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今日の出来事


2025年9月10日 (24年9月10日は?)

■今日(9/10)の白馬は曇り・晴れ。
9/10;最低気温は大町18.8℃、白馬20.3℃、松本20.7℃、穂高21.2℃、長野23.1℃と最も暑い時期を上回る気温。
9/10;最高気温は松本33.4℃、長野32.9℃、穂高31.2℃、白馬29.9℃、大町29.9℃と最も暑い時期を上回る気温。

味覚の秋・食欲の秋。紅葉の季節
小谷村では9/下-10/下は紅葉の季節で、栂池自然園、白馬乗鞍岳、風吹山、雨飾山、雨飾高原・鎌池などは美しい紅葉が観られます。秋山登山・観光のあとには温泉ときのこ、新そばが楽しめます。
9/下〜10/上は小谷特産のきのこ「マイタケ」の季節、10/上-11/下は「新そば」の季節を迎えます。例年新そば祭りを開催。小谷村「おたり名産館」、「サンテインおたり」、「道の駅小谷」、「風吹荘」、古民家蕎麦屋「そば蛍」、 小谷温泉奥の湯「雨飾荘」など。

■9/9;「立山・黒部アルペンルート」の扇沢-黒部ダム間の電気バス利用者数が60万人
大町の扇沢駅で関電トンネル電気バスの利用者数60万人の記念セレモニーが開かれた。利用者60万人の達成は、2024年よりも9日、2023よりも22日早い。関電黒四管理事務所は「全体で2024年比で4%強のお客様が増えています」と。 ツアーの実施や外国人観光客の増加が効果を表した。関電TN電気バスは、1964年から54年間運行してきたトロリーバスに代わり、2019年から運行開始。年間の利用者数はコロナ禍で減少後、年々増加傾向。2024年は年間88万人、 2025年は90万人を目指すという。目標まであと30万人、観光客のピークを迎える秋の連休に期待。

■9/10;「大町山岳博物館」で人工的に繁殖させた「ニホンライチョウ」を木曽駒ヶ岳に移送作業が行われた。
環境省は中アでの「ニホンライチョウ」の復活として、保護・繁殖に取り組んでいて、9/10;同館(3羽)と那須どうぶつ王国(5羽)が人工繁殖させたライチョウと合せ8羽を木曽駒ヶ岳への移送作業が行われた。同館では2024年に続き2回目、 職員がオスのひな3羽を入れた箱を車に積み込んで目的地へ。2024年は山博の5羽を放鳥。山博からは8羽を移送したがうち3羽が移送中にヒートショックとみられる症状で死んだ。2025年は2024年の事例を踏まえ、車内の温度を細かく管理 できる公用車で駒ヶ根まで移送して環境省に引き渡した。9/10;16:00;8羽は木曽駒ヶ岳山頂付近のケージに到着。今後10日間、ケージで高山の環境に慣れさせたあと、9/19;放鳥予定。中アに放鳥される人工繁殖のライチョウは計15羽。 今後は、環境省が現地での繁殖状況などをモニタリングする。雷鳥の放鳥は2025年度が最終年。

「初秋の爺ヶ岳」から望む「槍ヶ岳・穂高連峰」 秋は空気が澄んで遠くの山まで良く見渡せます。山々には朝霧が立ち込めていた。
爺ヶ岳からは一番手前に大きな「蓮華岳」の稜線。中央には「餓鬼岳」〜「唐沢岳」
その奥には「有明山、燕山荘・燕岳・北燕岳・東沢乗越」
一番奥には中ア〜「鉢盛山・大滝山・常念岳・東天井岳・中天井岳・大天井岳」〜「牛首(展望台)・赤岩岳・西岳」〜「前穂・奥穂・槍ヶ岳」
南西には「針ノ木峠・針ノ木岳・スバリ岳」〜「薬師岳」〜「赤沢岳・鳴沢岳・岩小屋沢岳の稜線」
西には立山の「鳶山・鷲岳・獅子岳・鬼岳」〜「立山雄山・大汝山・富士ノ折立・真砂岳・別山」〜「前剱・剱岳」〜「毛勝三山」

「手前に蓮華岳、中央に餓鬼岳・唐沢岳、左に有明山、
一番奥に中ア・大滝山・常念岳・東天井岳・大天井岳・牛首(展望台)・赤岩岳・西岳・前穂・奥穂・槍ヶ岳」
(爺ヶ岳にて)

「手前に蓮華岳、中央に餓鬼岳・唐沢岳、
奥に牛首・赤岩岳・西岳・前穂・奥穂・南岳・中岳・槍ヶ岳」
(爺ヶ岳にて)

「手前に蓮華岳、中央に唐沢岳、
一番奥に赤岩岳・西岳・前穂・奥穂・槍ヶ岳」
(爺ヶ岳にて)

「一番奥に東天井岳・中天井岳・大天井岳・牛首・赤岩岳・西岳・前穂・奥穂・ジャンダルム
その手前に燕山荘・燕岳・北燕岳・東沢乗越、中央に餓鬼岳・唐沢岳、一番手前に蓮華岳」
(爺ヶ岳にて)

■夏の終わりから初秋にかけて、「燕岳」ではトウヤクリンドウやミヤマトリカブト、ミヤマアキノキリンソウ、ヤマハハコなどが咲いていた。ウラシマツツジの葉が赤くなりはじめ。
ミヤマゼンコ、ミヤマトウキ、ハクサンボウフウ、ミヤマシシウドなど似たような白い花が咲いていた。

「トウヤクリンドウと燕岳」(燕岳にて)

「ミヤマトリカブトと餓鬼岳」(燕岳にて)

「ヤマハハコ」(燕岳にて)

「ミヤマゼンコとミヤマトリカブト」(燕岳にて)

「ミヤマシシウド・ミヤマトリカブト・ヤマハハコ・アキノキリンソウなど」(燕岳にて)

