※2026.1.1まで・・・
あと Days Hours Min Sec.
■今日(5/28)の白馬は晴れ。
5/28;最低気温は白馬10.9℃、大町11.1℃、長野12.0℃、穂高12.4℃、松本12.8℃と6/上並みの気温。
5/28;最高気温は長野25.4℃、松本25.3℃、穂高25.2℃、大町23.4℃、白馬22.9℃と6/上-6/下並みの気温。
■6/1;14:00-16:00;大町「高瀬ダム」から篭川に土砂を運ぶ輸送用トンネル工事の現場見学会開催。
大町の3ダム(高瀬・七倉・大町ダム)で洪水調整機能を向上させる国交省の「大町ダム等再編事業」。「トンネルボーリングマシン」による掘削が本格化するのを前に、周辺地域の住民に事業や工事の内容を理解してもらおうと、
パネル展示やトンネル内部の見学が行われる。見学会は篭川右岸の工事現場で、国交省千曲川河川事務所と工事JVが開催。掘削する様子を紹介する画像、工事のタイムラプス映像の展示、市のマスコット「おおまぴょん」と掘削機を
デザインしたマグカップの配布など。大町アルペンライン・らいちょうPに駐車。工事現場まで送迎あり。
※「高瀬川」上流の「高瀬ダム」では、左支川の濁沢・不動沢(ブナ立尾根の登山口周辺)からの流入土砂が多く、洪水調節容量を確保するために土砂対策が必要。高瀬ダムの堆砂対策として、2029年度までに「高瀬ダム」上流の不動沢〜 「大町ダム」下流の篭川土砂仮置き場までの間に、「土砂輸送用トンネル」(11km)を掘削し、ベルトコンベア(11km)と土砂分級設備により、土砂を運搬、仮置き施設の整備を行う。
■5/26-7/27;大町大黒町の蔵造りの「木匠 安曇野」にて日展入選工芸作家5人の合同展「おおまち日展工芸作家展」開催。
2024年11月に国立新美術館で展示された入選作品を中心に過去の作品を展示。木彫家高橋貞夫さんの作品。木彫)海川盛利さん、陶芸)相澤正樹さん、木彫)千国由美さん、陶芸)相澤まゆみさんの日展作家5人。(10:00-16:00;入場無料)
(問)木匠安曇野木彫館 TEL 0261-22-0926
■「烏川渓谷」では青い鳥「オオルリ」が見られる季節。
大きさはスズメよりも少し大きい。東南アジアから繁殖のためにやってくる渡り鳥。木の高い上でピッピッピッピー、ルーリーと美しい澄んだ声が響き渡ります。
■初夏にはヤマツツジやシャクナゲが咲き、ムラサキヤシオツツジも見られます。
「ミツバツツジ」(明科・長峰山にて)
「ムラサキヤシオツツジ」(常念岳一ノ沢にて)
■自生するシャクナゲはホンシャクナゲ、アズマシャクナゲ、ハクサンシャクナゲ、キバナシャクナゲなどがあります。日本のアズマシャクナゲは淡紅色(薄ピンク)で色彩は地味。ホンシャクナゲはつぼみは濃い紅色、開花すると 淡いピンク色になります。キバナシャクナゲは北アなどの高山帯、ハクサンシャクナゲは亜高山帯、上高地などの高地ではアズマシャクナゲ、平地ではホンジャクナゲ、西洋シャクナゲ。 シャクナゲは「有明山」(アズマシャクナゲ)や「鍬の峰」(ツクシシャクナゲ)などが有名。北ア山麓・里山ではアズマシャクナゲが自生。穂高温泉郷、穂高松尾寺、松川村馬羅尾高原、有明山、馬羅尾山、唐沢山、雨引山、大町鍬の峰、 大町龍神湖、大町エネルギー博物館などで咲いています。北アではハクサンシャクナゲやキバナシャクナゲが自生しています。燕岳・合戦尾根では殆どキバナシャクナゲ。乗鞍岳、笠ヶ岳、杓子平、鏡平、双六岳、涸沢、槍沢、 蝶、常念、燕岳、餓鬼、唐沢、七倉、北葛、蓮華、針ノ木、爺、布引山、船越ノ頭、雷鳥坂、白馬乗鞍岳などではキバナシャクナゲを見かけた。立山、室堂、五色ヶ原、薬師ではハクサンシャクナゲを見かけます。樹林帯から抜け視界が 開けたハイマツの中にたくさんのシャクナゲが広がる「天狗の庭」は別天地。なお、色が濃く鮮やかなシャクナゲは西洋シャクナゲ(園芸用)。
「シャクナゲ」(ラ・カスタ ナチュラルヒーリング ガーデンにて)
「シャクナゲ」(大町温泉郷にて)
