■2026年2月イタリアの冬季オリンピック。白馬村出身のスキー・ノルディック複合、渡部暁斗・善斗兄弟はオリンピックシーズンに臨みます。
スキーノルディック複合。前回(2022年)北京オリンピックでは、トップと0.6s差で渡部暁斗選手は銅メダルを獲得した。3大会連続のメダルというノルディック複合では日本初の快挙。北京から3年。次のミラノ・コルティナまであと9か月。
37才の誕生日を迎える渡部暁斗選手は、競技人生の集大成としてオリンピックシーズンに挑みます。
2006年白馬高在学中のトリノを皮切りに、5大会連続でオリンピックに出場するなど、20年近く第一線を走り続けています。
渡部暁斗選手「競技人生自体を締めくくるっていう気持ちが1番しっくりくる。体力的にはまだ問題はない。技術的に最新の技術とか道具っていうものに対応しきれてない」。「2022年で引退しようとは思ったけど、コロナのごたごたがあったり、
北京のオリンピックはメダルを取れていい終わり方ではあったが、自分の競技人生を締めくくるには何かこう釈然としない終わり方だった」「自分の競技人生の終わりを悟ったっていうような表現が1番近いのかもしれない。人の人格が終わるって
いうような瞬間を迎えているのかなっていう感覚。このスポーツに没頭する準備が出来て、その心境で臨んでいけそうな」
暁斗選手の3つ年下の弟・渡部善斗選手。同じノルディック複合の選手として兄の背中を追い続けてきた。
渡部善斗選手「ここで終わりって決めて競技をやるって覚悟がいること。公言してやってる彼はすごい。改めてすごい選手だなと思う。何をしてどう挑むんだろうってでどう終わるんだろうって。競技者としてもファンとしても兄弟としても、
すごい興味があるシーズンになる」
前回・北京では、兄・暁斗選手と共に戦った団体で銅メダルを獲得。自身初となるオリンピックのメダル。善斗選手「北京オリンピックで底力というのがあることを改めて分かった。普段とは違う舞台で、何かオリンピックというもので、
変わる自分がいる」。「能力はあるけど才能がないタイプと思っている。長いこと挑戦していて、暁斗など上のレベルの選手を見るとやっぱ明らかに越えなきゃいけない壁がある。自分がその壁を越えるってすごい人生の中で大きな意味がある。
そのために競技をやっているので、そういう姿を自分でも見たいし、そういう姿をまわりの人にも見てもらいたい」
渡部暁斗選手は「自分も若手の頃から成長して満開の時があって、いまその時に比べれば確かに散ってる。ただそれも含めて自分の競技人生だったと思う。それが美しさでもあるとは思う。最後の最後にもう全盛期を過ぎてるんだけど、
今シーズンの2月に季節外れのサクラを咲かせて最後終われたら。最後の瞬間は面白かったりとか最後に一花咲かせて皆さんにそれを見てもらって、そして競技を辞めた後にみなさんに自分の競技人生というものを振り返ってもらって、
渡部暁斗ってこういう選手だったよねみたいに思い出してもらえる瞬間があればいいな」
■4/14;スキーノルディック複合の渡部暁斗選手は地元の白馬村役場を表敬訪問。
スキー界で権威ある国際的なメダルの受賞を報告、競技人生の集大成と位置づける2025-2026シーズンに向けて意気込みを語った。冬季五輪で3大会続けてメダルを獲得している渡部選手は、白馬村丸山俊郎村長のもとを訪れ、
スキー界での功績が評価され、最も権威があるとされる「ホルメンコーレン・メダル」を受賞したことを報告した。今シーズンは体調不良のため序盤に欠場が続きたが、W杯で個人8位など「最後は手応えを感じて終えることができた」と。
丸山村長は「明るいニュースを届けてもらいありがとうござます。引き続き、ケガなどに気をつけてがんばってください」と激励。渡部選手は「競技に取り組む姿勢などが1人のスキーヤーとして評価され、とてもうれしく誇らしい」。
「来シーズンと2026年2月のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックで、競技人生はひと区切りとなります。誰もが見入って拳を握ってしまうようなレースができるようにがんばります」と意気込みを語った。
■五輪3大会連続メダリストが新たな勲章。2025.3/15;ノルディックスキー複合男子の渡部暁斗はスキー界最高の権威とされる「ホルメンコーレン・メダル」を授与された。
3/26;W杯欧州から帰国。「いままで取ってきた五輪などのメダルやトロフィーとは意味が違う。競技人生の中で最もうれしいと言ってもいい」。
世界選手権では21位。W杯は第16戦で8位、最終戦では11位と復調したが総合順位は24位。渡部暁斗は「今までで一番悪いスタートだった。そんなに体調を崩したことがなかったので最初は焦りがあった。また新しい経験をした。
焦ってもダメ、体調回復に努めないといけないと身をもって感じた。あれがなければ世界選手権も変わったかな」。来季限りでの引退を表明、2026年ミラノ・コルティナ五輪を集大成の場に定める。「ミラノ五輪を持って一区切りに
したいと思っている。そこでみんなが思わず息をのんでしまうような、みんなが喜ぶようなレースをできたらいいなと思っている」。
2024-2025W杯総合順位;20位;399P;山本涼太、24位;290P;渡部暁斗、33位;173P;谷地宙、48位;81P;渡部善斗、60位;26P成田絆、66位;9P;木村幸大、74位;2P;畔上祥吾
■2025.3/22;ノルディックスキーW杯複合はFINラハティで男子個人最終第19戦で、渡部暁斗は11位。渡部は前半飛躍(HS=130m)で122m;22位、後半距離(10km)で順位を上げた。渡部善斗は127.5mで15位、距離22位、山本涼太は122.5mで11位、距離25位、 谷地宙は116.5mで26位、距離27位、成田絆は121.5mで12位、距離30位、木村幸大は90mで58位、距離51位。AUTヨハネス・ランパルターは134.5mで1位、距離でも1位で優勝。
■3/21;ノルディックスキーW杯複合男子はFINラハティで個人第18戦が行われ、渡部暁斗は13位。前半飛躍の22位から後半距離(10km)で順位を上げた。後半を3位で出た山本涼太は16位。谷地宙は29位、成田絆は30位、渡部善斗は32位。 AUTヨハネス・ランパルターが今季2勝目を挙げた。前半飛躍は風の影響で中止となり、3/20;予備飛躍の結果を採用した。
■3/16;ノルディックスキーW杯複合はオスロで男子個人第17戦が行われ、渡部暁斗は前半飛躍(HS=134M,K=120M)で8位,後半距離(7.5km)で後退14位。渡部善斗は30位、谷地宙は35位で、山本涼太は欠場。 FINイルカ・ヘロラがW杯初優勝。渡部暁斗は後半距離の序盤で力を使って順位を下げたが、前半飛躍はまずまずの出来。「120mで落ちそうな高さだったが、最後、下の風を少しキャッチできた」と128mまで距離を伸ばした。2戦連続で 上々のジャンプで「今まで感じていた手応えが形になっている」
■3/15;ノルディックスキーW杯複合はオスロで男子個人第16戦で飛躍(HS=134M)、距離(10km)が行われ、渡部暁斗は今季初の1桁順位の8位、山本涼太14位、渡部善斗は30位、谷地宙は36位。 GERビンツェンツ・ガイガーが優勝、今季7勝目、通算17勝目。
■2025.3/9;ノルディックスキー世界選手権はNORトロンヘイムでジャンプ・複合、距離が行われ、全日程を終了した。日本勢は複合女子個人NHで葛西優奈は金、葛西春香が銅。次回は2027年SWEファルンで開催。
・男子個人NH(7.5km) ;1位;NORヤールマグヌス・リーベル、2位;NORイェンスルラース・オフテブロ、3位;GERビンツェンツ・ガイガー。山本涼太11位、渡部暁斗13位、谷地宙26位、畔上祥吾30位。
・男子個人LH(10km) ;1位;NORヤールマグヌス・リーベル、2位;ヨルゲン・グローバク、3位;GERビンツェンツ・ガイガー。山本涼太8位。渡部暁斗21位、谷地宙25位、畔上祥吾31位。
・男子団体LH(4×5km) ;1位;GER,2位;AUT,3位;NOR。JPN;5位(渡部善斗、渡部暁斗、谷地宙、山本涼太)
・混合団体NH(4×5km) ;1位;NOR,2位;GER,3位;AUT。JPN;4位(葛西優奈、葛西春香、渡部暁斗、山本涼太)
・女子個人NH(5kmマス);1位;葛西優奈、2位;NORイダ・ベスボルハンセン、3位;葛西春香。海沼優月19位、畔上沙那26位。
・女子個人NH(5km);1位;NORイダ・ベスボルハンセン、2位;NORイダマリエ・ハーゲン、3位;AUTリサ・ヒルナー。葛西優奈6位、葛西春香7位、海沼優月21位、畔上沙那30位。
■2025.2/27-3/9;ノルディックスキーの世界選手権はNORトロンヘイムで行われる。
2026年ミラノ・コルティナ五輪につながる大舞台。ノルディックスキー複合男子は10大会連続出場の渡部暁斗、山本涼太が引っ張る。女子は葛西優奈と葛西春香姉妹。今季は優奈がW杯初勝利、春香は7度の表彰台。
3/1;Men,個人戦,NH,HS=102M,7.5Km
3/6;Men,団体戦,LH,HS=138M,4x5Km
3/8;Men,グンダーセン LH,WSC,HS=138m,10Km
2/28;混合団体戦,NH,WSC,HS=102M,4x5Km(5-2.5-2.5-5km)
2/27;Women,マススタート,NH,WSC,HS=102M,5Km
3/2;Women,個人戦,グンダーセン,WSC,NH,HS=102M,5Km
■3/8;ノルディックスキー世界選手権はNORトロンヘイムで行われ、複合男子個人LHで山本涼太は8位。前半飛躍(HS=138m,K=124m)で134mで2位、後半距離(10km)で順位を下げた。渡部暁斗は飛躍117.5m(28位)距離21位、
谷地宙は飛躍132m(17位)距離25位、畔上祥吾は飛躍115.5m(23位)距離31位。飛躍トップ(139m)のNORヤールマグヌス・リーベルが同種目連覇、今大会3つ目の金メダルを獲得。
渡部暁斗は「メダル争いをして世界選手権を終わりたかった。ちょっと寂しい。来年は流れが来ると思いたい」
山本涼太は世界選手権の個人戦で自己最高の8位。「2026年ミラノ五輪でメダルを取るぞ、という気持ちでやってみたい」
■ノルディックスキー世界選手権は、連日超満員で盛り上がりを見せたジャンプ競技。地元NORジャンプ陣は、今大会金3個を含む6個のメダルを獲得しメダルラッシュ。最終日(3/8)男子個人LHでは、NORのSUNDAL Kristoffer EriksenLが スーツ規定違反で失格。NORのLINDVIK Mariusが138.0m(2位)とNORのFORFANG Johann Andreが134.5m(4位)がスーツ違反で2回目が0点になった。
■3/7;ノルディックスキーの世界選手権はNORトロンヘイムで行われ、複合男子団体LH(HS=138M)で日本は5位。前半飛躍は渡部暁斗(130m)、谷地宙(134.5m)、渡部善斗(127.5m)、山本涼太(125m)の順で3位。後半距離(4×5km)で順位を下げた。