■各地で「秋そばの白い花」が咲いています。
大町美麻「中山高原」はNHK「おひさま」のロケ地として有名。旧大町スキー場Gで晴れた日には爺ヶ岳〜鹿島槍、五龍岳まで望むことができます。春は菜の花、晩夏〜秋はそばの花が植えられ、花畑とて人気のスポット。約8haの畑に そばが植えられ、ピーク時には斜面一面が白い絨毯のようになります。現在、中山高原のそばの花は8/下から咲き始め、9/中頃に見頃を迎えます。9/下には花が咲き終わり、そばの実は緑色→茶色→黒っぽい茶色に変わると、10/上に 収穫時期を迎えます。山品、古家荘、ヨコテ屋では「新行そば」の新そばが食べられます。
昭和初期から美麻村新行の「中山高原」ではスキー場が開発され、1927年に「中山高原スキー場」、その後1968年「大町スキー場」と改名し、2008年に廃業した。1952年;スキー場近くの新行地区で農家が民宿を開業、新行では民宿や食堂、 貸スキー屋などをはじめ、18軒の民宿が開業した。スキー場の衰退とともに、当時4軒の民宿が蕎麦屋を始め、1972年「新行そばを守る会」(美郷,山品,古家荘,ヨコテ屋)を組織し、「新行そば祭り」を開催してきた。
新行地区は標高900mと標高が高く火山灰土の痩せた土地で豊富な水に恵まれ、蕎麦の栽培に適する地で、新行地区では、その昔、山品、古屋荘、ヨコテ屋、やまく、松倉旅館、美郷、麻の館などで「新そば」が食べられた。今では高齢化や 後継者不足で廃業したところが多い。新そば提供中は、山品では1-2Hも待ちができるほどの人気。当時民宿だった山品の雰囲気、旅館の古屋荘や広間の松倉旅館、地元のおばちゃんが作る蕎麦屋・美郷、麻の館などの蕎麦が好きで よく食べていた。毎秋になると木崎湖稲尾からママチャリで坂を上って、新行でおそばを食べるのが恒例だった。
ピンク色の濃いソバの花は「タカネルビー」。ヒマラヤに咲く赤い花が原産で、伊那のタカノと信大が開発した品種。観賞用として栽培されることも多いが食用もできる。白そばに比べてコシが強く、少し赤みがあるという。 穂高のタカネルビーは景観用という。

「そば畑」(大町鹿島にて)

「そば畑」(大町常盤清水・平・池田町広津にて)

「そば畑」(大町平にて)

「そば畑」(大町八坂切久保にて)

「そば畑」(大町美麻新行にて)

「有明山山麓に広がるそば畑」(松川村にて)

「そば畑と田園風景と餓鬼岳・仁科三山」(松川村神戸にて)

「そばの畑」(穂高有明にて)

「赤い花の咲くそばの畑」(穂高有明にて)

■松川村〜大町にかけての山麓線沿いの田園風景は美しい。北アの吹きおろしの風で稲穂が揺れていた。

「常念岳・横通岳と田園風景」(堀金にて)

「初秋の田園風景と有明山」(穂高にて)

「初秋の田園風景と雨引山」(松川村にて)

「初秋の田園風景」(池田町方面)(松川村にて)

「初秋の田園風景と爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳」(松川村〜大町にて)

「初秋の田園風景と鍬ノ峰」(大町清水-常盤にて)

「初秋の田園風景」(大町源汲にて)

「小熊山〜鬼塚山の麓に広がる田園の稲穂」(大町源汲にて)

「稲穂の波」(池田町会染にて)

■安曇野市は「景観計画」(2021〜2030年度)の見直しを行う。
安曇野市は「山岳と田園の育むよさを大切にし、暮らしやすさをみんなで共有・継承できるまち」を実現するために、景観法に基づき「安曇野市景観計画」を定めています。
・景観づくりガイドラインに記載される建築物の高さ基準「30m以下」に一定の強制力を持たせる。
ガイドラインでは「市内全域において高さ30mを超えるような建築物は原則として認めません」と記載。高さ制限の強化は「まちなかエリア」(一部を除く拠点市街区域,準拠点市街区域)。ガイドラインでは「お願い」レベルで強制力がなく、 厳格な規制を求める声があり、景観計画に「原則として30m以下」と定め、適合しない場合は景観法に基づく勧告まで行えるようにする。
・観光客などが集う景色の優れた地点を「重要眺望点」に指定する制度を設ける。
重要眺望点には「大王わさび農場」近くの等々力橋(穂高)、「道の駅アルプス安曇野ほりがねの里」(堀金烏川)、「拾ヶ堰じてんしゃひろば」(三郷明盛)など8ヶ所が候補地。
など景観保全の取り組みを強化する方針。
大規模開発については計画案提出までに市などと事前協議を行うよう義務付ける。景観の住民協定が高齢化などにより形骸化することを防ぐため、市が認定地域の一部を重点地区に指定して主体的に指導を行う制度も設ける。 2025年内に素案を公表、パブリックコメントを経て、2025年度内に改定案をまとめ、2026年度中に施行。必要に応じて2026年度に条例改正を行う。

■9/9,9/10;日没-22:00;「国宝・松本城」がゴールドにライトアップされた。
小児がんへの理解や支援の呼びかけを表す色とされ、日本小児がん研究グループ主催の支援イベント「ゴールドセプテンバーキャンペーン」の一環。県立こども病院と信大医学部附属病院が企画。松本東ロータリークラブの支援を受けて 松本城がライトアップ。このキャンペーンは2025年で5年目。全国150ヶ所以上でライトアップ、ゴールドの光の輪が広がっているという。

■9/10;「JR塩尻駅」のプラットホームで、地元の園児たちが「ぶどう狩り」を体験した。
塩尻駅のプラットホームには、地元で生産が盛んなぶどうやワインをPRしようと1988年にぶどう園が誕生、観光協会や駅員が「ナイアガラ」と「メルロー」を栽培。園児たちは観光協会の人などに教わりながら、ハサミを使って 「ナイアガラ」の房を切り取っていた。プラットホームは風通しがよく日光の照り返しも強いことから甘みが増して糖度の高いぶどうに仕上がっているという。塩尻駅長は「日本で唯一、ホームにぶどう棚がある駅として誇りに思いながら 大切に育てています。天候にも恵まれて立派で甘いぶどうができたので駅で香りを楽しみ、ぜひ味わってほしい」と。プラットホームで栽培された「ナイアガラ」は市観光センタで販売、「メルロー」は9/下に収穫してワインの醸造に 使用される。


2025年9月9日 (24年9月9日は?)

