひろが初めて「こどものせかい」の仕事を手掛けた作品も紹介。
3/1〜6/1;「戦後80年ちひろと世界の絵本画家たち」絵本でつなぐ「へいわ」開催中。4/19;開館記念日(ポストカードプレゼント)
(3/1-11/9,10:00-17:00,GW/夏休み9:00-17:00,毎水休館,GW,夏休みは無休,入館料;\1200/大人,18歳以下無料)
(問)安曇野ちひろ美術館 TEL 0261-62-0772
■5/31;9:00-16:00;大町常盤西山の「サントリー天然水北アルプス信濃の森工場」で「北アルプス工場フェスティバル」
地域住民に工場の取り組みを楽しみながら知ってもらおうと、飲料水の工場見学や検査員の仕事体験、リサイクル素材を使ったうちわ作りなど、さまざまな体験イベントを企画。大町、池田町、松川村、穂高の住民を対象に参加者を募集。(入場無料)
体験は「工場見学ツアー」「サステナツアー」「品質検査ツアー」など。「天然水4水源利き水座談会」は国内4工場で製造された「北アルプス」(大町)、「南アルプス」(北杜市)、「奥大山」(鳥取江府町)、「阿蘇」(熊本嘉島町)の飲料水を飲み比べ、
それぞれの地域の特色をアピールする。イベントは2024年に続き2回目。
■5/29;大町の「県大町合同庁舎」で、北アルプス地域のコメづくりについて考える2025年度第1回「農政セミナー」が開かれた。
高齢化による離農が進み、米価格高騰が続くなか、県内有数の米どころ「大北」で、農政セミナーが開かれ、北アルプス地域の米農家や自治体関係者など90人が参加。セミナーは大北地区農業振興推進協議会主催。新潟食料農業大学
名誉学長が講演、持続可能な農業経営を考えた。米の価格は需要に応じて決まるべきで、生産費の1.3倍ほどが適正という認識を示した。酒米を作っている農家からは主食用米が値上がりするなか、酒米への助成金などの見通しをめぐる
質問が出た。協議会代表は、酒米から主食用米に切り替えなくても経営が成り立つよう、酒米を栽培した際に国から払われる助成金を増やすよう、協議会として国に求めていきたいと。
■松川村で春の安曇野を歩く「北アルプスパノラマウオーク」・「長峰山トレッキング」
2025.5/18;9:00-13:00;「北アルプスパノラマウオーク」(定員;50人,締切;5/15,定員で締切)。8:30;安曇野ちひろ公園集合、舟方遊歩道などを巡って公園に戻る。(約8km)
2025.5/25;9:30-14:00;「長峰山トレッキング」(定員;20人,締切;5/20,定員で締切)。9:00;長峰荘の駐車場に集合、安曇平と北アを一望できる山頂を目指す。(片道約1.5H)
軽食・昼食・飲物、保険証、登山靴、リュック、雨具、タオル等は持参。(各\1500/大人,\500/中学生以下,要予約)
(問)松川村観光協会 TEL 0261-62-6930(8:30-17:00)
■5/24;10:00-16:00;「あづみ野いけだまち酒蔵まつり2025」開催
北ア山麓の池田町にある日本酒の酒蔵「福源酒蔵」・「大雪渓酒蔵」で地酒を楽しむ。「池田町ハーブセンタ」では地酒とワインの販売。
JR篠ノ井線明科駅・JR大糸線安曇追分駅から無料シャトルバス運行予定。
(問)池田町振興課(あづみ野いけだまち酒蔵まつり実行委員会) TEL 0261-62-3127
■5/24;池田町で「あづみ野いけだまち酒蔵まつり」が開かれた。
6年ぶりの開催。2024年秋、町議会が「乾杯条例」を制定。町内の歴史ある酒蔵「大雪渓酒造」と「福源酒造」、「ハーブセンタ」で、地酒に親しむイベントを実施。3会場を結ぶ無料シャトルバスが運行され、町内外から多くの参加者が訪れた。
■5/24;地元の酒蔵の魅力を知ってもらおうと池田町で「あづみ野いけだまち酒蔵まつり」が開かれています。
コロナ禍を経て6年ぶり5回目の開催。池田町内3会場を巡るもので、このうち大雪渓酒造では22種類の日本酒を飲み比べることができ、香りや味の違いを楽しんでいた。
■5/24;10:00-16:00;池田町会染の「大雪渓酒造」は「花紋大雪渓」で6年ぶりの「第5回酒蔵まつり」を開催。
10種類以上の大雪渓の新酒などを専用のお猪口で飲み比べられる「試飲会」(\1000)。「蔵出し即売会」では酒蔵まつり限定酒を販売。樽酒振る舞い。甘酒振る舞い。酒蔵を巡りながら蔵人から酒造りの工程を聞く「酒蔵見学会」。
参加者限定販売の秘蔵酒の購入も。大雪渓の酒粕を袋に詰められる「酒粕詰め放題」(\500)。キッチンカー、物販ブース出店。ハンドメイドアクセサリーなどの販売や、親子で楽しめるWSも予定。
(問)大雪渓酒造 TEL 0261-62-3125
■5/23;「大町市運動公園」で「大北地区森林祭」があった。
大北5市町村の林務関係者や「みどりの少年団」の市内小学生ら約150人がオオヤマザクラなどを植えた。
■4/12-5/18;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)で「スプリングフェスタ」が始まった。
園内ではキクザキイチゲやカタクリも見頃。ネモフィラは咲き始め、チューリップはまだ未開花で見頃は4/下-5/初。
4/12;ロードトレイン運行開始、新緑の園内を舞台とした謎解きゲーム、4/20-4/30;野鳥観察会、土/日/祝;森の散策、ノルディック・ウォーク、5/3-5/4;ロープで木登り!ツリーイング、アスレチック、4/26〜;MTBパーク開場、デイキャンプ、
4/27〜;アルクマ熱気球、4/19;大町ティラノサウルスレースなど。レンタル遊具の貸出など。
(問)国営アルプスあづみの公園(大町・松川管理センタ) TEL 0261-21-1212
■5/18;北アルプスの展望と田園風景を堪能する池田町の「北アルプス展望ウオーク」が開かれた。
テーマは「池田町の民話」で、各地に残る民話の舞台を巡り歩き、田園風景の中、残雪の山々や新緑が深まる眺望を堪能した。
■5/18;池田町で「第16回いけだまち北アルプス展望ウオーク」開催。
池田町を巡り、歴史と自然を堪能するウォーキング。(雨天決行,\1500/大人,\700/中学生以下,締切;5/9)(8:40-9:00;池田町交流センターかえで集合)
20kmコース;美しい日本の歩きたくなる道500選認定コースで北ア・田園風景が楽しめる。
10kmコース;北アルプス展望のみちと街中を巡る。
5kmコース;街中をメインにガイドと一緒に歩く。
特典;豚汁&おにぎり。バイキング・マップ
(問)北アルプス展望ウオーク実行委員会(事務局;池田町観光協会) TEL 0261-62-9197
■5/17;大町で「スギヨのビタミンちくわ復活の日」の祝賀イベントが開かれた。
2024.1/1;能登半島地震で一時製造がストップした石川県七尾の水産加工会社「スギヨ」が被災し、製造が停止。「ビタミンちくわ」の販売が再開された、2024.6/1;日本記念日協会に記念日として登録された。長野のマルイチ産商と製造元のスギヨが
連名で登録申請。「ビタミンちくわ」は消費の約7割を長野県が占めるソウルフード。能登半島地震の復興支援に取り組んできた、大町西小の児童はこれまでの活動を報告。スギヨと共同開発した「ビタミンちくわ」が入ったカレーを販売した。
スギヨは「皆さんの食べて支援したいという気持ちに応えられるように大事に作っていきたい。被災当時のことを忘れないでいてくれる気持ちをありがたく受けながら、これからも復興に取り組んでいきたい」。収益の一部は被災地に寄付する予定。
■2024.6/1;能登半島地震で停止したスギヨ「ビタミンちくわ」(石川七尾)の出荷が再開され、日本記念日協会に「スギヨのビタミンちくわ復活の日」として申請・登録が決まった。
5/17;10:00-14:00;スギヨは大町下仲町の「ホッと一息…森の休息」、「わちがい」北の特設会場で記念日制定イベントを開催。大町とビタミンちくわ、スギヨと関わりのある大町西小の取り組みなど。同児童が出店協力。セレモニー、
ビタミンちくわカレー販売、レトルトカレー販売など。生産量の7割が長野で食べられる「長野のソウルフード」で、黒部ダムの建設当時、ビタミンちくわカレーが建設現場で食べられていた縁で児童とも交流。2024.11/1-2025.1/31;
「信濃大町ビタミンちくわフェア」を開催、ビタミンちくわで能登復興を応援。
■5/中;「池田町ハーブセンタ」東側でカモミールが咲き始めた。
「ナチュラルマルシェ ソヨソヨ」が管理するハーブステーションでは、約1000uのほ場でカモミールが咲き始め、甘い香りを放っています。
■5/15;アルプス農業農村支援センタ、JA大北、大北園芸振興協議会は、新規就農者を対象にした「第3回北アルプスりんごセミナー」を大町のリンゴ園「国光園」で開いた。
近年、リンゴ生産者が増加傾向にあり、高品質なリンゴを栽培する技術を広めようと実施。開花時期を迎えているリンゴの摘花や摘果管理について、実践を交えながら学んだ。
■4/23ー5/14;「大町温泉郷」のホテルや「大町図書館」で「雪形パネル展」を開催中。
「大町温泉郷」のホテル(黒部観光,緑翠亭景水,黒部ビュー,夢の湯,織花,黒部サンバレー,ゲストルーム,ふる里村工芸館など)で「雪形パネル展」開催中。観光客や地域住民が山岳文化に親しんでいる。
■5/中;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)では、敷地内の1500uで4万株のネモフィラが見頃。
ネモフィラは北アメリカ原産で、中心は白く外側が淡い青色の花びらがかわいらしい。2024年秋に苗を植えた花は4/下から咲き始め、高さ20cmの株に直径3cmの小さな花をいくつも咲かせています。
公園には赤や黄のチューリップが植えられ、訪れた人たちは初夏の青空のもと、残雪の北アを望みながら散策したり写真を撮ったりしていた。
■5/13;県議会山岳環境保全対策議員連盟会の県議らが、松川村でツキノワグマ対策の緩衝帯整備などの現場を視察した。
現状や今後の取り組みについて、県北アルプス地域振興局の職員から説明を聞いた。2024年に人身被害があった松川村では森林づくり県民税活用等で、約580mの区間で電気柵に沿った緩衝帯が整備された。振興局は注意喚起看板や
クマスプレー、防護盾などの資機材も配備、市町村に貸出して対応。
■5/13;大町市八坂小中学校で伝統の「ガードレール磨き」が行われた。
大町建設事務所や北陽建設、市職員、地域住民ら多数が参加。児童生徒が安全に通学できることを願い、通学路沿いのガードレールの清掃作業に汗を流した。
■5/10-5/11;JR東日本は大糸線でハイグレードの観光特別列車「なごみ」(和)を運行した。
沿線自治体などでつくる大糸線ゆう浪漫委員会などが鉄道の利用促進や誘客の拡大につなげようと、大北と安曇野市の3駅で乗客をもてなした。
■5/11;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)ではチューリップやネモヒラが咲き、無料入園の日に、「大町流やぶさめ鏑馬太鼓」「源流美麻太鼓」の演奏、フリーマー、パントマイム・ジャグリング・けん玉などのパフォーマンスショーが 行われた。アルプス大草原ではピザやかき氷など約10店舗のキッチンカーが出た。6/1;チューリップの球根掘り取り(無料)。
■5/10;大町「仁科神社」で伝統の神事「御田植祭」が行われた。
宮司による古式ゆかしい神事で、昔ながらの苗の手植えで農作物の豊穣を願った。
■3/9-5/10;「大町山岳博物館」で企画展「学校の生きもの探索記」
学芸員らが行った動植物や昆虫などの研究を、子どもたちが学校や家庭で再現、発展させられるよう分かりやすく写真や文章で紹介。植物標本のつくり方や昆虫標本のつくり方の紹介、観察で大切になる着眼点や発想なども伝える。
市内の学校は田畑や水路、花壇など自然が身近で、児童に興味を持ってもらおうと初めて企画。長野市戸隠地質化石博物館や安曇野市豊科郷土博物館、飯田市美術博物館、信州野鳥の会員、県植物研究会員に声をかけ、3年前から準備。
学校を訪ねるなどし、昆虫220種以上、鳥40種以上を確認。「まつぼくりが開くまで1年半」「紅葉のしくみ」「コウモリは鳥? それとも…」「ニュウナイスズメってナニ者」といったタイトルでまとめた。大町山岳博物館学芸員は、
周辺に生える「夜に咲く花」のマツヨイグサを取り上げた。日没後に咲き始めるのは花粉を運ぶ昆虫が夕方に活動を始めるためと解説。「知って役立つ豆ちしき」として、希少野生植物のササユリの花粉を運ぶのはガの仲間で、これを
世に最初に発表したのは同館であることに触れた。展示室には、見た目がそっくりというスズメとニュウナイスズメの標本などを飾り、昆虫や植物の標本の作り方コーナーも設けた。千葉さんは「夏休みの自由研究にも役立ててほしい」と。
3/9,4/20;10:30/14:00;ミュージアムガイドなど。(3月;10:00-16:00,4月〜;9:00-17:00,\450/大人,\350/高校生,\200/小中生)
(問)大町山岳博物館 TEL 0261-22-0211
■5/8;松川村松川中の生徒が村内3ヶ所のリンゴ農園で「摘果作業」を行った。
■大町日向山高原にある「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」は、2025年秋に新館OPEN予定。
2020年に開業した「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」(73室)の北側に、2025年初秋に新館とレストランをOPEN予定。部屋は30室で天然温泉かけ流しビューバス付(3F+B1F)。部屋はスーペリアタイプ(和洋室;39u)(20室)、
デラックスタイプ(洋室;46u)(5室)、デラックスタイプ(和洋室;46u)(5室)。工期は4/5-2025年夏。
(問)ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん TEL 0261-22-1530
■★☆★大町市内のバス・タクシー★☆★
1)路線バス;「特急バス長野-大町線」(アルピコ交通)(2023年;4.2万人利用)
2)路線バス;「扇沢線」(大町駅-温泉郷-扇沢駅;関電アメニックス:旧北アルプス交通)
3)市民バス;「ふれあい号」(青木・源汲・高瀬入・常盤・常盤西・美麻川手・境の宮・社・八坂・循環線、八坂地域振興バス)(2023年;6.6万人利用)
4)周遊バス;「ぐるりん号」(大町駅・山博・流鏑馬会館・ちょうじや・あづみの公園・サントリー信濃の森工場・ちひろ美術館・ラカスタ・仁科神明宮・温泉郷)
5)登山バス;「裏銀座登山バス」(大町駅-温泉郷-葛温泉-七倉登山口;アルピコタクシー)(冬期運休)
6)関電バス;「関電トンネル電気バス」(扇沢-黒部ダム;立山・黒部アルペンルート;2024年;82.4万人,大町側;42.7万人利用)(冬期運休)
7)特定タクシー;「新高瀬川発電所管理用道路」(七倉-高瀬ダム:アルピコタクシー,アルプス第一交通)(冬期運休)
課題;バス運転手不足、タクシードライバー不足、老朽化に伴うバス車両更新など。
要望;運行ダイヤ・運行ルートの改善。PC・スマホでの運行情報確認など。
対策;AIオンデマンド交通、AI自動運転システム、ライドシェア、車両小型化、EVバスロケーションシステム、デジタルサイネージ(運行状況)などの導入
■大町市は市内観光地を巡る周遊バス「ぐるりん号」を、定時定路線からAIによるオンデマンド交通に切り替える。
観光客の足として毎年春から秋に運行。GWや夏休みの土日、お盆などに運行。1日;\500/大人,\200/小学生で乗り放題。
観光地を巡っていたが、待ち時間や乗車時間が長いことがあった。観光客はスマホのアプリで乗車日時や乗降場所を予約し、AIが最適な運行ルートを選定して運行する。
■5/5;大町「中綱湖」-「青木湖」を巡る「塩の道湖畔ウォーク&フォトコンテスト」が「ラーバン中綱」を発着点に開かれた。
約250人が参加。さわやかな風を感じながら湖畔を歩き、透明度が高い湖や新緑の木々、色とりどりに咲く花、北アルプスの景色を堪能した。中綱湖〜青木湖を歩く10kmと、中綱湖のみの3kmコースで実施。青空が広がる気持ちの良い日となり、
参加者は湖畔の道を歩いた。ゴールでは完歩賞の手ぬぐいや大町の水、おやきを受け取った。
■5/5;大町「中綱湖」「青木湖」で「塩の道湖畔ウォーク&フォトコンテスト」開催
大町「中綱湖」から「青木湖」をめぐる塩の道ウォーキング。春風の吹く爽やかな新緑の中、青き青木湖を巡る。フォトコンテストを同時開催。ウォーキング中の風景などを撮影。
優秀作品には、信濃大町で泊まりま賞(1万円宿泊補助券),大町三蔵セット,ファミリー賞(おおまぴょんぬいぐるみ),参加賞(塩の道手ぬぐい)など。
Aコース(中綱湖-青木湖;周回10km)、Bコース(中綱湖;周回3km)
中綱湖畔西ふるさと創造館「ラーバン中綱」集合、8:30-10:00受付、終了は14:00。(定員;200名,\1000/大人・中学生以上、\500/小学生以下,締切;4/23,定員以上は抽選)
2024年は約300人が参加し、快晴のもと湖畔を散策した。新緑や透き通った青木湖など豊かな自然を満喫。参加者はカメラやスマホで思い思いの景色を撮影しながら歩いていた。仲間、グループ、子供連れのファミリーなどが参加していた。
※申込み塩の道湖畔ウォーク&フォトコンテスト(FM長野)
■5/3-5/5;新緑が美しい松川村の「安曇野ちひろ公園」で食体験が開かれた。
「山菜天ぷら作り」はコゴミやコシアブラなど、地元で採れた5種類の山菜が用意。地域の食文化に詳しい園のサポート隊らが手ほどきした。「そば打ち」体験では、村のシンデレラ農園そば生産組合のメンバーが指導。地元のそば粉を
使って事前にこねられた生地を麺棒でのしてから切り、ゆでたてを味わった。
■5/3;大町市美麻新行で子ども会育成会がこいのぼりを掲げた。
地区内の児童や保護者、高齢者らが協力して作業を行い、空を泳ぐこいのぼりに子どもの健やかな成長を願った。育成会は毎年こいのぼりを掲揚。約40mのワイヤーに25匹のこいのぼりが風に乗って泳いでいる。近くの「新行福寿草園」では、
フクジュソウの株分け、定植作業が行われた。
■5/3;大町市文化財センタは、県天然記念物に指定される「居谷里湿原」で「自然観察会」を開いた。
家族連れなど約20人が参加、外周約1.5kmを歩きながら、湿地の動植物に理解を深めた。大町山岳博物館友の会「湿地植物の生活史研究グループ」のメンバーがガイドを務め、黄色い花を咲かせたリュウキンカやザゼンソウなどを
観察しながら散策した。2025年は例年と比べて雪解けが遅くミズバショウの生育は遅れ気味という。
■5/2〜;アルピコタクシーは交通系ICでの決済を行えるようになった。
大北では先駆けての導入。Suica,Pasmoなど交通系ICカード(9種)、電子マネーのWAON,nanaco,モバイルSuicaなどのキャッシュレス決済ができる。ウーバータクシーの導入と合わせ利便性がさらに向上した。
■5/初;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)でチューリップが見ごろを迎えた。
約500uの「れき原の花畑」では10品種・2.3万球のチューリップが植えられ、黄色やオレンジ色など色とりどりの花を咲かせている。品種によって咲く時期が異なり、見ごろは5/上まで。2025年は寒暖差などで開花は全体的に遅れた。
「レッドプラウド」や「黄小町」、白色の八重咲き「マウントタコマ」など、2025年初めて定植した青色の「ネモフィラ」と共演。4/26;「チューリップのフラワーアレンジメント教室」が開かれた。
■春の遅い大北でも本格的に田植えが始まった。
5/1;池田町では田植え作業が行われていた。
■4/25;大町市大町西小で桜並木のライトアップの最終日、「桜並木ライトアップwithキャンドルセレモニー」が行われた。
児童が文字や絵を描いたキャンドル300個が桜並木をあたたかな明かりで満たし、夜桜とキャンドルの幻想的な光景を楽しんだ。キャンドルは正面玄関の桜並木の両側70mに設置。「ありがとう」の文字を浮かび上がらせた。ライトアップは
「大町西小桜の木を守る会」が主催。学校再編に伴い、2025年度で大町西小は閉校する。
■大町をおトクに旅しよう!
〜4/24;「大町温泉郷共通宿泊商品券付ドライブプラン」(高速道路(50%OFF)+大町温泉郷宿泊商品券(1万円分)
大町温泉郷(7施設);黒部観光H,立山プリンスH,緑翠亭景水,黒部ビューH,信濃の里ときしらずの宿織花,H夢の湯,アルペンルートH
首都圏発3日有効(\5200)、中京圏発3日有効(\5400)、中京圏発2日有効(\4400)、静岡発3日有効(\4000)
※NEXCO中日本速旅会員登録、宿泊予約、速旅ドライブプラン申込
■4/23;大町「木崎湖」の桜は満開。「中綱湖」の桜が見頃を迎え、湖面に濃いピンクの桜が映り込んでいます。大町市内の桜は散り始め。
■4/22〜;2025冬、白馬村で導入した「Uber Taxi」の配車可能エリアが大町市と安曇野市、長野市に拡大。
白馬村では4/1;正式にサービス開始。訪日外国人客の利用を念頭に、長野駅から各地への移動など、広域的なエリアでスムーズな移動の実現を図る。
■4/下;大町の春の花の名所「農具川河川公園」のシバザクラの開花が進んでいる。
ピンクや白、青紫など色とりどりのシバザクラが日ごとに花数を増やしながら河川敷を鮮やかに彩り、訪れる人を楽しませている。農具川河川敷に広がるカラフルな花の絨毯と、残雪の北ア・爺・鹿島槍の共演が楽しめます。
GWには見頃を迎えそう。
■4/下;池田町や松川村、大町の田んぼに水が入り始めた。北アを映す水鏡が見られます。
■2025.4/21;「高瀬川河川敷」の池田町「アルプス広場マレットゴルフ場」にマレットゴルフ連盟がこいのぼりを掲揚した。残雪の北アスを背に約60匹の色とりどりのこいのぼりが泳いでいる。 町内から使われなくなったこいのぼりを集め、例年掲揚。終了後は青空のもとマレットを楽しむ姿が見られた。
■4/20;大町市内の桜が満開
4/19;大町公園・大町霊園の桜は満開、4/19;竈神社のシダレザクラは満開。
4/20;観光道路の桜並木は満開、4/20;市民の森の桜は見頃。
4/20;若一王子神社の桜、大町西小の桜並木、4/20;大黒天のシダレザクラは満開。
4/20;大町温泉郷の桜並木は見頃。
4/20;中綱湖の桜は、蕾が膨らみ、ピンクかかってきました。まもなく開花しそう。
■大町市の公式キャラクター「おおまぴょん」にテーマソングのMVを、市HPで公開。
テーマ曲を市民に広く知ってもらおうと、おおまぴょんの過去映像を編集し、おおまぴょんの魅力を発信。「ぴょんぴょんぴょんぴょ、ぴょぴょぴょん、おおまぴょん」と覚えやすい歌詞。
(問)おおまぴょんのテーマソング(YouTube;大町市まちづくり産業課)
■4/20;桜満開の「大町西小」グラウンドで「大町地区市民運動会」が開かれた。
2025年は3分館エントリーと、家族や仲間単位の当日編成の個人エントリーによる「チャレンジチーム」で実施。150人を超える住民が参加して、満開の桜の木の下で競技を楽しんだ。地域や住民相互の連帯感を強めていた。
■4/20;大町常盤清水中村中地区で桜が満開となり、一夜限りの桜のライトアップが行われた。
桜の樹齢は不明だが巨木で見事な枝ぶり、地域の中でもひときわ存在感があり、地区外から写真を撮りに来る人も多い。多くの人に楽しんでもらいたいと、地域の有志らが機材を持ち寄って初のライトアップが実現した。
■4/19;「大町公園」の桜が一気に満開になった。
大町市内の桜は見頃を迎えた。「信濃大町駅」の桜も満開。「大町霊園」や「観光道路」、「市民の森」の桜もほぼ満開。
「大町公園」では北ア蓮華・爺・鹿島槍を背に、公園内の桜が見頃を迎えました。なお、「中綱湖」の桜はまだ蕾。少しピンク色に。
※おおまち桜まつり(YouTubeライブ配信)
■大町市内でもあちらこちらで桜が開花。
4/18;「大町公園」・「大町霊園」・「観光道路」の桜は咲き始めで4-5分咲き。
■4/18;大町西小では咲き始めた桜の下でお昼を食べる「お花見昼食会」が行われた。
開校153年の大町西小は児童数の減少などにより、2025年度で閉校し他の2校と統合する。最後の春に思い出を作ろうとお花見が企画された。毎年行っている「お花見給食」が最後になることから、全校生徒(230名)の他、保護者、
桜の木を守る会などが招待。桜は1931年に地元の青年団によって植樹、90年以上にわたり子どもや地域の人たちの憩いの場として親しまれてきた。校長は「学校の桜が笑顔を作ってくれたような気がします。桜がいつまでも心に
残って大きくなっても思い出に残ればいい」。校庭からは桜と蓮華岳や爺・鹿島槍が望めます。西小の桜並木は一気に花開き見ごろに。暖かな陽気の中、お弁当を食べながら、昭和初期から守り続けられている西小シンボルの
サクラに親しんでいた。4/18;18:30;大町町西小桜を守る会は「大町西小学校 桜並木ライトアップ」を行い、夜桜が楽しめます。
■「大町温泉郷」で温泉郷のライトアップを始めた。
大町温泉郷未来検討会議による地域のにぎわいを創出する取り組みで、「立山・黒部アルペンルート」の全線開通に合わせて実施。観光客や地域住民が夜でも楽しめるよう遊歩道などに足元を照らすライトを設置。温かな灯りで辺りを照らし、
夕方や夜間でも散歩などが楽しめる。同会議は、地域ぐるみで温泉郷の再活性化を図ろうと立ち上げ、ライトアップは2022年からスタート。鹿島川沿いの遊歩道600m、温泉郷中心の「あいどう路」沿い400mにソーラーライト約600個を設置した。
■2025長野の桜開花予想は?
(1)長野市;城山公園;4/7開花(平年差-4,昨年差-1),4/12満開
(2)松本市;松本城 :4/3開花(平年差-2,昨年差-4),4/8満開
(3)大町市内は例年4/中-4/下頃。
■2025「信濃大町」の桜開花予想;
ソメイヨシノやオオヤマザクラなど約50本。まだ蕾も硬い。2025.4/15開花,4/19;満開,4/28;桜吹雪(weathernews予想)
1)大町公園・観光道路・大町霊園・市民の森(2024.4/13開花,4/17満開)
2)若一王子神社・大黒天(2024.4/12開花,4/15満開)
3)竈神社(2024.4/13開花,4/19満開)
4)大町温泉郷(2024.4/15開花,4/18満開)
5)木崎湖(2024.4/14開花,4/19満開)
6)中綱湖・青木湖(2024.4/17開花,4/21満開)
■4/19;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)で「大町ティラノサウルスレース」が開かれた。
大人の「成獣」と子供のた「幼獣」計約80体が参加。広い芝生で非日常を楽しんだ。空気で膨らませるバルーン着ぐるみのティラノサウルスを着て、アルプス広場の芝生の上を約30m競走した。
■4/19;大町市は「サン・アルプス大町」にて、市民のまちづくり活動に助成する「2025年度ひとが輝くまちづくり事業」の公開審査会を開いた。
まちづくりに取り組む8団体が取り組みや事業を紹介。審査を経て全団体への助成が決まった。2025年は10団体から申請があり、このうち公開審査に該当する8件(伝統文化の継承1、ひろげようまちづくり活動5、地域創生活動2件)の団体が
事業内容をプレゼンした。
■4/上;池田町鵜山の桜の並木道と信濃富士「有明山」・「餓鬼岳」・「常念岳」は絵になります。
池田町東山の中腹にある「四神社」への登り坂の山道約300mには約80本のソメイヨシノが咲きます。
■4/17;大町常盤西山の「サントリー天然水北アルプス信濃の森工場」は、ペットボトル回収用のリサイクルポストを大町岳陽高校に設置した。
生徒会と協力して集めたボトルを新品に再生する「水平リサイクル」に取り組み、資源の循環を啓発する。ポストは工場で生産している飲料水のボトルをモチーフにした高さ約150cm。分別やリサイクルの手順を紹介。キャップ、ラベル、
ボトルごとに回収。9/30まで設置。キャップは工場のバイオマスボイラーの灰と混ぜてうちわに再生。生徒がデザインした絵柄を使って、6月の文化祭で活用予定。
■4/15;池田町会染の「大雪渓酒造」は、白馬山麓(北城)の「雪室」で冬期間貯蔵した日本酒を「雪中育ち」発売。
1/8;瓶詰めした新酒2種類の生酒7600本を貯蔵庫に納めた。3/26;従業員らが酒瓶の搬出作業をした。スコップなどで覆っていた雪を崩し、酒瓶のケースをトラックの荷台に積み込んだ。雪室は天然雪を利用した貯蔵庫で室温0℃、
湿度は90%に保たれる。杜氏は「温度が一定になることで日本酒はよりまろやかに熟成する」という。2010年から16季続く人気の季節商品。「大雪渓・雪中育ち・純米吟醸生酒」(\748/300ml,\1815/720ml,\3520/1.8L)と、
「大雪渓・雪中育ち・特別純米生酒」(\627/300ml,\1540/720ml,\3080/1.8L)を本数限定で販売。
(問)大雪渓酒造 TEL 0261ー62-3125
■4/6-4/15;「春の全国交通安全運動」
4/4;県交通安全運動推進北アルプス地方部は、大町文化会館で交通安全出発式を開いた。大町警察署員や大北交通安全協会員などが参加。パトカーや市町村の広報車など12台でスピーカーで地域住民らに交通マナーやルールの遵守など
交通安全の注意を呼び掛けた。
■12/1-2025.4/14:特急バス「長野ー大町線」の「雷鳥ライナー」冬期運行
長野駅東口;11:20/15:40/19:50→信濃大町駅;12:29/16:49/20:59→大町温泉郷;12:42/17:02→ホリディイン;12:46/17:06
ホリディイン;9:15/13:30/17:40→大町温泉郷;9:19/13:34/7:44→信濃大町駅;9:31/13:46/17:56→長野駅東口:10:42/14:57/19:07
途中、新行,美麻ぽかぽかランド,千見,日影,小川新田に停車。アルピコタクシーが運行。(運賃;大町温泉郷-長野駅;\2800/片道,信濃大町駅ー長野駅;\2600/片道,小人半額)
(問)アルピコタクシー大町支社 TEL 0261-23-2323
■大町は春本番を迎え、南部では桜が開花。常盤の「須沼の一本桜」は例年並みの開花で、4/13;満開。
■4/12;11:00-14:00;大町「サン・アルプス大町」で「春のパン祭り」開催。
3回目の開催で過去最大規模、白馬から松本まで11店のパン屋が出店する。
■4/12;大町「サン・アルプス大町」でパンの店などが集まる「はれとけマーケット春のパン祭り」が開かれた。
お目当てのパンを求めて多くの人が集まった。
■4/12;池田町陸郷「桜仙峡」の山桜や「夢農場」の桜が見頃となった。
池田町観光協会主催の「陸郷山桜散策」には約80名の参加者が初夏のような陽気の中、ガイドマスターの引率で、桜色に染まった里山のトレッキングを楽しんだ。山桜はまだまだ見られます。
■〜4/11;大町市八坂支所で「第5回わたしの八坂フォトコンテスト」入賞作品展
2025年は104点の応募があり、八坂地域づくり協議会による審査で最優秀賞1、優秀賞4、特別賞3、入選10点が選んだ。これまでの最優秀作品も展示。「八坂の魅力を広く発信する機会にしたい」と。
■4/9;北ア「鹿島槍ヶ岳」に早くも「鶴と獅子」の雪形が現れる。
「鹿島槍ヶ岳」(標高2889m)の山頂から真下にのびる尾根に、雪形「鶴」が首を伸ばし飛び立とうとする姿を現している。
隣には、鶴に向かい山を駆け下る格好の「獅子」も現れた。大町山岳博物館によると、通常は4/下-5/中に姿を見せる雪形。2025年は例年よりも早く現れた。鶴も獅子も古くから伝わる雪形で、
かつては農事暦として農作業の目安になっていたという。北ア「爺ヶ岳」(標高2669m)の雪形「種まき爺さん」は頭と足の一部しか見えていない。例年は4/中〜5/上に現れる。
■4/9;大町俵町の<「雷鳥の里」の「田中屋」はライチョウの飼育や繁殖活動に役立ててほしいと、「大町山岳博物館」に50万円を寄付した。
■4/8;池田町陸郷の桜の名所「桜仙峡」で、周辺の環境整備や保全活動などに取り組む「登波離橋愛護会」はヤマザクラの鑑賞場所となる豊盛公民館周辺の駐車場を整備した。
最近は暖かい日が続き、今週末〜来週に見頃を迎えそう。3000本を超える対面の山腹に生えるヤマザクラが順に開花、毎年多くの観光客が訪れます。公民館周辺ではサクラも開花し、散策路のスイセンの花も鮮やか。
4/9;夢農場周辺は彼岸系の桜が見頃。山桜も開花。ソメイヨシノは咲き始め。
■4/7;大町市八坂小中と美麻小中で「入学式」が開かれた。
新1年生や新規の山村留学生が仲間入り、希望に満ちた学校生活をスタートさせた。
■4/7;大町市八坂上篭のR19ぞいの赤土ポケットパークで、足柄から贈られた「春めき桜」がソメイヨシノより一足早く見ごろを迎えた。
■4/6;池田町陸郷の「夢農場」で桜の開花宣言。
満開は4/中頃になりそう。
■4/6;大町八坂の野平自治振興会とやさかボランティア隊は「野平ラベンダー園」でラベンダーの苗の補植作業を実施した。
今シーズンも美しい花畑になることを願いながら作業に励んだ。例年6/下〜7/中に見頃を迎え、2024.7/6-7/7;野平ラベンダー祭りを開催した。
■4/1;「大町エネルギー博物館」は冬期休館を終えて開館した。
春待ちポールの高さ(積雪);雪解けが進んでポールは斜めになったがまだ倒れていない。この10年間でポールが倒れた日が早いのは3/29,遅いのは4/22,平均4/15-16頃。
2025.4/4;1.3m,4/1;1.3m、3/28;1.5m,3/25;1.8m,3/24;2.2m,3/19;2.6m,3/14;2.4m,3/4;2.6m、2/21;3.0m,2/10;3.2m、1/31;2.6m,1/27;2.3m,1/17;2.6m,1/6;2.5m
2024.12/25;2.5m,12/24;2.0m,12/17;1.5m(設置)
(9:00ー16:30,水/木定休,12月〜3月冬期休館)
(問)大町エネルギー博物館 TEL 0261-22-7770
■4/5;大町の日向山高原CCが今シーズンの営業をスタート。
「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」の新館建設工事に伴い、ホテル敷地内にあったクラブハウスを移転・新築。2024年末にクラブハウスをリニューアルした。新たなクラブハウスは自然景観と調和するグレーを基調とした外装で、
木材を使用した温かみのある内装。今シーズンは雪解けとともに例年より1週間ほど早いオープン。年間約8000人の利用を見込む。
■4/4;大北の小学校で「入学式」が開かれた。
大町市内4校は学校再編に伴い、2025年度末で閉校、最後の1年生を迎え入れた。大町西小では新入生30人。大町西小は153年の学校だが2025年度で閉校。2026年度からは新しい学校に。1年生は新たな学校につながる架け橋となる。
■〜4/3;大町温泉郷の「立山プリンスH」で「紅蓮の立山雛ひな飾り」が始まった。
立山プリンスHの劇場第5弾として、燦然と輝く幸せが降り注ぐようにとの意味を込めて、地域住民から寄せられた雛人形や装飾品約3000点をロビーに展示。桃の節句を前に、圧巻の雛飾りを見られます。大町周辺のひな祭りは月遅れ。
■2/1-3/31;大町市は「信濃大町あったかフェア」を市内飲食店などで始めた。
寒さ厳しい冬の信濃大町で、スープやホットドリンクなど温かなメニュー、「黒部ダムカレー」、大町中が地域おこしで作ったタバスコ「マチスコ」を使うピリ辛なメニューを食べて体を温めてもらう初企画。プレゼントキャンペーンもあり、
Instagramの投稿や店頭でのアンケート回答でおおまぴょんの非売品膝掛けやマチスコが当たる。
■〜3/末;松川村観光協会は、イベント協力や情報発信などで協会活動を補佐する「松川村観光応援隊」を募集。
ツアーガイドやSNSでの情報発信など観光協会とともに村の観光を盛り上げるボランティアを募る。応援隊は観光協会の事業補助、観光振興に関する支援、観光の情報収集・発信を強化できる人材の発掘を目的とする。支援内容は
エコツアーガイド支援、ウォーキング事業でのガイド補助、観光スポット・お店情報などSNS等での発信、スズムシの飼育・繁殖支援。移住者が増える中でSNSを使っている人も多く、若者や村外から来た人の視点で松川村の魅力を
発信してもらいたいと。募集は3/末まで。報酬は無償。村内外問わず18歳以上。健康で松川村が大好きな人。申込み;松川村観光協会専用フォーマットに記入、郵送または協会持参。
(問)〒399-8501松川村7022-23 セピア安曇野内松川村観光協会 TEL 0261-62-6930
■3/末;大町野口の「宮の森自然園」では数cm積もった雪に覆われていた。
まだ雪に覆われた森の中の木道からは小鳥たちの声が聞こえる。ザゼンソウが咲き、ミズバショウの芽が出てきた。
■3/27;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)で「野鳥観察会」が開かれた。
家族連れなどが参加、雄鳥が求愛する繁殖期ならではのさえずりを聞きながら、野鳥の生態に理解を深めた。ボランティアの公園自然サポーターの案内で園内を散策、野鳥の模様や巣作りの様子などを望遠鏡で観察した。
■3/30;大町公民館は八日町に相陶窯を構える日展会友の陶芸家・相澤正樹さんを講師に「陶芸講座」を開いた。
「世界に一つの兜を作ろう!」をテーマに、端午の節句に飾る兜作りを体験した。
■3/27〜;大町常盤の「サントリー天然水北アルプス信濃の森工場」再開
2025年営業を開始し、工場見学やフィールド散策を再開。3/37-4/20;14:30;「あなたも天然水の検査員になりきろう!安全安心の品質検査を学ぶツアー」を実施。(参加無料,要予約)
(問)北アルプス信濃の森工場 TEL 0261-85-2350
■3/27;松川村は防災・減災商品の製造・販売を手掛けるNeoN社(山梨)と災害時等における物資の確保と供給に関する協定を結んだ。
災害発生時に避難所の生活電源を確保することで、避難生活の安定につなげる。災害時に同社がポータブル蓄電池やLEDライト、ソーラーパネルなどの物資を村に供給。さらに小型蓄電池とソーラーパネル一式を村に寄贈した。
■3/26;池田町会染の酒蔵「大雪渓酒造」は白馬山麓(北城)の雪室で、ひと冬じっくり熟成させた日本酒の搬出作業を行った。
雪室は白馬に降る天然雪を利用した貯蔵庫で、中は温度約0度、湿度約90%で安定、ほどよく日本酒の熟成が進む。同社は2010年から雪室を利用して16季目。今季は1/8;2種類、1.8Lで約2500本の日本酒を搬入した。日本酒は「大雪渓・雪中育ち・純米吟醸生酒」と「大雪渓・雪中育ち・特別純米生酒」で4/15〜;発売予定。
■3/25;大町市、白馬村、小谷村など北アルプス北部山小屋組合などでつくる「北アルプス北部山域連絡会」は登山道の維持管理に充てる任意の協力金制度を2025年7月に始める。
北ア北部は中部山岳国立公園内で白馬岳(2932m)や鹿島槍ヶ岳(標高2889m)など、南は三俣蓮華岳〜後立山連峰〜風吹大池の山域が対象。詳細はこれから検討する。
北ア南部の乗鞍・涸沢、穂高・槍、蝶・常念、表銀座・燕岳はすでに行われており、協力金は\500/1口、支払いは任意。
■3/23;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)で、日陰に作る「シェードガーデン」の講座と管理作業ボランティアが行われた。
講座では同園のガーデンの監修をした育種家。園芸研究家が講師を務め、シェードガーデンに欠かせない腐葉土づくりや球根の知識を解説した。
■「爺ガ岳スキー場」は3/16;営業終了→3/30まで営業延長。積雪状況等で早まる場合あり。
■3/23;松川村「安曇野ちひろ公園」で松川村に春を呼ぶ「まつかわ花咲きまつり」が開かれた。
春の訪れを感じる催しで大勢の来場者で賑わった。大町市民吹奏楽団の演奏で幕を開け、大道芸人バルーンアートなど。ちひろの地上絵がパンジーで表現された。
■3/23;9:30-15:00;松川村「安曇野ちひろ公園」にて、松川村に春を告げる「まつかわ花咲きまつり」開催
いわさきちひろの絵をパンジーで再現した地上絵。展示は3/20-3/23;12:00。3/23;12:00-15:00;展示したパンジの即売会(\60/1Pot,\1300/24Pots/1case)
ステージイベント(大町市民吹奏楽団・大道芸)、高所作業車の乗車体験(9:00/11:30;整理券)、マルシェ同時開催、模擬店(松川村商工会、公園サポート隊)
(問)松川村役場経済課 TEL 0261-62-3109
■〜3/23;池田町「北アルプス展望美術館」で「安曇野ゆかりの作家展」
安曇野や松本在住の美術愛好家らが所有する安曇野ゆかりの作家たちのコレクションを展示。絵画や鋳物、掛け軸、木彫り作品など51点を展示。安曇野の美術の礎を築いた作家たちを再認識する機会となる。
学芸員は「なかなか見る機会のない作品に日の目を当て顕彰する機会になれば」と。
■3/23;9:30-15:00;松川村「安曇野ちひろ公園」で春を告げる「まつかわ 花咲きまつり」
3/20-3/23;12:00;パンジーの地上絵。いわさきちひろの「黄色い傘の少女」をパンジーの花で表現。
3/23;12:00-15:00;地上絵のパンジーの花を販売。(\60/1Pot,\1300/23Pots,\100/1case)
3/23;9:30;開会式,9:35;オープニングで大町市民吹奏楽団演奏、10:45;大道芸・マジックバルーンアート、10:00-12:00;花のしおり作り(トモエの講堂,参加無料)
9:30-14:00;高所作業車乗車体験(定員;13名/1回×16回,整理券要)(高所から地上絵が見られます)
10:30;甘酒振る舞い、11:15;桜もち振る舞い。松川村商工会女性部・青年部による模擬店(スイーツ等)。「マルシェ」同時開催(フード,雑貨,アクセサリーのクラフト等)。
(問)安曇野ちひろ公園 TEL 0261ー85-8822
(問)まつかわ花咲きまつり実行委員会 松川村役場経済課商工観光係 TEL0261-62-3109
■3/24;県大町建設事務所は、道路や河川の愛護活動団体に対する知事表彰の伝達式を「大町合同庁舎」で開いた。
管内大北からは中綱の住民でつくる「中綱愛護会」が中綱湖周辺の環境美化や安全対策に長年貢献してきたとして、2024年度受賞団体に選ばれた。
■〜3/23;「松川村すずの音ホール」で松川村美術会が「第11回松川村美術展」を開催中。
絵画や写真、彫刻、工芸の4部門で25人の作品約100点展示。
■3/23;松川村の「信濃国松川響岳太鼓子供会」は大分で和太鼓全国大会「第27回日本太鼓ジュニアコンクール」に出場。
新たな挑戦を掲げ、入賞を目指して臨む。出場メンバーは小3-高2年生の9人(松川村5,大町3,安曇野1)。2025年は自由曲、オリジナル曲の「炎」。三九郎の炎をイメージし無病息災と五穀豊穣を願う曲で、太鼓を左右に配置するなど、
これまでとは一味違う挑戦的なパフォーマンスで臨む。
■3/21;県大町合同庁舎で「北アルプス地域野生鳥獣保護管理対策協議会」が開かれた。
2024年度における野生鳥獣の被害対策実施の報告、2025年度の被害防止対策について協議が行われ、各市町村の対策・体制の情報を共有した。
■3/21;県内81の公立高校で「後期選抜」が行われ、全日制・定時制・多部制・単位制を合わせて、8426人が受験、7921人が合格、喜びの春を迎えた。
■3/21;県内公立高校の後期選抜試験の合格発表が行われた。
大北の高校でも受験生や家族が学校を訪れ合格を確認。喜びの春を迎えた。大北3校では大町岳陽(52人)、池田工(5人)、白馬(21人)の計78人が合格。
■大北では春から小学校に入学する子どもの安全を願うイベントが開かれている。
3/20;松川村神戸「有明山社」では「ランドセルの清払式」があり、子供の健康や無事故を祈り、新生活への期待に胸を膨らませた。祭壇に色とりどりのランドセルが並んだ。宮司は児童の平穏な学校生活を祈る祝詞を捧げた。子供には
鈴付のお守りや文房具がプレゼント。
■3/20;10:00;松川村神戸の「有明山社」で新小1年生や新入園児の安全と学業成就を願う「ランドセル清払式」が開かれる。
学業成就の社としても知られる同神社で、門出を祝い無事の成長を願う祭事として参加を呼び掛けている。神社の祭神は知恵を司る「天児屋根命」、S40年頃から入学勧学祭が行われてきた。宮司は「健康で疫病なく平穏無事な
小学校生活が送れるように念じながらお祈りしたい」と。
■3/19;大町の清冽な水を核とし、産学官金が連携して持続可能なまちづくりを目指す「みずのわプロジェクト」は地域食材を生かした「かき氷」の試食会を「大町公民館分室」で開いた。
市内飲食店などが地域の特産品を生かしたオリジナルかき氷を開発。今夏の販売に向けて磨きをかける。かき氷企画は2024年に続く第2弾。2025年は「掘るとみつかる大町の魅力 雪下かき氷」をテーマに「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」,
「カウベル立田屋」,「コンディトライ・アン・マリーレ」,「ねまるちゃテラス」の4事業者が開発。プロジェクトに参画しているサントリーの「サントリー天然水北アルプス」を使った氷に、それぞれ、豆腐や牛乳、凍り餅、ブルーベリー、
はちみつなど市内の製造、収穫の食材を合わせた。
■3/中;大町「宮の森自然園」ではザゼンソウが咲き始めた。園内はまだ残雪が多くあります。
■3/15;「サン・アルプス大町」で市民参加の「ひとが輝くまちづくり事業」補助金を受けた団体最終報告会が開かれた。
地域の活性化や課題解決などに取り組む12団体の代表者が登壇、1年間の活動成果や課題を報告、今後の活動について展望を発表。報告会は「地域創生活動」「ひろげようまちづくり活動」の補助を受けた団体が取り組みを報告した。
■3/15;大町市大町中で「卒業式」が行われた。
第2期生(161人)が卒業証書を手に、新生活に胸を膨らませながら学びやを巣立った。
■3/14;大北各地の小学校では「卒業式」が開かれた。
卒業生は6年間の思い出と感謝を胸に、晴れやかな表情で新たな一歩を踏み出した。大町西小では48人が卒業。在校生や保護者らが見守る中、卒業生は少し大きめの新しい中学校の制服に身を包んで式に臨んでいた。
■3/14〜;「池田町ハーブセンタ」向かいの「ハーブステーション」を管理・運営する「ポラリスアクト」は、ハーブ専門店「ナチュラルマルシェ ソヨソヨ」の2025年シーズンの営業を開始した。
温室の苗売り場には、春の訪れを感じさせる花とハーブの苗がずらりと並び、ガーデニングシーズンを待ちわびる人たちが訪れた。
この時期は耐寒性のある苗を中心に約100種類を揃えた。ティー用ハーブやメディカルハーブ、虫よけハーブなどを用途ごとに並べ、苗の特徴やQ/Aをポップで紹介。町内で花とハーブ苗を生産するグループ「グラウカ」が精力的に育てた苗も
取り揃えている。
■3/14;池田町のハーブステーション「ナチュラルマルシェ ソヨソヨ」がOPEN
池田町会染「道の駅池田」向かいにあるハーブ専門店「ナチュラルマルシェsoyosoyo」はガラス温室で300種類以上のハーブ苗、ガーデン雑貨、ハーブティ等を販売。敷地にはカモミール園とラベンダー園を備え、5月〜;カモミールの摘み取り、
6月〜;ラベンダーの摘み取りもできます。2024.11/5-2025.3/13;冬季休業中。
3/14〜;9:00-17:00;OPEN。多数のハーブや宿根草苗を取り揃えて販売。
3/7,3/8;10:00-15:00;2日間限定でOPENするsoyosoyoの温室に咲くミモザディ。WSあり。
(問)ナチュラルマルシェsoyosoyo TEL 0261-85-0211
■3/13;大町市と「あいおいニッセイ同和損害保険」は、地方創生に関する連携協定を締結した。
防災や産業・観光振興などさまざまな分野で協力し、地域の課題解決に取り組んでいく。同社ではデジタルやデータを活用し、顧客や地域、社会とともに、社会や地域の課題解決を目指す取り組みを展開。2016年に地方創生プロジェクトを始め、
各地で社会貢献や課題解決の支援メニュー提供などを行っている。県内の協定締結は22市町村目。大町市との協定では、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」で挙げられる課題解決に向け、暮らしの安全や産業・観光振興、地方創生に関することで
連携を図る。
■3/上;まだまだ雪の残る大町美麻ですが、日当たりの良い雪解けした斜面には「福寿草」が開花し始めた。
■3/8;「花とハーブの里」池田町で「ガーデンハックルベリー生産者の会」は2024年度の活動報告会を「池田町交流センターかえで」で開いた。
町づくりに向けた活動やビジョンを住民と共有、魅力を伝えた。学校や企業と連携した特産品開発、栄養や効果、ほ場管理などについて紹介・報告。今後の課題として、主に若年層に向けた目の健康維持と予防活動の取り組み、給食での活用、
住民への周知などを挙げた。
■3/7;「大町市役所」で「みんなで考えようプロジェクト」がまとめた提言提出した。
市民の足として運行する「市民バス・ふれあい号」を見直そうと、実際に乗車する企画などを実施した。乗り心地や使い勝手などを体験。参加者の意見や発見などをまとめた。
■県北アルプス地域振興局は、大規模災害による通信インフラの断絶に備え、人工衛星を通じてインターネットに接続する通信機器「スターリンク」を「県大町合同庁舎」に配備した。
3/6;大北市町村の防災担当者らを対象に実演説明会(SB社による機器説明・スターリンク機器設置・通信実演)を開き、導入を呼び掛けた。
■3/2;大町市美麻青具の国指定重要文化財「旧中村家住宅」で茅葺き屋根が雪の重みで崩落した。
旧中村家住宅は江戸中期の1698年建築、民家としては県内で最古、1997年に国の重要文化財指定。建物を管理する大町市文化財センタによれば、屋根には1m以上の雪が積もっていたが、安全の確保が難しいため、屋根の雪下ろしは
できなかったという。雪の重さと、雪が解け、茅と一緒に凍った状態となり、屋根が滑り落ちたと見られます。修復工事は材料の調達が難しく職人が限られているため、4年はかかりそう。3/31まで冬期休館中。4/1〜;見学再開は未定。
現在、防水シートで覆って対策しているが、修復には数千万円がかかる見込み。
大町市教育委員会は「旧中村家住宅」の屋根崩落を受け、市内文化財の管理体制を強化する。旧中村家住宅で屋根の雪下ろしを行っていなかったとして、民間事業者への作業の委託や雪が自然に滑り落ちるシートを冬季に設置するなど
対策を検討する。文化財の見回りも頻度を増やす。市文化財センタだけでなく各地区の公民館が点検できる体制を整えたいとする。例年以上の大雪となっている小谷村・白馬村では、文化財建造物は所有者による除雪が行われており、
被害は報告されていないという。
■3/2;「池田町交流センターかえで」で、地酒と地ワイン、料理と音楽を楽しむ「池田町SAKEフェスタ」が開かれた。
約100人が来場し、地元のお酒やワイン、料理でひと時を過ごした。
■3/1;大町は晴天に恵まれ、青空に北アの山並みがくっきりと浮び上がった。南から暖かな空気が流れ込み、4/上並みの気温。
■3/1;「春の火災予防運動」が始まり、大北では消防訓練や啓発活動などが実施された。
松川村消防団と北アルプス広域南部消防署は火災の同時発生を想定した合同訓練を松川村で行い、連携して消火活動にあたった。
■〜2025.2/末;松川村のJR信濃松川駅側にある駅前花壇で、イルミネーションが輝いている。
季節の花で駅前を彩っていた花壇は、冬の間、電飾で彩られ、駅を利用する人たちを明るく照らしている。11月に松川村商工会女性部が設置、ツリーやトナカイ、雪ダルマに星や観覧車などのイルミネーションが冬の夜道を照らしている。
■2/下;大町八坂では雪解けした日当たりのよい斜面で「福寿草」が咲き始め、一足早い春の訪れを感じています。
■2/28;13:00-16:00;大町「サン・アルプス大町」で「北アルプスのライチョウをとりまく今を知る」開催。
国の特別天然記念物で絶滅危惧種でもあるライチョウの保護のあり方について、専門家から学ぶ講座。県環境保全研究所主催。ライチョウや高山帯調査や保護分野の専門家5人が、気候変動による生息環境への影響や野生復帰の
取り組みなどを紹介。(受講無料,定員;150名;事前申込制)
(問)県環境保全研究所飯綱庁舎 TEL 026ー239-1031
■2025.2/1,2/8,2/15,2/22;20:00-21:00;「大町温泉郷」の「観光協会駐車場」にて冬恒例の「大町温泉郷 夢花火と音の祭典2025」〜幻想的に光輝く冬のファンタジア〜開催
2月の毎土曜の夜、大町温泉郷に響き渡る音と光の祭典、迫力の太鼓の演奏と打上げ花火の祭典。18:30〜;キッチンカ―あり。
2/1;地酒とみかんの振る舞い。メッセージキャンドル、20:00;三九郎、20:10;津軽三味線、20:30;大町流鏑馬太鼓、20:45;花火打上げ
2/8;メッセージキャンドル、20:00;信濃国松川響岳太鼓、20:45花火打上げ
2/15;メッセージキャンドル、20:00;源流美麻太鼓、20:45;花火打ち上げ
2/22;メッセージキャンドル、20:00;信濃国松川響岳太鼓、20:45;花火打上げ
(問)大町温泉郷観光協会 TEL 0261-22-3038
■12/21-2/24;スキーシーズンの到来に合わせ、「白馬村内のスキー場」と「大町温泉郷」周辺の宿を結ぶ無料シャトルバス「ぐるっとBUS」の運行が開始された。
■1/11-2/24;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)で「冬の公園で遊ぼう!」が開幕。
そりゲレンデ、スノーシュー、歩くスキーなど雪の公園で楽しむ催し。今冬は天然雪に恵まれ、入口広場やアルプス広場では「そりゲレンデ」が楽しめる。
屋内休憩所・大草原の家の近くに「そりゲレンデ」があり、最大約50mの滑走が楽しめる。プラスチックそり、スノーチューブなどの無料レンタル。(入園料別)
■2/22;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)で謎解きイベント「クリスタルダンジョンからの脱出」
公園内を氷に閉ざされたダンジョンと設定。脱出には研究所のブリザード制御装置の暴走を止めなければならず、そのためには「クリスタル」とパスワードを集めることが必要。参加した子どもたちは園内を巡り、隠された宝箱や箱を開けるための
謎を解いて楽しんだ。
■2/22;サッカーJ3松本山雅FCを応援する「山雅後援会大町支部」は大町の商店街でポスターの配布・掲示を行った。
クラブカラーの緑に大町を染めるシーズン開幕前の恒例の緑化運動。運営会社やサポータらが参加。一行はポスターを手に、のぼり旗を掲げ、JR信濃大町駅前から本通りを歩いて配布・掲示した。
■2/17;大町「県大町合同庁舎」で「みんなで支える森林づくり北アルプス地域会議」(第2回会合)が開かれた。
長野県は森林が8割を占め、国有林(36%)・民有林(64%)。民有林うち約5割は人工林でカラマツ(52%)・アカマツ(14%)・ヒノキ(16%)、スギ(16%)。全国ではスギが約5割だが、長野県はスギは少なくカラマツが大半を占める。
植林・下刈・除伐・間伐を50-60年間に行うが、安価な外材の輸入増で林業は衰退。山村の過疎化や高齢化が進み、森林の荒廃が進行している。なかなか手が付けられない里山を整備するため、2008年度から長野県は森林税を導入。
里山では森林整備として間伐、野生動物による被害を防止するための緩衝帯整備などを進めている。森林税は2008年-2027年に県内在住者の個人(\500/年)(約109万人)、法人(均等割額5%,資本金額の\1000/年-\4万円/年)(約5万社)が納税。
長野県「森林づくり県民税」(森林税)の使い道を県民や林業関係者など地域で考える「森林づくり北アルプス地域会議」を開催。2/17;大町で会合が開かれ、有害鳥獣被害を防ぐ緩衝帯整備など活用事業の実施状況を、松川村で確認した。
■2/15-2/16;JR信濃松川駅前の「安曇節会館」にて、松川村商工会は「あめ市大売り出し」を行った。
福引抽選会などのイベントを開催。福あめや祭りの屋台も並び、好天に恵まれ、多くの家族連れで賑わった。
■2月〜;松川村川西でクマなどの有害鳥獣対策で行う「緩衝帯整備」事業が始まった。
2024年松川村12月定例議会で補正予算を可決、県の補助増額も決まり、当初の予定より範囲を拡大する。
■松川村商工会の「あめ市大売り出し」が始まった。
2/16までの期間中に赤いのぼりの参加店(村内31店舗)で買物をすれば福引補助券がもらえる。2/15-2/16;「安曇節会館」で「福引き抽選会」が行われる。
■「松川村すずの音ホール」に絵馬をまつる「すずの音神社」が設置。
「おみくじ」も登場し、訪れた人たちは願掛けをしながら運試しを楽しんでいる。
■2/12-2/14;県山岳遭難防止対策協会は冬季の「山岳遭難救助訓練」を行った。
2/14;大町高瀬川河川敷・観音橋ヘリポートで県警ヘリを使った救助訓練が行われ、遭対協隊員や県警山岳遭難救助隊ら約40人が参加。ホバーリングしたヘリから要救助者を引き上げる訓練などを行い、基本的な技術を再確認した。
■2/上;大町八坂長畑「熊襲の滝」に氷柱。
寒波の影響で氷の造形「氷柱」と、雪・岩・水が織り成す冬の光景が見られる。県道394号川口大町線の金熊川沿いの支流の滝で、長者山から流れ出る落差30m、幅5mの滝。別名「辺尾の滝」。中段には岩に氷柱が垂れ下がり、
滝壺は氷瀑となる。
■2/12;「大町市役所」で「信濃おおまち みずのわプロジェクト」の「研修会」が開かれた。
市内40事業所から約60人が参加。「大町市の水を取り巻く環境を学ぶ」と題して、自然環境の研究事例の発表や、環境省職員による国の施策などを踏まえたSDGs未来都市などの講演があり、地域資源の豊かな「水」を守り生かす方法を考え、理解を深めた。
■2/11;「大町あめ市」で能登半島地震復興支援につなげようと、スギヨ(石川七尾)の「ビタミンちくわ」を使ったレトルトカレーを販売。
大町市大町西小の児童たちは「復興までまだ長い道のり。持続可能な支援で能登を元気づけたい」と「ビタミンちくわ」を使ったレトルトカレーを開発。カレーの箱は児童がデザインを考案。商品の特徴を分かりやすく伝え、
カレーを食べて被災地の人とつながる気持ちを込めて描いている。販売元のスギヨが児童のデザイン案の中から最終決定する。
■2/11;10:00-15:00;大町中央通りで恒例の「大町あめ市」と「荷ぐるま市」
中央通り商店街では福飴や商売繁盛の縁起物を売る露天が並ぶ。通りは歩行者天国でたくさんのお店が出店。キッチンカーなどが出て各種販売、和菓子店の実演販売。ウオーキングラリーおおまぴょん探検隊!など。
街中を歩いてクイズに挑むウォーキングラリー。買物を楽しみながら通りを散策。参加者は商店や史跡を探し、全問正解者は豪華景品が当たる抽選会に参加。
(問)大町商工会議所 TEL 0261-22-1890
■2/11;能登半島地震の復興支援のために、大町市大町西が考案した「ビタミンちくわのレトルトカレー」が「大町あめ市」(2/11)で販売された。
スギヨが商品化、今回が初披露。児童が店頭に立ち、少しでも能登の人たちの力になろうと、同社キャラクター「ビタちくワン」の手作りのかぶり物をするなどしてPRした。レトルトカレー(\650,193g,限定50個)を販売。15分で品切れ。売上金は
経費分を引き、能登半島の復興のために寄付する。レトルトカレーは、被災地復興のために市の「ソウルフード」とも言えるビタちくのカレーを売り出したいとの児童の思いをスギヨがくみ取り商品化。甘口で野菜やキノコなども入っており具だくさん。
スギヨは「子どもたちの能登への思いがこもった良い商品を作れた」。来場者は「能登を思う気持ちが素晴らしい」と話し掛けながら買い求めた。募金活動も行い、心温まる善意が寄せられた。児童たちは阪神淡路大震災からの復興を願う歌
「しあわせ運べるように」を披露し「あめ市」の来場者らが耳を傾けた。
今回のカレーは「能登の太陽 ビタミンちくわカレー」(\650)。「黒部ダム」建設の苦闘を描いた映画「黒部の太陽」から名付けられ、「このカレーが被災地の太陽になれたらうれしい」という思いを込めた。レトロ風なパッケージにはダムが描かれ、
「がんばろう!能登」と書かれた復興支援のマークも印刷。
黒部ダムの掘削工事現場でビタミンちくわ入りのカレーが食べられていたことから同社が食育の授業を行い交流が始まった。能登半島地震後は、募金活動などに取り組み、「息の長い支援をしたい」と、2024年9月にレトルトカレーの商品化を提案。
2024.10月には児童が現地を訪れ、被災者から話を聞いて回り、商品開発に生かした。学習の時間で商品の中身やパッケージデザインを考え、試食も重ねた。完成したカレーは具だくさん。郷土料理研究家の協力も得て、ダム工事で提供されていた
当時の味を再現。ちくわはもちろん、石川産のタマネギ、ジャガイモなどの野菜や能登豚、長野産エノキタケも使用。同社は「地震から1年以上が経過したが、これからも一緒に頑張っていこうという気持ちを感じる。本当にうれしい」。一般販売は
今後検討するという。
■2/10;大町「中綱湖」のわかさぎ穴釣りは解禁されず。
2/10;「青木湖漁業協同組合」は「中綱湖」の穴釣り解禁に向けて結氷調査を実施した。2025年は雪が多く気温が下がらないことから十分な氷が張らず、今シーズンの穴釣り解禁は断念した。20cmの氷が張り、40cmの積雪があるが、
その間に水が溜まっているので危険と判断。
■ワカサギなどの穴釣りスポットで知られる大町「中綱湖」
2025年は湖全体が雪に覆われているが積雪量が多いこと、気温が高いことなどで穴釣りができる環境にはなっていない。青木湖漁業協同組合は2/中に結氷調査を行い、穴釣りの可否を判断する。組合によると、今シーズンは年末から
表面が凍り始めたが降雪の多さや気温が下がりきっていない状態という。
■2/8;大町「サン・アルプス大町」でライチョウについて学ぶ「信州自然講座」が開かれた。
県環境保全研究所主催。北アルプスに生息する県鳥のライチョウについて、自然環境調査や行動範囲、保護分野の専門家らが気候変動による生息環境への影響や野生復帰の取り組みなどを紹介。「大町山岳博物館」の
鈴木啓助名誉館長、岡本真緒学芸員、県環境保全研究所尾関雅章主任研究員、堀田昌伸研究員、県自然保護課坂口龍之介さんの5人が講演。気候変動やライチョウの高山植生、ライチョウの野生復帰、大町山博の人工飼育の
取り組み、GPSロガーを使ったライチョウの行動圏、調査結果などが紹介された。パネル展示。県内外から約100人が参加しライチョウの生態や生息環境について知識を深め、保全に向けた取り組みを考えた。
■2/7;「サン・アルプス大町」で「大町市防災会議」が開催された。
県の地域防災計画の修正箇所を、市地域防災計画に反映する改定について審議。日本防災士会長野県支部を招き、防災講演会を実施。能登半島地震・豪雨災害からの教訓を学び、これからの市の防災力を高めていく。
■〜2/7;大町市市役所で「おおまぴょん」宛て年賀状を展示。
約200点展示。おおまぴょんや大町市に対する愛があふれるイラストやメッセージを見ることができる。年賀状は2014年から実施。2025年は698通(2024年556通)
年賀状は干支の「巳」やおおまぴょんイラスト、熱意が伝わる力作。
■大町市のキャラクター「おおまぴょん宛ての年賀状」が大町市役所へ多く寄せられた。
2014年に始まった年賀状企画で、2025年は最多の698通が届いた。干支の「巳」に絡めたおおまぴょんのイラストや、声援のメッセージなどファンからの熱意が伝わる、工夫を凝らした年賀状が届いた。近年は500通台だったが、
2025年は2023年556通を約150通上回る枚数。内訳は大町市(63通)、県内(271通)、県外(364通)、海外(3通)。
■大町市は「おおまぴょん」への年賀状を募集。
応募者にはおおまぴょんから返信、抽選で20人に特撰おおまぴょんグッズが当たる。おおまぴょんは「みんながくれるメッセージを年の初めに読むことでがんばるぞという気持ちになっています。今年も楽しみに待っています」と。
抽選対象は2025.1/10までに届いた年賀状。
※おおまぴょんに年賀状を送ってね☆2025(おおまぴょんの年賀状デザイン)
(送付先)〒398-8601長野県大町市大町3887大町市役所おおまぴょん宛 TEL 0261-22-0420
■2/6;池田町「会染小」の児童が「豆腐作り」を行った。
「農村いきいきネットワーク池田」の会員らの手ほどきで豆腐ができるまでの工程を学んだ。農家の協力を得ながら、子供たちが種まきから選別まで関わった約2kgの大豆を使って豆腐を作った。
■2/5;「県大町合同庁舎」で「県シニア大学大北学部」(第43期生)の「卒業式」が開かれた。
2年間の学びを終えた60代-80代の24人が卒業。今後も地域活動にシニア大学での学びを生かしていく。卒業生は大北、安曇野や松本からも参加。教養講座の受講、音楽・創作などのクラブ活動、研修旅行などの活動を通じて学びや親睦を
深めてきた。
■11/1〜2025.1/31;「信濃大町ビタミンちくわフェア」開催
信州のソウルフードと言われる「ビタミンちくわ」は石川スギヨの製品。能登半島地震で被災した水産加工会社「スギヨ」(石川県七尾市)を中心に能登半島の食を支援する。黒部ダム建設時にカレー食材として親しまれた頃から長い縁がある、
大町とつながりが深いビタミンちくわを、おいしく食べて能登の復興支援を後押ししよう。大町市内14の協力飲食店ではビタちく入りのフレンチやおでん、総菜パン、うどんといった特製メニューを提供する。能登応援は
1)「食べて復興支援」;「がんばろう能登」のシールがある商品を購入
2)「Instagramキャンペーン」;ビタミンちくわを食べたメニューを投稿
3)「協力飲食店によるオリジナルビタミンちくわメニュー」;メニューを食べて応募用紙で投函
海産物詰合せやおおまぴしょん・ビタちくわんグッス等が当たる。
大町市はカフェやパン・菓子店の人口当たりの軒数が全国平均を大幅に上回る。「ホッとひと息つけるまち」をテーマに「おおまちカフェ」事業を展開。
■11/30-2025.1/26;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)の入口インフォメーションセンタ前に2025年の干支「巳」を描く。黒板アートを展示。
安曇野出身の黒板アーティストの錦鯉野アキコさんが金運上昇を願い、蛇3匹の周囲に宝石や小判、米俵などを色鮮やかに描く作品。
11/23;制作開始、トレードマークのニシキゴイのかぶり物を身に着けてチョークを走らせ、11/26-11/28;制作を続け、制作過程が見られる「ライブドローイング」。蛇の抜け殻を財布に入れておくと富をもたらすとの言い伝えから、
金運上昇をテーマに設定。縦1.8m×横5.4mの黒板に白蛇や青と金色の蛇。記念撮影すると上方の打ち出の小づちから金の粉が降りかかっているように見える。錦鯉野さんは2021年から翌年の干支にちなんだ作品を描き巳は4作目。
月曜,12/31,1/1;休園。(入園料;\450/大人15歳以上,小中生は無料)
(問)国営アルプスあづみの公園大町・松川管理センタ TEL 0261ー21-1212
■2/2;大町俵町の「若一王子神社」で「節分祭」が開かれた。
県宝・三重塔からまかれる「福豆まき」や、鬼に豆を投げて病や災害などを払う「追つい儺な式」、富くじ抽選会などに約1000人の来場があり、鬼退治とともに無病息災を願った。
■2/2;大町の有志らでつくる「プロジェクト縁&創」はJR信濃大町駅や駅前の旧アルプスロマン館でおもてなしイベントを開いた。
リゾート列車や特急あずさの到着に合わせ、乗降客につきたての餅と湯茶を振る舞った。早朝から30人のメンバーが集まり、もち米8升を使い、つきたての餅をきな粉・ごまを付けして準備。心づくしの餅のもてなしは利用客に大好評。
「甘くて柔らかくておいしい」と、もてなしを喜ぶ外国人の姿も多く見られた。餅やきな粉の説明も英語や身振り手振りで明るく対応していた。リゾート列車の出発には横断幕を掲げてちぎれるほどに手を振って見送り、再訪を願った。
■2/1-2/2;池田町で「池田あめ市」が「シェアベースにぎわい」で開催された。
商店街に福あめや縁起物の出店が並び、おみくじ福引き大抽選会、福なげなどがにぎやかに行われた。池田町商工会主催。
「池田あめ市」はM7-8年頃の記録が残る伝統行事。初めは「初市」と呼ばれていた。各町内で商売の神様「市神様」を祭り、子どもたちが白装束を身にまとい、市神様を乗せた山車を引いて町内を回る「引き廻し」が伝わる。
■松川村「農村婦人の家」で、松川村営農支援センタが地域の食材を使った恒例の「みそづくり教室」を開いた。
元みそ生産組合が講師となり、みそづくりを体験。麹づくり、みそ炊き・仕込み作業に参加。地域おこし協力隊らが企画・運営に協力した。
■池田町広報紙「広報いけだ」は2025年2月号で700号。
池田町制110周年・合併70年の節目を迎える2025年度に向けて表紙写真の募集を行う。700号は表紙の写真に歴代の節目となる広報紙の表紙を掲載。1月に新たに発表された人口減少対策のキャッチフレーズ「ただいま★いけだまち」の
ロゴマークも。700号節目の記事を掲載、第1号の紙面や350号の画像を掲載。100号ごとの節目の人口や町の出来事などを振り返っている。
■2/1;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)で冬恒例の「アイスデイ」が始まった。
巨大な雪の滑り台や、雪深い大北ならではの白銀の遊び場が登場、初日から多くの家族連れでにぎわった。2/1,2/2,2/8,2/9,2/11;「アイスデイ」。デイキャンプ場には、駐車場からダンプ200台分の雪を運び込んで作った巨大滑り台が登場。
円形のそり「スノーチューブ」で50mを一気に滑り降りる迫力満点の体験に子どもたちの歓声が響いていた。公園入口には高さ約3mの巨大なかまくらが登場。散水により作り出した氷の造形「碧の氷瀑」も。2/11;豚汁の振る舞い。
その他、謎解き×脱出ゲーム、雪中宝探し、歩くスキー体験ツアーなど。スノーシュー・歩くスキーのレンタルも。
(問)アルプスあづみの公園大町・松川管理センタ TEL 0261-21-1212
■2/1;「鹿島槍スキー場」の中綱Gで「鹿島槍火祭り」
源流美麻太鼓による勇壮な演奏や、松明滑走・おんべが行われた。
■2/1「大町温泉郷」では「第23回大町温泉郷 夢花火と音の祭典2025」
三九郎、津軽三味線の演奏、大町流鏑馬太鼓、花火が打上げられた。
「第23回大町温泉郷・夢花火と音の祭典2025」(大町温泉郷)
■2025.2/1,2/8,2/15,2/22;20:00-21:00;「大町温泉郷」の「観光協会駐車場」にて、冬恒例の「大町温泉郷 夢花火と音の祭典2025」〜幻想的に光輝く冬のファンタジア〜開催
2025年2月の毎土曜の夜、大町温泉郷に響き渡る音と光の祭典、迫力の太鼓の演奏と打上げ花火の祭典。18:30〜;キッチンカ―あり。
2/1;19:30;地酒とみかんの振舞い、メッセージキャンドル、おしるこ販売、三九郎、津軽三味線演奏、大町流鏑馬太鼓、花火打上
2/8;20:00;地酒の振舞、メッセージキャンドル、信濃国松川響岳太鼓、花火打上
2/15;20:00;地酒の振舞、メッセージキャンドル、源流美麻太鼓、花火打上
2/22;20:00;地酒の振舞、メッセージキャンドル、信濃国響岳太鼓、花火打上
(問)大町温泉郷観光協会 TEL 0261-22-3038
■2/1〜;「大町温泉郷」で冬の恒例「第23回大町温泉郷 夢花火と音の祭典」が始まる。
毎週土曜夜、大町温泉郷では和太鼓演奏、花火打上げ、メッセージキャンドルの点灯などがある。2025年は雪がたっぷりあり、かまくら作りが行われた。
■2/1;「鹿島槍スキー場」(中綱G)で「鹿島槍火まつり」
17:30;万燈祭(キャンドルに点灯)、18:20;オープニングセレモニ、18:30;源流美麻太鼓演奏、18:50;松明滑走・おんべ、19:10;花火打上げ
(問)鹿島槍スキー場 TEL 0261-23-1231
■2/2;15:00-16:30;大町「若一王子神社」で「節分祭」
鬼は外、福は内〜。大町市のおおまぴょんも福豆撒きに参加。例年、境内の三重塔から豆やみかん、饅頭などがまかれ、富くじは抽選会。
(問)若一王子神社社務所 TEL 0261-22-1626
■2/1-2/2;10:00-14:00;池田町2丁目の「シェアベースにぎわい」で毎年恒例の「池田あめ市」
「飴市」は2月第1土/日に行われ、各町内で拝殿を組み、拝殿の四隅の柱には注連と紅白の幔幕を張り廻して青竹を立てた。お神酒や鏡もちをそえて「市神様」を祀った。町内では市神様の引き回し、シェアペースにぎわい向かいでもお神酒、
お供え物をあげます。福箱など景品の当たる福引、福まき、お菓子すくい、各種売店などが行われます。
(問)池田町商工会 TEL 0261-62-5085
■民話で地域の魅力発信に取り組む「信濃おおまち民話プロジェクト」は「プロジェクト縁&創」に名称を改め、2025年から新たなスタートを切る。本格的な活動開始を前に、2/2;12:30;JR信濃大町駅前でおもてなしイベントを開く。
■〜1/31;能登半島地震の被災地を支援しようと、大町の15飲食店が「スギヨ」(石川七尾市)の「ビタミンちくわ」を使ったメニューを提供する「信濃大町ビタミンちくわフェア」開催中。
ビタミンちくわは1952年に製造が始まり、生産量の7割が県内で消費。1956〜1963年の「黒部ダム」建設の作業員がビタミンちくわ入りのカレーを食べていた縁もあり、同社は大町の小学校で食育に取り組んできた。ちくわの製造工場は
地震で天井が崩落するなどし、5ヶ月間製造中止。今回のフェアは約70年間にわたって長野県の食卓を支えてきたスギヨへの恩返しと被災地支援につなげようと、市が企画。市内の飲食店が協力し、おでんやパン、スープカレーなど、
ビタミンちくわを活用したメニューを提供。抽選で景品が当たるキャンペーンもあり、フェアに参加した飲食店の店頭や、Instgramへの写真投稿を通じて応募。市まちづくり産業課は「長野とスギヨのつながりは強く、大町にもビタミンちくわが
根付いている。今回のフェアのメニューも定着していけば」と。
■1/31;松川村地域づくり推進委員会は「第7次総合計画後期5カ年計画案」について、須沢和彦村長に答申した。
2030年の目標人口を9400人と、前期計画に比べて100人上方修正。協働でさらなる人口減少の緩和に力を入れ、達成を目指すとした。前期計画から基本理念「美しい自然とともに、みんなが明るく幸せに満ちた村」や将来像、
6つの基本目標はそのまま引き継ぎつつ、人口減少や人口構造の変化、前期計画の施策の効果などを受け止め目標値を改訂した。これまでの人口減少緩和策を引き続き推進しつつ、生産年齢人口の減少緩和のためさらなる子育て支援や
移住者の受け入れ環境整備を図るように求めた。
■1/30;「大町山岳博物館」付属園に東京上野動物園からスバールバルライチョウの雄1羽が来園した。
スバールバルライチョウは、個体の死亡などにより2024年6/末から山博での公開が行われていなかった。個体へのストレスを考慮し、飼育環境に慣れ次第、公開予定。受け入れた個体は、繁殖のため、2024年1月に上野動物園に移動した雄の子どもで、2024年7月にふ化。
■1/26;「大町西公園スケート場」で「市民スケート大会」が開かれた。
2025年は氷の厚さが最大20cmになるなどリンクは良好。小学生から70代の市民約30人がスケートを楽しんだ。
■1/26;「文化財防火デー」に合わせ、大町市美麻二重地区「水上神社」で「消防訓練」が行われた。
地区自治会や市消防団、神社関係者らが参加し、訓練で万が一の事態への備えを確認した。市の大切な文化財を火災から守るために防火・防災意識を高めた。
■大町駅前本通り商店街にある「三俣山荘図書室」がオープン3周年を迎える。
1/25;3周年記念パーティーを企画。「山と人と街」をテーマにトークショーやライブ、フード関連など多種多様な催しを実施する。
■1/28;大町の「木崎湖キャンプ場」は営業終了。
「木崎湖キャンプ場」はもともと地元住民が始めたが、2004年からは現在の管理人が運営。TVアニメ「おねがいティーチャー」でアニメファンが訪れるようになり、聖地巡礼もあって賑わった。2024年末に場内200本の松の木で
複数本が倒れた。原因は不明。利用者に危険があってはいけないと判断し、運営をやめることにしたという。単なるキャンプにとどまらず、市の観光景観のシンボル的な場所として、またアニメの聖地として、多くのファンや観光客が
訪れてきた。1/16;土地管理者との契約期間満了(5年ごとに更新)でキャンプ場の営業終了がアナウンスされた。知らせを聞いた常連客が駆け付け、真冬の駐車場は満車に。別れを惜しむ声が相次いでいる。管理人は20年間を振り返り、
「井出監督と木崎湖に来る皆さんのおかげで人生が変わった。全国の人と友達になれる人生なんて望んでもできない。生きがいをくれてありがとう。木崎湖は変わらない」と。
1/29〜場内閉鎖。今後の木崎湖キャンプ場の運営者や運営方法は未定。
■1/下;大町常盤の農産物直売所「かたくり」では特産の「凍り餅作り」が進んでいる。
凍り餅は凍り餅部会が手作業で仕上げる伝統の保存食。地元産のもち米を杵でついた切り餅を和紙で包み、紐で編んで10個を1連にする。水に浸した後、吊るして寒風にさらす。氷点下に冷え込んだ夜に吊す。直売所の軒先は白いのれんとなる。
その後は昼夜の寒暖差により、解けては凍ってを繰り返しながら水分が抜け、約3カ月で仕上がる。今季は例年並みの4.5万個(4500連)を製造予定。ヨモギやシソ入りも。直売所では3/中から\1000/1連で販売(\900/予約;2/28まで)。
完全に乾燥した袋入り商品は5/上〜で販売(\1100)
(問)JA大北ときわ事業所 TEL 0261-22-0209
■1/23;地域高規格道路「松糸連絡道」の大町市街地区間整備計画を巡り、計画区域内の大町市宮田町自治会は県との懇談会を「宮田町公民館」で開いた。
■1/19;池田町陸郷の住民でつくる「登波離橋愛護会」は、小正月の伝統行事「鳥追い」を行った。
羽子板を木づちでたたきながら伝統の歌を歌い、春の芽吹きを願った。地区内外から、子どもからお年寄りまで約20人が参加。有明と小実平の2集落6軒を巡り、羽子板を木づちでたたき鳴らした。「いちにこ、ににこ、さんにこ、さくら」
「きびの鳥もたっとくれ、ホンガラホーイ」と鳥追い歌を歌った。
■1/19;池田町と松川村は消防団の出初式を開いた。
新年に地域を守る防災の気持ちを新たにし、分列行進で示した。「池田町交流センターかえで」で池田町消防団は式典を開き、団員111人や来賓などが参加。無火災を祈念して黙祷した。町道での分列行進では園児の幼年消防隊。
女性消防団員や小学生に囲まれながら行進し、拍子木を叩いて「火の用心!火遊びはしません!」と声をあげた。
松川村すずの音ホールで松川村消防団は出初式を開いた。団員102人や来賓が出席。火災予防や安心安全な村づくりに向け士気を高めた。分列行進をホール前の村道で行った。幼年消防クラブの鼓笛隊が登場。団長と団旗を先頭に、
法被姿の団員が須沢和彦村長に敬礼。バイクや消防車両も行進した。
■1/17;池田町金の鈴農作物等生産組合は、小正月にちなんだ萬ものづくりと繭玉飾りの配布を、まちなかにぎわい拠点施設「シェアベースにぎわい」で行った。
池田町商工会による買い物支援「晴れるや市」に合わせて実施、多くの町民で賑わった。
■1/14;大町温泉郷「黒部観光H」で、北アルプス広域連合などの「新春賀詞交歓会」が開かれた。
大北の各界代表者ら約130人が参加。鏡開きなどで新年のスタートを祝い、飛躍の一年を誓い合った。大糸タイムス社主催。
■1/11-1/13;3連休に大北各地で小正月の伝統行事「どんど焼き」が行われている。
地域によっては三九郎やおんべ、左義長とも呼ばれ、正月飾りやだるまなど縁起物を竹で組んだやぐらとともに燃やし、正月に各家庭で迎えた年神様を炎で見送るとともに、一年の無病息災や家内安全を祈る。1/11;青空が広がり、
白馬村北城の白馬町では、地元有志でつくる白馬町活性化推進委員会が毎年恒例のどんど焼きを「白馬ウイング21」近くで行い、地域住民や子どもら約50人が参加した。
■1/12;12:15-14:30;大町市「消防出初式」が「中央通り」・「大町文化会館」で開かれた。
12:15-13:00:中央通りの仁科町交差点〜九日町交差点間で、市中パレード。市消防団や市内各地区の自主防災会、北アルプス広域消防本部、日赤奉仕団など地域の消防防災に関わる機関・団体や園児たちが街中を行進。
13:15-14:30;「大町文化会館」の大ホールにて「出初式式典」が開かれた。今年1年の無災害を祈念し、消防防災意識の向上を図るとともに、地域の安心安全や災害に強いまちづくりに向け気持ちを新たにした。
■1/12;「大町文化会館」で「北アルプス囲碁・将棋大会新春大会」が開かれた。
囲碁に20人、将棋に14人が参加。市内外の小学生やベテランの大人まで、盤上で静かな熱戦を繰り広げた。
■1/12;池田町会染相道寺の「道祖神」の屋根がわら細工でふき替えられた。
地元の相道寺自治会が新春行事としてふき替え作業を実施。住民約40人が世代を超えて協力し、新春に気持ちも新たにした。
■1/11;大町市「西公園」の「天然スケート場」が滑走可。
1月の寒波の影響で厳しい冷え込みが続き一気に結氷した。2024年に比べ2週間早いOPEN。西公園スケート場は、グラウンドに水を張って凍らせた場所で市スケートクラブが管理。1月以降最低気温が-10℃を下回る日もあり、夜間に水をまいて
氷の層を厚くしてきた。1/10;10cmの氷が張った。1/16〜;同スケート場で市ポーツ協会のスケート教室が始まる。
■大町の小学校で「スキー学習」が始まった。
「爺ガ岳スキー場」と「鹿島槍スキー場」でウインタースポーツの楽しさを体感。1/10;爺ガ岳スキー場で大町南小・大町東小の児童がそりとスキーを体験。同スキー場「Gスキーアカデミー」のインストラクターが指導。ほとんどの児童は
経験者で斜面での足慣らしの後すぐリフトに乗ってゲレンデを滑走していた。
■1/10;池田町「会染保育園」で恒例の「繭玉作り」が行われた。
緑と黄、ピンクの食紅で色づけした米粉と、白の米粉の4色を使った。豊作や健康を祈願する繭玉の由来や色の意味が説明された。園児たちは丸めたり伸ばしたりしながら農作物やお菓子、花や動物などユニークな形に作り上げた。
■松川村「安曇野ちひろ公園」で冬期休館中の「電車の図書室」「開放DAY」
12/2-2025.2/28;トットちゃん広場(電車の図書室)は冬期休館。12/29-2025.1/3;体験交流館は年末年始休館。
2025.1/11,2/8;休館中、月に1度電車の図書室を開放。松川村図書館による絵本の読みきかせ、トットちゃんのおはなし会などあり。車窓から光が差し込む暖かい空間で、本や物語の世界に親しむ場を提供。休館中でも園内は散策可。
2025.1/13;14:45;無病息災を願い、「三九郎」を行う。(参加無料,申込み不要)
2025.1/13;13:30;お焚き上げ前には豊作や無病を願う「まゆ玉」作りを行う。(定員;20名\300,事前予約)
(問)安曇野ちひろ公園 TEL 0261-85-8822
■12/7-2025.1/10;17:00-22:00;「池田町役場」前でイルミネーション点灯。
12/7;雪が降る中、池田町商工会青年部が池田町役場前でイルミネーション点灯式を開いた。矢口稔町長ら関係者が出席。にぎわいを冬の夜に創出しようと、数年前からイルミネーションを点灯。行き交う人や家路につく人たちを温かく照らしている。
■1/9;大町で移住者向けの「雪道運転講習会」が開かれた。
大町市には年間約100人が移住。関東/関西からの移住者が多く雪道ドライブは初めてという人もいる。スキー場の駐車場で急ブレーキを踏む体験や雪道路上教習が行われた。
冬は除雪された雪が路肩に残り道幅が狭くなるので要注意、圧雪路やブラックアイスバーンは要注意。過信せず、安全運転を心掛けること。
(問)大町自動車教習所 TEL 0261-22-1510
■1/8〜;大町常盤須沼の農産物直売所「かたくり」で凍りもち部会による、伝統の保存食「凍りもち」作りが始まった。
手作業で凍りもちを作っている。凍りもちは、県内でも特に寒さが厳しい場所の自然条件を生かし、伝統的に作られてきた保存食。使用するもち米は契約栽培された市内産の「もちひかり」。一つずつ和紙で丁寧に包み、10個で1連にして
大きな水槽に2日間浸してから軒下に吊るす。
■1/8;JRによれば、大雪の影響で大糸線南小谷駅-糸魚川駅間の上下線で、1/8;始発から16:00頃まで12本運転を取りやめ。
■1/8;大北の多くの小中学校で「3学期」が始まった。
冬休みを終えた児童や生徒たちが「あけましておめでとうございます」と新年のあいさつを交わしながら元気に登校。始業式が行われた。学年の締めくくりとなる3学期を気持ちを新たにしていた。
■池田町地域おこし協力隊がハーブの魅力を発信しようと、ハーブ付手すきはがきを制作した。
いけだ地域活動支援センタ「くわの木」で牛乳パックを再利用して作られている手すきはがきに着目。ハーブと組合せることで特産品になるのではと、試作し、色・香りがよいラベンダーを採用した。押し花にした町産ラベンダーをはがきに接着。
ピンクと水色の2種類。
■1/7;大町美麻青具の国指定重要文化財「旧中村家住宅」で正月の伝統行事「巻き俵」が行われた。
市文化財センターの職員や地区住民らが縁起物の俵に新たなわらを巻き足し、一年の平安を願った。梁に吊るされた巻き俵を下ろし、2024年収穫したわらを麻縄で巻き竹釘で固定。再び梁に吊るし、「大福帳」や「金銀大入帳」、
宝船など縁起物で飾った。
■2025.1/7;大町「いーずら大町特産館」が27年の歴史に幕を閉じた。
地元企業や生産者が出資する協同組合が運営し、大北や県産の地場産品を販売する市内唯一のアンテナ的ショップだったが、新型コロナ禍で売上げが落ち込み、高齢化や廃業で組合員が減少もあり、閉店した。良く利用していたので残念。
■1/7;大町「いーずら大町特産館」が閉館
JR信濃大町駅から徒歩5分の「いーずら大町特産館」は、本通り商店街に面した蔵づくりの建物で1997年開館、約30年間営業。店内では白馬錦、北安大國、金蘭黒部などの地酒、ワイン、信州そば、おやき、雷鳥の里などのお菓子、白馬紫舞、
小谷漬け、漬物、野沢菜漬け、わさび漬け、凍り餅などの農産物加工品、北ヤマト園ジャム、ブルベリージャム、フルーツ加工品、美麻高原菜の花オイル、美麻みそ、木製品、松崎和紙・手すき和紙、装飾品などを販売。他にはおおまぴょんグッズ、
地元のカイド本、地元作家の作品(写真・カレンダー等)も販売。観光パンフなども置いていた。コロナ渦で落ち込んだ売上げが戻らず、組合員数も高齢化や廃業で減ってきたため、2025.1/7で営業を終了し、運営する協同組合は2025.3/末で
解散する。近年、お土産を購入する人はどこでも減っている。時折、訪れていたが客足は少なった。大町や大北の特産物が並ぶアンテナショップだっただけに閉館は寂しい。特産館前には「女清水」と呼ばれる湧水。
2Fは大町市運営の「ギャラリいーずら」で、大町の小中学校の作品展や地元サークルの写真展、絵画などを展示。
(9:30-17:00;日によって時間は前後。12/31-1/1は休館)
(問)いーずら大町特産館 TEL 0261-23-7511
■正月が明けて、大町などでは早くも小正月の伝統行事「どんど焼き」「おんべ」が始まっている。
地域住民らが正月飾りやだるまで飾ったおんべを燃やし、炎に無病息災と平穏無事な一年になるように願っている。
1/5;大町白塩町自治会は一足早く小正月伝統の「どんど焼き」をほ場で開いた。
子どもからお年寄りまで約80人が参加、正月飾りや書き初めなどをやぐらで燃やして、住民の無病息災や地区の平穏を願った。地区では帰省中の家族も参加しやすく、多くの住民が交流できるよう、毎年1月の第1日曜日に祭りを実施。
約7mのやぐらにカヤを積み、子ども会の小中学生が各家庭を回って集めた正月飾りなどで飾った。年男年女を中心に小学生がたいまつで点火し、住民たちが今年の願いを込めて燃え盛るやぐらを見守った。
■「大町山岳博物館」(付属園)で飼育している「ニホンライチョウ」が真っ白な冬の装い。
夏羽、秋羽、冬羽と年3回生え変わるライチョウは、冬は白くて、もこもことした愛らしい姿に変わり、訪れた人に幸せを振りまいている。
1/4〜;再開。(10:00-16:00;入館料;\450/大人,\350/高校生,\200/小中生)
(問)大町山岳博物館 TEL 0261-22-0211
■1/4;宝島社の雑誌「田舎暮らしの本」(2月号)に掲載された特集・第13回「住みたい田舎ベストランキング」で、松川村が人口5000人以上1万人未満の総合部門ランキングで1位。
2024年年間で65人増加、社会増が自然減を上回る移住人気ぶり。松川村須沢和彦村長は「追い風になる」と。2025年1月1日人口は9649人。人口増は4年ぶり、転入が転出を上回る社会増は5年連続。転入のうち6割が県内移住者、
首都圏からが多い。
■大北では年末から豪雪に見舞われた。
2025.1/2;雪の多い大町中綱では基幹センタやお宮などで地域住民が雪下ろしを行った。屋根の上には1m越えの雪が積もっていた。住民らは「湿った雪で重くて解けない」と。
■2025.1/2;松川村「大和田神社」で「信濃国松川響岳太鼓」の「新春初打ち」が開かれた。
一年の平安と活躍を願って力強い演奏を奉納。2025年は子供会が全国大会で演奏するオリジナル曲「炎」や定番曲の「飛龍三段返し」などを披露。小学生から高校生までメンバーが息の合ったリズムを刻み、観客からは大きな拍手が起きた。
■大町常盤西山「八王子神社」は、参拝者が自分の願い事や好みの袋、ひもを選んでオーダーできる新たなお守り「ヨリドリ御守」を作った。
価値観の多様化で願い事も多岐にわたる昨今、自分のプライベートな願いを他人に知られたくないとの声にも配慮した。初詣の元旦から、宮司宅授与所で授与を始める。
■2025.1/1;大町市社公民館は毎年恒例の「第34回社地区元旦マラソン」を開いた。
快晴に恵まれ、子供から大人まで約80人が参加、走り初めを楽しんだ。前日に降り積もった雪や凍結のため、約300m短縮、社公民館から曽根原地区までの往復約3kmを力走した。
■2025.1/1;「大町郵便局」で「年賀状」配達出発式が行われた。
2024年10月にハガキが1通\85円に値上げされ、初めての正月で、元旦の年賀状は10.7万通(2024年の約69%)。8:00;出発の合図を受けて、局員17人が年賀状を積み込んだバイクで市内の配達に向かっていった。
■12/31-2025.1/1;大町北原町の「天正寺」では深夜から元日にかけて「二年参り」が行われた。
訪れた家族連れなどが除夜の鐘をついて旧年の煩悩を消し去り、新たな年を清らかな心で迎えた。雪が降り積もった境内に大きな鐘の音と僧の読経の声が響き渡った。
■2025.1/1;9:00;池田町会染「大雪渓酒造」は「花紋大雪渓」で「鏡開き・初売り」
「蔵元直営店限定セット」を数量限定で販売。干支の絵馬付の「純米吟醸無濾過生原酒」なども販売。年内は12/31;12:00まで、年始営業は2025.1/1-1/3;9]00-15:00。
(問)大雪渓酒造 TEL 0263-62-3125
■2025.1/1;池田町で「第29回元旦マラソン」が行われた。
池田保育園を発着点に子供から高齢者まで約160人がタイムに挑戦しながら町内を駆け抜けた。参加者は1丁目や花見地区などを経由する約2km、約1.5kmコースを周回。タイムを測りながら思い思いペースで走った。
■2025.1/1;松川村で「第51回元旦マラソン」が行われた。
すずの音ホールを発着点に約200人が参加、走り初めを楽しんだ。松川村須沢和彦村長の号砲でスタート、有明山社まで約2kmを往復。折り返し地点の神社では一年の平安を願って参拝。ゴールでは住民ボランティア手作りのお汁粉で体を温めた。
大会は2025年から松川村アスリートクラブ主催。
■2024.12月;大糸線利用促進輸送強化期成同盟会は「2025大糸線壁紙カレンダー」(2025年版)を制作した。
大糸線壁紙カレンダー2025(ダウンロード)してPCの壁紙として利用可。大糸線は1957年全線開通した。
表紙は八方尾根とあずさ号の水鏡。1月雪の大糸線、2月雪の五竜岳・八方尾根とあずさ、3月雪の松本城、4月桜と常念岳とあずさ、5月池田クラフトパークと有明山、6月夜の小谷駅と電車。7月松川村の田園とリゾートビューふるさと、
8月安曇野の田園稲穂と普通電車、9月木崎湖とあずさ号、10月小谷村のススキと普通電車、11月大町イチョウと普通電車、12月雪の糸魚川とえちごトキめきリゾート雪月花。
■大町「北アルプス学びと遊びの旅行社」はJR大糸線を題材にした「2025年カレンダー大糸線讃歌」を販売。
四季折々の風景を美しく切り取った写真が人気で、2023年は早々に完売。2024年は2倍の2000部を印刷。
カレンダーはA4判見開きカラー16頁。SNSで写真を募り、糸魚川〜豊科で撮影された26枚。大糸線は南小谷以北で利用者低迷。利用者が増えればとの思いを込めてカレンダーを作っており3年目。同社は「大糸線は沿線住民にとってふるさとの
原風景。将来に残したい」と。(価格;\1200/税別)
(問)北アルプス学びと遊びの旅行社 TEL 0261-85-0560
■12/28;年の瀬を迎え、大町市九日町の「一木宮坂商店」では、年とりに欠かせない縁起物の天然ブリが入荷。
姉妹都市の富山氷見からの直送で、店主が店頭でさばく姿は年末の風物詩。
■年末年始の休みに入り、故郷でお正月を過ごす人たちの帰省や観光客の移動のピークが始まった。
12/28;JR信濃大町駅では新宿発の特急あずさが到着、大きな荷物を持った家族連れなどで混雑した。迎えに来た人と久しぶりの再会を喜ぶ姿や、真っ白な雪を写真に収める観光客もいた。
■12/27;大北の官公庁や企業で「仕事納め」を迎えた。
職場の清掃や書類整理などを行い、年末年始を迎える準備を整えるとともに、新年に向け気を引き締めた。
■12/26〜;大町常盤須沼の農産物直売所「かたくり」で直売所の凍りもち部会による、正月餅の生産が始まっている。
早朝から20人の部会員が昔ながらのきねつき餅をつき、正月用の飾り餅や切り餅に加工。2024年はもち米560kg、150臼分の予約があり、部員らは地元の契約農家が育てた「もちひかり」を使い、昔ながらのきねつき餅を製造。
力強くつき上げられた餅は手分けして型に入れ、手早く伸されて均等に切り分けたり、飾り餅にしていく。
■12/26;大町市牛越徹市長は、2024年を表す漢字は「参」。
3回目の開催となった「北アルプス国際芸術祭」への市民参加など成果を強調。次回開催について来年春には方針を決めたいとした。牛越市長は芸術祭について「市民に運営ボランティアとして参加してもらい、アートサイトに来場、
作品を鑑賞してもらった。学校でもアートスタディツアーが開催された。経済効果など結果を見極めながら、市民や議会、実行委員会の声を聞き、次回の方向性を決めたい」と。
■大町市「地域おこし協力隊」のメンバーが大町五日町の古民家を再生、地域活性化の足がかりに取り組む活動を始めた。
古民家はJR信濃大町駅五日町踏切近くにあり、一帯は千国街道の中間地点として栄えた旧大町村大町宿の風情が色濃く残る。電車待ちの学生や地域住民、観光客らが気軽に集える地域の居場所づくりを考えている。
■〜12/25;大町「ゆーぷる木崎湖」のプール棟にX'masツリーがお目見え。
館内にミニツリーなどを置き、サンタや雪だるまのバルーンもあり、X'masの雰囲気を演出。プールの壁には電飾を設置、夜にはイルミネーションがきらめくナイトプール。
「くろよん・バス60フラッグ」(大町市)
■大町市プロモーション委員会は、2024年行われた関電TNバス開通60周年の「くろよん・バス60」(4/15-11/30)で使用したフラッグ(60枚)を抽選でプレゼント。
受付;12/13-12/25;QRコードから応募。2023年黒部ダム竣工60周年「くろよん60フラッグ」のプレゼントも好評で、2024年も要望が多かったことから実施。応募者が予定枚数を超えた場合は抽選。1人1回。複数回は無効。
(問)同委員会 TEL 0261-23-4081(大町市観光課・大町市観光協会(9:00-17:00)
■12/23;大町市俵町「若一王子神社」で「神符守札清め祓い入魂祭」が行われた。
年末新年の参拝客に授与するお守りや縁起物など約90種類・2万体を清め、2025年が平穏な年であるよう願った。
■大町常盤の「八王子神社」(平林秀文宮司)では新年に向け、多彩な色やデザインのオリジナルお守りを準備。
御朱印柄のほか、山やライチョウをモチーフにした。お守りの大きさは縦横5cm。袋の色は御朱印柄と山の柄がオレンジや黄緑など、ライチョウ柄は白や水色など。ひもの色は10種類から選べる。授与料は\1000/1個。願い事を記した内符は
「交通安全」「子宝安産」「試験合格」など20種類。その中から2種類を選び袋に入れる。御朱印ブームを追い風に大北の神社を巡る「御朱印さんぽ」を企画するなど地元の神社の活性化に努めている。お守りは元日を含む毎月1日9:00-12:00;
神社隣の授与所で。
■12/23夜-12/24未明に大北も降雪に見舞われた。
山間部だけでなく平地でも雪が降り、雪が少ない大北南部の松川村や池田町でも里が白く染まった。
■大町市「美麻小中学校」では有害鳥獣として駆除されたシカを利用した地域活性化について学んでいる。
12/20;県林業総合センタが林業におけるシカ被害の現状や経過、効果的捕獲モデルの技術開発の取り組みなどを話した。県は今シーズン、林業のニホンジカ被害を軽減し、豊かな森林の生態系を保護しようと、効率的捕獲モデル・技術開発が
始まった。美麻では山仕事創造舎の協力で10月自動撮影カメラを森林内に設置。地域の猟友会も研究に協力、現地で林業従事者が駆除できる方法などを模索した。
■12/16;大町市役所に年末年始恒例の「門松」がお目見えした。
「大町市シニアクラブ連合会」のわら工芸教室が、来庁者の健康と地域の平安を願い、農村の伝統技術を生かした縁起物で飾っている。門松は同会員らが八坂から切り出した竹などを使って制作。2002年頃から毎年12月制作して寄贈。
■12/14〜2025.3/23;大町「鹿島槍スキー場ファミリーパーク」がOPEN
ポケモンの睡眠ゲームアプリ「Pokemon Sleep」とのコラボイベントを開催。(参加無料)
・カビゴンおやすみドーム;雪山に出現したカビゴン、透明なドームの中ですやすやと眠っている。ドームの中に入り、カビゴンと一緒に寝転んで写真が撮れるチャンス。
・寝顔フォトラリー;スキー場にポケモンたちの寝顔が目撃。目撃情報をもとにポケモンたちの寝顔を見つけよう。
センターハウス近くのドームテントで寝ている「カビゴン」と写真を撮ったり、ゲレンデでポケモンの寝顔パネルを探したりする。カビゴンとの撮影スポット以外に、ゲレンデやセンターハウス内にポケモンの寝顔が描かれたパネル
計20種類を設置予定。来場者はスキーやスノーボートをしながらポケモンの寝顔を撮影し、7種集めるとオリジナルステッカープレゼント。イベントは2025.3/下まで開催予定。鹿島槍スキー場は2021年冬からポケモンとのタイアップを始め、
子どもたちが家族とそり遊びなどを楽しめるゾーン「ポケモンスノーアドベンチャー」も設置。鹿島槍スキー場は2023-2024シーズンは5万人が訪れ、2024-2025シーズンは10万人の集客を目指す。
1)滑走C;黒沢G(400m),鹿島G・丸山G(400m)滑走可。遠見グランビューA/B/C(1100m),林間C(2500m),C5-A/B/C(450m-950m),一本ブナDH(2000m),中綱スーパー林間C(3000m),最長距離4100m(ロングDHC)
新たな降雪は20cm。(積雪40cm)
2)リフト;黒沢G;第2P(350m)(8:30-16:00),第6Q(960m;中綱G-黒沢G)(8:30-16:00),鹿島G;第7P(280m)(9:00-15:30)稼働。第1Q(940m)(9:00-16:00),第5P(580m)(9:00-15:30)はClosed。
3)料金;(通常;\5500/大人,\4500/高大生,\3000/3才〜中学生),親子券等あり。
4)施設;セントラルプラザ1130(チケット売り場);レストラン・レンタル・ショップ。ハイランドスパ(12:00-16:30;\800/大人,\600/3歳〜中学生),中綱ベース
計(P1100);中綱P(無料),黒沢P(無料),中央P(\1000/年末年始+土/日/祝)
5)ポケモンスノーアドベンチャー;スノーチュービング/プレイランド/雪山デビュ、バギー体験、ミニモービル体験、ふわふわピカチュウなど。(9:00-16:00;\3500/高校生以上,\2900/3歳〜中学生,\1500/リフト券あり)
(問)HAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場ファミリーパーク TEL 0261-23-1231
■12/22;松川村上緑町「JAホールまつかわ」で「人形供養祭」を開いた。
約240組が人形やぬいぐるみなど2000体が持ち込まれ、思い出の品との別れを惜しんだ。
■12/21;池田町のまちなか交流スペース「チルアウトスクエア」で「クリスマスマーケット」。冬の池田町まちなかでマルシェが開かれ、心温まる空間を提供した。
■12/15;大町市常盤の「上一小地域福祉ネットワークの会」は「上一公民館」で「三世代交流会」を開いた。
地域の子どもから高齢者まで多数が参加。正月飾りづくりや餅つき、クリスマスの集いなどが行われ、伝統行事に親しみながら世代を超えて交流を深めた。
■12/15;童謡「てるてる坊主」の作詞者で池田町出身の「浅原六朗を偲しのぶコンサート」が「浅原六朗文学記念館」で開かれた。
子どもからお年寄りまで30人以上が来場、賛美歌に親しみながら、心安らぐひとときを過ごした。
■12/15;松川村「安曇野ちひろ公園」で伝統行事の「三九郎」に向けて、やぐら作りと餅つきが行われた。
昔ながらのやり方で巨大なやぐらを完成、冬の風物詩を満喫した。公園では、60年前に村の子どもたちの手で作られていたというやぐらを再現。サポート隊の指導のもと、近場で調達した材料を用いて作業した。
高さ5mのやぐらを作り上げた。内側には遊びの空間を作り、わらを敷き詰めた。
■12/14;大町市社公民館で恒例の「そば打ち講座」が開かれた。
地元のそば打ち名人を講師に、地場産の新そば粉を使った本格的なそば打ちを体験した。
■12/14;大町「爺ガ岳スキー場」を拠点に活動する小学生のスキークラブ「大町蓮華スキークラブ」が今シーズンの発会式をスキー場で行った。
新会員を迎え、小学生約30人でシーズンが始まった。
■12/12-12/13;外務省が推進する対日理解促進交流プログラム「JENESYS」で南アジア地域協力連合加盟国の高校生や大学生ら20人が白馬村を訪れた。
都内で経産省資源エネルギー庁の講義を受け、長野県では善光寺視察、エネルギー分野における白馬村の事例を学ぶため、12/13;平川小水力発電所などを視察。白馬の自然環境を生かした取り組みに理解を深めた。
地域の人々との交流や文化体験を行なった。※JENESYS;Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths.
