※2026.1.1まで・・・
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■今日(5/22)の白馬は曇り。
5/22;最低気温は白馬16.5℃、大町16.7℃、長野18.5℃、穂高18.8℃、松本20.0℃と7/上-7/中並みの気温。
5/22;最高気温は穂高28.7℃、松本28.3℃、長野27.3℃、大町26.7℃と7/上-7/中並み、白馬24.0℃と6/下並みの気温。観測22地点で夏日。
■白馬村の村花は「カタクリ」(ご紹介)
その昔、1950年「神城スキー場」がOPEN(第1,第2,第3リフト)。第1リフト沿いは現在のとおみGのカタクリ群生地だった。第2,第3はスカイ4リフト辺りにあった。その昔、とおみGは「とおみ牧場」でした。その当時から神城・飯森区には
カタクリがたくさん群生していた。飯森・一夜山の山麓でもカタクリが群生。スキー全盛期にスキー場周囲の森が開拓され、白馬の森などが開発された。1973年とおみスキー場にテレキャビンが設置され、1997年とおみスキー場から
白馬五竜スキー場へ改称。徐々にカタクリの群生地は減ってしまった。地元住民はカタクリを保護してきました。今では白馬五竜とおみG南斜面(旧神城スキー場ゲレンデ)で、村でも最大級のカタクリ群生地で「白馬五竜かたくり苑」と
呼ばれています。白馬五竜のカタクリは見ごろを迎えると薄紫色の花じゅうたんのように咲き誇り、「春の女神」と呼ばれるヒメギフチョウに出会えます。
☆★☆松本・安曇野・大町・白馬のカタクリ群生地☆★☆
1)松本:波田上海渡
2)安曇野:堀金・烏川渓谷緑地、須砂渡渓谷、穂高山麓、松尾寺
3)大町:鹿島槍黒沢高原、青木湖西〜佐野坂峠
4)白馬:佐野坂、姫川源流自然探勝園、貞麟寺、沢渡、五竜とおみかたくり苑、白馬の森、飯森、飯森神社、白馬岩岳、落倉高原、栂池高原、小谷山麓など。
※カタクリの他、キクザキイチゲやアズマイチゲ、ニリンソウ、エンレイソウなども見られます。
「とおみGのカタクリの群生」(白馬五竜かたくり苑にて)
「とおみGに咲くキバナカタクリ」(以前咲いていた)
「貞麟寺の枝垂れ桜とカタクリの花」(白馬・貞麟寺にて)
「カタクリの群生」(白馬・貞麟寺にて)
「カタクリと咲く鹿島槍ヶ岳」(大町・黒沢高原にて)
■緑深まる「白馬五竜」
白馬五竜山麓のとおみGは雪が溶け、緑に覆われています。GW中は今シーズン最後の滑りを楽しむスキーヤの他、登山者も結構多かった。
「地蔵の頭」から「小遠見山」(標高2007m)をトレッキングする人や遠見尾根・「五龍岳」(標高2814m)を目指す登山者の姿を見かけた。真っ黒に日焼けした登山者が下山していた。遠見尾根はトレースがつき、日中は気温が高く雪が
腐ってきたという。主稜線までは最後の雪渓登りがきつい。五竜山荘は雪を被っていたが、五龍岳山頂は殆ど雪はなかったという。
とおみGではカタクリは例年よりも花株は少なかった。カタクリの花は約1週間咲く。陽が当ると花弁はそり返り、陽が陰るとしぼみます。この日はサンサンと陽を受け、花弁は大きく開いていた。ゲレンデではスイセンが咲き、
何とまだクリスマスローズが咲いていた。スキーシーズンも終わって、エスカルプラザは閑散としていた。
「幸せの鐘」(白馬五竜・エスカルプラザ前にて)
「五竜エスカルプラザ」(白馬五竜にて)
「とおみGに咲くクリスマスローズ」(白馬五竜にて)
「初夏の五龍岳」(白馬村にて)
■白馬岩岳から望む「唐松沢氷河」
北アには雪渓は数多くあるが、雪渓下で氷の塊が動く「氷河」は、2012年以降氷河と認定されたものは全て北アにある。国内の氷河は2012年立山・剱岳の御前沢雪渓が初の氷河と認定された。2018年には信大などの調査団が「鹿島槍ヶ岳」の
「カクネ里雪渓」を県内で初めて氷河と認定。2019年「唐松沢氷河」は「唐松岳」(標高2696m)から北東の谷(標高1750〜2280m)にあり、夏でも雪は解けない。2019.10/1;日本雪氷学会は唐松沢雪渓が氷河であると確認。氷厚は最大35m・平均25m。
