![]()
■今日(10/11)の白馬は雨。3連休初日は雨。気温も上がらず肌寒い1日。
10/11;最低気温は白馬12.8℃、大町13.1℃、穂高14.7℃、長野15.0℃と9/下並みの気温。
10/11;最高気温は長野18.6℃、松本17.5℃、穂高16.5℃、白馬15.2℃、大町15.1℃と10/下並みの気温。
■小谷村「栂池自然園」(標高1900m)ではナナカマドやダケカンバが赤や黄色に色づき、見頃を迎えています。
紅葉は9/中から始まり、10/初で一気に深まった。栂池ビジターセンタは「ここ10年で一番ベスト。色づきがキレイ。黄色と赤の発色が特に赤が特にいい」。見頃はあと10日、週末には4000人の来園を見込む。
■「八方尾根」の紅葉前線は「黒菱」(1600m)まで降りてきました。10/中には見頃に。「兎平」(標高1400m)は色づきはじめ。





「秋の八方尾根」(八方尾根・黒菱第3Pにて)










■大町八坂の標高945mの山合いに囲まれた低層湿原「唐花見湿原」(ご紹介)
信濃大町駅から車約10分。相川TNを超えて細い坂道を走る。県道55号大町麻績IC千曲線の相川TN周辺の約1.5km区間は道幅が狭く急勾配で急カーブが連続していたが、2019.8月に道路改良され、道幅が広くなり見晴らしもよくなった。ここから
先の林道は枯れ葉や小枝が多く運転には注意が必要。「唐花見湿原」(標高945m)は山間地にある湿原でカラマツ、アカマツ、コナラなどの林に囲まれています。雪解け水や雨水が窪地に集められて湿原を形成。湿原に積もった泥炭は厚さ2.6m。
唐花見湿地にはミヤマウメモドキが一帯に群生。湿原には木道が整備され約30分で一周。この日は訪れる人もおらず、静寂に包まれた湿原。入口には「熊出没」の注意書きが立っています。熊鈴を携帯し周囲を注視しながら散策。赤い実を
つけたミヤマウメモドキの木がたくさん見られた。実がつくのは雌のみで、雄も花が咲きますが実はなりません。晩秋にはさらに赤く光沢が出て、10/下-11/初になれば葉が落ちて、湿原は一面真っ赤になります。初冬には白い雪と赤い実との
共演が美しい。











「晩秋の唐花見湿原」(10/末;大町・唐花見湿原)


