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■今日(8/31)の白馬は晴れ。
9/1;最低気温は大町19.0℃、白馬19.9℃、穂高21.4℃、松本21.9℃、長野24.8℃と最も暑い時期を上回る気温。

9/1;最高気温は穂高36.3℃(9月観測史上最高)、長野36.0℃、松本35.3℃、大町33.5℃(9月観測史上最高)、白馬32.0℃と最も暑い時期を上回る気温。観測8地点で猛暑日、8地点で9月観測史上最高気温。
9/1;強い日差しが照り付け、松本では35.3℃と2日連続の猛暑日。松本城では天守を撮影する観光客でにぎわう松本城公園も立ち止まる人は少なく、木陰で写真撮影をしたり、休んだりする人が見られた。

■稜線は「霧の消えゆく穂高滝谷」(坂本龍志さん撮影)は美しい山岳風景です。

「霧の消えゆく穂高滝谷」(2025年9月:坂本龍志氏撮影)

■北アは晩夏から初秋へと季節が移ろうとしています。
夕焼けがきれいになってきました。一面の雲海の上に頭を出す「夕焼けの雪倉岳・朝日岳」を見ていると、刻一刻と変わる空と雲、時を忘れてしまいそう。

「夕焼けの雪倉岳・朝日岳」(白馬大池・雷鳥坂にて)

■8/31;松本安曇の県道「乗鞍岳線」(乗鞍エコーライン)で「乗鞍ヒルクライム」が開かれた。
乗鞍高原・乗鞍観光センタｰ県境(全長20.5�q)のコースで標高差1260mを駆け上がる自転車レース。40回記念大会で全国各地から3654人が参加、爽やかな快晴の下、頂点を目指して力強くペダルをこいだ。男子10カテゴリー、女子1カテゴリー、 男女のジュニアカテゴリーに分かれて上りのタイムを競った。スタート地点には多くのサイクリストが集まり、号砲が鳴ると一斉にスタート、標高2720mのゴールを目指した。男子のTOPは53m46s(大会レコード)、女子は66m27s。
第1回大会は1986年「乗鞍ハイランドサイクリングフェス」が乗鞍高原(18km)で初開催され、470名が参加した。
※「松本ヒルクライム」
西は「乗鞍高原・乗鞍岳」で1986年開始、2025年8/31;「第40回乗鞍ヒルクライム」（乗鞍観光センタ-県境;全長20.5�q,標高差1260m)
東は「美ヶ原高原」で2000年開始。2025年6/29;「第26回ツール・ド・美ヶ原高原自転車レース大会」(浅間温泉松本市野球場-美ヶ原天狗の露路;全長21.6�q,標高差1270m)

■お盆が過ぎて、「乗鞍岳」では秋へと季節が進みつつあります。朝晩は冷え込み、早朝は10℃とひんやり、日中でも18℃と涼しい。夏の花は終わり、トウヤクリンドウ、ウメバチソウやトウヤクリンドウなど一部が咲いています。 乗鞍岳上部では草紅葉が始まっています。紅葉は例年9/下-10/中が見頃。
乗鞍高原上部ではナナカマドの実が赤くなりはじめ、ヤマウルシやカエデの葉が一部赤くなりはじめた。乗鞍岳の雪は解け、乗鞍大雪渓には一部残っています。大雪渓の雪は幅100m×長さ40m。この時期でもまだスキーができるとは。 乗鞍岳は馬の背に鞍を置いた山容から由来、最高峰の「剣ヶ峰」(標高3026m)など8峰を含め、摩利支天岳、富士見岳など23の峰で構成される。例年10/上に中腹の「位ヶ原」付近(標高2350m)で紅葉のピークを迎えます。 「休暇村」近くの「牛留の池」周辺はまだ緑に覆われていた。
「乗鞍高原」の紅葉は例年10/中-10/下に見頃を迎えます。
現在は澄んだ秋空の下、「乗鞍高原」(一の瀬園地)では爽やかな秋風に、秋のマツムシソウ、ノコンギク、ウメバチソウ、アキノキリンソウ、ハンゴンソウ、ゴマナ、キオン、オミナエシ、タムラソウ、アケボノソウ、サラシナショウマ、 ノリウツギ、ススウド、ヤマハハコなどが見られます。マツムシソウの群落は「大カエデ」や「まいめの池」近くにあり、薄紫色に染まり、花の蜜を求めるチョウが舞っています。晩夏から初秋の清々しい乗鞍高原では、近年グループライド するサイクリストをよくみかけるようになりました。

「初秋の乗鞍岳」(高天ヶ原・剣ヶ峰・摩利支天岳・富士見岳)(乗鞍高原にて)

「初秋の乗鞍岳」(高天ヶ原・剣ヶ峰)(乗鞍高原にて)

「初秋の乗鞍岳」(乗鞍高原・牛留の池にて)

「マツムシソウ」(乗鞍高原・一の瀬にて)

「アキノキリンソウ」(乗鞍高原・一の瀬にて)

「ノコンギク」(乗鞍高原・一の瀬にて)

「オミナエシ」(乗鞍高原・一の瀬にて)

「初秋の乗鞍高原」(乗鞍高原・一の瀬にて)

■9/1;市街地へのクマ・シカなどが出没時、市町村判断で特例的に市街地で猟銃の使用を可能とする鳥獣保護管理法が改正された。
1)クマなどが人が生活している場所に侵入又は恐れがあること
2)危害防止が緊急性が認められること
3)他に的確かつ迅速な捕獲方法がないこと
4)人に弾丸が到達する恐れがないこと
安全が確保できる条件を全て満たした場合、猟銃の使用が可能になる。市町村は必要に応じて通行制限や避難指示を行う。猟銃の弾が建物に当たるなどの損害が出た場合は市町村が補償すること。県は、今後、市町村や猟友会などとクマの出没を 想定した訓練を行って、緊急時の対応の手順を確認するなどして連携を強化する。

■今日(8/31)の白馬は晴れ。朝は深い霧に包まれた。
8/31;最低気温は大町18.5℃、白馬19.0℃、穂高21.6℃、松本21.8℃、長野23.4℃と最も暑い時期を上回る気温。
8/31;最高気温は松本36.3℃、穂高36.0℃、長野35.0℃、大町33.8℃、白馬31.9℃と最も暑い時期を上回る気温。