長さは約1.1km。調査期間(約1ヶ月)で約25cm流動したという。推定速度は年間に2.95m。カクネ氷河と同規模かやや大きいう。唐松沢氷河は国内7番目の氷河。白馬連山氷河調査団は2020年度から「不帰沢雪渓」「杓子沢雪渓」「白馬沢雪渓」を調査。
2023.9月調査中の「杓子岳」杓子沢と「唐松岳」不帰沢は氷の塊が動いていると確認。地中レーダー調査では氷の厚さは杓子沢43m、不帰沢29m。杓子岳北カールの岩石氷河は富士山・立山・大雪山に次ぐ山岳永久凍土の可能性もあるという。
唐松岳の唐松沢に続き、国内で9ヶ所目。2021年8月、白馬沢雪渓は白馬岳・馬ノ背〜三国境下の雪渓で氷の厚さは30m、長さ400m、ポールを埋め、GNSSで測量した結果、2022.9月-2024.10月の2年間で2m動いたという。白馬村内の唐松沢、不帰沢、
杓子沢、白馬沢の4雪渓は標高2000mと比較的低い場所に位置するが、豪雪地帯で急峻な地形が多く、吹き溜まった雪が雪崩で谷に集中して押し固められ、氷河が形成される環境という。なお、白馬大雪渓は下部で水が流れ空洞であるために
氷河ではない。氷の塊が動くものは「氷河」、動かないものは「雪渓」と定義されている。
国内の氷河は「御前沢雪渓」・「三ノ窓雪渓」・「小窓雪渓」、2018年立山「内蔵助雪渓」・「池ノ谷雪渓」、2018年鹿島槍ヶ岳「カクネ里雪渓」、2019年唐松岳「唐松沢雪渓」、2023年杓子岳「杓子沢」と唐松岳「不帰沢」がが氷河と認定。
2024年白馬沢も認定か?
「初夏の唐松岳〜不帰ノ嶮・唐松沢氷河・不帰沢氷河」(白馬岩岳にて)
「夏の唐松岳〜不帰ノ嶮・唐松沢氷河・不帰沢雪渓」(栂池高原・鐘の鳴る丘Gにて)
「初夏の白馬岳と代掻き馬、2号・3号雪渓と白馬沢氷河」(白馬岩岳にて)
「夏の鹿島槍ヶ岳・カクネ里雪渓」(五竜遠見尾根にて)
■5/21;関電黒四管理事務所は、「黒部ダム」のレストハウスに大型マルチディスプレイを設置した。
雨天の日に限り、高画質のドローン映像を大画面に放映して黒部ダムの魅力を紹介する。景色が十分に見られない雨天の日、無料休憩所となっているレストハウス3Fに設置。フルハイビジョン画質の55inchモニターを9面、
サイズは縦約2m×横約3.6mの大画面で、迫力ある映像が見られる。ドローンで撮影した映像(約6分の動画)で、6月、8月、10月に撮影された上空からの画像を中心に編集され、真上から見る観光放水など、鳥になったような
目線で黒部ダムが描かれている。
■新緑の「大町ダム」
「大町ダム」周辺も緑が深まってきた。大町ダムの「龍神湖」の奥に聳える「残雪の北葛岳」(標高2551m)
大町ダムは高瀬川下流に建設されたダムで高さ107m、堤頂長338mのコンクリートダムで1972年着工、1985年竣工。ダム直下には東電の水力発電「大町発電所」があり、上流の高瀬渓谷には「七倉ダム」と「高瀬ダム」。ダム下から見上げると
迫力がある。新緑の山に囲まれたエメラルドグリ−ンの「龍神湖」は、地元に伝わる民話「犀竜と小太郎」に因んで命名され、ダム湖畔の「高瀬渓谷緑地公園」には犀竜と小太郎の銅像が建てられています。
8:30-17:30;「大町ダム情報館」;大町ダムの役割・仕組み・治水対策などをパネルで展示。ジオラマと北アの山岳パノラマ展示。自由に見学可。大町ダムカード配布中。
年に何度か訪れる「龍神湖」(大町ダム)だが、大町ダム情報館の「大町ダムカード」(1人1枚)を貰っていく人がかなりいた。
※ダム内見学は9:00-11:00/13:00-16:00;職員によるダム内部見学は月-木、土/日/祝は定休。6名以下/1回,所要;30分間。事前に大町ダム管理所に連絡。
(問)国交省北陸地方整備局 大町ダム管理所 TEL 0261-22-4511
「大町ダム下の大町市街方面」(大町ダムから)
「大町ダムカード」(大町ダムにて)
■4/下;残雪の「常念岳」には「常念坊」の雪形が現れていた。
2025年は残雪が多かったが、4/下には「常念岳](標高2857m)の山肌に「常念坊」の雪形が現れた。安曇野に田植え時期の到来を告げる雪形として親しまれ、袈裟を着けた僧侶の雪形を望むことができました。