■今日(9/9)の白馬は晴れ・曇り。
9/9;最低気温は白馬19.1℃、大町19.7℃、穂高21.9℃、松本21.9℃、長野23.0℃と最も暑い時期を上回る気温。
9/9;最高気温は松本33.4℃、穂高33.0℃、長野32.8℃、大町31.8℃白馬29.5℃と最も暑い時期を上回る気温。

■北アの稜線では朝晩の気温は3℃まで下がるようになってきました。防寒対策を。季節は秋へ。
安曇野では稲刈りが始まっています。朝日が昇り始め、白馬三山が輝きだします。秋のスジ雲が流れています。八方尾根からの初秋の白馬三山は荒々しい岩肌が現れています。(Clickで大きく表示)

「朝日を浴びた白馬三山」(八方尾根・黒菱平にて)

「朝焼けの初秋の白馬三山」(八方尾根・黒菱平にて)(Clickで大画面表示)

「初秋の白馬三山」(八方尾根にて)

「初秋の白馬三山」(八方尾根・黒菱平にて)

■10/19;「第42回大町アルプスマラソン」開催
北ア山麓の大町で紅葉の中、自然の豊かな田園風景を走るマラソン。大町市運動公園発着点に開催。コースは清水-西山-沓掛(折り返し)-大出-源汲-木崎湖(折り返し)。フル1200人、ハーフ1200人、10km500人、3km400人、3kmペア100組が走る。 定員3500人に対して、3410人の申込みがあった。例年11月に開催の「松本マラソン」が中止となった影響で、2024年2575人よりも大幅増加。3000人以上は2019年以来になる。

■10/19;「大町市運動公園」で「第42回大町アルプスマラソン」の大会ポスターやプログラムなどの原画を手掛ける大町の画家・齋藤清さんの作品展を開く。
第3回から大会を描き続け、40年の節目に合わせて振り返る。齋藤さんは版画の木版を削りだして作品にする、白と黒を基調とした独自の画法が特徴。雄大な北アなど大町の景観を中心に原画を提供してきた。作品展では第3回大会以降の ポスターやプログラムなどを展示。

■9/6〜;「立山・室堂」でクマの目撃が相次いでいることを受け、環境省は登山道の一部を閉鎖した。
クマへ対策として登山道が閉鎖されるのは初めて。一時閉鎖は室堂〜一ノ越に向かう「母恋坂」と雷鳥沢の野営場管理所に繋がる「代替歩道」。室堂では8月からクマの目撃が相次ぎ、木が茂ってクマの存在に気付きにくいことから利用者の 安全確保が難しいとして閉鎖した。9/7;熊の目撃情報があったという。環境省では室堂で連続して10日間新たなクマの目撃がなければ閉鎖を解除する予定。

■澄んだ秋の空の下、明科の「長峰山」
初秋の明科「長峰山」からの眺望は最高。蝶ヶ岳〜常念岳〜燕岳〜有明山〜餓鬼岳〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜白馬三山までの大パノラマが広がっています。
長峰山ではワレモコウやマツムシソウ、アザミ、ススキの穂などが秋の風に揺れ、初秋を感じさせてくれます。眼下に広がる安曇野、池田町、松川村の田圃は、既に稲刈りが終わったところも出始め、これからのところがまだら模様で パッチワークのよう。

「初秋の常念岳」(長峰山にて)

「安曇野の田園風景と初秋の常念岳」(明科・長峰山にて)

「初秋の蝶槍〜常念岳〜横通岳〜大天井岳」(長峰山にて)

「安曇野の田園風景」(長峰山にて)

■9/13-9/14;松本奈川の「白樺峠」にある「たか見の広場」で「ホークウォッチング・ツアー」
松本奈川地区はタカが越冬のために南下する通過点で、1991年から調査する信州ワシタカ類渡り調査研究グループが一般の人も観察できるようにと、「白樺峠」(標高1622m)に「たか見の広場」を整備した。北ア・乗鞍岳・穂高連峰など3000m級の 峰々がある中、白樺峠は比較的標高が低く、上昇気流もあって、山を越えるにはタカが渡りやすい場所という。例年9〜10/末にワシやタカ、ハヤブサなどが観察でき、ピークは9/中-9/下。2024年は約2万羽を観察。タカが上昇気流に乗って 旋回しながら舞い上がる「タカ柱」を見られることもある。1日で約1000-2000羽、最多は2001.9/22;7431羽。2006.9/21;5277羽、2024.9/24;6186羽。2025年は8/30-9/8;計118羽の渡りを観測。
地元の「ふるさと奈川」は初心者向けのタカの渡りの観察会を開く。ガイドは「信州ワシタカ類渡り調査研究グループ」。8:00;奈川文化センタ夢の森集合、マイクロバスで白樺峠Pに移動、遊歩道を20分歩き広場へ。鳥の見分け方や特徴などを 聞きながら観察。14:30;下山、15:00;解散。(\2000/大人,うち\500は環境保全,高校生以下無料,要申込み)
(問)ふるさと奈川 TEL 0263-79-2125

「諏訪湖」で大量の藻が発生。例年の10倍。
スワンボートが藻に絡まって、漕ぐ時に重かったり、ボートのスクリューに絡まって動かなくなってしまったりと、観光にも影響。地元の関係者は藻の刈り取りを行っている。2025年は少雨で水温が高く、水草や藻が繁殖しやすい適温が 続いているためとみている。ただ、藻は水中で酸素を供給し、魚が産卵や餌場として利用、繁殖しやすくなるメリットがあるという。

■夏山シーズン(7-8月)に県内の山岳遭難者は154人、過去10年間で最多。
2024年同時期比で29人増。このうち6人死亡(同9人減)、ケガは75人(同22人増)。遭難者の7割以上は50代以上。遭難の原因は転倒44人、熱中症や疲労36人、転落・滑落28人など。
遭難増加の背景は厳しい暑さで体力が奪われたことなどが影響したのではないかとみている。秋山シーズンは日没が早くなり、ヘッドライトや防寒着などを装備し、自分の実力にあった山を登るよう呼びかけています。


2025年9月8日 (24年9月8日は?)