■10/10;6:00;白鳥の越冬地で知られる豊科田沢の「犀川ダム湖」(白鳥湖)に2羽のコハクチョウが今季初めて飛来した。
成鳥2羽のつがいとみられ、長旅で疲れた羽を休めるようにひなたぼっこをしたり、のんびり水面を進んだり、羽繕いしたりして仲むつまじく過ごしていた。2024年より3日早い飛来。白鳥の保護活動に取り組む「アルプス白鳥の会」の
会田仁さんが確認。冬の使者をひと目見ようと写真愛好家や地元住民が訪れて、コハクチョウを撮影していた。安曇野への飛来は42シーズン目、2026年1/下〜2/上がピークの見込み。会田さんは「4000km離れたシベリアから2025年も来てくれた。
安曇野で栄養を蓄え、ケガなく元気に過ごしてくれたら」と。
■10/10;松本梓川倭に資源循環モデルの実証施設「地球の恵みファーム・松本」(エア・ウォーター)がオープンした。
同施設は梓川沿いの約1万u。バイオマスガス化プラントで、市内の公園から出る剪定枝、竹などを蒸し焼きにしてガスを生み出し発電する。剪定枝などのバイオマス資源や食品廃棄物などを用いてエネルギーや電力を製造し、
過程で出る熱やCo2を魚の養殖や農業に利活用する。資源循環による持続可能な農水産物の生産実現を目指す。メタン発酵プラントでは、グループ会社のゴールドパックなどの食品廃棄物を原料にメタン発酵でバイオガスを生成し
発電する。電力は施設内で利用、売電もする。農業用ハウスでは排熱や排ガス中のCo2を光合成促進に活用し、トマトの栽培を始めた。養殖施設は人工の海水でサーモンやサクラマス、ウニなどを養殖、高品質な魚介類を安定的に
生産できるシステムを構築する。同社は「松本でモデル化した。廃棄される物を資源として活用し、地域に合った循環型モデルを構築していきたい」。オープニングセレモニーに出席した松本市臥雲義尚市長は「時代の変化を先取りし
切り開いていく施設。梓川を拠点に社会を牽引していく取り組みを進めていくことを願う」と。
■松本入山辺「扉温泉」の「桧の湯」(標高1050m)は、薄川の渓流沿いにある山の中の源泉100%のかけ流しの日帰り温泉。
山辺石を使った岩の露天風呂では新緑萌える春、緑深まる夏は森林浴、秋の紅葉、真白い雪に覆われる雪見風呂、四季折々の風情を楽しむことができます。例年10/下から紅葉も見ごろになります。
肌にやさしい単純アルカリ泉で泉温40℃、無色透明。ほのかに硫黄臭が漂う。湯花はない。内湯の他、露天風呂は広さは6-7人。静寂の中、薄川のせせらぎが聞こえます。効能は神経痛、関節痛、慢性消化器病など。胃腸病によく効くと云われます。
この温泉は地元松本の方の利用が多い。露天風呂の時計。地元のおじさんとの会話で「あれは俺が付けた!。女房がいつも遅いんで外で待たされる。時間が判るように時計でもあれば」と思って付けたという。確かに露天風呂に時計があると便利。
温度は適温(ぬるめ;38℃)で長く湯に浸かれます。初夏には菖蒲湯、夏場は虫に注意。お正月はりんご風呂。シャンプー・ボディソープはなし。石けん・シャンプーは持参/購入可。
扉温泉桧の湯は地元の人(山辺地区農林家組合)が運営。毎年月遅れの端午の節句(6/初)に合わせて菖蒲湯を行う。湯船にはショウブのさわやかな香り。地元農家が育てた長さ約1mのショウブの葉をヨモギとともに男/女内湯と露天風呂に
毎日12束ずつ浮かべる。
毎年新年最初の営業日には「りんご風呂」。湯ぶねに小さなりんごや傷がついたり出荷できなかったものを地元の農家からもらったもので約600-1500個を男/女別の湯船、内湯と露天の2つの湯ぶねに50-90個のりんごが浮かべられる。朝から地元の
常連客などが入浴し、小雪が舞う中、湯気とともに立ちこめる甘酸っぱい香りをゆったりと楽しんでいる。
2016.1/29;三城橋〜扉温泉間で倒木や雪崩が発生し、扉温泉「明神館」と「桧の湯」で122人が取り残されたことがあった。2016.2/20;営業を再開した。コロナ渦では休業、2020.5/24営業再開した。