1位;GER(ジャンプ506.7P:2位)/距離50:37.7、2位;AUT(508.9P:1位)/50:44.5、3位;NOR(406.6P:5位)/52:17.5、4位;FIN(422.7P:4位)/52:46.4、5位;JPN(480.8P:3位)/53:53.6。
6位ITA(346.1P)/54:16.8、7位FRA(372.1P)/54:23.1、8位USA(347.0P)/57:35.3、9位;UKR(264.4P)/1:01:00.4
強豪NORにジャンプで失格者が出てメダルが狙える位置。トップとは28秒差で距離がスタート。後続のFINとNORにつかまった。日本が得意としてきた飛躍では大きなリードを奪えない。渡部暁は「ジャンプという武器を過信し過ぎ。
ジャンプを崩してでも、距離に向けた体づくり、一歩踏み込んだ強化が必要。各選手の意識が変わらないと、世界との差は一生縮まらない」
■3/6;ノルディックスキーの世界選手権はNORトロンヘイムで行われ、複合男子団体は強風で、3/7;延期。
■3/2;ノルディックスキーの世界選手権はNORトロンヘイムで行われ、複合女子個人NHで葛西優奈は6位、葛西春香は7位、海沼優月は21位、畔上沙那は30位。NORギダ・ベストボルハンセンが3連覇。
■3/1;ノルディックスキーの世界選手権はNORトロンヘイムで行われ、複合男子個人NHは山本涼太が11位。山本は前半飛躍(HS=102M)で99.5mで2位、後半距離(7.5km)で順位を落とした。渡部暁斗は前半飛躍は100.5m(9位)、後半距離で13位、
谷地宙は前半飛躍は97m(12位)、距離26位、畔上祥吾は前半飛躍92m(23位)、距離30位。NORヤールマグヌス・リーベルは前半飛躍103m(1位)で距離も1位で4連覇。
山本涼太は「いいジャンプ、走りができたが、もっと突き詰めないとメダルには届かない。LHでは本領を発揮できると思う」
渡部暁は「チャンスはないわけではないと思えるレース。かすかな希望が芽生えた」と。前半飛躍での後半距離スタート時のタイム差が小さく、距離での走力、駆け引きが重要となるコンパクト方式。9位で距離を開始、最終的に13位に順位を下げたが、
中盤にはトップ集団に食い下がる場面も。飛躍では今季一番という100.5mをマークするなど収穫があった。今後、団体戦と個人LHを控える。「残りの時間を楽しみつつ向かいたい」と。
■2/27;ノルディックスキーの世界選手権はNORトロンヘイムで行われ、複合女子個人NHで葛西優奈が金メダルを獲得した。マススタートの前半距離(5km)で3位につけ、後半飛躍(HS=102M,K=94M)で96.5m、逆転した。葛西優奈は「今までで一番いい走りができた」と 会心のレース。先頭集団の5番手で進め、最後の上りでスパートして3位。「飛んだ瞬間に決まったな、というのが分かった」。得意の飛躍で順位を上げた。世界ノルディックで日本勢の個人の優勝は1999年大会のジャンプ男子NHで船木和喜以来で、 複合個人の世界選手権制覇は1997年大会の荻原健司以来、女子では初めて。葛西春香は2大会連続の銅。荻原健司・次晴と双子で活躍した「キング・オブ・スキー」がトロンヘイムで頂点に立ってから28年。同じ場所で、今度は双子の葛西優奈・葛西春香が 歴史に名を刻んだ。複合女子は2021年から世界選手権で実施され、2026年ミラノ・コルティナ五輪では行われない。
■ノルディックスキー複合の渡部暁斗は2026年2月伊ミラノ・コルティナ五輪を現役最後の大舞台と定める。
出場すれば6度目の五輪。「最後1年間は思い切りやりたい。引退後の人生とかも考えず、どっぷりこの競技に漬かっていきたい」と。五輪3大会連続メダルやW杯総合優勝など数々の栄光を手にしてきたが、近年は上位に入れない試合が続く。
今季のW杯は最高20位で、W杯順位32位(131P)。W杯結果は2025.2/9;21位,2/8;35位,2/7;20位,2/2;24位,2/1;31位,1/31;27位,1/30;25位,2025.1/18;22位,2024.12/19;36位,12/8;44位,12/7;48位。
世界選手権を含む残りのシーズンに向け、ジャンプは良くなってきている。「五輪で金メダルを取ろうと本気で思っている。どうやったら、いいパフォーマンスができるかを今までよりも考えている」。
■2025.2/8;ノルディックスキーW杯複合はESTオテパーで男子個人第14戦(NH;HS=97M,距離;10km)が行われ、山本涼太は20位(飛躍;88m,19位)、谷地宙は23位(飛躍;95m,22位)。渡部暁斗は35位(飛躍;85m,38位)、渡部善斗は45位(飛躍89m,35位)、木村幸大は50位(69.5m;54位)。 GERビンツェンツ・ガイガーが(飛躍;101.5m,1位)今季5勝目。山本涼太は「もうちょっと飛びたかった。気持ちいいジャンプができていない。これが競技の面白いところ。ようやくコンバインド選手になれたかな」と。
■2/7;ノルディックスキーW杯複合はEST(エストニア)のオテパーで男子個人第13戦(NH;HS=97M,距離;10km)が行われ、山本涼太は(飛躍;94m,11位)8位、渡部暁斗は(飛躍;93m,15位)20位、谷地宙は26位(飛躍91m,22位)、渡部善斗は43位(飛躍89m,35位)、 木村幸大は53位(71.5m;54位)。NORヤールマグヌス・リーベルは(飛躍;102.5m,1位)で今季5勝目、通算78勝目。
■2/2;ノルディックスキーW杯複合はAUTゼーフェルトで男子個人第12戦(NH;HS=109m,距離;12.5km)が行われ、山本涼太は20位(飛躍97m;18位)、渡部暁斗は24位(飛躍96.5m;21位)。谷地宙は36位(飛躍100.5m)、山本侑弥は43位(飛躍95.5m)。 渡部善斗は棄権。GERビンツェンツ・ガイガー(飛躍101.5m;5位)が今季4勝目。NORヤールマグヌス・リーベル(飛躍106m;1位)は2位。山本涼太は「もう少しシンプルなジャンプを目指して調整できたら。考え直す時間が必要。距離は意外と粘れた」
■2/1;ノルディックスキーW杯複合はAUTゼーフェルトで行われ、男子個人第11戦(前半飛躍;HS=109M,K=99M,距離;7.5km)で山本涼太は23位(飛躍101m)、渡部暁斗は31位(飛躍91.5m)。渡部善斗は42位(飛躍98.5m)、谷地宙は45位(飛躍101m)、
山本侑弥は48位(飛躍92.5m)
山本涼太は「納得はできないが最低限のジャンプはできた。距離は速い集団の中でもいい走りができた。いい位置取りをしなければいけないが、うまくいっていないのが残念」
渡部暁斗は「距離はぼちぼち。先を見据えて徐々に調子を上げていければいい。あとはジャンプが課題。自分が変えたいところがまだできていない」
■1/31;ノルディックスキーW杯複合はAUTゼーフェルトで男子個人第10戦はマススタートで、前半距離、後半飛躍(NH;HS=109M,距離10km)が行われ、山本涼太は21位、渡部暁斗は27位。今季限りでの引退を表明しているNORヤールマグヌス・ リーベルは飛躍109m;1位、今季4勝目、通算77勝目。
山本涼太は「距離は良かった。集団の中で走れたというのが一番大きな成果。飛躍(94m;20位)はまとまっていつつ、まとまっていないところもあるので、そこが難しい。もうちょっと気持ちよく飛びたい」。 渡部暁斗は「距離は最低限のレース。シーズン前半の体調不良から徐々に戻している途中と考えればそこそこいい走り。飛躍(93m;33位)は助走のポジションを結構変えて思い切ったトライをしている」。
■1/19;ノルディックスキーW杯複合男子は、GERショーナッハで個人第9戦が行われ、山本涼太は21位。前半飛躍(HS=100m,K=90M)で98mで5位、後半距離(8km)で順位を落とした。渡部暁斗は25位(90.5m;22位)、谷地宙は36位(93.5m;11位)、 木村幸大は44位(78m;56位)、渡部善斗は51位(飛躍;94m,10位)。渡部暁斗は「走る感覚は取り戻せてきている。いいジャンプができるように。走る方も地味な作業なのでコツコツ積み重ねていきたい」。山本涼太は「飛躍は質が上がってきた。 自信のあるジャンプができている。走りも、レースがと楽しくなってきた」。AUT LAMPARTER Johannesは前半飛躍97m,3位、後半距離で勝利。
■1/19;ノルディックスキーW杯複合男子は、GERショーナッハで個人第9戦が行われ、前半飛躍(HS=100m,k=90m)で山本涼太は98mで5位。後半距離(8km)で首位と22s秒差でスタート。渡部善斗は10位、谷地宙は11位、渡部暁斗は22位、木村幸大は56位。
■2025.1/18;ノルディックスキーW杯複合はGERショーナッハで男子個人第8戦(HS=100M,K=90M)で渡部暁斗は今季初の22位(飛躍;94.5m,19位)、山本涼太は23位(飛躍;98m,5位)、谷地宙は27位(飛躍;94m,22位)。渡部善斗は40位(飛躍;91.5m,17位)、 山本侑弥は56位(飛躍;88m,49位)。NORイエンスルラース・オフテブロが今季初勝利。通算6勝目。歴史あるショーナッハ大会では大勢詰め掛けた観客が渡部暁の登場に盛り上がった。渡部暁が復調の兆し。W杯30位以内はシーズンで初めて。 年末年始の休養と、トレーニングが功を奏した。前半飛躍はK点を越え「悪いジャンプはしていない」。後半距離では残り約3kmまで大集団の中でスピードを維持。渡部暁斗は「しっかり体も回復できた。手応えは所々にはあるので、 いい流れができるよう焦らずやっていく。一試合一試合、より良いパフォーマンスを出したい」。山本涼太は「いい調整ができた。ジャンプのいい感覚は引き続きある。距離も良かった部分はあったのでそれを長く続けたい」。
■2024.12/21;ノルディックスキーW杯複合はAUTラムソーで男子個人第7戦(飛躍HS=98M,距離10km)が行われ、山本涼太は20位(飛躍97.5mで1位)、渡部善斗は33位(飛躍91mで12位)、谷地宙は45位(飛躍86.5mで42位)、畔上祥吾46位(飛躍81.5mで41位)、山ア叶太郎54位(飛躍89mで32位)。 渡部暁斗は欠場。GERビンツェンツ・ガイガーは飛躍90mで15位、距離で優勝し今季3勝目。
■12/20;ノルディックスキーW杯複合はAUTラムソーで男子個人第6戦(マススタートの前半距離10km,後半飛躍HS=98M)が行われ、山本涼太は29位(飛躍94.5mで12位)、渡部善斗は42位(飛躍93.5mで7位)、谷地宙は48位(飛躍89.5mで35位)、山ア叶太郎53位(飛躍91mで22位)、 畔上祥吾は56位(飛躍82mで48位)。渡部暁斗は距離途中で棄権(飛躍88.5mで36位)。後半飛躍は中止で12/19の飛躍が加点。優勝はNORヤールマグヌス・リーベルが今季3勝目、通算76勝目。W杯屈指の難コースとされるラムソーは日本選手が苦戦した。 山本涼は「複合競技が少しずつクロスカントリー重視に変わり、ジャンプでは差がつかなくなった。その変化に乗り遅れているのが日本チーム。遅れているということは追いつけるチャンスがあるということ」。