■8/31;白馬山麓に秋の訪れを告げる「第35回夏の終りコンサート」が「ウイング白馬」で開かれた。
村のコーラスグループが大学生と開いた発表会が次第に拡大。合唱愛好家がハーモニーの楽しさを共有するコンサート。村内や長野、松本、愛知、静岡などから17団体が参加。白馬の子どもたちの元気な歌声で幕が開き、幅広い年代で構成する混声合唱団、 そろいの衣装で華やかなステージを演出する女声団体が続いた。信大グリークラブは重厚なハーモニーを響きわたらせた。コンサートが始まったのは1990年。地元の女声コーラス「白馬CLS」が、夏合宿で白馬を訪れていた大学の合唱団と、村の 多目的ホールでコラボしたのが最初。CLSはその後、他の合唱団にも呼びかけ、毎年約20団体、多い時には約400人が出演。

■8/30-8/31;小谷村中土の「中谷大宮諏訪神社」で「例大祭」が開かれた。
8/30;14の灯篭が厳かに神社へと向かう灯篭行列と宵祭り。8/31;本祭り。県無形民俗文化財指定の狂拍子、奴唄など郷土色豊かな踊りが奉納された。

■8/31;「国営アルプスあづみの公園」(大町・松川地区)で伝統工芸「信州松�ｱ和紙作り体験」の紙漉きが行われた。
市内外から多くの親子連れが参加し、夏の最後の思い出に自分だけのはがきを作り上げた。

■8/30;大町松崎の「権現神社」で「秋の例祭」が行われた。
古くから伝わる獅子神楽や相撲を奉納し、五穀豊穣と地域の平安を願っている。地元の伝統芸能の保存・継承に取り組む「松崎興風会」がお囃子に乗って神社に神輿が到着。神事のあと、獅子神楽が奉納された。手におんべ鈴を持ち悪霊を鎮める舞を披露した。 代表は「多くの支援と協力により、三世代が交流し伝統を守り継ぐ活動ができることに感謝している。後世にしっかりと継承していきたい」と。

■8/30;安曇野穂高・等々力町公民館で「穂高神社」に奉納する船形の山車「子供船」を組み立てた。
等々力町区の穂高人形保存会牛流教室「七星会」は、保管してある木材と2025年採取した生木を組合せ、縄や番線を使って伝統の縛り方で固定した。骨組みで長さ約8.2m、幅約2.8m、高さ約4.2mの船体を組み上げた。 2025年の飾り物は八岐大蛇伝説が題材。9/7;子供祭り、9/27;御船祭りで曳き回し＆奉納する。

■8/30;「安曇野市美術館」(旧豊科近代美術館)がRe-OPEN。
8/30;オープニング式典には関係者60人が出席し、開館を祝った。1992年に旧豊科町「豊科近代美術館」として開館。ロマネスク様式の中世修道院をイメージした建物。老朽化のため2024年6月-2025年8月;休館。屋根や外壁、内装の修繕、 美術品収蔵に重要な空調機器の更新、耐震補強等の大規模改修工事を行った。2025.9/30-10/5;無料開館。会期中にはWS(キーホルダ作り)、9/5;〜20:30;ナイトミュージアム(18:15;キャンドル点灯)、9/20;13:30-15:00;シンポジウム (あづみ野ガラス工房の活動)
※8/30-10/5;9:00-17:00;同館では特別展「あづみ野ガラス工房40周年記念展」
工房卒房生や多摩美大の学生ら55人が57点展示。ガラス素材の魅力や多彩な表現された作品を展示。同工房は豊科南穂高の「安曇野の里」に1985年に開設。多摩美大を卒業した若手ガラス作家が作品を創作活動。これまでに48人が卒房した。 記念展の式典では安曇野文化財団の理事長が「若い作家が安曇野に暮らしながら感性を磨き、「あづみ野ガラス」として創作してきた。ガラスの持つ素材の素晴らしさや感性に触れる良い機会にしたい」と。
(9:00-17:00,月曜休館,祝日は開館、祝日の翌日休館、年末年始休館(12/28-2026.1/4)
(入館料;\520/一般,\310/高大生,中学生以下無料)。
アクセス;JR大糸線豊科駅900m,徒歩10分、長野道安曇野I.Cから車5分。(P100;無料)安曇野市役所Pも利用可
(問)安曇野市美術館 TEL 0263-73-5638

■8/27-9/4;10:00-18:00;松本「信毎MG」で写真展「雷鳥〜四季を纏う神の鳥〜」開催中。
「雷鳥写真家」の高橋広平さんによる写真展。国特別天然記念物ニホンライチョウの生態を写真と動画で紹介。高山の厳しい環境の中で生きる様子を、季節を追って見ることができる。78点の写真展示。(入場無料)
高橋さんは1977;苫小牧生まれ、1998;長野に移住、2007;雷鳥に出会う。山小屋勤務で雷鳥撮影。2013;第4回田淵行男賞岳人賞受賞。2014;安曇野で個展開催。2016;写真集「雷鳥〜四季を纏う神の鳥〜」発売。 2016;大町山岳博物館で写真展開催。2017;写真集「雷鳥〜Messenger from God, who wearing scenery〜」出版。「雷鳥 神の鳥の四季カレンダー2025」発売。2017〜;雷鳥写真家として活動。年間30-50日間北アなどの 山に入って雷鳥を撮影。現在は安曇野在住。高橋さんは「ライチョウを知っていただき、興味をもっていただいたら、守るとか保護するに繋がっていく」と思う。

■CF「みんなでつなぐライチョウの未来」(Me:RAICHO projectミライチョウプロジェクト第2弾)(信毎)
ミライチョウプロジェクトはライチョウの保護活動、登山道整備団体への寄付、ライチョウや信州の山岳環境の保全活動に関する普及啓発などに活用。返礼品は書籍、カレンダ、雷鳥グッズ、雷鳥の里など多数
第2段;2025(支援額;\9,129,000,支援者;708人,NEXT GOAL;\1300万円,目標金額;\7百万円,締切;9/25)
第1段;2024(支援額;\18,443,000,支援者;991人目標金額;\7百万円)

■8/30;サッカーJ3松本山雅FCは第25節、ホームサンプロアルウィンで首位の八戸と対戦し、0-0の引分け。スタジアムには8285人が来場。3試合連続ドローで昇格プレーオフへの差を縮めることはできず、 8勝8分9敗で勝点32、順位は11位。9/6;18:00;次節は2位の栃木シティFCと対戦。

■今日(8/30)の白馬は晴れ。
8/30;最低気温は大町18.6℃、白馬19.2℃、穂高20.4℃、松本21.3℃、長野22.6℃と最も暑い時期を上回る気温。
8/30;最高気温は松本34.8℃、穂高34.6℃、長野34.1℃、大町33.0℃、白馬31.0℃と最も暑い時期を上回る気温。