その昔、「三城牧場」近くの「三城YH」(高嶺ヒュツテ)(1955年開業,1992年休館)を利用していたが、今は解体されて空き地に。現在はよく利用する「三城いこいの広場キャンプ場」から温泉入浴。薄川にかかる牛立「三城橋」まで車で下り(約10分)、
そこから細い道を薄川沿いを約2km(車5分)で桧の湯。キャンプ場で割引入浴券発売。(キャンプ場ー桧の湯;車15分/8km)
(桧の湯;10:00-19:00,入浴料,\400/大人,\200/小学生,小学生未満は無料)
アクセス;松本から美ヶ原方面へ県道67号(松本和田線)沿いで、アザレアライン分岐(旧そば処山辺)を過ぎると細い道になり、ダム(中電第3/第4発電所)を越えると対岸に扉温泉の旅館が見え、さらに進むと扉温泉の看板があり分岐すれば「桧の湯」。
(松本ICから17km/車30分、P40)
(問)桧の湯 TEL 0263-31-2025
■10/10夜-10/11未明;長野「善光寺」などでクマの目撃情報が相次いでいます。
10/11;2:00;善光寺の参道「仲見世通り」で熊の目撃があり、クマは仲見世通りを本堂に向かって移動していたという。クマは体長1m。10/11;3連休初日で善光寺には観光客が訪れています。警察・消防・市は善光寺周辺を中心にパトロールをしたが
クマは見つかっていません。住民や観光客に注意を呼びかけています。
■クマによる人的被害や里地への出没が相次ぐ中、長野県議会の議員が長野県阿部知事にクマなどの捕獲や駆除を行う専門の県職員「ガバメントハンター」の設置を求めた。
山岳環境保全対策議員連盟所属議員は有害鳥獣の捕獲や駆除などを行う専門の県職員「ガバメントハンター」を設置するよう求めている。駆除は猟友会や民間に委託していますが、専門の職員を置くことで、県主導で対応しやすくなり、
関係機関との調整もスムーズにできるなどのメリットがある。要望を受けて、知事は早急に対策を講じる考えを示した。「今いるクマ対策員の中で何人かを特別職の非常勤公務員として10/中に県として任用したい」と。
■今日(10/10)の白馬は曇り。
10/10;最低気温は大町9.6℃、白馬9.8℃(今季最低)、長野10.8℃、穂高13.4℃、松本14.1℃と9/下-10/上並みの気温。
10/10;最高気温は穂高22.9℃、長野22.7℃、松本21.9℃、白馬20.5℃、大町20.2℃と9/下-10/上並みの気温。
■秋山シーズン本番を迎え、「県北アルプス地域振興局」(大町)は、「登山安全・マナーカード」を4万枚制作した。
国内外の登山者に遭難防止と自然環境の保護を啓発する最新版のトレーディングカード「登山安全・マナーカード」(縦6.3cm×横8.8cm)
大北には中部山岳と妙高戸隠連山の2つの国立公園があり、インバウンドを含む多くの登山者が入山する。観光に恩恵がある一方、登山計画書の未提出、ゴミの投げ捨てなど一部にマナー違反行為が見られる。2025年度カードは、
山岳観光の魅力を紹介しつつ、安全な登山を呼びかける同局の商工観光課と、山の環境保全を訴える環境課がタイアップして作製した。
内容は1)体力・技術にあった山を選び、充分な装備の準備、2)登山計画書の提出、3)ごみの持ち帰り、4)野生動物へのエサやり禁止、5)動植物の採取禁止
裏面には鷲羽岳、鹿島槍ヶ岳、針ノ木岳、爺ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬岳、雨飾山、栂池自然園の写真(9種)
大町・白馬・小谷観光案内所、山小屋、登山案内所、管内の登山用品店等、県自然保護レンジャーによる手渡しなどで配布。
■10/上-10/中;「八方尾根」の紅葉(ご紹介)
「八方池」から「黒菱平・鎌池」まで見頃。「北尾根高原」は色づき始め。山ろくの「和田野の森」はこれから。
紅葉の最盛期は「八方池山荘」〜黒菱平「鎌池」の間では黄色のミネカエデ、赤色のナナカマド、雇用した高山植物の葉、緑のハイマツが見事なコントラストが楽しめます。
八方池山荘(標高1830m)〜黒菱平(標高1680m)〜鎌池湿地は色づきがよい。(※以下の写真は以前のものを含む)