■12/8;ノルディックスキーW杯複合はリレハンメルでコンパクト方式による男子個人第5戦が行われ、谷地宙24位。前半飛躍(HS=140M)で18位、後半距離(7.5km)で後退した。渡部暁斗は飛躍131.5m,距離で44位、畔上祥吾は飛躍117m,距離で47位、 山崎叶太郎は飛躍123m,距離で52位、渡部善斗は飛躍123.5m,距離で53位。山本涼太は風邪で欠場。GERビンツェンツ・ガイガーが飛躍128.5mで6位、距離でTOP。今季2勝目、通算12勝目。NORヤールマグヌス・リーベルは飛躍139.5mで1位、距離で3位に後退。
■12/7;ノルディックスキーW複合男子はNORリレハンメルで個人第4戦が行われ、日本勢は山本涼太は21位。前半飛躍(HS=98M,K=90M)で93mで4位、後半距離(10km)で後退。体調不良で開幕3試合を欠場していた渡部暁斗が復帰して48位。 山本涼太は「集団についていければ良かった。食い付かなくてはいけないところで、食い付けないのが悔しい」。NORヤールマグヌス・リーベルは今季2勝目、通算75勝目。
■12/1;ノルディックスキーW杯複合はFINルカで男子個人第3戦が行われ、山本涼太は15位。マススタートの前半距離(10km)で45位と出遅れたが、後半飛躍(HS=142M,K=120M)で138.5mで順位を上げた。 渡部善斗は26位、谷地宙は27位。GERビンツェンツ・ガイガーが今季初勝利、W杯通算11勝目。
■11/30;ノルディックスキーW杯複合はFINルカで男子個人第2戦が行われ、山本涼太は24位。山本涼は前半飛躍(HS=142M,K=120M)で135.5mで3位、後半距離(10km)で順位を落とした。谷地宙は36位。渡部善斗は38位。 渡部暁斗は第1戦,第2戦は欠場。平昌五輪金メダルのGERヨハネス・ルゼックが6季ぶりに優勝、通算18勝目。
■11/29;ノルディックスキーW杯複合はFINルカで男子個人第1戦が行われ、山本涼太は29位。山本涼は前半飛躍(HS=142M,K=120M)で131.5mで7位。畔上祥吾は飛躍79mで39位、渡部善斗は飛躍100mで43位、谷地宙は飛躍91.5mで48位。 NORヤールマグヌス・リーベルが飛躍144mで首位、優勝。
■3/29;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子はSLOプラニツァでフライングヒルによる団体戦(HS=240M,K=200M)が行われ、日本は二階堂蓮、小林朔太郎、中村直幹、小林陵侑で1673.1Pで5位。
オーストリアは1749P優勝、2位;GER;1720.2P、3位;SLO;1707.2Pで日本とは34.1P差。4位;POL;1680.65P、5位;JPN;1673.1P。6位;NOR;1484.1P、7位;SUI;1458.0P、8位;USA;1350.9P、9位;FIN;561.6P、10位;KAZ;551.6P
二階堂蓮は219.0m,217.5m、小林朔太郎は197.0m,218.5m、中村直幹は215.0m、220.0m、小林陵侑は223.5m,235.0m。
■3/28;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子はSLOプラニツァでフライングヒルによる個人第28戦(HS=240M,K=200M)が行われ、小林陵侑は232m,239.5mで3位。表彰台は今季5度目。二階堂蓮は212.5m,210.5mで13位、中村直幹は211.5m,215mで15位、 小林朔太郎は202.5m,212.5mで20位、佐藤幸椰は204.5m,207.5mで24位。SLOドメン・プレブツが234.5m,237.5mで今季3勝目、通算9勝目。今季のW杯個人戦は3/30;1戦を残すのみ。4位のAUTダニエル・チョフェニヒは初のW杯総合優勝を決めた。 小林陵侑は大ジャンプを見せたガッツポーズ。2回目はきれいな飛行姿勢で239.5m。小林陵侑は「うれしい。2本目はヒルサイズまでいけたので満足」。
■3/23;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子はFINラハティで2人1組のスーパー団体(hs=130m,k=116m)が行われ、二階堂蓮、小林陵侑の日本は合計802.5Pで3位。
15チームで争われた1回目で3位につけ、上位8チームによる3回目まで順位を維持。3回目には小林陵がヒルサイズを超える130.5m(最長不倒)
SLOは813.4Pで優勝、2位はAUT;809.3P。3位;JPN;802.5小林陵侑(128m,129m,130.5m)、二階堂蓮(125m,123m,120m)
4位;GER;762.1P、5位;POL;699.9P、6位;FIN;681.3P、7位;SUI;667.2P、8位;USA;601.6P、9位;NOR;383.9P、10位;ITA;382.6Pなど。
日本は団体戦で今季初のトップ3。個人を含めてW杯での初表彰台となった二階堂は「やっと表彰台をつかめた」。エースの小林陵が圧巻のジャンプを連発。3回目には最長不倒。2026年ミラノ・コルティナ五輪で実施されるスーパー団体での
表彰台は2季ぶり。小林陵は「僕もそうだし、二階堂蓮にとってもいい経験になった」。
次週のプラニツァ大会では4人で臨む団体戦が控える。勢いに乗る二階堂は「去年、自己ベストの飛距離を出している台。その日の状態によっては優勝もあり得る」。
■3/22;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子はFINラハティで個人第27戦(HS=HS130m)が行われ、小林陵侑は122m,121.5mで9位。二階堂蓮は121m,124mで13位、佐藤幸椰は120m,116mで20位、小林朔太郎は119m,116mで21位、 中村直幹は113mで33位。SLOアンジェ・ラニシェクが131m,128mで今季初勝利、通算7勝目。
■3/16;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は、NORビケルスンでフライングヒルによる個人第26戦(HS=240M,K=200M)が行われ、小林陵侑は222mで3位。試合は強風で1回の飛躍で争われた。佐藤幸椰は220.5mで今季最高の9位、 二階堂蓮は205mで17位、中村直幹は199mで20位、小林朔太郎は159.5mで38位。SLOドメン・プレブツは247mで今季2勝目、通算8勝目。
■3/15;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は、NORビケスルンでフライングヒルによる個人第25戦(HS=240M,K=200M)を行い、小林陵侑は216m(3位),216m(4位)。小林朔太郎は205.5m,176mで13位、二階堂蓮は183m,197.5mで21位、 中村直幹は176.5m,212mで22位、佐藤幸椰は191.5m,155mで30位。GERアンドレアス・ウェリンガーが228m,229.5mで今季2勝目、通算9勝目。
■3/13;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は、オスロで個人第24戦(HS=134M)が行われ、小林陵侑は129.5m,(1位),127m(1位)で3連勝、今季3勝目、通算勝利数35。
中村直幹は123m,122.5mで14位、二階堂蓮は118.5m,124mで15位、小林朔太郎は120m,121mで26位。佐藤幸椰は110mで45位で2回目に進めず。
小林陵侑は「ただうれしい。良い装備もそろっている。試合に向けて精神的にも強いと感じています。気分はいい」
■2025.2/27-3/9;ノルディックスキーの世界選手権はNORトロンヘイムで行われる。
2026年ミラノ・コルティナ五輪につながる大舞台。日本勢は2013年大会のジャンプ混合団体以来、6大会ぶりの金メダル獲得に挑む。
1)ジャンプ;男子は小林陵侑に大きな期待がかかる。2年前の前回大会はLHで2位。2022北京五輪で金メダル、W杯総合優勝とジャンプ週間総合優勝も果たしてきたエース。「唯一、取っていないタイトル。楽しみにしている」と。W杯札幌大会で2連勝。
個人種目では船木和喜以来、日本勢26年ぶりに優勝を目指す。ジャンプ女子は高梨・伊藤が軸。
3/1;Men,予選,NH HS=102M,3/2;Men,本戦,NH HS=102M
3/6;Men,団体戦,LH HS=138M
3/7;Men,予選,LH HS=138M,3/8;Men,本戦,LH HS=138M
3/5;混合団体戦,LH HS=138M
2/27;Women,予選,NH HS=102M,2/28;Women,本戦,NH HS=102M
3/1;Women,団体戦,NH HS=102M
3/6;Women,予選,LH HS=138M,3/7;Women,本戦,LH HS=138M
■2025.3/9;ノルディックスキー世界選手権はNORトロンヘイムでジャンプ・複合、距離が行われ、全日程を終了した。日本勢はジャンプ男子の小林陵侑が個人LHで銅メダル。次回は2027年SWEファルンで開催。
・男子個人NH;1位;NORマリウス・リンビク、2位;GERアンドレアス・ウェリンガー、3位;AUT;ヤン・ヘール。小林陵侑7位、中村直幹11位、二階堂蓮22位、小林朔太郎は失格。
・男子個人LH;1位;SLOドメン・プレブツ、2位;AUTヤン・ヘール、3位;小林陵侑。中村直幹25位、佐藤幸椰26位、二階堂蓮42位。
・男子団体LH;1位;SLO,2位;AUT,3位;NOR。JPN;5位(二階堂蓮、佐藤幸椰、中村直幹、小林陵侑)
・混合団体LH;1位NOR,2位;SLO,3位;AUT。JPN;5位(伊藤有希、二階堂蓮、高梨沙羅、小林陵侑)
■2025.3/8;ノルディックスキー世界選手権はNORトロンヘイムで行われ、ジャンプ男子個人LH(HS=138M,K=124M)で小林陵侑が135.5m,137mで銅メダルを獲得した。 中村直幹は120.5m,120.5mで25位、佐藤幸椰は125.5m,121mで26位、二階堂蓮は113.5mで42位で2回目に進めず。SLOドメン・プレブツが138m,140.5mで個人初優勝。2位のNORマリウス・リンビクはスーツの規定違反で失格、順位が繰り上がった。 小林陵侑は2023年の銀に続く2大会連続のメダル。小林陵は「ちょっと複雑。すごくいいパフォーマンスができたので、銅メダルという形になってうれしい」ミラノ五輪については「トップレベルのパフォーマンスをし続けられたらいい。 メダル争いができる位置で臨みたい」
■3/6;ノルディックスキー世界選手権はNORトロンヘイムで行われ、ジャンプ男子団体(HS=138M,K=124M)で二階堂蓮は122m,123.5m、佐藤幸椰は129.5m,120m、中村直幹は127m,124.5m、小林陵侑は133.5m,136.5mで、日本は合計965.2Pで5位。
SLOが1080.8Pで優勝。NORのLINDVIK Mariusは138.5m最長不倒。2位;AUT(1067.4P)、3位;NOR(1065.3P)、4位;GER(1005.8P)、5位;JPN(965.2P)、6位;POL(958.4P)、7位;FIN(905.2P)、9位;SUI(403.4P)、10位;KAZ(271.6P)、11位;CHN(195.6P)