■8/28;白馬村の「ナラ枯れ」被害について、白馬村は対策会議を開いた。
岩岳を中心に発生していた被害が神城など南に拡大。白馬村による伐倒くん蒸処理では効果が薄いため、今後は危険木の伐倒、残しておきたい木の予防、管理責任のある所有者への啓蒙などに注力する。 2024年度の白馬村内の被害木は2754本、2023年度466本の6倍に拡大。被害は2009年に確認され、一度は終息したが、2020年から岩岳を中心に再発生し、現在はどんぐり、和田野、八方、みそら野、神城の一部でもなら枯れが発生。

■白馬村白馬町の白馬駅前周辺の無電柱化事業で、県道322号「白馬岳線」(白馬駅信号〜八方信号)の道路愛称は「はくば通り」
8/30;白馬駅前振興会の「第3回はくばストリートフェス」でお披露目された。今後、道路標識・地図に表示される。晴れ渡る空のもと白馬の山並みが望め、無電柱化で景観が向上した。

■No.7;「小日向山」と「白馬鑓温泉」(紹介)
1)猿倉-白馬鑓温泉;(登り)
コース;「猿倉」(標高1250m)ｰ猿倉台地(標高1502m)-中山沢(標高1600m)-「小日向のコル」(標高1824m)-杓子沢(標高1849m)-「鑓温泉小屋」(標高2100m)
白馬三山の「杓子岳」から延びる双子尾根の末端にこんもりとした「小日向山」(標高1907m)がある。
「小日向山」からは白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳、小蓮華山〜白馬乗鞍岳と、東には火打山、妙高山、高妻山などが望める山の展望台。夏は木に囲まれ展望はないが、冬場は冬枯れし、雪が積もって見晴らしが効く。
「小日向山」は白馬岳登山口「猿倉」(猿倉駐車場;P70)(標高1250m)から約3.2km、標高差680m、徒歩2.3H。白馬鑓温泉分岐(標高1310m)から広葉樹のブナ、ミズナラ、トチノキが茂る森の中を登っていく。静かな樹林帯の中、つづら折りの なだらかな登山道だが眺望はない。猿倉から緩やかな登りを約30分で湿地の水芭蕉平。約10分で猿倉台地、さらに20分で中山沢。ここまでクマザサが生い茂り、木々に覆われた森の中の登山道は比較的歩きやすいが、抉れて滑りやすいところもある。 中山沢を過ぎて開けた場所があり、白馬岳〜小蓮華山〜白馬乗鞍岳〜栂池自然園・栂池栂の森が一望できる。夏にはシモツケソウ、ナメルギボウシ、オタカラコウ、タテヤマウツボグサ、クルマユリ、アザミなど、僅かにニッコウキスゲも咲いていた。 小日向山山頂手前に少し開けた鞍部(コル)(標高1824m)があり、小さな湿原が点在する。ここから少し入った場所に小日向山の山頂がある。冬場はBCスキーで訪れる人が多いが、夏山は木々に覆われたマイナーな山。
小日向のコルを抜けると視界が開け、迫力ある「杓子岳」と「白馬鑓ヶ岳」に囲まれた「鑓沢」と「杓子沢」(標高1849m)と、遠くに白馬鑓ヶ岳下の雪渓沿いの崖の上に「白馬鑓温泉小屋」(標高2100m)が見える。登山道は杓子岳から続く 双子尾根を巻くようにして、ガレ場をトラバースしてだらだらと一旦下る。例年、夏場でも雪が残る杓子沢、落石沢、鑓沢、湯沢を渡り、木橋や渡渉点を渡りながら沢を登っていく。沢越えは落石に注意。落石沢では見上げると今にも岩が 落ちてきそうな感じ。雪解けと共に落石が発生しやすく、上部を確認して素早く通過するのがよい。杓子沢などは増水時は注意。杓子沢から白馬鑓温泉までは多くの残雪があり、迷い道に注意。2025年は雪が多いが、例年夏の終わりには ほぼ雪を踏まずに白馬鑓温泉まで登れる。大量の土砂が覆う鑓沢の雪上をトラバースし、湯沢を過ぎると、周囲が強い硫黄の香りに包まれ、白馬鑓温泉小屋に到着。
白馬鑓ヶ岳中腹にある白馬鑓温泉は標高2100mにある山のいで湯。湯量が豊富で岩肌から温泉が流れ出て、湯煙が立ち上っている。
白馬鑓温泉付近の雪解けした雪渓は今にも崩れそうでこわい。登山道沿いには盛夏から初秋のミヤマトウキやオヤマリンドウ、ミヤマトリカブト、ミヤマアキノキリンソウ、ノコンギク、ウメバチソウ、シロバナニガナ、クモマニガナ、 シロウマオウギ、ミヤマコゴメグサ、タテヤマアザミ、ウサギギクなどが咲いていた。ウラジロナナカマドの実が赤くなり始めているのに、まだミヤマキンポウゲがたくさん咲いていた。

2)「白馬鑓ヶ岳」中腹には秘湯「白馬鑓温泉」がある。
日本最高地にある温泉は立山室堂の「みくりが池温泉」(標高2410m)や八ヶ岳「本沢温泉」(標高2150m)、白馬鑓ヶ岳の「白馬鑓温泉」(標高2100m)、黒部の「高天原温泉」(標高2100m)など。
白馬鑓温泉の歴史は古く江戸時代から狩猟者などが利用していたという。「白馬鑓温泉小屋」の横には大きな露天風呂があり、ご来光や雲海、星空を眺めながら源泉掛け流しの温泉が楽しめます。夜中も入浴可で白馬村の夜景や星空が輝く。 約10畳の広い露天風呂(混浴)と内湯(女性)、足湯(無料)があり、毎年多くの登山者で賑わいます。露天風呂からの眺めは最高。山間のいで湯の感じでとても開放的。小屋裏の岩の割れ目からお湯が流れ出ています。源泉掛け流しで無色透明。 泉質は重炭酸土類硫黄泉、炭酸水素塩温泉。硫黄とマグネシウム、カルシウムを含む。硫黄のにおいが強くとろみがあるお湯。1分間の湧出量は760Lで標高日本一の天然湧出量。温度は43℃と熱い。加水なし・加温なし。24H入浴可。 効能は神経痛、皮膚病、糖尿病、疲労回復など。登山で疲れた体には最高の温泉で、下山前に浸かれば筋肉がほぐれ、軽やかな山歩きができます。と云われますが、実際は猿倉までには登りもあるため長湯すると辛い。
女性用内風呂は板で囲まれた小さな風呂。20:00-21:00;露天風呂が女性専用、男性は内風呂に変わります。上の山小屋や下のテント場から露天風呂は丸見え。昼間の露天風呂には水着着用で女性も入浴可。
白馬鑓温泉入浴料;(テント泊,日帰り,山小屋泊は無料,\1500/大人,\1000/小学生)
山小屋は雪崩を避けるために9/下-10/上に毎回解体。毎年6/下-7/上;小屋を組み立てる。白馬鑓温泉小屋は2025.7/25-9/24営業中(定員;100名)