■〜12/10;池田町「北アルプス展望美術館」で、北ア山麓の美術愛好家らによる合同展「第2回アートでつながる北アルプスの里コネクト展」開催中。
池田美術協会、大町美術会、松川村美術会の会員の作品を中心に、53人による多彩な芸術作品約100点を展示。「つながるネクト」をテーマに会員同士が創作意欲を高め、地域の芸術文化の向上と活性化につなげようと3年ぶりに開いた。
■12/7;10:00-14:00;池田町池田二丁目のシェアベースにぎわいで、「にぎわい地元ワイン試飲会」開催。
ワインと音楽でまちなかのにぎわいを創出する。
■大町の小学校再編に伴い、2026年度に開校する「大町北部小」は改修工事を着工する。
12/6;大町市は校地となる旧大町第一中の改修工事請負契約に関する議案を市議会に提出。契約金額は約11.5億円。北部小は大町・平地区を通学区に2026年4月に開校。旧第一中を活用し、特別教室を普通教室に振り替える。校舎を増築、
多目的のオープンスペースを新設。水回りやトイレなどは小学生が使いやすいように改修。敷地内ではスクールバスのロータリーを設置、プールを撤去した跡地に駐車場を整備。2025年12/18竣工、開校までに引っ越し作業を行う予定。
■12/7;松川村「安曇野ちひろ公園」で「お正月飾り」作り体験会を開いた。
わら細工に精通する地元の人を講師におやすとおしゃもじ、ごぼう締めを作った。
■12/6;池田町「金の鈴農作物等生産組合」は、野沢菜漬けの共同加工を池田街多目的研修センタで開いた。
組合員や一般が参加、組合員の手ほどきで冬の保存食作りに精を出した。組合員が育てた野沢菜70kgを使って切り漬けを作った。砂糖としょう油、酢で漬け込み、各自持ち帰った。
■12/5;池田町広津「成就院」のオハツキイチョウが黄葉となり、まだ見頃が続いています。
1300年からの歴史を持つ曹洞宗の來鳳山「成就院」の境内のイチョウは樹齢160年、高さ24m、一際目立つ。円錐状の突起が乳房のように垂れ下がる乳イチョウで、葉に実が付くお葉つきイチョウ。例年11/中に見頃を迎えるが、2024年は色づきがだいぶ遅く、
12/2;真っ黄色に輝き見頃を迎えた。今は落葉した黄色い葉っぱが絨毯のよう。
(問)成就院 TEL 0261-62-8510
■12/初;大町「木崎湖」で「ワカサギ釣り」が盛りを迎えています。
冬の湖といえばワカサギ釣り。昔から冬の木崎湖ではワカサギ釣りが行われ、釣ったワカサギを天ぷらで食べる。これが美味い。西海ノ口のキャンプ場「木崎湖POW WOW」では、湖上に浮かんだ船の屋内から釣りが楽しめます。
多くの釣り人が訪れています。ドーム船は雪や風を防ぎストーブもあって冬でも暖かい。なお、真冬は冷えるため防寒着(スキーウェア,ダウン等)を。ドーム船にはトイレあり。飲食は持参。
船は7:00〜15:00。仕掛け;\330〜,餌;\230,レンタル竿;\880/手動,\1700/電動,レンタルセット(\1700;一式)など。
料金;ドーム船(定員;6名/14名;\4200/大人,\3700/中学生以下),遊漁券(\1000/1日券大人)、貸切あり。
9:30/13:00;「わかさぎ釣り体験」(3H);手ぶらでOK。釣り+天ぷら(\5700/大人,\5200/中学生以下,遊漁券;\1000/高校生以上)(予約制)
(問)木崎湖POW WOWキャンプ&アウトドア TEL 0261-85-2494(8:30-18:00)
■12/3;大町の全小中学7校で農薬や化学肥料などを使わない有機栽培で育てた大町産のお米が給食で提供された。
地域で生産された農産物を給食で提供する「大町を味わう日」として実施。提供されたお米は、市社会福祉協議会障害福祉サービス事業所が取り組む農副連携事業・凸凹農園と、大町中学校こぶし学級の生徒が、大町三日町の農業「久保屋」の指導で
共同で栽培したコシヒカリ。大町中では全476人の生徒が魚のかば焼き、納豆あえ、大根のみそ汁などの献立とともに味わった。
■12/2;大町「爺ガ岳スキー場」で今シーズンの「安全祈願祭」が行われた。
従業員や地元の観光関係者、住民ら約30人が参加、ゲレンデの無事故と賑わいを願った。12/13;営業開始予定だが、積雪状況によっては前倒してプレオープンも。
■10/20,11/3,12/1;19:00-20:30;「松川村すずの音ホール」で「安曇族のルーツを探る」講演会
「安曇族のルーツを探る」と題して、郷土史研究家・荒井今朝一氏(大町)を講師に講話。10/20;第1回;安曇族とはどんな氏族?、11/3;第2回;古代の安曇野は?、12/1;第3回;安曇族はなぜ当地へ進出したか?志賀島から安曇野へ。
(定員;50人/各回,\500/1回,申込不要)
(問)松川村観光協会 TEL 0261-62-6930(8:30-17:00)
■9/7-12/1;松川村西原の「安曇野ちひろ美術館」で秋の展覧会開催。
9/2-9/6;展示替えのため臨時休館中。9/7〜;「いわさきちひろ ぼつご50ねん こどものみなさまへ あれ これ いのち」。
ちひろの絵の草花や生きものたちを、安曇野の自然とともに見つめる。生態学の視点やアートユニットplaplaxによるインタラクティブな作品。
9/7;10:45ー11:30;「plaplaxオープニングギャラリートーク」。9/21,10/19,11/16;14:00;学芸員によるギャラリートーク。
(問)安曇野ちひろ美術館 TEL 0261-62-0772
■7/19-11/30;県北アルプス地域振興局は、大北などの観光スポットを周遊するデジタルスタンプラリー「極上の絶景満喫デジタルスタンプラリー」を開催。
夏や秋の行楽シーズンに向け観光振興を図る。アプリ「furari」を利用し、各スポットを巡る。
スタンプ獲得スポットは最大200箇所。スタンプ数や種類に応じて抽選で地域の特産品などをプレゼント。参加賞あり。6つのカテゴリを設定し、1)カストロノミー;北アの食文化、2)体験・絶景、3)交通、4)食べる・泊まる・買い物。
5)文化・芸術(9/13-11/4;北アルプス国際芸術祭)、6)大糸線。
大糸線では大糸線主要駅でスタンプ。電化と非電化区間がある珍しい大糸線。鉄道イベント招待や地域の特産品などの景品を抽選で。
お店によっては独自の割引やプレゼントあり。
(問)北アルプス地域振興局商工観光課 TEL 0261-23-6523
■11/30;大町市「平公民館・女性未来館ピュア」で「おおまちキムジャン2024」が開かれた。
計80人が参加してキムチを漬け込む韓国伝統行事の「キムジャン」を体験。春野菜が出回るまでの間に食べるキムチを、初冬にまとめて漬ける伝統行事。大町の農家に依頼して栽培してもらった無農薬の韓国白菜を干して下漬けたもので、
参加者らは野菜を刻むなどしてキムチの漬けダレ「ヤンニョム」を作った。白菜の葉にヤンニョムを塗り込んで本漬けキムチを漬けた。
■11/29;池田町広津の曹洞宗成就院の境内にそびえる大イチョウが黄葉に色づき始めた。
晩秋の里山に、黄色と黄緑色のグラデーションが美しく輝く。
■11/29;池田町は2025年度から、地域の課題解決に専門人材を登用する国の地域プロジェクトマネージャー制度を活用し、DX推進に取り組む。
町民や町職員のICTに対する知識の向上を図り、情報格差の解消や業務の効率化などを目指す。
■11/28;「県大町合同庁舎」で県災害対策本部北アルプス地方部は大規模地震を想定した防災訓練を実施した。
大北の県出先機関や警察、消防、市町村などから約80人が参加、発災直後の情報伝達など初動対応を確認。本部と災害現場を結ぶ情報連絡員を初めて訓練に導入した。
■11/27;大町市教育委員会は、2026年4月に開校する「大町北部小」と「大町南部小」の校章が決まった。
5/下-7/1;校章募集では、北部小に59人・65点、南部小に39人・46点の応募があった。再編準備委員会で5-6点に絞り、保護者や児童、教職員のアンケートを経て市教委が決定。北部小は市鳥のライチョウをイメージ、南部小は大町の「大」を
星形にしたデザイン。
■11/下;X'masが近づく中、松川村でシクラメンの出荷が最盛期を迎えています。
赤や白など色鮮やかなシクラメンは、X'masの贈り物として人気が高く、松川村では出荷が最盛期を迎えています。松川村神戸にある農場「信州雪香園」ではハウスの中で8種類・約7万株のシクラメンを栽培。2024年は夏の猛暑で開花が2週間遅れ、
花は小ぶりのものが多いという。「夏の暑さを耐え抜いて、冬にきれいな花をお届けできれば。帰宅したときにシクラメンを手に取ってほっと癒やされてもらえるとありがたい」と。シクラメンは、12/下にかけて、主に愛知や関西に向けて出荷予定。
(問)信州雪香園 TEL 0261-62-8438
■11/26;大町市牛越徹市長は、開会した市議会12月定例会で、11/4;閉幕した「第3回北アルプス国際芸術祭」を振り返っり、46日間の会期中に延べ約18万人が訪れた。 来場者数は作品36サイトのうち、受付を設置した22サイトでカウントした速報値。
■11/24;「大町文化会館」で大町の源流美麻太鼓は「創立35周年記念特別公演」を開催した。
長年にわたり活動を応援してくれた地域住民への感謝をばちに込め、勇壮な太鼓の音色を会場に響かせた。約250人の観客は活気にあふれる演奏を堪能した。
■11/24;大町市「白塩町自治会」と町民有志でつくる「塩満会」は、「秘仏等拝観の郷土旅」と題した日帰りバスツアーを実施した。
地域住民多数が参加して、神職や護持会の関係者の案内で「若一王子神社」、「仁科神明宮」、松川村「金福山観松院」を巡った。秘仏などに触れ、歴史の奥深さを体感。
■11/24;14:00;「大町文化会館」で、大町源流美麻太鼓は創立35周年を記念した特別公演「源流からの鼓動2024」を開く。
長年にわたり活動を支えてくれた地域住民への感謝を込めて、コンクールでの入賞や姉妹都市・米国メンドシーノでの演奏会など一年間の成果を演奏を通じて披露する。(入場無料)
■11/23;大町常盤の「一本木神社」で、2024年の収穫に感謝する神事「新穀感謝祭」が執り行われた。
11/22;氏子が収穫した農産物を奉納、出来栄えをみる農産物品評会が行われた。五穀豊穣に感謝する品評会は大正時代から始まり、2024年で110回目という長い歴史を持つ。2024年度の品評会には、白米やもみ、キャベツ、白菜、長ネギ、
サツマイモなどの農産物や加工品などの初穂が奉納された。JA大北南部営農センタの審査員が品評した。
■大町常盤上一の「一本木神社」の氏子総代が記念冊子「一本木神社 あの日あの時」を製作した。
11/23;神社の新穀感謝祭でお披露目され、氏子らに配布。同社の氏子総代らが3年間に社務所や宝蔵庫で保管してあった書類や資料を見る機会があったことから、貴重な資料を何らかの形で保存・紹介し、一本木神社の歴史を後世に残そうと企画。
冊子には主な出来事の年表、氏子総代の活動の様子が分かるS36年の日誌、社殿の棟札を調査した奉納写真帖の解説文などを掲載。伝統芸能の獅子舞や浦安の舞の奉納や、祭り風景などを撮影した写真など歴史を伝えている。
■大町平の「仁科神社」が仁科盛遠公没後800年にちなんだ「御城印」を制作した。
羽田宮司は「仁科氏や森城址の歴史文化を多くの人に知ってもらいたい」と。御城印は半紙に城名やゆかりのある城主の家紋や花押を押した記念印。歴史や城マニアにも人気が高い。仁科神社の御城印は、仁科家の家紋のアゲハチョウの朱印に
森城の文字を書いた。
■11/23;松川村「すずの音ホール」で、松川村発祥の郷土民謡「正調安曇節」の普及・伝承を目的とした「第3回松川村子どものための安曇節作詞コンクール」の入賞者表彰式が開かれた。
ふるさとを詠んだ子どもたちの詞が披露された。
■11/20;池田町会染の酒蔵「大雪渓酒造」は、新米を醸した最初の新酒「しぼりたて生原酒」を発売、真新しい酒林を飾った。
酒林はスギの葉を束ね、丸く刈り込んだ大きな球体で「杉玉」とも呼ばれる。酒蔵の守り神でありシンボル。真新しい酒林が飾られると「新酒ができた合図」で伝統的な看板としても知られる。
2024年は白馬村神城堀之内にあるスギの大木の葉を使い、蔵元直営店「花紋大雪渓」用と酒蔵用の2個を制作した。
■11/18;「松糸道路」の大町市街地区間について、市民有志でつくる「松糸道路と大町を考える会」は、ルート案に反対する4952人分の署名を牛越徹市長に提出した。
「事業主体の県に任せるだけでなく市民の声を聞くべき」と。
■11/17;大町市八坂の有志でつくる八坂地域づくり協議会とやさかボランティア隊は、県自然環境保全地域に指定されている相川地区の唐花見湿原と周辺の整備活動を行った。
地域の財産である美しい景観を保全しようと、草刈りなどの作業に汗を流した。
■11/16;「大町まちづくり協議会」は「大町商工会館」周辺で「第32回荷ぐるま市」を開いた。
地域の飲食店などが出店、軽食やデザートなどを販売。本通りは歩行者天国となり、地域住民らが訪れ、キッチンカーで好きな食物を買ったり、おいしいものを味わいながら、おおまぴょんのファン感謝祭などを楽しんだ。
■11/16;10:00-14:00;大町本通りにて「第32回荷ぐるま市」
本通り(長銀-商工会館間)を歩行者天国にしてたくさんのお店が出店。おおまぴょんファン感謝祭も同時開催。おおまぴょんファン感謝祭;12:00;おおまぴょんとじゃんけん大会、大町市商工会館ではおおまぴょんグッズ販売、
おおまぴょんの缶バッジやペーパークラフト、ぬり絵遊びなど。
(問)大町まちづくり協議会(大町商工会議所) TEL 0261-22-1890
■11/16;松川村で環境省「自然共生サイト」に認定されている「高瀬川の生物多様性サイト」で、高瀬川中流域の価値を共有し、ネットワークを広げようと、専門家や環境保全活動団体などによるWSと観察会が開かれた。「野の花の宝庫 松川=高瀬川を学ぶ」と題し、 大町や松川村、池田町、安曇野を流れる高瀬川中下流域(343ha)で生物多様性の保全が目的で絶滅危惧種、希少動植物を回復し、後世に継承する活動。高瀬川河川敷の半自然草原に生息する植物をテーマに情報や意見を交換した。
■11/15;大町市役所で大糸線利用促進の会合が開かれた。
JR大糸線南小谷以北の存続に向けた対策などを話し合う「大糸線利用促進輸送強化期成同盟会」の「振興部会」(第7回)が開かれた。沿線関係団体などが2024年度取り組む利用促進・活性化事業の状況を報告。乗客数の年間目標値は約6万人、9/末までの上半期の実績は約1.9万人。今後は冬季のインバウンド需要に期待し、
外国人向けのPR活動などに注力していく。2024年度は市町村や県、JRなど各団体がSNSでの情報発信や旅行商品の販売、鉄道を利用した謎解きラリーなど37の事業を展開。会合では「イベントの周知が不十分だった」などの意見があった。インバウンドの拡大に向け、外国語のチラシの作成などを確認した。
■11/15;大町市八坂小中学校は「収穫祭」を開いた。
学習の一環で自ら米作りに携わり、収穫した米を昔ながらのかまどを使って火を起こし、薪をくべながらご飯を炊いた。おにぎりにして味わい、豊作に感謝した。
■11/15;今シーズンの狩猟が解禁。
県の職員が山林などで事故防止を呼び掛けるパトロールが行われた。狩猟期間は2025.2/15まで。二ホンジカとイノシシのわなによる狩猟は3/15まで。
11/15;猟が解禁され、県北アルプス地域振興局や大町署などは、管内市町村で安全パトロールを行った。猟銃による事故や違反の防止を目指し、狩猟者にルールの徹底を呼び掛けた。大町では県職員や警察官、大北地区猟友会員、鳥獣保護管理員ら10人が、狩猟が解禁される日の出に合わせてパトロールに出発。 猟場や鳥獣保護区などを巡回し、狩猟者に狩猟禁止場所や銃の適正な取り扱いなどを啓発した。
■11/15;大町美麻の「美麻地域づくり会議」と「地域づくり美麻」が運行する移動支援の「たすかる美麻」は高校生利用に向けた試験運行を始めた。
「たすかる」は高齢者を対象としてきたが、保護者の要望を受け、高校生利用の可能性を模索。ニーズを把握しながら本格運行につなげ、地域ぐるみでの通学支援体制を整える。市民バスでは対応できない通学の電車時刻に合わせて時間帯を設定。
JR信濃大町駅(6:48発)の普通松本行きに間に合うよう希望者を最寄りのバス停に迎えに行った。初回は松本や安曇野の高校に通う4人が利用した。地域づくり美麻が管理する車両に乗り込み駅に向かった。
■2024.11/15;松川村の「甍酒蔵」は日本酒・甍「銀・黒誕生酒」を発売。
豊かな自然と水に恵まれた酒米どころ松川村発として、お酒を通じ地域の魅力も全国に発信。松川村の契約農家による「米ひとごこち」を100%使用、松川村の米と水を無濾過原酒の生酒として製造。蔵初めての酒として「誕生酒」を冠し、
同社の目指す「王道」のお酒として仕上がった。香り穏やかで辛口ながら上品な味という。
■2024.9/24;松川村西原の芦間川沿いにあった「旧ハロー安曇野」跡地で、米粉製品製造の「北アルプス山麓ファーム社」は製造施設建設に着工した。
2025年4月に操業開始、松川村産米を用いた新たな需要を創出する。旧ハロー安曇野の食堂跡地を改装。施設は平屋木造建て約330u、米粉生産の機械設備などを備える。JA大北を通じて松川産米を仕入れて加工。米粉(ライスミルク原料)を
生産して販売。また、ゼリー状栄養食品「スティックアミロ米粉ゲル」を生産。年間最大200tの米を使用する予定。
■2024.9/18;松川村西原の芦間川右岸(旧ハロー安曇野)で建設が進められていた、酒蔵「甍酒蔵」の醸造施設が完成。
9/18;竣工式が開かれ、施設がお披露目された。近く仕込みを始め、松川村の水と米を用いた初めての日本酒商品が11月にお目見えする。
■松川村西原の「芦間川」左岸にあった「旧ハロー安曇野」跡地(約5.8万u)を「北アルプス飲料」(松川村)に松川村が売却。
売買金額は4100万円。地元産の米粉を用いた植物性ミルク「ライスミルク」を製造する工場。旧ハロー安曇野の跡地利用が決まった。
■松川村産米で「ライスミルク」製造
「北アルプス飲料」(2023.10設立,松川村)は、松川村「ハロー安曇野」跡地で村産米を使った「ライスミルク」の製造・販売を行う。
※ライスミルクは米粉に水を加え、米を発酵させて液体化したもの。乳製品や大豆などにアレルギーを持つ人たちの代替品として海外で親しまれている。お米の自然の甘みがあり、カロリー・脂質は低い。味はミルクでも豆乳でも なくゆるい甘酒。甘酒は甘み強いがカロリーと脂質は高い。
■2024.1/16;松川村鼠穴芦間川右岸の「旧ハロー安曇野」で「甍酒蔵」の新蔵(醸造施設)の地鎮祭が行われた。
甍酒蔵は筑北村から松川村に移転。松川村は北アと田園風景が広がり、豊富で良質な地下水があり、県内有数の酒米産地。松川村産米を用いた高付加価値の日本酒製造を目指す。建物は山や森、川の雰囲気を外観に取り入れて景観に
溶け込むデザインとした。9月;2F建て鉄骨造りの醸造施設(延べ床面積約800u)竣工予定。11月;松川村の水と米を用いた新たな日本酒が出来上がりそう。松川村は酒蔵ツーリズムなどによる観光振興による地域活性化に期待する。
■松川村鼠穴芦間川右岸の「旧ハロー安曇野」に「甍酒蔵」(いらか)が移転する。
2023.11/1;松川村所有の旧ハロー安曇野の土地を売買契約した。筑北村坂北にある「甍酒蔵」は江戸初期(1665年)創業の酒蔵。前身は「山清酒造」で、酒蔵が老朽化したため松川村に移転する。松川村の酒米生産量は年間1000tを生産する県内有数の酒米産地。
酒米は県内の2割を占め、県内10酒蔵に酒米を提供。松川村には酒蔵がなく酒蔵誘致は念願だったという。今後は酒蔵ツーリズムなどで観光客の呼び込みに力を入れる。2024年着工、2024年10月から醸造開始予定。製造量は最大10万L、
「世界初の高級ラインをそろえた酒蔵」をコンセプトに、主力商品は1-3万円、最高級ラインは10万円以上を品揃えする計画。「素晴らしい酒米や水がある松川なら世界一の日本酒をつくれる。世界で評価され松川の知名度を高めて
地域貢献につなげたい」と甍酒蔵。平林明人村長は「隣接する大町市や池田町にも酒蔵がある。酒米どころである松川村にも酒蔵がほしいと長年探していた」。松川村産の酒米を用いた「世界一の日本酒」を目指し酒蔵が建設されます。
■11/14;大町常盤の森林でサントリーの「天然水の森 北アルプス」でアカマツの植樹が行われた。
北アを含む全国26ヶ所の「天然水の森」(計1.2万ha)で20年以上前から水源涵養活動の一環で森林を整備している。「北アルプス信濃の森工場」の水源となるエリア「天然水の森」(441ha)の中で、約1haの土地にミネラルウォーターの
工場従業員と高校生らが参加して苗木約150本を植えた。北ア山麓でも松枯れ被害が広がっている。今後、60-70年かけてアカマツの苗木を植え続け、未来に続く豊かな森林にしていきたいという。
2021年に「サントリー天然水」を製造する「北アルプス信濃の森工場」が稼働し、2022年5月には敷地内に体験型施設がオープン、工場見学(要予約)、自然散策など。森林整備活動の他、自治体と連携した地域創生「みずのわプロジェクト」への
参画など地域との結びつきも強い。
(営業;3月最終水曜日〜12月第1日曜日,9:30-16:30,月/火休業日,工場休業日,冬季休業。2024.12/2〜2025.3/下は冬季休業予定。
(問)サントリー天然水北アルプス信濃の森工場 TEL 050-3182-7911(9:30-11:30/12:30-16:30)
■12/12;「大町市運動公園」で松くい虫によるアカマツの被害防止を目指し、薬剤の樹幹注入講習会を開いた。
施設を利用する団体など約30人が参加、自然豊かなスポーツ環境を守ろうと、松林の保全活動に取り組んだ。
■11/11;大町「松糸道路と大町を考える会」は、「松糸道路」のルートや道路構造のための測量の中止を、県に求めた。
署名は222人分。8月に建設に反対する署名約5000人分を提出、今回は地権者中心に集め、「関係者の納得が得られていない」と。
■大町「霊松寺」にはイチョウの木が色づき、見頃を迎えた。
境内には樹齢100年以上と言われる幹回りが3m,高さ15mのイチョウの木があり、例年よりも10日ほど遅く、ようやく見頃を迎えた。このイチョウは葉に実がつくことから「オハツキイチョウ」と呼ばれ、住職によると100枚中3枚ほどという。境内では
訪れた人たちが散策を楽しみながら、太陽の光で黄金色に輝くイチョウを眺めたり写真に収めたりしていた。イチョウの紅葉は、11/17まで楽しめそう。オハツキイチョウが見つければ持ち帰って良く、「子宝・安産のお守り」となっています。
■9/13-11/10;「北アルプス国際芸術祭×信濃大町の食」では北アルプス国際芸術祭のアート巡り、アートと食の写真をInstgramの投稿で景品が当たるキャンペーンを実施中。
「立山・黒部アルペンルート」、大町市内のお薦めの食物の写真にハッシュタグ「#アートフェスグルメ」を付けて投稿。大町温泉郷ペア宿泊券やTシャツ、手ぬぐい、トートバックなどが当たる。事務局は「アートだけでなく、スイーツと食を
一緒に味わい、紅葉が始まる大町で芸術と食の秋を満喫してほしい」と。
■大町市で開催中の北アルプス国際芸術祭のパートナーシップ事業として、、10月毎土/日/祝;JR信濃大町駅前の「旧アルプスロマン館」で「信濃おおまち民話プロジェクト」によるおもてなしが行われている。
湯茶や郷土料理の振る舞い、パフォーマンスなど、毎回趣向を変えた来訪者への歓迎が評判を呼んでいる。湯茶のサービスに合わせ、地場産のリンゴやすいとん、おにぎりなど、メンバーが持ち寄った漬物の振る舞いもある。北アルプス国際芸術祭や
大町についての会話で盛り上がり、参加者と観光客とのつながりも生まれる。民話の読み聞かせや、音楽、踊りの演奏など。
■9/7-11/10;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)では、「秋の森チャレンジ&紅葉フェスタ」開催
秋の森の園内で運動や体験プログラムなどのイベント開催。園内の紅葉の見頃は10/下-11/中。
10/5-10/6;入園無料。
〜9/下;「れき原の花畑」ではキバナコスモスが開花。鮮やかなオレンジ色と黄色(ドワーフカーペットレッド・イエロー6万本)のお花畑。
9/28ー9/29;「コスモスの摘み取り」(無料)
9/28-9/29;森の体験舎で葉っぱを使ったオリジナル「ハンカチーフ作り」(\300)
11/3-11/4;入口広場で「紅葉リース作り」(\100)
9/18,9/22,9/23,9/28,9/29;「アサギマダラ観察会」。アサギマダラにマーキングを行い、移動距離や場所を調べる観察会。
9/21-9/22,10/5-10/6;「ツリーイング」(\1500)
9/14-9/16,9/22-9/23;7:30ー8:30;「アルクマ熱気球」(5分間,高さ30m,\2400/15歳以上,\1600/14歳以下)
9/22;「ティラノサウルスレース」(\1500/大人・中学生以上,\1000/小学生以下)
9/29;「国営アルプスあづみの公園リレーマラソン」(150チーム)
10/5-10/6;「松本ぱんフェス2024」
10/19;「ランバイクレース」(お子様;\2000)
10/26-10/27;「シイタケの駒打ち」(\500)
(9:30-17:00,11月9:30-16:00,毎月曜休園,\450/大人,\210/65歳以上,中学生以下無料)
(問)国営アルプスあづみの公園大町・松川管理センタ TEL 0261-21-1212
■大町市大町西小が学校花壇の出来栄えを競う「フラワー・ブラボー・コンクール」(FBC)で特別賞の環境大臣賞を受賞。
花壇設計、生育状況、花壇管理と効果、教育上の利用、校外美化への影響の部門審査。学校花壇設計部など各部門でも表彰を受けるなど取り組みが評価された。
■11/10;大町市消防団と北アルプス広域大町消防署は、「大町ダム緑地公園」付近で「秋の全国火災予防運動」に合わせた合同訓練を行った。
消火に使う水がない山間地での火災を想定。大北生コン事業協同組合の大型ミキサー車に積まれた水約10tを、約500mにわたり中継送水する訓練に取り組み、関係機関の連携を確認した。
■11/9;8:50-13:00;「絶景の北アルプスと秋・塩の道ウォーク」
国宝仁科神明宮と文化史跡めぐり。紅葉の秋。色づくイチョウ。約8kmコース。受付8:30〜,JR信濃大町駅大町市観光協会前集合。コース;JR信濃大町駅(バス)で国宝仁科神明宮〜盛蓮寺〜佐々屋幾神社〜民俗資料館〜丹生子関所跡〜浄福寺〜
木舟城入口〜舘ノ内居館跡〜横堰〜松崎和紙(和紙の紙すき体験;\1500)〜信濃大町駅前。(定員;80名,参加費;\2500)
(申込み)大町観光協会 TEL 0261-22-0190
■11/9;池田町商工会は「池田町交流センターかえ」付近で「えびす講感謝祭」を開いた。
抽選会や福まき、特産品販売などが行われ、大勢の来場者で活気づいた。
■11/9;松川村の道の駅「安曇野松川寄って停まつかわ」で「安曇野まつかわ秋祭り収穫祭」が開かれた。
松川村の旬の味覚を取りそろえたブースが並び多くの住民や観光客らでにぎわった。
■大町で「北アルプス芸術祭」ガイドと巡る特別ツアー
1)北アルプス国際芸術祭開催中、街なかの芸術祭作品を見学し、信濃大町の歴史や文化を知るガイドと共に歩くツアー。
9/17,10/4;9:00-12:30;Aコース;信濃大町駅前(大町観光協会)→タカラ食堂→北安醸造→松葉屋ゲストハウス。芸術祭作品を見学。
10/8,10/21,11/1;9:00-12/30;Bコース;大町駅目→タカラ食堂→倉科製粉所→松葉屋ゲストハウス。芸術祭作品を見学。
9/15,9/22,9/29,10/6,10/13,10/20,10/27,11/3;9:30-12:30;信濃大町塩の道・宿場町と文化・歴史を学ぶ「街歩きガイドツアー」
2)塩の道の宿場町の風情を残す信濃大町を散策しながら、歴史と文化、水の生まれる信濃大町の魅力に触れ、北アルプス国際芸術祭を鑑賞する。市街地エリアのアート12作品を巡る。
信濃大町駅前(大町観光協会)→商店街通り→旧北校(所要;約3H)
(問)大町観光協会 TEL 0261-22-0190(8:30-17:15)
■10/26-11/4;紅葉の名所・大町山田町の「霊松寺」境内庫裏で日展工芸作家展「おおまち2024-木と土と・今を創る-」開催中。
工芸や陶芸など地元作家5人の作品50点が並ぶ。お寺の雰囲気と作品がマッチするよう展示にも工夫を凝らしている。
■10/26-11/3;18:00-21:00;大町「霊松寺」で「紅葉ライトアップ」
紅葉の名所「霊松寺」で、山門や境内を「ライトアップ」。紅葉の見ごろは10/下〜。日展作家展同時開催。霊松寺庫裏(9:30-15:30,\100)
(問)霊松寺寺務所 TEL 0261-22-0377
■11/4;大町で開催してきた「北アルプス国際芸術祭」は閉幕した。
3回目となる3年に1度のアートの祭典「北アルプス国際芸術祭」は46日間の会期を終え閉幕。11の国・地域からアーティスト37組が参加した。実行委によると、9/13-11/4;延べ18万1092人が来場した。コロナ禍での開催の前回を3万人以上増えた。
芸術を通じて大町の魅力を発信。最終日(11/4)は晴天に恵まれ、各展示会場には多くの家族連れなどが来場者していた。11/4;18:00;JR信濃大町駅前で式典が開かれ、実行委や出展作家、ボランティア、地域住民ら約150人が参加、祭典の閉幕を祝った。
■11月;大町「青木湖」湖畔にカフェ「CAFE THE BRANCH」がOPENした。
「松本信金まちづくりファンド」などを活用し、中東の料理やオリジナルのコーヒーなどを提供。「景色とおいしい料理を楽しんでほしい」と。自家製のパンなどを使ったプルドポークやサンドイッチやオリジナルコーヒー、
海外クラフトビールなどを提供。
■9/13-11/4;大町市プロモーション委員会は開催中の「北アルプス国際芸術祭」に合わせ、地元の創作菓子も楽しんでもらう「プチ復活!信濃大町スイーツプロジェクト」のスタンプラリーを開催中。
特色あるスイーツを観光誘客に役立てるスイーツプロジェクトに取り組み、3年に一度の国際芸術祭をさらに盛り上げるため連携事業として復活。スタンプラリーは、芸術祭のアート作品にちなんだ形や色に仕上げたスイーツを提供する
市内の菓子店・飲食店など計7店舗を巡り、地図入りラリー用紙に各店のスタンプを集める。用紙はJR信濃大町駅前の芸術祭インフォメーションセンタ、参加店舗、大町観光協会、 大町市温泉郷観光協会、黒部ダムなどに置いてある。
集めたスタンプの数でオリジナル缶バッチなど景品がもらえる。参加店は黒部ダム、塩の道ちょうじや、創舎わちがい、Radice、立田屋、Pinto、藤長菓子舗。
■9/13-11/4;現代アートの作品を展示する「北アルプス国際芸術祭2024」が始まった。
「北アルプス国際芸術祭」は、アートで地域を盛り上げようと、大町で2017年から3年ごとに開かれ、9/13;初日は大町文化公園で開幕式が行われ、実行委員長を務める大町市牛越徹市長が開幕を宣言した。市長は「大町の雄大な自然や豊かで
清冽な水そして歴史や食文化など質の高いアートとともに全身で体感いただくことを心から期待しています」と。11の国と地域からアーティストが参加し、廃校の校舎や文化財の建物などで37の作品が展示。芸術祭のコンセプトは「水・木・土・空」。
大町市内の5エリアに分けて36組のアーティストが37の作品を展示。1)JR信濃大町駅前、2)大町・七倉・高瀬ダム、3)高瀬川などの源流、4)仁科三湖、5)鷹狩山など東山などのエリアにアーティストの作品が並ぶ。実行委員会事務局は
「アート作品を屋外などで見ることができるのが特色で作品だけでなく風景や自然なども一緒に楽しんでほしい」と。
■9/13-11/4;9:30-16:30;大町で「第3回北アルプス国際芸術祭2024」(Northern Alps Art Festival)開幕。
北アルプス国際芸術祭では、大町で土地や空間を使った様々なアート作品(全37作品)を楽しめる。11の国と地域から36組のアーティストが参加。コンセプトは水・木・土・空で、JR信濃大町駅前、大町・七倉・高瀬ダム、高瀬川などの源流、
仁科三湖、鷹狩山など東山などのエリアにアーティストの作品が並ぶ。駅前には足湯も。JR信濃大町駅前にある「北アルプス国際芸術祭」のインフォメーションセンタでは作品鑑賞パスポートやオフィシャルグッズなどが販売。
公式ガイドブック、各種イベント案内、ガイドマップ、会場案内交通情報など芸術祭に関連した情報を入手できる。
パスポートの提示で特典あり。
・葛温泉(高瀬館,仙人閣,温宿かじか)、ゆーぷる木崎湖、ぽかぽかランド美麻の温泉入浴料が\100オフ。上原の湯、ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん、黒部観光H、緑翠亭景水、七倉山荘、七倉荘など入浴料金割引、
・大町エネルギー博物館、西丸震哉記念館、劇団四季浅利慶太記念館、国営アルプスあづみの公園(大町・松川地区)、ラ・カスタナチュラルヒーリングガーデンなどで入館・入園料割引あり。木崎湖・青木湖でのレイクアクティビティで一部割引。
・「立山・黒部アルペンルート」(当日券;扇沢-黒部ダム10%OFF,黒部湖-室堂間5%OFFなど。
作品鑑賞パスポート(\3000/一般当日,\2500/前売り,\1500/当日16-18歳,\1000/前売り)。個別は\300/1アートサイト
(問)北アルプス国際芸術祭実行委員会事務局(大町市役所観光文化課内) TEL 0261-85-0133
■今、大町では「北アルプス国際芸術祭」開催中。大町全体がアートの町。
コンセプトは「水・木・土・空」で、大町をキャンバスに国内外のアーティストによる現代アート。大町市内の5つの地域で11の国と地域のアーティスト37組による作品が展示。地元の魅力を再発見するきっかけに。同実行委は「5つのエリアでは、
ダムがあったり、湖があったり、街があったり、里山があったり、それぞれの特徴が芸術祭の魅力」と。芸術祭は11/4まで開催。
■9/10-11/3;7:00-21:00;「大町温泉郷」の「立山プリンスH」館内にオリジナルの「道祖神」がお目見えした。
北アルプス国際芸術祭で「金色の大道祖神祭り」と銘打ち、ホテル職員が手作りした高さ3.5mの大きな道祖神が登場。館内ロビーでは2024春(4/14-6/5)に「鯉のぼり」、夏(6/21-8/25)「七夕」に続く、第3弾「金色の大道祖神祭り」(9/10-11/3)開催中。
五穀豊穣の実りに感謝した秋のお祭りで、道祖神には五穀豊穣、豊年満作、家内安全、満願成就の御札が全面に張られている。龍の形をしたオブジェも登場。昔話「泉小太郎」に登場する犀龍をイメージしたもので、地域住民や観光客の安全や
開運などを願っている。(見学無料)
(問)立山プリンスH TEL 0261-22-5131
■大北・安曇野の5市町村と17の美術館などでつくる「安曇野アートライン推進協議会」は、ARを体験するイベントを北アルプス国際芸術祭の会期に合わせて開催。
9/13から14館で始まった。各館ではオリジナルのAR作品を展示、新たなアートの可能性や楽しみ方を提案。
■9/12〜;大町仁科町の「ギャラリー・いーずら」で、北アルプス国際芸術祭中に市民サークル作品展を開催。
「いーずら大町特産館」2Fギャラリースペースで和紙絵画「浩和会」による作品展が始まった。
■まちの活性化に取り組む、大町の女性有志でつくる「女性がつくるNIGIWAIの会」は北アルプス国際芸術祭に合わせて、「おもてなしSHOP」をJR信濃大町駅前の旧「アルプスロマン館」(雷鳥の里本舗田中屋さん経営の 店舗は2023.3/31で閉店した)の空き店舗で開催。9/13〜;期間中の週末や祝日に開店、地域の特産品やクラフト作品などを販売。住民たちが訪れた人をお茶などでおもてなし、芸術祭を盛り上げる。
■郷土に伝わる民話で地域の魅力発信に取り組む「信濃おおまち民話プロジェクト」は、北アルプス国際芸術祭協力事業の一環として、開催中の10月毎土/日におもてなし事業を企画。
湯茶での接待の他、来場者に音楽や踊りを披露して楽しんでもらう。
■10月毎土/日;民話をもとに地域の魅力発信に取り組む「信濃おおまち民話プロジェクト」は、「北アルプス国際芸術祭」でおもてなし事業を実施。
JR信濃大町駅前の「旧アルプスロマン館」で、大町を訪れる人への湯茶のもてなし。市民などボランティアで50人が集まった。湯茶だけでなく音楽や踊りなど楽しい催しも予定。
■9/13ー11/4;大町で開催する「北アルプス国際芸術祭」で、参加芸術家の作品が次々と完成してきた。
同芸術祭は2017年、2021年に続く3度目。大町市街地やダム、源流、仁科三湖、東山の5会場で11の国と地域の作家36組が現代アート37作品を展示する。実行委員長の大町市牛越徹市長は「前回はコロナ下で県内中心だったが、今回は全国から
多くの皆さんを迎え、紅葉がきれいな秋の大町の魅力も伝え、本格開催につなげたい」と。(会期中水曜定休)
(問)実行委事務局 TEL 0261-85-0133
■9/13-11/4;大町で「北アルプス国際芸術祭2024」(Northern Alps Art Festival)開催。
大町中綱の「ふるさと創造館ラーバン中綱」では、期間中に公式カフェ&レストラン「YAMANBA」がOPEN。
6/19;スタッフを対象にした料理講習会があり、スタッフ約30人が参加。レストランで提供予定の旬の地元食材を使った郷土料理の献立を学んだ。料理監修は大町出身の郷土料理研究家。
食事(11:30ー12:30,13:00-14:00,40席,予約制,水曜定休)、9/14-10/8;初秋の献立、10/10-11/4;錦秋の献立。(価格;\2200)。CAFE(11:00-16:00,予約不要)
なお、「北アルプス国際芸術祭2024」鑑賞パスポート(スタンプラリー付)は、(\3000/当日一般,\2500/前売),\1500/16-18才;当日,\1000/前売)
全スタンプで賞品プレゼント。パスポート提示で大町の温泉や飲食店・アクティビティなどで割引や特典あり。
(問)NPO法人ぐるったネットワーク大町 TEL 0261-85-0556
■2024.9/13-11/4;大町で「北アルプス国際芸術祭2024」開催
12/1-2024/2/28;大町市はふるさと納税制度を活用して運営資金への寄付を募るCF「北アルプス山麓で開催される国際芸術祭を応援してください!!」を開始した。目標金額は300万円。CFは自治体が抱える課題解決のため、ふるさと納税の寄付金の
使い道をより具体化し、共感した人から拠金を募る。寄付金はアート作品制作、来場者の2次交通整備、運営ボランティアサポーターの滞在支援といった開催経費に充てる。返礼品は地元の湧水を使ったミネラルウオーターなどの特産品。
芸術祭のパスポート引換券も。市は「コロナを乗り越えての開催へ、寄付をお願いするとともに、機運を盛り上げ、全国からの多くの来場に期待したい」と。12/11;寄付金額;75.3万円。
(問)ふるさとチョイスガバメントクラウドファンディング(大町市)
■9/13-11/4;大町で開催の「北アルプス国際芸術祭」で、8/3;玄関口となるJR信濃大町駅前に「インフォメーションセンタ」が開所した。
北アに抱かれた信濃大町を舞台に3年に1度開催の「北アルプス国際芸術祭」。2021年の第2回開催に続き、2024年は北アルプス国際芸術祭では、大町で土地や空間を使った様々なアート作品を楽しめるイベント。11の国と地域から36組のアーティストが参加。
コンセプトは水・木・土・空。駅前、大町・七倉・高瀬ダム、高瀬川などの源流、仁科三湖、鷹狩山など東山などのエリアに作品が並ぶ。大町市牛越徹市長は「コロナ禍で疲弊した地域経済・地域の暮らしを再生していくきっかけにしていかなければいけない」と。
インフォメーションセンタでは公式ガイドブックやイベント案内、会場案内、チケット発売を行う。作品鑑賞パスポート(\3000/一般当日,\2500/前売り,\1500/当日16-18歳,\1000/前売り)。個別は\300/1アートサイト)
(問)北アルプス国際芸術祭実行委員会事務局(大町市役所観光文化課内) TEL 0261-85-0133
■9/13-11/4;大町で開催する「北アルプス国際芸術祭2024」が開幕まで50日を切った。
8/1;同芸術祭をPRするフラッグ(長さ80cm,幅40cm)を中央通り商店街に掲出した。8/3;JR信濃大町駅前の空き店舗に「信濃大町駅前インフォメーションセンタ」の開設予定。
フラッグは「水・木・土・空」のアイコンが描かれ、大町駅前〜大町名店街周辺までの沿道に約20m間隔で約100ヶ所に設置した。
■大町で現代アートで飾る「北アルプス国際芸術祭」の実行委員会は、9/13-11/4;「秋の第3回開催」に向け準備を着々と進めている。
「芸術祭」と来場者をつなぐ架け橋となる「オフィシャルツアーガイド」を募集中。作品案内や自然・文化など大町の魅力を来場者に発信する役割を担う。活動は芸術祭開催期間中でオフィシャルツアーの案内などを行う。2月-8月;ガイド養成研修を実施。
大町の歴史・文化、自然、芸術祭の作家や作品などについて知識を深める。
■9/13-11/4;大町で開催の「第3回北アルプス国際芸術祭」に向けて、「大町市役所」入口に開幕までの日数を刻むカウントダウンボードがお目見えした。
今後のボランティアサポーターの活動情報なども掲載しながら、開幕まで80日を切った芸術祭をPR。カウントダウンボードは、実行委事務局の大町市地域振興部観光文化課が設置した。
■9/13-11/4;大町を舞台にした芸術の祭典「北アルプス国際芸術祭2024」開催
過去2回の開催を踏まえ、市民参加を促進しようと、地域資源や芸術について学ぶセミナー「北アルプスまほろば塾」の開催など、新たな取り組みを紹介。芸術祭は「水・木・土・空」をコンセプトに芸術作品で大町市内を彩り、
地域の魅力を発信するイベント。まほろば塾では著名人や専門家をゲストに招き、北川氏を案内役に住民参加で地域の魅力を掘り起こす。初回は7/1;平公民館で「木」をテーマに東京おもちゃ美術館館長を講師に招く。
■9/13-11/4;大町で「北アルプス国際芸術祭2024」開催
9/28;パンフ等に使用する「メインビジュアル」が発表された。水、木、土、空をイメージした芸術祭のロゴの背景に雲が浮かび、みずみずしい山々と湖。「大町の土地の特徴でもあり大切な資源でもある水をテーマに、山々にしみ渡り、
やがて川となり湖へとつながる姿を青の線と点で表現した」と。30組の作家による新作30点、既存作品8点の展示を予定。
■9-11月;大町で「北アルプス国際芸術祭」(第3回芸術祭)開催。
公募枠の作品募集を開始。作品展示場所の候補地選定も進めるなど本格的な準備に取り掛かっている。
■秋開催の大町「北アルプス国際芸術祭2024」で、参加アーティストの作品制作が始まった。
4/6;林業アートに取り組む「大北林業研究グループ」は平地区の山中で作業を開始。森林を生かし、持続可能な森林資源活用など森と人が共生できる環境を伝える作品を作り上げる。
■3/28;大町市制施行70周年記念事業実行委員会は、第2回会合を大町市役所で開いた。
10/5;「大町文化会館」にて「大町市制施行70周年記念式典」を開催。他に「アルプス雪形まつり」や「アルプスマラソン」など恒例イベントを記念行事として実施。大町山岳博物館と連携した企画展も予定。
■9/20;大町で開催中の「北アルプス国際芸術祭」は開催6日間で延べ1万8962人が来場。前回よりも48%増加した。
■大町市は、芸術文化の振興を図る条例と計画の策定に向け、市文化芸術振興審議会を立ち上げた。
同条例・計画は、豊かな自然や歴史、活発な芸術活動など地域特性を生かした人づくり・まちづくりの指針で、年内の制定、2025年度の施行を目指す。3/8;サン・アルプス大町で初会合が開かれた。文化施設代表や芸術家、観光・商工・金融などの
関係者18人で構成。会長は劇団四季浅利慶太記念館長を選出。
■大町で秋開催の「北アルプス国際芸術祭2024」
広報や会期中の活動に使用するオフィシャルカーがお披露目されるなど開催に向けた準備が着々と進んでいる。3/24;市民向けの企画発表会を大町公民館分室で開く。
■11/3;9:45-13:30;大町文化会館のフレンドプラザ大町を主会場に「OMACHIロゲイニング」
秋の田園風景野中、秋色の大町市内、大町商店街、塩の道宿場町の面影を残す古き良き町並み、観光道路、大町公園、鷹狩山、霊松寺、山城跡(青木城/木舟城)、起伏の激しい山道、木崎湖、森城址、仁科神社、若一王子神社、西山山麓、
りんご畑、畦道など初冠雪の北アと里の紅葉を楽しみながら歩く。地図をもとに時間内にチェックポイントを回る。チームは家族、混合チーム、男子・女子チーム(2-5名)、ソロ。沿道では秋の収穫物、特産品などの販売するマルシェも。
チーム・ソロ。(定員;200名,3H;\3500/一般,\1000/大学生以下,締切;10/16)
(問)大町観光協会 TEL 0261-22-0190
■11/3;大町で「第9回OMACHIロゲイニング」開催
起伏の激しい山道、塩の道宿場町の面影を残す町並み、雄大な北アの山岳風景、秋の田園風景など信濃大町の魅力を楽しむ。大町商店街、大町公園、鷹狩山、霊松寺、木崎湖、森城址、仁科神社、若一王子神社、西山山麓、田園、
りんご畑、畦道などを、初冠雪の北アと里の紅葉を楽しみながら歩く。地図をもとに時間内にチェックポイントを回る。チームは家族、混合チーム、男子・女子チーム(2-5名)、ソロ。
7/16-10/16;エントリー開始。コース途中には秋の収穫物、特産品などの発売、
主会場はフレンドプラザ大町。9:45-10:15;受付,10:15;開会式,10:30;スタート-13:30;フィニッシュ。(定員;チーム,ソロ;計200名,参加料;3H;\3500/一般,\1000/大学生以下)
(問)大町観光協会 TEL 0261-22-0190
■11/3;「大町文化会館」で「第12回消防フェスタ」が開かれた。
災害に対応した体験、展示などで消防の仕事への理解を深めながら防災意識を高めた。各ブースを巡ってるスタンプラリーも実施。
■11/2;地域材を有効活用し、木のある暮らしを提案しようと、大北や安曇野などの林業・製材・木工関係者などでつくる団体「北アルプス森とつながる暮らし案内所」のアンテナショップが、松川村西原の工房兼ショップ「ソルンテ」にオープン。 地域住民らが関係者らと交流しながら地域材の魅力に触れ、関心を深めた。イベントでは地域材を使った加工体験やWS、商品開発中の積み木で遊ぶコーナーなどが用意され、訪れた親子らが楽しんでいた。ジビエ汁の振る舞いもあった。
■11/初;大町「高瀬渓谷」の「北葛沢」の紅葉は色あせ始めてきました。「大町ダム」(龍神湖)付近の紅葉が見頃。
■10/15;大町「高瀬渓谷」の「北葛沢」付近も色づき始め。
■11/2;13:30-16:30;松川村緑町中区の「やすらぎ公園」で「松川村米蔵日本酒祭り」が開かれた。
松川村産の米を醸す信州の酒蔵が集結、自慢の日本酒をテントに並べた。雨が降る中、「オリジナル三勺しゃくます枡」を手に参加者はお目当ての酒を味わっていた。松川村の酒造「甍酒蔵」が初参加。北安醸造(大町),大雪渓酒造(池田町),
EH酒造(安曇野),亀田屋酒造店(松本)の他、塩尻・木曽・諏訪など12の酒蔵の酒が出店。日本酒祭りはコメどころを象徴する国登録有形文化財「松川村収蔵庫」のPRを兼ねて2014年に始まり今回で8回目。
■10/30;大町の古刹「霊松寺」では紅葉が見頃。
境内は紅葉がきれい。昼は内部拝観、夜はライトアップを開催中。オハツキイチョウはこれから黄色く。
■10/26-10/27;大町市水道事業100周年を記念する「100年の歴史を刻む水源地見学」(みずのわプロジェクト)が開かれた。
普段は立ち入ることができない市水道水源の居谷里水源や三日町配水池を巡り、湧水を利用した水道水のおいしさを体感。100年の歴史に思いをはせた。
■10/26-10/27;「大町温泉郷」で「ハロウィン」が開かれた。
地域住民や観光客らが思い思いの仮装を楽しみながら温泉郷の施設を巡り、お菓子や割引券をもらったり、スタンプラリーでハロウィーン気分を楽しんだ。
■10/26-10/27;大町「鷹狩山」などで「信濃大町移住見学会2024」が開かれた。
「山と渓谷社」と連携した市の定住促進事業。移住を検討している山好きの人たち7組12人が参加、鷹狩山トレッキングや空き家見学、交流会などで地域の暮らしへのイメージを膨らませた。
市の定住促進の取り組みで企画する移住希望者向けの移住体験ツアー。ヤマケイ連携の同ツアーは人気が高く参加者が多いため、2024年度は2回実施、ツアーでは計15組25人が参加した。
■10/27;池田町の「高瀬川」河川敷で「高瀬川火まつり」が開かれた。
身近にある豊かな自然に親しみ、自然を敬いながら、祈りをささげた。「藤尾山覚音寺」(大町八坂)の住職と行者らが法螺貝を吹き、修験者の装いで入場。結界の中で大護摩を執り行った。河川敷で伐採したハリエンジュの丸太で
組まれた護摩壇に松明で点火し祈祷。おき火になり、結界が解かれると、会が用意したヌルデの護摩木を来場者が順番に火の中に投げ入れ、無病息災などを祈願。お加持も受けた。
■10/27;松川村で秋恒例「北アルプス山麓・りんごの小径ウォーキング」が開かれた。県内外から22人が参加、深まる秋の田園風景と絶景の北アルプスを満喫しながら6kmを歩いた。
■10/26;大町市茶道会は大町山田町の功徳林大洞山「霊松寺」で野点席「天空の一椀」を開いた。
北アルプス国際芸術祭のパートナーシップ事業として実施。霊松寺境内に野点席が設けられ、同茶道会の約20人が和装で、高校生も参加。航行せも大町の水でお茶を点て柔らかな抹茶と地元菓子店のそばまんじゅうでもてなした。
参拝者は荘厳な本堂、県宝の山門と、色付き始めたドウダンツツジの紅色を楽しみながら一服を味わった。11/2にも行われる、
■大町仁科町の「いーずら特産館」(2F)「ギャラリー・いーずら」にて、「北アルプス国際芸術祭2024パートナーシップ事業」の「秋の特別作品展」開催中。
現在は、市内在住の折り紙作家の作品展を開催中。
9/12-9/17;浩和会「和紙絵画展」、9/19-9/24;高雪書道教室「游心書展」、9/26-10/1;書画家「小林芙蓉書の世界」、10/3-10/8;凰雅「作品展」、10/10-10/15;木匠安曇野工房「彫り彫りの会展」、10/31-11/5;「第64回大町シャッタークラブ写真展」
10/18ー10/27;「世界の果てに見えるもの」(大町出身・在住:遠藤励さんの写真展)を同時開催。グリーンランドの先住民文化、氷床、万年雪、氷山、いぬぞり、幻の一角獣のツノ?などの写真40-45点展示。
(10:00-17:00,入場無料)
(問)大町市教育委員会生涯学習課 TEL 0261-22-0420(内622)
■10/26;信濃大町で「塩の道湖畔ウォーク&フォトコンテスト」開催
秋の信濃大町の中綱湖から青木湖を巡る塩の道ウォーキング。中綱湖ー青木湖周回(10km)/中綱湖周回(3km)。8:30;ラーバン中綱集合・受付。受付後順次出発。ウォーキング終了(14:00)。同時にフォトコン開催。
コンテスト賞では信濃大町で泊まりま賞(1万円宿泊補助券),大町三蔵セット,ファミリー賞(特選詰合せ),完歩賞(塩の道てぬぐいなど)。FM長野主催。2024.5/5;春に同様のウォーキングを開催。青木湖湖畔沿いを数人のグループや親子連れ、
若い人も参加していました。(定員;200名,定員以上は抽選,締切;10/17,\1000/中学生以上,\500/小学生以下)
■10/下;大町の紅葉
1)高瀬渓谷;高瀬川に沿って連なる高瀬・七倉・大町ダム。高瀬ダム湖、七倉、北葛沢、尾入沢、葛温泉は紅葉スポット。(10/中〜11/上)
・高瀬ダム周辺は見頃。高瀬ダム湖の湖畔、堰堤のトンネル付近、ロックフィルダム西側、ダム堰堤からから見下ろした高瀬渓谷紅葉は美しい。
・七倉は色づき半ば。七倉沢、七倉駐車場上部。七倉ダム
・大町ダムは山の上から色づき始め。高瀬TN手前の「北葛沢」はだいぶ色づきまもなく見頃。
2)霊松寺;ドウダンツツジが赤く染まり、境内のもみじ・カエデも色づき、まもなく見頃を迎えそう。10/26〜11/3境内のライトアップあり。
3)青木湖;仁科山地の山の上は色づいています。湖畔はまだこれから。
■10/21;池田町「大峰高原」(標高1000m)にある「七色大カエデ」が見頃を迎えています。
「七色大カエデ」の高さは12m、枝先も含めた直径は15m、樹齢は250年以上。見上げるほどの大きさ。秋の日差しに照らされて綺麗に色づく。一枚一枚葉の色づきが異なることから「七色大カエデ」と呼ばれています。現在は緑色の他、
赤色や黄色に染まっていまうs。池田町観光協会によれば、2024年は暑さの影響で色づきは例年より5日遅く10/上で、見頃のピークは10/24-11/5になりそう。七色大カエデ管理人は「寒暖差があればもう少し赤くなったり、黄色くなったりする。
その寒暖差が2024年は割となかった。これからに期待。七色大カエデを見にきて頂きたい」と。
秋の日差しに照らされて綺麗に色づく。一枚一枚葉の色づきが異なることから「七色大カエデ」と呼ばれています。現在は緑色の他、赤色や黄色に染まってます。池田町観光協会によれば、2024年は暑さの影響で色づきは例年より5日遅く10/上で、 見頃のピークは10/24-11/5になりそう。七色大カエデ管理人は「寒暖差があればもう少し赤くなったり、黄色くなったりする。その寒暖差が2024年は割となかった。これからに期待。七色大カエデを見にきて頂きたい」と。
■池田町「大峰高原」(標高1000m)にある「七色大カエデ」は樹齢250年を超える大樹。
1968年に大峰牧場ができ際に大カエデが見つかった。樹木の高さ11m、直径15m、根周り3.2mと巨木。緑、赤、黄、オレンジなど1本でさまざまな色彩に染まり、美しいグラデーションが楽しめます。
老木を守るために土壌改良や堆肥、害虫駆除、周囲の草刈り、柵の設置などを行っています。大カエデ周辺では看板や仮設トイレ設置、駐車場整備などを行っており、募金もお願いしています。
2024年9/下はまだ一部上のほうが少し色が変わってきた程度。例年、紅葉始めは10/上、見頃は10/中-11/上。
(問)池田町観光協会 TEL 0261-62-9197
■10/下;この週末から来週に、緑、黄色、オレンジ、赤色に染まるグラデーションはまさに「七色」。猛暑の影響で樹勢が弱く葉は小さめ。向きによっては一部が欠けているようにも見える。紅葉の鮮やかさはまずまずという。 この週末から多くの来場者でにぎわいそう。
■10/下;池田町「大峰高原」(標高1000m)の「七色大カエデ」の紅葉が最盛期を迎えます。(ご紹介)
緑から黄色、オレンジ、赤と鮮やかなグラデーションが、晴ればれとした秋空に映え、週末は多くの来場者でにぎわいます。訪れた人は大カエデに向けてシャッターを切ったり、自撮りに収まるなど秋の高原を満喫。
大カエデは高さ13m、幹周り3mで樹齢250年を超える大樹。緑色と赤色、黄色、オレンジなど1本の木の枝がさまざまな色彩に染め上げられ、美しいグラデーションを生みだします。見る方向や陽光によっても色合いが変わります。
秋の深まりとともにさらに鮮やかな色に染まります。入り混じった「七色」のグラデーションを描いていきます。「七色大カエデ」の紅葉は11/上までが見頃。葉の色がグラデーションとなり、11/上には落葉し始め、霜が降りると
美しい風景になります。個人的には夕日のカエデが美しい。満開を過ぎ、葉が落ち始めた頃のほうがいろいろな色に染まります。落ち葉でカエデの絨毯のように。なお木の根元が傷んでいるため、根周辺には入らないように。
少し北の大峰高原「白樺の森」には大きめの「中カエデ」もあり、周囲には3本のカエデの木があり、大カエデよりも少し遅れて見頃になります。(11/中-11/下頃)
※以下はこれまでに何度も訪れた「大峰高原」の秋の大カエデの写真。1995年-2010年は葉がたくさんあり、見ごたえがありましたが、近年はだいぶ葉が減りました。真っ赤に染まる年、全体がオレンジ色になる年、
一部が赤くなりまだらな年、赤が少ない年など、いろいろな姿を見せてくれます。春の芽吹き、真っ白な雪原の冬の写真は別途掲載します。
(問)池田町観光協会 TEL 0261-62-9197
■10/20;大町で「第41回大町アルプスマラソン」開催。
北ア山麓で紅葉の山裾と木崎湖をめぐる、自然の豊かな田園コース。参加申込みが進んで、4/20-5/14の約1ヶ月で2023年を約200人上回る736人が申込み、好調な滑り出し。フル;1200人.ハーフ;1000人,10km;400人,3km;400人,3kmペア;100組。
定員になり次第締切。(締切;8/11)
■10/20;信濃大町で「大町運動公園」を発着点に「日本の屋根を走ろう!第41回大町アルプスマラソン」
北ア山麓で紅葉の山裾と木崎湖をめぐる、自然の豊かな田園コース。フル、ハーフ、10km/3km/3kmペア。定員は3200人、2024年のエントリーは2575人。2023年の40回大会をやや下回るものの、コロナ禍以前の水準に戻りつつある。
運動公園-山麓線-清水-安曇沓掛-高瀬川沿い-大出橋-大町温泉郷-源汲-二ツ屋-木崎湖折り返し、運動公園のコース。
(問)大町アルプスマラソン実行委員会事務局 TEL 0261-22-7664
■10/20;大町で開催される「第41回大町アルプスマラソン」
9/11;大北を含めクマによる人身被害が相次ぐ中、大町市役所で安全対策について確認。2024年のエントリーは2575人。2023年の40回大会をやや下回るものの、コロナ禍以前の水準に戻りつつ。
■10/20;大町で「第41回大町アルプスマラソン」
大町市運動公園陸上競技場発着で例年通りの5種目、定員:3200人(2023年より200増)。フル;1200人(\7000)、ハーフ;1000人(\5000)、10km;400人(\4000)、3km(小学生)400人(\2000)、3kmペア(小学生・保護者)100組200人(\4000)
2023年は36都道府県から2618人がエントリー、2260人が出場した。実行委は「2024年は市制70周年と市スポーツ協会70周年で、大会は北アルプス国際芸術祭の会期と重なる。大町をさまざまに楽しみながら走ってほしい」。(募集開始;4/中)
■〜10/20;池田町「北アルプス展望美術館」で「安曇野キルト公募展2024」開催中。
暮らしの中から生まれてくる思いをひと針ひと針キルトにつづったタペストリーと小物約100点を展示。
■9/7ー10/20;池田町「北アルプス展望美術館」で「安曇野キルト公募展2024」開催
毎年開催される安曇野キルト公募展。2004年キルト作品展を開始、2009年より公募展を行い、2024年で16年目。タペストリー、キルトの多彩なキルト作品を展示。
(9:00-17:00,月曜休館(祝日は翌火曜),\400/大人,\250/高大生,中学生以下無料)
(問)北アルプス展望美術館(池田町立美術館) TEL 0261-62-6600
■〜10/20;池田町「北アルプス展望美術館」の安曇野ギャラリーでは大町の「信濃の国原始感覚美術祭」にちなんだ作品展「水のうつほ」。参加作家26人による絵画やオブジェ、インスタレーションなど個性あふれる約30点を展示。
〜10/20;タペストリーやキルトの小物など多彩なキルト作品を展示する「安曇野キルト公募」(有料)も同時開催中。(9:00-17:00,\600/一般,\450/高大生中学生以下無料,月曜休館,祝日時は翌火曜)
(問)北アルプス展望美術館 TEL 0261-62-6600
■10/20,11/3,12/1;19:00-20:30;「松川村すずの音ホール」で、松川村観光協会主催の講演会「安曇族のルーツを探る」(全3回)開催
安曇族とはどんな人々だったのか? 安曇氏は九州の海族?
10/20;先祖「安曇族」とはどんな氏族?,11/3;古代の安曇野は?,12/1;九州の海族「安曇族」はなぜ志賀島から安曇野へ
講師は元大町市教育長で郷土史研究家の荒井今朝一さん。(参加費;\500/資料代,予約不要,定員;先着50名)
(問)松川村観光協会 TEL 0261-62-6930(8:30-17:00)
■10/20;池田町の「北アルプス医療センターあづみ病院」で「農業祭・病院祭」、「池田町健康と食と農を考える集い」が開かれた。
「集う〜地域とともに」のテーマに多彩な催しで病院・JA・地域との絆を深めた。
■10/19;県や大北5市町村、JA大北などでつくる「北アルプス山麓農畜産物ブランド運営委員会」は、「北アルプス山麓ブランドの日」を「松川村すずの音ホール」で開催した。
関係者や地域住民らが出席。講演会や活動報告を行い、ブランドの理解促進や消費拡大、農業振興、地域活性化を考えた。
■10/19;11:00-14:00;「池田町創造館」駐車場にて「ワインマルシェ2024」開催
池田町産ワインを中心にワイン祭り(2025年予定)のテストイベント。参加ワイナリーはドメーヌ・ヒロキ、Poggio Verde、シャトーメルシャン、あづみアップル。ワインのおつまみ等販売・抽選会・ライブなど。
(\1000/一般,ワイン3杯付)。チケットは池田町役場(9:30〜;町民;10/1-10/11,町外;10/7-10/11発売)
(問)池田町役場 TEL 0261-62-3127
■8/3-10/18;大町市は、暑い夏に合わせたキャンペーン「信濃大町ひんやりスイーツフェア」をカフェや菓子店11店舗で実施中。
各店が工夫を凝らし、大町の水や農産物でつくった清涼感ある飲物やスイーツが楽しめる。
Cafe&Bar Gina、Miru's Meal、カフェテラス マロン、ねまるちゃテラス、茶房かじか、御菓子司喜久龍、塩の道ちょうじや、すえひろファーム、コンディトライ・アン・マリーレ、おかしなてんとくん、Cafeふわふわ
抽選で大町市キャラクター「おおまぴょん」のデザイン皿も当たる。おおまぴょん公式Instgram @omachi.omapyonをフォローし、スイーツの写真を撮影し、「#大町ひんやりスイーツ」でInstgramに投稿。
(問)大町市まちづくり産業課 TEL 0261-22-0420
■10/12-10/14;18:00-21:00;大町「若一王子神社」で境内をライトアップ。
北アルプス国際芸術祭に合わせ、周遊を楽しんでほしいと市が初企画。拝殿や三重塔、観音堂などにLED照明を当て、仁科の里の情緒を演出。10/9;試験点灯を実施。照明器を約30台設置、青や赤、だいだい色でうっすらと照らした。
照明によって三重塔の優美な姿も際立つ。
(問)若一王子神社 TEL 0261-22-1626
■10/12-10/14;18:00-21:00;大町「若一王子神社」で「ライトアップ」
若一王子神社の境内、三重塔(県宝)を幻想的に彩るライトアップ。
(問)若一王子神社 TEL 0261-22-1626
■8/10-10/14;「大町山岳博物館」で市制施行70周年記念事業企画展「大町の少年が世界を駆ける〜山岳ランナー上田瑠偉10年の軌跡〜」が始まった。
大町出身の山岳ランナー上田瑠偉さんの写真や愛用品などを展示。初日は上田さんが講演し、北アルプスが身近にある大町の良さや、トレイルランニングの魅力を語った。
■8/10-10/14;「大町山岳博物館」で企画展「大町の少年が世界を駆ける 〜山岳ランナー上田瑠偉10年の軌跡〜」
山岳カメラマンによる写真展、世界一になった大町出身の山岳ランナー上田瑠偉が山を走る素晴らしさを伝える。
8/10;11:00-12:00;オープニング講演会。
8/11-8/12;11:00;トレーニングキャンプ;上田選手と一緒に巡る。8/11;小熊山トレイルコース(15q)をトレイルラン。夜はBBQ懇親会。8/12;鷹狩山(15q)を登り、山岳博物館の企画展でトークイベント。
9/15;1:00;トレラン体験会;鷹狩山で初心者向けトレイルラン体験。
9/16;10:00;鷹狩山トレッキング;上田選手と鷹狩山を歩く。
(問)大町山岳博物館 TEL 0261-22-0211
■大町をアートで飾る「第3回北アルプス国際芸術祭」は、9/13開幕から1カ月余が経過した。
残り3週間を切り、終盤を迎える。10/14まで28日間で延べ来場者は10万人の大台。出足は好調。週末を中心に来場者が多く、若い人のグループや外国人も目立つ。10/12-10/14の3連休は天候に恵まれ、展示会場は延べ2.5万人が来場。
10/13;1万人と今芸術祭では1日当たりで最高の人出。北ア芸術祭の認知度や魅力が広く浸透してきた。会期は11/4まで。
■10/上;大町「鍬ノ峰」(標高1623m)で北アルプス広域山間地救助班と大町警察署山岳遭難救助隊は、「合同訓練」を行なった。
山野斜面でロープ等を使った救助訓練が行われた。「紅葉の季節を迎え、トレッキングや登山では遭難に気をつけて楽しんでください」
■10/13;大町「コウミ平つり堀センタ」で北安中部漁業協同組合などは、毛針を使った「テンカラ釣り体験会」を開いた。
家族連れなど約60人が参加、「テンカラ大王」こと愛知工大名誉教授の石垣尚男さんに毛針の作り方から学び、釣り上げた魚を味わった。
■10/12;松川村「安曇野ちひろ公園」で「飯ごう炊さん」が行われた。
秋晴れの空の下、10組約30人の親子が参加。同園の田んぼで育てた新米を調理して味わった。薪や落ち葉を重ねて焚火を作り、着火。米と水を入れた飯ごうを焚火火の上に置き、火加減を調整しながら炊いた。具だくさんの豚汁も作った。
■10/11〜;6:30-17:00;七倉〜高瀬ダム間の新高瀬川発電所管理用道路が全区間でタクシー運行再開。
高瀬渓谷の奥、高瀬ダム周辺は紅葉が美しい。槍見台のトンネル、高瀬ダム湖周辺、高瀬ダムロックフィルの北側斜面の紅葉がよい。紅葉の見ごろは10/中-10/下。2024年3月に発生した大規模な落石で新高瀬川発電所管理用道路の一部区間で
これまでタクシー通行を制限していた。七倉山荘ー高瀬ダム間には山の神TN(1.2km)(徒歩15分)、神沢TN(20m)、仙沢TN(140m)、源五郎沢TN(350m)あり。徒歩でなら七倉山荘-高瀬ダム間は1.5H、逆は1.2H。連続降雨量70mm/時間雨量15mmで通行禁止。
地震や異常気象等でも通行規制あり。(片道;\2400;2024年現在)
(問)アルプス第一交通 TEL 0261-22-2121
(問)アルピコタクシー TEL 0261-23-2323
■秋の3連休や10/中-11/上の「高瀬渓谷」は高瀬ダムや七倉の紅葉狩り、裏銀座縦走登山、湯俣温泉、七倉岳登山などで、七倉登山口P(80)・七倉ダム下広場P(200)は満車となることが予想されます。
満車時は葛温泉「温宿かじか」西側に登山用臨時Pを利用。温宿かじかから七倉Pはタクシー、裏銀座登山バス(\1500/片道)
(問)アルプス第一交通 TEL 0261-22-2121
(問)アルピコタクシー TEL 0261-23-2323
■10/11;池田町会染の酒蔵「大雪渓酒造」で酒造りの神事「松尾様」を開いた。
酒蔵に2024年の新米が届き、新たな寒仕込みが本格的に始まる時季に、作業の安全と造りの成功を願い行われる。今季の酒造りは9/30にスタートした。
■10/11;大町の酒蔵3社は、大町俵町の「若一王子神社」境内にある松尾社で「松尾様」の例祭を開いた。
市野屋蔵元の市野屋、白馬錦蔵元の白馬錦酒造、北安大国蔵元の北安醸造。三蔵から杜氏とうじや蔵人が参加した。酒造りが始まる11月、酒造三蔵が共同で若一王子神社にお祭りし、蔵人たちがよいお酒ができることを願う神事。
■10/9;大町「サン・アルプス大町」で、国交省北陸地方整備局松本砂防事務所・大町市は、大規模土砂災害の「合同防災訓練」を開いた。
国や県、市を含め、関係者約50人が参加、市内各地で土石流や地滑りなどが多発した想定で、情報収集や初動対応などを確かめ、関係機関の連携を強くした。訓練は、警報級の雨予報から、地滑りやがけ崩れ、大規模崩落や土砂が川の流れを
せき止める「河道閉塞」など同時多発的に災害が発生したことを想定。進行役が災害シナリオに沿って各場面での適切な対応を質疑応答などで確認する「学習型訓練形式」で、事前の情報収集や周知、対策から、発生後の避難、救助対応などを
考えた。
■10/9;大町「県大町合同庁舎」で「消防訓練」が行われた。
火災の危険が高まる冬を前に、県職員や来庁者ら約60人は火災の発生に備えて、庁舎からの避難や初期消火など実践的な訓練に参加した。
■10/6;大町大黒町の共有林で「里山がったまつり」が開かれた。
大黒町を中心とした有志にるイベントで、多くの家族連れでにぎわった。今回が最後の開催。「会員の高齢化で、今回(第17回)で一区切りする。若い世代の協力も得る中で新たな形を模索していきたい」と。森の中では手作り遊具遊び、木登り体験、
マイ箸づくり、輪投げ、丸太切り競争など、五感を使って子どもたちは自然を体験した。
■10/5;「大町文化会館」で「大町市制施行70周年記念式典」が開かれた。
市民や来賓など関係者約600人が参加。大町市牛越徹市長は「市民の熱意と努力により中核的な都市として発展してきた。市民一人一人が主役となり、生き生きと輝く、活力と魅力あふれるまちづくりの実現に向け市政運営に力を尽くすことが使命」。
少子高齢化、人口減少などの課題克服への決意を語った。節目を祝って歴史文化を築き上げてきた先人の偉業に感謝し、さらなる飛躍のまちづくりを誓い合った。県警察音楽隊による記念演奏も。
■10/5;大町市は2024年「市制施行70周年」を迎える。
1/25;記念事業実行委員会が大町市役所で開かれ、70周年をPRする「おおまぴょん」をモチーフにしたロゴマークを作った。爺ヶ岳の前でタキシード姿のおおまぴょんが「70th」の旗を振るイラスト。10/5;「大町文化会館」での記念式典などの
チラシやポスターなどに活用する。市民から「70周年記念」と冠を付ける事業を募集(申請)し、ロゴを活用してもらう考えで地域ぐるみで節目を祝う。牛越徹市長は「大町の良さを再発見して郷土愛につながるよう、市民と共に記念事業を
実施したい」と。
※大町市は1954年7月1日に大町と平、社、常盤の3村が合併。市制を施行。2006年1月に八坂村、美麻村と合併。
■10/5;大町市山田町の功徳林大洞山の「霊松寺」で「豊川尊天大祭」を開いた。
五穀豊穣、商売繁盛の神として親しまれている豊川稲荷に、今年の実りを感謝し、繁栄を願う秋の例祭として行われた。
■9/26-10/1;大町仁科町の「ギャラリー・いーずら」で「北アルプス国際芸術祭」の関連で、書画家・小林芙蓉さんの作品展を開催中。
■4/27-9/30;大町高瀬入の「大町ダム」下にある「コヲミ平釣り堀センター」が今シーズンの営業開始。
高瀬川源流で育ったイワナやヤマメ、ニジマスなど川魚の釣りが楽しめます。北安中部漁協管理。釣った魚は食べて美味しい。魚をさばく調理場あり。BBQも可。
GW中(4/27-5/6)、夏(8月)は連日営業。基本は土/日/祝で、9/末まで営業(9:30-16:30)(\300/一般入場料)、釣魚代(イワナ・ヤマメ;\250/100g,ニジマス;\150/100gなど)
GW中はたくさんの釣り人や観光客が訪れていました。
(問)ヲミ平釣り堀センタ(AM) TEL 0261-22-7107
■〜9/30;大町八日町の「塩の道ちょうじや」文庫蔵で「昔懐かし引札展」開催中。
「地域づくり美麻」が古民家活用の取り組みの中で発見した100年以上前の商店などの広告チラシ21点を展示。
■9/21-9/30;「秋の全国交通安全運動」が始まった。
9/20;「大町文化会館」前で県交通安全運動推進北アルプス地方部は出発式を開いた。日没が早まり、交通事故の危険が高まる時期に、関係機関が交通ルールの順守や正しい交通マナーを呼び掛けていく。県警によれば、2024.1/1-9/21;交通事故の
死亡数は41人、2023年同時期に比べ16人多い。うち高齢者は20人と半数を占めている。「秋の全国交通安全運動」では高齢者の事故防止、夕暮れ・夜間の事故防止などを重点に啓発活動や取締りを行っていく。警察は「日の入りが早くなる秋口から
冬にかけては、夕暮れ時から夜間の歩行者の事故が増加する傾向。ドライバーはハイビーム、歩行者は夜光反射剤などを活用してほしい。
■9/28-9/29;信濃大町で、川での体験活動、水環境保全などの周知を図る「第23回川に学ぶ体験活動全国大会in信濃大町」が開催された。
NPO法人「川に学ぶ体験活動協議会」、「大町市SDGs学習旅行誘致協議会」共催。長野県内初の開催。黒部ダム歴史ツアー、川の防災・観光・再生可能エネルギーなどの講演、水の学校発表、気象予報士による記念講演などがあり、
豊富な水に恵まれた大町で川や水に親しむ機運を高めた。大町は赤沢岳・針ノ木岳からの篭川、鹿島槍ヶ岳・五龍岳からの鹿島川、槍ヶ岳からの水俣川と三俣蓮華岳からの湯俣川が合流して高瀬川に。高瀬ダム・七倉ダム・大町ダムを流れ下り、
山麓では仁科三湖の青木湖・中綱湖・木崎湖からの農具川などが合流して高瀬川となります。豊かな水に恵まれた環境があり、昔から灌漑用水、田を潤す農業用水・堰、生活用水、水力発電用などに活用され、近年は小水力発電などでも
利用されています。
■9/28-9/29;「大町文化会館」等で「第23回川に学ぶ体験活動全国大会in信濃大町」開催。
NPO法人「川に学ぶ体験活動協議会」(RAC)と大町市SDGs学習旅行誘致協議会が共催。県内では初開催。RACは川に親しみ川に学ぶ体験活動を普及するため指導者を養成。川のインストラクター講座、レスキュー、川遊び・水辺の自然生態などの
講座を設け、シャワークライミング実施、ライフジャケット販売を行う。大町は信濃川水系の最上流部で豊かな水があり、古くから水や川を生活やエネルギーなどに利用し、水環境保全に取り組んでいる。環境保全を進めるために国交省が
はじめた「川に学ぶ」、現在はRACが各地の団体と協力して開催。川での体験活動、水環境保全、川の指導者の交流などを行っている。大町では、川に学ぶ地域防災、観光、再生可能エネルギーなどをテーマに開催。事例紹介、ガイドツアー、
体験プログラム、気象予報士による講演、パネルディスカッションなどを予定。
■9/29;「大町総合病院」で「第11回病院祭」が開かれた。
「育てよう地域の絆と医療の輪」をテーマに、パネルディスカッションやシンポジウムなどが行われた。大町岳陽高校書道部の書道パフォーマンスも。地域医療を支える病院や医療への理解を深めた。
■9/28;11:0-15:00;「大町文化会館」で「ハカリウリマルシェ」開催。
北アルプスオーガニックプロジェクト主催。人と自然を優しさでつなごうと、はかるめぐるつながるハカリウリマルシェ2024in信濃大町を開催する。農産物などの量り売り、ばら売りなど。広場にはキッチンカーも出店。
■9/28;14:00;松川村「すずの音ホール」で、「有明山語りの会」が「塩の道コンサート」を開く。
民謡「正調安曇節」や民話の語りで地域を発信する。語り「仁科五郎物語」。塩の道コンサートでは箏(こと)、三味線、尺八の演奏と舞い。(入場無料)
9/15-9/28;松川村「すずの音ホール」では正調安曇節の発祥につながった大衆文化を探る「絵馬句額と安曇節展」が始まった。
絵馬句額は大北・安曇野に伝わる大衆文化で、明治時代に住民が詠んだ俳句や歌とともに、生活風景を描いた木の板を寺社に奉納。展示では安曇野〜松川村〜大町の大糸線沿線の絵馬句額を分析・復元してきた取り組みを紹介。
■9/23-9/24;池田町「八幡神社」で「例大祭
8台の舞台が池田町内を曳行する。舞台を持つ各町を中心にお囃子の練習や舞台の点検整備が進み、本番に向けて熱が高まっている。舞台の装飾の磨き、車輪に潤滑油を塗るなど点検作業に汗を流している。
■9/23-9/24;池田町「八幡神社」の「例大祭」が開かれている。
町内8地区の8台の舞台が曳行される、県内有数の規模を誇る歴史ある祭り。9/23;宵祭りでは昼ら地域の若者らが笛の音色やかけ声を響かせながら、祭典旗を掲げて町内を練り歩いた。17:00;5丁目に8台の豪華絢爛な舞台が勢ぞろいした。
遠洞には多くの地元町民や観光客が訪れ、祭りは活気づいた。
■9/8-9/23;「大町文化会館」の特設ギャラリーで、地元作品を集めた「信濃大町美術展・おおまちセレクション」が始まる。
2021年に続き3回目。「水」と「山」をテーマに関連作品を展示。市内所蔵約30点と、地元ゆかりの作家約30点の絵画や工芸、彫刻、書などの芸術作品を展示。山や水を描いた作品やそこからインスピレーションを受けた作品など。(入場無料)
■9/8-9/23;「大町文化会館」で地元ゆかりの作家作品を一堂に集めた「2024信濃大町美術展・おおまちセレクション」
山と水とをテーマに、市内所蔵約30点、地元ゆかりの作家約30点の絵画や工芸、彫刻、書などの芸術作品を展示。9/8;オープニングセレモニーが開かれた。大町市制70周年、大町市水道事業100周年、美術展のテーマにちなみ、大町の水環境に
関する資料も展示。
■9/22-9/23;大町常盤清水の「三嶋社神明社合殿」で「秋の例大祭」が開かれた。
4年ぶりに「子供神楽」が復活し、子供たちによる船曳き、獅子舞、浦安の舞の奉納が行われた。子供神楽は毎秋、地元の児童に伝承されてきたが、コロナ禍で笛の経験者は途絶えた。
2024年は地元の神楽会が子どもたちに参加を呼び掛けて小学生が参加した。氏子は「子供神楽を見た小学生たちが自分もやってみたいと思って、継承されていくことを願いたい」と。
■9/22-9/23;大町美麻大塩の「富士浅間神社」で「秋の例大祭」が開かれた。
コロナ渦で5年ぶりに舞台が出で、境内への曳入れなどが行われた。南村では12年ぶりの舞台が出て、お囃子も復活。自治会加入25軒中22軒が移住者という中、昔の写真・記憶とお年寄りの指導で、伝統の祭りを続けていく。
■9/下;池田町会染滝沢のそば店「手打ちそばかたせ」では店舗前の傾斜地にヒガンバナが咲き出した。
鮮やかな赤色の彼岸花が涼しい秋を演出。
■9/22;19:00-20:00;松川村西原で「すずむしヒーリングナイトツアー」
松川村「すずむし荘」集合。西原公民館からすずむし公園までの約1kmに行灯が灯され、すずむしの奏でる音色を聞きながら歩くイベント。(参加無料,申込不要)
(問)松川村観光協会 TEL 0261-62-6930(8:30-17:00)
■9/21;大町中心市街地で「水路とアートを巡る街並み探訪ツアー」が開かれた。
大町の誇る清冽な水に理解を深める「信濃大町みずのわプロジェクト」の「みずのわ月間」で、参加者は町中の水路などを歩いて巡り、水に恵まれたまちの豊かさを五感で学んだ。
■9/21;「大町文化会館」(大ホール)にて「大町流鏑馬太鼓創立50周年記念コンサート」開催
13:30;開場,14:00;開演。プロ和太鼓奏者の林田ひろゆきさんとのコラボ演奏も。大町流鏑馬太鼓は1974年創立。現在大人連16人、子供連は9人が活動中。(入場無料)
■9/21;「大町文化会館」で「大町流鏑馬太鼓創立50周年記念コンサート」が開かれた。
ゲストに世界的なプロ奏者・林田ひろゆきさんを招き、多彩なプログラムで半世紀の節目を祝った。オープニングは牛越徹市長らによる初っ切り太鼓で幕を開けた。流鏑馬太鼓は「流し打ち」「若駒」「お馬返し」など流鏑馬神事の奉納曲などを演奏。
50年にわたる地域の応援に感謝を込め、躍動感を全身で表現した。第2部は林田さんが迫力ある演奏を披露し、メンバーとのコラボも演奏も。フィナーレでは参加者で「令和」を演奏した。
■9/21;14:00;「大町文化会館」で「大町流鏑馬太鼓」が創立50周年記念コンサート開催。
源流美麻太鼓の友情出演、プロ奏者・林田ひろゆきさんによるWS、参加者の発表などで半世紀の節目を盛り上げる。
■9/20:大町「八坂小中学校」の学校田で稲刈りが行われた。
春の荒代かきからはじめ、田植え、そして稲刈り。鎌の扱い方、稲穂を束ね方などを教わり、田んぼに入って手刈りで稲を刈り、収穫の喜びを体感していた。
■大町美麻「中山高原」のソバ畑は2024年は不作。
例年なら高原一面がそばの花で覆われるが、2024年は殆どが緑色。1枚分の畑だけで白いソバの花が咲いています。
■「大町山岳博物館」で人工的に繁殖させたニホンライチョウを自然に戻す初めての取り組みが「木曽駒ヶ岳」(標高2956m)で行われています。
9/17;大町山岳博物館で2024.7/3-7/4にふ化した雷鳥のひな8羽を中アに移送、運搬中に3羽が死亡したが、生き残った5羽がケージに移された。中アでは、環境省がニホンライチョウを増やす計画を進め、大町山岳博物館(5羽)と那須どうぶつ王国(2羽)で
人工繁殖させた計7羽を初めて木曽駒ヶ岳の山頂付近に移送され、ケージで保護してきた。9/23;7羽の雷鳥が自然に放たれた。環境省は10/下まで放鳥した7羽のモニタリングを行なう。越冬して生き残れるか関係者は注視している。環境省によれば、
高山植物を順調に食べる姿が見られたという。人工繁殖のライチョウを中アに放鳥したのはこれが初めて。環境省は9/下までモニタリングを行い、高山の環境に順応しているか調査する。テンなどの外敵を捕獲して、ライチョウが生存しやすい環境の
整備も続ける。環境省は「人工繁殖したライチョウを野生環境に戻せたことは1つの節目。2025年春以降も生き残って子どもを残してもらいたい」と。
■9/17;「大町山岳博物館」は飼育中の国特別天然記念物「ニホンライチョウ」のひな8羽を中アに移送した。
環境省のライチョウ保護増殖事業の一環の野生復帰で、人の手だけで育てた人工繁殖のひなのライチョウを野生に戻す国内初の試み。大町山岳博物館と那須どうぶつ王国から計10羽のヒナを陸送。2024.7/3-7/4;大町山岳博物館でふ化した
雄3羽と雌5羽。2024年は初の野生復帰に向け、CF「ライチョウ応援プロジェクト」を実施、約280万円が集まった。動物園育ちの親が生んだ卵を人工ふ化させ、人の手で育ててきた。本来、母親から受け継ぐ腸内、お腹の細菌を粉末にして与え、
野生下で生きていけるめどをつけた。大町山岳博物館の学芸員や飼育員は段ボールにひなを入れ中アに移送した。木曽駒ヶ岳(標高2956m)までの運搬中に大町山岳博物館の3羽が死に、生き残った7羽がケージに移された。1週間ほど様子を見た後、
9/22-9/23;野生に返す予定。越冬して生き残れるか関係者は注視している。中村浩志・信大名誉教授は「動物園で人の手で育てたヒナを山に戻す技術が確立されれば、将来、絶滅を回避する技術になる。冬を生き残り、2025来年繁殖をしてほしい」。
■9/16;大町社宮本の「国宝・仁科神明宮」で「秋の例大祭」が行われた。
県無形文化財「太々神楽」が奉納。収穫期が近づき秋の実りに感謝し、仁科氏の時代から継がれてきた神楽を神にささげた。
仁科神明宮は日本最古の神明宮造りの建物で国宝指定。能を取り入れた神楽は太々神楽と呼ばれ、剣の舞、岩戸神楽、水継、五行の舞、幣の舞、竜神神楽、道祖神の七座から成る舞。神話に基づきて作られた神楽で、
面、装束をつけて笛と太鼓の囃子にあわせて舞う。奉納後には破魔矢が参拝者に配布。
(問)仁科神明宮社務所 TEL 0261-62-9168
■9/中;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)ではキバナコスモスをはじめ、秋の七草のオミナエシ、フジバカマなどが見頃。
キバナコスモスは「れき原の花畑」(2000u)でオレンジと黄色の計6万本が満開。公園管理センタによると、9/下まで見頃。9/28,9/29日;摘み取り体験。
公園管理センタは今秋もフジバカマの蜜を好むチョウ「アサギマダラ」の観察会を開く。(9/16,9/22,9/23,9/28,9/29;10:00〜/13:00〜;アサギマダラ観察会;マーキング)
■9/16;大町駅前本通り商店街の空き店舗「旧ショーゲツ」で「書と太鼓とキモノパフォーマンス」が開かれた。
9/13;北アルプス国際芸術祭を祝おうと「ホッと一息 森の休息」として実施。多くの人たちが足を止めてパフォーマンスを楽しんだ。
■9/15;「大町山岳博物館」は大町出身の山岳ランナー・上田瑠偉選手とともに「鷹狩山」を走るトレイルランニングの体験会を開いた。
子どもから高齢者まで市内外から16人が参加。世界で活躍する上田選手から走り方のアドバイスを受けながら鷹狩山を駆け上がり、大町の自然や景色を満喫した。
■9/15;大町市大町地区子ども育成協議会と平地区子ども育成協議会は、犀川で「ラフティング体験会」を開いた。
協力し合いながらボートを進め、五感でラフティングの魅力を体感していた。
■9/14-9/15;大町の酒蔵3社は日本酒の樽たるを木づちで開く鏡開きを行い、「北アルプス呑のみ歩き」が行われた。
9/13;開幕した「北アルプス国際芸術祭2024」に合わせての開催で駅前本通りはにぎわいをみせた。2024年は2日間の開催。
■9/14-9/15;13:00-17:00;大町で北アルプス 呑み歩き2024」開催
2008年から大町で開催してきた日本酒を楽しむ「信濃大町三蔵呑み歩き」は、2024年で14回目「北アルプス呑み歩き」に改名された。JR信濃大町駅から地酒蔵やブルワリーを呑み歩く。
9/14;(日本酒)「白馬錦」(1906年創業,薄井商店→2024.8月;白馬錦酒造に社名変更)、「北安大國」(1923年創業,北安醸造)、2023年1月新ブランド「RYUSUISEN」(1865年創業,市野屋)、
(ビール)2019年誕生の「北アルプスブルワリー」も参加。(\3000)
9/15;(日本酒)白馬錦、市野屋、(ビール)北アルプスブルワリー。(\2500)
チケットはe+サイトで購入。参加証とお猪口・MAP・リストバンド配布。キッチンカー出店。なお、2024年は「北アルプス国際芸術祭」も開催中。
(問)白馬錦酒造 TEL 0261ー22-0007
(問)北安醸造 TEL 0261ー22-0214
(問)市野屋 TEL 0261ー22-0010
(問)いーずら大町特産館 TEL 0261-23-7511
■9/14-9/15;大町で「北アルプス呑み歩き」開催
市内の酒蔵三蔵が自慢の日本酒を用意、参加証の酒器を手にした人たちが繰り出し味わう。2008年に「北アルプス三蔵呑み歩き」として始まり、コロナ禍による中断を経て通算14回目。2024年は「北アルプス国際芸術祭2024」の9/13開幕に合わせて日程を組んだ。
三蔵は白馬錦酒造(白馬錦)、北安醸造(北安大国)、市野屋(市野屋蔵元)。当日は本通り沿いの北アルプスブルワリーでクラフトビールも楽しめる。2024年から大町の飲料や食品、観光コンテンツなどとのコラボレーションにより、地域の魅力を発信するイベントを
目指して、名称を「北アルプス呑み歩き」とした。
■9/中;東京芸大山岳部の「黒沢ヒュッテ」(大町黒沢高原:鹿島槍スキー場)は、64年の歳月で傷みが激しく修復のために、一般社団法人「上野山の会」が寄付を募っている。
鹿島槍ヶ岳(標高2889m)の登山口に近い黒沢尾根(標高1200m)にあり、冬は積雪2mにもなる。ヒュッテは1960年完成。2F建てで延べ床面積は110u。独創的な屋根の三角部分が張り出し、軒下には南と西に広いバルコニーがある。1F;コンクリート造りで寝室、
2F;木造で広間や台所、就寝場所、25人が宿泊可。2018年国の登録有形文化財指定。学生の登山やスキー、アートの活動拠点で、冬場は学生や卒業生、一般にも開放。鹿島中央Gの第3Q上付近。自炊で食料や寝袋は担いで上がるか、第1Qで一旦登り滑り降りる。
「上野山の会」は地域に開かれた山小屋「黒沢ヒュッテ」として、2024.9/13-11/4;大町で開かれる「北アルプス国際芸術祭2024」に参加。9/22;東京芸大山岳部主催の「あーときゃんぷ黒沢」。作品やパフォーマンスを披露する。
山小屋の一部修復には約2000万円。物価高・人件費高騰でさらに費用がかさむと思われる。2024年度は募金活動や修復準備期間とし、バルコニーは2025年度、屋根は2026年度に工事を目指す。「まずは自分たちでできる限りのことをやらないと
理解を得られない」と寄付集めをし、CF活用も視野に入れる。
■2024.9月;大町の農具川沿いの河川敷にベンチ3基とテーブルを設置した。
1)農具川;
大町を流れる「農具川」は青木湖を源にして、中綱湖・木崎湖から高瀬川に流れています。今でも農具川の水は澄んで魚も多く豊かな流れを保っています。農具川では渓流釣りをする釣人も多く訪れます。地元の北安中部漁協は例年、
渓流釣り解禁日に合わせて、農具川三日町-北山田町の農具川(約3km)でニジマスなどを放流しています。
農具川沿いは4/下-5/中;芝桜がきれいに咲き、両岸には遊歩道が整備され、散歩をしながら残雪の残る北ア・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳と芝桜が楽しめます。赤や白、薄紫色が交じり合う花の絨毯が広がり、北アを映す田園の景色に彩りを
添えています。
2)白塩町河川公園の芝桜;
ボランティア団体「白塩町河川公園愛護会」は、2011年から地域住民が周辺の草刈りや河川の掃除、新たな苗の植え付けなどのボランティア活動を続けています。約20-30人が参加して定期的に身近な景観保全のため、住民憩いの場として公園を整備し、
下花見橋から北へ約400m区間で土手の草刈りや河川敷の芝桜の植栽、整備・維持管理を行っています。2024年9月、同会が「農具川河川公園」の河川敷にベンチ3基と手作りのテーブルを設置しました。
「圃場整備が入るまでは農具川は大きく蛇行する川だった。夕暮れ時になると農耕を終えた牛馬を川で洗ったりしていた」と昔の川辺の風景を振り返っていた。農具川は集中豪雨で氾濫し住宅浸水被害の恐れがあったために、県は2009年から
河川改修工事を進め、2012年度に護岸工事を完了した。白塩工区は多自然川づくり。もともと農業用水に利用されている河川ですが、護岸にはコンクリートブロックを使用せずに石積みとした。川は蛇行し、自然と生物の生活環境保全に配慮した。
10年前の2014年頃には白塩町・山田町境にある下花見橋〜上花見橋間の約200m間で、緩やかに蛇行する農具川左岸の土手と河川敷に約6000株が咲き揃っていた。透きとおった流れの対岸にはスイセンを植え、土手にはシバザクラで「きらり大町」の
花文字を表現。農具川は両岸の土手は砂利の道で地元市民や園児らの人気の散策コース。ただ、放っておけばニセアカシアやヤナギが生い茂って荒れるため、当時の住民(46人)が2011年に愛護会を結成した。山砂やチップを混ぜた土作りから植栽、
毎月の草取りを続けています。この数年、大雨が降って河川敷が水に浸かり、芝桜は一部流されてしまった。以前は河川敷全面が芝桜で覆われていたが、だいぶ薄れまだらになってしまったが、その後も芝桜を増やして、今では8000株が咲きそろう。
「私たちは無理せずできる範囲で長く活動を続けていきたい。きれいと言ってもらえるとうれしい」と。訪れた観光客は「色とりどりの花がきれいで、歩いていると空気を吸った時にうっすらと甘い香りが混じっていい」。地元の方は「山と川が
すごくきれいで地元がまた好きになった」と。愛護会のおばちゃんによれば、 各家がボランティアで農器具等を出して植栽、燃料費は集めた会費でまかない、水やりや草取りは月4-5回はやっていたとのこと。「住民同士でできる範囲で力を合わせて
作業しています」。大町の「きらり輝く協働のまちづくり事業」で支援を受けていますが、「意外にお金がかかっているんだよ。でも訪れた皆さんにきれいと言われて頑張っています」。「花がきれいに咲き誇ると皆さんで慰労会をやるのが
唯一の楽しみ」と。地域住民の高齢化もあって作業は大変という。農具川沿いの土手や花見橋沿いの道路は駐車禁止。見頃の期間限定で河川敷に臨時駐車場を設置(P30台;2024.5/20まで)
2024年は河川敷よりも農具川両岸の土手の散策路で芝桜が咲き誇っていました。
3)農具川大町ツツジ・アヤメ街道;
農具川では、大町ならではののどかさを次代に伝えたいと、市民有志らが2001年に農具川環境美化委員会を作り、農具川の両岸に、紫のアヤメと色とりどりのアザレア(ツツジ)が植え、土手の草刈り、除草剤散布、ツタの除去などの取り組みを
続いていています。「大町ツツジ・アヤメ街道」では信濃大町駅〜神栄町橋〜下花見橋の芝桜を過ぎてから、上花見橋周辺では東の土手にアヤメ約8500株が咲きます。三日町の大笹橋辺りまでは両岸にアヤメが咲きます。さらにオレンジ・ピンク・
白色など8色の色が楽しめるツツジの改良種「アザレヤ」約1200本も咲きます。北アの景色と合わせて、深い青色のアヤメと色とりどりのアザレアを眺めながら川岸の歩道をのんびりと散策(神栄町-三日町;約3km)。河川敷が紫色に染まるアヤメの
見ごろは初夏(5/下-6/上)
■9/14;池田町会染林中の「宇佐八幡宮諏訪社」で「例大祭」の宵祭りが行われた。
4年ぶりに出店や余興が行われ、多くの住民で活気づいた。「有明連」と呼ばれる若衆のOBらが中心となって舟を曳航し、子供たちがお囃子を奏でた。大正時代から継承されているという舟は、基礎の上に毎年作り直している。
コロナ禍を経て、舟やお囃子の伝承が困難になることが危惧される中、映像に残す試みも。
■9/14;松川村「安曇野ちひろ公園」の田んぼで「稲刈り」が行われた。
残暑厳しい中、親子連れなど30人が参加、春に手植えしたコシヒカリの刈り取りとはぜ掛けを体験した。無農薬有機栽培の米農家が田んぼの先生となり、鎌の使い方や稲の束ね方を教えた。
■9/13;大町で開幕する「北アルプス国際芸術祭2024」に向けて、8/12;参加作家の「ドロまつり」が「ふる里村工芸館」前の広場で開かれた。
絵の具はドロ。作家が大町の数ヶ所で泥を採取し、絵が描ける状態の「ドロ」にして準備。大きな布を野外に広げ、作家本人と子どもを含む約40人の参加者が塗ったり、まいたり、踊ったり、走ったり、転がったり、
思い思いに描いてゆく。作品は大町の自然を舞台に、大きな絵が描かれる「やまのえまつり」。
■大町市は豊かな水資源をPRする「信濃おおまち みずの音マップ」を作った。
9/13-11/4;大町で開催される「北アルプス国際芸術祭」に合わせ、JR信濃大町駅にある観光案内所などで配布。
大町にはミネラルウォーターのペットボトルを製造するサントリーの工場が立地するなど、北アからの水資源を生かした産業が盛んな土地。信濃大町駅前の本通り西側には北アからの湧き水が、東側には東部里山からの湧き水が
くめる水場が点在する。「みずの音マップ」は本通り西側の「男清水」と呼ばれる水場と、東側の「女清水」と呼ばれる水場の場所を示し、「水場をめぐって水の飲み比べをしながら、まち歩きをお楽しみください」と。
市内の水路も写真入りで地図に記し、暗渠化された水路でも水の音が漏れてくる。「殆どの水路は地下を流れて分かりにくいが、地図を見ながら歩いて存在に気づいて欲しい」と。
マップはA3判を縦に2枚の大きさ、3000枚用意。9/13〜;スマホで地図が見られるデジタル版「みずの音ナビ」を公開、スタンプラリーが楽しめる。
■大北・安曇野の5市町村や17の美術館などでつくる「安曇野アートライン推進協議会」は、9月大町市で開催する「北アルプス国際芸術祭」の連携企画として「安曇野アートラインを巡り、ARを体験しよう」を初めて実施する。
芸術祭開催に合わせ、芸術文化に親しめる「アートライン」を発信する。企画は芸術祭の会期に合わせ、9/14-11/4を予定。協議会の館ごとに、独自に作成したAR作品を公開。芸術祭パスポート掲示者に対する特典なども検討。
■9/12;大町常盤のJA大北南部低温倉庫で新米の検査が始まった。
初日は日本酒の仕込みに使う酒造好適米「美山錦」と、早生品種のうるち米「つきあかり」の計829袋(1袋30kg)の初検査が行われた。JA農産物検査員が検査。すべてが最高級の1等米と評価された。
■9/10;大町中心市街地の「下仲町ポケットパーク」で水路に淡水魚を放流した。
9/13;開幕する北アルプス国際芸術祭で大町を訪れる人が多くなることから、水の豊かさ感じる場を創出して大町の水に関心を高めてもらう機会にしようと企画された。保育園の年長園児18人が参加し、魚を放して大町の豊かな水に親しんだ。
北安中部漁業協同組合が育てた淡水魚のイワナとニジマスを、大町市制施行70周年に合わせて計70匹放流。園児はバケツから魚を水路に放し、元気に泳ぐ姿を追いかけていた。
■9/7-9/8;大町「竈神社」で「例大祭」
9/7;前夜祭;19:00;大町西公園グランドにて奉納花火、20:10;花火打上げ・スターマイン。
9/8;例大祭;11:00〜例大祭,11:30;浦安の舞,13:00;子ども奉納相撲
(問)若一王子神社 TEL 0261-22-1626
(問)竈神社社務所 TEL 0261-23-3997
■9/7-9/8;大町「竈神社」で「例大祭」が行われた。
9/7;前夜祭では恒例の奉納花火、スターマインなど約2800発が打上げられた。9/8;例大祭では奉納こども相撲などが行われ、地域の平穏や五穀豊穣などを願った。江戸時代から続く伝統行事の奉納こども相撲には市内外の3歳から小6年生の約50人が参加。
県相撲協会所属の力士を相手に押し合うなど取組で盛り上がった。
■9/9;大町市大町西小で児童が学校田で稲刈りを行った。
秋晴れのもと鎌を手に稲を刈って束ねた。「はぜかけ」も行った。
■9/7-9/8;大町常盤上一の「一本木神社」で「秋の例祭」が行われた。
神事や子供神輿、獅子神楽、浦安の舞などの奉納行事で、五穀豊穣と地域の平安を願った。
■9/7;大町旭町「ザ・ビッグ信濃大町店」前で「淡水魚の日」を開いた。
大町の3漁業協同組合でつくる「市漁業協同組合連絡協議会」は地元産の淡水魚に親しんでもらおうと毎年開催。地元のきれいな水で育った新鮮なアユやイワナなどの淡水魚が特価販売された。イベントは「竈神社」の例大祭に合わせて、
祭り料理の一品として魚を使い、地元の魚のおいしさの周知や消費拡大につなげようと、コロナ禍を除き毎年実施されている。
■松川村の「高瀬川」河川敷で準絶滅危惧種のツメレンゲが乱獲された。
9/初、希少な動植物が生息する高瀬川河川敷で環境保全活動に取り組む「高瀬川を愛する会」が作業中に発見した。秋の高瀬川河川敷ではカワラナデシコやノコンギク、ヨモギ、ワレモコウ、ツメレンゲなどが観られる。ツメレンゲは乾いた砂地・
河川敷などに生育する多肉質の多年生草「ベンケイソウ」。9/下〜;長い穂状の白い花をつける。多肉植物を食べる小さな黒い希少蝶「クロツバメシジミ」は「ツメレンゲ」を好む。松川村や池田町の高瀬川河川敷や、梓川護岸の島内、
犀川河原の田沢などでツメレンゲの群生地があり、初夏から秋口にはクロツバメシジミの飛ぶ姿を見かける。羽は黒く裏には白い点々があるジジミ蝶。ツメレンゲは乾燥に強い草だが多湿には弱く、大雨・洪水で流され生息地が流失、
下流に分布地が変わることも良くある。
■9/7;大町「爺ヶ岳山頂」と「種池山荘」で「第10回爺ヶ岳移住セミナー」を行った。
北ア好きの登山者が移住を考えるきっかけづくりの場として大町市定住促進協働会議が実施した。
■9/7;松川村「中央公園・リンリンパーク」で「クラフトビアフェスティバル」が開かれた。
2023年に続き、2回目の開催。クラフトビール約10店や軽食やデザートなど県内外から32店が並んだ。会場では音楽ライブも行われた。
■9/7;11:00-18::00;松川村「中央公園リンリンパーク」で「松川クラフトビールフェスティバル」開催
県内外のクラフトビールと食、音楽が楽しめるイベントで、村内外から多くの来場を呼び掛けている。
■9/7;大町文化公園・芝生広場で「つながるマルシェ」が開かれた。
大北の各団体や中学生などが地域の活動をWSで紹介。4R市場、大町中の米作り紹介、信濃大町草木染め研究会、アヤメ会、北アルプスオーガニックプロジェクト、大町社協、がんばりやさんなどの物販販売、大糸線応援隊ガイド倶楽部、
北アルプス国際芸術祭実行委員会などの展示・販売など。スケボーやけん玉、スラックライン体験。2024年は各団体のブースを回ってクイズに答えスタンプを集めて各団体が取り組みや活動を知る。キッチンカー・飲食ブースでの販売も。
■9/5;大町署で大北の小学生が描いた「防犯ポスター」の審査会が行われた。
2024年度は子どもたちから219点の作品が寄せられた。審査会では各学年から最優秀作3点を選ばれた。振込詐欺や投資詐欺など、詐欺防止をテーマにした作品が多かった。
■9/5;松川村でツキノワグマによる人身被害があったことを受け、県北アルプス地域振興局は緊急会議を大町の県大町合同庁舎で開いた。
大北の市町村が出席。今後、平地でもクマの出没が続く可能性を懸念し、住民への注意喚起など対策を話し合った。
会議には大北5市町村の鳥獣対策担当者や県が委嘱するクマ対策員が出席、人身被害の状況を確認しながら対応などを協議した。住宅が多い場所で出没したことから、山側からの侵入を防ぐためにクマ対策の柵の点検や、養蜂場周辺の電気柵設備の
徹底などを確認した。
■9/4;「松川村すずの音ホール」で「北アルプス山麓スイーツ」の研修会を開いた。
スイーツを通じた観光誘客などに取り組む大北市町村や商工団体などでつくる「北アルプス山麓育ちin首都圏」実行委員会が主催。新規認定された黄金桃(松川村)とガーデンハックルベリージャム(池田町)を使ったスイーツの製作実演と試食。
地域食材の魅力と可能性を認識、共有した。「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」の製菓責任者が講師を務めた。タルトやケーキなど、食材を生かしたスイーツを実演を交えて紹介。
■〜9/3;「松本糸魚川連絡道路」(松糸道路)計画について考える機会をつくる住民団体「大町の未来を考える会」は、松糸道路の実寸アート制作のCFを行っている。
大町市街地区間で予定されている盛土道路を、竹を使い実寸大で表現する計画。市街地区間は、交通の円滑化やまちづくりとの連携などで優位性の高かった市街地に最も近いCルートを最適ルート帯とした。アートは松糸道路のIC計画地の大町市常盤上一北信号交差点から
南に約300mの畑に、竹製で高さ6m、幅30mの盛土道路を表現する予定。9/13日;オープニングイベントを予定、11/初まで展示。今後の大町のあり方を多くの人にイメージしてもらう計画。
■9/3;「北アルプス国際芸術祭」実行委員会は、大町中綱に開設する公式カフェ&レストランと周辺で作品の内覧会を開いた。
地元中綱の住民約20人が招待され、提供される料理を試食したり、アーティストの解説を聞きながら、作品を見学し、開催に期待を膨らませた。
■9/2;大町長畑地区でレゾナックが森林の里親契約を結んだ。
大町常盤長畑に森林を所有するレゾナックHDと森林内の水力発電所を管理するレゾナック・グラファイト・ジャパンは長畑森づくり協議会と森林の里親契約を結んだ。県内では178件目、県北アルプス地域振興局管内では10件目の締結。
今後、社員らが雑木の整備や下草刈りなど森林整備し、地域住民との交流を深めていく。
■6/8-9/1;松川村西原「安曇野ちひろ美術館」で絵本作家・いわさきちひろの作風とデジタル技術が融合したアート展「みんな なかまよ」開催。
いわさきちひろ没後50年にあわせた夏の展覧会。子どもたちがマイクに向かって声を出すと、にじんだ模様がテーブルに描き出される。4つの台に一つずつ設置されたオブジェを触ると、スクリーンに絵が浮き出て混じり合う仕掛け。鑑賞者が
通ったのを感知し登場人物が現れるデジタル作品もあり。「あそび」「自然」「平和」の3つのキーワードからちひろの絵を読み解く企画展「こどものみなさまへ」の2期目。今回は「平和」がテーマ。一人一人の個性を尊重し、手を取り合うことが
平和を築く一歩―とのメッセージを発信。アートユニット「プラプラックス」らがディレクターを務めた。展示室の一つではちひろの絵本「となりにきたこ」を取り上げた。人と人が手を取り合うことの大切さを伝える作品で、現代科学を取り入れた
参加型のアートを展示。約80作展示。(10:00-17:00,水曜休館,\1200/大人,18歳以下,高校生以下無料)
(問)安曇野ちひろ美術館 TEL 0261-62-0772
■9/1〜;大町八坂「明日香荘」で松茸プラン
長野県は松茸の収穫量が全国2位。信州金熊温泉「金太郎乃湯」の「明日香荘」(標高900m)では、毎秋恒例の「秋三昧・松茸と海の恵み会席」プラン(9/1〜)。(宿泊;\16980〜/平日1泊2食,日帰会席;\8980〜/入浴料込)
明日香荘には露天風呂はないが、前面に大きなガラス張りの大浴場ある温泉で里山が眺められます。湯は単純硫黄泉。湯冷めをせず身体中がポカポカと温まります。大町八坂には「大姥山」(標高1006m)があり、昔から「金太郎伝説」が伝わる。