■3/5;ノルディックスキー世界選手権は、NORトロンヘイムで行われ、ジャンプの混合団体(HS=138M,K=124M)で伊藤有希、二階堂蓮、高梨沙羅、小林陵侑の順で飛んだ日本は785.8Pで4大会連続の5位。
地元ノルウェーがP1020.4Pで初優勝。ジャンプ混合団体の日本は表彰台に遠く及ばなかった。小林陵以外の3人は一度もK点を越えられず、3位AUTとは飛距離換算で67mの差がついた。
2位SLO(959.3P)、3位;AUT(906.8P)、4位;GER(899.0P)、5位;JPN(785.8P)、6位;USA(739.1P)、7位;FIN(656.0P)、8位;POL(636.9P)など。
伊藤有希は106m,107.5m、二階堂蓮は123m,117m、高梨沙羅は108m,103m、小林陵侑は133.5m,134m。SLOのLANISEK Anzeは141mと最長不倒。
小林陵侑は「だいぶいいイメージ。あと2試合、ビッグジャンプしたい」と。
高梨沙羅は「日本チームに貢献することができなかった。上位との差を感じる。チームに安心感や心強さはあるが、自分は力不足を感じている」
伊藤有希は「悪い感じはしていないのに飛べない。いいイメージをつくって個人戦に臨む」
二階堂蓮は「自分が飛距離を稼いでいればよかった。力不足を痛感。反省点を生かして団体戦、個人戦ではもっといい状態で臨みたい」
■2025.3/2;ノルディックスキー世界選手権は、NORトロンヘイムで行われ、ジャンプ男子個人NH(HS=102M,K=94M)で小林陵侑は104m,103.5mで7位。中村直幹は101m,100mで11位、二階堂蓮は99.5m,96.5mで22位。小林朔太郎は
スーツ規定違反で失格。NORマリウス・リンビクが108m,104.5mで初優勝。
小林陵侑は「悪くはなかった。いい緊張感の中で飛べ集中できた。LHでいいジャンプをしたい」
中村直幹は「2本ともジャンプ自体は完成度が高かった。2回目の着地でミス」
二階堂蓮は「周りが大ジャンプを飛び重圧を感じた。2回目踏み切りのタイミングが遅れて高さが出せなかった」
小林朔太郎「W杯でもCOCでも失格の経験はない。気持ちを切り替えたい」
■3/1;ノルディックスキーの世界選手権はNORトロンヘイムで行われ、ジャンプ男子個人NH(HS=102M)予選は、小林陵侑は95.5mで18位、二階堂蓮は94.5mで28位、中村直幹は93mで29位、小林朔太郎は93.5mで36位で、3/2;本戦に進んだ。
小林陵侑は「世界選手権のタイトルは意識している。ここからギアを上げていきたい」
■2/20;ノルディックスキーの2022年北京冬季五輪ノーマルヒル金メダルの小林陵侑が白馬村で合宿。
史上6人目の4大タイトル制覇が懸かる2/26〜;NORの「世界選手権」に向けて、「気持ちは今までで1番楽かも。直前に2勝し、いい環境で事前合宿もできている。タイトルをそろえたい」と。世界選手権前に国内で調整を行うのは初の試み。
この日はAMにNHを2本、午後はトレーニング。前回(2023年)SLO大会は2位。今季の序盤は体調不良・や腰痛で苦しんだ。前週のW杯札幌大会で2連勝を飾った。白馬で好感覚をさらに研ぎ澄まし、2年に1度の大舞台に乗り込む。
■2/16;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は札幌大倉山ジャンプ競技場で個人第23戦(HS=137M,K=123M)が行われ、小林陵侑は132m,137mで2連勝。W杯通算は男子単独7位の34勝目。1回目で2位、2回目でHSに届く大ジャンプで逆転。
二階堂蓮は126m,121.5mで14位、中村直幹は121.5m,131mで15位、小林朔太郎は119m,127mで21位、佐藤幸椰は123.5m,125mで22位。内藤智文は117.5mで32位、小林潤志郎は116.5mで34位、葛西紀明は105mで45位、佐藤慧一は107.5mで46位、
竹内択は100.5mで48位と2回目に進めず。最終ジャンパーのNORマリウス・リンビクは1回目136m(1位),2回目131m(6位)で2位。4位-7位;AUT勢。
小林陵は「イメージはすごく良かった。シンプルにうれしい。ホームでW杯は楽しかった。自信にして世界選手権に挑めたら」。今季の目標は、2/月末に開幕するNOR世界選手権での初タイトル。W杯で最高の結果を残し大きな弾みをつけた。
今後はSLOプラニツァで合宿、大舞台に備える。
葛西紀明はW杯歴代最多出場記録を更新する579試合目の出場を果たした。
■2/15;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は札幌大倉山ジャンプ競技場で個人第22戦(HS=137M,K=123M)が行われ、小林陵侑は137m,136.5mで今季初勝利。W杯通算で男子歴代7位に並ぶ33勝目。1回目で首位に立ち、2回目も得点を
伸ばして逃げ切った。会心のジャンプを2本そろえ、2位と20Pの差をつける圧勝。今季最大の目標である世界選手権を目前に、エースが本来の姿を取り戻した。二階堂蓮は132.5m,128.5mで9位、中村直幹は129m,134.5mで10位、
小林朔太郎は123.5m,126.5mで21位。小林潤志郎は115mで31位、内藤智文は113mで33位、佐藤幸椰は115.5mで40位、佐藤慧一は106.5mで43位、竹内択は86mで50位。
小林陵は「めちゃめちゃ緊張した。足に汗をかいた。他国のいいところを取り入れつつやってきたが、後手後手だった。今はすごくいいイメージ」
。
中村直幹は「地元でいいジャンプができたのはすごくうれしい。2本とも助走がうまくできた」
二階堂は「予選に比べたらいいジャンプができた。W杯総合順位も上がって、年を追うごとにレベルが上がってきているのを感じる」
■2/14;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は札幌大倉山ジャンプ競技場で個人第22戦(HS=137M,K=123M)の予選が行われ、小林陵侑は130mで7位で本戦(2/15)に進んだ。小林朔太郎は129mで14位、小林潤志郎は130mで14位、
内藤智文は131mで16位、佐藤幸椰は127mで17位、中村直幹は124mで27位、二階堂蓮は113mで34位、佐藤慧一は112.5mで36位、竹内択は103.5mで47位と予選突破。2季連続の本戦出場を目指した葛西紀明は52位で予選落ち。
予選1位;AUTシュテファン・クラフトは134.5m、2位AUTダニエル・チューフェニッヒは132m、3位AUTヤン・ホールは132m。
■2/9;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は米ニューヨーク州レークプラシッドで個人第21戦(HS=128M,K=115M)が行われ、小林陵侑は124.5m,124.5mで5位。二階堂蓮は126m,122mで10位。佐藤慧一は117mで35位、佐藤幸椰は115mで43位、 中村直幹は109.5mで48位、小林朔太郎は107.5mで49位。AUTダニエル・チョフェニヒは127m,132.5mで優勝、通算ともに8勝目を挙げた。小林陵侑は今季ベスト(1/25)に並ぶ5位、表彰台は逃したが復調を実感。「内容はそんなに悪くなかった。 イメージはだいぶいい」。二階堂蓮は「HSに迫るジャンプができて気持ち良かった。ジャンプでいいイメージを残せたのは収穫」。
■2/8;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は米ニューヨーク州レークプラシッドで個人第20戦(HS=128M,K=115M)が行われ、二階堂蓮は125.5m,123mで8位。佐藤幸椰は114.5mで35位、中村直幹は110mで39位、佐藤慧一は101mで46位、 小林朔太郎は87mで49位と2本目に進めず。小林陵侑は予選落ち。NORヨハンアンドレ・フォルファンが130.5m,121mで今季初優勝を遂げた。
■2/8;ノルディックスキーW杯ジャンプ混合団体(LH;HS=128M)が行われ、日本は668.6Pで最下位8位。
GERは963.6Pで優勝。2位;NOR(950.8P),3位;AUT(941.8P),4位;SLO(877.9P),5位;USA(793.2P),6位;FIN(750.5P),7位;POL(702.7P),8位;JPN(668.6P)
佐藤柚月;99m,101m、佐藤幸椰;109m,113.5m、坂本季花;83.5m,84m、二階堂蓮;113.5m,121.5m。
■2/2;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子はGERビリンゲンで個人第19戦(HS=147M,K=130M)が行われ、小林陵侑は140.5m,146mで7位、佐藤幸椰は136m,136.5mで19位、二階堂蓮は135.5m,128mで23位、中村直幹は128.5m,136mで27位、 小林朔太郎は131m,131.5mで29位。佐藤慧一は120.5mで43位。AUTダニエル・チョフェニヒが150m,148mで2連勝、今季、通算ともに7勝目。小林陵侑は「ヒルサイズ近くまでいってテレマークも入れられた。イメージもだいぶ固まってきている」と好感触。
■2/1;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子はGERビリンゲンで男子個人第18戦(HS=147M,K=130M)が行われ、小林陵侑は135m,134.5mで7位。佐藤慧一は134.5m,125.5mで24位、小林朔太郎は146m(6位),118mで25位、二階堂蓮は124m,111mで30位。 AUTダニエル・チョフェニヒが135.5m,142mで今季、通算ともに6勝目。小林陵侑は「いい位置で終われた」と。2/末には世界選手権が開幕する。
■1/31;ノルディックスキーW杯ジャンプはGERビリンゲンで混合団体(HS=147M,K=130M)が行われ、日本は伊藤有希(124.5m,125.5m)、小林陵侑(139.5m,138m)、高梨沙羅(121m,128m)、二階堂蓮(125.5m,130m)の順で飛び、計962Pで4位。
3位のGERドイツとは26.8P差。優勝はNOR(1070.8P)、2位は103AUT(1031.4P)、3位GER(988.8P)、4JPN(962P)、5位SLO(908.8P)、6位ITA(800.3P)、7位USA(765P)、8位FRA(737.9P)、9位POL(316P)、10位FIN(235.1P)
小林陵は2本ともK点を大きく越える飛躍で「練習まではひどかったが駄目だった部分もすぐに分かって変えられた」。「二階堂蓮がきょうはアンカー務め、いい経験になったと思う。いい試合ができた」と。
■1/26;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子はGERオーベルストドルフでフライングヒルによる個人第17戦(HS=235M,K=200M)が行われ、小林陵侑は198.5m,227.5mで13位。中村直幹は205m,213mで16位、二階堂蓮は210m,212.5mで25位。