3)白馬三山縦走;
白馬三山の「白馬岳」(標高2932m)〜「白馬岳頂上宿舎」(標高2739m)のテント場(標高2730m)〜「杓子岳」(標高2812m)〜「白馬鑓ヶ岳」(標高2903m)を縦走して、天狗の頭と鑓温泉との分岐(標高2722m)〜大出原(2600m)〜鑓温泉小屋(2100m)を 昔からよく歩いている。「白馬鑓ヶ岳」から白い岩屑の登山道を下る。鑓ヶ岳からガレ場をジグザグに下ると「大出原」のお花畑、「白馬鑓温泉」へと続く分岐地点。稜線上の天狗山荘・白馬鑓温泉への分岐まで約20分で下山。ガレた岩場を 下って「大出原」のお花畑へ。雪渓は僅かに残るだけで登山道には雪はなかった。「大出原」のお花畑(標高2500m)を染めるチングルマの穂が風に揺れていた。下の鑓温泉からは硫黄の匂いが漂っていた。ライチョウの親子が人を全く恐れず のんびりと高山植物の花や草の実を食べていた。ミヤマキンポウゲの花をつまんでいた。雛は愛らしい。ハイマツの間の登山道をちょこちょこと歩いていた。雷鳥はクロマメノキやウラシマツツジ、チングルマ・コケモモ・ガンコウランなど の高山植物の芽と葉、そして花・実・種子を食べる。「大出原」のお花畑で小休して鑓温泉へ下山。大出原下部(標高2300m)でも一面のお花畑になっていた。一面黄色のミヤマキンポウゲが輝いていた。ガスが上がってくるので涼しいかなと 思いつつ下山したが、日差しは強く蒸し暑かった。「白馬鑓温泉」上の鎖場は滑り易い岩場が続く。登りより下りの方が滑り易いので一歩一歩慎重に下る。ここを抜けると強い硫黄の香りがしてくる。岩場を越えて鑓温泉前の雪渓が見えてきたら あと僅か。大出原から約1時間で到着。

4)白馬鑓温泉のテント場;
テント場は白馬鑓温泉すぐ下の開けた沢沿いにある。沢にはまだ雪が残り、沢のせせらぎと涼しい風が心地よい。テントを設営して入浴、夜食のあとに入浴、朝風呂と3回入浴してきた。テント場からは小日向山、奥に火打山、妙高、乙妻山、 高妻山、戸隠連峰などが見渡せた。テント場は坂になっていて風向きによっては硫黄の匂いがキツイので要注意。テント場は30張(完全予約制)
テント泊;(\2000/テント1張＋\2000/大人,\2000/小学生,予約なしの宿泊は小屋泊\3000、テント泊\2000の追加料金)

5)白馬鑓温泉-猿倉;(下り)
白馬鑓温泉から猿倉へ下山では、杓子沢から小日向山までは登りとなるので、鑓温泉での長湯は禁物、よけいに疲れます。
鑓温泉下の鑓沢は岩がゴロゴロ、雪渓を横切ります。ここは迷い道なのでベンガラや、枝のピンクリボンをよくみて歩く。落石沢は落石が多く、崩壊箇所は慎重に。これから目指すこんもりとした「小日向山」までの登山道が向こう正面に望める。 見た目はなだらかな登りだが実際は小さな登り下りの連続でキツイ。標高1850m周辺の雪渓は雪解けで大きなクレバスができていた。鑓温泉から「杓子沢」まではまさにお花畑。チングルマ、ミヤマタンポポ、ミヤマコゴメグサ、 タテヤマウツボグサなどが一面に咲き、とてもきれい。湯ノ入沢、鑓沢、杓子沢など3ヶ所には木橋のかかり、沢を越える。杓子沢の雪渓を渡り、杓子沢をトラバースして小日向山へ登っていく。トラバースはスリップしやすく滑落注意。 鑓沢・杓子沢から白馬鑓ヶ岳と杓子岳を見上げる山容は迫力がある。小日向のコルからはブナ林の中を、低木や背の高いクマササの中を下る。ここまで約30分。「小日向のコル」まで登りが続く。風がなく強い日差しでかなりバテた。 木陰で小休憩する登山者も多かった。杓子沢から約1時間で開けた「小日向のコル」に到着。「小日向山」の山頂下に林に囲まれたコル。ぬかるんだ湿地の登山道を越えると視界が開け、草原のような広い場所に出る。夏には来たときには 黄色いニッコウキスゲの群生と、白いコバイケソウが生い茂っていた。正面には天狗原と栂池自然園が望め、右手には小蓮華山の稜線から白馬岳が望める。ここから一気に下山。ぶな林と長く伸びたササのなだらかな登山道が猿倉まで続く。 途中に1ヶ所水場あり。水が冷たく生き返った。ダケカンバの森から標高を下げるに従い、白樺やトチノキ、ぶな林が生い茂ってくると「猿倉」は近い。大雪渓から流れる沢音が徐々に大きく聞こえてくると、ひょっこりと「猿倉」からの林道で出る。 小日向コルから約1.2時間。
登山のあとはいつものように松川沿いの「倉下の湯」で入浴。温泉でのんびりと登山の疲れをとりました。温泉から望む八方尾根上部は西日が差してまぶしかった。
※登りは猿倉-鑓温泉:4.5H(猿倉-小日向:2.5H,小日向-鑓温泉:2.0H)
※下山は鑓温泉-猿倉:4H(鑓温泉-小日向:2H,小日向-猿倉:2H)

「夏の白馬岳」(小日向山にて)

「夏の小蓮華山・船越の頭」

「夏の小蓮華山・船越の頭・白馬乗鞍岳」

「夏の白馬乗鞍岳・天狗原・栂池自然園、雨飾山」

「晩夏の白馬鑓温泉上」(白馬鑓温泉にて)

「晩夏の鑓温泉上の雪渓」

「晩夏の白馬鑓温泉小屋と雪渓、双子尾根と小日向山」

「晩夏の白馬鑓温泉の湯の川とテント場」

「晩夏の小日向山、奥に焼山・火打山・妙高山・地蔵山・乙妻山・高妻山」

「白馬鑓温泉小屋」(白馬鑓温泉にて)