大姥山の大姥は有明山の八面大王と恋仲となり、大王の子が金太郎という。近くを流れる川は熊と戯れた川で「金熊川」と呼ばれています。子宝・安産のご利益があるとして「金熊温泉」は親しまれています。
ボディソープ、シャンプー・リンス常備。効能は関節症、腰痛、神経痛、五十肩、打撲、冷え症、疲労回復、健康増進など。
明日香荘内のレストラン「山櫻亭」(11:00-14:00,17:30-20:00)では、名物・灰焼おやきや新そばなどを提供。八坂三原高原で栽培された手打ちそばでコシがあって美味しい。例年10/下-11/上には新そば祭りを開催。
(日帰り入浴;10:00-20:00,\550/一般,\450/シルバー,\300/小人)
(問)信州金熊温泉金太郎乃湯(明日香荘) TEL 0261-26-2301
■8/31;大町市の「地震総合防災訓練」は、台風10号接近で中止。
■8月;大北や安曇野で目撃されている国天然記念物の「コウノトリ」が、8/28;池田町中鵜鵜山でも目撃された。
■8/28;「池田町交流センターかえで」で「池田町の農業を考える会」が開かれた。
池田町矢口稔町長は新しい農業構想として地域内で循環する農村自給圏を目指す「あづみ野池田スマートテロワール構想」を示した。
目指す農業の方向性を明らかにして取り組む「あづみ野池田スマートテロワール構想」。地域資源の最適活用、デジタルと伝統の融合、地域コミュニティの活性化を掲げた。取り組みの実例として、地域計画策定による農地ゾーニング、
消費者ニーズから逆算して生産する「地消地産」などを提案した。
■池田町議会は、特産のお酒や飲物の普及促進に向けた「信州あづみ野池田地酒・地ワイン・ソフトドリンクで乾杯条例」(乾杯条例)を目指している。
9月定例会での制定を目指す。8/22;18:00;町民に向けた説明会を池田町役場で開く。町内には古くから造り酒屋があり、近年はワイン醸造所もでき、地酒や地ワインが特産品となり、宴会等で乾杯の習慣を広めることで普及促進や地域の活性化につなげる狙い。
■8/28;松川村は災害時におけるトレーラーハウス提供に関する協定を締結した。
トレーラーハウスの販売を行うカンバーランド・ジャパンと災害発生時に、迅速に移動できるトレーラーハウスを提供してもらい、仮設住宅やトイレとして活用。被災者の生活環境を整える。
■8/26;大町市は大北生コン事業協同組合と災害時における消防用水等の確保に関する協定を締結した。
コンクリートミキサー車を活用し、林野火災など大規模火災発生時の水利確保や災害時の避難所仮設トイレなどの生活用水供給に協力する。大町市の災害協定締結は48件目。
■7/20〜8/25;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)では、真夏の強い日差しの下、勢いよく落ちる「乳川」でスプラッシュ・リバー。
夏休み中、子供たちはずぶぬれになって水遊び、歓声を上げています。アルプス大草原には巨大プールで「スプラッシュ・ランド」。小さな子供たちが水遊びを楽しんでいます。スプリンクラーによる「ずぶぬれタイム」も。
※悪天候や河川増水時に中止あり。
(問)国営アルプスあづみの公園大町・松川管理センタ TEL 0261-21-1212
■7/13-8/25;「国営アルプスあづみの公園(大町・松川地区)にて、「夏の大冒険」
7/28;「信州 山の日」。2024年で制定10周年で「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)にて記念行事。山を語るトークショー(阿部知事ら参加)、木工クラフトWSなど。
7/13-7/15,7/20-8/2;10:00-16:00;園内を流れる「乳川」で水遊びできる「スプラッシュ・リバー」
7/13-7/15,7/20-8/25;10:00-12:00,12:30-15:30;「アルプス大草原」に巨大なプール「スプラッシュ・ランド」(子供用)
7/20-8/25;9:30-12:00,13:30-16:00;「渓流エリア」で「シャワーピクニック」(\7000〜/中学生以上,\600/小学生)
8/10.8/11;10:30-15:30;リバージップライン(\800)
7/27-7/28;10:00-15:00;ロープで木登り!ツリーイング(\1500)
7/13ー7/15,7/27-7/28,8/3-8/4,8/10-8/20,9/15-9/16,9/22-9/23;7:30;「アルクマ熱気球」高さ30mの係留飛行。飛行5分間。(\2400/大人,\1600/子供)
(入園料;\450/大人,\210/シルバー65才以上,中学生以下無料)(P600,無料)
(問)国営アルプスあづみの公園大町・松川管理センタ TEL 0261ー21-1212
■6/下〜8/25;「大町温泉郷」の「立山プリンスH」で竹を使って制作した回廊やモニュメントを展示した「紫紺の七夕祭り」開催中。
八坂の竹林から切り出した竹を立てて長さ15mの「竹の回廊」を制作。大木をイメージしたビッグバンブーツリー。内部には星空を思わせるミラーボールの幻想的な光。短冊には願いごとが書かれ吊るしている。2024年春には館内にこいのぼりを
泳がせた迫力ある展示を行った。それに続く企画。広いロビーで地域にちなんだ季節感のある展示でおもてなし。15:00-21;00;宿泊者以外も見学可。
(問)立山プリンスH TEL 0261ー22-5131
■8/24-8/25;大町市定住促進協働会議は、地域の魅力を体験してもらう信濃大町魅力体験ツアー「農林業×移住〜北アルプスの麓で自然と共に暮らす〜」を開いた。
関東などから8組10人が参加、農林業を見学しながら地域の暮らしを知るひと時を過ごした。
■7/6-8/25;池田町「北アルプス展望美術館」で「超老芸術展in池田町」
「遅咲きのトップランナー大集合!」。70〜90代の超老芸術家7組の約500点を展示。8/11;14:00,8/18;14:40,ギャラリートークなど。
(9:00-17:00,\600/一般,\450/高大生,中学生以下無料)
(問)北アルプス展望美術館(池田町立美術館) TEL 0261-62-6600
■〜8/25;池田町「北アルプス展望美術館」の「安曇野ギャラリー」で、8/11;「山の日」にちなんだ「山の日ポスター展2024」開催中。
24人のグラフィックデザイナーら「山」をテーマに制作した遊び心のあるポスター36点を展示。
■8/24;大町温泉郷で「水かけ祭り」復活
御神輿に大町の酒蔵樽を乗せて、18:30;旧酒の博物館をスタートし、温泉郷の旅館やホテル(黒部観光H,ふる里村工芸館,アルペンルートH,立山プリンスH黒部サンバレーH,景水,界アルプス,黒部ビューHなど)管区を巡り、水かけ広場
(立山プリンスH別館)まで。宿泊客は濡れてもよい服装で水かけ用の洗面器やバケツ、柄杓などを持参し、思いっきり、みこしに水をかけて、豊かな水に感謝し無病息災や繁栄などを願った。
毎夏、夏の終わりには「大町温泉郷」の旧森林劇場で「サマーフェスティバル」が開催され、露店が出て、地元のクラフト作家による「手しごと市&フリーマー」、コンサート、民話の語りなどが行われ、8:30〜20;30;恒例の水かけ神輿が
温泉郷内を回り、フィナーレには21:00〜;鹿島川で花火打上げがありました。2024年水かけ祭りは5年ぶりに開催。
(問)大町温泉郷観光協会 TEL 0261-22-3038(9:00-17:00)
■8/24;大町小熊原の「越荒沢堰親水広場」で「水土里ネットおおまち」は「第25回ふれあいイベント」を開いた。
市内の親子ら約60人が参加、水路周辺の雑草取りで環境美化。魚のつかみ取りや稚魚の放流などを行い、川や水路などを流れる水の大切さを感じていた。
■8/24;松川村「安曇野ちひろ公園」で「おでかけホリデー」を開いた。
残暑の中、多くの親子連れが参加、晩夏の公園で多彩な体験。園内のトマトを使ったトマトジュース作り、トマトソースのピザ風おやき作りなどの食体験や収穫体験、野外調理などを楽しんでいた。
■8/21;大町市街地の「松糸道路」建設計画で大町の有志でつくる「松糸道路と大町を考える会」は、松糸道路の新設道路計画に反対署名(4952人分)を県大町建設事務所に提出した。
署名活動は2024年2月から始め、8/16までにインターネットによる回答も含め、県内外から集まった。同会は「松糸道路の大町市街地ルート案の中止を求める」とした上で、市内にはすでに道路が多くあり渋滞もない、それなのに250億円以上もの税金が使われる。市街地で計画される盛土道路は景観を壊すと指摘。
■8/21;大北の各小学校で2学期がスタート。
児童は元気いっぱいに登校した。大町市大町南小でも始業式が行われ、児童代表が2学期の目標を発表。各教室では宿題や工作、自由研究などを提出。友達との久しぶりの再会を喜び合いながら夏休み中の楽しい思い出を語り合っていた。
■8/17;松川村「安曇野ちひろ美術館」で「夜のミュージアム」が開かれた。
夕暮れから夜にかけて、大勢の人たちが来館、いつもと一味違う美術館を満喫した。「ちょっとこわいおはなしの会」では、村図書館長と美術館職員による、お化けにちなんだ絵本の読み聞かせや素話が行われた。
■8/17;松川村「安曇野ちひろ美術館」で「夜のミュージアム」が開かれた。
夕暮れから夜にかけて、大勢の人たちが来館、いつもと一味違う美術館を満喫した。「ちょっとこわいおはなしの会」では、村図書館長と美術館職員による、お化けにちなんだ絵本の読み聞かせや素話が行われた。
■8/15;「木崎湖」で夏恒例の「第80回木崎湖灯籠流しと花火大会」が開かれた。
木崎湖湖畔では盆供養や安全祈願などの思いを込めて、赤やオレンジ、黄色など色鮮やかな灯籠が流された。花火は打上げ場所から近く迫力がすごい。水中スターマインが湖面にも映り込み美しい。2024年は湖上を渡るナイヤガラもありました。
木崎湖は山に囲まれているので花火の音が山に反響して迫力満点。信濃大町の北(木崎湖)と南(高瀬川)で同時の花火大会は珍しい。
■8/15;大町「木崎湖」で水と光と灯りの祭典「第80回木崎湖花火大会と灯とう篭ろう流し」が開かれた。
湖面から次々と打上がる光の大輪。「ドーン」という音が山間に響き渡り、間近にせまる大迫力の花火に観衆は魅了。湖面に浮かぶ色とりどりの1000個の灯篭、大きなスターマイン、ナイヤガラが大町の夏の夜を幻想的に彩った。
■8/15;「高瀬川大橋」の河川敷の「池田町アルプス広場」で「第28回高瀬川納涼大花火大会」が開催された。
8/13の雨で延期となり、8/15;尺玉やスターマインが夏の夜空に打上げられた。
■8/15;大町「木崎湖」で「第80回木崎湖灯籠流しと花火大会」
盆供養、安全祈願などの思いを込めて、色とりどりの灯籠が湖畔に浮かぶ。木崎湖で打上げられるスターマインなどの花火は湖面に映り込み幻想的。規模は小さいが真近で花火が観られるので、花火の音が大迫力で響き渡ります。
19:00;湖上慰霊祭、灯篭流し、20:00;打上げ花火。16:30-21:30;木崎湖南岸・平集落では通行止めや一方通行などの交通規制あり。
■8/15;JR信濃松川駅前の「安曇節会館」北駐車場で正調安曇節保存会が「大盆踊り会」を開いた。
住民らが輪をつくり、「正調安曇節」など地域の伝統の踊りを楽しんだ。盆踊りは安曇節の踊り手を増やそうと、住民が帰省するお盆の時期にあわせ、地域の伝統に親しめる機会をつくろうと開催。参加者は浴衣などに身を包み、保存会による生演奏の
「正調安曇節」や「信濃松川ふるさと音頭」などを楽しんだ。
■大町平の森自治会は製作した法被が、8/15;「木崎湖」で開かれる「第80回木崎湖花火大会と灯篭流し」でお披露目。
慰霊祭などを含め、地元で行われる伝統行事を、そろいの法被を着用して心をひとつに盛り上げる。
■8/13;19:00-20:45;「高瀬川大橋河川敷」にて「第28回高瀬川納涼大花火大会」
高瀬川大橋の河川敷(池田町高瀬川河川敷Gアルプス広場)で毎夏恒例の池田町松川村合同納涼花火。迫力満点の手筒花火、スターマインなど夜空に広がる大輪の光と音。18:30-21:30;打上げ場所付近で交通規制あり。
雨天時8/15順延。駐車場は池田町役場・あづみ病院・体育館など。(荒天時;8/15延期)
18:00;屋台,19:00;開会,19:20-19:45;手筒花火,19:55-20:15;スターマイン,ミュージック花火、10号尺玉、20:25-20:45;スターマイン,ミュージック花火、10号尺玉 (約2000発)
(問)松川村経済課商工観光係 TEL 0261-62-3109
(問)池田町商工会 TEL.0261-62-5085
■大町の「北アルプス広域消防本部」は山間地救助班を発足させる。
県内で2023年に起きた山岳遭難件数は過去最多で、中でも北アは半数超を占め、対応を強化する。
■大北に特別天然記念物「コウノトリ」が飛来している。
8/7;大町常盤の山麓道路沿いの水田で羽を休めて餌を食べる3羽のコウノトリの姿が見られ、近隣住民や鳥類ファンがカメラを構えていた。
■8/1-8/6;大町「木崎湖」畔にある「信濃公堂」で「第107回信濃木崎夏期大学」が開講した。
自然・人文・社会科学などさまざまな分野の第一人者が専門性の高い講義を行う。初日は約200人が参加。開講式で信濃通俗大学会が夏期大学の創立背景と経緯を紹介。「ここは人々が次の社会を創るために学び合おうという共同体の場。
次世代をどうやって作ったらいいのかを、考える糧になってほしい」と。
■8/1-8/6;大町「木崎湖」湖畔の「信濃公堂」で「第107回信濃木崎夏期大学講座」開催
1917年から続く歴史ある「信濃木崎夏期大学」が2024年も開講。講座は自然科学・社会科学・人文科学等に関する講義、講師との懇談も。1964年〜9日間、2022年〜6日間開催。2020年のみコロナ渦で休校。どなたでも受講可。
(受講料;\500/1日,\200/学生,大町市・北安曇郡在住,同出身者は無料)
9:10-11:45,12:50-13:50;各講義,14:10-15:10;質問・補講・懇談
8/1;9:10-9:40;開講式,10:00-13:50;「現代中国の政治と外交 −日中関係の行方」(東京女大・特別客員教授高原明生氏)
8/2;「三遊亭円朝作怪談乳房榎の創作技法を考える」(東大名誉教授・延廣眞治氏)
8/3;「私達の起源を求めて〜物理学と化学と天文学の融合〜」(理化学研究所開拓研究本部主任研究員・坂井南美氏)
8/4;「気候の危機にどう向き合うか」(東大未来ビジョン研究センタ教授・江守正多氏)
8/5;「国際金融情勢と日本の金融政策」(日本経済研究センタ代表理事・岩田一政氏)
8/6;「明治日本の社会福祉」(慶應義塾大経済学部教授・松沢裕作氏
8/6;14:50-15:10;閉講式
(問)大町市白塩町 北安曇教育会館内信濃木崎夏期大学事務所 TEL 0261-22-0440
(問)夏期大学開講中(8/1-8/6)信濃木崎夏期大学 TEL 0261-22-6164
■8/3;大町中心部で開かれる恒例の夏祭り「大町やまびこまつり」
6/30;踊り連募集締切、2024年は33連約1200人からの申込みがあった。2023年は30連1000人で僅かに増加。申込が低調で募集期間を延長していた。
梅雨晴れの蒸し暑い日暮れ後、だんだん暗くなる水路近くの草むらで、ホタルが一つ、二つ、光り始め、やがてユラユラと光の群舞が始まる。
■8/3;15:00-21:00;信濃大町駅前本通り商店街(中央通り)で「第46回大町やまびこまつり」開催。
15:30-21:00;JR信濃大町駅仁科町交差点〜一木宮坂商店前は歩行者天国・交通規制あり。
15:00;開会・大町流鏑馬太鼓演奏、15:23-16:28;市内小学校(東/西/南/北小)・大町中の金管バンド演奏、16:28;ダンス、17:13;大町少年少女合唱団、17:33〜;monaヒップホップダンス。
18:15;やまびこ踊りオープニング、18:30-20:30;やまびこ踊り。
各商店街では出店で生ビール、ハイボール、ソフトドリンク、かき氷、綿あめ、焼きそば、焼き鳥、イカ・タコ焼き、シュラスコ、パン、クレープ、弁当など発売。
ヨーヨー釣り・金魚すくい・けん玉、ピンボール、輪投げ、トランポリン、クイズ、スタンプラリー、錦鯉野アキコアート、パフォーマンスなど。
15:30〜;「街中ライブ」inやまびこまつり。
15:00〜;「第26回大町ゆかたまつり」。16:00〜;ゆかた着付け。
(問)大町やまびこまつり実行委員会事務局 TEL 0261-22-0420
■8/初;池田町の二丁目商工会は「七夕」にちなんだユニークなオブジェを「まちなか駐車場」に設置。
自然素材を活用した涼しげな演出でひとときの憩いの場を提供。切り出した約50本の竹で、ドーム型にしたオブジェとベンチを作った。風鈴や風車、ぼんぼりなどを飾り付け、カラフルに装飾した。水道管で作ったハート型のオブジェも設置。
手作りの木製プランターを使った豪華な寄せ植えも彩りを添えている。
■8/3;15:00-21:00;「第46回大町やまびこまつり」開催。
毎年恒例の夏祭り「やまびこまつり」では大町中央通りを歩行者天国にして、「やまびこ音頭」や「やまびこサンバ」を踊ります。例年50-60連、総勢2000人が参加。2023年はコロナ禍の中止を経て4年ぶりに開催、30連の1000人が参加した。
18:30-20:30;おどり連、15:00-18:00;ストリートパフォーマー、イベントブースなどを募集中。(締切;6/21)
(問)大町市まちづくり産業課(大町やまびこまつり実行委員会事務局) TEL 0261-22-0420
■8/3;大町中心部で開かれる恒例の夏祭り「大町やまびこまつり」
6/30;踊り連募集締切、2024年は33連約1200人からの申込みがあった。2023年は30連1000人で僅かに増加。申込が低調で募集期間を延長していた。
■8/3;大町市中心部で夏祭り「大町やまびこまつり」開催
申込みが低調で踊り連は10連約350人(6/18現在)。申込締切を6/21→6/28に延長し、積極的な参加を呼びかけています。
■8/3;松川村の夏の風物詩「第42回松川ふるさと祭り」開催
コロナ禍から4年ぶりに再開した2023年の祭りに続く。熱中症対策として開始は16:00-21:00;イベント広場で実施。
■8/2;大町平で子ども会育成協議会は夏休み恒例の「カヌー・SUP体験」を「木崎湖」で開いた。
地区の小学生が参加、地元ならではの豊かな水辺環境を楽しんでいます。
■松本・安曇野・大北の夏祭り・花火大会2024 ※気象条件などで開催中止やイベント内容等の変更がありえます。各主催者に確認願います。 <7/下>; 7/27;10:00-15:00;松川村「安曇野ひちろ公園」で「トットちゃんの夏祭り」 7/27;17:20-20:00;安曇野「豊科駅・R147」で「第45回あづみ野祭り」(35連約2400人) 7/27;14:00-20:30,7/28;10:00-15:00;大町「若一王子神社」で「例祭」(お天王さま,稚児行列,浦安の舞,剣道奉納,舞台曳き揃え,子ども流鏑馬、やぶさめ太鼓など) 7/27;15:00-21:00;池田町「池田町交流センターかえで」で「第40回池田ふるさと祭り・池田あっぱれ」 7/27;17:30-20:40;松本「国宝松本城二の丸御殿跡」で「第36回国宝松本城太鼓まつり」 ・7/27;プロ;まといの会、松本)和太鼓響,松本アルプス太鼓,浅間温泉火焔太鼓,中山太鼓連,さんとこ,他)武蔵駒王,めじろ台,幸手和太鼓,七尾豊年,山口子ども太鼓 ・7/28;プロ;まといの会、松本)国宝松本城古城太鼓,四賀鼓龍会虚空蔵太鼓,本郷若獅子太鼓,和太鼓鳴桜,他)御陣乗太鼓,宮崎福島高胡桃太鼓部,和太鼓御響,八丈太鼓はなみずき,相洋高和太鼓部 7/27;10:00/15:30;松本「大手門桝形跡広場」で「第36回国宝松本城太鼓まつり」街中演奏 7/27;松本「梓川河川敷」で「水輪花火大会」は2024年中止。(花火;約6000発)。中部縦貫道・波田道路の橋脚・河川災害復旧工事等の理由で中止。 7/28;水輪花火大会にあわせて開かれる「梓川松香寮・梓水苑」の「梓川夏祭り」は中止。「波田扇子田運動公園」の「波田さいさい祭」は未定。 ・梓川夏祭りでは波田のスイカ試食、ビンゴゲーム、和太鼓、踊りよさこい、梓川太鼓十八会などさいさい祭では特産のスイカ試食、スイカのランタン作り、ビンゴ、吹奏楽演奏などが行われていた。 <8/上>; 8/2;17:00-19:30;大町「中央通り」で「大町ゆかたまつり」(やまびこ祭り前夜祭) 8/3;15:00-20:30;大町「中央通り」で「第46回大町やまぴこまつり」(15:00-18:00;パフォーマンス,18:30-20:30;踊り;やまびこ音頭・やまびこサンバ;33連約1200人) 8/3;16:30-20:00;安曇野「穂高会館」で「穂高納涼祭」 8/3;17:00-19:40;松本「中心市街地」で「第50回松本ぼんぼん」(17:30-19:18;踊り,128連約7000人,17:00-19:50;歩行者天国・通行規制) 8/3;16:00-21:00;松川村「イベントストリート」で「第42回松川ふるさと祭り」 8/3;19:00-20:00;池田町・松川村合同;「高瀬川河川敷」(アルプス広場)で「第28回高瀬川納涼花火大会」(花火;約2000発) 8/4;13:45-16:00;松本「あがたの森公園」で「第22回あがたの森夏まつり」(14:00;地元の子供たちによる青山様と松本ぼんぼん,出店) 8/8;16:00-20:30;松本「国宝・松本城」(二の丸御殿跡)で「薪能」(能「宝生流」による) 8/8;20:08-20:28;松本;白骨温泉で「白骨温泉花火大会」(花火約100発) 8/9;19:10-20:05;松本「すすき川河川敷」(薄川筑摩橋-見晴橋)で「すすき川花火大会」(19:20-20:05;花火;約3700発,18:10-21:20;交通規制) 8/上;安曇野「三郷文化公園」で「ふるさと夏祭り」(和太鼓、踊り、花火;約1000発)(2024年は未定) <8/中>;お盆; 8/13;15:00-21:00;白馬「白馬グリーンスポーツの森」で「第38回白馬の夏祭り」(15:00;出店,20:00-21:00;花火;約500発) 8/14;18:00-21:00;白馬「八方文化会館」で「第49回八方温泉夏祭り」(19:50頃;盆踊り,20:20-21:00頃;花火)(開催未定) 8/14;19:00-20:00;安曇野「明科犀川河川敷」(御宝田遊水池)で「第17回安曇野花火」(花火;約4000発) 8/14-8/16;19:00-21:00;松本「松本城公園」で「第76回お城盆踊り」(松本城を背景に松本音頭や浅間節など) 8/15;18:00-21:00;白馬「白馬町夏祭り」(盆踊り,花火)(開催未定) 8/15;19:00-21:00;大町「木崎湖」で「第80回灯籠流しと花火大会」(19:00;湖上慰霊祭,19:00;灯篭流し,20:00-21:00;花火;約1000発)。仁科神社の雅楽の調べと湖に漂う盆供養の灯籠。轟音と迫力の花火。 8/15;20:00-21:00;安曇野「穂高霊社」で「みたままつり」(20:30;三ヶ日手筒花火奉納:戦没者追悼) 8/24;15:30-20:30;安曇野「明科龍門渕公園」で「第33回信州安曇野薪能」(16:30;子ども能楽,17:30;火入れ・17:30-20:30;開演) (舞囃子「清経」,能「江口」,狂言「太刀奪」,能「鵜飼真如之月」)(\3000/一般前売,\3500/一般当日,\1000/大学生,\500/高校生以下) 8/中-9/中;松川村「すずむしの里」で「クリスタルシンフォニー」(有明山社・すずむし荘に灯篭)・ヒーリングナイトツアー、8/下;安曇野ちひろ公園で鈴虫採り <9/上>; 9/7-9/8;大町「竈神社」で「例大祭」(9/7;19:00;前夜祭;西公園で奉納花火,20:00;花火,9/8;11:00;例大祭,浦安の舞・子ども奉納相撲) |
■7/28;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)で、「信州山の日」制定10周年の記念イベントを開催した。
「緑の少年団」の小学生と阿部守一知事による「信州山の日」宣言、トークイベント、木に親しむWSなど。山の恵みに感謝しつつ、これからも山を守り生かしていこうと気持ちを新たにした。
松川村松川小、池田町会染小の児童10人が阿部知事とともに宣言を朗読。山に親しむことや、山岳環境の保全に取り組むことなど宣言した。山の対談トークイベント、箸づくりWSや木工クラフト、散策などのイベントも行われた。
■7/28;大町の「若一王子神社」の夏祭りで県無形民俗文化財「子供流鏑馬」が行われた。
市内10町会から選ばれた10人が射手を務め、陣羽織をまとって馬に跨る。りりしく化粧し、きらびやかな装束をまとう鞍上の子ども射手は「ぼぼ」と呼ばれ、五穀豊穣を願い奉射する。矢が的中すると見物客から歓声と拍手が上がった。
JR信濃大町駅からの中央通りを歩行者天国にして実施。児童を中心に隊列を組み、周りの大人が「ハオ、ハオ」とかけ声を上げながら練り歩いた。「いーずら大町特産館」前では、1人ずつ順番に的を射た。
7/27;稚児行列や舞台曳き揃えなどが行われ、7/28;子ども流鏑馬、舞台・幟参拝が行われた。2024年夏は熱中症対策として、奉射場所の変更、時間短縮、休憩時間の確保などを実施した。
■7/27ー7/28;大町の夏の風物詩「若一王子神社」の例祭・奉祝祭「若一王子祭り」が開かれてた。
初日は子どもたちがきらびやかな衣装を着て中央通りなどを練り歩く稚児行列があり、かわいらしい姿に商店街一帯が華やいだ。頭に冠を載せ、化粧をした顔はきりりとした表情。色鮮やかな衣装に身を包んだお稚児さんが列をつくり、
保護者に手を引かれて通りを練り歩き健やかな成長を願った。7/28;日本三大流鏑馬の一つとして知られる県無形民俗文化財「子ども流鏑馬」などが行われた。
■7/27-7/28;大町俵町の「若一王子神社」で例祭「若一王子祭り」が本通りなどで開かれる。
県無形民俗文化財に指定される子供やぶさめ鏑馬には10町から10人の射手、舞台曳ひき揃ぞろえには5町が参加。酷暑の中では熱中症を懸念し、開催時間の短縮、射手の休憩時間を十分に確保するなど祭りの対応を進めている。
■7/27-7/28;大町「若一王子神社祭り」
「若一王子神社」の例大祭では「子ども流鏑馬」、無病息災を願う「お天王さま」、子供の健康を願う「稚児行列」、舞台曳き回しなどが行われます。
7/27;14:00;八坂神社例祭、15:20-16:30;稚児行列・お天王さま(信濃大町駅-若一王子神社)、稚児らが金襴の装束をつけ、神社まで平安ゆかしいれん車を引き、行列をつくります。
7/27;17:30;前夜祭、18:00;浦安の舞、18:30;若王刀争奪剣道奉納試合、19:00;舞台曳き揃え、20:30;やぶさめ太鼓神社。境内は露天が並び参詣者で賑わいます。
7/28;10:00;例祭、13:00-16:45;流鏑馬神事(三日町-若一王子神社)、流鏑馬10騎と舞台6台が本通りを練り歩く。舞台行事は江戸時代から続く。13:00-17:45;舞台(三日町-大門)、15:00;浦安の舞、16:50;神事、18:05;舞台・幟参拝
※流鏑馬は鎌倉鶴岡八幡宮、京都賀茂神社と共に三大流鏑馬の一つ。1221年仁科盛遠が後鳥羽上皇の院宣を奉じ、武運を祈って流鏑馬を神前に奉納したのがはじまりとされる。
子供(7-9才)が射手となり、町中を錬り歩き、境内で神事。射手は化粧をして陣羽織をまとい、太刀をさし弓を持って、箙には矢をさし、三蓋笠をかぶって騎馬する。昔ながらの射手装束を着て町内を一巡し、神社の境内の3ヶ所の的に
矢を射て豊作を祝う。
(問)若一王子神社社務所 TEL 0261-22-1626
■7/27-7/28;大町俵町の「若一王子神社」で「例大祭」が開かれる。
大町舞台囃子保存会は、宵祭りでの5年ぶりの開運帖配布に向けて準備を進める。各町の舞台囃子練習もこれから本格的に始まり、祭りの機運が高まっている。開運帖の配布は、20年以上前から実施しているが、コロナ禍の影響で令和元年を
最後に休止。7/6;清め払い式が行われ、参加する7町の保存会会員10人が集まり、配布する開運帖1000部のお清めを行った。
7/27;19:30-20:15;大町中央通り商店街で開運帖の配布・押印。
■7/28;大町社・常盤地区子ども会育成協議会は「魚つかみ大会」を社地区の「高瀬川」で開いた。
2年後の小学校再編に向けて、新小学校に通う予定の大町南小・東小の2校の児童の交流を深めていこうと、両地区合同で初めて開催。約240人が参加、にぎやかに水辺で楽しんだ。
■7/27;大町市SDGs学習旅行誘致協議会は、「青木湖」で市民を対象にした「カヤックツアー」を開催した。
親子連れなど17人が参加。夏らしい暑い一日となり、参加者は湖上でカヤックを楽しみ、大町が誇る自然の豊かさや水資源の価値に理解を深めた。
堂協議会では25の体験プログラムを作成し、学習旅行の誘致活動に取り組んでいる。地元住民にもプログラムを通じて水とエネルギーの魅力や価値を再確認してほしいと全4回の市民見学会を開催。今回は2回目で水資源を活用したアクティビティーで
水と触れ合った。カヤックは初体験という子もいて、笑顔を見せていた。
■7/27;池田町で夏祭り「第40回池田あっぱれ」が5年ぶりに開催された。
2024年は初めて「池田町交流センターかえで」の駐車場で行った。交通量が多い大通りに面していた役場駐車場より安全性を確保。池田ふるさと音頭の踊りや各団体によるパフォーマンスなど多くの町民らが詰めかけ熱気に包まれた。
5年ぶりの夏祭りで、池田町矢口稔町長は「会場変更により、これまで以上に安全な祭が実現できた。参加者や実行委の声を聞きながら、さらに充実した祭に発展させていきたい」と。
■4/26-7/24;大町市は国特別天然記念物ニホンライチョウの飼育環境を維持するための資金を募る「GCF」を始める。
「大町山岳博物館」で1963年に飼育を始めて60年。繁殖させた個体を野生に戻す取り組みが2024年始まるのを前に、ライチョウへの関心を高めたいと。
同博物館はライチョウの生態解明などを目的に飼育を開始。2019年に人工繁殖、2021年に自然繁殖に成功、現在7羽を飼育。環境省は2024年、同博物館を含む4施設で人工ふ化させた個体に高山植物や高山植物の消化を助ける腸内細菌の粉末を与えた上で、
中アに移送する。同博物館は10羽の飼育室にエアコンを備え維持費がかかる。餌代も年間約50万円。寄付はライチョウの飼育繁殖のための研究、施設整備などのために活用する。(〜7/24,目標額250万円)
市外の寄付者には宿泊割引が受けられるクーポンを寄付額に応じて贈る。(1万円→P:\3千円,5万円→P:\1.5万円,10万円→P:\3万円)
※大町山岳博物館ライチョウプロジェクト(ふるさとチョイス)
■7/19-7/31;松川村観光協会は飼育したスズムシの幼虫を無料配布。
子どもたちに松川村のシンボルであるスズムシを育ててもらい、村に親しんでもらいたいと、夏休みに合わせて始めた取り組みで3年目。「幼虫から育て、自由研究に」と。
■7/下-8/中;松川村の「安曇野ちひろ美術館」で夏休み恒例の松川中によるボランティア活動が実施。
開催中の展覧会「いわさきちひろぼつご50ねん こどものみなさまへ みんな なかまよ」をサポートするための研修が7/26;同館で開かれた。生徒24人が参加、平和について思いを巡らせながら、展覧会への理解を深めた。
■松川村松川中の生徒24人は、「安曇野ちひろ美術館」で開催中の展覧会「いわさきちひろぼつご50ねん こどものみなさまへ みんな なかまよ」をサポートするボランティアに参加。
WSのサポートや平和を考えるWSのファシリテーターを務める。8/10;松川中のボランティアといっしょに平和を考えるWSが開かれた。グループワークを通して平和への思いやメッセージを言語化した。
■7/27;15:00-21:00;池田町で「第40回池田ふるさと祭り・池田あっぱれ」
「池田町交流センターかえ」の駐車場で開催。コロナ禍での休止を越えて5年ぶりの開催。節目に新たな場所で新たな形で再開する。(雨天中止)
15:15;開会、15:30;高瀬中吹奏楽部演奏、16:00;蟻ヶ崎高書道パフォーマンス、16:30;池田小唄舞、17:00/19:10;池田あっぱれ、20:00;抽選会、その他;ジャズ・お笑いライブ、出店など飲食20店舗。
(問)池田町役場 TEL 0261-62-3127
■7/23;池田町「高瀬中」は高瀬川の河川敷で環境保全活動を行った。
河川敷などで環境保全に取り組む「高瀬川を愛する会」の協力で、有害外来植物の駆除などに汗を流した。河川敷に生息するミヤマシジミなどの希少なチョウとその食草である在来種などを観察。非常に希少だとされる殻のカタマメマイマイも発見された。
河川敷にはびこるムシトリナデシコやシナダレスズメガヤなどの外来種を根っこから引き抜いた。
■7/22;大町の「県大町合同庁舎」で人口減少対策に関する県の「意見交換会」が行われた。
大北に移住した現役やOBの地域おこし協力隊約10人が参加。急激な人口減少や少子化が進む中で、地域と自分が携わる仕事などの取り組みについて、関昇一郎副知事と意見を交わした。
■7/20;9:00-15:00;「大町ダム」で「高瀬渓谷フェスティバル2024」
高瀬渓谷フェスは35年目。大町ダムの内部見学(5名/1回,所要30分,無料)、東電大町発電所見学(8名/1回,所要30分,無料)、クイズラリー(大町ダム周辺CP)、
森林の魅力体験(木の実等でのネイチャークラフト;無料)、缶バッチ作り体験(おおまぴよん)など、水資源・砂防パネル展示。大町ダムカード配布中。
(問)森と湖に親しむ旬間実行委員会(大町ダム管理所) TEL 0261-22-4511
■こんがりと狐色に油で揚げられた県民のソウルフード「ビタミンちくわ」
7/19;大町市大町西小の給食では「能登応援献立」で、「ビタミンちくわのかば焼き」がお目見え。元日の能登半島地震で、生産工場が被災したビタミンちくわ。復興の後押しをしようと学校ではビタミンちくわを「100本」購入し、7/19;給食を提供された。
大町と古くから関わりがあるというビタミンちくわは、70年前に、黒部ダム建設に関わった人たちの食事にビタミンちくわが入ったカレーが提供されていたという。その縁もあって、地元の小学生は「ビタミンちくわ」について学ぼうとオンラインで
石川七尾の工場を見学。製造工程などを学んできた。児童たちは能登半島地震の被災地支援で募金活動を行い、ビタミンちくわを応援している。児童は2024年10月に被災地やビタミンちくわの生産工場を訪れる予定。
■7/19;大北の小学校で1学期の終業式が行われた。
児童たちは楽しい夏休みに向けて、期待を膨らませた。
■7/18;「松川村すずの音ホール」で、松川村正調安曇節保存会は「第42回松川ふるさと祭り」に向けた踊りの練習会を開いた。
正調安曇節を村民みんなで習得し踊ろうと、ベテランの踊り手が指導した。8月のふるさと祭りや、2025年正調安曇節100周年に向けて、踊りの振り付けと魅力を伝えた。
1983年スタートした松川村ふるさと祭りでは、JR信濃松川駅前のイベントストリート広場にて踊りの輪。模擬店やキッチンカー、松川中吹奏楽部演奏、信濃国松川驚岳太鼓演奏、抽選会、
パフェーマンスなどが行われます。
(問)松川ふるさと祭り実行委員会(事務局;松川村経済課) TEL 0261-62-3109
☆★☆ホタル鑑賞スポット(松本・安曇野・大町・白馬・小谷)☆★☆ 幻想的な光の舞を見せる「蛍」。大北や安曇野のホタル情報です。生育環境・場所にもよりますが、ホタルは梅雨時の6/中-6/下に成虫となり、7/中まで発光しながら乱舞する様子が楽しめます。初夏〜夏にかけて乱舞する「ホタル」の観賞。 ホタルの乱舞は年によってもその数が大きく変わります。 (1)小谷・白馬; 小谷塩の道公園・白馬乗鞍ホタルの郷ホタル公園・白馬スノーハープ・内山ホタルの里、白馬森のわさび農園など。 1)6/下-7/中;小谷村「塩の道公園」 小谷小近くの「塩の道公園」では夜になると数多くのホタルが飛び交っています。この公園がホタルの名所となったのは「白馬乗鞍高原ホタルの郷・ホタルの会」と、同校児童が協働で取り組んできた「ホタルプロジェクト」によるもの。 地域住民などが訪れ、光を眺めながら夏の夜を堪能しています。 2)7/上-9/中;小谷村ふるさと交流センタ「ちゃんめろ」付近の「白馬乗鞍高原」の「ホタル公園」。ゲンジホタルとヘイケホタル(数百匹) 清らかな水辺に幻想的な光跡を描き、鑑賞に訪れる人の目を楽しませています。2016.6月;「白馬乗鞍ホタルの会」の会員らが参加して神事や除幕式が行われ、「ホタル公園」の完成を祝った。地域住民が整備してきた公園で、地元の 「白馬乗鞍・ホタルの会」は「ホタルの小川」で、ホタル、カワニナなど水生生物が生息できるように環境保全、保護活動に取り組んでいます。ゲンジボタルとヘイケボタルが生息し、ホタルは7/上-9/中まで長く楽しむことができます。 1日に数百匹のホタルが見れます。会は環境保全・保護活動に取り組み、公園の土地取得代・維持管理費はホタルの会が負担、ホタル観賞は募金をお願いしています。2022園内ガイドは未定。2020-2021はコロナ渦で中止。来場者は 感染防止対策をとった上での鑑賞を呼び掛けています。 3)7/上-7/下;白馬村内山「スノーハープ」。ゲンジホタル(約2000匹) 内山では毎夏にホタル観察会開催。白馬「内山21会」では長年にわたりホタルの保護活動に取り組んでいます。昔は白馬でも各地でホタルが見られたが今では一部の地域だけに生息。内山では環境を自然に戻すことで多い年には3000匹を越える ゲンジホタルが飛び交った。見頃は20:00-21:00。蛍は音や光に敏感なので静かに蛍を楽しみましょう。フラッシュ不可。ホタル保護育成協力金。コロナで観察会は要確認。 4)6/下-7/中;白馬神代「白馬森のわさび農園」 白馬森のわさび農園は、北アルプスと反対側の東山山麓(標高750m)に位置するわさびの観光農園。農園から望むことのできる北アルプスの伏流水が農園内に湧き上がり、美味しいわさびを育てます。春にはわさびの花が咲き、夏には農園内で ホタルが舞います。 5)7/初-7/下;鬼無里「白髯神社」でもホタルが見られます。
(2)大町;
(3)池田町・松川村;
(4)安曇野;
(5)松本;
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■6/1-7/15;10:00-16:00;池田町陸郷「夢農場」で「ラベンダー祭り2024」開催。
「夢農場」にて毎年恒例の「ラベンダー祭り」開催。桜に覆われた夢農場は、緑の夢農場に変わり、5/中〜カモミールが咲いています。6/初〜7/中;ラベンダーの季節を迎え、ラベンダーの香りに包まれます。5/下;未開花。
ラベンダー収穫体験(\1100/1カップ)、ラベンダーのWSでは、6/15,6/22,6/23;ハーブボール、6/16;フェルト、6/23;刺繍、6/15,6/16,6/22,6/23;くるりんきらりんン、6/17-6/21;手浴・押し花(ハンドバス)、随時ラベンダースティック作り、
ラベンダーソフト、ラベンダープリン、ラベンダーラスクなどの販売。6/15;高瀬中吹奏楽部、6/22;アルプホルンの演奏も。
6/中;ラベンダーは開花し始め、蕾も多くこれからが見頃。ラベンダーはドライフラワー、ラベンダーリース、ラベンダースティック、ポプリ、ハーブティーなどで利用。WS、収穫体験のラベンダー摘み取り(\1100/ドリンク付)
ラベンダー収穫体験、ラベンダープリン・アイス・ラスクなど販売。
6/15;高瀬中吹奏楽部演奏,6/15-6/16;不思議なおもちゃ作りWSなど。6/16;蒸留水実演,フェルトWS
(問)夢農場 TEL 0261-62-5510
■「大町温泉郷」の「立山プリンスH」で「紫紺の七夕祭り」が始まった。
地域の盛り上げにつなげようと企画。ロビーには八坂産の破竹340本を使った回廊や七夕飾りを展示。紫色や紺色にライトアップして、大町の水のイメージや涼しさを演出し、地域住民の来場も呼び掛けている。
■7/中;池田町「あづみ野池田クラフトパーク」にある蓮池ではハスの花が見頃。
北アを背に淡いピンク色の花が咲き誇っています。腐葉土と湧き水が循環する深さ約1mの池で、同公園ができる前からハスが数十本植えられたという。次第に数を増してきた。
■7/中;「松川村すずの音ホール」に「夏」をテーマにしたコーナーがお目見え。
職員手作りのうちわ型の紙に思い思いに描き、涼しげに飾られている。
(問)松川村すずの音ホール TEL 0261-62-2481
■7/14;9:30;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)で日本スラックライン連盟公認の「2024日本ランキングシリーズ第2戦Slackline Tournament」開催。 大町を拠点とするスラックラインの普及活動団体「クロスライン」等主催。トップアスリートが参戦。県内では8年ぶりの大会。「観て・触れて・楽しめる」をテーマに、 初心者でも気軽に楽しめる無料のスラックライン体験コーナーも。展示即売、相談コーナーあり。(観戦無料,入園料要)
■7/13;大町「青木湖」にオープンした「ao LAKESIDE CAFE」に、2024年秋にインフィニティサウナ「Hakuba Zekkei Sauna“ao”」がオープン予定。
「ao LAKESIDE CAFE」(8:00-20:00)は開業後19日間で予想を大幅に上回る220%の利用者数を達成した。「ao LAKESIDE CAFE」ではライオンアドベンチャーやMauka outdoorと連携し、SUPやクリアカヤックなど、湖上アクティビティと
ランチ・カフェメニューをセットで楽しめる。大町観光協会ともタイアップしてサイクルスタンドやウォーターサーバーを設置するなどサイクルステーションとして、一周6.5km程度の青木湖周遊や近隣に足を伸ばしての観光などサイクリングが
楽しめる。対岸(西湖畔)には多数のキャンプ場あり。E-Bike等のレンタルスポットも併設予定。
カフェに新設する「Hakuba Zekkei Sauna“ao”」は、湖と融合するようなデザインで青木湖の雄大な自然を最大限に活かしたインフィニティサウナ。湖畔側が全面ガラスで、季節や時間に応じて刻々と表情を変える湖面と、その奥にパノラマの
ように広がる山々を眺めながら自然と一体化するような爽快感を体感できる。青木湖は流入河川がなく、北アから染み出す透明で冷たい湧き水だけで満たされている。サウナ室で芯まで温まった後は水風呂の代わりに湖へ飛び込むことができるのも
魅力のひとつ。
8/6-9/10;CF「青木湖のカフェao LAKESIDE CAFEにサウナを創りたい」受付中。
目標金額;500万円。支援額;69.7万円・支援者数;12人(8/11現在)
リターンはリザーブ券(食事券付)、オリジナルマグカップ付無料サウナ券、2H/終日サウナ貸切券、オリジナルマグカップ付コーヒーサブスクリプション、ao LAKESIDE CAFE2H貸切券など。
8:00-20:00;2H入替制,貸切可,定員;10人,予約制
(問)Hakuba Zekkei Sauna “ao”
■2024.7/13〜;大町「青木湖」東湖畔に新しいカフェ「ao LAKESIDE CAFE」がOPEN。
天井高く開放感があり、カフェからは県内随一の透明度を誇る青木湖と残雪の白馬連峰を一望できるテラス。静かな湖面には白馬の白い山並みが映える絶景。店内とテラスを合わせて90席。スキップフロアでどの座席からも湖と山が楽しめる。
メニューは白馬ハムのソーセージをトッピングしたパンケーキや野沢菜を使ったジェノベーゼ、白馬産の肉厚な信州サーモンのソテーなど、県産食材にこだわったスイーツや料理を提供。運営は白馬岩岳の開発を手掛けた和田寛さんが共同代表を
務めるズクトチエ。白馬から観光客を呼び込みたいと。代表は「青木湖は白馬と大町との中間。景観が優れ、楽しみ、コンテンツが増え、このエリアにとって意義がある。青木湖の眺めやアクティビティができる雰囲気は白馬バレーエリアの
隠れた資産と長年思っていた。グリーンシーズン・ウィンターシーズンともに、やれることの量を増やしていくことがエリアの活性化に重要」。7/13〜;カフェが営業開始。隣接するアウトドア施設「ライオンアドベンチャー」ではSUPや
カヤックなどをレンタルできます。湖上アクティビティとのセットプランも用意。「Mauka Outdoors」のSUPツアーなど。アクティビティとパッケージになったランチ、カフェメニューの提供を行う。
大町観光協会とタイアップした「大町市サイクルステーション」として、サイクルスタンドやウォーターサーバーを設置。一周6.5kmの青木湖サイクリングが楽しめます。
2024年秋には「Hakuba Zekkei Sauna ao」が開業予定。
(8:00-20:00;季節により時短あり)。アクセス;白馬駅から南10km/車15分,信濃大町駅から北13km/車20分,簗場駅から北2km)
※ao lakesidecafe
■2024.7/13;大町「青木湖」湖畔に美しい景色が堪能できるカフェ・レストラン「ao LAKESIDE CAFE」がOPENする。
7/13;「IKEIKEツガイケ」(和田寛社長)は「ao LAKESIDE CAFE」を青木湖湖畔にオープン。青木湖東湖畔の1本桜の横、ヤナバP前。運営はズクトチエ。白馬山麓では最大級のカフェ・レストラン。座席数は89席(店内43,テラスデッキ46)、テイクアウト可。
コーヒー、レモネード・ソーダ、パンケーキ、サラダ、パスタ、サンドイッチなどの軽食・ランチ、ディナーを提供。地元食材や季節の食材を使用したメニューを提供予定。地場産野菜や白馬ハム、スモークサーモン、信州サーモンソテー、
野沢菜ジェノベーゼ、蕎麦実のニョッキなど。
・クリアカヤックでの湖上ランチのピクニックセットプランを提供。ランチしながら透明度の高い青木湖をクリアボートで楽しむ。(7/13-11/4;11:30-14:00,\16000/2名,所要;約2.5H/講習含む)
・大町市のサイクルステーションとしてスタンドやウォーターサーバー等を設置。7/13〜;シェアサイクルスタート。青木湖1周サイクリング(6.5km)
(通年営業,季節により定休日,時間変更あり,8:00-20:00,L.O.19:00)
湖水に飛び込む絶景サウナ「Hakuba Zekkei Sauna ao」(2024年秋開業予定)
※ao LAKESIDE CAFE HP・IG・FB
■7/13;大町市観光協会は信濃大町穴場旅ガイドツアーの「劇団四季 浅利慶太記念館」を実施した。
県内外から14人が参加、「劇団四季」創設者の浅利慶太さんの足跡などに触れながら、大町と劇団のつながりに興味を示していた。浅利さんと信頼関係にあった記念館館長がガイド役を務めた。この日は特別、記念館に隣接する舞台美術品の
倉庫を公開。参加者たちは倉庫に収納されている舞台小道具などに目を輝かせていた。
■7/13;大町の和太鼓「大町流やぶさめ鏑馬太鼓」は、9月の「創立50周年記念コンサート」に向けて第1回WSを平公民館で開いた。
大町の子供流鏑馬で、神社で武士を集めるために太鼓を打ち鳴らしたという伝承に基づき、1975年に創設。以来、若一王子神社祭り(2024.7/27;20:30)、雪形祭り、大町やまびこ祭り、大町雪祭り(夢花火・音と祭典)、国営あづみの公園穂高・堀金開園、SO白馬大会、
大糸線開通記念などいろいろなイベントで活動し、演奏回数は1000回以上という。7/13;第1回WS。太鼓の楽しさを感じてもらい、伝統技術の継承や拡大につなげるWSで、プロからの太鼓演奏指導など。9/7;第2回WS。
会員随時募集中。定期練習(火曜;20:00,文化会館付近,見学可)、会費(入会金不要,正規会員;\1000/月)
(問)大町流鏑馬太鼓事務局(大町商工会議所内) TEL 0261-22-1890
■7/12;11:00;大町八坂のR19「野平洞門」で倒木があり、6.5時間通行止めになった。
高さ18mと10mのアカシアの木2本が倒れた。朝方1時間に21mmの雨が降った。国道事務所は現場を通行止めにして撤去作業を行い、18:00;通行止め解除。
■〜7/10;大町常盤上一の「高瀬川ホタルの里」で「ホタル観賞会」を開催中。
一帯はの高瀬川ホタルの里保存会が高瀬川河川敷の手掘りのホタル水路と周辺を整備。2024年は6/25にホタルが飛び始めた。同会は「まだ数は少ない。最盛期に条件がそろい、観賞用歩道の両側からホタルが飛び、群舞することを期待したい」と。
■6/30-7/10;19:00-21:00;大町常盤「高瀬川ホタルの里」で「ホタル観賞会」開催
大町常盤の高瀬川でもホタルが飛び始めた。「ホタルの里」でホタル観賞会が行われます。
高瀬川ホタルの里保存会が高瀬川河川敷とその周辺を整備し、例年7/中までホタルが乱舞します。前半はゲンジボタル、後半はヘイケボタルが飛び交います。
■7/9;大町市文化財センタは、「高瀬渓谷・湯俣」にある「噴湯丘」が国天然記念物であることを知らせる、保護の協力を求める看板を設置した。
中部山岳国立公園内の高瀬渓谷の上流、湯俣川では温泉が噴出し、湯けむりが立つ。炭酸カルシウムなどの温泉沈殿物が河床に堆積して小さな山のような形になったクリーム色の「噴湯丘」。湧き口に白い小豆粒大の霰石と呼ばれる
「球状石灰石」ができる。高瀬渓谷の噴湯丘は1922年に国の天然記念物に指定。噴湯丘付近の河原からは湯気が立ち上がり、硫黄の匂いが立ち込めている。
噴湯丘自体からは湯や湯気は出ていないが、湧口付近は約50-80℃。写真撮影等で噴湯丘に登るなどが散見されるという。マナーは守りましょう。
七倉-高瀬ダム間の新高瀬川発電所管理用道路では、7月3連休から一部区間でタクシー運行を開始。タクシーはピストン輸送。1.4kmは徒歩。
■7/上;大町常盤西山の「西山花づくりの会」は、「西山八王子神社」周辺に植えた700本のマリーゴールドが見頃。
色鮮やかなじゅうたんのような景色が住民らの目を楽しませている。神社周辺は西山城址やサントリー天然水・北アルプス信濃の森工場に近く、観光客らも大勢訪れる。会長は「どれも発色が良く、2024年はひときわ美しいので多くの人に
楽しんでもらいたい」と。
■7/6-7/7;9:00-16:00;大町八坂野平で「野平自治振興会」が「野平ラベンダー祭」を開く。
摘み取り、WS、音楽ステージなどを企画。爽やかな香りに包まれながら、ゆっくりと散策や催しを楽しめる。同会は2008年から遊休荒廃農地の活用や景観美化にラベンダーを栽培。現在は2ヶ所計約5uで約2000株を育てる。
摘み取りは(\300/1カップ)。スティック作り(材料;\100)。ステージでは地域のアーティストの演奏、野平神楽保存会の獅子舞演舞、カラオケ大会など。ラベンダー苗や飲食物などを販売する屋台も。
同会は「移住者も含む住民が丹精したラベンダーを、音楽などと一緒に楽しんで」と来場を呼び掛けている。会場はR19野平交差点の南西。
■7/6-7/7;大町八坂野平地区で「第14回野平ラベンダー祭」開催
ラベンダーの摘み取り、摘み取ったラベンダーで体験WS(スティック,石鹸,キャンドル作り)、おおまぴょんもやってくる。音楽ステージ、カラオケのど自慢、野平屋台村など。
(問)野平自治振興会
■7/6-7/7;大町二ツ屋の「ランテラス信濃大町」で「一時避難キャンプ」が開かれた。
AC場は自然に囲まれた広いテントサイト。受付の売店では薪など販売。水回り・炊事場、水洗トイレあり。「ROOF TOP CAMPING」の一時避難キャンプでは、ルーフトップテントのメーカーやユーザーなどが集まり、使い勝手などをシェアした。
車の屋根に着けるテントや、車のサイドテント、リアテントなど様々が展示・利用。近年は地震や水害、土砂災害、豪雨災害など大きな災害が発生。緊急時の一時避難所として車が利用されるが、その際にルーフトップテントが役立つという。
防災用として、キャンプ用としても利用可。(入場無料,\3500/ACテント泊;イベント時)
■松川村内の「細野神社」、「有明山社」、「大和田神社」では、6/末の「夏越大祓式」で参拝者に「夏越パン」を配る。
神社の行事に親しんでほしいと、有明山の麓にある松川村神戸のパン店「いぐパン」と新商品を開発した。茅の輪くぐりにちなんだ縄の形のパンで、厄よけの願いを込め、家族で分け合って食べてほしいと。
お祓い・夏越パン授与(数に制限あり);6/24;18:00-19:30;細野神社(100家族分),6/28;17:00-19:00;有明山社(50家族分),6/29;18:00-2:00;大和田神社(200家族分)
パン屋さんは山麓線沿いの松川村「いろり懐石釣人」と「すずむし荘」との間。(月/金/土/日;8:00-18:00営業。Cafe:8:00-16:00)
※八王子神社の宮司は大北15小さな神社を兼務、神社の御朱印を作っている。八王子神社は京都八坂神社より「八柱の御子神」を勧請して建立された神社。
場所は県道496号(あづみの公園大町線)の「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)ー「サントリー天然水北アルプス信濃の森工場」-山麓線国営公園入口(POI)-付近にある八王子神社-R147沓掛南(POI)-ラ・カスタ-北アルプスパノラマロード-
高瀬川宮本橋-大町明科線宮本(POI)-国宝仁科神明宮。
白馬)八方諏訪神社、大町)西山八王子神社,中綱水神社,源汲神明社,常盤一本木神社,常盤須沼神明社,常盤泉神社,清水三島社神明社、松川村)大和田神社,有明山社,細野神社,鈿女神社,松川神社、池田町)八幡神社,中ノ郷四神社などで奉仕。
八王子神社の9月の秋の例大祭では獅子舞、浦安ノ舞、子供神輿などを行っている。御朱印は原則毎月1日;9:00-12:00配布。または各神事で。
茅の輪くぐりは昼間でもOK。お祓いは、6/22;18:00-19:30:八王子神社,6/23;13:00-15:00;三島社神明社,6/24;18:00-19:30;細野神社,6/25;18:30-19:30;泉神社,6/26;18:00-20:00;一本木神社,6/27;18:00-20:00;須沼神明社
6/28;17:00-19:00;有明山社,6/29;18:00-20:00;大和田神社,6/30;15:00-18:00;池田八幡神社
主な神事;初詣(元旦祭),厄除け祈願,夏越大祓,茅の輪くぐり,形代流し,秋祭り,お伊勢さま,新嘗祭,地鎮祭,酒造の松尾様,八方諏訪神社の白馬連峰遭難者慰霊祭.鹿島槍スキー場の安全祈願祭,池田八幡神社の秋の例大祭,八王子神社入学祭,
有明山社ランドセル清祓式,鈿女神社のおかめ様,4/下;雨引山(1371m)大和田神社奥宮祭、6/上;有明山(標高2268m)中岳の有明山社奥宮で奥宮祭などいろいろな神事を担当。
(問)いぐパン TEL 0261-85-0785
(問)大町常盤西山八王子神社 TEL 0261-22-1762
■6/28-7/7;金/土/日;池田町観光協会主催の「花見ほたる祭り」開催中。
池田町会染の「花見ホタル水路」でゲンジボタルの乱舞が盛りを迎えています。6/29;約800人が来場。水路には数100匹のホタルが舞い、ホタルの舞う光を楽しんでいた。ホタルの光とともに、キッチンカーの出店などを楽しむ人たちでにぎわっています。
■7/6;「大町市役所」で「大町地区連合自治会」と「自主防災会連絡会」が、「気象防災講演会」を開いた。
住民ら60人が参加、近年頻発・激甚化する大雨や台風、洪水などの自然災害から身を守るために、災害リスクや避難方法などを学び、地域の防災力向上につなげた。
■7月;大町美麻の和太鼓チーム「源流美麻太鼓」は、姉妹都市提携を結ぶ米国カリフォルニア州メンドシーノとの芸術交流事業で訪米する。
メンドシーノで国際交流展を開催するが、補助金等の支援も難しく、急激な円安や物価の高騰などで追い打ちをかけ、チームは大きな財政負担を強いられている。このため、CFで支援を募っている。同チームにオープニングイベントでの演奏の
オファーがあった。「交流事業を盛り上げる一助となりたい」と訪米に強い思いを抱いている。
■7/4;「大町山岳博物館」で飼育している国の特別天然記念物ニホンライチョウのつがい2組が産んだ卵から、さらに4羽がふ化した。
先に8羽がふ化しており、博物館で2024年の繁殖期に誕生したひなは計12羽。同館によると、4羽は7/3-7/4に生まれた。つがい2組は富山ファミリーパークから来た雌と博物館生まれの雄、横浜繁殖センタから来た雄と博物館生まれの雌。
9/中、中アに放つ計画。
■7/4;大町美麻大塩の「みあさの森」は昔ながらのわらづとを使った納豆づくりを行った。
親子などが参加。窯炊きの白飯とともに、事前に作っておいた納豆を実食するなどして交流の時間を楽しんだ。
■7/3;「大町山岳博物館」で飼育している国の特別天然記念物のニホンライチョウのつがい2組が産んだ14個の卵から8羽がふ化したと発表。
残りの卵のうち4個はふ化する可能性があるという。2019年に博物館でふ化した雄と、富山ファミリーパークから来た雌のペアが7個を産卵。2021年に博物館でふ化した雌と、横浜繁殖センタから来た雄のペアも7個を産んだ。
今後、博物館は人の手でひなを育てる。体温調節ができないひなのために温室を準備し、本来の飼育環境である高地の気温を模した「冷室」も再現する。成長後、9/中に中アへ野生復帰させる計画。
■7/3;「大町文化会館」で大町公民館「外国人のための日本語教室」の「七夕まつり」が開かれた。
外国人生徒と家族、教室で学んだ移住者家族、市の関係者やボランティアなど多数が参加。七夕の風習を楽しみながら交流を深めた。参加者はオーストラリアやネパール、フィリピン、ベトナムなど9ヶ国。会場には大きな笹が準備され、
参加者は短冊に習い覚えた日本語や横書きの母国語で願いを書いてつるした。
■7/2;大町「JA大北会館アプロード」で「大町市水道事業100周年記念式典」が開かれた。
1924年12月、居谷里水源からの給水を開始し、2024年3/末で給水人口は2.5万人。関係者60人が出席して、水道事業を発展させてきた先人や関係者に感謝しながら、これからの安心・安全な水道水の供給に決意を新たにしていた。
※大町「居谷里湿原」は「木崎湖」の東山(標高830m)に位置し、幅130m、長さ1.5kmの範囲にわたって広がる湿原。周囲には遊歩道が整備され、季節の花を見ながら約1Hで散策することができます。1971年に県天然記念物指定。
居谷里湿原では雪解けの春にはザゼンソウやリュウキンカ、ミズバショウが咲きます。新緑に染まる湿原には白いミツガシワが楽しめ、初夏にはサワギキヨウ・サワオグルマ・サギスゲなどが咲き、梅雨時にはカキツバタ、ショウブ、
アヤメの濃い紫色に染まります。小川のせせらぎと清楚に咲く花は心にやすらぎを与えてくれます。湿原周辺にはアカマツやカラマツ、スギ、ヒノキが植えられ、コナラやミズナラも見られます。湿地ではハンノキ、サワラなどが繁殖。
カエデの仲間の「ハナノキ」が自生する北限と云われます。居谷里湿原ではハンノキなどの樹木の繁殖が著しく、年々湿地が減り、草原のような緑地化が進んでいます。居谷里湿原には入り込む川はなく、雪解け水や湧水で湿原が
保たれています。居谷里の湧水(居谷里水源)は1924年に給水し始め、100年間大町の水道水して市内1/3の家庭が利用しています。湿原の神社では毎年7月に大町市水道水源祭が斎行され、水源祭では豊かな水の恵みに感謝し、
水道水の安定供給と安全を願って執り行われています。昔は夏になると、居谷里湿原ではゲンジボタルやヘイケボタルが乱舞していました。なお、湿原の一部は田んぼや泥炭採掘に利用されてきたためか湿地の土壌は黒い。
■7/初;松川村板取の「ひこばえの里」でゲンジボタルが舞い始めた。
松川村住民有志らでつくる農地・水・環境保全団体「ひこばえの里農地保全組合」が整備する地区内の林で、2007年頃から整備をはじめた。作業には地区住民約40-50人が参加。
2009年;地区内を南北に延びる村道沿いでスイセン(3000株)やチューリップ(900株)の球根を植えた。前川の川べり約500mではアジサイを植栽したりして「アジサイ街道」に、景観向上や地域の共同活動活性化が行われています。
2010年6月;マンジュシャゲを植えた。
2010年〜;豊かな自然を次世代に引き継ぎたいとホタルが生息できる環境づくりを進めてきた。地域の子供たちとの共同で地区内の小川が流れる屋敷林でホタルを育成。ホタルの幼虫やエサとなるカワニナの放流、ホタルの
幼虫飼育などを行い、地域では農薬を極力使用しない稲作などに取り組んできた。
2013年7月;ゲンジホタルが初めて舞い始めた。
2014年7月;1晩に50匹が舞った。
2015年7月;「ひこばえの里」で「ホタル観察会」を開き、村内から親子連れなど約100人が参加して復活したホタルの乱舞を楽しんでいた。
2019年7月;雨上がりの日で湿度が高く好条件となって、50匹以上のゲンジボタルが乱舞していた。
2022年7/2-7/10;19:30-20:30でホタル鑑賞会が行われた。6/下;ホタル生息地の林で整備作業を行った。川べりにホタルを光から守る遮光ネットやベンチを設置、駐車場の草刈りやロープ張りなどを行い、ホタルを安全に鑑賞できる
状況を整備した。
2024年7/2;前川では数匹のゲンジボタルが飛び始めた。川の中にはサナギが光を放っており間もなく上陸して飛び立ちそう。7/5頃〜7/中に見頃を迎えそう。場所は松川村役場から南約500m、「そば処こうや」の東側付近。
■6/30;大町の「横川商店」が閉店。
大町市九日町「横川商店」は味噌・醤油の醸造元で、地酒・地ワイン・焼酎などを販売。長野県は味噌のシェア51%で全国1位。横川さんのやまじゅう味噌は大町産のうるち米を麹とし、天然塩と西山大豆を使っていた。2014年からは醸造していない。
大町市内には「市野屋商店」(金蘭黒部)、「薄井商店」(白馬錦)、「北安醸造」(北安大國)の3つの蔵元があり、池田町の大雪渓酒造「大雪渓」などを含め、地酒を販売。
2005.2/7;大町商店街大火災で300年続いた店舗は消失したが、2006.7/1;10:00〜新店舗で営業を再開した。大火では11棟が全焼したが現地で再建を果たしたのは同店が初めてとなった。横川さんは「多くの人に支えられここまで来られた。
元気を出して頑張りたい」と当時述べていた。横川商店は築300年という伝統の店を失いながら、火災を逃れた裏の倉庫を店舗代わりに営業を続けてきた。苦境の中、現地で再建を決め、2005年6月着工。木造2F建て約250uの住居兼店舗が完成した。
通りに面した店舗面積は約63u、旧店舗の半分以下となった。新店舗では酒類、みそ、しょうゆなどを販売。お酒の特徴や製造法など各種情報を提供し、「買物を楽しんでもらえる店にしたい。商店街の中心にありながら今までこの一帯だけが
暗かったが、ようやく1軒に明かりをつけることができた。その数が増えることを願いたい」と話していた。新店舗は木の香がいっぱいで大町の地酒や商品などが「夏祭り」をイメージしたレイアウトに陳列されていた。
6/10-6/30;全品10%off。(8:30-20:30,水曜定休)
(問)横川商店 TEL 0261-22-0133
■6/29-6/30;「大町岳陽高」で「第9回岳嶺祭」
コロナ明け後初となる食べ物の模擬店「中庭屋台」がお目見え。今回のスローガンは「翔龍」。生徒たちは「干支の辰年の竜のように、力強く羽ばたいて昨年を飛び越えて、昨年以上の盛り上がりを」と。
■6/28-6/30,7/5-7/7;18:00-21:00;池田町観光協会主催の「花見ほたる祭り」開催中。
初夏の風物詩、ホタルの乱舞を楽しむ。池田町会染の花見集落センタ近くの「花見ホタルの里」の「花見ホタル水路」ではゲンジボタルの乱舞が盛りを迎えています。6/29;約800人が来場。水路には数100匹のホタルが舞い、ホタルの舞う光を
楽しんでいた。ホタルの光とともに、キッチンカーの出店などを楽しむ人たちでにぎわっています。
駐車場は県道51号線池田保育園入口の交差点を曲がって数100mにある「池田町農村広場G」に駐車。農村広場から水路まで900m歩く。祭り期間中はキッチンカーも出店。
ムシ暑い日はホタル鑑賞には最適。ホタルの舞う数が増えます。250mの水路では、19:30-20:00頃のピーク時に約1000匹以上のホタルが乱舞します。
■6/下-6/末;大北の神社で家内安全や無病息災を祈る「夏越大祓式」が始まった。
鳥居に設けられた青々とした「茅の輪」をくぐって心身を清め、残り半年の無病息災を祈願。6/23;大町常盤清水の「三嶋社神明社」では夏越大祓式が行われ、地域の氏子ら多数が参拝に訪れた。
■6/28;大町市美麻小中学校で旧美麻村時代から続く米国カリフォルニア州メンドシーノ「メンドシーノK8スクール」との学校交流が行われた。
美麻の児童生徒(98人)と、メンドシーノからの生徒(16人)を交えた訪問団36人が異文化交流のひと時を過ごした。
■池田町高瀬中で、町内で生産される「ガーデンハックルベリー」に着目し、新たな特産品開発を目指している。
6/28;生徒自ら苗から育ててみたいと、「花とハーブの里ガーデンハックルベリー生産者の会」から苗を贈られた。
■6/26;松川村役場で松川村農地利用の「地域計画」策定に向け、各地域の協議会を開いた。
地区ごとに全5回開き、農地利用や担い手の確保に向けて話し合う。初回は細野・東細野・北細野から農家ら約30人が参加。村側は、村の現状と地域計画、村農業委員会が行った意向調査について説明した。
村は農業者・担い手・農業法人・農地所有者・農業委員会・農協・水利組合など、地域の農業に関わる人の参加を呼び掛けている。
■6/下;大町「下仲町ポケットパーク」の川沿いに植えられたアジサイが見頃を迎え、青色や白色の花が雨に濡れて、鮮やかさを増した。
■6/下;大町「農具川河川公園」で「白塩町河川公園愛護会」による草取り作業が行われています。
住民やボランティアで作業に参加する人など。次回は7/13にも行う。
■大町農具川沿いではあやめやアザレアが咲き始め、5/末-6/上に見頃となります。
北ア(岩小屋沢-爺-鹿島槍-五龍岳)を背に、大町「農具川」沿いの三日町-神栄町の「大町ツツジ・アヤメ街道」(薬師橋-神栄町橋-一ノ神橋-下花見橋-上花見橋-大笹橋:約1.2km)には1万株の鮮やかな濃い青紫色のアヤメと1500株の色とりどり
(赤、朱、オレンジ、ピンク、黄、白色など)のアザレヤが咲きます。2001年頃から農具川環境美化委員会やボランティアの方々により整備されています。シバザクラがきれいな下花見橋より北の上花見橋付近は農具川の土手の東側にはアヤメ、
西側にはツツジが咲きます。
■6/下;池田町陸郷の「夢農場」では山の斜面にラベンダー園が広がっています。
約4万uの山の斜面に数万株のラベンダーを栽培。〜7/15;夢農場ラベンダー祭り開催中。6/上〜;早咲きのイングリッシュ系ラベンダー、6/下〜;遅咲きのラバンジン系ラベンダーが見頃を迎えます。ラベンダー摘み取り体験。(\1100/指定紙コップ1杯+ドリンク付)
ラベンダーのドライフラワーは蕾のイングリッシュ系ラベンダーを収穫するときれいに作れます。
ック作り(\800〜)、ラベンダーミニリース作り(\2500)などのクラフトWSあり。 (8:00ー17:00,不定休,入園無料,協力金)
※夢農場は水野建設の故水野龍二さんが1889年頃から陸郷の桑畑が荒廃した荒れ地を耕し、ラベンダー植栽した。冬の寒さでラベンダーが一時根腐れして、数年前までは寂しいものでしたが、定植・補植して少しづつ花が増えてきました。
(問)ラベンダー農園「夢農場」 TEL 0261-62-5510
■6/23;池田町で大北地区消防ポンプ操法大会とラッパ吹奏大会が開かれた。
大北5市町村の各大会で優勝したチームが出場、メンバー同士息を合わせ、日頃の訓練の成果を存分に発揮した。優勝チームは7/7;県大会に大北代表として出場する。
大会では、ポンプ車操法の部と小型ポンプの部、ラッパ吹奏の部で実施。
■6/22;「池田町交流センターかえで」で、てるてる坊主の作詞家で池田町出身の浅原六朗にちなんだ「第40回てるてる坊主童謡まつり」が開かれた。
子どもから大人まで16組が出演、多彩な歌や演奏を通して音楽の素晴らしさを共有した。合唱曲や童謡唱歌、北安曇郡歌、池田小唄、吹奏楽やバイオリンなど、バラエティーに富んだ音楽が披露された。故郷をテーマにした歌や後世に残したい歌などを発表。公募したアート作品展には、てるてる坊主にちなんだ
愛らしい絵画やイラスト、立体作品14点が集まった。〜6/30;同センタで展示、その後は浅原六朗文学記念館に飾る。
■6/22;大町市俵町の「若一王子神社」で「禰宜が案内する参拝マナーと文化財を学ぶ」が開かれた。
大町観光協会が主催「信濃大町穴場旅ガイドツアー2024」。夏の若一王子祭りをはじめ、二年参りや初詣、交通安全祈願、七五三など、地域の暮らしの中で親しまれている若一王子神社を、禰宜の傘木則興さんが案内した。
■6/19;毎年6月「土砂災害防止月間」に合わせ、県大町建設事務所は、大町市と松川村で土砂災害警戒区域等の合同パトロールを実施した。
災害時に対応を迫られる建築や農林の関係機関が合同で土砂災害のおそれがある場所を巡視した。松川村では土石流の危険性などが指摘される神戸原の内山沢、鼠穴の桜沢、南神戸の芦間川などを点検。大町市では籠川や押沢、社などを巡視した。
■6/13-6/18;10:00-17:00;「いーずら大町特産館」(2Fギャラリー・いーずら)にて「 ぴんぼけ倶楽部写真展・季節の物語」
会員の季節の写真展示。
(問)大町市生涯学習課 TEL 0261-22-0420
■「大町流鏑馬やぶさめ太鼓」は創立50周年。
プロを招いた記念コンサートやWSを企画。太鼓の楽しさを感じてもらいながら伝統技術の継承や拡大につなげる。
■6/16;10:00-16:00;池田町会染「ナチュラルマルシェソヨソヨ」で「ソヨソヨマルシェ05」
飲食店とコラボしたクラフトコーラ・ノンアルモヒート、キッチンカーによる出店など。
(問)ソヨソヨ TEL 0261-850211
■〜6/中:「大町ダム情報館」で、市内各所や黒部ダムの水辺の風景を撮った写真と、場所を示した地図と解説を入れたパネルを展示。
青木湖、木崎湖、中綱湖、北葛沢、大町ダム、高瀬川などを撮った計10枚(大町のカメラマン柏原清氏撮影)を展示。展示物の解説は上原わっぱらんどの整備や環境保全、地域活動などを行う「NPO法人ぐるったネットワーク大町」が国交省大町ダム管理所に
委託されて作製。柏原氏は「水辺の風景を楽しみながら館内のダムに関する展示も見てもらえたら」。同NPOは「ダムだけでなく流域の地域全体に思いをはせ、大町のいいところを知ってほしい」と。(8:30-17:30)
(問)大町ダム TEL 0261ー22-4511
■6/中;北ア・常念山脈や後立山の山中ではツツジ科の落葉低木「ムラサキヤシオ」が開花しています。
残雪の山を背景に鮮やかな赤紫色の花が樹林帯の新緑に映えています。高山など寒冷地で咲く、濃いピンク色の可愛らしい花で、北アの登山やトレッキングではよくみかける花です。これまでに上高地・岳沢登山道、涸沢・本谷橋、
槍ヶ岳・槍沢カール手前、常念岳の一ノ沢登山道、燕岳の合戦尾根、有明山、雨引山、鍬ノ峰、七倉岳の七倉尾根、針ノ木岳の大雪渓手前の自然遊歩道、爺ヶ岳の柏原新道、白馬岳の御殿場・大雪渓遊歩道、白馬五竜のアルプス平自然遊歩道、
八方尾根の自然研究路、栂池自然園のヤセ尾根、栂池高原の栂の森、乗鞍高原の牛留池や一の瀬園地などで見られました。
■6/15;大町「木崎湖」で「湖水開き」
地引き網と水上トレッキングを開催。「地引き網や湖畔のトレッキング、モーターボートで湖を横断するなど盛りだくさんなイベント」と参加者を募集中。予約制で対象は小学生以上。
当日は8:00-8:30;木崎湖キャンプ場で受付、12:00;解散。トレッキングは木崎湖湖畔を約4km歩く。(定員80名,\1000/中学生以上,\500/小学生,定員になり次第締切)
(問)大町観光協会 TEL 0261-22-0190
■6/15;大町「社公民館」で「大町市文化財センタ」の「第3回文化財講座」が開かれた。
松本城天守を築いた石川数正・康長親子の数奇な歴史について学んだ。石川氏、徳川家康・豊臣秀吉との関係、大北における石川氏の施策などについて幅広く語った。
講演した信濃史学会会長は「数正は秀吉の下で大坂城や安土城を見ている。松本城築城の際にはその経験が生かされたのでは」と。
■6/15;13:30;「大町市文化財センタ」(社公民館)にて「第3回文化財講座・松本城天守を築いた石川数正・康長」
石川父子と松本城の歴史について解説する。(参加無料)
(問)大町市社公民館 TEL 0261-23-4760
■6/15;大町借馬の「借馬団塊クラブ」は金山神社南の敷地内で整備を進める山野草園で草刈りや山野草苗の植栽を行った。
恒例の環境整備活動を行った。道を挟んだ反対側は借馬地区で手入れする「こぶしふれあいパーク」になっており、マレットゴルフ場になっいる神社内は愛好家らが管理を行ってきた。手を入れる人がいなかった神社脇の道端に山野草などの植栽を
進めて憩いの場にしようと、地域の団塊世代パワーを投入して管理を担う。
■6/15;松川村の道の駅「安曇野松川・寄って停まつかわ」で「初夏の収穫祭」
タケノコの旬を迎え、2023年まで行っていた「たけのこ祭り」をリニューアルし、地元産の旬の野菜や果物も味わってほしいと「初夏の収穫祭」に変えた。食堂ではたけのこ汁(10:30)振る舞い、たけのこご飯(\400)、たけのこ丼販売。
レタス・サニーレタスなど葉物野菜、新たまねぎ、サクランボなど。
(問)寄って停まつかわ TEL 0261-61-1200(9:00-18:00)
■6/3-6/14;「大町市役所」で2024年100周年を迎えた「水道事業記念パネル展」が始まった。
「百年の歴史を100年先の未来へ」と題し、水道事業の取り組みや歴史を、当時の写真や資料とあわせて展示。安心安全な水の供給を続ける水道事業をPR。
■6/14;能登半島地震で大きな被害を受けた石川県七尾市の「スギヨ」を支援しようと、大町市大町西小が「デリシア大町店」で「ビタミンちくわ」の販売支援PR活動を行った。
手作りのポスターやのぼりを掲げ、応援の気持ちを込めた「ビタちく体操」を披露し、買い物客に支援を呼び掛けた。
■6/12;19:00;池田町南部で局所的にひょうが降った。
雹は会染渋田見から会染十日市場、中鵜鵜山にかけての一帯で降り、果樹や野菜など農作物への影響が懸念される。ブドウなどの果樹や、ネギ、ナス、カボチャ、タマネギなど畑の野菜が栽培。被害等は県北アルプス農業農村支援センタや池田町職員が視察・調査する。
■大町で2023年立ち上がった「昔ながらのやり方で大豆から味噌を作ってみようの会」が2024年も大豆栽培を開始する。
6/11;大豆の種まきに参加する仲間を募集。野口花見の畑を借りて取り組む。種まき、草取り、収穫、豆たたき、味噌の仕込み、反省会を兼ねたお楽しみ会など年間9回予定。大町市ひとが輝くまちづくり事業助成金を活用して味噌の仕込みまでを行い、
加工した味噌は会員らで分けて自宅に持ち帰って熟成させて楽しむ。
■6/9:9:00;大町で「塩の道を歩く」
9:00;信濃大町駅集合。11kmコース。ちょうじや、民俗資料館、国宝仁科神明宮、安曇沓掛駅着。市民タイムス主催。
(定員:80名。\2000/大人,\1500/小中生)
(問)市民タイムス TEL 0263-47-7777(平日9:00-18:00)
■6/8;「大町文化会館」で開催の「第23回北アルプス雪形まつり」
「雪形ステージ」の来場者にプレゼントする缶バッジのデザインが決まった。ステージのテーマは「水がうまれるまちの物語〜泉小太郎伝説〜」にちなみ、大町ゆかりの小太郎と市キャラクター「おおまぴょん」が竜の背中に乗る様子を
愛くるしいタッチで仕上げた。来場者先着400人、雪形まつり作品募集に応募した市内小中学生約1300人に贈る。
■6/8;大町で初夏恒例の「第23回北アルプス雪形まつり」の「雪形ステージ」が「大町文化会館」で開かれた。
市内の小中学生から募集した絵画、詩、俳句、短歌の入賞者の表彰式と創作ステージ「水がうまれるまちの物語〜泉小太郎伝説〜」が披露され、大勢の来場者の感動を呼んだ。表彰式では、絵画・俳句・短歌・詩の4部門で優秀賞となった
児童生徒に表彰状と記念品を贈った。創作ステージでは、水にまつわる大町にゆかりの泉小太郎の物語に絡めながら、美しい自然にちなんだ合唱や演奏を披露した。
■大町で「第23回北アルプス雪形まつり」
6/8:13:30;大町文化会館で「雪形ステージ」・作品表彰式。泉小太郎クイズあり。
6/1-6/11;文化会館で児童・生徒の絵画・詩・俳句・短歌などの入選作品展示、市内サークルによるステージ発表。(入場無料)
(問)北アルプス雪形まつり実行委員会事務局(大町市教育委員会) TEL 0261-22-0420
■6/8;13:30;「大町文化会館」(大ホール)にて毎年恒例の「第23回北アルプス雪形まつり」開催
北アの「雪形」にちなんだ祭り。雪形ステージなど。児童・生徒の絵画・詩・俳句、短歌などの表彰・展示。短歌・俳句の展示、市内サークルによるステージ発表など。
4/8-5/17;大町の春をテーマにした「詩」を募集。4/8-5/17;私の見つけた「雪形」も募集。自分だけの雪形を。
6/1-6/11;文化会館で入選作品展示。市内サークル作品展示。(入場無料)
4/24-5/8;「雪形パネル展」(大町温泉郷などで雪形の写真とパネル展示・解説)
5/19;6:45-13:00;「雪形ウォッチング」(白馬-安曇野の雪形見学ツアー,ガイド同行)。大町市役所集合(参加費;\500.高校生以上,中学生以下無料,定員:18名)
(申込み)大町観光協会 TEL 0261-22-0190
(問)北アルプス雪形まつり実行委員会事務局(大町市教育委員会) TEL 0261-22-0420(代)
■6/8;大町「木崎湖」を舞台にしたアニメ「おねがい☆」シリーズの放送20周年を祝うイベント「おねてぃ20年目の木崎湖同窓会」が木崎湖周辺(平公民館)で開かれた。
2002年に「おねがい☆ティーチャー」、2003年に「おねがい☆ツインズ」が放送。木崎湖はアニメの聖地の先駆けとなった。10周年では木崎湖トークショー、聖地巡礼バスツアーなどを開催。20周年は木崎湖トークショー、スマホで聖地巡礼
デジタルスタンプラリー、聖地巡礼バス、パネル展示などが行われた。開催資金をCFで募ったところ、目標額150万円が1412万円が集まった。(2024.1/15-2/28;寄付者;841人,寄付金;\14,122,717)。CF返礼品は入場券(400席/1回)・クリアファイル・
アクリルキーホルダーなど(\5000〜)
会場の平公民館には約500人が詰めかけ、トークショーでは松本出身の井出安軌監督らが作品への思い入れなどを語った。井出監督の新作短編も。トークイベントには声優の井上喜久子さん、川澄綾子さんも登壇。続編について監督は
「もくろんでいることがある」と示唆、ファンからはどよめきが起きた。この日は平公民館、木崎湖、木崎湖キャンプ場・桟橋、森城跡、仁科神社、海ノ口駅、信濃大町駅、小熊山などには多くのファンが訪れた。グッズ販売の他、各所に
パネル展示された。
■「大町温泉郷」の「立山プリンスH」の館内に「こいのぼり」が泳ぐ。
企画「カープストリーマーパレード」。4/14-6/8;「Carp Streamer Parade」は鯉のぼりのオンパレード。迫力の鯉のぼりを。大町市制施行70周年、水を通じて持続可能なまちづくりを目指す「信濃おおまちみずのわプロジェクト」に
合わせた取り組み。「みずのわにちなんで、水中に入って魚を眺める感覚を楽しんでほしい。コロナ禍で落ち込んだ観光の盛り上げにもなれば」と。
■6/8;松川村「安曇野ちひろ公園」の大花壇で、松川中の生徒がアゲラタムの苗の定植作業を行った。
村の緑化活動に取り組む「花が咲いている村づくりの会」の恒例作業にボランティアとして参加、花苗生産グループのメンバーや安曇野ちひろ美術館職員らも参加した。
■4/10-6/5;「大町温泉郷」の「立山プリンスH」の館内(ロビー・通路)に約100匹のこいのぼり「Carp streamer parade」が飾られた。
4/15;「立山・黒部アルペンルート」開通を控え、海外からの宿泊客に日本の風習を体感してもらおうと初めて企画。4/1-4/13;休業が明けて、4/14;営業再開。地元住民から不要になったこいのぼりを無償で譲り受けた。展示のテーマは
「コイのパレード」。ロビー正面には20匹を合体させた全長約15mの巨大こいのぼりを配置。他にも、青や赤などいろいろなこいのぼりを絡ませて吊るし、勢い良く川を泳ぐ様子を演出した。新聞紙を詰め込んで立体感を出している。
4/14〜;15:00-21:00;宿泊客以外にも公開。
(問)立山プリンスH TEL 0261-22-5131
■6/4;「大町山岳博物館」で飼育している国の特別天然記念物「ニホンライチョウ」の雌2羽が、5/25から6/4までに計9個の卵を産んだ。
今後、人工的に温めるための機器に卵を移し、有精卵であれば約3週間でふ化する。博物館によると、2019年に同館でふ化した雄と組み、2024年1月に富山ファミリーパークから受入れた雌が4個を産んだ。このほか2024年2月に横浜繁殖センタから
繁殖のために交換で来た雄とペアになり、博物館で20221年にふ化した雌が5個を産んだ。博物館では例年この時期にライチョウの産卵があり、今後も1日おきに1個ずつ産むことが見込まれる。
■6/4;JR信濃大町駅前に設置されている「おおまぴょんトピアリー」の修繕作業が行われた。
駅前公園の花壇で植栽管理を行っている「フラワーブランケット」のメンバーや市職員らが参加。造花を付け替え、色鮮やかな姿を取り戻した。
■2021.6/5;大町美麻大塩の県天然記念物「大塩のイヌザクラ」が根本から倒れた。
腐食により幹の空洞化が進んで衰弱していたという。イヌザクラは高さ約20m、幹回り約8m、樹齢800-1000年。「静の桜」には悲しい伝説があり、兄源頼朝に追われ奥州平泉に逃れた義経を追って旅に出た静御前は「奥州」と「大塩」を聞き
間違えてこの地にたどり着き、地面についた杖が大木となったという伝説があり、「静の桜」の愛称で親しまれていた。イヌザクラは花が小さい。梅花状の小さな白い花が2021年5月に花を咲かせたばかりだった。旧美麻村が1989年に
発行した村政百周年の記念写真集で表紙に使われるなど美麻を象徴する木だった。中は空洞になっており、継続的に防腐剤を塗るなど維持に努めていた。枯れ枝を除去して軽くする処置を施していた。
2024.3/11;県文化財保護審議会は「大塩のイヌザクラ」の天然記念物の指定解除を答申。大町市市文化財センタが延命を試みたが幹の空洞化や根の衰弱で断念。今後はイヌザクラのクローンを活用し、地域のシンボルの復活を目指すという。
大塩のイヌザクラ周辺には「静の桜公園」が1996年に整備。水芭蕉と一面の菜の花畑がきれい。公園には薬師堂や八画絵巻堂があり、8章からなる八画絵巻堂は静御前の生涯を幻想的に描いたレリーフを納めてあります。2006年度には
「静の桜環境を守る会」が発足し、周辺の荒廃休耕田を整備し菜の花を栽培したり、周辺道路脇に桜の植樹を行うなど環境整備に取り組んでいます。桜の木には保護シートを巻き、根には藁を敷いたりして保護してきた。春の美麻はあちこちで
菜の花が咲き、きれいな山村です。昔はGW中に「ぽかぽかランド美麻」で「春の美麻い〜とこよっとくれ」が開催され、春の山菜のてんぷらの振る舞いや静かの桜環境を守る会は菜の花をプレゼントしてくれました。(※以下の写真は以前に「静の桜公園」で撮影)
■6/1-6/2;10:00-16:00;池田町広津「カミツレの里」で「第36回花まつり」開催。
カミツレの里を自由に散策。ジャーマンカモミール花摘み体験(無料)、カミツレエキス製造工場見学、入浴剤・スキンケアなどの華密恋商品の直売会など。
2022年9月〜コロナ過で休業していたが、2024年5/24〜;八寿恵荘の宿泊再開。カミツレエキスたっぷりのカモミールの湯が自慢(日帰り入浴は不可)で、華密恋の商品を使用可。ラウンジ・部屋・ダイニングなどは地元産の木をふんだんに使用。
(問)カミツレの里 TEL 0261-62-9222
■9/13-11/4;大町で「北アルプス国際芸術祭2024」の開幕まで100日。
前回芸術祭(2021年)のボランティアサポーターは約800人、2024年は県内外から1000人が登録し、機運が高まる。6/1;長野県立美術館本館で100日前イベントを開催。参加アーティストの全容やエリアなど具体的な概要が発表される。
■6/2;北ア「針ノ木岳」(標高2821m)の「針ノ木大雪渓」で「第67回針ノ木岳慎太郎祭」が開かれた。
あいにくの雨となり、針ノ木峠への記念登山は中止。県内外から約100人が参加。今シーズンの安全な登山を祈願した。
■6/2;日本三大雪渓の一つで北ア「針ノ木岳」(標高2821m)の「針ノ木雪渓」で「第67回針ノ木岳慎太郎祭」が行われた。
雨で霧が立ちこめる中、登山者ら約100人が神事を行い、今シーズンの安全を祈願した。
■6/初;池田町会染渋田見の「あづみ野バラ園」では、バラが見頃を迎えています。
北アを一望する約1300uのバラ園で、「バラの会」が丹念に育てられた150本のバラが咲き誇っています。バラ園は東山山麓の遊休農地を活用し、住民主体の花づくりや生きがいづくりの場として、13年前に開園。「みんなに愛されるバラ園」を
コンセプトに「ロッヂ赤い屋根」の敷地内に規模を縮小し、約10人の会員が週に1回、園の整備や花の手入れに汗を流しています。
■池田町広津の「カミツレの里」で、ジャーマンカモミールが見頃を迎え、一帯には甘い香りを放っています。
6/1-6/2;新緑の美しい里山で「第36回いけだまちひろつカミツレ花まつり」を開催。
■6/1;大町堀六日町の「麻倉アート&クラフト」で「まちへ行こう!街なかライブ」が開かれた。
開催第100回の節目を迎え、総勢16グループが集まり、100回記念を祝う盛大なパーティーとなった。100人を超す来場者でにぎわった。2005年2月に発生した大町の商店街大火をきっかけに、音楽仲間が集い始めたイベント。近年は大町あめ市や
ゆかたまつり、大町やまびこ祭りなどのイベント時に合わせて年に5〜6回開催。
■県民におなじみの「ビタミンちくわ」が食卓に戻ってきます。
能登半島地震で被災した石川七尾でスギヨの「ビタミンちくわ」が生産を再開した。「ビタミンちくわ」は県内で生産量の約7割を消費。再開された商品の袋には「がんばろう能登」の文字が記された。
6/1〜;スーパーなどの店頭に並ぶ。今後、1日の生産を30万本まで増やす予定。
■6/1;松川村「安曇野ちひろ公園」の田んぼで田植えが行われた。
家族連れなど27人が参加、泥の感触を味わいながら、コシヒカリの苗を手植えした。松川村の無農薬有機栽培の米農家が「田んぼの先生」となり、手ほどきした。はだしになった参加者らは田んぼに入り、しるしに合わせて次々と苗を植えていった。
泥だらけになって、カエルやオタマジャクシと触れ合っていた。昔、農作業の合間に食べられていた「おこひる」として、同公園で収穫した米で作った「きなこおにぎり」が振る舞われた。
■5/末;大町「農具川」でアヤメの開花が始まった。
農具川環境美化委員会が2001年から河川敷に植栽を始め、手入れを続けている。2024年も大町三日町-神栄町の約1.5km沿いに、残雪の北アを背に色鮮やかな紫色の花を咲かせています。
■5/30;大町の中心市街地の商店街に「花のプランタ」を設置した。
毎年行っている「中心市街地花通り事業」でベゴニアを設置。9/13〜;「北アルプス国際芸術祭2024」に向けても色とりどりの花でまちなかを彩った。
■5/30;北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会は、総会を大町「JA大北会館アプロード」で開いた。
関係者約50人が出席、2024年度事業や予算などを決定。コロナ禍前に戻りつつある登山者数や山岳遭難事故に対し、引き続き、遭難防止の啓発や救助活動を行っていくことを確認した。同協会や大町署によると、管内では2023年、前年より8件多い
69件の山岳遭難が発生。死者は8人(前年比3人減)、行方不明者2人(2人増)、負傷者46人(19人増)、無事救出19人(12人減)で、コロナ前の水準に戻りつつあるという。
■「大町岳陽高校」でアジアフ活動が始まった。
5/29;講演会が開かれ、青年海外協力隊の活動経験者が自分たちでできる支援について理解を深めた。
■5/28;大町市は2028年「信州やまなみ国民スポーツ大会」に向け、施設を再整備する。
2024-2025年度;「大町市運動公園」内にある「陸上競技場」と「サッカー場」の各管理棟を解体し、新施設を整備する。総事業費は4.2億円。
運動公園総合体育館は1998年、陸上競技場スタンドは1978年、サッカー場スタンドは1977年、野球場スタンドは1986年に建設。
総合体育館は屋内競技の地区大会や県大会等が開催され、2028年男子バレーボール会場。アルプス囲碁村まつりなどのイベントでも利用。
陸上競技場は大北公認の競技場でアルプスマラソンなどでも利用。2028年女子サッカー会場。サッカー場は天然芝で2028年のサッカー女子会場。
2028年同運動公園の特設スポーツクライミング会場ではスポーツクライミングも開催。
■2028年に開催予定の「国民スポーツ大会」と「全国障害者スポーツ大会」に向け、3/21;大町市役所で準備委員会設立発起人会が開かれた。
大会の成功を目指した趣意書を決定、会場の整備概要やスケジュールなどを確認した。
■「大町市文化会館」は2024年度から地震災害に備えて館内大ホールの吊り天井の改修工事を行う。
当初は2023年度中の着工を予定していたが、建築資材や人件費の高騰などを背景に計画を見直し。工事に伴い2024.12月-2025年末まで約1年間、ホール関係設備の利用を休止する。東日本大震災を教訓に脱落によって重大な被害が発生する恐れが
ある天井の対策工事が、2014年の改正建築基準法施行により努力義務化されたことを受け改修工事を実施。「住民に安全に施設を利用してもらうための工事。ご理解いただきたい」と。
■5/26;松川村中央公園「リンリンパーク」で「第12回安曇野まつかわ五月の風音楽祭」が開かれた。
近隣で音楽活動をする約30団体、総勢約400人が新緑の美しい松川村に集い、歌や演奏を披露した。
■5/25;池田町会染滝沢の「北湯沢砂防えん堤」が完成し、「滝沢集落センタ」で完成報告会と現地で記念植樹式が行われた。
土砂災害の被害を軽減させる施設で、町道八代線に隣接。高さ6.5m、幅54mで中央に透過型スリットや管理用道路を備え、工事費は約1.7億円。2021年着工、2024年1月完成。県犀川砂防事務所が整備。
■5/25;松川村「安曇野ちひろ公園」で「おでかけホリデー」が開かれた。
新緑の公園で親子連れなどが思い思いにピクニック気分を味わっていた。「トットちゃん広場」では端午の節句にちなみ、「鯉のぼり競争」が行われた。餅つき、草もち作り、野外調理体験、お散歩、青空ピアノ、マルシェなど多彩な催しが行われた。
■5/下;松川村のJR信濃松川駅前の「セピア安曇野」の庭で「オオヤマレンゲ」の花が咲いています。
ハスの花に似たかれんな白い花を咲かせる落葉低木で、モクレン科に属する。蕾は白い玉のようで、花開くとハスの花に似た感じ。
■5/24;高校再編で池田工・穂高商・南安農を統合する「安曇野総合技術新校」の再編実施計画懇話会(第2回会合)が「池田町交流センターかえでで」で開かれた。
各地の高校改革に携わった大学院の教授を講師に、総合技術高校の先行事例と新たな学びの姿を共有した。高校生からは「農・工・商を全部できる人材を育てる学校になれば」「個性もそのままに、自分から学びたいと思える環境ができれば」など前向きな意見があった。
■5/24;池田工高は松川村のJR信濃松川駅で地域美化活動を実施した。
通学で利用する駅の待合室、ホーム、駅周辺の他、池田町の校舎周辺で清掃に汗を流した。
■5/21;松川村で緑化活動に取り組む「花が咲いている村づくりの会」は、「安曇野ちひろ公園」でプランターに花苗を定植作業を行った。
760個のプランターに、色鮮やかなベゴニアの苗を植えた。同会の母体で、苗を育てた生産グループ「Mフラワー」のメンバーや村議、村職員など約40人が参加。
プランターには赤や白・ピンク色の苗を3株ずつ植えた。
■5/下;「有明山」(標高2268m)では淡いピンク色のシャクナゲが見頃を迎えています。
シャクナゲは穂高山麓や松川村の馬羅尾高原(標高830m)、雨引山(1371m)、唐沢山(1575m)、馬羅尾山(1852m)、鍬ノ峰(1623m)、大町ダム(900m)、国営アルプスあづみの公園(690-890m)などで咲いています。アズマシャクナゲや
ホンシャクナゲが多い。北アでは蝶ヶ岳〜常念岳、燕岳、東沢乗越〜東沢岳、清水岳〜東餓鬼岳〜東沢岳〜餓鬼岳、七倉岳〜北葛岳〜蓮華岳〜針ノ木岳〜爺ヶ岳、清水岳〜雪倉岳〜朝日岳、白馬大池〜船越ノ頭〜小蓮華山、白馬乗鞍岳では
ハクサンシャクナゲやキバナシャクナの群生が見られます。
中房渓谷の「燕岳」(標高2763m)登山口周辺では新緑がきれい。登山口の中房温泉から北ア三大急登の合戦尾根の第1〜第3ベンチ、富士見ベンチ、合戦小屋までは急速に雪解けが進んで雪はなし。登山道ではコイワカガミ、ムラサキヤシオツツジなどが
咲いています。合戦沢の頭から稜線までには残雪が残っています。残雪の槍ヶ岳、穂高連峰の美しい山並み。燕岳の稜線では雪が消え、ハクサンイチゲ、コマクサなどの高山植物がひっそりと芽を出し始め、本格的な夏山登山シーズンを迎えます。
■4/13-5/19;9:30-17:00;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)で「Spring Festa 2024」〜春の森で遊ぼう!新緑ピクニック〜開催。
北ア「餓鬼岳」山麓の園内(れき原)に22種類3万球のスイセンと、4種類3.2万球のチューリップが咲き誇るお花畑。5月にはミツバツツジ、ヤマツツジ、レンゲツツジも
週末にはファットバイク体験、スラックラインなど。GW期間中にはロープで木登り!ツリーイング、ボーリング・ストラックアウト、エアー遊具、昔遊び・けん玉など。
4/21;ランバイク・アルプスあづみのカップ、5/4;ティラノサウルスレース。5/5;クワガタオージャー
4/13-5/19;謎解きゲーム「AIクイズ女王からの挑戦状」
4/28;スイセン・チューリップのフラワーアレンジメント教室(\500)、4/29,5/3;蒸しおやきづくり(\200)、5/8-5/17;小鳥のクラフト体験(\200)
5/18;10:00-15:00;れき原の花畑でスイセン・チューリップ球根の掘り取り体験(参加無料)
4/23,4/27;野鳥観察会(無料)、5/11;乳川三堰堤と乳川石堤ウォーキング(無料)
4/13-11/10;毎日;森の体験舎-大草原の家間にロードトレイン運行(無料)
5/4,5/12;入園無料。(入園料;\450/大人,\210/シルバー65歳以上,中学生以下無料)
(問)アルプスあづみの公園大町・松川管理センタ TEL 0261-21-1212
■5/19;大町に春の訪れを告げる「北アルプス雪形まつり」の一環で、大北・安曇野から見える北アルプス雪形見学ツアー」が開かれた。
ガイドが同行し雪形の見え方や由来、地域との関わりなどを解説した。15人が参加、雪形の奥深さに触れるとともに、雪国ならではの自然の造形美を楽しんだ。
■5/19;大町市「運動公園」の総合体育館で「第20回アルプス囲碁村まつり」(県知事杯・市長杯争奪囲碁大会)が開かれた。
全国から集まった囲碁愛好者約140人が対局を楽しんだ。対局はスイス方式による5回戦で、無差別の「アルプス名人戦」など段位に分かれ、熱戦を展開した。
■5/18;初夏の北アルプスや田園風景を楽しむ「第15回いけだまち北アルプス展望ウォーク」が池田町で開かれた。
県内外から約130人が参加、五月晴れのもと北アの絶景を満喫した。
■5/18;松川村観光協会は、「雨引山トレッキング」を開いた。
村内外から40人が参加。新緑が映える森の登山道を歩いて登り、雨引山(標高1371m)山頂からの絶景を楽しんだ。
■池田町陸郷の「夢農場」の桜は、4/8;開花、4/13;見頃、4/15;満開。4/16夜の雨風で陸郷の山桜は花びらが落ちたが、まだまだ桜仙峡の桜は楽しめます。
■5/初;池田町「高瀬川」河川敷にある「アルプス広場マレットゴルフ場」に色とりどりのこいのぼりが舞っている。
晴れた日には残雪の北アを背にこいのぼりが泳いでいる。
■5/18;松川村「馬羅尾高原」の神戸原扇状地で村独自の「山の日」に合わせ「記念植樹祭」を開いた。
五月晴れのもと小学生の親子連れなど参加者約80人が集まった。
■春の松川村を歩く2つのイベントの参加者募集中。
5/12;「北アルプスパノラマウオーク」(定員;60人)。8:30;安曇野ちひろ公園集合、舟方遊歩道などを巡って同公園に戻る約8kmコース。
5/18;「雨引山トレッキング」(定員;40人)。片道約2.5Hの里山登山。8:00;馬羅尾高原「林遊館」集合。昼食持参。
(事前予約制,締切;5/7,松川村観光協会,\1500/大人,\500/中学生以下)
(問)松川村観光協会 TEL 0261-62-6930
■5/15;大町市「大町西小」の児童が学校西側に借りる学校田で田植えを行った。
例年5年生が取り組む米作り学習の一環。田植えから収穫までの農作業を体験する。
■5/15;大町市「八坂小中学校」の学校田で米作りが始まった。
田植えの前の田んぼに水を張り、足で「荒代かき」を体験した。
■5/15;大町市八坂小中学校で伝統の「ガードレール磨き」が行われた。
県大町建設事務所や地元建設業者、市職員、地域住民ら多数が参加。交通安全と無事故を願い、児童生徒の通学路沿いのガードレールを広域にわたって、心を込めて磨き上げた。児童は大町麻績インター千曲線、県道舟場矢下線で道路沿いの
ガードレール清掃を行った。1年間の排気ガスや埃で黒く汚れていたガードレールは、見違えるように真っ白な姿を取り戻した。
■5/12;大町「仁科神社」で伝統の神事「御田植祭」が執り行われた。
秋の新嘗祭に神々に供える米作りの最初の神事が行われ、宮司が神社に奉納する米の苗を昔ながらに手植えし、豊作を願った。神事は毎年米作りを行っている氏子総代会長の水田で執り行われた。氏子総代らが参列、宮司が田植えのしぐさを
表現した古い言葉が盛り込まれた祝詞を厳かに読み上げた。
■2024年初夏に大町常盤の「ラ・カスタナチュラルヒーリングガーデン」を訪れた。
この日は青空が広がっていたが、風は強めで白い雲が流れていた。ラ・カスタナチュラルヒーリングガーデンは、2024年は4/18OPEN。園内は緑に囲まれていた。開園期間は2024.4/18〜11/10。
2023.5/21;大町常盤の「ラ・カスタナチュラルヒーリングガーデン」がGrand Open。「ラ・カスタ」の商品開発・販売を手掛け「アルペンローゼ」は、2023年春に旗艦店「ラ・カスタ 北アルプス本店」を入口にOPENした。
アルペンローズは1989年、美容室専売のヘアケア商品を扱う会社として大町に設立。北アの雪解け水を利用したシャンプーなどの製造や、農園で育てた植物を使ってアロマオイルの研究開発を行っている。1996年には植物の生命力と癒やしを
テーマにナチュラル化粧品ブランド「ラ・カスタ」が誕生。北ア山麓の地下100mを流れる軟水はミネラルのバランスに優れ、傷みやすい髪や、きめ細かく敏感な肌に馴染む納得の水質という。自社農園は北ア山麓の大町で、1万uに年間350種の
草花を栽培。ラ・カスタガーデンは2006.4月OPEN。海外から3000種の種を集め、自社農園で栽培、大町の環境に適した500種を植栽。草花700種、樹木250種。四季ごとに草花の入れ替えを行っている。
三角屋根の北アルプス本店は天井が高く木をふんだんに取り入れた明るい店内に商品が並んでいた。伐採したヒマラヤ杉でパーテーションや小物して利用。ラ・カスタ製品のルーツの映像が流れる「ウェルカムルーム」を併設。店内では
商品販売だけでなく、商品の試供、正しいケアをアドバイス。お客さまに合わせたセルフケア、頭皮ケア、季節のお薦めアイテムを提案。この日はスタッフが化粧品の紹介やスキンケア方法、カウンセリングを行っていた。製品を試すの水道の
蛇口からは髪や頭皮を洗うために最適な37℃に設定され、泡立ちがよく髪や頭皮にやさしいという。ラカスタ商品(スキンケア)を実際に手のひらに塗り、浸透していく具合がわかった。
アルペンローズはシャンプーやトリートメントなどの商品を美容室や小売店約2500店舗に卸し、直営店は8店舗。ラ・カスタ銀座本店(松屋銀座)、県内には北アルプス本店(大町)、松本井上店(松本)、井上アイシティ21店(山形村)。
従業員数は約100名。
ナチュラルヒーリングガーデンでは香りの植物に触れられるアロマガーデン、季節の花々で彩られたシーズンガーデンなどがあり。ガーデン入園は店内カウンタで受付(入園は事前予約のみ)
園内にはお城と塔のファクトリー。アロマテラピーで自分の香りをつくる「香りのラボ」があり、エッセンシャルオイル、バスオイル、フレグランスミストなど。2Fにショールームとして自社製の化粧品やエッセンシャルオイル、
アルペンローゼの商品を展示。香は自分でつけて楽しめます。自分にあったアロマを見つけて、受付にもっていくと、試供品が貰えました。塔は展望室になっており、ガーデン全体が望めます。北には北アの山並み、南は安曇野(松川村方面)の
田園風景が眺望できます。最上階には「癒しの鐘」があります。
ファクトリー内はアロマの香りに包まれた「植物と香りのある空間」で、2階には「ラボ」があり、エッセンシャルオイルの香りを体感できます。
「ラ・カスタガーデン」は事前予約制(日時指定)で、人数制限(Maxでも100人程度)があり、ゆっくりと静かに園内を散策できます。自然と癒しの空間を満喫できます。なお、入園後の滞在時間には制限なし。
(10:00-17:00;入園予約制,11/中-4/中;冬期休園,\1100/大人,\550/小中生,水曜休園,祝日開園,翌日休園,P40無料)
(問)ラカスタナチュラルヒーリングガーデン TEL 0261-23-3911
■5/上;松川村で「りんごの木のオーナー」募集。
2024年の新規は13本。品種はフジ、1本150個保証。(年間;\24200/1本)
11/16-11/17;統一収穫日。収穫まで園主が大切にりんごを育てます。
(問)松川村観光協会 TEL 0261-62-6930(8:30-17:00)
■5/9;松川村の松川中の生徒が松川村内6ヶ所の「リンゴ農園」で「摘果作業」を行った。
地道な作業に取り組み、仕事や地場産業への理解を深めていた。
■〜5/8;「大町温泉郷」の宿泊施設や「大町図書館」では「第23回北アルプス雪形まつり雪形パネル展」を開催中。
宿泊客や地域住民らが山肌と残雪が織りなす雪形の魅力にふれている。
■5/8;「県大町合同庁舎」で「県シニア大学大北学部」の「2024年度入学式」が開かれた。
大北や長野、安曇野などの70代から最高齢85歳までの15人が入学。大学での学びと出会いに期待を膨らませ、第44期生としての第一歩を踏み出した。
■5/上;大北でも本格的に田植えのシーズンを迎えています。
GW中は池田町や松川村、大町常盤など大北南部で田植え作業の風景が見られた。水田の水鏡に残雪の北アが映り、農作業シーズンの始まりを告げていた。安曇野では田植えが終わったところも多く、小さな苗の間に常念岳が映り込んでいた。
■大町常盤の「ラ・カスタナチュラルヒーリングガーデン」は、大町南小に花苗約300鉢を寄贈した。
学校の花壇で花植えが行われ、児童は花壇づくりに汗を流した。
■5/上;大町常盤の「ラ・カスタナチュラルヒーリングガーデン」でチューリップを見て来ました。
ファクトリーのテラス前に広がるシーズンガーデンでは、春から初夏の花に植え替えします。その前日、花壇に植えられた色とりどりのチューリップはまだ綺麗に咲いていました。2024年は春先に寒い日があり、チューリップの開花が
少し遅かったため、花は長持ちしたという。大町にある自社農園で栽培した花を季節ごとにラ・カスタカーデンに植え替えています。これからはバラ、ハマナス、アジサイ、ハーブの季節。
4/18-11/10,10:00-17:00,水曜定休,予約制(\1100/大人・高大生,\550/小中生)
※2024年春のラ・カスタカーデンの花の写真がたくさんあるので徐々にUP!