槍ヶ岳の南の「中岳」には美しい「舞姫」が現れます。膝を曲げ、腰を落として日本舞踊を踊る舞姫。雪解けが進んで「中岳」の雪形「舞姫」の後ろ髪が伸びています。例年6/上-6/中頃の に姿を現し、6/下には舞扇に手が届き完成。高山蝶の研究や山岳写真家として有名な田渕行雄さんはこの雪形が好きだったのか、常念小屋にも写真が飾られています。
「初夏の常念岳の雪形・常念坊」(穂高山麓にて)
■6/14-6/15;安曇野明科「あやめ公園」・「龍門渕公園」で「あやめまつリ」開催
公園の工事や2024年夏猛暑の影響で花菖蒲は例年の半分と少なめの予想。
6/14;ミニコンサート、安曇野太鼓、にじますのつかみどり、ラフティング体験など。
6/15;ミニコンサート、アルプホルン演奏、ビンゴ、キッズダンス、松本山雅ガンズくんとふれあい、芸能発表、ラフディング体験など。
6/1-6/30;フォトコンテスト
(問)明科支所 TEL 0263-61-3001
■山岳環境保全に役立ててもらおうと、イオンが268万円を県に寄付した。
寄付は「イオンリテール」と「イオンビッグ」の2社、関係者が新田副知事に寄付金268万円の目録を手渡した。イオンでは電子マネー「信州アルプスWAON」で支払われた売上げの一部を、登山道の整備などに活用してもらおうと寄付を
続けています。今回で13回目、寄付総額は2770万円。
■今日(5/21)の白馬は晴れ・曇り。長野地方気象台によれば、強い日差しと、南から暖かい空気が流れ込む影響で気温が上がり、観測21地点で30℃以上の真夏日、観測27地点で2025年最高気温。松本・大町では5月の観測史上最高気温となった。
気象台は、こまめに水分補給するなど熱中症に注意するよう呼び掛けています。
5/21;最低気温は大町12.9℃、白馬13.1℃、穂高15.6℃、長野15.6℃、松本18.8℃と6/中-7/上並みの気温。
5/21;最高気温は松本34.0℃、穂高33.1℃、長野32.8℃、大町31.9℃、白馬30.7℃など2025年最高気温。
■5/上〜5/中、北アに雪形が現れます。
「白馬岳」の「三国境」下には有名な「代掻き馬」。「小蓮華山」には「種まき爺さん」と「婆さん」。「小蓮華山」の「船越ノ頭」〜「白馬乗鞍岳」の鞍部には「仔馬」。
仔馬の下には「嫁岩」の白扇を持つ連れ女、マントの仲人、島田頭の花嫁の3人。「白馬乗鞍岳」の斜面には「鶏」と「種まき爺さん」。白馬岳直下の「雄馬」は姿が崩れていた。
■4月-5月;小谷村の茅場で春の「野火つけ」が行われた。
5/18;2024年文化庁の「ふるさと文化財の森」に設定された「雨中ショクの茅場」では野火つけ作業を実施した。前日に降った雨の影響で燃え広がりにくいところもあったが、枯れ草に続々と火がつけられ、白い煙が辺りに立ち込め、
黒く草原を焦がしていった。茅葺きの屋根の茅とは「カリヤス」というススキ科の多年草。茅の生育や茅場の保全、植生の保全を目的に野焼きが行われている。小谷村栂池のゲレンデでも野火をつけて枯草を燃やしていた。
昔は霧ヶ峰や美ヶ原高原でも草原を維持するために野焼きが行われていた。江戸時代の頃から農家では農耕馬を使用していたため、飼料として大量のまぐさが必要で、良い干草をつくるためには高原などで野焼きが行われていたという。
■大町を流れる「農具川」でアヤメが開花。
大町三日町・大笹橋〜神栄町・薬師橋までの河川敷(約1.5km)にアヤメ約1万株の色鮮やかな紫色の花を咲かせてくれます。「大町ツツジ・アヤメ街道」と呼ばれ、信濃大町駅〜神栄町橋〜下花見橋の芝桜を過ぎてから、上花見橋周辺では東の土手に
アヤメ約1万株が咲きます。三日町の大笹橋辺りまでは両岸にアヤメが咲きます。川沿いにはツツジも植栽されています。2023年はアヤメの開花が早く、アザレヤとアヤメの競演が楽しめます。白やピンク、オレンジ、赤など色とりどりの
西洋ツツジが花咲きます。昔は草が生い茂り、荒れていた農具川の土手を美しい花と周りの風景を眺められる場所にしようと、大町ならではのどかさを次代に伝えたいと、市民有志が2001年から「農具川環境美化委員会」を作り、土手にアヤメを