「初秋の八方尾根・鎌池とグラートリーゼン」(八方尾根・鎌池にて)

















紅葉の八方尾根(八方尾根・黒菱にて)





■「八方尾根」の「八方池」から見下ろす「不帰沢」の岩壁、「八方沢」周辺の紅葉は美しい。
黒い岩肌と白い雪渓(氷河)を背景に赤や黄色に色づく。この日は曇り空で白馬三山は雲の中。陽光が差せばもっと色鮮やかになったかも。八方尾根の上部は既に色あせ始め、落葉しています。
































■10/上;秋の深まりとともに北ア「立山」では紅葉が進み、大観峰や黒部平周辺では紅葉が見ごろを迎えています。
2025年の立山の紅葉はここ10年で最もきれいで、赤や黄色に色づき紅葉が深まっています。大観峰(標高2316m)から黒部平へと続くロープウェイからは、眼下に緩やかな斜面の「タンボ平」が望め、紅葉の絨毯の上を空中散歩しているような気分。
タンボ平の紅葉の見頃はあと1週間という。
■北ア「立山連峰」では紅葉が見ごろを迎えた。
ダケカンバやミネカエデなどの木々が山肌を鮮やかな赤や黄に染める。「立山・黒部アルペンルート」を運営する「立山黒部貫光」によると、2025年は夏の猛暑と9月に入り気温が低下したことによる寒暖差の影響で、紅葉がここ数年で
一番鮮やかという。10/中;標高2000mが見ごろを迎える。「大観峰」(標高2316m)から「黒部平」(標高1828m)の「立山ロープウェイ」から見下ろす紅葉の名所「タンボ平」がおすすめ。同社は「例年にも増して美しい紅葉をぜひ楽しんでほしい」と。
■10/10;安曇野に冬の使者「コハクチョウ」が今シーズン初めて2羽が飛来した。
10/10;県内は北寄りの風が入って気温が下がり、県内10地点で今シーズン一番の冷え込み。
4000キロ離れたシベリアから飛来する白鳥。2024年より3日早い飛来で、安曇野での越冬は2025年で42シーズン目。豊科の「犀川ダム湖」(白鳥湖)で羽を休める2羽のコハクチョウ。10/10朝、白鳥の観察を続けるアルプス白鳥の会は今シーズン初めて、
コハクチョウの飛来を確認した。2羽のコハクチョウは泳ぎながら水中に首を突っ込み、水草をついばんでいた。アルプス白鳥の会の会田仁代表は「北の飛来地では早く来たという。2025年の特徴は一度に数が多く来ているとの報告。新潟の瓢湖は
もう400羽超えている」。「勝手にエサを投げたり、あまり近くに行かず、遠くから観察してもらいたい」「ケガなく無事3月に北へ帰るようにここで越冬してもらって、餌食べて、栄養蓄えて無事帰れるように1シーズン見守りたい」と。
飛来のピークは1/下-2/上。
※2024.10/13;初飛来。ピークは2025.2/13;283羽、2025.3/21北帰行終了。
■2025年3月に閉店した松本「井上百貨店」の跡地で、外資系ホテルを誘致する計画。
松本の「エム・ケー・ケー」(不動産)は井上の土地と建物を、10/10付で取得。井上は1885年に呉服店として創業、その後、百貨店へと形を変え、1979年、松本駅前に移転。老朽化などを理由に2025.3/31で閉店した。
コロナ禍以降、ホテルM松本は客足が好調。隣接する旧井上本店も松本駅や国宝松本城などの観光地の徒歩圏内にあることから、市内を訪れるインバウンドの増加も踏まえ、ホテルとして利用する。井上の建物をフルリノベーションして、
1F-7Fは外資系ホテル、B1Fはテナントの誘致を進める予定。2027年7月オープンを目指す。「エム・ケー・ケー」は松本駅前の活性化につながる建物として再生を目指すとしている。
エム・ケー・ケーは井上百貨店別館を、2011年に「コングロエム」として、B1-B2;丸善書店、1F;Why?、2F;駿河屋、3F;ダイソー、5F-6F;「ホテルM松本」、7Fビアガーデンが開業。
■10/10;飛騨高山で行われている「秋の高山祭」は2日目を迎え、「御神幸」と「屋台曳き揃え」、「からくり奉納」が行われた。
「秋の高山祭」(桜山八幡宮例祭)は10/9;高山で始まり、屋台蔵を出た屋台は古い町並みを進み、櫻山八幡宮の参道に屋台の「曳き揃え」があった。9台の屋台には精巧な竜や獅子の彫刻、金色に輝く屋根飾りなど豪華絢爛。境内では布袋台の
からくり奉納。そして、夜には提灯をともした屋台が風情のある町並みを進み、幻想的な「宵祭」が行われ、飛騨路に秋の訪れを告げた。10/9は11.5万人の人出。
「秋の高山祭」(2日目)は朝から雅楽の調べの中、江戸時代の装束を着た人たちが並び歩く「御神幸」が行われ、櫻山八幡宮を出発した祭行列が高山の伝統的な町並みを練り歩いた。豪華絢爛な屋台が一堂に集まる「屋台曳き揃え」と、
神社境内では「からくり奉納」が行われた。「布袋台」と呼ばれる屋台で、2体の唐子の人形が屋台から突き出た棒を回転しながら伝え渡り、最後に「布袋様」の人形の肩に乗るまでの「からくり」が披露、観客からは大きな拍手が沸き起こった。
2日間の人出は19.5万人、2024年より1.3万人増。コロナ禍前の2019年の21.8万人には及ばなかった。
■今日(10/9)の白馬は曇り。
10/9;最低気温は大町14.9℃、白馬15.0℃、穂高17.2℃、松本17.3℃、長野17.7℃と9/中並みの気温。
10/9;最高気温は松本22.3℃、長野21.3℃、大町20.9℃、穂高20.8℃、白馬19.6℃と10/上並みの気温。
■立山・室堂(標高2450m)の紅葉はピークを過ぎ、一部は終わった個所も。
浄土沢、東一の越、天狗平は見頃。2025年は例年よりも赤が強くとても鮮やか。「弥陀ヶ原」(標高1930m)や「大観峰」(標高2316m)〜「黒部平」(標高1821m)を結ぶ「立山ロープウェイ」から見られる「タンボ平」の紅葉が見頃を
迎えています。2025年の紅葉は例年に比べてとくに美しい。
■10/上:「秋の爺ヶ岳」(ご紹介2)
※紅葉の「爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳」(紹介1)参照。
大町「扇沢」(標高1350m)登山口から登り始め、標高2000m〜2400mの柏原新道の水平道〜稜線下の紅葉はよい色付きでした。まさにダケカンバの黄葉のトンネルのよう。所々にナナカマドの赤、ミネカエデの橙色がきれい。
爺ヶ岳の稜線では赤みが濃い。一部は枯れ始め。晴れてはいるものの、次第にガスが上がってきた。種池山荘のテント場(標高2450m)は朝2-3℃と寒かった。種池山荘・冷池山荘の営業は2025.10/14まで。(登り約4.0H,下り約2.5H)
※以下の写真は以前のものを含む。



