(問)ラ・カスタナチュラルヒーリングガーデン TEL 0261-23-3911
■5/上;新緑の「大町ダム」
大町ダムの「龍神湖」の奥に聳える「残雪の北葛岳」(標高2551m)。「大町ダム」周辺も緑が深まってきました。
大町ダムは高瀬川の下流に建設されたダムで高さ107m、堤頂長338mのコンクリートダムで1972年着工、1985年竣工。ダム直下には東電の水力発電「大町発電所」があり、上流の高瀬渓谷には七倉ダム、高瀬ダムがあります。
新緑の山に囲まれたエメラルドグリ−ンの「龍神湖」は、地元に伝わる民話「犀竜と小太郎」に因んで命名され、ダム湖畔の「高瀬渓谷緑地公園」には犀竜と小太郎の銅像があります。
■5/5;8:30-14:00;大町「中綱湖」から「青木湖」を巡る「塩の道ウォーキング」
爽やかな新緑の中、中綱湖・青木湖を巡る。Aコース;中綱湖-青木湖周回(約10km)、Bコース;中綱湖(3km)。8:30-10;00;中綱湖畔ラーバン中綱受付、受付後順次出発。雨天決行。終了は14:00。事前申込み、定員を上回る場合は抽選。
(定員;200人,\1000/中学生以上,小学生以下無料,締切;4/23)
フォトコンテストも開催。コンテスト賞;信濃大町で泊まりま賞(1万円宿泊補助券),大町三蔵セット,ファミリー賞(特産品),参加賞(塩の道手ぬぐいなど)
(問)大町観光協会 TEL 0261-22-0190
(問)FM長野
■4/5-5/6;「大町公園」で「おおまち桜まつり」
「大町山岳博物館」下にある公園で、桜と北アの競演は美しい。ソメイヨシノ(20本)やオオヤマザクラ(10本)など約40本。現在はまだ蕾も硬い。18:00-22:00;ぼんぼりが点灯。(P30,無料)
「大町山岳博物館」(標高774m)〜「大町公園」(標高770m)、桜並木の「大町観光道路」・「市民の森」・「大町霊園」(標高750m)などからも美しい。
(問)大町観光協会 TEL 0261-22-0190
■5/5;大町市観光協会は「塩の道湖畔ウォーク&フォトコンテスト」を中綱湖や青木湖で開いた。
2024年は約300人が参加、快晴の湖畔を散策した。新緑や透き通った湖など豊かな自然を満喫した。中綱湖畔を歩く約3kmと中綱湖〜青木湖を歩く約10kmを選択してウオーキング。イベント中の撮影写真を応募するフォトコンテストも行われ、
参加者はカメラやスマホで思い思いの景色を撮影しながら歩いていた。
■5/上;大北でも本格的に田植えのシーズンを迎えています。
GW中は池田町や松川村、大町常盤など大北南部で田植え作業の風景が見られた。水田の水鏡に残雪の北アが映り、農作業シーズンの始まりを告げていた。安曇野では田植えが終わったところも多く、小さな苗の間に常念岳が映り込んでいた。
■5/初;大町「農具川河川公園」でシバザクラが見頃を迎えています。
咲き誇る色とりどりの花が河川敷を鮮やかに彩っています。「白塩町河川公園愛護会」が河川敷に広がるシバザクラのじゅうたんを夢見て、植栽や管理を続けている。
2024年は河川敷よりも農具川両岸の土手の上の散策路がメインでした。農具川沿いの臨時駐車場(P30)は5/20まで。
■5/初;大町常盤の「西山城址」でミツバツツジ、ヤマツツジ、レンゲツツジなどツツジの花が見ごろ。
「三の曲輪」から山頂の「一の曲輪」へと続く山道沿いで順々に咲き始め、ピンクや赤、オレンジと色とりどりのツツジの共演。高低差があるため、5/20頃までは花を楽しえmそう。三の曲輪のヤマツツジ、二の曲輪のミツバツツジが見頃。
■5/5;大町で「塩の道ウォーク」が開催され、中綱湖の駐車場もほぼ埋まり、「中綱湖」や「青木湖」では塩の道や周回コースを歩く人が多かった。湖畔一帯は風が強めでさざ波がたち、水鏡にはならなかったが新緑の中、思い思いに歩いていた。
■春の鹿島槍ヶ岳・五龍岳・唐松岳・不帰ノ剣・白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳
■「大町公園」からの「仁科三山」。雪解けが進んでいます。
■大町の<「鹿島槍ヶ岳」登山口の「大谷原」への鹿島川沿いではカラマツなどの木々の新緑がきれい。
「大谷原P」(標高1075m)〜赤岩尾根登山口(標高1132m)から「赤岩尾根」を登り、「高千穂平」(標高2049m)から爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳の主稜線上にある「冷乗越」(2387m)まで標高差1356m、「鹿島槍ヶ岳」南峰(標高2889m)までは標高差1700m。
雪解けが進むと、大谷原から見上げる「鹿島槍ヶ岳」は鋭い岩稜が姿を現す。北には白馬三山も見られます。黒沢高原では、水芭蕉は終了して大きな葉だけ、カタクリは終盤となり、一部色褪せぎみですが、まだ咲いていました。
■5/3,5/4,5/5;大町「居谷里湿原」で毎春の恒例「自然観察会」開催
植物などの自然に詳しい講師が湿原を1周、湿地の草花などを観察する。大町市文化財センタ主催、大町山岳博物館協力。講師は山博の学芸員、大北の湿地植物生活史研究グループ。
居谷里湿原P集合。(1日2回;10:30〜/13:30〜,所要約1.5H,参加無料,申込不要)
(問)大町市文化財センタ TEL 0261-23-4760
■5/3-5/5;大町市文化財センタは県天然記念物「居谷里湿原」で「自然観察会」を開催中。
約1.5kmの湿原を歩きながら湿地特有の草花や生物を観察し楽しんでいる。
5/3;県内外から約20人が参加。参加無料。大町山岳博物館友の会の案内で湿地を散策した。ザゼンソウやミズバショウ、リュウキンカ、ネコノメソウなど湿地特有の植物がみられた。周囲からはウグイスやカエルの鳴き声なども聞こえ、
心地よい自然環境を満喫。
■5/1-5/5;「大町山岳博物館」でGW恒例の「付属園まつり」
博物館併設付属園でクイズ・スタンプラリー、動植物観察ツアー、ライチョウガイドを実施。付属園ではニホンカモシカ、スバールバルライチョウ、ニホンライチョウ、フクロウなどを飼育。
5/3-5/5;大町市キャラクター「おおまぴょん」が登場。(入園無料)
(問)大町山岳博物館 TEL 0261-22-0211
■5/4;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)で人気の着ぐるみレースが行われた。
「ティラノサウルスレース」。恐竜の着ぐるみで小学生以下は「幼獣」、中学生以上は「成獣」。県内外から幅広い年代の100人が参加、気温27.8℃の暑さの中、転んだりしながらも懸命に走っていた。
園内ではヤマツツジ、レンゲツツジ、ミツバツツジ、シャクナゲ、スズランなどが咲き、花壇では残雪の餓鬼岳を背に、新緑の森、赤、白、ピンク、紫など色とりどりのチューリップと水仙が見頃でした。
森の体験舎でクラフト体験(\300)。GW中は整理券(時間別)を事前配布していた。アルプス大草原にはキッチンカー並び、暑さもあってか、シロップかけ放題のかき氷などを買い求める客で賑わっていた。
渓流ゾーンでは川のせせらぎを聞きながら新緑の森の中を散策してきました。無料のロードトレインにも長い列ができていた。園内は広いので歩き疲れ、帰りは乗ってしまった。アルクマ熱気球係留飛行も
行われていた。
■GW中、松川村西原の「安曇野ちひろ公園」で、地元食材をふんだんに使った食体験が開かれた。
5/4;「山菜天ぷら作り体験」と「簡単そば打ち体験」には家族連れが参加。
■5/3;大町美麻新行高原の「新行福寿草園」で福寿草の株分け作業とこいのぼりの掲揚作業が行われた。
新行地区子ども育成会が毎春、GWに合わせて実施する恒例の取り組み。フクジュソウはキンポウゲ科の多年草で、春の訪れとともに早春に咲く。同園では、春の株分け、やぶ払いなどの環境整備を続け、周辺一帯の生息地保全を行っている。
この日は、子どもたち20人とその保護者が参加。地区の子どもの他、美麻小中学校に通う山村留学生なども参加した。株分けが終わると同園の上空に25匹のこいのぼりを泳がせた。
■芽吹きの春は「山菜採り」
5/初;農産物直売所(Vif穂高、池田町ハーブセンタ等)では旬の山菜が販売されていた。穂高産、池田町産、大町産などのワラビ、こごみ、タラの芽・コシアブラ、うこぎ、トトキ(ツリガネニンジン)など、レタスなど春野菜も販売。
■松川村西原のりんご畑では「有明山」を背に白いりんごの花がまだ咲いていました。だいぶ葉が伸びてきました。
■5/初;「鹿島槍ヶ岳と桃の花」。有明山山麓では「リンゴの花」や「ももの花」がきれいに咲いています。鮮やかなピンクのモモの花畑が広がっています。ちょっとした桃源郷。畑では農家が花摘みや授粉の作業に追われます。
松川村「下条りんご園」の一角にある「しゃくなげの庭園」では、青紫色・白のツツジ、赤・白・ピンクのシャクナゲが咲いています。
※穂高山麓では昔からシャクナゲが自生しています。2016.10/3;開湯した穂高有明の日帰り温泉「しゃくなげの湯」、旧「しゃくなげ荘」(2016.9/30;閉館)のしゃくなげは赤松林の中、富士尾沢川沿いで自生する石楠花から名がついた。
県道308号(穂高駅-穂高温泉郷)の通称「しゃくなげ線」もその名を取っている。松川村の「有明山」(標高2263m)から「馬羅尾山」(標高1852m)、唐沢山(標高1575m)、「雨引山」(標高1371m)、大町の里山「鍬ノ峰」(1623m)では
しゃくなげがたくさん自生しています。北アでは餓鬼岳、東沢岳、燕岳、七倉岳などでは黄色のしゃくなげ「キバナシャクナゲ」が自生し、白馬乗鞍岳では白色の「ハクサンシャクナゲ」が自生しています。
■4/30;大町で綿花を育てて地域づくりに取り組む「コットンの会」が、「総合福祉センタ」で「綿の種まき講習会」を開いた。
綿づくりを行う福祉センタでプランターや花壇に綿の種まきを行った。
■4/29;大町美麻の道の駅「ぽかぽかランド美遊」で「お山とお肉のピクニック」が開かれた。
来場者は買い物やWSを楽しみにぎわった。毎月29日のにくの日に合わせて定期開催する恒例の催しで、この日は地域の木材を使った木工WSや、駆除された鹿の皮を加工した鹿革で作るWS、ステンドグラスやお香、多肉植物の寄せ植え、
一斗缶を使った暖缶作りなどの多種多様なWSが行われた。
■〜4/28;「池田町図書館」で池田町堀之内の桜にスポットを当てた写真展「岡ぜき沿いの桜並木」を開催。
のどかな田園風景を桜と合わせて紹介。
■4/27;大町中綱の民宿「旧橋場館」が農ある暮らしを提供する「Play Farmはしば」として宿泊業を再開。
環境に配慮した農業を営む男性が農園と同名で再開する宿泊業。4/13;10:00-17:00;「フリマ・ガレージセール&宿の見学会」を開く。
■4/27;日本の棚田百選に選ばれている大町八坂の「重太郎の棚田」の押の田地区で、梨の木水利組合と八坂小中学校の児童生徒による、棚田のせぎ普請が行われた。
先人が農業振興のために開いた歴史あるせぎを保全し、おいしい米作りができることを願いながら作業に汗を流した。参加者はせぎにたまった枯れ木や泥、落石を取り除き、用水路が滞りなく流れるよう作業に汗を流した。
■4/下;大町「中山高原」では「幻の池」が出現。
雪解けに現れる池で、高原の風景と水面に映る北アの共演を撮影しようとカメラ愛好家の人気のスポット。山が映り込むほど水がたまるのは数年ぶり。この池は窪地にあり、雪解け水が集まる地形から春限定で現れる「幻の池」。
春の中山高原は一面黄色い菜の花で覆われ、菜の花と青い幻の池が見られます。2024年は元気がなく高原一面の菜の花は見られそうもありません。
■4/26;松川村観光協会は2024年度の総会を「松川村役場」で開き、2024年度事業を決めた。
須沢和彦村長をはじめ、役員が変わり、前会長の平林明人前村長やJR信濃大町駅長を顧問に迎えた。村長は「観光資源が山のようにあるわけではないが、切り口を変えた案もお寄せいただきたい。継続事業も磨き、皆さまの力を借りて観光に力を注ぎたい」と。
■4/24;松川村西原の「安曇野ちひろ美術館」で中庭に秋の七草が植えられた。
2024年で没後50年となる絵本画家いわさきちひろが描いた「野」の草花に親しんで「共生の庭」と名付けた。広さは50u。スタッフらが花苗を植えた。キキョウ、フジバカマ、ススキといった秋の七草、フキ、ワラビ、サクラソウなど
100株以上を植えた。庭造りは自然をテーマに、9月の展覧会「あれ これ いのち」の関連企画。ちひろの絵本には野の草花が登場し、「ちひろ 秋の画集」には子どもたちと秋の草花が描き込まれている。秋の七草は万葉集に出てくるが、
人の手が入らなくなった野山で今では見かけることは少なくなった。「絵本を楽しみながら実物を見てほしい」と。同館はちひろの絵に込められた「あそび」「自然」「平和」をテーマにした展覧会を3-12月まで3期に分けて展開。
現在は「あそび」の展覧会「あ・そ・ぼ」を開催中。(10:00-17:00,GW(4/27-5/6)/8月;9:00-17:00,毎水曜休館,祝休日は開館,翌平日休館,8月無休)
(\1200/大人,高校生以下無料,2024.3月料金改定)
(問)安曇野ちひろ美術館 TEL 0261-62-0772
■4/下;大町「鹿島川」沿いの桜とオオヤマザクラ、山肌はこぶしとタムシバの群生。
鹿島川の河川敷から望む残雪の「北葛岳」と「蓮華岳」を背景に桜と大山桜が咲いていました。「高瀬渓谷」の入口「大町ダム」(龍神湖)では周辺に桜が咲き、4/28頃見頃を迎えた。
ダムから見える山にはこぶしやタムシバの群生。葛温泉周辺では樹々の芽吹きとヤマザクラが咲いていました。
「鍬ノ峰」(標高1623m)や「蓮華岳」(2799m)とその周辺の山肌(標高800m-1200m)には、モクレン科の白い花弁のコブシとタムシバが群生しています。山肌が白い綿雪のクリスマスツリーのよう。タムシバは比較的標高が高いところで育ち、
樹高は3m-9m、コブシは平地でも咲き、5m〜20mの高さ。コブシとタムシバは遠目には見分けが難しいが、コブシの花は葉が1枚つくが、タムシバは花の下に葉がないくので、タムシバのほうが白く見えます。タムシバの花は短く丸みを帯び、甘
い香りがします。こぶし・タムシバの花言葉は「友情」・「友愛」。花が純白であることが由来という。
■松川村「安曇野ちひろ公園」にある公衆トイレや小屋の外壁を塗り替えられた。
松本の小川原塗装店の地域奉仕活動。公園に合った自然な色合いに仕上がった。
■4/24;池田町は交通死亡事故「ゼロ」3500日を達成。
現在も継続中、県内の町では最長の記録。交通安全を再確認し、さらなる記録延長を目指している。
■4/24;松川村観光協会は、松川村神戸に彫刻工房を構える宮彫師・中牧一展さんの作品を巡るバスツアーを開いた。
新たな観光資源として村内の人材を発掘する新企画「松川村の名工」の第1弾として、村民が身近な職人の作品に触れた。村内在住・在勤者が参加可。中牧さんは大町八坂出身。宮彫師として活躍。同協会は「人も観光の資源。松川にも
こんな人がいるとみんなに知ってもらいたい」と。
■大町駅前本通りに、大正時代に建てられた洋館風建築の「松葉屋旅館」が「松葉屋ゲストハウス」として生まれ変わり、4/23;営業開始。築100年を超える施設はレトロな雰囲気はそのままに、現代の旅スタイルの需要にも幅広く対応。 ゲストハウスは和室(8室)。旧旅館の内装や調度品をそのまま残し、タイムスリップしたような趣ある雰囲気が満喫。宿泊客が自由に集い憩えるサロンも手作りで改装中。
■4/下;大町「木崎湖」を眼下に望む「小さな山羊牧場」
5年前にヤギを飼い始めた男性が経営。現在、成ヤギ9匹と2024年生まれた子ヤギ12匹を飼育、5月にはさらに2匹が出産予定といい、子ヤギの譲り先を探している。
主に飼育しているのは乳の量が多いのが特徴のザーネン種。
■4/23;大町の「中綱湖」の桜が満開
地元住民が植樹などしてきたオオヤマザクラを中心に湖畔を彩っている。湖面の波が静かになる早朝や夕方は観光客やカメラ愛好家が訪れ、水鏡に映る桜や山の風景を撮影してにぎわっている。
天候が良ければ週末まで楽しめそう。
■4/23;大町「仁科三湖」の1つ「中綱湖」で桜が見頃を迎えています。
里山に春の訪れを告げるピンク色、中綱湖に咲く桜です。静かな湖面がまるで鏡のように桜を映しています。早朝には無風になりやすく、シャッターチャンス。
ソメイヨシノとより濃いピンク色のオオヤマザクラ。2024.4/17開花,4/23満開。60年前に地元の山に自生していた桜から苗木を作って植えられました。地元の中綱民宿街を訪れる客を楽しませようと植えたのがきっかけという。
約100本が里山を彩り、植樹は今も続けられています。
■4/20;大町「中綱湖」の桜とオオヤマザクラはもうすぐ見頃。
4/17;中綱湖の桜が開花、現在4-5分咲き。中綱湖の北側(青木湖方面)の桜は見頃。
「大町観光道路」の桜は満開を過ぎましたがまだ見られます。桜の花びらが道路や路肩の水路に散李はじめています。
■4/20-4/21;大町常盤西山の「サントリー天然水北アルプス信濃の森工場」で、工場祭「サントリー北アルプス工場フェスティバル」が開かれた。
工場内を開放する地域貢献イベント。自然の水を大切にしながら飲料水を生産する工場の思いを五感で体験。
■4/20-4/21;11:00-17:00;池田町「ナチュラルマルシェ・ソヨソヨ」で「ソヨソヨマルシェ04」
ガーデニングシーズンを迎え、約200種のハーブ苗や宿根草の他、ガーデン雑貨、ハーブティ・ポプリ・ドライフラワー・ハーブ加工品など販売。11/1〜3/中;冬季休業。3/15〜;Open。ガラス温室も営業再開。5/7頃〜;カモミール摘み取り体験。
(問)ナチュラルマルシェ・ソヨソヨ TEL 0261-85-0211
■4/20;池田町のスポーツクラブ「大かえで倶楽部」は「里山トレッキング教室」を開いた。
ガイドを含む23人が参加し、春めく里山の景色を満喫した。
■4/17;大町市は「定住促進アドバイザー委嘱式」を大町市役所で開き、7人が委嘱書を受け取った。
任期2年間に都市部などで開かれる移住相談会やフェア、アフターフォローで定住を支える移住者交流会、暮らし体験ツアー、定住PRをサポートする。
■4/17;「大町温泉郷」の桜並木が満開。
4/17;「中綱湖」の桜が一部開花しました。まだ蕾が多く1分咲き。濃いピンク色のオオヤマザクラの蕾も膨らんできました。
■4/16;信濃大町は桜満開。
1)大町公園;4/13開花,4/16満開、2)大町霊園;4/13開花,4/16満開、3)大町観光道路;4/13開花,4/16満開、4)大町市民の森;4/11開花,4/16;満開
5)大町駅前の桜;4/13開花,4/15満開、6)若一王子神社;4/12開花,4/16満開、7)竈神社;4/14開花,4/15満開、8)大黒天しだれ桜;4/12開花,4/15満開、9)須沼の一本桜;4/9開花,4/12満開
9)大町温泉郷;4/15開花、10)4/15中綱湖の桜は蕾が膨らんで4/17開花,4/23満開。
11)4/16〜;「大町西小桜の木を守る会」による「大町西小」の桜並木がライトアップ(18:00-21:00)、4/15;桜の木の下で楽しむ恒例の「お花見給食」が行われた。
■大町「観光道路」の桜はまもなく満開を迎える。
信濃大町の東山「大町山岳博物館」下から三日町まで続く「東山観光道路」は北ア(蓮華岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳)と並行するため、北アの眺望がよい。戦後に植えられた100本を越える桜並木は、地元の「北山田町桜並木の あるまちづくり景観委員会」が草刈りや枝の手入れ、など保全活動を続けています。老木も多い。途中にある「大町市民の森」では濃いピンクのコヒガンザクラ、オオヤマザクラなどあり。
■4/13;「大町公園」の桜が開花。
2024.4/5〜5/6;「大町公園桜まつり」。「大町山岳博物館」下にある公園で、桜と北アの競演は美しい。ソメイヨシノ(20本)やオオヤマザクラ(10本)など約40本。18:00-22:00;ぼんぼりが点灯し夜桜が楽しめます。
大町公園の桜は4/13;開花、4/15;7-8分咲きで見頃。「大町公園」(標高770m)から見渡せる爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳・白馬三山は雪解けが進んでいます。山肌には一部雪形が現れてきました。
観光道路の桜並木は4/13;開花、4/15;7分咲きで見頃。「市民の森」でもコヒガンザクラも見頃。大町南部の「須沼の一本桜」は4/9;開花、4/13;満開。畑の中の1本桜で背後には残雪の爺ヶ岳・鹿島槍が映えています。
大黒天のシダレザクラも満開に。
「大町山岳博物館」(標高774m)〜「大町公園」(標高770m)、桜並木の「大町観光道路」・「市民の森」・「大町霊園」(標高750m)などからも美しい。(以下の写真は桜開花前;4/上)
■4/上;桜の便りが大北にも届き始めた。
連日の暖かな陽気に誘われ、大町常盤の田園地帯に咲く「須沼の一本桜」が咲き始め。週末に見頃を迎えた。
須沼の一本桜は樹齢70年以上のエドヒガンザクラ、春の農作業の開始を告げる「種まき桜」とも云われる。残雪の北アを背景に、のどかな田園風景の中に一本立つ桜で、写真愛好家などが訪れる。
1)大町公園;4/13;開花,4/14;3分咲き。2)観光道路;4/13;開花,4/14;1-2分咲き。3)大町霊園;4/13;開花,4/14;1-2分咲き。4)市民の森;4/11;開花,4/14;一部見頃
5)若一王子神社;4/12;開花,4/14;見頃、6)須沼の一本桜;4/9開花,4/13;満開。
7)大黒天しだれ桜;4/12;開花,4/14;見頃。8)須沼神明社;4/6;開花,4/11;満開。
9)大町温泉郷;4/14;蕾が膨らむ(まもなく開花)。10)中綱湖・青木湖;4/14;蕾が硬い。
■信濃大町も桜の季節。
4/12;大町須沼の一本桜は7-8分咲き。
4/12;大町「若王子神社」の桜や大黒町追分の「大黒天」のしだれ桜が開花。
4/12;大町公園ではコヒガンザクラが4-5分咲き、オオヤマザクラが開花、ソメイヨシノは蕾が膨らみ、4/13;開花しそう。「大町市民の森」ではソメイヨシノが開花。
■4/8;信濃大町もいよいよ桜の季節が到来
4/8;桜が一番早く咲く大町南部の須沼の一本桜が咲き始めた。4/8;「須沼神明社」でも桜が開花。
大町市街地では若一王子神社・かまど神社・大黒天・大町西小(2023年4/2開花・4/7満開)、大町公園・大町霊園・観光道路・市民の森は例年4/中-4/下(2023年4/3開花・4/7満開)
大町温泉郷・木崎湖・中綱湖・青木湖は例年4/下-5/上(中綱湖;2023年4/11開花・4/15満開)
■4/14;「サン・アルプス大町」で、大北、安曇野、松本のパン店10店が一堂に会する「アルプスブレッドマーケット」と、スイーツなどの6店が出店する「はれとけマーケット」が開催された。
ふれてもらいたい」と。
■4/14;大町「サン・アルプス」で「アルプスブレッドマーケット」
2023年初開催で人気だったイベントの第2弾。白馬、大町、松川村、安曇野、松本のパン屋など計10店舗が一堂に会し、地域のおいしいパンに出会う。
■4/14;大町で開幕する「北アルプス国際芸術祭」に向けて参加するアーティストが作品づくりをスタートした。
大町市八坂では竹の伐採になどにアーティストと地元住民ら50人が参加。空間を芸術にするインスタレーションという技法で、八坂公民館を「竹の波」で覆う予定。
北アルプス国際芸術祭は、9/13-11/4の約2ヶ月間開かれ、10の国と地域から35組のアーティストが参加予定。
■4/14;池田町「アルプス広場」のマレットゴルフ場で春フェス大会を開催した。
中信のマレットゴルフ連盟支部から約80人が出場。雲一つない青空が広がるコンディションの中、気持ちの良い汗を流した。2024年度最初の大会で、周辺では桜が咲き、ピンクの花と残雪の北アを眺めながらゴルフを楽しんでいた。
■松川村で、有機野菜の栽培や販売を試みる村民参加型の「有機野菜プロジェクト」を実施。
4/15;2024年1回目の作業が「松川村すずの音ホール」東のほ場で行われた。
■4/14;「おかめ様」の愛称で親しまれる松川村北細野の「鈿女神社」で「春の例大祭」(本祭り)が開かれた。
満開の桜の境内では「芸能の神」にちなんだ踊りや音楽が披露された。宮司による神事、地元の高校生による奉納舞踊「豊栄の舞」が行われた。村の「正調安曇節保存会」が安曇節を踊り、村を拠点に活動するバンドが演奏と歌を聞かせた。
訪れた人たちはお参りをしながら、音楽に合わせてリズムをとったり口ずさんだりして自由に楽しんでいた。
■4/13;大町市の2024年度「ひとが輝くまちづくり事業補助金」の公開審査会が「大町文化会館」で開かれた。
地域の活性化や課題解決などに補助金を活用したい11団体がプレゼンした。審査は公益性や協働性、発展性などを鑑みて実施。審査員長は「自分たちの活動を広く地域に広げ、活性化につなげていきたいという思いや熱意が伝わった。各団体が
活躍することを期待する」と。
■4/13-4/14;池田町陸郷の山桜の名所「桜仙峡」では、陸郷登波離橋愛護会の「春のイベント」が開催された。
山桜を望む豊盛公民館でコーヒーや五平餅、クラフトなどの出店し、和太鼓演奏も行われた。「桜仙峡」の山肌を花色に彩るヤマザクラは約3000本。
週末は晴天に恵まれ、桜が見頃となり、多くの観光客が訪れた。
■4/12;大町市プロモーション委員会は総会を大町市役所で開いた。
2024年度はコロナ禍前の観光入り込み数を目指し、「立山・黒部アルペンルート」関電トンネルのバス開通60周年、「北アルプス国際芸術祭2024」などを通じて誘客につなげる。バス開通60周年関連事業は、8/1;関電トロリーバスの
「トロバースデー」に加え、2024年最後の営業となる立山トンネルトロリーバスと、CFで残された最後の1台の「関電トンネルトロリーバス」との特別コラボ企画を10月に開催予定。SNSでの情報発信などで誘客に取り組む。
■4/中;池田町鵜山の桜の並木道と信濃富士「有明山」・「餓鬼岳」・「常念岳」は絵になります。
池田町東山の中腹にある「四神社」への登り坂の山道約300mには約80本のソメイヨシノが咲きます。
■池田町の桜の名所・中鵜鵜山の桜並木が満開。
週末が見頃のピーク。鵜山神社の境内には地元の鵜山桜並木保存会が整備してきた約60本のソメイヨシノが並び、咲いた花が残雪の北アと鮮やかなコントラストを見せる。
■3/31-4/14;8:00-17:00;池田町陸郷の「夢農場」は東山にあるラベンダー園で「春まつり」を開催。
夢農場では、4月は山桜(夢の郷)と菜の花、5/中-6/初;カモミール、6/中-7/初;ラベンダーが見頃になります。3/31〜;店舗OPEN。桜のソフトやおにぎり、桜クッキー、桜グッズ、ハーブ商品などのクラフト・グッズも販売。
陸郷一帯は山桜で山一面がピンク色に染まります。4000本ともいわれる山桜。場内にはソメイヨシノ、ヒガンザクラ、ウコンザクラ、ヤエザクラ、シダレザクラ、フユザクラ、ボタンザクラなどもあります。
3/31;オープン記念;\1000円以上購入で先着200名に芝桜1ポットプレゼント。
4/6;池田町観光協会主催の「陸郷山桜散策」。夢農場をスタートして陸郷を散策。
4/6-4/7;穂高の茶房喫茶「陶苑」の陶器販売。3/31,4/6-4/7,4/13;コロリートWS・くるりんきらりんづくり、4/6;あおいとWS・アロマワックスサシエづくり、
4/6-4/7;和のかWS・ハーブボールづくり、4/6-4/7;みちくさWS・りんごのハーバルハンドバスづくり、4/13;夢農場桜のバスソルトづくり
(問)ラベンダ−カーデン夢農場 TEL 0261-62-5510
■池田町陸郷「夢農場」ではソメイヨシノや彼岸桜はあと少しで開花しそう。
〜4/14;「夢農場」で「春まつり」。4/15-4/16;「さくら祭り」。
池田町陸郷・夢農場や桜仙峡は自生の山桜が多く、小鳥のつくった桜の郷と呼ばれ、春には山一帯が桜色に染まります。(約4000本)
池田町は昔盛んだった養蚕業が衰退し、荒廃していく陸郷の桑畑を桜の地にしようと、水野建設の前社長水野さんが30数年前に桜の植樹を始め、毎年100本-200本の桜の木を植えていった。雪解けの春、気温が15℃くらいになるとラベンダーは
休眠から覚めます。生前の水野社長はラベンダーの手入れ作業の傍ら、きれいに咲いた年には手を休めて山桜を眺めていた。桜の花が少ない年もあり、「例年もっときれいになるのだが、今年はウソにやられた」と云っていました。ヒヨドリやメジロは
桜の花の蜜を吸うが花びらを落とすことはないが、ウソは桜や梅の花芽を食べます。ウソは夏場はオオシラビソやコメツガが分布する亜高山帯で生息、冬から春にかけては低山で冬を越します。桜の木の下に花芽が散らばっていると、
ウソがついばんだのがわかります。小さな群れで過ごすウソは、安曇野の光城山や白馬山麓でも桜の花芽が食べられ、花が少ない年もあります。
水野さんはウグイスなどの小鳥のさえずりが聞こる中、桜茶を飲みながら夢農場で語ってくれました。水野さんはもともと農家の青年だった。池田町はその昔は養蚕が盛んで水野さんも昔は蚕を飼育してきた。ところが外国産の繊維の影響で養蚕業は衰退。
そこで土建屋を始めた。バブルの頃は儲かったというが、年を重ねごとにふと我に返り、この山の中に「花畑を作ろう」と思いついたという。当時は皆から「お前はバカか」と反対されたという。そんな中、黙々とラベンダーを植え続け、現在の広さまでに
なった。今では初夏〜夏間は池田町を代表する観光地「ラベンダー畑」となった。同時に約3000本を植えたという山桜。「小鳥が広めた」と言われますが、実際は水野さんが種を蒔いていた現代版の「はなさかじいさん」。ソメイヨシノは70年〜80の寿命。
古木には栄養分を与えたり、桜の間隔が空いているところには新しい桜を植えたりしたという。ヤマザクラの寿命は約300年という。「桜の状態は?」と尋ねると、「桜は数年おきに咲く年と咲かない年が繰り返されている」。ある年(2007年)はダメだったが、
翌年(2008年)は花のつきが良かった。その次の年(2009年)は前年(2008年)の6〜7分咲きだった。桜の花はウソに食べられるという話をしてみたが、「それだけではなく天候が一番左右する」と話していた。夢農場で開花宣言したのは4/上。それがここ1週間の
初夏を思わせる陽気で一気に桜がほぼ満開になった年もあった。こんな年は珍しいという。桜の次は2008年からアジサイを植樹を始めた。ただのアジサイではなく「ヤマアジサイ」。ヤマアジサイの種類は約500種あるがそのうち手に入るのは約300〜350種、
そのうち100〜150種を植えたという。この数年前には夢農場の一角の小川にはゲンジボタルの幼虫を放った。今では夢農場のホタルは7/中〜9/初まで見られます。信州のホタルは通常6/下〜7/中に見られるが、ここではその後は自然にその数も増え、
何と8/下〜9/上まで楽しめるようになった。「この池田町陸郷・夢の郷が有名になってどう思う」との質問には、「大勢の人に見学にきて頂くのは大変嬉しいが、反面、観光バスが多数往来し、地元の方にも迷惑が出ている。そのため、2009年春から
一部の道路で交通規制もするようにした。実は静かに見守って欲しいという気持が本音なんです」と。「交通規制の理由は」。実は80才を越えるご老人が写真撮影をしていたところに車が通りかかり、バックした際に老人に当たり人身事故が発生。
夢の郷周辺の道路は道幅が狭く、すれ違いもできないところが多い。「路肩駐車すると渋滞を起こすだけでなく事故にもつながるので夢農場の駐車場に駐車してして欲しい。桜を眺めながらのんびりと散策して欲しい」と。最後に水野さんから
とっておきの情報をゲット。「ヒ××××カの大群生地」。近くに「シラネアオイ」を植えている人がいますが、自然のヒ××××カの群生地はまだ世に知られていません。「ヒカリ××」は確かに珍しく、その自生地はご自身で探してみてくださいと。
★池田町陸郷の桜の開花日-満開日(2010-2023年)★
2010.4/10-18,2011.4/14-24,2012.4/21-26,2013.4/4-15,2014.4/14-19,2015.4/8-17,2016.4/4-9,2017.4/14-21,2018.4/2-8,2019.4/13-4/19,
2020.4/4-14,2021.3/29-4/6,2022.4/8-12,2023.4/6-11
(問)夢農場 TEL 0261-62-5510
★池田町陸郷の桜の開花日-満開日(2010-2023年)★
2010.4/10-18,2011.4/14-24,2012.4/21-26,2013.4/4-15,2014.4/14-19,2015.4/8-17,2016.4/4-9,2017.4/14-21,2018.4/2-8,2019.4/13-4/19,
2020.4/4-14,2021.3/29-4/6,2022.4/8-12,2023.4/6-11
(問)夢農場 TEL 0261-62-5510
■4/13-4/14;松川村北細野の「鈿女神社」で「春の例大祭」が開かれる。
「芸能の神」にちなんだ催しなどで祭りを盛り上げる。
■4/10;大町市「美麻小中学校」では地元の猟友会などが鳥獣対策の活動に関心を持ってもらおうと、新入生9人に熊鈴を1個ずつ贈った。
熊鈴は、猟友会員やボランティアが、美麻で駆除されたシカの皮の一部をベルトに使い、新入生たちに希望する色を事前に聞いた上で手作りしたもの。大町市では2023年7月ー12月にクマの目撃情報は174件、1人が襲われてけがをした。
■4/9;大町「陶芸の家」で「陶芸教室」の開講式があった。
明るく、元気に、楽しくをモットーに50-90代の会員25人が創作に励む。陶芸の家は1974年に大町市が開設。当時は高齢者向け(65歳以上)でその後に年代を拡大。現在は会員が週2回集まって陶芸を学び、福祉施設や学校にも指導へ出向いている。
大町市の教育ファーム事業「たのしい野菜づくり教室」の本年度講座が6日、大町高根町のたかね市民農園で開講した。応募によって移住者や市内の家族など21組24人が参加。初回は開講式の後、おいしい野菜を育てるための講義を聞き、さっそく野菜苗の植え付けを体験した。
■大町市大町西小と南小の児童が、能登半島地震で工場が被災した「スギヨ」(石川七尾)を元気づけたいと、手書きの応援メッセージを送った。
同社は「子どもたちの気持ちがとてもうれしかった。復興の励みになる」と。
■大町八坂・美麻で山村留学をする「八坂美麻学園」で「入園のつどい」があった。
小3〜中3の27人が入園。2023年度まで在籍した継続生17人に加え、新入生10人が新たに仲間に加わった。
■4/6;大町高根町の「たかね市民農園」で、2024年度講座「たのしい野菜づくり教室」が開講した。
応募によって移住者や市内の家族など21組24人が参加。初回は開講式の後、おいしい野菜を育てるための講義を聞き、さっそく野菜苗の植え付けを体験した。
■4/6;大町市「大町中」で「入学式」が行われた。159人が入学した。
■4/6;池田町商工会は春の恒例「いけだひな市」を「池田町交流センターかえで」の広場で開いた。
福まき、豪華景品が当たる大抽選会、花苗の販売などが行われ、多くの人が訪れにぎわった。
■4/4;大町の女性団体連絡協議会は能登半島地震被災地への義援金、約4万8000円を社会福祉協議会事務局に持ち込んだ。
中央共同募金会を通じて現地に送られる。
■3/24;松川村「安曇野ちひろ公園」で春の恒例の「第21回花咲きまつり」が開かれた。
松川村「安曇野ちひろ公園」で、安曇野に春を告げるイベント「花咲きまつり」が開催された。一帯にはまだ残雪が残っていたが、会場には約1.2万本のパンジーを使って絵本画家いわさきちひろの作品が表現された。
地上絵に使われたパンジーは正午から販売、売上げの一部は能登半島地震の義援金に充てられるという。3/24;来場者は約800人。
■3/1;松川村西原の「安曇野ちひろ美術館」は絵本画家いわさきちひろ没後50年を記念した企画展「こどものみなさまへ」開催。
ちひろの絵に込められた「あそび」「自然」「平和」をテーマにした3つの展示を12月まで3期に分けて展開。アートユニット「プラプラックス」の演出で未就学児も一緒に楽しめる「参加型の展覧会」に。〜6/2;春季の「あ・そ・ぼ」は複数
の展示室で約100点展示。絵本「ぽちのきたうみ」の展示では木の台で通り道を作り踏むと犬の鳴き声が。絵本「あめのひのおるすばん」展示では曇りガラスに見立てた画面に触れると、デジタル技術で「お絵かき」ができ、1カ所をこすると
ちひろの作品が浮き出てくる仕掛けなど。3/2,4/6,5/4,6/1;季節や展示にあわせた絵本の読み聞かせ。3/16,4/20,5/18,6/15,7/20,8/17,9/21,10/19,11/16;ギャラリートーク。
3/3;松川村民感謝デー、3/24;長野県民感謝デー。4/19;開館記念日;ポストカード贈呈。6/8〜9/1;平和にちなむ夏季展、9/7〜12/1;自然にちなむ秋季展。
(3/1-12/1,10:00-17:00,GW,8月;9:00-17:00,毎水曜休館,祝休日開館,翌平日休館,入館料;\1200/大人,高校生以下無料)
(問)安曇野ちひろ美術館 TEL 0261-62-0772
■4/18-11/10;4-9月;10:00-17:00;10-11月;10:00-16:00);大町常盤の「ラ・カスタ ナチュラルヒーリングガーデン」開園
「ラ・カスタ」(La CASTA Natural Healing Garden)はガーデンとファクトリー、北アルプス本店。ラ・カスタガーデンは冬季休園、ラ・カスタ北アルプス本店は通年営業(10:00-17:00)。
ラ・カスタガーデンは「植物の生命力と癒し」を五感で感じるガーデンで、四季折々の山野草などの植物が彩ります。春のチューリップ〜初夏のバラ・ハーブ・ラベンダーがお勧め。
ファクトリー2Fのアロマバーではラ・カスタの製品を体感できる「調香体験」(\1540〜)
(入園予約制,入園料;\1100/大人,\550/小人)
(問)ラ・カスタ ナチュラルヒーリングガーデン TEL 0261-23-3911
■4/11;松川村の桜の名所「有明山社」で恒例の夜桜ライトアップを始めた。
参道の桜並木では桜が一部が開花。週末〜来週末に見頃を迎えそう。氏子総代OBでつくる有明山社観桜会が主催。
■4/10;春の全国交通安全運動に合わせ、池田松川交通安全協会は、松川村の道の駅安曇野松川「寄って停まつかわ」で交通指導を実施した。
道の駅利用者に啓発チラシを手渡した。大北の南の玄関口でドライバーに安全運転を呼び掛けている。
■4/5;「大町岳陽高」で「入学式」が行われた。
普通科3クラス(121人)、学究科2クラス(78人)の計199人が入学。真新しい制服に身を包んだ新入生たちが凛とした表情で式に臨み、高校生活のスタートを切った。
■2/8-3/31;大町市は2023年春開校した「八坂小中学校」(そよかぜ校舎;旧八坂小)の体育館に下がる緞帳をCFで新調する。
2023.4/1;学校再編で新たにできた「八坂小中」は旧八坂小と旧八坂中の校舎を活用した校舎分離型の9年間義務一貫教育。2006年旧八坂村は大町市と合併。1986年旧八坂小が開校して37年。旧八坂村は全国に先駆けて、1976年に山村留学を始めた
「山村留学発祥の地」。体育館にある緞帳は長年の使用で傷みが進み、大町市は掛け替えを計画。「同校への関心を高め、緞帳のように子どもたちを末永く温かく見守ってほしい」とCFを採用。
寄付はふるさと納税「ふるさとチョイス」。期間;2/8-3/31、目標金額;100万円。最終的には150万円を目指す。寄付のお礼として児童によるメッセージ。
※大町市立八坂小中学校「そよかぜ校舎」緞帳掛け替えプロジェクト
(問)大町市役所 TEL 0261-22-0420
■大町「日向山高原CC」でクラブハウスが半世紀ぶりに新築される。
3/29;建設予定地で工事の安全祈願祭が開かれた。新クラブハウスは2024年春からの営業開始を目指す。クラブハウスは木造平屋建て334u。ゴルフカート用カート庫を2棟新設、カートも増やし利用者のサービス向上を図る。
今シーズンはホテル館内にフロントを置き、4/11から営業開始。
■3/24;9:30-15:00;松川村「安曇野ちひろ公園」で春を告げる「まつかわ花咲きまつり」開催
3/22-3/24;パンジーの地上絵。いわさきちひろの「海を見つめる少女」をパンジーの花で表現。
3/24;9:35;ニュー・スリー・シャープスオーケストラ、10:45;松本蟻ヵ崎高書道部による書道パフォーマンス&書道体験。甘酒、桜もちの振る舞い。
3/24;9:40-14:00;高所作業車乗車体験、10:00-12:00;花のしおり作り(トモエの講堂)など。
3/24;公園マルシェ、農産物販売、ハンドメード品、スイーツなど販売。
3/24;12:00-15:00;展示終了後、能登半島復興支援としてパンジーのチャリティ即売会。売上げの一部を日本赤十字社の能登半島地震災害義援金に寄付。(\60/1Pots,\1300/1ケース24Pots)
3/24;「安曇野ちひろ美術館」では長野県民感謝デー。
(問)松川村経済課商工観光係(まつかわ花咲きまつり実行委員会) TEL 0261-62-3109
■「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)で「クリスマスローズ」の原種という「チベタヌス」の花が見頃。
チベタヌスは、2019年の「信州花フェスタ」に合わせて同公園内に造られた「シェードガーデン」に植えられた。中国原産で国内で見られる場所は限られる。
「チベタヌス」はうつむきかげんのピンク色の花、3/下に開花。これから園内ではショウジョウバカマやカタクリなどの山野草が開花する。園内ではれき原の花畑ではスイセン・チューリップの芽が出始め、例年よりも開花は遅れぎみ。
■3/21;任期満了に伴う「池田町長選挙」で初当選した矢口稔町長が池田町役場へ初登庁した。
就任式が開かれ、「私自身が町民に責任を持ち、誠実に努めることを約束する。しっかりと将来ビジョンを示し、あるべき姿を明確にしながら率先して行動する」と。任期は3/20から4年間。
■3/20;池田町の町民有志でつくる観光ボランティア「池田町ガイドマスター会」は、観光史跡を巡る現地研修会を開いた。
まちなかの名所を訪ね、歴史や文化などそれぞれの特徴について再確認。会員約10人が参加。浄念寺、池田八幡神社、旧信濃池田鉄道跡、豊町観音、古久庄蔵などを訪ね、場所の特徴や歴史、ガイドのポイントなどを学んだ。
■3/20;松川村神戸の「有明山社」で、新小学1年生の安全と学業成就を願う「ランドセル清払式」が開かれた。
新入学を控えた子どもたちが、学校生活の象徴となるぴかぴかのランドセルを抱えて参拝。神事で門出を祝い、安全な成長を願った。松川村をはじめ、大町や池田町、安曇野などから新たに小学新1年生となる子どもや家族10組11人が参拝。
神職が鈴の音でランドセルを清め、知恵を司る祭神「天児屋根命」に加護を祈った。参拝者は家族で柏手を打ち、玉ぐしを捧げた。宮司は「ランドセルには夢と希望が入っている。6年間子どもたちが安全に通学できれば」と。
■3/19;公立高校で後期選抜試験の合格発表が行われた。
大北の大町岳陽、池田工、白馬高でも合格発表があり、受験生たちは友人や家族と喜び合いながら高校生活への期待に胸を膨らませた。大北の高校の合格者数は全日制で白馬高普通科と国際観光科(計18人)、大町岳陽は普通科と学究科(計105人)、
池田工(工業科12人)。県内では9285人(対前年比373人減)が受験、8899人(同283人減)が合格した。
■3/18;大町市が長野県立大学の学生と連携し、シンガポールに向けて観光プロモーションを行う「プロジェクト活動報告会」が「大町市役所」で開かれた。
の学生が中心となって企画したツアーやSNSにおける成果発表を行った。
■大町市「美麻小中学校」は能登半島地震の被災者に届けるための募金に取り組んだ。
参観日などで募金箱を設置、米作りで収穫した米の売上金など計2万5233円を日本赤十字社を通じて被災地に送った。
■大町市八坂の「山村留学センタ」
大町市と山一つ隔てた棚田や里山の山並みを望む、旧八坂村と旧美麻村では都会の子供が親元を離れて暮らす「山村留学」が1976年山村留学が始まった。留学センタでの集団生活と、少人数に分かれての農家暮らしを交互に繰り返す。
受入れ農家は八坂村と美麻村。八坂村には「全国山村留学発祥の村」と記した記念碑が立つ。2023年度は都会から小中学生31人が留学中。八坂小では留学生が2割を占める。山村留学は過疎の自治体が児童生徒数確保などもあり、県内を
はじめ全国で導入が進んだ。NPO法人「全国山村留学協会」によると、受入れ数は2004年度に全国で計860人、2021年度は21道府県の63市町村に計680人が留学。受入れ農家の高齢化などで減少している。
山村留学では自然体験を通しての気づき、受入れ農家で家事や農作業(田植え・稲刈り・はぜ掛け・脱穀など)を通して先人の苦労や知恵を学ぶ。収穫祭では太鼓の演奏や踊りを練習して地域の伝統文化に触れる。農家に教わりながら、
おやきや桑の実ジャムなどの郷土料理を作ることも学んでいる。
■3/16;池田町広津の「大峰高原・白樺の森」と「広津交流センタ絆」で、「大峰高原里山整備利用推進協議会」の「SDGs研修会」が開かれた。
大峰高原には七色大カエデがあり、多くの観光客が訪れます。2018.12月;同会が設立、県民協働による里山整備や利用活動を行っている。七色大カエデの保全や白樺の森など大峰高原での森林整備・修景、植栽・間伐・枝打ち作業、
森の里親交流会・木育活動など。この日は参加者ら30人が集まり、生物多様性に向けた里山整備と、資源としての魅力や可能性について理解を深めた。
■大町東山の沢に自生する「ワサビ」の花が咲き始め、春の訪れを告げている。
大町東山の沢に自生するワサビは雪どけが進む3/中頃から咲きはじめます。近くでは「福寿草」も開花。
■大町温泉郷近くの「宮の森自然園」ではザゼンソウの花が見ごろ。
宮の森自然園(標高790m)は大町温泉郷の南側の湿地帯にあり、サトイモ科の多年草のザゼンソウとミズバショウが自生。赤紫色の花弁状のものはミズバショウと同様に葉が変化した「仏炎苞」でその形状が座禅を組む僧侶の姿を思わせることからこの名前がついたと云われる。
■3/15;大町社宮本の「国宝仁科神明宮」で、2024年の豊作を願う県無形民俗文化財「古式作始めの神事」が行われた。
住民らが見守る中、代かきや種まきなど耕作の所作を再現し農作物の出来を占った。「もみ占い」の結果は10部中、「早生7部、長手9部、奥手8部」。成長の早い早生(わせ)、遅いものは晩生(おくて)、その中間は中生(なかて)
■3/14-3/15;大町社宮本の「国宝仁科神明宮」で「祈年祭」
3/14;19:00;宵祭、3/15;大祭、3/15;13:00;作始めの神事
伊勢神宮の祈年祭にならって、神楽殿にて本年の作柄の豊凶を占う。苗作りの農作業をモチーフとし、鍬を振り、苗代づくり、牛による万鍬かき、種まき、鳥追いなどして豊作を祈ります。参拝客には茅・鍬などの縁起物が配られる。
(問)仁科神明宮社務所 TEL 0261-62-9168
■3/1-3/15;大町市「ひとが輝くまちづくり事業・花づくり活動事業」募集
大町市は市民参画・協働によるまちづくりを推進。活動団体や自治会が行うまちづくり事業や花づくり活動事業を支援。
伝統文化継承(50万円)、まちづくり事業では、はじめようまちづくり活動(20万円)、ひろげようまちづくり活動(150万円)、地域創生活動(50万円)、活動継続支援(20万円)、花づくり活動事業(20万円)
(問)大町市役所(市民活動サポートセンタ) TEL 0261-22-0420(内830)
■3/15;大北の市町村や商工団体、県などでつくる「北アルプス山麓育ちin首都圏」は地元食材を使った「北アルプス山麓スイーツ」の販売会を「県大町合同庁舎」で初めて開いた。
管内の製菓店などが考案した個性豊かな認定スイーツが並び、多くの来場者でにぎわった。
■3/15;県大町合庁で「北ア山麓スイーツ」販売会
スイーツを通じた観光誘客などに取り組む、大北各市町村や商工団体などでつくる「北アルプス山麓育ちin首都圏」実行委員会は、「北アルプス山麓スイーツ」の販売会を大町の県大町合同庁舎で開く。「地域住民に北ア山麓育ちのスイーツを
知ってもらいたい」と初企画。これまで3弾にわたるスイーツプロジェクトの中で認定された43品のうち8品の味に触れることができる。
■3/13;大町市と市建設業組合は、災害時の復旧協力に関する協定を再締結した。
情報通信技術の発達など時代に合わせて災害対策を強化しようと内容を見直し、ネットを活用した連携や情報共有などを新たに盛り込んだ。協定は阪神淡路大震災などを機に1997年に締結。組合による災害対策資材の調達や道路等の
障害物の撤去、公共施設の応急復旧工事などが盛り込まれた。各地で相次ぐ大規模災害を教訓に、公共インフラの被災状況の調査や災害情報の収集・報告を新たに加え、迅速な災害復旧につなげる。
■3/11;県文化財保護審議会は大町美麻の県天然記念物「大塩のイヌザクラ」の指定解除を県教育委員会に答申した。
2021年6月に倒れて以降、市文化財センタが延命を試みたが、幹の空洞化や根の衰弱などが激しく断念。今後はイヌザクラのクローンを活用して地域のシンボルの復活を目指す。
■3/11;大町市「大町西小」で地域の人に感謝の気持ちを伝えたいと、校内の花壇をろうそくで飾る「キャンドルナイト」が行われた。
コップに入れたろうそく約400本に火が灯された。
■3/11;18:30-19:00;大町市「大町西小」の丸花壇で「キャンドルナイト」
2/2;大町市役所で行った能登半島地震募金のお礼を地域の人に届けたいと企画。児童たちの感謝や被災地への応援メッセージが込められた心温まるイベント。1年間世話になった学校ボランティアや地域の人たちへの感謝も届ける。
キャンドルを灯すためのプラスチックコップにメッセージを記入した。
■3/10;「大町山岳博物館」で2023年度活動報告会「山のサイエンスカフェinさんぱく2024」(第2回)を開いた。
来場者約20人が各分野の専門職員から、身近な鳥類や昆虫、高山植物など、地域に根差した調査研究の成果を聞いた。学芸員は「大町の鳥今昔」と題し、市内6地区の小学校で確認した野鳥の種類や分布などを発表。木崎湖が近い大町北小でカルガモ、
山間の八坂小中・美麻小中や大町東小でキツツキのアオゲラを発見したと、周辺の自然環境との関係性を紹介した。
■3/3,3/10;13:30-16:00;「大町山岳博物館」で「山のサイエンスカフェ in さんぱく2024」
北アの自然など山博職員による「山のサイエンスカフェ」(参加無料,定員;30名,締切;3/1,3/8)
3/3;ライチョウの鳴き声、中部山岳の気温変動、火山灰。
3/10;高山植物・ミヤマクワガタ、大町の鳥今昔、大町の昆虫動態など。
(問)大町山岳博物館 TEL 0261-22-0211
■3/10;池田町長選挙は、無所属の新人で前の町議会議員・矢口稔さんが初当選を果たした。
当)矢口稔(3258票)、落)甕聖章(現職)(1679票)。投票率は62.61%、前回を0.19P下回り過去最低。
矢口さんは若者が安心して町に戻るための支援策、保育園誘致などを訴え、3選を目指した現職の甕さんを上回りました。
■3/7;大町の観光、商業、金融などの事業者が持続可能な温泉観光地の在り方を話し合う「大町温泉郷未来検討会議」が将来像をまとめた「2030年ビジョン」を牛越徹市長に報告。
水資源を生かした滞在型観光地づくりの施策として、温泉郷に隣接する鹿島川の河川敷に親水公園を整備する構想を盛り込んだ。
■3/7;任期満了に伴う「松川村長選」(2/18)で初当選した須沢和彦村長が松川村役場に初登庁した。
就任式で須沢村長は「副村長を退職してから3カ月、また仕事ができてうれしく思う。ベテラン村長の後の新人の村長だが、今まで以上に支えていただきたい」と抱負を述べた。任期は4年間。
「日本で最も暮らしやすい村にする」と公約。移住政策を進めていく。
■〜3/5;池田町会染堀之内の「カフェ風のいろ」にて、国の天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウを紹介する写真展。
ニホンライチョウの研究調査や保護活動に60年近く取り組んでいる信大名誉教授の中村浩志さんが捉えた25点を展示。
■3/4;池田町池田の酒蔵「福源酒造」は、イタリア・フィレンツェで開催されるイベントに製品を出品する。
日本酒を寒仕込み、上槽から18カ月以上熟成させて販売している熟成酒がイタリアで紹介。日本文化を案内するイベントで、日本酒に焦点をあてた「SAKE tradizionale giapponese」。日本国内から3社が出品。
■3/2-3/3;JA大北営農センタでは春の農作業がスタート、水稲の種もみの配布が始まった。
管内のトップを切って大町常盤のJA南部営農センタで配布が行われた。予約注文をした常盤と松川の米生産者が軽トラックの長い車列をつくり、次々に積み込んだ。
水稲育苗講習会も開かれ、育苗ハウスの温度管理や田植え後の水管理など熱心に聞き入っていた。
■3/1;大町の地酒「白馬錦」蔵元の薄井商店は菓子製造販売のシャトレーゼHDに全株式を譲渡。
グループ企業として社名は変更せず事業は継続、従業員13人も引き続き雇用する。シャトレーゼは国内820店、国外180店を展開するシャトレーゼをはじめ、ワイナリー事業やリゾート事業、ゴルフ事業などを展開。薄井商店をグループ企業と
することで、シャトレーゼ店舗や運営するホテルなどで日本酒を提供する他、新たな商品開発にも生かす。
■2/29;和洋菓子を製造・販売する「シャトレーゼHD」は、大町の酒蔵である「薄井商店」の全株式を取得、子会社化。
シャトレーゼは国内820店舗、和洋菓子事業に加え、ホテルなどのリゾート事業、ゴルフ場経営やワイナリー事業を手掛ける。同社は新型コロナ禍の影響や後継者不足で経営難の施設を中心に、2023年末で11ヶ所を買収済。その多くで黒字化を実現。
今回は日本酒の製造販売事業に参入。薄井商店は1906年創業、地元の米と北アの水を使って日本酒を仕込んでいる。代表銘柄は「白馬錦」。今後、国内の店舗でワイン同様に日本酒の販売を本格化させる。和菓子の材料として日本酒や酒かすなどを
活用、長期的には日本酒の海外販売も検討。
■2/28;大町美麻「新行高原」の「新行福寿草園」では、春を告げる「フクジュソウ」の開花が始まった。
雪解けした日当たりの良い南向きの土手では黄色いかれんな花が陽光を受けて輝いていた。
■2024.2/3,2/10,2/17,2/24;「第22回大町温泉郷 夢花火と音の祭典2024」
毎冬恒例の「大町温泉郷」での「夢花火と音の祭典」〜幻想的に輝く冬のファンタジア〜
大町温泉郷の観光協会駐車場にて、迫力満点の和太鼓演奏と幻想的な打上げ花火の共演、メッセージキャンドルなども。
2/3;地酒・みかんの振る舞い。19:30;メッセージキャンドル,20:00;三九郎,20:10;津軽三味線ふぞろいの林檎たち,20:30;大町流鏑馬太鼓演奏,20:45;花火打上げ
2/10;メッセージキャンドル,20:00;信濃国松川響岳太鼓,20:45;花火打上げ
2/17;メッセージキャンドル,20:00;源流美麻太鼓,20:45;花火打上げ
2/24;メッセージキャンドル,20:00;信濃国松川響岳太鼓,20:45;花火打上
※夢花火と音の祭典開催日は「旧酒の博物館」にて「北アルプス国際芸術祭」の「アキノリウム in OMACHI」(18:00-21:00)
(問)大町温泉郷観光協会 TEL 0261-22-3038
■大町で「第22回大町温泉郷・夢花火と音の祭典2024」が開催された。
2月の毎週土曜の夜、週替わりで登場する地元の太鼓チームの演奏と打上げ花火を楽しむイベント。2/17までの3回で延べ約1200人の観光客らが訪れ、冬の花火を観賞した。2/24がラスト。
■2023年度の大北地域発元気づくり支援金による事業
4/28;県北アルプス地域振興局は、県が地域の取り組みに補助する2023年度「地域発元気づくり支援金」について、大北で支援する32事業を選定した。
アフターコロナを迎えるにあたり、人を集めるイベントやPRする事業が重点的に選定された。北アルプス地域振興局の選定事業は計32事業で事業費9412万円、支援額4725万円。以下主な事業。
1)大北;
・大糸線利用促進デジタルスタンプラリー。
・HAKUBAVALLEY TOURISM・SDGsイベント、朝市開催。
・北アルプス地域の魅力度・知名度・ブランド力up。マルシェ出店、農産物PR、農業体験観光ツアー、移住定住交流会。
・北アルプス山麓育ち。持続可能な観光地づくり推進、スイーツ、海外・大阪プロモーション。
・北アルプス山麓農畜産物ブランド活性化。海外販路開拓。台湾物産展。
2)小谷;
・小谷村大糸線利用促進、列車ガチャガチャ・支障木伐採。
・小谷村伊折特産物ブランド化。
・小谷村野草・薬草商品開発。
3)白馬;
・白馬ラン&サイクルスタンプラリー。
・白馬村宿泊産業イノベーション研修。
・白馬村山城観光。勉強会・ツアー開催。
・白馬村氷河観光資源化、杓子沢等氷河調査。
・白馬村野菜・さつまいも芋堀り。特産品開発。
・白馬村バレー観光回遊、ガチャとオープンチャット・フォトコン。
・白馬村震災デジタルアーカイブ・看板設置。
・ゼロカーボン達成に向けたシンポジウム、勉強会・WS開催。
4)大町;
・信濃大町駅前本通り商店街のデジタルツイン構築。メタバース人材育成。
・大町市内観光周遊;信濃大町駅-木崎湖間の無料送迎バス運行。
・安曇野アートライン協議会の出張美術館。
・シェアサイクルの動画制作・配信。青木湖サイクルステーション設置。
・大町市マルシェ開催。
・鹿島川左岸堤防遊歩道整備。
・木崎湖に砂浜創成・テントサウナ活用。
・信濃おおまちみずのわプロジェクト・水の歴史デジタルアーカイブ化・特産品開発。
・美麻の古民家リビルディン。
・北アルプス国際芸術祭に向けた市民参加・協働推進。
・大町市SDGs学習旅行のガイドブック作成・モニターツアー。
・大町農産物海外プロモーション(香港・台湾)
5)池田町;
・池田町花とハーブのまちブランド力再構築、花とハーブの栽培講習会・マルシェ。
・花とハーブの里、ガーデンハックルベリー特産化。
6)松川村;
・松川村産果樹・米・野菜ブランド化。
(問)北アルプス地域振興局 R5年度地域発元気づくり支援金(大北) TEL 0261-23-6501
■2/28;大町市は人口減少対策や経済振興など地域課題の解決に向け、大学誘致に乗り出す方針を示した。
市の将来像の指針となる第3期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に盛り込み、費用や効果などを検証する。
■2/24-2/25;松川村「セピア安曇野」で商工会の「あめ市」「大売り出し」が開かれた。
会場では招福だるまや飲食の屋台が並び、ゲーム機や高級牛肉などが当たる福引き抽選会には列ができた。
■大町の「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」は、ホテルと地域社会の環境保全の一環として、2023年度からホテルで開栓したワインコルクを回収、再資源化する活動を始めた。
2/19;松本で同事業を展開する「エコルク」に寄贈、約1年間にワインコルク1000個余りを寄贈した。エコルクは飲食店やホテルから開栓コルクを回収、コースターなどに再生・販売するプロジェクトを展開。
※ecork project
■11/15-2024.2/15;今シーズンの狩猟が解禁。
今シーズンの野生鳥獣の狩猟が解禁され、鳥獣保護区を除いて、イノシシ、シカ、クマ、鳥などの狩猟が実施できる。猟友会などが事故防止や違反行為を取り締まるため、警察や地元の猟友会らが山林などをパトロールし、注意喚起のチラシを配った。
猟銃の使用の際の安全確認の徹底など呼び掛けを行っています。環境省によれば、4月-10/末までクマによる被害は全国で180人と、2022年度1年間の2倍以上。長野県によれば、県内のクマの捕獲は年間250頭、その9割がおりによる捕獲という。
銃などで追い立てられる経験が少なく、クマが恐怖心を覚えないことが被害増加の背景にあるとみています。このため、県は人が山に入ることでクマが人への恐怖心を覚え、活動範囲が山に限定されて人里に近づかない効果も期待できるとして、
11/7;猟友会に対して積極的に山に入り、狩猟活動を行うことを会員などに周知するよう文書で依頼した。二ホンジカとイノシシのわなによる狩猟は3/15まで。
■2/18;「松川村長選挙」は無所属の新人・前副村長の須沢和彦さんが初当選を果たした。
松川村人口(2024.2.1);9588人(男4652,女4936),世帯数(4048)
当)須沢和彦;3807票,落)小西彦治;351票
投票率;51.96%(有権者;8102人,投票者数;4210人,有効投票数;4158票,無効;52票)。前回2004年から投票率25.64P低下
2020.2/23,2016.2/28,2012.2/26,2008.2/24;無投票,5期目の平林明人村長は2023.9/19;引退表明
須沢さんは松川村の職員として総務課長や教育長を歴任、2023年12月まで副村長を務めた。選挙戦では人口減少が進む中での子育て支援策に加え、高齢者などの交通の利便性の向上など福祉の推進などを訴えて初当選を果たした。須沢氏は
「30年以上村の職員として務めた経験や人脈を生かしながら、小中学校の給食費の完全無償化や交通の利便性を生かした移住促進などに取り組みたい」と。
■2/17;利用者数が減少しているJR大糸線を応援しようと、大町商工会議所は、大糸線に乗車して糸魚川まで行く日帰りツアーを開催した。
商議所主催の大糸線ツアーは初めて。商議所会員やその家族など35人が参加。絶好の行楽日和となり、車窓から見る雪景色や、日本海の海の幸を堪能した。
■2/17;大町で開催する「北アルプス国際芸術祭2024」(9/13-11/4)に向けて、大町市役所で「オフィシャルツアーガイド養成研修会」(初回)を開講した。
観光関係者や一般市民、大町に移住を考える人などが参加。芸術祭の開催概要、ツアーガイドのあり方などを学び、ガイドデビューを目指した。研修は8月まで続く。
■2/17;サッカーJ3松本山雅FCを応援する山雅後援会大町支部は、今シーズンの開幕を前に常勝・昇格祈願を大町「若一王子神社」で行った。
J3は3年目、「2024年こそはJ2昇格」と思いを強くした。玉串を捧げ、ダルマに目を入れるなどしてチームの勝利と選手たちの活躍を願った。
■2/16;大町八坂で「福寿草」が咲き始め。
八坂公民館の斜面は、フクジュソウの群落地で日当たりが良く雪解けが進むため、毎年一足早く開花する。
■2/14;地域ブランドとして保護される「GI認証」(地理的表示保護制度)を受けた、大町の清酒をPRする「お披露目会」が東京で開かれた。
「GI信濃大町」の認定を受けた日本酒。地理的表示・GI保護制度は、国が生産品を地域ブランドとして保護する制度で、商品の権利が守られ、信頼性が向上、生産者は知名度アップに期待。「GI信濃大町」は酒米を栽培する水田や製法も指定。
大町市と松川村の限られた水田のコメと水で造られた清酒が2023年国税庁から新たに「GI信濃大町」として指定(2023.6/30)された。大町市内酒蔵3社(薄井商店・北安醸造・市野屋)の15種類が対象。使用米・米こうじは美山錦・ひとごこち・
金紋錦・山恵錦のみ。産地内で採取した水を使用する。長野県の酒は「GI長野」としても指定、さらに産地を細かく限定したGI信濃大町指定は全国初。今後は海外に向けて販売を強化する。
■2/10-2/12;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)で雪遊び「アイスデイ」が開かれ、親子連れでにぎわいました。
■2/11;恒例の「大町あめ市」が開催された。
中央通り商店街では福飴や商売繁盛の縁起物を売る露天や、商工会館前にはキッチンカーなどが出て各種販売、氷見の海産物、北陸の特産物、和菓子店の実演販売。ウオーキングラリーなど。
■2/11;大町中央通りで恒例の「大町あめ市」と「荷ぐるま市」が開かれた。
2024年は商店街にまつわるクイズに挑むウォーキングラリーを開催。買物を楽しみながら通りを散策する多くの参加者でにぎわった。参加者はヒントを手に商店や史跡を探し、「写真に写っているお店の名前は」などの問題に挑戦。
全問正解者は豪華景品が当たる抽選会に参加。大町まちづくり協議会は「ぴょんガチャ」を考案した岳陽高校生とタイアップし、街中を歩いて豪華景品が当たるウオーキングラリー「歩いて知ろう!大町の魅力!ぴょんガチャがやってくる!」を企画。
■2/10;2024年冬の大町「中綱湖」での「わかさぎの氷上穴釣り」は解禁されず。
中綱湖は結氷し、一面雪に覆われ、全面凍結しているように見えるが、よく見ると穴が開いている。2/10;青木湖漁業協同組合は2024年の氷上穴釣りを中止した。2/9;中綱湖の氷の厚さは10〜12p。
氷の厚みが解禁の目安は15cm、安全が確保できないと判断。
■1/24;大町市上仲町の「柴田菓子舗」は、2/11;「大町あめ市」に向けて伝統の飴づくりを行った。
約70年前から店ゆかりの職人らが受け継いできた飴づくり。使い込まれた銅製の大鍋で高温の飴を、天然の雪を入れた工房の水槽で冷まし、手際よく伸ばしていく。とけた黒糖の甘い香りに包まれながら「雪は柔らかく鍋底に当たるから良い。
氷はロゴロして鍋が安定しないからダメ」と職人は言う。2024年は約100kgの飴を作った。
(問)御菓子司・柴田菓子舗 TEL 0261-22-0474
■大町市「美麻小中学校」で、2023年度の児童生徒数が100人の大台に戻った。
少子高齢化などの影響で子どもの数が減る中、異例の増加。2/7;同校で児童による記念撮影が行われた。
■2/5;大町「いーずら大町特産館」で大町市キャラクター「おおまぴょん」のぬいぐるみ発売
大きさは約H30×W21×D17cm。(直販;\3960/税込,ネット販売;\4070/税込+箱,送料別)
(問)いーずら大町特産館 TEL 0261-23-7511
■2/4;大町市美麻新行公民館で、新行地区子ども育成会と自治会による「三世代小正月行事」が開かれた。
小正月に飾る縁起物の「まゆ玉」作りや田畑の害鳥を追い払う「鳥追い」の風習を体験し、昔ながらの伝統行事に親しんだ。参加者は大きなミズキの木に真っ白なまゆ玉を飾り付けた。重みで枝がしなり、たわわに実ったまゆ玉飾りが完成した。
■2/3-2/4;池田町二丁目の「シェアベースにぎわい」などで「池田あめ市」開催。
池田町商工会商業部会主催。商店街に福あめや縁起物の出店が並び、おみくじ福引き大抽選会、福なげなどがにぎやかに行われた。
■2/3;大町俵町「若一王子神社」で「節分祭」が行われた。
善男善女が県宝・三重塔から豆まき、境内は大勢の参拝者で賑わった。15:00;富くじ授与、16:00;福豆まき、富くじ抽選会など。年男年女らは福豆など縁起物を投げる「福豆まき」や、鬼に豆を投げて疫病や災害などを払う「追儺式」が行われた。
訪れた約800人の地域住民らが無病息災を願った。
■2/3;「大町温泉郷」で「第22回夢花火と音の祭典2024」が開幕。
毎冬恒例の「大町温泉郷 夢花火と音の祭典〜幻想的に輝く冬のファンタジア〜」。2月毎週土曜の夜、太鼓の演奏と打上げ花火の共演、メッセージキャンドルなどが行われ、2/3;どんど焼き、津軽三味線、大町流鏑馬太鼓、
冬の夜空に花火打上げられた。
■2/3;「鹿島槍スキー場」の中綱Gで「鹿島槍火まつり」が行われた。
17:30;万燈祭。オープニングは源流美麻太鼓演奏、中綱Gで松明滑走、松明で藁に火が移され、おんべが始まると、竹串で焼いたお餅を食べて五穀豊穣や無病息災を祈る。おんべのはなはお守りとして持ち帰り。19:00;打上げ花火。
■2/3;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)で節分の「鬼を探し出せ!」が開催された。
Xで発信される情報をもとに園内に隠れている鬼を探すかくれんぼを実施。冬の公園で季節行事を楽しんだ。
■2024.1月;「信濃大町穴場旅ガイドツアー」開催
大町のニッチな穴場を少人数で案内。大町の特産品「凍りもち」作りの現場でカメラ撮影技術を学ぶ。
凍りもちは、1/上-2/初に餅を臼でつき、伸ばしてカット、紙で巻いて紐で縛り、水に2晩浸けて上げる。春まで吊るして乾燥する。
2024.1/9;9:30-12:30;須沼公民館集合。座学;講師は日本写真講師協会フォトインストラクター。農産物直売所「かたくり凍り餅部会」の協力で、凍りもちをつくる加工所に入って撮影する。天候等により日程変更(2024.1/10)あり。
作業所見学のあとには試食あり。(参加費:\2500,定員;10名)
(問)大町観光協会 TEL 0261-22-0190
■八十二銀行との合併に伴い、大町市上仲町の長野銀行大町支店が廃止される。
1/30;大町商工会議所は、店舗の後利用とATM設置を求める要望書を八十二銀行に提出した。中央通りの金融機関の空白化が懸念される中、街中のにぎわい創出と事業者の利便性確保につなげたい考え。両行は2026年1月に合併、
「八十二長野銀行」となる。長野銀行大町支店は、JR信濃大町駅周辺のフレスポ大町内の八十二銀行大町支店に統合。要望書は、中央通りに位置した4つの金融機関の支店のうち2つが移転し、商店街の人通りや車の往来が減少したと指摘。
長野銀行大町支店の空き店舗を特定業務用などとして利用することを要望し、中心商店街の店舗や事業者の利便性確保のため、新銀行のATM設置を求めた。
■「八十二銀行」と「長野銀行」の合併に伴い、2026年1/1;大町支店は統合される。
大町市上仲町の長野銀行大町支店は廃止。中央通りの大町商工会議所周辺から金融機関がすべてなくなり、経済団体などからは利便性低下を懸念する声が上がっている。
白馬の長野銀行白馬支店は廃止、安曇野では長野銀行豊科・穂高・三郷支店は廃止。松本では長野銀行松本北・波田・大名町・元町・松本西・高宮・芳川支店は廃止。
八十二銀行の白馬・大町・穂高・豊科・三郷支店、信大前・波田・松本駅前・南松本・村井支店などは存続。長野銀行本店営業部は廃止、八十二長野銀行松本渚営業部が新設。
■1/28;大町美麻「ぽかぽかランド美遊」で鹿革づくりWSが開かれた。
有害鳥獣対策として駆除されたシカの皮を有効利用する「鹿革づくりWS」で、一般社団法人「地域づくり美麻」が主催。各自、なめした革で色とりどりの鹿革が完成した。
■1/28;大町八坂大平の「金熊惣社」で「文化財防火デー」(1/26)に合わせた消防訓練が実施された。
消防団、市教委関係者、大平自治振興会、大平自主防災会らが参加。出火通報から火災防御に至る実践的訓練で、地域の大切な文化財を火災から守る防災意識を高めた。地元消防団の消防車両が出動、防火水槽から素早くホースを延長し、
拝殿に向けて放水した。
■1/26;能登半島地震の緊急消防援助隊として、北アルプス広域消防本部から石川珠洲に派遣された職員らが牛越徹大町市長に活動報告した。
最大震度7を観測した被害の様子や被災地の課題などを振り返った。1/10-1/13;大町消防署は珠洲消防署を拠点に高齢者福祉施設からの避難者の搬送などに携わった。「建物が見渡す限りつぶれていた。破損した道路に雪が積もり、慎重に
運転しなければならず、移動にも時間がかかった」と。被災者の生活では「簡易トイレの前に長蛇の列ができていた。被災地におけるトイレや水、食料の確保は課題」と。
■1/25;松川村松川小は育てたひまわりの種を、ひまわりオイルづくりに取り組む福島のNPO法人シャロームの「ひまわりプロジェクト」に送った。
東日本大震災や原発事故を機に始まったひまわりプロジェクトは、ひまわりの種を全国各地に配布、育ててもらい、実った種からひまわり油を製造・販売する障害者支援事業として行っている。松川小では2023年、観光農園で収穫体験した際、
ひまわりの種の収穫に参加。2023年春から種まきや草取り、選別などを行い、約20aの畑で60kgを収穫した。
■1/23;池田町で被災地支援などに取り組む団体でつくる「池田町ボランティア活動連絡会」は、能登半島地震で被災した石川能登町に炊き出しのボランティアに出発した。
会員や町社会福祉協議会の職員が自動車2台で能登町を訪問。1/24;避難所の宇出津小と能都中を訪ね、豚汁と白菜の浅漬け約300食を昼食・夕食で提供。避難生活している被災者の食生活に野菜が不足する中で、長野県社会福祉協議会を
通じて訪問先の依頼を受けた。
■1/22;大町の「大町流鏑馬やぶさめ太鼓」は、2023年末のバチ納め演奏会で来場者から寄せられた芳志の1万円を市に寄付した。合わせて能登半島地震の被災者支援のため、メンバーから募った義援金1万円を牛越徹市長に手渡した。
■1/22;「大町山岳博物館」は、国特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウを飼育する富山市ファミリーパークから成鳥1羽を受け入れる。
環境省のライチョウ保護増殖事業の実施計画に基づく取り組み。移送する個体は2015-2016;北ア「乗鞍岳」で巣から卵を採集しふ化させた個体の子孫。2021.7/14;ファミリーパークでふ化した雌。1/30;博物館に到着予定。
同館付属園の雷鳥飼育数は計7羽(雄4,雌3)。
■1/21;池田町陸郷「登波離橋愛護会」は小正月伝統の「鳥追い」を行った。
コロナ禍による中断で4年ぶりの開催、住民ら約20人が参加。木製の羽子板を、サクラやネコヤナギで作られた木づちでたたいて鳴らしながら、鳥追い歌「いちにこ、ににこ、さんにこ、さくら」と歌い、田畑に害を与える鳥を追い払って
豊作を祈念し、桜の名所陸郷「桜仙峡」の山桜の満開を願った。
■1/20;大町社松崎の「常光寺」にある「清音の滝」(きよとのたき)では、水の流れが凍る氷瀑が進みそう。
大町市文化財指定で「仁科三十三番札所」の一つ。信濃大町から八坂への「大町麻績インター千曲線」(県道55号)からすぐ、相川展望台のだいぶ下の県道沿いのカーブから滝に下る。落差約6mから流れ落ちる水がつららのように凍る。
■1/20;池田町議会は、能登半島地震の支援として餅つき大会を「池田町ハーブセンタ」で開催した。
利用者につきたての餅と豚汁を振る舞い、義援金の募金箱を設置して支援を呼び掛けた。
■1/19;大町市は農業用水路を活用した小水力発電機の開発に取り組む「シグナス水力発電研究所」(安曇野)と災害支援協定を結んだ。
災害による停電時に、同社の発電施設から避難所の電力などを確保する。地域の水資源を生かして防災体制を強化する。
■1/17;大町常盤の農産物直売所「かたくり」では伝統の保存食である「凍り餅」作りが最盛期を迎えている。
手間暇かけて作られた凍りもちが氷点下の夜を待って軒下に吊るされ、純白のすだれの数を日ごとに増している。真冬の厳し寒さを利用して餅を冷凍乾燥させた伝統的な保存食の「凍り餅」。昔から農作業中のおやつ、滋養食として親しまれてきた。
大町は良い水でできた品質の良いもち米(大町常盤産もちひかり)を使い、北アの吹き下ろす寒風で干す。真冬の氷点下(-5℃以下)の夜には餅が凍り、日中には暖かさで溶かすを繰り返すことで、餅の旨味が残り、サクっとした凍り餅ができるという。
地元住民らでつくる「かたくり凍り餅部会」(約20人)は水に漬けた餅を手際よく軒下に吊るしていた。きねとうすでついた餅を縦7cm,横3.5cmの長方形に切って和紙に包み、10個ずつひもで結ぶ。二晩水に漬けた後、寒風にさらし、4/下まで乾燥。
保存性(約1年間)が高く、餅として食べるほかにおかゆなど幅広い料理で味わえる。今季はもち米約2tで4800連(1連10個)を作る予定。予約は1/中-2/末(\900/1連),かたくり直売は5月予定(\1000/1連)
(問)JA大北ときわ事業所 TEL 0261-22-0209
(問)JA大北かたくり直売所 TEL 0261-22-8839
■1/12;池田町2丁目の「シェアベースにぎわい」にて、「金の鈴農作物等生産者組合」が新春恒例の「萬よろずもの物作と繭玉」の配布を行った。
池田町商工会による買物支援「晴れるや市」に合わせて実施、出店者と買物客がお互いに交流をしながら小正月の伝統行事に親しんだ。
■1/9;大町農産物直売所「かたくり」で冬の特産品「凍りもち」作りが始まった。
1/8〜;加工場では伝統食品の凍りもち作りが行われています。餅をついて伸ばし、切って紙で包む。手作業で手間のかかる工程が実際に見られます。大町観光協会が隠れた観光資源をPRしようと企画した「信濃大町穴場旅」では、その様子を
カメラで撮影するガイドツアー。県内から10人が参加。大町など活動するフォトインストラクターが講師を務め、光を意識した撮り方、縦・横の使い分け方など撮影技術を伝授する講習が開かれ、加工所では凍りもち作りを見学しながら
カメラ撮影の実践。最後には餅を試食。撮影した写真は、観光協会HPで発信予定。
■1/9;大町の特産品「凍りもち」を製造する常盤須沼の農産物直売所「かたくり」で「カメラ撮影ガイドツアー」が開かれた。
大町市内の穴場を普段と違う目線から、市の魅力を発信する大町観光協会主催の「信濃大町穴場旅」の一環。今回は市内外からカメラ愛好家10人が参加。大町で活動する日本写真講師協会のフォトインストラクターが講師を務めた。
実技に先立ち「須沼公民館」では座学が行われた。参加者は「加工場の現場を撮影するのはこういう機会でないとできない。とても貴重。凍りもち作りの大変さもとてもよく分かった」と。
■1/6-1/8;3連休に合わせて大北各地で小正月の伝統行事「どんど焼き」「おんべ」が始まった。
地域住民らが正月飾りやだるまなど縁起物で飾ったおんべに火を着け、燃え上がる炎に無病息災と平穏無事な一年になることを願っていた。大町市大黒町では「どんど焼き実行委員会」ら約100人が参加して、旧大町北高Gで実施。
大人がカヤや竹、松を積み上げ、朝から子どもたちが各戸を回って正月飾りやだるまを集めて飾り、約7mの巨大なおんべを作った。
■1/8;大町東町の「大町陶芸の家」で末広がりの「八」にあやかり、新年「初窯出し」が行われた。
市内のシニア約20人が2024年最初の作品の完成を喜び合い、一年間の成功と無病息災を願った。2024年は設立50周年の節目を迎え、記念事業などを予定。
■1/8;松川村「安曇野ちひろ公園」で、正月飾りやダルマを燃やして無病息災などを願う伝統行事「三九郎」が行われた。
園内には杉や竹などを使って高さ6mのやぐらが組まれた。15:00;三九郎に火が灯ると勢いよく燃え上がり、地元の家族連れなどが見守った。火の勢いが弱まり、子供たちは枝に刺した繭玉をあぶって味わった。小正月の伝統行事を楽しみながら、
一年の無病息災や五穀豊穣を願っていた。
■2024.1/8;松川村「安曇野ちひろ公園」で、小正月の伝統行事「三九郎」が行われた。
園の運営に携わるサポート隊やボランティアとして参加した地元の中学生、家族連れなど約70人が集まった。伝統行事に親しみ、無病息災や五穀豊穣を願った。公園では、60年前に村の子どもたちの手で作られていたというやぐらを再現。
当時やぐら作りを経験した住民の指導のもと、サポート隊が中心となり、高さ6mの巨大なやぐらを作り上げた。五穀豊穣と平穏な一年を願い、園にまつられた道祖神の前で着火。2024年の年男と年女が火種を運んでやぐらに点火した。
■1/7;大町中央本通りで<「大町市消防団出初式」が行われた。
4年ぶりに市中パレードが行われ、消防団員や地区自主防災会、園児などが街中を歩き、消防車両が進行した。パレード後には「大町文化会館」にて式典が開催され、大町市長訓示、来賓の祝辞、消防団員表彰式などがあった。
2024年元旦には最大震度7の能登半島地震が発生し、多数の家屋倒壊、津波による家屋流出や漁船の転覆、広範囲での土砂崩落と道路寸断、大規模な火災などで多くの人命と財産が失われた。参加者たちは
災害に強い地域づくりや備えへ決意を新たにし、防災への意識を高めた。
■1/6-1/7;池田町「池田八幡神社」で小正月の行事「左義長」神事を行った。
2024年は各地でどんど焼き・三九郎焼きなどの地区の行事が復活。左義長は小正月の行事で参拝者から寄せられたしめ縄や松飾り、ダルマなどの正月飾りを神社で預かり、お払いをして焼くこと。
天に返して2024年の息災を祈願した。お焚き上げの持ち込みは減ったという。
■1/7;池田町会染の相道寺自治会は、新春恒例の「道祖神」の屋根のふき替え作業を行った。
住民約50人が集まり、200年を超える伝統を持つ道祖神の屋根を新たに作り上げた。2023年組んだ屋根を解体、手作業で骨組みを組み直した。老人クラブの相友会が作りためたものと、参加した住民がその場で制作したわら細工のおやすを、
屋根の上に並べてふき替え。仕上げにしめ縄やわら細工の酒だるが飾られた。
■1/5;大町美麻青具の国重要文化財「旧中村家住宅」で約320年続く正月伝統の縁起物「巻き俵」を作る行事が行われた。
地域住民らが古くから伝わる歴史を引き継ぎながら、地域の安全や繁栄を願った。毎年わらが重ねられた巻き俵は一対で1つが高さ1.2m、直径約0,5m、重さ約20kg。作業は市文化財センタや、長年巻き俵行事に協力する地域住民が参加し、
美麻産のわらを巻き付けていった。最後に金銀大入帳や宝船、そろばんなどの縁起物を飾った一対の巻き俵が神棚の前につるされた。
■1/5;「大町温泉郷」の「黒部観光H」で「第39回新春賀詞交歓会」が4年ぶりに開かれた。
大北の行政や経済団体、観光事業者など各界から約120人が出席。相次ぐ自然災害を受け、安心・安全な地域づくりに向けて決意を新たにした。
主催者を代表して大糸タイムス社は「能登半島地震の犠牲者の冥福を祈り、被災者にお見舞い申し上げたい。白馬村で昨年末に発生した土砂災害の被災者が一日も早く元の生活を取り戻せれば」と被災地の復興を願った。北アルプス広域連合長の牛越徹・大町市長は糸魚川や氷見などの被災地に支援物資を送った。
「復旧・復興にはこれからも時間がかかる」と支援を継続する必要性を訴えた。
■1/5;大町商工会議所青年部は、最大震度7を観測した能登半島地震で大きな被害を受けている石川七尾市や富山氷見市に生活必需品などの支援物資を送った。
石川県商工会議所青年部連合会が災害対策本部を設置、日本商工会議所青年部を通じて全国の青年部に支援を依頼。大町商議所青年部では、水やカップラーメン、缶詰、生理用品、使い捨てカイロなどを用意して貨物車に詰め、
約5時間かけて現地へ直接運んだ。
■1/4;8:30;「大町山岳博物館」でボイラー室から煙が出た。
消防によれば、「地下のボイラー室から煙が出ている」と通報があり、煙を吸った男性職員1人が病院に搬送された。火は1時間後に消化、ボイラー室がある建物の1F-3Fのフロアにはニホンカモシカのはく製など1000点以上が展示されて
いますが被害はなかったという。1/4;山博はボイラー不調で休館、1/5;通常開館。当面の間、館内の暖房施設は使用不可。
■1/2;松川村「大和田神社」で「信濃国松川響岳太鼓」が新春恒例の「初打ち」を開いた。
子供会と大人会のメンバー、OB・OGら約30人が1年間の公演活動の成功と、前日に発生した能登半島地震被災地の安全を願い、演奏を奉納した。
■1/1;大北の神社仏閣は「初詣」に訪れた参拝者らでにぎわっている。
大町「若一王子神社」ではコロナ禍の制限が解除され初めての年始となり、前年を上回る多くの参拝者が境内に長い列をつくった。
■1/1;池田町会染の「大雪渓酒造」は蔵元「花紋大雪渓」で鏡開きと初売り。
毎年元日に発売する2024年の干支を描いた絵馬付「純米吟醸無濾過生原酒」と、「蔵元直営店限定セット」を数量限定で販売。年始は2024.1/1-1/3;9:00-15:00,1/4以降は18:00まで営業。(\3520/1.8L,\1870/720ml)
(問)大雪渓酒造 TEL 0261-62-3125
■1/1;池田町「池田八幡神社」では大晦日の夜から元日にかけて「二年参り」が行われた。
雨も上がり、年越しに合わせて拝殿前には参拝客の列が並んだ。
■2024.1/1;松川村健走会が毎年元旦に開催する「元旦マラソン」が「第50回」の節目を迎える。
半世紀にわたり一年の健康と幸せを願って走ってきた催しが節目を迎え、記念に多くの参加を呼び掛けている。新年の始まりに、初日の出を浴びながらのマラソンで初詣に向かう伝統の催し。7:00;松川村すずの音ホールを発着点に、
大和田神社と往復する約4kmを走る。ゴール後にはお汁粉の振る舞い。節目を祝い、参加者に記念メダルとタオルを進呈。
☆大北クマ情報☆(2024.5-2024.11)
■2025.1/7;白馬村における人とツキノワグマとのすみ分けを図ろうと、長野県はゾーニングマップ作成に向けたWSを白馬村役場で開いた。
クマによる人身被害の防止、農林業被害の軽減と、クマの個体群を安定的に維持していくための緊急対策。地域区分の設定方法などについて地域住民や村などを交え意見交換を行った。
■2024.11/14;県内5地域に出されていた「ツキノワグマ出没警報」は解除予定。
クマの出没警報は、被害が相次いだ9月以降、期間を延長して佐久、上伊那、木曽、北ア、北信の5地域に出されていた。県は目撃情報が減少しており、11/15〜;狩猟解禁になることもあり、人への被害がなければ11/14で警報を解除予定。
2024.4月-10月の目撃情報は1364件。11/6までに13人がケガ。冬眠前にエサを求めて動き回るクマもいるため、引き続き注意を呼びかけています。
■2024.10/29〜;松川村で村有害鳥獣駆除対策協議会は鼠穴、西山、川西などで電気柵の点検を実施。
クマやシカなどの有害鳥獣の目撃や被害が増える中、侵入を防ぐための電気柵を、村職員や地元で柵を管理する協議会などが参加して、電気柵施工業者が点検を行い、経年劣化や破損箇所、機器の劣化による電圧低下などを確認した。
■10/12;人里でのクマの目撃や人身被害が増えているとして、佐久・上伊那・木曽・北アルプス・北信の5圏域に出没警報を出していますが、出没が続いているため、10/14までの期限を、11/14まで1ヵ月延長する。
■10/7;松川村須沢和彦村長らは県庁で県林務部長にツキノワグマ対策を求める要望書を提出した。
2024年は目撃例が多く、9/5;村内で2件の人身被害が発生。クマ出没を抑え被害を防ぐ対策強化を求めた。要望書ではクマの出没抑制のための緩衝帯整備、未然防止策への予算確保・重点配分などの財政支援、被害防止対策、捕獲許可を広域的に対応できる
広域的な体制整備、各所の連携強化、実務判断が容易な出没時対応マニュアルの見直しなどを求めた。
■9/30;県は松川村でクマ被害の緊急時の対応訓練を実施した。
クマによる人への被害が相次ぐ中、9/5;松川村でクマが出没し女性2人が襲われケガをした。北アルプス地域など県内5地域で「ツキノワグマ出没警報」(〜10/14)が発表された。松川村では熊が出た場所などで、北アルプス地域の
市町村担当者や警察などが参加し、役場、猟友会、警察など関係機関への通報体制や緊急捕獲、二次被害への対策などについて確認した。クマ出没の時間帯によっては登下校への警戒が必要なこと、民家などの周辺環境を踏まえた
緊急捕獲の判断についても確認した。県北アルプス地域振興局は「当日どういった行動を取ったかを検証し、情報を各市町村で共有、今後同様の事案が起きた時に、迅速かつ的確に対応できるように訓練を行なった」。被害を未然に
防ぐため、県はクリやカキなどの実が里にクマを寄せ付ける原因になるとして、放置せずに収穫するよう呼び掛けています。2024年度、県内でクマによる人身被害は10件11人。クマの目撃件数も8/末時点で1094件(前年同月比で+203件)と
前年を大きく上回っています。
県はエサとなるドングリなどの木の実の2024年の状況を発表。県内全域で一定程度、実ることが見込まれ、「秋から冬にかけてはエサを求めて里地に大量出没する可能性は低い」との見通し。堅果類の豊凶は地域によって差があるので
対策をしっかりとしないといけない。
■9/19;県北アルプス地域振興局による広域連携クマ対策チームの緊急防除対策で、人身被害が発生した松川村で住民への注意喚起や出没地域の点検を行った。
再び出没が増える秋に備え、人里への侵入ルートを特定し、効果的な防除対策を行えるよう備えた。松川村では早朝から同振興局林務課や松川村・大町市職員、猟友会、県クマ対策員など約10人が参加して、広報車でクマが活発な朝夕の
時間帯の注意を村民に呼び掛けつつ、センサーカメラや檻を設置した場所と、目撃情報が多い場所を点検した。県はクマ出没警報を発令中。
■9/11;クマによる人身被害が発生し、捕獲後も人里近くでの目撃報告がある松川村でセンサーカメラが設置された。
県北アルプス地域振興局から3台を借り受けて設置。山から里へ下りてくるクマの動向を把握する。
■9/9;クマによる人身被害が相次いでいることを受け、北ア(大北)、北信、佐久、上伊那、木曽の5つの地域で「ツキノワグマ出没警報」が発出された。
警報は10/14まで。県内全域に「ツキノワグマ出没注意報」が発出していたが、先週3人がクマに襲われ、2024年4月-9/5間に過去最高となる10件11人の人身被害が起きた。県内でのクマの目撃件数は4-8月で1067件、8月は323件で2023年同時期比で
50件近く増加。大北では4〜8月の目撃情報が177件。大北では「人里での目撃件数が平年の1.99倍」と基準の2倍以上に。「ツキノワグマ出没警報」は複数の基準を満たし、専門家が必要と認めたときに対象地域や期間を限定して出されるもので、
2024.7月から運用が開始。主な基準は、クマの餌となる木の実の「凶作」が予想されたとき、1ヶ月間に人里でクマが目撃された件数が平年と比べて2倍以上になったとき、人里での人身被害が1ヶ月間に複数回発生したときなど。警報が出された場合は、
県は各市町村、猟友会、警察などと連携して、1)朝夕にパトロールを実施する、2)クマの出没が確認された場所で緊急点検。3)クマ対策員など専門家の派遣。4)クマが隠れるやぶを刈り取ったり、餌となる果物などを除去するなどの対策を行う。
他の地域は引き続き、「ツキノワグマ出没注意報」を出して注意を呼びかけています。県は「どんぐりが実るまではクマにとって食べ物が少ない状態が続く。紅葉狩りやきのこ狩りなどに行く場合は音の出るものを身につけ、複数人で行動するなどの
対策をしてほしい」と。
■9/5;県内で3人がクマに襲われてケガをしたことを受け、長野県阿部知事は「ツキノワグマ出没注意報」を、専門家の意見を聞いた上で、早ければ来週月曜日に「警報」に引き上げる可能性がある。
9/5;松川村と穂高で計3人が相次いでクマに襲われ、ケガをした。2024.4月-8月間に県内のクマ目撃情報は1067件。2023年同期比で2割増。2024年度のクマによる人身被害が11人。2023年度1年間に迫る勢い。9/9;県庁で野生鳥獣被害対策本部会議を開く。
警報に引き上げられれば、2024.7月に運用が始まってから初めて。知事は「警報と対策の強化はセットで、市町村や各地の猟友会と連携を図ることが重要。県HPでクマの出没場所を確認し、注意してもらいたい」と。
■2023年度のクマ類による人身被害は統計史上過去最多の198件219人。2024年度の人身被害は4-7月は45件と2023年と同じようなペースで増加。9月以降に人身被害が急増するので2024年秋も注意が必要。環境省によると、夏〜秋にかけて
親離れしたクマの行動が活発化し食料捜索のため、人の生活圏に接近することが増える。秋は登山、ハイキング、山菜採り、渓流釣りなど、クマに遭遇する機会が増えるため、秋の行楽シーズンは要注意。
環境省は指定管理鳥獣対策費用として、2025年度予算案に30億円を盛り込み、被害が深刻な北海道、東北、関東、中部、釧路の地方環境事務所の5ヶ所にクマが出没した際の対応について自治体や警察に助言を行うクマ対策専門職員を2025年度新たに配置する。
自治体への交付金も拡充、クマが人の生活圏に侵入することを防ぐための柵の設置や、木の実など餌になるものの除去、クマが出没した際の対応マニュアルの作成などを支援する。
■〜11/14;長野県は県内全域の「ツキノワグマ出没注意報」を延長する。
6月の注意報発出時は8/31までだったが、クマによる人身被害が毎月発生。8月も人身被害が2件発生。クマの出没リスクが高い状況が続いているとして、8/31;狩猟解禁日(11/15)の前日まで注意報を延長する。秋のクマは冬眠に備え、
餌を探し回るため遭遇リスクが高まり、収穫しない里のカキやクリなどが放置されているとクマを寄せ付ける原因にもなる。県民に対し、収穫しない果樹の伐採、畑周辺に電気柵設置、生ごみの適切な処理、山に入る際はクマ鈴など
大きな音の出るものの携行、複数人で行動するといった注意を呼び掛けている。
■9/5;6:45;松川村「観松院」の近くで女性2人がクマに襲われ、重軽傷を負った。
消防によれば、6:45;女性が自宅で草取り中に襲われ、7:10;別の女性がお寺「観松院」の敷地内で襲われた。2人は松本の病院に運ばれたが大ケガ、命に別状はないと見られます。クマの体長は1.4mで成獣と見られる。現場は松川村役場から
約1km、JR信濃松川駅から北西に900mの田畑が広がる地域で住宅やお寺がある。警察と村職員、猟友会が熊の捜索にあたり、12:00過ぎに現場から西に約1km離れた場所で発見、駆除した。近隣では数日前にクマの目撃があったという。
県内では4-7月連日クマの目撃が相次ぎ(約744件)、県は11/中まで「ツキノワグマ出没注意報」を出して注意を呼びかけています。大北の猟友会は「クマが出てくることは珍しくはないが、人身被害はここしばらくはなかった。
今は野菜の収穫時期で、稲刈りも始まり、外に出ている人が多いので、クマに遭わないよう自衛して、音が出るものを身につけてほしい」と。
■7/29;7/23;大町市で発令した「クマ出没警戒警報」は解除された。
大町市内では依然としてクマの目撃情報があり、クマに対する注意は継続。
■7/23;14:00;大町扇沢の登山道「柏原新道」で女性がクマに襲われ顔にけがをした。
「女性がクマにひっかかれた」と一緒にいた仲間から消防に通報があった。女性はクマに顔をひっかかれ、耳と頬から出血、ドクターヘリで長野の病院に運ばれたが、命に別状はないという。女性は友人4人と北ア「爺ヶ岳」からの下山中で、
クマは成獣とみられる。熊は山に逃げて行ったという。一帯ではクマの出没が相次いでいたという。登山口から約400m離れた駐車場では、6/中からクマの目撃が相次ぎ、7/5まで駐車場を封鎖していた。大町市は登山道入口に注意看板を設置。
大町市では「クマ出没警戒警報」(7/23〜7/29)を出し、クマの活動が活発になる時間帯の外出を避けるなど注意を呼び掛けています。また、今後1週間、山に立ち入る際は鈴や笛を鳴らすなど特に警戒するよう呼びかけています。
収穫後不要となった農作物や残飯など、クマの餌となるものを放置しない。果樹園の農作物周辺は注意が必要。県内では2024年度、クマによる人身被害が4件発生。7/5;県は「ツキノワグマ出没注意報」を発令。
爺ヶ岳の稜線や岩小屋沢岳の稜線でも、例年度々熊が目撃されていますので注意。これまでの登山では、上高地・徳沢の梓川、乗鞍の大黒岳、燕岳の東沢乗越-中房(東沢登山道)、爺ヶ岳の栢原新道(水平道)、五龍岳の西遠見山-白岳下などで
実際にクマを目撃した経験があります。距離は150m以上離れていたので良かったけど、それでも怖かった。クマザサの生い茂るところは要注意。
■7/23;柏原新道の登山道でクマによる人身被害が発生、大町市は「クマ出没警戒警報」を発令した。
朝夕などクマの活動が活発になる時間帯の外出はなるべく避ける。鈴や笛を鳴らしたり、ラジオをつけるなど、クマに人間の存在を知らせる。農作物や残飯などクマの餌となるものを放置しない。
(問)大町市危機管理課 TEL 0261-22-0420
■7/16;クマによる被害を防ぐための県対策本部会議を開き、クマの出没が多くなった場合は「クマ出没警報」を出したり、捕獲を強化したりするなどの対策を決めた。
6月、クマに襲われて4人がケガ、山林でクマに襲われた可能性のある男性の遺体が見つかり、県が県内全域に「ツキノワグマ出没注意報」を出して注意を呼びかけています。
6月、7人里でクマの目撃件数は例年の2倍を上回る343件。過去10年で最多を更新した。
やぶを刈り取ってクマが身を潜めることができないようにしたり、人里に近寄らないように電気柵を活用したりすることが重要。
新たな対策として、クマの出没が多くなった場合は「クマ出没警報」を出して厳重な警戒を呼びかけるほか、エサが不足している時期は、人里に近寄りやすいことから捕獲を強化することなどを決めた。
1ヶ月分のクマ目撃情報をまとめたマップをHPで公開、危険性の高い場所を周知する。
■6/下;大町でクマの目撃が相次ぐ。
大町市は寄せられたクマの目撃情報を地図上に表示し、目撃日時や場所の詳細情報を携帯電話などで確認できる「クマ目撃マップ」の導入を検討する考え。
■6/11;クマによる人への被害が県内でも発生したことを受け、県は緊急対策本部会議を開いた。
クマの出没が増えているのは、2年前に生まれたクマの親離れが要因とみています。クマの被害や目撃件数が増えていることから、6/5;「ツキノワグマ出没注意報」を発令した。県によれば、2024年度のクマの目撃件数は4月20件、5月106件と
2023年の1.6倍。1m未満の個体の目撃が多いことから、県環境保全研究所は親離れした個体が多く出没していることが要因とみています。親離れをしたばかりの若い1-2才のクマは人や里への警戒心が少なく、初めて自分で餌を探索しながら
暮らしていこうとしている最中という。県は人身被害を防ぐため、7/12までクマの目撃情報があった周辺地域で、人里周辺を中心にやぶを刈り払い、エサとなる実をつける木の伐採を行うなど「ツキノワグマ対策集中点検」を行う。
また、鹿やイノシシ用のわなにクマが誤ってかかり、外れて熊が襲うことがあり、クマがかかりにくいワナに変えていくという。
■6/5;長野県は全域に「ツキノワグマ出没注意報」を発令した。
県内で人がクマに襲われけがをしたり、目撃件数が増加傾向のため、県は明け方や夕方はクマの活動が活発になるため、この時間帯は山の中に入らないことなどを呼びかけています。県によれば、5月山林以外でのクマの目撃は106件、
2023年同月比で1.6倍。「ツキノワグマ出没注意報」が県内に出されるのは初めてで、注意報の期間は8/末まで。県によれば、2023年は山にエサが多く子供を産んだクマが多いという。一方、遅霜で5月以降エサが不足傾向にあり、
親子連れで里山に出るクマが相次いでいる。山に入る際には音の出る鈴などを持って複数人で行動すること、クマの出没が確認されている場所には近づかないこと。
長野県阿部知事は「夏に向けて、さらにクマの出没が増える可能性が高まるので注意報を発令した」と。「漠然と注意喚起をするだけではなく、どの地域で目撃情報が多く寄せられているのかなど、できるだけわかりやすく伝えていきたい」と。
市町村とも連携して丁寧な情報発信に努める考え。
■クマによる人身被害の防止に向け、県は対策を強化します。
2024.5/31;県環境審議会でクマの保護管理の計画変更が諮問された。県内では2023年度、クマによる人身被害は11件発生。大量出没時には新たに「警報」を発令し、原則だった「お仕置き放獣」(学習放獣)より、捕獲・駆除を優先することなどを
管理計画に盛り込む。今後、パブリックコメントなどを実施し、出没が増える秋ごろからの運用開始を目指しています。
■大町では5月に入り、クマの目撃が相次いでいます。
大町市内ではクマの目撃情報がすでに20件。2023年同時期より6件多い。大町温泉郷周辺が特に多い。県内全体では2023年度、1400件の目撃があり、前年に比べ2倍増えた。人身被害も11件と増加傾向。
2024.5/22;大町温泉郷で観光関係者や市職員などが見通しをよくすることでクマと人が鉢合わせするのを防ごうと、やぶのツタや葉っぱを草刈り機で取り除きました。大町温泉郷観光協会は「2024年は早くから熊が出没している感じ。
クマが隠れられないようにすることが対策。目撃は草を刈った直後は減り、安心して散歩していただけるように」。クマはこの時期子育て中。小熊がいたら危険。子グマを守ろうと親が襲ってくる可能性があり、特に注意が必要という。
■ツキノワグマによる被害が集中する夏場を前に、県はクマの出没への注意を呼びかけている。
環境省のまとめによると、2023年度の県内の人身被害は全国4番目で11件。県は単独行動を避け、クマ鈴などを身につけるなどして遭遇リスクを下げることが重要とする。クマによる被害11件のうち10件は山林内。7件は5-8月に発生、
山登りやキャンプ、山菜採りなどで森林に入る人の数が増える夏に例年被害が集中する。県森林づくり推進課によれば、2023年度の里地でのクマの目撃件数は1406件(2022年度の倍近い)。山のエサが少なくなり、例年農作物が収穫を
迎える8月がピーク。クマの好物であるナラ類の2023年秋の結実は例年並み。クマの栄養状態が向上し、この春に一定の出産が見込まれることから、神経質で攻撃的になりやすい子連れのクマに遭遇する危険性が高まるという。
森林やその周辺での遭遇を防ぐため、県は複数人での行動、クマ鈴・ラジオの音で人の存在を知らせたり、キャンプ場などで屋外に持ち込んだ飲食物を放置しないようにしたりすることなどを呼びかける。里地では生ごみを外に置かず、
生ごみを堆肥にするコンポストにクマが訪れている形跡がないかを警戒し、必要に応じて電気柵などを設置して被害防止に努めることが必要。
■大町市では2023年7月ー12月にクマの目撃情報は174件。
春は熊が冬眠から目覚め、食べ物を探して山中を動き回ります。クマは草木の芽を好んで食べるため、山菜採りで遭遇する可能性あり。キャンプでは食料の管理、残飯の処理を忘れずに行う。クマが活発になる早朝・夕方の時間帯を
避けるなどの対策が重要。山に入る際にはクマに合わないように複数人で行動したり、音や声を出す、熊鈴を鳴らすことも効果あり。
GW中は乗鞍高原や大町鹿島の鹿島川、小谷村中土の中谷川・雨飾高原、松本入山辺のアザレアライン(林道よもぎこば)・薄川沿いなどで山菜狩りや渓流釣りをしている人を多数見かけた。
■クマによる人への被害が全国で過去最悪となった2023年度。
クマが冬眠から目覚める季節を迎えています。3/21;県はツキノワグマの対策をより強化する。対策は人とクマの住み分けを徹底するため、クマの生態を把握するモニタリング調査を強化する。クマの主食となるドングリなどの実り具合や
目撃件数を踏まえて出没を予測し、地域別に注意報や警報を発令する。警報発令時には捕獲したクマを山に戻す「学習放獣」を一時休止し、捕獲上限頭数を引き上げる。環境省のまとめでは、2023年度クマによる被害に遭った人は218人。
統計を取り始めて以降最多。県内では12人がクマの被害に遭った。環境省は4/中にクマを「指定管理鳥獣」にする方針で、「指定管理鳥獣」には「ニホンジカとイノシシ」が指定され、クマも加わる見込み。指定されるとクマの捕獲事業に
国からの支援を受けられる。猟友会は「クマとの共存が根本なのでそのことを踏まえながら指定鳥獣になったということは良い」。例年、クマは4月になると冬眠から目覚めて活動を始めます。
■県はツキノワグマによる人への被害を防ぐため、里への大量出没が予測される場合は警報を出し、捕獲を強化する方針。
県内では2024.1/末で前年の2倍近い1401件の目撃。人身被害は11件12人。原則、人や農作物に被害を与えたクマ以外は捕獲しても駆除せずに人の怖さなどを学ばせて山に返す「学習放獣」を行っている。その数は全国最多。
2/13;新たなツキノワグマ対策について、県は有識者や農林業関係者などによる会議でクマの目撃件数や人身事故などが基準を超えた時に注意報を、大量出没が予測される場合は警報を出し、警報期間中は捕獲を強化する。
県はクマの出没に影響する山にある木の実などの調査方法を見直した上で警報の運用を始める。クマを駆除する基準を明確化し、人の生活域に近づかないよう緩衝帯を整備することなど、今後対策をまとめる。
■大町のクマ出没情報(2024.10月-5月)
西山山麓の大町温泉郷(32)、美麻(18)、日向山(13)、八坂(9)、高瀬入(8)、常盤西山(7)、扇沢(7)、上原(5)、大町(5)、野口(3)、源汲(2)、ヤナバ(2)、高根(1)、二ツ屋(1)、七倉(1)、三日町(1)、海ノ口(1)、常盤(1)、木崎湖(0)などで出没・目撃が多い。
例年、登山口の大谷原や栢原新道などでも熊目撃あるので要注意。
Date | Time | Area | Notes | Date | Time | Area | Notes | Date | Time | Area | Notes |
10/15 | 9;45 | 寄沢 | 大町扇沢線(熊1) | 10/12 | 16:40 | 温泉郷 | H織花西(熊1) | 10/9 | 16:30 | 温泉郷 | H織花(熊1) |
10/9 | 7:10 | 日向山 | 籠川大橋(熊1) | 10/6 | 21:00 | 北山田町 | 観光道路(子熊1) | 10/5 | 7:30 | 上原 | 劇団四季記念館(熊1) |
9/15 | 10:00 | 日向山 | 日向山別荘地(子熊1) | 9/13 | 11:10 | 温泉郷 | 黒部ビューH北(熊1) | 9/8 | 16:10 | 温泉郷 | (熊1) |
9/7 | 19:30 | 曽根原 | 社駐在所(熊1) | 8/29 | 13:55 | 常盤西山 | サントリー工場(熊3) | 8/29 | 7:00 | 八坂 | 相川(熊1) |
8/28 | 17:30 | 八坂 | 大曲り(熊1) | 8/27 | 22:30 | 高瀬入 | エコノミスト村(熊1) | 8/23 | 16:15 | 野口 | 野口橋河川敷(熊1) |
8/23 | 8:10 | 温泉郷 | 界アルプス(熊1) | 8/21 | 7:00 | 大町 | 長野大町線S字C(子熊1) | 8/19 | 9:40 | 温泉郷 | 黒部ビューH(熊1) |
8/18 | 18:10 | 温泉郷 | 黒部ビューH(子熊1) | 8/18 | 13:30 | 温泉郷 | 黒部ビューH(子熊1) | 8/17 | 18:10 | 温泉郷 | 黒部ビューH(親子熊) |
8/13 | 14:35 | ヤナバ | ヤナバ信号(熊1) | 8/13 | 11:40 | 八坂 | 相川藤尾覚音寺入口(熊2) | 8/10 | 17:45 | 上原 | わっぱらんど(子熊1) |
8/8 | 10:30 | 栢原新道 | 種池山荘下(熊1) | 8/8 | 7:40 | 加蔵 | R148新佐野坂TN(子熊1) | 8/7 | 15:15 | 日向山 | 別荘地(熊1) |
8/7 | 8:30 | ヤナバ | R148東(熊1) | 8/6 | 19:30 | 八坂 | 舟場矢下線大塚地(熊1) | 8/6 | 14:00 | 美麻新行 | 新行G(熊1) |
8/4 | 15:40 | 上原 | わっぱらんど(親子熊) | 8/3 | 18:45 | 常盤西山 | 国営公園入口(熊1) | 8/2 | 16:40 | 八坂 | 梨平上(熊1) |
8/1 | 18:00 | 温泉郷 | りんどうヶ丘(熊1) | 7/30 | 4:40 | 常盤 | 上一北交差点(子熊1) | 7/23 | 13:40 | 扇沢 | 栢原新道(熊1) |
7/20 | 19:15 | 常盤西山 | サントリー工場(子熊1) | 7/19 | 14:30 | 大町扇沢 | 柏原新道(熊1) | 7/19 | 5:40 | 美麻大塩 | 大塩BT(子熊1) |
7/14 | 18:00 | 八坂 | 横瀬(子熊1) | 7/12 | 14:20 | 日向山 | わっぱらんど(子熊1) | 7/7 | 11:00 | 美麻二重 | 寺下BT(熊1) |
7/7 | 11:00 | 美麻千見 | 切石TN(熊1) | 7/5 | 10:30 | 日向山 | 別荘地(熊1) | 7/5 | 9:40 | 美麻青具 | ぽかラン美麻(熊1) |
7/3 | 17:45 | 美麻青具 | 久保地(子熊1) | 7/2 | 17:20 | 美麻二重 | みあさ保育園(熊1) | 7/2 | 11:05 | 八坂切久保 | 鷹狩山展望台(熊1) |
7/2 | 10:05 | 美麻青具 | 川手袖(親子) | 6/28 | 16:05 | 美麻大塩 | 中村団地(熊1) | 6/28 | 10:50 | 常盤西山 | サントリー工場(熊1) |
6/27 | 16:20 | 温泉郷 | 別荘地(熊1) | 6/27 | 16:00 | 八坂 | 明野(熊1) | 6/26 | 18:45 | 海ノ口 | 西海ノ口(子熊1) |
6/26 | 17:40 | 扇沢 | 扇沢市営P(熊1) | 6/26 | 12:15 | 温泉郷 | 薬師の湯北(子熊1) | 6/25 | 14:30 | 美麻青具 | 川手袖沢(熊1) |
6/25 | 12:20 | 扇沢 | 扇沢駅(熊1) | 6/25 | 10:00 | 八坂 | 相川(熊1) | 6/25 | 10:00 | 美麻青具 | 川手(熊複数) |
6/24 | 17:05 | 日向山 | 別荘地(熊1) | 6/24 | 12:10 | 扇沢 | 扇沢市営P(熊1) | 6/22 | 15:40 | 三日町 | 配水池(熊1) |
6/22 | 13:20 | 八坂 | 鷹狩山(熊1) | 6/22 | 11:50 | 美麻青具 | ぽかラン美麻(子熊1) | 6/22 | 10:00 | 扇沢 | 市営駐車場(熊1) |
6/21 | 14:20 | 日向山 | 別荘地(熊1) | 6/21 | 06:30 | 美麻 | 美麻郵便局(子熊1) | 6/20 | 17:40 | 美麻 | みあさの森(子熊1) |
6/20 | 17:30 | 美麻青具 | 花尾(熊1) | 6/20 | 15:50 | 日向山 | 別荘地(熊1) | 6/20 | 14:50 | 七倉 | 七倉ダム下(熊1) |
6/20 | 09:30 | 温泉郷 | 立山プリンスH(熊1) | 6/18 | 11:45 | 大町 | 山博(親子熊) | 6/17 | 18:55 | 高瀬入 | 高瀬ハイランドCP(親子熊) |
6/17 | 15:50 | 大町 | 山博(熊1) | 6/17 | 13:00 | 日向山 | 籠川大橋(熊1) | 6/17 | 06:30 | 美麻新行 | (熊1) |
6/16 | 05:10 | 日向山 | わっぱらんど(熊1) | 6/14 | 17:50 | 日向山 | 別荘地(熊1) | 6/13 | 17:55 | 温泉郷 | 別荘地(子熊1) |
6/13 | 17:10 | 美麻青具 | 小滝南(熊1) | 6/12 | 12:00 | 美麻大藤 | 山沿い(熊1) | 6/12 | 07:50 | 美麻二重 | 市民農園(熊1) |
6/10 | 12:50 | 常盤西山 | サントリー工場(熊1) | 6/05 | 15:00 | 美麻青具 | 塩の川(熊1) | 6/05 | 10:00 | 日向山 | 日向山ゴルフ場(熊1) |
6/05 | 07:10 | 日向山 | 日向山ゴルフ場(熊1) | 6/04 | 20:00 | 常盤西山 | サントリー工場(熊1) | 6/04 | 18:05 | 美麻青具 | 美麻TN(熊1) |
6/03 | 10:00 | 温泉郷 | 黒部観光H(熊1) | 6/02 | 18:00 | 源汲 | 源汲生活改善センタ(子熊1) | 6/02 | 11:30 | 野口 | 野口公民館(子熊1) |
6/02 | 07:35 | 高根 | 高根神社(熊1) | 6/01 | 13:05 | 高瀬入 | 高瀬分譲地(熊1) | 5/31 | 10:35 | 高瀬入 | 高瀬分譲地(熊1) |
5/29 | 19:00 | 源汲 | 源汲公民館(熊1) | 5/29 | 19:00 | 温泉郷 | 旧森林劇場(子熊1) | 5/29 | 15:40 | 温泉郷 | 旧森林劇場(子熊1) |
5/28 | 14:00 | 温泉郷 | 立山プリンスH(子熊1) | 5/27 | 07:50 | 高瀬入 | 高瀬城北学園(熊1) | 5/25 | 17:25 | 温泉郷 | 旧森林劇場(熊1) |
5/25 | 05:31 | 温泉郷 | りんどう別荘地(熊1) | 5/24 | 08:45 | 温泉郷 | 温泉郷観光協会(熊1) | 5/23 | 18:25 | 温泉郷 | 黒部ビューホテル(熊1) |
5/23 | 17:10 | 野口 | カナディアンvil(熊1) | 5/23 | 09:35 | 温泉郷 | 旧森林劇場(熊1) | 5/23 | 06:50 | 温泉郷 | 旧森林劇場(熊1) |
5/23 | 05:35 | 二ツ屋 | 旧愛知学院(子熊1) | 5/22 | 16:45 | 温泉郷 | 旧森林劇場(熊1) | 5/21 | 14:05 | 温泉郷 | 旧森林劇場(熊1) |
5/21 | 09:45 | 常盤西山 | 山麓線沿い(熊1) | 5/20 | 14:35 | 温泉郷 | 旧森林劇場(熊1) | 5/20 | 09:45 | 温泉郷 | りんどう丘(熊1) |
5/19 | 09:10 | 温泉郷 | 織花(熊1) | 5/18 | 16:10 | 日向山 | 別荘地(子熊1) | 5/18 | 09:30 | 高瀬入 | 心笑館(子熊1) |
5/16 | 18:30 | 高瀬入 | 高瀬ハイランドCP(熊1) | 5/15 | 15:50 | 日向山 | 別荘地(熊1) | 5/15 | 09:50 | 上原 | わっぱらんど(熊1) |
5/14 | 05:50 | 温泉郷 | 旧森林劇場(子熊1) | 5/12 | 11:20 | 温泉郷 | 観光協会(子熊1) | 5/12 | 07:10 | 温泉郷 | 織花(熊1) |
5/11 | 11:00 | 高瀬入 | 教習所(子熊2) | 5/08 | 09:00 | 日向山 | 日向山SA南(幼獣1) | 5/07 | 19:00 | 温泉郷 | 立山PH(熊1) |
★以下、2023年大町イベント★
■11/1-12/3;大町常盤の「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」にて「違いを発見!天然水飲み比べツアー」開催中
サントリー天然水の4つの水源の天然水が飲み比べができるツアーを開催中。ツアーではおいしい空気と水を楽しみながらサントリーの環境への取り組みも知ることができる。サントリー天然水は、北アルプス(長野・大町)、
南アルプス(山梨・北杜)、阿蘇(熊本・上益城)、奥大山(鳥取・日野江府)と4ヶ所の水源から採水。環境への取り組みや、天然水が水源でどのようにして育まれるのか、製造ラインの様子など飲料水の側面が知れる。(所要70分,参加無料)
北アルプスは心地良いのど越しでさっぱりとしたクリアな味わい。南アルプスはスッキリと切れが良く、爽やかな清涼感のある味わい。阿蘇は口当たりがよくまろやかな味わい。奥大山は口当たりの柔らかい甘みのある味わいという。
ショップでは4つの水源のサントリー天然水を販売。工場限定のオリジナルグッズ、森林整備の過程で伐採した育林材を使用したグッズなども販売。併設カフェの「みずのわカフェ」では、秋の飲み物や地元の食材を使ったホットドッグなどの軽食も。
「信州野菜のポタージュ」(秋はサツマイモ・ポタージュ)や「天然水仕込みのクラフトソーダ」(秋は信州産巨峰)など。(9:30-16:15,土/日/祝営業)
北ア「餓鬼岳」や乳川を一望できる「乳川テラス」でゆっくり過ごせます。(9:30-16:30,月/火休業日,工場休業日,1-3月,12月;冬季休業)
(問)サントリー天然水北アルプス信濃の森工場
■12/8;大町の「高瀬渓谷」の湯俣温泉にある国天然記念物「噴湯丘」の保全について、12月市議会で取り上げられ、人による破損の恐れがあるとして、市に対策を求めた。市教委は「天然記念物であることを来訪者に知らせる必要があり、
市HPやSNSでマナー啓発をする」と。噴湯丘は、湯俣川の河原で噴き出す温泉のうち主に炭酸カルシウムが堆積して丘のようになったもので、高さは約3m。上部の噴出口に白い粒ができ、「高瀬渓谷の噴湯丘と球状石灰石」として1992年に
天然記念物に指定。高瀬ダムからダム沿いの林道を歩き、湯俣温泉まではミズナラやカツラなどの原生林の中を歩いていく。自然観察やバードウォッチングには最適なところ。噴湯丘は開けた河原に建つ「晴嵐荘」から徒歩約15-20分。
三俣蓮華岳(2841m)・双六岳(2860m)を源流とする湯俣川と、槍ヶ岳北鎌尾根を源流とする水俣川が合流して高瀬川となる。温泉成分を含んだ湯俣川は「湯俣ブルー」と称され、乳白色を帯びたブルーできれい。湯俣川周辺では至る所で湯が
沸き出し、掘れば天然の露天風呂が楽しめる。川沿いに立つ噴湯丘は噴気が止んで崩れかけている。噴湯丘上部は湯溜まりの中に熱湯が勢いよく沸き上がっている。泉温は噴湯丘約85℃。近年はSNSで取り上げられ、訪れる人も増えている。
中には湯丘に登る人がいるという。周辺では踏み荒らしが問題視され、触って崩れたであろう跡が見られるという。湯俣エリアの協議体を作り、天然記念物の噴湯丘への看板設置、柵設置など保全対策を行っていく。
■4/1-11/30;北アを仰ぎ見る「信濃大町でサイクリング」
信濃大町駅・木崎湖・大町温泉郷にシェアサイクルステーションあり。どこで借りても乗捨ても可。
4/1-11/30;8:30-17:00;@「大町観光協会」(JR信濃大町駅内)。12:00ー17:00(平日),10:00-17:00(土/日/祝);A「ゆープる木崎湖」アウトドアステーション。9:00-17:00(平日),6:00-18:00(土日祝);B「大町温泉郷」BT前カフェひのき
大町観光協会(e-bike;11台,電動アシスト;3台)、ゆープる木崎湖(e-bike;2台,電動アシスト;2台)、大町温泉郷(e-bike;2台)
(料金;\1500/4H,\2500/17:00まで,17時以後\1000/30分)。シェアサイクルは一律3000円。(デポジット:\3000)。レンタサイクル時はヘルメット着用。ヘルメット無料レンタル可。レンタサイクル予約は3日前まで。
主なコース;信濃大町駅から国宝仁科神明宮(24km;2.5H)、大町ダム(龍神湖)(23km,2H)、霊松寺ー唐花見湿原(20km,2.5H)、美麻・中山高原・八坂・鷹狩山(30km,3H)
主なコース;大町温泉郷から爺ヶ岳スキー場-黒沢高原-中綱湖(25km,3H)、仁科三湖(木崎湖西-中綱湖-青木湖-木崎湖東)(22km,2H)、木崎湖稲尾-居谷里湿原-美麻-中山高原(15km,2H)など。
(問)大町観光協会 TEL 0261-22-0190
(問)木崎湖アウトドアステーション TEL 070-2641-0005
(問)カフェひのき TEL 080-2045-4630
■大町美麻・八坂では一面のそば畑では、白いそばの花は終わり、そばの実がついています。
そばの実の上にはアキアカネが・・・。もうすぐ「新そば」の季節。獲れたての新そばは香りと風味があり、色もいい。
10/1-11/30;大町では「ぐるっと そば処・農産物直売所スタンプラリー」。10/10-10/20;大町・美麻新行では「新そばまつり」。山品、古家荘、ヨコテ家など。
■〜11/30;大町で「実りの秋」を体験する「ぐるっとそば処・農産物直売所スタンプラリー」開催中。
参加店舗でのそばや農産物購入などで集めたスタンプ数に応じて抽選で地場産品が当たる。
■10/1-11/30;大町で「ぐるっと そば処・農産物直売所スタンプラリー」
スタンプを集めて応募すると抽選で素敵な賞品があたる。期間中にスタンプラリー参加そば店で、そばのお食事・そば製麺類の購入・そば打ち体験・参加農産物直売所で農産物を購入された方は、チラシにスタンプを集めて、必要事項を
記入の上、最終店に提出。特典は5店で\2500相当の地産品(50名),3店で\1500相当の地産品(30名)、応募者の中から抽選で\1000相当の地産品(20名)
1)大町エリア:こばやし(0261-22-1200),タカラ食堂(0261-22-0178),仁科そば店(0261-22-0511),松栄屋商店(0261-22-0586),小沢製麺所(0261-22-0527),倉科製粉所(0261-22-0227),
*JAまごごろ市場(0261-23-2630),
社;*仁科の里直売所(0261-62-8890)
2)平エリア:野の花(0261-23-3684),そば処いろり(0261-22-8837),日向山茶屋(0261-23-4456),わっぱら家(0261-22-8432),手打そば処ふるさと風味高瀬川高瀬川(0261-22-7001),
*直売所高瀬川(0261-23-3038)
3)常盤エリア:そば処しみず(0261-23-3233),*農産物直売所かたくり(0261-22-8839),*農産物販売所地場の郷(0261-26-5111),*農産物直売所ええっこの里(0261-85-2289),
*蓮華大橋直売所(0261-23-4251)
4)美麻エリア:山品そば店(0261-23-1230),ヨコテ家(予約要;0261-23-1314),手打ちそば古家荘(0261-23-1713),美郷(0261-23-1334),ぽかぽかランド美麻(レストラン麻の里)(0261-29-2030)
5)八坂エリア:明日香荘(0261-26-2301),八坂ふるさと体験館(八坂支所確認,予約要)
(問)大町市地産地消事業実行委員会事務局 TEL 0261-22-0420
■穴場と言える場所を、詳しい住民らが案内する大町市観光協会主催の「信濃大町 穴場旅ガイドツアー」。
場所の管理や整備に携わる案内人の解説で普段と違う目線の旅が楽しめる。訪問場所は若一王子神社(大町)、大姥山(八坂)、木舟城(社,八坂)と、白馬村の白馬五竜高山植物園経由での小遠見山山頂の4ヶ所。協会は2022年、地域限定の
旅行業登録をして独自のツアー企画が可能になり、今回初めて商品化した。案内人は地元に精通しており、「その人だから話せるネタやこぼれ話など、味のある独特の案内ができる」と。所要時間は3-6H。定員;10-20人。費用は\2800〜\6000。
(問)大町観光協会 TEL 0261-22-0190
■7/13-11/26;大町上原の「劇団四季 浅利慶太記念館」がリニューアルオープン。
1998年長野冬季五輪開閉会式の総合プロデューサーを務めた演出家・浅利慶太さんの功績を紹介する記念館。1995年「劇団四季記念館」開館。高瀬渓谷入口の上原地区には巨大な倉庫がある。舞台装置や小道具、衣装など
劇団四季所有の舞台美術品を保管する資料センタで再演時に利用。2020年「劇団四季 浅利慶太記念館」に名称変更した。劇団のあゆみと舞台模型、小道具、台本や写真など様々な資料とともに展示する。
2023年、劇団四季創立70周年記念でリニュアル。木造一部2F建て。展示内容を大幅に変え、衣装や小道具を増やして劇団四季の歩みを伝える。劇団四季の創設者の浅利慶太氏は大町の壮大な北アルプスの眺めと美しい自然環境に感動し、
1968年に団員の稽古を行った「四季山荘」を建設。1995年に演劇資料センター敷地内にできた演劇資料館は「演劇を学ぶ場」として、積極的には公開していなかった。今回はファンクラブ「四季の会」(会員25万人)の会報で紹介するなどして
来場を呼びかける。入場口正面には稽古場で使っていた椅子を置いた。慶応大の学生らによる劇団四季結成、最初に手がけた1963年の日生劇場のこけら落とし公演から、その後「はだかの王様」「ウェストサイド物語」「コーラスライン」
など名作ミュージカルの数々を送り出した業績を、小道具や台本、写真、衣装などの記録資料を添えて時系列で紹介。1983年西新宿「キャッツ」の舞台である都会のごみ捨て場や、「オペラ座の怪人」で怪人が消える椅子などの舞台装置も展示。
「ライオンキング」の衣装やマスク、慶応高校時代に初めて演出した演劇研究発表会のプログラムなど初公開の品も展示。公演の様子や生い立ちなども紹介する。売店では劇団四季オリジナルグッズ、公演のプログラム販売。
7/13;オープン初日から記念館限定「ポストカードセット」(\600)販売。
劇団四季の社長は「浅利の筋の通った人生を巡りながら、作品も知ってもらえるようにした」と。浅利さんの妻は「2023年は浅利の生誕90周年、四季創立70周年の節目。来館した皆さんに浅利が愛した大町の美しい自然の魅力も感じてもらえたら」と。
(10:00-17:00;\600/大人,\300/小人,\500/会員,月曜休館,月曜祝日は開館,翌火曜休館)
(問)劇団四季浅利慶太記念館 TEL 0261-23-6112
■大町常盤にある「山の神遺跡」の出土品が縄文文化を知る上で貴重なものとして石器と土器計45点が「県宝」に指定される。
10/25;長野県文化財保護審議会は「山の神遺跡」出土品を審議し県教委へ答申した。11月;県教育委員会を経て正式に指定される見通し。遺跡は北ア「餓鬼岳」山麓、「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)のアルプス大草原の芝生の下。
1997-2000年に「国営アルプスあづみの公園」建設に伴う発掘調査で出土された。現在は埋め戻され、芝生には石のサークルが復元され、遺跡の解説板には遺跡の写真や出土品、年表などが掲載。約9000年前の縄文時代早期に作られた土器4点と石器41点。
石器はチャートという石を削り胴の部分を磨いた「異形部分磨製石器」と呼ばれる石の道具で、祭りなどに使われたと見られる。同一場所で41点が見つかるのは全国的にも例がなく、縄文文化を知るうえで貴重な資料という。土器は表面にだ円や
山形の模様が施されている「押型文土器」3点と縄目模様が付けられた縄文土器1点で器の形を残す。大町市文化財センタの学芸員は「県宝に指定されれば、北アルプス山麓の縄文文化をさらに知ってもらう機会になると思う。地元としても今後、
教育や展示などにも活用していきたい」と。1この指定で「県宝」は計247件。県埋蔵文化財センタは縄文遺跡から出土した土器や石器などの遺物を紹介する「縄文カード」を作り、大町「山の神遺跡」は「トロトロ石器」の写真と説明文。
出土品は「大町市文化財センタ」で保管。縄文カードは各展示施設で配布。
■大町東山でスノーシュでスノーハイクが楽しめる低山。
1)大町の東には「南鷹狩山」(標高1044m)〜「鷹狩山」(標高1164m)〜「霊松寺山」(1128m)。鷹狩山へは山博から登るか、裏手の八坂側から登る(林道途中まで除雪)
2)大町「中綱湖」東には「権現山」(標高1222m)。簗場から旧ヤナバスキー場の上部。雑木林の合間からは爺ヶ岳〜鹿島槍の稜線、眼下には青木湖、奥には白馬三山が望める。冬季は冬枯れして見通しが良くなる。
3)大町「青木湖」藪沢から沢沿いの奥に廃登山道あり。権現山の北に位置する「太郎山」(1051m)。見通しはよくない。
■10/23;松川村「馬羅尾高原」で県職員による「きのこ勉強会」が開かれた。
キノコ等の食中毒を担当する保健所職員ら約10人が参加。現地で採れたキノコを鑑別し、食用の可否や毒の有無を確認した。県から委嘱されたきのこ衛生指導員が講師を務め、高原の松林の中から採取してきたキノコを鑑別。2023年は夏の暑さで
キノコが不作とされたが、アミタケやオウギタケ、ハナイグチなどのキノコが見つかり、種類を見極め、食・毒・不食と分類した。天候や状況次第でキノコの色味などが変わって見えることがあるとし、「見た目で判断せず、ひだの大きさや
傘の様子など特徴を覚えて」と。
■北ア「上高地」の「明神池」近くにある「嘉門次小屋」が「大町山岳博物館」に猟銃とピッケルを寄贈した。
9/30;同館で贈呈式があった。日本アルプスを世界に紹介した英国人宣教師ウォルター・ウェストンの登山案内をした猟師、上條嘉門次が愛用した村田銃と、ウェストンが友情の証しとして嘉門次に贈ったと伝わるピッケルで、近代登山初期の
貴重な資料として常設展示される。嘉門次小屋が牛越徹市長に全8品の目録を手渡した。猟銃とピッケルは同小屋のいろりのある部屋に飾られていたが、「劣化や将来の散逸を防ぐために博物館で適切に保管し、活用してほしい」と。
ウェストンは明治から大正にかけて日本の高山を踏破し、著書で紹介。山に登ること自体を目的とする近代登山が日本で広まるきっかけになった。登山地図も登山道もない時代に、ウェストンの槍穂高連峰登山の道案内をしたのが嘉門次で、
ウェストンは高く評価し、2人の厚い友情が知られている。牛越市長は「極めて貴重な山岳資料。多くの人に見てもらい、山岳文化の普及啓発に力を尽くす」と。9/30〜;同館で「日本の近代登山の幕開け」を説明するコーナーに猟銃と
ピッケルなどを展示。今後は嘉門次やウェストンに関わる講演会の開催などを検討する。
■夏の「木崎湖」で楽しもう。
サイクリング、キャンプ、BBQ、レイクアクティビティ(SUP・カヌー・カヤック・ボート・釣り)、温泉・プール・サウナ
1)レンタルサイクル;信濃木崎アウトドアステーション
(平日;12:00-17:00,土/日/祝;10:00-17:00)。(\1500/4H,\2500/1day(〜17:00),デポジット;\3000)
(問)信濃木崎アウトドアステーション(ゆ〜ぷる木崎湖内) TEL 070-2641-0005
2)レンタルサイクル(7:00-17:00,MTB;\880/1H,シティサイクル\550/1H) (問)星湖亭 TEL 0261-22-1878
3)キャンプ;木崎湖キャンプ場
キャンプ(8:00-19:00;土/日/祝予約制)、テント・タープ;\500/1張1日+利用料(\100/大人,\50/中学生以下)。BBQセット、テントセット、タープなどレンタルあり
(問)木崎湖キャンプ場 TEL 0261-23-3939
4)キャンプ;木崎湖 POW WOW
キャンプ(8:30-18:00;予約制)(\600/大人,\300/小人,\500/サイト)。手ぶらBBQや手ぶらキャンプなど。レンタルあり。
SUP体験;(9:30/13:00/15:30;予約制;\5300/2H、\3980/1H)
アウトドアサウナ;(9:00/12:00/15:00;2.5H貸切予約制(\6000/3名まで)
(問)木崎湖 POW WOW TEL 0261-85-2494
5)釣り;木崎湖モダンボート
2人乗り手漕ぎボート(\1100/30分.\1650;\60分),ペダルボート(\1500/30分)
釣り;(7:00-17:00,竿レンタル(\1100),遊漁券(\1000/高校生以上,\500/中学生)
SUP;約15分のレクチャー付(8:00-16:00,\2750/1H)
カヤック;(\2200/1H,\3850/2H,初心者講習付)(ガイド付体験;2H,\5500/1人)
レンタサイクル;(\600/1H,\1000/2H)
(問)木崎湖モダンボート TEL 0261-22-1332
6)ボート;星湖亭
釣り(7:00-17:00,竿レンタル竿(\1100),\3300/日,釣り用2人ボート,などいろいろあり。遊漁券(\1000/高校生以上,\500/中学生)
(問)星湖亭 TEL 0261-22-1878
7)ボート;牡丹屋
釣り(7:00-17:00,竿レンタル竿(\2000),\2500/日,釣り用ボート,\5000/日,エレキモーターボート(2-3人用),遊漁券(\1000/高校生以上,\500/中学生)
(問)牡丹屋 TEL 090-2215-9251
8)SUP;シロウマアウトドアカンパニー
SUP体験(10:10/12:50,2H;予約制,\5400〜/大人,\3200〜/小3まで)、(8:20-15:20;1H,予約制,\4600〜;大人,\2700〜/小3まで)
カヌー・カヤックツアー(10:10/12:50;\5400〜/2H)(8:20/15:20;\4600〜/\1H)
(問)https://www.shiroumaoutdoor-company.com/sup-%E3%82%B5%E3%83%83%E3%83%97/%E6%9C%A8%E5%B4%8E%E6%B9%96/">シロウマアウトドアカンパニー(木崎湖キャンプ場内) TEL 070-4284-4881(7:00-20:00)
9)サウナ;SAUNA STAND KOKAGE.