「晩夏の白馬鑓温泉・露天風呂」

「オヤマリンドウ・ウラジロナナカマドの実」(白馬鑓温泉にて)

「ウメバチソウ・ミヤマコゴメグサ」(白馬鑓温泉にて)

「シロバナニガナ、クモマニガナ」(白馬鑓温泉にて)

「タテヤマアザミ・ミヤマタンポポ」(白馬鑓温泉にて)

「ノコングク・ウサギギク」(白馬鑓温泉にて)

「ミヤマキンポウゲ」(白馬鑓温泉にて)

■8/30;大町「サン・アルプス大町」で「ハカリウリマルシェ」が開かれた。
大町を拠点に活動する「北アルプスオーガニックプロジェクト」が、地元食材やエコ雑貨を量り売りやばら売りで販売。出店者と対面しながら必要な分だけ買い求めていた。

■8/28;大町上原で、「北アルプス森林組合」は温泉熱を使った「木質チップ乾燥」の実証試験を始めた。
これまで廃棄されてきた含水率の高い伐採木の枝を乾燥させ、化石燃料の代替として木質バイオマスチップの生産を目指す。広葉樹の利活用に向けた取り組みで、11月まで実験する。乾燥の熱源には葛温泉(源泉70℃)の余剰分を活用。 源泉に近いため温度が高く、より速い乾燥が期待できるという。ナラやサクラ、カエデなどの枝をチップ化し、コンテナで50℃の温風で乾燥させている。

■10/10;松本観光コンベンション協会は、「第2回ふるさと信州まつもとを味覚で楽しむツアー」(奈川産きのこ狩り体験)を開く。
食用キノコの生育に適した松本奈川でキノコ狩りを体験。案内人にキノコの種類、見分け方などを教わりながら収穫する。昼は奈川の郷土料理「とうじそば」。「製材所のパン屋」にも立ち寄る。(定員:20人,\1.3万円:昼付)
(問)松本観光コンベンション協会 TEL 0263-3-3295

■塩尻宗賀で住民有志が遊休農地でヒマワリを育て、「どんぐりくん」の地上絵を作った。
ブドウ畑だった農地を活用。広さは約18a、R19宗賀小前交差点南。上空からヒマワリ畑をみると、キャラクタの「どんぐりくん」は縦約14m、横約13m、絵の下には「どんぐり」の文字も描く。花は7月に咲き始めた。

■今日(8/29)の白馬は曇り・晴れ。
8/29;最低気温は大町18.1℃、白馬19.5℃、穂高19.8℃、松本20.4℃、長野22.3℃と8/中-8/下並みの気温。
8/29;最高気温は松本33.9℃、穂高33.0℃、長野32.5℃、大町32.2℃、白馬29.7℃と最も暑い時期を上回る気温。

■雲海の小蓮華山と、初秋の清水岳・朝日岳・鉢ヶ岳・雪倉岳。
奥には毛勝三山と越中駒ヶ岳・僧ヶ岳、手前には名剣山・百貫山〜不帰岳、奥には富山湾・能登半島などが見渡せる。

■北アの登山道では「ライチョウ」がお散歩。
人を恐れずに登山者の前をちょこちょこと歩き廻っています。雷鳥は四季に合わせて羽の色が3回変わります。冬は白色(冬毛)、春〜夏は黒褐色(雄)・薄茶色(雌)の夏毛、秋には灰褐色になり、オス・メスの区別がわかりづらくなります。 鳴き声はあまりきれいではなくオスは「ゲエ」、メスは雛を連れて「クークー」と鳴きます。ライチョウが観られるのは曇りやガスの日、晴れ間なら活動が活発な早朝と夕方に良くみかけます。ライチョウの餌はクロマメノキ(青紫)・ コケモモ(赤)・ガンコウラン(黒)、シラタマノキ(白)、ツガザクラ(茶)の実、ウラシマツツジ・オヤマノエンドウ・チングルマなど高山植物の芽や葉、花・実・種子などを食べます。冬は森林限界(2400m付近)まで降りてハイマツ、 オオシラビソ、シャクナゲの葉やダケカンバの冬芽などを食べて越冬します。

「ライチョウ」(布引山〜鹿島槍ヶ岳南峰登山道にて)

■9/20-9/21;白馬村「白馬ジャンプ競技場」で音楽フェス「白馬マウンテンフェスティバル」を初開催
秋空の下、雄大な自然に囲まれた白馬村内3ヶ所(ジャンプ競技場,八方尾根兎平、スノーピークランドステーション白馬)のステージにはアーティスト20組以上が出演する。 音楽目当てのファンの周遊観光にもつなげる。(1日券;\10500/八方ゴンドラ付,2日券;\19000/八方ゴンドラ付など)
※白馬マウンテンフェスティバル

■9/27,10/18;JR大糸線(南小谷-糸魚川)に「サクイルトレイン」運行
「小谷・白馬でサイクリング」(8:54;糸魚川駅発-9:56;南小谷駅着,16:22;南小谷駅発-17:21;魚川駅着)
「糸魚川・能生をサイクリング」(10:06;南小谷駅発-11:04;糸魚川駅着,15:13;糸魚川駅発-16:15;南小谷駅着)
(定員;各15名,自転車数15台,往復料金;\1360/大人,\680/子供,申込;9/1〜)
(問)大糸線活性化協議会事務局(糸魚川市産業部都市政策課) TEL 025-552-1511

■大町市の小学校再編は、2026年に大町・平地区を通学区とする新校「大町北部小学校」が「旧大町第一中」に開校。常盤・社地区を通学区とする「大町南部小学校」が「現大町南小」に開校する。
大町市は大町北・西・東小3校の空き校舎の跡利用を検討する「小学校等跡地利用検討委員会」を立ち上げる。市民へのアンケート調査などを踏まえ、民間利用も視野に2030年度までに決定する方針。 市民アンケートは市窓口で受付中。これまでに公園の整備や企業誘致への活用などのアイデアが寄せられている。(8/31締切)

■9/2;13:20;「松川村すずの音ホール」で「ツキノワグマ・ニホンジカ等シンポジウム」
クマによる被害が深刻化する中、県北アルプス地域振興局は、軽井沢のNPO法人「ピッキオ」のスタッフで県クマ対策員ら専門家を招き、対策を考える。基調講演は「いかにしてツキノワグマの被害から住民を守るか」。ネイチャーツアーや ツキノワグマの保護管理などNPO活動を紹介する。発信機による追跡やベアドッグによる追い払いなど取り組み状況を解説。意見交換会では県議をコーディネーターに大北地区猟友会白馬村支部長、池田町地域おこし協力隊・猟友会、 県森林づくり推進課長のパネリスト4人が対策について意見を交わす。