■10/9;学校再編で2025年度で閉校となる大町市「大町北小」が昔ながらの手作業の稲刈りを体験した。
昔ながらの手刈りによる収穫に汗を流した。同校では毎年、地元農家の協力で田んぼを借りて米作りを行っている。近年は機械化が進み、農家の子どもたちでも手刈りでの収穫は初めてという児童が大半。児童は稲刈り鎌を手に田んぼに入り、
刈り取っていった。
■10/8;午前、大町常盤泉の「運動公園」南でクマを目撃したと住民から通報があった。
10/9;大町市は周辺に捕獲用のおりを設置。クマが茂みなどに潜んでいる可能性があるとして注意を呼び掛けている。
■10/11;19:00-21:00;三郷小倉の高台にある温泉宿泊施設「FV室山」で「小倉室山と、ほしぞらの物語」
星空の楽しみ方をガイドする「星空案内人」が講師。ロビーで星の話を聞いたり、テラスで望遠鏡や双眼鏡を使って夜空を観察する。施設では星空の魅力をPRしようと、8月から毎月1回リーフレット「小倉室山と、ほしぞらの便り」を発行。
広い空を見られる場所は少ない。星空が新たな観光資源になればうれしい」と。(宿泊者対象,入場無料,地元の日帰り客の参加可)
(問)ファインビュー室山 TEL 0263-77-7711
|
■三郷小倉室山の日帰り入浴施設「安曇野みさと温泉・ファインビュー室山」(FV室山)(ご紹介) (1)場所; 安曇野の西山「常念山脈」南端にあたる「黒沢山」(標高2051m)〜「鍋冠山」(標高2194m)〜「大滝山」(標高2614m)〜「蝶ヶ岳」(標高2677m)の麓に広がる安曇野の田園地帯「三郷」。サラダ街道より山沿いは、今だに昔ながらの安曇野が 感じられます。100年以上前の三郷村は養蚕業が盛んな土地でした。今はりんご畑が広がっています。温泉施設は紫陽花やスイレンの花が咲く「室山池」の坂の上の高台に建つ。 三郷小倉に1992年整備された公園「室山アグリパーク」のでいらぼっちゃにある小高い山頂に、温泉施設が1998年春に完成(1998.4.25;OPEN) 民話によると「でいらぼっちゃ」とは、その昔、山や川や野原を作って暮らしていた大男が、立ち上がった際にふんどしの紐をほどいた時、着いていた土がばらばらと落ち、できたのがこの丘と云われています。 (2)施設; 「安曇野みさと温泉」(標高800m)は、小高い山の上に建つ、松本・安曇平を一望できる天然温泉で、眺めの良い露天風呂と広い内湯があります。旧三郷村の室山麓で進めていた温泉掘削で、1997年4月に地下1600mで30度強の温泉が湧き出た。 三郷村では初めての温泉。三郷村民は「ようやく夢がかなった」と開湯を喜んでいたのを思い出します。 2000年には増築。室山研修施設が完成。浴室は大浴場が週末に日帰り客で混雑するため、宿泊者専用風呂を設置した。2017年に老朽化対策で設備を最新化。2017年には大浴場を改修、露天風呂に「船形風呂」と「寝湯」を新設し、 浴場・脱衣場・サウナ室の壁や床を張り替えた。大きな船形の山車を作って引き廻す「お船祭り」にちなみ、長さ約5m、幅約1.5mの船型風呂を露天風呂に新設。(2017.4/29;RE-OPEN)。2018年には露天風呂付展望和洋室を新設。 1F;玄関、ロビー、テラス、売店、レストランでいらぼっちゃ、フロント、客室、宿泊者専用風呂、2F;客室 B1F;日帰り入浴温泉(内湯・サウナ・露天風呂)・脱衣所・休み処・蕎麦屋 (3)見晴らし; 1Fロビーからの眺めが良い。安曇野の田園風景と美ヶ原の山並みを一望できます。眼下には北ア山麓の黒沢川扇状地に広がる米どころ安曇野(三郷温・明盛地区)の田園風景と、三郷特産のリンゴの畑が広がっています。松本梓川、安曇野三郷・堀金では 春にはりんご栽培農家のりんごの木が可憐な白い花をつけ、秋には赤いりんごが実ります。 (4)農業体験; 1998.7月以降から農村文化を体験してもらおうとで地元のお年寄りによる民話の語り、わら細工や竹細工の体験教室、食品加工室で三郷産のリンゴを使ってアップルパイ焼き、かぼちゃパイ焼き、パン作り、安曇野の大豆を使った味噌づくり、 天体観測などが開かれてきた。