バレルサウナ(10:00/12:30/15:00/18:00;2H貸切予約制)(\10000/2名)
(問)SAUNA STAND KOKAGE TEL 070-9023-5254
10)温泉・プール;ゆ〜ぷる木崎湖
温泉;秘湯「葛温泉」から引湯された木崎湖温泉。単純硫黄泉。浴用は冷え症・肩こり・関節痛・疲労回復など。内湯・露天風呂あり。月乃湯と星乃湯は日替わり男湯・女湯入替え。
(10:00-20:00,木曜休館,\700/大人,\500/小学生)
プール;25mスイミングプール,70mウォータースライダー、天然温泉ジャグジー,子供プール、トレーニングルーム。(10:00-20:00;木曜休館,\600/大人,\300/小中学生)
(問)ゆ〜ぷる木崎湖 TEL 0261-23-7100
(問)大町観光協会 TEL 0261-22-0190(8:30-17:15)
■2023年秋、大町「青木湖」の湖畔にカフェやサウナを併設した複合施設が開業予定。
白馬のスキー場や大町温泉郷の利用客の需要などを見込み、北アや里山の眺望、透明度の高い湖などの資源を生かし、地元のアウトドア事業者とも連携して、カヤックやMTBなどが楽しめる環境も整え、一帯のグリーンシーズン強化につなげる。
スキーや山登りなど従来の山岳観光に関心が薄い若者らを引きつけたい考え。
青木湖湖畔北寄りの敷地1300u。建物は2F建て200u、テラスは240u。4月着工、10月完成を見込む。カフェは「aoレイクサイドカフェ」ではパンケーキやパスタ、サンドイッチなどを提供。(店内・テラス計100席)。段差を設けてどの席からも
景色を楽しめるようにする。サウナは定員10人。入浴後、水風呂代わりに青木湖に直接飛び込める。記念撮影用のスポットも設ける。(通年営業,8:00-20:00)。スノーリゾートの強化を目的にした観光庁の補助金を充てる。
施設の開発・運営は「イケイケツガイケ」(白馬村)。イケイケツガイケは白馬岩岳リゾートでグリーンシーズンの誘客に成果を挙げている和田寛社長が2019年に設立。和田社長は新施設を白馬と大町の「結節点」と位置付ける。
一帯での周遊などを促すことで「日帰りではなく、1泊2泊してほしい。白馬山麓の魅力を高め、リゾートとしての競争力を高めたい」と。当面は年間4.2万人の集客を目指す。大町市観光課によると、青木湖など仁科三湖の入り込み数は
2000年代半ばまで年間100万人以上。2009年に青木湖スキー場が営業休止するなどして落ち込み、2021年は鹿島槍スキー場の利用客を中心に64.9万人。
■8/中〜;「栂池自然園」や「八方尾根」では渡りをする蝶「アサギマダラ」がヒヨドリバナの花から花へ吸蜜に訪れているのを見かけます。
アサギマダラは高山蝶ではないが、夏場は高原や高山帯でも優雅に飛ぶ姿や高山植物の花の蜜を吸う姿が見られます。
1)アサギマダラを見かけた高原・山岳;
・夏の高原では「霧ヶ峰」(8/中-8/下)、「美ヶ原」(8/下-9/上)、「高ボッチ高原」(9/上)などの1600m-2000mの高原
・北アでは「蝶ヶ岳」(9/下)、「燕岳」(8/上)、「立山」(8/上)、「黒部平」(8/下)、「薬師岳」(8/上)、「有峰」(8/下-9/中)、「白馬五竜」(7/下-8/上)、「猿倉」(8/下)、「白馬岳」(8/上)、「雪倉岳」(8/上)、「白馬大池」(8/上-9/初)、
「栂池自然園」(8/下)、「八方尾根」(8/下-9/中)、「栂池高原・栂の森」(9/上)などで、これまでに見ることができた。この他、五竜高山植物園、唐松岳、針ノ木岳、烏帽子岳、立山弥陀ヶ原、五色ヶ原、水晶岳、雲ノ平、常念岳、
乗鞍岳畳平などのお花畑でもアサギマダラが舞っているのを見かけます。
9/上;白馬岳と杓子岳の鞍部に残る雪渓や稜線では向かい風の中、何度も戻されながら超低空飛行で北ア越えを成功させた数十匹のアサギマダラが目撃された。北アの上昇気流に乗って稜線を越えて飛んでいきます。標高2700m付近では気温10-15℃、
雪渓表面温度は5℃。鹿島槍ヶ岳の冷池でも北アを越えるアサギマダラが確認された。アサギマダラの北ア越えについては、「日射しによる輻射熱があったために、雪渓の上でも凍えることなく飛べたのではないか」と云われます。
2)アサギマダラが好む花;
・山岳では、7月にはウラジロナナカマドの花やウルップソウなどを吸い、8-9月にはミヤマムラサキ、ウサギギク、サラシナショウマ、ミヤマアキノキリンソウ、ノアザミ、マツムシソウ、ヤマブキショウマ、ミヤマシシウド、ヤマハハコ、
オオハナウドなどの高山植物にもとまって蜜を吸っています。キク科の花の蜜を吸うことが多く、ヒヨドリバナやオタカラコウ、マルバダケブキ、ハンゴウソウ、コウゾリナ、シロウマアサツキ、アザミなど。
・山麓・里ではフジバカマやオカトラノオ、ツワブキ、セイタカアワダチソウ(外来種)、ウツギの花、エゴノキの花などの花の蜜を吸います。
9/中;涼風に乗って1000km以上の渡りをするアサギマダラは秋になると山から里に下りてきます。北ア山麓でも見かけられるようになります。
3)アサギマダラの飛来;
アサギマダラは南西諸島で繁殖・羽化し、その子孫が北上します。そして秋になると、再び北アを越えて南の奄美大島まで1000km〜2000kmも移動します。アサギマダラは春には暑さを避けて気温の低い北(東北地方)へ、秋は寒さを避けて気温の
高い南(沖縄・台湾)へ移動します。気温18℃〜24℃を好み、雨や強風、暑さに弱く、林の中やフジバカマの葉っぱの陰に隠れています。雨が小降りになり、日が出てくると行動が活発になります。
4)アサギマダラの特長;
アサギマダラは淡い赤紫色のフジバカマ(ヒヨドリバナ科)を好んで密を吸います。フジバカマは川原や河川敷に自生する植物ですが、今では絶滅危惧植物に指定されている秋の七草です。
アサギマダラは羽を広げた長さが10cm前後で黒と茶の縁取りに青灰色で、白っぽく半透明の水色、優雅に大きな羽根を揺らしながら舞っています。アサギマダラの雄は羽の下部に黒い模様があり、雌にはありません。フジバカマの花畑では、
蜜を吸うオスをよく見かけますが、花に含まれる毒素を摂取することでオスはフェロモンの分泌をするのに必要とされるためという。
5)アサギマダラの生態調査;
アサギマダラの生態調査のために毎夏、各地でマーキング調査が行われています。美ヶ原や五竜、国営アルプスあづみの公園などで行われています。羽をみると、美ヶ原林道(UTU),穂高牧(MAK),穂高中房(AKN),大町常磐(AOM),大町大谷原(OMC),
大町簗場(NPA),白馬北城(ハクバ),白馬五竜高山植物園(GRY)など蝶を捕獲した場所と、羽に日付・名前などを書いて、また蝶を放して移動調査をしています。
澄み切った青空の下を飛び交うアサギマダラの幻想的な光景は印象的。渋い色調に彩られた羽を広げて優雅に舞う姿は気品すら感じます。
6)秋のアサギマダラの飛来ピ−ク;
秋の訪れとともに、白馬や大町、安曇野の里でもアサギマダラが観られるようになります。9/中-10/初には大町「中綱湖」周辺に咲くフジバカマに蜜を求めてアサギマダラが飛来してきます。多い日は数百頭が乱舞します。
近年は温暖化のためか、北限の東北地方を越えて北海道の函館や黒岳でもアサギマダラの姿が見られるという。
■9/中〜;大町「中綱湖」には毎年、渡りをする蝶「アサギマダラ」が飛来しています。
湖畔や山沿いにはフジバカマが植えられ、アサギマダラはその密を求めて優雅にひらひらと大きな羽で舞っています。
近くの「キハダ飴本舗」のフジバカマ畑には「アサギマダラ」が舞っています。約30-40頭。多い時には100頭も。
■8/5-8/27;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)の天然水の森で、サントリーが水を育む森の働きや水を守る大切さなどを教える「森と水の学校」の北アルプス校を新たに開校。
新緑の森で「五感を使って森を感じてください」とスタッフ。ツガや松などの樹木が育ち、せせらぎの音を聞える。手鏡を使って木々の葉を見たり、乳川上流では手で水の冷たさを感じ、川石を裏返してカワゲラなどの生物を探し、
触れてみる。「水を育むのは森の土。いろんな種類の木が根を張り、ミミズやモグラなどの生き物が土を耕し、微生物が落ち葉などを分解し、土を軟らかくする。そのふかふかの土の隙間が水を蓄える」と。スタッフが掘って採取した土を
筒状の容器に詰めてポンプのように押し出し水が出るか確かる。水の循環を学ぶため森に見立てて作った模型に一つはふかふかの土、片方に硬い土を入れ、濁った水を注ぐ実験も。硬い土は泥水になってすぐに流れ出した。ふかふかの土は
ろ過された透明な水がゆっくりと出てきた。「健康な森は雨水を蓄え、浄化し、災害も防ぐ」と。サントリーHD担当者は「地元の子どもも知らない森の中で、親子一緒に自然に触れてもらい、大切な水を未来に引き継ごうという思い、
会話が広がれば」と。サントリーは2004年から、水を後世につなぐ環境教育「水育」として「森と水の学校」と「出張授業」に取り組んでいる。この学校は「サントリー天然水」の工場がある山梨など3ヶ所で2022年までに3万人が参加。
新たに開校する北アルプス校は大町市で2021年に稼働した「北アルプス信濃の森工場」の水源涵養エリアに当たる森が教室。通常は入れない森の中の2kmを歩いて自然体験・実験(1.5H)、工場見学(1H)。2022.8/13.8/20;大町市民限定で行われた。
2023.8/5,8/10-8/12,8/17-8/20,8/26,8/27;13:00-16:15;「森と水の学校」(計10回)。参加親子募集中。(定員;30人/回,参加無料,要予約)
2023.8/5-8/20;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)では「サマーイルミネーション」開催。
(問)サントリー水育事務局「森と水の学校」 TEL 0120-090ー017(9:30-17:30,平日)
※「国営アルプスあづみの公園」の年間入場者数は約50万人。うち6〜7割は堀金・穂高地区。大町・松川地区は集客力不足と、森林管理面積(2.5ku)が広く予算が足らないことから、2019年11月にサントリーHD、関東地方整備局、長野県は
「サントリー天然水の森 北アルプス」の森づくり活動に関する森林の里親協定書を締結した。森林整備(1.6ku)はサントリーHDが費用負担し、除草、作業道設置、間伐などの森林整備活動が行なえる。公園内の保全ゾーンではイベント時を
除けば入園者は普段立ち入らない水源涵養林エリア。
■8/20;大町市、市土地改良区、県などでつくる越荒沢堰水系地域用水対策協議会は、「第23回ふれあいイベント土・人・水」を猫鼻の「越荒沢堰親水公園」で開いた。
場所は大町温泉郷の奥、「爺ヶ岳スキー場」近くの大町市平源汲の小熊山山麓。鹿島槍ヶ岳を源とする鹿島川から水を取り入れ(越荒沢堰頭首工:猫鼻頭首工)、大町の水田を潤しているのが「越荒沢堰」。この地域は鹿島川によって形成された
扇状地で砂礫の土壌で漏水が著しく水不足に悩まされていたところ。用水路の下流の大町市街地では農業用水の他、防火用水、生活用水、消雪用水としても利用。親水公園付近の用水ではイワナやカジカなどの魚が棲息し、ヒメギフチョウが
舞う豊かな自然環境のビオトープを形成。地域の親子連れや農業者、行政関係者ら約80人が参加し、草刈り作業や魚つかみで住民と行政の協働で作られた水路に親しんだ。参加者は力を合わせて草刈り・草取りを行い、水路周辺の景観を整えた。
魚つかみでは石積みの水路にイワナ150匹を放流。子どもたちははだしで冷たい水の流れを感じながら泳ぐ魚を追いかけた。
■8/20;北ア最奥部の黒部源流域にある「三俣山荘」と大町の高瀬渓谷「湯俣」をつなぐ登山道「伊藤新道」が開通する。
伊藤新道は同山荘を経営した故伊藤正一さんが開いたが荒廃。40年前から一般登山者は通行できなくなっており、経営者の伊藤圭さん(安曇野)が中心となって再興を進めている。8/19-8/20;開通を記念するイベントを湯俣で開く。
伊藤新道は長さ8km、高低差1000mを超え、長野、岐阜、富山県境の三俣蓮華岳(標高2841m)や鷲羽岳(標高2924m)へ続く。正一さんが私財を投じ、10年余をかけて1956年に開通。だが、谷筋の崩落やつり橋が落ちるなどして通れなくなった。
上級者コースとして復活させようと2年前から整備を開始。3ヶ所につり橋を架け、転落する恐れがある岩場に足場を設けるなどしてきた。8/初め;崖に桟道を設置すれば、想定した最低限の整備を終える。伊藤新道入口の湯俣から
第1つり橋までの約2km区間は上級者でなくても行けるように整備された。温泉が噴き出て丘状になった国天然記念物「噴湯丘」を横目に、赤茶けた巨石が転がり、青みを帯びた川沿いを進む。雨でぬれたら滑り落ちそうな岩場に
補助ロープが大岩がせり出して河原を歩けない場所には斜面に上る迂回路が設けられた。増水すれば水に漬かって歩かなければならない場所もあったが、1時間ほどで第1つり橋。「湯俣周辺は景観美と遊べる要素がいっぱいある。
多くの人を呼び込んで楽しみ方を広げたい」と。開通記念で「ゆまキャン」では、山岳ライター高橋庄太郎さんと山岳ランナー上田瑠偉さんらの対談、ハンモックなどアウトドア用品の展示、体験などがある。
8/20-10/末;伊藤新道は湯俣川の水位が下がる頃から三俣山荘小屋閉めまで開通予定。三俣山荘から展望台は7/下-10/中まで開通予定。
9/上-11/11;伊藤新道の入口に「湯俣山荘」が40年ぶりに営業(定員28名)。(伊藤新道 復活プロジェクト)
7/7-10/15;三俣山荘営業(定員65名,完全予約制)、7/7-10/15;テント(80張,予約不要,\2000)
(予約)三俣山荘 TEL 050-8882-5833(7:00-16:00)
(緊急)三俣山荘衛星電話 TEL 090-4672-8108(山小屋営業期間のみ)
■8/19;「大町市文化財センタ」で文化財講座「大町の水について考えるーおおまち水の歴史」を「みずのわプロジェクト」との共催で開いた。
郷土史研究家が市内を流れる堰など農業と生活に利用されてきた水や水道水源について解説。地形や取水のため開発を進めた先人たちの歴史に思いをはせた。講座では、江戸時代の享保7年に幕府評定所において判決が出された
「大沢寺山水論江戸幕府評定所裁許絵図」も公開。幕府の評定所検使が実地検分に訪れ、裁定を下す証拠として作られた絵図には境界線が引かれていた。
■6/30;国税庁は大町の3つの酒蔵が生産する日本酒が地域ブランドの地理的表示(GI:Geographical Indication)で「信濃大町」ブランドの指定をした。
GIは特定の産地で一定の生産基準や品質を満たした商品だけが、その産地名を独占的に名乗ることができる。2021年には長野県産の日本酒とワイン(ぶどう酒)が2021.6月にGI「長野」指定を受け、同地域内で2段階指定となるのは全国初。
酒類のGI指定は国内21軒。日本酒(全国)、北海道、山形、新潟、利根沼田(群馬)、長野、信濃大町(大町市)、山梨、白山(石川)、滋賀、三重、和歌山梅酒、大阪、灘五郷(兵庫)、はりま(兵庫)、萩(山口)、佐賀、壱岐(長崎)、球磨(熊本)、
薩摩(鹿児島)、琉球(沖縄)。
大町の「薄井商店」・「北安醸造」・「市野屋」の3つの酒造でつくる「GI信濃大町管理協議会」は、日本酒に「信濃大町」を表示できる基準として、1)原料の米を大町市と隣接する松川村の特定の水田および生産者が栽培した米に限る。
2)米を蒸す際には古来の道具「甑」を使うなど昔の酒造りを踏襲。3)濃厚なこくでまろやかなうまみや甘み、ふくよかな香りが感じられるなどの特性を生産基準とした。
ブランドの保護、GIが浸透している欧州などへの輸出では有利になる。商品に付ける認証のロゴマークは今後決定。同協議会は「輸出も含め販路拡大を進め、地域ブランドとして育てていきたい」と。
■6/22;大町野口の「西正院大姥堂」で7年に一度の御開帳。
高瀬川支流の籠川沿いには針ノ木峠を越えて信州から黒部・富山へと通じる古道があった。立山へ参拝する裏参道として用いられていたという。大姥堂はこの古道の入口にあたる小さなお堂。1584年12月、富山城主であった戦国武将の佐々成政が
厳冬期に「さらさら越え」(佐々佐良越え)で、立山・常願寺-立山温泉-立山・ザラ峠-刈安峠-中ノ谷-平ノ渡-黒部川-針ノ木谷-後立山・針ノ木峠-篭谷を越えて、浜松の徳川家康を訪ねた時、旅の安全を祈って立山「芦峅寺」から運んできたと
伝えられる秘仏「大姥尊像」(大町市指定文化財)が祀られている。7年に1度御開帳時に厨子の扉が開けられ本像が公開。2023.6/8;新しい回向柱の字入れが行われた。6/22;例大祭では本尊「大姥尊」(ヒノキ像,高さ39.5cm,室町時代造像)と柱を
ひもで結び、参拝者が柱に触って無病息災などを願う。
■6/14;大町常盤の「アルペンローゼ」は、運営する「ラ・カスタ・ナチュラルヒーリングガーデン」で市民限定の無料招待会を開いた。
季節の花々など約1000種類の植物が園内を彩り、来場者が色鮮やかな光景と甘い香りを楽しんでいた。招待会は住民に感謝を込め、地元企業を知ってもらう機会として開催。コロナ禍の影響で4年ぶりとなった2023年は、開園前から家族連れなど
多くの来園者が並び開園30分間で約140人が訪れた。
■5/28;9:30;大町常盤の「仏崎観音寺」にて「御開帳」
2023年は7年に1度の御開帳。9:30;稚児行列,10:00〜;お参り。「仏崎観音寺」は高瀬川にかかる「蓮華大橋」近くの山の中にある古刹で、お堂は室町時代に創建、その後、1548年武田信玄の攻略で焼失。現在のお堂は1785年江戸中期に仁科氏が建造したものという。
お堂の屋根が特長的で、上の千鳥破風と下の唐破風の装飾で馬の鞍に似た形になっている。欄間には龍の彫刻が彫られている。昔から馬の息災を祈った寺として信仰を集め、境内には安静2年に奉納された「千有一馬集絵馬」(縦2.1m,横4.75m)を展示する絵馬堂がある。
お寺近くの「観音橋」では奉納競馬「大町観光草競馬」が数年前まで行われてきた。お堂の裏には石段(100段)を登ったところに洞窟があり、泉小太郎の伝説が残る。
大昔、松本平は山からの沢水を湛えた豊かな湖だった。湖には犀龍が住み、東の池には白竜王いて、やがて結ばれ、犀龍は男の子を生んだ。その子は湖の畔に住む老夫婦に人間の子として大切に育てられ、泉小太郎と名付けられた。のちに
泉小太郎は犀龍の子と知り、犀龍と力を合わせて包みや岩山を崩して、千曲川から越後の海まで水を流し、松本平には広大な平野ができた。やがて小太郎は安曇野で暮らし、その後は仏崎の洞窟にこもり、住民から厚く信仰されたという。
■5/28;大町常盤泉の曹洞宗「仏崎観音寺」で数えで7年に1度の「御開帳」が開かれた。
古式ゆかしい装束に身を包んだ地元の子どもたちによる稚児行列、回向柱建立法要などが行われた。多くの参拝者が訪れ、本尊と紅白のひもで結ばれた回向柱に触れてご利益を願った。
■初夏の「大町ダム」(竜神湖)
槍ヶ岳を源する高瀬川には高瀬ダム、七倉ダム、大町ダムが整備され、高瀬ダム・七倉ダムは東電の水力発電ダムで1979年竣工のロックフィルダム。新高瀬川発電所あり。その下流には大町ダムがあります。ダムはコンクリート製のダムで
洪水調節・水道・発電(大町発電所;13000kw)に利用。1972年着手・1985年竣工。ダムの堤高は107m、堤頂長は338m。貯水量は33,900,000m3。国交省北陸地方整備局管轄で東電が事業者。大町ダム湖は「龍神湖」と呼ばれ、泉小太郎伝説から
その名がついた。「高瀬渓谷緑地公園」には大きな竜とその背中に乗った泉小太郎の銅像あり。龍神湖展望広場や大町ダム駐車場からはエメラルドグリーンの龍神湖の奥に唐沢岳や北葛岳、野口五郎岳などが望めます。ダム周辺には
散策コースあり。ダム堰堤から龍神湖沿いに金沢広場まで(約3.6km,所要;1.5H)あり、付近は紅葉の名所「北葛沢」。県道326号槍ヶ岳線の高瀬TN〜大町ダムまで(約2.5km,所要1.0H)。高瀬渓谷緑地公園やダム下展望広場があり、のんびりと
過ごせます。
9:00-11:30,13:00-16:00;平日ダム内部見学可(無料;定休;月/土/日/祝,年末年始)。大町ダムP(P17,無料)
例年7/下には大町ダム管理所周辺で「高瀬渓谷フェスティバル」を開催、大町ダム内部や大町発電所内部見学、クラフト体験、木工品づくり、スタンプラリーなどが行われています。
大町ダム・ライブカメラ
(問)大町ダム TEL 0261-22-4511
■5/下;松川村「有明山」山麓の「馬羅尾高原」では、レンゲツツジが咲いています。松川村花はレンゲツツジ。
有明山や雨引山ではシャクナゲ、ムラサキヤシオ、ミツバツツジ、ヤマツツジなどが自生しています。
※レンゲツツジは例年6/上開花、見頃は6/中-7/上。鮮やかな朱色の花を咲かせます。レンゲツツジは「乗鞍高原」の一の瀬園地、「上高地」の田代湿原・岳沢湿原、「美ヶ原高原」の白樺平・物見石・思い出の丘・焼山・王ヶ頭など、「高ボッチ高原」・
鉢伏山〜前鉢伏山、「霧ヶ峰高原」の車山肩・八島湿原、車山湿原・踊場湿原、白樺湖、「蓼科高原」の女神湖・蓼科園地、「八ヶ岳」の中央高原、八千穂高原などで群生して見られます。レンゲツツジは毒があるため、野生のシカ、高原で放牧する
牛や馬は食べないので増えて群生します。
■大町常盤の「西山城址」で自生するミツバツツジやヤマツツジ、レンゲツツジなどのツツジが見頃となった。
大町と松川村境の「大洞山」から東にのびる尾根に築かれた「西山城」(標高870m)。戦国時代に一帯を支配した仁科氏配下の矢口氏の居城で、土塁、曲輪、堀切などの山城の構えが残っています。堀切とは尾根をスパッと断ち切る空堀で、
尾根伝いに攻めてくる敵を足止めするためのもの。地元の西山城址保存会が史跡を守り継ごうと一帯の整備を続けています。標高差約210mで山頂まで徒歩30分ほど。標識・案内板・山道は保存会が整備。最上部の「一の曲輪」には鳥居と
城山神社の社が鎮座し、山道の一の曲輪付近ではピンクや赤、オレンジ色に染めたツツジが咲いています。例年より早めの開花で、GW中には満開を迎えそう。西山城は戦国末期仁科氏の滅亡とともに廃城になった云われます。
※山麓線沿いに登山口駐車場。隣には「下条農園」のしゃくなげ庭園。近くには乳川対面に「サントリー天然水北アルプス信濃の森工場」、その奥に「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)あり。
■5/21;大町常盤の「ラ・カスタナチュラルヒーリングガーデン」がGrand Opening。
2023年は施設を新設し、旗艦店「ラ・カスタ 北アルプス本店」を入口にOPEN。化粧品など数多く展示・販売、スキンケア方法やカウンセリングを行う。お客さまに合わせたセルフケアや季節のお薦めアイテムを提案するという。
記念の「咲Emi」「樹Ki」「水Suiを限定販売。北アルプス本店では、5/21-5/31;購入者全員にポイント2倍、6/1-6/30ポイントカード新規でポイント2倍。オープン記念品は「LaCASTA オリジナルタンブラー」
ガーデン入園は店内カウンターで受付(入園は事前予約のみ)
(10:00-17:00;入園予約制,\1100/大人,\550/小中生,水曜休園,祝日開園,翌日休園,P40無料)
(問)ラカスタナチュラルヒーリングガーデン TEL 0261-23-3911
■5/21;ヘアケアブランド「ラ・カスタ」の商品開発・販売を手掛け「アルペンローゼ」は、直営店「ラ・カスタ 北アルプス本店」をOPEN。
アルペンローズは1989年、美容室専売のヘアケア商品を扱う会社として大町に設立。北アの雪解け水を利用したシャンプーなどの製造や、農園で育てた植物を使ってアロマオイルの研究開発を行っている。1996年には植物の生命力と癒やしを
テーマにナチュラル化粧品ブランド「ラ・カスタ」を誕生。北ア山麓の地下100mを流れる軟水はミネラルのバランスに優れ、傷みやすい髪や、きめ細かく敏感な肌に馴染む納得の水質という。三角屋根の北アルプス本店は天井が高く木を
ふんだんに取り入れた明るい店内に商品が並ぶ。伐採したヒマラヤ杉でパーテーションや小物して利用。ラ・カスタ製品のルーツの映像が流れる「ウェルカムルーム」を併設。店内では商品販売だけでなく、マイクロスコープを用いた
頭皮チェックとカウンセリングを行い、正しいケアをアドバイス。製品を試すの水道の蛇口からは髪や頭皮を洗うために最適な37℃に設定。泡立ちがよく髪や頭皮にやさしいという。
ナチュラルヒーリングガーデンでは香りの植物に触れられるアロマガーデン、季節の花々で彩られたシーズンガーデンなどがあり。(予約制,10:00ー17:00,11/中-4/中冬期休園,水曜定休,祝日時は翌日休園,入園料;\1100/大人・高校生,\550/小中学生)
アルペンローズはシャンプーやトリートメントなどの商品を美容室や小売店約2500店舗に卸し、直営店は8店舗。ラ・カスタ銀座本店(松屋銀座)、県内には北アルプス本店(大町)、松本井上店(松本)、井上アイシティ21店(山形村)。従業員数は95人。
(問)ラ・カスタ ナチュラルヒーリングガーデン TEL 0261-23-3911
■5/20;大町の「木舟城研究会」は、県内最大級の山城と言われる「北城・南城」(木舟城)の登城会兼簡易整備イベントを開いた。
市内外から幅広い世代の30人余りが参加、会員の案内で県内最大級と言われる山城を歩き、遺構を見ながら歴史に思いをはせた。
■5/20;松川村「馬羅尾高原」で「山の日」の「記念植樹祭」を開いた。
新型コロナに伴う行動制限の解除で、4年ぶりに子供たちも参加。村、議会、林業関係者など約80人が参加。山の恵みに感謝し、伐採された村有林にアカマツやコナラなどの苗木600本を植えた。記念に自身の名前などを記した木材のプレートをかけた。
記念樹として、標柱の周囲に村花のレンゲツツジ20本やヤマモミジ3本も植えた。植樹祭は数十年にわたって続く村の伝統行事。2011年の「山の日」制定を契機に、山に感謝し森林保全を考える機会となっている。
■大町美麻「中山高原」(標高1000m)と云えば、春は黄色い菜の花畑、秋は白いそばの花畑が有名な観光スポット。
一面に菜の花畑(8ha)が広がり、残雪の北アと菜の花が織りなす絶景が人気の観光地。しかし、2023年春は菜の花がまったく咲いていない。花はおろか茎や葉も全く出ていません。菜の花を育てている地元の菜の花農業生産組合は、
その理由を調査中。「原因はわからない。栄養不足で発芽しないのか」と。理由の一つとして連作障害が考えられる。連作障害は長年同じ植物を栽培していると、土の中の決まった養分が減っていくことで生育が悪くなります。
中山高原の場合、菜の花は種ができるまで育て、種から「菜種油」を生産・販売しています。このため、土の養分をより多く吸い取ってしまうことから、連作障害が起こりやすく、10年前にも同じような状況が発生した。もう一つの理由は
「気候変動」。2022年は気温が高かったため発芽しなかった。例年、菜の花は8/中に発芽して冬を越すが、2022年8月は標高1000mの高原でも気温が30℃を超えるなど、厳しい暑さに見舞われた。高地に慣れた中山高原の菜の花はほとんど
発芽することがなかったという。農業生産組合では生育しない原因を突き止めて、2023年に向けた対策を進めたいと。
ナスやキュウリ、ウリ、マメ、アブラナ科の野菜は連作障害を起こすため、野菜畑や菜の花畑に連作対策として、ひまわりを育てることがよくあります。ひまわりは大輪で背丈が高いため、特定の土壌の養分をたくさん吸ってくれます。
お盆過ぎにはひまわりを刈り取り、翌年に向けて菜の花の種を植えます。
☆★☆安曇野・大北の菜の花畑☆★☆
安曇野から大北にかけて、黄色いジュータンを敷き詰めたような菜の花畑が点在しています。これまでに見かけたもの。
1)堀金・岩原;山麓線沿いに菜の花が植えられいます。
2)「国営アルプスあづみの公園」(堀金・穂高);公園内の里山文化ゾーンの棚田では、6haに500万本の菜の花畑が広がっています。2023年は4/初には開花、4/下に満開。5/初;まだ見ごろは続いています。
3)道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」;「ほりがね物産センタ」南側の約6000uの休耕田に菜の花畑。のどかな田園風景に咲く菜の花と残雪の常念岳のコントラストが美しい。こいのぼりが泳いでいます。
4)豊科重柳;「安曇野スイス村」の菜の花畑。常念岳をバックに菜の花を撮る観光客が多い。
5)穂高有明;穂高山麓線沿いにある菜の花畑。爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳が背景に菜の花畑。
6)大町美麻の「中山高原」;2023年春はNG。菜の花と残雪の爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳。中山高原キャンプ場あり。
7)大町鹿島;小熊山西の山麓に一面の菜の花畑。
8)大町海ノ口;木崎湖北からヤナバ手前にかけて菜の花畑。大糸線と菜の花を撮影する人が多い。
■間もなく花の季節。大町では4/中-5/上まで比較的長い間桜が楽しめます。北アの蓮華岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳と桜は絵になります。
枝垂れ桜が早く開花、ソメイヨシノ、大山桜、八重桜、山桜。コブシ、タムシバ(大町ダム周辺)も同時に見られます。
一番先に南部須沼の一本桜が咲く(2022.4/10開花)。市内の桜の名所では若一王子神社、かまど神社、大黒天の枝垂れ、大町西小の桜並木。大町霊園、大町公園(2022.4/11開花・4/16満開)、観光道路の桜並木(2022.4/11開花・4/16満開)、
市民の森。大町温泉郷の桜並木(4/中-4/下)。仁科三湖(木崎湖南・中綱湖オオヤマザクラの水鏡、青木湖の一本桜)は4/下〜GW前半。白馬はGW、小谷は4/下-GW前半頃桜が見ごろ。
美麻新行・稲尾・木崎湖西では福寿草の群生、中山高原では菜の花畑、木崎湖海の口では菜の花畑、農具川の河川敷では芝桜、宮の森自然園では水芭蕉、黒沢高原では水芭蕉・カタクリ、居谷里湿原ではザゼンソウ・水芭蕉・リュウキンカ、
青木湖ではザゼンソウ・カタクリ・キクザキイチゲ・アズマイチゲ・ヒトリシズカ・フッキソウなども見られます。2023年桜開花予想では「大町公園」(4/7;開花,4/13満開,4/22桜吹雪)
■大北も桜の季節。お花見に行く桜の名所。開花時期は例年。2023年は早まりそう。
(1-1)4/上-4/中;松川村「有明山社」の桜、「松川神社」の権現様の桜、鼠穴「桜沢」の枝垂れ桜(松川村天然記念物)
(2-1)4/上-4/中;池田町「鵜山」の桜並木、「あづみ野池田クラフトパーク」の桜
(2-2)4/下-5/上;池田町「大峰高原」の桜(一番遅い)
(2-3)4/上-4/中;池田町陸郷「夢農場」、「桜仙峡」の桜・山桜、「成就院来鳳」の枝垂桜(町天然記念物)、「高照山」桜の里(2022.4/16;夢の郷で陸郷山桜散策イベント(\1200)
(3-1)4/上-4/中;大町市南部;常盤「須沼」の一本桜、高根町「曽根田」のエドヒガン桜(市天然記念物)
(3-2)4/中;大町市街地;「若一王子神社」、「竃神社」、「大町西小」の桜、「大黒天」の枝垂れ桜(市天然記念物)
(3-3)4/中-4/下;「大町公園」、「大町霊園」、「北山田の観光道路」、「市民の森」、「大町温泉郷」の桜並木、「西山城山」の江戸彼岸桜(市天然記念物)
(3-4)4/下-5/上;仁科三湖の「木崎湖」の桜、「中綱湖」の大山桜(市天然記念物)、「青木湖」の桜・大山桜
(3-5)5/中-5/下;大町美麻大塩「静の桜」イヌザクラ(県天然記念物;高さ20m,幹回り8.4m)(2021.6/5;静御前がこの地を訪れた際、地面に刺したつえが根付いたと伝わる巨木が倒れた)
(4-1)4/下-5/上;白馬村岩岳「伝行山徹然桜」(枝垂れ桜)、岩岳「新田」の桜並木、沢渡「貞麟寺」の枝垂れ桜(白馬村天然記念物)、「深空十郎様」の大山桜と霞桜(白馬村天然記念物)
(4-2)4/下-5/上;白馬村「野平」の一本桜、「大出公園」の桜・枝垂れ桜、飯森「長谷寺」の枝垂れ桜、「飯森神社」の桜、「神城」の47入口桜。「青鬼集落」の桜
(4-3)4/下-5/上;「白馬北小」・「白馬南小」の桜。「信濃森上」の巨木桜、霧降宮「切久保諏訪神社農道」の桜並木
(5-1)4/中;小谷村「島温泉」の桜並木(村内で早い桜)
(5-2)4/中-4/下;北小谷の「オクチョウジ桜」(小谷村指定天然記念物)
(5-3)4/下-5/初;「小谷村役場」の桜、「小谷中」の桜、道の駅「小谷」の桜
(5-4)4/下-5/上;小谷「眺望の郷」の桜
(5-5)5/上-5/中;「小谷温泉」上の山桜
■桜の名所で知られる池田町陸郷の「夢農場」では早くも桜が開花した。
池田町の北部、山間の静かな丘陵にある「ラベンダーガーデン夢農場」は、4万uの広大な斜面に80種類のラベンダーを栽培しています。池田町「陸郷」集落に、1986年水野建設が桑畑を整備してラベンダー畑に造成した。陸郷はもともと養蚕業が
盛んな場所で一面桑畑だったが、養蚕業が衰退し、畑は荒廃した。水野龍二さんは小鳥たちが桜に集まってくる姿をみて、桜の地にしようと桜を植え始めた。毎年100本-200本の桜の木を植えていった。ウグイスなどの小鳥のさえずりが聞こる中、
桜茶を飲みながらいろいろと語ってくれました。
水野さんは「今年も桜がきれに咲いてくれた。近年は桜の植樹もしていないが、鳥たちが桜の木を増やしてくれる」と。水野さんはもともと農家の青年だった。池田町は昔、養蚕が盛んで水野さんも昔は蚕を飼育していた。ところが外国産の
繊維の影響で養蚕業は衰退。そこで土建屋を始めた。バブルの頃は儲かったというが、年を重ねごとにふと我に返り、この山の中に「花畑を作ろう」と思いついたという。当時は皆から「お前はバカか」と反対されたという。そんな中、
黙々とラベンダーを植え続け、現在の広さまでになった。今では初夏〜夏には池田町を代表する観光地「ラベンダー畑」となった。同時に約3000本を植えたという山桜。「小鳥が広めた」と言われますが、実際は水野さんが種を蒔いていた
現代版の「はなさかじいさん」でした。ソメイヨシノは70年〜80の寿命。古木には栄養分を与えたり、桜の間隔が空いているところには新しい桜を植えたという。ヤマザクラの寿命は約300年という。「桜の状態は?」を尋ねると、
「桜は数年おきに咲く年と、咲かない年が繰り返されている」。桜の花はウソに食べられるという話をしてみたが、「それだけではなく天候が一番左右する」と。桜の次は2008年からアジサイを植樹を始めた。通常のアジサイではなく「ヤマアジサイ」。
ヤマアジサイの種類は約500種あるがそのうち手に入るのは約300〜350種、そのうち100〜150種を植えたという。「今の夢は?」と尋ねると「アジサイ園を皆さんに見せるのが楽しみ」とか。
いつものように水野さんはラベンダーの手入れをしながら、ラベンダーのほうが手がかかると言っていました。遅霜や長雨で根が枯れることも多いという。
夢農場では、一角の小川にはゲンジボタルの幼虫を放った。今では夢農場のホタルは7/中〜8/下まで見られます。信州のホタルは通常6/下〜7/中に見られるが、ここではその後は自然にその数も増え、8/下まで楽しめるようになった。
「この池田町陸郷・夢の郷が有名になってどう思う?」との問には、「大勢の人に見学にきて頂くのは大変嬉しいが、反面、観光バスが多数往来し、地元の方にも迷惑が出ている。そのため、2009年春からは、一部の道路で交通規制もするようにした。
実は静かに見守って欲しいという気持が本音なんです」と。80才を越えるご老人が写真撮影をしていたところに車が通りかかり、バックした際に老人に当たり人身事故が発生。夢の郷周辺の道路はカーブが多く、道幅が狭く、すれ違いもできない
ところが多い。「路肩駐車すると渋滞を起こすだけでなく事故にもつながるので、夢農場の駐車場に駐車してして欲しい。桜を眺めながらのんびりと場内を散策して欲しい」と。最後に水野さんからとっておきの情報をゲットした。
池田町にはヒカリ・・・の大群生地があります。近くにはシラネアオイを植えている人がいますが、自然のヒカリ・・・の群生地はまだ世に知られていません。「公開もしませんよ」と。水野さん(会長)は2021年に亡くなりましたが、
「花咲かじいさんの遺志を受け継ぎたい」と水野建設はCFを行なって、整備・運営を続けています。4/下;菜の花、5/中〜6/上;カモミール、6/中〜7/上;ラベンダー、11/中;野沢菜の摘み取りが楽しめます。
夢農場の桜の開花時期は例年4/10頃。それが2023年は初夏を思わせる陽気もあり、一気に桜が咲き始めた。こんな年は珍しいという。夢農場の桜は例年より2週間早く、2023.3/28;開花。現在3-4分咲き。夢農場のある陸郷は「小鳥が作った桜の郷」
として知られ、鳥が実をついばんで増えた自生する山桜の名所、山一帯の約200haにソメイヨシノやヤマザクラ、カンザクラ、オオヤマザクラなどが点在。現在、陸郷の桜は1-2分咲きで蕾が多いため、全体的にピンク色に染まっています。
今週末から見頃を迎え、4/上には満開になりそう。2023年は例年より暖かい日が続き、開花が早まった。これから数千本の木々が山肌を淡いピンク色に染めていきます。2023/3/31;プレオープン,4/6オープン。園内は入場無料,売店は営業(不定休)
※池田町県道51号福祉会館入口から車約10分(5km),P200(駐車料無料,協力金) (以下の写真は以前のもの.Clickで大きく表示)
(問)夢農場 TEL 0261-62-5510
■3/31;JR信濃大町駅前にある「アルプスロマン館」閉店。
信濃大町駅前にある「アルプスロマン館」は2006.2/8にオープン。館内には田中屋さんのおみやげとおやきのお店があり、「大町の民話」をテーマにした紙粘土人形を常設展示するコーナーがありました。「大町民話の里づくり・もんぺの会」の
会員が大町の民話をもとに紙粘土で民話を再現し、展示していた。椅子とテーブルにお茶も用意され、温かいおやきを店内で座って食べることができました。感想を書くノートが置かれてゆっくりと観賞。展示内容は少しづつ変わっていました。
長年、大町の玄関口で観光客や地域住民に愛されてきた店舗が営業を終えます。(2006.4/21;大町温泉郷に「民話の里おおまち小太郎」がオープン)
運営する「雷鳥の里」の「田中屋」は、「大町の顔にもなっていた場所だけにつらい思いだが、コロナ禍もあり、苦渋の決断をした。これまでの支援に感謝します」と。寒い日はアルプスロマン館のおやきを食べながら、お茶を頂き、
「大町民話の里づくり・もんぺの会」の民話を表現する紙粘土人形の展示を見たり、もんぺの会のおばちゃんとのお話などが懐かしい。
■2006.2/8;JR信濃大町駅前に「アルプスロマン館」がオープンした。駅を出てすぐ右手。田中屋さんのおみやげとおやきのお店。温かいおやきを店内で座って食べることができます。また、お店の中には大町民話の里づくり「もんぺの会」による 民話の世界を紙粘土で表現した展示コーナーがあり、信濃大町駅第2待合室ともなっています。(当時の写真です)
■2/22;大町市が販売する使用済み「下水道マンホールのふた」の購入希望者を募集し、応募多数で大町市役所で「抽選会」が開かれた。
販売するは大町市の鳥・ライチョウや北アルプス、仁科三湖がデザインされたマンホールのふたで重さ45kg。2002年に作られた8枚でサビや絵が薄れたものもある。1枚\3000円で販売。2/1-2/20;大町市建設水道部への購入申込みは120名、
倍率は42倍。大町市内;34件、市外;86件(うち県外;27件)。大町市役所まで直接取りに来るのが販売の条件。2/22;大町市役所で抽選会が開かれ、牛越徹市長がPCを使ったルーレットで当選者を決めた。販売を望む声が多く寄せられ、
大町市は2023年度の販売も検討。
■2/1-2/20;大町市は「マンホールのふた」を発売
大町市内には下水道のマンホールの蓋は7000枚設置され、年間5枚が処分されてきた。今回は2002年に製造、実際に使用されていた下水道のマンホールのふたを販売する。ふたには大町市鳥・ライチョウ、背景には後立山連峰、仁科三湖をデザイン。
大町のPRになればと初めて企画、コレクションやガーデニングのアイテムとして利用されることを想定して発売。(直径;60cm,重量;45kg,鉄製,\3000/1枚×8)
さびや傷が多数。ふたの購入は平日に大町市役所まで取りに行けることが条件。2/1ー2/20;大町市上下水道課に郵送/持参で申込む。「地域色あるマンホールに興味ある人に、大町市のことも知ってほしい」と。
申込み多数時は抽選、購入者は2/28までに決定・通知。
JR信濃大町駅の大町観光協会では大町市マンホールをデザインした「マンホールカード」配布(1枚,無料)。2018年から累計6500枚を配布した。県内の自治体では31種類、全国で900種類以上あり。
(問)大町市上下水道課 TEL 0261-22-0420
■大町市文化財センタは、県埋蔵文化財センタが企画・発行している「縄文カード」(第2弾)を、同館の常設展示を見学した希望者に無料配布。
縄文ファンなどの人気を集めている。縄文カードは、県内の縄文時代の遺跡から出土した土偶や土器といった遺物を紹介するもの。埋蔵文化財への関心を高め、県内の展示施設を巡るきっかけにしてもらおうと、県埋蔵文化財センタが制作。
2021年に続く第2弾。第1弾は10ヶ所だったが、今回は県内全域の22ヶ所に増やした。
■冬の「中綱湖」と云えば、わかさぎの氷上「穴釣り」。
一面雪原のようになった結氷した氷上で穴釣りが楽しめます。例年1/下-2/中まで穴釣りが楽しめます。多い年には50-100基のテントが張られます。解禁されるのは氷の厚さが20cm以上で積雪約15cm。2023年は氷の厚さは5-7cm程度で
まだ解禁されていませんので現在は立入禁止。昔は毎年のように厚い氷が張って、冬は中綱湖でわかさぎの穴釣りツアーを行い、木崎湖のおばちゃんのところで夕飯は天ぷらにして食べていました。温暖化なのか解禁の年が減ってきました。
2006年解禁、2008〜2012年は解禁されず、2013年、2018年、2022年は解禁。釣り用具は貸出なし。路駐禁止,中湖橋南P,鹿島槍スキー場Pを利用。(中湖橋のたもと;\1000/1日入漁料,\4000/年券)
(問)青木湖漁業協同組合 TEL 0261-23-1086
■大町常盤の美と癒しの庭園「ラ・カスタ ナチュラルヒーリング ガーデン」
お城のような建物はファクトリーで、2Fには「香りのアロマ体験工房」があります。館内には絵、ラ・カスタの化粧品が展示されています。棟のような建物は展望台で、テラスもあり、ガーデンの景観を眺められます。
裏手の窓からは残雪の爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳が望めます。(2022年は8/31で終了しました)
(5-9月10:00-17:00、4,10-11月10:00-16:00,水曜定休,祝日時は翌日休園)(\1000/大人,要予約,定員;100名/1日)
(問)ラ・カスタ ナチュラルヒーリングガーデン TEL -261-23-3911
■大町温泉郷の「カフェひのき」は、温泉郷と北アの山々の魅力を伝える「大町温泉郷と山マップ」を制作した。
地図はA4版。鳴沢岳、岩小屋沢岳、爺ヶ岳、鹿島槍ケ岳、五竜岳、唐松岳、白馬岳など、温泉郷から見える山々の名称と標高を紹介。温泉郷周辺の地図を掲載し、印のある地点から見た山々の美しさも伝えている。
■開校150周年を迎えた「大町西小」には100年前に植えられた桜の並木があります。
大町西小150年の歴史。昔は2000人以上の児童が通った西小は少子化や通学区再編成で現在児童数は263人。西小は1872年筑摩県第十小校「入徳館」として開校。1874年下仲町に校舎が作られ「仁科学校」に。1930年に北原町に新築移転。
大町尋常小、大町尋常高等小、大町国民学校、大町小、大町西小と変遷。1947年「大町小」になり、1951年校歌が作られ、1984年全面改築して「大町西小」になった。大町北小との学校再編で2025年度で閉校予定。
西小の校庭からは蓮華岳〜爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五龍岳まで見渡せます。西小の自慢はなんと言っても「桜」。大町市内の桜の名所で夜にはライトアップも。正門から校舎に続く桜並木はまさに桜トンネルで、児童を見守り、地域住民の
心のよりどころになっています。春には満開の花を楽しみながら「お花見給食」の伝統行事があり、子供たちにとって身近で大切な宝物。「日本の屋根よ、信濃なる北安曇野の大空に朝日の光照り映ゆる」と西小の校歌は学校から望む
北アの雄大な眺めの描写から始まります。2022年度は開校150周年を迎え、記念式典や記念運動会、記念植樹などの行事が行われた。学校のシンボルともいえる桜並木は、1931年ソメイヨシノ100本植樹、100年近く児童を見守ってきた。
近年は花が咲かなくなったり病気になったりする老木も増え、植え替えが本格化。
2022年秋には「北アルプスとのコラボが映える!大町西小学校の桜を後世に残したい」(CF)で支援額168.2万円(目標;115万円),支援者155人。桜の木を植え替えています。
■北アの蓮華岳〜爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳を背景に校庭の桜並木が見事な桜の名所・大町市「大町西小」が開校150周年を迎え、記念事業としてソメイヨシノの若木の補植を計画。CFで支援金募集中。
樹齢100年のソメイヨシノ100本を超える桜並木がピンチ。老木が増え、児童や市民らに長年愛されてきた桜を後世につないでいこうと協力を呼びかけている。同校のソメイヨシノは1931年から植樹され、現在119本。老木は一部で花が咲かなかったり、
病気で幹がえぐれたりしている。歴代のPTA役員や校長らで1995年に「桜の木を守る会」をつくり、地域のボランティアと消毒や肥料散布、枝の剪定を行い、2009年からは毎年1本ずつ植え替えをしてきた。ただそれ以上に老木の傷みが進んでいるとして、
150年の節目に植え替えを本格化させることにした。今回は、校外からも目立つ校庭南側の桜並木に16本の若木を植え、衰えた老木は状況に応じて順次伐採していく。1本の植栽に9万円を見込み、県の補助金を除いた115万円を目標に、9/25までCFサイト
「レディーフォー」で受付。寄付額に応じ、桜の枝で作ったコースターなどを返礼品にする。市教委は2026年度を目標に小学校再編を予定。大町西小は大町北小と統合し、校舎が使われなくなる可能性もある。その場合でも何らかの公共利用が
見込まれ、実行委は桜保存を続ける意向。運営委員長は「かつては2000人が通った大規模校で多くの人に親しまれてきた。皆さんの心の中の風景を守りたい」と。
9/9;目標金額;115万円、支援総額;80.5万円、支援者;70人。
※北アルプスとのコラボが映える!大町西小学校の桜を後世に残したい
■のどかな里山に咲く小川村の桜と北アの絶景。
長野と白馬の中間に位置する小川村は「にほんの里100選」に選定され、桜の名所が多い。二反田の桜。山の斜面一面にヤマザクラやオオヤマザクラが咲き誇り、先週に見頃を迎えた。現在は散り始めで桜吹雪。さわやかな風の中で散歩するのもよい。
善光寺街道と千国街道を結ぶ「峰街道」で松代藩の番所があった場所。番所の桜。立屋の桜。残雪の北アを背景に桜の写真に収めようと多くの写真家が訪れます。番所・立屋の桜は今週中が見頃。
■池田町は昼夜の寒暖差が大きく、ワイン用ぶどうの栽培に適しています。1988年池田町は青木原でワイン用ぶどうを栽培。2004年、池田町がぶどう畑用に青木原、渋田見を、2017年鵜山を造成した。ワイナリー開設を見据え、ぶどう栽培を開始。
2020年7月、北ア・蝶ヶ岳から白馬三山までを見渡せるぶどう畑の一角に、池田町初のワイナリー「ドメーヌヒロキ」が誕生。ぶどう畑は昔は桑畑だったところ。カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランなどを
栽培。北アのパノラマを望むワイナリーで、ジャズを聞きながらワインを楽しむ。
(問)ヴィニョブル安曇野ドメーヌヒロキ TEL 0261-25-0024
■大町高瀬渓谷の「七倉山荘」は大町温泉郷入口に「北アルプスBASE温泉郷キャンプ場」をOPEN。
テント泊。(\1650/泊,\770/大人,\660/中学生,\550/小学生)(オープン価格;\1100/泊,\550/大人,\440/中学生,\330/小学生)(OP:\1100/1泊駐車場,\1100/AC電源,\2200/タープ張)
トレーラーを利用したコンドミニュアム型の宿泊錬も併設(最大8名)(\33000/1泊2日;大2+小2;\4950/1人あたり)。隣は日帰り入浴施設「薬師の湯」
(問)北アルプスBASE温泉郷キャンプ場 TEL 090-6007-0208
■4/19〜;松川村有明山山麓の「馬羅尾高原キャンプ場」がOPEN。
キャンプ場(25人/テント15張),林遊館(8人)(事前予約要)
(問)松川村すずの音ホール TEL 0261-62-2481
■;「オリンピック白馬ルート地域振興協議会」は3ヶ所の道の駅を巡る「おやきの里めぐりデジタルスタンプラリー2022」。
3ヶ所で電子スタンプを集めると、対象店舗でおやきを2つもらえる。2019年までは例年、一堂に会しておやきを販売する催しを開いていたが、新型コロナの流行で開けず、観光の広域化を目指して2021年初めてスタンプラリーを行った。
道の駅「中条」、「ぽかぽかランド美麻」、「おがわ」にあるQRコードをスマホで読み取り、電子スタンプを集める。3ヶ所全てで集めると、対象の6店舗でおやき2つと交換できる。このうちの中条の「やきもち家」は、いろりで
焼くおやきが売り。「同じ郷土料理だが蒸しや焼きなど違いがあって面白い。やきもち家では、さくっと香ばしい食感と具だくさんのおやきを食べてほしい」と。
1)大町市美麻青具「猪乃源」;火/木/土;11:30ー17:00,月/水/金/日定休 TEL 070-4361-0381
2)大町市美麻青具「ぽかぽかランド美麻」;7:00-20:30,TEL 0261-29-2030 ※10:00-21:00日帰り入浴可;アルカリ性単純温泉(\600/大人,\400/小学生)
3)小川村高府「小川の庄縄文おやき村」;9:00-17:00,9/12.9/20,9/26;定休日,TEL 026-269-3760
4)小川村高府「道の駅おがわ味菜」;9:00-19:30,火曜定休,TEL 026-269-3262
5)長野市中条住良木「道の駅中条」;9:00-17:00,TEL 026-267-2188
6)長野市中条日下野の「やきもち家」;10:00-19:00,TEL 026-267-2641 ※10:00-19:00日帰り入浴可;アルカリ性単純硫黄冷鉱泉(\520/大人,\310/小学生)
(問)オリンピック白馬ルート地域振興協議会(大町市美麻支所) TEL 0261-29-2311
■大町市は「みずのわプロジェクト」の一環で、サントリーが行う次世代環境教育「水育」を2023年度から市内の全小学校で実施。
10/12;大町西小は大町常盤の「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」で水育の授業を受け、工場見学した。水育は水資源を未来に引き継ぐ大切さを学ぶ狙い。この日は森林の保水とろ過機能を学習。手入れされた森林で、微生物などの
作用で土壌に隙間ができて軟らかくなった「ふかふかの土」と、乾燥した土にそれぞれ濁り水を注いで比較する実験を行った。ふかふかの土は水が浸透してろ過されたのに対し、乾燥した土では濁り水が表面を流れる様子を確認し、森林整備の
重要性を学んだ。水育は2回セットで、初回は学校で担任教諭が水循環と自分たちの生活との関わりを教える。2回目はサントリーの水育講師が実験などを行う。大町市では実際に水資源保全に取り組む工場の見学も加えた。
■大町市は2024年の水道事業100周年に向けた事前企画として、2023年秋に「水がうまれる地・大町」の豊かで清らかな湧水の水源を訪ね、水資源の大切さを感じてもらう市民向け見学ツアーを計画。
水道事業は1924年に居谷里水源の湧水を市街地に引いたのが始まり。市内には潤沢な湧水をたたえる四大水源をはじめ小規模なものも合わせて20ヶ所を超える水源があり、水道水を全て湧水で賄っている。水源地見学ツアーは、水を基軸に
持続可能なまちづくりを目指す10月の「みずのわ月間」に合わせた企画。市上下水道課職員の案内で居谷里水源と三日町配水池を大正ロマンのレトロバスで巡る。大正時代に時間をさかのぼり、女性職員が矢がすりの着物にはかま、男性職員も
当時の作業衣姿でガイドを務める。水源の保護や獣害防護のため柵で囲まれて立ち入れない森の中の居谷里水源では「取水量は1日6000m3で25mプール16杯分。超軟水でお酒もまろやかになる」と説明。そこからの自然流下の水をため、
市街地方面へ送る三日町配水池では、朝夕の水需要が高まる時間帯に合わせた配水にする時間変動調整機能や、貯水して断水や給水に備える非常時対応機能を紹介。配水池の上にあるお墓のような形の空気口を間近で見たり、配水池の水と
ミネラルウオーターなどとの飲み比べしたり。9/30-10/1;市民向けのツアーを「北アルプスコーヒーフェス」に合わせて開催予定。建設水道部は「恵まれた湧水が大町最大の地域資源であることを市民にツアー体験を通じて伝え、改めて郷土の
魅力を感じてもらえたら。観光誘客、移住促進にもつなげたい」と。
■「アルプス天然水」
サントリーのミネラルウォーター「アルプス天然水」は「北アルプス」や「南アルプス」などのロゴがパッケージに記載。サントリー天然水は軟水で、北アルプス(硬度10mg/L)(長野県信濃大町市常盤)、南アルプス(30mg/L)(山梨北杜市白州)、
阿蘇(80mg/L)(熊本)、大奥山(20mg/L)(鳥取)の4種類。ラベルには北アルプスは北アとシナノキンバイ・オオルリ、南アルプスは甲斐駒ヶ岳とフクジュソウ・ルリビタキ、阿蘇は阿蘇山とユウスゲ・オオルリ、奥大山は大山とダイセンスミレ・
オオルリが描かれている。
■水環境の保全を目指す環境省の2023年度モデル事業に、大町市の「水が生まれる信濃おおまち」サステナブル・タウン推進事業が採択された。
水資源を活用して発展した大町の歴史・文化のアーカイブ化や、学習旅行の子どもに地域の魅力を紹介するガイドブックの作成などの内容が評価された。
■北ア・黒部源流域に延びる稜線「裏銀座」の登山ルートの美しい山色を写真とエッセーで紹介する雑誌「URAGIN magazine」が創刊された。
発行元の一般社団法人ネオアルプス(大町)によると、北ア初のエリアマガジン。登山者が多い「表銀座」と比べ、マイナーな印象の裏銀座だが、編集部は「この山域をもっと知ってもらい、大町を再び山岳都市に」と思いを込める。
ネオアルプスは三俣山荘オーナーの伊藤圭さんを代表に7月に設立。裏銀座の稜線につながる登山道で、道の崩落などのため通行が困難な「伊藤新道」の整備を手がけ、大町の山岳観光振興、環境保全も目指す。雑誌は、北の烏帽子岳から
南の槍ヶ岳まで3000m級の山々が連なる裏銀座の「大縦走」をテーマに60kmのルートを3泊4日で歩く行程を取り上げた。登山歴20年以上という編集者で作家小野泰子さん(安曇野)が取材・執筆。新鮮な切り口と柔らかな風合いの写真は
目を和ませ、薄水色の表紙はアートディレクターが「裏銀座の静かさ」をイメージしたという。エッセーは、烏帽子岳より北にあり、多彩な高山植物と出合える池塘「四十八池」を「楽園のごとく」とつづり、三俣山荘でお手伝いも
しながら一夏を過ごす伊藤さんの子どもの成長日記も。野口五郎小屋を営む上條盛親さんが40年前に絶滅種のニホンカワウソを見たとの逸話や洋画家・版画家吉田博が題材にした鷲羽池の今、伊藤新道復活に向けた整備の話題もある。
「裏銀座は人はまばらだけれど、だからより自分らしい登山に向き合える。山好きの人だけでなく、昔登ったことがある地元の皆さんにも懐かしさをもって読んでもらえたら」と。参考コースタイムや山小屋情報、交通手段も添えた。
B5判,48頁,2000部,\1200。今後も年1-2回発行する。大町の「三俣山荘図書室」や書店、アウトドア用品店などで販売。
■大町駅前本通り商店街・下仲町にある「三俣山荘図書室」に「書麓アルプ」がオープン。
山愛好家の店主が山や自然にまつわる古本を中心に、旅やアートなど幅広いジャンルの本を豊富に取りそろえた。長い間シャッターが下りたままだった空き店舗に明かりがともされ、にぎわいを見せている。長野に移住してから山の魅力にはまり、
山にまつわる本の収集を始めた。「山の近くで個性を出した本屋を開きたい」という思いから、2020年から山関係の本に特化した個人書店を立ち上げた。
■大町駅前本通り商店街の「三俣山荘図書室」で「裏銀座山小屋主座談会」が開かれた。
山岳愛好家ら約30人が参加。北アの烏帽子岳から槍ヶ岳までをつなぐ登山ルートの「裏銀座」で山小屋を運営する烏帽子小屋の上條真理子さん、野口五郎小屋の上條盛親さん、湯俣温泉晴嵐荘の竹村正之さんをゲストに迎え、知られざる
山の歴史や文化に耳を傾けた。
裏銀座は高瀬ダムのブナ立尾根登山口を基点とし、烏帽子岳・野口五郎岳・鷲羽岳・双六岳から西鎌尾根を経て槍ヶ岳へ至る登山道。2023年夏山シーズンを前に、魅力あふれる山域を広く知ってもらおうと企画。
一般社団法人ネオアルプスが運営する、北アルプス初のエリアマガジン「URAGINマガジン」主催。
■10月、大町のご当地グルメ「黒部ダムカレー」の推進協議会は複数の提供店で小さいサイズを用意するなどしたのに合わせ、ダムカレーを食べた人に大町市のミネラルウオーターかオリジナルピンバッジをプレゼントするキャンペーンを始めた。
10月は「SDGsみずのわ月間」として催しを予定。ダムカレーはご飯をえん堤の形にし、ルーをダム湖に見立てている。ボリュームがあるため、小さいサイズを求める声が以前からあったという。半年前に各店に相談したところ、8店が小さいサイズを用意し、
数店がリニューアルしたため、まとめて紹介することにした。キャンペーンには16店が参加。JR信濃大町駅前の商店街にある「おうちごはんホッと」は、ご飯の量を半分の200gにし、デザートのゼリーをミニアイスに替えた小さいサイズを用意。
「1食を2人で分ける女性客もいたので好まれるかも」と。キャンペーンは11/30まで。
(問)大町市商工労政課 TEL 0261-22-0420
■北ア・最奥部、黒部源流域を通る「裏銀座ルート」の魅力を知ってほしいと、大町の団体が小冊子「URAGINマガジン」を創刊した。
3000m級の山々の懐に包まれ、大自然の造形と静かな山歩きを楽しめる魅力を写真やエッセーなどで紹介。高瀬ダム近くが登山口になる裏銀座は、名峰・槍ヶ岳までのルートとして、安曇野の中房温泉を登山口とする表銀座と並び称されるが、
登山者数は少ない。B5判,48頁。3泊4日の行程の大縦走ルポとエッセーで構成。写真は今回初めて裏銀座を歩いたカメラマンが撮り、まだ訪れたことがないスタッフが選んだ。名もなき岩峰や稜線に囲まれた深い谷など、新鮮な視点で裏銀座の
雰囲気を伝えている。安曇野の編集者は「良い所が知られていない。どうしても魅力を伝えたかった」と。エッセーでは、野口五郎小屋を営む上條盛親さんが絶滅種ニホンカワウソを約40年前に目撃した話や、通行困難になっても約40年、
三俣山荘によって草刈りなどが続けられる登山道「伊藤新道」の話を取り上げた。三俣山荘を経営する伊藤圭さんが設立した一般社団法人ネオアルプスが発行。裏銀座一帯を継続的に紹介するため、今後も年1-2回発行する。大町の
三俣山荘図書室や書店、アウトドア用品店などで販売。(\1320)
■北ア最奥部にある「三俣山荘」が高瀬川上流部にある湯俣と山荘をつなぐ登山道「伊藤新道」の再興に向けた復活プロジェクトを進めています。
「伊藤新道」は大町の高瀬川上流部にある湯俣温泉から鷲羽岳と三俣蓮華岳の鞍部に位置する三俣山荘までを結ぶルート。火山、温泉、原生林などの山岳ルートで、硫黄尾根の赤茶けた花崗岩が切り立ち、温泉成分が含まれる湯俣川は
「湯俣ブルー」が印象的な北アの中でも特異な自然環境を有しています。渡渉を必要とする登山コースで、伊藤正一さんが作った、37年前に廃道となった伊藤新道を復活させる。2022.5/末、三俣山荘と水晶小屋を経営する伊藤圭さんが
CFを開始した。三俣山荘から槍ヶ岳が美しい展望台までは往復4.2H(三俣山荘→展望台2H、展望台→三俣山荘が2.3Hは伊藤さんが登山道を整備した。これより下部の湯俣までの登山道はこれから整備。伊藤新道の復活には全3本の橋を
設置予定で、今回のCFで第2、第3吊り橋の架橋資金に充てられます。第1吊り橋は2021年に架橋済。2022年10月;伊藤新道の第2吊り橋・第3吊り橋の架橋工事などを行い、伊藤新道を仮開通。2023年4月;登山道整備。2023年7月;避難小屋建設。
2023年8月;本開通予定。6/15支援総額;\6430500円、目標;\7500000円、支援者数;391人,締切;8/上。
※2022年1月、信濃大町に山小屋の発信基地としてブックカフェ「三俣山荘図書室」をオープン。
※伊藤新道 復活プロジェクト(CAMPFIRE)
■1/22;大町駅前本通り商店街にある旧金萬洋服店に、ブックカフェ「三俣山荘図書室」が本格オープン。
北ア最奥部・黒部源流の稜線上の鷲羽岳と三俣蓮華岳の鞍部に位置する山小屋「三俣山荘」を経営する伊藤圭さんが「登山者とまちをカルチャーでつなぎ、山と人とまちをつなぐ拠点をつくりたい」と手がけ、準備が急ピッチで進んでいる。
■大町市の中央通り商店街にライチョウやコマクサ、テントに寝そべる人など山に関係する情景を描いた幅30mの壁画がお目見えした。
「三俣山荘図書室 金萬映劇」として改修が進む3F建てビルの外壁で、描いたのは山荘の元スタッフで栃木在住のイラストレーター高塩友美さん。「山と街をつなげる」とした施設のテーマを、親しみやすい筆致で表現した。
北ア・「三俣蓮華岳」直下にある「三俣山荘」のオーナーの伊藤圭さん、敦子さん夫妻がビル3Fを借り、1月から改装。登山や環境問題を発信する拠点として400冊の本を並べ、映画用のスクリーンも設けた。2022年1/下にオープン予定。
さらに1F-2階も借りて「登山者のための場所」にしようと改修を進めている。高塩さんは2012年6-10月に三俣山荘や北ア・水晶岳側の水晶小屋で働いた。今回、伊藤さん夫妻の依頼に応え、3Fの内装に続き外壁も手掛けた。施設のテーマ
カラーは大町に多く残る蔵をイメージした白と黒。壁画も白地に黒いペンキで、街と山を結ぶ道に沿って登山者やクマ、カモシカをちりばめた。コマクサのほかイワベンケイといった高山植物も描き込み、12月に2日がかりで仕上げた。
壁の上部には三俣山荘から見える北ア・槍ケ岳など、下部には図書室入口に導く金色の矢印も加わった。高塩さんは「絵を見た人が、図書室に興味を持ってもらえたら」と期待を込め、敦子さんは「すごく楽しい絵。にぎやかで、ここを
盛り上げる気持ちが伝わる」と。
■北ア最奥部、黒部源流の稜線上にある鷲羽岳と三俣蓮華岳の鞍部に位置する山小屋「三俣山荘」を経営する伊藤圭さんが、大町駅前本通り商店街の旧金萬洋服店に、ブックカフェ「三俣山荘図書室」を完成させた。
1/22;本格オープン。三俣山荘図書室は山小屋の仲間たちが全面協力し、自分たちの力で大々的にリノベーション。コンセプトはまちにいて山を感じ、環境に思いをはせる場所。山小屋経営でいち早く環境問題に取り組んでいる伊藤さんは
「山小屋から里に還元できるのはエコエネルギー」と考え、山小屋と同じ太陽光の自然エネルギーによる運営を行う。
■大町に「三俣山荘図書室」がOPEN。
北ア・黒部源流の稜線にある「三俣山荘」の経営者、伊藤圭さん(安曇野)が、大町市中心部の商店街に「三俣山荘図書室」を完成させた。「山と人とまち」をつないで、北ア・登山口の大町で山のにぎわいを取り戻し、大町側からの新たな
登山ルート開設の足がかりにしたいと考えている。図書室は、JR信濃大町駅に近い商店街の元呉服店のF階に開設し、登山やカルチャーなどの図書約400冊をそろえる。三俣山荘の初代経営者で圭さんの父正一さんのコーナーを設け、正一さんの
カメラや原稿、北アの写真パネルを展示。ミニシアターも併設し、映画の上映も。カフェも営業し、コーヒーを飲みながら読書や映画を楽しんでもらう。三俣山荘の起源は、戦後間もない混乱期にさかのぼる。正一さんが荒れ果てた山小屋の
権利を買い取り、小屋に居座っていた猟師らと建物を再建。「山賊」とも呼ばれていた猟師たちとのいきさつをまとめた「黒部の山賊」は、今も山岳名著として読み継がれている。かつて大町は、三俣山荘につながる裏銀座ルートの玄関口と
して知られ、夏山シーズンは大勢の登山者でにぎわった。だが、近年は、長野を通る北陸新幹線の開業などで登山者の流れが変わり、山のにぎわいはなくなった。加えて新型コロナウイルスの影響もあり、2020年から北アルプス全体でも登山者が
激減。圭さんは「大町市からの北アルプスに新たなルートを開設したい」と。図書室には「山と人とまちを結びつける役割として本と映画が思い浮かんだ。空き家が目立つ商店街に人を呼び寄せるきっかけにもしたい」と。三俣山荘への
主要ルートは2つ。高瀬ダムからの裏銀座ルートと、新穂高からのルートだが、最近は新穂高ルートからの入山者が8割近いという。1956年に正一さんが、私財を投じて開設した「伊藤新道」は、大町の湯俣温泉と山荘を1日で結ぶ最短ルート
だった。だが、1979年に登山口の近くに高瀬ダムが完成した後、道の崩壊が激しくなり、閉鎖された。圭さんは2022年、伊藤新道を仮開通させ、裏銀座ルートとの「北アルプス周回コース」を新たに作りたいと考えている。図書室の
正式オープンは、山荘の営業が終わった11/中以降を予定。
■3/24;大町市牛越徹市長は、脱炭素社会を目指す「ゼロカーボンシティ宣言」を行った。
再生可能エネルギーの普及や省エネの推進により、2050年までにCO2排出量を実質ゼロにする。具体策として、広報などを通じて住民への宣言の周知を図り、プラスチックごみや食品ロスの削減など家庭内での環境に対する取り組みを促進。
市役所庁内の事務事業の見直しや木質バイオマスの普及等も図るとした。
■県北アルプス地域振興局は、「農ある暮らし」の事例を紹介する動画の大町市編を作った。
インターネットで公開し都市部からの移住、新規就農の参考にしてもらう。大北5市町村の「農ある暮らし」のスタイルをPRするため、各自治体ごとの動画を作成。
1)ハーブ活用の「池田町編」
2)安曇野ちひろ公園での収穫体験や講座を扱った「松川村編」
3)特産の雪中キャベツ掘り採り体験の「小谷村編」
4)人や自然に優しい農業の取り組みを取り上げた「白馬村編」
5)市民農園で気軽に楽しむ農ライフの「大町市編」でシリーズが完結。
大町市編は市民農園で気軽に楽しむ農ライフで休憩施設と農園が一体となった滞在型市民農園で、家庭菜園を楽しみながらテレワークをしている男性にインタビュー。「畑だけでなく休憩施設もあるので、人との交流が生まれ
栽培法などいろいろ教えてもらえるなどの言葉を伝える。5市町村の動画はYouTubeや同振興局移住HPで見られる。I・Uターンや観光の出向宣伝でも活用。振興局企画振興課は「自分らしく豊かなライフスタイルの農ある暮らしの事例、
魅力を広く発信し、北ア地域に移住や観光の多くの人を呼び込めたら」と。
(問)県北アルプス地域振興局 TEL 0261-23-6501
■「長野県森林組合連合会」と「北アルプス森林組合」は、コナラなどの広葉樹の3次元データを作成する取り組みを始めた。
利用価値の高い幹の部分の太さや形状を計測して公開、家具メーカーなどが条件に合う木材を発注しやすくする。大町市の樹林で4月から実証事業を始めた。将来は広範な樹林をカバーするDBを作り、一定規格の木材を安定供給できるようにして
需要家との契約を狙う。「甦れ!北アルプス地域の里山〜立木の三次元データ化と需給マッチングによる広葉樹林の活用と再生〜」。
北ア地域は広葉樹林の割合が高く(民有林の67%)、以前は薪炭林として使われていた二次林で、その活用と次世代への更新が課題。里山は人の手が入った雑木林などの二次林は、薪・炭の材料として利用されてきたコナラ、クヌギ、アカマツなどで、
二次林は10〜30年で伐採され、明るい林が保たれてきた。林の中にはスミレやカタクリ、ツツジ、ギフチョウなどがたくさん見られた。燃料が薪から石油やガスに代わり、二次林の利用・伐採がなくなると常緑広葉樹やササが増えて林は暗くなり、
生き物も減ってきた。
需要に合わせた広葉樹材の伐出を実現するため、LiDAR技術などで需給マッチングに取り組み、広葉樹資源の次世代更新を促進する。広葉樹の価格向上と販路開拓のために森林資源情報の効果的・効率的な把握方法を検討し、低コストで高効率に
広葉樹林を維持・更新していく方法を検証。この地域特性に合った新たな広葉樹林業の確立を目指している。
2020.7;「脱炭素化」を進めるため、県SDGs推進企業に登録。2021.9/1;大北森林組合は「北アルプス森林組合」に改称。森林整備の補助金不正受給問題から経営健全化に向けて再スタートした。
2022.4;大町鹿島川沿いに「木質バイオマスセンタ」を稼働させ、木質チップ生産を開始。常盤の「サントリー天然水北アルプス信濃の森工場」の木質バイオマスボイラの燃料として供給中。
■大北の酒店
1)小谷;石川商店、2)白馬;藤森酒店、3)大町;北安醸造,市野屋,薄井商店,横川商店,川上商店,中村大雄商店,一木宮坂商店など。
4)池田町;福源酒造,花紋大雪渓,DOMAINE HIROKIなど、5)松川村;丸山酒店、6)安曇野;EH酒造,みやざわ酒店,マルヤマ,丸美屋商店,酒一番どんぺりなど。
6)松本;笹井酒造,岩波酒造など。
(問)信州の地酒販売促進キャンペーン事務局 TEL 0570-064-538(平日9:00-17:00)
■大町で新そば。
※大町そば処;山品・ヨコテ家・古家荘・美郷の美麻新行そば、ぽからん美麻、明日香荘・さざなみの八坂そば。
1)大町エリア:こばやし(0261-22-1200),タカラ食堂(0261-22-0178),仁科そば店(0261-22-0511),松栄屋商店(0261-22-0586),小沢製麺所(0261-22-0527),倉科製粉所(0261-22-0227)
2)平エリア:野の花(0261-23-3684),そば処いろり(0261-22-8837),日向山茶屋(0261-23-4456),わっぱら家(0261-22-8432),手打そば処ふるさと風味高瀬川高瀬川(0261-22-7001)
3)常盤エリア:そば処しみず(0261-23-3233)
4)美麻エリア:山品そば店(0261-23-1230),ヨコテ家(0261-23-1314),手打ちそば古家荘(0261-23-1713),美郷(0261-23-1334),ぽかぽかランド美麻(レストラン麻の里)(0261-29-2030)
5)八坂エリア:明日香荘(0261-26-2301),さざなみ(0261-26-2101)
(問)大町市地産地消事業実行委員会事務局 TEL 0261-22-0420(内632)
■大町では糸静線「神城断層」と「松本盆地東縁断層」があり、過去300年間に7回の大きな地震が発生している。北アでは2011年11月に黒部湖でM5.4地震。2021.4月に唐沢岳周辺で震度1-3の群発地震。
時折、大町では震度1-3の地震が発生する。高瀬渓谷(大町ダム〜七倉ダム間)を横断する活断層に沿って地震が発生。震源は地下数km〜10km。地下では断層が動いているが地表には到達していない。
地震による土砂崩落や落石には要注意。過去の主な大町に関する地震。
1714.04/28;小谷地震(M6.3);姫川沿い。大町全体で死56,傷37,全潰194,半潰141。
1791.07/23;松本地震(M6.7);松本城石垣崩れ。宅79,家416,土蔵316。
1847.05/08;善光寺地震(M7.4);全潰9559,半潰3193,大破3918,死2695,傷2289。
1858.04/23;安政大町地震(M5.7);全潰78,建物1534,大町は全2,半潰17,家732,土蔵153。
1890.01/07;犀川地震(M6.2);生坂村家屋・土蔵破損。
1918.11/11;大正大町地震(M6.1,M6.5);高瀬川沿い。全潰6,半潰305,破損2547,土蔵全潰16,半潰2273、建物損290。
1986.12/30;県北部地震(M5.9);信州新町中心、美麻・八坂で被害。宅243。
1998.07/01;県北部地震(M4.7);美麻・八坂で半潰。
2011.06/30;松本中部地震(M5.4);最大震度5強。松本で死1,重傷2,軽傷15,松本で半壊18,一部損5129。
2014.11/22;神城断層地震(M6.7);最大震度6弱。白馬で全潰33,半潰14,破損2547。全体でケガ46,全潰81,建物損2747。大町で一部損100。
■★★★信濃大町の農産物直売所★★★(グリーンシーズン)
1)通年;9:00-17:00;JA大北社支所農産物直売所:社宮本1757(県道51号大町明科線沿い) TEL 0261-62-8890
まんじゅう、凍り餅、野菜、切花、果実、加工品、穀類など。直売所に隣接した加工場で作った美味しい和菓子が自慢。仁科神明宮の近く。
2)3/下-12/下;9:00-17:00;ときわ農産物直売所「かたくり」;常盤須沼9602(R147沿い) TEL 0261-22-8839
併設の「ブルーベリーもぎとり農園」。凍り餅、花卉、ブルーベリー、野菜、花苗、加工品、穀類。安全で美味しい大町常盤産。花卉栽培農家も多いので、花の品ぞろえも抜群。
冬の間に作った凍り餅は、郷土食として「北アルプス山麓ブランド」に認定。
3)通年;9:00-17:00;JA大北農産物直売所「ええっこの里」;常盤6367-26(県道306号線・畜産センター跡地) TEL 0261-85-2289
野菜、花苗、加工品、魚介類、果実、穀類。大北のいいものを集めてオープン。静岡のJAしみずと姉妹提携、魚介類や美味しい緑茶なども販売。
4)通年;9:00-18:00;農産物販売所「地場の郷」;常盤3563-1(R147沿い) TEL 0261-26-5111
手芸品、薪、乳製品、スーパーと産直のいいとこどりの品ぞろえ。王様トマト、きゅうり、焼き芋、野菜、果実、加工品、穀類。地域のバラエティに富んだ品ぞろえ。
5)3/下-12/中;9:00-16:00;「信濃百姓や直売所」;社3773-157(県道51号大町明科線沿い) TEL 0261-22-0831
エコファーマーの作った価格の安定した野菜。仁科の大根、キャベツ、野菜、加工品、菌類。北アルプス山麓ブランド認定の「仁科の大根」。 自社農場で作られた野菜などを中心に置いています。生産から販売まで行っています。
6)6-11月;9:00-17:00;「蓮華大橋直売所」;常盤泉仏崎5445(県道306号線、仏崎観音寺近く) TEL 0261-23-4151
ブルーベリー、切り花、マツタケ、野菜、花苗、果実、加工品、穀類、菌類。お盆は花を大量出荷。地物をたくさん揃えています。朝採れで安くて美味しい野菜。
7)5月-12/下;8:30-17:00;JA大北大町支所「まごころ市場」;大町十日町4725-1(R147沿い・大町消防署向) TEL 0261-23-2630
市役所近く。りんご、アスパラ、苗、野菜、花苗、果実、加工品、野菜苗、穀類。新鮮野菜。
8)4-11月;8:00-17:00;直売所「高瀬川」;平180-2(蓮華大橋近く、Kuni'sカントリーキッチン隣り) TEL 0261-23-3038
そば処・高瀬川はおすすめ。おおまぴょんグッズもあり。米、そば粉、産直りんごジュース、野菜、加工品、穀類。高瀬川のほとりにある直売所&レストラン。蓮華岳や七倉岳が望め、のんびりで過ごせます。蕎麦は絶品、自家栽培100%。
★★★黒部・立山★★★
■5/24;11:35/12:35/14:35;「黒部ダム」レストハウス前で、厳冬期の北アルプスを越えたと伝わる戦国武将佐々成政らに扮した「佐々成政おもてなし武将隊」がパフォーマンスに臨む。
「立山・黒部アルペンルート」の誘客促進のため、2017年から活動、2025年最後の演舞。武将隊撮影、ノベルティプレゼント、大町雷鳥の里プレゼント、退陣式など。
4/15-11/30;黒部ダム案内所で「ダムカード」配布。
6/14,7/5,8/21,9/6;「関電トンネル破砕帯見学ツアー」。関電TN内の破砕帯区間(80m)を歩いて見学する。
6/26-7/31;6:00-17:30,8/1-9/10;6:30-17:00,9/11-10/15;7:00-16:30;「黒部ダム観光放水」。毎秒10トン以上の放水をダム展望台、放水観覧ステージ、レインボーテラス、えん堤から見る。
6/26,8/1,10/15,11/30;黒部ダム案内所で「電気バスカード」配布。
7/12,8/8,9/27;「展望台回遊ルートツアー」。黒部ダム駅から黒部ダム展望台までを結ぶ昔の屋外ルート。
7/26,8/23,9/7;「黒部ダム湖畔ウォークツアー」。くろよん建設記録、さく岩機体験、歩荷体験。ガイドの案内で黒部湖畔沿いの遊歩道で森林浴。
9/25;「黒部ダムナイトツアー」。幻想的にたたずむ黒部ダムと星空鑑賞を楽しむ。
(問)関電アメニックスくろよん総合予約センタ TEL 0261-22-0804
■5/24;「黒部ダム」で誘客促進のため活動してきた「佐々成政おもてなし武将隊」が役目を終え、最後の演舞に臨んだ。
「立山・黒部アルペンルート」の誘客促進のため、2017年から8年間、「黒部ダム」(標高1470m)で活動、これまで披露した演舞は90回以上という。佐々成政は真冬の北アルプスを越えたと伝わる戦国武将。最後の雄姿を見届けようと、
大勢のお客さんが見守る中、ラスト演舞が披露された。一定の成果を収めたとしてその役目を終えた。
■5/21;関電黒四管理事務所は、「黒部ダム」のレストハウスに大型マルチディスプレイを設置した。
雨天の日に限り、高画質のドローン映像を大画面に放映して黒部ダムの魅力を紹介する。景色が十分に見られない雨天の日、無料休憩所となっているレストハウス3Fに設置。フルハイビジョン画質の55inchモニターを9面、
サイズは縦約2m×横約3.6mの大画面で、迫力ある映像が見られる。ドローンで撮影した映像(約6分の動画)で、6月、8月、10月に撮影された上空からの画像を中心に編集され、真上から見る観光放水など、鳥になったような
目線で黒部ダムが描かれている。
■4/15;「立山・黒部アルペンルート」が開通。
8:00;大町扇沢駅では開通式が行われ、牛越徹市長は「立山・黒部アルペンルートを観光の要として、さまざまな活動を展開する」。室堂-大観峰間の立山TNでは、国内最後のトロリーバスが2024年運行を終え、電気バスが登場。
車両の揺れが軽減され、乗り心地が向上した。計8台が同区間を走る。ルートを運営する「立山黒部貫光」によると、初日(4/15)は3720人(2024年より約3100人少ない)が訪れた。2024年(4/15-6/25)は約25.7万人が雪の大谷を楽しんだ。
2025年も台湾や韓国、香港からの予約が好調という。室堂の巨大な雪壁の間を歩く「雪の大谷ウォーク」は高さ16m。4/15;「雪の大谷ウオーク」が悪天候で中止。6/25まで開催。
「立山・黒部アルペンルート」の室堂-大観峰間(3.7km)を運行すEVバス「立山トンネル電気バス」は、2024.11/末まで運行していた「立山トンネルトロリーバス」に代わって導入された。
北陸電力ビズ・エナジーソリューションは立山黒部貫光にEVバスとその充電を行う急速充電器を8台リース提供開始。「EV導入トータルサービス」の一環で、EVバスの提供は初めて。
4/16;扇沢〜黒部ダム〜室堂間は運行中。(立山駅〜)美女平〜室堂間の立山高原バスは道路を除雪中。立山ケーブルカー・立山高原バスは始発より運行見合わせ。4/16;「雪の大谷ウオーク」は未open。
■4/15;冬の間、雪で閉ざされていた北アの山岳観光ルート「立山・黒部アルペンルート」が開通した。
「立山・黒部アルペンルート」は、大町扇沢と富山立山町をロープウエーやケーブルカー、電気バスなどで結ぶ全長37kmの山岳観光ルート。約4ヶ月半ぶりに全線が開通し、玄関口の大町扇沢駅で開通式が開かれた。式典では大町市牛越徹市長が
「待望の立山黒部アルペンルートの開通式を盛大に開催でき、感謝している。毎年、国内外から多くの客を迎えているが、2025年も多くの人を魅了すると確信している」。関係者がくす玉を割って、電気バスの出発を見送り、開通を祝った。
「黒部ダム」では全線の開通を祝して、大町の地酒やリンゴジュースが観光客らに振る舞われた。室堂(標高2450m)では吹雪と視界不良で記念式典は中止、関係者は室堂TM内で記念撮影だけ行った。観光の目玉、ルートの両側に高い壁がそびえ立つ雪壁
「雪の大谷」の高さは16mと例年並み(2024年は14m)。初日(4/15)は悪天候で「雪の大谷ウオーク」は中止となった。運営する「立山黒部貫光」は「初日はあいにくの天気となり、申し訳ない気持ちでいっぱい。2025年は雪が多いので雪の大谷は長い間楽しんでもらえそう」
インバウンドの増加を見込み、2024シーズンの82万人の観光客を上回ることを期待している。「立山・黒部アルペンルート」は11/30まで営業予定。
■4/15;「立山・黒部アルペンルート」開通。
立山・室堂は一面の銀世界が広がっています。雪の大谷の高さは16m。開通初日から観光客やザックを担いだ登山者や山スキーヤなどが訪れています。
4/15;立山は雪が降っています。4/15-4/16;大雪の可能性あり、交通機関に遅れ等の可能性あり。
立山黒部貫光によれば高原道路の除雪は4/14までに完了、みくりが池や雷鳥沢への道もほぼ完成したという。
4/15;新たな降雪で「立山高原バス」(美女平〜室堂間)は終日運休。富山側からの立山入山不可。
■2025.5/31-4/14;立山・室堂の山スキー積雪;
気温の上昇や降雨で雪崩や雪庇崩落の可能性あり。稜線の雪は固く、ピッケルやアイゼン必携。
2025.5/31;曇り;積雪250cm(降雪0cm),5/30;曇り;積雪260cm(降雪0cm),5/29;晴れ;積雪270cm(降雪0cm),5/28;晴れ;積雪280cm(降雪0cm),5/27;晴れ;積雪300cm(降雪0cm),5/26;晴れ;積雪310cm(降雪0cm),5/25;雨;積雪320cm(降雪0cm),5/24;曇り;積雪320cm(降雪0cm),5/23;晴れ;積雪330cm(降雪0cm),5/22;曇り;積雪360cm(降雪0cm),5/21;晴れ;積雪380cm(降雪0cm),
2025.5/20;霧;積雪440cm(降雪0cm),5/19;晴れ;積雪460cm(降雪0cm),5/18;曇り;積雪480cm(降雪0cm),5/17;雨;積雪500cm(降雪0cm),5/16;晴れ;積雪520cm(降雪0cm),5/15;晴れ;積雪530cm(降雪0cm),5/14;曇り;積雪540cm(降雪0cm),5/13;晴れ;積雪560cm(降雪0cm),5/12;雨;積雪580cm(降雪0cm),5/11;霧;積雪600cm(降雪10cm),
2025.5/10;曇り;積雪600cm(降雪0cm),5/9;曇り;積雪620cm(降雪0cm),5/8;曇り;積雪640cm(降雪0cm),5/7;霧;積雪660cm(降雪10cm),5/6;雪;積雪650cm(降雪2cm),5/5;曇り;積雪640cm(降雪0cm),5/4;霧;積雪650cm(降雪1cm),5/3;快晴;積雪650cm(降雪0cm),5/2;曇り;積雪650cm(降雪0cm),5/1;晴れ;積雪660cm(降雪0cm),
2025.4/30;晴れ;積雪660cm(降雪10cm),4/29;雪;積雪650cm(降雪10cm),4/28;曇り;積雪650cm(降雪0cm),4/27;晴れ;積雪670cm(降雪0cm),4/26;晴れ;積雪670cm(降雪0cm),4/25;曇り;積雪680cm(降雪0cm),4/24;晴れ;積雪680cm(降雪0cm),4/23;雨;積雪700cm(降雪0cm),4/22;晴れ;積雪740cm(降雪0cm),
2025.4/21;晴れ;積雪740cm(降雪0cm),4/20;曇り;積雪740cm(降雪0cm),4/19;曇り;積雪760cm(降雪0cm),4/18;曇り;積雪760cm(降雪0cm),4/17;曇り;積雪760cm(降雪10cm),4/16;雪;積雪750cm(降雪20cm),4/15;吹雪;積雪730cm(降雪20cm),4/14;晴れ;積雪710cm。
■2025年「立山・黒部アルペンルート」(立山-美女平-室堂-大町・扇沢間)全線開通は4/15予定。桂台-美女平間は4/29開通予定。
富山と長野を結ぶ「立山・黒部アルペンルート」は冬季は閉鎖され、2/11;富山側の立山町芦峅寺「藤橋」(標高475m)から除雪がスタート、室堂(標高2450m)までの31.3kmを国内最大級のロータリー除雪車「立山熊太郎」を使って除雪を進める。
除雪車は22台使用。現在は美女平〜七曲(標高1680m)まで除雪済。4/15-6/25;9:30-15:00;雪の大谷ウォーク。「立山・黒部アルペンルート」では、除雪した車道の両側に雪の壁がそびえ立つ「雪の大谷」が人気。立山黒部貫光によれば
「雪の大谷」の2024年入込み数は25.7万人。雪壁の高さは14m(2024.4/14)、雪壁の高さは平年15.9m。2025年は高くなりそう。3/11;立山室堂の積雪は7.4m、過去10年で最も深い。
4/15-5/6;10:00ー15:00;室堂にパノラマロード。4/26-5/6;10:00-15:00;室堂に立山ユキテラスopen。4/15-6/25;9:30ー15:00;除雪車展示。4/中-5/上;大観峰駅は雲上テラス・雪のトンネル。
2025年積雪;美女平(標高977m)(積雪4.0m;2/21)、ブナ坂(1180m)(4.2m;2/25)、弘法(1630m)(5.0m;3/4)、 弥陀ヶ原(1930m)(5.4m;3/4)、室堂(2450m)(7.4m;3/10)、大観峰(2316m)(6.5m;3/10)、黒部平(1828m)(4.3m;3/10)
2024年積雪;美女平(標高977m)(積雪1.8m;2/16)、ブナ坂(1180m)(1.5m;2/19)、弘法(1630m)(3.2m;2/22)、弥陀ヶ原(1930m)(4.0m;3/5)、室堂(2450m)(7.1m;3/11)、大観峰(2316m)(4.5m;3/11)、黒部平(1828m)(3.4m;3/11)
★2024年冬立山・室堂(標高2450m)・積雪情報(2024.11/25-11/6)★立山室堂山岳情報・立山なだれ情報
11/30;積雪70cm(降雪10cm),11/29;積雪60cm(降雪20cm),11/28;積雪30cm(降雪10cm),11/27;積雪25cm(降雪2cm),11/26;積雪25cm(降雪0cm),11/25;積雪30cm(降雪0cm),11/24;積雪35cm(降雪0cm),11/23;積雪40cm(降雪20cm),11/22;積雪20cm(降雪5cm),11/21;積雪15cm(降雪0cm),11/20;積雪15cm(降雪0cm),11/19;積雪20cm(降雪20cm),11/18積雪2cm(降雪2cm)
11/17;積雪0cm(降雪0cm),11/15;積雪0cm(降雪0cm),11/14;積雪1cm(降雪0cm),11/12;積雪3cm(降雪0cm),11/11;積雪5cm(降雪0cm)
11/08;積雪10cm(降雪0cm),11/07;積雪10cm(降雪5cm),11/06;積雪5cm(降雪5cm);初雪・初冠雪。
★2023年冬立山・室堂(標高2450m)・積雪情報(2024.11/30-11/14)★
11/30;積雪200cm(前日比+40cm)、11/29;積雪190cm(前日比+30cm)、2023.11/28;積雪160cm(前日比+5cm)、11/27;積雪160cm(前日比-5cm)、11/26;積雪165cm(前日比-10cm)、11/25;積雪175cm(前日比+35cm)、11/24;積雪160cm(前日比+20cm)、
11/23;積雪135cm(前日比-5cm)、11/22;積雪140cm(前日比+0cm)、11/21;積雪140cm(前日比+5cm)、11/20;135cm(+15cm)、11/19;120cm(+50cm),11/18;70cm(+35cm)、11/17;積雪35cm(+5cm)、11/14;30cm(+5cm)、11/13;25cm(+25cm)
11/12;2cm,11/11;1cm,11/7;0cm,11/5;10cm,11/4;15cm,11/3;10cm,11/1;15cm
11/19;立山・室堂は雪。積雪120cm、24H降雪量は50cm、11/18からの雪で積雪が一気に増えた。早朝から立山には山スキーヤが訪れています。
11/18;11/17夜からの雪で、大町は初雪・初冠雪となり、積雪は10-20cm。市街地も一面の雪景色となった。大町扇沢では積雪30cm、駐車場は除雪済。
11/18;立山・室堂は積雪70cm。気温-9℃。24H降雪量は35cm。早朝から山スキーヤが訪れています。
2023.11/14;立山は積雪が増えてきましたが、岩肌が多く露出し、山スキーするには十分な積雪ではありません。
★2024年春立山・室堂(標高2450m)・積雪情報(2024.4/15-5/30)★
2024.5/31;340cm,5/30;340cm,5/29;350cm,5/29;350cm,5/28;370cm,5/27;380cm,5/26;390cm,5/25;400cm,5/24;410cm,5/23;420cm,5/22;420cm,5/21;430cm,5/20;440cm,5/19;450cm,5/18;455cm,5/17;460cm,5/16;460cm,5/15;470cm,5/14;480cm,5/12;510cm,5/11;520cm,5/10;530cm,5/9;積雪540cm,5/8;550cm,5/7;560cm,5/6;580m,5/5;590m,5/4;600m,5/3;610m,5/2;620m,5/1;630m,
2024.4/30;640m,4/29;650cm,4/28;660cm,4/27;670cm,4/26;670cm,4/25;670cm,4/24;680cm,4/23;685cm,4/22;685cm,4/21;680cm,4/20;685cm,4/15;740cm、3/25;790cm
雪は気温と日差しで固くなったり緩んだりします。ブロックや雪庇の崩落、クラック、雪解けによる谷筋での踏み抜き、霧による道迷い、雨による低体温症、強風・雪、岩による転倒、朝はアイスバーンなどに注意して、BCスキーを楽しもう。
★2023年春立山・室堂(標高2450m)・積雪情報(2023.4/15-5/30)★
2023.4/15;雨,580cm、4/16;雪,580cm、4/17;雪,560m、4/18;曇,600cm(+20cm)、4/19;曇,620cm(+15cm)、4/20;晴,610cm(-10cm)、4/21;晴,600cm(-10cm)、4/22;晴,590cm(-10cm)、4/23;晴,580cm(-10cm)、4/24;晴,570cm(-10cm)
4/25;晴,580cm(-0cm)、4/26;雨,580cm(-0cm)、4/27;晴,560cm(-20cm)、4/28;晴,560cm、4/29;晴,550cm、4/30;晴,540cm
5/1;晴,530cm、5/2;晴,530cm(+10cm)、5/3;晴,520cm(-10cm)、5/4;晴,510cm(-10cm)、5/5;晴,500cm(-10cm)、5/6;曇,495m(-5cm)、5/7;雨,490m(-5cm)、5/8;雪,490cm(+0cm)、5/9;晴,480cm(-10cm)、5/10;晴,475cm(-5cm)、5/11;晴,470cm(-5cm)
5/12;晴,465cm(-5cm)、5/13;曇,460cm(-5cm)、5/14;曇,455cm(-5cm),5/15;雨,450cm(-5cm),5/16;晴,440cm(-10cm)、5/17;晴,440cm(-0cm)、5/18;晴,430cm(-0cm)、5/19;雨,425cm(-5cm)
5/20;晴,420cm(-5cm)、5/21;晴,415cm(-5cm)、5/22;曇,410cm(-5cm)、5/23;雨雪,400cm(-10cm)、5/24;晴,390cm(-10cm)、5/25;曇,385cm(-5cm)、5/26;曇,380cm(-5cm)、5/27;晴,370cm(-10cm)、5/28;晴,370cm(-0cm)、5/29;雨,370cm(-0cm)
5/30;雪の大谷の高さは10m、4/15;2023年最高の高さは13m。
■2025.4/7;「立山・黒部アルペンルート」で全線開通に向けた準備が進んでいます。
1W後に迫った4/15;全線開通に向けて最後の除雪作業が進められいます。立山有料道路は延長31.3km(藤橋〜桂台;3.5km,桂台〜美女平;5.5km,美女平〜室堂;22.3km)で1971開業時から自然環境保全のために「マイカー乗入れ禁止」。
観光バスはOK。立山・室堂(標高2450m)では10台の重機を使って、室堂TM駐車場などの除雪作業が行われています。2025年は2024年より50cm多い7.6mの積雪。アルペンルートの観光名所である雪壁がそびえる「雪の大谷」。
2025年の雪壁の高さはまだ分かっていませんが、過去20年間の平均は高さ16m。2025年の積雪は平年を上回るため、壁の高さが期待できそう。室堂の積雪が同じ2022年の高さは18mだった。除雪作業は4/10で終了する。
立山黒部貫光は「例年に比べても非常に雪が多い。例年以上に迫力のある壮大な景色、多くのお客様にこの大自然を体感して楽しんでいただきたい」。
2025年は新たに電気バスが登場する。28年間にわたって「立山TN」で使われていた架線の電気で走る「トロリーバス」に代わり、環境に配慮した「電気バス」がお目見えした。電気バスは全長10.5m、車幅2.5m、車高3.3m、重さ11.8t、
最高時速は45km/h、定員80人。揺れが少なく高地でも安定走行が可能でトロリーバスのヘッドマークを継承。車体のデサインは「アルペンルートを代表する四季折々の風景」で立山雄山、雪の大谷、みくりが池、立山ロープウェイ、黒部ダム、
立山が舞台モデルとなった「おおかみこどもの雨と雪」のキャラクターも描かれた車両もある。室堂駅〜大観峰駅(3.7km)間を10分で走ります。繁忙期には最大8台の態勢で15分ごとに運行する。トローリバスに比べ、サイズは一回りコンパクトで
運転しやすいという。
「立山・黒部アルペンルート」の観光客は、2024年度82.4万人が訪れ、2025年はインバウンドの増加から2024年以上の入り込みが期待されています。大町扇沢からは関電電気バスで「黒部ダム」、立山ケーブルカー、立山ロープウエーを
乗り継いで大観峰(標高2316m)へ。大観峰は積雪6.4m(2024年より1.9m増)。大観峰からは電気バスに乗り換え、室堂に達する。
■2025.4/1;北ア「立山連峰」を貫き、立山と大町扇沢を結ぶ「立山・黒部アルペンルート」の除雪作業が順調に進んでいる。
立山黒部貫光によると、除雪は2/11;立山山麓からスタート。積雪量は例年より多く、「室堂」(標高2450m)は7.6mの積雪(2024年は7.1m)、積雪7.0mの「天狗平」(標高2300m)まで除雪済。雪原には除雪を終えた道が美しい曲線を描いている。
4/15;全線開通を目指し、最後の区間となる室堂までを除雪中。雪壁の中を歩く「雪の大谷ウオーク」は4/15-6/25;9:30-15:00。「2024年14mより雪壁は高くなる可能性が高い。期待してほしい」と。
・扇沢-黒部ダム;片道;\1800/大人,\900/子供、往復;\3200/大人,\1600/子供
・扇沢-室堂;片道;\6850/大人,\3430/子供、往復;\12300/大人,\6150/子供
・扇沢-立山;片道;\10940/大人,\5480/子供
・立山-室堂;片道;\4090/大人,\2050/子供、往復;\7380/大人,\3690/子供
■2025.4/15〜;「立山黒部貫光」は「立山・黒部アルペンルート」で「立山トンネル電気バス」を運行開始定。
2024年11/末まで運行していた「立山トンネルトロリーバス」に代わって導入。室堂(標高2450m)-大観峰(標高2316m)間を運行。運行時間は10分。定員は1台80人。8台導入。四季折々の風景やアニメーション映画とコラボしたラッピングデザインを
各車両に施す。(片道運賃;\2200/大人,\1100/子供)
■2025.4/15;立山黒部貫光は2024年11月で運行を終えた「立山トンネルトロリーバス」に代え、「立山トンネル電気バス」を運行する。
電気バスは「立山トンネル」の「室堂」(標高2450m)-「大観峰」(標高2316m)間(3.7km)を10分で結ぶ。
車体は全長10m×車幅2.5m×車高3.3mでトロバスより全長がやや短い。台数はトロバスと同じ全8両。乗車定員は80人(7人増)
車両は日野自動車がベース。床が低いノンステップで、車内の段差がなく高齢者や車イス客も利用しやすい。急勾配の立山トンネル内をスムーズに走行するため駆動モーターは高出力の230kW。バッテリーはリチウムイオンで
寒冷地対応、容量52.8kWh。長時間運行が可能。停車中には車載パンタグラフを用いて10分で充電する超急速充電システムを採用。車内の快適性を確保する高出力ヒーターを搭載。
車体には「立山・黒部アルペンルート」の風景を描き、全8両は異なるデザイン。5両には雪の大谷、みくりが池、立山、雄山神社、黒部ダム、紅葉の錦を背にした立山ロープウェーなどアルペンルートの四季を描く。
残る3両にはアニメ「おおかみこどもの雨と雪」を描いている。
トロバスは鉄道「無軌条電車」で発着場所は「駅」だった。トロバスは1996年から29年間、立山トンネルを運行してきた。立山黒部貫光長は「駅の呼び名は長年親しまれなじみがある。電気バスになっても変える予定はない」。
2025年度の営業は4/15〜11/30予定。
■2025.3/24;北ア山岳観光路「立山・黒部アルペンルート」で、4/15;全線開通に向け、高原バス道路の除雪が進んでいる。
雪原にはS字状のカーブが描かれる。全線開通に向け、除雪作業が進められる「立山・黒部アルペンルート」は、2/11;立山町の藤橋から開始。重機22台を投入、標高2450mの室堂までの全長31.3kmを2車線分確保していく。
ルートを運営する立山黒部貫光によると、「雪の大谷」周辺の室堂は積雪7.6m(3/24)、2024年同時期より50cm高い。
※立山黒部アルペンルートで除雪進む(中日新聞デジタル編集部)
■2025.2/11;北アの山岳観光ルート「立山・黒部アルペンルート」では、4/15;開通に向けて除雪作業が始まった。
富山と長野を結ぶ「立山・黒部アルペンルート」は冬季は閉鎖され、毎年この時期から富山県や運営会社などでつくる組合が、雪に埋もれた道路の除雪作業を始めます。2/11;作業員が立山の麓にある閉鎖していた道路の「藤橋ゲート」(標高457m)を