植える取り組みを続いています。農具川両岸にアヤメやツツジの植樹、除草剤散布、ツタの除去、草刈り、ごみ拾い、ホタルの復活などによる河川の美化にも取り組んでいます。約1.5kmに植わってアヤメ1万株やツツジ1500本を植えてきました。
残雪の北ア・蓮華岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳を背にアヤメとツツジが美しく映えます。土手の上にツツジが咲き、下にはアヤメが広がります。紫や赤、オレンジなど花々の鮮やかな色彩が川沿いに帯をつくり、新緑深まる初夏の北ア山麓で
存在感を放っています。毎年5/下-6/上にかけて、美しい花の名所として知られるようになりました。「アヤメとツツジの向こうに北アルプスの山々が見える。ここだけの景色だよ」と代表。2019年「信州花フェスタ」ではサブ会場となり、
大勢の観光客がやってきました。
農具川を訪れた人は農具川環境美化委員会が丹精込めて育ててきた花を写真に収めるなど、初夏の風情を堪能しています。新型コロナでこの数年は「農具川アヤメ祭り」は中止。上花見橋近くのテントではお茶の振る舞い、信濃笹寿司やおやきの
販売、アヤメで染めた草木染の販売、あやめの切花、あやめの苗・種などを販売していました。ある年には住民らが新たな地域の特産品にしようと、アヤメの花など使った草木染めを販売。信濃大町草木染め研究会も参加してアヤメや市内で
採取した植物を活用して染めたストールやショールなどを出店。昔はフォトコンテストも行われていた。コロナ過では人が集まる祭りは中止したが、農具川沿いで初夏の花アヤメを楽しんでほしいと美化活動は実施し、屋外で密を避け散歩しながら
楽しんでほしいと代表が話していた。以前は農具川環境美化委員会は農具川で咲いたアヤメから採取した種の無料配布を行ない希望者に配布していた。「アヤメは株が大きくならないと花が咲かない。花が咲くまで3年以上」という。花が咲き終わる
6/中に採取、乾燥させます。あやめは1株に2〜3個の花をつけ、順番に咲いていきます。アヤメが咲き揃って川辺が色鮮やかな青紫に染まりました。
■松川村は、公用車(1台)にご当地ナンバー「安曇野ナンバー」を「9400」に変更した。
松川村の目標人口9400人に合わせた。2010年には10093人と初めて1万人を突破。2025.5/1;9653人(男;4681人,女性4972人)、2060年には6300人まで減少すると予測される。
■松川村の山麓にはのどかな田園風景が残っています。
今ではあまり見かけなくなったサイロ。残雪の爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳・五龍岳には雲がかかっていた。
■5/17-6/2;10:00-15:00;松本梓川梓の「あずみ野花園」ではジャーマンアイリスやシャクヤクが楽しめます。
ジャーマンアイリスは咲き始めで、シャクヤクは開花。赤・黄・水色など様々に色と形のジャーマンアイリスと、大柄な花のアメリカシャクヤクなどを栽培。花株の直売あり。入園料(\300/高校生以上)
アヤメ科の花にはアヤメ、カキツバタ、ハナショウブ、キショウブ、シャガ、ジャーマンアイリスなどがあり、花は似ています。「あやめ」は湿地に育ち、紫色で花には網目(文目)模様、「カキツバタ」は湿地に育ち、青紫色で花の根元に白い筋、
ハナショウブは湿地や乾燥地で育ち、色形は多種、花の根元に黄色い筋。キショウブは湿地に育ち、花は鮮やかな黄色(外来種)。シャガは湿地に育ち白い花、花びらに青斑点と黄色。ジャーマンアイリスは乾燥地に育ち、花は色形は多種、花の根元に
網目模様と綿毛、フリルの花びらが多い(外来種・園芸品種)。ジャーマンアイリスの花言葉は「使者」「燃える思い」「恋の便り」などで、「アイリス」はギリシャ神話の「虹」の女神イーリスを表しています。
(問)あずみ野花園 TEL 0263-78-5415
■2025.4月;松本市のEVカーシェアリング。