夏(8月)はとうもろこしもぎ取り、初秋(9月)はつがるりんご狩り、秋(10月)は千秋りんご狩り、晩秋(11月)にはふじりんご狩り、通年そば打ち体験、乳しぼり体験なども行われ、ロビーではミニコンサトートも開かれていた。 (5)入浴施設; 1)大浴場;「天空の湯」・「みさとの湯」(舟形)。男性/女性風呂を毎日交互に交換。豊富な湯量の温泉でゆったりと浸かれる大浴槽(内湯)の他、八角形のジャグジー風呂、サウナ、水風呂。広いガラス張りで内湯からも眺望がよい。 ジャグジーはぬるめの湯、内湯は熱めの湯。シャワーは1回ボタンで長めにお湯が出る(約30s間) 2)露天風呂;眺めがよく開放感があり、湯はヌルヌルして肌がスベスベになる、やわらかなお湯で温まり、疲れを癒してくれます。簡易な屋根付の寝湯(3名分)ができ、日差しが遮られ、適温でのんびりと湯に浸かれます。 3)温度:40℃(加温)、泉温:38.6℃、pH:8.5、泉質:アルカリ性単純温泉、湯量:166L/分、無色透明。循環使用。 4)消毒;浴槽は全て循環式。2003年レジオネラ菌対策の一環として塩素殺菌と併用する紫外線殺菌装置を取付た。湯の配管中に紫外線を出す蛍光灯を取付け塩素臭を減らし、神経痛などに効く、源泉の良さを提供し清潔感をアピール。でも紫外線による 殺菌だけでは国のレジオネラ菌の基準を満たすことは難しいという。 5)効能;神経痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労回復など。 6)備品;ボディーソープ、シャンプ&リンス常備。脱衣所にはドライヤー・洗面台・飲料水・鍵付きロッカーあり。 7)お休み処;木々に囲まれ、風通しが良く、桜は散り始めで新緑がきれい。昔は座敷で寝転ぶことができたが今はテーブル・イスのみ。蕎麦屋を兼ねた食事可、持込み禁止。マッサージ器あり。 8)建物は古い感じがします。宿泊施設の部屋はリノベーション。 9)利用者数;2019年度施設利用者は17.1万人。年間平均17万人(最多;年間24万人)。新型コロナ渦で2020年度は50%台に落ち込んだが、2021年度は70%に持ち直した。 週末や祝祭日・連休の夕方は日帰り温泉施設が激込になることが多い。昔は入浴時刻制限が設けられた。平日の昼間は地元市民(年配者)の利用が多く、比較的空いています。 2002.7/1;累計100万人、2005.1/26;累計150万人、2007.4/29;累計200万人・・・。 安曇野市は、大規模改修や更新が必要な153の公共施設の中で、FV室山は譲渡の方針。FV室山は2016年、2017年度は赤字、2018年度は黒字に回復。市の持ち株比率はFV室山は60%とし、民間宿泊業者に有償譲渡方針。経営を移譲。譲渡最低金額は1800万円。 2023年基準点を下回り、経営移譲先が未決。2023年度以降は第3セクFV室山よる指定管理を継続。 10)アクセス;長野道松本ICからR158、県道などで約15km、車20分。JR大糸線一日市場駅からタクシー15分。 (10:00〜21:30;受付;20:30,\650/大人平日,\700/土日祝特定日,\350/子供)(P120;無料) 11)安曇野の近隣の日帰り入浴温泉; 堀金・蝶ヶ岳温泉「ほりでーゆー四季の郷」、豊科・豊科温泉「湯多里山の神」、穂高有明には穂高温泉郷「安曇野しゃくなげの湯」、「檜湯の宿・松伯」、「山のたこ平」、「常念の湯」、穂高牧「Hアンビエント」(中房引湯)、 中房「中房温泉」・「有明荘」、松川村馬羅尾天狗岩温泉「すずむし荘」、旧明科温泉「長峰荘」(昔は人工ラジウム温泉)、長峰山森林体験交流センタ「天平の森・展望風呂」(人工温泉)などがある。 (問)ファインビュー室山 TEL 0263-77-7711(9:00-19:00)
|