■今日(9/8)の白馬は曇り。
9/8;最低気温は大町19.7℃、白馬20.1℃、穂高20.5℃、長野22.2℃、松本22.3℃と最も暑い時期を上回る気温。
9/8;最高気温は長野29.5℃、穂高29.2℃、松本28.9℃、大町28.1℃、白馬25.5℃と8/中-9/上並みの気温。

■秋になると空気が澄んで、「八方池」に映り込む「水鏡の白馬三山」が美しい。 秋空と紺碧な八方池。山を仰ぎ見ながら休憩していると「筋雲」が広がってきました。

「初秋の白馬三山と八方池」(八方尾根にて)

「秋の筋雲と不帰ノ剣・八方池」(八方尾根にて)

「秋の筋雲と白馬三山・八方池」(八方尾根にて)

「初秋の不帰ノ剣」(八方尾根にて)

■9/10-9/14;小谷村「土谷諏訪神社」で「夏祭り体験」
土谷諏訪神社の例大祭に笛隊として参加。体験は伝統的な神事で横笛演奏、祭りの準備、お供え料理づくりなど。9/10-9/12;19:00-21:00;土谷諏訪神社で横笛の練習、9/10;15:00;伝統食作り、9/13;AM;しめ縄作り。
(宿泊;上手村公民館,無料,食事持参自炊・寝袋等持参)(体験参加;\500/1日)
9/13;19:00;宵祭り
9/14;本祭り。横笛演奏。
(問)小谷村役場 TEL 0261-82-2589

■9/13-9/14;小谷村「字宮諏訪神社」の「例祭」
9/13;20:00;宵祭り。花とうろう行列・獅子舞・小谷太鼓など。
9/14;10:00;本祭り。奉納など。

■9/13-9/14;小谷村「千国諏訪神社」の「例祭」
9/13;20:00;宵祭り。屋台出発・奉納演芸など。
9/14;14:00;本祭り。ささらすり・浦安の舞・獅子舞・奉納相撲など。
■9/6-9/7;小谷村「川内神社」で「秋季例祭」を開いた。
五穀豊穣への感謝と2026年の豊作を祈願する祭事で、9/6;宵祭りは栂池高原、9/7;本祭り。
9/6;栂池中央Pにて、宵祭りでは信州プロレスが奉納。氏子総代、楽隊、灯ろう、子供神輿の行列があり、信州プロレスは川内神社の秋季例祭では3回目。

■9/7;県安曇野建設事務所とは安曇野庁舎で、松本と糸魚川を結ぶ地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路」(松糸道路)の新設区間「安曇野道路」(4km)の説明会を行った。
安曇野道路は、長野道・安曇野北ICを起点に犀川右岸を北上し、犀川・高瀬川・穂高川の3川合流部を橋をかけ、高瀬川右岸堤防道路(県道有明大町線;北アルプスパノラマ道路)に接続する。長野道安曇野北IC-豊科出入口-明科IC-(橋)- 穂高南IC-穂高北IC-高瀬川右岸堤防道路。犀川右岸で用地買収が順調に進めば、付近の市道・農道と農業用水路の付け替え工事を年明け以降に着手予定。現在、県は犀川右岸で用地交渉を進める。安曇野道路の建設予定地に掛かっている 市道・農道と用水路の付け替え工事は、年明け以降の年度内を想定し、市道・農道と用水路を20m東へ移動する。安曇野北ICから明科IC区間を部分的に供用する考えで、市が整備する明科ICからR19のアクセス道路も同時に供用。 安曇野の景観に調和した道路とし、安曇野北ICの橋の塗装色や、長野道料金所〜明科IC間の防護柵の形状などについてアンケートを行ない、結果を参考にしつつ、景観性や経済性などの総合評価で年度内に決める。安曇野道路の 9/8-9/18;地区ごとに住民や地権者らを対象に説明会が行われる。本体工事に着手時期は未定。完成まで10数年かかると見込まれる。
安曇野道路は安曇野市豊科光ー安曇野市穂高北穂高間(延長;4030m)は設計速度35/h(IC)-60km/h(本線)、2車線;幅9.5m(路肩1.5m×2+車線3.25×2)
アクセス道路;「長野道」(安曇野北IC)-「豊科出入口」(料金所);市道豊科4038号線、「明科IC」;市道明科4036号線(R19接続)、「穂高南IC」;市道穂高20号線、「穂高北IC」県道有明大町線と接続。長野道・安曇野北ICには高速BTも設置。
■9/7-9/下;佐久内山の「コスモス街道」では鮮やかなピンクや赤紫のコスモスが咲いています。「第38回佐久高原コスモスまつり」がスタート。
佐久から群馬に抜けるR254沿いに、住民が育てた花が約9kmに渡って、ドライバーの芽を楽しませてくれます。「コスモス街道」と呼ばれています。 コスモスは例年より1週間ほど遅く9月に入ってから咲き始め、現在5分咲き。9/末まで楽しめそう。中部横断道・佐久南ICから車15分。
なお、佐久内山の妙義荒船佐久高原国定高原内にある「荒船パノラマキャンプフィールド」(旧内山牧場キャンプ場)では百万本のコスモスが咲く「大コスモス園」は、9/下-10/上が見頃。
荒船山・八ヶ岳を見渡す標高1200mの高原。(2025.4/1-2026.2/28;完全予約制,AC場100サイト;\3000〜/フリーサイト,\4000〜/バンガロー;炊事場,水洗トイレ,温水シャワー,食堂,売店,自販機あり)
中部横断道佐久南ICから車25分、上信越道下仁田ICから車40分。
(問)荒船パノラマキャンプフィールド TEL 0267-65-2021

「皆既月食」(2025.9/8)
■2025.9/8;3:12;「皆既月食」となり、南西に「赤銅色」の満月が夜空に輝いた。
前回は2022.11/8;19:59、3年ぶり。
皆既月食が起こると次第に満月が欠けていき、影の中に入ると赤い満月に変わった。月の近くで青白く輝くのは土星らしい。iPhone16 proで撮影。
次回は2026.3/3;20:34に観測できるという。


2025年9月7日 (24年9月7日は?)