■8/28;安曇野豊科光と明科光にまたがる水田に国特別天然記念物の「コウノトリ」が2羽飛来した。
飛来したコウノトリは兵庫県立コウノトリの郷公園によると、足環の番号から1羽は2025.4/8;京都綾部で生まれた個体、もう1羽は4/21;京都京丹後で生まれた個体。日本野鳥の会でコウノトリを記録している「アルプス白鳥の会」代表の会田仁さんによると、 安曇野に飛来するのは約1年ぶり。「カエルやイナゴの餌がある。安曇野に幸福をもたらしてくれればいい」と。2羽とも自然繁殖でふ化した個体。別の場所で生まれた個体が一緒に飛来することはあるという。
コウノトリは白い羽で、羽の先が黒い。「幸せを運ぶ鳥」とも言われ国特別天然記念物で絶滅危惧種。よく似たタンチョウとの比較を以下に示す。
<コウノトリ>
1)サギやトキと同じ種類に分類
2)タンチョウよりは小柄
3)体重が軽いためフワッと飛び上がる
4)飛行中はコウノトリはグライダーのように羽を動かさずに飛ぶ
5)くちばしは黒色。頭の上は白色
5)足は黒色
5)木に止まれ、木の上に巣をつくる
<タンチョウ>
1)ツルに分類
2)大型の鳥(コウノトリの2倍)
3)重いので滑走して飛び上がる。
4)タンチョウは羽ばたきしながら飛ぶ。
5)くちばしは黄色。頭の上は赤色。
5)足は赤色
6)木に止まれない。湿地(ヨシ原)に巣をつくる

■8/28;松本空港の「松本平広域公園」や「まびこドーム」のネーミングライツパートナーは、松本の総合電気・通信設備工事会社「アイネット」に決まった。命名権料は年間330万円、契約期間は10/1から5年間、「アイネットやまびこドーム」の愛称。 2024年度の年間利用者数は約13万人、アイネットは「多くの方に利用していただき、親しんでいただければうれしい」と。

■8/25;県内のレギュラーGS平均小売価格は、\181.8円/1L、前週より\0.5円安く、2週連続の値下がり。ハイオクGSは\193.1円/1Lで前週から\0.5円値下がりし、軽油は162.9円/1Lで\0.4円下がった。 今後の見通しについて石油情報センタは「ロシアとウクライナとの緊張が高まり、原油価格が値上がりしたことで、来週は小幅な値動きになるとみられる」と。
長野;R:\181.8,P:\193.1、全国;R:\174.2,P:\185.0 (R:レギュラー,P:ハイオク)
愛知;R:\168.1,P:\179.5、埼玉;R:\169.4,P:\180.4、山梨;R:\173.2,P:\184.7、新潟;R:\173.5,P:\184.6
群馬;R:\173.7,P:\184.7、富山;R:\174.4,P:\185.6、静岡;R:\174.5,P:\185.5、岐阜;R:\175.7,P:\186.8

■今日(8/28)の白馬は晴れ。
8/28;最低気温は大町15.8℃、白馬16.2℃と9/上並み、穂高19.4℃、松本19.6℃、長野20.3℃と8/下並みの気温。
8/28;最高気温は長野32.2℃、松本32.1℃、穂高31.8℃、大町30.9℃、白馬29.4℃と8/上並みの気温。

■秋晴れの澄んだ空にスジ雲が浮かぶ。秋の「小蓮華山〜三国境〜白馬岳」の稜線は美しい。
夏山に比べれば、秋山は登山者も少なくなり、静かな山歩きが楽しめます。
南;白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳山頂・八方尾根・唐松岳・五龍岳山頂・鹿島槍ヶ岳。
東;雨飾山・焼山・火打山・妙高山・乙妻山・高妻山、横手山・四阿山・浅間山、遠くに八ヶ岳。
西;旭岳・清水岳、奥に立山・剱岳・赤谷山、猫又山・釜谷山・毛勝山、富山湾。
北;鉢ヶ岳・雪倉岳・朝日岳・黒負山・青海黒姫山、黒部川河口と水平線・日本海。

■白馬山麓で「ナラ枯れ」の被害が拡大。
白馬岩岳やどんぐり、和田野、八方、みそら野、神城などの一部では茶色く枯れた葉を垂らす木が目立つ。その範囲は広がりっている。

■大町「中山高原」では白いそばの花が咲いて見頃。新そばの季節が楽しみ。

■8/26〜;松本の住宅地などで「クマの目撃情報」が相次いだ。
8/26-8/27;警察が現場をパトロールしたが、クマは見つかっていない。警察は付近の住民に注意を呼びかけています。
8/27;16:00-22:00;浅間温泉から約5km島内や宮渕でもクマとみられる動物の目撃情報が相次いだ。7/26:22:00;宮渕浄化センタ付近で3頭の目撃。
近くの小中学校5校(丸ノ内中,松島中,開智小,田川小,島内小)では保護者による送迎や集団登校などの措置をとった。
8/27;12:40;松本浅間温泉の松本スタジアム付近で「クマが木に登っている」と、目撃した人は成獣1、子グマ1の2頭。周辺7地区の16小中学校で下校時間を早めるなどの対応を取った。
8/27;6:00;島内新橋公民館裏の川沿いで3頭が目撃。
8/26;16:40;JR北松本駅から600m離れた丸ノ内中周辺の坂をクマ2頭が登っていったと目撃情報。
8/26;夕・夜;松本の城山公園近くではクマとみられる2〜3頭が目撃。

8/26;16:45;宮渕、16:50;島内青島で熊目撃。
■「国宝・松本城」の「松本城公園」にあった「松本市立博物館」の解体工事が進み、周囲の松の木30本も伐採されて視界が開けた。外堀南東からは国宝天守と太鼓門が見えるようになった。 解体は5/下開始、同館は6/末までに撤去、7-8月に北側の収蔵庫が解体済。工期は10/末で今後、更地になった土地の造成を行い、工事現場の囲いが撤去されると、さらに見晴らしが良くなる。 跡地は当面更地の予定でイベントなどでの活用を検討する。

■県内では3000mの山でも、里地でも相次ぐクマの目撃情報。
北ア「乗鞍岳」山頂(標高3026m)付近で体長1mの成獣が目撃された。付近にいた登山者は50人以上。ケガ人はなし。付近の山荘では、8月;乗鞍岳山頂付近ではほぼ毎日、クマが目撃されているという。