松本市は環境に優しいEVの利用を促進し、ゼロカーボンを進める狙いで導入、松本市役所本庁舎に2台配備した。平日の昼間は市職員が業務で使用、夜間と土/日/祝日は市民や観光客が利用できる。利用料金は\220〜/15分、平日は19:00-7:00。
土/日/祝は24H利用可。カーナビやバックモニターなどの装置が充実。スマホに登録したアプリで予約して利用できる。乗り心地の良さには定評があるという。
4月の平日昼間の稼働率は18.9%(目標25%)、土/日/祝日は4.5%(目標9%)と目標以下。4/1-4/30;8:00-18:00;市職員の利用は2台で稼働時間は420H、4月の土/日/祝日の計9日間で19H。事業費は車のリース料や車両管理など年間455万円、5年契約で
総事業費は2278万円。ターゲットは主に観光客で、市環境エネルギー課は「市役所、松本城周辺の宿泊施設にチラシを置くなどして観光客へのPRしたい」と。
■5/20;北陸信越運輸局長野運輸支局は、長野市のタクシー事業者に「日本版ライドシェア」の運行を許可した。
タクシーは金/土曜;16:00-翌5:00運行。県内でのライドシェアは軽井沢、松本に続き3地域。日本版ライドシェアは一般のドライバーがタクシー会社の管理のもと乗客を有償で運ぶ仕組み。
■5/19;県内のレギュラーGS平均価格は、\188円/1Lで4週連続の値下り。前週に比べ\1.1円値下りした。全国平均は\182.1円。全国で4番目の高値。隣接8県との差は\12.8円-\4.7円高い。
県内の価格は最高値が木曽\194.3円、最安値は松本\185円。ハイオクGSは\199.3円/1Lで\1.1円、軽油は\169.1円/1Lで\0.9円値下りした。灯油は\2198円/18Lで\10円値下がりした。石油情報センタは、卸値の下落が店頭価格に
波及してきたとみています。5/22;国の新たな補助金が始まり、今後2週間ほどかけて5円程度の値下りが見込まれる。その後も下落傾向が続く見込み。
長野;R:\188.0,P:\199.3、全国;R:\182.1,P:\192.8 (R:レギュラー,P:ハイオク)
愛知;R:\175.2,P:\186.6、埼玉;R:\175.5,P:\186.2、山梨;R:\179.9,P:\191.1、新潟;R:\181.0,P:\192.1
静岡;R:\182.1,P:\193.2、群馬;R:\182.2,P:\193.2、富山;R:\182.6,P:\194.1、岐阜;R:\183.3,P:\194.4
■5/21;17:00;JR東日本によれば、北陸新幹線は強風で長野-高崎間の上下線で一時運転を見合わせたが17:30;運転を再開した。 5/21;18:46;県北部に「竜巻注意情報」発表。5/21;18:00前、須坂にある長野電鉄・日野駅の近くで走行中の列車に農業用ハウスがぶつかり、窓ガラスが割れた。車内にいた乗客3人がケガ、うち1人の男性が死亡。警察は小屋のようなものが強風で飛ばされ、 列車に衝突した可能性があるとみて詳しい状況を調べています。長野電鉄の長野-須坂間で一時運転を見合わせたが、19:00;運転を再開した。
■今日(5/20)の白馬は曇り・晴れ。5/20;県内は高気圧に覆われてよく晴れ、各地で気温が上昇。午前中から30℃以上の真夏日。全30観測地点中、26地点で2025年最高気温。5/21;さらに気温が上がる見込みで、長野地方気象台は、
県内で5月として初めて最高気温が35℃以上になる猛暑日となる可能性もあるという。こまめに水分補給をするなど熱中症への対策が必要。
5/20;最低気温は白馬9.8℃・長野12.7℃は5/下並み、大町14.4℃は6/下並み、穂高19.8℃・松本19.9℃は7/中並みの気温。
5/20;最高気温は松本32.5℃、穂高31.9℃、長野29.0℃、大町28.1℃、白馬26.8℃と7/下-8/上並みの気温。
■松川に架かる「白馬大橋」から望む、雪解けが進んだ「初夏の白馬三山」・「不帰ノ嶮・唐松岳・五龍岳」と、「白馬岩岳」の「絶景テラス」から望む山々。