■今日(9/7)の白馬は晴れ・曇り。北アの稜線では台風が過ぎ去って、朝晩の冷え込みがさらに厳しくなってきました。防寒装備は必携。
9/7;最低気温は大町15.1℃、白馬15.9℃、穂高16.6℃、松本17.7℃、長野19.2℃と9/上-9/中並みの気温。
9/7;最高気温は松本33.0℃、長野32.8℃、穂高32.6℃、大町30.6℃、白馬29.5℃と最も暑い時期を上回る気温。

■9/8;1:00-5:00;3年ぶりに「皆既月食」が観られそう。
「皆既食」中の満月は真っ暗で赤黒い色に見えます。
9/8;南西-西方向。1:27;部分食始まり、2:30;皆既食始まり〜3:12;最大〜3:53;皆既食終わり、4:57;部分食終わり

■「妙高戸隠連山国立公園」のロングトレイルは、長野から黒姫、妙高笹ヶ峰、野尻湖、斑尾山までを結ぶ延長86qのルート。
雨飾山、斑尾高原、戸隠連山、妙高高原などの名称から頭文字を1文字とって、「あまとみ」トレイルと呼ばれる。妙高笹ヶ峰から小谷村・糸魚川を結ぶルートも。妙高戸隠連山国立公園に属する 小谷村「雨飾高原」 (標高900m-1200m)・「鎌池」(1190m)・「大渚山」(1556m)・「雨飾山」(1963m)は樹齢300年のブナの巨木が林立する。ブナ林に囲まれた「鎌池」は静かな池で落ち着いた空間が広がり、森林緑が楽しめます。 一周2kmの遊歩道で約40分。 水面に映し出される木々は絵具で彩られたように見事な色彩で、初夏は新緑、秋の紅葉は朱色に染まります。鎌池から林道を約1.5km歩くと「大渚山」の登山口「湯峠」(標高1285m)。大渚山の山頂までは1.5km( 登り80分,下り50分)。山頂は360度の眺望で間近に「雨飾山」、「金山」(標高2245m)、奥には「妙高山」(標高2454m)、「黒姫山」(標高2053m)、「高妻山」(標高2353m)、「戸隠連峰」(標高1904m)などが望めます。西には爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、 五龍岳、唐松岳、白馬三山、白馬乗鞍岳、雪倉岳、朝日岳の北ア。遠くに日本海が望めます。

百名山「雨飾山」

「晩夏の雨飾山」(雨飾高原にて)

(1)花の雨飾山;
「雨飾山」(標高1963m)は「猫の耳」と呼ばれる2つの山頂を持った双耳峰の山(南峰・北峰)。山名は山頂で祭壇を祀って雨乞いの祈願をしたことから名がついたという。妙高山や火打山が連なる「頚城山塊」の西に位置し、妙高戸隠連山国立公園の 西端。大きな岩壁を抱えるピラミッド形の山容。雨飾山登山道は3コースあり、小谷村「小谷温泉コース」、小谷村「大網コース」、糸魚川「雨飾温泉コース」で、登山者の多いコースは小谷温泉側。雨飾高原キャンプ場〜荒菅沢〜笹平〜山頂へ。 コースタイムは約7H(登り3.5H-4H,下り3H)。
(1/11地点);大海川沿いをスタートし湿地帯を約20分歩く。湿地帯には木道が整備されているが向かるんでいる。(天候:曇り,気温:17℃)
(2/11地点):登山道に入る。樹林帯の中を登って行く、ここから暫く急な登りが続く。ブナ林の登山道には木の根っこが張りめぐり、つい足を取られそうになるので甘くみてはいけない。明るいぶなの原生林は気持ちが良い。木の根、枯れ葉で 登山道は滑りやすいところもあるので要注意。登山口から約50分でブナ平。山頂まで120分?、荒菅沢までは30分の標識。登山道には根の上が張り出している。
(3/11地点):急な登りを終えると少し楽な登山道となる。
(4/11地点)手前に林の中に湿地があり、すぐ上にはブナ林の中に広い場所あって休憩を取るにはよい。
(5/11地点);平坦な道で山腹を越え、沢音が聞こえ一旦下る。
(6/11地点);開けた岩場の中間部「荒管沢」(標高1448m)に着く。山頂直下には「布団菱」と呼ばれる大岩壁群が望める。荒菅沢の雪渓は盛夏には消えている。全行程の半分を過ぎたところ。沢の冷たい水が気持ち良い。休憩を取る登山者が多い。 ここまで約90分。山頂まで更に90〜100分。下山はここから90分。(天候:曇り,気温20℃)
これから秋の紅葉シーズン。荒菅沢付近は特に紅葉が美しい。沢を越えると急登、樹林帯の中を沢に沿って上流へ登って行く。
(7/11地点):急な登りをジグザグに登って行く。この辺りから登山口の駐車場が遠くに見える。日差しを浴びた車が輝いている。遠くまで登ってきたきたような感覚。
(8/11地点):尾根に出る。白い一枚岩の岩場が続く。細い岩尾根の登って行く。痩せ尾根の岩場を登ると笹平(標高1890m)に出る。吹く秋風がここち良い。
(9/11地点);小高いピーク(標高1894m)が望め、辺りが笹に覆われてくると笹平。笹平では視界が開け山々が望める。茂倉尾根の金山分岐、薬師尾根の雨飾温泉分岐を過ぎるとこんもりとした雨飾山の全容が望める。稜線に広がる笹の平。 笹平の登山道には秋道の装いでミヤマトリカブトやオヤマリンドウが花盛り。上信越の山並みが望める。平たんな道を歩き、山頂まではあと一登り(約30分)。「山頂まであと10分。頑張れ」の看板に勇気付けられる。(標高差約150m) 雨飾山山頂からはクマ笹やハイマツに覆われた笹平の登山道は雨飾山の女神「女神の横顔」と呼ばれる一筋が見える。
(10/11地点);笹の中に小さな池がある。下からは見えないが、山頂からは良く望めた。多数の高山蝶や赤トンボが飛び廻っていた。秋風が心地良い。山の上はすっかり秋模様。夏場はお花畑となる斜面では夏の花が終わり枯れていた。 一部紅葉した草があり、草紅葉が始まりつつあった。
(11/11地点);雨飾山山頂到着。山頂には大勢の登山客。山頂は2つに分かれ、三角点が建つ所に雨飾山山頂の標柱が建っている。「山神」さんが祀られていた。もう一方にも石碑・石塔が建っている。(晴れ・曇り,気温20℃)
約1時間、山頂で昼食を取りながらのんびりと時を過ごした。毎年雨飾山に登っている地元小谷村のおじさんは、NHK百名山で「雨飾山」が紹介されてから有名にとなり、登山者が一気に増えた。昔は静かに山行を楽しめたが・・・と話していた。 雨飾山は花の豊富さで人気が高く、四季折々の花が咲く。
・雪解け(5/上〜)には大海川沿いでミズバショウ、ブナの芽吹き、登山道ではカタクリやニリンソウなどが咲き始め。5/中;ぶなの根開け、5/下〜;残雪とブナの新緑。
・初夏(6/上〜)にはイワカガミ、サンカヨウ、シラネアオイ、キヌガサソウ、ツバメオモト、マイズルソウ、ハクサンイチゲ、チングルマなどの花が観られる。ぶなの新緑がきれい。
・夏(7/中〜)にはオオバギボウシ、シモツケソウ、オニシモツケ、ヤマホタルブクロ、イワオトギリ、ツリガネニンジンのヒメシャジン、ハクサンシャジン、イブキジャコウソ、タテヤマウツボグサ、ヨツバシオガマ、ハクサンチドリ、ハクサンフウロなど。
・盛夏〜初秋(8/下-9/上)にはオタカラコウ、タカネナデシコ、クガイソウ、アキノキリンソウ、タカネマツムシソウ、ミヤマトリカブト、オヤマリンドウ、ミヤマコゴメグサ、ウメバヒソウ、ヤマハハコ、アザミなどが見られる。
下山;山頂から登山口までの下山コースタイムは約3H。この日は登山者が多く、下山時は団体さんのお通りで大渋滞。ペースがくるう。この時期は秋雨などで登山道が泥濘、斜面や岩場は滑り易いので注意が必要。中間地点の荒管沢には 約70分で到着。沢を越えて一旦登れば後は下山だけ。登山口まで約90分と表示されていたが、下山はそんなにかからず、約2.5Hで登山口に到着した。
※「雨飾山」と山麓の「鎌池」、「大渚山」を抱える「雨飾高原」は紅葉の名所。10/初に色づき始め、10/上〜10/中は紅葉の最盛期。雨飾高原の鎌池は10/中-10/下。10/下-11/初;山頂に初雪が降る頃には三段紅葉も見られます。 10/中-10/下;「大渚山」(標高1566m)から見上げる「雨飾山」の岩肌と周辺の紅葉のグラデーションが美しい。雨飾高原は赤よりも山全体がオレンジや黄色に染まります。