小林朔太郎は187mで37位、小林潤志郎は181mで38位と2回目に進めず。SLOドメン・プレブツが226.5m,231.5mで今季初勝利、W杯通算7勝目。
小林陵は1回目は強い追い風の影響で198.5m,2回目は227.5mで「気持ちよく飛べた。よかったと思う」。中村直幹は「フライングは嫌いではない。得意なところでW杯ポイントを取りたかった。状態もそれほど悪くなく平均的なパフォーマンスはできた」
■1/25;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子はGERオーベルストドルフでフライングヒルによる個人第16戦(H=235M,K=200M)が行われ、小林陵侑は220m,214.5mで今季最高の5位。中村直幹は226.5m,215mで今季最高の9位。 二階堂蓮は198.5m,202mで24位、佐藤慧一は178.5mで2回目に進めず38位。SLOティミ・ザイツが222m,233mで今季初勝利、W杯通算5勝目。小林陵侑は今季12位が最高で連覇を狙ったジャンプ週間でも総合15位。W杯第15戦には出場せず一時帰国して調整。 「ちょっと自信もなくしていた。落ち着いて練習ができて、いいカムバックができてよかった」。今季はまだ表彰台がないが復調の兆しが見えてきた。低空飛行脱出か。中村直幹は「1本目はすごくいいジャンプが出せた。2本目は条件が良かったが 緊張してしまった」
■1/19;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子はPOLザコパネで個人第15戦(HS=140M,K=125M)が行われ、二階堂蓮は132m,134mで16位。中村直幹は132m,121.5mで27位。小林潤志郎は122.5mで38位と小林朔太郎は121.5mで40位と2回目に進めず、 佐藤慧一はスーツの規定違反で失格。小林陵侑は出場していない。AUTダニエル・チョフェニヒが136m,139.5mで今季・通算5勝目。二階堂は今季W杯で10位以内4回。表彰台が現実的な目標。「大会を重ねるごとに今度こそという気持ちが 強くなって失敗しやすくなっている。それを乗り越えるメンタリティーが必要」。
■1/18;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子はPOLザコパネで団体戦(HS=140M,K=125M)が行われ、日本は中村直幹(115.5m,122m)、小林潤志郎(118.5m,118m)、小林朔太郎(124m,129.5m)、二階堂蓮(129.5m,134.5m)で967.9Pで8位。
小林陵侑は出場していない。二階堂は「陵侑さんがいたら結果は変わっていたと思う。それでも今の日本は表彰台には届かない。課題を全てクリアできたわけではないが2本とも悪くない。得意な台なので表彰台を目指したい」。
今季はW杯で10位以内が4度、初のトップ3を目指す。
1位;AUT(1170.4P),2位;SLO(1129.6P),3位;NOR(1122.9P),4位;GER(1110.0P),5位;POL(1037.0P),
6位;SUI(1009.2),7位;USA(985.8P),8位;JPN(967.9P),9位;KAZ(383.5P),10位;FIN(322.3P)
■1/17;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は、POLザコパネで個人第15戦(HS=140M,K=125M)の予選が行われ、二階堂蓮は138.5mで6位、1/19;本戦に進んだ。 中村直幹は125.5mで27位、小林朔太郎は129.5mで30位、小林潤志郎は124.5mで38位、佐藤慧一は124mで47位で予選突破。小林陵侑は出場していない、
■1/6;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は、伝統のジャンプ週間最終第4戦を兼ねた個人第14戦(HS=142M,K=125M)が行われ、小林陵侑は134m,126mで24位。ジャンプ週間総合は15位、連覇はならず。二階堂蓮は135.5m,136.5mで最終戦10位。 中村直幹は126mで31位、佐藤慧一は128mで40位、内藤智文は123.5mで41位、小林朔太郎は124mで42位、と2回目に進めず。AUTダニエル・チョフェニヒが136m,140.5mで今季、通算とも4勝目。ジャンプ週間では2勝、初の総合優勝を果たした。 二階堂は「いいジャンプをすればトップ10、表彰台も狙えるのは分かっている。2本そろえられないのが自分の中で悔しい」。
■1/5;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は、AUTビショフスホーフェンで伝統のジャンプ週間最終第4戦を兼ねた個人第14戦(HS=142M,K=125M)の予選が行われた。小林陵侑は137.5m8位で本戦に進んだ。 二階堂蓮は133.5mで20位。内藤智文は136.5mで28位、小林朔太郎は133.5mで35位、中村直幹は130.5mで36位、佐藤慧一は125mで45位と予選を通過。
■1/4;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は、AUTインスブルックで伝統のジャンプ週間第3戦を兼ねた個人第13戦(HS=128MK=120M)が行われ、小林陵侑は127m,230.5mで20位。中村直幹は125.5m,122.5mで21位、小林朔太郎は125m,117.5mで29位。
佐藤慧一は121.5mで37位で2回目に進めず。AUTシュテファン・クラフトが131.5m,132.5mで今季2勝目、W杯通算45勝目。ジャンプ週間の総合首位。
小林陵侑は第3戦を終えて総合17位、1/5;AUT・Bischofshofen(HS=142M)でジャンプ週間最終戦を迎える。
小林朔は自身初のW杯ポイントを獲得。1回目にジャンプ週間で総合優勝経験のあるNORグラネルに勝利。「1本目は自分のやりたいジャンプができた。今回は大きなものを得られた」
小林朔太郎はもともとノルディック複合の選手で、2年前の世界ユニバーシティー冬季大会では金メダルを獲得。「得意のジャンプだったら」と今季から本格的に転向。年末年始恒例のジャンプ週間に初参戦。海外W杯も初めて出場。W杯4戦で総合34位。 小林朔は「この経験は間違いなくプラス。楽しい期間だった」と。
■1/3;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は、AUTインスブルックで伝統のジャンプ週間第3戦を兼ねた個人第13戦(HS=128M,K=120M)の予選が行われた。小林陵侑は124mで10位で本戦に進んだ。 中村直幹は120.5mで27位、小林朔太郎は121mで25位、佐藤慧一は118mで34位で予選通過。内藤智文は107.5mで56位と予選敗退。二階堂蓮は欠場。
■2025.1/1;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は、GERガルミッシュパルテンキルヘンで伝統のジャンプ週間第2戦を兼ねた個人第12戦(HS=142M,K=125M)が行われ、中村直幹は129.5m,131.5mで12位。二階堂蓮は139.5m,134mで13位、
小林陵侑は125m,126.5mで28位。小林朔太郎は128mで35位と佐藤慧一は127mで37位で2回目に進めず。AUTダニエル・チョフェニヒは141.5m,143mで今季3勝、通算3勝目。
中村は「2回とも難しい条件でいいジャンプができた。今季はジャンプ週間に照準を合わせてきた」。二階堂は1回目は139.5mとHSに迫って6位。「自分の存在を知らしめるジャンプができている」。2回目は飛距離が伸びず13位に後退。
小林陵は浮上の兆しが見えない。会場には2.2万人の観客が押し寄せた。第3戦はAUTインスブルック。
■2024.12/31;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子はGERガルミッシュパルテンキルヘンで伝統のジャンプ週間第2戦を兼ねた個人第12戦(HS=142M,K=125M)が行われ、二階堂蓮は139mで8位で本戦に進んだ。 小林陵侑は132.5mで13位。中村直幹は128mで33位、佐藤慧一は128.5mで37位、小林朔太郎は125.5mで43位、予選を突破。内藤智文はスーツの規定違反で失格。
■12/29;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は、GERオーベルストドルフで伝統のジャンプ週間第1戦を兼ねた個人第11戦(HS=137M,K=120M)が行われ、中村直幹は126m,140.5mで17位。2季連続のジャンプ週間総合優勝がかかる小林陵侑は
127m,133.5mで18位。二階堂蓮は125m,142mで23位。佐藤慧一は126.5mで36位、小林朔太郎は121mで38位、内藤智文は116.5mで47位と2回目に進めず。AUTシュテファン・クラフトが138m,135.5mで今季初勝利、W杯通算44勝目。
中村は2回目にHS越えの140.5m。着地が乱れて飛型点は低かったが「久しぶりに前に進んでいく感覚があった。気持ち良く飛べた」。小林陵侑は「2回目はまだ良かったがいまひとつ」。二階堂は「2回目は取り返してやろう。HSを越えるジャンプが
できるとは思っていなかった。次につながる」。12/30;第2戦はGERガルミッシュパルテンキルヘン(LH,HS=142M)。
■12/22;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子はスイスのエンゲルベルクで個人第10戦(HS=140M,K=125M)が行われ、小林陵侑は121m,134.5mで12位。二階堂蓮は127m,123mで24位。小林潤志郎は115.5mで38位、中村直幹は110.5mで42位、 佐藤慧一は予選105mで敗退。AUTダニエル・チューフェニッヒは135m,137.5mで今季、通算ともに2勝目。小林陵侑はW杯で10戦してまだ表彰台がない。徐々に状態は上向いている感覚。連覇が懸かる年末年始のジャンプ週間(12/28〜)に向けて 「楽しみ。そんなにプレッシャーはない。いいジャンプを見せられれば」と。
■12/21;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子はスイスのエンゲルベルクで個人第9戦(HS=140M,K=125M)が行われ、小林陵侑は127m,138mで13位。 二階堂蓮は130.5m,129mで19位。中村直幹は117mで36位、小林潤志郎は123.5mで37位、佐藤慧一は116mで50位と2回目に進めず。AUTヤン・へールは142m,138,5mで今季2勝目、通算5勝目。