「初夏の白馬岳と代掻き馬、2号・3号雪渓と白馬沢氷河、ヤッホー!スウィング」(白馬岩岳にて)
「初夏の唐松岳・不帰ノ嶮(V峰・U峰・T峰)」(白馬岩岳にて)
「初夏の唐松岳〜不帰ノ嶮・唐松沢氷河・不帰沢氷河」(白馬岩岳にて)
■松川村営の温泉宿泊施設「すずむし荘」
松川村西原「すずむしの里」の「すずむし荘」は、「安曇野ちひろ美術館」(1997.4開館)に隣接し、開湯当時から人気が高かった。1991年ふるさと創生資金で温泉掘削。1992年12月開湯。1995年宿泊棟完成。
「すずむし荘」は天然ラドン温泉の「馬羅尾天狗岩温泉」。馬羅尾山麓の「馬羅尾高原」(地下1800m)から湧き出た温泉を5km引湯。泉質は単純弱放射能温泉、泉温は30.5℃(以前38.5℃表示)、常時加温、加水なし。循環ろ過・一部掛け流し。
pH8.1(以前pH7.5)。無色透明だが薄黄褐色のまろやかなお湯。効能は美肌効果や痛風、神経痛、腰痛、五十肩、打撲、捻挫、冷え性、疲労回復、健康増進など。石造りの前庭と屋根付露天風呂とジェットバス。大きな湯船と源泉水風呂の内湯2つ。
サウナはない。内湯は大きな窓で開放的。シャンプー&リンス、ボディソープ、ドライヤー常備。
久しぶりにすずむし荘で入浴。普段は地元の方がよく利用しています。露天風呂は開放感があり、前にはと田園風景を眺めながら、熱くもなく、湯あたりしそうな感じでのんびりと入浴できます。施設はコンクリート打ちで明るい感じ。
中は涼しいくらい。昔はよく入浴後に「レストラン鈴音」でおそばやおこわを食べていたが、現在(2020.3/17〜)はイタリアン料理の「Radice SUZUNE」(ラディーチェ鈴音)に変わり、パスタランチを提供。
「すずむし荘」は施設の老朽化、コロナ渦以降利用者数の減少で経営は厳しい。
もともと冬場は宿泊客が少ないところに輪を掛けた状態だが、コロナ渦で宿泊客が激減した。2021年冬には売上げの確保のため「すず釜めし」を販売。村内産のコシヒカリを使用、アサリと福味鶏、シイタケ、ニンジン、ゴボウ、錦糸卵が入っていた。
美味しかった。2022年冬には松川村お試し暮らしの移住体験宿泊をやっていた。ブルーベリー狩り、リンゴ収穫体験、そば打ち体験、味噌づくり、野沢菜漬け、しめ縄作り体験など四季折々の体験も提供。8/下-9/初;クリスタルシンフォニーでは
有明山社やすずむし荘付近で灯籠が灯される。周囲にはりんご、いちご、プルーンなどの収穫を楽しめる体験農園(浅野農園,かぼちゃやま農場,久保田果樹園,北條農園など)や農業体験の農家民泊も。
日帰り温泉はあってほしいとの村民の要望は多い。民間による指定管理者制度の継続か、施設の民間への譲渡かなどを含め、今後の施設のあり方や整備方針を検討していく。
※ちひろ美術館・ちひろ公園・松川神社・有明山社・馬羅尾高原・すずむし荘などのある「すずむしの里」の観光客数は年間50-60万人。2018;63.4万人、2019;57.1万人,2020;36.5万人、2021;40.1万人、2022;46.0万人。
2023年;49.9万人(うち日帰り;49.4万人)、5月と8〜10月は5〜8万人/月と観光客が多い。冬場12〜3月は2〜3万人/月
(温泉入浴;10:00-21:00,木曜定休,入浴料;\600/大人,中学生以上,\400/小学生)、(レストラン;11:00-14:30,木曜定休)
(問)ラディーチェ鈴音 TEL 0261-62-0223
(問)すずむし荘 TEL 0261-62-0225
「すずむし荘・レストラン、奥には有明山」(松川村西原にて)
「初夏の安曇野ひちろ公園のハナミズキ」
「初夏の安曇野ひちろ公園」(松川村ひちろ公園にて)
「開園前のひちろ公園」(トットちゃん広場の電車)(松川村ひちろ公園にて)
■5/20;11:00;気象庁は「御嶽山」について噴火の可能性は低くなったとして噴火警戒レベルを「2」(活火山であることに留意)から「1」へと引き下げた。
山頂付近を震源とする火山性地震が2025年2月以降、少ない状況が続いたため、地震活動は低下し、地獄谷火口から1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったとしています。御嶽山の噴火警戒レベルが「1」になるのは2025年1/1日以来約4ヶ月ぶり。