「大きなガラス越しのテラスと風景」(FV室山・ラウンジにて)




「脱衣所」(FV室山にて)

「内湯・洗い場」(FV室山にて)

「ジャグジーバス・内湯」(FV室山にて)


「見晴らしのよい露天風呂」(FV室山にて)



「露天風呂・寝湯」(FV室山にて)

「蕎麦屋」(FV室山にて)

「休み処」(FV室山にて)

「蕎麦」(FV室山・休み処にて)

「おやきと蕎麦」(FV室山・レストランでいらぼっちゃにて)

■2026年6月、長野県は「宿泊税」を導入するのに合わせ、松本市も独自に徴収を始めます。
10/8;事業者向けの説明会が開かれた。宿泊税の目的や仕組みなどを理解してもらおうと松本市が開催、旅館やホテルの経営者など約30人が参加。宿泊税は、宿泊施設の利用客から徴収するもので、県は2026年6月に導入。徴収額は、
1人1泊6000円以上の宿泊に対し、導入後3年間は200円、その後は300円。県と合わせて松本市も独自の宿泊税を導入。徴収額は県税(\150)+市税(\150)。宿泊税は各宿泊施設が徴収して県や市に納めます。説明会では、徴収や納税の手順、
予約システムの改修に対する補助金などについて説明があった。松本市は年間2-3億円の税収を見込み、観光サービスの充実や観光ガイドの育成などに充てる方針。独自の宿泊税は、他に白馬村、軽井沢、阿智村、山ノ内町などで導入予定。
■10/8;松本「花時計公園」に大型テントが設置された。
11/18まで、週末を中心にテントを活用したイベントが開かれる。大型店が相次いで閉店し人通りが少なくなった中心市街地で、花時計公園を核としたにぎわい創出への取り組みが始まった。公園の松本パルコ側に南北20m、東西10mのテントが張られた。
10/12;松本城下町天空マルシェを皮切りに、スポーツイベントや子ども食堂など主催者が違う5つのイベントが開催予定。テント内はブースの出店や、飲食場所として使われ、天候に左右されずイベントを行える。設置した未来Talkは、
「街から足が遠のいている人もぜひ遊びに来て。花時計公園に来たらいつでもイベントを開催していると思ってもらえるよう、取り組んでいきたい」
■10/2;松本の「サンプロアルウィン」で照明用鉄骨の一部が観客席に落下したことを受け、利用停止中。
落下したバックスタンド照明用架台の鉄骨は長さ11m、直径22cm、重さ500kg。両端は支柱にボルトで留められていたが、片側の部分が破断、5m下の観客席に落ちた。現在、照明用架台には足場が組まれている。10/8;サッカーJ3松本山雅FCは、
10/12;ホームゲームでのテゲバジャーロ宮崎戦を延期する。代替え日は決まっていない。第33節・讃岐戦以降のホーム戦3試合のチケット販売を一時停止。県松本建設事務所は専門家による調査を進め、安全を確認したあと施設の利用を再開予定。
■10/8;北ア「上高地」の「明神池」で穂高神社奥宮例祭の「御船祭り」が行われた。
平安調の装束をまとった神職や巫女らが龍頭鷁首の2隻の舟で池をゆっくりと一周、平安絵巻のような光景が広がった。山の恵みに感謝しつつ安全を祈願した。明神池は色づき始めた木々を背景に、雅楽の音色の中、船首に龍を頂いた舟が先頭を進み、
鳥・鷁をあしらったもう一隻が続いた。併せて、日本アルプス山岳遭難者慰霊祭も行われた。
上高地の梓川沿いではハルニレやカエデが淡く色づき、ダケカンバは山の上部から徐々に黄み始めています。例年、上高地の紅葉は9/下-10/下で、10月第2〜第3週が紅葉のピーク。10/下、上高地はカラマツの「黄葉」が美しい。
■10/6;県内のレギュラーGS平均小売価格は、\182.6円/1Lで前週から\0.1円値上がりした。値上がりは3週ぶり。全国平均は\175.4円/1Lで\7.2円高い。ハイオクGSは\193.9円/1Lで前週から\0.2円上がり、軽油は\163.4円/1Lで\0,1円上がった。
今後の見通しについて、石油情報センタは「原油価格が値下がりしていることから来週は値下がりを予想」
長野;R:\182.6,P:\193.9、全国;R:\175.4,P:\186.1 (R:レギュラー,P:ハイオク)
愛知;R:\170.0,P:\181.3、埼玉;R:\170.7,P:\181.6、山梨;R:\173.5,P:\185.0、新潟;R:\174.3,P:\185.5
群馬;R:\175.5,P:\186.6、富山;R:\175.8,P:\187.0、静岡;R:\176.2,P:\187.2、岐阜;R:\176.4,P:\187.4
■10/9-10/10;岐阜高山で豪華絢爛な屋台が街を彩る「秋の高山祭」が始まった。
「秋の高山祭」は「春の高山祭」とともに「山・鉾・屋台行事」の1つとしてユネスコ無形文化遺産に登録。屋台は笛や太鼓で奏でられるお囃子とともに、櫻山八幡宮に向かってゆっくりと引かれ、豪華な装飾を施した屋台は参道に一堂に集まる「屋台曳き揃え」が行われた。
高山市では2日間で20万人の人出を見込んでいます。
■今日(10/8)の白馬は曇り。
10/8;最低気温は大町14.9℃、白馬15.1℃、松本16.0℃、穂高16.2℃、長野17.8℃と9/中並みの気温。
10/8;最高気温は松本27.8℃、穂高27.0℃、長野26.9℃、大町25.3℃、白馬23.7℃と9/上-9/中並みの気温。
■秋色に染まる「白馬大池」は美しい。湖面がキラキラと輝き、周囲は紅葉。




■紅葉の「栂池自然園」(紹介2)
※紅葉の「栂池自然園」(紹介1)参照。
白馬乗鞍岳〜白馬三山と栂池自然園の紅葉が美しい。ヤセ尾根は色鮮やかでサラサドウダンが赤く色づく。(以下の写真は以前のものを含む)











「紅葉のナナカマドとハート形の雁股池」(栂池自然園・ヤセ尾根にて)






「秋の栂池」(栂池自然園にて)

■松本大は2027年4月の開設を目指す「人間科学群」の構想を発表。
「心」と「体」の両面から人や社会を支える人材の育成を目指す。松本大が開設を目指す「人間科学群」は、複数の学部・学科の強みを組合せた特別な教育。人間健康学部の「健康増進」と、教育学部の「心理」の学びを融合させ、
幅広い教養と専門的な知識を身につける。心と体の両面から人や社会を支える力を育むことで、多彩なキャリア展開が期待される。松本大は「デジタル技術・AIを活用しながら、地域課題に対応する人材育成を期待する」と。
定員は40人、学生の受入れは2027年4月予定。
■今日(10/7)の白馬は曇り。
10/7;最低気温は大町12.6℃、穂高14.0℃、白馬14.1℃、松本14.8℃、長野15.9℃と9/中-9/下並みの気温。
10/7;最高気温は長野23.1℃、松本20.7℃、穂高20.4℃、大町19.0℃、白馬18.5℃と9/下1-10/中並みの気温。
■9/下-10/上;八方尾根上部の下ノ樺や上ノ樺、扇ノ雪田、丸山ケルンは草紅葉。
八方池周辺は紅葉。(以下の写真は以前のものを含む)


「秋の五龍岳」(八方尾根にて)












「秋の五龍岳・鹿島槍ヶ岳と八方尾根の紅葉」(八方尾根にて)

「秋の鹿島槍ヶ岳」(八方尾根にて)


「秋の白馬三山」(黒菱・鎌池にて)





「秋の白馬岳」(黒菱・鎌池にて)


「秋の白馬三山と鎌池」(黒菱・鎌池にて)

「秋の白馬三山」(八方池周辺にて)