■12/14;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は、ドイツのティティゼーノイシュタットで個人第7戦(HS=142M,K=125M)が行われ、小林陵侑は134m,133.5mで17位。 佐藤慧一は123m,128mで28位。中村直幹は121mで32位、二階堂蓮は121.5mで36位、2回目に進めず。GERピウス・パシュケが144m,138mで今季4勝目、通算5勝目。小林陵侑は今季W杯は13位が最高と振るわないが、2季連続の総合優勝が懸かる 年末年始のジャンプ週間に照準を合わせている。「先週よりはいいのでこのまま少しずつ上げていければ」。
■12/13;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は、ドイツのティティゼーノイシュタットでスーパー団体(HS=142M,K=125M)が行われ、日本は794.7Pで5位。
小林陵侑は131.5m,137.5m,137.0m。二階堂蓮は135.0m,130.0m,137.5m。
1位GER;873.3P,GERピウス・パシュケは143.5m,140m,142.5m、GERアンドレアス・ウェリンガーは138.5m,137m,137m。
2位AUT;850.0P,3位NOR;829.2P,4位SUI;807.6P,5位JPN;794.7P,6位POL;791.5P,7位SLO;783.1P,8位USA;723.8P,9位FIN;447.2P,10位TUR;418.4Pなど。
■12/8;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は、POLビスワで個人第6戦(HS=134M,K=120M)が行われ、二階堂蓮は128.5m(9位),131.5m(5位)で自己最高の6位。小林陵侑は128m,131mで13位。中村直幹は118mで44位、小林潤志郎は114mで48位と 2回目に進めず。GERピウス・パシュケが制し今季3勝目、通算4勝目。二階堂蓮は「ここまで来たという実感できるシーズンを毎年経験できている。うれしいし、もっと上に行きたい。いいジャンプが出れば、表彰台に届く実力はつけている」。 小林陵侑は「焦りはあるがいいジャンプができるようにしたい。来週までにはトップ10、表彰台を目指せるように」
■12/7;ノルディックスキーWジャンプ男子はPOLビスワで個人第5戦(HS=134M,K=120M)が行われ、二階堂蓮は128.5m(3位),119m(21位)で10位。小林陵侑は118m,120.5mで23位、中村直幹は119m,116.5mで29位。小林潤志郎は112mで45位。 AUTダニエル・チョフェニヒが132m,135.5mでW杯初勝利。二階堂は「表彰台、優勝というところを物にできるようなメンタリティーと技術。それがこれからの課題。落ち着いて自分のジャンプをすれば、表彰台を確実に取れるのは分かっている」
■12/1;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は、FINルカで個人第4戦(HS=142M,K=120M)が行われ、二階堂蓮は今季最高の8位。悪天候で飛躍が打ち切り。1回目の成績で最終順位を決めた。二階堂は134m。 中村直幹は123mで22位、小林陵侑は118.5mで24位。GERアンドレアス・ウェリンガーが146.5mで今季初勝利、通算8勝目。
■11/30;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子は、FINルカで個人第3戦が行われ、二階堂蓮は133m,136.5mで14位。小林陵侑は130m,142.5mで16位、中村直幹は126.5m,106.5mで30位。小林潤志郎は114mで40位、佐藤慧一は94mで46位と2回目に進めず。
GER・PASCHKE Piusは143.5m,143mで優勝。
■ノルディックスキーW杯ジャンプが開幕した。
■2024.11/24;ノルディックスキーW杯ジャンプ男子はノルウェーのリレハンメルで個人第2戦(HS=140M,K=123M)が行われ、小林陵侑は129m,122.5mで17位。小林潤志郎は111mで38位、二階堂蓮は111mで39位、中村直幹は108mで44位と上位30人による2回目に進めず。
AUTヤン・ヘールが137m,139.5mで今季初勝利、W杯通算4勝目。小林陵侑はリレハンメルでの2戦は腰痛と体調不良で不安を抱えたまま臨んだ。今季の目標は年末年始のジャンプ週間と2025年2月に開幕する世界選手権に置いている。ライバルとなるAUT勢などが
開幕から好調ぶりを示したが、小林陵は「気持ちで負けないようにする。悪いところも少しずつ分かってきた」と。
■11/23;ノルディックスキーW杯ジャンプはリレハンメルで男子個人第1戦(HS=140M)が行われ、小林陵侑は121m,134.5mで16位。二階堂蓮は129m,125mで25位。小林潤志郎は120mで39位、中村直幹は109mで43位。佐藤慧一は予選落ち。 GERピウス・パシュケが131.5m,138,5mで優勝、通算2勝目。
■2024.11/22;ノルディックスキー・ジャンプのW杯は先駆けて混合団体で開幕。
二階堂蓮(128.0m,104.5m)、中村直幹(117.0m,111.0m)、伊藤有希(107.0m,111.0m)、高梨沙羅(131.0m,124.5m)で臨んだ日本は875.1Pで5位。1回目で470Pで5番手。2回目は5位で開幕戦を終えた。男子エースの小林陵侑は出場せず。
高梨はテレマークが入らず飛型点が伸び悩んだ。優勝はGERで1097.4P。GERはピウス・パシュケが136.5m,133.5mの大ジャンプなど全員が120m-130m。11/23;男女LHで個人開幕戦。
1位;GER(1097.4P),2位;NOR(1075.1P),3位;AUT(1065.9P),4位;SLO(1034.8P),5位;JPN(875.1P)
6位;FIN(789.5P),7位;POL(780.3P),8位;FRA(778.7P),9位;ITA(369.0P),10位;USA(273.4P)11位;UKR(269.0P)
■10/20;2024-2025シーズンのW杯スキージャンプメンバーが発表。
FISのW杯ランキングの日本勢上位から小林陵侑、二階堂蓮、小林潤志郎の3人、SGで成績を残した佐藤慧一の4人と、白馬大会LHで8位の中村直幹が入った。
2024.12-2025.1月のジャンプ週間前まではこのメンバーで臨む。
W杯下部大会、コンチネンタル杯メンバーには内藤智文選手、葛西紀明、竹内択選手が決まった。
■3/21;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子はFINラハティで個人最終第24戦(HS=130M)で、伊藤有希は121m,122.5mで6位、高梨沙羅は124.5m,124mで8位、丸山希は112.5m,114.5mで17位、勢藤優花は104.5m,106.5mで27位、一戸くる実は101.5m,104mで29位。
■3/20;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子はFINラハティで個人第23戦(HS=130M)で、高梨沙羅は124.5m,124mで8位、伊藤有希は118.5m,118mで14位、丸山希は117m,113mで15位、佐藤柚月は119m,117mで16位、勢藤優花は117m,104.5mで22位、 一戸くる実は105mで32位と2回目に進めず。
■3/16;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子は、NORビケルスンで個人第23戦(HS=240M)が行われる予定だったが強風で中止。
■3/15;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子は、NORビケスルンで個人第22戦(HS=240M,K=200M)を行い、1回の飛躍で争った。伊藤有希は189mで6位、丸山希は10位、高梨沙羅は15位、一戸くる実は19位。 世界選手権2冠のSLOニカ・プレブツは213mで8連勝。今季13勝目で通算勝利数を20。
■3/13;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子は、オスロで個人第21戦(HS=134M)が行われ、高梨沙羅は119.5m,124mで5位。伊藤有希は115m,115mで10位、丸山希は113.5m,115mで11位。佐藤柚月は105.5m,107.5mで21位、勢藤優花は105m,99.5mで27位、 一戸くる実は98.5mで38位。SLOニカ・プレブツは131m,130mで7連勝。今季12勝目、通算19勝目、4試合を残して2季連続2度目の総合優勝。
■2025.3/9;ノルディックスキー世界選手権はNORトロンヘイムでジャンプ・複合、距離が行われ、全日程を終了した。次回は2027年SWEファルンで開催。
・女子個人NH;1位;SLOニカ・プレブツ、2位;GERセリナ・フライターク、3位;NORアンナオーディン・ストロム。伊藤有希9位、高梨沙羅14位、丸山希17位、勢藤優花24位。
・女子個人LH;1位;SLOニカ・プレブツ、2位;GERセリナ・フライターク、3位;NORエイリンマリア・クヴァンダル。丸山希7位、伊藤有希9位、高梨沙羅12位、勢藤優花31。
・女子団体NH;1位;NOR,2位;AUT,3位;GER、JPN;5位(丸山希、勢藤優花、伊藤有希、高梨沙羅)
■3/7;ノルディックスキー世界選手権は、NORトロンヘイムで行われ、ジャンプ女子個人LH(HS=138M,K=124M)で丸山希は128mで7位。伊藤有希は120mで9位、高梨沙羅は124.5mで12位、勢藤優花は105.5mで31位。SLOニカ・プレブツは134.5mで優勝、 女子で史上初のNH、LHの個人2冠を達成。表彰台に立った3人は134.5m,GERフライタクセリナは131m,NORエイリンマリアクバンダルは136m。日本勢との力の差は歴然。強風で2回目の飛躍は打ち切られ、1回目の成績で順位を決定した。
■3/6;ノルディックスキーの世界選手権はNORトロンヘイムで行われ、ジャンプ女子個人LH予選は高梨沙羅は126.5mで8位、伊藤有希123.5mで10位、勢藤優花117mで20位、丸山希は116.5mで21位と日本勢4人全員が3/7;本戦に進んだ。
■3/1;ノルディックスキーの世界選手権はNORトロンヘイムで行われ、ジャンプ女子団体NH(HS=102MK=94M)で、日本は丸山希(80m,84m)、勢藤優花(87.5m,89m)、伊藤有希(91.5m,83m)、高梨沙羅(95.5m,83m)で756.2Pで5位。
地元ノルウェーが904.5Pで優勝。2位;AUT(885.1P)、3位;GER(846.5P)、4位;SLO(792.9P)、5位;JPN(756.2P)、6位;ITA(653.6P)、7位;USA(613.7P)、8位;CHN(587.3P)、9位;FIN(280.8P)、10位;CZE(266.8)、11位;POL(238.9)、12位;KAZ(112.9P)