開け、大型の除雪車で除雪作業を開始した。富山県道路公社によれば除雪開始日としてはここ10年で積雪は最多という。組合によれば大雪の影響で予定より4日遅れての除雪開始。藤橋ゲートの積雪は2.1m。今後は大型の除雪車22台を稼働させ、
室堂(標高2450m)までの31.3kmを国内最大級のロータリー除雪車「立山熊太郎」を使って除雪を進める。「立山・黒部アルペンルート」では、除雪した車道の両側に雪の壁がそびえ立つ「雪の大谷」が人気。立山有料道路管理事務所によれば、
現在、立山・室堂の積雪は7.4m、過去10年で最も深い。立山黒部貫光によれば「雪の大谷」の2024年入り込み数は25.7万人、訪日外国人客も大勢訪れた。富山県道路公社は「先週の大雪の影響もあって除雪の開始が遅れたが、4月開通に向けて安全に
作業を進めていきたい」。立山有料道路管理事務所は「2025年は雪の大谷が高くなり、より迫力ある景観を楽しめるかもしれない。多くの人に大自然を満喫してほしい」。
「立山・黒部アルペンルート」(立山-美女平-室堂-大町・扇沢間)は4/15全線開通予定。桂台-美女平間は4/29開通予定。
■「立山・黒部アルペンルート」の「立山TN」の電気バスをラッピング
立山黒部貫光は、2025年春からトロリーバスに代わって走る電気バスのデザインを、四季折々の風景、アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」のキャラクターなど、全8台に異なるラッピングを施す。8台中5台には雪の大谷や立山ロープウェイから
見晴らせる山の紅葉。あと3台は映画の「花」「雪」「雨」の母子3人で「スタジオ地図」とのコラボレーション。運行開始は2025.4/15予定。立山黒部貫光は「アルペンルートの魅力をまとった8種類のラッピングで利用客を迎えたい」と。
■「立山・黒部アルペンルート」は秋の3連休や週末は大混雑。
扇沢有料P(P350);第1P(\1000/12H),第2P(\1000/12H),第3P(\1000/1日)
扇沢第1P(P170,無料),扇沢第2P(P60,無料)
満車時は扇沢手前8kmある臨時Pに停車(P600,\1000円/1日)。臨時Pから扇沢駅まで無料バス運行中(所要;15分)
信濃大町駅前有料P(P100,7:00-22:00;60分以内無料,60分-90分;\100,90以上+\50/30分,22:00-6:00;\50/60分,\1500;上限)
■2025.1/30;大町の「関電黒四管理事務所」は「黒部ダム」を訪れた観光客が2024年度、慰霊碑に納めたさい銭やダムの模型に投じた硬貨、計94万円を大町市に寄付した。
扇沢駅と黒部ダムを結ぶ関電TNのバス運行60周年などを追い風に入り込み数が増加、過去最高額を記録した。
■北アの山岳観光ルート「立山・黒部アルペンルート」を訪れた人数は82.4万と2023年よりも11万人増加した。
立山町と大町市を結ぶ「立山・黒部アルペンルート」は、2024.4/15;全線開通、11/30;今シーズンの営業を終えた。ルートを運営する「立山黒部貫光」によれば、2024年の観光客数は82.4万人、2023年に比べ11.4万人、16%増加した。
国内観光客は、2023年に比べて6.9万人増加、60万人にのぼった。国内唯一のトロリーバスが最終運行を迎え話題になったこと、大都市圏での広報活動が功を奏したことを要因として分析。また、海外から訪れた観光客は、2023年に比べ
4.5万人増加、22.4万人、円安が続いたほか、雪の壁や紅葉を目的に台湾や韓国、香港のアジアからの観光客を中心に実績を伸ばした。観光客の人数は、コロナ禍前(2019年)、88.3万人には及ばないが、「立山黒部貫光」は旅行需要が順調に
回復しているとして「2025年はトロリーバスにかわる電気バスなど、新しい話題の提供や紅葉の美しさなどアピールをさらに強化し、シーズンを通して観光客が訪れるよう努力していきたい」と。
■2024年4/15-11/30;「立山・黒部アルペンルート」の観光客は82.4万人、2023年より16%増
立山黒部貫光によれば、2024年観光客は富山側;39.7万人、長野側;42.7万人で計82.4万人。2023年より11.4万人多く16%増加。コロナ禍前(2019年)と比べて93%にまで回復。訪日客は円安が追い風となり、22.4万人と2023年より4.5万人増え、
25%増加した。国内客は60万人で2023年より6.9万人増え、13%増加した。
能登半島地震で被害を受けた「黒部峡谷鉄道」の2024年乗降客は、50.6万人で2023年より4.2%減少した。
■11/30「立山・黒部アルペンルート」の営業最終日
立山・室堂(標高2450m)は雪。積雪は70cm,24H降雪は10cm。扇沢・黒部ダムも降雪あり。立山TNのトロバスラストデイ。最終日にも関わらず大勢の観光客が訪れています。
立山TN(室堂-大観峰間;3.7km)を約10分で運行。1996年運行開始から累計1990万人以上(11/10時点)が利用。立山黒部貫光のトロリーバスは来季からは関電TNと同じく電気バスに転換。これで国内のトロリーバスは誕生(1928年)から
100年弱の歴史に幕を下ろす。
11/29-11/30;立山高原バス(美女平〜室堂間)は降雪・悪天候で終日運休。2024.12/1〜2025.4/14まで全線冬期通行止め。
■11/29朝;立山・室堂では積雪量が増え、積雪60cm、降雪20cm。2023.11/29;積雪190cmに比べればだいぶ少ない。
■11/28;立山室堂は吹雪。朝の積雪は約30cm、昨夜の降雪は約10cm。
11/28夕方以降は冬型の気圧配置が強まり、大雪となる恐れあり。11/29-11/30;「立山・黒部アルペンルート」の「立山高原バス」(美女平-室堂間)は運休となる可能性あり。
■11/30;「立山・黒部アルペンルート」の「立山トンネル」を運行する日本最後のトロリーバスが廃止
1964年扇沢-黒部ダムを結ぶ「関電トンネルトロリーバス」が運行開始。1969年未開通部分だった「立山トンネル」(3.7km)が貫通。1971年にディーゼルバスを導入したが観光客増加で排ガス滞留問題で1996年にトロリーバスに切り替えた。
立山TNのトロリーバスは1996年から室堂TM(標高2450m)-大観峰(2316m)間で運行開始、鉄道駅としては最高所にあり、約10分で結ぶ。累計乗車人数は約1990万人。トロリーバスは2024.11/30で廃止され、2025年4月からはEVバスに切り替わる。
トロリーバスはバスの上に2本のポールが架線に伸び、法令上は鉄道扱いで「無軌条電車」と呼ばれる。電車は架線から電気をとりレールに流すが、トロリーバスにはレールがないため電気を帰す架線がもう1本いる。トロバスの車幅は
大型バス(2.5m)で、立山トンネルの幅は4mと圧迫感がある。時速40km/hで多い日には10往復ほど運転。8台あった車両は10/中に2両が廃車、大型トレーラで室堂TMから搬出された。廃止理由はトロリーバス施設の老朽化で部品の調達も
難しくなったため。扇沢-黒部ダム間でも2018.11/30まで54年間トロバスが運行していたが廃止、2019年4月EVバスに切り替わった。関電TNのトロバスは扇沢総合案内センタの「トロバス記念館」に展示。11/14;トロバスを運営する
立山黒部貫光は「ありがとう!日本最後の立山トンネルトロリーバス」。11/30;トロバスラストラン。「最終便」への乗車募集は定員200名に5倍という。11/25〜11/29;室堂駅で「トロバスラストウィーク・メモリアル撮影会」
■11/10;北アを貫き大町、立山を結ぶ「立山・黒部アルペンルート」の「黒部湖」(黒部ダム湖)の遊覧船「ガルベ」が通算55年間の運航を終えた。
晴天の下、全8便が営業最終日を迎え、乗客らは標高1448mの日本一高所のクルーズを楽しんだ。遊覧船は関電アメニックスが運航。1969年就航の初代「黒部丸」を継いで、2000年から「ガルベ」が就役。最盛期には年間5万人超(2003年度約5.4万人)の利用が
あったが、団体旅行が減り、2023年は1.8万人にまで減少、船の老朽化も進み、部品の調達も難しくなったため運航を終了する。2024年は引退を惜しむ人らで4.7万人が乗船した。冠雪した立山や後立山連峰を望みながらエメラルドグリーンの黒部湖を、
定員80人の観光客を乗せて就航した。「黒部湖」を周遊する「ガルベ」は「黒部ダム」完成6年後、1969年から運航開始。初代「黒部丸」は2F建て定員;140人,全長16m,重さ18.5t。9ノットで約40分で湖を1周した。2000年からの「ガルベ」は1F建て定員80人,
全長16m,重さ11t,13.5ノットで往復11.5kmを約30分で遊覧してきた。毎日定期便8便運航(運賃;\1200/大人,\600/小人)。ガルベはアイヌ語で「魔の川」、黒部の語源とされ公募で名付けられた。船体は解体予定という。
■10/26;「立山・黒部アルペンルート」の扇沢駅で、大町出身のバドミントンでリオ五輪銅の奥原希望選手が観光PRを行った。
霊松寺ライトアップや北アルプス国際芸術祭など故郷大町の魅力を伝え、観光客から応援の声を受けた。奥原選手は関電TNの電気バスから下車した観光客にパンフを配り、また大町に訪れるよう呼び掛けた。「紅葉時期は観光客が
とても多くてびっくり。地元大町が賑わってうれしい。大町は自然豊かで良い所、また大町に来て下さい」と。観光客は奥原選手と記念写真を取ったりしていた。
■10/下;「黒部ダム」(標高1470m)の紅葉が見頃を迎えています。
黒部ダムを包み込むように色づく赤やオレンジ、黄色の木々。黒部湖を周遊する遊覧船「ガルベ」は約30分かけて湖を一周する。「奥の景色は船に乗らないと見えない。赤や黄色、緑のグラデーションに」
遊覧船は利用客の減少や船の老朽化を理由に、11/10で終了する。1969年から運航が始まり「ガルベ」は2代目として2000年に就航。船の長さは16m、重さ11t、80人乗りの大型観光船。遊覧船ではラストイヤーイベントなどで、
9/末の乗船客数は2023年の2倍以上。週末はほぼ満員で運航中。関電アメニックスくろよん観光事業部は「堰堤から見る景色と、船に乗って湖水から見る景色は全然違うので、立山も下から眺める感じできれいに見え、上流の
景色は見てほしい」と。最後の紅葉シーズンを駆け抜けます。紅葉は黒部ダムまで到達して見ごろを迎えた。観光放水は10/15で終了したが、黒四発電所の点検作業の関係で、11/上まで放水している時があります。
■10/下;「立山・黒部アルペンルート」の山岳道路「立山有料道路」(2024.4/15-11/30;美女平-弘法-室堂;22.5km;立山高原バス運行)では、紅葉が見頃を迎えています。
(立山有料道路;桂台-(10分)-美女平;5.5km+追分-(20分)-室堂;8.9km、県道富山立山公園線;美女平-(35分)-追分;13.4km)
立山黒部貫光によると、「室堂」(標高2450m)や「天狗平」(標高2300m)では既に落葉が始まり、「弘法」(標高1630m)付近が紅葉の最盛期。曲がりくねった高原道路沿いではナナカマドの赤色とダケカンバの黄色などが鮮やか。
「大観峰」(標高2316m)や「黒部平」(標高1828m)はピークを過ぎて色あせてきて落葉したダケカンバの白い幹が増えてきた。10/下には「黒部ダム」(同1470m)で見頃を迎える。「美女平」(標高977m)は色づき始め。色づきは例年より1週間ほど遅い。
■10/5;「黒部ダム」で「黒部ダムナイトツアー」が開かれ、堰堤がライトアップされた。
夜の黒部ダムでライトアップと星空鑑賞を楽しむツアーでは、漆黒の暗闇、時折、霧が沸き上がり、神秘的な雰囲気に包まれた。毎年1回実施、2024年は407人が応募し抽選で約90人が参加。曇天で星空は見られなかったが、えん堤を歩き、
夜霧が沸き上がる黒部ダムのライトアップを満喫。
■10/2;「立山・室堂」(標高2450m)で紅葉が見頃を迎えた。
10/2;好天に恵まれ、雷鳥沢はナナカマドの赤、ミネカエデの黄色が映えていた。草紅葉はピークでイワイチョウ、ウラジロタデ、コバイケイソウの葉が黄色く色づき、チングルマやウラシマツツジ、ミヤマダイコンソウ、イワカガミ、
ミヤマキンバイなどが赤く色づいています。立山黒部貫光によると、2024年は降水量が少なく、朝と夜の気温差が小さかったため例年より見頃が約1週間遅れた。10/上まで紅葉が楽しめそう。立山・雄山から始まる紅葉は室堂平、
大観峰(標高2316m)、天狗平(標高2300m)、弥陀ヶ原(標高1930m)、黒部平(標高1828m)と徐々に標高を下げてゆきます。天狗平や弥陀ヶ原は見頃、大観峰はまもなく見頃、黒部平は色づきはじめ。美しい紅葉は朝晩が冷え込み、
日中との寒暖の差が大きく、穏やかに晴れて日照時間が長いほど色が鮮やかになります。平均気温が10℃〜12℃で、最低気温が8℃以下が2-3週間経つと紅葉が見頃となります。
■9/29;北ア「立山」では一足早く紅葉が進み、赤や黄色に色付き始めています。
立山・室堂(標高2450m)ではチングルマやイワイチョウなどの高山植物が色付き、赤や黄色と色鮮やかな紅葉のじゅうたんが広がっています。立山自然保護センタによれば、紅葉は1週間ほど遅れていたが、今週は10℃を下回る日が多くなり、
紅葉は全体の6ー7分の色付き。10/上にかけては昼夜の寒暖差が大きくなることで紅葉はさらに色付き、見頃を迎えるという。立山の紅葉は11月にかけて麓へ広がり、「立山・黒部アルペンルート」では紅葉を楽しめます。
■9/18;「立山・黒部アルペンルート」の関電TNの電気バス乗車数は60万人。
2023年より12日早く、好調な入り込み。関電黒四管理事務所は、年間乗車数をコロナ禍前の90万人台の回復に期待を寄せている。
■年間70万人が訪れる「立山・黒部アルペンルート」は、黒部湖遊覧船「ガルベ」と立山TN「トロリーバス」が2024年で最終運行を迎える。
アルペンルートの玄関口、大町市は「黒部ダム」に頼らない観光計画を模索。木崎湖や青木湖での水上アクティビティーをアピールし、芸術祭誘致にも力を入れている。アルペンルートとともに栄えた「大町温泉郷」ではインバウンドや若者の
取り込みを狙った設備投資が目立つ。北ア・爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳を望む、鹿島川の畔にあり、カラマツに囲まれた温泉街「大町温泉郷」。以前は団体客専用の温泉街という感じだったが、今では露天風呂付客室、インバウンド向けにサービス向上した
高級旅館や個人・若者向けの施設に変わったところも出てきた。
■北ア「立山・室堂平」(標高2450m)では草紅葉が始まっています。
立山黒部貫光によれば、室堂ではイワイチョウの葉の黄色が濃くなってきている。室堂では例年、9/中から紅葉が始まります。
■立山連峰など標高3000m級の山々で構成される北ア一帯は雄大な山岳景観に加え、ライチョウなどの貴重な生物、高山植物が共存する。長野、岐阜、富山、新潟にまたがる飛騨山脈は1934年に「中部山岳国立公園」に指定。自然公園法では、
国立公園内を、特別保護地区(動植物の採取禁止)、特別地域(採取禁止の動植物指定)、普通地域などに区分けして管理。立山では「立山・黒部アルペンルート」の全線開通(1971年)を踏まえ、1972年に北アルプスの高山植物を保護するため、
山岳美化に取り組む「高山植物等保護パトロール」(グリーンパトロール)が結成され、活動がスタート。北アの白馬岳・朝日岳・北又、黒部、立山室堂、薬師岳、雲ノ平などで毎年7/中-8/中の約1ヶ月間、活動を行っている。主な活動は
観光客・登山者へ高山植物等の保護の呼びかける「啓発活動・注意喚起」、ゴミ拾いなどの「美化活動」、立入禁止区域の「グリーンロープ」設置・修復、ライチョウ保護のための「巡視」、ライチョウの「生育状況確認」、外来種移入など
「自然環境の観察」、登山者の安全確保や植生保護の「雪渓切りや水切り」、「指定地外・幕営地」の状況確認、「注意標識、道標・看板の補修」など。白馬岳一帯でも夏期は白馬グリーンパトロール隊が村営の白馬岳頂上宿舎に常駐し、
白馬一帯を巡視して同様の、高山植物保護、登山道周辺美化・清掃活動、ライチョウ観察などを行っている。
7/下-8/下;山小屋に寝泊まりしながら活動を行っている。立入禁止のロープ内に入った登山者への注意、特に目立つのはストックキャップの未装着で、高山植物や登山道の荒廃を防ぐために、ストックの先端にゴム性のキャップを付けるのが
マナーだが、立山では約200人に装着を呼びかけたという。その他、登山道以外への踏み込み注意。高山植物採取や高山蝶・昆虫採取は減ってきている。室堂平など標高の高い地域に生息する生物はダメージに弱く、常に保護する意識を
持ってほしい」と。
■9/5;「ソフトバンク」は日本百名山に選定されている「剱岳」の登山道とその周辺で通信サービスを開始。山小屋は開設期間中にサービス。
剱岳は、北ア北部の立山連峰に位置する標高2999mの山で、登山道には険しい岩場が多く、日本百名山の中でも難易度が高い。
※5G/4GLTEは電波状況で利用不可あり。回線混雑状況や通信環境等で通信速度低下または通信不可あり。提供期間は変わる場合あり。ワイモバイルとLINEMOも対象。
SoftBank5G;立山室堂で通年サービス
SoftBank4G LTE;7/上-10/上;剣山荘・剱岳(登山口・登山道・山小屋周辺)、7/上-10/上;立山・剱御前小舎(登山道・山小屋周辺)、4/下-11/下;立山・雷鳥荘(登山道・山小屋周辺)
SoftBank4G LTE;室堂TMは通年サービス、雪の大谷は開通期間中のみサービス。
■8/中-8/下;「夏の立山」は大勢の観光客や登山者が訪れています。
室堂から立山一帯では高山植物の花はピークを過ぎ、盛夏から初秋の花が目立つようになってきました。
タカネツメクサ、イワツメクサ、ミヤマクワガタ、チシマギキョウ、イワギキョウ、オヤマリンドウ、トウヤクリンドウ、ミヤマトリカブト、ヤチトリカブト、ミヤマアキノキリンソウ、キオン、ヤマハハコ、ハクサンボウフウ、
ウサギギク、クルマユリ、エゾシオガマ、シラネニンジン、タテヤマアザミ、イワオトギリ、カンチコウゾリナ、タカネニガナ、ウメバチソウ、ミヤマホツツジ、モミジカラマツ、アオノツガザクラ、タテヤマウツボグサ、
ヨツバシオガマ、チングルマの綿毛、イワイチョウも少し黄色に。
9/中には立山・室堂、白馬岳、雪倉岳、鉱山道、天狗の庭、風吹天狗原、神ノ田圃、風吹大池、白馬大池、栂池自然園、八方尾根などで「草紅葉」が始まり、イワイチョウやウラジロタデ、コバイケソウなどが黄色、イワオトギリは橙色。チングルマやウラシマツツジ、
ミヤマダイコンソウ、ハクサンフウロなどが赤色に色づきます。
■8/26;2024年国が制定した「火山防災の日」。全国の活火山数は111、富山県内には「立山・地獄谷」の活発な噴気活動で知られる「弥陀ヶ原火山」がある。
「室堂」(標高2450m)は立山登山や室堂平散策の拠点として大勢の観光客・登山者で賑わう。立山「ミクリガ池」は「水蒸気噴火でできた火口湖。弥陀ヶ原の中で一番大きな火口」である。立山一帯では過去1万年に7回の噴火が起きている。
弥陀ヶ原火山は、7800年前に起きた大規模な噴火では半径2km以上にわたって火山灰が降り積もったとされる。火山活動を研究する富山大の渡邊了教授は噴気活動のある地獄谷でモニタリング調査を続けている。地獄谷では、2011年に噴気活動が
活発となり、噴出する有毒ガスや亜硫酸ガスの濃度が高く、絶え間なく勢いよく噴煙が噴き出しており、2012年以降、地獄谷周辺の遊歩道は立入禁止。同教授は「地下のマグマから常に熱水が放出され、それが水蒸気になって出てきている」
「噴気活動は基本的にはあまり変わらない。ここ1万年の地獄谷の平穏な姿と思う。火山ガスが表面で出なくなった場合、閉塞した状況で中の圧力が高くなると逆に危ない」。対策として山岳観光の魅力を損なわない景観への配慮したシェルタの
整備が必要。「景観を壊さないようなシェルターを作る必要があり、観光客からお金をとることも意識してシステムを作るべき」と。立山・室堂平周辺では、国、県、立山町の補助金を活用し、山小屋の屋根床を補強して登山者が噴火に
遭遇した場合の避難先とする対策が取られている。2024年8ー10月;県や環境省などでつくる協議会は、立山連峰を含む北アで登山客から任意で1口\500円の入山協力金を徴収する制度を試験的に導入した。その目的は登山道の維持でシェルタ整備
への活用は想定されていない。登山者には「突然の噴火に見舞われるおそれがあることをしっかり認識すること」が重要。
■7/19;政府は国立公園に高級リゾートHなどを誘致する方針。
7/19;政府は観光立国推進閣僚会議で、中部山岳国立公園など全国35の国立公園に高級リゾートHを誘致し、地域の魅力向上を進める方針。「国立公園制度100年を迎える2031年までに、地域の理解と環境保全を前提に、全国立公園で、
世界水準のナショナルパーク化を実現すべく、民間活用による魅力向上事業を実施していただく」と。中部山岳国立公園内では自然保護のため、建物の新築や増改築は厳しく規制されている。山小屋を経営するオーナーは、安易なリゾート
誘致は環境破壊や山岳事故を招くと警鐘を鳴らす。山小屋は長年、登山道の整備や遭難救助に携わってきたが、最近は外国人観光客の無謀な行動が目立つという。2024年上半期の訪日外国人は1770万人超え、コロナ禍前を上回って
過去最高。2019年の3188万人を上回って年間過去最多となる見通し。政府は外国人観光客の地方滞在を後押ししたい考え。政府は地域の理解や環境保全を前提に、2031年までに進めていく。中部山岳国立公園内にあるホテルでは
リゾート開発の動きが始まっています。2024年3月、立山黒部貫光は立山・室堂にある「H立山」を「星野リゾート」へ売却した。
国立公園は利尻島・礼文島・サロベツ湿原、知床半島、阿寒湖・摩周湖、釧路湿原、大雪山、支笏湖・洞爺湖
十和田・八幡平、三陸海岸、磐梯・朝日、日光、尾瀬、秩父・多摩・甲斐、小笠原、富士山・箱根・伊豆、南ア、上信越高原、妙高戸隠連山、中部山岳、白山、
伊勢、志摩、吉野・熊野、山陰海岸、瀬戸内海、大山・隠岐、足摺・宇和海、西海、雲仙・天草、阿蘇・九重、屋久島、奄美群島、やんばる、慶良間諸島、西表石垣
■8/2;11:00;北ア「立山」で「彩雲」という珍しい雲が見られた。
立山室堂(標高2450m)近くの「浄土山」(標高2831m)に七色に彩られた雲が出現。室堂は日中の気温は17℃と風が涼しい。「彩雲」は太陽の近くにかかった雲が赤、黄、緑など様々な色に染まり、虹のように見える現象で、太陽の光が雲の粒を
回り込んで進むことで発生します。雲の粒の大きさによって雲の色が違って見えます。秋の雲「うろこ雲」や「ひつじ雲」、「いわし雲」のふちは雲の粒が小さいために色づきます。太陽の近くにこうした雲があると、「彩雲」が出現する可能性が
高い。極楽浄土の山にこの雲が出ると吉兆のサインと云われる。
■8/1:「立山・黒部アルペンルート」では「トロリーバス」が運行開始60年を記念して大町扇沢で式典「トロバースデー」が開かれた。
扇沢駅と黒部ダム駅間の6kmを結ぶ関電TNは、電車のように架線から供給される電気で走る「トロリーバス」が1964年8/1に運行開始。老朽化をを理由にトロリーバスは2018年に運行を終え、2019年から電気バスに変わった。
運行開始からバスの乗車客は述べ6473万人(2024.7/末)。8/1;扇沢駅ではバス運行開始60年記念式典で、バスを運行している関電黒四管理事務所は「60年の節目を無事故で迎えられた。今後もおもてなしの心を胸に安全で安心な運行に
努めたい」と。セレモニーでは黒部ダムへ向かう観光客や黒部ダムのキャラクター「くろにょん」に見守られる中、長年トロリーバスを運転してきたドライバ2人に花束が贈られた。「安全第一を心がけて乗客を運んできた積み重ねによって
ここまで来ることができました。これからも多くの人に愛されるようにしていきたい」と。
■8/1-8/3;大町扇沢「トロバス記念館」で関電トンネルバス開通60周年「トロバースデー」
8/1;10:00-15:00;記念館イベント・奇跡のバス3台夢の共演・展示(引退したトロリーバス,開通60周年ラッピングバス,EV観光バス)
オリジナルデザインステッカー配布(先着200名)、トロバスクイズ、トロバスWSなど。
8/1;観光EVバスで信濃大町駅→トロバス記念館(事前応募者のみ)
8/1;扇沢/黒部ダムのレストハウスでオリジナルデザイン旗付黒部ダムカレー販売(500食)、8/中;扇沢/黒部ダムオリジナルデザインかけ紙信州サーモン若笹すし(1000個)
8/1-8/2;公募ツアー(素掘りのトンネルでさく岩機体験(事前応募者のみ)
8/2;展望台回遊ルートツアー(事前応募者のみ)
8/3;信濃大町駅前本通り商店街(中央通り)の大町やまびこまつり会場・関電ブースにて、60年前の切符を再現した記念乗車引換券販売(扇沢〜黒部ダム間片道と記念デザイン4種類のクリアホルダーセット;\1000)
8/3;大町やまびこまつりの会場で、「扇沢トロバス記念館」の奇跡のトロリーバスを展示。
(問)大町プロモーション委員会(平日9:00-17:00) TEL 0261-23-4081
■7/12;「黒部ダム」で長期間熟成させた貯蔵酒の発表会が富山で開かれた。
富山県酒造組合が企画、富山県内14の蔵元の日本酒14銘柄がお披露目。黒部ダムのトンネルでは2022年9月から日本酒1.6万本を貯蔵。トンネルは年間を通して温度10℃ほどで安定し高温や光に弱い日本酒の貯蔵に適しているという。
味や香りがまろやかなのが特長。7/19〜;黒部ダム貯蔵酒は県内各小売店や県外のアンテナショップで発売。
■7/6;「黒部宇奈月キャニオンルート」で関電が5年前から実施していた安全対策工事や耐熱構造の新型客車の配置などが完了した。
「黒部宇奈月キャニオンルート」は、黒部峡谷鉄道の欅平駅-黒部ダム間を結ぶ全長約18kmの関電工事用路線。キャニオンルートでは能登半島地震による被害はなく、5年前から実施していた安全対策工事や耐熱構造の新型客車の配置などが
すべて完了したという。トンネル内の岩盤温度が40℃と高温になるため、安全対策では高温区間を走行でき、非常脱出口を設けた新型の耐熱客車10両と、新型の蓄電池機関車2台や新たに配置した。トンネル内ではモルタルを吹きつけ、ボルトを
打ち込んだりして岩盤を補強し、落盤を防ぐ対策が行われた。誘導板や防煙扉を設置するなど避難通路が整備された。2024.6/30〜;同ルートは一般開放予定だったが、黒部峡谷鉄道「鐘釣橋」が能登半島地震による落石で損傷したことから
開通が延期されている。
■6/28;今シーズンの「立山・黒部アルペンルート」の関電TN電気バス(扇沢〜黒部ダム駅間)の乗車人数が30万人に達した。
好天も影響したとみられ、30万人達成は、2023年7/16よりも18日早い。
■6/25;「立山・黒部アルペンルート」の「雪の大谷」は終了。雪の大谷の雪壁の高さはイベント初日(4/15)は14m、最終日(6/25)は9m。
■山岳観光地「立山・黒部アルペンルート」で2つの乗り物が2024年限りで引退。
「立山の主峰・雄山の真下を走り抜けるトロリーバスは28年間山岳観光を支えてきた。室堂(2450m)と大観峰を結ぶ「立山TN」を走るトロリーバス。トロバスの愛称で親しまれ、運行開始以来1940万人が乗車した。
「バス」といっても電線から電気を受けて走るため、法律上は「鉄道」に分類。日本で最も標高の高い場所を走る「鉄道」。現在国内で運行される唯一のトロリーバスですが、2024年11/末で引退、蓄電池で走る電気バスに代わる。
アルペンルートが全線開通した1971年。当時、トンネルを走っていたのはディーゼルエンジンで走るバス。観光客が増えるにつれてディーゼルバスも増便。国立公園の中を走るため、排気ガスによる環境への影響が心配されるようになった。
1996年に導入されたのがトロリーバス。トンネルの天井に張り巡らされた電線から電気を受けて走るため、排気ガスの問題が解消された。アルペンルートでは、扇沢-黒部ダム間にも関電トロリーバスが運行していたが2018年に廃止、
2019年から電気バスに変わった。部品の調達が厳しさを増してきたことから、日本最後のトロバスも2024年限りで引退する。
堰堤の高さ日本一を誇る「黒部ダム」の遊覧船「ガルベ」
黒部ダムや周囲の山々を湖面の高さから見渡すことができる黒部湖遊覧船ガルベは2024年限りで運航を終える。巨大な人造の貯水池である黒部湖を、約30分で一周する遊覧船「ガルベ」。満水時の標高は1448m、日本一高い場所を運航する
遊覧船。運航開始は1969年、初代は「黒部丸」という2階建ての船。エメラルドグリーンの湖面や間近に迫る立山連峰など、雄大な景色を楽しめる船として人気を博した。ガルベは2000年に就航した2代目。しかし、乗船客の減少や、エンジン部品が
老朽化し調達が難しくなったことから、2024年11/10で運航を終える。3代目の船は導入が決まっておらず、黒部湖の遊覧船そのものが今シーズン限りで姿を消します。
引退を前に運行会社は記念イベントや関連グッズの販売などを予定。
■6/18;「立山・黒部アルペンルート」の立山雄山真下の立山TN(3.7km)を走るトロリーバスの整備工場を見学するツアーが行われた。
1996年から室堂-大観峰間を結ぶ 「立山トンネルトロリーバス」は日本に唯一残るトロリーバス。部品調達が困難になったことなどから今シーズンで営業終了。
トロリーバスを点検する整備士が特殊な部品を紹介、架線から電気を取り入れている部品は摩耗が早いと4日に1回交換が必要。また、トロリーバスの扉に取り付けた鉄の球は、感電を予防するためのもので、万が一、車体に漏電した際、
地面に触れている鉄の球から電気を放出する仕組みになっている。トロリーバスの整備士は「日頃座ることができないトロリーバスの運転席に座ったり、部品に触れたりして楽しんでもらいたい」と。
トロリーバスの整備場などを見学するツアー「立山トンネルトロリーバスメモリアルバックヤードツアー」は、6/30、8/31,9/1,10/14;4回予定。初回は受付終了。(11:00-14:30;室堂;参加費;\5000)
■「立山・黒部アルペンルート」の立山TN(全長3.7km)を運行するトロリーバスが2024.11/30で終了する。
運行会社の立山黒部貫光は6/1〜ラストラン記念イベントを開始。テーマごとに3期間(6/1-7/26、8/24-9/16、10/14-11/30)にイベント開催。国内での最終運行に花を添える。トロリーバスは、トロリー線と呼ばれる架線から供給される電気で走る。
見た目はバスだが「無軌条電車」。路面電車より整備費が安く、戦後には都市部で相次いで導入された。ただ、自家用車の普及や地下鉄網の整備に伴い、1972年に横浜で廃業したのを最後に、都市部ではなくなった。アルペンルートでは、
排ガスを出さない環境負荷の小ささが注目され、1964年に扇沢-黒部ダム間を結ぶ関電TNで導入(2019年〜電気バス)され、1996年には室堂-大観峰間を結ぶ立山TNに導入された。立山TNでは73人乗りのトロリーバス(8台)が使われ、最高時速40km/h、
両駅間を約10分で結ぶ。2023年までに延べ1920万人以上が利用、2024年5月時点で1940万人が利用。更新に必要な部品の調達が難しくなり、立山黒部貫光はその歴史に幕を下ろすことを決めた。2025年以降は電気バスに切り替わる。
6/1;「ありがとう!思い出の立山トンネルトロリーバス」;限定デザイン&ヘッドマーク装着車両運行、立山TN歴史年表、小学生による駅員体験会など。トロバス・ラストランカード配布。
小学生が駅員となり、改札業務、お見送りを通じ乗客との触れ合いを楽しんだ。ピットと呼ばれる車庫を見学。乗務員が宿舎に泊まり込み、働いていることなどを学んだ。
第2回(9/24-9/16);8/24;フォトスポット設置,8/31,9/1;メモリアルバックヤードツアー,9/6;トロバス走行音の録音会
第3回(10/14-11/30);10/14;鉄道の日記念イベント,メモリアルバックヤードツアー,11/30;ラストランセレモニー
トロリーバスのバックヤードツアー(年4回開催)ではスタッフによる解説、普段立ち入れない場所からの写真撮影など。(6/30受付済,8/31,9/1,10/14;11:00-14:30;室堂,\5000,定員;20名)
6/1-11/30;「星にいちばん近い駅」と「立山トンネルトロリーバスラストラン」のスタンプをJR東日本運営のデジタル駅スタンプ「エキタグ」で提供(室堂駅/大観峰駅)
立山黒部貫光は「山の大自然に触れ季節を感じながら、最後のトロリーバスを堪能してほしい」と。
■6/5;今シーズンで運行を終える「立山・黒部アルペンルート」のトロリーバスのラストランを記念した切手が販売された。
「立山・黒部アルペンルート」の立山TNでは架線の電気で走るトロリーバスが国内で唯一運行されていますが、老朽化のため、2024.11/末の運行を最後に廃止されます。今シーズンで引退するトロリーバスのラストランを記念した記念切手の
販売が始まった。「立山トンネルトロリーバス・ラストラン記念 立山黒部アルペンルート」(フレーム切手)。2024切手は1シートに63円切手×10枚(\1220/1シート)。トロリーバスや立山トンネル、トンネル内でバスがすれ違う場面や、
雪の大谷、みくりが池、雷鳥、星空、紅葉などアルペンルートの見どころの写真を使用。記念切手は立山・室堂の「立山山頂簡易郵便局」などで1000シート限定で販売。
■「立山・黒部アルペンルート」を運営する「立山黒部貫光」の2024年3月期決算
5/30;立山黒部貫光が発表したグループ3社(立山黒部貫光(運営管理)+立山貫光ターミナル(ホテル事業)+立山黒部サービス(回送サービス))の2024年3月期の連結決算は、旅行需要の回復などで売上げにあたる営業収益は59.5億円(前年度比24億円増)。
営業利益(+10.1億円)、経常利益(10.8億円)、当期純利益(15.3億円)はともに過去最高。黒字は5期ぶり。運賃改定やインバウンドの入り込み数が大幅に回復したことが黒字転換の要因。
2023年シーズン「立山・黒部アルペンルート」の入込み客数は71.1万人(前年度比148%,23万人増)
富山入込;35.2万人(同155%,12.5万人増)、大町入込;35.9万人(同142%,10.5万人増)
国内観光客数;53.2万人(同112%,5.9万人増)、海外観光客訪;17.9万人(同2556%,17.2万人増)
H立山の宿泊者数;2.52万人(同104%,900人増)
2024.3/29付で立山・室堂の「H立山」は星野リゾートに売却され、建物は譲渡された。特別利益として計上。売却額は非公開。
2024.GW(4/27-5/6)は入込数は67800人(前年比104%,2800人増)。富山入込;35800人(同104%,1300人増)、大町入込;32000人(同105%,1500人増)
■6/15;「立山・黒部アルペンルート」「室堂平」でフォトスポット巡り
立山黒部貫光はフォトイベントの参加者募集中。富山在住の写真家・イナガキヤストさんと一緒にルートを散策、撮影する際のコツなどの助言が受けられる。
6:15;10:30-13:30;初夏の本気コース,9/28;10:30-13:30;秋の本気コース(\5000/H立山で昼食付,定員;15名,事前予約,締切;6/10)
初夏の本気コースは室堂(標高2450m)のみくりが池周辺を巡る。残雪と青い湖面、新緑といった色鮮やかな風景が見どころ。湖面は立山の水鏡。山の風景をカメラに収める際の注意点など実演を交えて教えてくれる。
9/28;「秋の本気コース」でも同様のイベントを予定。(\5000/H立山で昼食付,,定員;15名,事前予約,締切;9/24)
(問)立山黒部総合案内センタ TEL 076-481-1500
■5/27;黒部峡谷鉄道は、能登半島地震で受けた落石被害が想定以上に大きく、2024年の「トロッコ電車」の全線開通を断念した。
これに伴い、新たな観光の目玉としていた「黒部宇奈月キャニオンルート」も2024年の一般開放ができなくなった。黒部峡谷鉄道は、2024年1月の能登半島地震で、宇奈月駅から14km上流にある鐘釣橋が落石の被害を受け、当初は10/1頃の
全線開通を目指すとしていた。しかし、橋周辺の山の斜面などの損傷が大きく、落石防止対策などに当初の見込み以上に時間がかかることから、2024年の全線開通を断念した。2025年の見通しは、工事の進捗を踏まえて公表する。
黒部峡谷鉄道の終点・欅平と黒部ダムを地下で結び、新たな観光の目玉と期待していた「黒部宇奈月キャニオンルート」も2024年の一般開放はできなくなったと発表した。宇奈月駅-猫又駅間は通常通り運行中。
■2024年10月頃の全線開通を目指していた黒部峡谷鉄道は、今シーズンのトロッコ電車の全線開通は難しそう。
黒部峡谷トロッコ電車の終点・欅平駅と「立山・黒部アルペンルート」の黒部ダムを結ぶ「黒部宇奈月キャニオンルート」の一般開放についても影響は避けられない状況。2024年1月の能登半島地震で、黒部峡谷鉄道は宇奈月駅から
14km上流にある鐘釣橋が鉄骨の橋げたなどに被害を受けた。橋桁が曲がり、枕木が落ちて、穴が開いている状況。このため、トロッコ電車は宇奈月駅-猫又駅間で4月営業を開始したが、終点・欅平駅までの全線開通は、10/1頃を
目指すとしていた。黒部峡谷鉄道は落石防止の工事を行った上で、9/末までに橋の復旧工事を行う予定たが、鐘釣橋と周辺の斜面の工事に時間がかかることに加え、欅平駅周辺でも被害が確認されており、今シーズン、トロッコ電車の
全線開通は難しい状況。当初、2024年6月に一般開放予定だった「黒部宇奈月キャニオンルート」は、2024年1月の地震被害を受けて、一般開放は10/1頃に延期となった。トロッコ電車の全線開通が難しい見通しとなり、影響は
避けられない状況。黒部峡谷鉄道は「全線開通の時期に変更が出れば伝えたい」と。
■北ア山岳観光ルート「立山・黒部アルペンルート」のGW中(4/27-5/6)の利用客は好天に恵まれ、67800人(2023年同時期より4%%増)
大町〜立山間をケーブルカーやロープウエー、トローリーバス、高原バスなどで結ぶ全長37kmの山岳観光ルート。立山は雪解けが進んで黒い山肌が増えてきました。室堂平の積雪は600cm。
雪の大谷の高さは現在13m(2024年最大14m)。「みくりが池」はまだ殆どが雪に覆われていますが、池の周りで雪解けが始まり、一部解けて湖面が出てきました。(雪解けは全体の2割)
立山黒部貫光によれば、GW中の利用客は67800人で、2023年GWより2800人の4%増。富山側から入り込み;35800人、長野側からの入り込み3200人。個人客;39600人、団体客;28200人。
GW中は好天に恵まれ、台湾・香港・韓国などアジアからの観光客が増え、全体の3割はインバウンド客。立山黒部貫光は「能登半島地震ではルートに大きな被害はみられず、安心している。青空に映える雪の大谷を、多くの人に楽しんで
もらえてよかった」と。雪壁の中を歩く「雪の大谷」は6/25まで。6/26〜;「黒部ダム」で観光放水が始まる。
■GW中、大北の観光地は多くの観光客でにぎわった。
5/4;「立山・黒部アルペンルート」の玄関口・大町扇沢駅では入り込みがピークとなり、改札口前は観光客が長い列をつくっていた。扇沢駐車場は満車、臨時駐車場もAMに満車となった。
■2024.4/15;全線開通した「立山・黒部アルペンルート」(富山県内)の経済効果は年間110億円との試算(日本政策投資銀行:北陸支店)
アルペンルートの交通・運輸や宿泊、飲食などの直接的な経済効果は年間68億円(運輸;38,宿泊;23,飲食;6,他2億円)。間接的なものを加えると、経済効果は全体で110億円と試算。
インバウンド客は春(56%),夏(21%),秋(23%)と春に集中、雪の大谷で集客。国別は台湾(39.8%),韓国(19.5%),香港(16.6%),タイ(7.4%),インドネシア(5.5%),中国(2.8%),シンガポール(2.1%),マレーシア(2%),USA(1.6%)など。
周遊旅行先は飛騨高山(64%),白川郷(62%),金沢(52%),松本(47%),富山(47%),名古屋(32%),常滑(24%),大町(22%),大阪(16%),長野(10%)など。経済波及効果を高めるには、富山県内の観光地を周遊する交通整備、観光地の魅力向上・差別化、
夏秋の需要喚起など。
■2024.4/15;「立山・黒部アルペンルート」が立山駅ー扇沢駅(総延長37.2km)が全線開通した。
1)黒部;
4/15;立山・黒部アルペンルートの玄関口の大町扇沢駅では、シーズンの幕開けを祝う開通式が行われ、大町市牛越徹市長らがくす玉を割って祝った。大町のマスコットキャラの「おおまぴょん」と立山の「くろにょん」も参加。扇沢駅と黒部ダムを
結ぶ電気バスは開通60周年を迎え、黒部ダムに向かうバスの改札は朝からにぎわいを見せた。60周年記念のラッピングバスも登場。アジア圏を中心とした海外ツアーの予約が好調で、4月の団体枠はほぼ満席という。4/15;雲一つない青空が広がり、
黒部ダムに向かうバスにはタイなどのアジア圏からの観光客らが次々と乗り込んだ。
黒部ダムからは雪をかぶった雄大な立山連峰がくっきり。黒部湖は全面凍結し、氷上は白い雪で覆われています。黒部ダムではバス60周年記念として、大町の地酒やリンゴジュースなどが観光客らに振る舞われた。6/26〜;黒部ダムの観光放水が
始まります。関電黒四管理事務所は「日本有数の山岳観光ルートであり、皆さんに感動をお持ち帰りいただきたい」と。「立山・黒部アルペンルート」は11/末までの営業で、関電トンネル電気バスはコロナ禍前並みの延べ90万人の利用を目指す。
※関電トンネルバス60周年
※黒部ダム
2)立山;
4/15;立山・室堂TM(標高2450m)では関係者がくす玉を割り全線開通を祝った。立山・室堂平は一面の銀世界。4/15;室堂の積雪は7.4m。立山三山(雄山・大汝山・冨士ノ折立)や浄土山、奥大日岳・大日岳の山肌には黒い岩が出始めています。
アルペンルートの目玉、立山高原道路の両側に雪壁が聳え立つ「雪の大谷」を歩く「大谷ウオーク」がスタートし、大勢の観光客で賑わっています。2024年の「雪の大谷」(標高2390m)の高さは例年並みの14mで、2023年より1m高い。暖冬の影響で
室堂は2024.2月までは雪が少なかったが、3月から多くの雪が降った。過去10年平均は16.2m。雪の大谷は6/25まで。また、立山の絶景を一望できる雪上の遊歩道「パノラマロード」は、北陸新幹線の敦賀延伸にかけ、例年より150m長く、雪の大谷の
入口付近まで繋がりました。パノラマロードは雪解けが進む、5/6まで期間限定で楽しめます。また、室堂TM屋上と立山自然保護センタを結ぶ歩行者専用通路は「雪の回廊」。雪壁の高さは8mで、回廊の幅が狭いため迫力を感じます。
立山トンネルの室堂ー大観峰間(約3.7km)を結ぶ国内唯一のトロリーバスは今季限りで廃止。1996年4月運行開始から2023年11月までに約1920万人が乗車。2024.6/1〜;限定デザイン&ヘッドマークを装着したトロバスを運行。老朽化、部品調達が
難しくなったためこの秋で姿を消し、2025年春からは電気バスに置き換えられます。
アルペンルートを管理す立山黒部貫光は「地震の影響を心配していたが多くの人が訪れてくれてありがたい。コロナ禍前の90万人の来場者数を目指したい」。「2024年は黒部・立山アルペンルートと宇奈月キャニオンルートとが結ばれ、周遊できる
新しい観光の目玉に期待」。「北陸新幹線が敦賀まで延びアクセスも良くなった。立山の四季折々を楽しんでほしい」。
2024.4/15;開通初日の入り込み客数は富山入が3549人、長野入りが3262人で計6811人。2023年の観光客は71万人(富山入;35.3万人+大町入;35.8万人、国内客;53.1万人+海外客;17.9万人)。ルート上では能登半島地震による被害はなく、「北陸応援割」の
効果もあって予約は好調という。
※黒部宇奈月キャニオンルート
※立山黒部アルペンルート
■2024.4/20-5/6;毎日「立山春山スキーバス運行」(弥陀ヶ原〜美松〜天狗平)
1日券は弥陀ケ原駅、天狗平駅(天狗平山荘)で発売。(\2500/大人,\1200/子供)
■「立山・黒部アルペンルート」で、春の観光シーズンに向けて除雪作業が進められています。
3/30;除雪作業が進む「立山黒部アルペンルート」では立山を背景に白銀の斜面に曲がりくねった道路が浮かび上がった。ルートを運営する「立山黒部貫光」によると、3/25;室堂(標高2450m)の積雪は7.9m、2023年同時期より2m以上多い。
2/7〜;立山山麓(標高475m)から除雪を始め、現在は天狗平(標高2300m)で作業が進められ、4/15;全線開通を目指している。
■4/15;「立山・黒部アルペンルート」全線開通。
白銀の世界が広がる北ア「立山」。雪に覆われた北アにも春が近づいています。北ア「立山」の室堂(標高2450m)では「立山・黒部アルペンルート」の除雪作業が進められています。そそり立つ雪壁「雪の大谷」はアルペンルートの名物。
2024年は2月まで雪が少なかったが、3月にまとまった雪が降り、3/25;積雪は7.9m。2023年よりも2m多く、積雪はこの4年間で最も多い。
全線開通に向け、「立山・黒部アルペンルート」では2/7から除雪作業が進められ、3/27;「美松」(標高2030m)付近まで作業が進んでいます。雪原をぬうように、なめらかな曲線が描かれています。
■北アの登山道の持続的な維持・管理のために登山者へ協力金を求める制度の導入に向けて、2024年8月から富山県は実証実験を始める。
協力金は任意、1口\500円。3/27;中部山岳国立公園内を管理する環境省や山小屋、山岳関係団体などが参加し、「北アルプス富山県側登山道等維持連絡協議会」の設立総会を開いた。登山道の維持は、管理する環境省や自治体などが行うことに
なっていますが、管理者が不在の所などについては山小屋の自主的な活動に頼っています。一方、コロナ禍で経営に打撃を受けた山小屋にとって負担が大きくなっているのが課題。このため協議会では、登山者に協力金を求める制度の導入に向けて、
2024年8月-10月の3ヶ月間、実証実験を行います。長野県側の北ア南部では協力金は任意、1口\500円で導入。山小屋に設置した寄付箱やクレジットカード払い、銀行振り込みで呼びかけ、2年後の本格導入を目指します。
■大町扇沢-黒部ダム間で運行する関電のバス路線が、2024年開通60周年を迎える。
大町市や観光協会などでつくる市プロモーション委員会はこれを記念し、多彩な催しを計画。関電バスは扇沢-黒部ダム駅間の「関電TN」で1964年8月に運行が始まった。環境に優しい電気を動力源に当初は架線から電気を取るトロリーバスで、
2019年からは電気バスに交代した。この間無事故で2023年までに計6434万人を運んだ。関電黒四管理事務所は開通60周年にあたり、電気バス15台のうち2台をラッピングバスにした。黒部ダムの水を想起させる青色の地に「関電トンネル60」の
文字や初代トロバス、後立山連峰の絵柄も入れた。2024年4/15-11/30運行。2023年の75万人を上回る90万人の利用を見込む。市プロモーション委は2023年の黒部ダム竣工60周年に続く誘客の好機として、記念の催しを扇沢駅や黒部ダムで企画。
8/1;トロバスの営業開始日を「トロバースデー」としてイベントで特製ステッカーを配る。「見に行こう!みくりが池!」も開催。記念ラベルの水入りペットボトル1万本も作り、関連の催しで配る。立山黒部貫光が立山TNの室堂-大観峰間で
運行する国内唯一のトロバスも2024年がラストイヤー。扇沢駅に展示保存の関電トロバスと現役トロバスとの特別コラボを今秋の実施に向けて準備を進めている。
■3/26;関電黒四管理事務所は「黒部ダム」へのバス路線開通60周年を記念したラッピングバスが登場。
水をイメージした青をベースに、関電トンネル、おかげさまで「60周年」の数字や雪の後立山連峰をデザインした。
1964年にトロリーバスが運行開始、2019年から電気バスに替わった。2023年は4/15-11/30;74万人が利用(コロナ渦前の約8割)。2024年4/15-11/30;90万人を目標。
ラッピングをしたのは電気バス15台中の2台。走行距離が均等になるように運用し、「ラッピングバスに乗れたらラッキー」と。
■「立山・黒部アルペンルート」の「立山トンネル」は室堂-大観峰間(3.7km)を10分で結ぶトロリーバスが運行中。
室堂TM(標高2450m)には日本最高所の鉄道駅があり、日本で唯一、トロリーバスが運行。1996年運行開始から述べ1920万人の観光客を運んできた。立山TNでは開業時はディーゼルバス、1996年からはトロリーバスに転換。運行開始から
28年間走り続けてきたが、2024年11/30でトロリーバスは運行終了、その姿を消す。現在、トローリーバス車両は8台。4/15;開通に向けて試運転を繰り返している。
■4/19〜;「トロッコ電車」の愛称で知られる黒部峡谷鉄道が運行開始。
「黒部宇奈月キャニオンルート」の起点となる欅平駅(20.1km)までの全線開通は、能登半島地震による落石で「鐘釣橋」が損傷し、10/1頃まで延期される。4/19〜;宇奈月駅-笹平駅(7km)、4/25〜;宇奈月駅-猫又駅(11.8km)運行開始。
■山岳観光の「立山・黒部アルペンルート」を訪れる訪日客は飛騨高山にも足を向ける。
「立山・黒部アルペンルート」はロープウェイやバスを乗り継ぎ、立山連峰の自然を手軽に体感できる。同ルートは年間の経済波及効果が110億円超。アルペンルート山麓の立山町に来たインバウンドのうち、古い街並みで知られる
岐阜「飛騨高山」を訪れた人は63.7%、世界遺産の合掌造りがある「白川郷」を訪問した人も62.1%。
■4/15;全線開通まで1ヶ月となった「立山・黒部アルペンルート」では、営業再開に向けて「立山ロープウェイ」の設備や機械を点検中。
北ア・立山連峰の断崖にある「大観峰」(標高2316m)は雪と氷に覆われている。一帯は昔から雪崩や落石が頻発するエリア。「大観峰」-「黒部平」(標高1828m)を結ぶ「立山ロープウェイ」は途中に支柱がないワンスパン式で、標高差488mを
約7分間で運行。距離1710mは国内最長。雪崩で支柱が損傷するリスクを回避し、支柱部を通るときの揺れもないという利点がある。ロープとゴンドラを2駅で支えるため、山麓の黒部平駅では「重すい」と呼ばれる85tの重りをつけることで、
支柱がなくてもロープがたるむことなくゴンドラを吊り下げて動かすことができる。冬季閉鎖中(12月-4月)でもロープウェイは稼働させ、機械の保守や点検で10人が常駐して作業にあたる。
■4/15;全線開通に向け、「立山・黒部アルペンルート」では、関電トンネルの電気バスの整備が行われています。
大町の整備工場では、関電が運行する15台の電気バスの車内清掃、タイヤなどの点検を行っています。黒部ダム竣工の翌年(1964年)から扇沢-黒部ダム間(6.1km)はトロリーバスが運行されてきたが、2019年から電気バスに代わった。
関電トンネルのバスは2024年で60周年を迎える。
■2024.10/1;黒部峡谷の電源開発の歴史を体感する新観光コース「黒部宇奈月キャニオンルート」が能登半島地震の影響で延期される。
能登半島地震で鉄橋に被害のあった黒部峡谷鉄道は今シーズンの全線開通を延期する。3/7;富山県は「10/1頃を目指す」と発表。これに伴い、2024年6月に予定していた「黒部宇奈月キャニオンルート」の一般開放が延期となり、旅行商品の
発売は7/上を見込む。2024年度のキャニオンルートの受入れ人数は8140人を予定していたが、延期で約3000人に減る見込み。影響額は6億円以上。
2024年1月;能登半島地震で黒部峡谷鉄道は宇奈月駅から14km上流にある「鐘釣橋」は枕木が壊れ、鉄骨の橋げたがゆがむなどの被害を受けた。黒部峡谷鉄道は近くにある東鐘釣山の山頂付近で落石が起きたとみていて、雪解け後に落石防止工事を
実施したあと、鐘釣橋の復旧工事は4/末以降、9/末までに橋の復旧工事を行う。このためトロッコ電車は宇奈月駅-猫又駅間は4/20;部分開通予定、宇奈月-欅平駅;全線開通は10/1頃。全線営業は11/末までの2カ月間。
黒部宇奈月キャニオンルートは、欅平ー黒部ダムを結ぶ工事用ルート(約18km)を観光用に整備したもので新たな観光の目玉として期待されています。地中を200m昇降する工事用の竪坑エレベーター、トロッコ、急傾斜を昇降するインクラインなどの
乗り物、「高熱隧道」と呼ばれるトンネルなどが見どころ。旅行商品は1泊2日で1人13万円。「黒部宇奈月キャニオンルート」は北陸新幹線が敦賀まで延伸、3/8;予約が始まる北陸応援割、新たな観光資源として期待が高まっていたが、延期は
観光業界にとって大きな痛手。富山県知事は「天災による延期でやむを得ないが、黒部川水系の開発の歴史をたどれるツアーの中身が損なわれるものではない。宇奈月温泉など観光業界へのダメージは県を挙げて回復していく。業界のみなさんは
前を向いていただきたい。黒部峡谷鉄道がダメじゃないかと風評が広がらないように、正しい情報を提供していきたい」と。
■2024.4/1-11/23;JR西/JR東海は「立山・黒部アルペンルート」のロープウェイ・トロリーバス等を乗り継いで通り抜ける「立山黒部アルペンきっぷ」を発売。
4/1〜;「立山黒部アルペンきっぷ」発売。出発駅から「立山黒部アルペンルート」まで北陸新幹線(3/16開業の金沢-敦賀間含む)も利用できる。「立山黒部アルペンきっぷ」は発駅から「立山黒部アルペンルート」までの往復と、「立山黒部アルペンルート」内
(富山〜信濃大町間)の交通機関で8日間乗り放題がセットになった乗車券。有効期間中、富山ー信濃大町間の富山地鉄、立山ケーブルカー、高原バス、立山トンネルトロリーバス、立山ロープウェイ、黒部ケーブルカー、関電トンネル電気バスが乗降り自由。
立山トンネルトロリーバスは2024年で運行終了。2025年4月から電気バスに変更される。扇沢-信濃大町間のバス(北アルプス交通/アルピコ交通)は扇沢、日向山高原、大町温泉郷、信濃大町の各停留所に限り乗降り自由。
「ひだコース」;特急ひだと特急しなの普通車指定席、「しらさぎコース」;特急しらさぎと特急しなのの普通車指定席及び敦賀〜富山間の北陸新幹線の普通車指定席が利用できる。
ひだコース;名古屋-(中央線)-松本-(大糸線)-信濃大町-立山-(富山地鉄)-富山-(高山本線)-高山-岐阜-名古屋間(名古屋発;\21180/大人,\10710/子供)
しらさぎコース;名古屋-(中央線)-松本-(大糸線)-信濃大町-立山-(富山地鉄)-富山-(北陸新幹線)-敦賀-(北陸線)-米原-名古屋間(名古屋発;\25470/大人,\12850/子供)
北陸新幹線・中央線利用;京都発(\29880/大人,\14890/子供)、大阪発(\31840/大人,\15850/子供)
北陸新幹線往復利用;京都発(\27320/大人,\13620/子供)、大阪発(\29540/大人,\14700/子供)
4/1-11/23;発売,4/15-11/30;利用期間,有効期間;8日間。GW(4/27-5/6)とお盆(8/10-8/19)は利用不可。
■2024.4/15-6/25;「立山・黒部アルペンルート」は春の風物詩「2024立山黒部・雪の大谷フェスティバル」開催。
2024年度営業予定:4/15〜11/30。「立山・黒部アルペンルート」は中部山岳国立公園内に位置する山岳観光ルート。立山駅-扇沢駅まで「立山ケーブルカー」〜「立山高原バス」〜(室堂TM)〜「立山TNトロリーバス」〜(大観峰)〜
「立山ロープウェイ」〜「黒部ケーブルカー」〜(黒部ダム)〜「関電電気バス」などを乗り継ぎながら立山・黒部の大自然の絶景がを楽しめる。2024.2/13;「室堂」(標高2450m)の積雪は600cm(2023年は490cm)、「大観峰」(標高2316)、
積雪400cm(2023年390cm)と、2023年同時期より多く高い雪の壁を期待できるという。
4/15-5/31;迫力ある雪壁(高さ17-20m)を歩く「雪の大谷ウォーク」をはじめ、雪景色をゆっくり堪能できるGW限定「立山ユキテラス」、室堂TMまで伸びた雪上の遊歩道
「延伸!パノラマロード」、雪壁を崩したり新しい道を作ったりして雪あそびが楽しめる「ユキふれあい広場」など。
6/1-6/25;初夏の立山室堂平を歩こう!「みくりが池ウォーク」「スタンプラリ」など。
■2024.2/7;北アの山岳観光ルート「立山・黒部アルペンルート」の4/15;開通に向けた除雪作業が始まった。
「立山黒部アルペンルート」は雪のため冬季閉鎖され、除雪作業を経て4/中に再開。富山県・立山黒部貫光などで作る「立山ルート除雪組合」は、2/7朝から除雪作業を始めた。起点の立山町「藤橋」GTでは、「立山熊太郎」と名付けられた
国内最大級のロータリー車(除雪車)2台が雪を高く吹き上げながら道を切り開いています。除雪作業は約2ヶ月間行われ、3月から作業員が泊まり込んで除雪車など22台を使って室堂までの全長約31kmを除雪。除雪組合によれば、2024年は
比較的雪が少なく、2/5;室堂の積雪は5.3m、平年より40cm少ない。立山山麓の藤橋では積雪60cm、平年より70cm少ない。立山有料道路管理事務所は「2024年元日には能登半島地震あったが、室堂周辺は幸い大きな被害は受けていないと聞いている。
安全を確保して作業を進めていきたい。2024年は北陸新幹線開通などもあるので、ぜひ白銀の世界を楽しんでほしい」と。
■北アの山岳観光ルート「立山・黒部アルペンルート」の観光客を半世紀以上にわたって受け入れてきた「H立山」が「星野リゾート」に譲渡される。
1972年開業の「ホテル立山」は、立山連峰の山岳観光の拠点となる室堂TM(標高2450m)に併設、国内外の宿泊客が雄大な北アの山岳展望を楽しんできた。「アルペンルート」の営業期間にあわせて、ホテルは毎年4/15-11/30の8ヶ月間だけ営業。
2023年は約2.5万人が宿泊・利用した。「立山・黒部アルペンルート」の運営会社「立山黒部貫光」とホテルを保有する「立山貫光ターミナル」は、老朽化した施設の改修が課題となるなか、ケーブルカーやバスなどの運輸事業に経営を集中するため、
ホテルの運営事業を「星野リゾート」に譲渡する。将来的には「星野リゾート」が新たなホテルを運営し、室堂TMに関わる事業は引き続き「立山黒部貫光」などが運営していく。3社が連携して「立山黒部アルペンルート」の魅力を向上させる。
「立山黒部貫光」は「コロナ禍でアルペンルートの経営が2年連続で赤字、譲渡を検討するきっかけの1つとなった。今後、具体的な譲渡と連携の内容について協議を進めていきたい」と。
■2/9;環境省は、富山県内の自治体や山小屋など関係者と協議し、登山者へ任意で協力金を求める制度の導入に向け2024年度に実証実験を始める。北アの登山道の持続的な維持・管理のために登山者へ協力金を呼びかけます。2/9;富山県防災危機管理センタで 行われた意見交換会には、中部山岳国立公園内の関係機関や山小屋、山岳関係団体などが参加し、環境省の担当者が協力金制度導入に向けた趣旨を説明。登山道の維持は、管理する環境省や自治体などが行うが、管理者が不在のところは、山小屋が 自主的に活動している。コロナ過で経営に打撃を受けた山小屋にとって負担が大きくなっているのが課題。中部山岳国立公園では、北ア南部の穂高岳や槍ヶ岳周辺で、2021年から長野県は登山者に対し、任意で\500円/1口の協力金を呼びかける制度を 始めた。集まった協力金は登山道の維持・管理に使われる。意見交換会では長野県での取り組みが紹介された。環境省中部山岳国立公園管理事務所は「早ければ2024年3-4月には、これらの取り組みを行う登山道等維持連絡協議会を立ち上げたい」。 今後、協議会は協力金の金額などを決めたうえで、中部山岳国立公園内の山小屋の一部に募金箱を設置して登山者に任意での協力を呼びかける、振込みの口座も開設予定。
■「黒部ダム」;
「黒部ダム」(標高1454m)は、北ア「立山連峰」(龍王岳-一ノ越え-雄山-大汝山-冨士ノ折立)と「後立山連峰」(鳴沢岳-赤沢岳-スバリ岳-針ノ木岳)間の「黒部峡谷」を流れる「黒部川」を堰き止めて建設されたアーチ式ダムで幅492m、
高さ186m(日本最大)。貯水量は約2億t。関電の黒部川第4発電所から最大出力33.5万kwの電力を関西に供給。関電によると、黒部川の電源開発計画は大正時代に始まり、1949年第4発電所構想が公表。1951年電力再編で発足した関電は、
関西が深刻な電力不足に見舞われる中、1956年工事着手、1963年6/5完成。総工費は513億円。工事は延べ1000万人を動員、作業員171人が殉職。資材などを輸送するためのトンネル掘削中に、出水が絶えない「破砕帯」が見つかり
最大の難所となった。約80mを掘り進め貫通するまでに7カ月かかったという。約7年の歳月をかけて黒部ダムは完成した。関電TN(大町TN)は黒部ダムの建設に伴う資材輸送のために大町扇沢(標高1433m)-黒部ダム間の5.4kmで関電の
電気バスが運行中。
■新たな観光周遊ルート「黒部宇奈月キャニオンルート」は、2024.6/30;一般開放予定だったが開始時期が遅れそう。
黒部宇奈月キャニオンルートは、黒部峡谷鉄道の終点欅平と黒部ダムを結ぶ関西電力の工事用路線(全長約18km)。能登半島地震の影響で黒部峡谷鉄道で落石被害が出た。宇奈月駅から約14km上流にある「鐘釣橋」で枕木が壊れ、
鉄骨の橋げたがゆがんだ。復旧のめどは立っておらず、春のトロッコ電車の運行再開は遅れる見通し。黒部峡谷鉄道の全線開通時期が示された時点でキャニオンルートの開始・商品販売時期の情報を提供予定。
■6/30;一般開放予定の「黒部宇奈月キャニオンルート」の発売を延期する。
能登半島地震でトロッコ列車の黒部峡谷鉄道の「鐘釣橋」が落石で損傷、全線開通は未定。1/29〜;販売は延期、開通後となる見込み。能登半島地震で「欅平駅」の一つ手前の「鐘釣駅」近くにある「鐘釣橋」で落石があった。
橋桁の鉄骨が曲がり、枕木の一部が抜け落ちた。復旧作業は雪解け後の春からで、例年5月のトロッコ電車の全線開通が遅れる可能性がある。黒部宇奈月キャニオンルートは黒部川の電源開発の際に使った全長約18kmの物資輸送路で
「立山・黒部アルペンルート」と接続。富山県は旅行商品として4ルートを用意。
■「立山・黒部アルペンルート」の「室堂平」(標高2450m)に建つ「H立山」が星野リゾートに売却・譲渡される。
立山黒部貫光と子会社の立山貫光ターミナルは「H立山」を星野リゾートへの不動産譲渡に向けて協議するという。立山黒部貫光は新型コロナ禍でホテル客が減少し業績が悪化し、2021.3月;宇奈月温泉の宇奈月国際ホテルをルートインに売却、
弥陀ケ原Hは運営を外部委託している。同社は「立山・黒部アルペンルート」開業から半世紀が経過し、運輸・ホテル両部門の施設改修が課題となる」。50年以上が経過し施設改修や耐震工事が必要で、ケーブルカーやロープウエーなど
「立山・黒部アルペンルート」でも設備改修費がかさむことから、H立山を手放して、経営資源を主力の運輸事業、駅のレストラン・売店事業に集中させ、事業の再構築を急ぐ。
H立山は日本最高所のホテルで1972年9月営業開始、地上6F建て客室81。室堂TMに接続。
■「立山・黒部アルペンルート」の「立山TN」を走る国内唯一の「トロリーバス」が2024.12/1;廃止され、電気バスに置き換えられる。
12/11;運行する立山黒部貫光が発表。トロリーバスはトンネルの天井に張られた架線から電気の供給を受けて走り、無軌条電車に分類。最高地点の室堂TM(標高2450m)と大観峰(標高2316m)を結ぶ「立山トンネル」(3.7km)を約10分で走る。
1996年運行開始、約28年間に計1920万人以上が利用した。修理のための部品を調達できなくなり、2024.12/1に廃止、2025.4月〜;電気バスを運行予定。2024年はトロリーバスのラストイヤーを記念したイベントを計画。
なお、扇沢と黒部ダムを結ぶトンネルでは関電がトロリーバスを運行してきたが、2018年廃止、電気バスに置き換えられていた。
■2023シーズンの「立山・黒部アルペンルート」観光客数は71万人
「立山・黒部アルペンルート」は4/15;全線開通、11/30;今シーズンの営業終了。「立山黒部貫光」によれば、2023シーズンの観光客は71万人、2022年より23.1万人、48%増加した。国内観光客は53.1万人(2022シーズンより5.8万人増)。
関東を中心に大都市圏でのPR活動が功を奏し、入り込みが好調に推移した。海外観光客は17.9万人(2022シーズンの26倍)、コロナ禍以降で渡航制限がなかったためと円安効果があった。コロナ前にあたる2019年の88.3万人と比較すると
約8割。「立山黒部貫光」は「2024年は3月の北陸新幹線敦賀延伸、6月黒部宇奈月キャニオンルートの一般開放で、相乗効果を高めるため、積極的な誘客につとめたい」と。
■2023.4/15-11/30;「立山・黒部アルペンルート」は71万人
新型コロナの5類移行と水際対策終了による渡航制限がなく円安も牽引、想定よりも早い回復となった。台湾、タイ、韓国など東南アジアからのお客も多く、10月からは「紅葉×新雪」で観光客が増加。
入込人員は71.0万人(前年比148%,+23.1万人);富山側35.2万人(前年比156%,+12.6万人),大町側35.8万人(前年比142%,+10.5万人)
国内客は53.1万人(前年比112%,+5.8万人)、訪日客は17.9万人(前年比2576%,+17.2万人)
2024.4/15;全線開通日(富山〜信濃大町間)、4/15-6/25;立山黒部雪の大谷フェスティバル
■11/30;「立山・黒部アルペンルート」は今シーズンの営業を終了した。
玄関口・扇沢駅と黒部ダムを結ぶ関電トンネル電気バスの利用者数は、74万7591人。(前年比145.8%)に増加。新型コロナ感染症に対する制限の解除などを背景に、コロナ禍前2019年の83%まで回復した。4/15;営業開始以降、新型コロナの「5類」への
引き下げや黒部ダム竣工60周年などを追い風に、個人客・団体客ともに増加。夏以降は天候に恵まれ、特に10月が10万人を超え、2019年を上回った。海外からの団体客も13万2442人と前年比40-60%、約6割は台湾が占めた。
■11/30;「立山・黒部アルペンルート」が2023年の営業を終了。
関電黒四管理事務所によると、扇沢と黒部ダムを結ぶ電気バスの利用者は74万7591人。2023年は黒部ダム完成60周年や新型コロナが5類に移行したが、コロナ前の2019年の90万人余の8割にとどまった。11/30;扇沢駅ではクロージングイベントとして
電気バスから降りてきた客に大町産のリンゴと湧き水のペットボトルを配った。2023年の利用者数の内訳は国内個人客が2019年並みに戻り、2022年までほとんどいなかった海外客が回復してきたが、国内団体客があまり伸びなかった。ただ、
紅葉期の10月は2019年を超え、「2024年はバス開通60周年で、富山側のキャニオンルートの利用も始まる。終盤の勢いを来年につなげたい」と。
■11/26;「立山・黒部アルペンルート」の室堂は好天に恵まれ、山スキーヤーらが北アのパウダースノーを楽しんだ。
室堂TMによると、室堂の最低気温は-7.9℃、積雪1.4m。2022年同時期より約50cm多い。仮設野営場にはカラフルなテントが並んだ。
■2023.11/25;立山室堂は雪。気温-10℃。積雪175cm(前日比+35cm)、11/24;積雪160cm(前日比+20cm)、11/23;積雪135cm(前日比-5cm)、11/22;積雪140cm(前日比+0cm)、11/21;積雪140cm(前日比+5cm)、11/20;135cm(+15cm)、11/19;120cm(+50cm),11/18;70cm(+35cm)、11/17;積雪35cm(+5cm)、
11/14;30cm(+5cm)、11/13;25cm(+25cm)
■11/24;立山・室堂平は吹雪。積雪160cm、昨日からの24H降雪量は15cm。
〜11/25泊;立山室堂山荘、みくりが池温泉、雷鳥荘は営業終了。すでに営業終了(天狗平山荘、一ノ越山荘、大日平山荘、大日小屋、雷鳥沢ヒュッテ、ロッジ立山連峰、剱御前小舎、剱山荘、剱澤小屋、仙人池ヒュッテ、剱岳早月小屋、
真砂沢ロッジ、奥黒部ヒュッテ、五色ヶ原山荘、内蔵助山荘など)
室堂TMからの山スキー・スノーボード、冬山登山で入山する方は富山県立山室堂地区山岳スキー等安全指導要綱が適用され、入山届を室堂TMに提出すること、ビーコンは携帯すること、禁止エリア(除雪作業中,地獄谷,ライチョウ保護区)には
入山しないこと。
11/23〜;室堂平キャンプ場開設。テント設営可、トイレ、水場はなし、飲料水・携帯トイレなどは持参。
■立山・室堂TMからの山スキー・スノーボード、登山で入山する方は富山県立山室堂地区山岳スキー等安全指導要綱が適用されます。入山届を提出すること。
2023立山積雪情報;11/14;立山は積雪が増えてきましたが、岩肌が多く露出し、山スキーするには十分な積雪ではありません。
11/17;積雪35cm,11/14;30cm,11/13;25cm,11/12;2cm,11/11;1cm,11/7;0cm,11/5;10cm,11/4;15cm,11/3;10cm,11/1;15cm
■〜11/上;「立山・黒部アルペンルート」(立山黒部貫光)は紅葉情報を公式サイト・SNSで公開中
立山・黒部アルペンルート内10ヶ所の最新紅葉情報を、8/下-11/上まで公式サイトなどで配信(週2回程更新)
※立山・黒部アルペンルート紅葉情報
※立山・黒部アルペンルート秋の絶景スポット
※アルペンルート公式X(twitter)
■10/14-10/15;大町市プロモーション委員会は「黒部ダムナイトツアー」を開催した。
通常は見ることのできない夜の黒部ダムを訪れ、ライトアップと星空観賞を楽しむツアー。毎年1回行われ、2023年は全国から402人が応募、抽選で選ばれた180人(各回90人)が参加。「黒部ダム」はえん堤の高さ日本一の186m、長さ492mに及ぶ巨大なダム。
ダムに照明に浮かび上がり、周囲の山や黒部湖の暗闇とのコントラストが鮮やか。
■10/4;「立山・雄山」山頂(標高3003m)で初雪。
立山「雄山神社」によるとこの秋初めての雪となった。朝の気温は1℃。立山の季節は駆け足で冬に向かっています。2022.10/6;北ア槍・穂高・乗鞍・常念・立山・白馬岳で初雪・初冠雪だった。
「立山」では「弥陀ヶ原」(標高1930m)で紅葉が見ごろ。赤や黄色と緑のコントラストが鮮やか。2023年はナナカマドが多く真紅に染まっている。「立山・黒部アルペンルート」を運営している立山黒部貫光によれば、紅葉の色づきは9/30-10/3に
一気に進んだという。黒部平でも色づきが進み、紅葉の見ごろは10/中-11/上。
■2024.6/30;黒部峡谷鉄道の欅平と黒部ダムを地下トンネルなどで結ぶ「黒部宇奈月キャニオンルート」の一般開放される。
キャニオンルートは黒部峡谷鉄道の欅平と黒部ダム間約18kmを結ぶルート。もともと黒部川第四発電所の建設などに伴い関電の工事用資材運搬ルートで、これまで関係者以外は見学会としての利用に限られていた。蓄電池式の列車などに乗り、
地下の電源施設や小説で知られる「高熱隧道」など電源開発の歴史を見学できます。
北陸では、2024.3/16;北陸新幹線の敦賀開業、2024.6/30;黒部宇奈月キャニオンルート公開、2024年秋にJRグループの北陸DCキャンペーン開催などがある。
「黒部宇奈月キャニオンルート」(1泊2日ツアー)は4コース。
黒部峡谷鉄道の宇奈月駅〜黒部ダム又は室堂に向かうコース、「立山・黒部アルペンルート」の立山駅から宇奈月駅に向かうコース、扇沢駅から宇奈月駅に向かうコース。
1)宇奈月温泉発;宇奈月温泉で前泊、2)宇奈月温泉発;立山室堂で宿泊、3)黒部ダム発;大町温泉郷前泊、4)黒部ダム発;宇奈月温泉で宿泊。
2)一般開放期間;6/30-11/30
3)最大受入れ人数;8180人(2024年度)
4)ツアーには電源開発の歴史を堪能してもらうために専門ガイドが同行、最大で1日100人。
5)ツアー販売;2024年1/下〜。
6)2023年10月,11月;訪日外国人向けモニターツアーを実施。
■2024年から一般開放する関電の工事用路線「黒部宇奈月キャニオンルート」で、高温のトンネル区間を走行可能な耐熱構造の新型客車が7月に納車された。
「黒部宇奈月キャニオンルート」は黒部峡谷鉄道の欅平駅から「立山・黒部アルペンルート」の黒部ダムまでを結ぶ全長約18kmの工事用路線で、2024年6月から一般開放。一部区間はトンネル内の岩盤温度が40℃と高温になるため、
関電は安全対策の一環として高温の区間を走行できる新型の耐熱客車3両を7/下に導入。2023年度中に新型の蓄電池機関車2台と耐熱客車7両を追加で導入する。耐熱客車は11人乗りで高さ約2m、幅約1.7m、全長約3.6mで重さは2.5t。
関電は導入した新型車両の前後に非常脱出口を設けたほか、トンネル内には災害時に速やかに避難できるよう避難経路を整備します。関電北陸支社は「車両が新型に切り替わることでより安全に訪れる人たちの輸送に努めていきたい」と。
■関電の「黒部ダム」、「黒部川第四発電所」からなる「くろよん」がS38年6月に完成して2023年で60年を迎えたのを記念し、造幣局が貨幣セット「くろよん60 2023 プルーフ貨幣セット」を発売。
ダムや発電所の貨幣セットは初めてという。銀メダルに黒部ダムをあしらい、放水部分に虹色の発色加工を施した「くろよん60 2023 プルーフ貨幣セット(1万5500円)と、同じくダムをデザインした丹銅製の「くろよん60貨幣セット」(2700円)。
関西の電力不足を解消するため難工事の末に建設されたくろよん。関電は「2024年に新しい黒部宇奈月キャニオンルートが一般開放される。くろよんに関心を持ってほしい」と。応募多数時は抽選。(〜8/28;造幣局online-shop)
■大町の「黒部ダムカレー推進協議会」は、2023年黒部ダム竣工60周年を記念して、「黒部ダムカレーカード」を配布。
ダムカレーをより楽しんでもらいPRにもつなげようと企画した取り組みで、60周年限定仕様を作成した。加盟する18店で黒部ダムカレーを食べると、各店舗のオリジナルカードをもらうことができる。
■「立山・黒部アルペンルート」を走る国内唯一のトロリーバスが2025年春以降、EVバスに切り替わり姿を消す。
「立山TNトロリーバス」は1996年に導入、8台が室堂-大観峰間の3.7kmを10分で走る。立山黒部貫光は5月決算会見で老朽化と部品調達が難しいことを理由にバスのEV化の方針を掲げた。8台を同時に更新するか、順次入れ替えるかなどを含め検討中。
室堂TM(標高2450m)にはトロリーバス乗降場があり、日本一高所の鉄道駅。トローリバスは法律上は鉄道の一種「無軌条電車」に分類される。車体がRV化すると鉄道ではなくなるため、鉄道駅として扱われなくなる。車体を製造した大阪車輌工業に
よると、電気系統の部品が調達できず、現行の車両の維持は困難という。新車の製造は可能ながら運行には法律の壁が立ちはだかる。北陸信越運輸局によると、2006年改正の「鉄道に関する技術上の基準を定める省令」で、運転士の異常時に自動的に
列車を停止させる装置の設置が義務付けられた。トロリーバスに対応する機器が存在せず、車両を更新した場合、設置義務が適用されるため、現行法では運行許可が下りない。アルペンルートでは、関電が黒部ダム-扇沢間で運行していた
「関電TNトロリーバス」を2019年に電気バスへ切り替えた。トロリーバス15台は順次解体されたが、愛好者の働き掛けで1台だけ残され、現在は「扇沢総合案内センタ」内の「トロバス記念館」で保存・展示。トロバスは1964.8/1;運行開始したことで、
8/1;トロバースデーのイベントを開催。日本で最後の立山TNトロリーバスは「富山を代表する観光資源で、後世に残したい」と運行維持を要望する動きがあるが、継続は険しそう。
■2023.6/5-11/30;関電は「くろよん竣工日」から大町市民を対象に関電トンネル電気バス(扇沢-黒部ダム駅間)の乗車料金割引
2023年6/5;黒部川第四発電所が竣工60周年を迎える。大町とくろよんとの関わりは1953年からで、世紀の大工事と言われた「くろよん」建設では、「大町トンネル」(現関電TN)の破砕帯で工事が難航した。大町市の温かいご理解と協力により、
「大町トンネル」の貫通を成し遂げ、黒部ダム・黒四発電所が完成した。これまでダム建設や観光産業など、ともに歩んできた大町市民への感謝として特別割引を行う。近隣住民に気軽な来訪を呼び掛けている。扇沢駅/黒部ダム駅で大町市民である
証明書(免許証,マイナンバーカード等)を提示。
扇沢駅-黒部ダム間料金(大町市民割引;\500/片道,\1000/往復),(通常片道;\1800/大人,\900/小人,通常往復;\3200/大人,\1600/小人)
※6/26-10/15;「黒部ダム観光放水」(6/26ー7/31;6:00-17:30,8/1-9/10;6:30-17:00,9/11-10/15;7:00-16:30)
■「立山・黒部アルペンルート」の「黒部ダム」は、2023年6月、「世紀の難工事」の末に完成してから60周年を迎えます。
大町市や観光協会などでつくる市プロモーション委員会は2023年度、ダム周辺や中心市街地で「くろよん60」を冠にした多彩な誘客イベントを企画。60周年記念イベントを案内するパンフ2万部も制作。プロモーション委会長の牛越徹市長は
「アルペンルートが開通するが、4-5月の予約は満員という。60周年の節目にコロナ禍前のように訪日客が戻り、国内外の100万人を迎えられるように力を入れていきたい」と。大町市街地には歓迎フラッグを設置、シャッターアート、
「くろよん60」のおもてなしイベントを計画。
4/15;「立山・黒部アルペンルート」(扇沢-立山)の全線開通済
4/15-6/25;室堂で「雪の大谷フェスティバル」(開催中)
6/26-10/15;「黒部ダム」で「観光放水」
6/1-7/17;「黒部ダムレストハウス」で「ロケ地秘蔵お宝企画展」。1956年の掘削開始から63年の完成まで7年を要したダム建設の苦闘を描いた映画「黒部の太陽」のロケで使用した台本や写真など貴重な品を紹介する。
8/1;扇沢「総合案内センタ」の「トロバス記念館」で「トロバースデー」
8/1-8/27;大町「塩の道ちょうじや」でも「ロケ地秘蔵お宝企画展」。
6/17,7/1,7/27,8/24,9/9;「黒部ダム」では「関電トンネル破砕帯見学ツアー」(黒部ダム難所の破砕帯のトンネル内を歩く)
7/25,8/21,9/10;「黒部ダム湖畔ウォーク」(ガイド付)
10/14,10/15;「黒部ダムナイトツアー」(夜の黒部ダム散策)
10/下;写真展「大町探訪」
10/28-11/5;「工芸展」(大町在住者・日展工芸作家による作品展示)
(問)大町市プロモーション委事務局 TEL 0261-23-4081
■黒部ダム竣工60周年を祝い、「立山・黒部アルペンルート」の玄関口の大町市は2023年、中央通りをアート作品で飾る記念事業を計画。
空き店舗のシャッターに、ダムや大町が誇る「水」などをテーマにした絵を描き、節目を盛り上げる。市や市観光協会、関西電力などでつくる市プロモーション委員会で、市外から作家を招聘する市の「アーティスト・イン・レジデンス」(AIR)事業と
連携し、「くろよん60×AIR信濃大町シャッターアート」と銘打ち開催する。作品制作者はAIRや地元の作家、市の観光大使、市内高校の生徒などを想定。
■「立山・黒部アルペンルート」の「黒部ダム」が6月「世紀の難工事」の末に完成してから60周年を迎える。
これを記念し、地元の大町市や市観光協会などでつくる市プロモーション委員会は2023年度、ダム周辺や中心市街地で「くろよん60」を冠にした多彩な誘客イベントを企画。60周年の周知と機運醸成のため、ダムえん堤やトロリーバスなどの
イラストが描かれた水入りペットボトル1万本を作り、各種イベントでPRに役立てる。60周年記念イベントを案内するパンフ2万部も首都圏や名古屋、大阪で配布。プロモーション委会長の牛越徹市長は「アルペンルートが開通するが、4-5月の
予約は満員という。60周年の節目にコロナ禍前のように訪日客が戻り、国内外の100万人を迎えられるように力を入れていきたい」と。
(問)大町市プロモーション委事務局 TEL 0261-23-4081
■2023年は「黒部ダム竣工60周年」。GW中(4/29,4/30,5/3-5/7);10:00-16:00;JR信濃大町駅前で「駅前広場マーケット」。
大町市内観光は国内外客とも回復基調にあり、「立山・黒部アルペンルート」や「黒部ダム」もにぎわいを取り戻しつつある。一方で、駅前にあった土産物店が3/末で閉店、市民や観光客を寂しがらせている。市や市観光協会などでつくる
「大町市プロモーション委員会」は多彩な記念イベントを展開する「くろよん60キャンペーン」の一環として、観光客に喜ばれ、思い出にも残るように大町の玄関口でマーケットの開設を企画。期間中は土産物として人気の銘菓や名物の
「黒部ダムカレー」といった地元特産品と地酒の販売、試飲をはじめ、おやきやピザなどのキッチンカーも出店。購入者には大町の湧水を詰めたキャンペーン記念ボトルをプレゼント(100本)。市マスコット「おおまぴょん」の着ぐるみも
花を添えている。
(問)くろよん60(大町観光協会) TEL 0261-22-0190
■2023.6/5;北ア黒部峡谷にある「黒部ダム」は完成から60周年を迎える。堰堤の高さは186mと国内最高、2億m3を超す貯水量を誇る黒部ダム。大町市では1963年完成から60年の節目を記念して、関電や観光団体とのタッグで多彩なイベントを開く。
大町市や観光協会など19団体でつくる「大町市プロモーション委員会」主催。
黒部ダムは1956年に着工。建設に伴うトンネル工事では、途中で「破砕帯」と呼ばれる軟弱な地層にあたり、大量の出水と崩落する土砂を克服する必要に迫られ、「世紀の難工事」と呼ばれた。総工費約513億円、延べ1千万人が工事に携わったとされ、
171人が命を落とした。
〜7/17;黒部ダムレストハウス、8/1-8/27;大町「塩の道ちょうじや」で黒部ダム建設の苦闘を描いた映画「黒部の太陽」に関する「秘蔵お宝企画展」開催。ロケ地となった愛知豊川の人たちが所有する映画で着用した革ジャンパーなどを展示。
〜8/31;大町市内18ヶ所の飲食店や金融機関で建設時の写真などを展示する「くろよん60建設写真展」開催。
6/5〜11/30;「立山:黒部アルペンルート」の扇沢駅と黒部ダム駅を結ぶ「関電トンネル電気バス」を大町市民は運賃を通常\1800円/片道から\500円に割引。5/29;バス運賃割引について、牛越徹市長と関電黒四管理事務所所長が大町市役所で会見。
牛越市長は「市民でも黒部ダムをゆっくり見たり、行ったりしたことがない人がいる。様々なイベントを通じ、市内外の多くの人に訪れてほしい」と。関電は「大町市とは建設時から深い関係を築いてきた。60周年を迎えた黒部ダムに来てほしい」。
プロモーション委員会は黒部ダムの歴史などを記したパンフを1万部製作、市内の公共施設などで配布中。
※「くろよん60特設サイト」
(問)大町市プロモーション委員会 TEL 0261ー23-4081
■2023.6/5;「世紀の大事業」として建設された「黒部ダム」は完成から60年。
これを記念して大町の19ヶ所で当時を振り返る写真を展示中。えん堤の高さが186mと日本一を誇る黒部ダムは、高度経済成長期の電力不足を補うため、延べ1000万人の人手を費やして建設され、1963年6/5;完成した。大町市では完成60年記念事業として、
施設や飲食店など計19ヶ所に、建設当時を振り返る写真60枚を展示。このうち資料館には、ダムに行く電気バスの出発地となっている扇沢駅が建築資材の置き場だった頃の写真など5枚が展示。菓子やコーヒーの販売店には、完成直後の黒部ダムを
写した写真や、建設景気にわく大町駅周辺のにぎやかな町並みを上空から撮影した写真などが飾られています。販売店は「大町に来たら、いまの黒部ダムだけでなく、当時の雰囲気が分かる写真も楽しんでほしい」と。写真は8/末まで展示。
■「黒部ダム」完成から2023年で60年。
6/26-11/30;これを記念して、大町の商店街ではダムにちなんだ絵の展示「くろよん60市街地シャッターアート」が始まった。商店街の空き店舗のシャッターなど7ヶ所でダムにちなんだ絵を展示。6/25;ベニヤ板に描かれた絵の取付作業が行われた。
このうち、大町岳陽高の生徒たちの絵には大町のご当地「サイダー」がダムに注がれている様子が、虹やご当地カレーとともに描かれています。また、地元の美術家たちによる、黒部ダムの周囲にそびえる北アの山々が描かれた絵も展示。
制作に携わった美術家は「絵を通して大町の商店街がにぎやかになってほしい」と。シャッターを閉めた店舗が目立つ中、街が明るくなるのはいいと思います」と観光客。
■「黒部ダム」竣工60周年記念の大町で「くろよん60市街地シャッターアート」
6/26〜;市内の商店街の空き店舗など7ヶ所のシャッターにダムにちなんだ絵を展示。大町観光大使の鉄拳さんが大町中美術部の生徒と協力し、中央通り商店街の丸福パンと酒の大町(酒屋)間のお店(2F:カフェテラスマロン)の1Fシャッツターに
作品を製作した。絵は5Hで完成。「ようこそ!しなのおおまちへ」と、黒部ダムの周囲にそびえる北アの山々を背景に、「おおまぴょん」と鉄拳さんが笑顔で両手を上げてポーズを決めている様子が描かれ、色づけされた。中学生は
「完成して達成感がある。多くの人に見てほしい」と。鉄拳さんは「想像よりもすばらしい絵ができた。黒部ダムは60周年なので、絵を見た人には直接、ダムにも足を運んでほしい」と。
■6/26;「立山・黒部アルペンルート」の「黒部ダム」で観光放水が始まった。
残雪の立山と鮮やかな緑に包まれた「黒部ダム」(標高1470m)。2023.6/5;黒部ダム完成から60年を迎えた。日本一を誇る高さ186mの壁から轟音をたてて落ちる観光放水は毎秒10t-15tの水を噴き出します。観光放水は下流の黒部峡谷の水量を維持し、
景観を守るため行われています。6/26;梅雨の晴れ間となり、豪快な水しぶきに太陽の光が反射して虹のアーチが楽しめた。初日は正午までに1100人が訪れた。黒部ダムの観光放水は10/15まで毎日行われます。また、黒部ダムのレストハウスでは
映画「黒部の太陽」の撮影にまつわる品を展示中。黒部ダムと関電黒四管理事務所によれば、2023年4/15-6/25間の利用客は26.6万人、コロナ禍前の水準には届いていないが、2022年同時期比で1.7倍に増加。2024年6月には、黒部ダムと
黒部峡谷(欅平)を結ぶ「黒部宇奈月キャニオンルート」の一般開放が始まる予定。より黒部峡谷の観光の魅力アップが期待される。
■「立山・黒部アルペンルート」を運営する立山黒部貫光は、「トロリーバス」を電気バスに切り替える。
トロリーバスは立山雄山下の「立山トンネル」(大観峰-室堂間;3.7km)を10分かけて走行中。バスは部品の調達が難しくなっているといい、2025年にも電気バスに切り替えられる。国内で唯一運行中のトロリーバスが姿を消す。トロリーバスは
架線から電力を得て走る車両で、法的には鉄道「無軌条電車」に分類。1996年4月に登場し観光客に親しまれてきた。同社は「導入から30年経過、部品を揃えることができなくなっているので、EVバスに切り替えることを検討中」。立山黒部貫光は
2018年からトロリーバスの代替として自動運転バスなどの導入を検討してきた。2018年まで同じアルペンルートの関電TN(扇沢-黒部ダム間)でも走っていたが、2019年に関電がEVバスに切り替えた。2024年3月期は「欧米にも販路を拡大したい」とし、
海外からの集客を台湾などアジアからさらに広げる考え。2023年は4/15-5/28の利用者数は22万7200人と前年同期比で95%増。海外団体客が7万600人と3割を占めた。
■2023.6/1-7/17;「黒部ダム」完成60周年記念の「秘蔵お宝企画展」
「黒部ダム」完成60周年を記念し、6/1;「黒部ダムレストハウス」で映画「黒部の太陽」の撮影にまつわる品を集めた「秘蔵お宝企画展」が始まった。世紀の大工事と言われた大町TN(関電TN)掘削の場面を、豊川市で1967年に3ヶ月かけて
撮影した際の品々が並ぶ。革ジャンやヘルメットなど約20点を展示。他にもセット設営のための説明資料や撮影時の台本、市民が集めた出演者のサイン、休憩時の写真なども展示。展示の多くは「豊川黒部の太陽の会」から借りた。
〜8/31;JR信濃大町駅前の商店街でもS30年代の黒部ダム建設や街の様子を撮影した写真展を開催中。街歩きをしながら楽しんでもらおうと19店舗で計60枚を展示。
■5/12-5/21;「立山・黒部アルペンルート」で運行する屋根がない2階建てバス「SKYBUS TOYAMA」(富山地方鉄道)が運行開始されるのを前に、5/9;試乗会が行われた。
スカイバストヤマは全長12m、高さ3.5mの2F建てオープントップバス。立山室堂から雪の壁が約500m続く雪の大谷の間を約15分間かけて巡ります。屋根がない2階建てバスからの360度の大パノラマは、風を感じながら高さ12mにも達する雪の壁を
間近で体感でき迫力満点。富山地鉄は「今しかない雪の壁を、スカイバスで近く感じていただければと思う。普通のバスでは雪の上の方まで見られないので、スカイバスで風や温度を感じながら雪の壁を見てもらいたい」と。(1日7便運行,予約不要)。
5/11,5/21;富山駅〜室堂直通バス要予約。
■2023.7/10;「立山・黒部アルペンルート」の「天狗平」から臨む「ソーメン滝」の流れが枯れた?。
落差日本一を誇る「称名滝」(落差350m)上流、称名川に流れこんでいる「ソーメン滝」(落差130m)。そうめんのように白くて細い水の筋が岩肌を流れ落ちるさまから名付けられた滝。7/10;その滝の姿がありません。左側には新たな流れが見えます。
「天狗平山荘」の佐伯賢輔さんはこの60年で初めてという。「立山カルデラ砂防博物館」は画像を見て、「ソーメン滝の上部に河床が少し茶色に汚れている部分があり、泥でも流れ込んで、そこにたまってしまっているような跡が若干みられる。
左側にできている新しい流れは岩の間から直接出てくる形で、表に出て下っていると、どちらにしても最近の強い雨でどちらかが崩れて土砂なり泥が流れ込んで、これまでの水流をふさいでしまったのではないかな」と推測。「流れている水は
濁っているとか、土砂を含んでいるとかいう形ではなくて、比較的綺麗な水のまま流れ込んでいますので、今のところ下流への大きな影響はないように感じています」と。
ソーメン滝の上流には地獄谷があり、下流には称名滝がある。ソーメン滝は、立山信仰では罪が許される赦免の場所として別名「赦免滝」と呼ばれる。地獄谷で数々の責め苦にさいなまれた亡者が、紺屋川を流れ下ってきて、ここで赦免されるという
伝説が残る。立山有料道路の天狗平下のカーブにある「ソーメン滝展望台」から眺められる。天狗平山荘の天狗平BTの550m手前。室堂へ向かう高原バスに乗ると、天狗平の直前で立山高原バスは減速・停車して車窓から滝を眺めることができる。
「劔岳」山頂も望める。称名川は約200mの深く刻まれたV字谷で溶岩台地の上は池塘群などのお花畑が広がる。美しい滝の流れは蘇るのか、関係者は今後調査予定。
■「立山黒部貫光」の2022年度決算
運営する「立山・黒部アルペンルート」の入込客数が回復したものの、バスの燃料費の高騰分などをカバーできず、赤字解消には至りませんでした。
立山黒部貫光によれば<「立山・黒部アルペンルート」の2022年度の入込客数は48万人(前期比+158%,17.6万人増)。富山側入込;22.7万人(前期比149%)、大町側入込み;25.3万人(前期比166%)
全国旅行支援に代わる県民割引キャンペーンが実施されたことなどから増加した。
内訳は国内47.3万人(前年比1.5倍)(個人38.4万人;前年比1.3倍,団体8.9万人;前年比3.8倍)、訪日客(6900人;前年比7.6倍)
2022年度の決算は、連結で営業収益が34億8600万円(前期比+173%)。人件費や燃料の高騰分をカバーできず、経常利益はー5億6200万円と4期連続の赤字。
立山黒部貫光は「厳しいコロナ禍で、これだけのお客さんを受け入れることができたことは満足できる数字ではないが、できる限りの成績を収めることができたと評価している」。2023年度はインバウンド需要の回復により
アルペンルートの入込客数が、5/28現在22万7200人と、2022年度の同時期比で2倍に増えていることを踏まえ、このまま順調に推移すれば営業利益で数億円の黒字が見込めそうという。
■GW(2023.4/28-5/7)中の「立山・黒部アルペンルート」の入り込み客数は6.5万人。
富山側;34500人、2022年比で130%(+7900人)、2019年比で64%(-19700人)、大町側;30500人、2022年比で135%(+8000人)、2019年比で58%(-21800人)
入込計;65000人、2022年比で132%(+15900人)、2019年比で61%(-41600人)
・個人;37700人、2022年比で99%(-420人)、2019年比で67%(-18700人)、団体客;27300人、2022年比249%(+16300人)、2019年比54%(-22800人)
6/26〜;「黒部ダム」で観光放水スタート。
■4/15-6/25;「立山・黒部アルペンルート」では「雪の大谷フェスティバル」
2/7;立山町芦峅寺でスタートした「立山・黒部アルペンルート」の除雪。室堂(標高2450m)に向けて除雪作業が進んでいます。
現在の室堂の積雪は2023.3/20;5.6m(3/20)、2022年3/22;7.6m、2021年3/29;5.4m、2020年3/30;7.1m。雪の大谷の高さは2022年18m,2021年14m,2020年15m。
3/15-4/2;「2023雪の大谷高さ予想キャンペーン」では、4/15全線開通時の「雪の大谷」の最高地点の高さを予想。
「立山・黒部アルペンルート」公式Twitter@tateyamakurobe_をフォロー、4/15の雪壁の高さを予想&コメントに記入、投稿を引用リツイート。的中者には抽選で計10名に賞品プレゼント。
(立山・黒部アルペンルートペア乗車券(立山駅-黒部湖往復)(2名)、オリジナルグッズセット(\2000相当;8名)
(問)立山・黒部アルペンルートHP
■2023年「立山・黒部アルペンルート」の扇沢駅に、黒部ダムを描いた巨大なモザイクアートが登場した。
2022年度に学習旅行でダムを訪れた東京三鷹中の生徒が制作し、感謝を込めて関西電力に寄贈した。
■大町ダムは、高さ107m,長さ338mの治水や発電などに利用されている多目的ダム。大町ダム管理所は「これからダムは新緑に囲まれ観光にとてもいい季節となるので、子どもからお年寄りの方まで多くの方に楽しんでほしい」と。 4/下-5/上;「大町ダム」(龍神湖)周辺では残雪の北アを背景に、新緑とヤマザクラ、タムシバの群生が見られます。
■4/15;インバウンド客の増加に期待が高まる中、「立山・黒部アルペンルート」が全線開通した。
北アを貫く山岳観光ルートで、最高地点の立山・室堂にある「雪の大谷」は高原道路の両側に雪の壁がそびえ立ちます。今シーズンは暖冬で雪が少なかったが、それでも高さは最大13m。外国人観光客らが迫力ある光景と雪を楽しんでいた。
目立つのは外国人観光客。コロナ前の2019年は90万人が訪れたが、2022年は51万人に落ち込んだ。2023年春は水際対策の緩和もあって、外国人観光客の予約がコロナ前の8割まで回復。大町市観光課は「2022年は駐車場に大型バスが
全然停まっていなかったが、2023年は満車で復活の兆しがあり期待しています」と。
大勢の観光客で賑わった開通初日(4/15)のアルペンルートは入込客数が4968人。初日としては2022年の3倍に増えた。(2022年は1584人)。過去3年間はコロナの影響で大きく落ち込んでいただけに、立山黒部貫光は胸をなでおろしていた。
全線開通初日は、チャーター便で来た台湾の旅行客のほか大阪や名古屋からきた海外ツアー客が目立った。2022年のアルペンルートの入込客数は2022年は48万人。98%以上が国内旅行客だった。2023年4月-5月の予約状況は海外観光客が
6割を占めています。インバウンドの復活への期待が高まっています。立山黒部貫光は「久しぶりに活気あふれるアルペンルートになった。国内客で届かないところは訪日客でカバーしていかなくては。これまでの3年間はコロナ禍で
大変苦しい思いをした。コロナ前の100万人観光という数字は厳しい。なんとかそれに近づけたい」と。
■4/15;「立山・黒部アルペンルート」全線開通
「立山・黒部アルペンルート」は富山県立山町と長野県大町市をロープウエイ・ケーブルカーなどで結ぶ全長37kmの山岳観光ルート。4/15;扇沢駅では開通セレモニーが行われ、くす玉を割って2023年営業スタート。2023年は「黒部ダム」完成60周年。
扇沢駅では大町源流美麻太鼓の演奏やおおまぴょんとくろにょんがお見送り。海外から訪れた団体客などが電気バスに乗り込んで「黒部ダム」に向けて出発した。例年、開通後の「黒部湖」は氷や雪に覆われているが、2023年は溶けています。
6/26-10/15;「黒部ダム」の観光放水が始まります。(観光放水;6/26-7/31;6:00-17:30,8/1-9/10;6:30-17:00,9/11-10/15;7:00-16:30)。今後、60周年記念イベントを開催予定。
4/15;初日は雨の立山・「室堂」(標高2450m)。気温3-4℃。室堂TMには外国人観光客などを乗せたバスが次々と到着。立山室堂は一面の銀世界が広がり、積雪は580p。30回目を迎えた室堂の「雪の大谷ウオーク」では観光客が約500mの区間を
歩いていた。朝から冷たい雨が降るあいにくの天候となったが、観光客は道の両側に高い雪壁がそびえ立つ「雪の大谷」に足を運び、迫力のある雄大な自然美と雪の感触を楽しんでいた。暖冬の影響で積雪が少なく、雪壁は最高13mと2022年開通時
よりも5m低く、2016年と並んで過去最低。「立山黒部貫光」によれば、2022シーズンの観光客は48万人とコロナ前の半数にとどまったことから、2023年は観光需要の回復に期待を寄せています。「これまでの3年間はコロナ禍で大変な思いをした。
2023年の予約は好調で回復の兆しがようやく見えてきた」と。団体客などの予約が好調で海外からの予約はコロナ禍前の8割-9割まで回復。入込客数は水際対策の緩和により、海外から多くの観光客(インバウンド)の回復で、コロナ前の水準となる
約80万人の入り込みを見込んでいます。立山黒部貫光によれば、開通初日(4/15)の入り込み客数は立山町側から2955人、大町市側からは2013人で、2022年の約3倍にあたる計4968人となった。
「雪の大谷ウオーク」は6/25まで、「立山・黒部アルペンルート」の営業は11/30まで。
4/15〜4/17;立山では雨や雪を伴った風、雪崩・落雷に注意が必要。4/16;立山室堂は次第に雪に変わる、4/17;立山室堂は吹雪、落雷・突風に注意。室堂TMから立山BCスキー、登山、雪上散策などは気象情報を確認。道迷いや低体温症に注意。
入山する場合は入山届を提出、万一雪崩等に巻き込まれた際の安全確保のため、雪崩ビーコン、プローブ、ショベルを携帯。ライチョウ保護区域、火山ガスが充満する地獄谷エリア、除雪エリアは立入禁止区域。
■4/15-11/30;「立山黒部フォトコンテスト」