「秋の八方池とナナカマド」(八方池にて)


「秋の不帰ノ剣・天狗尾根」(八方池周辺にて)






「秋の八方尾根」(八方尾根にて)





















「初秋の白馬三山」(八方尾根・鎌池にて)




■10/上;「栂池自然園」上部にある「天狗原」〜「白馬乗鞍岳」
ナナカマドの赤、ダケカンバの黄色、ミネカエデの橙・黄色が美しい。(以下の写真は以前のものを含む)






「初秋の栂の森〜栂池自然園下」(栂池自然園〜天狗原にて)

「紅葉の天狗原」(天狗原にて)


















「紅葉の白馬乗鞍岳」(白馬乗鞍岳斜面にて)











■10/7;白馬村「農業体験実習館」で地元のシニアクラブを招いた恒例の「昼食会」を開いた。
神城飯田の有志でつくる「白馬五竜そば祭り実行委員会」が実施。毎年、同施設でそば祭りを開催。おいしい料理とそばに舌鼓を打ちつつ地域の親睦を深めていた。
■10/6;大町社の「どんぐり保育園」園児が「サツマイモ」の収穫体験した。
小さな手で土を掘り起こし、大きなサツマイモを収穫していた。
■「わさび田」などの田園風景が広がる安曇野。穂高駅近くのR147沿いに高さ28mの「Hルートイン」が建設予定。
北アを望む田園地帯にホテル建築計画が浮上。約5800uの土地に地上7F、高さ28mの「ホテルルートインGrand安曇野穂高」を建設、2026年以降の開業予定。観光客やビジネス客の利用が見込まれている。
「安曇野市景観づくりガイドライン」(2011年3月制定)では建築物を高さ30m以内と定める。ホテルはこの基準に適合し、建設予定地は「準工業地域」でホテルの出店に規制はない。しかし、「田舎らしさが消えてしまう。
景観が大きく崩れてしまうのでは」と地元住民から不安の声が上がっている。市民団体「安曇野に自然とわさび田を子どもたち世代に残す会」は計画中止か変更を求める署名活動を始め、オンラインを含め4万筆以上が集まったという。
わさび農家は、ホテルの建設で地下に杭が打たれ湧き水に影響が出ることを懸念。わさび農家は「水の流れが変わってしまったり、水量が減ってしまったりすると、わさびが作れない。どんどん荒れ果ててしまう」と。
近くには「穂高神社」や「碌山美術館」、「大王わさび農場」など観光名所があり、「地域への経済効果は大きい」とホテル建設に賛成する声もある。安曇野市のある市議は「滞在型観光が地元にお金を落としてくれる。相当な経済効果が
あると思う」。ホテル側は「近隣住民を対象とした説明会を開催した。説明会の中で建設の際に杭工事の予定がないことを説明し、ホテル建設計画内容のご理解が得られるよう努めている。環境に配慮したホテル建設計画を進めていく」と。
安曇野市は2025年度中に市景観計画(2021〜2030年度)の見直し案をまとめ、景観保全の強化を図る。
■10/6-2026.2/28;デジタル庁は、北アや八ヶ岳で登山者に「マイナンバーカード」を活用して「登山計画書」を提出してもらい、遭難時の対応に役立てる実証実験を始めた。
実証実験は山岳遭難が相次ぐ中、山岳地域におけるマイナンバーカードの活用可能性を検証、登山者が専用Webサイトにマイナンバーカードを登録し登山計画書を提出、立ち寄った山小屋に用意されたQRコードを読み込むと、氏名や年齢、
住所などの情報が山小屋に共有される。マイナンバーカードを使った登山者情報の把握、登山マナー確認をしていただいた登山者にデジタル資格証明を発行、併せて登山道の維持等に活用する募金を募り(任意)、山行中の山小屋にてスマホを
用いて証明書を提示(チェックイン)、立ち寄り履歴の可視化を行い、登山に必要な知識・情報の提供、山岳地域の適正利用、オーバーツーリズム対策、迅速な救助活動につなげたいとする。
2025年度は実証実験は北アや八ヶ岳の山小屋23ヶ所行われる。実証期間終了後、データはすべて削除。デジタル庁は「マイナンバーカードを通じた仕組みを長野県で確認し、全国の山岳地域での活用を目指していきたい」と。
北ア(9);横尾GT(10/06-10/13),涸沢ヒュッテ(10/06-11/03),穂高岳山荘(10/06-10/31),北穂高小屋(10/06-11/03),ヒュッテ大槍(10/06-10/13),槍ヶ岳山荘(10/06-11/03),ヒュッテ西岳(10/06-10/12),蝶ヶ岳ヒュッテ(10/06-11/03),八方池山荘(10/06-202.2/28)
八ヶ岳(14);双子池ヒュッテ,蓼科山頂ヒュッテ,蓼科山荘,硫黄岳山荘,根石岳山荘,夏沢鉱泉,唐沢鉱泉,赤岳鉱泉,オーレン小屋,やまのこ村,赤岳山荘,八ヶ岳山荘,青苔荘,白駒荘