■2/28;ノルディックスキー世界選手権は、NORトロンヘイムで行われ、ジャンプ女子個人NH(HS=102M,K=94M)で伊藤有希は97m,90mで9位。高梨沙羅は90.5m,97.5mで14位。丸山希は92.5m,92m.5で17位、勢藤優花は96m,80.5mで24位。 SLOニカ・プレブツが98m,100mで初の金メダル。伊藤有希は「シーズンで一番いいジャンプができた。目指したのはメダルだが内容はベスト」。高梨沙羅は「1本目は苦しい試合。2本目は距離を伸ばせたが、いいジャンプを そろえられない」
■2/27;ジャンプ女子の個人NH予選で伊藤有希は10位、高梨沙羅は11位、丸山希は11位、勢藤優花は27位で、2/28;本戦に進んだ。
■2/26;ノルディックスキー世界選手権はNORトロンヘイムで開幕。日本勢はジャンプ女子の高梨沙羅、伊藤有希らがNH(HS=102M,K=94M)で公式練習に臨んだ。
■2/23;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子はAUTヒンツェンバッハで個人第20戦(HS=90M,K=85M)が行われ、高梨沙羅は85.5m,79.5mで9位、伊藤有希は78.5m,80mで12位、勢藤優花は78m,79mで13位、一戸くる実は79m,78.5mで15位、
丸山希は76m,77.5mで18位。SLOニカ・プレブツが90m,87mで制し6連勝で今季11勝目、通算18勝目。
伊藤有希は「感覚はいいが飛距離につながらない。世界選手権は春から目指してきた場所なので、金メダルという目標はぶらさずにやりたい」。
■2/22;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子はAUTヒンツェンバッハで個人第19戦(HS=90M,K=85M)が行われ、高梨沙羅は82m,85mで6位、勢藤優花は81.5m,84.5mで11位、伊藤有希は80m,79mで15位、丸山希は77.5m,71mで23位、 一戸くる実は75m,72mで26位。SLOニカ・プレブツが90m,89mで制し5連勝で今季10勝目、通算17勝目。
■2/16;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子はSLOリュブノで個人第18戦(HS=94M,K=85M)が行われ、高梨沙羅は87m,94.5mで6位、伊藤有希は84.5m,88.5mで7位、一戸くる実は84m,86.5m11位、勢藤優花は80.5m,85.5mで13位、
丸山希は77m,83mで19位。SOLニカ・プレブツは90.5m,92.5mで4連勝で今季9勝目、通算16勝目。
高梨は「自分にとって大きな収穫」飛型点は16点台となり「これを続けることで17点、18点台につながっていく。テレマークのポイントが大きいのでそろえられたらトップ争いに食い込んでいけるかも」
伊藤は「苦手なジャンプ台で、トップ10に2日間入れるとは思わなかった。次につながる」
■2/15;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子はSLOリュブノで個人第17戦(HS=94M,K=85M)が行われ、高梨沙羅は92m,86mで6位。伊藤有希は83m,89.5mで9位、一戸くる実は85.5m,89.5mで10位。勢藤優花は84.5m,88mで12位、 丸山希は81.5m,80.5mで18位。地元のSLOニカ・プレブツが90.5m,95mで3連勝、今季8勝目、通算15勝目。
■2/8;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子は米ニューヨーク州レークプラシッドで個人第16戦(HS=128M,KK=115M)が行われ、佐藤柚月は104m,111.5mで20位。坂本季花は92mで33位、岩崎里胡は90mで34位、2本目に進めず。 SLOニカ・プレブツが2連勝で今季7勝目,通算14勝目。
■2/7;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子は米ニューヨーク州レークプラシッドで個人第15戦(HS=128M,K=115M)が行われ、佐藤柚月は116.5m,104mで23位。 岩崎里胡は100mで31位、坂本季花は25位で93mで2回目に進めず。SLOニカ・プレブツが130m,124.5mで今季6勝目、通算13勝目。 伊藤有希、高梨沙羅は出場していない。
■2/1;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子はGERビリンゲンで個人第14戦(HS=147M,K=130M)が行われ、高梨沙羅は125.5m,137,5mで7位。伊藤有希は134m,122mで12位、勢藤優花は129m,118.5mで13位、丸山希は114m,120mで20位、 一戸くる実は115m,115mで24位。NORアイリンマリア・クバンダルが137m,144.5mで今季2勝目、通算6勝目。
■1/26;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子は山形蔵王シャンツェで個人第13戦(HS=102M,K=95M)が行われ、高梨沙羅は88m,95mで7位。伊藤有希は87m,88mで13位、勢藤優花は85.5m,86mで16位、一戸くる実は74.5m,78.5mで29位。 中山和は65mで40位。AUTジャクリーン・ザイフリーズベルガーが99m,94.5mで今季初勝利、通算3勝目。高梨は1回目11位,2回目は7位で今季4度目のトップ10入り。「最後、一番の飛距離を出せて良かった」。伊藤は「課題としてきた 助走の滑りは良くなってきたけど、タイミングが遅れてしまってテークオフにつながらなかった」。
■1/25;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子は山形蔵王シャンツェで2人1組のスーパー団体(HS=102M,K=95M)が行われ、伊藤有希・高梨沙羅組は6位。13チームで争われ、日本は2回目で6位。上位8チームで行われた3回目でも順位を上げられなかった。
GERとは51Pの差。
1位;GER(647.4p)は93.5m,92.5m,94.5m,95.5m,94m,99.5m。2位;NOR(643.2P),3位;AUT(643.1P),4位;SLO(621.3P),5位;CAN(614.3P),6位;JPN(596.8P);高梨沙羅;92.5m,91m,93m、伊藤有希;93m,93.5m,92m。
7位;ITA(563.9P),8位;USA(513.2P),9位;FIN(306.4P),10位;CHN(301.4P),11位;FRA(296.9P),12位;POL(267.8P),13位;UKR(81.4P)
■1/24;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子は山形蔵王シャンツェで個人第12戦(HS=102M,K=95M)が行われ、伊藤有希は89.5m,93mで今季最高の7位。高梨沙羅は90m,92.5mで11位。勢藤優花は82m,90.5mで20位、一戸くる実は88.5m,87.5mで20位、 中山和は78mで33位、佐藤柚月は67.6mで36位、小林諭果は69.5mで38位、宮嶋林湖は64mで39位。丸山希はスーツの規定違反で失格。SLOニカ・プレブツが94.5m,104.5mで今季5勝目、通算12勝目。
■1/19;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子は札幌大倉山ジャンプ競技場で個人第11戦(HS=137M,K=123M)が行われ、高梨沙羅は116m,127.5mで8位、伊藤有希は116m,111mで15位、丸山希は110m,117mで16位、勢藤優花は115.5m,101.5mで19位、 岩佐明香は103.5m,101mで27位、佐藤柚月は109.5m,92.5mで29位。NORアイリンマリア・クバンダルが129.5m,136.5mで今季初勝利、W杯通算5勝目。
■1/18;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子は、札幌大倉山ジャンプ競技場で個人第10戦(HS=137M,K=123M)が行われ、勢藤優花は117m,120.5mで13位。高梨沙羅は119.5m,122mで14位。伊藤有希は116m,117.5mで15位、丸山希は113.5m,119.5mで21位、岩佐明香は111m,113.5mで24位、 佐藤柚月は109.5m,106.5mで28位。CANアレクサンドリア・ルティトが127m,131mで2季ぶりの勝利。通算2勝目。勢藤は「日本人トップはうれしいけど、世界と比べると差がある。近づけるようにしたい」
■1/6;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子は、AUTフィラハで個人第9戦(HS=98m,K=90m)が行われ、伊藤有希は92.5m,88.5mで10位。丸山希は94m(6位),84mで11位、勢藤優花は90.5m,97mで12位、一戸くる実は84.5m,83.5mで25位。 高梨沙羅は1回目87.5mで15位、2回目にスキーの長さの規定違反で失格となり30位。AUTエバ・ピンケルニヒが95.5m,97mで今季初勝利、通算16勝目。丸山は「2本そろえるのが課題」と。今後は札幌W(1/18-1/19)、蔵王W杯(1/24-1/26)の舞台が日本に移る。 2023年夏の国内大会で優勝した蔵王は好感触。「今季W杯では10番台を安定して出せている。飛び慣れた日本シリーズが来るので、今の勢いを日本で出せれば」と。
■1/5;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子は、AUTフィラハで個人第8戦(HS=98M,K=90M)が行われ、丸山希は92m,94mで今季最高の10位。高梨沙羅は91m,95mで11位。一戸くる実は89m,86.5mで15位、勢藤優花は89.5m,81.5mで19位、 伊藤有希は87m,88mで21位。GERカタリナ・シュミットは95.5m,97mで第4戦以来の今季4勝目、W杯通算19勝目。丸山は「2本ともはまった。早く1桁に入りた。一つの今の壁なのかなと感じている。もう1回W杯で表彰台に立てるように、自 分のジャンプを出していきたい」。1/6;同ジャンプ台で第9戦が行われる。
■2025.1/1;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子は、GERオーベルストドルフで個人第7戦(HS=137M,K=120M)が行われ、伊藤有希は121m,124.5mで今季最高の10位。高梨沙羅は117.5m,126.5mで11位。丸山希は116m,107mで18位、勢藤優花は109m,115mで19位。 一戸くる実は108.5mで2回目に進めず21位。SLOニカ・プレブツは122m,134.5mで3連勝、今季4勝目、通算11勝目。