木曽町役場によえば、今回レベル引き下げによって木曽側の登山口で規制していた「中の湯登山口」と「おんたけロープウェイ飯森高原駅」から先の9合目付近まで登ることができるという。頂上までは2025年7月に予定されている開山式以降に
登ることができます。地獄谷火口内では突発的な火山灰などの噴出に注意が必要。
■今日(5/19)の白馬は晴れ。
5/19;最低気温は白馬11.4℃、大町12.2℃、長野14.2℃、松本15.1℃、穂高15.3℃と6/上-6/中並みの気温。
5/19;最高気温は穂高27.1℃、松本26.8℃、長野25.2℃、大町24.3℃、白馬24.3℃と6/中-6/下並みの気温。
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■5/18;白馬村で名所や絶景ポイントなどを巡る「第10回白馬サイクルフェスタ」が開かれた。
約160人がエントリー、五竜エスカルプラザを発着点に村内各地を自転車で走行。北アの景色や、エイドステーションでのもてなしを満喫した。
■5/18;北アルプスの展望と田園風景を堪能する池田町の「北アルプス展望ウオーク」が開かれた。
テーマは「池田町の民話」で、各地に残る民話の舞台を巡り歩き、田園風景の中、残雪の山々や新緑が深まる眺望を堪能した。
■5/17;松川村は馬羅尾高原の神戸原扇状地で「松川村山の日植樹祭」を開いた。
雨の中、小学生と保護者など約80人が参加。村子ども会育成連絡協議会などが主催。植樹は約60年前に始まり、2011年山や森の恵みに感謝しようと、5月第3土曜日を松川村独自の「山の日」に制定し、植樹祭を続けている。参加者は鍬で穴を掘り、
苗木を約150本を植樹した。
■5/18;豊科南穂高の「安曇野の里」で「第37回安曇野の里あかしや祭り」が開かれた。
開花期を迎えている地元のニセアカシアの花の天ぷらが無料で振る舞われ、多くの来場者でにぎわった。鈴なりに咲いたアカシアの花を前日に河川敷などから摘み取り、会場で揚げた。来場者は甘い香りのする花のサクサクとした天ぷらに
舌鼓を打った。会場ではマスのつかみ取りや手打ちそばの即売会なども行われた。
■北ア山麓の穂高牧にある「栗尾山満願寺つつじ園」では藤の花が見ごろを迎えています。
1)満願寺;
常念岳東麓(浅川山の山麓)にある真言宗のお寺「栗尾山・満願寺」は、境内が極楽浄土をイメージして造られています。山号は栗尾山。神亀年間(725年頃)に、裏山の「長者ヶ池」から出現した
黄金仏像を、聖武天皇の勅願によって安置したのが始まりと伝わる「信濃高野」と呼ばれる古刹。平安時代の将軍坂上田村麻呂によって開かれたとの言い伝えも残る。千手観世音を祀り、信濃三十三番札所の二十六番札所。江戸時代には
松本城主の祈祷寺だったという。満願寺は時の領主たちの崇敬が厚く、昔から大切に保護されてきた。安曇一帯を治めた仁科氏が滅亡すると、 安曇は松本城主の所領とし、1582年城主小笠原貞慶により、再建・修理され、松本藩の保護を
受けます。1582年武田氏を滅ぼした織田信長が満願寺に宛てた「天下布武」の朱印状を出して保護した。満願寺は地元では「クリョウさん」と呼ばれ、昔から庶民に親しまれています。
2)参道〜本堂;
参道入口には屋切妻屋根に覆われた太鼓橋「微妙橋」(お経橋;長さ15m,幅3.6m)と「地蔵堂」。微妙橋は室町時代には架かっていたとされ、1906年に再建された。橋の下には「浅川山」(標高1742m)と「富士尾山」(標高1296m)に囲まれた
「北ノ沢」から「川窪沢川・栗尾沢」に流れ出る渓流。杉の巨木が茂る参道が続く。「満願寺」周辺はスギやヒノキ、サワラ、カラマツの植林が多く、参道には高さ20-30mを越えるスギの巨木が生い茂っています。石畳と石段の
参道は薄暗く、ひんやりとして空気が澄んで、石仏が並び、厳粛な気持ちになります。参道にはお地蔵さまや石仏が多数あり、仁王像が立つ「仁王門」を抜けると、境内には鐘楼、手水舎、聖天堂、栗尾観音、本堂、観音様、弘法大師修行像、