「シャクナゲ」(国営アルプスあづみの公園にて)
「シャクナゲ」(穂高・満願寺にて)
「シャクヤク」(ラ・カスタ ナチュラルヒーリング ガーデンにて)
■新緑の季節を迎えた「烏川渓谷」の「つつじ園」では赤や赤紫、青紫、黄色、白色など40種のツツジが植えられている。 訪れる人が少なく、須砂渡渓谷・烏川渓谷緑地・烏川渓谷の烏川沿いでは熊が良く目撃されるので要注意。熊の看板もあった。(写真は以前のもの)
「ツツジ」(烏川渓谷にて)
「ツツジ」(松川村・大町)
■北ア登山口へのアクセス道路となる「燕岳」への「県道槍ヶ岳矢村線」(中房線)と、「常念岳」への「林道一ノ沢線」がともに路肩崩落で一般車両が通行できない。
春山シーズンの登山者は例年より大幅に減少した。影響は山小屋のみならず、周辺のホテル・旅館にも及んでおり、早期の復旧が望まれる。中房線は2025.4/14;道路崩落したが、定期バスが崩落箇所手前まで運行、現場を挟んだ先から中房登山口までは
地元関係者が車で無料送迎。交通手段は確保されているが、道路寸断のイメージが先行し通れないとの風評被害も。年間13万人が行き交う燕岳の山小屋宿泊者数は例年の約半分、テル・旅館の予約もかなり減っている。一ノ沢線は2024.8/7;大雨での
道路崩落から10ヶ月近くが経つ。穂高温泉郷の旅館は「常念岳の登山客はかなり少ない」と。崩落現場手前までタクシーで行き、その先から登山口までは徒歩で1H弱。問合せの電話で説明すると、山行を諦める人もいるという。県は中房線の復旧見通しを
5/末に示す予定。一ノ沢線の復旧工事は業者選定が入札不調で遅れ、土質調査などで11/上のシーズン終了までに復旧が完了するかは見通せないという。6/中以降は縦走登山者が増え、夏山シーズンが本格化する。例年、民間の登山ツアーも増える時期だが、
他の山域へ流れる可能性もある。市観光協会は情報発信を強化し、県の許可が下りれば無料送迎の体制も拡充したいとする。
■「乗鞍高原」ではウワミズザクラが咲き、コナシの花が咲いています。レンンゲツツジも蕾が出始めてきました。水芭蕉は葉が大きくなってきました。
「牛留池」の周辺にで雪が消え、木々の緑が深まってきました。残雪の乗鞍岳が湖面に映し出されます。
■「上高地」ではコナシの花が咲き始めた。ニリンソウはピークを迎えています。
■5/下;若葉萌える新緑の「上高地」
新緑ともに上高地の小梨平〜明神〜徳沢にかけての登山道沿いではニリンソウ、シロバナエンレイソウ、エンレイソウ、ツバメオモト、サンカヨウ、ラショウモンカズラ、カタバミ、ヤマエンゴサク、オオバキスミレ、エゾムラサキなどが咲きます。
コナシはこれからが見頃。ミネザクラ、ウワミズザクラ、ヤマツツジ、ヤシオツツジ、レンゲツツジ、ホンシャクナゲ、オオカメノキ、オオタチツボスミレ、マイズルソウ、ヤマシャクヤクなども観られます。春は黄色い花が多いが、新緑の初夏は
緑の森の中に白い花が増えてきました。
上高地の明神〜徳沢間でニリンソウが見頃を迎えた。河童橋から徒歩約2Hの徳沢キャンプ場では、愛らしい花のじゅうたんが広がり、観光客が花に近づいて眺めたり、 写真を撮ったりしていた。上高地ビジターセンタによると、徳沢のニリンソウは
5/末まで見頃。ウワミズザクラ、ミヤマザクラは見頃。ニリンソウ、サンカヨウ、ホンシャクナゲ、タガソデソウ、イワカガミ、ツマトリソウなども見ることができます。よく見ればバイカモの小さな花も咲きます。
上高地は朝晩の気温差が大きく、フリースは必携。(以下の写真は初夏の上高地にて咲いていた花)
「ツバメオモト」
「サンカヨウ」
「雨に濡れた雨サンカヨウ」
■今日(5/27)の白馬は曇り・晴れ。
5/27;最低気温は白馬7.5℃、大町9.1℃、長野11.1℃、松本11.5℃、穂高11.6℃と5/中-5/下並みの気温。
5/27;最高気温は長野24.1℃、松本22.4℃、穂高22.1℃、白馬21.3℃、大町20.7℃と5/上-5/中並みの気温。