■2024.12/31;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子はGERガルミッシュパルテンキルヘンで個人第6戦(HS=142M,K=125M)が行われ、伊藤有希は126,5m,124.5mで14位。高梨沙羅は127.5m,127.5mで15位。丸山希は126.5m,124mで16位、一戸くる実は120m,117.5mで20位。 勢藤優花は119.5mで21位で2回目に進めず。SLOニカ・プレブツは134m,135.5mで今季3勝目、通算10勝目。
■12/22;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子はスイスのエンゲルベルクで個人第6戦(HS=140M,K=125M)は悪天候で中止。
■12/21;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子はスイスのエンゲルベルクで個人第5戦(HS=140M,K=125M)が行われ、高梨沙羅は127.5m,124.5mで12位。 一戸くる実は123m,120.5mで15位、勢藤優花は125m,123.5mで16位、丸山希は125m,121mで19位。伊藤有希は予選でスーツの規定違反により失格。SLOニカ・プレブツは140m,134.5mで開幕戦以来の今季2勝目、W杯通算9勝目。
■12/14;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子は、中国で個人第3戦(HS=106M,K=95M)が行われ、丸山希は83.5m,90mで13位。高梨沙羅は83m,92.5mで14位。伊藤有希は85m,84mで16位、一戸くる実は87.5m,84.5mで20位、勢藤優花は88.5m,82mで22位。 GERカタリナ・シュミットが100m,106mで連勝。今季2勝目、W杯通算17勝目。
■11/24;ノルディックスキーW杯ジャンプ女子はノルウェーのリレハンメルで個人第2戦(HS=140M,K=123M)が行われ、勢藤優花が115m,121.5mで日本勢最高の9位。伊藤有希は116m,115mで12位。丸山希は116.5m,113.5mで16位、高梨沙羅は113m,120mで17位、 一戸くる実は111.5m,103.5mで22位。岩佐明香は98mで2回目に進めず。GERカタリナ・シュミットが133.5m,123mで今季初勝利、W杯通算16勝目。
■11/23;ノルディックスキーW杯ジャンプはリレハンメルで女子個人第1戦(HS=140M)が行われ、高梨沙羅は121m,124mで10位。丸山希は123m,120mで12位、伊藤有希は118.5m,122mで13位、勢藤優花は123m,116mで17位、一戸くる実は111mで31位。 岩佐明香は予選落ち。昨季のW杯個人総合を制したSLOニカ・プレブツが138.5m,138mで優勝、通算8勝目。
2026年2月イタリアミラノとコルティナダンペッツォで「ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック」開催。 (済)プレシーズンとなる2024-2025スキージャンプW杯は2024.11/22;ノルウェーで開幕。 (済)2024.11/22-24OPEN:男子&女子NORリレハンメル (済)11/29-12/1;男子FINルカ、12/6-8;男子POLヴィスワ (済)12/13-15;男子GERティティゼー・ノイシュタット,12/13-15;女子CHN, (済)12/20-22;男子&女子SUIエンゲルベルク (済)2024.12/28-2025.1/6;男子;「スキージャンプ週間」;GER/AUT「フォーヒルトーナメント」 (済)12/28-29;GERオーベルストドルフ (済)12/30-2025.1/1;GERガルミッシュ・パルテンキルヘン (済)2025.1/3-4;AUTインスブルック (済)1/5-6;AUTビショフスホーフェン (済)12/30-2025.1/1;女子;GER「ツーナイトツアー」 (済)12/31;GERガルミッシュ・パルテンキルヘン,2025.1/1;GERオーバーストドルフ (済)2025.1/4-6;女子;AUTフィラハ、1/17-19;女子;JPN札幌 (済)1/18-19;男子;POLザコパネ 2025.1/23-26;女子;JPN蔵王 1/24-26;男子;「Ski Flying」GERオーバーストドルフ 1/31-2/2;男子&女子;GERヴィリンゲン 2/6-9;男子&女子;USAレークプラシッド 2/14-16;男子JPN札幌 2/14-16;女子SLOリュブノ、2/21-23;女子AUTヒンツェンバッハ 2/26-3/8;男子&女子;「FISノルディックスキー世界選手権」;NORトロンヘイム,スキージャンプ,ノルディック複合,クロスカントリースキー 3/12-16;男子&女子;「Raw Airトーナメント」 3/12-13;NORオスロ、3/14-16;NORヴィケルスン 3/19-23;男子&女子FINラフティ、3/27-30LAST;男子;「Ski Flying」SLOプラニツァ
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■2024.10/20;白馬ジャンプ競技場で「SBC杯スペシャルジャンプ白馬大会」を兼ねた「全日本スキー選手権ラージヒル」(LH,HS=134M,K=120M)が開かれた。
男子は小林陵侑選手が優勝。女子は伊藤有希選手が優勝した。男子は北京オリンピック金メダリストの小林陵侑選手が140mに迫る圧巻の大ジャンプで2年ぶりに優勝を果たした。
女子は2014年から3大会連続でオリンピックに出場する伊藤有希選手が初優勝。野沢温泉村出身の丸山希選手が3位。
[NH;男子];
優勝は139.5m,134.5mで小林陵侑選手。2位;137m,132mで二階堂蓮、3位;140.5m,130.5mで内藤智文選手、4位;136.5m,131.5mで葛西紀明選手、5位;133.5m,130mで小林潤志郎、6位;130m,131mで佐藤慧一。
8位;131m,135mで中村直幹選手。竹内拓選手は130m,124.5mで10位。
小林陵侑選手は「冬に向けていいステップになる」。1回目139.5mのビッグジャンプで1位で折り返す。他の選手が高得点をマークする中、2回目も134.5mと好飛躍で首位を守った。今季は2026年冬季五輪のプレシーズン。
「優勝を目指してやっていきたい」と。
[NH;女子];
優勝は132.5m,124mで伊藤有希選手。NH,LHとの2冠を達成した。高梨沙羅選手は133.5m,122.5mで2位。丸山希選手は129m,112.5mで3位。宮嶋林湖選手は97m,81mで14位。
■10/18;白馬村「白馬ジャンプ競技場」で「スキージャンプ大会」(スペシャルジャンプ白馬大会)が開かれ、小林陵侑選手や高梨沙羅選手など国内トップ選手が見事なジャンプを見せた。
10/19;「第103回全日本スキー選手権大会ジャンプ」兼「第20回NBS杯スペシャルジャンプ白馬大会ノーマルヒル」(HS=98M)
10/20;「第20回SBC杯スペシャルジャンプ白馬大会ラージヒル」(HS=134M)
[NH;男子];
優勝は96.5m,93mで内藤智文選手。北京五輪金の小林陵侑選手は1回目89.5mで2位、2回目はK点を超える91.5mで2位。3位;86,5m,88mで中村直幹、4位;90m,84mで二階堂蓮、5位;88.5m,83.5mで佐藤慧一、8位;84m,85mで小林潤志郎、
9位;88.5m,82.5mで佐藤幸椰、竹内拓選手は85.5m,83mで12位。レジェンド・葛西紀明選手が出場し、90m,76.5mで53人中7位。
小林陵は、練習では100mを超える大ジャンプを見せいたが、本番の1本目は夏の助走路に対応できずに距離を伸ばせなかった。2本目は修正し距離を2m伸ばしてテレマーク姿勢も入れた。「2本目はそんなに悪くない。
冬に向けてできている」と。11月開幕するW杯に向け「いつも優勝を目指して臨んでいる。1勝ずつ積み重ねたい」と。
[NH;女子];
優勝は五輪3大会連続出場の伊藤有希選手で、90.5m,92.5mと2本ともK点を超えるジャンプ。平昌五輪銅の高梨沙羅選手が91m,93.5mで2位。野沢温泉出身の北野建設・丸山希は86.5m,82.5mで3位。白馬村→白馬高→小谷村千国→
松本大の宮嶋林湖選手は67.5,68.5mで23位。
丸山希選手は「3位という結果は悔しいが久々に白馬のジャンプ台を気持ち良く飛べた。今年の世界選手権こそはメダルを取って帰れるように頑張りたい」
■9/29;「白馬ジャンプ競技場・白馬スノーハープ」で「2024白馬サマーノルディックフェスティバル・ノルディック複合」
8:30;前半ジャンプ(トレーニング1,競技1),13:30;後半クロスカントリー(ローラースキー)
(問)白馬村スキークラブ大会事務局(9:00ー17:00) TEL 0261-71-1170
(問)白馬ジャンプ競技場レースオフィス(8/28〜;9:00-16:00) TEL 0261-85-8140
■8/31-9/1;白馬村で「白馬サマーノルディックフェスティバル」が開幕した。
サマーノルディック競技のスペシャルジャンプ、クロスカントリー、ノルディックコンバインド。国内トップ選手、若手選手らが夏の白馬に集結。
8/31;ジャンプ男子(HS=131M,K=130M);1位;内藤智文126m,133.5m、2位;二階堂蓮122m.5,128.5m、3位;葛西紀明128.5m,127.5m、6位;竹内択125.5m,119mなど。
9/01;ジャンプ女子(HS=131M,K=130M);1位;伊藤有希127m,132m、2位;勢藤優花115.5m,118.5m、3位;一戸くる実123.5m,109.5m、11位;宮嶋林湖96m,83mなど。
■8/31-9/1;「2024白馬サマーノルディックフェスティバル」開催
ナショナルトレーニングセンターに指定される「白馬ジャンプ競技場」と「白馬クロスカントリー競技場」(白馬スノーハープ)で、「2024白馬サマーノルディックジャンプ大会」開催。世界のトップで活躍する選手が多数エントリー。
ノルディック競技(スペシャルジャンプ、ノルディックコンバインド、クロスカントリー)のサマー大会。(観戦無料)
8/31;「白馬ジャンプ競技場」で「2024スペシャルジャンプ記録会」(男女LH;HS=131M,K=120m)
9:00;オフィシャルトレーニング、ファイナルラウンド、表彰式
9/1;「白馬ジャンプ競技場」で「2024白馬サマージャンプ大会」(男女LH;HS=131M,K=120m)
8/31;9:00;オフィシャルトレーニング,9/1;8:30;トライアルラウンド、ファーストラウンド、ファイナルラウンド、表彰式
(問)白馬村スキークラブ大会事務局(9:00ー17:00) TEL 0261-71-1170
(問)白馬ジャンプ競技場レースオフィス(8/28〜;9:00-16:00) TEL 0261-85-8140