■今日(8/27)の白馬は曇り・晴れ。
8/27;最低気温は大町19.8℃、白馬20.7℃、穂高22.5℃、長野23.5℃、松本25.3℃と最も暑い時期を上回る気温。
8/27;最高気温は穂高32.9℃、松本32.6℃、長野31.2℃、大町29.5℃と最も暑い時期を上回る気温、白馬27.5℃と8/下並みの気温。

■「2025白馬サマーノルディックフェスティバル」開催
ナショナルトレーニングセンタに指定される白馬ジャンプ競技場と白馬クロスカントリー競技場(スノーハープ)でノルディック競技(スペシャルジャンプ、ノルディックコンバインド、クロスカントリー)のサマー大会を開催。
トップ選手や若手選手が参加。競技観戦は無料。
9/14-9/15;「スペシャルジャンプ」(白馬ジャンプ競技場にて)
9/14;「2025白馬サマーノルディックフェスティバル」。9:00;オフィシャルトレーニング,引き続きファイナルラウンド、表彰式
9/15;「2025白馬サマージャンプ大会」。8:30;試技、引き続きファースト・ファイナルラウンド、表彰式
9/28;「クロスカントリー」(ローラースキー)(白馬クロスカントリー競技場にて)
9/28;「2025白馬サマーノルディックフェスティバル・クロスカントリー」。9:30〜スタート,11;30〜一般スタート
9/28;「ノルディック複合」(白馬ジャンプ競技場＋スノーハープにて)
9/28;「2025白馬サマーノルディックフェスティバル・ノルディック複合」。前半ジャンプ(白馬ジャンプ競技場)、後半距離(白馬クロスカントリー競技場)。8:30ジャンプ(試技1本,競技1本)、13:30;後半クロスカントリー(ローラースキー)
(問)白馬村生涯学習スポーツ課(協和ウイング白馬内) TEL0261-72-8770

■7-8月;白馬村クマ目撃情報。白馬山麓・東山でもクマに注意。
8/26;14:20;落倉、8/26;12:30;八方白樺G、8/26;6:45;和田野
7/29;10:50;切久保、北城7/25;14:50;野平、7/9;16:40;八方咲花G、7/9;7:35;落倉、7/7;7:30;神城、7/3;17:50;落倉自然園、7/3;13:30;峰方P、7/2;11:15;落倉、7/1;10:20;どんぐり村

■No.7;初秋の「大出原から白馬鑓温泉」
登山道沿いではナナカマドの実が赤くなりはじめ、オレンジ色に。オヤマリンドウやウサギギクが咲きはじめ、クモマニガナ、シロバナハナニガナが群生していた。

「赤くなり始めたナナカマドの実」(白馬鑓温泉上にて)

「クモマニガナ」(白馬鑓温泉上にて)

「シロバナニガナ」(白馬鑓温泉上にて)

■8/30;11:00-17:00;JR白馬駅前で「はくばストリートフェス」開催。
白馬駅前周辺で無電柱化工事の一環として整備された白馬駅前の道路空間を活用したイベント。白馬駅前振興会が北アを望む景観の魅力を伝えようと、2023年に始め3年目。スケートボードやMTB、ダンスなどのパフォーマンス。マーケット、 ライブ、DJ、アート、キッチンカー、スタンプラリーなどを予定。白馬駅信号〜六十刈信号間を歩行者天国にして開催、来場者5000人規模を想定。2024年は台風で中止した。

■白馬村「白馬商工会」青年部が運営する、白馬村内の飲食店を紹介する情報サイト「ハクバメシ」のパンフが完成。
通年営業の60店舗を掲載。そば、ピザ、ラーメン、寿司、焼肉、白馬ガレット、バーガー、スイーツ、和洋食など多数。
※ハクバメシ

■白馬村北城蕨平「白馬ハイランドH」は「白馬姫川温泉・天神の湯」で「県民割」を実施。
「長野県民割」で平日(11:00-14:00,身分証提示)で日帰り入浴(\200割引/大人(中学生以上),小人(3歳-小学生)は\50割引。
1)特長;北アを一望できる露天風呂の日帰り温泉。ホテル屋上の「空山テラス」も利用可。温泉入浴後の夕涼みみも楽しめます。
白馬では唯一、東山にある一軒宿の温泉。近くを流れる「姫川」より沸き出でる温泉で、露天風呂からは五竜岳・八方尾根・白馬三山・栂池高原などの山々が見渡せます。白馬連峰の眺望の良さは白馬随一でしょう。露天風呂に屋根が なかったころはさらに開放的でした。冬は雪が積もって雪風呂も楽しめます。今でも開放感のある温泉で、のんびりと白馬の山並みや白馬の街並みを見ながら湯につかれます。昼の露天もいいけど夕方〜夜にかけての町あかりに浮かぶ 白馬の山並みもまた格別。スキーや登山のあとに白馬三山を望みながら湯に浸かる。ナトリウムなどのミネラルを含み、サラッとした湯ざわりの温泉。ほぼ無色透明だが鉄分を含むため湯色は少し茶褐色。湯冷めしにくく体はポカポカ。 平日は比較的空いているので、のんびりとお湯に浸かれます。
2)温泉;泉質;ナトリウム−塩化物泉(中性),源泉温度;49.4℃,pH値;7.4(昔はpH7.6;弱アルカリ性),湧出量;130L/分,源泉かけ流し,無色透明,加温あり,加水なし。浴槽内のみ循環ろ過、塩素で殺菌。
内湯(男女各1)・露天風呂(男女各1)、サウナ(使用中止)。シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ドライヤー常備。
3)効能;腰痛,神経痛,五十肩,捻挫,冷え性,疲労回復,健康増進など。保温効果がよくて暖かく湯冷めしにくい。
4)価格;2025.4/4〜;価格改定(\800→\900/大人)。混雑状況で時間変更や整理券発行あり。(日帰り入浴;11:00-18:00,\900/大人(中学生以上),\400/小人(3歳〜小学生))。※GW・夏休み等混雑時;\1000/大人,\500/小人
5)他;1998年12月;天神の湯OPEN。1999年10/23;露天風呂OPEN。雨・雪の日でも温泉につかれるようにとの配慮から、2008年12/12;屋根取付に改装OPEN。白馬駅から車5-6分。P100(無料)
(問)白馬ハイランドH白馬姫川温泉・天神の湯 TEL 0261-72-3450

「エントランス」(白馬姫川温泉・天神の湯にて)

「温泉入口」

「内湯」

「屋根付露天風呂」

「雪見の白馬姫川温泉・天神の湯」(白馬ハイランドHにて)

「夏の白馬姫川温泉・天神の湯(屋根なし)」(白馬ハイランドHにて)