■今は「薔薇」の季節。各地のバラ園では色とりどりの薔薇の花が咲いています。(計160枚掲示;Clickするとバラの花を大きく表示)
![]() |
■小谷「雨飾高原」の残雪とぶなの新緑
4/下-5/下;小谷温泉〜雨飾荘〜雨飾山登山口までの残雪とぶなの芽吹き、ブナの新緑、深まるぶなの森が美しい。
「ぶなの新緑」(雨飾高原・小谷温泉〜雨飾荘にて)
「ぶなの新緑」(雨飾高原・雨飾荘周辺にて)
「ぶなの芽吹き」(雨飾高原・雨飾荘〜雨飾山登山口にて)
「残雪とぶなの新緑」(雨飾高原・雨飾荘周辺にて)
「深まるブナの緑と残雪」(雨飾高原・小谷温泉〜雨飾荘にて)
「深まるブナの緑」(雨飾高原・小谷温泉付近にて)
■北穂高の「かじかの里公園」で2023年度からの改修工事が2025年度で完了。
地域住民が水辺に親しめる身近な公園としての機能を充実させた。池に架かる「かじか橋」を改修し、通行できるようになった。キャンプ場がある「アウトドア公園」としての需要にも応え、公園東側には駐車場を増設(P33増,計P75)、
遊具や多目的トイレを新設。新型コロナ禍にキャンプやBBQで公園を訪れる人が増えたため、駐車スペースが不足、路駐が問題になっていた。カジカに関する展示をしていた「研修棟」を管理棟に改修。総事業費は約2.6億円。2025年度は
秋から冬にカジカの養殖施設の解体、園路のインターロッキングの改修など予定。観光課は「市民や観光客にも快適に安曇野の自然を感じて楽しんでもらいたい」と。
■松本市「ふるさと納税」は2024年度、寄付額・件数とも過去最多。
寄付額は5.2億円、件数は1.2万件で初めて1万件を突破。現在ふるさとチョイスなど4サイトと契約、4月からはふるなびを加える。松本市は「ふるさと納税で松本の魅力を発信し、事業者の販路拡大や移住促進につなげていきたい」と。
■「松本空港」の下を通るアンダーパス(松本空港トンネル)に「エアー遮断機」を設置した。
2024年8月大雨で冠水、4台の車が水没したことを受け、大雨の際にバルーンが膨らんで車の通行を遮断する「エアー遮断機」を設置した。対策として松本建設事務所は道路が冠水した際に、ドライバーに水深を知らせる標示を路面に施した他、
車の通行を遮断する「エアー遮断機」を整備した。5/27;遮断機の運用が始まり、「冠水通行止」などと書かれたバルーンは20秒で膨らみ、道路をふさぐ。アンダーパスのセンサーが水深を計測、5cmで道路情報板に「冠水注意」、10cmの水深を
検知すると、「通行止め」と表示して赤色灯が作動、自動でバルーンが膨らんで車線をふさぐ。バルーンは蛍光色で「冠水通行止STOP」を表示。県内の県道では初の設置。設置費用は2基で1500万円。水深の路面標示は190万円。県松本建設事務所は
「実際にバルーンが出てくるので車の侵入抑止が期待できる。ドライバーは大雨が降った場合、冠水状況を確認して通行してほしい」と。
■5/20;中央アルプス地区山岳遭難防止対策協会は、中アを訪れる登山者らに協力金を求める制度の導入を検討する。
中ア国定公園には上伊那、木曽、塩尻など計13市町村が該当する。2025年夏山シーズンには登山者らに制度への賛否を尋ねるアンケートを予定。同遭対協は上伊那5市町村や観光業者らの負担金と県の補助金で運営。事務局によると、
遭難防止のパトロールを強化するための費用が不足しており、独自の財源確保が必要との声が上がっていた。2025.6月に南アで協力金制度が導入される。協力金の用途は登山道や山小屋の整備。導入区域や対象者など具体的な制度設計は未定。
県の協力を得て広域的な取り組みを目指す。中アの「駒ヶ岳ロープウェイ」では登山ではなく千畳敷の散策を目的とした利用者も目立つ。
登山者を対象とした協力金制度は、北ア南部に続き、北ア北部(三俣蓮華ー後立山ー風吹大池)では2025年7月から、南ア(伊那谷;伊那,飯田,大鹿)でも2025年6月-11月導入予定。岐阜県では2024年7月から北ア南部で、富山県では2024年8月から
薬師・奥黒部・立山などで実施中。