(2)雨飾山から見渡せる山;
1)南西〜西;北ア・爺ヶ岳(2669m)、鹿島槍ヶ岳(2889m)、五龍岳(2814m)、唐松岳(2696m)、(立山雄山:3003m)、白馬鑓ヶ岳(2903m)・杓子岳(2812m)・白馬岳(2932m)、白馬乗鞍岳(2469m)、鉢ヶ岳(2563m)、雪倉岳(2610m)、朝日岳(2417m)、五輪山(2253m)、 青海黒姫山(1221m)など。遠く南西にはうっすらと穂高連峰と槍ヶ岳も見える。
2)小谷村と糸魚川市、妙高市の三国境となる「金山」(2245m)は、西に雨飾山、北に焼山〜火打山、南に天狗原山〜薬師岳の山並みが続く、静かな山歩きが楽しめるトレイル。冬(3/中)〜春先(4/下)は金山・天狗原山・雨飾山・大渚山では山スキーが楽しめる。
3)北;上越の頚城駒ヶ岳(1487m)・鬼ヶ面山(1591m)・鋸岳(1563m)・昼闇山(1840m)。姫川と糸魚川市内、水平線の日本海、うっすらとつ能登半島まで見渡せます。
4)東;天狗原山(2197m)、金山(2245m)、焼山(2400m)、火打山(2462m)、地蔵山(2073m)、乙妻山(2318m)、高妻山(2353m)、戸隠連峰(1904m)などが見える。妙高山(2454m)は見えずらいが妙高山から雨飾山は見える。
5)南東;その手前には小谷〜白馬の東山である松尾山(1677m)、薬師岳(1802m)、奉納山(1510m)、西山(1617m)、東山(1849m)、八方山(1669m)などが連なる。

(3)雨飾山登山の留意点;
・雨飾山は日帰り登山の山。山頂や途中ではテント禁止。水場は荒菅沢のみ。水は多めに持参。夏場〜秋口までは暑く汗をかくので熱中症対策を。途中トイレはないので携帯トイレ持参。荒菅沢には携帯トイレブースあり。
・雨飾山登山口の雨飾高原キャンプ場(標高1200m)から雨飾山までは標高差760m。片道4.4km、総距離7.6km。400m毎に案内標識が設置(xx/11)。距離が長く疲れます。日帰りなので軽装登山者が多いが、天気の急変には要注意。 レインウェアやザックカバー、防寒具も。
・ピーク時は未明〜早朝(3:00-5:00)にかけて駐車場が混雑し、5:30には満車。登山口には登山専用駐車場あり。雨飾登山口前第1P(P40,舗装,無料)、第2P(P50,未舗装,無料)。鎌池P(P40,舗装,無料)、湯峠P(P5,路肩)、雨飾高原露天風呂P(P10,舗装,無料)など。
・紅葉ピーク時には林道で交通規制になることもある。林道姫川妙高線・小谷温泉〜鎌池〜湯峠、林道カンバ平線の・三叉路(分岐)〜雨飾登山口まで通行可。路肩は駐車禁止。
・雨飾高原キャンプ場に登山者専用フリーサイトあり。週末の早朝には30-40のテントが立ち並ぶことも(\1320〜\1760;テント1泊,水洗トイレ。携帯トイレ・飲料自販機あり)
・雨飾山の登山道は狭いため、すれ違いや急坂(荒菅沢-笹平の岩場・梯子、山頂手前)では長い登山者の列ができ、渋滞が発生します。