立山黒部アルペンルートで撮影された絶景写真を募集。Instagramでたてくろフォトコン2023で投稿。立山黒部アルペンルート公式「@tateyamakurobe_official」をフォロー。2023年に立山黒部アルペンルート内で撮影された作品に限る。
プロ・アマ問わず。入賞発表;2024.2/中。
グランプリ(1);「立山・黒部アルペンルート」の立山駅〜黒部湖往復ペア乗車券。グッドたてくろ賞(3);らいちょうぬいぐるみ、スマイルたてくろ賞(5);アルペンルートグルメセット、エンジョイたてくろ賞(10);オリジナルグッズ詰合せ。
大町市長賞(1);大町温泉郷ホテルペア宿泊招待券、おおまぴょん賞(5)大町市特産品\3000円分詰合せ。
(問)立山黒部アルペンルート
■関電アメニックス・北アルプス交通とアルピコ交通は、信濃大町駅前-扇沢駅前間で共同運行している路線バス「扇沢線」の運賃改定をした。
BT;信濃大町駅-下仲町-九日町-上大黒町-北大町-荒沢-大町温泉郷-犬の窪-上原-日向山高原-篭川P-扇沢駅
2023.4/15〜(大町アルペンライン開通);信濃大町駅-扇沢駅;\1650/片道(旧\1390),\2950/往復(旧\2500)、信濃大町駅-大町温泉郷;\540/片道、大町温泉郷-扇沢;\1320/片道,子供は半額。
■関電の扇沢駅-黒部ダム駅間の関電トンネルの電気バス乗車料金を改定した。運行再開は4/15予定。
2023.1/31〜;関電トンネル電気バスの乗車料金;大人;\1800/片道(旧\1570)、\3200/往復(旧\2610)(子供;\900/片道,\1600/往復)、団体割引率変更(一般;10%→2%,学生;40%→30%)
■北アの山岳観光ルート「立山・黒部アルペンルート」を運営する立山黒部貫光は、燃料費の高騰などを受けて、2023シーズンからケーブルカーやバス、ロープウエーの運賃を10%-36%値上げする。
立山黒部貫光は運賃の値上げについて、新型コロナによる旅行客の低迷に加えて、資材や燃料などの高騰で収益が悪化しているため。立山黒部貫光によれば、4/15-11/30;利用客は約48万人、2021シーズンの約1.6倍に増えたが、コロナ禍前の
半数に届いていません。立山黒部貫光は「企業努力だけでは吸収できない困難な状況にあり、安全運行と環境負荷の低減に引き続き努めるのでご理解を頂きたい」と。
1)立山駅-美女平;「立山ケーブルカー」(7分,1.3km)(片道;\1090/大人,\550/小人←\960/大人)(往復;\1980/大人,\990/小人)
2)美女平-室堂;「立山高原バス」(50分,23km)(片道;\3000/大人,\1500/小人←\2200/大人)(往復;\5400/大人,\2700/小人)
3)室堂-大観峰;「立山トローリーバス」(10分,3.7km)(片道;\2200/大人,\1100/小人)(往復;\3960/大人,\1980/小人)(現行通り)
4)大観峰ー黒部平;「立山ロープウエー」(7分,1.7km)(片道;\1700/大人,\850/小人←\1320/大人)(往復;\3060/大人,\1530/小人)
5)黒部平ー黒部湖;「黒部ケーブルカー」(5分;0.8km)(片道;\1150/大人,\580/小人←\1050/大人)(往復;\2080/大人,\1040/小人)
6)立山駅-室堂;(片道;\4090/大人,\2050/小児)(往復;\7380/大人,\3690/小児)
7)黒部湖-室堂;(片道;\5050/大人,\2530/小児)(往復;\9100/大人,\4550/小児)
8)黒部湖-立山駅;(片道;\9140/大人,\4580/小児)
9)扇沢-黒部ダム;「関電トンネル電気バス」(16分,6.1km)(片道;\1570/大人,\790/小児)(往復;\2610/大人,\1310/小児)(現行通り)
往復割引;立山ケーブルカー・立山高原バス;0%→10%、黒部ケーブルカー・立山トンネルトロリーバス・立山ロープウェイ;25%→10%
2023.4/15-6/25;室堂で「立山黒部・雪の大谷フェスティバル」開催予定。
■「立山・黒部アルペンルート」の室堂(標高2450m)は一面の銀世界。
立山黒部貫光によれば室堂の積雪は5.6m。雪量が多かった2022年と比べると2m少ない。高原道路の除雪は天狗平(標高2300m)まで進み、4/15;「立山・黒部アルペンルート」は全線開通します。例年16-17mにもなる「雪の大谷」は
どんな絶景を見せてくれるのか楽しみ。
■2022.11/30;「立山・黒部アルペンルート」は2022年シーズンの営業を終えた。
アルペンルート利用者数は48万人で2021年の58%増。新型コロナ禍前の2019年と比べると46%減で依然差は大きい。2023年以降はインバウンドの回復に期待がかかる。立山・黒部アルペンルートは立山と大町をバスや
ロープウエーなどで結ぶ山岳観光路で立山黒部貫光が運行。春は順調だったが、コロナ感染の第7波が襲った夏の数値が伸びず、秋も大きくは回復しなかった。コロナ禍前の2019年の88.3万人と比べると低水準。2019年には24万人だった
インバウンドは6900人。アルペンルートは台湾や東南アジアを中心にアジアの旅行客に人気が高い。2023年はインバウンドの数がどのくらい戻るかが焦点。
2022.4/15-11/30;立山・黒部アルペンルートの利用状況;
大町側;25.3万人,2021年166%(+10.1万人),2019年比55%(-20.5万人)、富山側;22.7万人,2021年比149%(+7.5万人),2019年53%(-19.8万人)
計;48.0万人,2021年比158%(+17.6万人),2019年比54%(-40.3万人)
国内客;47.3万人,2021年比156%(+17.0万人),2019年74%(-16.9万人)
個人;38.4万人,2021年比137%(+10.4万人),2019年80%(-9.8万人)、団体;8.9万人,2021年380%(+6.5万人),2019年比56%(-7.1万人)
訪日外国客;6900人,2021年比767%(+6000人)、2019年比3%(-23.3万人)
2023.4/15;「立山・黒部アルペンルート」全線開通(立山-信濃大町)
2023.4/15-6/25;「雪の大谷フェスティバル」
■4/15-11/30;「立山・黒部アルペンルート」の関電トンネル電気バスの乗客数は、関西電力黒四管理事務所によると、51万2609人。
コロナ禍前の2019年と比べると約60%、2021年比では20万7380人(67.9%)増加。
■2022年で70周年を迎えたスギヨの「ビタミンちくわ」
信州ではおなじみの商品。その「ビタちく」は黒部ダムの建設でも重宝されていた。難工事を支えた幻のカレー。ソウルフードであるスギヨの「ビタミンちくわ」は1952年発売から70周年を迎えた。製造は石川・七尾市にあるスギヨ。
当時は栄養事情が悪く、魚のすり身にビタミンが豊富なアブラザメの油を配合したのが名前の由来という。新鮮な海産物が手に入りにくかった信州では一躍ヒット商品になった。今も7割は信州で消費。70周年にあわせスギヨは消費者から
思い出を募集中。寄せられたエピソードは8割が長野県民からという。
高さ日本一の「黒部ダム」。困難を極めた建設工事は映画にもなった。その現場でビタミンちくわ入りのカレーが食べられていた。工事開始は「ビタちく」発売の3年後19561年。3000m級の山々に囲まれた黒部峡谷は水力発電の適地だったが、
工事は困難を極める。軟弱な地盤と止まらない地下水が行く手を阻んだ「破砕帯」での掘削工事。事故で多くの犠牲者を出し、完成までには7年の歳月を要した。世紀の難工事ともいわれたダム建設を成功させたのは、延べ1000万人の作業員たち。
その作業員たちの胃袋を支えた食品がスギヨの「ビタミンちくわ」だった。くろよん観光事業部は「大先輩に過去の話を聞く機会があり、何が楽しみだったかというと食事で、特に週1回出るカレーが楽しみだった」。「そういえば、
カレーの中にちくわが入っていたのが印象的だった」と。当時の建設現場をよく知る元作業員は「黒部ダムは標高の高いところで、山の中なので風雪がすごい。少し雨が降ったり風が吹いたりしたら、立っていられないくらいの気象環境が
ひどい場所で、風呂は少し離れたところにあった。ドアを開けて寮から出ていくときには真冬。突風がバッときて遭難しちゃうくらい」。さらに難工事の連続。事故で多くの仲間を失った。風呂に入ることと、食事は一番楽しみだった。
食堂で仲間と一緒に食事をする。カレーは定番でよく出ていたという。当時のカレーは濃くカレーが固め。お代わりして、力余っている人間ばかりだから、食事も人の2倍くらい食べた。作業員たちを支えた「ビタちくカレー」は、ちくわの
穴がトンネル貫通を思い起こさせ、縁起が良かったという逸話もある。「扇沢レストハウス」で10年間、腕を振るっていた郷土料理研究家は、レストハウスの古いレシピを参考に、当時食べられていたであろう「ビタちくカレー」を再現した。
2023年には黒部ダムが竣工60周年を迎えるので、このちくわのカレーを販売してみたいという。北陸と信州を結ぶ懸け橋ならぬ「トンネル」と言えそう。
■スギヨの「ビタミンちくわ」の発売70周年を記念して、長野県とちくわの深いつながりの記録映像「小さなヒーロー・黒部ダムとビタミンちくわの知られざるつながり」を制作した。
ネットで公開された。ビタミンちくわは石川で製造されているが、地元での販売は3割、長野県は7割を占める。「世紀の大事業」として日本の建設史に残る、黒部ダム建設を支えた従業員の食事にもちくわが使用されていたことが分かった。
同社ではちくわ文化を通じた長野県とのつながりを深く掘り起こして広く後世に残していこうと、70周年記念事業の一環として映像制作を企画。2021年「立山・黒部アルペンルート」の扇沢駅にある扇沢レストハウスで、当時を知る関係者が
一堂に会し収録が行われた。
■大町市SDGs学習旅行誘致協議会は、「立山・黒部アルペンルート」の「黒部ダム」駅近くのTN内で、大町TN(現関電TN)建設時を思わせる「さく岩機体験機」2台を設置した。
世紀の難工事を再現。黒部ダム建設の苦労を知ってもらおうと工事の跡地に体験用のさく岩機を設置、大町市は観光の目玉の一つになればと期待。観光地として人気の「黒部ダム」。完成までに7年を要した大工事の末、1963年に完成した。
中でも軟弱な地盤と止まらない地下水が行く手を阻んだ「破砕帯」での工事は一番の難所。事故で多くの犠牲者を出し「世紀の難工事」と言われています。2023年の黒部ダム完成60周年も踏まえ、中学生らの学習旅行やインバウンドなど
ツアー客向けに活用する。黒部ダム建設時に薬液保管庫として使った場所で、素掘りの岩肌がむき出しになっている。さく岩機は当時と同じ空気圧で動かし、音と振動を体感できる。先端が1分間に1500回、回転します。もう1台は地面に
穴を開けるタイプで重さは約30kg。1963年完成の黒部ダム建設事業では、資材を運ぶ大町TN掘削が最大の難工事。地下水と大量の土砂が噴き出る「破砕帯」を突破するのに7ヶ月かかり、映画「黒部の太陽」でも広く知られる。
学習旅行誘致協議会はこうした歴史と、豊富な水量を生かす再生可能エネルギーについて知ることができる学習旅行プログラムを作っており、さく岩機体験機は観光庁の補助金を使って設置した。協議会長の牛越徹市長は「大きな役割を
果たしていたと実感。未来を担う子どもたちが自然エネルギーの大切さを学ぶ場となってほしい」と。
■2024年度に一般開放される「関西電力黒部ルート」の旅行商品化を見据え、ルート内で携帯電話を使えるようにする。
富山県は電波状態を調べたり、基地局の必要数を検討したりするための費用を2020年度予算案に盛り込む。ルートの魅力と満足度のアップに加え、周辺の登山道などで発生する事故・災害時の通信手段確保を目指す。黒部ルートは
黒部峡谷鉄道の終点、欅平-黒部ダムを結ぶ約18kmの物資輸送路。トロッコやインクラインを乗り継ぎ、「高熱隧道」などを通る電源開発ルートとして人気が高い。長年、観光振興に欠かせないとして全面開放を求めてきたことを受け、
2018年10月、関電との間で協定が結ばれ開放に合意。2024年度から現行の見学会の約5倍となる年間最大1万人を受け入れる。ただ、欅平駅や黒部ダムだと携帯電話を利用できるが、ルート内や近くの登山道はほぼ電波が通じない。
国立公園の特別保護地区で、原則的に建築物の設置や土地の形状変更ができないなど開発が厳しく規制されている。携帯電話やインターネットを利用できるかどうかは、観光客の旅行先選びで重要な要素となっており、立山黒部の
世界ブランド化に向けて不感地帯の解消は大きな課題。ルート沿いにある黒部峡谷の下ノ廊下で2019年、転落死亡事故が相次いだことで、安全・安心の面からも通信手段の確保が必要と判断した。国交付金を活用して2020年度予算案に
1000万円を計上し、現地の電波調査や基地局・アンテナの必要数の検討、設置費用の試算などに充てる方針。開発を規制している環境省や、国有林を管理する林野庁などとの協議も進める。2021年度にも基地局設置の許可を取付、
工事に着手したい考え。通信方式の規格は、広範囲をカバーできる4Gを想定。
■大町の「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」は、「GoPro」とのタイアップ。
ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよんは、「立山・黒部アルペンルート」の入口に位置する日向山高原に広大な敷地をもつマウンテンリゾート。バラエティ豊かな客室、100%天然温泉、室内温水プール、24Hフィットネス、
マウンテンリゾートスパ、子ども向けワークショップなどのキッズクラブといった設備、サービスを提供。ホテルの館内にGoProエリアを設け、「HERO9 Black」で撮影した信濃大町で楽しめるアクティビティの動画や、使い方ガイド
などの動画を放映。「HERO9 Black」「HERO8 Black」「MAX」と周辺アクセサリーの実機も展示し、実際に撮影を体験できる。GoProエリアは3/上まで。専用宿泊予約ページから特典付宿泊プランを用意。1泊2食付宿泊プランで
「GoPro HERO9 Black」本体と万能型マウント「3-Way」のフリーレンタルが付き、さらに記録メディア(32GB)を無料プレゼント。3-Wayマウントは、カメラグリップ、延長アーム、三脚として使える周辺機器。宿泊プランは通年提供、
現在6月まで受付。スタンダードツインルーム(\32200〜)。
※GoPro HERO9 Blackは、本体に備える小型の液晶画面でライブビューが可能なアクションカメラ。イメージセンサの画素数は2360万ピクセルで、5K/30fpsや4K/60fpsといった高解像度の映像や、フルHD/240fpsのハイスピードムービーを
撮影できる。
■2020.7月に大町で開業した「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」と「ゴールドウイン」は、自然の中での活動と宿泊を合わせた「マウンテンリゾート」を提案。
ホテルは「立山・黒部アルペンルート」の長野側の出入口に近く、ホテルでは自然を身近に感じながら仕事ができる「ワーケーションプラン」を用意。トレイルランニング体験と宿泊を組み合わせたプランなども設定する。
ゴールドウインが展開するブランド「THE NORTH FACE」は、7月に大町に開業した「ANA ホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」とコラボレーションし、自然の中でのアクティビティ体験を通じて地球環境を身近に考えるきっかけをつくる、
新しいマウンテンリゾートの形を共創する包括的な取り組みを開始。美しい山々に囲まれた大町の環境を活かし、新しい働き方を模索する方やその家族を対象に「THE NORTH FACE」の契約アスリートが監修するアクティビティが体験できる
プランを実施。「THE NORTH FACE」は、「立山・黒部アルペンルート」で働くスタッフのオリジナルユニフォームを提供し、隣接する白馬村では、豊富なアイテムを揃え四季を通じてアウトドアアクティビティの魅力を発信するショップ
「THE NORTH FACE GRAVITY HAKUBA」を展開。一方、「ANA ホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」は、豊かな自然に恵まれた大町に位置し、「立山・黒部アルペンルート」の玄関口からも近く、雄大な自然の中での滞在が可能な
日本屈指のマウンテンリゾート。今回のコラボでは「ホリデイ・インリゾートブランド」が提供している家族で滞在を楽しんでいただくためのサービスと、「THE NORTH FACE」の持つ自然の中での豊富な知見を活かしたアクティビティ
アイデアとそれに適したウェアやアイテムが連動。マウンテンリゾートでの滞在に、北アルプスの自然の中で楽しめる特別なアクティビティの要素を加えるワーケーションプラン。ワークスポット(Wi-Fi,電源完備)、リフレッシュメント
(露天風呂、スパ、フィットネス等)。現在はトレイルラン、MTB体験などを提供。今後はウィンターシーズンを見据えたファミリー向けの共創プランも計画、子どもと一緒に楽しめるスノーハイク、ファミリースキーやスノーシュー体験
などのプランも予定。
(問)ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん TEL 0261-22-1530
■「立山・黒部アルペンルート」(立山駅-美女平駅)を結ぶ「ロープウエー」建設構想について、立山黒部貫光は「当面、大規模な工事に取りかかるのは難しい」と。
富山県は立山黒部を世界的な長期滞在型リゾート地とする構想を掲げ、老朽化が進む立山駅-美女平駅間を結ぶ「立山ケーブルカー」に代わってロープウエーの整備を検討してきた。しかし、新型コロナウイルスによる観光客の減少が影響し、
実現に必要な作業が進まない状態にある。富山県新田知事は「立山黒部貫光からは当面大規模な工事に取り掛かることは難しく、ケーブルカーの延命化の可能性もふくめた検討を行う必要がある」とした。観光活性化に向けて、立山駅と美女平駅を
結ぶ現在のケーブルカーに並行するルートに、ロープウエーを設ける構想を立てています。ケーブルカーは老朽化が目立ち、新たなロープウエー構想では、輸送力を倍増させる計画で、2020年度、ロープウエーの支柱設置のための地質調査などに
予算を計上した。しかし、新型コロナウイルスの影響で、2020年は「立山・黒部アルペンルート」の入込客数が74%減少し、利用客数は23万人と、全線開業以来最低。ロープウエー構想の当事者の一員で、アルペンルートを運営している
立山黒部貫光は「当面、大規模な工事に取りかかるのは難しい」と。先行きが見通せない状況下でルートの環境影響評価など実現に必要な作業は手つかずのまま、進まない状況が続いています。立山〜美女平間で、環境に配慮した魅力ある
アクセス施設となるよう、引き続き調査・検討していくとしています。
「立山・黒部アルペンルート」のロープウエー「立山駅−美女平」の建設費は約45億円、さらに駅舎の整備費などが必要。既存の立山ケーブルカーより輸送力が倍増し、観光客の利便性が向上することから、ケーブルカーを運営する
立山黒部貫光はこれまで建設には前向きな姿勢を示していた。ロープウエー建設は、営業開始から60年以上が経過するケーブルカーに代わる新たなアクセスルートを確保するため検討。「立山駅−美女平」は、現在のケーブルカーに
沿うようなルートで造る想定。駅を新設せず既存の立山駅、美女平駅を利用するため、改修費で計12億円と全体的にコストを抑えられる。輸送力は片道で1時間当たり1400人、現状の720人から倍増する。ケーブルカーを更新した場合は
レールや車両の交換に約65億円を要する。
■2/25;大町「高瀬ダム」の土砂を運び出すトンネル建設について、国交省千曲川河川事務所は、「大町ダム等再編事業」の掘削工事を2022年度に発注し、2026年度までに完了する計画。
高瀬川は北ア槍ヶ岳を源とする延長56kmの河川。高瀬ダムは東電HDが所有する水力発電を目的としたダムであり,ロックフィルダムとしては日本一の高さである176mを誇る。高瀬ダムはダム上流からの流入土砂量が多く、土砂を搬出する必要が
ある。高瀬ダムの不動沢や濁沢に貯砂ダムを設置し、高瀬ダムへ流入する土砂を捕捉し,貯砂ダムで捕捉された土砂をベルトコンベアで「大町ダム」下流まで搬出する計画。
高瀬ダムには毎年75万m3の土砂が流れ込み、現在はダンプで15万m3を搬出。土砂の堆積が進めば将来的に治水の効果が維持できない恐れがあるとして、長さ11kmの搬出用トンネルを造る。掘削で出る約12万m3の土砂の受け入れ先は費用面から 近場で検討する考えで、「地域の意見を聞きながら選定したい」と。高瀬ダムは東電が発電に使っているが、2024年頃から下流の「七倉ダム」と合わせて1200万t分を治水用に振り替える。年23万m3の土砂を運ぶ計画で、治水容量の買い取りを 含め総事業費は360億円。事務所によると、トンネルは直径3-4m、長さ7km。ベルトコンベヤー(14km)で土砂を運ぶ。終点の高瀬川支流「篭川」沿いに土砂の仮置き場を設け、2030年度に運用開始予定。大町ダム下流に搬出した土砂の処分にも 課題が残る。
■大町市の鳥は「ライチョウ」、大町市の獣は「カモシカ」
雷鳥は北アに生息し国の特別天然記念物。天敵から身を守るために、夏の雄は黒褐色、雌は茶褐色、冬は純白に衣替えします。カモシカは国の特別天然記念物。昔は山奥で見かけたが、今では山麓で見られます。
大町市内では2021年度に22体の死んだニホンカモシカが発見された。例年の3倍に増加。カモシカはもともと北アに生息し、東山にはいなかったが、シカなどに生息域を追われて、人里に近い場所に移動した可能性が高いという。
2021年度大町市内では北ア側で6体、大糸線上で2体、東山は14体が発見。「温暖化の影響でシカの生息域が南から拡大している。カモシカの生息域に影響している可能性があるのでは」と北アルプス地域振興局。
北ア登山ではカモシカとよく遭遇します。カモシカの餌は木の葉や芽、小枝、花実を食べます。夏場は標高1500m-2200m付近で岩場など見晴らしのよいところに立つ姿をよく見かけ、冬場は五竜や岩岳のスキー場付近(標高1300-1600m)の
山肌で見かけます。最近は春先に白馬東山(峰方)山麓(標高850m)でも見かけます。
■11/20;2023年はクマの被害が相次いでいることから、県は対策会議を開き、専門家などが捕獲を強化することについて意見を交わした。
ブドウ畑ではクマがブドウをもぎ取って、その場で食べる姿が捉えられたり、山林でイノシシのわなにかかったクマに襲われて死亡したりと人身被害も発生。県内では2023年度、クマの目撃件数が10/末までに1256件、2022年度の同時期より
500件以上増え、人身被害は10件・11人と、すでに2022年度1年間よりも多い。県内のクマの生息数は7270頭(2022年度)と2015年の2倍。近年のクマの捕獲数は年間100頭-300頭。環境省のまとめでは2023.9/末で、長野県内のクマの捕獲数は310。
秋田903、福島533、北海道488頭などに次いで全国6番目に多い。捕獲したクマを人間の怖さなどを覚えさせてから山へ返す「学習放獣」。駆除せずに放した数は57と長野県は圧倒的に多い。会議では捕獲を強化すべきという意見が出たり、
クマが潜める藪の刈り取りなど人里に出没させないための山林整備の徹底を求める声、クマを引き寄せる物(餌)の除去を進める必要があるという意見も。県は今後2回、検討会で専門家などの意見を踏まえた上で新たな対策を打ち出す予定。
■10/30-11/14;長野県は県内各地のクマが目撃されている地域で緊急点検を始めた。
県や自治体が10月に入ってクマの目撃情報が寄せられた山の麓を点検。県のクマ対策員は「人里に近い柿の木にもクマの爪痕が多く見られる。山の食べ物が少ない年には再び出没する可能性があるので、こうした木は1本でも減らす必要がある」と。
緊急点検は県内全域で行われ、点検結果をもとにクマ被害の防止対策を検討する。専門家によれば、11/15;狩猟期間が始まり、ハンターが山に入るため、クマも警戒して、人に近づくことが減るという。例年、クマが冬眠に入るまでの12月頃にも
目撃情報があるので引き続き注意が必要。
■県はクマのエサとなるドングリなどの堅果類の実り具合を調査した。
2023年はクマの大量出没の可能性は低いものの、2022年に比べて目撃件数が増えており、堅果類の不作が予想される大北など県北部を中心に、11月にかけてクマとの遭遇や人身被害に注意を呼びかけている。堅果類が少ないと、クマはエサを
求めて里に出没する可能性が高まる。県鳥獣対策室によると、県内全体では一定程度の結実が見込まれるが、県北部では状況が良くないという。一方で、例年並みの結実が期待される伊那はクマの栄養状態が向上し、越冬中の出産が増える
可能性がある。子連れグマは子どもを守ろうとして人を襲うこともあり、2024年4月頃から特に注意が必要。2023年1-8月の里地でのクマの目撃は891件(前年比333件増)、人身被害は7件(前年比2件増)。9/27;上高地で遊歩道を歩いていた男性が
襲われて重傷を負った。森や山の中に入る際、複数人での行動やクマよけ鈴の携帯を呼びかけているほか、廃棄する農作物などはエサとなり得るため放置しないでほしいとしている。
■クマの出没・目撃情報が増え、十分に注意を。北ア山麓の安曇野や大北では、5/中以降、クマの目撃情報が多発。この時期は山にクマの餌がが少なく里山まで餌を求めて出没することが多い。クマに遭わないように、
1)山林付近で早朝・夕方の散歩やジョギングをしないこと。
2)山に入る時はラジオ・熊鈴で音を出すこと。
3)子グマを見つけたら近づかないこと。
4)クマを寄せ付けないため、耕作放棄地の草刈や藪払いを行う、生ごみを畑や空き地に捨てない、野菜等の農作物を農地に放置しないこと。
5)クマが出没した場合は各自治体に連絡。
■大町のクマの出没情報(2023.12月-6月)
西山山麓の大町温泉郷(54)、日向山(31)、高瀬入(28)、野口(12)、常盤西山(8)、八坂(8)、美麻(7)、海ノ口(6)、上原(5)、大出(4)、鹿島川(3)、木崎湖(2)などで出没・目撃が多い。登山口の大谷原や栢原新道などでも熊目撃あり。
Date | Time | Area | Notes | Date | Time | Area | Notes | Date | Time | Area | Notes |
12/6 | 14:00 | 八坂 | - | 12/5 | 16:20 | 八坂 | 八坂村民運動場 | ||||
11/23 | 17:10 | 野口 | 野口神社 | 11/22 | 8:52 | 高瀬入 | エコノミスト村 | 11/16 | 6:30 | 大出 | 親小熊 |
11/15 | 8:50 | 温泉郷 | 観光協会南 | 11/14 | 15:55 | 高瀬入 | 高瀬ハイランド,親小熊 | 11/14 | 7:40 | 八坂 | 梨平 |
11/13 | 19:30 | 高瀬入 | - | 11/13 | 11:10 | 日向山 | 親小熊 | 11/12 | 12:30 | 高瀬入 | 高瀬分譲地 |
11/11 | 6:50 | 二ツ屋 | 大町ゴルフ,親小熊 | 11/10 | 12:00 | 八坂 | 大平覚音寺 | 11/10 | 12:10 | 高瀬入 | 高瀬ハイランド,親小熊 |
11/9 | 16:45 | 稲尾 | - | 11/9 | 11:05 | 八坂 | 切久保 | 11/8 | 14:45 | 上原 | ホームカトレヤ |
11/7 | 15:05 | 上原 | わっぱらんど | 11/6 | 16:00 | 高瀬入 | 親小熊,高瀬ハイランド | 11/6 | 13:05 | 高瀬入 | 親小熊 |
11/5 | 17:30 | 高瀬入 | ー | 11/4 | 15:30 | 高瀬入 | 親子熊 | 11/4 | 7:30 | 温泉郷 | 小熊 |
11/3 | 15:30 | 高瀬入 | 親子熊 | 11/3 | 10:30 | 日向山 | ANAリゾートH | 11/3 | 9:00 | 東海ノ口 | 北アルプス植物園 |
11/2 | 19:35 | 木崎湖 | キャンプ場 | 11/1 | 17:45 | 高瀬入 | 高瀬ハイランド | 11/1 | 13:45 | 高瀬入 | 高瀬ハイランド |
10/31 | 18:20 | 温泉郷 | 親子熊 | 10/31 | PM | 高瀬入 | ー | 10/30 | 16:30 | 日向山 | 親小熊 |
10/27 | 20:10 | 温泉郷 | 立山プリンスH | 10/25 | 7:25 | 日向山 | 子熊 | 10/23 | 14:10 | 日向山 | 親子熊 |
10/26 | 6:15 | 温泉郷 | 親子熊 | 10/25 | 7:25 | 日向山 | 子熊 | 10/23 | 14:10 | 日向山 | 親子熊 |
10/22 | 7:55 | 温泉郷 | 小熊,旧からまつ荘 | 10/21 | 8:05 | 温泉郷 | 緑翠亭景水 | 10/20 | 8:30 | 日向山 | 別荘地テニスコート |
10/19 | 20:10 | 加蔵 | 旧ヤナバスキー場 | 10/15 | 20:30 | 大町 | ホクト大町きのこセンタ | 10/15 | 12:45 | 温泉郷 | ー |
10/14 | 6:00 | 温泉郷 | ー | 10/10 | 8:30 | 温泉郷 | 親子熊 | 10/6 | 17:30 | 大出 | 小熊 |
10/5 | 17:35 | 上原 | 上原の湯 | 10/5 | 17:30 | 野口 | 大出 | 10/3 | 16:45 | 温泉郷 | - |
10/3 | 12:30 | 日向山 | 別荘地に親小熊 | 10/3 | 15:00 | 日向山 | 別荘地に小熊 | 9/27 | 14:30 | 高瀬入 | 高瀬分譲地に親小熊 |
9/25 | 17:30 | 八坂舟場 | 基幹センタ | 9/21 | 17:50 | 温泉郷 | 親小熊 | 9/20 | 18:15 | 温泉郷 | 幼獣 |
9/16 | 17:30 | 温泉郷 | 親子熊 | 9/16 | 11:10 | 美麻青具 | ぽかラン美麻 | 9/16 | 10:10 | 温泉郷 | Kホテル付近 |
9/14 | 10:40 | 松崎 | 清音の滝 | 9/13 | 17:40 | 野口 | 北条屋敷旧岩魚郷 | 9/13 | 14:45 | 常盤 | S工場 |
9/12 | 15:25 | 温泉郷 | 親小熊 | 9/10 | 17:45 | 温泉郷 | 親小熊 | 9/10 | 16:05 | 温泉郷 | ー |
9/10 | 7:20 | 温泉郷 | 親小熊 | 9/7 | 18:00 | 温泉郷 | りんどうが丘親小熊 | 9/6 | 10:30 | 美麻二重 | 美麻TC |
9/5 | 17:20 | 上原 | ホームカトレヤ | 9/5 | 15:10 | 大出 | 宮の森自然園 | 9/5 | 10:00 | 野口 | 北条屋敷旧岩魚郷 |
9/4 | 13:10 | 温泉郷 | Tホテル付近 | 9/3 | 15:10 | 高瀬入 | 親子熊 | 9/1 | 20:00 | 海ノ口 | - |
8/30 | 12:20 | 日向山 | 別荘地北 | 8/29 | 9:30 | 温泉郷 | 親小熊 | 8/28 | 16:20 | 温泉郷 | 親小熊 |
8/28 | 11:20 | 温泉郷 | りんどうが丘 | 8/27 | 17:57 | 高瀬入 | 高瀬川 | 8/27 | 16:30 | 日向山 | 別荘地 |
8/25 | 14:35 | 温泉郷 | 旧森林劇場 小熊 | 8/24 | 18:15 | 温泉郷 | 小熊2頭 | 8/23 | 10:40 | 温泉郷 | 旧森林劇場 |
8/22 | 14:20 | 高瀬入 | - | 8/19 | 8:50 | 温泉郷 | 小熊 | 8/19 | 11:25 | 常盤 | 西山運動公園 |
8/16 | 15:20 | 温泉郷 | 親子熊 | 8/16 | 14:45 | 二ツ屋 | 大澤寺 | 8/18 | 14:35 | 温泉郷 | 小熊 |
8/15 | 19:55 | 野口 | 小熊 | 8/15 | 15:00 | 日向山 | 親小熊 | 8/14 | - | 温泉郷 | 森林劇場 |
8/13 | 6:45 | 温泉郷 | - | 8/13 | 7:15 | 大出 | 宮の森自然園 小熊 | 8/13 | 15:40 | 海ノ口 | ー |
8/12 | 6:20 | 稲尾 | - | 8/12 | 8:40 | 扇沢 | 針ノ木岳登山口 | 8/12 | 15:10 | 温泉郷 | ー |
8/9 | 6:55 | 西海ノ口 | - | 8/9 | - | 日向山 | 親子熊 | 8/9 | 8:40 | 温泉郷 | ー |
8/9 | 7:20 | 日向山 | 親子熊 | 8/9 | 6:55 | 西海ノ口 | ー | 8/8 | 16:55 | 美麻青具 | - |
8/8 | 15:20 | 温泉郷 | - | 8/7 | 18:45 | 上原 | 親小熊 | 8/7 | 17:20 | 野口大出 | 野口橋 |
8/7 | 16:15 | 日向山 | - | 8/6 | 17:30 | 美麻青具 | - | 8/5 | 17:40 | 高瀬入 | 高瀬ハイランド別荘地 |
8/5 | 16:00 | 高瀬入 | 親小熊 | 8/5 | 13:20 | 高瀬入 | 親小熊 | 8/4 | 12:35 | 高瀬入 | 親小熊 |
8/3 | 16:45 | 高瀬入 | 親小熊 | 8/2 | 16:20 | 高瀬入 | - | 8/2 | 9:30 | 温泉郷周辺 | ー |
8/1 | 16:00 | 高瀬入 | 河川敷に親子熊 | 7/31 | 16:45 | 源汲 | 北アルプスエコパーク付近 | 7/30 | PM | 日向山 | - |
7/31 | 13:00 | 高瀬入 | ー | 7/29 | 8:15 | 温泉郷周辺 | ー | 7/29 | 17:00 | 日向山 | - |
7/27 | 14:40 | 日向山 | ー | 7/25 | 18:20 | 常盤 | 観音橋 | 7/22 | 18:30 | 温泉郷周辺 | 親小熊 |
7/22 | - | 温泉郷周辺 | 親小熊 | 7/22 | 13:25 | 扇沢 | ー | 7/22 | 13:40 | 稲尾 | 幼獣 |
7/21 | 18:00 | 温泉郷周辺 | 複数の熊 | 7/20 | 6:20 | 温泉郷周辺 | ー | 7/17 | 8:55 | 二ツ屋 | ー |
7/17 | 13:15 | 大町常盤 | 川に熊出没 | 7/17 | 16:00 | 日向山 | 熊複数 | 7/16 | 15:30 | 日向山 | ー |
7/16 | 11:30 | 高瀬入 | 親子熊 | 7/13 | 13:30 | 海ノ口 | R148海ノ口除雪基地 | 7/12 | 10:10 | 温泉郷周辺 | 親子熊 |
7/11 | 7:05 | 青木湖 | 青木湖第2T | 7/10 | 8:5 | 温泉郷周辺 | ー | 7/8 | 12:25 | 日向山 | ー |
7/7 | 6:30 | 社山下 | 常福寺 | 7/7 | - | 温泉郷周辺・犬の窪 | 親小熊 | 7/7 | 17:25 | 日向山 | テニスコート |
7/6 | 12:25 | 温泉郷周辺 | ー | 7/6 | 17:45 | 八坂 | 相川展望台 | 7/5 | 18:40 | 三日町 | 蝮坂スノーシェルター |
7/5 | 13:00 | 温泉郷周辺 | - | 7/4 | 14:50 | 野口 | 河川敷 | 7/3 | - | 温泉郷周辺 | - |
7/2 | pm | 温泉郷周辺 | - | 7/2 | 12:15 | 高根町 | 鹿島川 | 7/1 | - | 温泉郷周辺 | 複数の熊 |
6/30 | - | 温泉郷周辺 | - | ー | - | - | - | ー | - | - | - |
6/29 | 9:00 | 温泉郷周辺 | - | 6/28 | 10:00 | 美麻青具 | - | 6/28 | 4:40 | 温泉郷周辺 | - |
6/27 | 12:00 | 大町温泉郷周辺 | - | 6/27 | 12:00 | 温泉郷周辺 | - | 6/27 | 9:50 | 野口 | 宮の森・鹿島川周辺 |
6/26 | 8:30 | 日向山 | - | 6/26 | 15:45 | 温泉郷 | - | 6/26 | 8:25 | 高瀬入 | - |
6/25 | 7:45 | 温泉郷周辺 | - | 6/24 | 17:05 | 温泉郷 | - | 6/24 | 7:50 | 美麻青具 | - |
6/24 | 12:20 | 八坂藤尾 | - | 6/23 | - | 日向山 | - | 6/23 | 2:55 | 温泉郷 | - |
6/22 | 15:00 | 美麻片岡 | - | 6/22 | - | 日向山 | - | 6/22 | 8:35 | 温泉郷周辺 | - |
6/20 | - | 日向山 | - | 6/19 | - | 温泉郷周辺 | - | 6/18 | - | 日向山 | - |
6/17 | 15:05 | 日向山 | 2頭 | 6/16 | - | 日向山 | - | 6/16 | 11:45 | 常盤西山 | - |
6/15 | - | 日向山 | - | 6/14 | 16:10 | 日向山 | 親子熊 | 6/13 | 17:30 | 常盤西山 | - |
6/11 | 17:30 | 野口 | 親子熊3頭 | 6/10 | 15:55 | 日向山 | 親子熊 | 6/9 | 14:15 | 温泉郷周辺 | 鹿島川 |
6/8 | 16:20 | 日向山 | 複数の熊 | 6/7 | 8:20 | 常盤西山 | 国営アルプスあづみの公園 (大町・松川地区)付近 | 6/6 | 15:45 | 日向山 | 別荘地周辺 |
6/5 | 18:30 | 高瀬入・日向山高原 | 親子熊 | 6/5 | 15:40 | 常盤西山 | 北アルプス信濃の森工場周辺 | 6/5 | 9:30 | 源汲 | 爺ヶ岳スキー場周辺 |
6/1 | 15:40 | 野口 | 鹿島川・高瀬川合流付近 | 6/1 | 10:30 | 温泉郷 | 鹿島川付近 | 6/1 | 5:40 | 山田町 | 路上にクマ |
★★★観光★★★
★☆★座禅草・水芭蕉の散策スポット(大北・安曇野・松本)★☆★
1)白馬;「落倉自然園」,「姫川源流」,「白馬五竜」(神城・飯森・アルプス平),「飯森ざぜん草園」,八方尾根「黒菱鎌池」,鬼無里「奥裾花自然園」
2)小谷;「栂池自然園」,「栂池神ノ田圃」,「栂の森」,「栂池山麓」,「親の原みずばしょう園」
3)大町;「居谷里湿原」,「宮の森自然園」,「鹿島槍黒沢高原」,「青木湖」(北側・西側ザゼンソウ群生地)
4)松川村;「馬羅尾高原清流の森」
5)安曇野;「堀金烏川緑地」
6)乗鞍高原;「宮ノ原」,「一ノ瀬園地」(しのぶの池,どじょう池,女小屋の森,オソメジッケなど)、休暇村「牛留池」
■夏の大町、キャンプ場や河川敷でBBQを楽しむ。大町なら高瀬川・鹿島川沿い、鹿島槍黒沢高原、鷹狩山、木崎湖、青木湖の湖畔は最適。公園内や河川敷、橋の下では「BBQ禁止」の場所あり。
最低限のマナーとして、環境維持、ごみ分別、ごみは持ち帰る。直火はしない。騒音など迷惑行為禁止、花火禁止など場所によって禁止事項あり。BBQマナーを守ってBBQを楽しみましょう。
No.1 | 場所 | 名称 | 特徴 | |
1 | 高瀬川 鹿島川 | 河川敷 | 爺・鹿島槍を仰ぎ見ながらのBBQ。鹿島川上流、蓮華大橋辺り。熊出没注意。 | |
2 | 鹿島川 | 大町温泉郷奥にある鹿島川沿いの「鹿島槍ガーデン」 | 釣った魚でBBQ。 | |
3 | 鹿島川 | 大町温泉郷手前の「カナディアンビレッジモントリオール」 | BBQレンタル。手ぶらでBBQ。キャンプ場、貸別荘・コテージなど。 | |
4 | 高瀬入 | 葛温泉引湯の日帰り天然温泉「心笑館」のキャンプ場 | 東屋・炊事場・BBQ窯、テントサイト、ウッドデッキサイト、WEB予約 | |
5 | 高瀬渓谷 | 大町ダム下の釣り堀「コヲミ平釣り堀センタ」 | 大町エネルギー博物館近く。BBQ用品完備。 ※大町ダム周辺の高瀬渓谷緑地公園等ではキャンプ・たき火・BBQは条例で禁止 | |
6 | 高瀬川 | 森のくらしの郷「千年の森自然学校」 | 自然を満喫。火起こし・BBQなどサポート。キャンプ場、貸別荘・コテージ。 | |
7 | 黒沢高原 | 「鹿島槍スキー場」の「鹿島槍スポーツヴィレッジ」 | 真近に爺や鹿島槍を観ながら、高原に吹く風が心地よい。2020年ACキャンプ場を併設。てぶらでBBQあり | |
8 | 大町温泉郷 | 「北アルプスBASE温泉郷キャンプ場」 | 2023.4月OPEN。薬師の湯近く。AC付サイト,ウッドデッキサイトあり | |
9 | 爺ガ岳山麓 | 爺ヶ岳スキー場の「爺ガ岳キャンプ場」 | 夏でも涼しくBBQ。BBQ用品、テント等レンタル可。ディキャンプ可 | |
10 | 小熊山麓 | 「ランテラス信濃大町キャンプ場」 | 2023.GWOPENしたトレラン&キャンプ場。設備は更衣室・シャワールームなど完備 | |
11 | 常盤 | 「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区) | デイキャンプ場(26サイト)、BBQ用具レンタル可。食材は土/日/祝のみ販売。WEB予約。 子供連れのファミリーディキャンプには最適。水遊びや展望広場などあり | |
12 | 木崎湖 | 西湖畔のキャンプ場 | 「木崎湖キャンプ場」・「木崎湖POW WOWキャンプ場」。バンガロー・テントサイト、BBQレンタルセット用品、手ぶらBBQ(POW)、テントサウナ(POW)、SAUNA STAND KOKAGE(木崎湖) | |
13 | 青木湖 | 西湖畔のキャンプ場 | 「青木湖」・「青木湖桐野」・「青木荘」・「青木荘テント村」・「大向」・「ライジング・フィールド白馬」 | |
14 | 鷹狩山 | 山頂下の森林に「まなび公園キャンプ場」 | BBQ。山頂は芝生の広場で北アの山岳展望が良い | |
15 | 東山 | 「信州大町チャレンジフィールド」(旧大町スキー場) | モトクロス・4WD・バギーオフロード専用コース。キャンプ場はACサイト(フィールド利用者専用のみ)、炊事場・トイレ・ゲストハウス | |
16 | 東山 | 「中山高原キャンプ場」 (旧中山スキー場・旧大町スキー場第2G) | すぐ近くに菜の花畑・そば畑が広がる。管理棟、フリーサイト、炊事場、トイレ | |
17 | 蟹ガ沢 | 鷹狩山中腹の野外博物館「山の子村」 (旧東山低山帯野外博物館) | 1989年OPEN。森の中に池やグラウンド、山小屋、図書館、キャンプ場などを備えた自然体験の学習の場。2002頃に閉村。一部再整備中、保養キャンプ地 | |
18 | 池田町 | 大峰高原「白樺の森キャンプ場」 | BBQ。炊事場・トイレのみ。虫刺され注意。一時期マナー違反で使用禁止があった | |
19 | 松川村 | 馬羅尾高原清流の森の「馬羅尾高原キャンプ場」 | 自然豊かな林間キャンプ場。ACサイト,テントサイト。炊事場・トイレのみ。水は井戸水。予約要。熊出没注意 |
■水を起点としたまちづくりを進める大町市は2023年度、水を生かすソフト・ハード両面の事業に本腰を入れる。
水を「メイン食材」にした特産品開発や、まちなかでのせせらぎ創出など。市議会で新たな試みやこれまで以上に充実、強化させる主な取り組みを紹介した。水と地元産の果実などを使ったかき氷やドリンクなどの調理法を開発し、
希望する事業者に販売してもらうなど食材の「水」を前面に出した特産品を開発する。SDGs学習旅行の誘致を一層進めるため、水とエネルギーをテーマに2022年度に作成した滞在型の探究学習プログラムに加え、2023年度はさらに
体験型コンテンツやモデルコースを加え、湖水や水力発電所などを案内する「水辺ガイド」も養成する。サントリーと連携して水源涵養のための森林整備活動や環境省の「令和の名水百選」への応募なども予定。中心市街地で市民や
観光客が普段から水に親しめるよう水辺の環境づくりも進める。八日町ポケットパークに親水施設を整備するほか、水量調節や取水などの関係で水が流れていない所もあるまちなかの水路も「せせらぎ」をよみがえらせ、まちの
にぎわいづくりにつなげる。市は「大町と言ったら水、水と言ったら大町と全国から認知されるように、市を挙げて水を起点としたまちづくりに取り組んでいきたい」と。
■「水鏡の青木湖」。
青木湖西側には仁科山地の小遠見山(標高2007m)〜天狗岳(標高1940m)〜黒沢尾根(標高1600m)〜小熊山(標高1303m)にかけて南北に細長い尾根が続いています。稜線は狭く急な傾斜の山容で、かっては斜面を利用した青木湖スキー場がありました。
佐野坂丘陵の奥には晴れていれば白馬三山〜小蓮華山・白馬乗鞍岳が望めます。佐野坂から青木湖に続く杉林の中、「千国街道」(塩の道)には「佐野坂峠」(標高860m)があり、雪深い峠越えの山道には旅の安全を祈り、道標として建てられた
「佐野坂西国三十三観音」の観音石仏が佇んでいます。青木湖東側には大峰山地の権現山(標高1222m)〜太郎山(標高1051m)の低山が連なり、その昔、山麓にはヤナバパラレルスキー場、ヤナバ国際スキー場、内山スキー場(白馬)などがありました。
東湖畔にはJR大糸線とR147が通り、西湖畔には多数のキャンプ場あり。
青木湖ACはキャンプが多数。大向・北村・桐野・青木荘は冬期閉鎖解除、4/下再開。まだまだ吹きおろしの風が冷たい。
■春の「青木湖」は清々しい。
大町「早朝の青木湖」。夜明け前の静寂に包まれた青木湖は小鳥のさえずりと、魚が跳ねる音が聞こえ、時折、釣船やカヌーのパドルで、水をかくピチャ、ピチャという音がこだましています。
仁科山地から吹き降ろす風はまだ肌寒いけど清々しい朝。
残雪の鹿島槍ヶ岳や白馬の山並みが望め、青空に白い雲が浮かび、湖水の青さが目立つ。早朝から釣り人が釣船から糸を垂らしています。シーンと静まり返った「青木湖」に、小鳥の囀りや、大糸線の電車がガタゴトを走る音が聞こえてきます。
これからの季節はカヤックやカヌ、ラフトボート、SUP、釣りなど、さまざまなアクティビティが楽しめます。
「青木湖」は「仁科三湖」の一つで中綱湖・木崎湖と連なる。北ア(仁科三山)の前山「仁科山地」(黒沢尾根)と「大峰山地」(東山)に囲まれた「青木湖」は、湖面積1.7kuで諏訪湖や野尻湖についで県内3番目の広さ。湖面標高822m、
周囲長6.5km。各3万年前の佐野坂の斜面崩落で姫川が堰き止められて形成した湖。青木湖に流入する川はなく、雪解け水と湧水で湖水が保たれている。水深58m。透明度が高い。全国の湖沼の透明度(2009年)は、1位;摩周湖(28m)、2位;倶多楽湖(22m)、
3位;支笏湖(17.5m)、4位;パンケトー(14m)、7位;本栖湖(11m)、8位;洞爺湖(10m)、9位;青木湖(9.8m)など。
青木湖北部の「佐野坂丘陵」は標高850〜900mの小さな丘陵で、湖畔では桜が咲き、残雪の白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳、代掻き馬、小蓮華山、白馬乗鞍岳が望めます。
近くの「佐野坂峠」は姫川と信濃川水系(農具川)の分水嶺。
※環境庁湖沼COD調査(2021);湖・沼・ダム湖を含め、1位;田沢湖(0.5mg/L)、3位;支笏湖(0.7)、5位;山ノ内・丸池(0.8)、7位;洞爺湖(0.9)、13位;大町・青木湖(1.3)で綺麗な水といえる。
県水質検査COD(2021)では山ノ内・丸池(年平均;0.8mg/L-75%値;0.9(mg/L)、青木湖(1.3-1.4)、中綱湖(1.6-1.9)、茅野・蓼科湖(1.8-1.9)、木崎湖(1.9-3.4)、信濃・野尻湖(2.2-2.5)、茅野・白樺湖(2.6-2.6)、松本・美鈴湖(3.2-3.4)、
立科・女神湖(3.7-4.3)、諏訪・諏訪湖(3.9-5.5)の順。
■大町の「鹿島槍ヶ岳」登山口の「大谷原」への鹿島川沿いではカラマツなどの木々の新緑がきれい。
「大谷原P」(標高1075m)〜赤岩尾根登山口(標高1132m)から「赤岩尾根」を登り、「高千穂平」(標高2049m)から爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳の主稜線上にある「冷乗越」(2387m)まで標高差1356m、「鹿島槍ヶ岳」南峰(標高2889m)までは標高差1700m。
雪解けが進むと、大谷原から見上げる「鹿島槍ヶ岳」は鋭い岩稜が姿を現す。
■大町市は、ふるさと納税の新たな返礼品として、大町の風景などを描いたデジタルアートの採用を検討している。
作品偽造を防ぐデジタル技術で唯一無二の作品として付加価値を高め、芸術を通じた大町の魅力発信につなげたい考え。返礼品にはデジタルコンテンツが本物だと保証する技術「非代替性トークン」(NFT)を利用する。市のマスコット「おおまぴょん」と
風景画を組合せた作品や、写真家による風景写真などを検討。
■2022年の大町市の観光客入り込み状況は、大町温泉郷の利用客数(宿泊・日帰り)は、海外からの観光客入国制限が緩和されたなどの影響で、16万3259人と前年と比べ65.1%増加。温泉郷の入り込み数は2019年28万3810人、2020年14万4029人、 2021年に9万8889人と、コロナ禍前の2019年と比べ、最大で34.8%まで落ち込んだ。2022年は観光需要の高まりや外国人観光客の増加などの影響で、2019年と比べ57.5%まで回復した。
■各地の海にまつわる民話をアニメ化する「海ノ民話のまちプロジェクト」で、大町ゆかりの「泉小太郎伝説」が完成した。
2/15;上映会が大町市役所で開かれ、水資源の大切さを伝える物語が披露された。作品は5分30秒、大町に伝わる民話をアレンジ。「まんが日本昔ばなし」のスタッフも制作に携わった。2/16〜;YouTubeの海ノ民話のまちプロジェクトで公開。
■アニメうみのむかしばなし「泉小太郎伝説」(大町市)
昔、長野県には大きな湖があり、母の犀龍と父の白龍竜が棲んでいた。その子どもが「泉小太郎」。小太郎は豊かな畑を増やすために母親の犀龍と協力し、山々を突き破り、岩山を突き破り、千曲川の下流から新潟の海までを繋いだ。
すると湖の跡地には肥沃な大地が広がり、安曇平ができた。小太郎は豊かな農地の安曇野の里で農耕し、下流の海は豊かな漁場になったという。山と海が繋がることで豊かな暮らしを手に入れたという伝説。
大町郊外の西山麓の仏崎は常盤泉地区に鎮座する「仏崎観音寺」があります。「観音橋」を渡り、石仏の並ぶ参道を経てお寺に至ります。杉木立の中に佇む本堂は江戸中期に建てられたお堂で仁科33番札所巡りの一つで、昔から馬の息災を
祈った寺とされ、大町の春の風物詩「奉納草競馬」(大町観光草競馬)が近くの高瀬川河川敷で行われてきました。
本堂の裏手の岩山には急峻な石段が築かれ、断崖には岩穴があり「窟堂」と呼ばれ、岩穴は泉小太郎や犀龍、白龍が隠れ住んだといわれています。
安曇野、松本平に伝わる「泉小太郎伝説」を児童文学者が童話「龍の子太郎」として出版した。「日本昔ばなし」に登場する龍に乗った子供が「たつのこたろう」。「穂高神社」にある碑には、小太郎の父白龍は海津見神であり、
小太郎は穂高見神の化身といわれ、治山・治水の功績を称えています。高瀬川は昔から暴れ川で氾濫による水害に苦しんだ歴史があります。「大町ダム湖」は「龍神湖」とも呼ばれ、「高瀬渓谷緑地公園」には大きな小太郎が龍に
またがる「犀竜の母子像」があります。大町は水との深い関わりが昔からありました。
※泉小太郎伝説(YouTube)
☆★☆「泉小太郎に関する主な出来事」☆★☆
2000年;明科;「薪能」では能楽師の青木道喜氏が「犀龍小太郎」の民話を能・狂言で演じた。
2006年;大町;大町温泉郷の「酒の博物館」隣に「民話の里おおまち小太郎」が開館。大町に伝わる民話の場面を再現した紙粘土人形を展示。語り手による民話の読み語りをする「民話の里おおまち小太郎」で、全長6mの龍に乗った泉小太郎は
見応えがありました。
2006年;大町;「高瀬渓谷緑地公園」で「高瀬渓谷フェスティバル」では泉小太郎伝説の語りが行われた。
2007年;松本;まつもと市民芸術館で舞台劇「松本城物語」上演され、太古の昔松本平を開拓した民話「泉小太郎」を演じた。
2007年;大町;図書館で北安曇に伝わる民話の継承で、北安曇の民話から「犀龍と泉小太郎」の朗読。
2008年;明科;「信州安曇野薪能で創作能「犀龍小太郎」が上演され、炎に照らされた舞台では小太郎と両親の竜が岩を砕く様子が迫力の舞いで演じられた。
2009年;大町;「北アルプス雪形まつり」では「大町文化会館」で、歌と踊りと語りによる創作舞台劇「犀龍と泉小太郎」が演じられた。
2010.12/24-2011.2/末;大町;駅前広場公園のイルミネーションでは「龍の子太郎」を題材に龍にまたがる泉小太郎をかたどった作品をメーンに据えた。
2011年;大町;「仏崎山観音寺」で数え年で7年に1度、本尊の聖観世音菩薩像を一般公開する御開帳。湖をせき止めていた岩を砕き安曇平を開いた泉小太郎伝説にゆかりがある古刹。小太郎が没したと伝えられる岩窟があり、これを地域の人々が
祭ったのが発祥。菩薩像は江戸中期の1703年の作。厄よけや安産、延命、豊作守護の観音様とし地域の信仰を集めている。菩薩像と紅白の縄でつないだ回向柱に触れるなどし、願いごとを託していた。稚児行列もあり、華やかな衣装をまとった
子どもたちが御開帳を盛り上げました。
2012年;松本;松本中山弘法山麓の泉小太郎ブロンズ像前で「泉小太郎祭り」。泉小太郎講座や竜神太鼓演奏、人形劇を上演。「信府統記」には鉢伏山で生まれ、放光寺で育ったという一説が載り、泉小太郎発祥の地として知られる。
2013年;大町;木崎湖での「原始感覚美術祭」では安曇野から大町へと葦舟を引いて歩く「葦舟巡礼」が穂高神社〜西山山麓〜大町麻倉で行われた。木崎湖畔の葦を縄で束ねて舟を作った。安曇平を造ったとされる泉小太郎伝説にちなみ「犀竜丸」と
名付けられ、舟の上では子どもが太鼓をたたきながら行進した。
2014年;大町;「サン・アルプス大町」で「大町民話の里づくりもんぺの会〜郷土の心を語り継いで〜」があり、語り「犀龍と泉小太郎」が行われた。
2015年;大町;「大町やまびこまつり」で竜にまたがる泉小太郎の山車なども出た。
2016年;池田町;「川會神社」に「泉小太郎の民話と絵を刻んだレリーフ」建立。石碑には「泉小太郎ゆかりの里」の文字を入れ、民話「泉小太郎」の現代文と神社との関わりを記した。絵は小太郎と家族の様子、泉小太郎伝説は松本市中山、
大町などに伝わっており、各地で像などが建立されている。池田町十日市場にはなかった。松本藩により1724年にまとめられた史料「信府統記」に、「小太郎ハ有明ノ里今ノ池田奥十日市場川會ト云フ所也ニ歸(帰)リ居住シテ子孫繁昌ス
(中略)後ニ彼所ニ川會大明神ノ社ヲ建テシハ此霊神ヲ祭レリト 云フ(以下略)」など小太郎と十日市場や川会神社が関係する記述がある。
2021年;池田町;ガイドマスター会が松本平に伝わる「泉小太郎伝説」について資料や絵本の内容を交えて紹介。小太郎の出生や母親の犀龍の背に乗り山清路を通った話を子供たちに語った。
2022年;「穂高神社」の式年遷宮で「穂高人形ものがたり」。「関ヶ原の戦い」や地元の神話や民話、歴史上の一場面を再現。龍が湖を壊して土地を開拓したという「犀龍と泉小太郎伝説」(睦友社・穂高人形制作保尊教室)は「犀龍と泉小太郎伝説」では
全長10mの龍にのる泉小太郎が展示された。「穂高神社」で「式年遷宮祭」限定のお守りが発売され、穂高人形ものがたりで民話「犀龍と泉小太郎伝説」の場面を描いたお守り(\1000)を発売。
2023年;穂高;「国営アルプスあづみの公園」(堀金・穂高地区)での「光の森のページェント2022」では地元に伝わる「犀龍と泉小太郎伝説」をモチーフにした龍のトンネルも。親子連れが光の中を散策して楽しんでいました。
例年;大町;「大町もんぺの会」による民話の語り。
例年;松本「アルプス公園」の泉小太郎の枝垂れ桜は松本平を見守ります。「泉小太郎のしだれ桜」(エドヒガンザクラ)は、民話「龍と泉小太郎」にちなんだもので、泉小太郎が植えたとされる大木の桜。常念岳・横通岳と小太郎の桜は
絵になります。
2023年;2月;周囲を雪に覆われた「大町ダム湖」(龍神湖)
「龍神湖」の展望台やあずま屋周辺も多くの雪に覆われています。岸沿いではダム湖の水も凍りついてその上には雪が積もっています。大町ダム湖は民話「犀龍と泉小太郎」に由来し、犀龍の伝説と水の神にちなんで「龍神湖」と名づけられた。
「その昔、安曇野から松本平にかけては湖だった。湖の主の犀龍と山向こうの池の白龍王との間に生まれた泉小太郎は、湖の畔に住む老夫婦に人間の子として育てられた。小太郎は、湖の水をなくして人々の住める豊かな郷土を作りたいと願っていた。
その後、親子は現在大町ダムがある尾入沢で再び出会い、犀龍は背中に小太郎を乗せ、白龍王とともに山清路の岩を打ち破って湖の水を日本海へ流し、この地を豊かな平野にした」。ダム湖畔には犀龍と小太郎のモニュメントがありますが、
今は雪をかぶっていました。
■2021.3/20;「池田町ハーブガーデン」の一画がリニューアルし、安曇野の多種多様なハーブを提供する「ナチュラルマルシェソヨソヨ」がOPENした。
店内の棚や机、壁などのインテリアや塗装は、管理・運営を担う「ポラリスアクト」による手作業。ハーブ製品の販売やハーブを使ったWSを開くなどし、日常の中にハーブがある暮らしを提案する。ハーブの香りに包まれた店内ではオリジナルブレンドの
ハーブティーやドライフラワー、ハーブの苗、種などを販売。ポラリスアクト代表(北澤伸恭さん)は「ハーブの育て方や楽しみ方を提供し、ハーブがきっかけで心が豊かになるような暮らしの提案ができれば」と。ハーブを使ったWSを企画するなど
「ハーブが日常の中で自然にある存在になるように」と取り組みを続ける。敷地内には温室施設、ガーデン、カモミール畑、ラベンダー園などがあり、ポット苗やハーブティーをはじめ、ガーデニング雑貨やアロマ商品も販売。
店舗は「道の駅池田」から道路をわたって正面のガラス温室内。Facebook、Instagram、SHOP(10:00-17:00)
(問)ナチュラルマルシェ「ソヨソヨ」 TEL 0261-85-9211
■環境にやさしい小型EVで自然豊かな大町を周遊してもらおうと、JR信濃大町駅前に、EVのレンタルや観光の拠点となる施設が誕生する。
地域の観光振興や北アルプス国際芸術祭を見据え、公共交通機関で訪れた観光客などにEVを足として活用してもらい、大町の玄関口から新たな観光を発信する。施設は「ジャパンディスカバリーセンター大町」。EVレンタルの他、
爺ガ岳スキー場受付、イベント発信、GoProレンタル・販売など。まちづくり事業などを手掛ける大町市五日町のフリーフロートが運営。
(問)フリーフロート TEL 0261-85-2571
■「小熊山トレッキング」
中綱湖畔(標高815m)〜黒沢高原(標高1130m)〜小熊山(標高1302m)トレッキングCを歩いて「木崎湖」を見渡す。小熊山ハイキングCには至る所に看板が設置されています。山頂は林の中で視界はないが、小熊山パラグライダー場では視界が開け、
木崎湖全容が見えます。猿ヶ城峰火台からは中綱湖と青木湖が望めます。爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳もまじかに。小熊山というだけあって、熊と遭遇しないためにも鈴などの音がでるものを携帯すること。(往復:9q,約4H)。
(問)大町観光協会 TEL 0261-22-0190
■大町駅前本通り商店街を中心に最新の店舗情報などを載せた「信濃大町街歩きMAP」が完成した。
アウトドアアクティビティに集う観光客と街中をつなげようと奮闘する有志らの「大町アウトドアタウンプロジェクト」が作成。1万部を印刷。裏面には山岳や釣りなどの「信濃大町アクティビティMAP」を併載、アウトドア誘客と
市街地利用客を橋渡しする。
■初冬の大町八坂「鷹狩山」(標高1167m)からは北アが一望できます。
不動岳・七倉岳・北葛岳・蓮華岳・赤沢岳・鳴沢岳・岩小屋沢岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳・白馬三山など冠雪した北アの名峰が望めます。
■「青木湖」は静寂に包まれ、北アの前山「仁科山地」中腹から湖畔にかけて吹きおろしの風が吹いていた。木崎湖・中綱湖・青木湖の西側の小熊山〜黒沢高原〜佐野坂までは「仁科山地」と呼ばれています。その昔、仁科山地北部 (佐野坂スキー場ニューパラダイスG付近)の大崩落により、白馬を流れる「姫川」が堰き止められ、「青木湖」が形成された。現在、白馬村佐野坂の親海湿原湧水が姫川源流部ですが、大昔は大町中綱が姫川源流部だったという。 姫川が堰き止められて水が溜まり青木湖が形成された。この湖水は姫川ではなく、中綱湖の農具川へと流れています。姫川は白馬-糸魚川で日本海まで延長60km。一方、青木湖-「農具川」(17km)-大町社-「高瀬川」(17km)-明科七貴- 「犀川」(66km)-長野若穂-「千曲川」(62km)-栄-「信濃川」(160km)の日本海まで延長320km。青木湖に降る雨一滴はどちらかを旅することになる。
■2023.6月;松川村「安曇野ちひろ公園」の「トットちゃん広場」にある電車
「窓ぎわのトットちゃん」の世界を再現したもので、2014年から展示中。電車の塗り替え工事が始まります。2両の電車「電車の教室」、「電車の図書室」の外装塗装工事に伴い、6/14;塗替奉仕活動の着工式が現地で行われた。
電車の中は机や椅子、黒板があり、教室を再現。今回、電車の塗装が色あせるなどしてきたことから、松本の塗装店「小川原塗装店」が地域奉仕活動の一環として塗り替える。工事は7/中まで、塗装の塗り替えと屋根の防水工事を予定。
小川原塗装店は「塗装してきれいになることによって彩りを取り戻す、そのような雰囲気や塗装の重要性も分かってもらえれば」と。
■松川村の「すずむし荘」
松川村西原「安曇野ちひろ美術館」近くにある松川村営の温泉宿泊施設「すずむし荘」は天然ラドン温泉の「馬羅尾天狗岩温泉」。馬羅尾山の地下1800mから湧き出た温泉を約5km引湯。泉質;単純弱放射能温泉、源泉温度;36.0℃。
常時加温、加水なし、循環ろ過・かけ流し。薄黄褐色のまろやかなお湯で美肌効果や痛風、神経痛、腰痛、五十肩、打撲、捻挫、冷え性、疲労回復、健康増進などに効果あり。石造りの前庭と屋根付きの露天風呂とジェットバスのある
内湯2つあり。内湯は大きな窓で開放的。シャンプー&リンス、ボディソープ、ドライヤー常備。1992.12月開湯。久しぶりにすずむし荘で入浴してきました。普段は地元の方がよく利用しています。露天風呂は開放感があり、熱くもなく
湯あたりしそうな感じでのんびりと入浴できました。昔はよく入浴後に「レストラン鈴音」でおそばやおこわを食べていましたが、現在(2020.3/17〜)はイタリアン料理の「Radice SUZUNE」(ラディーチェ鈴音)に変わっています。パスタランチ。
(温泉入浴;10:00-21:00,木曜定休,入浴料;\600/大人,中学生以上,\400/小学生)、(レストラン;11:00-14:30,木曜定休)
(問)ラディーチェ鈴音 TEL 0261-62-0223
(問)すずむし荘 TEL 0261-62-8500
■松川村の遺跡や神話に光を当てて絵地図で紹介する「安曇野・松川村の今昔絵巻」が、村内の有志らが発行した。
古代のロマンに思いを馳せながら、村の魅力を新たな視点から発信。地元の伝説を切り口に、ゆかりの場所を紹介。歴史に思いをはせながら、のんびり散策してほしいと「おすすめルート」も掲載。山麓に移り住んで6-12年の女性らが、
安曇野ちひろ美術館や道の駅を訪れた人に、もっと村内を回ってほしいとPR方法を考えた。有明山の岩戸伝説など、その場所にまつわる物語が加わると魅力が増すと考え、村誌や民話本などを調べ、天の岩戸伝説、古代人の自然信仰、
九州から渡ってきた安曇族の伝説にちなむ場所を選び、絵地図で紹介。天照大御神を岩屋から出した踊りの名手をまつった鈿女神社、竪穴住居を復元した桜沢遺跡などのイラストも。鼠穴の地名は安曇族が地元の仁科一族と戦った際、
「寝ずに見張った」ことに由来するといった説も紹介。裏面には散策ルートと、取り上げた伝説の要旨を載せた。絵地図は、地域づくり活動への村の補助金15万円を活用してA3判を5000枚、A4判を2300枚製作。すずの音ホールなど
公共施設に置く予定。「絵地図をきっかけに松川村を知ってもらえるといい」と。
■JR信濃松川駅前にある「セピア安曇野」(安曇節会館)の松川村観光協会では、松川村の情報発信、観光案内・パンフ、地図などあり。
安曇野・松川村をぐるっとサイクリング。レンタサイクル貸出中。電動式1台(\1000/4H,\1500/1day)
(問)松川村観光協会(セピア安曇野内) TEL 0261-62-6930(8:30ー17:00)
※安曇野・大町・仁科三湖・白馬・小谷・松本のサイクリング情報
■松川村は、村をPRするノベルティとして提供しているナチュラルミネラルウオーターのペットボトルのデザインを一新した。
村とゆかりのある絵本画家・いわさきちひろの絵を取り入れたボトルで、おいしい水に恵まれた自然豊かな村をPRする。ラベルには安曇野ちひろ美術館とのコラボで、いわさきちひろの「海辺の小鳥」の絵を採用。青い色合いが爽やかな水を
イメージさせるデザインとした。ミネラルウオーターは2016年から始めた取り組みで、今回のデザインで4代目。いわさきちひろの絵は前回から採用。
■松川村川西の「大和田山城跡」へ続くトレッキングコースを整備した。
松川村に残る室町時代の山城跡、観勝院山城「大和田山城跡」。仁科氏の支族・大和田氏が大洞山(標高1091m)から南へ伸びる尾根に山城が作られた。南北約200mに虎口、空濠、主郭、物見の跡など。
山城交流会が歴史的文化財資源を後世に残そうと、トレッキングコースを整備し、案内板などを設置している。山城は仁科氏滅亡(1582年)か一国一城令の発令(1615年)で廃城になったといわれる。
6/26;観勝院跡地から入る登口で作業を実施。案内看板や階段の設置、急登にロープを備えるなどし、安全に入山できる環境を整備した。
■八方尾根や五竜、栂池、木崎湖では良くカラフルなパラグライダーが飛んでいるのを見かけます。
「木崎湖フライトパーク」。大町「木崎湖」は仁科三湖の一つでフォッサ・マグナの地溝上にできた堰止め湖。標高764m、周囲6.5km、最さ30mと大きな湖。木崎湖西の「小熊山」(標高1302m)からパラグライダーを体験できます。
海の口の木崎湖畔湖にある着陸場(標高約780m)で受付。ライセンスがないため、タンデムを希望。タンデムフライトはライセンスを持つパイロットが操縦するため、パラグライダー経験がない初心者でもOK。木崎湖西の小熊山
トレッキングコースの頂上にある離陸場(1280m)まで車で25分。ここからは木崎湖が一望できます。ハーネスやヘルメット、浮き袋、手袋などを装着。パイロットの指導で離陸の練習を行う。飛び立つ方向に真っすぐ向いて風を待ち、
パイロットが吹き流しを確認して一緒に駆けだす。間もなく足が地面を離れて体が浮き上がる。北に中綱湖・青木湖が望め、西には真近に鹿島槍・爺ヶ岳が望め、五龍岳・唐松岳・白馬岳などが見えます。南には青木湖と大町市街地、
東には山並み。眼下には青い木崎湖の湖面に太陽の光がきらきらと反射。大きく旋回しながら時速30kmで進み、徐々に高度を下げて湖畔の着陸場に降り立つ。約15分間のフライト。フライトパーク代表で森春雄さんは「風が当たる音
など自然を肌で感じて楽しめる」とパラグライダーの魅力を語る。秋の紅葉や新雪の北アルプスが美しい季節がよい。「空を飛びたいという思いは、きっと人類のDNAに組み込まれているんですよ」と。
(営業;5〜11月;金〜日/祝日,8:00-12:00,\1.2万円〜,要予約) 気象状況等で飛行できない場合あり。
(問)木崎湖フライトパーク
■大町市民有志でつくる「木崎湖プロジェクト」は木崎湖周辺を歩いて巡る「フットパス」を整備し、手描きの地図が出来上がった。
見どころ満載で温かみのある手書き文字のマップが、地域の人らの間で「住んでいても知らなかった」「とても詳しい」などと話題になっている。湖畔は1周約6.5km、約2.5Hでゆったりと歩ける。マップには見どころ、ビューポイント、
花スポット、昔のことや物語のほか、無料で利用できる駐車場やトイレも書き込まれた。マップは1万部印刷、市観光協会、ゆーぷる木崎湖、平郵便局などで配布。
■8/1〜;大町「木崎湖キャンプ場」にサウナが開設。
木崎湖は湧き水が豊富で透き通った水質が魅力。サウナで温まった後、浅瀬で身体を冷やし、自然との一体感を味わう趣向。施設名はフィンランド式バレルサウナ「サウナスタンド K0KAGE」。たる型のサウナを作って湖畔に設け、
新緑や紅葉などの景色を楽しめる。木崎湖を拠点に活動するアウトドアガイドの百瀬徹也さんが運営。アウトドア愛好者やサウナ愛好者から、熱い視線が注がれている。
■大町黒沢高原の「鹿島槍スポーツヴィレッジ」の「鹿島槍シカゴピザ」
4/29-5/5;大町「鹿島槍スキー場」の「鹿島槍シカゴピザ」がキャンプ場オープンを控えテークアウト限定でプレ営業を行った。プレ営業期間後は土/日/祝;テークアウト営業。2020年5/末にオープン、10/末まで営業、
2021年もグリーンシーズン中に営業予定。キャンプ場利用者もテント設営の前後などに手軽に注文できる。生地を伸ばすところからできるシカゴピザ作り体験も行う。特徴は重量1kg、厚さ6cm、直径18cm、チーズを300g使う。
マッシュポテトとチーズを敷き詰めた土台に、牛豚鶏肉の割合を独自に配合し3h煮込んだボロネーゼをかけている。種類はオリジナル、ベジタブル、ハラペーニョ、キーマカレーの4種類。「一番人気はベジタブルで、
キーマカレーは子どもに人気。生野菜を一緒に食べているような感覚にした」とスタッフ。「コロナ禍でシーズンオフに施設を利用していた団体客が激減し、2020年新しい事業としてピザの宅配を企画。大町唯一の宅配ピザとして、
この衝撃的なピザを届けて、おうち時間を少しでも楽しんでもらえれば」と。ピザの価格は\2500〜\2700。6月から宅配営業を予定。
(問)鹿島槍スポーツヴィレッジ(鹿島槍スキー場) TEL 0261-23-1231
■大町「鹿島槍黒沢高原」の「鹿島槍スポーツヴィレッジ」(鹿島槍スキー場)は、キャンプ場を施設内で新たにオープンした。
新型コロナウイルスの影響でグリーンシーズンの利用客が落ち込む中、アウトドア人気を追い風に誘客を図る。キャンプ場はフリーキャンプサイトの他、自動車での乗り入れが可能なオートキャンプサイト、愛犬を連れての利用が可能な
ドッグキャンプサイトなど中央エリア一帯に計60張分を確保。BBQや自然体験など家族で楽しめるアクティビティも売り。
ディキャンプ(\2000)、オートキャンプA(電源あり;\3500),B(電源なし;\3000),C(電源なし;\2500)、ドッグキャンプ(\4000)、ドッグラン(宿泊者無料)、施設使用料(\500/大人1人,\300/子供1人)
(問)鹿島槍スポーツヴィレッジ TEL 0261-23-1231
■2023.6/3-6/4;10:00-16:00;「大町温泉郷」近くの「ランテラス信濃大町キャンプ場」で「ROOF TOP CAMPING 2023 in長野」
ランテラス信濃大町キャンプ場で各種ルーフトップテント、ルーフテントが集合。ルーフトップテントの展示、ルーフトップテント積載車を実利用を見学。テント組立競争などイベントあり。見学無料。
キャンプ場宿泊可(特別価格;宿泊;2500/車,\1500/バイク,通常価格;\6600〜/1区画)
■2021.4/29-11/30;「爺ガ岳スキー場」にキャンプ場OPEN
2021年に新たに誕生したキャンプ場。標高900m、今後ウッドチップ・芝生を整備。ACなし。管理棟(スキーセンタ)では受付、売店、炊事場/調理台、分別ゴミ箱。駐車場(P100);トイレ、自販機あり。各種キャンプ用品販売・レンタルあり。
ウッドチップサイトA;5(\3000〜),ウッドチップサイトB;1(\4500〜),展望サイト;11(\3000〜),キッズパークサイト;4(\3000〜),レンタル一式付ウッドチップサイトA(\14,400〜),
ゲレンデ内デイキャンプ;フリサイト;20(\1500)
(問)爺ガ岳スキー場 TEL 0261-22-0551
■「爺ガ岳スキー場」はキャンプ場開設の他、新たなアクティビティとして熱気球係留乗車体験をスタート。
2021.4/29-11/3;土/日/祝と7/22-8/29;夏休みに毎日開催。6:30-7:30;早朝の空気が澄んだ時間に上げる。高さ50mの熱気球係留乗車体験。天候・条件により変更・中止あり。(\2700/大人,\1800/子供)
(問)爺ガ岳スキー場管理事務所 TEL 0261-22-0551
■大町美麻の道の駅「ぽかぽかランド美麻」にこの夏、宿泊用のトレーラーハウスが新設された。
新型コロナ感染症拡大防止への対応や、グランピング人気の高まりなどを受けて導入。8人用2棟と、ペットも泊まれる4人用2棟の全4棟。「キャンプ気分を味わいながらアウトドアを楽しめる施設」と。トレーラーハウスはひのき造りの露天風呂や
ロフトのある6人用2棟と、屋上でBBQができ、陶器の露天風呂がある4人用2棟で、各1棟はペットも同伴可。各棟に屋外型ガスグリルや冷蔵庫、調理器具があり、素泊まりで好みの食材を持ち込んで調理したり、食材付プランで手ぶらでBBQを
楽しんだりできる。料金は1棟素泊まり(\2.2万円〜/2人)。
(問)ぽかぽかランド美麻 TEL 0261-29-2030
■池田町愛染で町直営温室施設「ハーブステーション」の施設管理を行う「ポラリスアクト」が、池田町産のラベンダーを使ったアロマオイルとフローラルウオーターを発売。
近年、女性を中心にアロマオイルなどのハーブを使った製品を生活に取り入れる人が増えており、無農薬の信州産ハーブを強みに新規開拓を狙う。ラベンダーはハーブステーション横にある1300坪の畑で栽培したもの。「濃紫3号」
「オカムラサキ」「グロッソ」の3品種を、合わせて1500株生育。種から栽培し農薬や化学肥料、除草剤を使わず、収穫、乾燥、加工まで全て手作業で行う。製品には乾燥したラベンダー1.4kgを使う。池田町は寒暖差が大きく湿度が
低いことからハーブの栽培に適しており、1990年頃から「ハーブの里」として地域おこしを行ってきた。これまでは苗の販売がメインだったが、ガーデニング経験や畑がない若い世代にも気軽に生活にハーブを取り入れてほしいと、
半年ほどをかけて開発。今後も栽培しているさまざまなハーブを使ってアロマオイルなどの商品を作る予定。代表は「アロマオイルが流行しているが原料の多くは外国産。商品をきっかけに池田町のハーブの良さを知ってほしい。
コロナ禍でストレスを感じることも多いと思うが、香りでリラックスしてもらい生活を整えるきっかけになれば」と。
■2021.4/27;県内初となる電気自動車のレンタル拠点「ジャパンディスカバリーセンタ大町」がJR信濃大町駅前に誕生。
2人乗り4輪EV、3人乗りの3輪EVなど用途に応じて環境にやさしいドライブを楽しめる。自然豊かな北アルプス山麓地域ならではの環境に優しい移動手段として利用。時速45km/h。スキー板輸入や町おこしを手掛ける「フリーフロート」が
空き店舗を自ら改装して運営。親会社にあたるタジマモーターコーポレーションの製品を扱う。現在はバイク21台、三輪10台で、今後四輪車も稼働。この日はオープニングセレモニーがあり、牛越徹市長らがテープカットで祝い、
三輪に体験乗車。牛越市長は「風を感じられ、楽しみながら移動できる」と。「市民のゼロカーボン意識が高まり、自然エネルギーの取り組みが進むよう期待したい」と。フリーフロートの屋田翔太社長は「大町の新しい観光につながれば」と
意気込み、タジマモーターコーポレーションは「レンタルを通じ、皆さんにEVに慣れていただけたら」と。2021.4/29;白馬村中心部にも店舗をプレオープン予定。レンタル料金はバイクが\1100/3h、三輪が\2500/6h、四輪が\5500/6h。
バイクは原付き免許、三輪と四輪は普通免許。GW中は無休、その後は火/水曜休。予約可。
(問)ジャパンディスカバリーセンタ大町店 TEL 0261-85-2571
■環境に優しい乗り物で観光を楽しんでもらおうと、JR信濃大町駅前で今春、電気自動車のレンタル事業スタート。
観光用の交通手段としてまとまった数の小型EVを導入するのは全国的にも珍しく、市も支援する方針。北アルプスを望む自然豊かな「岳都」から、新たな観光の形を発信する。スキー板の輸入やまちづくりを手掛ける市内の会社
「フリーフロート」が運営。駅前の空き店舗をレンタルステーションに改装中で、中には既に三輪のEVが2台並んでいる。EVのスクーターや四輪車も導入し、春にレンタルをスタートさせる予定。最初は10数台で、将来的には
100以上に増やしたいと。車両はグループ会社のタジマEVの製品で、普通自動車免許があれば乗れる。軽自動車よりも小さく、最高時速40km/hと低速。市内の湖畔や山沿いの観光道路などをゆったり巡ってもらう狙い。三輪は側面が
開いた形で、自然の中で空気感も楽しみながら走れる。フリーフロートの屋田翔太社長は白馬出身で、大町などでスキー場も運営。Co2排出を抑える世界的な動きのほか、大町市が2020年7月、国連が提唱する「持続可能な開発目標」
(SDGs)のモデルとして県内市町村で唯一、国の「SDGs未来都市」に選ばれたこともあり、EVレンタルを思い立った。市によると、信濃大町駅前は3年前にレンタカーの事業所が撤退し、観光の二次交通が課題になっていた。
市観光課は「レンタルEVは市内に点在する観光ポイントを巡るのに最適。SDGsの取り組みとしてもアピールできる」と。市内で8-10月に予定している北アルプス国際芸術祭でも交通手段として活用する考え。屋田さんは、EVの充電に
再生可能エネルギー由来の電気を使って完全な「ゼロカーボン」で運営することも視野に入れる。「大町を先進的な観光都市にしたい」と。
■大町「高瀬渓谷」にある大町、七倉、高瀬の3つのダムを知ってもらおうと、国交省「大町ダム管理所」がリーフレット「高瀬渓谷ダム手帖」を作成した。
イラストと写真を交え、ダムの歴史や仕組みを分かりやすく解説。「大町は黒部ダムの玄関口だけでなく、他にも魅力あるダムがある。興味を広げてほしい」とPR。手帖は1,2の2種類。両面カラーでA3判,A4判。印刷を工夫し、四つ折りの
状態から横に開き、次いで上下に広げて見る形にした。手帖1は大町ダムの仕組みを説明。さまざまな深さから取水できることや、発電用から非常用まで4つの水の出口を備え、最上部の「クレストゲート」は毎秒プール2.9杯分の水を流せる
ことを載せた。手帖2は、高瀬渓谷の水力発電史や葛温泉が流された1969年の洪水を解説。2006年7月の豪雨では高瀬川の3ダムや梓川のダムで放流量を抑え、下流の洪水を防いだと伝えた。高瀬ダムは高さ176mで黒部ダムに次ぎ全国2位。
七倉ダムとともにロックフィルダムで無数に岩が積まれ迫力満点。大町ダムは周りに公園や散策できる道がある。管理所は観光協会やタクシー会社にリーフレット設置を依頼し、アピールしていく。
■大町市は観光客らに市の水道水の良さをPRするため、中心市街地の水場での水くみ用に容量ボトル1000個を作り、観光協会など6カ所で販売。
JR信濃大町駅前の本通りを挟んで水源が異なるため、通り沿いなどにある複数の水場で飲み比べをしてもらう。本通り東側の水道水は居谷里の湧水で硬度13の「女清水(」と呼ばれ、西側は上白沢の湧水で硬度15の「男清水」。
市内の水道は他の2水源を含め全て湧水を使っており、市は「水量豊かで清冽な水」と。市街地の水場を案内した地図は大町市HP「水巡りクリアボトル」からダウンロード。ボトルは「水と人しなのおおまちの宝」のロゴとしずくを
イメージしたデザインで、透明と青の2種類。包括連携協定を結んでいるアウトドア用品メーカーのモンベルが製造。(\1200)
■2024年に一般開放される「関西電力黒部ルート」
黒部峡谷鉄道の終点である日本一深いV字峡・黒部峡谷「欅平」と「黒部ダム」を地下で結ぶ18kmのルート。
1)「宇奈月駅」(標高224m)〜黒部峡谷鉄道トロッコ列車にて20.1km(80分)で「欅平駅」(標高600m)。
2)工事用トロッコ電車「下部軌道」にて500m(3分)で「欅平下部駅」(標高600m)
3)竪坑エレベーターで200m上(2分)の「欅平上部駅」(標高800m)
4)「仙人谷駅」からトロッコ列車「上部専用鉄道」にて6.5km(30分)で「黒部川第四発電所前駅」(標高860m)、黒四発電所見学。
5)「インクライン下部駅」(869m)から荷物用ケーブルカーのインクラインで815m(20分)で「インクライン上部駅」(1325m)
6)「作廊谷駅」〜黒部トンネル内専用バスで10.3km(40分)で「黒部ダム駅」(標高1470m)へ。
黒部ルートは「世紀の大事業」といわれる黒部川第四発電所と黒部ダムの建設のために整備された地下トンネルである。掘削当時は岩盤温度が160℃にも達したという「高熱隧道」に、関西電力の資材運搬などのために作られ、輸送するための
珍しい乗り物の数々がある。黒部ルートには厳しい電源開発の歴史が刻み込まれ、これまでは限られた人数の見学会が行われてきたが、関電は2024年に一般開放する。長年、地元が観光の受入れを求めてきた結果、2024年に一般開放することで
3年前に合意された。
9/15;関西電力は安全対策工事が予定通り2023年度中に終わる見込みを報告した。関電は一般開放の前提となる安全対策工事について、上部軌道トンネルの一部でモルタル吹き付けの劣化が確認されたため、計画の1.5倍の面積の工事が必要に
なったことや新型コロナの感染拡大に伴い、2020年12月から2ヶ月間工事を中断したことなどを説明。一方、工事は当初の計画通り2023年度中に完了できるという。黒部ルートは、「高熱隧道」は
現在でも岩盤温度は40℃。関電は「先輩方がこの厳しい自然の中でこれだけの電源開発をしてきたというところを一番御覧いただきたい」と。
年間最大1万人を一般開放する予定で、旅行商品化はJTBが行う。電源開発の歴史などを案内するガイド付が基本で、宇奈月温泉を拠点とする2泊3日以上の滞在型プラン、体験を組合せた海外客向けなどを検討中。JTB富山支社は「黒部ルートで
つながることで周遊が可能になる。お客様に価値あるもの作り挙げられるよう検討中」と。黒部ルートは2024年1月に旅行商品の販売開始、2024年6月に一般開放スタート。現在、黒部ルートの新たな名称を募集中。採用・抽選でペア3組無料招待
(副賞10万円旅行券)、富山県産品を選べる「トヤマカード」(\5000円相当)(10名)、黒部宇奈月カレーセット(\5000円相当)(10名)(締切;10/31)
(問)富山県地方創生局観光振興室 TEL 076-444-4498
■「世紀の難工事」と呼ばれる「黒部ダム」建設で、作業員の宿舎で提供されていた「ビタミンちくわ」入りのカレーライスが再現された。
2021.10/29;元作業員ら関係者が大町の扇沢レストハウスに集まり、カレーを味わいながら、当時を懐かしんだ。レストハウスを運営する関電アメニックスの社員が元作業員らへの聞き取りで、当時は週一回ほどビタミンちくわ入りのカレーを
食べていたことが判明。問合せを受けた製造元の「スギヨ」(石川七尾)は自社製品が1950年代に始まった大工事を支えていたことを知り、メニューの再現を企画した。ビタミンちくわは2022年で誕生から70周年を迎える。同社によると、
スケトウダラやサメのすり身を原料に、ビタミンA/Eが豊富に含まれている。レストハウスの前身施設で調理人だった大町の男性が調理。ジャガイモやニンジンなど野菜たっぷりのカレーに、輪切りにしたちくわを入れて当時の味を再現した。
スギヨでちくわの製造責任者を務めた七尾の男性、ダムえん堤建設に携わった大町の男性らが実食。「当時の仕事が懐かしい」「昔よりちくわがおいしくなった」などと感想を言い合った。スギヨでは対談などを撮影し、映像を2022年1/下に
HPで公開。その後もちくわ入りカレーを使った食育プランを県内の小学校に提案する予定で、同社は「ビタミンちくわは7割が長野県で消費されている。食育の取り組みで70年間愛してもらったお礼をしたい」と。
■「大町温泉郷」にある「森林劇場」を2021年度中に解体する。
地権者から土地の処分について打診があり、市が取得して劇場を維持するのは困難と判断。劇場は1988年、温泉郷の活性化などを目的に大町市が1.1億円で建設。6600uの林の中に野外ステージ、多目的ホール、あずまや、公衆トイレが
ある。土地は大町温泉郷不動産開発が所有。大町温泉郷観光協会が借りて劇場を指定管理し、夏のサマーフェスティバル、冬の夢花火と音の祭典などのイベントや会合に利用されてきた。市によると、温泉郷観光協会からコロナ禍の影響で
指定管理を続けられないと申し出があり、市は2021.3/末で指定管理を解除。協会は土地の賃貸借契約も解除。温泉郷不動産開発は市に土地の購入を提案していたが、市は難しいと判断した。市観光課は「購入には多額の費用がかかり、
劇場の維持にも修繕が必要。活用状況を含め、総合判断した」と。劇場は、8-10に予定されている「北アルプス国際芸術祭」の作品展示やパフォーマンスの会場になっており、市はその後に解体を始める。
■2021.6/5;大町美麻大塩の県天然記念物「大塩のイヌザクラ」が根本から倒れた。
腐食により幹の空洞化が進んで衰弱していたという。イヌザクラは高さ約20m、幹回り約8m、樹齢800-1000年。「静の桜」には悲しい伝説があり、兄源頼朝に追われ奥州平泉に逃れた義経を追って旅に出た静御前は「奥州」と「大塩」を聞き
間違えてこの地にたどり着き、地面についた杖が大木となったという伝説があり、「静の桜」の愛称で親しまれていた。イヌザクラは花が小さい。梅花状の小さな白い花が2021年5月に花を咲かせたばかりだった。旧美麻村が1989年に
発行した村政百周年の記念写真集で表紙に使われるなど美麻を象徴する木だった。中は空洞になっており、継続的に防腐剤を塗るなど維持に努めていた。枯れ枝を除去して軽くする処置を施していた。
大塩のイヌザクラ周辺には「静の桜公園」が1996年に整備。水芭蕉と一面の菜の花畑がきれい。公園には薬師堂や八画絵巻堂があり、8章からなる八画絵巻堂は静御前の生涯を幻想的に描いたレリーフを納めてあります。2006年度には
「静の桜環境を守る会」が発足し、周辺の荒廃休耕田を整備し菜の花を栽培したり、周辺道路脇に桜の植樹を行うなど環境整備に取り組んでいます。桜の木には保護シートを巻き、根には藁を敷いたりして保護してきた。春の美麻はあちこちで
菜の花が咲き、きれいな山村です。昔はGW中に「ぽかぽかランド美麻」で「春の美麻い〜とこよっとくれ」が開催され、春の山菜のてんぷらの振る舞いや静かの桜環境を守る会は菜の花をプレゼントしてくれました。※以下の写真は、以前に「静の桜公園」で撮影したもの。
■「池田町ハーブセンタ」東側エリアは「ハーブステーション」となった。
ハーブステーション内には、花々が植わるハーブガーデン、ハーブを育てているガラス温室、ハーブ苗やハーブティーを販売する「ナチュラルマルシェソヨソヨ」があり、町が推進する「花とハーブの里」の拠点施設を目指す。
東側はもともと苗の販売など行っており、ハーブガーデンを鑑賞する観光客らもいたが、道の駅であるハーブセンタと混同する声もあり、区別を図るため通称を決めた。
■「池田鉄道跡」
今から約80年前の大正時代に池田町を通っていた「池田鉄道」。1926年9/21;安曇追分駅-北池田駅間(6.9km)で開業し、1938年6/6;13年間で線廃。穂高・JR安曇追分駅-池田町・十日市駅-会染駅-柏木駅-南池田駅-信濃池田駅-北池田駅。
利用者ピ−ク(1929年で15.8万人)、廃線前(1937年7.7万人)。JR大糸線安曇追分駅から高瀬川を渡り、対岸の池田町へ。池田町渋田見(十日市駅)ー会染-多目的研修センタ(柏木駅)-池工高付近(南池田駅)-池田2丁目(信濃池田駅)
※駅跡には池田鉄道パネル設置。池田町5丁目(終点の北池田駅)
(問)池田町観光協会 TEL 0261-62-9197
■2/16ー9/30;大町「高瀬川」・「農具川」で「渓流解禁」
犀川漁協、北安中部漁協、波田漁協、安曇漁協などで渓流釣り解禁。渓流に湖と、淡水の釣りを楽しめるフィールドが豊富で、ファンも多い大北。
しかし釣り用品を扱う店が1軒もなくなった。釣りに適したこの地を訪れるファンの期待に応え、大黒町の旧大町北高近くの旧笠間釣具店前に、生の釣り餌を扱う自動販売機が設置された。
笠間釣具店は3年前に閉店。「フィッシングあづみ野」(笠間章代表)が釣り客の要望を聞いて餌の自販機を設置した。生餌はミミズ(\500〜)など。新鮮な渓流餌を現地で買うことができるように
なった。
(問)フィッシングあづみ野 TEL 0263-88-7355
■中信の渓流釣り
※遊漁料金は参考(各漁協に確認願います)
1)3/1-9/30;「奈良井川・鎖川・田川」(松本)(\1000/日釣,\6300/年間,\2000/現場)
(問)奈良井川漁業協同組合 TEL 0263-53-1505
2)2/16-9/30;「梓川・黒川」(松本波田・梓川)(\1100/日釣,\4400/年間,\2100/現場)
(問)波田漁業協同組合 TEL 0263-92-2246
3)2/16-9/30;「高瀬川下流・犀川・万水川・穂高川・鳥川・中房川」(松川村・明科・穂高・松本)(\1000/日釣り,\6300/年間券,\1700/現場)
(問)犀川漁業協同組合 TEL 0263-62-2022
4)2/16-9/30;「梓川」(松本安曇・奈川)(\1050/日釣,\4200/年間,\2050/現場)
(問)安曇漁業協同組合 TEL 0263-94-2646
5)2/16-9/30;「高瀬川・鹿島川・籠川・農具川」(大町)(\1000/日釣,\5000/年間,\1500/現場)
(問)北安中部漁業協同組合 TEL 0261-22-7107
6)2/16-9/30;「犀川・金熊川」(大町八坂・生坂)(\1000/日釣,\5000/年間,\2000/現場)
(問)犀川殖産漁業協同組合 TEL 026ー262-2212
7)3/1-9/30;「姫川・松川・楠川・中谷川」(白馬・小谷)(\1000/日釣,\5000/年間,\2100/現場)
(問)姫川上流漁業協同組合TEL 0261-72-5955
■大町市、長野市、小川村などの協力店舗を巡る「信州アルプスおやき恋訪」
白馬から長野までを結ぶ「オリンピック白馬ルート地域振興協議会」。
道の駅「中条」笹おやき(TEL 026-267-2188)、中条日下野「灰焼きおやき・やきもち家」(TEL 026-267-2641)、道の駅「信州新町」(TEL 026-262-3424)、道の駅「長野市大岡特産センタ」(TEL 026-266-2888)
道の駅おがわ「食事処味菜」(TEL 026ー269-3262)、「郷土歴史館ふるさとランド」(TEL 026-269-2270)、「信州小川の庄・縄文おやき村」(TEL 026-269-3767)、「星と緑のロマン館」(大洞高原地場産センタ:円満おやき)(TEL 026-269-3346)、
大町道の駅「蒸しおやきぽかぽかランド美麻市」、美麻「蒸しおやき・猪乃源」(TEL 070-4361-0381)。協力店舗にてQRコードを読み取りエントリー。
(問)オリンピック白馬ルート地域振興協議会 大町市美麻支所 TEL 0261-29-2311、小川村役場 TEL 026-269-2323、長野市西部産業振興事務所 TEL 026-268-3003
■日没前や日の出後に数十分程、光が柔らかくドラマチックに空の色が変化する時間帯「マジックアワー」
太陽の光が日中よりも赤く淡い状態となり、暖かく金色に輝いて見えます。夕方には赤・オレンジ・紫・青へと空の色がグラデーションに変化します。冬は空気が澄んでいるのでより美しくなります。
北アの稜線を眺めるのなら、良く行く場所でお勧めは以下の通り。():標高。
★☆★「北アの展望スポット」(松本・安曇野・大町・大北・近隣)★☆★
1)松本:「美ヶ原王ヶ頭」(2034m)、「アルプス公園展望広場」(770m)、「山と自然博物館展望室」(780m)、「城山公園展望台」(670m)、平地なら「信州まつもと空港」送迎デッキ(657m)、「松本城」(586m)、
「松本市役所本庁舎屋上展望台」(592m)など。
2)安曇野:明科「長峰山展望台(933m)、豊科「光城山」(912m)
3)大町:「大町観光道路・市民の森」(750m)、「大町公園」(770m)、「大町山岳博物館」(774m)、「霊松寺駐車場」(870m)、八坂「鷹狩山展望台」(1164m)、美麻「中山高原」(標高918m)、美麻「大藤」(標高915m)、
美麻「権現山」(標高1223m)、簗場「旧ヤナバスキー場展望ピ−ク」(1188m)
4)白馬:「大出公園」上(680m)、「野平」(770m)、「白馬ハイランドH」(705m)、「青鬼」(760m)、岩岳「白馬マウンテンハーバー展望テラス」(1289m)、「峰方山頂」(1050m)、「白沢峠展望台」(1090m)
5)小谷:「眺望の郷」(940m)
6)小川村:「大洞峠・アルプス展望広場」(810m)、「アルプスライン立屋展望台」(773m)
7)鬼無里:「大望峠」(1055m)など。
■北ア・常念岳から餓鬼岳、七倉岳、蓮華岳、赤沢岳、鳴沢岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五龍岳、白馬三山まで山並みが一望できる「鷹狩山」(標高1164m)
鷹狩山山頂には展望台があり、一帯は展望公園として整備され、「恋人の聖地」(ハート型モニュメント)にも認定されています。山頂下の斜面には小さな植物園あり、野山草などが植えられています。今はヤマツツジが咲き、これから夏かけて
メシャガ、イカリソウ、イチヤクソウ、エゾアジサイなどが咲きます。夏から秋にはササユリ、イブキジャコウソウ、ヤマホタルブクロ、カワラナデシコ、オオバギボウシ、マツムシソウ、アザミ、タムラソウ、キキョウ、ハギ、ウスユキソウ、
ツルリンドウなどが咲いてきます。展望レストラン「エコーハウスたかがり」は6/01 OPEN。展望台は登れます。
■大町八坂の「鷹狩山」は北アの眺望が楽しめます。
山頂にある「恋人の聖地」のハート型モニュメントに夜間イルミネーションが点灯。大町の夜景とともに。なお冬期期間(12月〜春)は降雪で車両通行不可。
■北アを一望できる、大町八坂の鷹狩山山頂(2F)にある山の案内板。
経年劣化し、色あせてしまった案内板を大町の地域おこし協力隊・永澄祭さんが修復した。新たになった北アルプスの絵が出迎えている。永澄さんは、大町市に移住した1年半ほど前からよく同所を訪れていたといい、
「手書きの案内板は少なく、ボロボロになっていくのはもったいない」。前職の建築関係の仕事で店舗内装に携わるなどの経験を生かし、1カ月ほど前から、塗料を使ってコツコツ作画作業を進めてきた。
■大町「居谷里湿原」
「居谷里湿原」は標高830mで大峰山地にある細長い谷間の低層湿地。周辺はアカマツ、カラマツ、ヒノキ、コナラ・ミズナラが生い茂る。湿地にはハンノキが自生。毎年訪れるが、湿原は陸地化が進行し草原のような感じ。
幅130m、長さ1.5kmの湿原で、雪解けの春にはザゼンソウが咲き始め、リュウキンカやミズバショウが咲きます。2021年は花の開花が早く、すでに座禅草は終わり、水芭蕉も終盤、小さな黄色いリュウキンカが小川に咲いています。
これからは新緑とミツガシワの白、梅雨時にはカキツバタ、ショウブ、アヤメの濃い紫色に染まります。S46年県天然記念物指定。周囲には遊歩道が整備され、約1時間で散策できます。
「平家物語」に登場する武将・熊谷直実が背負った矢除よけの布製の袋の母衣ほろに似ていることが、名前の由来といわれている。
■大町「居谷里湿原」(県指定天然記念物)で野生動物によるミズバショウなどの食害が深刻化。
9/9;大町市は自生地周辺に電気柵を設置するなど対策を行う方針。
■高瀬渓谷の新緑・紅葉;
新緑・紅葉が美しい「高瀬渓谷」の入口にある「大町ダム」(龍神湖)。龍神湖からは西に餓鬼岳・唐沢岳・野口五郎岳・三ツ岳・北葛岳などが見え、対面には鍬ノ峰、東には大町市街地や鷹狩山などが望めます。一帯は「高瀬渓谷緑地公園」が
整備され、龍神湖展望広場や小太郎広場(芝生)などがあり、安曇野伝説の竜に乗った泉小太郎の像があったり、龍神湖の湖南には気軽に楽しめる遊歩道が整備されています。ダムを渡って対岸を歩き、二の沢・一の沢広場を通って西端の
金沢公園まで約2〜3Kmの道のり。徒歩で1.5Hほど。帰りは道路側の高瀬TNを抜けてぐるっと一回りして約1.0H。休日にぶらりとウォーキングを楽しむ。
4〜5月;龍神湖南の山の斜面にタムシバの白い花が咲き、ヤマザクラに混じってタムシバが群生してきれい。
10-11月;高瀬渓谷の紅葉は高瀬川沿いの「高瀬ダム」(標高1270m)は10/中-10/下、「七倉ダム」(標高1048m)〜「大町ダム」(龍神湖)(標高906m)は10/下-11/上が見頃。大町ダム下の紅葉もよい。高瀬トンネル手前にある龍神湖西側の
「北葛沢」は美しい景観で、橋から見下ろす紅葉は絶景。高瀬トンネル出口にある金沢広場・「金沢滝」周辺。高さ10mの巨岩「仙人岩」周辺の蛇行する高瀬川も絵になります。橋からの風景がよい。葛温泉から七倉の紅葉もよい。
葛温泉「温宿かじか」の山の紅葉、「七倉山荘」の駐車場上部の紅葉。高瀬ダムへは七倉ゲート(山ノ神トンネル)から高瀬ダムまで約6km、徒歩90分。一般車通行不可。特定タクシー(\2400/4人乗り)で約15分。歩くと結構しんどい。
ロックフィルダムの九十九折の道をタクシーが登ると、一面に広がる高瀬ダム湖。 湖畔から望む烏帽子岳、不動沢、船窪岳、唐沢岳などの斜面の紅葉がきれい。
高瀬川の大町ダム;
高瀬川は昔から度々洪水を起こしてきた。1969年8月11日の高瀬川水害では、葛温泉の3軒が流出し多大な被害を受けた。大町ダムは1972年着工・1985年竣工。堤高107m・堤頂長338mの重力式の巨大なコンクリートダムで、総貯水容量2890万m3、
流)面積193ku、上流域の年間降水量約1500-4000mm、大町ダムの年間降水量は1700mm。上流には「七倉ダム」と「高瀬ダム」があります。洪水調整対策の他、大町・池田町・松川村の農業と水道での利水、発電(最大55000kw/54000世帯の
年間電力使用量)に利用される多目的ダム。大雨・洪水注意報が出ると、大町ダムから高瀬川に毎秒30-100tの水を放流。夏場は高瀬川を流れる川の水は上流にあるダムの影響で少ないが、大雨などで西山からの水が増えると、大町ダムから
水を放流する。放流中には河川に建つ「電光掲示盤」などで「放流中」やサイレンを鳴らし警告を出して注意を促している。夏場は川原で渓流釣りやBBQ、ディキャンプしたりすることも多くなるので注意しよう!