「夏の白馬三山・小蓮華山・白馬乗鞍岳」(天神の湯にて)

「夏の五龍岳」(天神の湯にて)

■お盆期間中(2025.8/9-8/17)の「立山・黒部アルペンルート」利用者数は55400人(立山黒部貫光)
8/上の大雨の影響で2024年より9%減。後半は回復したものの、全体としては2024年を下回った。「立山・黒部アルペンルート」では、9/20-9/23;室堂TMにストリートピアノ設置、9/20-10/14;のりものデイズ秋篇。10/7;トロンボーン三重奏楽団 ミニコンサートなど秋の催しを企画。「紅葉シーズンは多くの人に訪れてもらいたい」と。
・富山側入込み;25000人(2024年比3%増;+600人)
・長野側入込み;30400人(2024年比16%減;-5900人)
計;55400人(2024年比9%減;-5300人)
・個人客;48300人(2024年比9%減;-4600人)、団体客;7000人(2024比10%減少;-700人)

■「爺ヶ岳」からの「槍ヶ岳・穂高連峰」(ご紹介)
季節が盛夏から初秋に近づくと、空気が澄んで遠くの山まで見渡せるようになります。
爺ヶ岳からは一番手前に大きな蓮華岳の稜線。中央には餓鬼岳〜唐沢岳。その奥には有明山、燕山荘・燕岳・北燕岳・東沢乗越。
一番奥には中ア〜鉢盛山・大滝山・常念岳・東天井岳・中天井岳・大天井岳〜牛首(展望台)・赤岩岳・西岳〜前穂・奥穂・槍ヶ岳が望めます。
西には針ノ木峠・針ノ木岳・スバリ岳〜薬師岳〜赤沢岳・鳴沢岳・岩小屋沢岳の稜線。
その奥には立山の鳶山・鷲岳・獅子岳・鬼岳〜立山雄山・大汝山・富士ノ折立・真砂岳・別山〜前剱・剱岳〜毛勝三山が望めます。

「手前に蓮華岳、中央に餓鬼岳・唐沢岳、左に有明山、
一番奥に中ア・大滝山・常念岳・東天井岳・大天井岳・牛首(展望台)・赤岩岳・西岳・前穂・奥穂・槍ヶ岳」(爺ヶ岳にて)

「手前に蓮華岳、中央に唐沢岳、
一番奥に大天井岳・牛首・赤岩岳・西岳・前穂・奥穂・ジャンダルム・南岳・中岳・槍ヶ岳」(爺ヶ岳にて)

「一番奥に東天井岳・中天井岳・大天井岳・牛首・赤岩岳・西岳・前穂・奥穂
その手前に燕山荘・燕岳・北燕岳・東沢乗越、一番前には餓鬼岳・唐沢岳」(爺ヶ岳にて)

■初秋の「鹿島槍ヶ岳」から望む夕暮れ・朝焼けの「立山・剱岳」「針ノ木岳・スバリ岳」のシルエットは美しい。

「夕暮れの立山・剱岳」(鹿島槍ヶ岳・冷池山荘テント場〜布引山にて)

「夕暮の立山・剱岳」(冷池テント場にて)

「朝焼けの立山・剱岳」(鹿島槍ヶ岳・冷池山荘テント場〜布引山にて)

「朝焼けの剱岳」(鹿島槍ヶ岳・冷池山荘テント場〜布引山にて)

「早朝の剱岳」(鹿島槍ヶ岳・冷池山荘テント場〜布引山にて)

「朝焼けの針ノ木岳・スバリ岳・鳴沢岳・赤沢岳」(鹿島槍ヶ岳・冷池山荘テント場〜布引山にて)

「朝焼けの針ノ木岳・スバリ岳」(鹿島槍ヶ岳・冷池山荘テント場〜布引山にて)

■10/10-11/17;松本中心市街地の活性化として、「花時計公園」に大型テントを設置する。
松本ではパルコ・井上の閉店し、中心市街地の活性化が課題。JR松本駅から松本城までのエリアで新たなまちづくりを行おうと取り組みを進めています。8/26;松本商工会館では松本市や地元企業などが集まり、中心部にある「花時計公園」の 活用方法について意見を交わした。雨でもイベントが開ける場所ができると人の流れも変わるとして、同公園に10/縦10m×横20mに大型テントを設置する計画。期間中にはマルシェ、フリーマーケット、アーバンスポーツなど5つのイベントを企画。

■8/26;松本で開催中の「OMF」で子供を対象にした「子どものための音楽会」が開かれた。
松本「キッセイ文化ホール」には中信などの小学生など約600人が招待。オーケストラで使用されるトランペットやフルートなどの楽器が紹介され、演奏家が舞台に登場し楽器をふいたり特徴を説明した。そのあと、ベートーベンの交響曲第5番「運命」が 演奏された。〜8/29;演奏会は松本、長野、伊那で開催され、県内の小学年生約8000人が鑑賞予定。松本キッセイ文化ホールでは8/26,8.29;73校3700人が鑑賞する。

■10/19;告示・10/26;投開票の「長野市長選挙」
8/26;現職の「荻原健司市長」が立候補を正式表明した。荻原市長は「引き続き、来たる4年間も市長としての仕事を続けていきたい。市長選挙に立候補するという決意を持っております」。市長は路線バスの撤退などで新たな公共交通に向けた 取り組みや、さらなる観光振興に力を入れたいと述べた。4年間の任期中は台風19号災害の対応、農産物トップセールス、子供の医療費の窓口無料化など、公約に掲げた51項目をすべて着手したという。荻原市長は草津出身で、スキー選手時代は ノルディック複合団体でオリンピック2大会連続で金メダルを獲得。「キング・オブ・スキー」と称され、知名度を生かしてトップセールスやプロモーションを行ってきた。2004年参議院選挙に初当選。2021年長野市長選挙に初当選し現在1期目。 2027年には「善光寺御開帳」があり、これを機に市の観光振興をさらに強化をしていきたいと。

■10/26;「長野県阿部守一知事」が全国知事会の会長に就任する。
阿部氏は、現場の視点と地域の力を結集して、日本の歴史的転換点を乗り越えていきたいと。阿部氏は「現場から日本を動かすというスローガンで各知事と取り組みを進めていきたい。国の政治が流動化する中でさまざまな課題があるが、 政治や行政が停滞することは決して許されない。なんとか現場の視点と地域の力を結集して、この日本の歴史的転換点を乗り越えていくことが重要」と述べた。阿部氏の会長の任期は9/3から2年間。長野県知事が全国知事会の会長に 就任するのは初めてという。

■JR大糸線活性化