■小谷「雨飾高原」に静寂に包まれた「鎌池」(標高1160m)があります。
ブナの原生林に囲まれた池を一周する2kmの遊歩道があります。鎌池の由来は草を刈る鎌の形に似ていることから名付けられたという。4/初;一面の雪に覆われた鎌池、4/下;ブナの根開けと雪解けの鎌池、5/上;ブナの新緑に覆われた鎌池、 晩夏〜初秋;明るいブナ林、そして10/中-11/下;美しい紅葉。赤・オレンジ・黄色の木々が湖面に映り込みます。まさに「錦秋の池」。青い空に豊かな色彩の紅葉が、水面に映り込む光景は息をのむ美しさ。早朝には朝陽や霧で神秘的な光景が見られます。
場所は「小谷温泉」の「雨飾荘」・「雨飾高原露天風呂」から林道「姫川妙高線」で3.8km(車10分)。「雨飾山登山口」・「雨飾高原キャンプ場」の林道分岐から鎌池まで1.5km(車3分)。鎌池から足を延ばして「大渚山」登山口(湯峠)までは 1.8km(車3分,徒歩なら30分)(雨飾鎌池駐車場;P40,無料)

「初秋の鎌池・明るいブナ林」(小谷雨飾高原・鎌池にて)

「初秋の鎌池」(小谷雨飾高原・鎌池にて)

「初秋の鎌池と大渚山」(鎌池にて)

「色づきはじめの鎌池」(9/中;鎌池にて)

「オオカメノキ?の赤い葉」(9/中;鎌池にて)

■雨飾山登山のあとは「雨飾高原露天風呂」で温泉入浴;
・雨飾山は標高が低い山なのでトレッキング気分でと思っていたが意外にキツイ。2〜3回の登り下りの起伏があり決して甘くない。秋は雨や枯れ葉で登山道が滑り易い。「百名山」として人気の山となったこともあり、大勢の登山者で賑わっていた。 山はもう初秋であることを感じた山行。いくつもの山や谷が幾重にも寄り添う山里・小谷村。冬は雪に閉ざされますが、雪解する春には木々や草花が一斉に芽吹き、初夏にはたくさんの高山植物が楽しめる。これから訪れる秋の紅葉は美しそう。 標高2000m未満の山ですが、山頂からの眺望が素晴らしく魅力ある「雨飾山」。また訪れてみたい山の一つ。
・雨飾山登山後は車10分で約400年の歴史を持つ「小谷温泉」で入浴。
武田信玄公の隠し湯と云われるだけに山奥にある温泉。小谷温泉には2軒の温泉旅館があり、昔から湯治で有名。「村営雨飾荘」下の駐車場に停車(P10)。ブナ林に囲まれた村営「雨飾高原露天風呂」がある。小さな簡易の脱衣所と露天風呂だけで、 女用露天風呂には柵があるが、男用露天岩風呂には何もない。混浴禁止。入浴は4/下-11/中;10:00〜21:00、冬期閉鎖。春先は雪見風呂に。料金は志を小さな箱の中へ。
森の斜面に造られた岩の湯船で開放的。明るいブナ林で、他にはホオノキやカエデなども見られ、林越しに山並みが望める。夏はアブなどが飛んでいるのでご注意。湯は無色透明、若干硫黄の臭いがする。赤茶色の湯花が浮かぶ。 岩から流れ落ちるお湯が何とも良い。飲湯は不可。とにかく静かな温泉。昔は24H入浴可で、電灯は21:00消灯となり周囲は真っ暗となる。洗面器は常備、シャンプ・リンス・石鹸等はなし。垂れ流しなので石鹸等は使用しないほうがよさそう。 湯はいつも熱いので、水道からホースで冷やせます。シャワーや湯の出る蛇口はない。湯はナトリウム炭酸水素塩泉。源泉温度53.8℃、pH7.0。雨飾高原下の源泉からポンプで汲み上げて引湯。湧出量は毎分204L。湯口は48℃と熱い。加水・加温なし、 源泉かけ流し。湯船の温度は42〜43℃と熱めの温泉。効能は切り傷・やけど・慢性皮膚病・神経痛・慢性消化器病・痔疾・健康増進・疲労回復など。年に何度も訪れている温泉。

「晩夏の雨飾高原露天風呂」(雨飾高原にて)


■9/7;白馬村でトレイルラン「白馬国際クラシック」が開かれた。
秋晴れの白馬三山を望みながら村内各所など起伏のあるコースを全国からランナー1754人が走った。八方をスタートとし、6〜50kmのコースをソロやペア、ファミリーで走破。白馬岩岳山頂、大出公園、白馬ジャンプ競技場などを通過、 自然を満喫した。

■北ア「爺ヶ岳」南峰斜面のチングルマ群生地では、チングルマの穂が秋風に揺れています。
「爺ヶ岳」からは東に雨飾山〜焼山・火打山〜黒沢岳〜妙高山〜乙妻山・高妻山が望めます。

「初秋の爺ヶ岳」(南峰・中峰)(爺ヶ岳にて)

「初秋の爺ヶ岳」(中峰・北峰)(爺ヶ岳にて)

「シラタマノキの白い実」(爺ヶ岳にて)
■「爺ヶ岳」の柏原新道上部〜稜線を歩いていたら、ナナカマドの赤い実、青紫色のクロマメノキの実、真っ赤なコケモモとアカモノの実、ゴゼンタチバナやマイズルソウの赤い実、シラタマノキの白い実などが観られました。 シラタマノキはツツジ科の低木で日当たりの良い礫地に自生し、晩夏〜秋には白い実になります。つぼみは紅紫色で、初夏にはツリガネ状の花が開くと淡紅色、夏は緑白色、秋には白くなります。実や葉はサリチル酸メチルという 成分を含んでいるため、湿布薬の匂いがします。唐松・五竜・鹿島槍・爺・針ノ木・餓鬼・常念などでも自生しています。

■9/6;サッカーJ3松本山雅FCは第26節、栃木シティに2-3で敗れた。8勝8分10敗、勝点32で順位12位。プレーオフ圏内の6位と勝点差12に広がった。アウェー戦には山雅サポーター約900人が来場。9/13;次戦は本拠地で最下位の沼津を迎え撃つ。