魔尼車、おみくじなどあり。
古くから霊場として地域の人々の信仰を集めてきた満願寺。1945年頃まで、8月9日に安曇野各地から新仏がある家(新盆)は「ホトケムカエ」のために満願寺に参詣し、通夜をして8月10日に帰ったと、「ホトケムカエ」の行事が1923年南安曇郡誌に
記され、 新盆までは精霊が満願寺に集まり、留まっていたと云われています。本堂内には地獄極楽図などあり。
3)名水;
満願寺ではあちこちで湧き水が流れ出ており、「安曇野の名水」(命水)。満願寺下の駐車場近く(標高750m)には雪解けの冷涼な水呑み場があり、ペットボトルに水を汲む観光客や、ポリ容器に水を汲むそば屋などをよく見かけます。
満願寺を参拝したあとには、喉を潤すには冷たくておいしい、やわらかな水がちょうどよい。
4)つつじ園;
「栗尾山満願寺」の「つつじ園」では桜・枝垂れ桜は咲き終わって、新緑に覆われています。5/下;藤の花が見頃で、ツツジも間もなく見頃を迎えます。満願寺境内下の緩やかな約2000uの敷地には約5000株のツツジが栽培され、白や赤、紫、
ピンクなどのツツジの花が輝き、訪れた人たちの目を楽しませてくれます。フジは藤棚で白や紫の花を咲かせています。境内ではヤマブキ、シャクナゲ、シラネアオイなども見られます。真っ赤な葉をつけた春モミジ?が印象的。
1976年頃、旧穂高町が満願寺の庭園に植え、現在は安曇野市が手入れ行っています。(※写真は以前のものを含んでいます)
5)アクセス;
穂高山麓線の穂高牧から浅川山へ続く林道北沢線から約2km、車5分に駐車場あり。
「新緑とツツジ」(栗尾山・満願寺)
「シャクナゲ・ハナモモ」
「シラネアオイ」
「リュウキンカ」
「シャガ」
「オダマキ」
「シャクナゲ・スイセン」
「ヤマブキ」
「ハナモモ」
■5/18;「国宝・松本城」の二の丸御殿跡で「第14回松本藩古流砲術演武」が行われた。
鎧兜姿の武者たちが火縄銃を放って、轟音を響かせた。午前/午後に開かれ、午前の部は1096人(うち外国人154人)が観覧。強い日差しが照りつけ、気温は30℃近く、天守を背景に松本城鉄砲蔵赤羽コレクション会の14人が演武を披露した。
火縄銃が放たれると、ドンという迫力ある音で空気が震え、感嘆の声が上がった。松本城は火縄銃による戦を想定して建築されていることも説明され、さまざまな射撃方法が実演された。熟練した射手しか扱えない、重量が十数キロもある
大筒の演武では、ひときわ大きな爆音が響いた。
■5/19;松本郊外の「美ヶ原高原」にある「美ヶ原牧場」で牛の放牧が始まった。
毎年この時期(5/下)〜秋(10/中)にかけて県内の畜産農家から牛(約300頭)を預かっています。放牧により、暑さによるストレスが軽減でき、動き回ることで足腰が鍛えられ、健康に育ち、高騰する餌代も節約できるという。5/19;山形村から
13頭の乳牛がトラックで運び込まれ、体の大きさを計測したあと牧場に放たれた。牛たちは広々とした草原を気持ちよさそうに走り回ったり、牧草を食べたりして過ごしている。美ヶ原牧場畜産農業協同組合は「最近の夏は特に暑いので、
涼しい高原でゆっくりとストレスのない生活を送って元気な牛になってほしい。観光客にはマナーを守って見てもらえれば」
■5/18;サッカーJ3松本山雅FCは第13節、ホームサンプロアルウィンでガイナーレ鳥取と対戦し、1-0で3試合ぶりの勝利。5勝4分4敗、勝点19で8位。次の試合は、5/25;13:00;天皇杯1回戦でFC大阪をホームに迎えます。6/1;14:00;次節はアウェーで八戸と対戦。
■4月;県内のクマの目撃情報は46件
その半数以上(24件)が住宅地や農地などの里地。北信と長野地域には「ツキノワグマ出没注意報」を出しています。クマが活発に活動する早朝や夜間などは山に入ったり、山沿いに近づいたりしないこと、外出する際にはクマ鈴やラジオなど
音の出るものを携帯すること、クマに遭遇した際には決して近づかずゆっくりと後ずさりしてその場から離れるよう呼びかけています。