(問)国交省北陸地方整備局(大町ダム管理所) TEL 0261-22-4511
■縄文時代の大町は「おしゃれ発信基地」。
「大町図書館」ロビーにて、ヒスイの装飾品や道具を並べ、歴史を伝える企画展(〜7/18)を開催された。大町市内で発見された遺物を知り、大昔の暮らしに思いをはせてもらおうと市文化財センタなどが企画。
3つの遺跡と出土品を取り上げた。大町「仁科三湖」の西側は「仁科山地」が形成され、「小熊山」(標高1302m)や「黒沢尾根」(標高1130ー1599m)がある。「仁科三湖」の東側は「大峰丘陵」で、権現山(1222m)や鷹狩山(1166m)がある。
その山麓に広がる「木崎湖」(海抜764m)湖畔の海ノロ地区にある「一津遺跡」(海の口駅付近標高780m-800m)は県内でも珍しい装飾品作りの縄文時代の集落跡。木崎湖周辺には西海の口、東海ノ口(海の口駅)、上ノ山(稲尾駅)、信濃公堂、
山崎(八幡神社)、下畑遺跡(平地区;木崎湖キャンプ場・木崎湖宿泊施設・ゆーぷる木崎湖)周辺に遺跡がある。縄文土器以外に石棒や土偶の他、石のヒスイ、柔らかい鉱物「滑石」でできた勾玉、丸玉が発掘さている。一津遺跡では
硬玉・軟玉の装飾品、ヒスイの玉の完成品だけでなく、穴が貫通しておらず形も四角い未完成品やヒスイの原石が見つかり、ヒスイ製の「たたき石」、石斧、加工した残りの石屑、玉を磨いた跡が付いた研磨用の玉砥石といった加工道具も
出土され、工房があって職人が暮らしていたとされる。遺跡ではシカの骨が出土され、狩猟の痕跡も見つかっている。文化財センタによると、装飾品が生産されたのは2300-4300年前。材料のヒスイは糸魚川、滑石は白馬山麓・小谷村で採取され、
仕上がった玉は全国に運ばれたと思われる。湖畔は魚が捕れて水も確保できるため集落がつくられることは多いが、木崎湖周辺に工房ができたのかは分かっていない。展示では他の遺跡で見つかった土偶や土器も並ぶ。土偶はコミカルな顔が
目を引き、土器は渦巻き状の力強い模様が描かれている。同センタは「細かい所に注目して美しさや面白さを見つけてもらえたら」と。
■2021.6/5;10:00;大町美麻大塩の県天然記念物「大塩のイヌザクラ」が根本から倒れた。
地域のシンボルとして親しまれてきたが、腐食により、幹の空洞化が進んみ衰弱していたという。イヌザクラは高さ約20m、幹回り約8m、樹齢800年。「静の桜」には悲しい伝説があり、兄源頼朝に追われ奥州平泉に逃れた義経を追って
旅に出た静御前は「奥州」と「大塩」を聞き間違えてこの地にたどり着き、地面についた杖が大木となったという伝説があり、「静の桜」の愛称で親しまれていた。市文化財センタによると、イヌザクラは普通の桜とは違い花が小さい。
5mmほどの梅花状の小さな花が、2021年も5月に花を咲かせたばかりだった。旧美麻村が1989年に発行した村政百周年の記念写真集で表紙に使われるなど、美麻地区を象徴する木だった。中は空洞になっており、継続的に防腐剤を塗るなど
維持に努めていた。3月には木への負担を減らすために枯れ枝を除去して軽くする処置もしており、センタ所長は「大変残念」と。市は今後、県などと相談して木の扱いを決める。
保存できるかを含めて県教育委員会と対応を協議する。
大塩のイヌザクラ周辺には「静の桜公園」が1996年整備された。水芭蕉と一面の菜の花畑がきれい。公園には薬師堂や八画絵巻堂があり、8章からなる八画絵巻堂は静御前の生涯を幻想的に描いたレリーフを納めてあります。2006年度には
「静の桜環境を守る会」が発足し、周辺の荒廃休耕田を整備し菜の花を栽培したり、周辺道路脇に桜の植樹を行うなど環境整備に取り組んでいます。桜の木には保護シートを巻き、根には藁を敷いたりして保護してきた。春の美麻は
あちこちで菜の花が咲き、きれいです。
■大町市社の大日向功さん方にあるイチョウの古木が、倒木の危険を避けるため途中まで伐採されることになった。
地域で長く親しまれてきただけに、「苦渋の決断。切ないが安全を重く見た」と。樹高17m、幹回り4.5mの大木。今から830年前の鎌倉時代、静御前が愛する源義経を追って奥州に向かう途上、休憩でつえを突いた場所から芽吹いた
との伝説があり、「静の鴨脚樹」と呼ばれる。木の下には石のほこらがあり、「銀杏大明神」などと書かれた木札が納めてある。木札の裏には「天明七年」(1787年)と記され、当時から神木と敬われていたことがうかがえる。
もう一枚、さらに古いとみられ文字が読めない木札も一緒に納められ、「800年は伝説としても、400-500年の歴史はあるのでは」と。1965年頃までは多くの枝が茂り、高さ25mほどあった。山際の高台にそびえているため、
建物が少なかった時代には10km近く離れた場所からも黄葉が見えたという。その後、「五六豪雪」など大雪で枝が折れたり、1982年に上部を切ったりして現在の姿になった。2020年春、道路側に木が傾いているように感じ、
秋ごろには確信。木の芯が腐食している可能性もあると考えて業者と相談し、安全のため上から7mほど切ることにした。伐採は3/27予定。大日向さんは切った幹を敷地内に並べておくつもりで、「木は低くなっても、歴史が
伝わっていけば」と。
■源義経の妾・「静御前」にまつわる伝説が残る「イチョウの木」として大町市民に親しまれる社山下の「静のイチョウ」が、幹の空洞化により倒木する可能性があるとして、半分ほど残して切られることになった。
木は大日向功さん方の敷地にある。「多くの人に愛されてきたが、倒れる可能性があり苦渋の決断だった。残るので、これからもシンボルとして見てほしい」。
■「鬼滅の刃」の「兄妹」の名前が神社に。
県内でも主人公たちが身にまとう「和柄」が注目されるなど社会現象を巻き起こしています。地元では「鬼滅の刃」フィーバーで新たな観光スポットになればと期待を寄せています。
大町にある「竈神社」。家族を鬼に殺された主人公の名は、竈門炭次郎。鬼にされてしまった妹は、竈門禰豆子。漢字は一文字違いますが、読み方は同じ「かまど」。神社は元々、鬼門除けとして鎌倉時代に建てられが、明治時代に火の災い
から住民を守る意味合いで「竈」という文字を名に付けたとされています。竈神社の宮司は「こちらの神様は邪悪が入ってこないように守ってくれると。そういう意味では鬼滅の刃と同じような性格。コロナ禍の時代だからウイルスが退散する
ように願う」と。
北アの麓に位置する大町「竈神社」は、主人公の竈門炭治郎の名字と読みが同じ。ファンの参拝が増えたといい、大町市観光協会は「地元の人に愛されている場所が、ブームを機に注目されてうれしい」と。竈神社は鬼門除けとして鎌倉時代に
建立された由緒ある神社。竈神社の社務所を兼務する「若一王子神社」によると、県内外からファンが訪れており、「子どもの友達の分と合わせて5-6枚の御朱印が欲しい」と求めるファンの姿も。「一地方の神社が注目を浴びてありがたい」
近くの公園には機関車が展示されており、公開中の映画「劇場版鬼滅の刃の無限列車編」に登場する機関車をほうふつとさせる。
■「鬼滅の刃」の主人公「竈門炭治郎」と読み方が同じ大町の「竈神社」が、作品の聖地として注目を集めている。
SNSなどで話題になり、県内外からファンが来訪。地元住民は「いつもはほとんど人がいない神社なのに」と驚いている。竈神社はこの地域を支配していた豪族である仁科氏が居館の裏鬼門の方角に守護神として創祀した。鎌倉時代に
入り、仁科氏は居館を現在の天正寺の地に移しますが、その際に新しい居館の鬼門にあたる北東の地に鬼門除けの神社として竈神社を分祀したと言われています。当神社は荒神様と呼ばれていた「三宝荒神社」で。明治のはじめに
竃神社と改められた。三宝荒神は、屋敷・地域・農耕の守護をする荒ぶる神で、不浄を忌み火を防ぐと言う信仰から那悪の神が出入りする鬼門の方角に祀られる鬼門除けの神でもある。囲炉裏や竈など火所にも祀られた。
参道には大きな枝垂れ桜の木があり、お花見の時期には市民の憩いの場。毎年9/上にはかまど神社例大祭があり、奉納花火、浦安の舞、流鏑馬太鼓、奉納相撲などが行われています。竈神社の御朱印は本務社「若一王子神社社務所」まで。
(問)竈神社社務所 TEL 0261-23-3997
(問)若一王子神社社務所 TEL 0261-22-1626
■大町常磐の「八王子神社」の平林秀文宮司が、神社と平林家が奉仕する池田町、松川村など大北にある14の神社の御朱印帳を新たに作った。
表紙絵は松川村鼠穴の松下彩さんが、実際の神社をモデルにした安曇野の心象風景を柔らかな色彩とタッチで描き、御朱印集めデートを楽しめそうな仕上がりになっている。御朱印帳は縦16cm、横11.5cmの折り本式12折りで、表紙と背表紙に
田園風景の中にある神社の森を水彩で描いている初夏と秋の風景の2パターンあり。横浜出身でインテリアデザインの経験がある、3年前に松川村に移住、夫と共に靴の工房を営んでいる。描いた安曇野の山麓線沿いにある店舗のスタンプラリーの
マップに平林宮司の妻が一目ぼれし協力を依頼した。松下さんは各神社を実際に巡り、「観光ルートから外れるから見られる景色がある。そうした景色も持ち帰ってもらいたい」と。平林宮司は「御朱印帳を手に神社を探して地域に入り、
文化を知ってもらいたい」と。御朱印帳は八王子神社脇の御朱印の授与所にて。(\1300/1冊)。授与所は毎月1日に開き、デジカメやスマホンで撮影した各神社の写真を示すと、\300で御朱印がもらえる。
(問)八王子神社 TEL 0261-22-1762
■2022.3/30;松川村は「寄って停まつかわ」と「すずむし荘」について、2022年度から5年間の指定管理者に決まっている「Fun Space」と基本協定書調印を交わした。
すずむし荘で調印式があり、平林明人村長と同社社長が協定書にサイン。同社による指定管理は、制度を導入した2011年度から3期(3年/3年/5年)連続で、新年度から4期12年目。
「北アルプス山麓」の春・初夏をテーマとしたスイーツの募集が行われ、「すずむし荘」の和スイーツ「鈴おはぎ」が「北アルプス山麓スイーツ」に認定された。「北アルプス山麓スイーツ」は北ア地域でしか味わえない食を活用して
観光振興を図ることを目的に実施しているプロジェクト。「鈴おはぎ」はテイクアウトができる商品で、抹茶・黒ごま・粒あん・黒豆きなこ・クルミの5種類(\280〜)。北安曇産のもち米、松川村産の黒豆などの地域の食材を用いて、
すずむし荘が手作りしているオリジナルスイーツ。
(問)すずむし荘 TEL 0261-62-8500
■2021.9/中;大町美麻の「新行高原」では、真っ白な可憐なそばの花が一面に咲いています。
大町美麻の新行で特産のソバの花が見頃を迎えています。一帯を彩るように咲く真っ白な花が風に揺れ、秋の訪れを感じさせます。松倉満男さんが約50aの畑でソバを栽培。1週間ほど前に開花が始まり、「今が一番いい時季」。
2020年は長梅雨の影響で種まきが10日ほど遅れたものの、今のところ生育は順調。ただ、収穫時期も遅れるため、「これからの台風が心配」。花は今週末まで楽しめそう。
旧美麻村の新行高原は標高900mの高地で大町街道沿い(県道31長野大町線)にはそば畑が広がり、のどかな農村風景となっています。美麻はもともと養蚕・麻の生産地だったが、蚕糸業が次第に衰退。麻畑は減り、その裏作として
昔からそばを栽培していました。S27年美麻新行で民宿が始まった。その後、大町スキー場の宿泊業もスキー人口減で衰退。S46年(1971)新行そば祭りを開始。S50年頃から「そばの里」として広めてきた。山品、ヨコテ家、古家荘、
松倉旅館の4軒の民宿が協力し合い、「新行そばを守る会」を結成して50年弱、そば祭りを開催してきました。新そば祭りでは2万人が訪れています。新行高原は寒暖の差があり、土壌の水はけがよい地です。宿ごとの畑で育てられた
蕎麦を打ち、こだわりの味を追求しています。H18年美麻村・八坂村が大町市に編入合併。美麻新行は高冷地でそばの発芽の適温は20℃以下、28℃より高いと生育が悪くなるため、冷涼な気候がそば栽培には適しています。さらに
昼夜の温度差があること、痩せた土地が適するといわれ、新行高原はその条件に適し、良質な蕎麦が栽培されています。農家の高齢化や後継者不足で荒廃しつつあった畑も復元され、そば畑の栽培面積を徐々に増え、今では8ha以上で
作付けされ、一面にそば畑が広がるようになりました。花が終われば茶色い菱形の実をつけ、新そばの季節になります。秋一番の冷えこみ「そばおどかし」でそばの花は秋を感じてそばの実をつけます。秋が深まる頃は、そばの味が
一番美味しく感じられます。新行高原で収穫した新そばを石臼で挽いたそば粉を使った、旬のそばを味わうことができます。新行にあるそばを挽く水車小屋の水車は2004年春に新しく付け替えられました。権現山の水源とするおいしい水が
そばの味を一層引き立てています。
(問)新行14658 山品(金曜定休,祝日営業) TEL 0261-23-1230
(問)新行13967 古家荘(水曜,第3火定休) TEL 0261-23-1713
(問)新行13815 ヨコテ家 TEL 0261-23-1314
(問)新行14890-1 美郷(火曜定休) TEL 0261-23-1334
※定休日は変わることがあるのでTELで要確認。
■大町そば処。2020年秋そば処スタンプラリー参加店
コロナ禍、参加各店とも、座席間隔を十分開けるなど万全の感染防止策で迎え入れる。「各店ともコロナ感染対策を徹底している。大勢の人に安心して新そばを味わってもらいたい」と。
1)大町エリア:こばやし(0261-22-1200),タカラ食堂(0261-22-0178),仁科そば店(0261-22-0511),山里(080-5827-4817),松栄屋商店(0261-22-0586),小沢製麺所(0261-22-0527),倉科製粉所(0261-22-0227)
2)平エリア:野の花(0261-23-3684),そば処いろり(0261-22-8837),わっぱら家(0261-22-8432)
3)常盤エリア:そば処しみず(0261-23-3233)
4)美麻エリア:山品そば店(0261-23-1230),ヨコテ家(0261-23-1314),手打ちそば古家荘(0261-23-1713),美郷(0261-23-1334),ぽかぽかランド美麻(レストラン麻の里)(0261-29-2030),
5)八坂エリア:明日香荘(0261-26-2301),さざなみ(0261-26-2101)
1店;大町温泉郷ペア宿泊券(1名),5店;地場産品(\2500相当)(50名),3店;地場産品(\1500相当)(20名),抽選漏れ;地場産品(\1000相当)(10名)
(問)大町市地産地消事業実行委員会事務局 TEL 0261-22-0420(内632)
■美麻新行の「麻の館」:
美麻村は2006年八坂村と一緒に大町市に編入合併。旧美麻村の名の由来ともなった「麻」。麻の栽培は弥生時代から始まり、信濃の国の麻布として正倉院にも献上麻布が残され、美しい麻が採れる産地として知られています。現在は
麻の栽培農家はなくなりましたが、博物館「麻の館」として歴史を伝えています。麻の館の2Fは「麻の資料館」、1Fは「そば屋」。そば打ち体験もできます。新行の地粉のおソバ。コシがあって美味しい。垂れは少し甘辛い。そば湯は
とろみあり。天ぷらの具は旬の野菜。美麻村時代に「そば畑」というそばの粉で作ったパウンドケーキを購入して食べましたが、そんなに甘くなく、そばの実入りでした。
※美麻のそば屋には県内外から「そば通」の愛好者が訪れています。毎年、美麻新行の「新そば」を食べていますが、やっぱりのど越しがよく美味しい。そばつゆは濃いめ。そば湯はとろとろして濃厚。特に天ぷらは旬の味が美味しい。
そばの実は寒い中で保管でき、そば粉にしてすぐに打つことで甘さがでています。毎年10/10-10/20は「新行そば祭り」が開かれ、店外で順番を待つほどの人気です。2020年は感染防止対策でどうなるのか?。地元産のそばの
実を使った石挽の手打ちそばは絶品。昔は、秋になると宿泊客を連れて、「木崎湖」からぼこぼこ道(今は舗装済)を自転車で上って美麻までそばを食べにきてました。懐かしい。
新行のそば屋は「山品」・「古家荘」・「ヨコテ家」と「美郷」が営業中。「麻の館」はコロナ渦で休業中。「やまく」(新行13947)、「松倉旅館」(新行15023)、「まるしち荘」(新行15008)、「やまじゅう」(新行14579)、
「白樺荘」(新行14013)はそば祭りをやっていません。
(問)新行14004 麻の館(木曜,年末年始定休) TEL 0261-23-1738
■「中山高原」は以前、大町市民に親しまれた「大町スキー場」(1927年open-2008年closed)があり、第1P,第3P,トロイカがあった。第2Gには第2リフト,トロイカがあった。閉鎖後しばらくは荒廃地となっていたが、その後、地元美麻地区の
住民がそば栽培を始めた。NHK「おひさま」のロケ地で有名となり、春は菜の花、夏は蕎麦の花が高原一面に咲き乱れます。花越しに見える爺ヶ岳・鹿島槍が美しい。「中山高原キャンプ場」の施設はシンプルで静かなキャンプ場で
唐松林のテントサイト。春先には雪解けの幻の池ができ、黄色い菜の花と池が綺麗です。受付はキャンプ場入口の県道長野大町線(31号線)を600m下った所にある種山商店。炊事場と昔のトイレのみ。近くには農園カフェラビット、美麻珈琲、
美麻新行の蕎麦屋あり。近くの大町射撃場のパーンという音が時折聞こえてました。
(問)中山高原キャンプ場 TEL 0261-23-1334
■大町の築140年の古民家を改装した郷土料理店「創舎わちがい」では細うどん「わちがいざざ」が人気。夏は冷たいつゆにつけて食べる。
大町で特産品として親しまれてきた麺「おざんざ」が生産されなくなった。おざんざを提供してきた「創舎わちがい」は、地元の製粉所や製麺所と協力して食感が似た新しい細うどん「わちがいざざ」を開発した。店一押しのメニューが
光沢を放つ、白く細い麺「わちがいざざ」。「おざんざ」を彷彿とさせるとして評判で、細麺でコシがあっておいしい。おざんざは、納豆菌の酵素で練り上げることが特徴で、大町温泉郷の旅館「河昌」の社長が48年前に開発した。その後、
市内の工場で乾麺製造にも乗り出し、市内の土産物店などで販売。こしの強さとうま味、のど越しの良さが人気で、2005年に古い町家を再生してオープンした「創舎わちがい」は、当初から主力メニューとしてきた。製造元が2017.03/末に
営業を停止すると、店にはおざんざを求める客が大勢訪れたという。大北では麺類のことを「ざざ」と呼ぶ。「わちがいざざ」は店主の渡辺充子さんの強い思いから2017.09月に誕生。店主は「最後の一つ、食べてしまうのも切なかったり…。
本当に一つだけ大事にしていた」。かつて大町市内の製麺所で作られていた細うどん「おざんざ」を再現できないかと、近くの「小沢製麺所」に協力を求めた。「何とか近いものができないかということと、長野県らしい、北安曇らしい
特徴のものをお客さんに提供したいという思いが強かった」。「県内産の小麦粉を100%使用すること」「地元・大町の水を使うこと」、「塩分を極力減らすこと」にこだわったという。小澤製麺所・小沢則男社長は「いろいろ試行錯誤はした。
乾麺のおざんざ以上に、生麺だからおいしくなきゃ意味がない」と。「長野県の粉にこだわり、大町のおいしいお水で練っている。大町の凛とした感じも一緒に味わっていただく逸品になれば」と。ざると温かいつけ麺を提供。現在、店舗は
完全予約制。1日3組限定。(\1380/わちがいざざ膳;前菜3種+わちがいざざ、\1550/大盛など)(10:00-15:00,毎月/火曜定休)
(問)大町市上仲町4084 創舎わちがい TEL 0261-23-7363
■大町スキー場跡地を利用した「信州大町チャレンジフィールド」
ダートのオフロードコース。オフロードバイク・4WDなどで走行。ゲンチャレ(原付耐久)レース、エンデューロレース等開催。(\10000/会員年間,\3000/1day)
1927年大町(美麻村新行)に「中山高原スキー場」がOPEN。その後「大町スキー場」に改名。1955-1965年頃には年間70000人の利用があった。1952年にスキー客を受けれるために新行地区で民宿(18軒)が開業。
2008年には雪不足とスキー人口の減少で80年の歴史に幕を閉じた。広大なゲレンデは放置されたままだった。NPO法人「中山高原森の風」が「チャレンジフィールド」としてオフロードフィールドを造成し、運営している。
(問)NPO法人中山高原森の風 TEL 0261-21-4001
■大町「劇団四季 浅利慶太記念館」
2016年;「劇団四季記念館」は名称を「劇団四季 浅利慶太記念館」と変更。劇団四季の歩み、舞台模型、台本、衣装、小道具等の展示。6/02;展示のRE-OPENを予定していたが感染症対応のため、開館を延期した。大町と縁が深く、
劇団四季創立者で演出家の故浅利慶太氏の名を冠に据えた。7/03;オープン前日にブロンズレリーフ序幕セレモニーが行われ、浅利氏の貴重な資料など新たに加えられ、展示しています。(10:00-17:00,\600/大人,\300/子供)
(問)劇団四季浅利慶太記念館 TEL 0261-23-6112
■大町中心市街地に「三俣山荘図書室」がOPEN。
北ア最奥部にある三俣山荘が、大町からの登山を盛り上げ、環境問題について発信する狙いも込めて企画。6/15まで3日間は近隣住民向けの見学会を催した。山荘の今季の営業終了後の11月にオープン予定。JR信濃大町駅から北に500mの
中央通り商店街。かつて1Fが「金萬洋服店」だった建物の3Fを山荘スタッフらで改装。本棚には「自然とアートの邂逅」「山登りの系譜」など多彩なテーマで選書した400冊を並べ、椅子やソファを置いた。スクリーンもあり、オープン後は
月1回ほど映画の上映会を開く。三俣山荘は南西に25km。長野、岐阜、富山3県にまたがる三俣蓮華岳の直下にあり、どの登山口からも通常2日かかる。下界から隔絶した地で「かねがね街と結び付きたいと思っていた」とオーナーの
伊藤圭さん(安曇野)。大町中心部に眺めの良い物件を見つけて気に入り、文化を軸とした空間をつくることにした。1月から改装。天井を抜き、床に板を敷いて壁にしっくいを塗った。屋根は二重にし太陽光パネルを設置。電気は太陽光、
湯沸かしは木の葉などを使う「ウッドストーブ」と、すべて再生可能エネルギーで運営する考え。「山小屋はもともとエネルギーを自給している。環境について、街の人にも発信したい」と。山荘は伊藤さんの父で故正一さんが1945年に始めた。
高瀬ダム上流の湯俣から登る「伊藤新道」を開き、S30年代には登山者で渋滞するほどだったという。ただ、登山道は廃れ、現在は岐阜から登る人がほとんど。伊藤さんは大町側のにぎわいを取り戻そうと、10年前から伊藤新道の復活を
進めてきた。大町を発着点とする北ア一周コースも構想しており、「今回はその第一歩。山と関わりのない人にも興味を持ってもらえたら」と。
■長野の定番お土産の「雷鳥の里」。
雷鳥は1980年代には3000羽いたと推定されるが、2000年代に2000羽弱まで減り、絶滅危惧種に指定。ライチョウの保護に役立ててもらおうと、ライチョウにちなんだ商品を販売している大町俵町の田中屋が大町山岳博物館に寄付した。
市鳥をモチーフにした主力商品「雷鳥の里」は発売から50周年を迎えた商品で、ライチョウがあしらわれたパッケージは半世紀にわたって変わっていません。田中屋は「雷鳥の里も観光土産なのでコロナ渦で人が動かないとやっぱり商品も
動かないです」。売上げはコロナ前の半分以下になり、丸1ヶ月間、休業した時期もあった。「赤字続きでした、この2年間は会社存続も危ぶまれた。2022年やっと行動制限が解除され、客足も増えてきたということでよかった」と。
山博では半世紀以上にわたって雷鳥の飼育の取り組みが続けられています。田中屋はライチョウの保護・繁殖活動に役立ててもらおうと、売上金の一部を贈っています。2019年、2020年に各50万円を山博に贈り、2023年もコロナからの
回復を受けて3年ぶりに50万円を寄付した。大町山岳博物館の鈴木啓介館長は「博物館ではライチョウを8羽飼育しているが、電気代が高騰しているので本当にありがたい」と。田中屋は「売上げも戻ってきたということで来年も寄付したい」と
地元のシンボルを守るため、今後も寄付を続ける考え。
■大町の「早春賦を愛唱する市民の会」が唱歌「早春賦」を作詞した吉丸一昌の生誕150周年を記念して、JR信濃大町駅に近い商店街の空き店舗ショーウインドーに吉丸の写真パネルを展示した。
東京音楽学校(現東京芸術大)教授を務めた吉丸は、1911年に旧制大町中学校(現大町岳陽高校)の校歌を作詞。1913年に発表した早春賦の「春は名のみの〜」の歌詞は、この地域の風土に影響を受けたとされる。学生の頃や幼い長男を抱いた姿の
写真パネルは、吉丸の孫で映画プロデューサーが提供。早春賦の歌詞も添え、6/末まで飾る。会は「通りを歩く人に見てもらい、大町にゆかりがあることを知ってほしい」と。
■大町市中央通り商店街の空き店舗で、大北や安曇野の情景を歌ったとされる唱歌「早春賦」を作詞した吉丸一昌の生誕150周年を記念した資料展示
市民団体「早春賦を愛唱する市民の会」が企画。節目の年に地域ゆかりの歌に親しんでもらおうと6/末まで写真などを展示。3/12;大町文化会館で「はばたきの集い」で会員による歌唱を披露。
■大町市は観光客らに市の水道水の良さをPRするため、中心市街地の水場での水くみ用に容量ボトル1000個を作り、観光協会など6カ所で販売。
JR信濃大町駅前の本通りを挟んで水源が異なるため、通り沿いなどにある複数の水場で飲み比べをしてもらう。本通り東側の水道水は居谷里の湧水で硬度13の「女清水(」と呼ばれ、西側は上白沢の湧水で硬度15の「男清水」。
市内の水道は他の2水源を含め全て湧水を使っており、市は「水量豊かで清冽な水」と。市街地の水場を案内した地図は大町市HP「水巡りクリアボトル」からダウンロード。ボトルは「水と人しなのおおまちの宝」のロゴとしずくを
イメージしたデザインで、透明と青の2種類。包括連携協定を結んでいるアウトドア用品メーカーのモンベルが製造。(\1200)
■大町「木崎湖」は四季折々に楽しめる遊びの湖としてこれまで親しまれてきた。
昔の賑わいを取り戻したいと、地元出身で民宿を営む松沢秀美さんが奮闘中。3年前にカフェを始め、出会った人の縁を生かして旅館の再生にも乗り出した。この春にはアウトドア店を開く。さながら連続起業家。湖畔に活気を呼んでいる。
平屋の焦げ茶色の建物にウッドデッキ、広い庭。湖の南端で松沢さんが2018年7月に開いたカフェ「ねまるちゃテラス」。湖の周辺に喫茶店がなかったため、お茶を飲める場所が欲しいと開設、地域おこしの軸にもなった。木崎湖はS30年代から
ボートや水遊びでにぎわい、夏は学生の合宿、冬はスキー客が押し寄せた。旅館が立ち並び、農家だった住民たちも民宿を始めた。最盛期には50軒を数えたが、今では5軒ほどまで減ってしまった。松沢さんが生まれた「やまく館」は、今も
営業を続ける数少ない民宿。「ねまるちゃ」の建物はもともと、貸しボート店を営む知人の住まいだった。北ア・鹿島槍ヶ岳の北峰を望み、かつて4F建ての旅館があった場所。改装してオープンしたカフェには、いろんな人が集まってきた。
客として訪れた地元出身者たちと2020年4月、カフェ近くの湖岸の休業している旅館「だるまや分店」の復活に挑み始めた。湖沿いに並ぶ5-6軒の旅館は営業をやめている。「もう一度、明かりをともしたい」と。一階の部屋を間借りし、
運動器具を置いてジムにした。その後、埼玉から移住し、飲食店をしたいと話す男性がカフェに来た。ジムを再び改装して、レストランを開いてもらうことになった。旅館の2F-3Fは宿泊の再開も目指す。温泉施設「ゆーぷる木崎湖」でも
春に新しい店を始める。海外アウトドアブランド「カイラス」の国内初となる店舗。2020年秋、「ゆーぷる」で開いたテント泊のイベントで、同社日本法人の社長と出会った。どこかに店を出したいと言われていた。2021年1月、飲食店だった
ゆーぷるの一角が休業で空いた。アウトドア店はレンタル中心にするつもり。「大町は岳都。山に親しめる店に」。さらに、湖岸を楽しく散策できるよう環境整備も始める。2/14;「ねまるちゃ」で野外ミニコンサートを開催した。たき火や
イルミネーションの演出で、70人が市内在住のバリトン歌手の美声を楽しんだ。木崎湖は客足が遠のいたぶん、「かえって原風景が保たれている。それを守りたい」と。ねまるちゃの「ねまる」は富山弁で「ゆっくりする、休む」の意味とか。
松沢さんはねまる暇なく奔走の日々が続きそう。木崎湖は大町中心部から北に5km、面積は1.7Ku。湖ではSUPやカヌーといった水遊びのほか、1年を通してワカサギ釣りができる。さらに北の「中綱湖」、「青木湖」と合わせて「仁科三湖」と
呼ばれる。
■コロナ禍でアウトドア人気が高まる中、松川村「馬羅尾高原キャンプ場」がゆったりできるキャンプ場として人気。
有明山山麓の馬羅尾高原にあるキャンプ場は標高約800m。近くを流れる芦間川での川遊びや雨引山トレッキング、有明山登山などが楽しめる。何もない静かなキャンプ場で昔はよく利用していた。2021年は感染症対策として利用者数を25人に
制限し、場内は密集することなくテントが張られている。4連休中は満員、家族連れなどがゆったりとした時間を過ごしていた。
■2021.3/13〜;大町社宮本の「国宝・仁科神明宮」境内の、旧宝物殿を活用した展示施設「国宝仁科神明宮歴史展示館」が通年公開を始めた。
神明宮の歴史や地域を治めた仁科氏の関わりを分かりやすくまとめ、地元の歴史に理解を深めることができる。展示は宮本の自治会や商工団体、市教委などでつくる「仁科の郷イベント実行委員会」が企画。
市教育委員会が監修した。
(問)国宝仁科神明宮 TEL 0261-62-9168
■2021.1/1;大町市社宮本にある「国宝仁科神明宮」の敷地内に「歴史展示館」がOPEN。
神社を祭った仁科氏の関わりを中心にわかりやすくまとめられた展示。2021.1/1-1/11;仮オープン、冬季は祝/祭日/土/日の仁科神明宮社務所が開いている日。2021.3/13;通年オープン
国宝「仁科神明宮」がある大町市社の地元自治会などが、境内の旧宝物殿を歴史展示館に改装した。2019年秋行われた10年に1度の式年遷宮祭を機に一帯を治めた豪族仁科氏や同神社への関心が高まったことを受け、パネルや年表、
写真などを制作、展示。年始に合わせて2021.1/1-1/11;先行公開する。展示は、江戸時代の1636年に造られた現本殿などが国宝になった理由や、国内最古の神明造りの構造などを説明。平安から戦国時代に一帯を支配したとされるが
不明な点が多い仁科氏について、市教委監修で年表もまとめた。厳粛な遷宮祭の写真も大きく引き伸ばしてつるした。自治会や市観光協会などでつくり、遷宮祭に合わせて歴史文化展を開いた仁科の郷イベント実行委員会が、
常設展示を望む声を受けて、県の地域発元気づくり支援金を活用して整備した。事務局は「地域のシンボルである神明宮の歴史的価値を多くの人に理解してもらいたい」と。先行公開の後、2021.1/12-3/12;土/日/祝開館。(入場無料)
(問)国宝仁科神明宮社務所 TEL 0261-62-9168
■2020.9/16;大町で親しまれていたご当地うどん「おざんざ」を企業と大学がタッグを組んで3年ぶりに復活させ、長野道上り線の梓川SAで販売を始めた。
信州の言葉で長いものを「おさおさ」と呼び、うどんやそばなどの麺類を「ざざ」などと呼ばれていたことが名前の由来とされている「おざんざ」。おなじみのうどんより少し細めの白い麺で、つなぎに納豆菌の酵素を使うなど独特の
作り方が特徴。最近では食べられることがなくなっていた。50年前から大町で「ご当地うどん」として親しまれてきたが、製造元が経営難となり、2017年を最後に作られていませんでした。そこで地域の観光振興や人材育成などの
分野で協定を結んでいるNEXCO中日本と信大、SAの店舗を運営するアルピコ交通が2020年2月におざんざ復活プロジェクトをスタート。安曇野の食品会社など4社も加わって試作を繰り返し、つけだれには信大生の意見を取り入れた
くるみ味噌だれも採用したほか、付け合わせなどの研究を重ねてきた。信大・林靖人教授は「サービスエリアや地域資源の活性化に取り組みたいという中からスタート。ちょっと前にあったものとして、おざんざが大町にあったが
復活できないか」と。開発に携わったクルークダイニングは「食塩、卵も不使用になっている。離乳食としても活用していただけるかな」と。販売再開にあたって信大の学生の意見も取り入れた。その結果、生まれたのが、信州そば
との食べ比べセットや山賊焼きなど信州の味とのセット。プロジェクトに参加した学生は「今までやってきたことが形になってうれしい。セットメニューでおざんざと合わせて長野の魅力を食で感じていただけたら」と。
専用の製造ラインで、納豆を粉末にして練りこむことで、以前の製品より多くの栄養素を取り込むことに成功した。「納豆の匂いはなく、さっぱりしていて、つるっとしたのどごしで、ほのかに甘みがあってこしがあっておいしい」と客。
おざんざの2つのメニューの二色盛り(\1000)と、おざんざ信州づくし(\1430)は長野道梓川SAの上り線のレストランで味わえるほか、姨捨SAの上下線、中央道諏訪湖SAの上り線では乾麺も販売。乾麺(2人前(\480)、めんつゆ(200mL)(\530)
■2023.5/14;大町市常盤西山のサントリー天然水北アルプスを製造する「北アルプス信濃の森工場」で体験型施設は開業から1周年を迎える。
2022年度5〜11月は延べ1.3万人が来場。水づくりを通し、北アの魅力を発信してきた。5/10-5/21;1周年を記念し、工場のスタッフが直接来場者を案内する1周年記念特別ツアーを実施。記念ツアーは通常のツアーに加え、技師長などのスタッフが解説。
汲み上げた水をいかに自然のまま安心安全に消費者に届けるか、現場の工夫と思いを生の声で伝える。
■023.5月;大町常盤の「サントリー天然水・北アルプス信濃の森工場」に、北ア「餓鬼岳」(標高2647m)をかたどった巨大なオブジェが現れた。
現代アートを通じて美しい自然景観や豊かな天然資源、芸術によるまちづくりなど地域の魅力を発信しようと展示。制作は地元の美術家・杉原信幸さんが手掛け、5/中に完成予定。
■2023.2/10;池田町、松川村とサントリーは使用済みペットボトルを新たなペットボトルに再生・利用する「水平リサイクル」に関する協定を結んだ。
大町に「サントリー天然水北アルプス信濃の森工場」が進出。県内では北アルプス広域連合と安曇野市に続き3番目。2023年4月からスタート予定で、持続可能な循環型社会の実現を目指す。
「サントリー天然水」の2022年年間販売数量は1億2980万ケース。
■大町常盤西山の「サントリー天然水北アルプス信濃の森工場」は生産体制を強化する。
主力商品「サントリー天然水」の需要拡大に伴い、119億円を投じて年間生産能力1800万ケースのラインを増設、3300万ケースに拡大。2024年3月に完成予定。信濃の森工場は2021年5月稼働、550mlと2Lのボトルを生産。年間生産能力は
1500万ケースで、長野、新潟、北陸、東海を中心に近畿や首都圏の一部へも出荷。2022年6月から増設に着手し、既存の工場建物内に新たなラインを整備する。
■2022.5/14;13:00〜;大町に2021年稼働したサントリー食品インターナショナルの「北アルプス信濃の森工場」体験型施設がOPEN
餓鬼岳(標高2647m)に降った雨や雪を源とする「サントリー天然水北アルプス」の清冽さを伝えるブランド体験型施設が完成した。コロナ禍の中で、当面は1日最大約50人に絞り、5/14〜;事前予約制で公開。
天然水として出荷する「北アルプス」は4番目の採水地。当初は工場の稼働と同時にブランド体験型施設を公開する予定だったが、感染拡大に伴い、公開を1年遅らせた。シアターもあることから、見学ツアーの1回の定員は40人から12人に抑える。
工場見学は無料(予約制)。餓鬼岳を望める広大な芝生やオープンカフェもあり、敷地内に誰でも入れるようにする計画だったが、当面は見学者のみに限定。駐車場から最初に目にするのは、餓鬼岳を源流とする乳川の清流。アカマツ林の間を
進むと、工場と駐車場を隔てる県道496号(あづみの公園大町線)をくぐる「青のトンネル」が出迎える。内部は冷やりとし、自動車の走行音、鳥や虫の鳴き声など、外の喧噪も途絶え、地下の静寂な世界に取り込まれる。目や耳、皮膚などの
感覚を通じて、地下にしみ込んだ水と一体化。トンネルを抜けると再び地上に出てアカマツ林を歩く。水滴をかたどった印象的なベンチに座って、しばし動物の鳴き声に包まれるのもいい。しばらく行くと木造の「天然水ハウス」に到達。
根羽村のヒノキや、工場敷地内で伐採したアカマツを使用した室内で見学受付。緩やかなスロープを登ると「ものづくり棟」。ここで雨が地下にしみ込み、くみ上げられるまでの約20年間の水の旅を見て、改めて天然水が重ねた歳月を感じる。
その後、ジオラマや模型などを使った説明が行われ、実際に使用されているものと同じエアシャワーを体験して進むと、工場ラインを一望できるデッキに出る。見学後は、餓鬼岳を望めるものづくり棟のテラスでボトリングされた天然水を舌や
鼻、喉、手のひらで味わう。1回最大12人のツアーを1日3-4回開催。芝生の広場は貸切り状態で、また広場横のカフェでは天然水を用いたソーダやかき氷、軽食が購入できる。工場は「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)に隣接。
セットで楽しむのもよい。工場長は「大町市民になって2年が経つが、ここの水や自然の恵みは本当に素晴らしい。北アルプスの魅力を、この体験型施設を通して県内外の皆さまへ積極的に発信していきたい。人間や自然にとってかけがえのない
存在である水を次世代の子どもたちにも残していくため、地域の皆さまとずっと先の未来まで共に歩んでいきたい。カフェでは地元の食材も使うし、大町のすばらしさを伝え、市を活性化したい」と。当面の工場見学者は年間1万人。
「コロナの状況が改善すれば、広場などにはフリーで入れるようにしたい」と、将来は多くの人に開放する考え。見学は工場HP又は電話予約(前日まで)。10:30-16:30,月/火,12月〜3月冬季休業。
(問)北アルプス信濃の森工場 TEL 050-3182-7922
■2022.5/14;大町に「サントリー天然水」の体験型施設がOPEN。
雪化粧した北アの山麓に「サントリー天然水北アルプス信濃の森工場」
「サントリー天然水」の生産工程に加え、水が生まれるまでの仕組みや水の魅力も知ることができる施設です。
1)青のトンネル;
駐車場からメイン施設の「天然水ハウス」・「ものづくり棟」を結ぶ道には青い光に包まれた「青のトンネル」というユニークな施設があり、外の風や光が遮断された空間で五感を研ぎ澄ませることを目的に開発されたという。
青のトンネルを抜けると、風や光が一気に五感を刺激し、自然を感じます。
2)天然水ハウス;
「天然水ハウス」は木造りの建物で「レセプションルーム」では、山に降った雨や雪が天然水になるまでの過程を知ることができます。そのコンセプトは「未来へ続くものがたり」で、「清冽な感動体験をとおしてサステナブルな未来を
創造したい。未来の子ども達にも、今と同じおいしい天然水を飲んでもらいたい」という想いが込められています。本工場は高品質で高効率なモノづくりの現場で清冽な天然水のブランド体験ができるフィールド。工場はデジタルトランス
フォーメーションを活用した次世代型ファクトリーで、製品には一つ一つに固有のID番号が付与され、製品に天然水が充填された時間など細かい情報が把握できるため、エラーが起きた際は、従来の1/10の時間での原因究明が可能になった
という。環境にも十分配慮し、工場を稼働させるエネルギーは、太陽光パネルやバイオマスボイラーといったCO2を排出しない機器を使用。バイオマスボイラーに使用する木質チップは地域の森林組合から供給を受けるなどし、地域内で資源を
循環させている。迫力ある映像を視聴できる「シアタールーム」では、山に降った雨や雪が天然水になるまでは20年かかる過程を紹介しています。
3)ものづくり棟;
「ものづくり棟」にある「ものづくりアーケード」では、一般向けツアーを開催し、各所で詳細な説明が聞けます。工場見学ツアーはインターネットまたは電話による前日までの事前予約要。
「みずのわ広場」にはカフェが設けられ、天然水を使ったメニューを味わうことができます。開放的な「アルプステラス」では、「サントリー天然水」のラベルにも描かれている「餓鬼岳」が望めます。「北アルプス天然水」で作るかき氷や
クラフトソーダなどが提供される。見学ツアー参加者にはネーム入りオリジナルボトルプレゼント。1日50人の工場見学ツアー。
(9:30-16:30,月/火定休,工場休業日休,冬季休業(12-3月),臨時休業)。アクセス;安曇野I.C〜大町まで35分、信濃大町駅〜車15分。
(問)大町市常盤8071-1 サントリー天然水北アルプス信濃の森工場 TEL 050-3182-7911(9:30-11:30,12:30-16:30
■2022.5/14;大町市常盤西山の「サントリー天然水北アルプス信濃の森工場」に体験型施設がOPEN。
大町に2021年完成した新しい「サントリー天然水」〈北アルプス〉ミネラルウォーター工場。サントリー食品インターナショナル設けた体験型観光施設。工場見学はウォーターシアターで天然水ができるまでをジオラマなどを使って過程を体感、
年間1500万ケースを見込む製造ラインを見学できる。見学中は撮影禁止、写真撮影場所あり。
北アが一望できる「アルプステラス」を設置、水をイメージした「青のトンネル」、地元産食材を使ったカフェ(土/日/祝)、サントリー天然水オリジナルグッズなど販売する売店など。
アルプステラスからはラベルに印字されてた北ア・餓鬼岳など雄大な自然を眺めることができます。工場でできたばかりのミネラルウォーターの試飲も可能。
北アルプス信濃の森工場の澤田元充工場長は「天然水はサントリーが作っているのではなく、もともとはこの北アルプスの大自然が作ってきてくれているものです。それをしっかりお子さんたちも理解していただければ自然環境を守っていこう
とかそういったところを感じていただけると思う」。カフェでは信州産白桃や巨峰を使ったドリンクなどを提供。当面は工場見学ツアー参加者に限り開放。ツアーは無料(要事前予約) 5/9;Web予約開始、5/12;電話で受付。予約期間;5/14-5/22。
感染状況を鑑み当面は1週間分の予約受付。開催前日までに予約。1日50人の工場見学ツアー。
アクセス;安曇野I.C〜大町まで35分、信濃大町駅〜車15分。(営業日;9:30-16:30,月/火定休,工場休業日,臨時休業あり,冬季休業;12-3月)
(予約)サントリー天然水北アルプス信濃の森工場 TEL 050-3182-7911(9:30-11:30,12:30-16:30
■大町常盤西山の「北アルプス信濃の森工場」の「サントリー天然水」のテーマソング「まほろば」が完成した。
サントリー公式YouTubeMVが公開。大町の大自然が映し出され、「サントリー天然水〈北アルプス〉」のPVとして、「水が生まれる信濃おおまち」が全国に発信。
まほろばショート・まほろば政策の思い
■大町常盤で「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」が生産・出荷を始めた。
長野、新潟などを中心に、順次、南アルプス水源の製品から切り替える。2022年には「天然水」の価値を体験できる施設がオープン予定。サントリープロダクツ工場長は「製品と工場での体験を通じて、北アルプスの魅力を伝えられれば」と
地域や自然との従来以上の共生を目指す。新工場は「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)に隣接する約41haのアカマツ林の中にある。現在1ラインが稼働しており、年間生産能力は1500万ケース(1ケースは550ml×24本)。現在の
建屋にもう1ラインを設置できるほか、1ライン分の建屋を増設する余地もある。新工場は、サントリー食品の天然水の水源として4番目。水源は「餓鬼岳」を中心とした北アの伏流水。雨や雪が20年かけて麓にしみだした水。硬度は10、同社の
4水源のうち最も軟水。ウイスキーを割る水としても適しているという。建設計画は製品を作るだけでなく体験できる場所にもするというコンセプトで始動。生産拠点と体験施設を合わせて「フィールド」と呼び、「会議などで工場と呼ぶと
ペナルティーにしていた」ほど。一般的な工場見学エリアに加え、天然水の持つ清冽さというブランド価値を体験できる施設を2022年春以降オープン予定。せせらぎを五感でとらえる遊歩道や信濃の森が分かる情報コーナー、小川の流れる
芝生広場などを設けられ。品質管理面も進化した。製造ラインでボトルを並べる際、フランス製の最新式整列装置をサントリーグループとして初採用。従来のベルトで流れながら整列させる方式と比べ、ボトルが倒れにくくなり、整列させる
ための面積も半減できた。ボトルの順序も制御できるため、不良品回収が発生してもピンポイントで把握できるトレーサビリティーに優れるという。日立と共同でIoT基盤を構築し、統合的に生産管理などを行う。これまで水源ごとに商品名を
分けていたが、2020年9月に「サントリー天然水」に統一、小さく水源を入れるようになった。時期によって地域間で水源を融通し合うため、北アの水源であることを大々的にPRしない予定だが、新水源デビューに合わせたコラボレーション
企画を進めている。元レミオロメンの藤巻亮太さんに依頼した北アルプス水源のテーマソング「まほろば」が完成しており、個別プロモーションなどで活用する。工場長は「一時期は新型コロナウイルスの影響で危ぶまれたが、行政、
設備メーカー、建築関係者の協力で予定通りに稼働できた。私たちは清冽と表現しているが、飲んだときのすがすがしさを感じてもらいたい」と。
■サントリー食品インターナショナルは、大町で5/末に稼働した新工場「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」からのミネラルウオーターを、6/25から出荷する。
5/末に稼働した国内4カ所目の工場で、長野や新潟、北陸、東海などに「サントリー天然水」を供給。高度なトレーサビリティーなどが可能な最新の生産システムを導入。2022年春以降には自然を体感できる施設も開業予定で、観光面を含めた
地域貢献も目指す。「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」は大町の「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)に隣接。敷地面積は約41万u、延べ床面積は約4万uで約240億円を投じた。「南アルプス」の山梨、「阿蘇」の熊本、
「奥大山」の鳥取に続く工場で、550mlと2L入りの「サントリー天然水〈北アルプス〉」を生産する。年間生産能力は1500万ケース(1ケースは550ml入りペットボトル24本換算)で、6/25に出荷を開始予定。北アの山々に磨かれ適度なミネラル分を
含み、クセなくすっきりとした飲み心地が特長。「製品を通じて、大町をはじめ北ア地域の魅力を全国に発信したい」と。新工場はDX推進に向けて日立のシステムを導入。製造・検査履歴などの情報を1本単位で把握が可能。消費者からの
問合せなどに迅速に対応できるうえ、不良品の発生を未然に防ぐこともできるという。報告書作成などに必要な人手によるデータ収集・加工などもデジタル化され、働き方改革にもつながる。新工場の従業員は50人。DXや自動化の徹底などで
従来の2/3で対応できるという。太陽光発電のほかバイオマスボイラーなども導入し、CO2排出ゼロ工場も目指している。製造会社であるサントリープロダクツは「サントリーのモノ作りの先頭に立てる工場にしていきたい」と。新型コロナ
ウイルス下でも巣ごもり消費などを背景に、国産ミネラルウオーターの市場は成長が続いている。今後の市場拡大も見込んで、新工場には現在と同規模の生産ラインを追加するスペースが残っている。スパークリングウオーターやフレーバー
ウオーターの生産設備を加えることもできるという。「水」という地域の天然資源を活用する工場だけに地域との連携も重視する。大町とは「水」にフォーカスしたまちづくりを進める連携組織「みずのわプロジェクト」を立ち上げた。
JTBなども参加しており、環境教育や観光ツアー、ワーケーションの推進など多彩な取り組みを通じて地域活性化を目指す。さらに、2022年春以降には新工場に遊歩道や小川が流れる芝生の広場、北アが一望できる展望テラスなども
オープン予定。地元では新たな観光拠点としての期待も高まっている。
■大町市常盤西山地区の「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)近くに、サントリー食品インターナショナルが建設していたミネラルウオーター新工場「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」が完成した。
5/31;「サントリー天然水」の製造、保管、配送を行う新工場が稼働した。工場では年間1500万ケースを生産できるラインで550mlと2Lボトルを製造し、県内を含め東日本エリアへ出荷。2019年9月着工。面積は約41万u、建築面積は積26457u、
延べ床面積40760u。北アルプスの麓に位置する大町市は豊かな自然に囲まれ、北アルプスの良質な水質や取水量、安全性などを考慮をして、サントリー天然水ブランドにふさわしい新たな水源として選んだ。サントリーは「地域ブランド
活性化にも役に立てる部分があると思う。地域の皆さんに、少しでもサントリーが来て良かったと思ってもらえるよう頑張りたい。地域の方と共に、製品を通じて大町や北アルプスの魅力を発信したい。一緒に元気な地域へと盛り上げていきたい」と。
「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」において高度なトレーサビリティと工場経営・働き方DXを実現するIot基盤を構築した。日立との協創を通じて、「北アルプス信濃の森工場」において、高度なトレーサビリティと
工場経営・働き方のデジタルトランスフォーメーションを実現するIoT基盤を構築し、活用を開始した。これまでは、工程・ライン単位でデータを集約・活用する個別最適に留まっていたが、今回新工場に構築した基盤は、日立の
ソリューション(Lumada)を結集し、工場全体の生産設備・機器に加え、調達、製造、品質管理、出荷などのITシステムからさまざまなデータを高速に収集・統合し、それらのデータを紐づけ、搭載したアプリケーションで活用することで、
安全、安心、高品質な製品の提供、業務の効率化が実現できる、全体最適かつ進化し続ける次世代ファクトリーモデルを目指す。高度なトレーサビリティシステムも搭載し、商品1本ごとに製造・検査履歴情報と品質情報をリンクさせて
統合管理できるようになった。消費者からの問合せに対し、迅速な情報照会や説明対応を実現するほか、生産設備や機器に軽微なエラーが生じた際も即座に製造・検査履歴を追跡して影響範囲を特定し、商品の品質を確かめられるという。
蓄積したデータを分析することで、エラー原因の特定もより速やかになり、恒常的な品質改善にもつなげられる。IoT基盤は働き方改革にも効果を発揮する。これまでの工場では、報告書作成や問合せ対応に使用するデータの収集・加工など、
人手に頼ったルーチン業務が多く残っていたが、新工場では生産設備・機器やITシステムからのデータを基に、必要な情報をダッシュボード上で見える化・分析できるアプリを導入した。これにより、人手に頼っていたデータ収集・加工の
ルーチン業務をデジタル化・自動化し、リモートワーク推進と業務効率向上を両立可能になるとしている。
様々なコンテンツを通じてサントリー天然水の価値に触れ、冷たくて清らかである、その「清冽なおいしさ」を体感いただける、新しい体験型観光施設が併設されるが、コロナ禍の影響で、2022年春以降に延期された。
■2020.11/5;大町で建設が続くサントリーの「ミネラルウォーター生産工場」。
「サントリー食品インターナショナル」が2019年9月から大町で建設を進めている「サントリー天然水北アルプス信濃の森工場」は、敷地総面積は41ha。地下水を採取したペットボトル入りのミネラルウォーターの生産・保管・配送を行い、
2021年春に完成予定。現在、工場は外観が出来上がり内装工事に入っていて、2021年7月から出荷を始める見通しで、年間1500万ケースの生産を見込んでいます。水の特徴は、軟水で非常にすっきりとしていて飲みやすいという。
生産するのは550mlと2Lのペットボトルで、来夏から県内をはじめ、主に東日本で販売予定。サントリー天然水「北アルプス」は「南アルプス」「阿蘇」「奥大山」に次ぐ4つ目の水源。工場責任者は「商品を通じて山の素晴らしさや
自然の豊かさを発信し、大町というブランドが広まっていけば」と。大町の工場で生産される製品「サントリー天然水 北アルプス」のラベルには、北ア水源の象徴的な山である「餓鬼岳」を中心に鷹狩山から望む北アルプス連峰が描かれ、
北アルプスに生息する青い羽根色が特徴のオオルリと夏の高山植物の黄色い花のシナノキンバイをデザインした。新たな工場の誕生に地元では雇用の面でも期待が高まっていて、工場責任者は「20人ほどを地元で採用したい」と。
併設する「体験型観光施設」は新型コロナの影響で来場者が安心して楽しめる対策を検討するために設計変更となり、2021年オープンが2022年春以降に開館が延期された。敷地内には遊歩道や芝生の広場、北アルプスを一望できる
展望テラス、シアタールームなどのブランド体験型施設も整備する。当初は工場稼働に合わせて開業予定だったが、新型コロナ禍を受けて施設内容や感染防止対策などを検討するという。オオルリと花のシナノキンバイもデザインした。
■大町「仁科三湖」最大の湖として「青木湖」湖畔には、南から桐野キャンプ場、青木湖キャンプ場、大向キャンプ場、青木荘キャンプ場、ライジングフィールド白馬、北村キャンプ場があります。
湖面の標高822m、水深58mで透明度が高い。湖畔は森に囲まれ落ち着いた雰囲気で、湖では釣り、カヌー、カヤックなどの水上アクティビティなどが楽しめます。昔は青木湖キャンプ場、近年は青木荘キャンプ場を年に数回利用しています。
2017年7月にOPENした「ライジングフィールド白馬」ではCAMP、BBQ、SUP、カヌーボート等が楽しめます。旧青木湖スキー場のHブルーレイク&リゾートのホテルと大浴場、キャンプサイトあり。6/30まで臨時休業中。フリーサイト
(通常;\5000/ハイ;\8000),オートサイト(\3000/\5000),オートサイトレイクサイド(\3500/\5500),(施設利用;\500/大人,\300/子供,大浴場/\300;キャンプ利用者),ホテル(\5000/人,\15000〜/室)
(問)ライジング・フィールド白馬 TEL 0261-85-2162
■松川村エコツアーガイド倶楽部は、川西地区を巡るウオーキングの新ルートを企画。
故郷ウオッチングin大和田郷と銘打って、かんがい施設や乳川の堤防、城跡などを歩いて楽しめるコースで、新型コロナウイルスの情勢を見極めつつ、今後イベントを行う予定。計画では大和田神社を発着点とし、川底が乳白色の乳川の
遊歩道から田園風景を見ながら北上し、大町市境にある高瀬川と乳川から引いた水を3本の堰へ分水する水門を見学する。その後、室町・戦国時代の仁科氏の山城・西山城跡や八王子神社、推定樹齢200年の巨木「川西の一本松」などを巡る
約4Hコース。倶楽部は2020年、村南部の鼠穴地籍で、遺跡や伝説の巨石などを巡る里山散策コースを開拓。川西地区のコース開拓は第2弾。ガイドの説明を聞きながら歩けば、普段は何気なく通り過ぎている場所にさまざまな歴史や文化が
あることを知ることができる。企画担当者は「川西では塩の道の歴史と水の大切さを感じてもらいたい」と。
■冬キャンプ。
密を避けながら非日常を楽しめるとして、寒くなった今も大勢の人がキャンプを楽しんでいます。キャンプ場はこの3連休も例年にない盛況ぶりだった。冷たい空気が漂う中、暗闇に揺らめく炎。夜の「木崎湖キャンプ場」は、この日は
25組が晩秋のキャンプを楽しんだ。スキー客などの要望で10年前から冬場も営業していますが、例年ならこの時期は5組程度。異例の多さ。木崎湖キャンプ場は、新型コロナの影響で4/下から休業が続いていたが、最大120組程度を50組に
減らして、7月に営業再開。密を気にせず楽しめるということで、週末は予約を断るほどの人気ぶり。そして、11/9から冬季営業スタート。夏に比べれば減りましたが、人気は継続。しかし、今の人気はコロナの影響だけではない。
キャンプを満喫する女子高生たちを描くマンガ「ゆるキャン△」や芸人がひとりキャンプをする動画が人気となっていて、愛好者が増えているという。木崎湖キャンプ場の荒井利広さんは「コロナの影響はすごくあると思う。屋外なら
安全かなみたいな意識の人が大勢いる」と。冬季営業が始まった11/9以降、多かった日には40組ものキャンパーが訪れた。荒井さんは「ここまで広がってくると多くの方がそれを知ってくる。われわれにもできるんだみたいな感じで
広がってくれれば助かる、ありがたい。皆さま一人一人が、感染防止の意識を持ってご利用いただければいいな」と。今、専門店ではキャンプ用グッズの売れ行きが良く、暖かい寝袋や、暖を取りながら調理ができるグッズ、鉄板付きの
ストーブ、鍋が置けるたき火台などが売れているという。
■大町木崎湖畔の「木崎湖POWWOWキャンプ場&アウトドアクラブ」に2020年誕生した「テントサウナ」が話題。
湖のほとり、専用テントの中で薪まきストーブで熱したサウナストーンにアロマ水を掛け、水蒸気を発生させて体感温度を上げ汗をかく。水風呂代わりに湖に入れば、自然と一体となりリラックスできる。
■大町「木崎湖」の「POWWOW(パウワウ)キャンプ場&アウトドアクラブ」に2つのアクティビティが誕生した。
水上を飛ぶように進む「フォイルサーフィン」(水中翼)と、湖畔を臨みながら蒸される「テントサウナ」。木崎湖の自然で楽しむ最先端の定番に期待が高まる。フォイルサーフィンは、ボードの下に付いたハイドロフォイルが揚力を生み、ボードが
水上に浮かび進む。国内でも人気が高まるテントサウナ。薪ストーブの上にサウナストーンを敷き詰め、ストーブによって温度が上がったサウナストーンにアロマ水を掛けることで水蒸気を発生させ、体感温度を上げ発汗を促進する。
■大町観光協会は、観光情報を発信するパンフ「信濃大町」をリニューアルした。
グリーンシーズンに合わせ、内容を一新、旬の情報を届ける。パンフはA4判フルカラーの28頁。「遊ぶ」「見る」「温泉」「買う」など観光客のニーズに合わせたテーマを設け、観光施設や体験施設、飲食店、特産品を紹介。
新たに写真を多用した見やすいレイアウトに変え、各施設の連絡先や年間イベント情報を加えた。
■大町八坂の標高945mの山合いに囲まれた低層湿原「唐花見湿原」。
信濃大町駅から車約10分。相川TNを超えて細い坂道を走る。県道55号大町麻績I.C千曲線の相川TN周辺の約1.5km区間は道路改良され、走りやすい道になった。この道路は道幅が狭く急勾配で急カーブが連続していたが、1998年改良工事着手、
2019.8月に共用開始。道幅が広がり、見晴らしもよくなった。ここから先の林道は枯れ葉や小枝が多く運転には注意が必要。「唐花見湿原」は 標高945mの山間にある湿原でカラマツ、アカマツ、コナラなどの林に囲まれています。雪解け水や
雨水が窪地に集められて湿原を形成。湿原に積もった泥炭は厚さ2.6mという。唐花見湿地にはミヤマウメモドキが一帯に群生。湿原には木道が整備され約30分で一周。この日は訪れる人もおらず、静寂に包まれた湿原でした。入口には「熊出没」の
注意書きが立っています。熊鈴を携帯し周囲を注視しながら散策。赤い実をつけたミヤマウメモドキの木がたくさん見られた。実がつくのは雌のみで、雄も花が咲きますが実はなりません。晩秋にはさらに赤く光沢が出て、10/下-11/初になれば
葉が落ちて、湿原は一面真っ赤になります。初冬には白い雪と赤い実との共演が美しい。
■「宮の森自然園」で春を告げる「ザゼンソウ」が開花。
宮の森自然園は静かなところで小鳥のさえずりが聞こえます。林中の雪は消え、散策路にも雪はありません。例年、小川沿いで咲く座禅草はまだ咲いていませんが、林の中ではザゼンソウの芽、湿地には水芭蕉の芽がたくさん出てきました。
水芭蕉は可憐な白い花が咲きますが、実は葉や茎に毒があります。熊は春先の水芭蕉を根本から掘り起こして食べますので、朝夕は熊に要注意。熊鈴をつけていると安全。
■大町美麻新行の「新行福寿草園」で春の訪れを告げるフクジュソウが咲いています。
日当たりの良い南向きの土手には、黄色いかわいらしい数株の花が見られます。2022年は積雪が多かったため、2021年に比べ1〜2週間ほど遅く開花しました。例年、雪が解けたエリアから順々に咲き続けるため、4/上まで長く花を
楽しむことができます。4/上;美麻新行ではまだたくさんの福寿草が咲いていました。
■大町「居谷里湿原」
大町「居谷里湿原」は「木崎湖」の東山(標高830m)に位置し、幅130m・長さ1.5kmの範囲にわたって広がる湿原。周囲には遊歩道が整備され、季節の花を見ながら40分-1Hで散策することができます。1971年に県天然記念物指定。
居谷里湿原ではザゼンソウやリュウキンカ、ミズバショウなどの花が咲きます。小川のせせらぎと清楚に咲く花は心にやすらぎを与えてくれます。純白の美しい花を咲かせるミズバショウはサトイモ科で、湿地や小川の水辺で多く見られ、
年平均気温10℃以下の地域に限られます。湿原約2万uの一画に咲き誇るミズバショウの群生とリュウキンカなどを、小鳥のさえずりを聞きながら散策が楽しめます。5月には新緑に染まる湿原に白いミツガシワが楽しめます。これから
初夏にかけてサワギキヨウ・サワオグルマ・サギスゲなどが咲き、梅雨時にはカキツバタ、ショウブ、アヤメの濃い紫色に染まります。湿原周辺にはアカマツやカラマツ、スギ、ヒノキが植えられ、コナラやミズナラも見られます。
湿地ではハンノキ、サワラなどが繁殖。カエデの仲間の「ハナノキ」が自生する北限と云われます。居谷里湿原ではハンノキなどの樹木の繁殖が著しく、年々湿地が減り、草原のような緑地化が進んでいます。居谷里湿原には
入り込む川はなく、雪解け水や湧水で湿原が保たれています。居谷里の湧水(居谷里水源)は1924年に給水し始め、約100年間大町の水道水して市内1/3の家庭が利用しています。湿原の神社では毎年7月に大町市水道水源祭が斎行され、
水源祭では豊かな水の恵みに感謝し、水道水の安定供給と安全を願って執り行われています。昔は夏になると、居谷里湿原ではゲンジボタルやヘイケボタルが生息し乱舞していました。湿原の一部は田んぼ、泥炭採掘などに
利用されてきたためか、湿地の土が黒い。
■「春の青木湖」は清々しい。
残雪の鹿島槍ヶ岳や白馬の山並みが望め、青空に白い雲が浮かび、湖水の青さが目立つ。早朝から釣り人が釣船から糸を垂らしています。魚が浮上すると湖面に輪が広がっていきます。時折吹く風でさざ波に湖面の水鏡が消されていく。
シーンと静まり返った「青木湖」では小鳥の囀り、大糸線の電車がガタゴトを走る音が聞こえてきます。これからの季節はカヤックやカヌ、ラフトボート、SUP、釣りなど、さまざまなアクティビティが楽しめます。青木湖は木崎湖よりも
地形的に強風は少なく、SUPには向いていそう。但し、春先は雪の残る仁科山地からの吹きおろしの冷たい風が吹きます。
「青木湖」は「仁科三湖」の一つで中綱湖・木崎湖と連なる。北ア(仁科三山)の前山「仁科山地」(黒沢尾根)と「大峰山地」(東山)に囲まれた「青木湖」は、湖面積1.7kuで諏訪湖や野尻湖についで県内3番目の広さ。湖面標高822m、
周囲長6.5km。各3万年前の佐野坂の斜面崩落で姫川が堰き止められて形成した湖。青木湖に流入する川はなく、雪解け水と湧水で湖水が保たれている。最大水深58m、平均水深29m。透明度は9mと高い。湖底や湖中の魚がよく見えます。
全国の湖沼の透明度(2009年)は、1位;摩周湖(28m)、2位;倶多楽湖(22m)、3位;支笏湖(17.5m)、4位;パンケトー(14m)、7位;本栖湖(11m)、8位;洞爺湖(10m)、9位;青木湖(9.8m)など。
青木湖北部の「佐野坂丘陵」は標高850〜900mの小さな丘陵で、湖畔では桜が咲き、残雪の白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳、代掻き馬、小蓮華山、白馬乗鞍岳が望めます。
※「佐野坂峠」は姫川と信濃川水系(農具川)の分水嶺。
姫川上流ではイワナ・ヤマメ・ニシマス・ウグイ・(アユ)などが生息。白馬のおばちゃんが「昔は姫川でアユがよく釣れた」と言ってました。大町の北安中部漁協、青木湖漁協、木崎湖漁協管轄の仁科三湖ではオオクチバス、コクチバス、
ブルーギルなど外来魚が多数生息し、外来魚の駆除を継続的に行っています。中綱湖では6月ブラックバス釣り大会やヘラブナ釣り大会が行われています。青木湖ではイワナ・ヒメマス・シナノユキマス・コイ・フナ・ウグイ・ワカサギなど。
木崎湖ではイワナ・キザキマス・コイ・フナ・ウグイ・ワカサギなどが生息。北安中部漁協では渓流釣り解禁に合わせて、イワナ、ヤマメ、ニジマスなどを高瀬川や農具川に放流。木崎湖漁協でもイワナ、キザキマス、ウグイ、ワカサギなどを
放流。青木湖漁協ではヒメマス・シナノユキマスの養殖や放流を行っています。青木湖・中綱湖でもコイ、ヘラブナ、ウグイ、イワナ、ワカサギなどを放流しえちます。
※環境庁湖沼COD調査(2021);湖・沼・ダム湖を含め、1位;田沢湖(0.5mg/L)、3位;支笏湖(0.7)、5位;山ノ内・丸池(0.8)、7位;洞爺湖(0.9)、13位;大町・青木湖(1.3)で綺麗な水といえる。
県水質検査COD(2021)では山ノ内・丸池(年平均;0.8mg/L-75%値;0.9(mg/L)、青木湖(1.3-1.4)、中綱湖(1.6-1.9)、茅野・蓼科湖(1.8-1.9)、木崎湖(1.9-3.4)、信濃・野尻湖(2.2-2.5)、茅野・白樺湖(2.6-2.6)、松本・美鈴湖(3.2-3.4)、
立科・女神湖(3.7-4.3)、諏訪・諏訪湖(3.9-5.5)の順。
■大町美麻の「中山高原」(標高900m)は、春には北アを背景に菜の花、秋にはそばの花が広がります。
菜の花農業生産組合が営農目的で菜の花とそばを栽培。観覧は無料ですが入口に募金箱あり(カンパを)。特に春は残雪の「爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳」と菜の花の黄色い絨毯が広がり美しい風景が楽しめます。花畑の中には入らないようしましょう。
美麻新行のそば農家によると、ここは傾斜地で踏み荒らしなどで土砂が流れてしまったり、地面が硬くなったところもあるそうです。マナーは守りましょう。
(問)菜の花農業生産組合(合同会社菜の花ステーション) TEL 0261-22-7601
■まるで絵のような世界が広がる大町美麻「中山高原」では菜の花が黄色い絨毯のように広がり、菜の花が見ごろを迎えています。
県道「長野大町線」から少し入った丘(標高約1000m)に菜の花畑があります。丘の上からは北アの爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳が望めます。春には菜の花が斜面を黄色に染め、夏の終わりには一面のそばの花で白色に変わります。北アの山並みと
花のじゅうたんのコントラストが絶景。南の丘の上と高原奥からの幻の池が見えるお花畑がきれいに咲いています。
地元の生産組合「菜の花農業生産組合」が10haに毎年、種をまいて育てています。2022年は例年より2週間ほど早く開花。青空と残雪の爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳と菜の花のコントラストが楽しめます。花は5/中まで楽しめそう。中山高原は
美麻新行の農家が10haを開墾した。春は黄色い菜の花、夏の終わり〜初秋には白いそばのお花畑が楽しめます。2010年夏にNHK連続TV小説「おひさま」のロケ地となり有名になりました。ロケが行われた畑は、美味しいお蕎麦で有名な
美麻新行の民家の土地で一般客は入れずにロケが敢行された。地主なので特別にロケが見られたとおばちゃんは満足そうでした。
ほぼ毎年中山高原の菜の花畑を見学しています。2011年春の菜の花畑はニホンジカの食害に遭って全滅した年もありました。大北でも近年はシカの進出が目立っています。県と環境省によるシカの追跡調査では、冬は美麻周辺で越冬し、
5月の雪解け頃から海ノ口・ヤナバ周辺を通って大町温泉郷の奥の鹿島・大谷原などから北ア・爺ヶ岳の稜線まで登っていくという。数年前の秋には爺ヶ岳北の稜線(標高2500m)でシカが目撃され、山小屋関係者もタテヤマアザミが群生する
「アザミ沢」(標高2245m)で、3割ほどのつぼみが集中的に食べられた痕跡が見つかっています。爺ヶ岳西方の鳴沢岳(標高2641m)稜線直下の雪渓でもシカの姿が撮影され、近年明らかに生息分布の拡大が進んでいます。南アや霧ヶ峰・
美ヶ原では高山植物のお花畑が破壊されたことから危機感を強めています。菜の花が散った後、生産組合は種を収穫して菜種油にします。7/末にはソバの種をまき、8/下みは白い花が満開となる見込み。
■大町を流れる<「農具川」でアヤメが見頃を迎えています。
大町三日町・大笹橋〜神栄町・薬師橋までの河川敷(約1.5km)にアヤメ約1万株の色鮮やかな紫色の花を咲かせています。「大町ツツジ・アヤメ街道」と呼ばれ、信濃大町駅〜神栄町橋〜下花見橋の芝桜を過ぎてから、上花見橋周辺では東の土手に
アヤメ約1万株が咲きます。三日町の大笹橋辺りまでは両岸にアヤメが咲きます。川沿いにはツツジも植栽されています。2023年はアヤメの開花が早く、アザレヤとアヤメの競演が楽しめます。白やピンク、オレンジ、赤など色とりどりの
西洋ツツジが花咲きます。昔は草が生い茂り、荒れていた農具川の土手を美しい花と周りの風景を眺められる場所にしようと、大町ならではのどかさを次代に伝えたいと、市民有志が2001年から「農具川環境美化委員会」を作り、土手に
アヤメを植える取り組みを続いています。農具川両岸にアヤメやツツジの植樹、除草剤散布、ツタの除去、草刈り、ごみ拾い、ホタルの復活などによる河川の美化にも取り組んでいます。約1.5kmに植わってアヤメ1万株やツツジ1500本を
植えてきました。残雪の北ア・蓮華岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳を背にアヤメとツツジが美しく映えます。土手の上にツツジが咲き、下にはアヤメが広がります。紫や赤、オレンジなど花々の鮮やかな色彩が川沿いに帯をつくり、
新緑深まる初夏の北ア山麓で存在感を放っています。毎年5/下-6/上にかけて、美しい花の名所として知られるようになりました。「アヤメとツツジの向こうに北アルプスの山々が見える。ここだけの景色だよ」と代表。2019年「信州花フェスタ」
ではサブ会場となり、大勢の観光客がやってきました。
農具川を訪れた人は農具川環境美化委員会が丹精込めて育ててきた花を写真に収めるなど、初夏の風情を堪能しています。新型コロナでこの数年は「農具川アヤメ祭り」は中止。上花見橋近くのテントではお茶の振る舞い、信濃笹寿司やおやきの
販売、アヤメで染めた草木染の販売、あやめの切花、あやめの苗・種などを販売していた。ある年には住民らが新たな地域の特産品にしようと、アヤメの花など使った草木染めを販売。信濃大町草木染め研究会も参加してアヤメや市内で
採取した植物を活用して染めたストールやショールなどを出店。昔はフォトコンテストも行われていました。コロナ過では人が集まる祭りは中止したが、農具川沿いで初夏の花アヤメを楽しんでほしいと美化活動は実施し、屋外で密を避け
散歩しながら楽しんでほしいと代表。また、農具川環境美化委員会は農具川で咲いたアヤメから採取した種の無料配布を行ない希望者に配布した。「アヤメは株が大きくならないと花が咲かない。花が咲くまで3年以上」という。花が咲き
終わる6/中に採取、乾燥させます。2022年はあやめの開花が遅れていたが5/末には咲き揃って川辺が色鮮やかな青紫に染まりました。あやめは1株に2〜3個の花をつけ、順番に咲いていきます。
■大町の「白塩町河川公園愛護会」による手入れで、「農具川」の河川敷では芝桜が咲いています。
大町合同庁舎から300m東へにある下花見橋の「農具川」では芝桜が見頃。大町を流れる「農具川」は青木湖を源にして、中綱湖・木崎湖から高瀬川に流れています。今でも農具川の水は澄んで魚も多く豊かな流れを保っています。渓流釣りの
釣人も多く訪れます。集中豪雨で農具川の氾濫で住宅浸水被害の恐れがあったため、県は2009年から河川改修工事を進め、2012年度で護岸工事が終了した。白塩工区は自然な川づくり。もともと農業用水に利用されている河川ですが、護岸には
コンクリートブロックを使用せずに石積みとしています。川は蛇行し、自然と生物の生活環境保全に配慮しています。地元住民でつくる「白塩町河川公園愛護会」が2011年から手入れを始めた。赤や白、薄紫色が交じり合う花の絨毯が、
北アを映す田園の景色に彩りを添えています。白塩町と山田町境にある下花見橋から上花見橋間の約200m間で、緩やかに蛇行する農具川左岸の土手と河川敷に約3000株が咲き揃います。透きとおった流れの対岸にはスイセンを植え、土手には
シバザクラを植えました。その後、年々数を増やし、約8000株になった。ここ数年、大雨が降って河川敷が水に浸かり、芝桜は一部流されてしまった。以前は河川敷全面が芝桜で覆われていたが、だいぶ薄れたところがあります。
農具川は両岸の土手が土や砂利の道で人気の散策コース。放っておけばニセアカシアやヤナギが生い茂って荒れるため、住民ら46人が2011年に愛護会を立ち上げました。山砂やチップを混ぜた土作りから植栽、毎月の草取りを続け、同会は
「圃場整備が入るまで農具川は大きく蛇行する川だった。夕暮れ時になると農耕を終えた牛馬を川で洗ったりして」とかつての川辺の風景を振り返っていた。大町ならではののどかさを次代に伝えたいと、市民有志らが20年前から土手に
アヤメ・アザレア(ツツジ)を植える取り組みも続いています。「私たちも無理せずできる範囲で長く続けたい。きれいと言ってもらえるとうれしいね」と。愛護会のおばちゃんによれば、各家がボランティアで農器具等を出して植栽、肥料を
やったり、水やり・草取りは月4-5回はやっているとのこと。大町の「きらり輝く協働のまちづくり事業」で多少支援を受けていますが、「意外にお金がかかっているんだよ。でも訪れた皆さんにきれいと言われて頑張っています」。
「花がきれいに咲き誇ると皆さんで慰労会をやるのが楽しみでね」。近年は周囲の住民も高齢化で芝桜の美化・保全活動も大変になってきました。農具川の芝桜は残雪の北ア・蓮華岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・白馬三山を望む景観とマッチしています。
この日は爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳には雲がかかっていましたが、それでも北アと芝桜の景観は美しかった。シバザクラはサクラに似た花が特徴。愛護会が住民憩いの場として公園を整備し、約8000株を定植。2023年は天候にも恵まれ発色は良い。
例年4/下-5/上が見頃ですが、2023年春は開花が早く、4/21には満開・見頃を迎えました。なお、農具川沿いの土手や花見橋沿いの道路は駐車禁止。付近に駐車場あり。(以下の写真は以前のもの)
■大町の春の花の名所「農具川河川公園」ではシバザクラが見頃を迎えています。
大町の中心部に近い農具川の河川敷には約400mに渡って赤や白、薄紫色のシバザクラが咲き誇っています。白塩町と山田町境にある下花見橋から上流約400m間で緩やかに蛇行する農具川左岸の土手と河川敷に8000株が咲きそろう。地域の住民が
毎年手入れをして増やしてきたという。雪が残る北アの峰々とシバザクラが作り出す花のじゅうたんが鮮やかなコントラストを描いています。農具川沿いではそのままにしておくと、ニセアカシアやヤナギが生い茂って荒れるため、住民ら約50人が
2011年にボランティア団体「白塩町河川公園愛護会」をつくった。その後も会員や有志らが中心となり、シバザクラの植栽や管理を行っています。透きとおった流れの対岸にはスイセンを植え、市民や園児らの人気の散策コースになりました。
山砂やチップを混ぜた土作りから始め、植栽、毎月の草取り、ごみ拾いを続け、毎年株を増やして植えている。地元保育園の園児らとの交流も兼ねて合同植栽事業なども続けてきました。「圃場整備が入るまで、昔の農具川は大きく蛇行する川だった。
昔は夕暮れ時になると農耕を終えた牛馬を川で洗ったりしていました」とかつての川辺の風景を振り返っていました。大町ならではのどかさを次代に伝えたいと、市民有志らが2001年から「農具川環境美化委員会」を作り、土手にアヤメを植える
取り組みも続いています。農具川両岸にアヤメやツツジの植樹、ホタルの復活、草刈りなどによる川の美化にも取り組んでいます。約1.5kmに植わってアヤメ8500株やツツジ1200本を植え、2022年も5/下には見ごろを迎えます。愛護会は「会員も
高齢になり、無理せずできる範囲で長く続けていきたい。きれいだと言ってもらえると一番うれしい」と云ってました。2019年、2020年と続けて農具川が増水したため、河川敷の株は根腐れなどで減ってしまった。北アを映す田園の景色に彩りを
添え、芝桜の奥には残雪の爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳が望めます。訪れた人は「色とりどりの花がきれいで、歩いていると空気を吸った時にうっすらと甘い香りが混じっていい」「山と川がすごくきれいで地元がまた好きになった」と。農具川の
シバザクラは5/中頃までは楽しめそう。咲き誇る色とりどりの花が河川敷を鮮やかに彩り、訪れる人を楽しませています。晴れた日には河川敷の芝桜と残雪の後立山との競演が楽しめます。場所は大町市合同庁舎から東へ300m程行った下花見橋の上流。
JR信濃大町駅から公園まで1.2km。下花見橋周辺は私有地のため駐車は不可。この時期になると無断駐車や路駐が増えるのでやめてほしいと。
■4/16;大町の有志でつくる「白塩町河川公園愛護会」は「農具川河川公園」で整備作業を実施した。
新たな苗の植え付けや、周辺の草刈り・整備を行い、美しいシバザクラで知られる公園に訪れる人が気持ちよく観賞できるように作業に汗を流した。シバザクラは農具川の河川敷の景観美化のために同会が苗を植え、植栽や管理を行ってきた。
参加者は「花を見た人のきれいだねと喜ぶ顔が励み。これからも頑張りたい」と。
■大町の「農具川河川公園」のシバザクラの開花が進んでいる。
桜やシバザクラは例年よりも開花が早く、咲き誇る色とりどりの花が河川敷を鮮やかに彩っている。晴れた日には河川敷に広がるカラフルな花の絨毯と残雪の北アの競演が楽しめます。
訪れる人も増え、絶景を写真に収めたり、散策したりして、大町の花の春を満喫。
■大町の「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」が県内初の電動キックボードツアー付宿泊プランを始めた。
環境に優しく、地域の自然・文化を生かした新たな体験型観光「サスティナブルツアー」として人気を呼んでいる。ツアーは電動キックボードで、専任ガイドと共に大町の自然に囲まれたロケーションで緑の中を駆け抜け、景色を楽しめる
スポットを約2Hをかけて巡る。ホテル発着。CO2を排出しないサステナブルツーリズムとして企画。坂道や山道も走行可能なスペックの電動キックボードで、10インチの大径ブロックタイヤと前後サスペンションを装備し、重心がブレにくく
安全に運転できる。同ホテルは「使う電動キックボードは安全性を重視した車種で、誰でも少し練習すれば快適に乗れるようになる。白馬・大町に詳しくない人も、ガイドと共に周遊するので安心。家族、友人と初夏のツーリングを
楽しんでほしい」と。電動キックボードは原付免許要。
4/19;電動キックボード等の車両区分を定める道路交通法の改正案が衆議院で可決。2年以内の施行を予定し、改正後は一定要件を満たす電動キックボードは「特定小型原動機付自転車」という新たな車両区分に位置付けられ、16歳以上であれば
免許不要で乗車可となる。
1)原付免許→不要、2)ヘルメット必須→任意、3)車道のみ走行→車道・自転車レーン・自転車道・条件付歩道走行可。4)時速30km→時速20km、
5)年齢免許に準ずる→16歳以上。
■大町中綱にアサギマダラが2022年も飛来した。
長距離の渡りをする大型のチョウ「アサギマダラ」が2022年も町市中綱湖畔の「のっぺ山荘」こと古川孝雄さん宅のフジバカマに飛来している。
■北アの稜線では風がひんやりと秋の気配が感じられます。
1)北アで高山蝶「アサギマダラ」;
白馬村天然記念物指定のヒメギフチョウやギフチョウを中心に、白馬ではアサギマダラ、ベニシジミ、ジャコウアゲハ、コヒョウモンなど10数種を見かけます。北アでは秋を飾る最後の花、トリカブトやオヤマリンドウなどの紫色の花が
咲いています。北アを歩いていると夏場のお花畑ではよく高山蝶「アサギマダラ」を見かけます。アサギマダラは、夏場は気温が低い高地(標高1500m-1800m)で生息する高山蝶。北アでは栂池自然園、
八方尾根、五竜高山植物園、唐松岳、針ノ木岳、烏帽子岳、立山、弥陀ヶ原、五色ヶ原、水晶岳、雲ノ平、薬師岳、燕岳、常念岳、蝶ヶ岳、乗鞍岳畳平、美ヶ原などのお花畑でアサギマダラが舞っているのを見かけます。アサギマダラは
ヨツバヒヨドリを好み、その蜜を吸います。山岳では、7月にはウラジロナナカマドの花、ウルップソウなどを吸い、8月にはミヤマムラサキ、ウサギギク、サラシナショウ、ミヤマアキノキリンソウ、ノアザミ、マツムシソウ、ヤマブキショウマ、
ミヤマシシウド、ヤマハハコ、オオハナウドなどの高山植物にもとまって蜜を吸っています。
9/上;白馬岳と杓子岳の鞍部の雪渓や稜線では向かい風の中、何度も戻されながら超低空飛行で北ア越えを成功させた数十匹のアサギマダラが目撃されました。北アの上昇気流に乗って稜線を越えて飛んでいきます。標高2700m付近で
気温10-15℃、雪渓表面温度は5℃。鹿島槍ヶ岳の冷池でも北アを越えるアサギマダラが確認。アサギマダラの北ア越えについて、「日射しによる輻射熱があったために、雪渓の上でも凍えることなく飛べたのではないか」と云われます。
2)山麓で高山蝶「アサギマダラ」と「フジバカマ」;
9/中、涼風に乗って1000km以上の渡りをするアサギマダラを、北ア山麓で見かけられるようになってきました。
秋になると山から里に下りてきます。アサギマダラは南西諸島で繁殖・羽化し、その子孫が北上します。そして秋になると、再び北アを越えて南の鹿児島・奄美大島まで1000km以上も移動します。アサギマダラは淡い赤紫色のフジバカマ
(ヒヨドリバナ科)を好んで密を吸います。フジバカマは川原や河川敷に自生する植物ですが、今では絶滅危惧植物に指定されている秋の七草。
アサギマダラは羽を広げた長さが10cm前後で黒と茶の縁取りに青灰色で、白っぽく半透明の水色、優雅に大きな羽根を揺らしながら舞っています。澄み切った青空の下を飛び交うアサギマダラの幻想的な光景は印象的。渋い色調に彩られた羽を
広げて優雅に舞う姿は気品すら感じます。
2022年9月;アサギマダラは秋を追いかけるように里に訪れます。大町中綱の「中綱湖」や「旧ヤナバスキー場」周辺に植えられているフジバカマの花も見頃を迎え、甘い香りに誘われるかのように、蜜を吸いにアサギマダラが飛来して
きています。キハダ飴本舗の裏の畑には多数のアサギマダラややってきます。約10aの畑に植えられた「中綱湖」湖畔のフジバカマの畑(フジバカマ園)では、秋のチョウとして知られているアサギマダラが華麗に舞い、花の蜜を求めて
飛び交っています。毎年9/上〜9/下になるとアサギマダラがたくさん飛来し、羽を休めては蜜を吸いまた飛び立っていきます。大町平の中綱湖畔の古川さんが暮らす民家の畑。そこに広がる約10aのフジバカマの畑には9/上からアサギマダラが
姿を見せ始めます。2〜3日ほど羽を休ませてはまた飛び立っていく。「花の香りが大好きなんでしょうね」と。北アの高山で夏をすごしたアサギマダラが旅立つ際に、平野部に羽休めの場を作りたいと、20年以上前からフジバカマを育て始めた。
最初は知人からフジバカマの苗を植えた。2年目には20本が花を咲かせた。フジバカマの種をまいたのは1997年頃。花を咲かせると、東北から飛んできたアサギマダラが羽を休ませるようになった。次の年に備えて株分けなどの世話を重ねて
栽培面積を広げた結果、中綱は県内有数の渡りの中継ポイントとなった。以来、フジバカマを中綱湖近辺の約20人にだんだんに株分け。2005年には減反田計約4a植えた。2006年には旧ヤナバスキー場のゲレンデ5aでも栽培。「東北や群馬から
飛んできては、九州や沖縄の方へまた羽を広げる。この時期になるとアサギマダラを追って、観察したり写真を撮ったりするために訪れてくれる人の笑顔がたくさんみられる」と。当時、大町市は仁科三湖整備計画に「花とチョウの里」づくりを
盛り込んだ。チョウの里は年々知られ、古川さんの畑にはマーキング調査をする人や写真家などが、多い年には年間延3000人が訪れるようになった。
アサギマダラは春に北上、秋に南下を繰り返す「渡り蝶」で、大町・中綱はその渡りの中継地。「中綱湖」周辺や「旧ヤナバスキー場」ではフジバカマが大量に植えられ、フジバカマとアサギマダラを鑑賞できます。多い年には500〜600匹/1日。
長旅に備え盛んに蜜を吸っています。例年だと、09/10〜2W間がピークで、09/下までアサギマダラを見られます。やがて南へ渡っていきます。
3)アサギマダラの調査;
アサギマダラを研究するグループは、蝶にマーキングしてその移動を調べています。その昔、白馬の小学校でも子供たちが「アサギマダラ」を採取し、マーキング調査を行なっていました。チョウの羽に日付・場所・名前などを書いていました。
白馬五竜から北アを越えて富山・有峰に10日間かけて移動したことも判っています。2003年9月に白馬五竜でマーキングを記されて放たれたアサギマダラが富山・有峰東谷で捕獲され再び放たれた。白馬-大山町の直線距離は48kmと短いが、
3000m級の後立山連峰、立山連峰の2つの頂を越えてきたとみられます。当時、マーキングされたアサギマダラが立山で確認されたのは初めてだった。
2006.9月;大町で放した約500匹のうち14匹は愛知、四国、九州で確認。
2006.9/14;大町で捕獲されたアサギマダラが11/04台湾・蘭嶼島で確認。約42日間かけてこの距離を飛んでいます。その移動距離は直線で約2190km。
2007.9/20;大町から飛ばしたアサギマダラが1200km離れた鹿児島・奄美諸島の加計呂麻島に11/16たどり着いた。アサギマダラは秋に東北から産卵のために南下し、大町のフジバカマを経由し、その後四国や九州まで飛び続けたあと卵を産む。
1000km以上渡るチョウは世界で2種類しかなく、チョウの生命力のすごさに改めて驚かされます。
また、大町では八幡平、蔵王、裏磐梯、赤城などでマーキングされたアサギマダラが確認されています。各地から大町に到着までの日数は10〜38日間。過去の記録でも東北からの飛来が多く、大町が南下の中継地になっている様子がうか
がわれます。
2015年;大町常盤西山の「国営アルプスあづみの公園」のアクセス道路沿いの花壇ではフジバカマに初めてアサギマダラが飛来。2013年に古川さんから40株を譲り受け、2014年春から植栽してきた。
2015年;白馬町区は白馬駅ホーム東側の公園に、大町簗場の古川さんから譲り受けたフジバカマ300株を150mにわたり植え、公園にはアサギマダラが飛来した。
2016年,2015年;大町簗場の古川さんのフジバカマ園では、飛来した約半数の2300匹にマーキングが行われた。
2016年;小谷村平間集落の吉澤さんのフジバカマ畑ではアサギマダラのマーキング調査が行われた。村内では再捕獲が9例確認され、愛媛や山口で見つかった。
2018年9/11;小谷村中小谷丙のフジバカマの畑で800匹近くにマーキングし、11/01;約1.5カ月後に1200km南西にある奄美大島の龍郷町で確認された。
「国営アルプスあづみの公園」でも毎年マーキングが行われています。安曇野では2007年9/08に三郷小倉で放たれたアサギマダラが、11/21に1500km離れた沖縄南城で見つかった。
信大などのサークルも「美ヶ原」などで高山蝶のマーキングをしているのをたまにみかけます。
2020年9月;「乗鞍高原」ではそば畑で白い花が満開。徐々に秋の訪れを感じる高原ではコスモス、ススキの穂が出てきました。マツムシソウ、ノコンギク、オミナエシも開花。アサギマダラも見かけます。
2020年9月;秋の訪れとともに標高1630mの「八島ヶ原湿原」一帯のアザミの花が咲く周りでアサギマダラが乱舞しています。
2022年9月;中綱「のっぺ山荘」こと古川さん宅のフジバカマにアサギマダラが飛来しています。9/23-9/25;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)で「アサギマダラ観察会」。公園に飛来したアサギマダラにマーキングを行い、移動距離や場所を調べる。
■2020.9月、大町で羽に目印を付けたチョウ「アサギマダラ」が、2200km離れた台湾・澎湖島で11月に捕獲された。
アサギマダラは長距離の「渡り」をすることで知られ、秋に南西諸島や台湾などに南下し、春先に再び日本にやって来る。桜井正人さん(飯田市)は渡りの実態を知ろうと羽に目印を付ける活動を20年余り続けており、放ったチョウが海外で
見つかるのは初めて。11/9;全国の愛好家でつくる「アサギマダラの会」のメーリングリストを通じ、目印を付けたチョウが台湾で見つかったとの知らせが届いた。初の海外での捕獲に「念願がかなった」と思った。台湾の研究者や愛好家が
集まるfacebookを見ると、「NP9/12サクラ94」と油性ペンで記されたチョウの羽が写っていた。「NP」は、大町市平にあるアサギマダラが好んで蜜を吸うフジバカマの畑近くにある建物の略称、9/12;捕獲日。
11/8;現地でチョウを研究する女子学生が見つけたという。これまでの調査で、県内で目印を付けたチョウは、北は北海道から南は台湾まで旅することが判明。
■大町「中綱湖」のフジバカマ畑にアサギマダラが飛来しています。
1)アサギマダラは?
渡りの蝶で、春に北上し、秋には南下します。8/下に福島でマーキングされた蝶が9/下に長野や大町で発見されたことがあります。言わば大町中綱は渡りの中継地。夏場に標高1800m付近に生息する高山蝶ですが秋になると里に下ります。
2000kmもの長距離を移動し、中には遠く台湾まで飛んで行った個体もいます。白馬でマーキングされた蝶が四国や宮古島で発見されたこともあります。大町から飛びだった数百匹のアサギマダラが北アへ飛んで行くのを目撃されています。
以前に、9/7;五竜でマーキングを記されて放たれた「アサギマダラ」が、9/17;富山市(旧大山町有峰)で捕獲され再び放たれた。直線距離で48kmと短いが、3000m級の後立山連峰と立山連峰の2つの頂を越えてきたとみられ、小さな蝶が3000m級の
北アの山越えをしているのが確認されています。アサギマダラは地上ではふわふわと舞うように飛びますが、高山では風(気流)に乗って飛んで(滑空)いきます。2021年は9/5;のっぺ山荘(古川孝雄さん)では初飛来を確認。9/9;50〜60頭が
フジバカマの花周辺を乱舞していた。
2)どこで見られる?
大町「中綱湖」周辺では秋のチョウとして知られている「アサギマダラ」が華麗に舞い、花の蜜を求めてたくさん飛び交っています。アサギマダラが好むキク科のフジバカマが植えられている民家の庭先では長旅に備え盛んに蜜を吸っています。
やがて南へ渡っていきます。このフジバカマは川原や河川敷に自生する植物ですが、今では絶滅危惧植物に指定されている秋の七草。アサギマダラが良くみられる場所はキハダ飴本舗や中綱湖湖畔、ヤナバ周辺のフジバカマが咲いているところで
花の蜜を吸っています。例年、8/下-9/末頃まで見られ、9/下に飛来のピークになります。過去には多い日に数百匹が飛来したこともあります。ひらひらと優雅に舞う大型の蝶なので目立ちます。アサギマダラが好む花はフジバカマの他、
ヒヨドリバナ、マルバタケブキ、高山ではオタカラコウ、タムラソウ、アザミ、ハンゴンソウ、サラシマショウマ、タカネマツムシソウ、アカバナシモツケソウなどの花の蜜も吸います。アサギマダラは上高地(1500m)、乗鞍高原(1500m)、
白馬五竜(1500m)、霧ヶ峰(1600m)、八方尾根(1800m)、栂池自然園(1900m)、美ヶ原(2000m)、弥陀ヶ原(2000m)、室堂(2400m)、合戦尾根(2500m)、蝶ヶ岳(2600m)、白馬岳(2800m)など各地で目撃されています。山麓では烏川渓谷緑地や
国営アルプスあづみの公園で飛んでいるのを見かけたこともあります。
3)特徴は?
アサギマダラは半透明で白っぽい部分が浅葱色(薄い青)の美しいまだら模様の羽を持つ蝶です。羽を広げた大きさは10cmと大きい。後ろ羽の端に黒い模様がついているのがオスでメスにはない。気温20℃前後を好み、暑さには弱い。
春になると暑さから逃れるため北へ、夏場は涼しい高原で、秋は気温の低下に追われるように南に移動していきます。この蝶は鳥などに捕食されることは殆どないという。蝶の体内には毒があり、捕食した鳥は嘔吐するらしい。
毒は幼虫の時に食べるガガイモ科のキジョランの葉や、成虫になって吸うキク科のヒヨドリバナの蜜に含まれるアルカロイドが体内に蓄積されたものと言われます。なお、人がさわっても問題はありません。
■大町山田町の東山中にある功徳林大洞山「霊松寺」は紅葉の名所。
1)「霊松寺」;
1394年に仁科盛忠が能登の常光寺から実峰良秀を招いて開山したお寺で、曹洞宗寺院としては県内最古のお寺です。1404年に仁科氏の祈願寺として開基。江戸時代には幕府から矢印10石が与えられ、大規模な伽藍を誇っていたが、
1847年「善光寺地震」で全焼した。現在は1883年に再建された本堂、庫裏、稲荷社、山門などが残されています。庫裏再建から復興を進めたが、明治維新の廃仏棄釈政策で松本藩の廃寺寸前まで追い込まれた。しかし、霊松寺30世住持・
安達達淳が太政官を説得して廃仏令を撤回させ、寺の復興への道を開いた。現在のお金で5億円を明治政府に出したとか。
開山600年を記念し、2004年に再建された鐘楼と釣鐘もあり、北アの眺望もよい。釣鐘は直径120cm・重さ2.5tと県下一の鐘楼で平和を祈願して建立。現在、観光ボランティアにより、お寺の内部を無料で案内してくれます。静かなお寺ですが、
紅葉時期は車が並んでいます。
2)2階建て楼門形式の茅葺きの「山門」;
1852年に観松院の山門として建てられたが、1878年に廃寺となった松川村観勝院から移築したもので、諏訪大社の宮大工立川和四郎のみごとな彫刻が各所に施され、県宝指定。山門は下層の台輪下(唐獅子等)、台輪上(粟に鶉等)、
上層かえる股内(十二支)。山門脇には珍しい「オハツキイチョウ」(大町市天然記念物)の大木(樹高;17m,周囲;1.85m)があり、オハツキイチョウはお葉付き銀杏の意で、銀杏が葉の上に付くもので、銀杏が付くため葉は成長できずに小さめ。
銀杏全体の1割しかならない。オハツキイチョウは「子宝・安産・幸運」にご利益あり、子宝のお守りとしてその珍しい葉を持ち帰る人が多い。この日の朝には2つ落ちていた。山門の獅子や彫刻は見応えがあります。また、山門前には
「八徳水」と呼ばれる名水が湧いています。(※大町・霊松寺ライブ)
3)「秋の内部拝観」
霊松寺観光ボランティアが建物内部を案内してくれます(\100/内部拝観協力費)。内部拝観は春(05/上)と秋(10/下-11/上)のみ限定公開。秋は紅葉シーズンで拝観者も多く、年間3万人が訪れます。
4)アクセス;
R148南借馬交差点〜三日町北交差点〜三日町信号〜蝮坂スノーシェルター途中から霊松寺専用道路「林道霊松寺山線」(舗装道路)。信濃大町駅から車約10分。駐車場からは北ア・蓮華岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳の山並みと大町市内が望めます。(P10)
※以下の写真はclickで大きく表示。
(問)霊松寺寺務所 TEL 0261-22-0377
「鷹狩山展望台」(鷹狩山山頂にて)
■大町で新型コロナウイルス感染症受診支援車導入
新型コロナの感染の疑いがある観光客や大町市民を専用車両で感染症指定医療機関に移送するサービスがスタート。利用者は市内の宿泊客か大町市民で、感染が疑われる症状があり医療機関で受診が必要と認められ、移動手段のない者。
宿泊観光客は、「受診相談センタ」(TEL 0261-23-6560)へ連絡。 「受診相談センタ」より紹介された医療機関に相談、「アルピコタクシー」(TEL 0261-23-2323)に連絡、宿泊施設へ支援車到着し、感染症指定病院へ移動。
(利用料金;宿泊・観光客;\8000円,市民;\5000円)
■標高1000mの大洞高原にある「小川天文台」
星の降る里小川村でスターウォッチング。「星と緑のロマン館」は、「飯縄山」(1203m)山麓に緑の芝生が広がり、コテージ、BBQハウス、キャンプ場、グラウンド、テニスコート、マレットゴルフ場、滑り台、池等の遊具あり。
「小川天文台」は直径7m・高さ9.3mの開閉式ドームに60cm反射望遠鏡で星空を観察できます。20等級星以上の星を観測。星と緑のロマン館宿泊者の観望会あり。日中には太陽の黒点観測も行っています。
プラネタリウム館では星空鑑賞。(要予約,9-5月;19:00-21:00,毎月/火,年末年始旧台日,\500/大人,\300/小人)
(問)小川村天文台 TEL 026-269-3960
(問)星と緑のロマン館 TEL 026-269-3789
★★★温泉・宿泊★★★
■大町温泉郷;
1)「黒部観光H」(TEL 0261-22-1520)、
2)「立山プリンスH」(TEL 0261-22-5131)、
2)「別館 立山プリンスH」(TEL 0261-22-5131)、
3)「Hからまつ荘」(TEL 0261-22-1350)(休館)
4)「アルペンルートH」(TEL 0261-85-2299)、
5)「旅館 叶家」(TEL 0261-23-4500)、
6)「黒部サンバレーH」(TEL 0261-85-4037)、
7)「緑翠亭景水」(TEL 0261-22-5501)、
8)「星野リゾート界アルプス」(TEL 0570-073-011:界予約センタ)
9)「H夢の湯」(TEL 0261-22-2611);〜7/02休館、
10)「黒部ビューH」(TEL 0261-22-3515)、
11)「信濃の里ときしらずの宿・織花」(TEL 0261-23-2000)
※5/26〜;大町温泉郷観光協会は通常営業再開(08:30-17:00)
(問)大町温泉郷観光協会 TEL 0261-22-3038
■「大町温泉郷」にある日帰り温泉「湯けむり屋敷 薬師の湯」
1)館内;3つに分かれ、「アルプス自然浴の館」は露天風呂、内湯、サウナ。「体験風呂の館」は単純泉や硫黄泉、重曹泉、食塩泉など多種類の温泉。(葛温泉に入浴剤を入れて温泉を再現)。
2)源泉;62.8℃の源泉を引湯した単純温泉。約9km離れた「葛温泉」からの引湯。pH7.4、無色透明、加温・加水、ろ過循環、消毒あり。ぬるま湯は一部大町温泉郷の自家源泉(36℃,pH8.0,無色透明)
3)露天風呂;四角い屋根付と広く丸い岩風呂の2つ。岩風呂は冬期閉鎖中。現在は雪見風呂、湯けむりが立ち昇る中、雪を抱いた山々を望みながらのんびりと温泉に浸かる。
効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、打ち身、慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復、健康増進など。
内湯は熱いが、露天風呂は外気が低いためか、少しぬるめでちょうどよく、長く温泉に浸かれます。頭が寒いけど。
「くつろぎの館」は90畳の大広間(無料)、ラウンジ(無料)、有料個室、食事処あり。湯上りはのんびりとくつろげます。地場産の野菜も販売。
薬師の湯の入口付近は凍結で滑りやすいので要注意。割引券やクーポンあり(-\100)
(10:00-21:00,\750/大人,\300/小学生)
(問)薬師の湯 TEL 0261-23-2834
■大町高瀬渓谷の「葛温泉」は約400年前に発見された信州の秘湯。
高瀬川沿いには葛温泉の3軒のお宿が点在。「P舘」、「湯宿かじか」、「仙人閣」の3軒で特徴のある温泉宿。「大町温泉郷」や「木崎湖温泉」にも引き湯。葛温泉「P舘」<は登山の起点。
「高瀬ダム」(標高1288m)からブナ立尾(1330m-2551m)を登り、烏帽子岳(2628m)から三ツ岳(2845m)・野口五郎岳(2924m)・真砂岳(2862m)・水晶岳南肩の赤岳(2900m)・ワリモ岳(2888m)・鷲羽岳(2924m)・三俣蓮華岳(2841m)・双六岳(2860m)・
樅沢岳(2755m)・槍ヶ岳(3180m)への裏銀座コースの拠点。登山の後には温泉で疲れを癒す。P舘は単純温泉・弱アルカリ性低張性高温泉、湯量が豊富で、泉温は源泉90℃、源泉掛け流し。内湯,岩露天風呂。「あつめ」「ぬるめ」の
内湯があり、ぬるめでもかなり熱い。開放感のある岩露天風呂も熱め。湯は無色透明で、ほんのりと硫黄臭がします。加水あり、加温なし。効能は筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器病、皮膚病、冷え性、
病後回復期、疲労回復、健康増進など。リンスインシャンプー・ボディソープ常備。日帰りの湯(10:00-20:00,\700/大人,\400/子供)(P30)
(問)大町高瀬入・P舘 TEL 0261-22-1446
■「大町ダム」(竜神湖)近くの「高瀬渓谷緑地公園」には「犀龍と泉小太郎」のモニュメントがあり、静かな秋の公園でした。
信州の秘湯「葛温泉」の温宿かじかで入浴・休憩。
■大町「高瀬渓谷」の高瀬川沿いにある「葛温泉」は、葛の湯として知られ、昔から登山客にも親しまれています。
温泉は1598年、飢饉の折に里人が食料となった葛の根を掘りに渓谷へ入った際に発見されたことに由来しているという。日帰り入浴温泉は「高瀬館」、「温宿かじか」、「仙人閣」の3軒の温泉宿。今回は高瀬川の対岸にある「温宿かじか」で入浴。
アルカリ性単純温泉で湯量が豊富。大町温泉郷や木崎湖温泉を賄っています。「温宿かじか」は、前身の「元湯河鹿荘」は1969年08月高瀬川の氾濫で流出、H08年04月に再建された温泉宿。葛温泉の中ではお洒落れな宿。館内は木がふんだんに
使われており、温泉は自家源泉で内湯は87.8度、露天風呂は72.4度の掛け流し。お湯は熱め。温泉は透明ですが、内湯は高野槙でほのかに硫黄の香りがし、露天風呂は湯の花が舞います。効能は関節痛、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫、
冷え性、疲労回復、健康増進など。ボディソープ・リンス・シャンプー、ドライヤー常備。露天風呂(慶長の湯)と内湯(高野槙の湯)は男女別で日毎に入れ替わり。景色がよく広めの浴槽。(10:00-15:00,第2/4水曜日定休,\850/大人,\500/子供)
信濃大町駅から車20分。
■大町市美麻青具の「ぽかぽかランド美麻」
温泉は開放感のある露天風呂と内湯・寝湯ジェットバス・北投石の湯(秋田玉川温泉の北投石が入っている)・サウナ。源泉名は白糸の湯、湧出は美麻濁沢口、泉質はアルカリ性単純温泉、pH9.0、泉温:25.1℃。加温・循環濾過・
塩素使用、無色透明。効能は神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・うちみ・慢性消化器病・冷え性・疲労回復・健康増進など。ドライヤー、石鹸、ボディーソープ、シャンプー、リンス常備。オリンピック道路沿いにあり便利な温泉で、
冬場は白馬からのスキー帰り客で混雑するが、夏場は空いています。(入浴;6:00-8:00,10:00-21:00,\600/大人,\400/子供)
(問)ぽかぽかランド美麻 TEL 0261-29-2030
■大町八坂の「信州金熊温泉・明日香荘」
山の中の一軒宿「明日香荘」では、2020年も松茸づくし「松茸会席」を提供。会席には松茸焼き、松茸土瓶蒸し、八坂蕎麦、松茸茶碗蒸し、長野牛と松茸のすき焼き、松茸と秋菜の天婦羅、魚の松茸挟み焼き、土鍋めしなど、松茸づくし。
明日香荘では昔ながらの灰焼きおやきや、秋には八坂高原産の新そばも。明日香荘の温泉は単純硫黄泉で、内湯(金太郎乃湯/大姥乃湯)とサウナのみ。露天風呂はなし。無色無臭。浴槽は内湯のみですが、大きな前面ガラス張りの
窓からは山々が一望できます。冷鉱泉で源泉温度は9.9℃。加温・加水・循環ろ過消毒。女性に嬉しい「美人の湯」とも。良縁・子宝・安産など大姥様と金太郎伝説ゆかりのご利益があるとして親しまれています。効能は筋肉痛、関節痛、
五十肩、打撲、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進など。ボディソープ、シャンプー、リンス常備。(日帰り入浴;10:00-21:00,\550/一般,\450/シルバー,\300/小人) (松茸会席;\5980/日帰り(入浴含),\12890平日/1泊2食)
(レストラン;11:00-14:30/17:30-20:30)
(問)信州金熊温泉・明日香荘 TEL 0261-26-2301
■「湯俣温泉・晴嵐荘」
「湯俣温泉」は標高1534mに位置し、高瀬川の上流、湯俣川と水俣川の合流点。高瀬ダムから約10km平坦な道を歩いて約2.5-3H。湯俣からは野口五郎岳に伸びる竹村新道あり。現在、上部ではシナノキンバイなどのお花畑が広がっています。
湯俣温泉・晴嵐荘は山小屋ながら源泉かけ流しの内湯あり。泉質は単純硫化水素泉、泉温42℃。青白く光るお湯で硫黄臭がします。加温・加水なし。pH6.3。効能は心臓弁膜症、関節炎、筋肉痛など。湯俣温泉から歩いて20分で噴泉丘。湯煙が
上がっています。湧き出る温泉の成分に含まれる炭酸石灰などの沈殿物が長い年月をかけて堆積し、白いドーム状の丘からは熱い湯が豊富に流れ落ちています。噴湯丘の付近には豆粒大の白いあられ石が散見され、球状石灰石で天然記念物指定。
川原には何箇所か手堀りの露天風呂あり。昔から長雨で川が増水し、橋が流されたりしています。2020年度は3密を避けるため、小屋泊・テント泊は完全予約制。小屋内ではマスク着用。手洗い・手指消毒の徹底。感染リスクを下げるため、
シュラフ、簡易枕、インナーシーツなどは持参を薦める。大雨による土砂災害のため高瀬ダム〜湯俣温泉間で復旧作業中。晴嵐荘は大雨により、登山道の崩落等の影響で、開業予定は8/01から8/07頃に変更された。
(問)湯俣温泉・晴嵐荘 TEL 090-5535-3667/090-7401-0165
■葛温泉・七倉温泉の乗合タクシー、七倉ダム〜高瀬ダム間の特定タクシー。
(問)アルピコタクシー TEL 0261-23-2323
(問)アルプス第一交通 TEL 0261-22-2121
■立山の山小屋開設期間;(各山小屋に要確認);6/19-11/24;立山室堂山荘、7/1-11/29;H立山、7/01-11/24;雷鳥荘、7/3-11/24;みくりが池温泉
■松川村「馬羅尾高原キャンプ場・馬羅尾天狗岩温泉」
有明山の麓に広がる馬羅尾高原。近くを流れる芦間川の清流に恵まれ、自然豊かな静かな林間サイト。有明山や雨引山の登山口。水洗トイレと炊事場あり、外灯はなし。生水は飲めないので持参。ゴミは持ち帰り。
約4kmに温泉「すずむし荘」あり。テント;30サイト,P20。(協力金;\200/1人)(4/下-11/下,冬季閉鎖)
「すずむし荘」の温泉は、5km離れた馬羅尾山麓の地下1800mから湧き出る天然ラドン「馬羅尾天狗岩温泉」を引湯。泉質は単純弱アルカリ性鉱泉。源泉は18.1℃、pH7.6、常時加温、加水なし。
男女別内湯、露天風呂あり。開放的な露天風呂で湯はぬるめでまったりできます。効能は神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・冷え性・疲労回復・健康増進など。ボディソープ・リンスinシャンプー・ドライヤー常備。
(10:00-21:00:第4木曜定休,\600/大人,\400/小学生)
(問)松川村公民館(すずの音ホール内) TEL 0261-62-2481