■猛暑に強いお米。2024年高温耐性品種の米作付面積(全国)で全体の16%を占める。
面積は2017-2024年で2倍以上に拡大。温暖化が厳しくなる中、収穫量を確保できるため農家のメリットは大きい。安曇野では「コシヒカリ」が主な品種ですが、暑さに強い品種の「風さやか」も栽培されています。県農業試験場が開発した オリジナル米の中晩生種で暑さに強く育てやすいという。
2024年度の長野県の米作付面積は3万0300ha、収穫量は18万7900t。全国の米作付面積は135万9000ha、収穫量は734万5000tで、全国の約2%。
長野県の1等米は全国3位と品質が良い。10a当たり収穫量は620kg(全国2位)。米の品種はコシヒカリ(72%),あきたこまち(9%),風さやか(6%),酒米(5%)など。


「晩夏の常念岳」(安曇野・穂高山麓にて)

「晩夏の常念岳」(一ノ沢林道にて)

「一ノ沢」(一ノ沢登山道にて)

「初秋の常念岳」(常念乗越にて)

「槍ヶ岳・穂高と常念小屋」(常念乗越にて)

「朝日差す槍ヶ岳と穂高連峰には滝雲」(常念岳にて)

「朝の槍ヶ岳」(常念岳にて)

「トウヤクリンドウと槍ヶ岳」(常念岳にて)

「槍ヶ岳の穂先と槍ヶ岳山荘」(常念岳にて)

「槍ヶ岳」(常念岳にて)

「槍ヶ岳・北鎌尾根・独標、手前は西岳・喜作新道」(常念岳にて)

「南岳・中岳・大喰岳・槍ヶ岳・北鎌尾根・独標、
手前は赤沢山・西岳・喜作新道・赤石岳の稜線」
(常念岳にて)

「南岳・中岳・大喰岳・槍ヶ岳・北鎌尾根・独標・三俣蓮華岳
手前に赤沢山・西岳・赤石岳の稜線」
(常念岳にて)

「朝の穂高連峰」(南岳・中岳・大喰岳・槍ヶ岳)(常念岳にて)

「朝の穂高連峰」(南岳・北穂・涸沢・奥穂・前穂)(常念岳にて)

「北穂〜大キレット〜(笠ヶ岳)〜南岳」(常念岳にて)

「奥穂高岳・涸沢岳・北穂高岳・大キレット」(常念岳にて)

「涸沢岳・北穂高岳」(常念岳にて)

「涸沢岳・北穂高岳」(常念岳にて)

「前穂・奥穂高岳」(常念岳にて)

「奥穂高岳・涸沢カール」(常念岳にて)

「奥穂高岳」(常念岳にて)

「前穂高岳・奥穂高岳・屏風岩」(常念岳にて)

「前穂高岳」(常念岳にて)

「明神岳・前穂高岳」(常念岳にて)

「涸沢岳・奥穂高岳・前穂・西穂高岳、奥に霞沢岳・乗鞍岳・御嶽山」(常念岳にて)

「霞沢岳・乗鞍岳、奥に御嶽山」(常念岳にて)

「水晶岳」(常念岳にて)

「大天井岳・中天井岳・東天井岳、奥に野口五郎岳〜龍王岳と立山」(常念岳にて)

「大天井岳・中天井岳・東天井岳、牛首山・牛首展望台、奥に野口五郎岳・三ツ岳」(常念岳にて)

「大天井岳・中天井岳」(常念岳にて)

「横通岳」(常念岳にて)

「横通岳、奥に東天井岳・中天井岳・大天井岳」(常念岳にて)

「横通岳、奥に東天井岳・中天井岳・大天井岳、奥に燕岳」(常念岳にて)

「燕山荘・燕岳・北燕岳、奥に針ノ木岳・赤沢岳・蓮華岳」(常念岳にて)

■初夏(5/下)には安曇野「浅川山」の奥から出ていた太陽は、夏(8/中)には「四阿山」〜「浅間山」付近へ、初秋には更に東へ移動し、霞んだ「南八ヶ岳」の「編笠山」付近から朝日が出た。

「ご来光」(常念岳にて)

「朝日差す前常念岳」(常念岳にて)

「朝日差す蝶ヶ岳・大滝山、奥に鉢盛山」(常念岳にて)

■9/1-9/19;「松本市9月定例議会」が開会。
2026年6月導入予定の「宿泊税」などの条例案28議案が提出された。うち「宿泊税」は宿泊料金が\6000以上で、県の課税分とは別に1人1泊\150(県との計\300)を徴収、経過措置として導入後3年間は徴収額を\100(県との計\200)に。 松本市によれば「宿泊税」導入で年間3億円(導入開始3年間は2億円)の税収が見込まれ、多言語対応など観光サービスの強化や観光産業における人材育成等に充てる考え。なお、\6000未満(素泊まり,税抜き)は徴収せず、幼稚園・小学校〜 大学の教育研究活動の宿泊は免税。「宿泊税」は長野県が2026年6月に県内全域での導入を目指している。松本市臥雲市長は「市民の暮らしと調和した松本ならではの観光振興を進めるために県や宿泊事業者と協力して導入に向けた準備を 加速していく」。白馬村や軽井沢町などは県の課税分とは別に「宿泊税」を徴収する条例が可決・成立。
※白馬村宿泊税は\6000以上-\20000円未満は\150(県との計\300),(2026-2028;\100,県との計\200)、2万円以上-5万円未満は\350(県との計\500),(2026-2028;\300,県との計\500)
\5万円以上-\10万円未満は\850(県との計\1000),(2026-2028;\800,県との計\1000)、\10万円以上は\1850(県との計\2000),(2026-2028;\1800,県との計\2000)

■8/31;北ア南部地区常駐隊は夏山常駐を終了
隊員は涸沢から下山。期間中の北ア南部地区(松本・安曇野)の遭難発生件数は38件。うち16件同隊員出動。
9/12〜;北ア南部は秋山で涸沢に常駐。秋山登山相談所は上高地、横尾、中房、三股に開設予定
9/12-9/25,9/20-9/23;5:00-11:00;北ア北部は秋山登山相談所を針ノ木、爺ヶ岳、七倉、五竜遠見、白馬八方、猿倉、栂池高原に開設予定。


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